JP5452459B2 - ホーム基地局及びハンドオーバ方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線アクセス装置及びハンドオーバ方法に関連する。
移動通信システムにおいて、移動局(Mobile Station:User Equipment(UE)とも呼ばれる)は、基地局(Base Station:BTS/BS)がカバーするエリアの中で無線通信を行うことができる。基地局がカバーするエリアはセルと呼ばれ、セルのサイズは大小様々である。例えば、マクロセル、マイクロセル、ピコセル、フェムトセル等の種類がある。しかしながら、本願ではマクロセルと比較して範囲が狭いセルをカバーするセルは、「フェムトセル」として言及される。
図1は、マクロセルとフェムトセルが混在するエリアの概念図を示す。ユーザ装置(UE)はマクロセル及びフェムトセルの双方又は一方において無線通信することが可能である。フェムトセルの基地局は、フェムト基地局(フェムトBTS)又はホーム基地局(HNB)と言及される。マクロセルの基地局はマクロ基地局(マクロBTS又は単にBTS)と言及される。フェムトBTSは、通信事業者やオペレータだけでなく、一般のユーザが設置することもできる。フェムトセルを設定することで、通信可能なエリアとしてのカバレッジを拡張しつつ、マクロセルの負荷を軽減することができる。
このようにマクロセルとフェムトセルが混在する場合、それらの間においてハンドオーバを行う必要が生じる。マクロセルからフェムトセルへ、又は逆にフェムトセルからマクロセルへユーザが移動する場合、従来規定されている方法では、マクロ基地局(BTS)、無線ネットワーク制御局(RNC)、ホーム基地局(HNB)及びホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の上位ノードである交換局(MME/xGSN)を経由する必要がある。この種のハンドオーバ方法については、非特許文献1に記載されている。
3GPP TS 25.467:UTRAN architecture for 3G Home Node B(HNB)
上述したように、マクロセル及びフェムトセル間のハンドオーバの際、制御信号のやり取りは、交換局(MME/xGSN)のようなコアノード(CN)を経由しなければならない。しかしながら、ハンドオーバの度に制御信号がコアノード(CN)を経由すると、コアノード(CN)の処理負担が重くなってしまうという問題がある。また、コアノードを経由することに起因して、ユーザの待ち時間(遅延時間)が長くなってしまうことも懸念される。
本発明の課題は、マクロセル及びフェムトセル間におけるユーザ装置の移動制御を行う場合において、コアノードの処理負担を軽減することである。
一実施例による無線アクセス装置は、
フェムトセルに在圏するユーザ装置がマクロセルにハンドオーバするための移動制御を行う無線アクセス装置であって、
前記マクロセルのマクロ基地局の上位ノードである無線制御局との間でやり取りされる制御局信号を処理する制御局信号処理部と、
前記無線制御局の上位ノードである交換局との間でやり取りされる交換局信号を処理する交換局信号処理部と
を有し、前記制御局信号処理部は、前記無線制御局に要求信号を送信することで、当該無線アクセス装置と前記無線制御局との間の通信経路及び前記無線制御局と前記マクロ基地局との間の通信経路を設定するよう要求し、
前記制御局信号処理部が、該要求信号に対する応答信号を前記無線制御局から受信した後に、前記交換局信号処理部は、前記交換局に要求信号を送信することで、前記交換局と前記無線制御局との間の通信経路を設定するよう要求し、
前記交換局信号処理部が、該要求信号に対する応答信号を前記交換局から受信した後に、当該無線アクセス装置と前記交換局との間の通信経路が解放される、無線アクセス装置である。
一実施例によれば、マクロセル及びフェムトセル間におけるユーザ装置の移動制御を行う場合において、コアノードの処理負担を軽減することができる。
フェムトセル及びマクロセルが混在している様子を示す図。 実施例において使用されるシステムアーキテクチャを示す図。 ハンドアウトによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(加入者延長)。 ハンドアウトによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(リロケーション)。 ハンドインによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(加入者延長)。 ハンドインによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(リロケーション)。 変形例において使用されるシステムアーキテクチャを示す図。 ハンドアウトによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(加入者延長)。 ハンドアウトによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(リロケーション)。 ハンドインによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(加入者延長)。 ハンドインによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す図(リロケーション)。
以下に説明する実施例は、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)又はホーム基地局(HNB)の何れかに、制御局信号処理部(具体的には、無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP部)等)を設け、RNSAP部が無線ネットワーク制御局(IP−RNC)とやり取り(信号の送受信、通信)を行うようにする。これにより、マクロセル及びフェムトセル間の移動制御を行う際に、コアノードに対する負荷を顕著に減らすことができる。実施例では、無線アクセス装置(HNB−GW又はHNB)がRNSAP部を備えるので、マクロセル側の無線ネットワーク制御局(IP−RNC)は、ハンドオーバに関する情報をやり取りする相手が、隣接する無線ネットワーク制御局(IP−RNC)であるか又は無線アクセス装置(HNB−GW又はHNB)であるかを区別せずに、ハンドオーバの処理を進めることができる。
以下の観点から実施例を説明する。
1.HNB−GWにRNSAP処理機能が備わる場合
1.1 システムアーキテクチャ
1.2 ハンドアウトシーケンス(加入者延長)
1.3 ハンドアウトシーケンス(リロケーション)
1.4 ハンドインシーケンス(加入者延長)
1.5 ハンドインシーケンス(リロケーション)
2.HNBにRNSAP処理機能が備わる場合
2.1 システムアーキテクチャ
2.2 ハンドアウトシーケンス(加入者延長)
2.3 ハンドアウトシーケンス(リロケーション)
2.4 ハンドインシーケンス(加入者延長)
2.5 ハンドインシーケンス(リロケーション)
<1.HNB−GWにRNSAP処理機能が備わる場合>
<<1.1 システムアーキテクチャ>>
図2は、実施例において使用されるシステムアーキテクチャを示す。図2には、ユーザ装置(UE)、マクロ基地局(BTS)、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)、交換局(MMS/xGSN)、ホーム基地局(HNB)及びホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)が示されている。図示の例は、プロトコルを終端するノードを示す観点から描かれている。基地局(BTS、HNB)、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)及びホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)は、無線アクセスネットワーク(RAN)又は無線アクセス装置と言及される。
ユーザ装置(UE)は、マクロセル及びフェムトセルにおいて無線通信を行うことが可能な適切な如何なる通信局でもよい。ユーザ装置は、例えば、携帯電話、情報端末、高機能携帯電話、スマートフォン、パーソナルディジタルアシスタント、携帯用パーソナルコンピュータ等であるが、これらに限定されない。ユーザ装置(UE)は、無線リソース制御信号処理部(RRC)を備える。
