JP5438140B2 - 修正プログラム提供システム及びプログラム - Google Patents
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Description
本システムでは、ユーザ装置で利用されているソフトウェアに関して脆弱性が発見された場合、この脆弱性を修正するための修正プログラムを、ベンダから提供してユーザ装置で迅速に適用してもらうための仕組みを、ベンダ−ユーザ間に介在するプロバイダによるサービスとして提供する。
図1において、本実施の形態のシステム(修正プログラム提供システム、及び修正プログラム提供P2Pネットワーク)の機能ブロック構成を示している。本システム全体は、ベンダ(修正プログラム提供者)及びそのベンダ装置1と、プロバイダ(サービス提供会社)及びそのプロバイダ装置2と、ユーザ(修正プログラム利用者)及びそのユーザ装置3と、を含む要素がインターネット(ネットワーク)4で接続される構成である。ベンダ1やユーザ3は複数存在する。
図2は、図1のシステムのハードウェア構成例を示している。図2のベンダ装置1、プロバイダ装置2、及びユーザ装置3は、それぞれ、CPU,RAM,ROM,HDD(二次記憶装置),入力装置、出力装置、通信I/F(インタフェース)装置、及びバスなどの一般的な要素を有するコンピュータの構成である。各装置のCPUは、ROM,HDD等からRAMへ読み出したプログラム(本実施の形態のプログラム)及びデータを実行することにより、図1に示す各機能を実現する。ベンダ装置1のプログラムは、ベンダ用サブシステム10等を実現するプログラムを含む。ベンダ装置1のデータは、図1の各種データ(41〜43,91)を含む。プロバイダ装置2のプログラムは、プロバイダ用サブシステム20等を実現するプログラムを含む。プロバイダ装置2のデータは、図1の各種データ(51〜54)を含む。ユーザ装置3のプログラムは、ユーザ用サブシステム30等を実現するプログラムを含む。ユーザ装置3のデータは、図1の各種データ(61〜66)を含む。なお秘密情報などはセキュアに管理・処理される。
図3では、図1のシステムの複数の要素(1,2,3)間の通信などの構成例を示す。インターネット4上の本システムのP2Pネットワーク(100)において、ベンダ装置1とプロバイダ装置2とユーザ装置3とが必要に応じてP2Pで接続され通信する。図3では、例えばベンダX,Y、ユーザA,B,C等を有する。例えば、ベンダX(1X)は、あるソフトウェアSWa(90)を提供(開発・販売等)している。ユーザA,B,C等の装置(3A,3B,……)は、ベンダXのソフトウェアSWa(93)をインストールしている。ベンダXは、例えばある日時に、SWaの脆弱性を解消してバージョンをV1.1からV1.2に更新するための修正プログラムP1(91)をリリースする。この際、従来システムであれば、例えばベンダ装置(サーバ)と複数のユーザ装置との間でそれぞれ修正プログラムデータ等の授受の処理が必要であり負荷が大きい。
図4で、本システムのネットワーク構造や主なプロトコル(機能)などを示す。まずAのようにインターネット4(TCP/IP,Web等)に接続されるベンダ装置1、プロバイダ装置2、ユーザ装置3があり、Webインタフェース等で通信可能である。Aの上に、Bのように、公知技術(既存のP2Pプロトコル等)を用いたP2Pネットワーク(P2Pシステム)、及びPKIベースのデジタル署名(公開鍵暗号方式を用いたデジタル署名)などの層がある。図1の各装置(1,2,3)は各P2P機能71〜73を用いて各P2Pノードとして通信可能である。各装置(1,2,3)は署名機能81〜83を用いてデジタル署名処理が可能である。そしてBの上に、Cのように、本システムで特有の機能層(修正プログラム提供・利用機能などを実現する層)を有し、図1の各サブシステム(10,20,30)を用いて構成される。B,Cの部分が、本システムで特有のP2Pネットワーク(オーバーレイネットワーク)である修正プログラム提供P2Pネットワーク(100)に対応する。
(a1)データ共有プロトコル: リリース時のベンダ1及びプロバイダ2、あるいはP2P連携時のユーザ3が、各種データ情報(52,42,91)を本P2Pネットワークで共有するために公開(登録、アップロード等)するプロトコルなど
(a2)データ検索プロトコル: ユーザ3が各種データ情報(52,42,91)を本P2Pネットワークから取得(ダウンロード等)するために検索するプロトコルなど(後述、図8等)(例えばファイル名(ハッシュ値)による検索)
