JP5449097B2 - イベント情報提示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、ユーザの過去のライフログデータからイベント情報を抽出して当該ユーザに提示するイベント情報提示装置及びプログラムに関する。
近年、ユーザが自身の過去を振り返るために、当該ユーザの過去のライフログデータから行事や出来事等を表すイベント情報を抽出してユーザに提示するサービスが提案されている。この種のサービスを利用すれば、ユーザは自身の過去の行事や出来事等を効率よく確認することができ、これにより今後のスケジュールの作成等に生かすことができる。
ところで、ユーザの非日常的なイベント情報を抽出し表示する技術としては、例えばブログ等のコミュニケーション型オンライン個人サイトを利用したものが提案されている。具体的には、コミュニケーション型オンライン個人サイトでは、当該サイトの作成者が非日常的なイベントに言及する記事ページを作成すると、読者が普段と異なる交流行動、例えば大勢が短期間でコメントを送信するといった行動を起こすことに着目し、分析対象となる記事ページが他のページとは異なる交流行動が行われているかどうかを分析する。さらに、サイト作成者の非日常的なイベントに関する記事ページへの各読者の反応の様子は、各読者と当該作成者との過去の付き合い方の影響を受ける点に着目し、読者ごとに過去の交流履歴をプロファイリングして、その結果をもとに交流行動のスコアを評価するものとなっている。
特開2009−277098号公報
ところが、上記従来の提案技術は、コミュニケーション型オンライン個人サイトのみから非日常イベントを抽出するものであるため、イベントの重要度を評価することが難しい。また、コミュニケーション型オンライン個人サイトは、記事が他人に読まれることを意識したものとなることが多く、情報の内容に偏りがあり、重要なイベントが網羅されているとは限らない。さらに、抽出された記事の情報を単に出力しているだけであるため、大量の記事が出力されるとユーザはイベントを効率よく確認することができない。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、ユーザが自身の過去のイベント情報をその重要度を考慮しつつ効率よく確認できるようにしたイベント情報提示装置及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の1つの観点は、先ずユーザごとに、当該ユーザのスケジュールデータ、当該ユーザが送受信したメールデータ及び当該ユーザの滞在地を表す位置データをそれぞれ取得して記憶部に記憶する。次に、上記記憶部に記憶された過去の所定期間分のスケジュールデータからイベント情報を抽出し、この抽出されたイベント情報の各々について、上記記憶されたスケジュールデータの観点から見た第1の重要度と、上記記憶されたメールデータの観点から見た第2の重要度と、上記記憶された位置データの観点から見た第3の重要度をそれぞれ算出する。そして、上記ユーザが使用する端末からイベント情報の提示時間単位を指定する時間粒度情報を含む提示要求を受信した場合に、この受信された提示要求に含まれる時間粒度情報と、上記算出された第1、第2及び第3の重要度とに基づいて、上記抽出されたイベント情報の中から提示対象のイベント情報を選択し、この選択されたイベント情報を提示するための提示データを生成して上記ユーザの端末へ送信するように構成したものである。
また、上記重要度を算出する際には、抽出されたイベント情報の各々について、当該イベント情報の実行予定場所に対応する滞在地を位置データから抽出して、この抽出された滞在地が予め設定した重要な場所に該当するか否かを判定し、この判定結果をもとに上記位置データにおける当該重要な場所に該当する滞在場所の出現比率を第3の重要度として算出するようにしたものである。
したがってこの発明の1つの観点によれば、以下のような作用効果が奏せられる。
すなわち、一般に、スケジュールデータはコミュニケーション型オンライン個人サイトとは異なり、ユーザが他人に読まれることを意識せずに作成するため、情報の内容に偏りがなく、重要なイベントが網羅されたものとなる。このため、イベント情報をユーザのスケジュールデータから抽出して提示することにより、ユーザは自身の過去を振り返る際に、重要なイベント情報を漏れなく確実に確認することが可能となる。
また、ユーザから指定された時間粒度とイベント情報の重要度に応じて、提示すべきイベント情報が選択されてユーザに提示される。例えば、指定された時間粒度が“年”のように粗い場合には、重要度の高いイベント情報のみが提示対象として絞り込まれて提示される。このため、ユーザは多くのイベント情報のうち重要なイベント情報のみを一覧で確認することができる。これに対し、指定された時間粒度が“月”や“日”のように細かい場合には、重要度が高いイベント情報のみならず重要度が低いイベント情報についても選択されて提示される。このため、ユーザは重要なイベント情報に限らず、できる限り多くのイベント情報を確認することができる。
さらに、イベント情報の重要度は、スケジュールデータの観点から見た第1の重要度と、上記メールデータの観点から見た第2の重要度と、上記位置データの観点から見た第3の重要度を考慮したものが用いられる。このため、イベント情報の重要度をより正確に求めることができ、これにより提示対象のイベント情報をより適切に選択することが可能となる。
