JP5440917B2 - ラベル付き合成樹脂製容器 - Google Patents

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Description

本発明は、合成樹脂製容器の表面に剥離可能にラベルを貼着したラベル付き合成樹脂製容器に関する。
使用後の分別回収を容易にするため、ラベルの裏面に粘着剤層を積層してラベルを易剥離性としたラベル付き合成樹脂製容器が従来から使用されている。
また、特許文献1には、胴部の前面にタックラベルを貼着した合成樹脂製ボトルに関する発明が記載されている。図6はこの特許文献1の図3に相当する図であり、このタックラベル101はラベル基材102の表面側に印刷層103と保護層104を積層し、裏面側に接着剤層105を有する。そして、接着剤層105の適宜の領域に非接着性マスキング層106を積層することにより、ラベルを容易に剥がすことができる構成としている。
特開2000−112361号公報
ラベルを容易に剥がすためには、上記したように粘着剤層を積層したり、図6のタックラベルのように接着剤層105を積層してさらに非接着性マスキング層106で易剥離性を獲得する等の方法があるが、粘着剤層は粘着剤がラベルからはみ出したり、劣化して変色する、さらには貼着力が不十分で保管中あるいは使用中に剥離してしまう等の問題がある。また、接着剤層105を積層してさらに非接着性マスキング層106を積層する方法は製造工程が増えると云う問題がある。
本発明は、粘着剤層や接着剤層によらず、十分な貼着性と共に易剥離性を発揮可能なラベルの層構成を創出することを技術的な課題とし、もって必要に応じてラベルの剥離が容易にでき、また使用後には分別回収が容易なラベル付き合成樹脂製容器を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の主たる構成は、
ラベル基材の裏面側に不織布からなる不織布フィルム層を積層したラベルをインモールド成形により容器を構成する容器本体若しくは蓋材の表面に不織布フィルム層を介して熱溶着により貼着し、
この不織布フィルム層の層面に平行な層間剥離状の引き裂きによりラベルを剥離可能に構成する、と云うものである。
不織布は、各種の成形方法で製造されるが、基本的には合成樹脂製の長繊維を平面状に配向させて積層したものであり、容易に層間剥離が可能な構成とすることができ、上記構成はこの不織布の易層間剥離性を利用するものである。
ラベルの層構成をラベル基材の裏面側に不織布フィルム層を積層したものとし、このラベルをインサート材とし、容器本体若しくは蓋材を成形することにより、ラベルを不織布フィルム層を介して溶熱着状に容器本体若しくは蓋材に強固に貼着することができる。
なお上記構成において、容器本体は一体成形品の他にも、複数の部材を組付けて連結したものも含まれる。
また、壜体容器の口筒部に装着する中栓類あるいはキャップ類も蓋材の範疇である。
そして、上記した不織布自体の易層間剥離性を利用し、粘着剤を使用することなく、また易剥離性を確保するためにマスキング等をすることなく、必要に応じてラベルを容易に剥離することができる。
すなわち、インモールド成形による不織布フィルム層の熱溶着状の接着により、強固な貼着性と易剥離性を両立することができる。
ここで、不織布としては容器本体若しくは蓋材と同種の合成樹脂製の不織布を用いることが好ましい。このようにすることにより、熱溶着状の接着がより強固に達成され、また、剥離後、容器本体若しくは蓋材には不織布フィルム層が部分的に層状に残存することになるが、同種の合成樹脂製であるので使用後の分別回収も問題なく達成することができる。
なお、ラベルはラベル基材の裏面側に不織布フィルム層を積層すると云う基本的な構成要件の中で、ラベル基材の表側に印刷層を積層する、さらに保護層を形成する、またガスバリア性を強化するためにアルミラミネートフィルムを積層する等、様々な積層態様とすることができる。
ラベル基材には紙製、合成紙製、またポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂延伸フィルム、ポリプロピレン(PP)樹脂延伸フィルム等の合成樹脂製フィルム等が主として使用される。
また、不織布としては、ポリエステル樹脂製、PP樹脂製、ナイロン樹脂製等、多くの材質のものを利用することができ、容器本体若しくは蓋材の材質を考慮して選択することができる。
また、ラベル基材と不織布フィルム層との接着は、接着剤を用いる方法、熱溶着による方法等、適宜選択することができる。