マクロ基地局(BTS)は、マクロセルに在圏するユーザ装置(UE)と無線通信を行う。マクロ基地局(BTS)は基地局信号処理部(NBAP)を備える。
無線ネットワーク制御局(IP−RNC)は、無線リソースの管理及び呼処理等を行う。無線ネットワーク制御局(IP−RNC)は、無線リソース制御信号処理部(RRC)、基地局信号処理部(NBAP)、無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)、無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)を備える。
交換局(MMS/xGSN)は、移動通信システムのコアネットワークにおける処理を行い、例えば、加入者情報の管理、移動管理、発着信制御、課金制御、QoS制御等を行う。交換局(MMS/xGSN)は、無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)を備える。
ホーム基地局(HNB)は、フェムトセルに在圏するユーザ装置(UE)と無線通信を行う。ホーム基地局(HNB)は、マクロ基地局(BTS)とは異なり、無線リソースの管理及び呼処理等も行う。ホーム基地局(HNB)は、無線リソース制御信号処理部(RRC)、ホーム基地局信号処理部(HNBAP)及び無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)を備える。
ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)は、ホーム基地局信号処理部(HNBAP)、無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)、無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)及び無線リソース制御信号処理部(RRC)を備える。
ユーザ装置(UE)とマクロ基地局(BTS)との間のインターフェースは、「Uu」として示されている。ユーザ装置(UE)とフェムト基地局(HNB)との間のインターフェースも、「Uu」として示されている。マクロ基地局(BTS)と無線ネットワーク制御局(IP−RNC)との間のインターフェースは、「Iub」として示されている。無線ネットワーク制御局(IP−RNC)同士の間のインターフェースは、「Iur」として示されている。なお、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)とホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)との間のインターフェースも「Iur」として示されている。ホーム基地局(HNB)とホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)との間のインターフェースは、「Iuh」として示されている。無線ネットワーク制御局(IP−RNC)と交換局(MMS/xGSN)との間のインターフェースは、「Iu」として示されている。ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)と交換局(MMS/xGSN)との間のインターフェースも、「Iu」として示されている。
ユーザ装置(UE)、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)及びホーム基地局(HNB)に備わっている無線リソース制御信号処理部(RRC)は、インターフェースUuを介してやり取りされるRRCメッセージの処理を行う。RRCメッセージの処理は、RRCメッセージの作成、分析及び送受信を少なくとも含む。
マクロ基地局(BTS)及び無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に備わっている基地局信号処理部(NBAP)は、インターフェースIubを介してやり取りされる信号を処理する。この信号の処理は、信号の作成、分析及び送受信を少なくとも含む。
無線ネットワーク制御局(IP−RNC)、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)、ホーム基地局(HNB)及び交換局(MMS/xGSN)に備わっている無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、インターフェースIuを介してやり取りされる信号を処理する。この信号の処理は、信号の作成、分析及び送受信を少なくとも含む。
ホーム基地局(HNB)及びホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に備わっているホーム基地局信号処理部(HNBAP)は、インターフェースIuhを介してやり取りされる信号を処理する。この信号の処理は、信号の作成、分析及び送受信を少なくとも含む。
無線ネットワーク制御局(IP−RNC)及びホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に備わっている無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、インターフェースIurを介してやり取りされる信号を処理する。この信号の処理は、信号の作成、分析及び送受信を少なくとも含む。従来、無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)には備わっていない点に留意を要する。本実施例は、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に、無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)を設けることで、マクロセル及びフェムトセル間の移動制御において、コアノードの処理負担が増えてしまう問題点を解決できる。
<<1.2 ハンドアウトシーケンス(加入者延長)>>
以下、実施例におけるハンドオーバ方法を説明する。マクロセル及びフェムトセル間のハンドオーバは、ハンドアウト(Hand−out)及びハンドイン(Hand−in)に分けられる。ハンドアウトは、フェムトセルに在圏していたユーザ(ユーザ装置)がマクロセルに移動する場合のハンドオーバである。逆に、ハンドインは、マクロセルに在圏していたユーザ(ユーザ装置)がフェムトセルに移動する場合のハンドオーバである。まずハンドアウトの場合を説明し、次にハンドインの場合を説明する。
図3は、ハンドアウトによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す。動作シーケンスは、フェムトセルに在圏しているユーザ装置(UE)が、マクロセルに移る際の動作を示す。図中、左側には通信経路がどのように切り替わるかが示されており、右側に具体的なシーケンスが示されている。
ステップS301において、ホーム基地局(HNB)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、測定指示信号(Measurement Control(1C、1F、1E、2D))をユーザ装置(UE)に送信する。1C、1F、1E、2Dは、報告を要するイベントの種類を指定するパラメータである。ユーザ装置(UE)は、測定指示信号に応じて、在圏セル及び周辺セルの受信レベルを測定し、指定された何らかのイベントが発生しているか否かを判断する。
ステップS303において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、測定及び判断の結果を含む報告信号又はメジャーメントレポート信号(Measurement Report(Primary Scrambling Code))をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS305において、ホーム基地局(HNB)は、ハンドオーバの要否を判定する。説明の便宜上、ハンドオーバが必要であったとする。