この発明の1つの観点は以下のような各種態様を備えることを特徴とする。
第1の態様は、重要度を算出する際に、抽出されたイベント情報の各々について、スケジュールデータにおける当該イベント情報と同類のイベント情報の出現比率を第1の重要度として算出するものである。
より具体的には、抽出されたイベント情報の各々について、当該着目するイベント情報と同類のイベント情報をスケジュールデータから抽出してその出現回数を表す値を生成すると共に、前記着目するイベント情報における全参加者数及び外部参加者数をそれぞれ表す値と、前記着目するイベント情報が出張であるか否かを表す値をそれぞれ生成し、これらの生成された値の合計値を第1の算出手段により算出する。またそれと共に、上記抽出された全イベント情報についてそれぞれ上記第1の手段により算出された合計値の総和を第2の算出手段により算出する。そして、上記第1の算出手段により算出された合計値を、上記第2の算出手段により算出された総和で割り算し、この割り算により得られた値を上記第1の重要度を表す値として出力するものである。
このようにすると、スケジュールデータにおける当該イベント情報と同類のイベント情報の出現比率が考慮され、さらにイベントへの全参加者数及び外部参加者数や、イベントが出張であるか否かも考慮されて、イベントの重要度が求められる。
第2の態様は、重要度を算出する際に、抽出されたイベント情報の各々について、メールデータにおける当該イベント情報を表す用語を含むメールの出現比率を第2の重要度として算出するものである。
より具体的には、抽出されたイベント情報の各々について、当該着目するイベント情報を表す用語がメールの本文又は表題に使用されているメールを抽出し、その抽出数を表す値と、当該抽出された各メールが送受信された期間を表す値との合計値を第3の算出手段により算出する。またそれと共に、上記抽出された全イベント情報についてそれぞれ前記第1の算出手段と同様に算出された合計値の総和を第4の算出手段により算出する。そして、上記第3の算出手段により算出された合計値を、上記第4の算出手段により算出された総和で割り算し、この割り算により得られた値を前記第2の重要度を表す値として出力するようにしたものである。
このようにすると、メールデータにおける当該イベント情報を表す用語を含むメールの出現比率が考慮され、さらに当該抽出された各メールが送受信された期間も考慮された上でイベントの重要度が求められる。
上記重要度を算出する手段は、より具体的には、抽出されたイベント情報の各々について、当該着目するイベント情報のイベント名を表す名詞が記載された同類のイベント情報の実行予定場所に対応する滞在地を位置データから抽出して、この抽出された滞在地が外部施設であるか否かを判定し、外部施設であると判定された滞在地の数を第5の算出手段により算出する。またそれと共に、上記抽出された全イベント情報についてその実行予定場所に対応する滞在地を上記位置データから抽出して、この抽出された滞在地が外部施設であるか否かを判定し、外部施設であると判定された滞在地の総数を第6の算出手段により算出する。そして、上記第5の算出手段により算出された滞在地数を、上記第6の算出手段により算出された滞在地総数で割り算し、この割り算により得られた値を第3の重要度を表す値として出力するようにしたものである。
このようにすると、重要な場所に該当する滞在場所、例えば外部施設の出現比率を考慮してイベントの重要度が求められる。
第3の態様は、提示対象のイベント情報を選択する際に、第1、第2及び第3の重要度をそれぞれベクトルとして表される重要度空間を定義し、ユーザ端末から受信した時間粒度情報に基づいて、重要度空間を構成する各ベクトル軸に対してそれぞれ設定された閾値により、上記抽出されたイベント情報の中から提示対象のイベント情報を選択するものである。
このようにすると、第1、第2及び第3の重要度をもとにイベントの重要度を適切に表すことが可能となる。
第4の態様は、提示対象のイベント情報を選択する際に、ユーザ端末から受信した時間粒度情報が提示時間単位として「年」を指定する場合には3つの重要度のいずれもが重要であるイベント情報を選択し、「月」を指定する場合には3つの重要度のうち2つの重要度が重要であるイベント情報を選択し、「日」を指定する場合には3つの重要度のうちいずれか1つの重要度が重要であるイベント情報を選択するものである。
このようにすると、ユーザにより指定された時間粒度に応じたイベント情報の選択を簡単な処理により行うことができる。
すなわちこの発明によれば、ユーザが自身の過去のイベント情報をその重要度を考慮しつつ効率よく確認できるようにしたイベント情報提示装置及びプログラムを提供することができる。
この発明の一実施形態に係わるイベント情報提示サービスを実施するシステムの全体構成図。 この発明の一実施形態に係わるイベント情報提示装置の機能を備えたサービスサーバの構成を示すブロック図。 図2に示したサービスサーバによるイベント情報の抽出・表示制御手順とその内容を示すフローチャート。 図3に示したイベント情報の抽出・表示制御の内容を説明するための図で、3種類の指標の重要度がいずれも高いイベント群を示す図。 図3に示したイベント情報の抽出・表示制御の内容を説明するための図で、2種類以上の指標の重要度が高いイベント群を示す図。 図3に示したイベント情報の抽出・表示制御の内容を説明するための図で、3種類の指標の重要度がいずれも低いイベント群を示す図。 図3に示したイベント情報の抽出・表示制御により生成された表示データの一例を示すもので、表示時間粒度が“月”に設定された場合を示す図。 図3に示したイベント情報の抽出・表示制御により生成された表示データの一例を示すもので、表示時間粒度が“年”に設定された場合を示す図。
