JP5437513B1 - 水再利用システム - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽の残り湯等を再利用水として溜め、水使用機器にて再利用するためのシステムにおける不都合を解消し、信頼性や安定性に優れたシステムを提供する。
【解決手段】浴槽1の残り湯を含む再利用水を溜めるための貯水タンク2と、貯水タンク2に上記残り湯を送るための残り湯移送ライン11と、貯水タンク2内の上記再利用水を水使用機器3に送るための再利用水移送ライン21と、貯水タンク2に上水を導入するための上水導入ライン22と、貯水タンク2の内部に設けられ、当該貯水タンク2内の水位が所定の下限高さL2より低いときに上水導入ライン22を通じて貯水タンク2内に上水を導入させる定水位弁4と、を備え、定水位弁4は、貯水タンク2内の水位が所定の上限高さL1にあるときに当該貯水タンク2内の上記再利用水によって水没する。
【選択図】図1

Description

本発明は、浴槽の残り湯等を便器の洗浄水等として有効に再利用するためのシステムに関する。
従来、浴槽の残り湯等をトイレ(便器)等の水使用機器において利用するためのシステムが提案されている(たとえば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載されたシステムは、浴槽(A)の残り湯を再利用水として溜めるための貯水タンク(D)と、貯水タンク(D)に浴槽(A)の残り湯を送るための移送管(5)と、貯水タンク(D)内の再利用水をトイレ等の水使用機器に送るための配水管(2)とを備えている。浴槽(A)の残り湯はポンプ(4)を作動させることにより貯水タンク(D)に送り出され、貯水タンク(D)内に再利用水として一旦溜められる。貯水タンク(D)内の再利用水は、落差を利用することにより配水管(2)を通じてトイレ等の水使用機器に送られる。貯水タンク(D)には水位センサ(9)が設けられている。この水位センサ(9)の作用により、貯水タンク(D)内の水位が所定の範囲になるようにポンプ(4)の作動が制御される。
貯水タンク(D)には、浮子(101)を具備するボールタップ(10)が設けられており、このボールタップ(10)に上水道(11)が接続されて上水を貯水タンク(D)内に導入するように構成されている。ボールタップ(10)は貯水タンク(D)の満水時水位より上方に設置される一方、浮子(101)は貯水タンク(D)の底部付近に配置されており、便器(B)の洗浄1回分に相当する程度の水が貯水タンク(D)内に溜まるように構成されている。このような構成により、浴槽(A)の残り湯がなくなったとしても、便器(B)への水の供給を行うことができる。
しかしながら、上記従来のシステムにおいて、貯水タンク(D)内のボールタップ(10)と浮子(101)とは互いに離れており、浮子(101)は、アームを介してボールタップ(10)につながっている。そのため、上記アームの全長は比較的に長く、貯水タンク(D)内の水位が高いときには、浮子(101)に作用する浮力によって上記アームに過大な曲げモーメントが作用し、上記アームが変形ないし破損するおそれがあった。
実用新案登録第3023140号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、浴槽の残り湯等を再利用水として溜め、水使用機器にて再利用するためのシステムにおいて、上記した不都合を解消し、信頼性や安定性に優れた水再利用システムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される水再利用システムは、浴槽の残り湯を含む再利用水を溜めるための貯水タンクと、上記貯水タンクに上記残り湯を送るための残り湯移送ラインと、上記貯水タンク内の上記再利用水を水使用機器に送るための再利用水移送ラインと、上記貯水タンクに上水を導入するための上水導入ラインと、上記貯水タンクの内部に設けられ、当該貯水タンク内の水位が所定の下限高さより低いときに上記上水導入ラインを通じて上記貯水タンク内に上水を導入させる定水位弁と、を備え、上記定水位弁は、上記貯水タンク内の水位が所定の上限高さにあるときに当該貯水タンク内の上記再利用水によって水没しており、上記水使用機器は、上記貯水タンクよりも上位に設置され、かつ上方に洗浄用タンクが設けられた便器を含み、上記貯水タンク内の上記再利用水を上記洗浄用タンクに汲み上げるための再利用水汲み上げ手段を備え、上記洗浄用タンクは、外部に対して密封された主タンクと、大気中に開放された副タンクと、を備え、上記主タンクおよび上記副タンクは、互いの下部側面が第1の連通口を介して連通しており、上記主タンクの底部には、この底部に形成された