JP5443300B2 - 情報送受信システム及び情報送受信方法 - Google Patents

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この発明は、情報送受信システム及び情報送受信方法に関する。
従来、ネットワークを介して画像などのデジタルコンテンツを配信する際に、デジタルコンテンツに対して、コンテンツ自体とは異なる情報を、人間に知覚できないように埋め込む電子透かし技術が用いられている。例えば、画像に電子透かしを埋め込む方法としては、画像を任意のサイズのブロックに区分して、各ブロックの画像信号を周波数成分に分解して、特定の周波数成分(例えば、高周波成分)を微少に変化させることによって電子透かしを埋め込む方法が知られている。
このような電子透かし技術は、デジタルコンテンツを利用する種々の技術分野において用いられている。例えば、電子透かし技術は、画像に著作権に関する情報を埋め込むことで不正コピーを抑止することに用いられている。また、電子透かし技術は、画像に埋め込まれた電子透かしを正常に読み取れるか否かを検査することで、画像の改竄の検出に用いられている。その他、電子透かし技術は、プリンタやコピーの複写動作、光ディスクの記録再生などを、埋め込まれた電子透かし情報で制御することなどへの応用も期待されている。
"電子透かし技術 ディジタルコンテンツのセキュリティ"、P.53〜P.73 第4章 JPEG画像に対する電子透かし、2004年1月20日 第1版第1刷発行、画像電子学会編集、学校法人東京電機大学発行
しかしながら、上述した従来技術では、様々な技術分野において種々の開発が行われているにも関わらず、ネットワークにおける安全な情報送信の手段として電子透かしを用いることが想定されていない。すなわち、情報の安全な送受信を実現するための手段として電子透かしを利用することができないという問題があった。
そこで、本開示の技術は、上述した従来技術の問題を鑑みて、情報の安全な送受信を実現するための手段として電子透かしを利用することを可能にする情報送受信システム及び情報送受信方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示のシステムは、電子透かしを埋め込んだ画像を送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された画像を受信し、受信した画像から前記電子透かしを抽出する受信装置とを備えた情報送受信システムであって、送信装置において、分割部が、前記画像を任意の数の分割画像に分割する。埋め込み部が、前記分割部によって分割された分割画像それぞれに、前記画像における当該分割画像の位置を示す位置情報の電子透かしを埋め込む。送信部が、前記埋め込み部によって位置情報が埋め込まれた分割画像それぞれを受信装置に送信する。そして、受信装置において、受信部が、送信装置によって送信された前記分割画像を受信する。識別部が、前記受信部によって受信された分割画像それぞれに埋め込まれた位置情報を抽出し、抽出した位置情報に基づいて、前記画像における当該分割画像それぞれの位置を識別する。生成部が、前記識別部によって識別された位置に前記分割画像それぞれを配置した画像を生成する。
開示のシステムは、情報の安全な送受信を実現するための手段として電子透かしを利用することを可能にする。
図1は、実施例1に係る情報送受信システムの構成の一例を示す図である。 図2は、分割処理部による分割処理の一例を説明するための図である。 図3は、実施例1に係る埋め込み処理部による電子透かし埋め込み処理の一例を説明するための図である。 図4は、信号送受信部による送信処理の一例を説明するための図である。 図5は、識別処理部及び生成処理部による処理の一例を説明するための図である。 図6は、実施例1に係る送信側情報処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、実施例1に係る受信側情報処理装置による処理の手順を示すフローチャートである。 図8は、実施例2に係る埋め込み処理部による電子透かし埋め込み処理の一例を説明するための図である。 図9は、本実施例に係る情報送受信プログラムを実行するコンピュータを示す図である。
以下に添付図面を参照して、本願の開示する情報送受信システム及び情報送受信方法の実施例を詳細に説明する。なお、本願の開示する情報送受信システム及び情報送受信方法は、以下の実施例により限定されるものではない。
[実施例1に係る情報送受信システムの構成]