以下、図面を参照してこの発明に係わる実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係わるイベント情報提示サービスを実施するシステムの全体構成図である。
このシステムは、イベント情報提示装置としての機能を有するサービスサーバSSVを備えている。サービスサーバSSVは、ユーザのスケジュールデータ、メールデータ及び位置データを取得するために、スケジュールサーバSVS、メールサーバSVM及び位置情報サーバSVPとの間で通信ネットワークNWを介してデータ通信が可能となっている。またサービスサーバSSVは、ユーザに対し過去のイベント情報を提示するために、ユーザ端末UT1〜UTnとの間で上記通信インタフェースNWを介してデータ通信が可能となっている。
ユーザ端末UT1〜UTnは、例えば携帯電話機、スマートホン、PDA(Personal Digital Assistant)又はパーソナル・コンピュータからなり、Webサイトにアクセスのためのブラウザと、メールを送受信するためのメーラと、自端末の位置を計測するための位置計測機能を備えている。
このうち位置計測機能は、例えばGPS(Global Positioning System)受信機と、GPS計測制御部とにより実現される。GPS受信機は、図示しない複数のGPS衛星から送信されるGPS信号をアンテナを介して受信する。GPS計測制御部は、例えば5分以上の予め定められた計測周期で上記GPS受信機を起動し、当該GPS受信機により受信されたGPS信号を取り込んで自端末の位置データを生成する。位置データは、計測IDに対し、緯度、経度及び計測時刻を関連付けたものにより表される。そして、この生成された位置データを、サービスサーバSSVからの取得要求に応じて要求元のサービスサーバSSVへ送信する。
スケジュールサーバSVSは、例えばサービス事業者が運用するWebサーバからなり、ユーザごとに、ユーザ端末UT1〜UTnにおいて入力されたスケジュールデータを管理する機能を有している。スケジュールデータは、例えばユーザ識別情報(ユーザID)に関連付けて、イベント名とその実行開始時刻及び終了時刻、実行予定場所名を表す情報、全参加予定者数と外部参加予定者数を、過去の所定期間(例えば1年)分記憶したものからなる。
メールサーバSVMは、例えば通信事業者又はインターネット・プロバイダが運用するサーバからなり、ユーザ端末UT1〜UTnとの間でメールデータの中継転送を行うと共に、ユーザ端末UT1〜UTnごとにその送受信メールデータを蓄積する機能を有している。
位置情報サーバSVPは、通信事業者又はサービス事業が運営するサーバからなり、ユーザ端末UT1〜UTnからその位置データを定期的又は任意のタイミングで収集し、この収集された位置データをユーザの滞在地履歴を表す情報として、ユーザ又はユーザ端末の識別情報と関連付けて蓄積する機能を有している。
通信ネットワークNWは、IP(Internet Protocol)網と、このIP網にアクセスするためのアクセス網とから構成される。アクセス網としては、公衆通信網、携帯電話網、LAN(Local Area Network)、無線LAN、CATV(Cable Television)網等が用いられる。
ところで、サービスサーバSSVは例えばサービス事業者が運用するWebサーバからなり、次のように構成される。図2はその機能構成を示すブロック図である。
すなわち、サービスサーバSSVは、送受信ユニット10と、制御ユニット20と、記憶ユニット30とを備えている。送受信ユニット10は、制御ユニット20の制御の下で通信ネットワークNWとの間で情報の送受信を行う。
記憶ユニット30は、例えばHDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等のランダムアクセス可能な不揮発性メモリを使用したもので、この発明を実現するために必要な記憶部として、スケジュール記憶部31と、メールデータ記憶部32と、位置データ記憶部33と、イベント重要度記憶部34とを備えている。
スケジュール記憶部31は、後述するスケジュールデータ取得制御部21の制御の下で、スケジュールサーバSVSから取得されたユーザのスケジュールデータを、ユーザIDと関連付けて記憶するために使用される。
メールデータ記憶部32は、後述するメールデータ取得制御部22の制御の下で、メールサーバSVMから取得されたユーザのメールデータを、ユーザIDと関連付けて記憶するために使用される。
位置データ記憶部33は、後述する位置データ取得制御部23の制御の下で、位置サーバSVPから取得されたユーザの滞在地履歴を表す位置データを、ユーザIDと関連付けて記憶するために使用される。
イベント重要度記憶部34は、後述する重要度算出部24によりイベント情報ごとに3種類の指標の各々について算出された重要度データを、ユーザID及びイベントの識別情報(イベントID)と関連付けて記憶するために使用される。3種類の指標とは、スケジュール、メール、位置のことである。
