JP5460851B2 - デュアルキャリアhsupaにおけるアウタループ電力制御に関する無線基地局、ネットワーク制御ノード、及び、その方法 - Google Patents

デュアルキャリアhsupaにおけるアウタループ電力制御に関する無線基地局、ネットワーク制御ノード、及び、その方法 Download PDF

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Description

本発明は無線基地局、無線基地局における方法、ネットワーク制御ノード、及び、ネットワーク制御ノードにおける方法に関する。本発明、特に、無線通信ネットワークにおけるアウタループ電力制御の処理に関する。
広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ネットワークのような今日の無線通信ネットワークにおいて、高速パケットアクセス(HSPA)が導入されている。HSPAは高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)と高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA)とを用いて、現存するWCDMAの性能を向上させるものである。HSUPAにおいて、デュアルセルHSUPAのようなマルチセルHSUPAを導入する作業が進行中である。その作業項目での目的は、次のシナリオにおけるデュアルセルHSUPAを規定することにある。即ち、
・デュアルキャリア送信はHSUPAのアップリンク(UL)物理チャネルと専用物理制御チャネル(DPCCH)のみに適用し、アップリンクDPCCHは専用チャネル(DCH)トランスポートチャネルを搬送するのに用いられるというシナリオ、
・複数のキャリアが無線基地局としても知られる同じノードBに属し、それらは近接したキャリアであるというシナリオ、
・少なくとも2つのキャリアでの動作がダウンリンクにおいて同時に構成設定されるというシナリオである。
シングルキャリアのエンハンスト・専用チャネル(E−DCH)の動作では、信号対干渉比(SIR)の目標値のようなアウタループ電力制御(OLPC)パラメータは、例えば、サービング無線ネットワーク制御局(SRNC)のようなネットワーク制御ノードにより決定され、ノードBと呼ばれる無線基地局に送信される。或いは、その接続がネットワークインタフェースIurによるものであるなら、ドリフト無線ネットワーク制御局(DRNC)を経由して無線基地局に送信される。SIR目標値の決定には、SRNCがULデータフレームのヘッダにおいて受信する自動繰り返し要求(HARQ)再送の数、所謂、ユーザプレーンプロトコル(UP Prot)を用いる。それから、ノードBは、例えば、ユーザ機器(UE)とノードBとの間のインナループ電力制御(ILPC)においてそのSIR目標値を用いる。例えば、アップリンクでは、ノードBからダウンリンクで受信した1つ以上の送信電力制御(TPC)コマンドに従ってその出力電力を調整するのは、UEの送信器の能力である。その送信器は、所与のSIR目標に受信アップリンク信号対干渉比を維持するために、その出力電力を調整する。
E−DCHではソフトハンドオーバを1つのE−DCHサービングセルと1つ以上のE−DCH非サービングセルとともに用いることができる。シングルキャリアモードでは、全てのセルは同じ搬送波上にある。1つの搬送波を用いるなら、E−DCHに関するアクティブセットの全てのセルに関与する1つのOLPC処理があれば十分であり、どのセルにおいて、HARQ再送の数が、E−DCHアクティブセットの全てのセルにおけるSIR目標値の正しい設定のために増加したのかを知る必要はない。
2つ以上のキャリアが導入されるとき、ソフトハンドオーバが各キャリアにおいて用いられる、即ち、複数のセルのアクティブセットが各キャリアに存在し、キャリア当り1つのセルがサービングE−DCHセルであるという仮定がある。それ故に、多くの資源を用いるシグナリングにつながるキャリアが伴うHARQ再送の数を識別するために、数多くのトランスポートキャリアがSRNCまでは用いられる。
国際公開第2004/091114号パンフレットは、ユーザ機器の送信電力を制御するときにARQの数が用いられるシステムを開示している。国際公開第2006/059172号パンフレットは、ユーザ機器の送信電力を制御するときにチャネル品質が用いられるシステムを開示している。3GPP TSG RAN WG1のミーティング、ギリシャ、アテネ、09−3、2009年2月の文書R1−09886:表題“DC−HSUPA動作における考察”は、DC−HSUPAにおけるTPCの使用を開示している。
本発明が提供する解決策の目的は、アウタループ電力制御の処理を効率的な方法のシグナリングで行うメカニズムを提供することにある。
その目的は、請求項1、7、15、16に記載の方法及びノードを備えることにより達成される。
その目的は、無線基地局における方法を提供することにより達成される。その方法は、マルチセルの高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークにおけるユーザ機器のアウタループ電力制御を扱うためのものである。そのユーザ機器はキャリア当り1つのセルという構成で少なくとも2つのキャリアを用いる少なくとも2つのセルに接続される。その無線基地局は前記2つ以上のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数をネットワーク制御ノードにレポートするように構成される。前記無線基地局と前記ネットワーク制御ノードとは前記無線通信ネットワークに含まれている。前記無線基地局は、前記少なくとも2つのキャリアの内の第1のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数を決定する。それから、前記無線基地局は、ユーザプレーンフレームにおいて、前記ネットワーク制御ノードに、前記決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記第1のキャリアに関係する識別子とをシグナリングする。従って、前記ネットワーク制御ノードは、前記第1のキャリアのためのアウタループ電力制御処理において用いられるアウタループ電力制御パラメータを制御することが可能になる。