実施例1に係る情報送受信システム1の構成について説明する。図1は、実施例1に係る情報送受信システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報送受信システム1は、送信側情報処理装置100と、受信側情報処理装置200とを有し、ネットワーク300によって接続されている。そして、情報送受信システム1においては、送信側情報処理装置100が、ネットワーク300を介して、電子透かしを埋め込んだ画像を受信側情報処理装置200に対して送信する。
まず、送信側情報処理装置100の構成について説明する。送信側情報処理装置100は、図1に示すように、入出力制御I/F部110と、通信部120と、入力部130と、出力部140と、記憶部150と、制御部160とを有する。そして、送信側情報処理装置100は、電子透かし埋め込みプログラムを備え、画像に電子透かしを埋め込み、受信側情報処理装置200に対して送信する。
入出力制御I/F部110は、通信部120、入力部130、出力部140、制御部160との間の各種情報のやりとりを制御するインタフェースである。通信部120は、送信側情報処理装置100と受信側情報処理装置200との間の通信を制御する。
入力部130は、送信側情報処理装置100の利用者である送信側ユーザによる種々の情報の入力処理を受付ける。例えば、入力部130は、送信側ユーザによって入力される分割条件などを受付ける。入力部130としては、例えば、操作キーやタッチパネルなどである。出力部140は、送信側ユーザに対して各種情報を表示出力する。例えば、出力部140は、送信側情報処理装置100から送信される画像を表示出力する。出力部140としては、例えば、液晶ディスプレイなどである。
記憶部150は、図1に示すように、画像コンテンツ記憶部151と、分割条件記憶部152と、書式記憶部153とを有し、後述する制御部160によって用いられる各種情報を記憶する。なお、記憶部150は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。
画像コンテンツ記憶部151は、受信側情報処理装置200に対して送信される画像を記憶する。例えば、画像コンテンツ記憶部151は、送信側ユーザが送信側情報処理装置100を用いて受信側情報処理装置200に配信することを所望する画像を記憶する。なお、画像コンテンツ記憶部151によって記憶される画像は、送信側ユーザによって画像コンテンツ記憶部151に予め格納される。
分割条件記憶部152は、後述する制御部160が画像を分割する際の分割条件を記憶する。具体的には、分割条件記憶部152は、1枚の画像を何個の分割画像に分割するかを示す分割条件を記憶する。例えば、分割条件記憶部152は、1枚の画像を縦横2個の分割画像に分割する旨の分割条件を記憶する。なお、分割条件は、ユーザによって任意に設定される。また、分割条件は、画像サイズと対応付けて設定することも可能であり、例えば、「800×600ピクセルのサイズを越える画像は、9分割以上に分割する」などの分割条件を設定することも可能である。
書式記憶部153は、後述する制御部160が分割画像に位置情報を示す電子透かしを埋め込む際の書式を記憶する。具体的には、書式記憶部153は、後述する制御部160によって1枚の画像が分割された際に、各分割画像が元の画像のどの位置の画像かを示す位置情報の書式を記憶する。例えば、書式記憶部153は、位置情報の書式として行列形式を記憶する。なお、行列形式で示す位置情報については、後述する。
制御部160は、図1に示すように、データ処理部161と、分割処理部162と、埋め込み処理部163と、信号送受信部164とを有する。制御部160は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路、または、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などの電子回路である。
データ処理部161は、入力部130が受付けた送信側ユーザの各種処理を実行する。例えば、データ処理部161は、画像コンテンツ記憶部151への画像の格納処理や、分割条件及び書式の格納処理などを実行する。また、データ処理部161は、画像コンテンツ記憶部151によって記憶された画像を出力部140に表示出力させる。
分割処理部162は、画像コンテンツ記憶部151によって記憶された画像を任意の分割数に分割する。具体的には、分割処理部162は、分割条件記憶部152によって記憶された分割条件を参照して、画像コンテンツ記憶部151から読み出した画像を任意の数に分割する。
図2は、分割処理部162による分割処理の一例を説明するための図である。図2においては、分割処理部162が画像コンテンツ記憶部151から画像を読み出し、読み出した画像を分割する処理について示している。例えば、分割処理部162は、図2の(A)に示す画像を、図2の(B)に示すように、4つの分割画像に分割する。なお、分割処理部162が参照する分割条件は、送信側ユーザによって指定される場合であってもよく、或いは、分割処理部162が、画像サイズに基づいて決定する場合であってもよい。
