JP5456069B2 - ボタン取り付けキット - Google Patents

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Description

本発明は、手のひらサイズのファスナー送り出し器、特に、衣類にボタンを取り付ける際に好適な新規のキットに関する。
従来、衣類からボタンが取れてしまった場合は、針と糸を使用して取り付けていたが、針と糸を使用して衣類にボタンを縫い付けることは、幾分時間のかかる、器用な手さばきを必要とする作業であると感じられてきた。そのため消費者は、ボタンの再取り付けが必要な場合、通常は相当の費用がかかるのであるが専門の仕立屋に作業を依頼したり、または、その衣類を永久に捨ててしまったりすることが多かった。
そういった従来の縫いつけ作業に関する欠点を補うために、近年、衣類からボタンが取れた場合に再度取り付ける作業を大幅に簡略化する様々なボタン取り付けキットが開発されてきた。そういったボタン取り付けキットはそれぞれ、とりわけ、一つ以上のプラスチック製ファスナークリップ、手のひらサイズのファスナー送り出しツール、個々のボタンの小量の見本を備える。詳細については以下に詳しく記載するが、手のひらサイズのツールは、ファスナーをファスナークリップから分離させ、その後ファスナーは外れたボタンを通って排出されるように設計されており、所望の衣類は分離した物体へしっかりと再取り付けされるようになっている。よく知られるボタン取り付けキットの1つに、カリフォルニア州、パサディナのエイブリィ・デニソン社(Avery Dennison Corporation)が製造販売するファスナーシステムであるボタニール(BUTTONEER(登録商標))がある。
本出願の一部として援用する下記特許文献1(米国特許第5,495,974号)には、ファスナー取り付けツール、および無料のファスナークリップを備えるボタン取り付けキットが開示されているが、該ファスナークリップには1対のランナーバー、および1つ以上のU型ファスナーが含まれる。該U型ファスナーは対向する端部に横方向のバーを有し、横方向バーはそれぞれ該当するランナーバーに、切り離せるコネクターポストによって接続される。該ファスナー取り付けツールは1対の針を含み、該針にはそれぞれ、横方向バーのうちの1つを受け入れる長手方向のスロット穴と、対応する横方向バーが針穴に押し込まれる際に該横方向バーからコネクターポストを切り離す、一端に形成されたナイフエッジと、が設けられている。ツール本体は、該ファスナークリップが手動で挿入される横送りスロットを1つ含み、該横送りスロットは該1対の針の真後に位置する。また、該ツールは、該ツール本体内で前後にスライド式に装着され、ばねによって後方向へ付勢される排出機構を含む。該排出機構は、本体後側から手動で操作可能となっており、1対の排出ロッドを含む。該排出ロッドは、該当する針のスロット穴を前後にスライドして、充填されたファスナークリップ最下位のファスナーの横方向バーを該針の先鋭な先端の穴から押し出すように配置されている。その他の関連特許には、ディッシェネス(Deschenes)らによる下記特許文献2(米国特許第5,518,162号)、ディッシェネスらによる下記特許文献3(米国特許第6,267,286号)があるが、どちらも本出願の一部として援用する。
下記特許文献1(米国特許第5,495,974号)に記載されているタイプのファスナー送り出しツールは、使用の際、通常シリンジのように取り扱われ、操作される。具体的には、ユーザはツール本体前側の開放部分に人差し指、および中指を通すか、またはその代わりに、ツール本体の1対の針の反対側にある前面に人差し指、および中指を置く。また、ユーザの親指は、排出機構の排出ブロックの露出している後面に置く。このようにすれば、ユーザは各針の先鋭な先端が外れたボタンの穴を貫通し、所望の衣類を貫通するように、手動でツールを操作できる。このとき、ユーザが親指を使って手動で排出ブロックを前方に押すことにより、ファスナーが作動する。
下記特許文献1(米国特許第5,495,974号)に記載されているタイプのファスナー送り出しツールには、顕著な欠点がいくつかあることが発見されている。
1つ目の欠点としては、下記特許文献1(米国特許第5,495,974号)に記載されているタイプのファスナー送り出しツールを操作する際には、相当なレベルの器用な手さばきが必要とされる。特に、(例えば関節炎患者といった)ある種のユーザには、(i)シリンジのようなツールを扱う、(ii)接続された1対の物体に先鋭な針を通す、(iii)親指を使って機器を作動させる、のいずれかまたはすべての動作に必要な器用さが欠けることがわかった。
