JP5457075B2 - 目詰まり防止配管継手 - Google Patents

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この発明は、圧力計などの機器類を配管に接続するのに用いられる配管継手に関し、とくに配管継手を取り外すことなく配管継手内の流路に堆積した異物を除去することが可能な目詰まり防止配管継手に関する。
水力発電所では、水圧を測定する圧力計や差圧計などの機器類が配管に取付けられている。図11は、水力発電所における配管への圧力計の取付け構造の一例を示している。図11に示すように、水Wが流れる配管41の外面には、配管用ネジ座板42が溶接によって取付けられている。配管用ネジ座板42には、ニップル(配管継手)43を介してエルボ(配管継手)44が接続されている。エルボ44の下流側には、別の配管継手45および仕切弁46を介して圧力計47が接続されている。配管41内を流れる水Wは、上記の各配管継手43〜45および仕切弁46を介して圧力計47に導かれており、圧力計47により配管41内の圧力が測定可能となっている。
配管41内を流れる水Wには、砂や泥などの異物Gが混在しており、長期にわたる使用においては、流路が屈曲するエルボ44内には、異物Gが堆積することになる。エルボ44内の流路が目詰まりすると、配管41内の水圧を測定することができなくなるので、異物Gによる目詰まりが生じた場合は、配管41からエルボ44を取外し、目詰まり部分の清掃などが必要となる。
従来から、流体中に混在する異物によって流路が目詰まりした場合に、目詰まり部分の清掃や交換作業を容易にする技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平8−220081号公報
しかし、図11に示すように、異物Gによって目詰まりしたエルボ44の取外しおよび清掃を実施するためには、配管41の上流側に位置する元圧弁を閉じて水Wの流れを止める必要があり、水力発電所の運転を一時停止しなければならない。すなわち、配管41内は水Wの圧力が高く、水Wが流れている状態でエルボ44を外した場合は、高圧水が噴出することになるので、エルボ44を配管41から取り外すには、水力発電所の運転を停止しなければならない。このように、配管継手であるエルボ44内に堆積した異物Gを除去するためには、水力発電所の稼動を一時的に停止する必要があり、水力発電所の稼働率が低下するという問題が生じる。
また、上記特許文献1は、気体が流れる配管に適用されるものであるが、流路が目詰まりした場合は、部品交換のための作業などが必要となる。さらに、配管継手の目詰まりは、水力発電所の場合に限られず、配管を流れる流体に異物が混在している装置や設備などにも生じる事象である。
そこでこの発明は、配管継手を取り外すことなく配管継手内の流路に堆積した異物を除去することが可能な目詰まり防止配管継手を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、流体が流れる配管に接続され、前記配管からの前記流体が流入する主流路が形成された継手本体と、前記継手本体に形成され、前記主流路内に流入した前記流体を仕切弁を介して機器類に導く第一の分岐流路と、前記継手本体に形成され、前記主流路内に流入した前記流体をドレンバルブに導く第二の分岐流路と、前記継手本体に移動可能に支持され、外力によって前記主流路内を移動し、前記主流路に位置する部位の断面形状が軸心を中心として不均衡に形成され、軸心回りおよび軸方向の少なくともいずれかに移動することで前記主流路に堆積した異物を除去可能な可動軸と、を備え、前記主流路に堆積した異物を除去する際には、前記仕切弁を閉弁状態、前記ドレンバルブを開弁状態として、可動軸を移動させ、異物の除去が終了した際には、前記可動軸を元の位置まで戻し、前記ドレンバルブを閉弁し、前記仕切弁を開弁状態とすることで、前記機器類に前記配管からの流体が導かれる、ことを特徴とする目詰まり防止配管継手である。
この発明によれば、可動軸を外力によって移動させることにより、主流路に堆積した異物が可動軸と干渉して押し崩され、異物は主流路から離脱可能な状態となる。そして、ドレンバルブを開弁した状態では、押し崩された異物は、配管から主流路に流入した流体とともに第二の分岐流路を介してドレンバルブから外部に排出される。
請求項1に記載の発明によれば、可動軸とドレンバルブを操作するだけで配管継手内の異物の除去が可能となるので、配管継手を配管から取り外す必要もなく、配管継手の清掃も不要となる。したがって、配管継手に目詰まりが生じた場合でも、配管の流体の流れを停止させるために装置や設備などを一時的に停止させる必要がなく、装置や設備などの稼働率を高めることができる。
また、可動軸は主流路に位置する部位の断面形状が軸心を中心として不均衡に形成されているので、可動軸が外力によって移動する際の異物との干渉面積を大きくできるとともに、異物への押圧力(破砕力)を高めることができ、異物の除去効果を高めることができる。また、異物の付着状態に応じて異物を確実に除去することができる。