図1に戻って、埋め込み処理部163は、分割処理部162によって分割された分割画像それぞれに、元の画像における当該分割画像の位置を示す位置情報の電子透かしを埋め込む。具体的には、埋め込み処理部163は、分割処理部162から通知された分割条件の情報及び書式記憶部153によって記憶された書式に基づいて、分割画像それぞれに元の画像における当該分割画像の位置を示す位置情報の電子透かしを埋め込む。
図3は、埋め込み処理部163による電子透かし埋め込み処理の一例を説明するための図である。図3においては、図2に示す分割画像それぞれに位置情報を埋め込む場合について示している。例えば、埋め込み処理部163は、書式記憶部153によって記憶された書式を参照して、図3の(A)に示す4つの分割画像に対して、図3の(B)に示すように、2行2列で表された行列形式で示す位置情報の電子透かしを埋め込む。
すなわち、行列形式で示す位置情報は、「行」によって縦方向の分割数を示し、「列」によって横方向の分割数を示している。例えば、図3の(B)に示す「1、2」の行と「3、4」の行とで縦方向に2分割されていることを示している。また、図3の(B)に示す「1、3」の列と「2、4」の列とで横方向に2分割されていることを示している。
そして、埋め込み処理部163は、図3の(B)に示すように、各分割画像の位置に対応する数字を円で囲んだ位置情報を埋め込むことによって、元の画像における各分割画像の位置を示す。例えば、埋め込み処理部163は、図3の(B)に示すように、1〜4で示す2行2列のうち、左上の分割画像の位置に対応する「1」を円で囲んだ位置情報を左上の分割画像に埋め込む。同様に、埋め込み処理部163は、右上の分割画像に「2」を円で囲んだ位置情報を、左下の分割画像に「3」を円で囲んだ位置情報を、右下の分割画像に「4」を円で囲んだ位置情報を、それぞれ埋め込む。
ここで、埋め込み処理部163によって用いられる電子透かしの埋め込み方法について説明する。埋め込み処理部163によって用いられる電子透かしの埋め込み方法としては、例えば、画像を周波数成分に分解し、特定の周波数成分を微少に変化させることによって電子透かしを埋め込む方法がある。かかる場合には、埋め込み処理部163は、まず、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)やDCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイン変換)、或いは、ウェーブレット(Wavelet Transform)変換などにより画像を周波数成分に変換する。そして、埋め込み処理部163は、変換した周波数成分の係数に電子透かしを埋め込む。ここで、例えば、高域の係数に電子透かしを埋め込むことで画像の画質劣化を抑止することができる。
また、埋め込み処理部163によって用いられる電子透かしの埋め込み方法としては、例えば、画像の濃淡の諧調を構成するビットプレーンのうち最下位のビットプレーンの画素ビットを置換することにより電子透かしを埋め込む方法や、カラー画像の伝送用表現形式を利用して電子透かしを埋め込む方法がある。例えば、カラー画像の伝送用表現形式を用いる場合には、埋め込み処理部163は、RGB(Red Green Blue)表色系で表される画像を、カラー画像伝送用表現形式の一つであるYCbCr(Y:輝度成分、Cb:色成分、Cr:色成分)表色系に変換する際に、変換式の固定係数を微小に変更することによって電子透かしを埋め込む。また、画像が白黒の2色で表される2値画像の場合には、埋め込み処理部163は、ランレングス符号化を利用して電子透かしを埋め込むことも可能である。
なお、図3の(B)に示す1〜4の数字は、分割画像それぞれの位置に割当てられた分割画像番号を示している。そして、分割画像番号は、ユーザによって分割画像の位置ごとに任意に割当てられ、書式記憶部153によって書式とともに予め記憶されている。
また、上記した例では、行列形式で示す位置情報に分割画像番号を用いる場合について説明した。しかしながら、開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば、分割画像番号を割当てずに、行列形式で示す位置情報に全て同じ数字を用いる場合であってもよい。すなわち、位置情報を行列形式で示し、分割画像それぞれに対応する位置の数字を円で囲むことにより、元の画像における各分割画像それぞれの位置は明示されている。