本発明を別の側面から見れば、その目的は、無線基地局を備えることによって達成される。その無線基地局は、マルチセルの高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークにおけるユーザ機器のアウタループ電力制御を扱う可能にする。そのユーザ機器はキャリア当り1つのセルという構成で少なくとも2つのキャリアを用いる少なくとも2つのセルに接続されるよう構成されており、その無線基地局は前記2つ以上のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数をネットワーク制御ノードにレポートするように構成されている。その無線基地局とそのネットワーク制御ノードとは、無線通信ネットワークに含まれるように構成される。その無線基地局は、前記少なくとも2つのキャリアの内の第1のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数を決定するよう構成された決定回路を有する。無線基地局はさらに、前記決定回路に接続され、ユーザプレーンフレームにおいて、前記ネットワーク制御ノードに前記決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記第1のキャリアに関係する識別子とをシグナリングするよう構成されたシグナリング回路を有する。そのユーザプレーンフレームにより、前記ネットワーク制御ノードが、前記第1のキャリアのためのアウタループ電力制御処理において用いられるアウタループ電力制御パラメータを制御可能にする。
本発明をさらに別の側面から見れば、その目的は、セルにおける第1のキャリアのアウタループ電力制御のアウタループ電力制御パラメータを決定するネットワーク制御ノードにおける方法を提供することにより達成される。そのセルは、マルチセルの高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークに含まれる。ユーザ機器は、少なくとも2つのセルに接続され、セル当り1つのキャリア、即ち、第1のキャリアと第2のキャリアとを用いる。無線基地局は前記第1のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記ネットワーク制御ノードにレポートするように構成されている。その無線通信ネットワークには前記無線基地局と前記ネットワーク制御ノードとが含まれる。前記ネットワーク制御ノードは、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数の指示と前記第1のキャリアに関係した識別子とを含むユーザプレーンフレームを前記無線基地局から受信する。そのネットワーク制御ノードは、前記ユーザプレーンフレームに含まれる前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記識別子とを用いて、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記第1のキャリアの現在のアウタループ電力制御の処理に関係づける。前記ネットワーク制御ノードはさらに、前記現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけられた前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数に基づいて、前記第1のキャリアについての前記アウタループ電力制御パラメータを決定する。
本発明をさらに別の側面から見れば、その目的は、ネットワーク制御ノードを提供することによって達成される。そのネットワーク制御ノードは、マルチセルの高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークのセルにおける第1のキャリアのアウタループ電力制御のアウタループ電力制御パラメータを決定するように構成される。ユーザ機器は、少なくとも2つのセルに接続され、セル当り1つのキャリア、即ち、第1のキャリアと第2のキャリアとを用いるように構成され、そして、無線基地局は、前記第1のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記ネットワーク制御ノードにレポートするように構成される。前記無線基地局と前記ネットワーク制御ノードとは、前記無線通信ネットワークに含まれるように構成される。
前記ネットワーク制御ノードは、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数の指示と前記第1のキャリアに関係した識別子とを含むユーザプレーンフレームを前記無線基地局から受信するように構成された受信回路を有する。前記ネットワーク制御ノードはさらに、前記受信回路に接続され、前記ユーザプレーンフレームに含まれる前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記識別子とを用いて、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記第1のキャリアの現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけるよう構成された関係づけ回路を有する。さらに、前記ネットワーク制御ノードは、前記関係づけ回路に接続され、前記現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけられた前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数に基づいて、前記第1のキャリアについての前記アウタループ電力制御パラメータを決定する決定回路を有する。
例えば、デュアルセルHSUPAにおけるように、2つ以上のキャリアがあると、電力制御のために複数の独立ループが、キャリア当り1つ必要となる。各キャリアで用いるための正しいOLPCパラメータを決定することができるために、SRNCのようなネットワーク制御ノードは、UPフレーム或いはUP ProtにおけるHARQ再送情報要素(IE)をそのOLPCを伴う正しいキャリアに関係づけすることができ、それ故に、正しいキャリアについてのSIR目標を制御することができるために、フレームがどのキャリア、例えば、プライマリ、“セカンダリa”、セカンダリb”……など、どのキャリアで受信されたのかについての情報を必要とする。従って、アウタループ電力制御を効率的なシグナリングの方法で処理するために、ネットワーク制御ノードがUPフレームにおけるHARQ再送情報要素(IE)とともに正しいキャリアを識別することを可能にするメカニズムが提供される。
ここでの実施例は、UPフレームにおいてHARQ再送IEの数を受信するときに、SRNCにおける評価アルゴリズムにおいて調整を行うのに関係するのがどのOLPC処理であるのかを識別するために用いられる、例えば、電力制御ループ識別子或いはキャリア識別子を導入することにより、キャリアのOLPC処理を調整する方法を開示している。現在のUPフレームフォーマット或いはUPプロトコルは、いくつかの実施例では用いられるかもしれないヘッダにスペアの4ビットをもっている。
次に、いくつかの実施例について、添付図面に関して詳細に説明する。