本発明の他の構成は、ラベルの端部に不織布フィルム層の非積層部分を設け、この非積層部分を摘み片として、ラベルを剥離する構成とする、と云うものである。
インモールド成形によりラベルを貼着する場合には、被貼着体である成形品の表面とラベルの表面が、所謂、面一の状態となるので、何らかの態様でラベルに剥離するための摘み片を配設しておくのが好ましく、上記構成はその一つの実施形態であり、不織布フィルム層の非積層部分をラベルの剥離操作の際の摘み片として利用することができる。
本発明のさらに他の構成は、上記主たる構成において、容器本体若しくは蓋材が開口部を有し、ラベルを、開口部を被覆するようにこの開口部の開口周縁部に貼着する、と云うものである。
本発明のさらに他の構成は、ラベルの剥離により部分的に層状に残存する不織布フィルム層を介して通気可能に構成する、と云うものである。
本発明のさらに他の構成は、液状の内容物を収納し、ラベルの剥離により部分的に層状に残存する不織布フィルム層を介して内容物が滲み出し可能に構成する、と云うものである。
上記した3つの構成はいずれもラベルの剥離後に、容器本体若しくは蓋材側に部分的に層状に残存する不織布フィルム層(以下、残存不織布層と云う)を透過層として利用しようとするものであり、必要に応じてラベルを剥離することにより、開口部、そしてこれら開口部を被覆する残存不織布層を介して容器の内側と外側を透過可能にし、残存不織布層により適宜の通気性や、液状内容物の滲み出し性を発揮させることができる。
ここで、不織布フィルム層の層厚、材質あるいはメッシュ等を選択することにより透過性をコントロールすることが可能である。
そして、上記構成の容器は、残存不織布層の透過性を利用してさまざまな用途に利用することができるが、いくつかの利用例を以下に記載する。
1)容器本体にゲル状、または固形状の芳香剤を入れ、蓋材に形成した開口部にラベルを貼着し、使用開始時にラベルを剥離し、残存不織布層から芳香成分を放出させる。
2)コーヒー豆を入れた容器本体に形成した開口部にラベルを貼着し、必要に応じてラベルを剥離し、残存不織布層を介してコーヒー豆の呼吸を可能にする。
3)塗り薬を入れた容器本体に形成した開口部にラベルを貼着し、使用開始前にラベルを剥離し、残存不織布層から塗り薬を滲み出させて直接、体に塗布する。
4)油またはバターを入れた容器本体に形成した開口部にラベルを貼着し、使用時にラベルを剥離し、フライパンや鉄板、また直接食品に塗布する。
本発明のラベル付き合成樹脂製容器は上記構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
すなわち、本発明の主たる構成を有するものにあっては、ラベルの層の構成をラベル基材の裏面側に不織布フィルム層を積層したものとし、このラベルをインサート材とし容器本体若しくは蓋材を成形することにより、ラベルを、不織布フィルム層を介して溶熱着状に容器本体若しくは蓋材にしっかりと貼着することができ、また、不織布自体の易層間剥離性を利用し、粘着剤を使用することなく、また易剥離性を確保するためにマスキング等をすることなく、必要に応じてラベルを容易に剥離することができる。
また、ラベルの剥離後に、容器本体若しくは蓋材側に部分的に層状に残存する残存不織布層を透過層として利用することができ、必要に応じてラベルを剥離することにより、容器本若しくは蓋材の開口部、そしてこの開口部を被覆する残存不織布層を介して容器本体の内側と外側を透過可能にし、残存不織布層により適宜の通気性や、液状内容物の滲み出し性を発揮させることができる。
本発明のラベル付き容器の第1の実施形態を示す断面図であり(a)はラベルを貼着した状態、(b)は剥離した状態を示す。 本発明のラベル付き容器の第2の実施形態を示す断面図であり(a)はラベルを貼着した状態、(b)は剥離した状態を示す。 本発明のラベル付き容器の一実施例を示す斜視図である。 図3中のA−A線に沿って示す、ラベルを貼付した蓋材部分の断面図である。 本発明のラベル付き容器の他の実施例を部分的に縦断して示す側面図ある。 ラベルの従来例を示す断面図である。
以下、本発明のラベル付き合成樹脂容器の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明のラベル付き容器の第1の実施形態を示す断面図であり、この実施形態では、ラベルは表示や加飾機能を発揮し、使用後の分別回収のために剥離可能に構成されたものである。図1(a)は容器本体1若しくは蓋材7の表面にラベル11を貼着した状態を示している。
このラベル11はラベル基材12の裏面側に不織布からなる不織布フィルム層17を、接着剤層15を介して接着状に積層している。また表面側には表示や加飾のための印刷層13が形成されている。