図1に戻って、信号送受信部164は、埋め込み処理部163によって位置情報が埋め込まれた分割画像それぞれを任意の順番で受信側情報処理装置200に送信する。具体的には、信号送受信部164は、通信部120を介して、分割画像それぞれを任意の順番で受信側情報処理装置200に送信する。図4は、信号送受信部164による送信処理の一例を説明するための図である。
例えば、信号送受信部164は、図4に示すように、受信側情報処理装置200に対して、2行2列で示す位置情報において、「2」、「4」、「3」、「1」の順に分割画像を送信する。なお、この順番は任意であり、送信側ユーザが決定する場合であってもよく、或いは、信号送受信部164がランダムに選択した分割画像から順に送信する場合であってもよい。
次に、受信側情報処理装置200の構成について説明する。受信側情報処理装置200は、図1に示すように、入出力制御I/F部210と、通信部220と、入力部230と、出力部240と、記憶部250と、制御部260とを有する。そして、受信側情報処理装置200は、電子透かし読み出しプログラムを備え、送信側情報処理装置100から受信した画像に埋め込まれた電子透かしを読み出す。
入出力制御I/F部210は、通信部220、入力部230、出力部240と、制御部260との間の各種情報のやりとりを制御するインタフェースである。通信部220は、受信側情報処理装置200と送信側情報処理装置100との間の通信を制御する。
入力部230は、受信側情報処理装置200の利用者である受信側ユーザによる種々の情報の入力処理を受付ける。入力部230としては、例えば、操作キーやタッチパネルなどである。出力部240は、受信側ユーザに対して各種情報を表示出力する。例えば、出力部240は、送信側情報処理装置100から受信した画像を表示出力する。出力部240としては、例えば、液晶ディスプレイなどである。
記憶部250は、図1に示すように、分割画像記憶部251と、情報記憶部252と、書式記憶部253とを有し、後述する制御部260によって用いられる各種情報や処理結果を記憶する。なお、記憶部250は、例えば、RAM、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置である。
分割画像記憶部251は、送信側情報処理装置100から受信し、後述する制御部260によって格納された分割画像を記憶する。情報記憶部252は、後述する制御部260によって生成された画像などを記憶する。
書式記憶部253は、後述する制御部260が分割画像から位置情報を示す電子透かしを読み出し、分割画像の位置を識別する際に参照する書式を記憶する。具体的には、書式記憶部253は、後述する制御部260が、分割画像から読み出した位置情報がどのような書式であるのかを判定するための書式を記憶する。例えば、書式記憶部253は、位置情報の書式として行列形式を記憶する。なお、書式記憶部253は、ユーザによって分割画像の位置ごとに任意に割当てられた分割画像番号を書式とともに予め記憶している。
制御部260は、図1に示すように、信号送受信部261と、データ処理部262と、識別処理部263と、生成処理部264とを有する。制御部260は、例えば、ASICやFPGAなどの集積回路、または、CPUやMPUなどの電子回路である。
信号送受信部261は、送信側情報処理装置100によって送信された分割画像それぞれを、通信部220を介して受信する。データ処理部262は、信号送受信部261によって受信された分割画像を分割画像記憶部251に格納する。また、データ処理部262は、情報記憶部252によって記憶された画像などを出力部240に表示出力させる。
識別処理部263は、信号送受信部261によって受信された分割画像それぞれに埋め込まれた位置情報を抽出し、抽出した位置情報に基づいて、元の画像における当該分割画像それぞれの位置を識別する。具体的には、まず、識別処理部263は、分割画像記憶部251によって記憶された分割画像から位置情報の電子透かしを抽出する。そして、識別処理部263は、書式記憶部253によって記憶された書式を参照して、抽出した位置情報がどのような書式であるかを判定する。書式を判定した後、識別処理部263は、分割画像が元の画像のどの位置であるかを識別する。
生成処理部264は、識別処理部263によって識別された位置に分割画像それぞれを配置した画像を生成する。具体的には、生成処理部264は、識別処理部263によって識別された位置に基づいて、分割画像記憶部251が記憶する分割画像を配置した画像を生成し、生成した画像を情報記憶部252に格納する。
図5は、識別処理部263及び生成処理部264による処理の一例を説明するための図である。図5においては、分割画像から位置情報の電子透かしを抽出した後の処理について示している。例えば、識別処理部263は、図5の(A)に示すように、分割画像から2行2列で表された位置情報を抽出すると、当該分割画像が、元の画像を縦方向に2分割、横方向に2分割した分割画像であると判定する。