ステップS307において、ホーム基地局(HNB)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを目的とするハンドオーバの処理を開始するための要求信号(Relocation Required)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。要求信号は、例えば、ユーザ装置の識別子、移行先セル(ターゲットセル)の情報、通信種別(音声通信、データ通信、パケット通信等)等の情報を含む。
ステップS309において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、ハンドオーバのための通信経路の設定を要求する要求信号(Radio Link Setup Request)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。この要求信号は、例えば、無線リソース情報(無線コード、周波数、送信タイミング)等の情報を含む。
ステップS311において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の基地局信号処理部(NBAP)は、ハンドオーバの処理を開始するための要求信号(Radio Link Setup Request)をマクロ基地局(BTS)に送信する。
ステップS313において、Iub区間及びIur区間におけるベアラが設定され、インターフェースIub及びインターフェースIurにおける通信経路又は論理パスが設定される。
ステップS315において、マクロ基地局(BTS)の基地局信号処理部(NBAP)は、通信経路の設定が完了したことを示す応答信号(Radio Link Setup Response)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。この応答信号は、ステップS11における要求信号に応じるためのものである。
ステップS317において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、通信経路の設定が完了したことを示す応答信号(Radio Link Setup Response)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS319において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、ハンドオーバ処理を開始するための指示信号(Relocation Command)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS321において、ホーム基地局(HNB)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路を切り替えることを指示する指示信号(Phy Channel Reconfiguration)をユーザ装置(UE)に送信する。
ステップS323において、ユーザ装置(UE)は通信経路を切り替える。具体的には、図3左下に示すように、通信経路が確立される。
ステップS325において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の切替が完了したことを示す応答信号(Phy Channel Reconfiguration Complete)をマクロ基地局(BTS)に送信する。この応答信号は、マクロ基地局(BTS)及び無線ネットワーク制御局(IP−RNC)を透過的に(transparently)経由して、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に届く。一般に、信号が通信ノードを透過的に経由する場合、通信ノードは受信した信号を終端せずそのまま送信する。
ステップS327において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、Iuh区間の通信経路を解放することを指示する指示信号(Iuh Release Command)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS329において、ホーム基地局(HNB)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、指示信号に対する応答信号(Iuh Release Complete)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
これにより、Iuh区間の通信経路は解放され、図3左下に示すような状態が実現される。ユーザ装置(UE)がフェムトセルからマクロセルへ移る際に、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)がサービングノード(Serving Node)のまま維持されている図示の形態は、加入者延長方式と呼ばれる。ユーザ装置(UE)が個別チャネル(DCH)を用いて通信している間にハンドオーバを行う場合、図示されているような加入者延長方式によりハンドオーバが行われる。仮に、ユーザ装置(UE)がさらに移動し、別の無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の配下のセルに入った場合、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)及びマクロ基地局(BTS)に関する通信経路が変更され、図3左下の形態が維持される。
<<1.3 ハンドアウトシーケンス(リロケーション)>>
図4を参照しながら、加入者延長方式の状態から、交換局に対する通信経路を変更する場合(リロケーションの場合)の動作を説明する。
ステップS331において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、ユーザ装置(UE)に通知するRRCメッセージを含む転送信号(Downlink Signaling Transfer Request)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。転送信号は、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)及びマクロ基地局(BTS)を経由し、ユーザ装置(UE)に至る(ステップS333)。転送信号に含まれているRRCメッセージは、例えば、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)から無線ネットワーク制御局(IP−RNC)へ制御を移すリロケーションのための情報(例えば、無線コード、周波数、タイミング等)を含む。
ステップS335において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、設定変更のRRCメッセージに対する応答信号(Cell Update)を送信する。この応答信号は、マクロ基地局(BTS)を経て無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に届く。
ステップS337において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、受信した応答信号を含む転送信号(Uplink Signaling Transfer Indication)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。この転送信号は、例えば、新規チャネルへの切替完了を示す応答内容等の情報を含む。
ステップS339において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Required)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。この要求信号は、例えば、無線リソース(無線コード、周波数、タイミング)情報等の情報を含む。
ステップS341において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Request)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)へ送信する。