2つめの欠点としては、下記特許文献1(米国特許第5,495,974号)に記載されているタイプの2針ファスナー送り出しツールは、1針の競合品に比べてより強い手の力を要する。具体的には、2針ツールでは、1対の横方向バーがその2針から排出されることに加え2針が1層の生地を貫通することが必要となるため、上記の各工程に関連する力は、1針のツールから1つのファスナーを送り出すのに必要な力よりも相当強いと認められる。
3つめの欠点としては、下記特許文献1(米国特許第5,495,974号)に記載されているタイプの2針ファスナー送り出しツールは、1針の競合品に比べて充填が難しいことが多い。具体的には、ファスナークリップが幾分扱いにくいことに加え、ユーザによっては作動前にクリップの各ランナーバーをツール内の適切な位置に進めることが難しいことがあり、そのためツール内にファスナーが詰まる可能性があることである。
米国特許第5,495,974号 米国特許第5,518,162号 米国特許第6,267,286号 米国特許出願第10/006,779号
本発明の目的は、改良された新しいボタン取り付けキットを提供することである。
本発明の別の目的は、製造コストの低い、改良された新しいボタン取り付けキットを提供することである。
本発明の更に別の目的は、簡単に充填、および使用が可能なファスナー送り出しツールを含む、改良された新しいボタン取り付けキットを提供することである。
したがって、(a)ファスナークリップと、(b)該ファスナークリップからプラスチック製ファスナーを送り出すツールと、を備えるボタン取り付けキットが提供される。(a)該ファスナークリップは、複数の独立したプラスチック製ファスナーを備え、該プラスチック製ファスナーはそれぞれフィラメント、該フィラメントの一方の端に形成された拡大部分、該フィラメントの他方の端に形成されたクロスバーを備える。(b)該ツールは、(i)先鋭な先端を持つ針、(ii)該針を保持するホルダ、(iii)該ホルダに伸縮可能に装着され、該ホルダに対してスライド式に移動可能な握り部、(iv)該握り部に接続されたばね付勢の排出機構、(v)該針上方の該握り部に着脱可能に接続されたフロントキャップ、(vi)該握り部に着脱可能に接続されたリアキャップ、を備える。(i)該針は、その長さに沿って穴が開けられ、細長い長手方向の穴を画定し、該穴はファスナーの該クロスバーをぴったりと受け入れ可能な寸法となっている。(ii)該ホルダは、該針後方に横送りスロットを画定するよう形成され、該送りスロットは該ファスナークリップの少なくとも一部を受け入れ可能な寸法となっている。(iv)該排出機構は、細長い排出ロッドを備え、該排出ロッドは該針の該穴を貫通して選択的に伸張可能に配置されている。
本発明の付加的な目的、また付加的な特徴および効果の一部を以下に示す。また、本発明の付加的な目的、また付加的な特徴および効果の一部は、以下の記載より自明となるか、または本発明の実施により獲得されるかもしれない。以下の記載では、本発明の一部となる添付図面を参照し、本発明の一実施形態を説明する。該実施形態は、当業者によって本発明が実施可能となるよう充分な詳細にわたり記載される。また、その他の実施形態も利用可能であり、本発明の範囲から逸脱することなしにその構成を変更することも可能であることを理解されたい。したがって以下の詳細な説明は、限定的な意味で解釈されるべきではなく、また、本発明の範囲は、添付特許請求の範囲によって定義される。
添付の図面は、この明細書の一部に組み込まれ、この明細書の一部を構成し、解説とともに本発明の原理を説明する役割を果たす本発明の一実施形態を示す。図面では、同じ参照番号は同じ部分を示す。
図1は、本発明の教示により構成されたボタン取り付けキットを部分的に分解した際の正面斜視図である。
図2(a)は、図1に示すボタン取り付けキットを組み立てた際の正面斜視図である。図2(b)は、図2(a)に示すボタン取り付けキットの部分的な拡大正面斜視図である。図2(c)は、図1に示すボタン取り付けキットを組み立てた際の後方斜視図である。
図3は、図1に示すボタン取り付けキットを完全に分解した際の上方斜視図である。
図4(a)〜(d)はそれぞれ、図2(a)に示すファスナー送り出しツールの正面斜視図、右側平面図、正面平面図、および左側平面図であり、該ツールのフロントキャップ、およびリアキャップは該ツールから取り外された状態である。
図5(a)〜(c)はそれぞれ、図2(a)に示すホルダの正面斜視図、下方斜視図、および右側斜視図である。
図6(a)〜(f)はそれぞれ、図5(a)に示すホルダの左半分の後方斜視図、正面平面図、上方平面図、後方平面図、左側視図、および右側視図である。
図7(a)〜(f)はそれぞれ、図5(a)に示すホルダの右半分の前方斜視図、後方平面図、下方平面図、前方平面図、右側視図、および左側視図である。
図8(a)〜(c)はそれぞれ、図2(a)に示すプッシュ式握り部の前方斜視図、右側斜視図、および左側斜視図である。
図9(a)〜(f)はそれぞれ、図8(a)に示すプッシュ式握り部の左半分の後方斜視図、正面平面図、上方平面図、後方平面図、左側視図、および右側視図である。
