JP5442867B2 - 複数のパイロットシグナチャインジケータに基づくアクセスポイント識別 - Google Patents

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Description

優先権の主張
本願は、2009年8月5日に出願され、代理人整理番号第093165P1号の付与された、同一人所有の米国仮出願第61/231,635号の利益および優先権を主張し、その開示が参照により本明細書に組み込まれる。
本願は、一般に通信に関し、より詳細には、限定はしないが、アクセスポイントを識別するための複数のパイロットシグナチャインジケータの使用に関する。
序論
ワイヤレス通信ネットワークは、地理的エリア内のユーザに様々なタイプのサービス(たとえば、ボイス、データ、マルチメディアサービスなど)を提供するために、その地理的エリアにわたって展開され得る。典型的な実装形態では、ネットワークによってサービスされる地理的エリア内で動作しているアクセス端末(たとえば、セルフォン)にワイヤレス接続性を与えるために、アクセスポイント(たとえば、マクロセルカバレージを与えるマクロアクセスポイント)がネットワーク全体にわたって分散される。
高速なマルチメディアデータサービスの需要が急速に増大するにつれて、向上したパフォーマンスをもつ効率的でロバストな通信システムを実装することが課題となっている。従来のネットワークアクセスポイント(たとえば、マクロアクセスポイント)を補うために、アクセス端末によりロバストな屋内ワイヤレスカバレージまたは他のカバレージを与えるために、小カバレージアクセスポイントが配置される(たとえば、ユーザ宅に設置される)。そのような小カバレージアクセスポイントは、たとえば、フェムトアクセスポイント、フェムトセル、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイント基地局と呼ばれることがある。一般に、そのような小カバレージアクセスポイントは、DSLルータまたはケーブルモデムを介してインターネットおよびモバイル事業者のネットワークに接続される。
アクセス端末は、ネットワークに関連する地理的エリア全体にわたってローミングする際、そのサービングアクセスポイントから離れ、別のアクセスポイントに近づくことがある。したがって、アクセス端末が特定のアクセスポイントに近接したとき、そのアクセスポイントがより良い無線周波数(RF)カバレージおよび/または追加のサービスを与える場合に、アクセス端末をその特定のアクセスポイントにハンドオーバ(すなわち、アイドルまたはアクティブハンドオーバ)することが所望される。
そのようなハンドオーバを可能にするために、ネットワーク中のアクセス端末は、潜在的なターゲットアクセスポイントを識別するために近くのアクセスポイントからのパイロット信号を定期的に監視する。この監視を可能にするために、各アクセスポイントは、ユニークな擬似ランダム雑音(PN)拡散コードをもつパイロット信号を送信する。ネットワーク中の異なるアクセスポイントは、(たとえば、cdma2000ネットワークの場合)PNオフセットと通常呼ばれる異なる位相オフセットをもつ既知のパイロット拡散コード(時々スクランブリングコードとも知られる)を使用し得る。したがって、アクセスポイントが、そのアクセスポイントによって使用されるPNオフセットに基づいて識別され得る。従来のマクロネットワークでは、2つのセル間のアクセス端末のハンドオーバのためのターゲットアクセスポイントは、アクセス端末によって送られる順方向リンク(FL)パイロット報告に基づいて識別される。そのような報告は、たとえば、パイロット強度測定メッセージ(PSMM)と呼ばれるか、または(CDMA高速パケットデータ技術では)ルート更新(Root Update)とも呼ばれることがある。パイロット報告は、近隣アクセスポイントのFL信号品質(一般にパイロット強度Ecp/Io)の指示と、これらのアクセスポイントの各々に関連するパイロット位相とを含む。次いで、報告されたパイロット位相は、特定のアクセスポイントによって使用されるシグナチャ(たとえば、パイロットPNオフセット)にマッピングされる。このようにして、他のアクセスポイントが当該シグナチャを使用していないとみなして、所与のパイロット信号を送信したアクセスポイントの識別が決定される。
1つのアクセスポイントから別のアクセスポイントへのアクセス端末の有効なアクティブ(すなわち、接続された)ハンドオーバのために、ネットワークは、ターゲットアクセスポイントを一意に識別することが可能である必要がある。しかしながら、利用可能なPNオフセットの数は一般に限定される。場合によっては、利用可能なPNオフセットの数は、アクセス端末が近隣PN信号を探索することを支援するために使用されるネイバーリストのサイズによって限定され得る。ここで、オーバーヘッドを低減し、効率を改善するために、マクロアクセスポイントによって広告される(advertised)ネイバーリスト中のエントリの数を比較的小さい数(たとえば、20〜40)に限定することが望ましいことがある。
したがって、比較的大きい数の小カバレージアクセスポイントが同じエリア中に(たとえば、単一のマクロセルのカバレージ内に)配置された場合、これらのアクセスポイントのうちのいくつかがそれらのパイロット信号のために同じPNオフセットを使用し得る。したがって、そのようなアクセスポイントへのアクティブハンドオーバのための一意の識別は、PNオフセット混乱のために困難であり得る。詳細には、ネットワーク中のアクセス端末が、それのサービングアクセスポイント(たとえば、ハンドオーバソース)に、所与のPNオフセットを有するパイロット信号が受信されたことを報告するとき、どのアクセスポイント(たとえば、どの潜在的なハンドオーバターゲット)が識別されているかに関する混乱が存在し得る。
上記の問題に対処するための従来のソリューションは、モバイル感知方式と、アクセスポイントがセル識別子を広告する方式とを含む。たとえば、モバイル感知方式では、候補ターゲットフェムトセルは、逆方向リンク(RL)上のアクセス端末から信号を検出し、ネットワークにこの情報を報告するように要求される。次いで、ネットワークは、どのフェムトセルが最良のFL信号を報告したかに基づいてターゲットを識別する。しかしながら、実際には、多数のフェムトセルが展開された場合、そのような方式はスケーラビリティ問題を有することがある。さらに、そのような方式は、FL/RL不平衡のために十分なレベルの精度を与えないことがある(たとえば、最も強いFL信号を報告するフェムトセルが、意図されたターゲットでないことがある)。
セル識別子を広告する方式では、フェムトセルは、モバイル交換センター(MSC)関係識別子(IOS_MSC_ID)と、ネットワークにおいてそのフェムトセルを一意に識別するセル関係識別子(IOS_CELL_ID)とを含むアクセスポイント識別メッセージを広告し得る。次いで、アクセス端末は、ハンドオフ補足情報通知メッセージ(handoff supplementary information notification message)を介してネットワークにこの情報を報告し得る。しかしながら、そのような方式は、マクロアクセスポイントがハンドオフ補足情報通知メッセージをサポートするためにアップグレードされることを要求する。さらに、そのような方式はレガシーアクセス端末をサポートしない。上記に鑑みて、ネットワーク中の他のノードがアクセスポイントと効率的に通信することができるように、それらのアクセスポイントを識別するための有効な技法が必要である。
本開示の例示的な態様の概要について以下で説明する。本明細書の説明では、態様という用語への言及は、本開示の1つまたは複数の態様を指すことがある。
本開示は、いくつかの態様では、アクセスポイントを識別するための一意のシグナチャを与えるために複数のパイロットシグナチャを使用することに関する。たとえば、アクセスポイントは、特定のパイロットシグナチャに基づいて符号化(たとえば、拡散/スクランブル)されたパイロット信号を送信し、また、(たとえば、少なくとも1つの他のパイロットシグナチャのうちの少なくとも1つの指示を含むメッセージを送信することによって)少なくとも1つの他のパイロットシグナチャを広告し得る。特定の例として、アクセスポイントは、パイロット信号を生成するために1つのPNオフセットを使用し、少なくとも1つの他のPNオフセットを識別するメッセージを送信する。そして、パイロット信号とメッセージとを受信するアクセス端末が、これらのパイロットシグナチャのすべてを識別するパイロット測定報告を生成する。したがって、パイロット測定報告は、アクセスポイントをより正確に識別するパイロット関係情報(たとえば、PNオフセットの定義されたセット)を与えながら、レガシーネットワークによって扱われ得るレガシーパイロット測定報告の形態をとり得る。このパイロット関係情報を含むハンドオーバメッセージを受信すると、そのアクセスポイントに割り当てられたパイロットシグナチャの知識をもつターゲットネットワークエンティティが、保証されるように、アクセス端末のハンドオーバのためのターゲットとしてアクセスポイントを正確に識別し得る。
本開示は、いくつかの態様では、アクセスポイントと、1つまたは複数のネットワークエンティティとをアクセスポイントを識別するパイロットシグナチャ関係情報で構成することに関する。たとえば、ネットワークエンティティは、複数のパイロットシグナチャインジケータ(たとえば、PNオフセット)を1つのアクセスポイントに割り振る。次いで、ネットワークエンティティは、割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージをアクセスポイントに送る。ネットワークエンティティはまた、割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを、1つまたは複数の他のネットワークエンティティ(たとえば、パイロットシグナチャインジケータに基づいてアクセスポイントを識別する必要があるエンティティ)に送る。
本開示は、いくつかの態様では、複数のパイロットシグナチャを広告するアクセスポイントに関する。たとえば、パイロットシグナチャインジケータの割振りを受信すると、アクセスポイントは、これらのパイロットシグナチャインジケータのうちの1つに基づいて、パイロット信号を送信する。さらに、アクセスポイントは、他の割り振られた(1つまたは複数の)パイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを生成し、次いで送信する。
本開示は、いくつかの態様では、1つのアクセスポイントに割り振られたパイロットシグナチャのすべての指示を含むパイロット報告を生成するアクセス端末に関する。たとえば、アクセスポイントによって送信されたパイロット信号とメッセージとを受信すると、アクセス端末は、(1つまたは複数の)受信したパイロットシグナチャインジケータに基づく少なくとも1つの指示と、受信したパイロット信号に関連するパイロットシグナチャに基づく1つの指示とを含むパイロット報告を生成し、次いで送信する。
本開示は、いくつかの態様では、1つのアクセスポイントに割り振られたパイロットシグナチャのすべてを示す受信した情報に基づいて、ハンドオーバターゲットとしてそのアクセスポイントを識別することに関する。たとえば、ネットワークエンティティは、異なるアクセスポイントをセル識別子またはパイロットシグナチャインジケータの異なるセットにマッピングするマッピングを決定(たとえば、取得)する。したがって、複数のセル識別子またはパイロットシグナチャインジケータを含むアクセス端末のためのハンドオーバ関係メッセージを受信すると、ネットワークエンティティは、マッピングと、受信したセル識別子またはパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、ハンドオーバターゲットとしてこれらのアクセスポイントのうちの1つを識別する。
本開示のこれらおよび他の例示的な態様について、以下の発明を実施するための形態および添付の特許請求の範囲、ならびに添付の図面において説明する。
複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいてアクセスポイントを識別するように適応された通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいてアクセスポイントを識別することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいてアクセスポイントを識別することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 1つのアクセスポイントに割り振られた複数のパイロットシグナチャインジケータに関連する複数のセル識別子に基づいて、該アクセスポイントを識別するように適応された通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 1つのアクセスポイントに割り振られた複数のパイロットシグナチャインジケータに関連する複数のPN位相に基づいて、該アクセスポイントを識別するように適応された通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 1つのアクセスポイントについての複数のパイロットシグナチャインジケータを構成することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 1つのアクセスポイントにおいて複数のパイロットシグナチャインジケータを広告することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 1つのアクセスポイントから受信した複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいてパイロット報告を与えることに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 パイロットシグナチャインジケータベース情報に基づいてターゲットアクセスポイントを識別することに関連して実行され得る動作のいくつかの例示的な態様のフローチャート。 複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいてアクセスポイントを識別するように適応されたCDMA 1x通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいてアクセスポイントを識別するように適応されたCDMA HRPD通信システムのいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 通信ノードにおいて配置され得る構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ワイヤレス通信システムの簡略図。 フェムトノードを含むワイヤレス通信システムの簡略図。 ワイヤレス通信のためのカバレージエリアを示す簡略図。 通信構成要素のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ここに教示する複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいて、アクセスポイントを識別することに関係する動作を実行するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ここに教示する複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいて、アクセスポイントを識別することに関係する動作を実行するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ここに教示する複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいて、アクセスポイントを識別することに関係する動作を実行するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ここに教示する複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいて、アクセスポイントを識別することに関係する動作を実行するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。 ここに教示する複数のパイロットシグナチャインジケータに基づいて、アクセスポイントを識別することに関係する動作を実行するように構成された装置のいくつかの例示的な態様の簡略ブロック図。
慣行に従って、図面中に示された様々な特徴は一定の縮尺で描かれていないことがある。したがって、様々な特徴の寸法は、わかりやすいように任意に拡大または縮小されることがある。さらに、図面のいくつかは、わかりやすいように簡略化されることがある。したがって、図面は、所与の装置(たとえば、デバイス)または方法の構成要素のすべてを示しているわけではない。最後に、明細書および図の全体にわたって同じ特徴を示すために同じ参照番号が使用されることがある。
本開示の様々な態様について以下で説明する。本明細書の教示は多種多様な形態で実施され得、本明細書で開示されている特定の構造、機能、またはその両方は代表的なものにすぎないことは明らかであろう。本明細書の教示に基づいて、本明細書で開示される態様は他の態様とは独立に実装され得ること、およびこれらの態様のうちの2つ以上は様々な方法で組み合わせられ得ることを、当業者なら諒解されたい。たとえば、本明細書に記載の態様をいくつ使用しても、装置を実装し得、または方法を実施し得る。さらに、本明細書に記載の態様のうちの1つまたは複数に加えて、あるいはそれら以外の他の構造、機能、または構造および機能を使用して、そのような装置を実装し得、またはそのような方法を実施し得る。さらに、態様は、請求項の少なくとも1つの要素を備え得る。
図1は、例示的な通信システム100(たとえば、通信ネットワークの一部)のいくつかのノードを示す。説明のために、本開示の様々な態様について、互いに通信する1つまたは複数のアクセス端末、アクセスポイントおよびネットワークエンティティのコンテキストにおいて説明する。ただし、本明細書の教示は、他のタイプの装置、または他の用語を使用して参照される他の同様の装置に適用可能であることを諒解されたい。たとえば、様々な実装形態では、アクセスポイントを基地局、アクセスネットワーク、ノードBなどと呼ぶこと、またはそれらなどとして実装し、アクセス端末をユーザ機器、移動局などと呼ぶこと、またはそれらなどとして実装し得る。
