JP5438386B2 - 杭穴掘削装置 - Google Patents

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Description

本発明は、本体部分と可動する部分とを有する杭穴掘削ヘッドで、可動部分の相対位置等をセンサーで感知して、地上にデータを送ることができる杭穴掘削装置に関する。
従来、可動する掘削腕を有する掘削ヘッドで、掘削ヘッドにセンサーを設けて掘削腕の位置データを地上に送信する発明が提案させている(特許文献1)。この場合、センサーは、ヘッド本体と掘削腕の両方にそれぞれ第1センサー、第2センサーを設けて、2つのセンサーで、掘削腕の位置を感知していた。
杭穴の根固め部では、杭穴内に、掘削泥土、掘削液、水などの混合物があり、この中にセメントミルクを注入して、これらのものをセメントミルクを置換し、あるいはセメントミルクと撹拌混合して、所定強度の根固め層を形成していた。
特開2008−150834
前記従来の技術では、2つのセンサーの組合せで感知するので、土の中であり、簡略さが求められていた。また、施工管理の観点で、掘削している杭穴のより正確な形状のデータ、杭穴への充填物がどのような状態になっているのか、リアルタイムに把握して、設計と違う場合に、適切な対処をとることが求められていた。
また、杭穴底付近でのセンサーの感知したデータを確実に地上に送ることが求められていた。杭穴内は水分が多い流動物が充填され、有線のケーブルを使用することが望ましいが、通常杭穴は数十メートルに及び、掘削ロッドを連結しながら掘削ヘッドを下降させるため、ケーブルとした場合には、水分の多い現場での連結作業となるので、連結部分の構造が面倒になる問題点があった。
本発明は、掘削腕にのみ位置確認センサーを設けて掘削ヘッドを構成したので前記問題点を解決した。また、掘削ヘッドに杭穴充填物確認センサーを設けたので前記問題点を解決した。また、連結部分のみを無線電送可能な構造としたので、前記問題点を解決した。
即ちこの発明は、掘削機に連結する掘削ロッドと、該掘削ロッドの先端に連結する掘削ヘッドとからなり、掘削ヘッドは前記掘削ロッドとの連結部を有するヘッド本体に可動する掘削腕を取り付けて、以下のように構成することを特徴とする杭穴掘削装置である。
(1) 前記掘削ヘッドの前記掘削腕の裏面に、「杭穴内の水、泥水、セメントミルクの別を判別する」杭穴充填物確認センサーを取り付ける。
(2) 前記掘削腕に、該掘削腕の位置確認センサーを取り付ける
(3) 前記掘削ヘッドに第1センサーノードを設け前記杭穴充填物確認センサー及び位置確認センサーを前記第一センサーノードに接続して、該第1センサーノードのデータを地上に送る電送手段を設けた。
また、他の発明は、掘削機に連結する掘削ロッドと、該掘削ロッドの先端に連結する掘削ヘッドとからなり、掘削ヘッドは前記掘削ロッドとの連結部を有するヘッド本体に、可動する掘削腕を取り付けて、以下のように構成することを特徴とする杭穴掘削装置である。
(1) 前記掘削ヘッドの前記掘削腕に、杭穴充填物確認センサー及び位置確認センサーを取り付ける。
(2) 前記掘削ヘッドの掘削腕に、第1センサーノードを設け、前記杭穴充填物確認センサー及び位置確認センサーを第1センサーノードに接続する。
(3) 前記ヘッド本体に、前記第1センサーノードから無線発信されるデータを受信できる第2センサーノードを設ける。
(4) 前記掘削ロッドで、前記掘削ヘッドと連結する連結部周辺位置に、前記第2センサーノードと互いにデーターを送受信できる1対1対応の下第1無線送受信具を設け前記掘削ロッドの上端部に上第1無線送受信具をそれぞれ取り付る。
(5) 前記掘削ロッドに、掘削ロッドの下端の前記上第1無線送受信具からのデータを地上の情報処理装置に送るケーブルを配置した。