図10(a)〜(f)はそれぞれ、図9(a)に示すプッシュ式握り部の右半分の前方斜視図、後方平面図、上方平面図、前方平面図、左側視図、および右側視図である。
図11(a)〜(e)はそれぞれ、図3に示す排出機構の前方斜視図、上方平面図、前方平面図、左側視図、および右側視図であり、該排出機構の圧縮ばねは該排出機構より取り外された状態である。
図12(a)〜(b)は、図2(a)に示すファスナー送り出しツールを線12−12に沿って見た断面図であり、それぞれ該ツールが拡張、および圧縮された状態である。該ツールのフロントキャップ、およびリアキャップは該ツールから取り外された状態である。
図13(a)〜(c)はそれぞれ、図3に示す圧縮ばねの前方斜視図、前方平面図、および左側平面図である。
図14(a)〜(f)はそれぞれ、図1に示すフロントキャップの後方斜視図、右側斜視図、左側斜視図、右側平面図、前方平面図、および左側平面図である。
図15(a)〜(c)はそれぞれ、図3に示すリアキャップの前方斜視図、前方平面図、および左側視図である。
図16(a)〜(b)はそれぞれ、図1に示すファスナークリップの後方斜視図、および左側斜視図である。図16(c)は、図16(b)に示すファスナークリップの円Cの部分を拡大した左側斜視図である。
図17(a)〜(b)はそれぞれ、図2(a)に示すボタン取り付けキットの前方斜視図、および部分拡大した前方斜視図であり、該ボタン取り付けキットのフロントキャップが取り外され、ファスナークリップがツールに充填された状態を示す。
図18(a)は、図17(a)に示すボタン取り付けキットの上方平面図である。図18(b)は、図17(a)に示すボタン取り付けキットを線18−18に沿って見た拡大断面図である。
[ボタン取り付けキット11]
図面、特に図1〜3を参照すると、本発明の教示により構成されるボタン取り付けキットが示されている。該キットは、全体を通して参照番号11によって示される。詳細は以下に記載するが、キット11は特に、シャツのような衣類の外れたボタンを再度衣類に取り付ける際に使用するのに好適である。
キット11は、手のひらサイズのファスナー送り出しツール13、ファスナー送り出しツール13と連結して使用するよう設計されたファスナークリップ15、および1対のスペアボタン17−1と17−2を備える。
[ファスナー送り出しツール13の構成]
図1〜図15(c)を参照すると、ファスナー送り出しツール13は、穴付き針19、針19を保持するホルダ21、ホルダ21上にスライド式に装着された握り部23、針19を通ってクリップ15から個々のファスナーを送り出す排出機構25、握り部23の前方(すなわち針19の上部)に装着されたフロントキャップ27、および握り部23の後方に装着されたリアキャップ29を備えている。
図3を参照すると最も明らかであるが、針19は、軸部31、およびベース部33を備える。
軸部31は、型打ち金属、または圧延金属製であってもよく、略円筒形の部材であり、一方の端が先鋭化するよう終端処理されており、衣類やその他の物体に挿入できるように設計されている。軸部31は、軸部31内の長手方向に伸びるスロット穴を画定するよう形成されている。また、軸部31の背面は、ファスナー排出の際に個々のファスナーをクリップ13から分離させる鋭利なナイフブレードを含むことが好ましいが、これについては以下に詳述する。
ベース部33は、軸部31の先鋭な先端から見て遠心端にインサート成型したプラスチック製でもよい。(あるいは、軸部31とベース部33が、金属またはその他の適切な材料により一体構造となっていてもよい。)ベース部33は長手方向のスロット穴を有し、該スロット穴は軸部31の穴と一列になっている。軸部31とベース部33の穴は共に、その内部にクリップ15からのファスナーのクロスバーが、ベース部33の後方より挿入され、針19の長さを越えて、針19の先鋭な先端の穴から排出されるよう、適切な寸法となっている。
ここで注意すべきは、針19のこの特定の構成は、本発明の精神から逸脱することなく変更が可能であることである。例えば針19は、同一出願人により2001年11月5日にウィリアム ジェイ.クーパー(William J. Cooper)らの名で出願され、本出願の一部として援用する上記特許文献4(米国特許出願第10/006,779号)と同じタイプのものであってもよい。
図3、図5(a)、(b)を参照すると最も明らかであるが、ホルダ、すなわちベース21は、スナップ係合、または超音波溶接のような便利な手段によって恒久的に係合された細長い略円筒形の部材であり、左半分35(図6(a)〜(f)に単独で図示)と右半分37(図7(a)〜(f)に単独で図示)を含むが、その材料はプラスチックのような便利で耐久性のある材料で形成される。左半分35と右半分37が結合して針ホルダ21を形成し、針ホルダ21はその前方端に細軸部39、後方端に向けて拡大化した円筒体41を有する。