そして、識別処理部263は、図5の(A)に示すように、抽出した位置情報のうち「2」が円で囲まれていることから、位置情報を抽出した分割画像が4分割した分割画像のうちの右上の分割画像であると識別する。同様に、識別処理部263は、分割画像記憶部251によって記憶されたすべての分割画像の位置を識別する。
そして、生成処理部264は、図5の(B)に示すように、識別処理部263によって識別された位置に分割画像それぞれを配置した画像を生成し、生成した画像を情報記憶部252に格納する。その後、データ処理部262が、情報記憶部252から画像を読み出し、読み出した画像を出力部240に表示出力させることによって、受信側ユーザに対して画像を提示する。
上述したように、実施例1に係る情報送受信システム1では、画像を分割した分割画像を送信することにより、画像全体の秘密性を保持することができ、ネットワーク上で安全に画像の送受信を行うことができる。
例えば、実施例1に係る情報送受信システム1を画像コンテンツの配信や販売サービスに適用することで、一部の分割画像を無料で配布して部分的に公開し、全体の画像コンテンツを所望するユーザに対して電子透かし読み出しツールを有料で提供するというサービスを実現することが可能になる。
[実施例1に係る情報送受信システムによる処理の手順]
次に実施例1に係る情報送受信システム1による処理の手順を説明する。以下では、まず、送信側情報処理装置100による処理の手順を説明した後に、受信側情報処理装置200による処理の手順を説明する。
[実施例1に係る送信側情報処理装置による処理の手順]
図6は、実施例1に係る送信側情報処理装置100による処理の手順を示すフローチャートである。図6に示すように、実施例1に係る送信側情報処理装置100においては、送信側ユーザから入力部130を介して送信コマンドを受付けると(ステップS101肯定)、分割処理部162が、画像コンテンツ記憶部151から読み出した画像を任意の分割数に分割する(ステップS102)。
そして、埋め込み処理部163が、分割処理部162によって分割された分割画像それぞれに位置情報の電子透かしを埋め込む(ステップS103)。
その後、信号送受信部164が埋め込み処理部163によって位置情報の電子透かしが埋め込まれた分割画像それぞれをランダムな送信順で受信側情報処理装置200に送信する(ステップS104)。なお、メッセージを受付けるまで送信側情報処理装置100は待機状態である(ステップS101否定)。
[実施例1に係る受信側情報処理装置による処理の手順]
図7は、実施例1に係る受信側情報処理装置200による処理の手順を示すフローチャートである。図7に示すように、実施例1に係る受信側情報処理装置200においては、送信側情報処理装置100から分割画像を受信すると(ステップS201肯定)、識別処理部263が、分割画像それぞれに埋め込まれた位置情報を抽出する(ステップS202)。
そして、識別処理部263は、書式記憶部253によって記憶された書式を参照して、分割画像の分割形式及び位置を識別する(ステップS203)。その後、生成処理部264が、識別処理部263によって識別された分割画像の位置に基づいて、分割画像を配置した画像を生成する(ステップS204)。なお、分割画像を受信するまで受信側情報処理装置200は待機状態である(ステップS201否定)。
[実施例1の効果]
上述したように、実施例1によれば、分割処理部162が、画像を任意の数の分割画像に分割する。埋め込み処理部163が、分割処理部162によって分割された分割画像それぞれに、画像における当該分割画像の位置を示す位置情報の電子透かしを埋め込む。信号送受信部164が、埋め込み処理部163によって位置情報が埋め込まれた分割画像それぞれを受信側情報処理装置200に送信する。そして、信号送受信部261が、送信側情報処理装置100によって送信された分割画像を受信する。識別処理部263が、信号送受信部261によって受信された分割画像それぞれに埋め込まれた位置情報を抽出し、抽出した位置情報に基づいて、元の画像における当該分割画像それぞれの位置を識別する。生成処理部264が、識別処理部263によって識別された位置に分割画像それぞれを配置した画像を生成する。従って、実施例1に係る情報送受信システム1は、画像をネットワーク上で安全に送受信することができる。