制御ユニット20は、中央処理ユニット(CPU;Central Processing Unit)を中核として備えるもので、この発明を実施するために必要な制御機能として、スケジュールデータ取得制御部21と、メールデータ取得制御部22と、位置データ取得制御部23と、重要度算出部24と、イベント表示要求受付処理部25と、表示イベント選択処理部26と、表示データ送信制御部27を備えている。これらの制御機能のうち、スケジュールデータ取得制御部21、メールデータ取得制御部22及び位置データ取得制御部23は、通信インタフェースユニット10と共にクローラを構成する。また、上記各制御機能はいずれもアプリケーション・プログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
スケジュールデータ取得制御部21は、非同期かつ定期的に通信インタフェースユニット10からスケジュールサーバSVSに対しデータ取得要求を送信し、このデータ取得要求に応答してスケジュールサーバSVSから送信されるスケジュールデータを通信インタフェースユニット10により受信する。そして、この受信されたスケジュールデータを、その所有者たるユーザのユーザIDと関連付けてスケジュール記憶部31に記憶させる処理を行う。
メールデータ取得制御部22は、非同期かつ定期的に通信インタフェースユニット10からメールサーバSVMに対しデータ取得要求を送信し、このデータ取得要求に応答してメールサーバSVMから送信されるメールデータを通信インタフェースユニット10により受信する。そして、この受信されたメールデータを、その所有者たるユーザのユーザIDと関連付けてメールデータ記憶部32に記憶させる処理を行う。
位置データ取得制御部23は、非同期かつ定期的に通信インタフェースユニット10から位置情報サーバSVPに対しデータ取得要求を送信し、このデータ取得要求に応答して位置情報サーバSVPから送信される位置データを通信インタフェースユニット10により受信する。そして、この受信された位置データを、その所有者たるユーザのユーザIDと関連付けて位置データ記憶部33に記憶させる処理を行う。
重要度算出部24は、以下の処理を実行する。
(1) 上記スケジュール記憶部31に記憶された過去の所定期間に含まれるスケジュールデータからイベント情報を1つずつ選択し、この選択したイベント情報について形態素解析等の手法を用いてイベント名等を表す名詞を抽出する処理。
(2) 上記選択したイベント情報ごとに、上記抽出されたイベント名等の名詞を用いて、スケジュール重要度(第1の重要度)、メール重要度(第2の重要度)及び位置重要度(第3の重要度)を算出する処理。
(3) スケジュール重要度、メール重要度及び位置重要度を各々ベクトルとして表される三次元の重要度空間を定義し、この重要度空間における、上記算出されたスケジュール重要度、メール重要度及び位置重要度のベクトル和を算出する処理。
(4) 上記算出されたベクトル和を、ユーザID及びイベントIDと関連付けてイベント重要度記憶部34に記憶させる処理。
イベント表示要求受付処理部25は、ユーザ端末UT1〜UTnから送信されるイベント情報の閲覧要求(提示要求)を通信インタフェースユニット10を介して受信する処理を行う。
表示イベント選択処理部26は、上記イベント表示要求受付処理部25により受信された閲覧要求に含まれるユーザID及び時間粒度指定情報に応じ、該当するユーザのイベント情報であって、かつ上記時間粒度指定情報により指定された時間粒度に対応する重要度ベクトル和を有するイベント情報を、イベント重要度記憶部34から選択的に読み出す処理を実行する。またその際、読み出し件数には予め定めた上限値を設定し、読み出し件数が上限値より多い場合には重要度ベクトル和が大きい順に上記上限数分だけ読み出す。
表示データ送信制御部27は、上記表示イベント選択処理部26により選択的に読み出されたイベント情報を時系列に並べた閲覧データ(提示データ)を生成し、この閲覧データを通信インタフェースユニット10から要求元のユーザ端末UT1〜UTnへ送信する処理を実行する。
次に、以上のように構成されたサービスサーバSSVによるイベント情報提示動作を説明する。図3はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
(1)各種データの取得
制御ユニット20は、ステップS11においてデータ取得タイミングになったか否かを監視している。このデータ取得タイミングは、例えば毎日午前零時に設定される。
そして、データ取得タイミングになると、ステップS12によりスケジュールデータ取得制御部21を起動し、このスケジュールデータ取得制御部21の制御の下で、スケジュールサーバSVSに対しデータ取得要求を送信し、このデータ取得要求に応答してスケジュールサーバSVSから送信されるスケジュールデータを通信インタフェースユニット10により受信する。そして、この受信されたスケジュールデータを、その所有者たるユーザのユーザIDと関連付けてスケジュール記憶部31に記憶させる。
またステップS13によりメールデータ取得制御部22を起動し、このメールデータ取得制御部22の制御の下で、メールサーバSVMに対しデータ取得要求を送信し、このデータ取得要求に応答してメールサーバSVMから送信されるメールデータを通信インタフェースユニット10により受信する。そして、この受信されたメールデータを、その所有者たるユーザのユーザIDと関連付けてメールデータ記憶部32に記憶させる。