システム100中のアクセスポイントは、1つまたは複数のサービス(たとえば、ネットワーク接続性)を、システム100のカバレージエリア内に設置され得るか、またはシステム100のカバレージエリア全体にわたってローミングし得る1つまたは複数のワイヤレス端末(たとえば、アクセス端末102)に提供する。たとえば、様々な時点で、アクセス端末102は、アクセスポイント104、アクセスポイント106、またはシステム100中の何らかの他のアクセスポイント(図示せず)に接続し得る。これらのアクセスポイントの各々は、ワイドエリアネットワーク接続性を可能にするために、(便宜上、ネットワークノード108によって表される)1つまたは複数のネットワークノードと通信し得る。ネットワークエンティティは、たとえば、1つまたは複数の無線および/またはコアネットワークエンティティなどの様々な形態をとり得る。したがって、様々な実装形態では、ネットワークエンティティは、無線ネットワーク制御、(たとえば、運用、アドミニストレーション、管理、および供給(provisioning)エンティティによる)ネットワーク管理、呼制御、モビリティ管理、ゲートウェイ機能、インターワーキング機能のうちの少なくとも1つなどの機能、または何らかの他の好適なネットワーク機能を表し得る。
本明細書の教示によれば、パイロットシグナチャ構成エンティティ110は、システム100中のいくつかのアクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振る。たとえば、パイロットシグナチャ構成エンティティ110は、アクセスポイント104(たとえば、フェムトセル)のために2つ以上のPNオフセットを割り振り得る。パイロットシグナチャ構成エンティティ110はまた、この情報をシステム100中の他のエンティティに送り得る。たとえば、ターゲット識別エンティティ112は、ハンドオーバプロシージャのためのターゲットとしてアクセスポイントを識別するために、このパイロットシグナチャ情報を使用し得る。
アクセスポイント104は、その割り振られた複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つをパイロット信号を送信するために使用し、他の割り振られた(1つまたは複数の)パイロットシグナチャインジケータを広告する。すなわち、アクセスポイント104は、当該他の割り振られた(1つまたは複数の)パイロットシグナチャインジケータを識別するメッセージをブロードキャストする。このメッセージは、メッセージ中に含まれる各パイロットシグナチャインジケータに関連するパイロット強度の定義された(たとえば、人工的な)指示(たとえば、Ecp/Io、総受信電力に対する受信パイロットエネルギーの比)をも含む。
アクセス端末102がアクセスポイント102の近傍にあるとき、アクセス端末102は、アクセスポイント104によって送信されたパイロット信号とメッセージとを受信する。本明細書の教示によれば、アクセス端末102は、受信したパイロット信号と受信したメッセージとに基づいてパイロットシグナチャインジケータを含むパイロット報告を生成する。たとえば、パイロット報告は、アクセスポイント104がパイロット信号を送信するために使用したPNオフセットの指示を含み、パイロット報告は、アクセスポイント104によって送られたメッセージ中に識別されたPNオフセットの1つまたは複数の指示を含む。各PNオフセットについて、この報告は、たとえば、当該PNオフセットに対応するPN位相などのパイロット測定情報、ならびに対応するパイロット強度の指示を含む。また、アクセス端末の近傍に他のアクセスポイントがある場合、パイロット報告は、これらの他のアクセスポイントについての同様のパイロットシグナチャ関係情報を含む。
従来のやり方によれば、ある時点において、アクセス端末102は、それの現在のサービングアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント106)にパイロット報告(pilot report)を送る。パイロット報告中の情報がアクセス端末のハンドオーバが保証されることを示す場合、パイロット報告に基づく情報を含むハンドオーバメッセージは、アクセス端末102のハンドオーバのためのターゲットアクセスポイントの識別情報を決定することができる別のネットワークエンティティ(たとえば、エンティティ112)に送られる。従来のやり方によれば、このハンドオーバメッセージは、たとえば、報告されたPN位相または報告されたPN位相に対応するセル識別子を含む。次いで、ハンドオーバメッセージを介して受信されたパイロットシグナチャ関係情報によって示されるものと一致するPN位相を使用するアクセスポイントを識別するために、エンティティ112は、それがエンティティ110から受信したパイロットシグナチャ構成情報を使用する。
次に、本開示のこれらおよび他の態様について、図2および図3のフローチャートに関連してより詳細に説明する。便宜のために、図2および図3の動作(あるいは本明細書で説明または教示する他の動作)については、特定の構成要素(たとえば、図1、図10、図11、および図12の構成要素)によって実行されるものとして説明することがある。ただし、これらの動作は、他のタイプの構成要素によって実行され得、異なる個数の構成要素を使用して実行され得ることを諒解されたい。また、本明細書で説明する動作の1つまたは複数は、所与の実装形態では採用されない場合があることを諒解されたい。
図2のブロック202によって表されるように、ある時点において、ネットワークエンティティが、1つのアクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振る。たとえば、フェムトセルが配置されるとき、フェムト管理サーバは、そのフェムトセルのために2つ以上のPNオフセットを割り振り得る。そのような場合、パイロットシグナチャインジケータは、PNオフセット(たとえば、512個のPNオフセットが使用のために利用可能である場合、0〜511までの数)を識別し得るか、または対応するPN位相(たとえば、PN位相0からの位相シフトに対応するチップの数)を識別する。他のタイプのパイロットシグナチャインジケータが異なる実装形態において採用され得ることを諒解されたい。たとえば、パイロットシグナチャインジケータは、パイロット信号を拡散する(スクランブルする)ために使用されるプライマリスクランブリングコード(PSC)または物理セル識別子(PCI)を識別し得る。
ネットワークエンティティは、複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つをパイロット信号を送信するために割り振り、残りの(1つまたは複数の)パイロットシグナチャインジケータは、アクセスポイントの識別のために使用される。たとえば、3つのパイロットシグナチャインジケータが1つのアクセスポイントに割り振られた場合、当該アクセスポイントは、パイロットシグナチャインジケータのうちの1つに基づいてパイロット信号を生成し、他の2つのパイロットシグナチャインジケータを広告する。以下でより詳細に説明するように、非パイロット信号使用に割り振られたパイロットシグナチャインジケータは、ネットワークの対応するエリア(たとえば、特定のモバイル交換センターによって管理されるカバレージエリア)中でパイロット信号使用に割り振られていないパイロットシグナチャインジケータのセットから取得される。
いくつかの場合において、ネットワークエンティティはまた、各広告されたパイロットシグナチャインジケータとともに、広告されるべきパイロット信号強度指示を定義する。以下でより詳細に説明するように、この定義されたパイロット信号強度指示は、その後、パイロット報告を生成するためにアクセス端末によって使用され得る。
ブロック204によって表されるように、ネットワークエンティティは、割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージをアクセスポイントに送ることによって、アクセスポイントを構成する。適用可能な場合、このメッセージは、1つまたは複数のパイロット信号強度指示をも含む。ここで説明するように、ネットワークエンティティはまた、ネットワーク中の1つまたは複数の他のエンティティにこの構成情報を送る。
ブロック206で表されるように、アクセスポイントはパイロットシグナチャインジケータを受信する。次いで、ブロック208によって表されるように、受信したパイロットシグナチャインジケータのうちの1つに基づいて、アクセスポイントはパイロット信号を送信する。たとえば、アクセスポイントは、割り振られたパイロットインジケータ(たとえば、特定のPNオフセット)に基づく拡散コード(たとえば、PN拡散コード)を使用することによってそれのパイロット信号を送信する。
ブロック210によって表されるように、アクセスポイントはまた、パイロット信号を送信するために使用される受信したパイロット信号以外の、受信したパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つを含むメッセージ(たとえば、アクセスポイント識別子メッセージ(APIDM:access point identifier message))を生成し、送信する。たとえば、ブロック206において、アクセスポイントはPNオフセット0および2の指示を受信する。次いで、ブロック208において、アクセスポイントは、パイロット信号を送るためにPNオフセット0を使用する。この場合、ブロック210において生成されるメッセージは、PNオフセット2に基づく指示を含む。いくつかの実装形態では、この例では、そのメッセージは、PNオフセット0に基づく指示をもオプションで含み得る。
ブロック210において生成されたメッセージは、各広告されたパイロットシグナチャインジケータについてのパイロット信号強度指示を含み得る。上述のように、ある場合には、アクセスポイントは(1つまたは複数の)パイロット信号強度指示で構成される。しかしながら、他の場合には、アクセスポイントは(1つまたは複数の)パイロット信号強度指示を定義し得る。
ブロック212および214によって表されるように、アクセスポイントの近傍にあるアクセス端末は、アクセスポイントによって送信されたパイロット信号およびメッセージ(ならびに近くの他のアクセスポイントによって送信された同様の情報)を受信し得る。したがって、アクセス端末は、アクセスポイントによって送信されたパイロットシグナチャ関係情報を取得し得る。たとえば、受信したパイロット信号を復号することによって、アクセス端末は、パイロット信号を送信するために使用されたPNオフセットを識別する。さらに、アクセス端末は、受信したメッセージ中に含まれるPNオフセットを読みとる。
ブロック212および214において受信された情報は、パイロット報告の送信をトリガし得る。たとえば、パイロット信号の受信信号強度があるしきい値レベルを超えた(たとえば、定義されたマージンだけサービングマクロセルからの信号の受信信号強度を超えた)場合、報告の送信がトリガされる。
図3のブロック216によって表されるように、アクセス端末は、メッセージを介して受信された(1つまたは複数の)パイロットシグナチャインジケータに基づく少なくとも1つの指示を含むパイロット報告を生成し、送信する。そのような指示は、受信したパイロットシグナチャインジケータの形式と、アクセス端末が受信したインジケータを別の形式に変換するかどうかとに応じて、様々な形式をとり得る。たとえば、ある場合には、アクセス端末は、アクセスポイントからPNオフセットを受信し、これらのPNオフセットを対応するPN位相に変換し、パイロット報告中にこれらのPN位相の指示を含める。他の場合には、アクセス端末は、アクセスポイントからPN位相を受信し、パイロット報告中にこれらのPN位相の指示を含める。
パイロット報告は、報告中に各指示エントリについてのパイロット信号強度指示をも含む。たとえば、アクセス端末は、ブロック212において受信したパイロット信号の信号強度を測定し、パイロット報告中にこの値の指示を含み得る。さらに、アクセス端末は、パイロット報告中に、ブロック214においてメッセージを介して受信したパイロット信号強度指示を含み得る。
有利には、このパイロット報告は、レガシーネットワークエンティティの動作に適合する形式で与えられる。たとえば、レガシー移動局のためのハードハンドオーバの場合(また、CDMA HRPDにおいても)、パイロット測定値(たとえば、PN位相および強度)のみが報告される。ここで説明するように、ブロック216において送信されたパイロット報告は、PN位相と受信信号強度情報とを単に含む。したがって、パイロット報告は、アクセスポイントを一意に識別するために、最終的に別のネットワークエンティティによって組合せで使用される追加情報(たとえば、追加のPN位相指示)を含むが、パイロット報告はレガシーエンティティによって扱われ得る。
ブロック218によって表されるように、現在アクセス端末をサービスしているネットワークエンティティ(たとえば、マクロアクセスポイント)がパイロット報告を受信する。従来のやり方によれば、このネットワークエンティティまたは関連するネットワークエンティティ(たとえば、モバイル交換センター)は、アクセス端末のハンドオーバが保証されるかどうかを決定し得る。たとえば、パイロット報告中で受信信号強度値のうちの1つが定義されたマージンだけ同様のマクロ信号レベルを超えた場合、ハンドオーバ動作がトリガされ得る。
いくつかの実装形態(たとえば、CDMA 1x技術)では、ソースネットワークエンティティは、受信したパイロットシグナチャインジケータを別の形式の指示に変換する。たとえば、マクロ基地局(または関連するモバイル交換センター)が、そのネットワークエンティティにとって既知であるマッピングに基づいて、各受信したPN位相を対応するセル識別子に変換し得る。そのような場合、ここで説明するソース動作は、対応するセル識別子に基づいて実行され得る。
ソースネットワークエンティティ(たとえば、モバイル交換センター)はまた、それがハンドオーバターゲットを識別することができるかどうかを決定し得る。たとえば、ネットワークエンティティが知っているPN位相(または上記で説明したセル識別子)に関連する最高の受信信号強度が、特定のアクセスポイントによって使用されている場合、ネットワークエンティティは、アクセス端末のハンドオーバを可能にするために、そのアクセスポイントと通信し得る。一方、ネットワークエンティティがそのPN位相(またはセル識別子)に関連するアクセスポイントの識別情報を知らない場合、ネットワークエンティティは、(たとえば、ルックアップテーブルを使用することによって)がアクセスポイントの識別情報を知っていることを広告する別のネットワークエンティティを識別し得る。たとえば、ソースマクロモバイル交換センター中の構成情報は、別のモバイル交換センターが特定のセル識別子を扱うことができることと、さらに別のモバイル交換センターが別のセル識別子を扱うことができることとを示し得る。そのような場合、ブロック220によって表されるように、ソースネットワークエンティティは、受信されたかまたは生成されたハンドオーバ関係情報を含むハンドオーバメッセージを他のネットワークエンティティに送り得る。
以上のことから、レガシーマクロアクセスポイントが、(たとえば、APIDMを介して)広告される割り振られたPN位相インジケータで構成される必要があり得ることがわかるであろう。しかしながら、このようにしてアクセスポイントを構成するための機構が、すでにレガシーシステムにおいて利用可能である。したがって、本明細書の教示の実装形態は、この機構を使用してPN位相(および場合によっては、関連するセル識別子)情報でレガシーマクロアクセスポイントを構成することのみを含み得る。有利には、レガシーエンティティは、アクセスポイントに割り振られた実際の組合せに関して知る必要がない。代わりに、この情報は、アクセスポイントを識別する実際の動作を実行する別のエンティティ(たとえば、フェムトコンバージェンスサーバまたはフェムトゲートウェイ)に与えられる。
ブロック222によって表されるように、ターゲットネットワークエンティティ(たとえば、フェムトコンバージェンスサーバまたはフェムトゲートウェイ)は、ブロック220においてソースネットワークエンティティによって送られたハンドオーバメッセージを受信し得る。したがって、このメッセージは、たとえば、上記で説明したパイロットシグナチャインジケータ(たとえば、PN位相インジケータ)またはセル識別子を含み得る。さらに、ハンドオーバメッセージは、上記で説明した受信したパイロット信号強度指示を含み得る。
ブロック224によって表されるように、ある時点において、ターゲットネットワークエンティティは、アクセスポイント(たとえば、ネットワークエンティティの監視下のアクセスポイント)のセットのためのパイロット関係情報マッピングを決定する。このマッピングは、異なる実装形態において異なる形式をとり得る。たとえば、場合によっては、マッピングの所与のエントリは、所与のアクセスポイントを、そのアクセスポイントに割り振られたパイロットシグナチャインジケータ(たとえば、PN位相インジケータまたはPNオフセットインジケータ)のセットにマッピングする。場合によっては、マッピングエントリは所与のアクセスポイントをセル識別子のセットとマッピングし、セル識別子のセットは、代わりに、当該アクセスポイントに割り振られたパイロットシグナチャインジケータのセットに割り当てられている。
ブロック226によって表されるように、したがって、ターゲットネットワークエンティティは、マッピングと受信したパイロットシグナチャ関係情報とに基づいて、アクセス端末のハンドオーバのためのターゲットアクセスポイントを識別し得る。たとえば、ネットワークエンティティは、受信したPN位相インジケータ(またはセル識別子)をマッピング内のエントリと比較して、パイロット信号を送信したアクセスポイントと、これらのPN位相インジケータ(またはセル識別子)をターゲットネットワークエンティティに送信させたメッセージとを識別し得る。特定の例として、測定報告中の最高受信信号強度がPN位相0および2に関連する場合、ネットワークエンティティは、マッピング中のどのエントリがPN位相のこのセットを含んでいるかを決定する。次いで、ネットワークエンティティは、このエントリから対応するアクセスポイントの識別情報を調べる。
ブロック228によって表されるように、適切なターゲットが識別されると、ターゲットへのアクセス端末のハンドオーバが実行される。たとえば、ターゲットネットワークエンティティは、ハンドオーバを完了するために、ソースアクセスポイントとターゲットアクセスポイントとの間の通信を可能にし得る。