また、前記において、以下のように構成したことを特徴とする杭穴掘削装置である。
(1) 掘削ロッドを複数の単位ロッドを連結して構成する。
(2) 前記各単位ロッドの下端部に下無線送受信具を取り付け、前記下無線送受信具を、下方に連結する単位ロッドの上無線送受信具とデーター送信ができるように形成する。
(3) 前記各単位ロッドの上端部に上無線送受信具を取り付け、前記上無線送受信具を、上方に連結する単位ロッドの下無線送受信具とデーター送信ができるように形成する。
(4) 前記各単位ロッドで、上端部の上無線送受信具と下端部の下無線送受信具とをケーブルで連結する。
(5) 最下段の単位ロッドの下無線送受信具を、下第1無線送受信具とする。
(6) 最上段の単位ロッドの上無線送受信具からデータを地上の情報処理装置に送るケーブルを配置する。
前記における杭穴充填物確認センサーは、を電気抵抗、温度、比重、pH値、粘度、絶縁計、静電容量計などを使って、水、泥水、セメントミルクの別を判別するものである。
また、前記における位置確認センサーは、傾斜計、加速度計などを使用する。
この発明は、掘削腕にのみに位置確認センサーを設けて掘削ヘッドを構成したので正確かつ容易に掘削腕の状況を確認するデータを収集できる。また。掘削腕に杭穴充填物確認センサーを設けるとサンプルをすることなく、リアルタイムに杭穴充填物の状況を把握できる。また、接続部分又は連結部分のみを無線電送として他の位置を有線としたので、少ない消費電力で、杭穴底から地上にデータを転送できる。
図1はこの発明の実施例の掘削ヘッドの斜視図である。 図2は同じく掘削ヘッドで、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図3は同じく掘削ヘッドの計測を説明する図である。 図4は、この発明の掘削ロッドの正面図である。 図5(a)(b)は計測バーを説明する図である。 図6は絶縁計の確認実験のグラフである。 図7は単位掘削ロッドの斜視図である。 図8は掘削ロッドの正面図である。 図9は掘削装置の構成を示す図である。 図10(a)〜(d)はヘッドの位置を表す図で、(e)は基礎杭の図である。 図11は加速時計のデータを表すグラフ(前半)である。 図12は加速時計のデータを表すグラフ(後半)である。 図13は、パソコンのモニター画面である。 図14は、ヘッドの角度と深度、セメントミルク流量などを表すグラフである。
図面に基づいて、この発明の実施するための形態を説明する。
1.掘削ヘッドの構成
(1) ヘッド本体2は、基部の下端に固定掘削刃3、3を下方に向けて突設し、基部の上端に掘削ロッドとの連結凸部4を有する。ヘッド本体2の基部は上部の直方体部に続き下方に向けて幅狭に形成され、下部が横方向に突出した膨大部を形成してある。膨大部の下面に固定掘削刃3、3が突設されている。
(2) ヘッド本体2の基部の直方体部の正面に水平軸10、10が夫々突設され、両水平軸10に、夫々掘削腕6の上端部を回動自在に取り付ける。
掘削腕6は、上部が略鉛直に形成され、中間部はヘッド本体2の幅狭部に沿って、両掘削腕6、6が近づくように、ヘッド本体2側に向けて屈曲して形成され、下部は逆にヘッド本体2から離れるように外側下方に向けて屈曲されている。掘削腕6の上部に水平軸10が取り付けられ、下部の先端に下部に沿って外側下方に向けた掘削刃7、7が取り付けれている。
(3) 掘削腕6の上部で鉛直な外面に、加速度計(掘削腕6の置確認センサー)16を取り付ける。また、掘削腕6の下部の裏面(ヘッド本体側の面)に絶縁計(充填物計測センサー)17を取り付ける。加速度計16、絶縁計17からのケーブルを、掘削腕6の上部内に設けた第1センサーノード21に接続する。第1センサーノード21にはアンテナが設けられデータを発信できるようになっている。第1センサーノード21から発信されたデータは、ヘッド本体2の上部に設けられた中継用の第2センサーノード22で受信できるようになっている。