針穴43は、軸部39の内部にその前方から形成され、針19の一部をぴったりと受け入れる寸法となっている。したがって、図1を参照すると最も明らかであるが、針19を穴43にしっかりと装着すると、軸部31の大部分と、特に針19の先鋭な先端は、ベース21の軸部39から直角に突出する。
横送りスロット45も同様に軸部39内に形成され、針19のすぐ後方に位置し、ファスナークリップ15の一部を受け入れる寸法となっている。以下に詳述するが、ファスナークリップ15は、送りスロット45内を通ってツール13に手動で充填される。
円筒体41の外径はその長さの中心部分に沿ってわずかに減少しており、内スリーブ、すなわち凹部47を形成する。以下に詳述するが、ホルダ21内の内スリーブ47は、ツール13の作動中に握り部23の一部がスライドする際のガイドとなる。円筒体41内にスリーブ47が形成されることにより、環状フランジ48−1が円筒体41の前方端に向けて形成され、ひとまわり大きい環状プラットフォーム48−2が後方端に形成される。
浅い円形の空洞49が、左半分35、および右半分37のそれぞれの外面に形成されている。図6(a)、図7(b)を参照すると最も明らかであるが、各空洞49はボタン17をぴったりと受け入れる寸法となっており、各空洞49の外周に沿って、対向し、関節機能を持つ1対のラチェット型の指51−1、および51−2が、円筒体41内に及んで形成されている。指51が共に作用することにより、ボタン17はそれぞれ該当する空洞49にスナップ係合するが解放可能であり、挿入は一定限度の力により可能である。指51は、ボタン17を取り出そうとする充分な力がかけられるまで、ボタン17を定位置に保持する。このように、空洞49は予備ボタン17をツール13内に直接格納するのに非常に便利であり、非常に好ましい。
図3、図8(a)、図8(b)を参照すると最も明らかであるが、握り部、すなわちプッシュ式握り部23は、スナップ係合、または超音波溶接のような便利な手段によって恒久的に係合された細長い略円筒形の部材であり、左半分53(図9(a)〜(f)に単独で図示)と右半分55(図10(a)〜(f)に単独で図示)を含むが、その材料はプラスチックのような便利で耐久性の高い材料で形成される。左半分53と右半分55は結合して、プッシュ式握り部23上に、通常開いている前端部57、および閉じている後端部59を形成する。
前端部57には、第1のらせん状ねじ切り63が、握り部23の外面から内部に向けて形成されており、針19、およびベース21の上部でフロントキャップ27をプッシュ式握り部23に解放可能に結合させる際に使用される。同様に、後端部59には、第2のらせん状ねじ切り65が、握り部23の外面から内部に向けて形成されており、リアキャップ29をプッシュ式握り部23の遠心端に解放可能に結合させる際に使用されるが、これについては以下に詳述する。また、前端部57と後端部59の間には、外側に突出するフランジ66が、握り部23の外面から内部に向けて形成されている。フランジ66は、ファスナー送り出し工程の際にユーザの手が先鋭な針19に触れることから保護するガードの役割を果たす。
図8(c)を参照すると最も明らかであるが、穴付き円盤形基盤67が、握り部23に画定される内部空洞内に形成されている。基盤67は、閉じている後端59よりもわずかに内側に配置されている。穴付き基盤67は、その上に排出機構25が確実に装着されるための支持盤となっているが、これについては以下に詳述する。
図3に戻るが、排出機構25は、排出ブロック69、排出ブロック69に結合された排出ロッド71、圧縮ばね73を備える。
図11(a)〜(e)を参照すると最も明らかであるが、排出ブロック69は、細長い一体型の、略T字型の部材で、拡大化した後方部77から直角に突出した長方形の前方部75を含む。後方部77は、横断面図では略I字型で、後方プレート79、および前方プレート81を含むが、後方プレート79と前方プレート81は、小さいリブ83によってわずかに離れて配置されている。ここで、排出ブロック69の後方部77は、穴付き基盤67にスライド式に結合される寸法、および形状になっており、それによって排出機構25をプッシュ式握り部23に固定することを理解されたい。具体的には、図12(a)〜(b)を参照すると最も明らかであるが、リブ83が基盤67上の穴内にスライド式に配置され、後方プレート79、および前方プレート81がリブ83の両側に配置されている。このようにして後方部77が、プッシュ式握り部23の後部内の定位置に固定して保持されている。
図11(a)〜(e)を参照すると最も明らかであるが、排出ロッド71は、薄く細長い金属製で、略L字型のピンであり、第1の端部84、および第2の端部85を含む。ロッド71の第2の端部85は、排出ブロック69の前方部75内に、備え付けの穴を通して配置されている。このようにして、排出ロッド71は、排出ブロック69に固定して結合されており、ロッド71の第1の端部84が、前方部75の開放された端部を越えて前方に、前方部75と同軸関係に突出している。以下に詳述するが、排出ロッド71は針19の長手方向の穴と同軸一直線上に配置されており、穴内をぴったりと貫通する寸法となっている。