図4は、本明細書の教示による、そのようなシステムにおいて使用され得る例示的なメッセージフローを記載する、CDMA 1xシステム400の簡略化された例を示す。ここで、フェムト管理システム(FMS)は、フェムトセルに割り振られ得るPNオフセット(PN1〜PN15)のプールを維持する。この例では、PN2〜PN4は、矢印402によって表されるように、特定のフェムトセルのために割り振られる。FMSはまた、矢印404によって表されるように、適切なネットワークエンティティ(たとえば、フェムトコンバージェンスサーバ(FCS)またはフェムトMSC)にこの情報を供給する。フェムトセルは、PN2〜PN4を含むメッセージ(たとえば、APIDM)をブロードキャストし、このメッセージは、近傍の移動局(MS)によって受信される。次いで、MSは、対応するPN位相情報(PN位相2〜PN位相4)を含むパイロット強度測定メッセージ(PSMM)をそれのサービングマクロ基地局(BS)に送信する。マクロBSは、今度は(A1pインターフェースを介して)対応するセル識別子(セルID2〜セルID4)をそれのマクロMSCに送り、マクロMSCは、(IS−41インターフェースを介して)セル識別子をターゲットFCS/MSCに転送する。ここで、各PNオフセット(およびPN位相)と各セルIDとの間には1:1のマッピングがある。次いで、ターゲットFCS/MSCは、報告されたセルIDに基づいてハンドオーバターゲットを決定する。
図5は、本明細書の教示による、そのようなシステムにおいて使用され得る例示的なメッセージフローを記載する、CDMA HRPDシステム500の簡略化された例を示す。再び、フェムト管理システム(FMS)は、複数のフェムトセルに割り振られ得るPNオフセット(PN1〜PN15)のプールを維持する。PN2〜PN4は、矢印502によって表されるように、特定のフェムトセルに割り振られる。FMSはまた、矢印504によって表されるように、適切なネットワークエンティティ(たとえば、フェムトゲートウェイ(FGW))にこの情報を供給する。次いで、フェムトセルは、近傍のアクセス端末(AT)によって受信され得る、PN2〜PN4を含むメッセージ(たとえば、APIDM)をブロードキャストする。ATは、対応するPN位相情報(PN位相2〜PN位相4)を含むルート更新メッセージ(Route Update message)をそれのサービングマクロアクセスネットワーク(AN)に送信する。マクロANは、今度は、(A16セッション転送要求中にルート更新メッセージを埋め込むことによって)ターゲットFGWにPN位相情報を送る。次いで、ターゲットFGWは、報告されたPN位相に基づいてハンドオーバターゲットを決定する。
上記を念頭において、本明細書の教示に従って実行され得る動作の追加の詳細について、図6〜図9を参照しながら説明する。
図6に、アクセスポイントのためにパイロットシグナチャ指示を割り振るために実行され得る例示的な動作を記載する。これらの動作は、たとえば、フェムト管理システムなどのネットワークエンティティによって実行され得る。
ブロック602によって表されるように、アクセスポイント(たとえば、フェムトセル)に割り振られ得る非割振り(unallocated)パイロットシグナチャのセットが識別される。たとえば、このセットは、所与のエリア中のマクロアクセスポイントによって使用されていないPNオフセットのすべてを備え得る。
場合によっては、パイロットシグナチャのこのセットは、非パイロット送信使用のみに指定され得る。たとえば、利用可能なパイロットシグナチャのセット(たとえば、256個の利用可能なPNオフセット)の中から、パイロット信号を送信するための使用に第1のグループが指定され得、アクセスポイントによってメッセージ(たとえば、APIDM)中で送られることのみに第2のグループが指定され得る。言い換えれば、第2のグループのパイロットシグナチャは、送信されたパイロット信号をスクランブルするために使用され得ない。有利には、パイロットシグナチャのこの第2のグループは、マクロネイバーリスト中のこれらのパイロットシグナチャを広告する必要なしに、また、アクセス端末がこれらのパイロットシグナチャの探索を行う必要なしにアクセスポイントを識別するために使用され得る。場合によっては、パイロット信号を送信するために指定されたパイロットシグナチャは、(たとえば、APIDM中で)広告されるためにも指定され得る。
パイロットシグナチャのセットの割振りは、指定されたエリアに対して行われ得る。たとえば、パイロットシグナチャがAPIDM中でのみ広告されるようにパイロットシグナチャのセットを指定することは、所与のフェムト管理システムまたは所与のモバイル交換センターによって監視または制御されるアクセスポイントのカバレージエリアに対応するエリアにのみ適用し得る。したがって、いくつかの態様では、パイロットシグナチャインジケータは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていないパイロットシグナチャを示す値を備え得る。
ブロック604によって表されるように、ある時点において、アクセスポイントのためのパイロットシグナチャ割振りを開始する。たとえば、フェムトセルが配置され、電源投入され、リセットされ、または再構成されるとき、フェムト管理システムはこの割振りを開始し得る。
本明細書で説明するように、このプロセスは、単一のアクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振って、次いでハンドオーバ中に一意にアクセスポイントを識別するために使用され得る一意のシグナチャをそのアクセスポイントに与えることに関与し得る。したがって、ブロック606によって表されるように、このようにして2つ以上のパイロットシグナチャ指示が所与のアクセスポイントのために(たとえば、所与のタイプのアクセスポイントのために)割り振られるべきであるという決定を行う。たとえば、所与のネットワーク中のすべてのフェムトセルは、2つ以上のPNオフセットを割り振られ得るが、そのネットワーク中のすべての他のアクセスポイントは、単一のPNオフセットを割り振られ得る。
したがって、ブロック608によって表されるように、割振りエンティティは、(たとえば、パイロットシグナチャインジケータの各々が、特定のPNオフセットまたはPN位相に対応する特定の値を備える)複数のパイロットシグナチャインジケータを所与のアクセスポイントに割り振る。上記で説明したように、これらのパイロットシグナチャインジケータのうちの1つは、アクセスポイントによってパイロット信号の送信のために割り振られるが、残りの(1つまたは複数の)パイロットシグナチャインジケータは、(たとえば、APIDMを介して)アクセスポイントによって広告されるために割り振られる。
ブロック610によって表されるように、割振りエンティティは、広告されるために割り振られた各パイロットシグナチャインジケータについてのパイロット信号強度情報をオプションで定義する。場合によっては、このパイロット信号強度は、ネットワークハンドオーバトリガ機構に過度の干渉がなくなることを確実にする値に設定される(たとえば、選択された値は、ハンドオーバプロシージャの不要な開始をトリガしない)。たとえば、パイロット信号強度は、マクロアクセスポイントとの呼を維持するために指定される最小受信信号強度を下回る値で定義され得る。
いくつかの実装形態では、定義されたパイロット信号強度は、アクセスポイントについての識別情報シグナチャを定義するために使用され得る。すなわち、所与のアクセスポイントについての識別情報シグナチャは、異なるPNオフセットインジケータ(またはPN位相インジケータ)と異なる関連するパイロット強度値とを割り振ることによって生成され得る。したがって、以下で説明するように、ネットワークエンティティ(たとえば、フェムトコンバージェンスサーバまたはフェムトゲートウェイ)は、ハンドオーバのためのターゲットを識別するときにこれらのパイロット信号強度指示をも考慮に入れ得る。
ブロック612によって表されるように、割振りエンティティは、割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージをアクセスポイントに送る。本明細書で説明するように、このメッセージは、PNオフセットインジケータ、PN位相インジケータ、PSCインジケータ、PCIインジケータ、または何らかの他のタイプのインジケータを含み得る。さらに、このメッセージは、ブロック610において定義された(1つまたは複数の)パイロット信号強度指示を含み得る。
ブロック614によって表されるように、割振りエンティティはまた、1つまたは複数の他のネットワークエンティティに、割り振られたパイロットシグナチャインジケータ(およびオプションで定義された(1つまたは複数の)パイロット信号強度指示)を含むメッセージを送る。たとえば、このメッセージは、フェムトコンバージェンスサーバ、(フェムトセルゲートウェイとも呼ばれる)フェムトゲートウェイ、アクセスネットワーク、何らかの他のエンティティ、またはこれらのエンティティの何らかの組合せに送られ得る。
図7に、それのパイロットシグナチャ関係情報を広告することに関連して、アクセスポイントによって実行され得る例示的な動作を記載する。これらの動作は、アクセスポイントがそのアクセスポイントのために割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含む構成メッセージを受信するブロック702において開始する。さらに、上記で説明したように、場合によっては、このメッセージは、パイロットシグナチャインジケータのうちの1つまたは複数についての定義されたパイロット信号強度情報を含む。
ブロック704によって表されるように、アクセスポイントは、(たとえば、アクセスポイントがフェムト管理システムからパイロット信号強度指示を受信しなかった場合に)広告されるために割り振られた各パイロットシグナチャインジケータについてのパイロット信号強度情報をオプションで定義し得る。場合によっては、パイロット信号強度指示が、(たとえば、上記で説明したように)ネットワークハンドオーバトリガ機構に過度の干渉がなくなることを確実にする値に設定される。
ブロック706によって表されるように、アクセスポイントは、割り振られたパイロットシグナチャインジケータのうちの1つに基づいてパイロット信号を送信する。たとえば、アクセスポイントがパイロット信号を送信するために使用する拡散コードの位相を調整するために、アクセスポイントは、割り振られたPNオフセットを使用し得る。
ブロック708によって表されるように、アクセスポイントは、パイロット信号を送信するために使用される受信したパイロット信号以外の受信したパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つを含むメッセージを生成する。このメッセージは、本明細書で説明するように、各広告されたパイロットシグナチャインジケータについてのパイロット信号強度指示をも含み得る。
ブロック710によって表されるように、アクセスポイントは、ブロック708において生成されたメッセージを送信する。たとえば、アクセスポイントは、APIDMメッセージまたは何らかの他の好適なメッセージ(たとえば、パイロット情報を含むように変更された既存のメッセージ、またはこの情報を含む新しいメッセージ)を繰り返し(たとえば、周期的に)ブロードキャストし得る。
図8に、パイロット報告を生成することに関連して、アクセス端末によって実行され得る例示的な動作を記載する。本明細書で説明するように、このパイロット報告は、アクセスポイントから受信した広告されたパイロットシグナチャ関係情報に部分的に基づく。
ブロック802によって表されるように、アクセス端末は、アクセスポイントからパイロット信号を受信する。ブロック804によって表されるように、アクセス端末は、(たとえば、既知の技法を使用して)パイロット信号を送るためにアクセスポイントによって使用されたパイロットシグナチャ(たとえば、PNオフセットまたはPN位相)を識別する。
ブロック806によって表されるように、アクセス端末はまた、アクセスポイントからメッセージ(たとえば、APIDM)を受信する。本明細書で説明するように、このメッセージは、そのアクセスポイントのために割り振られた少なくとも1つのパイロットシグナチャインジケータと、オプションで、各パイロットシグナチャインジケータについての定義されたパイロット信号強度情報とを含む。
ブロック808によって表されるように、アクセス端末は、オプションで、ブロック806において受信した少なくとも1つのパイロットシグナチャインジケータに関連するパイロット位相値(たとえば、PN位相)と、必要な場合、ブロック804において決定されたパイロットシグナチャとを決定する。たとえば、受信したパイロットシグナチャインジケータがPNオフセットのセットを備える場合、アクセス端末は各PNオフセット(指定されたPNi)についてのPN位相(指定されたPN_Phasei)を計算するために以下の式、PN_Phasei=(PILOT_ARRIVAL+(64×PNi))mod215を使用し得る。ここで、PILOT_ARRIVALは、(たとえば、C.S0005−Eのセクション2.6.6.2.4において定義されているように)物理フェムトアクセスポイントパイロットの測定された到達時刻である。
ブロック810によって表されるように、アクセス端末は、ブロック806において受信された(1つまたは複数の)パイロットシグナチャインジケータに基づく少なくとも1つの指示と、ブロック804において識別されたパイロットシグナチャに基づく指示とを含むパイロット報告を生成する。たとえば、これらの指示は、(1つまたは複数の)受信したインジケータと識別されたパイロットシグナチャとに直接対応し得るか、またはこれらの指示は、ブロック808において決定されたパイロット位相値(たとえば、PN位相)に対応し得る。
パイロット報告は、報告中に各指示エントリについてのパイロット信号強度指示をも含む。たとえば、アクセス端末は、ブロック802において受信されたパイロット信号の信号強度を測定し、パイロット報告中にこの値の指示を含める。場合によっては、各広告されたパイロットシグナチャインジケータについてのパイロット信号強度指示も、この同じ値に設定され得る。代替的に、アクセス端末は、各広告されたパイロットシグナチャインジケータについてのパイロット報告エントリ中にブロック806において受信されたパイロット信号強度情報を含み得る。
ブロック812によって表されるように、アクセス端末は、ブロック810において生成されたパイロット報告(たとえば、PSMMまたはルート更新)を送信する。たとえば、アクセス端末は、さらなる処理のために報告をサービングマクロアクセスポイント(たとえば、マクロ基地局またはアクセスネットワーク)に送り得る。
図9に、本明細書で教示するアクセスポイントパイロットシグナチャ情報に基づいてハンドオーバターゲットを識別することに関連して実行される例示的な動作を記載する。これらの動作の2つのバージョンについて説明する。(たとえば、図5のシステム500に対応する)1つのバージョンは、ターゲットを識別するためにPN位相インジケータなどのパイロットシグナチャインジケータを使用し、(たとえば、図4のシステム400に対応する)他のバージョンは、ターゲットを識別するためにセル識別子を使用する。これらの動作は、たとえば、フェムトコンバージェンスサーバ、フェムトゲートウェイ、またはアクセスネットワークなどのネットワークエンティティによって実行され得る。
ブロック902によって表されるように、ある時点において、アクセスポイントのセットについて、パイロットシグナチャインジケータマッピングまたはセル識別子マッピングを決定する。ここで、パイロットシグナチャインジケータマッピングは、異なるアクセスポイントをパイロットシグナチャインジケータの異なるセットとマッピングする。たとえば、所与のアクセスポイントが、フェムトコンバージェンスサーバによってそのアクセスポイントのために割り振られた(2つのPNオフセットに対応する)2つのPN位相にマッピングされる。同様に、セル識別子マッピングは、異なるアクセスポイントをセル識別子の異なるセットとマッピングする。たとえば、所与のアクセスポイントが、フェムトコンバージェンスサーバによってそのアクセスポイントのために割り振られた(2つのPNオフセットに対応する)2つのセル識別子にマッピングされる。
エンティティがこのマッピングを様々な方法で決定する。いくつかの実装形態では、ネットワークエンティティ(たとえば、フェムトコンバージェンスサーバまたはフェムトゲートウェイ)は(たとえば、フェムト管理システムから受信した構成情報に基づいて)マッピングを生成する。いくつかの実装形態では、ネットワークエンティティは、別のネットワークエンティティから(たとえば、フェムト管理システムから)マッピングを受信する。
ブロック904によって表されるように、ある時点において、ネットワークエンティティは、アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信する。本明細書で説明するように、このメッセージは、たとえば、(たとえば、システム500の場合の)パイロットシグナチャインジケータまたは(たとえばシステム400の場合の)セル識別子を含む。さらに、このメッセージは、本明細書で説明するように、受信したパイロット信号強度指示を含む。
ブロック906によって表されるように、ネットワークエンティティは、2つ以上のパイロットシグナチャインジケータまたはセル識別子が、ターゲットアクセスポイントを識別するために必要とされるかどうかを決定し得る。たとえば、従来のやり方によれば、ハンドオーバメッセージ中で(すなわち、パイロット報告から)識別されたPN位相またはセル識別子が、単一のアクセスポイント(たとえば、非フェムトセル)に一意に関連する。このPN位相またはセル識別子が最も強い受信パイロット強度に関連する場合、ターゲットは、対応するパイロットシグナチャインジケータまたはセル識別子のみに基づいて識別される。