また、第2センサーノード22にはアンテナが形成され、掘削ロッド41の送受信ノード36の下アンテナ39で受信できるようになっている。また、第1センサーノード21、第2センサーノード22は防水ケースで覆われ、耐水、耐衝撃が確保されている。
(3) 掘削腕6の上端に操作突部8を形成する。ヘッド本体2で、水平軸10の上方に、水平軸10と平行に操作軸11を形成し、操作軸11にL字操作具12を回転自在に設置する。L字操作具12の一端13は操作突部8に当接し、他端14は掘削ロッド41と並列して配置する計測バー27の下端を連結する(図4)。計測バー27の下端位置は、杭穴軸部掘削時に正回転して、掘削腕6が開いた状態で高さH1にあり(図4(a))、杭穴拡大根固め部の掘削時に逆回転して、掘削腕が開いた状態で高さH2にある(図4(b))。
従って、計測バー27の上端を地上55に位置させれば、掘削腕6の拡開状況が地上55から目視できる。
(4) 以上のようにして、掘削ヘッド1を構成する(図1)。第1センサーノード21への電力の供給は、蓄電池の他各種電池類から供給し、あるいは掘削ヘッド1の揺動や回転により発電して電力を供給することもできる。また、第2センサーノード22への電力の供給も同様である。
(5) 加速時計16のデータは、L字操作具12と計測バー27を使ったデータと、概ね一致した(図5、図11、図12)。また、予備実験で、絶縁計17で、水と、濃度が違うセメントミルク(1:7、1:5)を区別できた(図6)。
2.掘削ロッド41
(1) 単位掘削ロッド31は、ロッド本体の上端に連結凸部32、下端に連結凹部33を形成し、両連結凹部33と連結凸部32は、互いに嵌合できる構造で形成される。また、ロッド本体の中間部には、練り付けドラムを取り付ける支持部34、34を形成する。
(2) 単位掘削ロッド31の中間部に送受信ノード36及び送受信ノード36に電力を供給する蓄電池が内蔵されている。送受信ノード36から上方に伸びたケーブル37の先端に下方に位置する単位掘削ロッド31の送受信ノード36からのデータを受信する下アンテナ39を取り付け、下アンテナ39は単位掘削ロッド31の連結凹部33の周辺に設ける。また、送受信ノード36から下方に伸びたケーブル37の先端に、上方に位置する単位掘削ロッド31の送受信ノード36へとデータを送信する上アンテナ38を取り付け、上アンテナ38は単位掘削ロッド31の連結凸部の周辺に設ける(図7)。
以上のようにして、所定数の単位掘削ロッドから掘削ロッドを構成する(図7、図8)。
(3) 前記送受信ノードへの電力の供給は、各種電池に代えて、ロッド本体にロッド本体の回転又は上下動により発電できる発電手段を設けて、発電手段から送受信ノードへ電力を供給することもできる(図示していない)。
3.既製杭43
既製杭43は、コンクリート製で、杭本体の軸部の下端に細径の下部軸部を連設し、軸部の下端部、軸部と下部軸部の段差部分、下部軸部の中間点にそれぞれ環状突部を形成してある(図10(e))。
4.掘削方法
(1) 練り付けドラム、練り付けバーを取り付けた単位掘削ロッド31を所定本数、上下に連結して、最下端の単位掘削ロッド31の下端(連結凹部)に掘削ヘッド1の連結凸部4を接続し、最上段の単位掘削ロッド31の上端を杭打ち機60のオーガー61に連結する(図9、図8)。
(2) 杭打ち機60のオーガー61には、オーガー61の深度と下降速度を計測するワーヤー62が取り付けられ、ワイヤー62の位置を測定するセンサーの情報が、有線又は無線により杭打ち機60のオペレーター室のパソコンに、入力される。