ステップS343において、Iu区間におけるベアラが設定され、インターフェースIuによる通信経路又は論理パスが設定される。
ステップS345において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションの要求信号に対する応答信号(Relocation Request Acknowledge)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS347において、交換局の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、実際に制御を移すための要求信号(Relocation Command)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。この要求信号は、例えば、IP-RNCへのリロケーションの準備が完了した旨の応答情報等を含む。
ステップS349において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、リロケーションを行ったことを示す制御信号(Relocation Commit)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS351において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の設定変更に関するRRCメッセージに対する確認信号(Cell Update Confirm)をユーザ装置(UE)に送信する。
ステップS353において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の設定変更に関する応答信号(UTRAN Mobility Information Confirm)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS357において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションが完了したことを示す制御信号(Relocation Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS359において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、Iu区間の通信経路を解放することを指示する指示信号(Iu Release Command)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS361において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、指示信号に対する応答信号(Iu Release Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
これにより、図4左下に示すような状態が実現される。
従来とは異なり、本実施例では、図3及び図4において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)及び無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の間において、無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)による制御信号がやり取りされる(S309、S317、S331、S337、S347)。これにより、ハンドオーバにおいて、交換局(MMS/xGSN)とやり取りを行う回数をできるだけ少なくすることができる。
<<1.4 ハンドインシーケンス(加入者延長)>>
図5は、ハンドインによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す。動作シーケンスは、マクロセルに在圏しているユーザ装置(UE)が、フェムトセルに移る際の動作を示す。図中、左側には通信経路がどのように切り替わるかが示されており、右側に具体的なシーケンスが示されている。
ステップS501において、マクロ基地局(BTS)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、測定指示信号(Measurement Control(1C等))をユーザ装置(UE)に送信する。ユーザ装置(UE)は、測定指示信号に応じて、在圏セル及び周辺セルの受信レベルを測定し、指定されたイベントが発生しているか否かを判断する。
ステップS503において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、測定及び判断の結果を含む報告信号又はメジャーメントレポート信号(Measurement Report(Primary Scrambling Code))を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS505において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、ハンドオーバのための通信経路の設定を要求する要求信号(Radio Link Setup Request)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。この要求信号は、例えば、無線リソース(無線コード、周波数、タイミング)情報等の情報を含む。
ステップS507において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)は、フェムトセルにおける通信がユーザ装置(UE)に許可されているか否かを判定する。具体的には、ユーザ装置(UE)に許可されているクローズドサブスクライバグループ(CSG)のリスト(CSGリスト)を参照することで、許否を判定することができる。説明の便宜上、フェムトセルにおける通信がユーザ装置(UE)に許可されていたとする。
ステップS509において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを目的とするハンドオーバの処理を開始するための要求信号(Relocation Request)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS511において、ホーム基地局(HNB)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、要求信号に対する応答信号(Relocation Request Acknowledge)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS513において、Iur区間におけるベアラが設定され、インターフェースIurにおける通信経路又は論理パスが設定される。
ステップS515において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、通信経路の設定が完了したことを示す応答信号(Radio Link Setup Response)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS517において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路を切り替えることを指示する指示信号(Phy Channel Reconfiguration)をユーザ装置(UE)に送信する。
ステップS519において、ユーザ装置(UE)は通信経路を切り替える。具体的には、図5左下に示すように、フェムト基地局(HNB)との間の無線リンクが確立される。