例えば、重要な画像の送受信を行う場合に、実施例1に係る情報送受信システム1では、画像を分割して送信することで、画像の秘密性を保持することができる。そして、実施例1に係る情報送受信システム1では、分割画像それぞれに元の画像における各分割画像の位置を示す電子透かしを埋め込むことで、受信側で正確な画像を復元することができる。すなわち、実施例1に係る情報送受信システム1では、電子透かしを利用することにより、画像を分割画像で送信することができ、その結果、画像の安全な送受信を実現することができる。
上述したように、実施例1に係る情報送受信システム1では、画像分割に電子透かしを利用することで、情報の安全な送受信を実現している。すなわち、実施例1に係る情報送受信システム1は、情報の安全な送受信を実現するための手段として電子透かしを利用することを可能にする。
また、実施例1に係る情報送受信システム1は、データの暗号化に用いられる秘密鍵などが不要であり、簡便、かつ、安全に情報の送受信を行うことを可能にする。
また、実施例1によれば、埋め込み処理部163が、分割画像それぞれに対して、元の画像が分割された状態を行列で表現し、当該行列において分割画像それぞれが対応する位置を強調した情報を位置情報として埋め込む。従って、実施例1に係る情報送受信システム1は、送信側情報処理装置100と受信側情報処理装置との間で、予め画像の分割形式を決めておくことなく、正確に画像を復元することを可能にする。
また、実施例1によれば、信号送受信部164が、埋め込み処理部163によって位置情報が埋め込まれた分割画像それぞれを任意の順序で受信側情報処理装置200に送信する。従って、実施例1に係る情報送受信システム1は、画像をネットワーク上でより安全に送受信することを可能にする。
さて、これまで実施例1について説明したが、上述した実施例1以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。
(1)位置情報の書式
上述した実施例1では、位置情報の書式として行列形式を用いる場合について説明した。しかしながら、開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば、位置情報の書式として分割画像が接している他の分割画像の分割画像番号を用いる場合であってもよい。図8は、実施例2に係る埋め込み処理部による電子透かし埋め込み処理の一例を説明するための図である。図8においては、図2に示す分割画像それぞれに位置情報を埋め込む場合について示している。例えば、埋め込み処理部163は、書式記憶部153によって記憶された書式を参照して、図8の(A)に示す4つの分割画像に対して、図8の(B)に示すように、分割画像が接している他の分割画像の分割画像番号を示す位置情報の電子透かしを埋め込む。
例えば、埋め込み処理部163は、図8の(B)に示すように、左上の分割画像に対して「右2、下3」の位置情報の電子透かしを埋め込む。すなわち、「右2、下3」の位置情報は、当該位置情報が埋め込まれた分割画像が、右側に分割画像番号「2」の分割画像が配置され、下側に分割画像番号「3」の分割画像が配置される位置の分割画像であることを示している。
同様に、埋め込み処理部163は、図8の(B)に示すように、右上の分割画像に「左1、下4」の位置情報を、左下の分割画像に「右4、上1」の位置情報を、右下の分割画像に「左3、上2」の位置情報を、それぞれ埋め込む。なお、分割画像番号は、ユーザによって任意に割当てられ、書式記憶部153及び書式記憶部253によって書式とともに予め記憶されている。
上述したように、埋め込み処理部163が、分割画像それぞれに対して、他の分割画像と接する方向及び当該方向で接する他の分割画像を特定するための情報を位置情報として埋め込む。従って、実施例2に係る情報送受信システム1は、詳細な位置情報を分割画像に埋め込むことを可能にする。
(2)分割条件
上述した実施例1では、元の画像を縦方向及び横方向に分割する場合について説明した。しかしながら、開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば、元の画像を縦方向にのみ、或いは、横方向にのみ分割する場合であってもよい。また、上述した実施例1では、元の画像を4分割する場合について説明したが、開示の技術はこれに限定されるものではなく、分割数は任意であり、例えば、元の画像を9分割する場合であってもよい。
(3)情報処理装置
上述した実施例1では、情報送受信システム1が有する情報処理装置について、電子透かしを埋め込んだ分割画像を送信する送信側情報処理装置100と、分割画像を受信する受信側情報処理装置200とを用いて説明した。しかしながら、開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば、電子透かしを埋め込んだ分割画像の送信及び分割画像の受信を実行する情報処理装置間で相互に分割画像の送受信を行う場合であってもよい。