しかしながら、他のアクセスポイント(たとえば、フェムトセル)の場合、アクセスポイントの一意の識別は、複数のパイロットシグナチャインジケータまたはセル識別子を使用することによってのみ達成される。本明細書の教示によれば、ネットワークエンティティは、複数のパイロットシグナチャインジケータまたはセル識別子が、メッセージ中で受信されたパイロットシグナチャインジケータの分析に基づいて、ターゲットを識別するために使用される必要があるかどうかを決定する。たとえば、上記で説明したように、PNオフセットの専用セットは、(すなわち、実際のパイロット信号を送るために使用されるのでなく)広告されるためにのみ割り振られ得る。したがって、パイロットシグナチャインジケータまたはセル識別子(たとえば、セルID2〜15)の値(たとえば、PN位相2〜15)は、それが特定のタイプのアクセスポイント(たとえば、フェムトセル)に関連することと、このパイロットシグナチャインジケータまたはセル識別子が、アクセスポイントを一意に識別するために少なくとも1つの他のパイロットシグナチャインジケータまたはセル識別子に関連して使用されるべきであることとを示す。
ブロック908によって表されるように、マッピングと受信したパイロットシグナチャ関係情報とに基づいて、アクセス端末のハンドオーバのためのターゲットアクセスポイントを識別する。たとえば、ネットワークエンティティは、受信したPN位相インジケータ(またはセル識別子)をマッピング中のエントリと比較して、パイロット信号を送信したアクセスポイントと、これらのPN位相インジケータ(またはセル識別子)をターゲットネットワークエンティティに送信させるメッセージとを識別する。特定の例として、測定報告中の最も高い受信信号強度がPN位相0および2に関連する場合、ネットワークエンティティは、マッピング中のどのエントリがPN位相のこのセットを含んでいるかを決定する。次いで、ネットワークエンティティは、このエントリから対応するアクセスポイントの識別情報を調べる。
また、場合によっては、ターゲットアクセスポイントの識別は、受信したパイロット信号強度指示に基づく。たとえば、複数のアクセスポイントが受信したパイロットシグナチャ関係情報によって識別される状況において、(たとえば、実際のパイロット信号についての)最も高いパイロット信号強度指示に関連するアクセスポイントが選択され得る。
さらに、いくつかの実装形態では、パイロット信号強度指示は、アクセスポイントのための識別情報シグナチャを形成するために使用される。この場合、ブロック902において決定されたマッピングは、アクセスポイントに指定されたパイロット信号強度情報を含む。したがって、ネットワークエンティティは、ブロック904において受信されたパイロット信号強度指示をマッピング中のパイロット信号強度インジケータエントリと比較することによって、ターゲットアクセスポイントを識別し得る。たとえば、2つの異なるアクセスポイントには、同じPNオフセットが割り振られるが、異なるパイロット信号強度指示が割り振られ得る。したがって、アクセスポイントの識別は、PNオフセットとパイロット信号強度指示との両方に基づく。
ブロック910によって表されるように、適切なターゲットが識別されると、ネットワークエンティティは、(たとえば、ソースアクセスポイントにターゲットアクセスポイントの識別情報を通知することによって)ターゲットへのアクセス端末のハンドオーバを可能にする。
説明のために、図10および図11に、本明細書で教示するメッセージングが様々なタイプのネットワークアーキテクチャにおいてどのように実装され得るかを示す。図10に、(たとえば、図4のシステム400に対応する)CDMA 1xフェムトシステム1000の簡略化された例を示す。図11に、(たとえば、図5のシステム500に対応する)CDMA HRPDフェムトシステム1100の簡略化された例を示す。
最初に図10を参照すると、フェムトアクセスポイント(FAP)がフェムトゲートウェイ(FGW)を介してコアネットワークと通信する。たとえば、ユーザトラフィックと、インターネットプロトコル(IP)トラフィックと、制御トラフィックとを搬送するために、フェムトアクセスポイントとフェムトゲートウェイとの間にIPsecトンネルが確立される。たとえば、メディアゲートウェイ制御機能/メディアゲートウェイ(MGCF/MGW)は、Fx1インターフェースを介してコアネットワークからフェムトアクセスポイントへのユーザトラフィックの転送を可能にする。同様に、フェムトアクセスポイントとの間でIMSトラフィックを転送するために、Fx2インターフェースが使用される。フェムト管理システム(FMS)が、構成と他の情報とを、Fmインターフェースを介してフェムトアクセスポイントに送り、フェムトコンバージェンスサーバなどの他のネットワークエンティティ(接続は図示せず)に送る。
本明細書の教示による、システム1000によって実行されるハンドオーバ動作の例は、以下の通りである。移動局(MS)は、フェムトアクセスポイント(FAP)から少なくとも1つのPNオフセットを含むAPIDMを受信し、対応するPN位相情報を含むPSMMをマクロ基地局(BS)に送る。マクロBSは、パイロットPN位相情報をセル識別子に変換し、A1/A1pインターフェースを介して、得られたパイロットシグナチャ情報をMSC/MSCeに送る。ここで、フェムトコンバージェンスサーバ(FCS)は、マクロ1xインフラストラクチャシステムにとってはターゲットモバイル交換センター(MSC)のように見える。したがって、FCSは、FCSがMSC/MSCeからIS−41 FACDIR2メッセージを介して受信した情報に基づいて、ターゲット1xフェムトアクセスポイントを識別する。
図11を参照すると、フェムトアクセスポイント(FAP)は、セキュリティゲートウェイ(SeGW)とフェムトゲートウェイ(FGW)とを介してネットワークと通信する。たとえば、ユーザトラフィックと、インターネットプロトコル(IP)トラフィックと、制御トラフィックとを搬送するために、フェムトアクセスポイントとセキュリティゲートウェイとの間にIPsecトンネルが確立される。たとえば、フェムトアクセスポイントとマクロHRPDアクセスネットワーク/パケット制御機能(AN/PCF)との間のトラフィックは、A13、A16およびA24インターフェース上で搬送される。フェムトアクセスポイントとアクセスネットワーク認証、許可および課金エンティティ(AN−AAA)との間のトラフィックは、A12インターフェース上で搬送される。フェムトアクセスポイントとパケットデータサービングノード(PDSN)との間のトラフィックは、A10およびA11インターフェース上で搬送される。フェムト管理システム(FMS)が、構成と他の情報とを、Fmインターフェースを介してフェムトアクセスポイントに送り、フェムトゲートウェイなどの他のネットワークエンティティ(接続は図示せず)に送る。
本明細書の教示による、システム1100によって実行されるハンドオーバ動作の例は、以下の通りである。アクセス端末(AT)は、フェムトアクセスポイント(FAP)から少なくとも1つのPNオフセットを含むAPIDMを受信し、対応するPN位相情報を含むPSMMをマクロアクセスネットワーク(AN)エンティティに送る。マクロアクセスネットワークは、A16インターフェース上で送られた埋込みルート更新メッセージ(embedded Route Update message)を介してPN位相情報をフェムトゲートウェイに送る。ここで、フェムトゲートウェイは、マクロアクセスネットワークへのいかなる変更も必要とすることなしに、マクロアクセスネットワークがフェムトシステムにハンドオフすることを可能にするためにA16プロキシ機能を実行する。フェムトゲートウェイは、ルート更新メッセージ中の情報に基づいてターゲットフェムトアクセスポイントを識別する。
本明細書で教示するように、パイロットシグナチャインジケータをサポートするために、様々なフィールドがAPIDMなどのメッセージ中に与えられ得る。以下に2つの例を示す。
第1の例では、変数HO_PN_GROUP_INCLに対応する第1のフィールド(たとえば、1ビット)は、PNオフセットグループがメッセージ中で広告されるときに1に設定される。他の場合、第1のフィールドは0に設定される。変数HO_PN_GROUP_COUNTに対応する第2のフィールド(たとえば、0または4ビット)は、このフィールドに続くPNオフセットの数を含んでいる。変数PN_OFFSET_GROUPに対応する第3のフィールド(たとえば、0または(9×LOC_REC_LEN)ビット)は、その各々がPNオフセットを記載する9ビットフィールドのアレイを含む。ここで、LOC_REC_LENは、利用可能なPNオフセットの最大数に対応する。また、これらのPNオフセットのナンバリング(またはオフセッッティング)は、マクロ基地局の(採用されている位相間隔を示す)PN_Incに適合する必要がある。
第2の例(C.S0005−E v2.0中の表3.7.2.3.2.39−5を参照)では、APIDMは、第3のフィールド中に含まれる情報のタイプを示すために異なる値に設定された変数HO_INFO_TYPEに対応する第1のフィールド(たとえば、3ビット)を含む。たとえば、第1のフィールド中の「001」の値は、第3のフィールドがPSMMメッセージのためのシグナチャを含むことを示す。逆に、第1のフィールド中の「010」の値は、第3のフィールドがルート更新メッセージのためのシグナチャを含むことを示す。変数HO_INFO_LENに対応する第2のフィールド(たとえば、8ビット)は、第3のフィールドの長さに設定される。第3のフィールド(たとえば、HO_INFO_LENビット)は、上記で説明したように第1のフィールドの値に依存する情報を含む。
HO_INFO_TYPEが「001」の場合、第3のフィールドは、PSMM_SIG_COUNTフィールド(たとえば、3ビット)とPSMM_SIGNATUREフィールド(たとえば、21ビット)とを含む。PSMM_SIG_COUNTフィールドは、PSMM_SIGNATUREフィールドの発生(occurrences)数に設定される。PSMM_SIGNATUREフィールドは、ハンドオフ中にPSMM中に含まれるべき基地局のシグナチャに設定される。15個のMSBがPILOT_PN_PHASEフィールド中で使用され、6つのLSBがPILOT_STRENGTHフィールド中で使用される。
HO_INFO_TYPEが「010」の場合、第3のフィールドは、RUP_SIG_COUNTフィールド(たとえば、3ビット)とRUP_SIGNATUREフィールド(たとえば、21ビット)とを含む。RUP_SIG_COUNTフィールドは、RUP_SIGNATUREフィールドの発生数に設定される。RUP_SIGNATUREフィールドは、別のHRPDアクセスネットワークから基地局に関連するHRPDアクセスネットワークへのハンドオフ中にルート更新メッセージ中に含まれるべきシグナチャに設定される。15個のMSBがPilotPNPhaseフィールド中で使用され、6つのLSBがPilotStrengthフィールド中で使用される。
本明細書の教示に従って実装されるシステムでは、様々な利点が達成され得る。重要なことには、マクロインフラストラクチャは、本明細書で教示するようにハンドオーバ(たとえば、フェムトセルへのアクティブハンドオーバ)をサポートするためにアップグレードされる必要はない。そうではなく、既存のデータベース構造(たとえば、PN位相およびセル識別子リスト)は、追加の割り振られたPN位相、セル識別子などを含むようにのみ構成される必要がある。その上、現在の実際的システムの場合、多数の一意のシグナチャが作成され得ることにより(たとえば、2つ、3つ、4つ、またはより多くのPNオフセットをアクセスポイントのために割り当てることによって)正確なハンドオーバが常に達成され得る。また、たとえば、割り振られたPNオフセットグループのサイズが必要に応じて拡張され得るので、説明した技法はスケーラブルである。また、説明した技法は、フェムトコンバージェンスサーバおよびフェムトゲートウェイにおける比較的単純なアルゴリズムに関与する。
図12に、本明細書で教示するようにアクセスポイント識別動作を実行するためにアクセス端末1202、アクセスポイント1204(たとえば、フェムトセル)、ネットワークエンティティ1206(たとえば、FCSまたはFGW)、およびネットワークエンティティ1208(たとえば、FMS)などのノードに組み込まれ得るいくつかの例示的な構成要素を示す。実際には、説明する構成要素は、通信システム中の他のノードにも組み込まれ得る。たとえば、システム中の他のノードは、同様の割振り機能を与えるために、ネットワークエンティティ1208に関して説明する構成要素と同様の構成要素を含む。また、所与のノードは、説明する構成要素のうちの1つまたは複数を含み得る。たとえば、アクセスポイントは、アクセスポイントが複数の周波数上で動作し、および/または様々な技術によって通信することを可能にする、複数のトランシーバ構成要素を含む。
図12に示すように、アクセス端末1202およびアクセスポイント1204は、それぞれ、他のノードと通信するためのトランシーバ1210および1212を含む。トランシーバ1210は、信号(たとえば、メッセージおよび報告)を送るための送信機1214と、信号(たとえば、パイロット信号およびメッセージ)を受信するための受信機1216とを含む。同様に、トランシーバ1212は、信号(たとえば、パイロット信号およびメッセージ)を送るための送信機1218と、信号(たとえば、メッセージ、インジケータおよび指示)を受信するための受信機1220とを含む。
アクセスポイント1204、ネットワークエンティティ1206、およびネットワークエンティティ1208は、それぞれ他のノード(たとえば、他のネットワークノード)と通信するためのネットワークインターフェース1222、1224、および1226を含む。たとえば、ネットワークインターフェース1222、1224、および1226は、ワイヤベースまたはワイヤレスバックホールを介して1つまたは複数のネットワークノードと通信するように構成される。いくつかの態様では、各ネットワークインターフェースは、ワイヤベースまたはワイヤレス通信をサポートするように構成されたトランシーバとして実装される。たとえば、ネットワークインターフェース1224は、(たとえば、メッセージを送るための)送信機構成要素1228と(たとえば、メッセージを受信するための)受信機構成要素1230とを含むものとして示されるが、ネットワークインターフェース1226は、(たとえば、メッセージを送るための)送信機構成要素1232と(たとえば、メッセージを受信するための)受信機構成要素1234とを含むものとして示される。
アクセス端末1202、アクセスポイント1204、ネットワークエンティティ1206、およびネットワークエンティティ1208は、本明細書で教示するアクセスポイント識別動作と連携して使用され得る他の構成要素をも含む。たとえば、アクセス端末1202は、パイロットシグナチャ関係動作(たとえば、パイロット報告を生成すること、パイロット位相値を決定すること、パイロットシグナチャを識別すること)を実行するための、また本明細書で教示する他の関係する機能を行うためのパイロットプロセッサ1236を含む。アクセスポイント1204は、パイロットシグナチャ関係動作(たとえば、パイロットシグナチャ関係指示を含むメッセージを生成すること、パイロット信号強度指示を定義すること)を実行するための、また本明細書で教示する他の関係する機能を行うためのパイロットプロセッサ1238を含む。ネットワークエンティティ1208は、パイロットシグナチャ関係動作(たとえば、パイロットシグナチャインジケータを割り振ること、パイロット信号強度指示を定義すること、2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが割り振られるべきであることを決定すること、非割振りパイロットシグナチャを識別すること)を実行するための、また本明細書で教示する他の関係する機能を行うためのパイロットプロセッサ1240を含む。ネットワークエンティティ1206は、ハンドオーバ関係動作(たとえば、セル識別子マッピングを決定すること、パイロットシグナチャインジケータマッピングを決定すること、ハンドオーバターゲットを識別すること、ターゲットが複数のセル識別子から識別されるべきであることを決定すること)を実行するための、また本明細書で教示する他の関係する機能を行うためのハンドオーバコントローラ1242を含む。
いくつかの実装形態では、図12の構成要素は、(たとえば、この機能を与えるために(1つまたは複数の)プロセッサによって使用される情報またはコードを記憶するためにデータメモリを使用し、および/または組み込む)1つまたは複数のプロセッサ中に実装され得る。たとえば、ブロック1236の機能(およびオプションでブロック1210の機能の一部)は、アクセス端末の1つまたは複数のプロセッサとアクセス端末のデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。同様に、ブロック1238の機能(およびオプションでブロック1212および/またはブロック1222の機能の一部)は、アクセスポイントの1つまたは複数のプロセッサとアクセスポイントのデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。ブロック1242の機能(およびオプションでブロック1224の機能の一部)は、ネットワークエンティティの1つまたは複数のプロセッサとネットワークエンティティのデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。ブロック1240の機能(およびオプションでブロック1226の機能の一部)は、ネットワークエンティティの1つまたは複数のプロセッサとネットワークエンティティのデータメモリとによって(たとえば、適切なコードの実行によっておよび/またはプロセッサ構成要素の適切な構成によって)実装され得る。
上記で説明したように、いくつかの態様では、本明細書の教示は、大規模カバレージ(たとえば、一般にマクロセルネットワークまたはWANと呼ばれる3Gネットワークなどの広域セルラーネットワーク)と、より小規模のカバレージ(たとえば、一般にLANと呼ばれるレジデンスベースまたは建築物ベースのネットワーク環境)とを含むネットワークにおいて採用され得る。アクセス端末(AT)がそのようなネットワーク中を移動するとき、アクセス端末は、いくつかのロケーションでは、マクロカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされ、他のロケーションでは、より小規模のカバレージを与えるアクセスポイントによってサービスされ得る。いくつかの態様では、より小さいカバレージノードを使用して、(たとえば、よりロバストなユーザエクスペリエンスのために)増分キャパシティの増大と、屋内カバレージと、様々なサービスとを与え得る。