第2の連通口を介して下方に延びるとともにその通水断面積が上記再利用水移送ラインの通水断面積より大であり、上記便器に上記主タンク内の洗浄水を送るための洗浄水移送ラインが接続されており、上記主タンクには、上記第1および第2の連通口の各々が開いた状態と閉じた状態とに切り換え可能な第1および第2の開閉扉と、上記第1および第2の開閉扉を略同時に閉状態から開状態に切り換えるための操作機構と、が設けられており、上記再利用水移送ラインは、一端が上記貯水タンク内の上記下限高さより下位において開放し、かつ他端が上記主タンクに接続されており、上記再利用水汲み上げ手段は、上記洗浄用タンクと、上記第1および第2の開閉扉と、上記操作機構と、上記再利用水移送ラインと、上記洗浄水移送ラインと、を含んで構成される、ことを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記副タンクには、当該副タンク内の水位が所定の高さを回復するように上記副タンクに上水を供給する上水供給手段が設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記浴槽は、上記貯水タンクよりも上位に設置される。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記貯水タンクは、上記浴槽よりも上位に設置され、上記浴槽内の上記残り湯を上記貯水タンクに汲み上げるための残り湯汲み上げ手段を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記残り湯汲み上げ手段は、上記残り湯移送ラインにつながり、上記浴槽内の上記残り湯を上記残り湯移送ラインに吐き出すためのポンプと、このポンプからの上記残り湯の吐出量に応じて当該ポンプの作動を制御する制御部と、を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、上記再利用水は雨水を含む。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る水再利用システムの一例を示す概略構成図である。 定水位弁の構造の一例を示す要部縦断面図である。 水使用機器の概略構成を主に示す要部縦断面図である。 図3の平面図である。 水使用機器を使用する際における水の流れを説明するための模式図である。 水使用機器を使用する際における水の流れを説明するための模式図である。 水使用機器を使用する際における水の流れを説明するための模式図である。 水使用機器を使用する際における水の流れを説明するための模式図である。 本発明に係る水再利用システムの他の例を示す概略構成図である。 制御部の回路構成図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1は、本発明に係る水再利用システムの一例を表している。本実施形態の水再利用システムX1は、浴槽1の残り湯等を再利用水として溜めるための貯水タンク2と、貯水タンク2に浴槽1の残り湯を送るための残り湯移送ライン11と、貯水タンク2内の再利用水を水使用機器3に送るための再利用水移送ライン21と、貯水タンク2に上水を導入するための上水導入ライン22と、貯水タンク2の内部に設けられた定水位弁4と、を備えて構成されている。
浴槽1は、貯水タンク2よりも上位にあり、たとえば戸建住宅の2階に設置される。貯水タンク2は、浴槽1の残り湯を含む再利用水を一旦溜めるものであり、たとえば戸外に設置されている。本実施形態において、貯水タンク2は、架台23上に設置されている。貯水タンク2は、たとえば、内面にFRPライニングが施された金属製容器体であり、満水時の容量が約200〜250Lである。なお、貯水タンク2の頂部には、外部に通じる開口(図示略)が設けられている。これにより、貯水タンク2は、大気中に開放されている。
残り湯移送ライン11は、一端が浴槽1の下部排水口につながって下方に延びており、貯水タンク2の頂部を貫通して貯水タンク2の内部まで通じている。残り湯移送ライン11の他端は、貯水タンク2の頂部近傍において開放している。残り湯移送ライン11の適所には、残り湯に混ざる夾雑物を除去するためのフィルタ111が設けられている。なお、本実施形態では、貯水タンク2には、雨水を導入するための雨水導入ライン24が接続されている。雨水導入ライン24は、その一端(上端)において雨樋Tを流れる雨水を受け入れ可能であり、下方に延びている。雨水導入ライン24は、貯水タンク2の頂部を貫通して貯水タンク2の内部まで通じており、他端(下端)が貯水タンク2の頂部近傍において開放している。雨水導入ライン24の適所には、雨水に混ざる夾雑物を除去するためのフィルタ241が設けられている。