図13(a)〜(c)を参照すると、圧縮ばね73はらせん状のばねであり、拡大化した第1の端部87、および縮小化した第2の端部89を含む。図12(a)〜(b)を参照すると最も明らかであるが、ばね73は排出ブロック69の前方部75の長さに渡って包み込み、前方部75と同軸関係にある。第1の端部87は、針ホルダ21の環状基盤48−2に対してしっかりと取り付けられており(また、基盤48−2の外周の一部に沿って形成された薄い直立型の保持壁によって定位置に保持され)、第2の端部89は排出ブロック69の前方プレート81に対してしっかりと取り付けられている。
図12(a)では、ツール13は拡張した状態で示されている。図に示されているように、ばね73は握り部23を針ホルダ21から後方へ自然に付勢して、排出ロッド71が針19から軸方向に引き抜かれるようにする。プッシュ式握り部23の開いている前端部57の内面に一体的に形成された環状の隆起部57−1が、最終的に基盤48−2の前方先端に接触し、プッシュ式握り部23の後方への移動を制限する。
図12(b)では、ツール13は収縮された状態で示されている。図に示されているように、プッシュ式握り部23はホルダ21に対して前方へ押し進められ、排出ロッド71は針19を軸方向に貫通する。プッシュ式握り部23の開いている前端部57は、最終的にホルダ21のフランジ48−1に接触し、プッシュ式握り部23の更なる前方への移動を制限する。プッシュ式握り部23がこのように配置されていることにより、ばね73が、排出ブロック69の前方移動が可能となるために必要な程度圧縮する。しかしここで、プッシュ式握り部23の前方移動が停止すると同時に、ばね73は弾性的に拡張して、プッシュ式握り部23をその拡張位置まで後方へ押し戻すことを理解されたい。
次に、図2(a)、図2(c)、図14(a)〜(f)を参照すると、フロントキャップ27は細長い円筒形のカップと解釈されるが、このフロントキャップ27は剛性、および耐久性のあるプラスチック素材で形成されるのが好ましい。以下に詳述するが、フロントキャップ27は、(i)ツール13が非使用の場合の針19の保護カバー、(ii)ボタン再取り付け作業中に一枚の布を支持する台座、の役割を果たすものである。
図に示されているように、フロントキャップ27は、内面91、外面93、縮小化し開いている前端部95、および拡大化し開いている後端部94を備える。らせん状ねじ切り99は、後端部97において内面91と一体的に形成されており、フロントキャップ27をプッシュ式握り部23上に回し嵌めた際に、プッシュ式握り部23上のねじ切り63と解放可能に係合するよう構成されている。
円筒形の保護スリーブ101は、フロントキャップ27の内部に一体的に形成され、フロントキャップ27の一部を通ってその同軸一直線上に長手方向に伸びている。スリーブ101は本明細書では、中央に細長いピンとして示されているが、横断面図では略円形で、開いている後端部101−1、および閉じている前端部101−2を含むが、開いている後端部101−1、および閉じている前端部101−2は、キャップ27の前端部95と略同一平面上にある。ここで、スリーブ101は、その開いている後端部101−1を通して、針19の軸部31をぴったりと受け入れる寸法となっており、それによって、ツール13が非使用の際に針19の先鋭な先端に触れないようユーザを保護することを理解されたい。
また上述されているように、フロントキャップ27は、ファスナー送り出し工程の際に、支持面、すなわち台座の役割を果たすようにも設計されている。具体的には、図14(c)を参照すると最も明らかであるが、前端部95の環状の形状は、様々な標準サイズの円形ボタン(例えば、7/16インチ径の従来のシャツボタン)を支持する寸法であることが好ましい。なお、スリーブ101の閉じている先端、すなわち前端部101−2は、前端部95の真中の一直線上であることが好ましい。このようにして、前端部95に1つのボタンを適正に配置すると、すべてのボタンホールの中央部において、スリーブ101の前端部101−2がボタンの下側にしっかりと配置される。このようにしてスリーブ101は、ボタンの再取り付け工程の際に、どのボタンホールを通る針19の挿入にも干渉することなくボタンを支持することができるが、これは非常に望ましいことである。
図2(a)〜(b)、図15(a)〜(c)を参照すると、リアキャップ29は円形のカップと解釈されるが、このリアキャップ29は剛性、および耐久性のあるプラスチック素材で形成されるのが好ましい。図に示されているように、リアキャップ29は内面102、外面103、開いている前端部105、円形で閉じている後端部107を備える。らせん状のねじ切り108は、開いている前端部105において、リアキャップ29の内面102に一体的に形成されており、ねじ切り65と解放可能に係合して、プッシュ式握り部23にリアキャップ29を固定するように構成されている。