ステップS521において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の切替が完了したことを示す応答信号(Phy Channel Reconfiguration Complete)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS523において、ホーム基地局(HNB)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、通信経路の切替が完了したことを示す応答信号(Relocation Complete)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS525において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、RRCメッセージを含む転送信号(Uplink Signaling Transfer Indicator)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS527において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の基地局信号処理部(NBAP)は、Iub区間の通信経路を解放することを指示する指示信号(Radio link Deletion Request)をマクロ基地局(BTS)に送信する。
ステップS529において、マクロ基地局(BTS)の基地局信号処理部(NBAP)は、指示信号に対する応答信号(Radio Link Deletion Response)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
これにより、Iub区間の通信経路は解放され、図5左下に示すような状態が実現される。
なお、ホーム基地局(HNB)は、RRCメッセージを終端している(図2)。したがって、ステップS521において、ホーム基地局(HNB)は、ユーザ装置(UE)から応答信号(RRCメッセージ)を受信した後、ステップS523において応答信号をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する必要はないはずである。しかしながら、本実施例の場合、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)は、ステップS517において、指示信号(RRCメッセージ)を送信し、その指示信号に対する応答信号を待機している。応答信号が得られた場合は次の処理(Iub区間の解放処理)を開始できるが、応答信号が得られなかった場合、次の処理を開始することができない。このため、ステップS523において、ホーム基地局(HNB)がホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)へ応答信号に相当するものを送信し、ステップS525において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)が応答信号を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に通知している。このため、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)にとって、ステップS525における転送信号(Uplink Signaling Transfer Indication)は、あたかも、応答信号であるRRCメッセージがユーザ装置(UE)から送信されてきたかのように見える。その結果、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)は、次の処理であるステップS527を開始することができる。このような処理を行うため、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)は、ステップS523のための無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)と、ステップS525のための無線リソース制御信号処理部(RRC)とを備えている((図2において破線で示されている「RRC(一部)」と「RANAP(一部)」。
<<1.5 ハンドインシーケンス(リロケーション)>>
図6を参照しながら、加入者延長方式の状態から、交換局に対する通信経路を変更する場合(リロケーションの場合)の動作を説明する。
既存の無線ネットワーク制御局(IP−RNC)が、個別チャネルが割り当てられている状態(DCH状態)のユーザに対してハンドオーバを行う場合、常に、加入者延長方式により通信経路が切り替えられる。DCH状態のまま、サービングノードを変更するリロケーションは行われない。そのようなリロケーションは、共通チャネルを使用する状態(FACH状態)のユーザに対して行われる。そこで、あたかも、DCH状態からFACH状態への変更が生じたかのように見せかける処理が、ステップS531及びS533において行われる。
ステップS531において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、RRCメッセージを含む転送信号(Downlink Signaling Transfer Request)をホーム基地局(HNB)に送信する。RRCメッセージは、ユーザ装置(UE)について管理している状態をDCH状態からFACH状態へ変更することを示す。
ステップS533において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、応答信号を含む転送信号(Uplink Signaling Transfer Indication)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。これにより、従来の無線ネットワーク制御局(IP−RNC)における処理方法を変更せずに、リロケーションの処理を開始することができる。
ステップS535において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Required)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS537において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Request)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)へ送信する。
ステップS539において、Iu区間におけるベアラが設定され、インターフェースIuによる通信経路又は論理パスが設定される。
ステップS541において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションの要求信号に対する応答信号(Relocation Request Acknowledge)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS543において、交換局の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、実際に制御を移すための要求信号(Relocation Command)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。この要求信号は、例えば、HNB-GWへのリロケーションの準備が完了した旨の応答情報等の情報を含む。
ステップS545において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、リロケーションを行ったことを示す制御信号(Relocation Commit)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS547において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションが完了したことを示す制御信号(Relocation Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS549において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、Iu区間の通信経路を解放することを指示する指示信号(Iu Release Command)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS551において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、指示信号に対する応答信号(Iu Release Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