さらに、可動軸を軸心回りまたは軸方向に移動させるだけよいので、清掃に比べて異物の除去作業が容易となる。
本発明の実施の形態1に係わる目詰まり防止配管継手の管路への取付け状態を示す断面図である。 図1の目詰まり防止配管継手の主流路に異物が堆積した状態を示す断面図である。 図1の目詰まり防止配管継手の主流路に堆積した異物の除去状態を示す断面図である 図1の目詰まり防止配管継手の側面図である。 図1の目詰まり防止配管継手の断面図である。 図4のA−A線に沿う断面図である。 図1の目詰まり防止配管継手が取付けられる濾過装置の概要図である。 本発明の実施の形態2に係わる目詰まり防止配管継手の管路への取付け状態を示す断面図である。 図6の可動軸の変形例を示す断面図ある。 図3の目詰まり防止配管継手の変形例を示す断面図である。 従来の配管への圧力計の取付け状態を示す断面図である。
つぎに、この発明の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
(実施の形態1)
図1ないし図7は、この発明の実施の形態を示している。図7は、水力発電所で使用される濾過装置1を示している。濾過装置1は、水力発電に使用される水Wに混在している異物Gを捕捉する濾過タンク2を有している。濾過タンク2の下部には、水Wが流入する流入側配管3が取付けられている。濾過タンク2の上部には、流入側配管3からタンク内に流入した水Wを次工程に供給する流出側配管4が取付けられている。濾過タンク2内は、フィルタなどの濾過機能を有する濾過部5によって下室6と上室7に仕切られている。下室6には、流入側配管3から濾過前の水Wが流入するようになっている。上室7には、濾過部5を通過することにより濾過された水Wが流入するようになっており、濾過された水Wは流出側配管4を介して次工程に供給される。流入側配管3には、流入側配管3内の圧力を測定する圧力計30が設けられている。
図1は、流入側配管3に取付けられる目詰まり防止配管継手11を示している。図1に示すように、流入側配管3には、配管用ネジ座板8が溶接によって取付けられている。配管用ネジ座板8は、厚肉の円形金属部材から構成されており、流入側配管3内の水Wを目詰まり防止配管継手11側に導く流路が形成されている。目詰まり防止配管継手11は、直線状のニップル(配管継手)9を介して配管用ネジ座板8に接続されている。
図5に示すように、目詰まり防止配管継手11は、主として、継手本体12と、主流路15と、第一の分岐流路16と、第二の分岐流路17と、可動軸21とから構成されている。継手本体12は、略棒状の銅合金またはステンレス鋼から構成されており、水平方向に延びている。継手本体12の一方は、横断面形状が6角形の接続部12aに形成されている。継手本体12の他方は、円柱状の軸保持部12bに形成されている。継手本体12には、軸心Cに沿って延び流入側配管3からの水Wが流入する主流路15が形成されている。主流路15は、継手本体12の全長にわたって延びており、一方は接続部12aの先端面に開口している。
図5に示すように、継手本体12の接続部12aには、主流路15と連通する第一の分岐流路16が形成されている。第一の分岐流路16は、主流路15に対して直交する方向に延びており、接続部12aの側面に開口している。第一の分岐流路16は、主流路15内に流入した水Wを後述する機器類としての圧力計30に導く機能を有している。継手本体12の接続部12aには、主流路15と連通する第二の分岐流路17が形成されている。第二の分岐流路17は、主流路15に対して直交する方向に延びており、軸心Cを中心として第一の分岐流路16と対向するように接続部12aの側面に開口している。第二の分岐流路17は、主流路15内に流入した水Wを後述するドレンバルブ31に導く機能を有している。
継手本体12の接続部12aには、3つの管用テーパーネジ18〜20が形成されている。第一の管用テーパーネジ18は、第一の分岐流路16の開口部に形成されている。第二の管用テーパーネジ19は、第二の分岐流路17の開口部に形成されている。第三の管用テーパーネジ20は、主流路15の開口部に形成されている。第三の管用テーパーネジ20は、上述のニップル9と螺合している。
継手本体12の主流路15には、軸心Cに沿って延びる可動軸21が配設されている。可動軸21は、円柱状の銅合金またはステンレス鋼からなり、一方の端部21bは、継手本体12の接続部12aから外方に突出している。可動軸21は、軸方向の一方の端面21aから他端部21cの端面までの距離がL1に設定されている。継手本体12における他端部12bの内面側には、可動軸21の外周面と主流路15の内周面との隙間をシールするシール部材14が設けられている。継手本体12の他端部12bには、可動軸21の過度の外方への移動を制限する保持ナット13が螺合されている。
