JP5452686B1 - 無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部メモリのサイズを大幅に小さくするとともに、外部メモリへのアクセス時間及び起動時間を短くし、電池寿命を長くすること。
【解決手段】第2の低速タイマー117は、受信タイミングタイマー値を記憶しており、第1の低速タイマー116でのカウントが終了した際にカウントを開始する。高速駆動部130は、第2の低速タイマー117におけるカウントが終了した時に、受信タイミングタイマー値に基づいてカウントを開始する受信タイミングタイマー115を有する。高速駆動部130は、第1の低速タイマー116でのカウントが終了した時に、起動するとともに第2の低速タイマー117より受信タイミングタイマー値を読み出す。高速駆動部130は、受信タイミングタイマー115でのカウントが終了した時に、通信相手との通信を開始するとともに次回起動時に使用する受信タイミングタイマー値を第2の低速タイマー117に記憶させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、間欠通信を行って通信相手と同期をとる無線通信装置に関する。
近年、画像を取り込む画像センサを搭載する子機と、この子機からの画像データをモニタに映し出す居室内のモニタ親機とで構成されるモニタシステムの普及が進んでいる(例えば、特許文献1参照)。例えば特許文献1のモニタシステムは、来訪者を撮像するためのカメラ部、来訪者と通話を行うマイクおよびスピーカーを備えた玄関子機と、玄関子機の来訪者の画像を映すLCDパネルを備えた居室親機と、居室親機との間でTDMA(時分割多重通信)の無線通信が可能な増設親機とから構成されている。玄関子機の画像は、居室親機を経由して増設親機へ送られる。室内の使用者が携帯する増設親機のLCDパネル上にも玄関子機からの画像が映し出される。そして、使用者は、増設親機を持ち移動しながら会話できる。
特許文献1のモニタシステムは、カメラを有する子機と居室内の親機とを有線で接続するものである。また、特許文献1のモニタシステムでは、子機を動作させる為の電力も居室親機から有線で供給される。従って、特許文献1のモニタシステムでは、子機と親機との間の通信線を設置する必要がある。カメラを有する子機を電池で駆動し、子機からの画像または音声を無線によって屋内の親機へ直接送信するシステムも普及しつつあるが、子機の消費電力を抑えないと頻繁に電池を交換する必要がある。
以下、従来のモニタシステムにおいて、カメラ子機とモニタ親機とがTDMA(時分割多重通信)の無線通信を行い、画像または音声を送受信する構成の例を図1を用いて説明する。図1(a)は、モニタ親機の通信スロット構成を示す図であり、図1(b)はカメラ子機の動作を示す図である。図1に示すように、カメラ子機とモニタ親機とは所定の周期で同期をとる。具体的には、モニタ親機は、所定のフレーム周期(例えば10msec周期)のスロット(図1ではスロットS1)を使用して、制御信号(制御チャネル)を送信する。一方、カメラ子機は、モニタ親機からの所定数の制御信号(制御チャネル)毎に1つの制御信号を受信して同期を維持する(図1では同期周期T)。例えば、同期周期Tは、モニタ親機のフレーム周期の所定数倍となる。また、図1に示すように、カメラ子機は、周期的に通信部の電源をOn/Offすることにより、同期を維持しながらの間欠通信動作を実現し、通信区間以外では低消費電力(例えば数μA)によるスリープ動作を行うことにより電池の消費電力を抑えている。
また、このような間欠通信動作を行うカメラ子機は、高速クロックで動作する高速駆動部と低速駆動部とで構成される場合が多い。低速駆動部は、低速クロックで動作するため、超低消費電力で駆動することができる。
次に、従来の間欠通信動作をおこなうカメラ子機の動作について、図2を用いて説明する。
低速駆動部は、スリープ時には低速タイマーAを起動させて、低消費電力で動作している。低速駆動部は、低速タイマーAでのカウントが終了した場合、低速タイマーAより起動信号を高速駆動部の電源制御部と低速タイマーBとに送出する。
高速駆動部の電源制御部は、高速駆動部を起動するよう各部に電源を供給し、プログラムに基づいて動作する。
また、高速駆動部は、外部メモリより受信タイミングタイマー値を読み出し、読み出した受信タイミングタイマー値を受信タイミングタイマーにセットする。その間、低速タイマーBは、低速クロックでのカウントを継続している。
低速タイマーBは、カウントを終了した場合に、受信タイミングタイマーに起動信号を送出する。受信タイミングタイマーは、この起動信号を受けて、受信タイミングタイマー値に基づいて受信タイミングをカウントする。高速駆動部は、受信タイミングタイマーでのカウントが終了した場合に、受信動作を実行する。
高速駆動部は、モニタ親機の信号を受信した後、次回の受信タイミング値を算出する。高速駆動部は、算出した次回の受信タイミング値に基づいて、低速タイマーAのタイマー値と低速タイマーBのタイマー値とをそれぞれのタイマーにセットする。高速駆動部は、電源の供給を停止して所定周期でスリープ状態に移行する。従って、受信タイミングタイマー値は、電源がオフされても記憶を保持する不揮発性の外部メモリ(EEPROM等)に格納される。なお、低速タイマーBのタイマー値は、固定値である。
上記のカメラ子機では、外部メモリに所定周期で繰り返し受信タイミングタイマー値を保存するため、外部メモリの書き込み制限(部品寿命)に達してしまい、商品寿命を短くしてしまうという課題がある。このような課題を解決するために、従来は、商品寿命を短くしないように、受信タイミングタイマー値を複数の外部メモリに分散して保存するカメラ子機が知られている。
特開2007−208608号公報
しかしながら、従来のカメラ子機等の無線通信装置においては、受信タイミングタイマー値を分散して保存するために、外部メモリのサイズが増大するとともに、外部メモリへのアクセス時間、及び起動時間が長くなり、電池寿命が短くなるという問題がある。