(a3)データ転送プロトコル: ベンダ1やプロバイダ2やP2P連携時のユーザ3が各種データ情報(52,42,91)を本P2Pネットワークで取得要求者に対して転送(送信)するプロトコルなど。
(b1)正当性確認プロトコル: 本P2Pネットワークから取得される各種データ情報(52,42,91)(その提供元)の正当性(信頼性)を検証して確認するプロトコル(署名機能81〜83などに対応)
(b2)自動適用確認プロトコル: ユーザ設定(緊急度(CVSS値)の閾値など)に基づき、ソフトウェア更新(修正プログラム適用)を自動的に実行するか否か等を判定し、そのユーザ確認をするためのプロトコル(52,42、第1判定処理、第2判定処理などに対応)
(b3)自動データ削除プロトコル: ユーザ装置3(あるいはベンダ装置1やプロバイダ装置2でも可能)において、上記正当性が確認できないデータ情報を本P2Pネットワークから自動的に削除(破棄)するプロトコル(後述の各検証機能(34〜36)に含まれる削除処理に対応)。
図5と図6を用いて本システムの処理シーケンスを説明する。本システムでの一連の処理は、大別すると以下の2つのフェーズから成る。即ち、(1)更新対象ソフトウェア選択フェーズ(図5、第1判定処理等)。(2)修正プログラム適用(又は確認)フェーズ(図6、第2判定処理等)。(1)第1フェーズの処理では、ユーザ装置3の複数のソフトウェア93のうち、セキュリティ設定などに応じて、更新する対象(候補)となるソフトウェア93を選択する(第1判定処理)。これは基本的に殆ど自動的に実行される。ユーザは、選択された更新対象ソフトウェアを画面で確認することができる。(2)第2フェーズの処理では、(1)の処理で更新対象として選択されたソフトウェア(93)について、修正プログラム(91)の適用の要否を判定し(第2の判定処理)、要のソフトウェアに対し修正プログラムの適用を実行する。これはユーザ設定(設定機能39)に応じて、自動的な更新(ユーザ確認不要)とすることも可能であるし、ユーザにより画面で適用要否を選択・確認する操作を介在することも可能である。例えばユーザは最新バージョンよりも旧バージョンでの維持を望む場合、当該更新(適用実行)をキャンセルできる。
図5において、第1フェーズの処理として、更新対象(修正プログラム適用対象)ソフトウェア選択処理シーケンスについて示す。第1フェーズでは、大別して以下の手順(人の作業、コンピュータ処理等)を有する。
ベンダ1がプロバイダ2に利用申請を行い、修正プログラム(91)等の配布に係わる必要なデータ情報を提供する(図5、S1,S2)。プロバイダ2はユーザ装置3に対し本P2Pネットワーク(100)で関連データ情報(52)を提供する(S4等)。
第1のユーザ装置(3A)が本P2Pネットワーク(プロバイダ2,ベンダ1)から自動的に取得した各データ情報(52,42)をもとに、自身の更新対象ソフトウェア93を選択する(S5〜S7等)。その結果、自身(3A)をP2Pノードとして本P2Pネットワーク(100)に上記データ情報(52)を自動的に公開する(S8)。
第2のユーザ装置(3B)が、本P2Pネットワーク(100)の第1のユーザ装置(3A)から、上記データ情報(52)を取得し、同様に自身(3B)の更新対象ソフトウェアを選択する(S9〜S11)。その結果、自身(3B)をP2Pノードとして本P2Pネットワーク(100)に上記データ情報(52)を自動的に公開する(S12)。
図6において、第2フェーズの処理として、修正プログラム適用/確認処理シーケンスについて示す。第2フェーズでは、大別して以下の手順(作業、処理等)を有する。
ベンダ装置1(例えばX)では、担当者により、対象ソフトウェア90(例えばSWa)の修正プログラムデータ91(例えばP1)に関するOVALデータ42を作成し、当該データ(91,42)を本P2Pネットワークに公開する(図6、T1〜T2)。
第1のユーザ装置(3A)が、前記拡張XCCDFデータ52(S5等)をもとに、ベンダ1からOVALデータ42及び修正プログラムデータ91を取得し、正当性を確認後、自動更新対象ソフトウェア(前述)に対する修正プログラム(91)の適用要否を判定し、要の場合は適用を実行する(T3〜T8)。その結果、自身(3A)をP2Pノードとして、本P2Pネットワーク(100)に上記適用済みの各データ情報(42,91)を自動的に公開する(T9)(65,66)。
第2のユーザ装置(3B)が、本P2Pネットワーク(100)の第1のユーザ装置(3A)から、上記データ情報(65,66)を取得し、同様に自身(3B)の更新対象ソフトウェア(93)に対する修正プログラム(66)の適用要否を判定し、要の場合は適用を実行し、その結果、自身(3B)をP2Pノードとして、本P2Pネットワーク(100)に上記各データ情報(65,66)を自動的に公開する(T10〜T15)。