本実施形態において、貯水タンク2には、その内部における再利用水の満水時の水位(上限高さL1)を規定するオーバーフロー管25が設けられている。オーバーフロー管25は、一端が貯水タンク2の底部付近にシールされた状態で接続されており、貯水タンク2の外部において上方に延びている。オーバーフロー管25の他端(上端)は開口しており、この上端開口25aの位置が内部の貯水タンク2の上限高さL1(満水時水位)に相当する。オーバーフロー管25はたとえば透明または半透明の合成樹脂製であり、オーバーフロー管25内の水位が外部から視認できるようになっている。上記構成によれば、オーバーフロー管25の水位と貯水タンク2内の水位とが同じ高さになるので、貯水タンク2内の水位を外部から容易に把握することができる。
上水導入ライン22は、上水道に接続されるとともに、シールされた状態にて貯水タンク2の側壁を貫通して当該貯水タンク2の内部に延びている。
定水位弁4は、貯水タンク2内の再利用水の水位が所定の下限高さL2より低いときに上水導入ライン22を通じて貯水タンク2内に上水を導入するものであり、貯水タンク2内において上水導入ライン22の端部に接続されている。
定水位弁4は、貯水タンク2の底部付近(下限高さL2近傍)に設置されている。定水位弁4は、いわゆる直接取付型であり、貯水タンク2内の水位が上限高さL1にあるときには当該貯水タンク2内の再利用水によって水没し、当該水没状態にて使用可能である。
図2に表れているように、定水位弁4は、たとえば、本体部41と、この本体部41に接続され、下方に延びる筒状部42とを備えている。本体部41には、上水導入ライン22に連通する弁室411と、この弁室411に隣接する弁室412と、弁室411,412の間を区画するダイヤフラム413(弁体)とが設けられている。ダイヤフラム413には、当該ダイヤフラム413が閉じた状態において弁室411,412内を同圧にするための貫通孔413aが形成されている。
本体部41にはまた、バルブ室414に収容されたフロートバルブ43と、このフロートバルブ43を開閉させるフロート44とが設けられている。フロート44は、両端部が回動可能に連結された連結部45を介して本体部41の下端に支持されるとともに、筒状部42の内側空間において上下動可能に収容されている。
本体部41には、バルブ室414の頂部と弁室412とを連通させる連通路415、およびバルブ室414の上部側方と筒状部42の内側空間とを連通させる連通路416が形成されている。
貯水タンク2内の水位が下限高さL2よりも高いときには、フロート44は再利用水によって上昇させられ、連結部45が上動する。そして、フロートバルブ43は、連結部45によって押し上げられ、連通路415,416を塞ぐ。このとき、弁室411には上水道の水圧が作用するが、ダイヤフラム413の貫通孔413aを通じて弁室411,412が同圧となる。そして、ダイヤフラム413は、弁室411側と弁室412側の受圧面積の差によって、上方に押し上げられて閉じる。
一方、貯水タンク2内の水位が上記下限高さL2よりも下がると、フロート44は降下し、連結部45が下動する。これに伴ってフロートバルブ43が降下し、弁室412と、連通路415、バルブ室414、連通路416とが連通し、弁室412が減圧される。そうすると、弁室411が相対的に高圧となって、ダイヤフラム413は、下方に押し下げられて開き、弁室411内の上水が弁室412、通路417、流出口418を経て、貯水タンク2内に導入される。
再利用水移送ライン21は、貯水タンク2の頂部を貫通して貯水タンク2の内部に通じており、一端(下端)が上記下限高さL2よりも下位にて開放している。再利用水移送ライン21の他端側は、水使用機器3につながっている。再利用水移送ライン21の内径寸法は、たとえばφ10mm程度とされる。
図1に表れているように、本実施形態において、水使用機器3は、洗浄用タンク3Aを具備する便器3Bであり、貯水タンク2よりも上位である2階に設置されている。洗浄タンク3Aは、便器3Bに流す洗浄水を溜めるものであり、便器3Bの上方に設けられている。
図3、図4に表れているように、洗浄用タンク3Aは、主タンク31、およびこれに隣接する副タンク32を備えて構成されている。これら主タンク31および副タンク32は、タンクケース33に収容されている。主タンク31は、上端が開口するタンク本体311と、当該開口をシールされた状態にて塞ぐ蓋体312とを有し、外部に対して密封されている。その一方、副タンク32は、上端が開口しており、大気中に開放されている。なお、図3、図4において、主タンク31、副タンク32、タンクケース33、配管類などの肉厚は簡略化のため図示を省略している。また、図4において、タンクケース33および蓋体312を省略している。