本明細書の説明では、比較的大きいエリアにわたるカバレージを与えるノード(たとえば、アクセスポイント)をマクロアクセスポイントと呼び、比較的小さいエリア(たとえば、住居)にわたるカバレージを与えるノードをフェムトアクセスポイントと呼ぶことがある。本明細書の教示は、他のタイプのカバレージエリアに関連付けられたノードに適用され得る場合があることを諒解されたい。たとえば、ピコアクセスポイントは、マクロエリアよりも小さく、フェムトエリアよりも大きいエリアにわたるカバレージ(たとえば、商業建築物内のカバレージ)を与え得る。様々な適用例では、マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、または他のアクセスポイントタイプのノードを指すために他の用語が使用され得る。たとえば、マクロアクセスポイントを、アクセスネットワーク、基地局、アクセスポイント、eノードB、マクロセルなどとして構成し、またはそのように呼ぶことがある。また、フェムトアクセスポイントを、ホームノードB、ホームeノードB、アクセスポイント基地局、フェムトセルなどとして構成し、またはそのように呼ぶことがある。いくつかの実装形態では、ノードを1つまたは複数のセルまたはセクタに関連付け得る(たとえば、そのように呼ぶことがあり得るか、または分割し得る)。マクロアクセスポイント、フェムトアクセスポイント、またはピコアクセスポイントに関連付けられたセルまたはセクタを、それぞれ、マクロセル、フェムトセル、またはピコセルと呼ぶことがある。
図13に、本明細書の教示が実装され得る、何人かのユーザをサポートするように構成されたワイヤレス通信システム1300を示す。システム1300は、たとえば、マクロセル1302A〜1302Gなど、複数のセル1302の通信を可能にし、各セルは、対応するアクセスポイント1304(たとえば、アクセスポイント1304A〜1304G)によってサービスされる。図13に示すように、アクセス端末1306(たとえば、アクセス端末1306A〜1306L)は、時間とともにシステム全体にわたって様々なロケーションに分散され得る。各アクセス端末1306は、たとえば、アクセス端末1306がアクティブかどうか、およびアクセス端末1306がソフトハンドオフ中かどうかに応じて、所与の瞬間に順方向リンク(FL)および/または逆方向リンク(RL)上で1つまたは複数のアクセスポイント1304と通信し得る。ワイヤレス通信システム1300は大きい地理的領域にわたってサービスを提供し得る。たとえば、マクロセル1302A〜1302Gは、近隣内の数ブロックまたは地方環境の数マイルをカバーし得る。
図14に、1つまたは複数のフェムトアクセスポイントがネットワーク環境内に展開された例示的な通信システム1400を示す。特に、システム1400は、比較的小規模のネットワーク環境中に(たとえば、1つまたは複数のユーザレジデンス1430中に)設置された複数のフェムトアクセスポイント1410(たとえば、フェムトアクセスポイント1410Aおよび1410B)を含む。各フェムトアクセスポイント1410は、DSLルータ、ケーブルモデム、ワイヤレスリンク、または他の接続手段(図示せず)を介して、ワイドエリアネットワーク1440(たとえば、インターネット)とモバイル事業者コアネットワーク1450とに結合され得る。以下で説明するように、各フェムトアクセスポイント1410は、関連するアクセス端末1420(たとえば、アクセス端末1420A)、および、オプションで、他の(たとえば、ハイブリッドまたはエイリアン)アクセス端末1420(たとえば、アクセス端末1420B)にサービスするように構成され得る。言い換えれば、フェムトアクセスポイント1410へのアクセスは制限され得、それによって、所与のアクセス端末1420は、指定された(1つまたは複数の)(たとえば、ホーム)フェムトアクセスポイント1410のセットによってサービスされ得るが、指定されていないフェムトアクセスポイント1410(たとえば、隣接するフェムトアクセスポイント1410)によってサービスされ得ない。
図15に、いくつかの追跡(tracking)エリア1502(またはルーティングエリアまたはロケーションエリア)が定義されたカバレージマップ1500の例を示し、そのエリアの各々はいくつかのマクロカバレージエリア1504を含む。ここで、追跡エリア1502A、1502B、および1502Cに関連付けられたカバレージのエリアは太線によって示され、マクロカバレージエリア1504は大きい六角形によって表される。追跡エリア1502はフェムトカバレージエリア1506をも含む。この例では、フェムトカバレージエリア1506の各々(たとえば、フェムトカバレージエリア1506Bおよび1506C)は、1つまたは複数のマクロカバレージエリア1504(たとえば、マクロカバレージエリア1504Aおよび1504B)内に示されている。ただし、フェムトカバレージエリア1506の一部または全部がマクロカバレージエリア1504内にない場合があることを諒解されたい。実際、多数のフェムトカバレージエリア1506(たとえば、フェムトカバレージエリア1506Aおよび1506D)を所与の追跡エリア1502またはマクロカバレージエリア1504内に定義することができる。また、1つまたは複数のピコカバレージエリア(図示せず)は、所与の追跡エリア1502またはマクロカバレージエリア1504内に定義され得る。
再び図14を参照すると、フェムトアクセスポイント1410の所有者は、たとえば、3Gモバイルサービスなど、モバイル事業者コアネットワーク1450を介して提供されるモバイルサービスに加入し得る。さらに、アクセス端末1420は、マクロ環境と、より小規模の(たとえば、宅内)ネットワーク環境の両方で動作することが可能である。言い換えれば、アクセス端末1420の現在のロケーションに応じて、アクセス端末1420は、モバイル事業者コアネットワーク1450に関連付けられたマクロセルアクセスポイント1460によって、または、フェムトアクセスポイント1410のセットのいずれか1つ(たとえば、対応するユーザレジデンス1430内に常駐するフェムトアクセスポイント1410Aおよび1410B)によってサービスされ得る。たとえば、加入者は、自宅の外にいるときは標準のマクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1460)によってサービスされ、自宅の中にいるときはフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1410A)によってサービスされる。ここで、フェムトアクセスポイント1410は、レガシーアクセス端末1420と後方互換性があり得る。
フェムトアクセスポイント1410は、単一の周波数上に展開され得、または代替として、複数の周波数上に展開され得る。特定の構成に応じて、単一の周波数、あるいは複数の周波数のうちの1つまたは複数は、マクロアクセスポイント(たとえば、アクセスポイント1460)によって使用される1つまたは複数の周波数と重なることがある。
いくつかの態様では、アクセス端末1420は、そのような接続性が可能であるときはいつでも、好適なフェムトアクセスポイント(たとえば、アクセス端末1420のホームフェムトアクセスポイント)に接続するように構成され得る。たとえば、アクセス端末1420Aがユーザのレジデンス1430内にあるときはいつでも、アクセス端末1420Aがホームフェムトアクセスポイント1410Aまたは1410Bのみと通信することが望ましいことがある。
いくつかの態様では、アクセス端末1420がマクロセルラーネットワーク1450内で動作しているが、(たとえば、好適ローミングリスト中で定義された)その最も好適なネットワーク上に常駐していない場合、アクセス端末1420は、ベターシステムリセレクション(BSR:better system reselection)手順を使用して、最も好適なネットワーク(たとえば、好適なフェムトアクセスポイント1410)を探索し続ける。ベターシステムリセレクションでは、より良好なシステムが現在利用可能であるかどうかを決定するために利用可能なシステムの周期的スキャニングを行い、その後、そのような好適なシステムを捕捉する。アクセス端末1420は、特定の帯域およびチャネルの探索を制限する。たとえば、1つまたは複数のフェムトチャネルが定義され、それにより、領域中のすべてのフェムトアクセスポイント(またはすべての制限付きフェムトアクセスポイント)は(1つまたは複数の)フェムトチャネル上で動作する。最も好適なシステムの探索が周期的に繰り返される。好適なフェムトアクセスポイント1410が発見されると、アクセス端末1420は、そのカバレージエリア内にあるときに使用するために、フェムトアクセスポイント1410を選択し、それに登録する。
フェムトアクセスポイントへのアクセスは、いくつかの態様では、制限される。たとえば、所与のフェムトアクセスポイントは、いくつかのサービスをいくつかのアクセス端末のみに提供する。いわゆる制限(または限定)されたアクセスを用いた展開では、所与のアクセス端末は、マクロセルモバイルネットワークと、フェムトアクセスポイントの定義されたセット(たとえば、対応するユーザレジデンス1430内に常駐するフェムトアクセスポイント1410)とによってのみサービスされる。いくつかの実装形態では、アクセスポイントは、少なくとも1つのノード(たとえば、アクセス端末)にシグナリング、データアクセス、登録、ページング、またはサービスのうちの少なくとも1つを与えないように制限される。
いくつかの態様では、(限定加入者グループホームノードB:Closed Subscriber Group Home NodeBと呼ばれることもある)制限付きフェムトアクセスポイントは、制限された供給されたアクセス端末のセットにサービスを提供するアクセスポイントである。このセットは、必要に応じて、一時的にまたは永続的に拡大され得る。いくつかの態様では、限定加入者グループ(CSG)は、アクセス端末の共通のアクセス制御リストを共有するアクセスポイント(たとえば、フェムトアクセスポイント)のセットとして定義され得る。
したがって、所与のフェムトアクセスポイントと所与のアクセス端末との間には様々な関係が存在し得る。たとえば、アクセス端末の観点から、オープンフェムトアクセスポイントは、無制限のアクセスをもつフェムトアクセスポイントを指すことがある(たとえば、そのフェムトアクセスポイントはすべてのアクセス端末へのアクセスを許可する)。制限付きフェムトアクセスポイントは、何らかの形で制限された(たとえば、アクセスおよび/または登録について制限された)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ホームフェムトアクセスポイントは、アクセス端末がアクセスし、その上で動作することを許可される(たとえば、永続的なアクセスが、1つまたは複数のアクセス端末の定義されたセットに与えられる)フェムトアクセスポイントを指すことがある。ハイブリッド(またはゲスト)フェムトアクセスポイントは、異なるアクセス端末が異なるサービスレベルを提供される(たとえば、あるアクセス端末では、部分的なアクセスおよび/または一時的アクセスが許可されるが、他のアクセス端末ではフルアクセスが許可される)フェムトアクセスポイントを指すことがある。エイリアンフェムトアクセスポイントは、おそらく非常事態(たとえば、911番)を除いて、アクセス端末がアクセスし、またはその上で動作することを許可されないフェムトアクセスポイントを指すことがある。
制限付きフェムトアクセスポイントの観点から、ホームアクセス端末は、そのアクセス端末の所有者の住居中に設置された制限付きフェムトアクセスポイントへのアクセスを許可されるアクセス端末を指すことがある(通常、ホームアクセス端末は、そのフェムトアクセスポイントへの永続的なアクセスを有する)。ゲストアクセス端末は、(たとえば、最終期限、使用時間、バイト、接続回数、または何らかの他の1つまたは複数の基準に基づいて制限された)制限付きフェムトアクセスポイントへの一時的アクセスをもつアクセス端末を指すことがある。エイリアンアクセス端末は、たとえば、おそらく911番などの非常事態を除いて、制限付きフェムトアクセスポイントへのアクセスが許可されていないアクセス端末(たとえば、制限付きフェムトアクセスポイントに登録するための証明書または許可を有していないアクセス端末)を指すことがある。
便宜のために、本明細書の開示では、フェムトアクセスポイントの文脈で様々な機能について説明する。ただし、ピコアクセスポイントは、同じまたは同様の機能をより大きいカバレージエリアに与え得ることを諒解されたい。たとえば、所与のアクセス端末に対して、ピコアクセスポイントが制限され得、ホームピコアクセスポイントが定義され得る。
本明細書の教示は、複数のワイヤレスアクセス端末のための通信を同時にサポートするワイヤレス多元接続通信システムにおいて採用され得る。ここで、各端末は、順方向リンクおよび逆方向リンク上の送信を介して1つまたは複数のアクセスポイントと通信し得る。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、アクセスポイントから端末への通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、端末からアクセスポイントへの通信リンクを指す。この通信リンクは、単入力単出力システム、多入力多出力(MIMO)システム、または何らかの他のタイプのシステムを介して確立される。
MIMOシステムは、データ伝送のために複数(NT)個の送信アンテナと複数(NR)個の受信アンテナとを使用する。NT個の送信アンテナとNR個の受信アンテナとによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも呼ばれるNS個の独立チャネルに分解され得、ここで、NS≦min{NT,NR}である。NS個の独立チャネルの各々は1つの次元に対応する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生じる追加の次元数が利用された場合、MIMOシステムは改善されたパフォーマンス(たとえば、より高いスループットおよび/またはより大きい信頼性)を与え得る。
MIMOシステムは時分割複信(TDD)および周波数分割複信(FDD)をサポートする。TDDシステムでは、順方向および逆方向リンク伝送が同一周波数領域上で行われるので、相反定理による逆方向リンクチャネルからの順方向リンクチャネルの推定が可能である。これにより、複数のアンテナがアクセスポイントで利用可能なとき、アクセスポイントは順方向リンク上で送信ビームフォーミング利得を抽出することが可能になる。
図16に、例示的なMIMOシステム1600のワイヤレスデバイス1610(たとえば、アクセスポイント)およびワイヤレスデバイス1650(たとえば、アクセス端末)を示す。デバイス1610では、いくつかのデータストリームのトラフィックデータが、データソース1612から送信(TX)データプロセッサ1614に供給される。各データストリームは、次いで、それぞれの送信アンテナを介して送信される。
TXデータプロセッサ1614は、各データストリームについて、そのデータストリーム用に選択された特定の符号化方式に基づいて、トラフィックデータをフォーマット、符号化、インターリーブして、符号化データを与える。各データストリームの符号化データは、OFDM技法を使用してパイロットデータで多重化される。パイロットデータは、典型的には、既知の方法で処理され、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用される既知のデータパターンである。次いで、各データストリームの多重化されたパイロットデータおよび符号化データは、そのデータストリーム用に選択された特定の変調方式(たとえば、BPSK、QSPK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボルマッピング)されて、変調シンボルを供給する。各データストリームのデータレート、符号化、および変調は、プロセッサ1630によって実行される命令によって決定される。データメモリ1632は、プロセッサ1630またはデバイス1610の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶する。
次いで、すべてのデータストリームの変調シンボルがTX MIMOプロセッサ1620に供給され、TX MIMOプロセッサ1620はさらに(たとえば、OFDM用に)その変調シンボルを処理する。次いで、TX MIMOプロセッサ1620は、NT個の変調シンボルストリームをNT個のトランシーバ(XCVR)1622A〜1622Tに供給する。いくつかの態様では、TX MIMOプロセッサ1620は、データストリームのシンボルと、シンボルの送信元のアンテナとにビームフォーミング重みを付加する。
各トランシーバ1622は、それぞれのシンボルストリームを受信し、処理して、1つまたは複数のアナログ信号を与え、さらに、それらのアナログ信号を調整(たとえば、増幅、フィルタ処理、およびアップコンバート)して、MIMOチャネルを介して送信するのに適した変調信号を供給する。次いで、トランシーバ1622A〜1622TからのNT個の変調信号はそれぞれ、NT個のアンテナ1624A〜1624Tから送信される。
デバイス1650では、送信された変調信号はNR個のアンテナ1652A〜1652Rによって受信され、各アンテナ1652からの受信信号は、それぞれのトランシーバ(XCVR)1654A〜1654Rに供給される。各トランシーバ1654は、それぞれの受信信号を調整(たとえば、フィルタリング、増幅、およびダウンコンバート)し、調整された信号をデジタル化して、サンプルを供給し、さらにそれらのサンプルを処理して、対応する「受信」シンボルストリームを供給する。
次いで、受信(RX)データプロセッサ1660は、特定の受信機処理技法に基づいてNR個のトランシーバ1654からNR個の受信シンボルストリームを受信し、処理して、NT個の「検出」シンボルストリームを供給する。次いで、RXデータプロセッサ1660は、各検出シンボルストリームを復調し、デインターリーブし、復号して、データストリームに対するトラフィックデータを復元する。RXデータプロセッサ1660による処理は、デバイス1610におけるTX MIMOプロセッサ1620およびTXデータプロセッサ1614によって実行される処理を補足するものである。
プロセッサ1670は、どのプリコーディング行列を使用すべきかを周期的に決定する(後述)。プロセッサ1670は、行列インデックス部とランク値部とを備える逆方向リンクメッセージを作成する。データメモリ1672は、プロセッサ1670またはデバイス1650の他の構成要素によって使用されるプログラムコード、データ、および他の情報を記憶する。