さらにステップS14により位置データ取得制御部23を起動し、この位置データ取得制御部23の制御の下で、位置情報サーバSVPに対しデータ取得要求を送信し、このデータ取得要求に応答して位置情報サーバSVPから送信される位置データを通信インタフェースユニット10により受信する。そして、この受信された位置データを、その所有者たるユーザのユーザIDと関連付けて位置データ記憶部33に記憶させる。
なお、上記スケジュールデータ取得処理、メールデータ取得処理及び位置データ取得処理では、その都度一定期間分(例えば1年分)のデータを取得しそれぞれ記憶部31,32,33に記憶させるようにしてもよいが、前日の午前零時から本日の午前零時までの24時間に新たに追加されたデータのみを取得し、この取得された各データをそれぞれ記憶部31,32,33に追加記憶させるようにしてもよい。
(2)重要度の算出
制御ユニット20は、ステップS15において重要度算出タイミングになったか否かを監視している。この重要度算出タイミングは、上記データ取得タイミングと同様に1日に1回に設定してもよいが、例えば1週間に1回、1月に1回というように、データ取得タイミングより長い周期に設定してもよい。
上記重要度算出タイミングになると制御ユニット20は重要度算出部を起動し、この重要度算出部24の制御の下で以下のように重要度の算出を行う。
(2−1)すなわち、先ずスケジュール記憶部31に記憶された過去の所定期間、例えば1年間分のスケジュールデータからイベント情報を1つ選択する。そして、この選択したイベント情報を形態素解析等により単語ごとに分割し、この分割された単語からさらにイベント名等を表す名詞を抽出する。
(2−2)次にステップS16により、上記過去の1年間分のスケジュールデータから、上記抽出されたイベント名等を表す名詞が記載された同類のイベント情報をキーワード検索により抽出し、その出現回数をカウントする。また、上記選択されたイベント情報に記載された全参加人数と社外参加者をそれぞれカウントし、さらに上記選択されたイベント情報の内容が「出張」であるか否かを判定して、「出張」と判定された場合にはこれを“1”とする。続いて、上記同類のイベント情報の出現回数のカウント値と、上記全参加者数及び外部参加者数の各カウント値と、「出張」と判定されたイベント情報の数とを加算してその合計値を求める。そして、この算出された合計値を、上記過去の1年間分のスケジュールデータに記載された全イベント情報について同様に算出した合計値の総和で割り算し、この割り算により得られた値をスケジュール重要度を表す値としてイベント重要度記憶部34に一旦記憶させる。
(2−3)続いてステップS17により、上記過去の1年間分のメールデータから、上記抽出されたイベント名等を表す名詞がメールの本文又は表題に記載されたメールを抽出し、その抽出数をカウントする。また、当該抽出された各メールが送受信された期間を表す値(例えば日数)をカウントする。そして、上記カウントされた抽出数と、上記カウントされた日数との合計値を算出する。またそれと共に、上記スケジュールデータに記載された全イベント情報について同様にメール抽出数と日数との合計値を求め、その総和を算出する。そして、上記合計値を上記総和で割り算し、この割り算により得られた値をメール重要度を表す値としてイベント重要度記憶部34に一旦記憶させる。
(2−4)さらにステップS18により、上記過去の1年間分の位置データから、上記抽出されたイベント名等を表す名詞が記載された同類のイベント情報の実行予定場所に対応する滞在地を抽出する。そして、この抽出された滞在地が、ユーザが所属する組織が保有する施設以外の外部施設が設置されている滞在地であるか否かを判定し、外部施設が設置された滞在地であると判定された場合にその数を第1の値としてカウントする。またそれと共に、上記過去の1年分のスケジュールデータに記載された全イベント情報の実行予定場所に対応する滞在地を、位置データ記憶部33に記憶された位置データから抽出する。そして、この抽出された各滞在地が外部施設であるか否かを判定し、外部施設であると判定された滞在地の総数を第2の値としてカウントする。そして、上記第1の値を第2の値で割り算し、この割り算により得られた値を位置重要度を表す値として、イベント重要度記憶部34に一旦記憶させる。
(2−5)最後に、スケジュール重要度、メール重要度及び位置重要度をそれぞれベクトルとして表される三次元の重要度空間を定義し、上記ステップS16,S17,S18によりそれぞれ算出されたスケジュール重要度、メール重要度及び位置重要度のベクトル和を求める。そして、このベクトル和を着目イベントの重要度を表す値として、ユーザID及びイベントIDと関連付けてイベント重要度記憶部34に記憶させる。
(2−6)未選択のイベント情報を1つ選択するごとに、この選択した着目イベントについて上記(2−1)〜(2−5)による処理を繰り返し実行し、これにより得られた各着目イベントの重要度を表す値をユーザID及びイベントIDと関連付けてイベント重要度記憶部34に順次記憶させる。そして、過去1年分のスケジュールデータに記載された全イベント情報についてその重要度の算出処理とその記憶処理が終了すると、次の処理に移行する。