主タンク31の頂部(蓋体312)には、再利用水移送ライン21の他端がシールされた状態にて接続されている。再利用水移送ライン21の上下方向における寸法H1は、たとえば2m以下程度である(図1参照)。詳細は後述するが、図1に表れているように、再利用水移送ライン21の上部には、後述の上水用ライン51から分岐状に延びる分岐ライン511が接続されている。なお、再利用水移送ライン21の他端近傍において、貯水タンク2側から主タンク31側への水の流れのみを許容する逆止弁を設けてもよい。
主タンク31および副タンク32の隣接する隔壁34(タンク31,32の互いの下部側面)は、連通口34a(第1の連通口)を介して連通している。連通口34aの寸法は、たとえばφ20mm程度である。
主タンク31の底部313には、当該底部313を貫通する連通口313a(第2の連通口)が形成されている。主タンク31の底部にはまた、主タンク31内の洗浄水を便器3Bに送るための洗浄水移送ライン35が接続されている。洗浄水移送ライン35は、その一端(上端)がシールされた状態にて底部313に取り付けられており、連通口313aに通じている。詳細な図示説明は省略するが、洗浄水移送ライン35は、便器3Bに向かって下方に延びており、他端(下端)が便器3Bの内側面において開放している。連通口313aの寸法は、たとえばφ50mm程度である。洗浄水移送ライン35の内径寸法は、再利用水移送ライン21の内径寸法の数倍以上とされており、たとえばφ50mm程度である。これにより、洗浄水移送ライン35における通水断面積は、再利用水移送ライン21における通水断面積の数十倍程度となる。
主タンク31にはまた、連通口34a,313aの各々が開いた状態と閉じた状態とに切り換え可能な開閉扉36,37(第1および第2の開閉扉)と、これら開閉扉36,37を閉状態から開状態に切り換え操作するための操作機構38とが設けられている。
開閉扉36は、その基端部が主タンク31の下部側面に対して回動可能に取り付けられている。開閉扉36は、耐食性に優れ、かつ比重が比較的に大である金属からなり、たとえば砲金製(比重が約8.9)である。開閉扉36は、閉状態をとるときには、図3において実線で示すように先端部が斜め下方を向き、開状態をとるときには、図3において仮想線で示すように先端部が斜め上方を向く。
開閉扉37は、その基端部が主タンク31の底部に設けられた筒状の取付部材314に対して回動可能に取り付けられている。開閉扉37は、比較的に軽量(比重が開閉蓋36の比重よりも小であり、好ましくは1を超える)であるゴム材料からなり、たとえばクロロプレンゴム製である。開閉扉37は、閉状態をとるときには、図3において実線で示すように略水平姿勢であり、開状態をとるときには、図3において仮想線で示すように先端部が斜め上方を向く。
操作機構38は、回動軸381と、レバー382と、回動部材383と、チェーン384,385とを備える。回動軸381は、主タンク31の内部に配置される主軸381Aと、当該主軸381Aに対して相対回転不能に係合するレバー取付軸381Bと、を有する。レバー取付軸381Bは、シールされた状態にて蓋体312を貫通しており、主タンク31の外部における端部にレバー382が固定されている。主軸381Aは、主タンク31内の底部および側壁に設けられた軸受部386,387によって、鉛直方向の軸線周りに回動可能に支持されている。回動部材383は、主軸381Aの上端寄りの部位に設けられており、たとえば平面視略三角形のプレート状とされる。チェーン384は、その一端が開閉扉36の先端部に連結され、他端が回動部材383の適所に連結されている。チェーン385は、その一端が開閉扉37の先端部に連結され、他端が回動部材383の適所に連結されている。
このような構成により、レバー382を回すと、このレバー382に連動して回動軸381および回動部材383が回動する。そして、回動部材383の回動によってチェーン384,385が引っ張られ、開閉蓋36,37が開く。なお、回動部材383の形状や取付位置、およびチェーン384,385の長さや取付位置については、レバー382を回したときに開閉蓋36,37が略同時に開くように調整されている。