本発明の目的は、受信タイミングに関する情報を低速タイマーに記憶させることにより、外部メモリのサイズを大幅に小さくすることができるとともに、外部メモリへのアクセス時間及び起動時間を短くすることができ、電池寿命を長くすることができる無線通信装置を提供することである。
本発明に係る無線通信装置は、間欠通信を行って通信相手と同期をとる無線通信装置であって、所定の時間を計時する第1のカウントを行うとともに前記第1のカウントが終了した際に第2のカウントを開始し、受信タイミングに関する受信タイミング情報を記憶する低速タイマーと、前記第2のカウントが終了した時に前記受信タイミング情報に従って第3のカウントを開始する受信タイミングタイマーを有し、前記第1のカウントが終了した時に起動するとともに前記第3のカウントで用いる前記受信タイミング情報を前記低速タイマーより読み出し、前記第3のカウントが終了した時に通信相手との通信を開始するとともに次回起動時に使用する前記受信タイミング情報を前記低速タイマーに記憶させる高速駆動部と、を有する。
本発明によれば、受信タイミングに関する情報を低速タイマーに記憶させることにより、外部メモリのサイズを大幅に小さくすることができるとともに、外部メモリへのアクセス時間及び起動時間を短くすることができ、電池寿命を長くすることができる。
カメラ子機とモニタ親機との同期を説明する図 各タイマーのカウント開始及びカウント終了のタイミングを示す図 本発明の実施の形態1におけるモニタシステムの構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるカメラ子機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1におけるモニタ親機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における各タイマーのカウント開始及び終了のタイミングと高速駆動部の起動のタイミングとを示す図 本発明の実施の形態1におけるカメラ子機の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態2におけるカメラ子機の動作を示すフロー図 本発明の実施の形態3におけるカメラ子機の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における外部メモリ及び第1の低速タイマーのレジスタを示す図 本発明の実施の形態3におけるカメラ子機の動作を示すフロー図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
<モニタシステムの構成>
本発明の実施の形態1におけるモニタシステム10について、図3を用いて説明する。本実施の形態におけるモニタシステム10は、監視装置とカメラ装置とを有している。特に、本実施の形態では、カメラ装置をカメラ子機100とし、監視装置をモニタ親機200として説明する。
カメラ子機100は、モニタ親機200と間欠通信を行ってモニタ親機200と同期をとる。カメラ子機100は、訪問者等の画像データを取得して、取得した画像データをモニタ親機200に送信する。
モニタ親機200は、カメラ子機100と間欠通信を行ってカメラ子機100と同期をとる。モニタ親機200は、カメラ子機100から受信した画像データの画像を表示する。
<カメラ子機の構成>
本発明の実施の形態1におけるカメラ子機100の構成について、図4を用いて説明する。本実施の形態では、第2の低速タイマー117のレジスタ122において、受信タイミングタイマー値を受信タイミング情報として記憶している。
カメラ子機100は、アンテナ101と、無線部102と、音声処理部103と、マイク104と、スピーカー105と、撮像部106と、画像データ処理部107と、内部メモリ108と、電源制御部109と、電池110と、高速クロック供給部111と、制御部112と、プログラムメモリ113と、外部メモリ114と、受信タイミングタイマー115と、第1の低速タイマー116と、第2の低速タイマー117と、低速クロック供給部118とから主に構成されている。カメラ子機100は、無線通信装置に適用することができる。
高速駆動部130には、無線部102と、音声処理部103と、マイク104と、スピーカー105と、撮像部106と、画像データ処理部107と、内部メモリ108と、電源制御部109と、制御部112と、プログラムメモリ113と、外部メモリ114と、受信タイミングタイマー115とが含まれている。高速駆動部130は、高速クロック供給部111から高速クロックの供給を受け、電池110から電力の供給を受けて間欠的に起動及び動作する。高速駆動部130は、動作していない間はスリープ状態になっている。
低速駆動部131には、第1の低速タイマー116及び第2の低速タイマー117が含まれている。低速駆動部131は、低速クロック供給部118から低速クロックの供給を受け、電池110から電力の供給を受けて動作する。低速駆動部131は、高速駆動部130がスリープ状態である場合においても動作する。
アンテナ101は、モニタ親機200から送信された信号を受信して無線部102に出力する。アンテナ101は、無線部102から入力した信号をモニタ親機200に送信する。モニタ親機200とカメラ子機100との間の通信は、例えば、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunications(登録商標))通信により行われる。
無線部102は、通信の開始の指示を制御部112より受けた場合に、制御部112から入力された信号を増幅及び周波数変換してアンテナ101に出力する。また、無線部102は、通信の開始の指示を制御部112より受けた場合に、アンテナ101から入力された信号を増幅及び周波数変換して制御部112に出力する。制御部112から入力される信号には、例えば、画像データ、音声データ、通信開始応答、通信終了応答、又は、周期変更応答等が含まれている。また、アンテナ101から入力された信号には、例えば、音声データ、通信開始要求、通信終了要求、又は、周期変更要求等が含まれている。