これにより、図6左下に示すような状態が実現される。
<2.HNBにRNSAP処理機能が備わる場合>
<<2.1 システムアーキテクチャ>>
図7は、変形例において使用されるシステムアーキテクチャを示す。概して、図2に示すものと同様であるが、次の点で異なる。
無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)が、図2においてはホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に備わっているのに対して、図7においてはホーム基地局(HNB)に備わっている点。
無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)が、図2におけるホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)には備わっているのに対して、図7におけるホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)には備わっていない点。
<<2.2 ハンドアウトシーケンス(加入者延長)>>
図8は、ハンドアウトによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す。動作シーケンスは、フェムトセルに在圏しているユーザ装置(UE)が、マクロセルに移る際の動作を示す。図中、左側には通信経路がどのように切り替わるかが示されており、右側に具体的なシーケンスが示されている。図8に示す動作は、概して図3におけるものと同様であり、図3のステップS3xxは図8のステップS8xxに対応する。
ステップS801、803では、ホーム基地局(HNB)が、測定指示信号(Measurement Control(1C、1F、1E、2D))をユーザ装置(UE)に送信する。ユーザ装置(UE)は、測定指示信号に応じて、報告信号又はメジャーメントレポート信号(Measurement Report(Primary Scrambling Code))をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS805において、ホーム基地局(HNB)は、ハンドオーバの要否を判定する。
ステップS809において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、ハンドオーバのための通信経路の設定を要求する要求信号(Radio Link Setup Request)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS811において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の基地局信号処理部(NBAP)は、ハンドオーバの処理を開始するための要求信号(Radio Link Setup Request)をマクロ基地局(BTS)に送信する。
ステップS813において、Iub区間及びIur区間におけるベアラが設定され、インターフェースIub及びインターフェースIurにおける通信経路又は論理パスが設定される。
ステップS815において、マクロ基地局(BTS)の基地局信号処理部(NBAP)は、通信経路の設定が完了したことを示す応答信号(Radio Link Setup Response)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS817において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、通信経路の設定が完了したことを示す応答信号(Radio Link Setup Response)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS821において、ホーム基地局(HNB)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路を切り替えることを指示する指示信号(Phy Channel Reconfiguration)をユーザ装置(UE)に送信する。
ステップS823において、ユーザ装置(UE)は通信経路を切り替える。
ステップS825において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の切替が完了したことを示す応答信号(Phy Channel Reconfiguration Complete)をマクロ基地局(BTS)に送信する。この応答信号は、マクロ基地局(BTS)及び無線ネットワーク制御局(IP−RNC)を透過的に(transparently)経由して、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に届く。
ステップS827において、基地局(HNB)は、Iuh区間の通信経路を解放する。
<<2.3 ハンドアウトシーケンス(リロケーション)>>
図9を参照しながら、加入者延長方式の状態から、交換局に対する通信経路を変更する場合(リロケーションの場合)の動作を説明する。説明する動作は、概して図4におけるものと同様であり、図4のステップS3xxは図8のステップS8xxに対応する。
ステップS831において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、ユーザ装置(UE)に通知するRRCメッセージを含む転送信号(Downlink Signaling Transfer Request)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。転送信号は、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)及びマクロ基地局(BTS)を透過的に経由し、ユーザ装置(UE)に至る(ステップS833)。
ステップS835において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、設定変更のRRCメッセージに対する応答信号(Cell Update)を送信する。
ステップS837において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、受信した応答信号を含む転送信号(Uplink Signaling Transfer Indication)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS839において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Required)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS841において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Request)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)へ送信する。
ステップS843において、Iu区間におけるベアラが設定され、インターフェースIuによる通信経路又は論理パスが設定される。
ステップS345において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションの要求信号に対する応答信号(Relocation Request Acknowledge)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS847において、交換局の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、実際に制御を移すための要求信号(Relocation Command)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS849において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、リロケーションを行ったことを示す制御信号(Relocation Commit)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS851において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の設定変更に関するRRCメッセージに対する確認信号(Cell Update Confirm)をユーザ装置(UE)に送信する。