本実施形態において、副タンク32には、上水を供給するための上水供給手段5が設けられている。上水供給手段5は、副タンク32内の水位が所定の高さL3を回復するように副タンク32内に上水を供給するものであり、上水用ライン51と、上水用ライン51の端部に接続され、浮子521を具備するボールタップ52と、を備えて構成されている。上水用ライン51は、上水道に接続されるとともに副タンク32の側壁を貫通して当該副タンク32の内部に延びている。副タンク32の水位が上記高さL3より低い場合にはボールタップ52が開き、上水用ライン51を通じて副タンク32内に上水が供給される。副タンク32の水位が高さL3に達するとボールタップ52が閉じ、上水用ライン51からの上水の供給が停止する。なお、図1に表れているように、上水用ライン51には、分岐ライン511の一端が分岐状に接続されている。分岐ライン511の他端は、再利用水移送ライン21に接続されており、分岐ライン51には、開閉弁512が設けられている。分岐ライン511は、水再利用システムX1の稼働前に再利用水移送ライン21および主タンク31を充水するとともに、緊急時や非常時に再利用水移送ライン21に水を供給するためのものである。
なお、本実施形態において、副タンク32には、オーバーフロー管39が設けられている。オーバーフロー管39は、その一端(上端)が上記高さL3よりも上位において開放するとともに、シールされた状態にて隔壁34および取付部材314を貫通して延びている。オーバーフロー管39の他端は、洗浄水移送ライン35に通じている。
上記構成の水再利用システムX1において、貯水タンク2に溜まった再利用水は、便器3Bの洗浄水として利用される。貯水タンク2内の再利用水は、主に、浴槽1から残り湯移送ライン11を介して送られた残り湯を含む。浴槽1の残り湯は、1日1回入浴する場合で1日あたり約100〜150Lである。一方、便器3Bに流れる洗浄水は、トイレの使用1回あたり約6Lである。詳細は後述するが、便器3Bに流れる洗浄水(約6L)のうち、貯水タンク2内から送られる再利用水は、約5Lであり、残り約1Lについては、副タンク32に供給される上水によって賄われる。4人家族で1日3回のトイレ使用を想定すると、便器3Bの洗浄に消費される貯水タンク2内の再利用水は、1日あたり約60Lであり、浴槽1の残り湯で足りる。
なお、貯水タンク2の水位の下限高さL2は、たとえばトイレ5回使用時の再利用水の消費量(約25L)が貯水タンク2内に残留するように設定され、この下限高さL2に対応する高さ位置に定水位弁4が設置される。
次に、本実施形態の水再利用システムX1において、便器3Bを洗浄する際における水の流れについて、図5〜図8を参照して具体的に説明する。まず、トイレ使用前において、貯水タンク2の内部には適当量の再利用水が溜まっており、洗浄用タンク3Aにおける主タンク31の内部は、洗浄水で満たされている。また、貯水タンク2と主タンク31をつなぐ再利用水移送ライン21の内部についても、貯水タンク2からの再利用水(水再利用システムX1の稼働前においては分岐ライン511から供給される上水)によって満たされている。洗浄タンク3Aにおける副タンク32の内部には、水位が高さL3の上水が溜まっている。このような水の状態を簡略化した模式図を図5に表す。
図5において、主タンク31に設けられた開閉蓋36,37は閉じており、連通口34a,313aは各々閉じているので、主タンク31は密封された状態である。一方、貯水タンク2は大気中に開放しており、貯水タンク2内の再利用水には大気圧が作用する。そして、貯水タンク2と主タンク31をつなぐ再利用水移送ライン21の内部が再利用水で満たされているため、主タンク31の内部圧力は負圧(大気圧より低い圧力)となる。
次に、主タンク31に設けられたレバー382を回すと、上述したように開閉蓋36,37が略同時に開く。図6に示すように、開閉蓋36が開くと、連通口34aを介して主タンク31と副タンク32が連通する。副タンク32は大気中に開放した状態であるため、開閉蓋36が開くと主タンク31は密封状態ではなくなり、主タンク31も大気に開放した状態となる。ここで、開閉蓋37も開いているため、連通口313aを介して主タンク31と洗浄水移送ライン35が連通する。主タンク31は再利用水移送ライン21とも連通するが、洗浄水移送ライン35の通水断面積が再利用水移送ライン21の通水断面積よりも相当に大きい。このため、主タンク31内の水については、洗浄水移送ライン35側に落下する推進力が再利用水移送ライン21側に戻る推進力よりも大きい。したがって、主タンク31内の洗浄水は、連通口313aを介して洗浄水移送ライン35へ流れる。そうすると、主タンク31内が瞬間的に負圧になるので、再利用水移送ライン21内の水が主タンク31内に導入される。
開閉蓋36は、比重が相当に大きいので、しばらくすると自重により閉状態に戻る。レバー382の操作後に開閉蓋36が閉状態に戻るまでの時間は、たとえば約2〜3秒である。