(4)処理対象
上述した実施例1では、画像を送受信する場合について説明した。しかしながら、開示の技術はこれに限定されるものではなく、例えば、動画像の1フレームに電子透かしのメッセージを埋め込み、埋め込んだフレームを分割して送信する場合であってもよい。
(5)システム構成等
図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示された構成要素と同一であることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図1に示す分割条件記憶部152と書式記憶部153とを一つの条件記憶部として統合してもよい。また、一方で、図1に示す識別処理部263を、分割形式を判定する形式判定部と、分割画像の位置を識別する位置識別部とに分散してもよい。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともできる。例えば、図6における分割画像をランダムに送信する際の処理を送信側ユーザが手動で行ってもよい。また、制御部160を送信側情報処理装置100の外部装置としてネットワーク経由で接続するようにしてもよい。また、制御部160を別の装置が有し、ネットワークに接続されて協働することで、上記した情報送受信システム1の機能を実現するようにしてもよい。さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(6)情報送受信プログラム
上記実施例で説明した送信側情報処理装置100及び受信側情報処理装置200は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現することもできる。そこで、以下では、図1に示した送信側情報処理装置100及び受信側情報処理装置200と同様の機能を実現する情報送受信プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図9は、本実施例に係る情報送受信プログラムを実行するコンピュータ1000を示す図である。図9に示すように、コンピュータ1000は、例えば、メモリ1010と、CPU(Central Processing Unit)1020と、ハードディスクドライブインタフェース1030と、ディスクドライブインタフェース1040と、シリアルポートインタフェース1050と、ビデオアダプタ1060と、ネットワークインタフェース1070とを有する。これらの各部は、バス1080によって接続される。
メモリ1010は、ROM(Read Only Memory)1011およびRAM(Random Access Memory)1012を含む。ROM1010は、例えば、BIOS(Basic Input Output System)等のブートプログラムを記憶する。ハードディスクドライブインタフェース1030は、ハードディスクドライブ1090に接続される。ディスクドライブインタフェース1040は、ディスクドライブ1100に接続される。ディスクドライブ1100には、例えば、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶媒体が挿入される。シリアルポートインタフェース1050には、例えば、マウス1110およびキーボード1120が接続される。ビデオアダプタ1060には、例えば、ディスプレイ1130が接続される。
ここで、図9に示すように、ハードディスクドライブ1090は、例えば、OS(Operating System)1091、アプリケーションプログラム1092、プログラムモジュール1093およびプログラムデータ1094を記憶する。本実施例に係る情報送受信プログラムは、例えば、コンピュータ1000によって実行される指令が記述されたプログラムモジュールとして、例えばハードディスクドライブ1090に記憶される。具体的には、送信側の場合には、上記実施例で説明した分割処理部162と同様の情報処理を実行する分割処理手順と、埋め込み処理部163と同様の情報処理を実行する埋め込み処理手順と、信号送受信部164と同様の情報処理を実行する信号送受信手順とが記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施例で説明した画像コンテンツ記憶部151、分割条件記憶部152および書式記憶部153に記憶されるデータのように、情報送受信プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータとして、例えば、ハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュールやプログラムデータを必要に応じてRAM1012に読み出して、分割処理手順と、埋め込み処理手順と、信号送受信手順とを実行する。