(3)時間粒度に応じた提示イベントの選択
制御ユニット20は、ステップS19により、ユーザ端末UT1〜UTnからのイベント閲覧(表示)要求の到来を監視している。この状態で、例えばユーザ端末UT1から送信されたイベント閲覧要求が通信インターネットユニット10により受信されたとする。そうすると制御ユニット20は、イベント表示要求受付処理部25により、上記受信されたイベント閲覧要求からユーザIDと時間粒度指定情報を抽出する。続いてステップS21により表示イベント選択処理部26を起動し、この表示イベント選択処理部26の制御の下で、イベント重要度記憶部34に記憶された情報を参照し、上記ユーザIDに対応するイベント情報の中から、上記指定された時間粒度に対応して予め定められた第1のしきい値以上の重要度を持つイベント情報を選択的に読み出す。
例えば、いまユーザにより指定された時間粒度が“年”であり、この“年”に対応して各ベクトル軸のしきい値が設定されていれば、図4に示すようにスケジュール重要度、メール重要度及び位置重要度がいずれも重要と判定されたイベント情報のみが選択される。また、ユーザにより指定された時間粒度が“月”であり、この“月”に対応して各ベクトル軸のしきい値が設定されていれば、図5に示すようにスケジュール重要度、メール重要度及び位置重要度のうちの2つ以上が重要と判定されたイベント情報が選択される。これに対しユーザにより指定された時間粒度が“日”であり、この“日”に対応して各ベクトル軸のしきい値が設定されていれば、図6に示すようにスケジュール重要度、メール重要度及び位置重要度のうちいずれも重要ではないと判定されたイベント情報(図中実線内)を除いて、1つ以上が重要と判定されたイベント情報が選択される。なお、ユーザにより指定された時間粒度が“時間”であれば、全てのイベント情報が選択される。
(4)閲覧データの生成と送信
制御ユニット20は、ステップS22において表示データ送信制御部27を起動し、この表示データ送信制御部27の制御の下で、上記ステップS21により選択されたイベント情報を、ユーザ端末UT1から指定された時間粒度で表される時系列表上に配置した閲覧データを生成する。
例えば、時間粒度が“月”の場合には、図7に示すように最少表示時間粒度が“月”に設定された時系列表上に、イベント名がその実行月を対応させた状態で配置される。また、時間粒度が“年”の場合には、図8に示すように最少表示時間粒度が“年”に設定された時系列表上に、イベント名がその実行年を対応させた状態で配置される。
上記閲覧データは通信インタフェースユニット10から要求元のユーザ端末UT1へ送信され、ユーザ端末UT1においてブラウザによりディスプレイに表示される。
なお、閲覧データの右上余白には、ソフトキーからなる表示時間粒度変更スライダSLが表示されている。ユーザがこの表示時間粒度変更スライダSLを操作すると、閲覧データを変更後の時間粒度に応じたデータに変更することが可能となる。例えば、図7に示すように時間粒度“月”に応じた閲覧データが表示された状態で時間粒度が“年”に変更されると、その時間粒度指定情報がサービスサーバSSVへ送られる。サービスサーバSSVの制御ユニット20は、上記時間粒度指定情報を受信すると、ステップS19〜S22によりこの指定情報により指定された時間粒度とイベント重要度記憶部34に記憶されたイベント重要度に応じてイベント情報を選択し直し、この選択し直されたイベント情報を“年”の時系列表に配置した閲覧データを生成して要求元のユーザ端末UT1へ送信し表示させる。
以上詳述したようにこの実施形態では、ユーザのスケジュールデータ、メールデータ及び位置データを取得して記憶ユニット30に記憶し、この記憶された過去の一定期間分(例えば1年分)のスケジュールデータに記載されたイベント情報の各々について、重要度算出部24によりスケジュールデータに基づく第1の重要度と、メールデータに基づく第2の重要度と、位置データに基づく第3の重要度をそれぞれ算出する。そして、ユーザ端末からイベント情報の時間粒度指定情報を含む閲覧要求を受信した場合に、表示イベント選択処理部26により上記指定された時間粒度と上記算出された第1、第2及び第3の重要度とに基づいて表示対象のイベント情報を選択し、この選択されたイベント情報をもとに閲覧データを生成してユーザ端末へ送信するようにしている。
したがって、コミュニケーション型オンライン個人サイトを利用する場合に比べ、情報の内容に偏りがなく、重要なイベントが網羅されたスケジュールデータに基づいて過去のイベント情報を選択しユーザに提示することが可能となる。このため、ユーザは自身の過去を振り返る際に、重要なイベント情報を漏れなく確実に確認することが可能となる。
また、ユーザから指定された時間粒度とイベント情報の重要度に応じて、提示すべきイベント情報が選択されてユーザに提示される。例えば、指定された時間粒度が“年”のように粗い場合には、重要度の高いイベント情報のみが提示対象として絞り込まれて提示される。このため、ユーザは多くのイベント情報のうち重要なイベント情報のみを確実に確認することができる。これに対し、指定された時間粒度が“月”や“日”、“時間”のように細かい場合には、重要度が高いイベント情報のみならず重要度が低いイベント情報についても選択されて提示される。このため、ユーザは重要なイベント情報に限らず、できる限り多くのイベント情報を確認することができる。