無線通信ネットワークの概要を模式的に示したブロック図である。 無線通信ネットワークにおける方法を描写するシグナリングとフローチャートとを合わせた図である。 ユーザプレーンフレームを描写するブロック図である。 無線基地局における方法を描写するブロック図である。 無線基地局の概要を模式的に示したブロック図である。 無線ネットワーク制御ノードにおける方法を描写するブロック図である。 無線ネットワーク制御ノードの概要を模式的に示したブロック図である。
図1には無線通信ネットワーク1の模式的な概念図が示されており、図示のように、無線通信ネットワーク1はセルラシステムであり、多くのセルを含むが、図1には第1のセル10と第2のセル11とが示されている。各セルは数多くのユーザ端末を含み、一般的な名称“UE”ではユーザ機器という。その図には1つがユーザ機器12として示されている。ユーザ機器12の代表的なものは移動体電話であるが、他の何らかのデータ通信端末でも良い。2つのキャリアがユーザ機器12のために用いられ、第1のセル10と第2のセル11とはオーバラップしており、ユーザ機器12は、両方のセルで通信を行う、即ち、物理的接続がある。即ち、ユーザ機器12は第1のセル10と第2のセル11とに接続され、キャリア当り少なくとも1つのセルにおいてRAN1の用語では、物理レイヤでの接続がある。
無線通信ネットワーク1における各セルに関し、ネットワーク通信ノードとしても知られ、一般的にはノードBとして言及される制御ノードがある。ノードBが図1には示されており、無線基地局(RBS13)として示されている。RBS13の1つの役割は、セル10、11のユーザ機器12への、また、ユーザ機器12からの全てのトラフィックがRBS13を介してルーティングされることである。通信ネットワーク1は、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ネットワークとともに、ロングタームエボルーション(LTE)ネットワーク、グローバルシステム・フォー・モバイル・コミュニケーション(GSM(登録商標))などのネットワークを含んでいても良い。RBSはあるネットワークでは、ノードBとして或いはeノードBとして示されるかもしれない。
さらにその上、無線通信ネットワーク1は、無線ネットワーク制御局(RNC)、サービング無線ネットワーク制御局(SRNC)、ドリフト無線ネットワーク制御局(DRNC)などのようなネットワーク制御ノード14を含む。ネットワーク制御ノード14はユーザ機器12の送信電力を制御するのに用いられる電力制御パラメータを送信するよう構成されている。これは、ネットワーク制御ノード14が信号対干渉比(SIR)目標値のようなアウタループ電力制御(OLPC)パラメータを無線基地局13に送信し、次に、無線基地局13が変更が必要とされるかどうかを示す送信電力制御メッセージをUE12に送信するので、実行される。その変更は、無線基地局13においてSIR推定値をSIR目標値とを比較することにより決定される。
SIR目標は、ユーザプレーン(UP)データフレームのヘッダに無線基地局13からネットワーク制御ノード14に対して示されたハイブリッド自動繰り返し要求(HARQ)再送の数に基づいて決定される。
無線基地局13は2つ以上のキャリア、例えば、無線リンク(RL)を用いる。ここで、キャリア当り1つのセルが同じトランスポートベアラによりネットワーク制御ノード14に対してレポートされる。2つ以上のキャリアがあると、電力制御のために複数の独立オープンループが、キャリア当り1つ、必要とされる。各キャリアで用いるための正しいOLPCパラメータを決定することができるために、ネットワーク制御ノード14は、UPフレーム或いはUPプロトコルにおけるHARQ再送情報要素(IE)をそのOLPCを伴う正しいキャリアに関係づけすることができ、それ故に、正しいキャリアについてのSIR目標を制御することができるために、例えば、プライマリ、“セカンダリa”、セカンダリb”……リンクなど、どのキャリアでフレームが受信されたのかについての情報を必要とする。
従って、UPフレームにおいてHARQ再送IEの数を受信するときに、ネットワーク制御ノード14における評価アルゴリズムにおいて調整を行うのにどのOLPC処理が関係するのかを識別するために用いられる、電力制御ループ識別子或いはキャリア識別子が備えられる。
本願の解決策は、現在の標準技術が抱える問題、即ち、HARQ再送IEの受信数を正しいOLPC処理に関係づけるという問題を解決している。それは、現在の標準的なUPデータフレームのスペアの4ビットを再使用することを許す。その関係づけは、キャリア或いは周波数識別子を示すことにより暗示的に関係づけられたりしても良いし、或いは、UPデータフレームにおいてOLPC識別子を示すことにより明示的に関係づけられても良い。
図2は無線通信ネットワークにおけるシグナリングとフローチャートとを合わせた図である。ユーザ機器12は少なくとも2つのセルに接続され、キャリア当り1つのセル、つまり、第1のセル10の第1のキャリアと、第2のセルの第2のキャリアとを用いる。ユーザ機器12は無線基地局13に符号化されたデータブロックを送信する。
ステップ201。例えば、チャネル品質が悪く、全ての送信エラーが第1のキャリアにより訂正されないなら、無線基地局13はエラー検出コードを用いてこの状態を検出する。受信された符号化されたデータブロックは破棄され、無線基地局13は再送を要求する。即ち、無線基地局13は第1のキャリアのHARQ、即ち、第1のキャリアに関係したHARQを送信する。第1のキャリアにより送信されるデータの品質が悪くなると、ますます、より多くのHARQが無線基地局13により送信される。従って、無線基地局13はユーザ機器12に対して数多くのHARQを送信することになるかもしれない。
ステップ202。それから、無線基地局13は第1のキャリアの送信HARQの数を決定、即ち、確定する。
ステップ203。さらにその上、無線基地局13はユーザプレーン(UP)フレーム、例えば、第1のキャリアの送信されたHARQの数の表示と周波数識別子のような第1のキャリアに関係する識別子も含むネットワークインタフェースIub/Iurユーザプレーンフレームをコンパイルする。従って、HARQの数は正しいOLPC処理に関係づけられ、制御ネットワークノードに至るまでのネットワークインタフェースIub/Iurトランスポートベアラが、各媒体アクセス制御に対して−専用(MAC−d)識別子或いはむしろ、同じMAC−d識別子をもつ全ての論理チャネルに対して設定される。
デュアルセル動作或いはマルチセルE−DCH動作の場合、2つの異なるトランスポートベアラモードが用いられる。E−DCH ULフロー多重化モードにおいて、無線基地局13はHARQ再送が発生した論理チャネルに関係するトランスポートベアラを選択し、UEはアップリンク多重化情報(UL Mux Info)をユーザプレーンフレームに含め、例えば、プライマリUL周波数、或いは、セカンダリUL周波数など、どの周波数でHARQ失敗が生じたのかを示す。
別々のIubトランスポートベアラモードにおいて、無線基地局13はHARQ再送が生じた論理チャネルと周波数に関係するトランスポートベアラを選択する。