図5での詳細処理例は以下である:
(S1,S2) S1,S2の際には、例えば以下の情報をベンダ1からプロバイダ2へ通知する(図8)。対応して、ベンダ1はSWデータテーブル41を読み書きし、プロバイダ2はSWデータテーブル51を読み書きする。:
・ベンダ名(例えばCPEベンダ名)
・ソフトウェア名(例えばCPEソフトウェア名)
・修正プログラム名
・OVALファイル名。
・修正プログラムハッシュ値(Hp)
・OVALハッシュ値(Ho)
・拡張XCCDFデータ52(Ho,Hp)へ付与するデジタル署名値(501)。
図6での詳細処理例は以下である:
(T8等) ユーザ装置3Aのプログラム(サブシステム30)が自動的に修正プログラムの適用を判断・実行する場合に限らず、ユーザによる画面での確認操作や、更新キャンセル操作を介在させることができる。例えば設定機能39により、予めユーザにより上記緊急度の判定に係わる閾値(CVSS値の閾値)などの情報(対応するポリシー情報など)を可変に設定可能が可能である。例えば拡張XCCDFデータ52内に記述される情報項目の1つとしてCVSS値(CVSSに基づく所定の脆弱性項目に関する緊急度(深刻度など)の指標値)を有する。サブシステム30は、このCVSS値と閾値とを比較して閾値以上である場合、当該脆弱性への対処のための修正プログラムの適用に関する自動的な迅速な実行が必要(望ましい)と判定し、ユーザによる確認操作等を不要として、自動的に適用を実行する。閾値未満の場合、例えば自動実行はせずにペンディングし、後にユーザによる適用実行指示を受けた時に実行する。
図8は、本システムのP2Pネットワーク(100)で各データ情報(拡張XCCDFデータ52、OVALデータ42、及び修正プログラムデータ91)の検索(取得)を行うためのファイルの関連を示す。なお本システムでは、準拠するP2Pシステムに応じて、各データ(52,42,91)のファイル名が所定の規則で付けられる。
図9は、プロバイダ2におけるSWデータテーブル51の構成例を示す。例えば本テーブルのレコードで、CPE-ID(ベンダ、ソフトウェアに関するユニークID)、ソフトウェア名、修正プログラムハッシュ値(Hp)、OVALハッシュ値(Ho)、ハッシュ方式(使用するハッシュアルゴリズム等の指定。例えばSHA−256)、OVAL_IDなどの情報を管理する。
図10は、拡張XCCDFデータ52(XML文書)のフォーマット構成(一部)を示す。本システムでは、P2Pネットワーク(100)で拡張XCCDFデータ52を流通・交換する。この拡張XCCDFデータ52は、汎用性を考慮して、準拠仕様であるXCCDF(非特許文献1)を基礎として、テキストフィールドからなるXML文書ファイルである。
本システム(OVALデータ42)で準拠しているOVAL(非特許文献1)では、脆弱性対策情報を、コンピュータ処理可能なXMLベースのOVAL言語で記述する。このOVAL言語で作成された脆弱性対策情報(OVALデータ)は、そのデータを解釈するインタプリタであるクライアント側プログラム(本実施の形態でのサブシステム30)を用いてコンピュータ処理され、脆弱性対策のための確認処理作業が自動化される。
図11は、プロバイダ装置2の拡張XCCDF作成機能21による処理例を示す。
図12は、プロバイダ装置2の拡張XCCDF送信機能22等による処理例を示す。
図13は、ユーザ装置3の拡張XCCDF取得機能31及び拡張XCCDF検証機能34による処理例を示す。
図14は、ユーザ装置3のOVAL取得機能32及びOVAL検証機能35による処理例を示す。
図15は、ユーザ装置3の修正プログラム取得機能33及び修正プログラム検証機能36による処理例を示す。
図16は、OVAL検証機能35によるOVALデータ42の検証(図14、S402)の処理例を示す。
図17は、修正プログラム検証機能36による修正プログラムデータ91の検証(図15、S504)の処理例を示す。
図18は、ユーザ装置3の修正プログラム適用機能37による処理例を示す。
以上説明したように、本実施の形態のシステムによれば、複数のベンダ1−ユーザ3間で、プロバイダ2及び本P2Pネットワーク(100)を介して、ソフトウェア(93)の修正プログラム(91)等の提供−利用に係わるサービスを提供し、ユーザ装置3での修正プログラム(91)の適用の迅速性、利便性、信頼性、セキュリティレベル維持、ネットワーク負荷低減、低コスト化など、効率的なソフトウェア更新(修正プログラム流通)を実現することができる。