なお、リアキャップ29はその長さに沿って空洞化されており、1つ以上のファスナークリップ15を保持する寸法の内部格納領域を画定している。この容量は、非使用時のツール13上にファスナークリップ15、およびボタン17を直接保持可能な容量である。その結果、キット11を一体型のコンパクトな要素として格納することができ、取り扱いが容易になっている。
[ファスナークリップ15の構成]
図16(a)〜(c)を参照すると、ファスナークリップ15は一体型の構成となっているが、ウレタン、またはその他の類似の材料で成型されていることが好ましい。ファスナークリップ15は、共通のランナーバー113に取り付けられた4つの独立したファスナー111、および前後方向に間隔を空けて並列した状態で配置された複数のファスナー111を備える。共通のランナーバー113は、細長い鍵型の握り部114上に形成され、クリップ15が持ちやすいようになっている。
図16(a)〜(b)を参照すると最も明らかであるが、各ファスナー111は、フィラメント115、フィラメント115の一方の端に形成された拡大部分117、およびフィラメント115の反対側の端に形成されたクロスバー119を備える。拡大部分117は略皿型のデザインとなっており、(i)従来のシャツボタンの穴を通らない程度に充分な大きさ、(ii)その性質上比較的目立たないようにするため小さくて円形、の両方を満たす寸法となっている。
図16(c)を参照すると最も明らかであるが、各クロスバー119は、最適性能を発揮するため弾丸型のデザインとなっている。具体的には、各クロスバー119は、肌への刺激を最小限に抑えるために、その自由端を丸め(すなわち放射状にし)た短い後方部119−1と、一枚の素材に挿入しやすいように徐々に細く(より微細に)なって先端が丸められている長い前方部119−2と、を含む。クロスバー119の全長は、充分な保持容量を確保する寸法となっており、そのため、誤って素材から抜けるのを妨ぐことができる。前方部119−1と後方部119−2の長さが違うため、各フィラメント115は、対応するクロスバーに、クロスバーの中間点、または中心を外した位置に接続されているように見える(すなわち、フィラメント115は、クロスバーの前端よりも後端に近い位置で、クロスバー119に接続されている)。
図16(a)を参照すると最も明らかであるが、共通のランナーバー113は、全体として細長いブロック型で、横断面図では略長方形である。共通のランナーバー113は、複数のファスナー111を受け入れるのに充分な長さとなっている。
握り部114は、略鍵型のデザインとなっており、第1の端部121、第2の端部123、平坦な上面125、および平坦な底面127を備える。図に示されているように、ランナーバー113は、第2の端部123に近接した側の上面125上に形成されている。
握り部114の第1の端部121は、(特に、クリップ15をツール13に充填する工程で)クリップ15を持ちやすくするため、細長く平坦なへら状であることが好ましい。また、底面127は、その長さ方向に沿って、4つの切り込み129を間隔を空けて画定するよう形成されている。以下に詳述するが、切り込み129は、ファスナー送り出し工程の前に、各ファスナー111をツール13内の適正な位置に指で収める工程での補助となる。
各ファスナー111は、分離可能なスタブ131によって、共通のランナーバー113に接続されている。以下に詳述するが、各ファスナー111は、それぞれ対応するスタブ131によって分離されることにより、クリップ15の残り部分から分離される。なお本明細書では、隣接するファスナー111の拡大部分117は、細いコネクタ133によって一体型に結合された形で示されている。しかしここで理解しておきたいのは、各コネクタ133の強度は限られており、隣接する拡大部分117を軽く引っ張って引き離すと簡単に分離することである。
[キット11の操作]
上述したように、キット11は、一体型のコンパクトなアイテムとして格納されるよう設計されているが、これは図2(a)および(c)を参照すると最も明らかである。具体的には、キット11は、非使用の際には全体として短い筒状の部材であり、従来の口紅ケースよりもやや大きい寸法であるが、これは非常に望ましいことである。
衣類にボタン17を取り付ける場合、ユーザはまずフロントキャップ27を回して、プッシュ式握り部23から外す。ここで理解しておきたいのは、フロントキャップ27がプッシュ式握り部23から外れると、ばね73の弾性によりプッシュ式握り部23が、ツール13が拡張状態になるまで後方へ押される。