ステップ204。無線基地局13は、ネットワーク制御ノード14に、第1のキャリアに関係した識別子を含むユーザプレーンフレームを送信、即ち、シグナリングする。無線基地局13は同じシングルトランスポートベアラにより異なるキャリアのユーザプレーンフレームを多重化する。それ故に、シングルトランスポートベアラでどのキャリアがレポートされるのかを判断するために、ユーザプレーンフレームはキャリアに関係した識別子に関係づけられる。
いくつかの実施例では、第1のキャリア、例えば、無線リンク(UL)に関して、その無線リンクがセットアップされるとき、即ち、プライマリRL、“セカンダリa”RL、或いは、“セカンダリb”RLの1つがセットアップされるとき、電力制御ループ識別子がUPフレームに含められる。それから、同じ識別子が無線基地局13とSRNCのようなネットワーク制御ノード14との間のノードBアプリケーション部(NBAP)と、SRNCとDRNCとの間の無線ネットワークサブシステムアプリケーション部(RNSAP)でシグナリングされる。電力制御ループ識別子はユニークに用いられるOLPCを識別する。即ち、それは暗示的にRLにより用いられるキャリアを規定する。
電力制御ループ識別子がマルチキャリアE−DCH無線リンク、例えば、プライマリRL、“セカンダリa”RL、“セカンダリb”RL……などに関してセットされるとき、無線基地局13はネットワークUuインタフェースによりトランスポートブロックを受信する。無線基地局13はネットワークインタフェースIub UPフレーム或いはUPprotにおいて、そのトランスポートブロックと、また、そのトランスポートブロックが受信されたRL(セル)に関係した電力制御ループ識別子も含む。
他の実施例では、SRNCにより自由に割当てられるOLPCの識別子を直接に提供する代わりに、固定されたキャリア識別子が同じように用いられても良い。そのようなキャリア識別子は周波数識別子などを含んでも良い。周波数識別子はその周波数を示す多重化モード情報に示されると良い。
4ビットにフィットするキャリア当りの識別子は、標準化された運用及び維持管理ノードなどにより構成設定されると良い。
或いは、UTRA絶対無線周波数チャネル番号(UARFCN)、或いは、UARFCNの定義からのより短い派生情報がUPフレームに含まれても良い。UARFCNは4ビットにフィットぜず、複数のオクテットの拡張がUPフレームには必要である。
マルチキャリアE−DCH動作におけるキャリアとOLPC処理との間に1対1の関係がないなら、無線ネットワークノード14により割当てられた識別子をOLPC識別子として定義する代わりに、キャリア識別子として定義され、また、OLPC識別子に関するのと同じように、しかし、別の定義で割当てられても良い。
ステップ205。SRNCのようなネットワーク制御ノード14がUPフレームを受信するとき、それはUPフレームに含まれるHARQ再送IEの数と電力制御ループ識別子との両方を用いて、正しいキャリアに関するOLPCパラメータを決定する。従って、ネットワーク制御ノード14は、現在のアウタループ電力制御処理を用いて第1のキャリアのHARQの数に基づいて、第1のキャリアについてのアウタループ電力制御パラメータを決定する。それから、ネットワーク制御ノード14は、より少ないHARQで第1のキャリアによる送信を改善するのに、アウタループ電力制御処理の調整が必要であると判断するかもしれない。例えば、ネットワーク制御ノード14は無線基地局13に送信される第1のキャリアに関する更新されたSIR目標値を決定する。現在のアウタループ電力制御処理のアウタループ電力制御パラメータが、ネットワーク制御ノード14に第1のキャリアの識別子と関係させて格納されると良い。従って、ネットワーク制御ノード14は、第1のキャリア識別子に基づいて、第1のキャリアの現在のアウタループ電力制御パラメータを知ることができる。
ステップ206。ネットワーク制御ノード14は、無線基地局13に、更新されたSIR目標値を伝送、即ち、送信する。更新されたSIR目標値は、送信器において、インナループ電力制御に適用される値であり、これが原因となってユーザ機器12は送信電力を変更することができる。例えば、SIR目標値はインナループ電力制御処理における初期の開始値として用いられると良い。
それ故に、アウタループ電力制御処理に効率的なシグナリングを行うメカニズムが備えられる。ネットワーク制御ノード14はアウタループ電力制御に関係した正しいキャリアを決定し、正確な方法でその設定を調整することができる。その指示は無線基地局13からネットワーク制御ノード14に効率的にシグナリングされる。
図3はユーザプレーン(UP)フレーム300を模式的に描いた概要図である。
ユーザプレーンフレームは、フレームヘッダ301とフレームペイロード302とを含む。フレームヘッダ301は、キャリアのHARQの数の表示を含む第1のビットフィールド311を含む。その表示は、ペイロードの成功した復号化のために用いられたHARQ再送の数を示すか、或いは、HARQ復号化の失敗の場合には、HARQ復号化の失敗が検出されたとき用いられたHARQ再送の数を示す。その表示はまた、再送の実際の数がアウタループ電力制御に対する入力として不適切であることを示したり、或いは、無線基地局13がHARQ再送の数を計算できないことを示唆するものであるかもしれない。さらにその上、ユーザプレーンフレームは、そのキャリアに関係する識別子を示す第2のビットフィールド312を含む。その識別子は元々のユーザプレーンフレームにおけるスペアビットに含まれると良い。その識別子は電力制御識別子(PC ID)として表現されても良いし、或いは、E−DCH ULフロー多重化モードにおけるデュアルセル動作では、ユーザプレーンフレームが受信されたセルの周波数、例えば、プライマリUL周波数、或いは、セカンダリUL周波数を示す情報であるかもしれない。
プライマリUL周波数値=“0”であり、
セカンダリUL周波数値=“1”である。
3GPP TS 25.427(6.2.2.3章)[UP prot]のUPフレーム、E−DCH UL DATA FRAME TYPE2の構造が図3には図示されており、使用するスペアビットは、例えば、オクテット#3のスペアの4ビットである。TYPE2フレーム構造は、E−DCH UL DATA FRAMEがMAC−is PDUを搬送するときに用いられる。
さらに、そのフレームヘッダは、
−ヘッダ循環冗長チェック(CRC)−ヘッダの残りの部分に適用される
CRCの結果を示す
−フレームタイプ(FT) −それが制御フレームかデータフレームであるかを
記述
−フレーム順序番号(FSN) −各送信データフレームに関してインクリメント
される(モジュロ16)、各フレームは自分自身
のフレームシーケンスを生成し、
E−DCH ULフロー多重化モードが
セカンダリE−DCHのために用いられる場合に
は、無線基地局13はキャリア当りの値をセット