音声処理部103は、制御部112から入力された、モニタ親機200から送信された音声データに対して音声処理を施してスピーカー105に出力する。音声処理部103は、マイク104から入力された音声データに対して音声処理を施し、音声処理を施した音声データを制御部112に出力する。
マイク104は、訪問者等の音声の音声データを音声処理部103に出力する。
スピーカー105は、音声処理部103から入力された音声データの音声を外部に出力する。
撮像部106は、制御部112の指示(図示せず)に従って、画像データを取得し、取得した画像データを画像データ処理部107に出力する。
画像データ処理部107は、撮像部106から入力される画像データに対して、画像データ処理を施し、処理後の画像データを制御部112に出力する。
内部メモリ108は、情報処理実行用のメモリであり、情報処理に必要な所定のデータをあらかじめ記憶している。
電源制御部109は、カウントが終了した通知である起動信号を第1の低速タイマー116から取得した際に、電池110から供給される電力を、制御部112に供給するとともに制御部112を介して各構成部へ供給する。これにより、高速駆動部130は起動する。
電池110は、電源であり、電源制御部109及び低速駆動部131に電力を供給している。
高速クロック供給部111は、制御部112に対して高速クロックを供給している。
制御部112は、電源制御部109から電力の供給を受けて起動した際に、カメラ子機100全体を制御する。制御部112は、電源制御部109から電力の供給を受けた際に、各構成部へも電力を供給する。制御部112は、高速クロック供給部111から出力されるクロックに基づいて動作する。制御部112は、第1の低速タイマー116におけるカウント(計時)が終了して起動した時に、第2の低速タイマー117のレジスタ122より受信タイミングタイマー値を読み出して受信タイミングタイマー115に出力する。そして、制御部112は、プログラムメモリ113から読み出した第2の低速タイマー117の正規のタイマー値を第2の低速タイマー117のレジスタ122に記憶させる。
制御部112は、受信タイミングタイマー115よりカウントが終了した通知を受けた際に、無線部102に対して通信の開始を指示する。制御部112は、起動している際に、モニタ親機200との通信により次回受信タイミングを算出する。制御部112は、算出した次回タイミングに基づいて、次回起動時に使用する第1の低速タイマー116及び受信タイミングタイマー115のタイマー値を算出する。そして、制御部112は、第1の低速タイマー116の次回タイマー値をレジスタ121に記憶させ、第2の低速タイマー117の次回タイマー値(正規のタイマー値)をプログラムメモリ113に記憶させるとともに、受信タイミングタイマー115の次回受信タイミングタイマー値を第2の低速タイマー117のレジスタ122に記憶させる。
制御部112は、起動している間にモニタ親機200から通信開始要求(または通信終了要求)を受信した場合、受信した通信開始要求(または通信終了要求)に対する応答を無線部102へ出力する。制御部112は、モニタ親機200との通信時には、モニタ親機200とカメラ子機100との音声データ及び画像データのやり取りを制御する。ここで、受信タイミングタイマー値とは、受信タイミングタイマー115におけるカウントの終了点を示す。
プログラムメモリ113は、プログラム格納用のメモリであり、所定のプログラムをあらかじめ記憶している。プログラムメモリ113は、第2の低速タイマー117の正規のタイマー値を予め記憶している。第2の低速タイマー117の正規のタイマー値は、固定値である。
外部メモリ114は、所定の情報を記憶している。外部メモリ114は、例えばEEPROMである。
受信タイミングタイマー115は、制御部112から入力した受信タイミングタイマー値をセットする。受信タイミングタイマー115は、第2の低速タイマー117からカウント終了の通知を受けた時に計時を開始する(第3のカウント)。受信タイミングタイマー115は、カウント値が受信タイミングタイマー値に達した際にカウントを終了し、カウントが終了したことを制御部112に通知する。第3のカウントの終了点を決める受信タイミングタイマー値は、第1の低速タイマー116におけるカウントが終了して高速駆動部130が起動した際に、第2の低速タイマー117のレジスタ122から読み出された値である。
第1の低速タイマー116は、満了を意味するタイマー値を記憶しておくためのレジスタ121を有している。第1の低速タイマー116は、高速駆動部130がスリープ状態の時に低速クロック供給部118からのクロックに従ってカウントする(第1のカウント)。第1の低速タイマー116は、カウント値がレジスタ121に記憶されているタイマー値に達することによってカウントを終了し、電源制御部109及び第2の低速タイマー117に対して、カウントが終了したことを通知する起動信号を出力する。
第2の低速タイマー117は、自身でのカウントの満了を意味する正規のタイマー値、及び受信タイミングタイマー115でのカウントの満了を意味する受信タイミングタイマー値を記憶するためのレジスタ122を有している。第2の低速タイマー117は、第1の低速タイマー116からのカウント終了の通知に従ってカウントを開始する(第2のカウント)。第2の低速タイマー117は、低速クロック供給部118からのクロックに従ってカウントアップする。第2の低速タイマー117は、第1の低速タイマー116からカウント終了の通知を受けた時に、レジスタ122に記憶している受信タイミングタイマー値を制御部112へ出力する。第2の低速タイマー117は、受信タイミングタイマー値を制御部112に出力した後であってまだカウントをしている最中に、制御部112から入力した第2の低速タイマー117の正規のタイマー値をレジスタ122に記憶する。そして、第2の低速タイマー117は、カウント値がレジスタ122に記憶された正規のタイマー値に達した時にカウントを終了し、カウントが終了したことを受信タイミングタイマー115に通知する。