可動軸21は、継手本体12に移動可能に支持されており、軸方向の一部が継手本体12の送りネジ12cと螺合している。可動軸21の他端部21cには、ハンドル22が取付けられている。可動軸21は、ハンドル22を軸心C周りに回動させることにより、送りネジ12cによって軸方向に移動可能となっている。可動軸21は、図1に示すように、最大限に後退した状態では、先端面21aの位置は流入側配管3のほぼ内周面と一致するようになっている。そして、ハンドル22を回動させて可動軸21を最大限に前進させた状態では、図3に示すように、可動軸21の先端面21aは、流入側配管3の内面から著しく流入側配管3の軸心方向に突出するようになっている。
図6に示すように、可動軸21の主流路15に位置する部位の横断面形状は、半円状に形成されている。すなわち、可動軸21の一部は、機械加工などによって横断面形状が半円状となるように切除されており、これにより可動軸21には押圧面21bが形成されている。可動軸21を外力によって軸心C周りに回動した際には、押圧面21bが主流路15内に堆積した異物Gと干渉し、異物Gを容易に押し崩すことが可能となっている。
図1に示すように、継手本体12の第一の管用テーパーネジ18には、ニップル(配管継手)26が螺合されている。配管継手26の下流側には、配管用ナットを有する接続管28を介して仕切弁29が接続されている。仕切弁29の下流側には、機器類としての圧力計30が接続されている。圧力計30は、目詰まり防止配管継手11を介して導かれた水Wの圧力を測定する機能を有している。
継手本体12の第二の管用テーパーネジ19には、ニップル(配管継手)27が螺合されている。配管継手27の下流側には、ドレンバルブ31が接続されている。ドレンバルブ31は、レバー31aの操作によって開弁または閉弁するようになっており、通常は閉弁状態となっている。ドレンバルブ31は、開弁状態では流入側配管3から主流路15に流入した水Wを外部に排出可能となっている。このように、ドレンバルブ31は、異物Gによる主流路15の目詰まり時には、可動軸21によって押し崩された異物Gを水Wとともに外部に排出させる機能を有している。
つぎに、目詰まり防止配管継手11の操作手順および作用について説明する。
図7に示すように、水力発電に使用される水Wは、流入側配管3を介して濾過タンク2の下室6に流入する。濾過タンク2内には、フィルタなどの濾過機能を有する濾過部5が設けられているので、水Wに混在している異物Gは、下室6から上室7に流入する際に濾過部5によって捕捉される。これにより、上室7に流入した水Wには異物Gが除去されており、異物Gが除去され水Wは、流出側配管4を介して次工程に供給される。
ここで、濾過タンク2の上流側に位置する流入側配管3には異物Gが混在しているので、圧力計30に導かれる水Wにも異物Gが混在していることになる。そのため、長期間の使用においては、目詰まり防止配管継手11の主流路15には、図2に示すように、流入側配管3からの水Wに混在する異物Gが堆積することになる。これにより、主流路15が異物Gによって目詰まり状態となり、圧力計30に水Wが十分に導かれなくなる。圧力計30に水Wが十分に導かれなくなると、圧力計30は正確な圧力を指示することができなくなり、水力発電所の運用に支障をきたすことになる。そこで、定期的に目詰まり防止配管継手11のハンドル22およびドレンバルブ31を操作することにより、主流路15に堆積した異物Gを除去することができる。目詰まり防止配管継手11による異物Gの除去に際しては、予め仕切弁29を閉弁状態とし、圧力計30への異物Gの侵入を回避する。
異物Gの除去は、図3に示すように、まずドレンバルブ31のレバー31aを操作し、ドレンバルブ31を開弁状態とする。つぎに、ハンドル22を矢印B方向に回動させ、可動軸21を軸心C周りに回動させることにより、可動軸21を軸方向に移動させる。この状態では、主流路15に堆積した異物Gは、可動軸21の押圧面21bと干渉することになり、異物Gは押圧面21bとの干渉によって押し崩され、主流路15の内面に対して離脱した状態となる。このように、可動軸21は主流路15に位置する部位の断面形状が軸心Cを中心として不均衡に形成されているので、可動軸21が移動する際の異物Gとの干渉面積を大きくできるとともに、異物Gへの押圧力(破砕力)を高めることができ、異物Gの除去効果を高めることができる。すなわち、可動軸21の断面形状を不均衡に形成することにより、可動軸21が移動する際には、可動軸21の回転と進退動により効果的に異物Gを押し崩すことが可能となり、異物Gの除去効果を高めることができる。
可動軸21によって異物Gを除去する際には、流入側配管3内は高い圧力状態となっているので、ドレンバルブ31の開弁時には、主流路15内には勢いよく流入側配管3からの水Wが流入し、可動軸21によって押し崩された異物Gは流入側配管3からの水Wとともにドレンバルブ31から外部に排出される。すなわち、可動軸21の移動によって主流路15の内面から離脱した異物Gは、水Wの圧力によってドレンバルブ31側に容易に押し流され、主流路15内の異物Gは確実にドレンバルブ31から外部に排出される。