一方、受信側の場合には、上記実施例で説明した識別処理部263と同様の情報処理を実行する識別処理手順と、生成処理部264と同様の情報処理を実行する生成処理手順とが記述されたプログラムモジュールが、ハードディスクドライブ1090に記憶される。
また、上記実施例で説明した分割画像記憶部251、情報記憶部252および書式記憶部253に記憶されるデータのように、情報送受信プログラムによる情報処理に用いられるデータは、プログラムデータとして、例えば、ハードディスクドライブ1090に記憶される。そして、CPU1020が、ハードディスクドライブ1090に記憶されたプログラムモジュールやプログラムデータを必要に応じてRAM1012に読み出して、識別処理手順と、生成処理手順とを実行する。
なお、情報送受信プログラムに係るプログラムモジュールやプログラムデータは、ハードディスクドライブ1090に記憶される場合に限られず、例えば、着脱可能な記憶媒体に記憶されて、ディスクドライブ1100等を介してCPU1020によって読み出されてもよい。あるいは、情報送受信プログラムに係るプログラムモジュールやプログラムデータは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等のネットワークを介して接続された他のコンピュータに記憶され、ネットワークインタフェース1070を介してCPU1020によって読み出されてもよい。
1 情報送受信システム
100 送信側情報処理装置
162 分割処理部
163 埋め込み処理部
164、261 信号送受信部
200 受信側情報処理装置
263 識別処理部
264 生成処理部

Claims (2)

  1. 電子透かしを埋め込んだ画像を送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された画像を受信し、受信した画像から前記電子透かしを抽出する受信装置とを備えた情報送受信システムであって、
    前記送信装置が、
    前記画像を任意の数の分割画像に分割する分割部と、
    前記分割部によって分割された分割画像それぞれに、画像全体における縦方向の分割数及び横方向の分割数を示した分割状態及び前記画像における当該分割画像の位置を示す位置情報の電子透かしを埋め込む埋め込み部と、
    前記埋め込み部によって位置情報が埋め込まれた分割画像それぞれを前記受信装置に送信する送信部と、
    を有し、
    前記受信装置が、
    前記送信装置によって送信された前記分割画像それぞれを受信する受信部と、
    前記受信部によって受信された分割画像それぞれに埋め込まれた画像全体における縦方向の分割数及び横方向の分割数を示した分割状態及び位置情報を抽出し、抽出した分割状態及び位置情報に基づいて、前記画像の分割のされ方と、前記画像における当該分割画像それぞれの位置を識別する識別部と、
    前記識別部によって識別された位置に前記分割画像それぞれを配置した画像を生成する生成部と、
    を有することを特徴とする情報送受信システム。
  2. 電子透かしを埋め込んだ画像を送信する送信装置と前記送信装置によって送信された画像を受信し、受信した画像から前記電子透かしを抽出する受信装置とによって実行される情報送受信方法であって、
    前記送信装置が、
    前記画像を任意の数の分割画像に分割する分割ステップと、
    前記分割ステップによって分割された分割画像それぞれに、画像全体における縦方向の分割数及び横方向の分割数を示した分割状態及び前記画像における当該分割画像の位置を示す位置情報の電子透かしを埋め込む埋め込みステップと、
    前記埋め込みステップによって位置情報が埋め込まれた分割画像それぞれを前記受信装置に送信する送信ステップと、
    を含み、
    前記受信装置が、
    前記送信装置によって送信された前記分割画像それぞれを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップによって受信された分割画像それぞれに埋め込まれた画像全体における縦方向の分割数及び横方向の分割数を示した分割状態及び位置情報を抽出し、抽出した分割状態及び位置情報に基づいて、前記画像の分割のされ方と、前記画像における当該分割画像それぞれの位置を識別する識別ステップと、
    前記識別ステップによって識別された位置に前記分割画像それぞれを配置した画像を生成する生成ステップと、
    を含んだことを特徴とする情報送受信方法。
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