低速クロック供給部118は、低速駆動部131に低速クロックを供給している。
<モニタ親機の構成>
本発明の実施の形態1におけるモニタ親機200の構成について、図5を用いて説明する。
モニタ親機200は、アンテナ201と、無線部202と、音声処理部203と、マイク204と、スピーカー205と、表示部206と、メモリ207と、操作部208と、電源部209と、制御部210と、システムクロック供給部211と、電池212とから主に構成されている。
アンテナ201は、カメラ子機100から送信された信号を受信して無線部202に出力する。アンテナ201は、無線部202から入力した信号をカメラ子機100に送信する。
無線部202は、制御部210から入力された信号を増幅及び周波数変換してアンテナ201に出力する。また、無線部202は、アンテナ201から入力された信号を増幅及び周波数変換して制御部210に出力する。制御部112から入力される信号には、例えば、カメラ子機100との通信開始を要求する信号(以下、「通信開始要求」と記載する)、上記通信の終了を要求する信号(以下、「通信終了要求」と記載する)、音声データ、又は、カメラ子機100とモニタ親機200との間の間欠通信のための同期周期の変更を要求する信号(以下、「周期変更要求」と記載する)が含まれている。また、アンテナ201から入力される信号には、例えば、画像データ、音声データ、又は、モニタ親機200の要求信号に対する応答(例えば、通信開始応答、通信終了応答、周期変更応答)等が含まれている。
音声処理部203は、制御部210から入力される、カメラ子機100から送信された音声データに対して音声処理を施し、音声処理を施した音声データをスピーカー205に出力する。また、音声処理部203は、マイク204で取得された音声データに対して音声処理を施し、音声処理を施した音声データを制御部210に出力する。
マイク204は、訪問者に応対する者等の音声の音声データを音声処理部203に出力する。
スピーカー205は、音声処理部203から入力された音声データの音声を外部に出力する。
表示部206は、制御部210から入力された、カメラ子機100から送信された画像データをディスプレイ等に表示する。
メモリ207は、モニタ親機200全体の制御を行う制御部210によって、プログラム格納用又は情報処理実行用として使用される。
操作部208は、使用者の操作入力の内容を制御部210に出力する。使用者の操作入力には、例えば、カメラ子機100との通信を開始(又は終了)するための操作(例えば、通信ボタン(図示せず)の押下)などが挙げられる。
電源部209は電池212より電力を受け、制御部210の制御に従ってモニタ親機200の各構成部へ電力を供給する。
制御部210は、モニタ親機200全体を制御する。例えば、制御部210は、操作部208において使用者により通信開始(通信終了)の操作が入力された場合、カメラ子機100に対して通信開始(通信終了)を要求するための制御信号(通信開始要求、通信終了要求)を生成し、生成した制御信号を無線部202へ出力する。また、制御部210は、カメラ子機100との通信時には、モニタ親機200とカメラ子機100との音声データ及び画像データのやり取りを制御する。また、制御部210は、電源部209に対して、各構成部の電力供給を制御する。制御部210は、システムクロック供給部211から出力されるクロックに基づいて動作する。
システムクロック供給部211は、クロックを制御部210に供給している。
電池212は、電源部209に電力を供給している。
<各タイマーのカウント開始及び終了のタイミングと高速駆動部の起動のタイミング>
本発明の実施の形態1における各タイマーのカウント開始及びカウント終了のタイミング、及び高速駆動部を起動するタイミングについて、図6を用いて詳細に説明する。
第1の低速タイマー116は、高速駆動部130がスリープ状態の間にカウントを続けている。このとき、第1の低速タイマー116は、低速クロック供給部118からのクロックをカウントする。第1の低速タイマー116のカウント値が、レジスタ121に記憶されているタイマー値に達するとカウントを終了し(時刻t2)、起動信号を高速駆動部130の電源制御部109及び第2の低速タイマー117に出力する。電源制御部109は、入力された起動信号に従ってスイッチをONにし、制御部112を介して各部に電源を供給する。これにより、高速駆動部130は起動する。そして、制御部112は、プログラムメモリ113に記憶されているプログラムに基づいて動作する。
第2の低速タイマー117は、起動信号が入力された時(時刻t2)に、低速クロック供給部118からの低速クロックを用いてカウントを開始する。また、起動信号によって動作を開始した制御部112は、第2の低速タイマー117のレジスタ122に記憶されている受信タイミングタイマー値を取得し、取得した受信タイミングタイマー値を受信タイミングタイマー115にセットする。そして、制御部112は、プログラムメモリ113に記憶されている第2の低速タイマー117の正規のタイマー値を、第2の低速タイマー117のレジスタ122にセットする。この正規のタイマー値は、第2の低速タイマー117におけるカウントの終了点を決めるものである。
次に、第2の低速タイマー117は、カウント値がレジスタ122に記憶されている正規のタイマー値に達するとカウントを終了する(時刻t3)。これにより、第2の低速タイマー117は、受信タイミングタイマー115へ起動信号を出力する。受信タイミングタイマー115は、入力された起動信号に従ってカウントを開始する。このとき、受信タイミングタイマー115は、高速クロック供給部111からのクロックをカウントする。