異物Gの除去が終了すると、ハンドル22をB方向に対して逆方向に回動させ、図1に示すように可動軸21を元の位置まで戻す。その後、ドレンバルブ31のレバー31aの操作により、ドレンバルブ31を閉弁とする。そして、仕切弁29を開弁状態とし、圧力計30に流入側配管3からの水Wを導くことにより、再び流入側配管3内の水圧の測定が可能となる。
このように、実施の形態1においては、可動軸21とドレンバルブ31を操作するだけで異物Gの除去が可能となるので、継手本体12を流入側配管3から取り外す必要もなく、継手本体12の清掃も不要となる。したがって、異物Gによる目詰まりが生じた場合でも、流入側配管3の水Wの流れを停止させるために水力発電所の運転を一時的に停止させる必要がなく、水力発電所の稼働率を高めることができる。また、可動軸21を軸方向に移動させるだけよいので、清掃に比べて異物Gの除去作業が容易となる。
(実施の形態2)
図8は、この発明の実施の形態2を示している。実施の形態2が実施の形態1と異なるところは可動軸の構成であり、その他の部分は実施の形態1に準ずるので、準ずる部分に実施の形態1と同一の符号を付すことにより、その説明を省略する。
図8に示すように、可動軸32は軸心Cに沿って延びる棒状の銅合金またはステンレス鋼から構成されている。実施の形態1においては、可動軸32は軸心C周りおよび軸方向に移動可能に構成されていたが、実施の形態2では可動軸32は軸方向のみに移動可能となっている。可動軸32の一部は、実施の形態1と同様に断面形状が軸心Cを中心として不均衡に形成されている。可動軸32の端部には、押圧板35が取付けられている。押圧板35と保持ナット13との間には、可動軸32を矢印S方向と反対方向に付勢するスプリング36が設けられている。
このように構成された実施の形態2においては、押圧板35を矢印S方向に押すことにより、可動軸32は流入側配管3に向かって軸方向に移動する。これにより、継手本体12内に堆積した異物Gは可動軸32の外周面および先端面と干渉し、異物Gは押し崩され、流入側配管3からの水Wとともにドレンバルブ31から外部に排出される。実施の形態2においては、可動軸32を軸方向に押すだけの操作で、異物Gの除去が可能となり、ハンドル22を回動させる実施の形態1よりも操作が容易となる。
以上、この発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、実施の形態1においては、可動軸21の断面形状を半円状に形成したが、図9に示すように四角形に形成し、4つの押圧面21dを主流路15に堆積した異物Gと干渉させ、異物Gを除去する構成としてもよい。また、実施の形態1では、可動軸21の全長をL1に設定したが、図10に示すように、可動軸21の全長をL2に設定し、可動軸21を最大限に流入側配管3側に移動させた状態で、可動軸21の先端面を流入側配管3の内面とほぼ一致させる構成としてもよい。さらに、上記の実施の形態1、2においては、水力発電所の濾過装置1に適用した場合を説明したが、これ以外の設備や装置、例えばストレーナ、ピトー管、ドレン装置などに適用することも可能である。そして、目詰まり防止配管継手11に流入する流体は水W以外の液体であってもよいし、異物Gが混在する気体であってもよい。
また、上記の実施の形態1、2では、可動軸21を手動で動かす構成としているが、圧力計30の作動不良を検知して自動で可動軸21を駆動させる構成とすることも可能である。
1 濾過装置
3 流入側配管(配管)
11 目詰まり防止配管継手
12 継手本体
15 主流路
16 第一の分岐流路
17 第二の分岐流路
21 可動軸
22 ハンドル
29 仕切弁
30 圧力計(機器類)
31 ドレンバルブ
32 可動軸
W 水(流体)
G 異物

Claims (1)

  1. 流体が流れる配管に接続され、前記配管からの前記流体が流入する主流路が形成された継手本体と、
    前記継手本体に形成され、前記主流路内に流入した前記流体を仕切弁を介して機器類に導く第一の分岐流路と、
    前記継手本体に形成され、前記主流路内に流入した前記流体をドレンバルブに導く第二の分岐流路と、
    前記継手本体に移動可能に支持され、外力によって前記主流路内を移動し、前記主流路に位置する部位の断面形状が軸心を中心として不均衡に形成され、軸心回りおよび軸方向の少なくともいずれかに移動することで前記主流路に堆積した異物を除去可能な可動軸と、を備え、
    前記主流路に堆積した異物を除去する際には、前記仕切弁を閉弁状態、前記ドレンバルブを開弁状態として、可動軸を移動させ、異物の除去が終了した際には、前記可動軸を元の位置まで戻し、前記ドレンバルブを閉弁し、前記仕切弁を開弁状態とすることで、前記機器類に前記配管からの流体が導かれる、
    ことを特徴とする目詰まり防止配管継手。
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