また、ラベル11の端部の一部(図1中では左端部分)を不織布フィルム層17の非積層部分としており、この非積層部分を剥離操作の際に摘み片18として利用するようにしている。
非積層部分では、ラベル基材12が容器本体1や蓋材7の表面に直接積層するが、ここでラベル基材12を容器本体1あるいは蓋材7と異種の材質とすることにより、インモールド成形後も容器本体1あるいは蓋材7と易剥離可能に構成することができ、この非積層部分で摘み片18としての機能を発揮させることができる。
なお、図1では摘み片18の大きさを比較的大きなものとしているが、摘み片18の配設箇所あるいはその大きさは、指先での摘み易さや、外観等を考慮して適宜設定できるものであり、たとえばラベル11の角部を利用すれば小さな摘み片18であっても、指先で容易に摘むことができる。
容器本体1若しくは蓋材7へのラベル11の貼着は、ラベル11をインサート材としたインモールド成形で実施され、このインモールド成形の際に不織布フィルム層17が一部溶融し、容器本体1若しくは蓋材7の表面に熱溶着状に接着し、強固に貼着されている。
インモールド成形によれば図1(a)に示されるように、ラベル11と容器本体1若しくは蓋材7の表面は、所謂、面一となっているが、ラベル11を剥離する際には、上記したように摘み片18を利用する。
図1(b)は、図1(a)の状態からラベル11を剥離した状態を示すものであり、ラベル11の剥離は上記したように摘み片18を利用し、さらに不織布の層間剥離性を利用して容易に実施することができ、図1(a)の二点差線で示したような位置で層間剥離し、図1(b)に示すように、容器本体1若しくは蓋材7側には不織布フィルム層17が部分的に層状に残存した残存不織布層17Rが積層された状態となっている。
ここで、たとえば容器本体1若しくは蓋材7がPET樹脂製の場合にはポリエステル樹脂製の不織布、容器本体1若しくは蓋材7がPP樹脂製の場合にはPET樹脂製の不織布を使用すると云うように、容器本体1若しくは蓋材7と不織布とを同種の樹脂製とすることにより、容器本体1若しくは蓋材7にラベルを強固に貼着できると共に、剥離後、上記のように容器本体1若しくは蓋材7側に残存不織布層17Rが残存していたとしても、同種の合成樹脂であり使用後の分別回収も問題なく達成することができる。
一方、摘み片18領域で容器本体1若しくは蓋材7にラベル11が接着しないようにするために、たとえば容器本体1若しくは蓋材7がPET樹脂製の場合にはPP樹脂製のラベル基材12を、容器本体1若しくは蓋材7がPP樹脂製の場合にはPET樹脂製のラベル基材12を使用すると云うように、容器本体1若しくは蓋材7とラベル基材12とは異種の材質のものを使用する。
なお、摘み片18を配設するための構成は、本実施例のような不織布フィルム層17の非積層部分を利用する方法の他にも種々の方法がある。たとえばインモールド成形の前に不織布フィルム層17の一部に予め離型剤を塗布しておくことによりこの塗布部分を摘み片18とすることができ、この方法によれば容器本体1若しくは蓋材7とラベル基材12を同種の材質とすることもできる。
次に、図2は本発明のラベル付き容器の第2の実施形態を示す断面図であり、この実施形態では、ラベル11は表示や加飾機能を発揮すると共に、剥離後上記した残存不織布層17Rの透過性を利用するように構成したものである。
図2(a)は容器本体1若しくは蓋材7の表面にラベル11を貼着した状態を示している。
このラベル11の層構成は、図1(a)に示されるラベル11と同様な層構成を有するが、その特徴はラベル11を、容器本体1若しくは蓋材7に形成された開口部5を被覆するようにして、この開口部5の周縁部に貼着している点、にある。
なお、図2(a)では図1(a)で示した摘み片18の図示は省略している。
図2(b)は、図2(a)の状態からラベル11を剥離した後の状態を示すもので、剥離後では残存不織布層17Rが開口部5を被覆している。
そして、この残存不織布層17Rの透過性を利用して図中、矢印で示されるように、空気や、内容物の揮散成分を透過させたり、液状の内容物を滲み出させる等の機能を発揮せることができ、前に例示したような様々な用途に使用することができる。
次に、図3は図2に示す第2の実施形態を利用したラベル付き容器の一実施例を示す斜視図、そして図4は図3中のA−A線に沿って示す、ラベル11を貼付した蓋材7部分の断面図である。
この容器は、容器本体1と蓋材7とラベル11の3つの部材から構成され、容器本体1の内部に固形状、ジェル状、あるいは液状等の芳香剤Pを収納したものである。