また、セメントミルクプラントからのセメントミルク又は水を供するホース63が、オーガー61を介して、掘削ロッド41内に供給され、ホースを流れる流体の流量計64が杭打ち機60に設けられ、流量データが有線又は無線で杭打ち機のオペレーター室のパソコンに、入力される。また、オーガー61の回転数及び電力値(電流値など)も有線又は無線で杭打ち機のオペレーター室のパソコンに、入力される。
(3) 続いて、オーガー61を回転させながら下降させれば、掘削ヘッド1の掘削腕6が土圧で一側に開き、杭穴51の軸部52を掘削する(図10(a))。この際、ヘッド本体2の下端部に、ホース63から水が供給される。
掘削中の各種データは、総てオペレーター室のパソコンに、入力され、リアルタイムにパソコン画面に各種データが表示される(図13、図14)。この際、ヘッド本体2の加速度計16のデータ、絶縁計17からの「杭穴内には水が充填されている」旨のデータも供給される。また、加速度計16から掘削腕8は正常に開いていることが確認できる(図11、図13、図14)。
(4) この際、ヘッド本体2からのデータは、掘削腕6の第1センサーノード21からヘッド本体2の第2センサーノード22へ送信され、第2センサーノード22から最下段の単位ロッド31の送受信ノード36の下アンテナ39で受信して、送受信ノード36に送られる。ここで、可動部分は無線で送信され、また、1対1の送信であり、かつ距離が20cm〜50cm程度と短いので、消費電力も小さくかつ正確に送受信される。
また、各単位掘削ロッド31、31間でも、上下アンテナ38、39を介して、送受信ノード36、36間でデータの転送がなされ、最上段の単位掘削ロッド31の上アンテナ38から、オペレーター室のパソコンに、入力される。この場合も短距離の無線距離であるので、確実でかつ少ない消費電力で処理される。また、オペレータ室のパソコンに入力されたデータは、一括して画面に表示される(図13)。また、オペレータ室のパソコンに入力されたデータは、構築現場内外に設定した事務所内のパソコンに転送される(図9)。
(5) 杭穴51の掘削に従って、単位掘削ロッド31、31を付け足すが、連結部分32、33に電気的な接続が不要であるので、従来同様に機械的に接続するだけで、掘削ロッド41を延長できる。また、単位掘削ロッド31を付け足した場合であっても、データの無線転送に支障なく同様にデータ処理できる。
(6) 杭穴軸部52の掘削が完了したならば、一旦オーガーの回転を止める。続いて、ヘッドを杭穴底に押しつけ、一瞬正回転すれば、掘削腕のストッパーが解除され、一旦掘削腕は一側に大きく開く。続いて、オーガを逆転すると掘削ロッド、掘削ヘッドも逆転して、土圧で掘削腕は反対側に揺動して、拡大掘削できる(図10(b))。この間の加速度センサーのデータは、図のグラフの横軸(時刻)の15:54〜15:57の傾斜角度のデータに正確に表れる(図12)。
(7) 根固め部53の掘削が完了したならば、一旦掘削ヘッド1を杭穴底に位置させ、ヘッド本体の下端の吐出口からセメントミルクを静かに注入して、根固め部内の掘削泥土をセメントミルクで置換しつつ、撹拌混合して、根固め部内のセメントミルクを均一化する(図10(c))。セメントミルクの注入による、絶縁計17の「杭穴内にはセメントミルクが充填されている」旨のデータが、加速時計16のデータと同様に、オペレータ室のパソコンに送られて、セメントミルクが充填されていることが目視できる(図13)。
(8) 続いて、オーガー61を逆回転から切り換えて、ゆっくりと正回転させながら、杭穴軸部52に杭周固定液を充填して撹拌混合しながら、掘削ロッド41、掘削ヘッド1を地上55に引き上げる(図10(d))。
(9) 続いて、既製杭43を杭穴内に下降させて、2つの環状リブを根固め部に位置させるようにして、沈設する(図10(e))。