−接続フレーム番号(CFN) −どの無線フレームで第1のデータがアップリンク
で受信されたか、或いは、ダウンリンクで送信さ
れるべきであるのかに関して示し、
E−DCHに関しては、接続フレーム番号は、
HARQ処理が正しくデータを復号化したときの
無線フレームを示さねばならない
−ユーザバッファサイズ −UL DATA FRAME TYPE2の
全サイズをオクテットで示す
−フレームでのMAC−isサービスデータユニット(SDU)の数
−UL DATA FRAME TYPE2の全て
のMAC−isパケットデータユニット(PDU
)におけるMAC−is SDUの全ての数を示
す、ここで、1つのMAC−is SDUは1つ
のMAC−d PDUに対応し、E−DCHにお
けるデータ転送を処理するMACエンティティは
MAC−isとして言及される
−MAC−is PDUフィールドの数
−対応するサブフレーム番号に対するペイロード部
におけるユーザデータフレームにおける
MAC−is PDUの数を示す
−MAC−is PDU記述子 −Uuにより受信された“MAC−i ヘッダn”
フィールド(n>0)から直接にマップされる
長さ、論理チャネル識別子(LCH−ID)、
フラグ(F)フィールドを含む
を含む。
フレームペイロード302は、
−異なるサブフレームのMAC−is PDU
−スペア拡張 −これはオプションであり、将来における新しいIEが後方互換性
のある方法で付加されるロケーションを示す
−CRCペイロード −これはオプションであり、ペイロードの残りの部分、即ち、
ペイロードCRC IEの前にあるペイロードの最初のバイトの
ビット7からペイロードのそのバイトのビット0までに適用され
るCRCの結果である
を含む。
次に、幾つかの実施例に従う、マルチセルHSUPA構成の無線通信ネットワークにおけるユーザ機器12のアウタループ電力制御を処理する、図面では無線基地局13として言及される、無線基地局における方法のステップについて、図4に描いたフローチャートを参照して説明する。そのステップは、以下に述べる順番で行う必要はなく、何らかの適切な順番でなされると良い。マルチセルHSUPA構成とは、ユーザ機器12が少なくとも2つのセル10、11に接続され、少なくとも2つのキャリアを用いる、即ち、キャリア当り1つのセルを用いることを意味する。無線基地局13は、2つ以上のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数をネットワーク制御ノード14にレポートするように構成されている。無線基地局13とネットワーク制御ノード14とは、WCDMAネットワークなどのような無線通信ネットワークに含まれるものである。
ステップ401。無線基地局13は少なくとも2つ以上のキャリアの第1のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数を決定する。これは、無線基地局のカウンタなどにより実行されると良い。
ステップ402。無線基地局13はネットワーク制御ノード14にユーザプレーンフレームで決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と第1のキャリアに関係した識別子とをシグナリングする。そのユーザプレーンフレームにより、ネットワーク制御ノード14が、第1のキャリアのためにアウタループ電力制御処理において用いられるアウタループ電力制御パラメータを制御することが可能になる。ネットワーク制御ノード14は、ハイブリッド自動繰り返し要求の数がプリセットされた閾値を超えたかどうかを判断し、その場合には、アウタループ電力制御パラメータを増加させる。アウタループ電力制御パラメータは、SIR目標値などを含み、それは無線基地局13による送信電力値、例えば、ユーザ機器12と無線基地局13との間のインナループ電力制御処理(ILPC)における値を決定するのに用いられる。例えば、アップリンクにおいては、それは、受信したアップリンクSIRを所与のSIR目標に維持する無線基地局13からのダウンリンクで受信する1つ以上のTPC命令に従って出力電力を調整するのは、ユーザ機器の送信器の能力である。
その識別子は、キャリア識別子を含み、そのキャリア識別子はある実施例では周波数識別子を含むかもしれない。さらにその上、その識別子は電力制御ループ識別子を含み、それはユーザプレーンフレームでは4ビット以下のビットを有する。
なお、無線基地局13はさらに、少なくとも2つ以上のキャリアの第2のキャリアによりハイブリッド自動繰り返し要求の数を判断しても良い。また、無線基地局13はそれからシングルトランスポートキャリアにより第1と第2のキャリアのユーザプレーンフレームを多重化することによりネットワーク制御ノード14にシグナリングを行うと良い。各ユーザプレーンフレームは、決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と各キャリアにアウタループ電力制御処理を関係づける識別子とを含む。
上述の方法を実行するために、無線基地局13が備えられる。図5には、マルチセル(10,11)の高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークにおけるユーザ機器12のアウタループ電力制御を可能にする無線基地局13が示されている。ユーザ機器12はキャリア当り1つのセルという構成で少なくとも2つのキャリアを用いる少なくとも2つのセル(10,11)に接続されるように構成され、無線基地局13は2つ以上のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数をネットワーク制御ノード14にレポートするように構成される。無線基地局13とネットワーク制御ノード14とは無線通信ネットワークに含まれるように構成される。
その無線基地局は、少なくとも2つのキャリアの内の第1のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数を決定するよう構成された決定回路501を有する。さらにその上、その無線基地局は、決定回路501に接続され、ユーザプレーンフレームにおいて、ネットワーク制御ノード14に決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と第1のキャリアに関係する識別子とをシグナリングするよう構成されたシグナリング回路502を有する。ユーザプレーンフレームにおける情報により、ネットワーク制御ノード14が、第1のキャリアのためのアウタループ電力制御処理において用いられるアウタループ電力制御パラメータを制御可能にする。