図7に示すように、開閉蓋36が閉じた時点において、開閉蓋37はまだ開いている。ここでも、主タンク31内の水は、連通口313aを通じて洗浄水移送ライン35に落下し続け、便器3Bに流れる。そして、洗浄水移送ライン35への水の落下によって主タンク31内が瞬間的に負圧になるので、再利用水移送ライン21内の水が主タンク31に導入される。その結果、貯水タンク2内の再利用水が再利用水移送ライン21を介して主タンク31に送り込まれる。
ここで、開閉蓋37には、主タンク31から洗浄水移送ライン35への水の流れによって吸引力が作用する。そして、しばらくすると、上記吸引力によって、図8に示すように、開閉蓋37は閉状態に戻る。このとき、両開閉蓋36,37は閉じており、主タンク31は密封された状態に戻る。レバー382の操作後に開閉蓋37が閉状態に戻るまでの時間は、たとえば約7〜8秒である。
このようなことから理解されるように、開閉蓋36,37が開いている間は、主タンク31内の洗浄水が洗浄水移送ライン21を介して便器3Bに流出し、副タンク32内の上水および再利用水移送ライン21内の再利用水が主タンク31に流入する(図6参照)。その後、開閉蓋37のみが開いている間は、主タンク31内の洗浄水が洗浄水移送ライン35を介して便器3Bに流出し、貯水タンク2の再利用水が再利用水移送ライン21を介して主タンク31に流入する(図7参照)。そして、レバー382の回動を契機とする上記一連の動作により、低位置にある貯水タンク2の水が高位置にある主タンク31(洗浄用タンク3A)に汲み上げられる。上記構成の洗浄用タンク3A、開閉扉36,37、操作機構38、再利用水移送ライン21、および洗浄水移送ライン35は、本発明でいう再利用水汲み上げ手段を担う。なお、副タンク32における上水の減少分は、上水供給手段5によって副タンク32に補給される。
次に、水再利用システムX1の作用について説明する。
本実施形態の水再利用システムX1において、再利用水を溜めるための貯水タンク2には、水位が所定の下限高さL2より低いときに上水を導入させる定水位弁4が設けられている。このような構成によれば、貯水タンク2内に溜まった再利用水が減少しても、便器3B(水使用機器3)に送るための一定量の水を確保することが可能であり、当該水使用機器3へ安定した水の供給を行うことができる。
また、定水位弁4は、たとえば図2を参照して上述した構造を具備することにより、水没した状態にて使用するのに適している。本実施形態と異なり、たとえば浮子を具備するボールタップを用いる場合には、水位が上昇するとアームの破損等のおそれが生ずる。これに対し、上記構成の定水位弁4によれば、貯水タンク2内の水位が上昇しても何ら不都合が生ずることはない。したがって、水再利用システムX1としての信頼性や安定性を高めることができる。
浴槽1は貯水タンク2よりも上位に設置されているため、浴槽1の残り湯を自然流下によって貯水タンク2に送ることができる。このような構成によれば、貯水タンク2に再利用水を溜めるのに電力消費を伴わない。また、本実施形態においては、雨水についても自然流下によって貯水タンク2に導入されるように構成されている。かかる構成によれば、貯水タンク2内に再利用水を安定的に確保するのに適しており、水資源や電力資源の節約に寄与する。
便器3B(水使用機器3)は、貯水タンク2よりも上位に設置されている。本実施形態では、貯水タンク2からの水の汲み上げは、上述のように、洗浄用タンク3A、開閉扉36,37、操作機構38、再利用水移送ライン21、および洗浄水移送ライン35の協働によって、ポンプ等による電力消費を伴うことなく行うことができる。このような構成によれば、電力資源の節約を図るとともに、水再利用システムX1としての信頼性や安定性を高めることができる。
図9は、本発明に係る水再利用システムの他の例を示している。なお、図9以降の図面において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付しており、適宜説明を省略する。
図9に示された水再利用システムX2は、浴槽1および水使用機器3の配置が上記実施形態と異なっており、これら配置の相違に伴って種々の変更が施されている。
本実施形態において、貯水タンク2は、上記実施形態と同様に、たとえば戸外において架台23上に設置されている。一方、浴槽1および水使用機器3は、戸建住宅の1階に設置されている。これにより、貯水タンク2は、浴槽1および水使用機器3よりも上位に設置されている。
本実施形態の水再利用システムX2は、浴槽1内の残り湯を貯水タンク2に汲み上げるための残り湯汲み上げ手段6を備えている。残り湯汲み上げ手段6は、たとえば、浴槽1内に投入される水中ポンプ61と、水中ポンプ61の吐出口に接続されるホース62と、水中ポンプ61に電力を供給するための電力線63と、水中ポンプ61への電力供給を制御する電源部64(制御部)とを備える。