一般に、スケジュール重要度は、過去の所定期間におけるスケジュールデータ中に同一又は類似するイベント名を持つイベント情報が多数出現する場合や、イベントへの全参加者数及び外部参加者数が多い場合、さらにはイベントが出張である場合には、高くなる傾向がある。またメール重要度は、イベント名を表す名詞がメール本文又は用件で使用されているメールの数が多く、またこれらのメールが継続的に送受信されている期間が長ければ、高くなる傾向がある。さらに位置重要度は、スケジュールデータに記載されたイベントの実行場所が社外の施設の場合に高くなる傾向がある。
したがって、イベント情報の重要度を、上記したようにスケジュールデータに基づく第1の重要度と、メールデータに基づく第2の重要度と、位置データに基づく第3の重要度により表すことにより、イベント情報の重要度をより正確に求めることができ、これにより提示対象のイベント情報をより適切に選択することが可能となる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、スケジュール重要度では、定期的だがそれほど重要でないイベントが重要と判定されてしまう。そこで、スケジュールデータにおける出現数又は頻度に上限を設定するか、或いは出現数又は頻度がある値以上になったら漸減する正規分布のような特性の関数を適用することで、定期的に発生するが重要でないイベントをある程度除去することが可能である。
また、例えばユーザから“年”のような粗い時間粒度が指定された場合に、当該時間粒度に対応する重要度のイベント情報が選択できなかった場合には、当該時間粒度に対応する重要度のしきい値を低下させ、重要度の低いイベント情報を選択し直して表示させるようにしてもよい。この場合、選択されたイベント情報が多すぎる場合には上限値を設定し、重要度が高い順に上記上限値分のイベントを選択し表示させるようにすればよい。
さらに、前記実施形態では算出された第1、第2及び第3の重要度が重要か否かを予めシステム管理者が設定したしきい値をもとに判定するようにしたが、このしきい値を学習機能を用いて可変設定するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では位置データをGPSにより計測される位置データを用いた場合を例にとって説明したが、ユーザ端末が存在する位置のデータを移動通信網の基地局や無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントから取得するようにしてもよい。また、位置重要度は、予め設定した拠点から特定のイベント情報の実行予定場所の位置までの距離を、上記拠点から全イベント情報の実行予定場所の位置までの距離の合計値又は平均値で割り算することにより算出するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態ではイベント提示装置の機能をサービスサーバSSVに設けた場合を例にとって説明したが、ユーザ端末に設けるようにしてもよい。また、前記実施形態では選択されたイベント情報を閲覧表示データとしてユーザ端末に送信し表示させるようにしたが、音声に変換して出力させるようにしてもよい。
さらに、重要度を算出するための指標としては、スケジュールデータ、メールデータ及び位置データ以外に、イベントごとにユーザの心拍数や血圧等のバイタルデータを用いてもよい。この場合、例えば心拍数がしきい値より高ければ当該イベントの重要度を高いものとし、しきい値より低ければ重要度を低いものとする。
その他、イベント提示装置の設置場所やその構成、イベント提示制御手順や制御内容等についても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施可能である。
要するにこの発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
SSV…サービスサーバ、UT1〜UTn…ユーザ端末、SVS…スケジュールサーバ、SVM…メールサーバ、SVP…位置情報サーバ、NW…通信ネットワーク、10…通信インタフェースユニット、20…制御ユニット、21…スケジュールデータ取得制御部、22…メールデータ取得制御部、23…位置データ取得制御部、24…重要度算出部、25…イベント表示要求受付処理部、26…表示イベント選択処理部、27…表示データ送信制御部、30…記憶ユニット、31…スケジュール記憶部、32…メールデータ記憶部、33…位置データ記憶部、34…イベント重要度記憶部。

Claims (9)

  1. ユーザごとに、当該ユーザのスケジュールデータ、当該ユーザが送受信したメールデータ及び当該ユーザの滞在地を表す位置データをそれぞれ取得して記憶部に記憶する手段と、
    前記記憶部に記憶された過去の所定期間におけるスケジュールデータからイベント情報を抽出し、この抽出されたイベント情報の各々について、前記記憶されたスケジュールデータの観点から見た第1の重要度、前記記憶されたメールデータの観点から見た第2の重要度、及び前記記憶された位置データの観点から見た第3の重要度をそれぞれ算出する重要度算出手段と、
    前記ユーザが使用する端末から、イベント情報の提示時間単位を指定する時間粒度情報を含む提示要求を受信する手段と、
    前記受信された提示要求に含まれる時間粒度情報と、前記算出された第1、第2及び第3の重要度とに基づいて、前記抽出されたイベント情報の中から提示対象のイベント情報を選択する選択手段と、