図7は、他の実施の形態のシステム構成及び処理シーケンスを示す。本形態は、基本構成は前述の形態(図1等)と同様であるが、本P2Pネットワーク(100)に更に他のP2Pノード(701,N1〜N3等)が追加された構成である。例えば企業AのLAN300A内に、インターネット4に接続されるファイアウォールサーバ(FW)を介して、複数のユーザ装置3(前述の3Aを含む)と、プロキシサーバ(情報公開用装置)701とが接続されている。各P2PノードN1〜N3及びプロキシサーバ701は専用のサブシステム(P2P連携公開機能38などを含む前述同様の機能)を具備する。各P2PノードN1〜N3は任意のノードであり(個人ノード、企業ノード、公共的ノードなど)、各データ情報の中継ノードとなる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。他の実施の形態(変形例)として以下が挙げられる。
Claims (11)
- ソフトウェアの修正プログラムを提供する複数の提供者の装置と、前記ソフトウェアの修正プログラムを利用する複数の利用者の装置と、前記提供者の装置と前記利用者の装置との間に介在するサービス提供会社の装置と、がネットワークで接続され、
前記提供者の装置は、前記修正プログラムの提供に関する処理を行う第1のサブシステムを有し、
前記サービス提供会社の装置は、前記修正プログラムの提供と利用に介在するサービスに関する処理を行う第2のサブシステムを有し、
前記利用者の装置は、前記修正プログラムの利用に関する処理を行う第3のサブシステムを有し、
前記提供者、サービス提供会社、及び利用者の装置は、それぞれ、ファイル共有型のP2Pネットワークのノードとしてデータ情報を授受するP2P機能を有し、
前記サービス提供会社の装置は、前記修正プログラムの適用の判定に係わる関連データ情報を提供し、
前記提供者、サービス提供会社、及び利用者の装置は、それぞれのサブシステム及びP2P機能の処理を用いて、前記提供者及びサービス提供会社の装置から前記修正プログラム及び関連データ情報を提供して前記利用者の装置で取得し、前記利用者の装置で前記関連データ情報を用いて前記利用者の装置のソフトウェアに対する前記修正プログラムの適用を判定した結果に応じて当該適用を実行する処理を行い、更に前記利用者の装置から前記適用後の前記修正プログラム及び関連データ情報を前記P2P機能を用いて他の利用者の装置へ提供する処理を行うこと、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - ソフトウェアの修正プログラムを提供する複数の提供者の装置と、前記ソフトウェアの修正プログラムを利用する複数の利用者の装置と、前記提供者の装置と前記利用者の装置との間に介在するサービス提供会社の装置と、がネットワークで接続され、
前記提供者の装置は、前記修正プログラムの提供に関する処理を行う第1のサブシステムを有し、
前記サービス提供会社の装置は、前記修正プログラムの提供と利用に介在するサービスに関する処理を行う第2のサブシステムを有し、
前記利用者の装置は、前記修正プログラムの利用に関する処理を行う第3のサブシステムを有し、
前記提供者、サービス提供会社、及び利用者の装置は、それぞれ、P2Pネットワークのノードとしてデータ情報を授受するP2P機能を有し、
前記第2のサブシステムは、前記提供者からの情報に基づき、前記利用者の装置のソフトウェアにおける前記修正プログラムを適用する更新対象となるソフトウェアを選択する第1の判定処理のためのセキュリティ設定チェックリスト情報である第1の情報を作成して前記P2Pネットワークに公開・提供する処理を行い、
前記第1のサブシステムは、前記利用者の装置のソフトウェアにおける前記更新対象ソフトウェアに対する前記修正プログラムの適用要否を判定する第2の判定処理のためのセキュリティ検査情報である第2の情報を作成し、前記修正プログラムのデータと前記第2の情報とを前記P2Pネットワークに公開・提供する処理を行い、
前記第3のサブシステムは、
前記P2PネットワークのいずれかのP2Pノードから前記第1の情報を取得し、前記第1の情報から当該利用者の装置における更新対象ソフトウェアを判定する第1の判定処理と、
前記P2PネットワークのいずれかのP2Pノードから前記第2の情報を取得し、前記第2の情報から前記更新対象ソフトウェアに対する前記修正プログラムの適用要否を判定する第2の判定処理と、
前記P2PネットワークのいずれかのP2Pノードから前記更新対象ソフトウェアの前記修正プログラムのデータを取得し、当該更新対象ソフトウェアに対する当該修正プログラムの適用を実行する処理と、