蓋材7の天面に開口部5が形成され、この開口部5を被覆するようにインモールド成形により図2(a)に示される層構成をしたラベル11が貼着されている。
本実施例では、蓋材7はPP樹脂製、ラベル11のラベル基材12はPET樹脂延伸フィルム製、不織布フィルム層17はPP樹脂製である。
そして、ラベル11の貼着状態は図4に示したような状態で、ラベル11の端部には不織布フィルム層17の非積層部分があり、当該部分をラベル11の剥離の際の摘み片18として利用するようにしている。
そして、使用開始時に、上記摘み片18を図4中の白抜き矢印方向に引っ張ってラベル11を剥離すると図2(b)に示した状態となり、残存不織布層17Rを透して芳香剤Pの芳香成分を揮散させることができる。
ここで、必要に応じてラベル11を、ナイロン樹脂等のガスバリア性の高い合成樹脂フィルム、あるいはアルミラミネートフィルムを積層したものとすることにより、使用前の芳香成分の揮散を確実に防ぐことができる。
次に、図5に示す容器は、図3、4の実施例同様に図2に示す第2の実施形態を利用したラベル付き容器の他の実施例を部分的に縦断して示す側面図ある。
この容器は液状の塗り薬用の容器であり、塗り薬を収納する容器本体1はポリエチレン(PE)樹脂製で、壜体状の収納部1cの上端に配設される口筒部に組付けキャップ1bにより傾斜口頸部1aを組付け固定したものであり、この傾斜口頸部1aの開口部5を被覆するようにインモールド成形により図2(a)に示される層構成をしたラベル11が貼着されている。
傾斜口頸部1aにはオーバーキャップ10を装着するようにしている。
また、ラベル11のラベル基材12はPET樹脂延伸フィルム製、不織布フィルム層17はPE樹脂製である。
そして、使用開始時に摘み片(図示省略)によりラベル11を剥離すると図2(b)に示した状態となり、残存不織布層17Rから塗り薬を滲み出させて直接、体に塗布することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の実施の形態およびその作用効果、また実施例を説明したが、本発明はこれら実施の形態や実施例に限定されるものではない。
ラベルの層構成は、基材フィルムの裏面側に不織布フィルム層を積層すると云う範疇のなかで、必要に応じて他の層を適宜に積層することができる。
また、残存不織布層の透過性を利用した応用例は、上記説明した芳香剤容器や塗り薬用の容器に限らず多岐に亘るものである。
以上説明したように、本発明のラベル付き合成樹脂製容器は、不織布フィルム層の易層間剥離性と剥離後の不織布残存層の透過性を利用して、使用後の易分別性と共に、気体、液体を透過することができると云う特徴を生かしてさまざまな用途での幅広い用途展開が期待される。
1 ;容器本体
1a;傾斜口頸部
1b;組付けキャップ
1c;収納部
2 ;口筒部
5 ;開口部
7 ;蓋材
9 ;組付けキャップ
10;オーバーキャップ
11;ラベル
12;ラベル基材
13;印刷層
14;保護層
15;接着剤層
17;不織布フィルム層
17R;残存層
18;摘み片
101;ラベル
102;ラベル基材
103;印刷層
104;保護層
105;接着剤層
106;非接着性マスキング層

Claims (5)

  1. ラベル基材(12)の裏面側に不織布からなる不織布フィルム層(17)を積層したラベル(11)をインモールド成形により、容器を構成する容器本体(1)若しくは蓋材(7)の表面に前記不織布フィルム層(17)を介して熱溶着により貼着し、前記不織布フィルム層(17)の層面に平行な層間剥離状の引き裂きにより前記ラベル(11)を剥離可能に構成したことを特徴とするラベル付き合成樹脂製容器。
  2. ラベル(11)の端部に不織布フィルム層(17)の非積層部分を設け、該非積層部分を摘み片(18)として、ラベル(11)を剥離する構成とした請求項1記載のラベル付き合成樹脂製容器。
  3. 容器本体(1)若しくは蓋材(7)が開口部(5)を有し、ラベル(11)を、該開口部(5)を被覆するように該開口部(5)の開口周縁部に貼着した請求項1または2記載のラベル付き合成樹脂製容器。
  4. ラベル(11)の剥離により部分的に層状に残存する不織布フィルム層(17)を介して通気可能に構成した請求項3記載のラベル付き合成樹脂製容器。
  5. 液状の内容物を収納し、ラベル(11)の剥離により部分的に層状に残存する不織布フィルム層(17)を介して前記内容物が滲み出し可能に構成した求項3記載のラベル付き合成樹脂製容器。
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