(10) 以上のようにして、根固め液、杭周固定液が固化したならば、基礎杭構造を構築する。
1 掘削ヘッド
2 ヘッド本体
3 固定掘削刃
4 連結凸部
6 掘削腕
7 掘削刃
8 操作突部
10 水平軸
11 操作軸
12 L字操作具
13 L字操作具の一端
14 L字操作具の他端
16 加速時計
17 絶縁計
21 第1センサーノード
22 第2センサーノード
27 計測バー
31 単位掘削ロッド
32 連結凸部(上)
33 連結凹部(下)
34 支持部
36 送受信ノード
37 送受信ノードのケーブル
38 送受信ノードの上アンテナ
39 送受信ノードの下sんてな
41 掘削ロッド
43 既製杭
51 杭穴
52 杭穴の軸部
53 杭穴の拡底部
55 地上
60 杭打ち機
61 オーガー
62 ワイヤー
63 ホース
64 流量計

Claims (3)

  1. 掘削機に連結する掘削ロッドと、該掘削ロッドの先端に連結する掘削ヘッドとからなり、掘削ヘッドは前記掘削ロッドとの連結部を有するヘッド本体に可動する掘削腕を取り付けて、以下のように構成することを特徴とする杭穴掘削装置。
    (1) 前記掘削ヘッドの前記掘削腕の裏面に、「杭穴内の水、泥水、セメントミルクの別を判別する」杭穴充填物確認センサーを取り付ける。
    (2) 前記掘削腕に、該掘削腕の位置確認センサーを取り付ける
    (3) 前記掘削ヘッドに第1センサーノードを設け前記杭穴充填物確認センサー及び位置確認センサーを前記第一センサーノードに接続して、該第1センサーノードのデータを地上に送る電送手段を設けた。
  2. 掘削機に連結する掘削ロッドと、該掘削ロッドの先端に連結する掘削ヘッドとからなり、掘削ヘッドは前記掘削ロッドとの連結部を有するヘッド本体に、可動する掘削腕を取り付けて、以下のように構成することを特徴とする杭穴掘削装置。
    (1) 前記掘削ヘッドの前記掘削腕に、杭穴充填物確認センサー及び位置確認センサーを取り付ける。
    (2) 前記掘削ヘッドの掘削腕に、第1センサーノードを設け、前記杭穴充填物確認センサー及び位置確認センサーを第1センサーノードに接続する。
    (3) 前記ヘッド本体に、前記第1センサーノードから無線発信されるデータを受信できる第2センサーノードを設ける。
    (4) 前記掘削ロッドで、前記掘削ヘッドと連結する連結部周辺位置に、前記第2センサーノードと互いにデーターを送受信できる1対1対応の下第1無線送受信具を設け前記掘削ロッドの上端部に上第1無線送受信具をそれぞれ取り付る。
    (5) 前記掘削ロッドに、掘削ロッドの下端の前記上第1無線送受信具からのデータを地上の情報処理装置に送るケーブルを配置した。
  3. 以下のように構成したことを特徴とする請求項記載の杭穴掘削装置。
    (1) 掘削ロッドを複数の単位ロッドを連結して構成する。
    (2) 前記各単位ロッドの下端部に下無線送受信具を取り付け、前記下無線送受信具を、下方に連結する単位ロッドの上無線送受信具とデーター送信ができるように形成する。
    (3) 前記各単位ロッドの上端部に上無線送受信具を取り付け、前記上無線送受信具を、上方に連結する単位ロッドの下無線送受信具とデーター送信ができるように形成する。
    (4) 前記各単位ロッドで、上端部の上無線送受信具と下端部の下無線送受信具とをケーブルで連結する。
    (5) 最下段の単位ロッドの下無線送受信具を、下第1無線送受信具とする。
    (6) 最上段の単位ロッドの上無線送受信具からデータを地上の情報処理装置に送るケーブルを配置する。
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