決定回路501はさらに、少なくとも2つ以上のキャリアの第2のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数を決定するよう構成されても良い。また、シグナリング回路502はさらに、シングルトランスポートキャリアにより第1と第2のキャリアのユーザプレーンフレームを多重化することによりネットワーク制御ノード14にシグナリングを行うよう構成されても良い。各ユーザプレーンフレームは、決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と各キャリアにアウタループ電力制御処理を関係づける識別子とを含む。
次に、幾つかの実施例に従い、図面ではネットワーク制御ノード14として言及される、マルチセル(10,11)の高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークのセルにおける第1のキャリアのアウタループ電力制御のアウタループ電力制御パラメータを決定するネットワーク制御ノードにおける方法のステップについて、図6に描かれているフローチャートを参照して説明する。そのステップは、以下に述べる順番で行う必要はなく、何らかの適切な順番でなされると良い。ユーザ機器12は少なくとも2つのセルに接続され、セル当り1つのキャリア、即ち、第1のキャリアと第2のキャリアとを用い、無線基地局13は第1のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数をネットワーク制御ノード14にレポートするように構成される。無線基地局13とネットワーク制御ノード14とは無線通信ネットワークに含まれるものである。
ステップ601。ネットワーク制御ノード14は、ハイブリッド自動繰り返し要求の数の指示と第1のキャリアに関係した識別子とを含むユーザプレーンフレームを無線基地局13から受信する。その識別子は、周波数識別子のようなキャリア識別子、或いは、電力制御ループ識別子を含み、ユーザプレーンフレームにおいて4ビット以下のビットを有する。
幾つかの実施例において、ユーザプレーンフレームは、異なるネットワーク制御ノードを介して、無線基地局13から受信される。例えば、そのユーザプレーンフレームは、ネットワークインタフェースIurにより無線基地局からDRNCを介してSRNCにおいて受信される。
ステップ602。ネットワーク制御ノード14は、ユーザプレーンフレームに含まれるハイブリッド自動繰り返し要求の数と識別子とを用いて、ハイブリッド自動繰り返し要求の数を第1のキャリアの現在のアウタループ電力制御の処理に関係づける。
ステップ603。ネットワーク制御ノード14はそれから、現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけられたハイブリッド自動繰り返し要求の数に基づいて、第1のキャリアについての前記アウタループ電力制御パラメータを決定する。幾つかの実施例では、アウタループ電力制御パラメータは、信号対干渉比の目標値を含む。
ステップ604。これは、破線で示されているようにオプションのステップである。ネットワーク制御ノード14は無線基地局13にアウタループ電力制御パラメータを送信する。
上述の方法を実行するために、ネットワーク制御ノード14が備えられる。図7では、マルチセル(10,11)の高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークのセルにおける第1のキャリアのアウタループ電力制御のアウタループ電力制御パラメータを決定するように構成されたネットワーク制御ノード14が図示されている。ユーザ機器12は、少なくとも2つのセルに接続され、セル当り1つのキャリア、即ち、第1のキャリアと第2のキャリアとを用い、無線基地局13は、第1のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数をネットワーク制御ノード14にレポートするように構成される。無線基地局13とネットワーク制御ノード14とは無線通信ネットワークに含まれるように構成される。
ネットワーク制御ノードは、ハイブリッド自動繰り返し要求の数の指示と第1のキャリアに関係した識別子とを含むユーザプレーンフレームを無線基地局13から受信するように構成された受信回路701を有する。ネットワーク制御ノードはまた、受信回路701に接続され、ユーザプレーンフレームに含まれるハイブリッド自動繰り返し要求の数と識別子とを用いて、ハイブリッド自動繰り返し要求の数を第1のキャリアの現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけるよう構成された関係づけ回路702を有する。さらにその上、ネットワーク制御ノードは、関係づけ回路702に接続され、現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけられたハイブリッド自動繰り返し要求の数に基づいて、第1のキャリアについてのアウタループ電力制御パラメータを決定する決定回路703を有する。
上述のように、その識別子は、周波数識別子のようなキャリア識別子、或いは、電力制御ループ識別子を含み、ユーザプレーンフレームにおいて4ビット以下のビットを有する。幾つかの実施例において、ユーザプレーンフレームは、異なるネットワーク制御ノード15を介して、無線基地局13から受信される。
幾つかの実施例では、ネットワーク制御ノード14はさらに、決定回路704に接続された送信回路704を有する。送信回路704は無線基地局13にアウタループ電力制御パラメータを送信するように構成される。
アウタループ電力制御を可能にする現在のメカニズムは、図5に描いた無線基地局13におけるプロセッサ503、或いは、図7に描いたネットワーク制御ノード14におけるプロセッサ705のような1つ以上のプロセッサと、現在の解決策の機能を実行するコンピュータプログラムコードとが共になることによって実施される。また、上述したプログラムコードは、例えば、無線基地局13やネットワーク制御ノード14にロードされたときに、現在の解決策を実行するコンピュータプログラムコードを担持するデータ担持体の形式でのコンピュータプログラム製品として提供されるかもしれない。そのような担持体の1つは、CD−ROMディスクの形式をしたものであるかもしれない。しかしながら、メモリスティックのような他のデータ担持体を用いることも可能である。更にその上、そのコンピュータプログラムコードは、サーバ上の純粋なプログラムコードとして備えられ、無線基地局13或いはネットワーク制御ノード14にダウンロードされても良い。
それ故に、ここでの実施例では、効率的なシグナリングでアウタループ電力制御を処理するメカニズムを提供している。