    前記選択されたイベント情報を提示するための提示データを生成し、この生成された提示データを前記ユーザの端末へ送信する手段と
    を具備し、
    前記重要度算出手段は、前記抽出されたイベント情報の各々について、当該イベント情報の実行予定場所に対応する滞在地を前記位置データから抽出して、この抽出された滞在地が予め設定した重要な場所に該当するか否かを判定し、前記位置データにおける当該重要な場所に該当する滞在場所の出現比率を第3の重要度として算出する
    ことを特徴とするイベント情報提示装置。
  2. 前記重要度算出手段は、前記抽出されたイベント情報の各々について、前記スケジュールデータにおける当該イベント情報のイベント名を表す名詞が記載された同類のイベント情報の出現比率を前記第1の重要度として算出することを特徴とする請求項1記載のイベント情報提示装置。
  3. 前記重要度算出手段は、
    前記抽出されたイベント情報の各々について、当該着目するイベント情報のイベント名を表す名詞が記載された同類のイベント情報を前記記憶されたスケジュールデータから抽出してその出現回数を表す値を生成すると共に、前記着目するイベント情報における全参加者数及び外部参加者数をそれぞれ表す値と、前記着目するイベント情報が出張であるか否かを表す値をそれぞれ生成し、これらの生成された値の合計値を算出する第1の算出手段と、
    前記抽出された全イベント情報についてそれぞれ前記第1の手段により算出された合計値の総和を算出する第2の算出手段と、
    前記第1の算出手段により算出された合計値を、前記第2の算出手段により算出された総和で割り算し、この割り算により得られた値を前記第1の重要度を表す値として出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項2記載のイベント情報提示装置。
  4. 前記重要度算出手段は、前記抽出されたイベント情報の各々について、前記メールデータにおける当該イベント情報を表す用語を含むメールの出現比率を第2の重要度として算出することを特徴とする請求項1記載のイベント情報提示装置。
  5. 前記重要度算出手段は、
    前記抽出されたイベント情報の各々について、当該着目するイベント情報を表す用語がメールの本文又は表題に使用されているメールを抽出し、その抽出数を表す値と、当該抽出された各メールが送受信された期間を表す値との合計値を算出する第3の算出手段と、
    前記抽出された全イベント情報についてそれぞれ前記第1の算出手段と同様に算出された合計値の総和を算出する第4の算出手段と、
    前記第3の算出手段により算出された合計値を、前記第4の算出手段により算出された総和で割り算し、この割り算により得られた値を前記第2の重要度を表す値として出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項4記載のイベント情報提示装置。
  6. 前記重要度算出手段は、
    前記抽出されたイベント情報の各々について、当該着目するイベント情報のイベント名を表す名詞が記載された同類のイベント情報の実行予定場所に対応する滞在地を前記位置データから抽出して、この抽出された滞在地が外部施設であるか否かを判定し、外部施設であると判定された滞在地の数を算出する第5の算出手段と、
    前記抽出された全イベント情報についてその実行予定場所に対応する滞在地を前記位置データから抽出して、この抽出された滞在地が外部施設であるか否かを判定し、外部施設であると判定された滞在地の総数を算出する第6の算出手段と、
    前記第5の算出手段により算出された滞在地数を、前記第6の算出手段により算出された滞在地総数で割り算し、この割り算により得られた値を前記第3の重要度を表す値として出力する手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載のイベント情報提示装置。
  7. 前記選択手段は、前記第1、第2及び第3の重要度をそれぞれベクトルとして表される重要度空間を定義し、前記受信された時間粒度情報に基づいて、重要度空間を構成する各ベクトル軸に対してそれぞれ設定されたしきい値により、前記抽出されたイベント情報の中から提示対象のイベント情報を選択することを特徴とする請求項1記載のイベント情報提示装置。
  8. 前記選択手段は、前記受信された時間粒度情報が提示時間単位として「年」を指定する場合には3つの重要度のいずれもが重要であるイベント情報を選択し、「月」を指定する場合には3つの重要度のうち2つの重要度が重要であるイベント情報を選択し、「日」を指定する場合には3つの重要度のうちいずれか1つの重要度が重要であるイベント情報を選択し、「時間」を指定する場合には全てのイベント情報を選択することを特徴とする請求項7記載のイベント情報提示装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のイベント情報提示装置が備える手段に相当する処理を、当該イベント情報提示装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
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