逆方向リンクメッセージは、通信リンクおよび/または受信データストリームに関する様々なタイプの情報を備える。次いで、逆方向リンクメッセージは、データソース1636からいくつかのデータストリームのトラフィックデータをも受信するTXデータプロセッサ1638によって処理され、変調器1680によって変調され、トランシーバ1654A〜1654Rによって調整され、デバイス1610に戻される。
デバイス1610では、デバイス1650からの変調信号は、アンテナ1624によって受信され、トランシーバ1622によって調整され、復調器(DEMOD)1640によって復調され、RXデータプロセッサ1642によって処理されて、デバイス1650によって送信された逆方向リンクメッセージが抽出される。次いで、プロセッサ1630は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用すべきかを決定し、次いで、抽出されたメッセージを処理する。
図16はまた、通信構成要素が、本明細書で教示するパイロット制御動作を実行する1つまたは複数の構成要素を含むことができることを示す。たとえば、パイロット制御構成要素1690は、デバイス1610のプロセッサ1630および/または他の構成要素と協働して、本明細書で教示するように、別のデバイス(たとえば、デバイス1650)からパイロット関係信号を受信し、パイロット報告を送信する。同様に、パイロット制御構成要素1692は、デバイス1650のプロセッサ1670および/または他の構成要素と協働して、本明細書で教示するように、パイロット信号を別のデバイス(たとえば、デバイス1610)に送り、別のデバイスから構成情報を受信する。各デバイス1610および1650について、説明する構成要素の2つ以上の機能が単一の構成要素によって提供され得ることを諒解されたい。たとえば、単一の処理構成要素がパイロット制御構成要素1690およびプロセッサ1630の機能を提供し得、また、単一の処理構成要素がパイロット制御構成要素1692およびプロセッサ1670の機能を提供し得る。
本明細書の教示は、様々なタイプの通信システムおよび/またはシステム構成要素に組み込まれ得る。いくつかの態様では、本明細書の教示は、利用可能なシステムリソースを共有することによって(たとえば、帯域幅、送信電力、符号化、インターリーブなどのうちの1つまたは複数を指定することによって)、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムにおいて採用され得る。たとえば、本明細書の教示は、符号分割多元接続(CDMA)システム、多重キャリアCDMA(MCCDMA)、広帯域CDMA(W−CDMA)、高速パケットアクセス(HSPA、HSPA+)システム、時間分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または他の多元接続技法の技術のいずれか1つまたは組合せに適用され得る。本明細書の教示を採用するワイヤレス通信システムは、IS−95、cdma2000、IS−856、W−CDMA、TDSCDMA、および他の規格など、1つまたは複数の規格を実装するように設計され得る。CDMAネットワークは、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)、cdma2000、または何らかの他の技術などの無線技術を実装し得る。UTRAは、W−CDMAおよび低チップレート(LCR)を含む。cdma2000技術は、IS−2000、IS−95およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、Global System for Mobile Communications(GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。OFDMAネットワークは、Evolved UTRA(E−UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、Universal Mobile Telecommunication System(UMTS)の一部である。本明細書の教示は、3GPP Long Term Evolution(LTE)システム、Ultra Mobile Broadband(UMB)システム、および他のタイプのシステムで実装され得る。LTEは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTSおよびLTEは、「3rd Generation Partnership Project」(3GPP)と呼ばれる組織からの文書に記載されており、cdma2000は、「3rd Generation Partnership Project 2」(3GPP2)と呼ばれる組織からの文書に記載されている。本開示のいくつかの態様については、3GPP用語を使用して説明するが、本明細書の教示は、3GPP(たとえば、Rel99、Rel5、Rel6、Rel7)技術、ならびに3GPP2(たとえば、1xRTT、1xEV−DO RelO、RevA、RevB)技術および他の技術に適用され得ることを理解されたい。
本明細書の教示は、様々な装置(たとえば、ノード)に組み込まれ得る(たとえば、装置内に実装され得る、または装置によって実行され得る)。いくつかの態様では、本明細書の教示に従って実装されるノード(たとえば、ワイヤレスノード)はアクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
たとえば、アクセス端末は、ユーザ機器、加入者局、加入者ユニット、移動局、モバイル、モバイルノード、リモート局、リモート端末、ユーザ端末、ユーザエージェント、ユーザデバイス、または何らかの他の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られることがある。いくつかの実装形態では、アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の好適な処理デバイスを備え得る。したがって、本明細書で教示する1つまたは複数の態様は、電話(たとえば、セルラー電話またはスマートフォン)、コンピュータ(たとえば、ラップトップ)、携帯型通信デバイス、携帯型コンピューティングデバイス(たとえば、個人情報端末)、娯楽デバイス(たとえば、音楽デバイス、ビデオデバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システムデバイス、あるいはワイヤレス媒体を介して通信するように構成された他の好適なデバイスに組み込まれ得る。
アクセスポイントは、ノードB、eノードB、無線ネットワークコントローラ(RNC)、基地局(BS)、無線基地局(RBS)、基地局コントローラ(BSC)、送受信基地局(BTS)、トランシーバ機能(TF)、無線トランシーバ、無線ルータ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、マクロセル、マクロノード、ホームeNB(HeNB)、フェムトセル、フェムトノード、ピコノード、または何らかの他の同様の用語を備えるか、それらのいずれかとして実装されるか、あるいはそれらのいずれかとして知られることがある。
いくつかの態様では、ノード(たとえば、アクセスポイント)は、通信システムのためのアクセスノードを備え得る。そのようなアクセスノードは、たとえば、ネットワークへのワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(たとえば、インターネットまたはセルラーネットワークなどワイドエリアネットワーク)のための、またはネットワークへの接続性を与え得る。したがって、アクセスノードは、別のノード(たとえば、アクセス端末)がネットワークまたは何らかの他の機能にアクセスできるようにし得る。さらに、一方または両方のノードはポータブルでも、場合によっては比較的非ポータブルでもよいことを諒解されたい。
また、ワイヤレスノードは、非ワイヤレス方式で(たとえば、ワイヤード接続を介して)情報を送信および/または受信することが可能であり得ることを諒解されたい。したがって、本明細書で説明する受信機および送信機は、非ワイヤレス媒体を介して通信するために適切な通信インターフェース構成要素(たとえば、電気的または光学的インターフェース構成要素)を含み得る。
ワイヤレスノードは、好適なワイヤレス通信技術に基づくあるいはサポートする1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを介して通信し得る。たとえば、いくつかの態様では、ワイヤレスノードはネットワークに関連し得る。いくつかの態様では、ネットワークはローカルエリアネットワークまたはワイドエリアネットワークを備え得る。ワイヤレスデバイスは、本明細書で説明する様々なワイヤレス通信技術、プロトコル、または規格(たとえば、CDMA、TDMA、OFDM、OFDMA、WiMAX、Wi−Fiなど)のうちの1つまたは複数をサポートまたは使用し得る。同様に、ワイヤレスノードは、様々な対応する変調方式または多重化方式のうちの1つまたは複数をサポートまたは使用し得る。したがって、ワイヤレスノードは、上記または他のワイヤレス通信技術を使用して1つまたは複数のワイヤレス通信リンクを確立し、それを介して通信するために適切な構成要素(たとえば、エアインターフェース)を含み得る。たとえば、ワイヤレスノードは、ワイヤレス媒体上の通信を可能にする様々な構成要素(たとえば、信号発生器および信号処理器)を含み得る関連する送信機構成要素と受信機構成要素とをもつワイヤレストランシーバを備え得る。
(たとえば、添付の図の1つまたは複数に関して)本明細書で説明する機能は、いくつかの態様では、添付の特許請求の範囲において同様に指定された「手段」機能に対応し得る。図17〜図21を参照すると、装置1700、1800、1900、2000、および2100は一連の相互に関連する機能モジュールとして表される。ここで、受信モジュール1702は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。パイロット報告生成モジュール1704は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。パイロット報告送信モジュール1706は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する送信機に対応し得る。パイロット位相値決定モジュール1708は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。パイロット信号受信モジュール1710は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。パイロットシグナチャ識別モジュール1712は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。パイロットシグナチャインジケータ受信モジュール1802は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。パイロット信号送信モジュール1804は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する送信機に対応し得る。メッセージ生成モジュール1806は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。メッセージ送信モジュール1808は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する送信機に対応し得る。パイロット信号強度指示定義モジュール1810は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。パイロット信号強度指示受信モジュール1812は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。メッセージ受信モジュール1902は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。セル識別子マッピング決定モジュール1904は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するハンドオーバコントローラに対応し得る。ハンドオーバターゲット識別モジュール1906は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するハンドオーバコントローラに対応し得る。複数のセル識別子から識別されるターゲットを決定するモジュール1908は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するハンドオーバコントローラに対応し得る。メッセージ受信モジュール2002は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する受信機に対応し得る。パイロットシグナチャインジケータマッピング決定モジュール2004は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するハンドオーバコントローラに対応し得る。ハンドオーバターゲット識別モジュール2006は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するハンドオーバコントローラに対応し得る。複数のセル識別子から識別されるターゲットを決定するモジュール2008は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するハンドオーバコントローラに対応し得る。パイロットシグナチャインジケータ割振りモジュール2102は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。メッセージ送信モジュール2104は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明する送信機に対応し得る。パイロット信号強度指示定義モジュール2106は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。2つ以上のパイロットシグナチャインジケータ決定モジュール2108は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。非割振りパイロットシグナチャ識別モジュール2110は、少なくともいくつかの態様では、たとえば、本明細書で説明するパイロットプロセッサに対応し得る。
図17〜図21のモジュールの機能は、本明細書の教示に合致する様々な方法で実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、1つまたは複数の電気構成要素として実装され得る。いくつかの態様では、これらのブロックの機能は、1つまたは複数のプロセッサ構成要素を含む処理システムとして実装され得る。いくつかの態様では、これらのモジュールの機能は、たとえば、1つまたは複数の集積回路(たとえば、ASIC)の少なくとも一部を使用して実装され得る。本明細書で説明するように、集積回路は、プロセッサ、ソフトウェア、他の関係する構成要素、またはそれらの何らかの組合せを含み得る。これらのモジュールの機能はまた、本明細書で教示する方法とは別の何らかの方法で実装され得る。いくつかの態様では、図17〜図21中の破線ブロックのうちの1つまたは複数はオプションである。
本明細書における「第1」、「第2」などの名称を使用した要素への言及は、それらの要素の数量または順序を概括的に限定するものでないことを理解されたい。むしろ、これらの名称は、本明細書において2つ以上の要素またはある要素の複数の例を区別する便利な方法として使用され得る。したがって、第1および第2の要素への言及は、そこで2つの要素のみが採用され得ること、または第1の要素が何らかの方法で第2の要素に先行しなければならないことを意味するものではない。また、別段の規定がない限り、要素のセットは1つまたは複数の要素を備え得る。さらに、明細書または特許請求の範囲において使用される「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」という形式の用語は、「AまたはBまたはC、あるいはこれらの要素の任意の組合せ」を意味する。
情報および信号は多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得ることを、当業者は理解されよう。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。
さらに、本明細書で開示された態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、プロセッサ、手段、回路、およびアルゴリズムステップのいずれかは、電子ハードウェア(たとえば、ソースコーディングまたは何らかの他の技法を使用して設計され得る、デジタル実装形態、アナログ実装形態、またはそれら2つの組合せ)、命令を組み込んだ様々な形態のプログラムまたは設計コード(便宜上、本明細書では「ソフトウェア」または「ソフトウェアモジュール」と呼ぶことがある)、あるいは両方の組合せとして実装され得ることを当業者は諒解されよう。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップについて、上記では概してそれらの機能に関して説明した。そのような機能をハードウェアとして実装するか、ソフトウェアとして実装するかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。当業者は、説明した機能を特定の適用例ごとに様々な方法で実装し得るが、そのような実装の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものと解釈すべきではない。