デュアルセルHSDPAのようなマルチセルHSDPAが導入されるとき、付加的な情報要素の構造が導入され、無線リンクセットアップ(Radio Link Setup)、無線リンク追加(Radio Link Addition)、無線リンク再構成設定(Radio Link Reconfiguration)の手順におけるセカンダリ・サービングHS−DSCHを定義する。これは、HSDPAチャネルがソフトハンドオーバとは結合されず、それ故に、NBAPとRNSAPの構造により複数のHSDPA RLを1つのUEに向かわせることができないためである。E−DCHに関しては、複数のE−DCH RLがアクティブセットに含まれて良い。NBAP/RNSAP構造はそれ故に、複数のE−DCH RLに対するRLの具体的な情報を含む。この構造はプロトコルへの影響を最小限するために再利用されても良い。それで、NBAP/RNSAPへの影響を最小限にするために、ソフトハンドオーバに対する現在のE−DCH RLの処理が再利用されると良い。
例えば、SRNCのようなネットワーク制御ノード14は、Iub/Iur UPデータフレームで受信されるHARQ再送の数に基づいて、アウタループ電力制御(OLPC)パラメータを設定する。1つのキャリアでは、E−DCHに対するアクティブセットの全てのセルに関与する1つのOLPCをもつだけで十分である。2つのキャリアでは、電力制御のための2つの独立のオープンループが、キャリア当り1つ、必要である。それで、SRNCは、Iub/Iur UPデータフレームにおけるHARQ再送IEの数を正しいOLPC処理に関係づけすることができるために、フレームが受信されたキャリア、即ち、プライマリ或いはセカンダリのキャリアについての情報を取得し、それ故に、正しいキャリアについてのSIR目標を制御する。このために用いられるIub/Iur UPプロトコルにおけるE−DCHフレームのヘッダには、多くのスペアビットがある。Iub/Iurユーザプレーンプロトコルにおいて、新しいフレームタイプは必要ではない。フレームが受信されたキャリアについての情報(例えば、識別子、或いは、フラグ)が、Iub/Iur UPフレームに、例えば、ヘッダのスペアビットに含められることになる。
図面と明細書において、本発明の代表的な実施例について開示した。しかしながら、多くの変更や変形を、本発明の原理から実質的に逸脱することなく、これらの実施例に対して行うことができる。従って、具体的な用語が用いられているが、それらは一般的かつ例示的な意味において用いられており、本願を限定する目的ではなく、本発明の範囲は、次の請求の範囲によって規定されるものである。

Claims (16)

  1. マルチセル(10,11)の高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークにおけるユーザ機器(12)のアウタループ電力制御を扱う無線基地局(13)における方法であって、前記ユーザ機器(12)がキャリア当り1つのセルという構成で少なくとも2つのキャリアを用いる少なくとも2つのセル(10,11)に接続され、前記無線基地局(13)が前記2つ以上のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数をネットワーク制御ノード(14)にレポートするように構成されており、前記無線通信ネットワークは前記無線基地局(13)と前記ネットワーク制御ノード(14)とを有し、前記方法は、
    前記少なくとも2つのキャリアの内の第1のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数を決定する工程(202,401)と、
    前記少なくとも2つのキャリアの内の第2のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数を決定する工程と、
    ユーザプレーンフレームにおいて、前記決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記第1のキャリアに関係する識別子とを前記ネットワーク制御ノード(14)にシグナリングする工程(204,402)とを有し、
    これにより前記ネットワーク制御ノード(14)が、前記第1のキャリアのためのアウタループ電力制御処理において用いられるアウタループ電力制御パラメータを制御可能にし、
    前記シグナリングは、シングルトランスポートキャリアにより前記第1のキャリアと前記第2のキャリアの複数のユーザプレーンフレームを多重化することにより、前記ネットワーク制御ノード(14)に対し実行され、
    前記複数のユーザプレーンフレーム各々は、前記決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数とアウタループ電力制御処理を各キャリアに関係づける識別子とを含むことを特徴とする方法。
  2. 前記アウタループ電力制御パラメータは、信号対干渉比の目標値を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記識別子は、キャリア識別子を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記キャリア識別子は、周波数識別子を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記識別子は、電力制御ループ識別子を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  6. 前記識別子は、4ビット以下のビットを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. マルチセル(10,11)の高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークのセルにおける第1のキャリアのアウタループ電力制御のアウタループ電力制御パラメータを決定するネットワーク制御ノード(14)における方法であって、ユーザ機器(12)が少なくとも2つのセル(10,11)に接続され、セル当り1つのキャリア、即ち、第1のキャリアと第2のキャリアとを用い、無線基地局(13)が前記第1のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記ネットワーク制御ノード(14)にレポートするように構成されており、前記無線通信ネットワークは前記無線基地局(13)と前記ネットワーク制御ノード(14)とを有し、前記方法は、
    前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数の指示と前記第1のキャリアに関係した識別子とを含むユーザプレーンフレームを前記無線基地局(13)から受信する工程(204,601)と、
    前記第1のキャリアの前記ユーザプレーンフレームに含まれる前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記識別子とを用いて、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記第1のキャリアの現在のアウタループ電力制御の処理に関係づける工程(205,602)と、