電源部64は、たとえば図10に示された回路構成を有する。水中ポンプ61の定常運転時において、当該水中ポンプ61のモータMへの電力供給は、メータリレー642を介して行われる。メータリレー642は、モータMの電流値が所定の設定値よりも低下すると、接点が作用し、それをスイッチ切換器645が検知して、スイッチ646が切れるように構成されている。
電源スイッチ641を入れた直後、すなわちモータMの起動時には電流値が瞬間的に高くなるが、その後モータMが定常運転になるまでの間は電流値が定格電流値よりも低い。このため、たとえば電源を入れた後、モータMが定常運転状態になるまでの所定時間(2〜5秒程度)は、タイマ643によりスイッチ644が入り、メータリレー642の作動を防止するようにしておく。モータMの起動後において上記所定時間が過ぎると、タイマ643によりスイッチ644が切れ、メータリレー642が作動する状態となる。ここで、モータMは定常運転状態であり、水中ポンプ61によって浴槽1の残り湯が汲み上げられる。浴槽1内の残り湯が少なくなり、水位が水中ポンプ61の吸入口まで低下すると、水中ポンプ61には残り湯に混ざって空気が吸い込まれる。そうすると、水中ポンプ61からの残り湯の吐出量が減少し、モータMの電流値が低下する。そして、当該電流値が上記設定値より低下すると、メータリレー642が作動(接点が切れる)し、このメータリレー642の作動によりスイッチ646が切れ、モータMの運転が停止する。
上記構成の電源部64によると、浴槽1の残り湯が少なくなると、水中ポンプ61からの残り湯の吐出量が減少し、モータM(水中ポンプ61)の運転が停止するように制御される。これにより、水中ポンプ61が空引き運転となることは防止される。
本実施形態において、貯水タンク2の内部には、上記実施形態と同様の定水位弁4が設置される。本実施形態においても、定水位弁4は、貯水タンク2の底部付近(下限高さL2近傍)に設置されており、貯水タンク2内の水位が上限高さL1にあるときには当該貯水タンク2内の再利用水によって水没し、当該水没状態にて使用可能である。本実施形態の定水位弁4の構造は、図2を参照して上述した上記実施形態のものと同じであるので、その説明は省略する。
本実施形態において、貯水タンク2には、たとえば洗面所で使用された手洗い水を導入するための手洗い水導入ライン26が接続されている。上記洗面所は、貯水タンク2よりも上位に設置されている。手洗い水導入ライン26は、一端がシンクの下部排水口につながって下方に延びている。手洗い水導入ライン26は、貯水タンク2の頂部を貫通して貯水タンク2の内部まで通じており、他端(下端)が貯水タンク2の頂部近傍において開放している。手洗い水導入ライン26の適所には、夾雑物を除去するためのフィルタ261が設けられている。
再利用水移送ライン21は、その一端が貯水タンク2の下限高さL2よりも下方の底部付近にシールされた状態で接続されている。再利用水移送ライン21の他端側は、水使用機器3につながっている。
水使用機器3は、洗浄用タンク3Aを具備する便器3Bであるが、貯水タンク2よりも下位に設置されている。このため、貯水タンク2内の再利用水は、再利用水移送ライン21を介して自然流下によって洗浄用タンク3Aに送ることができ、洗浄水として溜められる。洗浄用タンク3Aは、上記実施形態と異なり、単一槽からなる。再利用水移送ライン21は、洗浄用タンク3Aの側壁上部を貫通して洗浄用タンク3Aの内部に通じている。詳細な図示説明は省略するが、洗浄用タンク3Aの内部において、再利用水移送ライン21の端部には、たとえば浮子を具備するボールタップが設けられており、洗浄用タンク3A内に一定量の洗浄水が溜まるように構成されている。そして、図示しないレバーの操作によって、洗浄用タンク3Aから所定量の洗浄水が便器3Bに流れるように構成されている。
本実施形態の水再利用システムX2において、再利用水を溜めるための貯水タンク2には、水位が所定の下限高さL2より低いときに上水を導入させる定水位弁4が設けられている。このような構成によれば、貯水タンク2内に溜まった再利用水が減少しても、便器3B(水使用機器3)に送るための一定量の水を確保することが可能であり、当該水使用機器3へ安定した水の供給を行うことができる。
また、定水位弁4は、たとえば図2を参照して上述した構造を具備することにより、水没した状態にて使用するのに適している。本実施形態と異なり、たとえば浮子を具備するボールタップを用いる場合には、水位が上昇するとアームの破損等のおそれが生ずる。これに対し、上記構成の定水位弁4によれば、貯水タンク2内の水位が上昇しても何ら不都合が生ずることはない。したがって、水再利用システムX2としての信頼性や安定性を高めることができる。