次に、受信タイミングタイマー115は、カウント値が受信タイミングタイマー値に達した時にカウントを終了する(時刻t4)。これにより、制御部112は、無線部102に対して通信の開始を指示する。無線部102は、通信の開始の指示を制御部112より受けた場合に、受信動作を実行する。
次に、制御部112は、モニタ親機200の信号を受信した後、間欠受信における次の受信タイミングを算出する。具体的には、制御部112は、第1の低速タイマー116を満了させるためのタイマー値と、受信タイミングタイマー115を満了させるための受信タイミングタイマー値とを算出する。制御部112は、算出して第1の低速タイマー116のタイマー値を第1の低速タイマー116のレジスタ121に記憶させ、また受信タイミングタイマー値を第2の低速タイマー117のレジスタ122に記憶させる。そして、高速駆動部130は、スリープ動作へと移行する。なお、第2の低速タイマー117のタイマー値は、固定値なのでプログラムメモリ113に格納されているプログラムに予め記憶されている。
<カメラ子機の動作>
本発明の実施の形態1におけるカメラ子機100の動作について、図7を用いて説明する。
まず、高速駆動部130は、スリープ動作を継続している(ステップST701)。
次に、電源制御部109及び第2の低速タイマー117は、第1の低速タイマー116でのカウントが終了しているか否かを判定する(ステップST702)。即ち、電源制御部109及び第2の低速タイマー117は、第1の低速タイマー116より起動信号が入力されたか否かを判定する。
電源制御部109は、起動信号が入力されたと判定した場合(ステップST702:YES)には、高速駆動部130の各構成部に電源を供給して高速駆動部130を起動させる(ステップST703)。
次に、起動した制御部112は、第2の低速タイマー117のレジスタ122より受信タイミングタイマー値を読み出す(ステップST704)。
次に、制御部112は、読み出した受信タイミングタイマー値を受信タイミングタイマー115にセットする(ステップST705)。
次に、制御部112は、第2の低速タイマー117の正規のタイマー値をプログラムメモリ113より読み出す(ステップST706)。
次に、制御部112は、読み出した正規のタイマー値を第2の低速タイマー117のレジスタ122に記憶させる(ステップST707)。
一方、第2の低速タイマー117は、第1の低速タイマー116でのカウントが終了(ステップST702:YES)して起動信号が入力されたと判定した場合に起動し(ステップST708)、上記のステップST703〜ステップST707の動作に並行してカウントを行う。この際、制御部112は、第2の低速タイマー117でのカウントの最中において、第2の低速タイマー117の正規のタイマー値をプログラムメモリ113より読み出して、読み出した正規のタイマー値を第2の低速タイマー117のレジスタ122に記憶させる。
受信タイミングタイマー115は、第2の低速タイマー117でのカウントが終了したか否かを判定する(ステップST709)。即ち、制御部112は、第2の低速タイマー117より起動信号が入力されたか否かを判定する。
受信タイミングタイマー115は、第2の低速タイマー117でのカウントが終了していないと判定した場合(ステップST709:NO)には、ステップST709の処理を繰り返す。
一方、受信タイミングタイマー115は、第2の低速タイマー117でのカウントが終了したと判定した場合(ステップST709:YES)には、受信タイミングタイマー値に基づいてカウントを開始する(ステップST710)。
次に、制御部112は、受信タイミングタイマー115でのカウントが終了したか否かを判定する(ステップST711)。
制御部112は、受信タイミングタイマー115でのカウントが終了していないと判定した場合(ステップST711:NO)には、ステップST711の処理を繰り返す。
一方、制御部112は、受信タイミングタイマー115でのカウントが終了したと判定した場合(ステップST711:YES)には、モニタ親機200からの信号を受信する(ステップST712)。即ち、制御部112は、アンテナ101及び無線部102を介して受信される信号から、モニタ親機200が送信する信号を検出する動作を開始し、必要な情報を取得するとともに、モニタ親機200の信号に同期したタイミングでモニタ親機200へ必要な情報を送信する制御を行う。
また、制御部112は、モニタ親機200から受信した信号に基づいて受信タイミングを補正する(ステップST713)。
制御部112は、補正した受信タイミングに基づいて、各タイマーでのカウント開始及び終了の次回タイミングを算出する(ステップST714)。
次に、制御部112は、次回タイミングにおける第1の低速タイマー116のタイマー値を第1の低速タイマー116のレジスタ121に記憶させるとともに(ステップST715)、次回タイミングにおける第2の低速タイマー117の正規のタイマー値をプログラムメモリ113に記憶させる。
次に、制御部112は、次回タイミングにおける受信タイミングタイマー値を第2の低速タイマー117のレジスタ122にセットする(ステップST716)。
そして、制御部112は高速駆動部130をスリープ動作に移行させる(ステップST717)。
<実施の形態1の効果>