前記適用を実行した前記更新対象ソフトウェアの前記修正プログラムのデータと、当該データに関連する前記第1の情報及び前記第2の情報を、前記P2Pネットワークに対して公開・提供する処理と、を行うこと、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - 請求項2記載の修正プログラム提供システムにおいて、
前記サービス提供会社、及び利用者の装置は、それぞれ、デジタル署名情報を処理する署名機能を有し、
前記第2のサブシステムは、前記署名機能により、前記P2Pネットワークに公開する前記第1の情報に当該サービス提供会社のデジタル署名情報を付与する処理を行い、
前記第3のサブシステムは、前記署名機能により、前記P2Pネットワークから取得した前記第1の情報に付与されている前記デジタル署名情報を検証して正当性を確認する処理を行うこと、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - 請求項2記載の修正プログラム提供システムにおいて、
前記第1の情報のファイルに、前記第2の情報のファイルを識別するハッシュ値と、前記修正プログラムのデータを識別するハッシュ値とが記述され、
前記第3のサブシステムは、
前記P2Pネットワークから取得した前記第2の情報について、当該第2の情報から計算したハッシュ値と、前記第1の情報の中から抽出したハッシュ値とを比較して、当該第2の情報の正当性を検証する処理と、
前記P2Pネットワークから取得した前記修正プログラムのデータについて、当該修正プログラムのデータから計算したハッシュ値と、前記第1の情報の中から抽出したハッシュ値とを比較して、当該修正プログラムのデータの正当性を検証する処理と、を行うこと、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - 請求項2記載の修正プログラム提供システムにおいて、
前記第3のサブシステムは、前記P2Pネットワークから取得した各データ情報について、正当性が確認できなかった場合、当該データ情報を破棄し、前記P2Pネットワークに公開しないようにする処理を行うこと、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - 請求項2記載の修正プログラム提供システムにおいて、
前記第3のサブシステムは、前記第1の情報を用いた第1の判定処理、前記第2の情報を用いた第2の判定処理の際に、利用者の確認操作を介さずに自動的にソフトウェア更新及び修正プログラム適用を実行するかどうかを判定するための設定情報を、利用者により設定可能とする設定機能を有し、前記設定情報は、緊急度に関する閾値を含むこと、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - 請求項2記載の修正プログラム提供システムにおいて、
前記利用者の装置に対して接続される情報公開用装置を有し、
前記利用者の装置の第3のサブシステムは、前記更新対象ソフトウェアの前記修正プログラムのデータ、第1の情報、及び第2の情報を、前記情報公開用装置に転送して格納する処理を行い、
前記情報公開用装置は、P2P機能を用いて、前記修正プログラムのデータ、第1の情報、及び第2の情報を、前記P2Pネットワークに対して公開・提供する処理を行うこと、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - 請求項2記載の修正プログラム提供システムにおいて、
前記提供者、サービス提供会社、及び利用者の装置とは別に、前記P2Pネットワーク上に、P2P機能を用いて、前記修正プログラムのデータ、第1の情報、及び第2の情報の少なくともいずれかを保有して他のP2Pノードに公開・提供する処理を行う中継用装置が接続されること、を特徴とする修正プログラム提供システム。 - 請求項2記載の修正プログラム提供システムの前記第1のサブシステムの機能を前記提供者の装置でのコンピュータ情報処理により実現させることを特徴とするプログラム。
- 請求項2記載の修正プログラム提供システムの前記第2のサブシステムの機能を前記サービス提供会社の装置でのコンピュータ情報処理により実現させることを特徴とするプログラム。
- 請求項2記載の修正プログラム提供システムの前記第3のサブシステムの機能を前記利用者の装置でのコンピュータ情報処理により実現させることを特徴とするプログラム。
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