本実施形態において、浴槽1内に投入される水中ポンプ61は、このポンプ61から吐出される残り湯の量に応じて当該水中ポンプ61の運転が制御される。このような構成によれば、水中ポンプ61の空引き運転が防止され、水中ポンプ61の損傷を回避することができる。このことは、水再利用システムX2としての信頼性や安定性を高めるうえで好ましい。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る水再利用システムの各部の構成は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態において、浴槽1内の残り湯を汲み上げるためのポンプとして、浴槽1内に投入される水中ポンプ61を用いた場合を例に挙げたが、これに限定されない。たとえば、浴槽1の外部において残り湯移送ライン11に接続されるポンプを用いてもよい。
本発明に係る水再利用システムの住宅等への設置は、新築時あるいは既存建物の改築時のいずれであってもよい。
X1,X2 水再利用システム
1 浴槽
11 残り湯移送ライン
2 貯水タンク
21 再利用水移送ライン
22 上水導入ライン
3 水使用機器
3A 洗浄用タンク
3B 便器
31 主タンク
313a 連通口(第2の連通口)
32 副タンク
34 隔壁
34a 連通口(第1の連通口)
35 洗浄水移送ライン
36 開閉扉(第1の開閉扉)
37 開閉扉(第2の開閉扉)
38 操作機構
4 定水位弁
5 上水供給手段
6 残り湯汲み上げ手段
61 水中ポンプ
64 電源部(制御部)

Claims (6)

  1. 浴槽の残り湯を含む再利用水を溜めるための貯水タンクと、
    上記貯水タンクに上記残り湯を送るための残り湯移送ラインと、
    上記貯水タンク内の上記再利用水を水使用機器に送るための再利用水移送ラインと、
    上記貯水タンクに上水を導入するための上水導入ラインと、
    上記貯水タンクの内部に設けられ、当該貯水タンク内の水位が所定の下限高さより低いときに上記上水導入ラインを通じて上記貯水タンク内に上水を導入させる定水位弁と、を備え、
    上記定水位弁は、上記貯水タンク内の水位が所定の上限高さにあるときに当該貯水タンク内の上記再利用水によって水没しており、
    上記水使用機器は、上記貯水タンクよりも上位に設置され、かつ上方に洗浄用タンクが設けられた便器を含み、
    上記貯水タンク内の上記再利用水を上記洗浄用タンクに汲み上げるための再利用水汲み上げ手段を備え、
    上記洗浄用タンクは、外部に対して密封された主タンクと、大気中に開放された副タンクと、を備え、
    上記主タンクおよび上記副タンクは、互いの下部側面が第1の連通口を介して連通しており、
    上記主タンクの底部には、この底部に形成された第2の連通口を介して下方に延びるとともにその通水断面積が上記再利用水移送ラインの通水断面積より大であり、上記便器に上記主タンク内の洗浄水を送るための洗浄水移送ラインが接続されており、
    上記主タンクには、上記第1および第2の連通口の各々が開いた状態と閉じた状態とに切り換え可能な第1および第2の開閉扉と、上記第1および第2の開閉扉を略同時に閉状態から開状態に切り換えるための操作機構と、が設けられており、
    上記再利用水移送ラインは、一端が上記貯水タンク内の上記下限高さより下位において開放し、かつ他端が上記主タンクに接続されており、
    上記再利用水汲み上げ手段は、上記洗浄用タンクと、上記第1および第2の開閉扉と、上記操作機構と、上記再利用水移送ラインと、上記洗浄水移送ラインと、を含んで構成される、ことを特徴とする、水再利用システム。
  2. 上記副タンクには、当該副タンク内の水位が所定の高さを回復するように上記副タンクに上水を供給する上水供給手段が設けられている、請求項に記載の水再利用システム。
  3. 上記浴槽は、上記貯水タンクよりも上位に設置される、請求項1または2に記載の水再利用システム。
  4. 上記貯水タンクは、上記浴槽よりも上位に設置され、
    上記浴槽内の上記残り湯を上記貯水タンクに汲み上げるための残り湯汲み上げ手段を備える、請求項1または2に記載の水再利用システム。
  5. 上記残り湯汲み上げ手段は、上記残り湯移送ラインにつながり、上記浴槽内の上記残り湯を上記残り湯移送ラインに吐き出すためのポンプと、このポンプからの上記残り湯の吐出量に応じて当該ポンプの作動を制御する制御部と、を備える、請求項に記載の水再利用システム。
  6. 上記再利用水は雨水を含む、請求項1ないしのいずれかに記載の水再利用システム。
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