本実施の形態では、低速駆動部131の第2の低速タイマー117のレジスタ122に、次回の受信タイミングタイマー値を記憶させる。これにより、本実施の形態によれば、受信タイミングタイマー値を外部メモリに記憶させる必要がないので、外部メモリのサイズを大幅に小さくすることができるとともに、外部メモリへのアクセス時間及び起動時間を短くすることができ、電池寿命を長くすることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2におけるモニタシステムの構成は図3のモニタシステム10と同一であるので、その説明を省略する。また、本発明の実施の形態1におけるカメラ子機の構成は図4のカメラ子機100と同一であるので、その説明を省略する。また、本発明の実施の形態2におけるモニタ親機の構成は図5のモニタ親機200の構成と同一であるので、その説明を省略する。また、本発明の実施の形態2における各タイマーのカウント開始及びカウント終了のタイミングは図6と同一であるので、その説明を省略する。
なお、本実施の形態においては、図3のモニタシステム10の符号、図4のカメラ子機100の符号、及び図5のモニタ親機200の符号を用いて説明する。
<実施の形態2の概略>
上記実施の形態1において説明した通り、制御部112は、第2の低速タイマー117に受信タイミングタイマー値をセットする。そして、制御部112は、第2の低速タイマー117がカウントしている間に、受信タイミングタイマー値と第2の低速タイマー117のタイマー値とを入れ替える。
しかしながら、受信タイミングタイマー値が小さい場合、上記のタイマー値の入れ替えを行う前に、第2の低速タイマー117でのカウントが終了してしまう可能性がる。
そこで、本実施の形態では、上記のタイマー値の入れ替えを行う前に、第2の低速タイマー117が終了してしまうことを防ぐための処理を行う。具体的には、制御部112は、スリープ動作移行前に、第2の低速タイマー117にセットする受信タイミングタイマー値を、第2の低速タイマー117のタイマー値以上にしておく。本実施の形態では、第2の低速タイマー117のレジスタ122において、第2の低速タイマー117のタイマー値以上にした受信タイミングタイマー値を、受信タイミング情報として記憶している。
<カメラ子機の動作>
本発明の実施の形態2におけるカメラ子機100の動作について、図8を用いて説明する。
なお、図8において、図7と同一動作である部分については同一のステップ符号を付して、その説明を省略する。
制御部112は、ステップST704で受信タイミングタイマー値を読み出した後、受信タイミングタイマー値を正規の値に戻す(ステップST801)。そして、制御部112は、ステップST705の処理を行う。
また、制御部112は、ステップST715の処理の後、受信タイミングタイマー値を、第2の低速タイマー117のタイマー値以上にする(ステップST802)。そして、制御部112は、ステップST716の処理を行う。
<受信タイミングタイマー値を第2の低速タイマーのタイマー値以上にする方法1>
例えば、第2の低速タイマー117のタイマー値のビット数が16ビットで、受信タイミングタイマー値のビット数が12ビットである場合、制御部112は、第2の低速タイマー117にセットする受信タイミングタイマー値の上位に「1111」の4ビットを付加して、受信タイミングタイマー値のビット数を16ビットにする。
そして、制御部112は、受信タイミングタイマー値を受信タイミングタイマー115にセットする際には、受信タイミングタイマー値の下位から12ビットまでを取り出し、残りの「1111」の上位4ビットを破棄する。
<受信タイミングタイマー値を第2の低速タイマーのタイマー値以上にする方法2>
例えば、制御部112は、第2の低速タイマー117のレジスタ122に記憶させる受信タイミングタイマー値を、「受信タイミングタイマー値+第2の低速タイマー117のタイマー値」とする。これにより、第2の低速タイマー117に保存する受信タイミングタイマー値は、第2の低速タイマー117のタイマー値以上になる。
そして、制御部112は、受信タイミングタイマー値を受信タイミングタイマー115にセットする際には、受信タイミングタイマー値のみを取り出し、第2の低速タイマー117のタイマー値の部分を破棄する。
<実施の形態2の効果>
本実施の形態では、受信タイミングタイマー値を保存する際に、受信タイミングタイマー値を第2の低速タイマーのタイマー値以上にする。これにより、本実施の形態によれば、上記実施の形態1の効果に加えて、受信タイミングタイマー値と第2の低速タイマーのタイマー値との入れ替えをする前に、第2の低速タイマーでのカウントが終了してしまうことを防ぐことができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3におけるモニタシステムの構成は図3のモニタシステム10と同一であるので、その説明を省略する。また、本発明の実施の形態3におけるモニタ親機の構成は図5のモニタ親機200の構成と同一であるので、その説明を省略する。
なお、本実施の形態においては、モニタ親機を用いた説明には図5のモニタ親機200の符号を用いる。
<実施の形態3の概略>
従来では、数秒の間欠受信周期T毎に、外部メモリの同じ箇所に、受信タイミングタイマー値を書き込んでいるので、受信タイミングタイマー値を書き込んでいる箇所が直ぐに部品寿命に達してしまう。例えば、2.5秒毎に書き込みを行っている場合、1ヶ月もせずに部品の書き込み制限回数に達してしまい、部品寿命に影響してしまう。
従来では、部品寿命を長くするために、受信タイミングタイマー値の保存箇所を間欠受信周期毎に変更して保存している(分散させて保存している)。その際、従来では、受信タイミングタイマー値の保存先を示すアドレス情報も合わせて保存している。これにより、従来では、起動時において必要な受信タイミングタイマー値を読み出すことができる。
しかしながら、上記では、起動時に必要な受信タイミングタイマー値とアドレス情報とを保存する必要があり、保存に必要なメモリ領域が大きくなる。
そこで、本実施の形態では、図9に示すように、アドレス情報を第2の低速タイマー901のレジスタ922に記憶させ、外部メモリ902には受信タイミングタイマー値を記憶させる。本実施の形態では、第2の低速タイマー901のレジスタ922において、外部メモリ902における受信タイミングタイマー値の記憶領域を示すアドレス情報を、受信タイミング情報として記憶している。