    前記現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけられた前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数に基づいて、前記第1のキャリアについての前記アウタループ電力制御パラメータを決定する工程(205,603)とを有し、
    前記ユーザプレーンフレームは第2のキャリアのユーザプレーンフレームと前記ネットワーク制御ノード(14)に対するシングルトランスポートキャリアにより多重化され、
    前記複数のユーザプレーンフレーム各々は、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数とアウタループ電力制御処理を前記各キャリアに関係づける識別子とを含むことを特徴とする方法。
  8. 前記アウタループ電力制御パラメータは、信号対干渉比の目標値を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記識別子は、キャリア識別子を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記キャリア識別子は、周波数識別子を含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  11. 前記識別子は、電力制御ループ識別子を含むことを特徴とする請求項7又は8に記載の方法。
  12. 前記識別子は、4ビット以下のビットを含むことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記アウタループ電力制御パラメータを前記無線基地局(13)に送信する工程(604)をさらに有することを特徴とする請求項7乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記ユーザプレーンフレームは、前記無線基地局(13)から異なるネットワーク制御ノード(15)を介して受信されることを特徴とする請求項7乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 無線基地局(13)とネットワーク制御ノード(14)とを有するように構成された、マルチセル(10,11)の高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークにおけるユーザ機器(12)のアウタループ電力制御を扱う前記無線基地局(13)であって、
    前記ユーザ機器(12)はキャリア当り1つのセルという構成で少なくとも2つのキャリアを用いる少なくとも2つのセル(10,11)に接続され、
    前記無線基地局(13)は前記2つ以上のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記ネットワーク制御ノード(14)にレポートするように構成されており、
    前記無線基地局は、
    前記少なくとも2つのキャリア内の第1のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記少なくとも2つ以上のキャリアの内の第2のキャリアによるハイブリッド自動繰り返し要求の数とを決定するよう構成された決定回路(501)と、
    前記決定回路(501)に接続され、ユーザプレーンフレームにおいて、前記決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記第1のキャリアに関係する識別子とを前記ネットワーク制御ノード(14)にシグナリングするシグナリング回路(502)とを有し、
    これにより、前記ネットワーク制御ノード(14)が、前記第1のキャリアのためのアウタループ電力制御処理において用いられるアウタループ電力制御パラメータを制御可能にし、
    前記シグナリング回路(502)はさらに、前記ネットワーク制御ノード(14)に対するシングルトランスポートキャリアにより前記第1のキャリアと前記第2のキャリアの複数のユーザプレーンフレームを多重化することにより、シグナリングを行うように構成され、
    前記複数のユーザプレーンフレーム各々は、前記決定されたハイブリッド自動繰り返し要求の数とアウタループ電力制御処理を前記各キャリアに関係づける識別子とを含むことを特徴とする無線基地局。
  16. 無線基地局(13)とネットワーク制御ノード(14)とを有するように構成された、マルチセル(10,11)の高速アップリンクパケットアクセス構成の無線通信ネットワークのセルにおける第1のキャリアのアウタループ電力制御のアウタループ電力制御パラメータを決定するネットワーク制御ノードであって、
    ユーザ機器(12)は、少なくとも2つのセル(10,11)に接続され、セル当り1つのキャリア、即ち、第1のキャリアと第2のキャリアとを用いるように構成され、
    前記無線基地局(13)は、前記第1のキャリアのハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記ネットワーク制御ノード(14)にレポートするように構成されており、
    前記ネットワーク制御ノードは、
    前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数の指示と前記第1のキャリアに関係した識別子とを含むユーザプレーンフレームを前記無線基地局(13)から受信するように構成された受信回路(701)と、
    前記受信回路に接続され、前記ユーザプレーンフレームに含まれる前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数と前記識別子とを用いて、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数を前記第1のキャリアの現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけるよう構成された関係づけ回路(702)と、
    前記関係づけ回路(702)に接続され、前記現在のアウタループ電力制御の処理に関係づけられた前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数に基づいて、前記第1のキャリアについての前記アウタループ電力制御パラメータを決定する決定回路(703)とを有し、
    前記ユーザプレーンフレームは第2のキャリアのユーザプレーンフレームと前記ネットワーク制御ノード(14)に対するシングルトランスポートキャリアにより多重化され、
    前記複数のユーザプレーンフレーム各々は、前記ハイブリッド自動繰り返し要求の数とアウタループ電力制御処理を前記各キャリアに関係づける識別子とを含むことを特徴とするネットワーク制御ノード。
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