本明細書で開示した態様に関して説明した様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、集積回路(IC)、アクセス端末、またはアクセスポイント内に実装され得るか、またはそれらによって実行され得る。ICは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、電気構成要素、光学構成要素、機械構成要素、あるいは本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを備え得、ICの内部に、ICの外側に、またはその両方に常駐するコードまたは命令を実行し得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、あるいは任意の他のそのような構成として実装され得る。
開示されたプロセス中のステップの特定の順序または階層は例示的な手法の一例であることを理解されたい。設計の選好に基づいて、プロセス中のステップの特定の順序または階層は本開示の範囲内のまま再構成され得ることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明した機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。ソフトウェアで実装した場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含めるべきである。コンピュータ可読媒体は任意の好適なコンピュータプログラム製品に実装され得ることを諒解されたい。
開示した態様の前述の説明は、当業者が本開示を実施または使用できるようにするために提供されるものである。これらの態様への様々な修正は当業者にはすぐに明らかになり、本明細書で定義した一般原理は本開示の範囲から逸脱することなく他の態様に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で示した態様に限定されるものではなく、本明細書で開示した原理および新規の特徴に一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、
複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのセル識別子の異なるセットにマッピングし、
前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別することと、
を備える通信の方法。
[C2]
前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C1記載の方法。
[C3]
前記エリアはモバイル交換センターに関連する、C2記載の方法。
[C4]
前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定すること、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、C1記載の方法。
[C5]
前記値は、前記1つのセル識別子は、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていないパイロットシグナチャに関連することを示す、C4記載の方法。
[C6]
前記値は、前記1つのセル識別子がフェムトセルに関連することを示す、C4記載の方法。
[C7]
前記メッセージは、前記セル識別子に関連するパイロット信号強度情報をさらに含み、
前記識別は前記パイロット信号強度情報にさらに基づく、C1記載の方法。
[C8]
前記識別は、フェムトコンバージェンスサーバまたはフェムトセルゲートウェイにおいて実行される、C1記載の方法。
[C9]
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信する受信機と、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、
複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定するハンドオーバコントローラと、
を備え、
前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのセル識別子の異なるセットにマッピングし、
前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別する、
通信のための装置。
[C10]
前記メッセージ中に含まれる前記セル識別子のうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C9記載の装置。
[C11]
前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定し、
前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、C9記載の装置。
[C12]
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信する手段と、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、
複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定する手段と、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのセル識別子の異なるセットにマッピングし、
前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別する手段と、
を備える通信のための装置。
[C13]
前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C12記載の装置。
[C14]
前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定する手段、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、C12記載の装置。
[C15]
コンピュータに、
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、
複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのセル識別子の異なるセットにマッピングし、
前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のクセスポイントのうちの1つを識別することと、
を行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C16]
前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C15記載のコンピュータプログラム製品。
[C17]
前記コンピュータ可読媒体は、前記コンピュータに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定させるためのコードをさらに備え、
前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、
C15記載のコンピュータプログラム製品。
[C18]
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータの異なるセットにマッピングし、
前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別することと、
を備える通信の方法。
[C19]
前記パイロットシグナチャインジケータは擬似ランダム雑音(PN)位相値を備える、C18記載の方法。
[C20]
前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C18記載の方法。
[C21]
前記エリアはアクセスネットワークまたはフェムトセルゲートウェイに関連する、C20記載の方法。
[C22]
前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定すること、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、C18記載の方法。
[C23]
前記値は、前記1つのパイロットシグナチャインジケータが、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていないパイロットシグナチャに関連することを示す、C22記載の方法。
[C24]
前記値は、前記1つのパイロットシグナチャインジケータがフェムトセルに関連することを示す、C22記載の方法。
[C25]
前記メッセージは、前記セル識別子に関連するパイロット信号強度情報をさらに含み、
前記識別は前記パイロット信号強度情報にさらに基づく、C18記載の方法。
[C26]
前記識別は、前記ターゲットアクセスネットワークまたはフェムトセルゲートウェイにおいて実行される、C18記載の方法。
[C27]
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信する受信機と、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定するハンドオーバコントローラと、
を備え、
前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータマッピングの異なるセットにマッピングし、
前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記アクセスポイントのうちの1つを識別する、通信のための装置。
[C28]
前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C27記載の装置。
[C29]
前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定し、
前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、C27記載の装置。
[C30]
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信する手段と、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定する手段と、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータの異なるセットにマッピングし、
前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記アクセスポイントのうちの1つを識別する手段と、
を備える通信のための装置。
[C31]
前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C30記載の装置。
[C32]
前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定する手段、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、C30記載の装置。
[C33]
コンピュータに、
アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのうちの異なるアクセスポイントを少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータの異なるセットにマッピングし、
前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別することと、
を行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C34]
前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C33記載のコンピュータプログラム製品。
[C35]
前記コンピュータ可読媒体は、前記コンピュータに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定させるためのコードをさらに備え、
前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、C33記載のコンピュータプログラム製品。
[C36]
アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振ることと、
前記アクセスポイントに、前記割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送ることと、
を備える通信の方法。
[C37]
前記パイロットシグナチャインジケータは擬似ランダム雑音(PN)オフセット値を備える、C36記載の方法。
[C38]
前記パイロットシグナチャインジケータは、少なくとも1つの擬似ランダム雑音(PN)位相値を備える、C36記載の方法。
[C39]
前記パイロットシグナチャインジケータは、プライマリスクランブリングコード値または物理セル識別子値を備える、C36記載の方法。
[C40]
前記メッセージは、前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、C36記載の方法。
[C41]
前記少なくとも1つのパイロット信号強度指示を定義すること、をさらに備えるC40記載の方法。
[C42]
前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つは、パイロット信号を送る前記アクセスポイントのために割り振られる、C36記載の方法。
[C43]
前記パイロットシグナチャインジケータは、ハンドオーバのための前記アクセスポイントを識別するために割り振られる、C36記載の方法。
[C44]
2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定すること、をさらに備え、前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、C36記載の方法。
[C45]
前記タイプはフェムトセルタイプを備える、C44記載の方法。
[C46]
前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C36記載の方法。
[C47]
利用可能なパイロットシグナチャのセットから非割振りパイロットシグナチャのセットを識別すること、をさらに備え、
前記非割振りパイロットシグナチャのセットは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていないパイロットシグナチャを備え、
前記複数のパイロットシグナチャインジケータの前記割振りは、前記非割振りパイロットシグナチャのセットから少なくとも1つのパイロットシグナチャを選択すること、を備える、C36記載の方法。
[C48]
前記アクセスポイントはフェムトセルを備える、C36記載の方法。
[C49]
前記メッセージは、アクセスネットワーク、フェムトコンバージェンスサーバ、およびフェムトゲートウェイからなるグループのうちの少なくとも1つにさらに送信される、C36記載の方法。
[C50]
アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振るパイロットプロセッサと、
前記アクセスポイントに、前記割り振られた複数のパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送る送信機と、
を備える通信のための装置。
[C51]
前記メッセージは、前記パイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、C50記載の装置。
[C52]
前記パイロットプロセッサは、さらに、2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定し、
前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、C50記載の装置。
[C53]
前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C50記載の装置。
[C54]
アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振る手段と、
前記アクセスポイントに、前記割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送る手段と、
を備える通信のための装置。
[C55]
前記メッセージは、前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、C54記載の装置。
[C56]
2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定する手段、をさらに備え、前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、C54記載の装置。
[C57]
前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C54記載の装置。
[C58]
コンピュータに、
アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振ることと、
前記アクセスポイントに、前記割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送ることと、
を行わせるためのコードを備えるコンピュータ可読媒体を備える、コンピュータプログラム製品。
[C59]
前記メッセージは、前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、C58記載のコンピュータプログラム製品。
[C60]
前記コンピュータ可読媒体は、前記コンピュータに、2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定させるためのコードをさらに備え、
前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、C58記載のコンピュータプログラム製品。
[C61]
前記パイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、C58記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (57)