<カメラ子機の構成>
本発明の実施の形態3におけるカメラ子機900の構成について、図9を用いて説明する。
図9に示すカメラ子機900は、図4に示す実施の形態1に係るカメラ子機100と比較して、第2の低速タイマー117の代わりに第2の低速タイマー901を有し、外部メモリ114の代わりに外部メモリ902を有し、制御部112の代わりに制御部903を有し、レジスタ122の代わりにレジスタ922を有する。なお、図9において、図4と同一構成である部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
カメラ子機900は、アンテナ101と、無線部102と、音声処理部103と、マイク104と、スピーカー105と、撮像部106と、画像データ処理部107と、内部メモリ108と、電源制御部109と、電池110と、高速クロック供給部111と、プログラムメモリ113と、受信タイミングタイマー115と、第1の低速タイマー116と、低速クロック供給部118と、第2の低速タイマー901と、外部メモリ902と、制御部903とから主に構成されている。カメラ子機900は、無線通信装置に適用することができる。
高速駆動部930には、無線部102と、音声処理部103と、マイク104と、スピーカー105と、撮像部106と、画像データ処理部107と、内部メモリ108と、電源制御部109と、プログラムメモリ113と、受信タイミングタイマー115と、外部メモリ902と、制御部903とが含まれている。高速駆動部930は、高速クロック供給部111から高速クロックの供給を受け、電池110から電力の供給を受けて間欠的に起動及び動作する。高速駆動部930は、動作していない間はスリープ状態になっている。
低速駆動部931には、第1の低速タイマー116及び第2の低速タイマー901が含まれている。低速駆動部931は、高速駆動部930がスリープ状態である場合においても動作する。
第2の低速タイマー901は、自身でのカウントの満了を意味するタイマー値、及び外部メモリ902における受信タイミングタイマー値の記憶領域を示すアドレス情報を記憶するためのレジスタ922を有している。第2の低速タイマー901は、第1の低速タイマー116からのカウント終了の通知に従ってカウントを開始する(第2のカウント)。第2の低速タイマー901は、低速クロック供給部118からのクロックに従ってカウントアップする。第2の低速タイマー901は、カウント値がレジスタ922に記憶されているタイマー値に達し、カウントを終了した際に、受信タイミングタイマー115に対してカウントを終了したことを通知する。第2の低速タイマー901は、第1の低速タイマー116からカウント終了の通知を受けた時にレジスタ922に記憶しているアドレス情報を制御部903に出力する。そして、第2の低速タイマー901は、アドレス情報を制御部903に出力した後であってまだカウントしている最中に、制御部903から入力した第2の低速タイマー117の正規のタイマー値をレジスタ922に記憶する。従って、第2の低速タイマー901は、カウント値がレジスタ922に記憶された正規のタイマー値に達した時にカウントを終了する。
受信タイミングタイマー115は、制御部903から入力した受信タイミングタイマー値をセットする。受信タイミングタイマー115は、第2の低速タイマー901からカウント終了の通知を受けた時に計時を開始する(第3のカウント)。受信タイミングタイマー115は、カウント値が受信タイミングタイマー値に達することによりカウントを終了し、カウントが終了したことを制御部903に通知する。
外部メモリ902は、制御部903から書き込まれたアドレス情報を記憶している。
制御部903は、電源制御部109から電力の供給を受けて起動した際に、カメラ子機900全体を制御する。制御部903は、電源制御部109から電力の供給を受けた際に、各構成部へも電力を供給する。制御部903は、高速クロック供給部111から出力されるクロックに基づいて動作する。制御部903は、第2の低速タイマー901がカウントしている間に、第2の低速タイマー901のレジスタ922よりアドレス情報を読み出すとともに、プログラムメモリ113から読み出した第2の低速タイマー901の正規のタイマー値を第2の低速タイマー901のレジスタ922に記憶させる。制御部903は、読み出したアドレス情報が示す外部メモリ902の記憶領域より受信タイミングタイマー値を読み出して、読み出した受信タイミングタイマー値を受信タイミングタイマー115に出力する。
制御部903は、受信タイミングタイマー115よりカウントが終了した通知を受けた際に、無線部102に対して通信の開始を指示する。制御部903は、起動している際に、モニタ親機200との通信により次回受信タイミングを算出する。制御部903は、算出した次回受信タイミングに基づいて、次回起動時に使用する第1の低速タイマー116及び受信タイミングタイマー115のタイマー値を算出する。そして、制御部903は、第1の低速タイマー116の次回タイマー値をレジスタ121に記憶させる。また、制御部903は、受信タイミングタイマー115の次回受信タイミングタイマー値を外部メモリ902に記憶させる。また、制御部903は、次回起動時に使用する、受信タイミングタイマー値の外部メモリ902の記憶領域を示すアドレス情報を、第2の低速タイマーのレジスタ922に記憶させる。
制御部903は、起動している間にモニタ親機200から通信開始要求(または通信終了要求)を受信した場合、当該通信開始要求(または通信終了要求)に対する応答を無線部102へ出力する。また、制御部903は、モニタ親機200との通信時には、モニタ親機200とカメラ子機900との音声データ及び画像データのやり取りを制御する。
<外部メモリ及び第2の低速タイマーのレジスタ>
本発明の実施の形態3における外部メモリ902及び第2の低速タイマー901のレジスタ922について、図10を用いて説明する。