ステップS853において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の設定変更に関する応答信号(UTRAN Mobility Information Confirm)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS857において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションが完了したことを示す制御信号(Relocation Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS859において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、Iu区間の通信経路を解放することを指示する指示信号(Iu Release Command)をホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)に送信する。
ステップS861において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、指示信号に対する応答信号(Iu Release Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
このように、本変形例の場合、図3のステップS307、S319、S327、S329のような処理を省略することができるので、本変形例はハンドオーバに要する時間を短縮できる等の観点から好ましい。
<<2.4 ハンドインシーケンス(加入者延長)>>
図10は、ハンドインによるハンドオーバを行う際の動作シーケンスを示す。動作シーケンスは、フェムトセルに在圏しているユーザ装置(UE)が、マクロセルに移る際の動作を示す。図中、左側には通信経路がどのように切り替わるかが示されており、右側に具体的なシーケンスが示されている。図10に示す動作は、概して図5におけるものと同様であり、図5のステップS5xxは図10のステップS10xxに対応する。
ステップS1001において、マクロ基地局(BTS)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、測定指示信号(Measurement Control(1C等))をユーザ装置(UE)に送信する。ユーザ装置(UE)は、測定指示信号に応じて、受信レベルを測定し、指定されたイベントが発生しているか否かを判断する。
ステップS1003において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、測定及び判断の結果を含む報告信号又はメジャーメントレポート信号(Measurement Report(Primary Scrambling Code))を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS1005において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、ハンドオーバのための通信経路の設定を要求する要求信号(Radio Link Setup Request)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS1007において、ホーム基地局ゲートウェイ(HNB−GW)は、フェムトセルにおける通信がユーザ装置(UE)に許可されているか否かを判定する。
ステップS1009において、Iuh区間及びIur区間におけるベアラが設定され、通信経路又は論理パスが確立される。
ステップS1015において、ホーム基地局(HNB)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、通信経路の設定が完了したことを示す応答信号(Radio Link Setup Response)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS1017において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路を切り替えることを指示する指示信号(Phy Channel Reconfiguration)をユーザ装置(UE)に送信する。
ステップS1019において、ユーザ装置(UE)は通信経路を切り替える。
ステップS1021において、ユーザ装置(UE)の無線リソース制御信号処理部(RRC)は、通信経路の切替が完了したことを示す応答信号(Phy Channel Reconfiguration Complete)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS1025において、ホーム基地局(HNB)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、RRCメッセージを含む転送信号(Uplink Signaling Transfer Indicator)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS1027において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の基地局信号処理部(NBAP)は、Iub区間の通信経路を解放することを指示する指示信号(Radio link Deletion Request)をマクロ基地局(BTS)に送信する。
ステップS1029において、マクロ基地局(BTS)の基地局信号処理部(NBAP)は、指示信号に対する応答信号(Radio Link Deletion Response)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
これにより、Iub区間の通信経路は解放され、図10左下に示すような状態が実現される。
<<2.5 ハンドインシーケンス(リロケーション)>>
図11を参照しながら、加入者延長方式の状態から、交換局に対する通信経路を変更する場合(リロケーションの場合)の動作を説明する。説明する動作は、概して図6におけるものと同様であり、図6のステップS5xxは図11のステップS10xxに対応する。
ステップS1031において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、RRCメッセージを含む転送信号(Downlink Signaling Transfer Request)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS1033において、ホーム基地局(HNB)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、応答信号を含む転送信号(Uplink Signaling Transfer Indication)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS1035において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Required)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS1037において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションを要求する要求信号(Relocation Request)をホーム基地局(HNB)へ送信する。
ステップS1039において、Iu区間におけるベアラが設定され、インターフェースIuによる通信経路又は論理パスが設定される。