  1. アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、前記複数のセル識別子によって識別された少なくとも1つのアクセスポイントを含むワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを含む、
    複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのセル識別子マッピングし、
    前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別することと、
    を備える通信の方法。
  2. 前記エリアはモバイル交換センターに関連する、請求項記載の方法。
  3. 前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定すること、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、請求項1記載の方法。
  4. 前記値は、前記1つのセル識別子は、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていないパイロットシグナチャに関連することを示す、請求項記載の方法。
  5. 前記値は、前記1つのセル識別子がフェムトセルに関連することを示す、請求項記載の方法。
  6. 前記メッセージは、前記セル識別子に関連するパイロット信号強度情報をさらに含み、
    前記識別は前記パイロット信号強度情報にさらに基づく、請求項1記載の方法。
  7. 前記識別は、フェムトコンバージェンスサーバまたはフェムトセルゲートウェイにおいて実行される、請求項1記載の方法。
  8. アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信するように構成された受信機と、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、前記複数のセル識別子によって識別された少なくとも1つのアクセスポイントを含むワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを含む、
    複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定するように構成されたハンドオーバコントローラと、
    を備え、
    前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのセル識別子マッピングし、
    前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別するように構成される
    通信のための装置。
  9. 前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定するように構成され
    前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、請求項記載の装置。
  10. アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信する手段と、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、前記複数のセル識別子によって識別された少なくとも1つのアクセスポイントを含むワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを含む、
    複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定する手段と、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのセル識別子マッピングし、
    前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別する手段と、
    を備える通信のための装置。
  11. 前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定する手段、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、請求項10記載の装置。
  12. コンピュータに、
    アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のセル識別子を含み、前記複数のセル識別子によって識別された少なくとも1つのアクセスポイントを含むワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを含み、
    複数のアクセスポイントのためのセル識別子マッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのセル識別子マッピングし、
    前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子とに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のクセスポイントのうちの1つを識別することと、
    を行わせるためのコードを備えるコンピュータプログラム。
  13. 記コンピュータに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子から識別されるべきであると決定させるためのコードをさらに備え、
    前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のセル識別子のうちの1つのセル識別子の値に基づく、
    請求項12記載のコンピュータプログラム。
  14. アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
    複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータマッピングし、
    前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別することと、
    を備える通信の方法。
  15. 前記パイロットシグナチャインジケータは擬似ランダム雑音(PN)位相値を備える、請求項14記載の方法。
  16. 前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項14記載の方法。
  17. 前記エリアはアクセスネットワークまたはフェムトセルゲートウェイに関連する、請求項16記載の方法。
  18. 前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定すること、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、請求項14記載の方法。
  19. 前記値は、前記1つのパイロットシグナチャインジケータが、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていないパイロットシグナチャに関連することを示す、請求項18記載の方法。
  20. 前記値は、前記1つのパイロットシグナチャインジケータがフェムトセルに関連することを示す、請求項18記載の方法。
  21. 前記メッセージは、前記セル識別子に関連するパイロット信号強度情報をさらに含み、
    前記識別は前記パイロット信号強度情報にさらに基づく、請求項14記載の方法。
  22. 前記識別は、前記ターゲットアクセスネットワークまたはフェムトセルゲートウェイにおいて実行される、請求項14記載の方法。
  23. アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信するように構成された受信機と、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
    複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定するように構成されたハンドオーバコントローラと、
    を備え、
    前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータマッピングマッピングし、
    前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記アクセスポイントのうちの1つを識別するように構成される、通信のための装置。
  24. 前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項23記載の装置。
  25. 前記ハンドオーバコントローラは、さらに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定するように構成され
    前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、請求項23記載の装置。
  26. アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信する手段と、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
    複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定する手段と、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータマッピングし、
    前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記アクセスポイントのうちの1つを識別する手段と、
    を備える通信のための装置。
  27. 前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項26記載の装置。
  28. 前記ハンドオーバのための前記ターゲットは、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定する手段、をさらに備え、前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、請求項26記載の装置。
  29. コンピュータに、
    アクセス端末のハンドオーバのためのメッセージを受信することと、前記メッセージは複数のパイロットシグナチャインジケータを含み、
    複数のアクセスポイントのためのパイロットシグナチャインジケータマッピングを決定することと、前記マッピングは、前記複数のアクセスポイントのそれぞれに少なくとも2つのパイロットシグナチャインジケータマッピングし、
    前記マッピングと前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータとに基づいて、前記ハンドオーバのためのターゲットとして前記複数のアクセスポイントのうちの1つを識別することと、
    を行わせるためのコードを備えるコンピュータプログラム。
  30. 前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項29記載のコンピュータプログラム。
  31. 記コンピュータに、前記ハンドオーバのための前記ターゲットが、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータから識別されるべきであると決定させるためのコードをさらに備え、
    前記決定は、前記メッセージ中に含まれる前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つのパイロットシグナチャインジケータの値に基づく、請求項29記載のコンピュータプログラム。
  32. アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振ることと、
    前記アクセスポイントに、前記割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送ることと、
    を備える通信の方法。
  33. 前記パイロットシグナチャインジケータは擬似ランダム雑音(PN)オフセット値を備える、請求項32記載の方法。
  34. 前記パイロットシグナチャインジケータは、少なくとも1つの擬似ランダム雑音(PN)位相値を備える、請求項32記載の方法。
  35. 前記パイロットシグナチャインジケータは、プライマリスクランブリングコード値または物理セル識別子値を備える、請求項32記載の方法。
  36. 前記メッセージは、前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、請求項32記載の方法。
  37. 前記少なくとも1つのパイロット信号強度指示を定義すること、をさらに備える請求項36記載の方法。
  38. 前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの1つは、パイロット信号を送る前記アクセスポイントのために割り振られる、請求項32記載の方法。
  39. 前記パイロットシグナチャインジケータは、ハンドオーバのための前記アクセスポイントを識別するために割り振られる、請求項32記載の方法。
  40. 2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定すること、をさらに備え、前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、請求項32記載の方法。
  41. 前記タイプはフェムトセルタイプを備える、請求項40記載の方法。
  42. 前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項32記載の方法。
  43. 利用可能なパイロットシグナチャのセットから非割振りパイロットシグナチャのセットを識別すること、をさらに備え、
    前記非割振りパイロットシグナチャのセットは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていないパイロットシグナチャを備え、
    前記複数のパイロットシグナチャインジケータの前記割振りは、前記非割振りパイロットシグナチャのセットから少なくとも1つのパイロットシグナチャを選択すること、を備える、請求項32記載の方法。
  44. 前記アクセスポイントはフェムトセルを備える、請求項32記載の方法。
  45. 前記メッセージは、アクセスネットワーク、フェムトコンバージェンスサーバ、およびフェムトゲートウェイからなるグループのうちの少なくとも1つにさらに送信される、請求項32記載の方法。
  46. アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振るように構成されたパイロットプロセッサと、
    前記アクセスポイントに、前記割り振られた複数のパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送るように構成された送信機と、
    を備える通信のための装置。
  47. 前記メッセージは、前記パイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、請求項46記載の装置。
  48. 前記パイロットプロセッサは、さらに、2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定するように構成され
    前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、請求項46記載の装置。
  49. 前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項46記載の装置。
  50. アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振る手段と、
    前記アクセスポイントに、前記割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送る手段と、
    を備える通信のための装置。
  51. 前記メッセージは、前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、請求項50記載の装置。
  52. 2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定する手段、をさらに備え、前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、請求項50記載の装置。
  53. 前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項50記載の装置。
  54. コンピュータに、
    アクセスポイントのために複数のパイロットシグナチャインジケータを割り振ることと、
    前記アクセスポイントに、前記割り振られたパイロットシグナチャインジケータを含むメッセージを送ることと、
    を行わせるためのコードを備えるコンピュータプログラム。
  55. 前記メッセージは、前記複数のパイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つに関連する少なくとも1つのパイロット信号強度指示をさらに含む、請求項54記載のコンピュータプログラム。
  56. 前記コンピュータに、2つ以上のパイロットシグナチャインジケータが前記アクセスポイントのために割り振られるべきであると決定させるためのコードをさらに備え、
    前記決定は前記アクセスポイントのタイプに基づく、請求項54記載のコンピュータプログラム。
  57. 前記パイロットシグナチャインジケータのうちの少なくとも1つは、ワイヤレスネットワークのエリアに関連するいかなるアクセスポイントによってもパイロットスクランブリング使用のために現在割り振られていない少なくとも1つのパイロットシグナチャを示す、請求項54記載のコンピュータプログラム。
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