外部メモリ902には、図10に示すように、記憶領域を変更して受信タイミングタイマー値が記憶されている。
第2の低速タイマー901のレジスタ922には、図10に示すように、外部メモリ902の記憶領域を示すアドレス情報が記憶されている。
<カメラ子機の動作>
本発明の実施の形態3におけるカメラ子機900の動作について、図11を用いて説明する。
なお、図11において、図7と同一動作である部分については同一のステップ符号を付して、その説明を省略する。
ステップST703において高速駆動部930が起動した後、制御部903は、第2の低速タイマー901のレジスタ922よりアドレス情報を読み出す(ステップST1101)。
次に、制御部903は、読み出したアドレス情報が示す外部メモリ902の記憶領域に記憶されている受信タイミングタイマー値を、外部メモリ902より読み出す(ステップST1102)。そして、制御部903は、ステップST705の処理を行う。
また、制御部903は、ステップST715において次回タイミングのタイマー値を第1の低速タイマー116のレジスタ121に記憶した後、ステップST714で算出した次回タイミングの受信タイミングタイマー値を、記憶領域を変更して外部メモリ902に記憶させる(ステップST1103)。
次に、制御部903は、ステップST1103において受信タイミングタイマー値を記憶させた記憶領域を示すアドレス情報を、第2の低速タイマー901のレジスタ922に記憶させる(ステップST1104)。そして、高速駆動部930は、ステップST717の処理を行う。
<実施の形態3の効果>
本実施の形態では、記憶領域を変更して受信タイミングタイマー値を外部メモリに記憶させるとともに、アドレス情報を第2の低速タイマーのレジスタに記憶させる。これにより、本実施の形態によれば、外部メモリのサイズを大幅に小さくすることができるとともに、外部メモリへのアクセス時間及び起動時間を短くすることができ、電池寿命を長くすることができる。
<実施の形態3の変形例>
本実施の形態において、アドレス情報をそのまま第2の低速タイマーのレジスタに記憶させたが、アドレス情報のビット数を第2の低速タイマーのタイマー値のビット数以上にしてから第2の低速タイマーのレジスタに記憶させてもよい。この場合には、上記実施の形態2における受信タイミングタイマー値を大きくする方法と同様の方法により、アドレス情報の値を大きくすることができる。
本発明に係る無線通信装置は、間欠通信を行って通信相手と同期をとるのに好適である。
100 カメラ子機
101 アンテナ
102 無線部
103 音声処理部
104 マイク
105 スピーカー
106 撮像部
107 画像データ処理部
108 内部メモリ
109 電源制御部
110 電池
111 高速クロック供給部
112 制御部
113 プログラムメモリ
114 外部メモリ
115 受信タイミングタイマー
116 第1の低速タイマー
117 第2の低速タイマー
118 低速クロック供給部
121、122 レジスタ
130 高速駆動部
131 低速駆動部

Claims (5)

  1. 間欠通信を行って通信相手と同期をとる無線通信装置であって、
    所定の時間を計時する第1のカウントを行うとともに前記第1のカウントが終了した際に第2のカウントを開始し、受信タイミングに関する受信タイミング情報を記憶する低速タイマーと、
    前記第2のカウントが終了した時に前記受信タイミング情報に従って第3のカウントを開始する受信タイミングタイマーを有し、前記第1のカウントが終了した時に起動するとともに前記第3のカウントで用いる前記受信タイミング情報を前記低速タイマーより読み出し、前記第3のカウントが終了した時に通信相手との通信を開始するとともに次回起動時に使用する前記受信タイミング情報を前記低速タイマーに記憶させる高速駆動部と、
    を有する無線通信装置。
  2. 前記受信タイミング情報は、前記第3のカウントの終了点を示す受信タイミングタイマー値であり、
    前記受信タイミングタイマーは、
    前記受信タイミングタイマー値に達するまで前記第3のカウントを行う、
    請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記第3のカウントの終了点を示す受信タイミングタイマー値を記憶する外部メモリをさらに有し、
    前記低速タイマーは、
    前記外部メモリにおける前記受信タイミングタイマー値の記憶領域を示す前記受信タイミング情報であるアドレス情報を記憶し、
    前記受信タイミングタイマーは、
    前記アドレス情報が示す前記外部メモリの記憶領域に記憶された前記受信タイミングタイマー値に基づいて前記第3のカウントを行い、
    前記高速駆動部は、
    次回起動時に使用する前記受信タイミングタイマー値を、前記記憶領域を変更して前記外部メモリに記憶させるとともに、次回起動時に使用する前記アドレス情報を前記低速タイマーに記憶させる、
    請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記高速駆動部は、
    前記第2のカウントにおける正規のタイマー値を記憶する記憶部をさらに有し、前記第2のカウントを行っている間において、前記低速タイマーより前記受信タイミング情報を読み出す一方、前記正規のタイマー値を前記低速タイマーに記憶させる、
    請求項1記載の無線通信装置。
  5. 前記高速駆動部は、
    前記受信タイミング情報を表す値を前記正規のタイマー値以上の値に変更し、前記変更後の前記受信タイミング情報を前記低速タイマーに記憶させるとともに、前記第3のカウントを行う際に前記受信タイミング情報を表す値を前記変更前の値に戻す、
    請求項4記載の無線通信装置。
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