ステップS1041において、ホーム基地局(HNB)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションの要求信号に対する応答信号(Relocation Request Acknowledge)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS1043において、交換局の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、実際に制御を移すための要求信号(Relocation Command)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS1045において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線ネットワークサブシステム信号処理部(RNSAP)は、リロケーションを行ったことを示す制御信号(Relocation Commit)をホーム基地局(HNB)に送信する。
ステップS1047において、ホーム基地局(HNB)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、リロケーションが完了したことを示す制御信号(Relocation Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
ステップS1049において、交換局(MMS/xGSN)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、Iu区間の通信経路を解放することを指示する指示信号(Iu Release Command)を無線ネットワーク制御局(IP−RNC)に送信する。
ステップS1051において、無線ネットワーク制御局(IP−RNC)の無線アクセスネットワーク信号処理部(RANAP)は、指示信号に対する応答信号(Iu Release Complete)を交換局(MMS/xGSN)に送信する。
これにより、図11左下に示すような状態が実現される。
このように本実施例によれば、マクロセル及びフェムトセル間の移動制御を行う際に、コアノードに対する負荷を著しく軽減することができる。
以上本発明は特定の実施例を参照しながら説明されてきたが、それらは単なる例示に過ぎず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。例えば、本発明は、マクロセル及びフェムトセルが混在している適切な如何なる移動通信システムに適用されてもよい。例えば本発明は、W−CDMA方式のシステム、HSDPA/HSUPA方式のW−CDMAシステム、LTE方式のシステム、LTE−Advanced方式のシステム、IMT−Advanced方式のシステム、WiMAX、Wi−Fi方式のシステム等に適用されてもよい。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。実施例又は項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。説明の便宜上、本発明の実施例に係る装置は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。ソフトウェアは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に用意されてもよい。本発明は上記実施例に限定されず、本発明の精神から逸脱することなく、様々な変形例、修正例、代替例、置換例等が本発明に包含される。
UE ユーザ装置
BTS マクロ基地局
IP−RNC 無線ネットワーク制御局
MMS/xGSN 交換局
HNB ホーム基地局
HNB−GW ホーム基地局ゲートウェイ

Claims (5)

  1. フェムトセルに在圏するユーザ装置がマクロセルにハンドオーバするための移動制御を行うフェムトセルのホーム基地局であって、
    前記マクロセルのマクロ基地局の上位ノードである無線制御局との間でやり取りされる制御局信号を処理する制御局信号処理部と、
    前記無線制御局の上位ノードである交換局との間でやり取りされる交換局信号を処理する交換局信号処理部と
    を有し、前記制御局信号処理部は、前記無線制御局に要求信号を送信することで、当該ホーム基地局と前記無線制御局との間の通信経路及び前記無線制御局と前記マクロ基地局との間の通信経路を設定するよう要求し、
    前記制御局信号処理部が、該要求信号に対する応答信号を前記無線制御局から受信した後に、前記交換局信号処理部は、前記交換局に要求信号を送信することで、前記交換局と前記無線制御局との間の通信経路を設定するよう要求し、
    前記交換局信号処理部が、該要求信号に対する応答信号を前記交換局から受信した後に、当該ホーム基地局と前記交換局との間の通信経路が解放される、ホーム基地局
  2. フェムトセルに在圏するユーザ装置がマクロセルにハンドオーバするための移動制御を行うフェムトセルのホーム基地局が実行するハンドオーバ方法であって、前記ホーム基地局は、
    前記マクロセルのマクロ基地局の上位ノードである無線制御局との間でやり取りされる制御局信号を処理する制御局信号処理部と、
    前記無線制御局の上位ノードである交換局との間でやり取りされる交換局信号を処理する交換局信号処理部と
    を有し、当該ハンドオーバ方法は、
    前記制御局信号処理部が、前記無線制御局に要求信号を送信することで、当該ホーム基地局と前記無線制御局との間の通信経路及び前記無線制御局と前記マクロ基地局との間の通信経路を設定するよう要求し、
    前記制御局信号処理部が、該要求信号に対する応答信号を前記無線制御局から受信した後に、前記交換局信号処理部が、前記交換局に要求信号を送信することで、前記交換局と前記無線制御局との間の通信経路を設定するよう要求し、
    前記交換局信号処理部が、該要求信号に対する応答信号を前記交換局から受信した後に、当該ホーム基地局と前記交換局との間の通信経路が解放されるステップ
    を有するハンドオーバ方法。
  3. マクロセルに在圏するユーザ装置がフェムトセルにハンドオーバするための移動制御を行うフェムトセルのホーム基地局であって、
    前記マクロセルのマクロ基地局の上位ノードである無線制御局との間でやり取りされる制御局信号を処理する制御局信号処理部と、
    前記無線制御局の上位ノードである交換局との間でやり取りされる交換局信号を処理する交換局信号処理部と、
    前記制御局信号処理部が前記無線制御局から受信したユーザ装置の情報が、前記フェムトセルとの通信が前記ユーザに許可されていることを示していた場合、当該ホーム基地局と前記ユーザ装置との間の通信経路を設定する基地局信号処理部と
    を有し、前記交換局信号処理部は、前記交換局からの要求信号に応じて、当該ホーム基地局と前記交換局との間の通信経路を設定する、ホーム基地局
  4. 前記無線制御局が前記ユーザ装置を送信先とする無線リソース制御信号を含む要求信号を前記ホーム基地局に送信し、該要求信号に含まれる無線リソース制御信号の応答信号に相当する無線リソース制御信号を当該ホーム基地局が前記ユーザ装置から受信した場合、前記制御局信号処理部は、該応答信号の内容を示す制御信号を前記無線制御局に送信する、請求項に記載のホーム基地局
  5. マクロセルに在圏するユーザ装置がフェムトセルにハンドオーバするための移動制御を行うフェムトセルのホーム基地局が実行するハンドオーバ方法であって、
    前記マクロセルのマクロ基地局の上位ノードである無線制御局との間でやり取りされる制御局信号を処理する制御局信号処理部が、前記無線制御局からユーザ装置の情報を受信し、
    前記フェムトセルにおける通信が前記ユーザ装置に許可されているか否かを判断し、
    前記フェムトセルにおける通信が前記ユーザに許可されていた場合、前記ホーム基地局と前記ユーザ装置との間の通信経路を設定し、
    前記無線制御局の上位ノードである交換局との間でやり取りされる交換局信号を処理する交換局信号処理部が、前記交換局からの要求信号に応じて、前記ホーム基地局と前記交換局との間の通信経路を設定する、ハンドオーバ方法。
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