フロントキャップ27がプッシュ式握り部23から外れると、今度はファスナークリップ15を送りスロット45へ挿入する。ファスナークリップ15を取り外して使用するため、リアキャップ29を回してプッシュ式握り部23から外すと、キャップ29内のファスナー格納領域がアクセス可能になる。図17(a)〜(b)、および図18(a)を参照すると最も明らかであるが、ファスナークリップ15の拡大化したへら状部分121、および第2の端部123を、針ホルダ21の送りスロット45に手動で挿入する。
なお、図18(b)を参照すると最も明らかであるが、戻り止め、すなわち突起部135がホルダ21内に形成され、送りスロット45内に突出している。このようにして、クリップ15は、戻り止め135がファスナークリップ15の対応する切り込み129の定位置にスナップ係合するまで、送りスロット45内に進入する。ここで、戻り止め135と切り込み129間における前述のスナップ係合により実現される聴覚、および感触で確認できる反応が、ユーザに対して、クリップ15がツール13に適正に充填されたことを知らせることを理解されたい。
クリップ15をツール13に適正に充填したら、ユーザはまずテーブルのような平坦な作業台に直接フロントキャップ27の後端部97を置き、その後、ボタン17を取り付ける布をキャップ27の前端部95の上に直接配置する。その後、ボタン17を受け止める正確な領域が前端部95上に直接一致するように、布を配置する。ボタンは、キット11に含まれている予備ボタン17のうちの1つでもよいし、別途供給された付加的なボタン(例えばその衣類から外れてしまったボタン)でもよいが、キャップ27の環状の前端部95と直接合わさるように布上にボタンを置く。ここで理解しておきたいのは、フロントキャップ27が、ボタン取り付け工程において、布、およびボタンを支持する台座としての役割を果たすことである。
このとき、ユーザは握り部23を、いかなる持ちやすい持ち方(例えば、握り部23を、スキーストックを持つような持ち方など)で持ってもよく、針19の先鋭な先端を手動で下側へ押してボタン穴と所望の衣類の両方に通す。軸部39の前端がボタンに当たると、ツール13の更なる下方への移動が制限されるが、ユーザが下方向へ押す力をかけ続けると、プッシュ式握り部23はホルダ21に沿って、伸縮式に下方へスライドする。プッシュ式握り部23がホルダ21に沿ってスライドすると、ばね73が圧縮し、排出ロッド71がツール13内で前方へ移動する。
この工程において、排出ロッド71が、クリップ15の最下段のファスナー111のクロスバー119に接触して、クロスバー119を針19に沿って軸方向に移動させる。クロスバー119が針19を通って押される際、そのクロスバー119に対応するスタブ131が、針19上のナイフブレードの先鋭な先端に迫り、それによって最下段のファスナー111がクリップ15の残りの部分から分離する。結果的に、排出ロッド71は、分離されたクロスバー119が開かれた針先端を通り抜けるまで、クロスバー119を針19を通して軸方向に送る。このとき、拡大部分117、およびクロスバー119は、ボタン、および衣類の反対面に配置されている。そのため、送り出されたファスナー111がボタン17を衣類にしっかりと固定し、フィラメント115は様々な厚みを持つ布地に対応すべく必要なだけ伸張するが、これは非常に望ましいことである。
ファスナー111が適正に送り出され、ユーザが衣類からツール13を引き抜くと、作動力の消失によりばね73がツール13を弾性によって拡張状態へ戻す。さらにファスナー111が必要な場合は、ユーザは、戻り止め135がクリップ15上の次の切り込み129と係合するまで、クリップ15をツール13内へ進める。しかし、ファスナー111がすでに必要でない場合は、ユーザは、(i)ツール13からクリップ15を引き抜き、(ii)リアキャップ29をプッシュ式握り部23上に回し嵌めて、部分的に使用したクリップをツール13内のファスナー格納領域へ戻し、(iii)フロントキャップ27を針19上方の握り部23に回し嵌める。このようにして、キット11の構成はコンパクトで格納可能な状態に戻り、次回使用時まで維持される。
なお、上述した本発明の実施形態は単に例示に過ぎず、当業者は本発明の精神から逸脱することなく多くの変更、および修正を加えることが可能であり、かかる変更や修正は下記の請求項に規定する本発明の範囲内に含まれる。

Claims (16)

  1. (a)複数の独立したプラスチック製ファスナーを備えるファスナークリップと、ここで前記プラスチック製ファスナーがそれぞれフィラメントと、前記フィラメントの一方の端部に形成された拡大部分と、前記フィラメントの反対側の端部に形成されたクロスバーとを備え、
    (b)プラスチック製ファスナーを前記ファスナークリップから送り出すツールと、を備えるボタン取り付けキットであって、
    前記ツールが、
    (i)先鋭な先端を有する針と、ここで前記先鋭な先端が、その長さに沿って空洞化されて細長い長手方向の穴を画定し、前記穴はファスナーの前記クロスバーをぴったりと受け入れる寸法であり、
    (ii)前記針を保持するホルダと、ここで前記ホルダが、前記針の後方に横方向の送りスロットを画定する形状であり、前記送りスロットは前記ファスナークリップの少なくとも一部を受け入れる寸法であり、
    (iii)前記ホルダに伸縮可能に装着され、前記ホルダに対してスライド式に移動可能な握り部と、
    (iv)前記針の前記穴を通って選択的に伸張可能に配置された細長い排出ロッドを備え、前記排出ロッドは、前記ボタン取り付けキットの拡張時には、前記握り部に接続されたばねによる付勢力によって前記針の前記先鋭な先端とは反対側に引き抜かれ、前記ボタン取り付けキットの収縮時には、前記ばねによる付勢力に抗して前記針の前記穴を通って前記先鋭な先端へ移動させられる排出機構と、
    (v)前記針上方の前記握り部に着脱可能に接続されたフロントキャップと、
    (vi)前記握り部に着脱可能に接続されたリアキャップと、
    (vii)ボタンと、を備え、
    前記ホルダには、前記ボタンをぴったりと受け入れる寸法の空洞が形成されており、前記空洞内には、前記ボタンを解放可能に保持するように設計された、関節機能を持つ1対の指が互いに対向して形成されており、
    前記ホルダは、前記1対の指によって前記ボタンを解放可能に保持している、ボタン取付けキット。
  2. 前記ホルダの外面がその長さに沿って窪んでおり、前記握り部の移動範囲を制限する、請求項1に記載のボタン取り付けキット。
  3. 前記プッシュ式握り部が開いている前端部と、閉じている後端部とを備え、前記ホルダが前記プッシュ式握り部内を軸方向に伸張して、開いている前端部を通って部分的に突出する、請求項1に記載のボタン取り付けキット。
  4. 前記プッシュ式握り部の前記外面には外側に突出するフランジが備わり、前記針の前記先鋭な先端との不意の接触からガードする、請求項3に記載のボタン取り付けキット。
  5. 前記排出機構が、
    (a)前記プッシュ式握り部に固定して接続された排出ブロックと、
    (b)前記排出ブロックに固定して接続された排出ロッドと、
    (c)前記排出ブロックに対する一方の端部と、前記ホルダに対する他方の端部に配置された圧縮ばねとを備え、
    前記圧縮ばねが自然に付勢して、前記プッシュ式握り部を後方に押すことにより前記ホルダから離す、請求項1に記載のボタン取り付けキット。
  6. 前記フロントキャップがカップの形状であり、内面と、外面と、環状の前端部と、開いている後端部とを含む、請求項1に記載のボタン取り付けキット。
  7. 前記フロントキャップが開いている後端部と、閉じている前端部とを含む長手方向のスリーブを付加的に含み、前記開いている後端部が前記針の前記先鋭な先端をぴったりと受け入れる寸法である、請求項6に記載のボタン取り付けキット。
  8. 前記長手方向のスリーブの前記閉じている前端部が中心に位置し、前記環状の前端部と同一平面上にある、請求項7に記載のボタン取り付けキット。
  9. 前記リアキャップが少なくとも1つのファスナークリップを受け入れる寸法の内部格納領域を画定する形状である、請求項1に記載のボタン取り付けキット。
  10. 前記リアキャップが内面と、外面と、開いている前端部と、閉じている後端部とを備える、請求項9に記載のボタン取り付けキット。
  11. 各ファスナーの前記クロスバーが弾丸型である、請求項1に記載のボタン取り付けキット。
  12. 各ファスナーの前記クロスバーが丸められた自由端を有する短い後方部と、徐々に細くなってより細い丸められた先端を有する長い前方部とを含む、請求項11に記載のボタン取り付けキット。
  13. 前記ファスナークリップが、
    (a)各ファスナーが分離可能なスタブによって接続されている共通のランナーバーと、
    (b)前記ランナーバーが装着されている拡大化した握り部と、
    を追加的に備える、請求項1に記載のボタン取り付けキット。
  14. 前記握り部が拡大化した第1の端部と、第2の端部と、平坦な上面と、平坦な底面と、前記平坦な上面上に装着された前記共通のランナーバーとを含む、請求項13に記載のボタン取り付けキット。
  15. 前記握り部の上記底面が間隔を開けて配置された複数の切り込みを画定する形状である、請求項14に記載のボタン取り付けキット。
  16. 前記ツールの前記ホルダが前記送りスロット内に突出する戻り止めを含む形状であり、前記戻り止めが前記ファスナークリップの前記握り部に形成された前記複数の切り込みと連続的に係合して、前記ファスナークリップを前記ツール内に適正に位置合わせしやすくする、請求項15に記載のボタン取り付けキット。
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