JP5433538B2 - 通信量削減方法 - Google Patents
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Description
プログラムと、クライアント処理装置とネットワークで接続したサーバ処理装置(コンピ
ュータ)で動作するサーバプログラムの通信方法に関する。
自由にインストールできる。インストールしたアプリは各々必要に応じて独立してネット
ワークを介してサーバと通信を行う。
ラムが各々サーバと通信するとき、ウィジェットが出力するサーバに対するリクエストを
、クライアント端末に配したバッファに保存しておき、バッファが一杯になる、又はバッ
ファ期間が満了するタイミングでバッファに溜まったリクエストをサーバに向かって一括
送信し、サーバから応答データを受信すると、受信データを解析し、リクエストしたウィ
ジェットを特定して、個々のウィジェットに返すことにより、
ネットワーク通信の発生回数を抑制することができ、通信トラフィックの増大を防ぐこと
を可能とする方法を開示している。
リ同士が連携して動作することが可能である。
の送受信が発生すると、送受信処理の負荷により性能が悪化することがあった。
になる又はバッファ期間が満了するまでリクエストが送出されないため、通信量を削減す
ることが可能となるが、アプリがリクエストしたときにすぐにリクエストが発生しないこ
とがあるため、レスポンス受信が遅くなることがあると考えられる。
ラムが動作するクライアント装置の処理性能を向上すること。特にユーザ操作に対するレ
スポンスを向上すること。
同時に動作しているとき、
第一のアプリがサーバ処理装置に第一のリクエストを送信するタイミングで、第二のアプ
リがサーバ処理装置に第二のリクエストを送信することが多い場合、
第一のリクエストと第一のリクエストに関連する第二のリクエストとの対応関係をクライ
アント処理装置の通信グルーピングテーブルに格納しておく。
する全てのリクエストを仲介する。
ストを通信グルーピングテーブルから検索し、第一のリクエストの記述があれば、第二の
リクエストを生成し、第一及び第二のリクエストを合成してサーバ処理装置に送信する。
サーバ処理装置が合成したリクエストを受けると、第一のリクエストと第二のリクエスト
に対する処理を各々実施し、双方の処理結果を合成してクライアント処理装置に返す。
応する処理結果を第一のアプリに返し、その他の処理結果はサーバ通信キャッシュに保存
する。
エストに対応する処理結果がサーバ通信キャッシュに存在するかどうかを調べ、サーバ通
信キャッシュにあればその処理結果を第二のアプリに返す。
施することでアプリの性能向上を実現する。
図1に実施例1におけるシステムの構成図を示す。
ットワーク100を介して通信して処理を実施するように構成する。
部(111、131)、メモリ(120、140)等を持つコンピュータである。
処理を行う。表示部はプログラムをCPU(112、132)の処理結果をユーザに示し、入力部(11
5、135)はユーザからの入力を受け付ける。通信部(111、131)は、ネットワーク100を介し
て別の処理装置とデータのやり取りを実施する。さらにクライアント処理装置110には自
車位置を取得するためにGPS114がある。
サーバ機能145、提供機能群141がある。
本実施例では、ナビアプリ122と広告アプリ123の二つのアプリを例に説明する。
アプリの画面201と広告アプリ画面202を示す。
従って広告の内容を自動的に変更する。
から取得し、広告アプリ123が表示する広告データはサーバ処理装置130の広告配信機能143から取得する。
、例えば格子状で区切られた地図の左上の緯度と経度を地図配信機能142に送信すること
で実現する。
上記の35.584653と139.524095は、格子の左上の緯度と経度の値である。mapは提供機能141を特定するために用い、この場合は地図配信機能142を利用することを表す。このURLにリクエストを送信するとサーバ機能145は地図配信機能142に緯度と経度を渡すと地図データを返す。
ており、広告データを取得する際は、例えば格子状で区切られた地図の左上の緯度と経度
を広告配信機能143に送信することで実現する。
うに構成する。
上記の35.584653と139.524095は、格子の左上の緯度と経度の値である。advは提供機能141を特定するために用い、この場合は広告配信機能143を利用することを表す。このURLにリクエストを送信するとサーバ機能145は広告配信機能143に緯度と経度を渡すと広告データを返す。
たメッシュコードを用いても良い。
ように、ユーザが自由に端末にアプリをインストールして利用する形態が一般的になりつ
つある。本実施例におけるナビアプリ122、広告アプリ123も同様に、独自に開発されユ
ーザが自由にインストールして利用することを想定している。
0の通信グルーピングテーブル126に図3に示すようなデータを格納する。
通信グルーピングテーブル126のリクエストURL301にはアプリが呼び出したURLを格納し、
関連リクエストURL302は同タイミングで発生する可能性が高いリクエストのURLを格納す
る。
て作成する、又はアプリの組み合わせを考慮して自動的に作成することが考えられる。
2に対して地図データ取得要求502を出す。
介機能124及びクライアント通信仲介機能144を介して、広告配信機能143に対して広告データ取得要求514を実施する。
既にサーバ通信キャッシュ127に広告データが存在していれば、サーバ処理装置130にリクエストを出力せず保存されている広告データを読み込み(515)、広告アプリ123に返す(516)。
に既にそのリクエストの処理結果が存在するかどうかを調べる(602)。
合、すでに関連リクエストの処理結果も存在することが多いので、関連リクエストに対し
ては通常の処理を行う。処理結果が存在していないならば、リクエストURLが通信グルー
ピングテーブル126に存在するかどうかを調べる(604)。リクエストURLが存在していない
ならば、サーバ処理装置130へリクエストを送出する(606)。
はadvのリクエストである。リクエストURL301に含まれる%1%及び%2%はアプリが設定した
緯度及び経度である。関連リクエストURL302の%1%、%2%はアプリが設定した緯度及び経度
と同じ値を利用できることを表す。リクエストと関連リクエストのそれぞれに含まれるパ
ラメータの変数名を同じにすることにより、リクエストと関連リクエスト間のパラメータ
の関連性を定義できる。%1%、%2%を実際の値に置き換えることで、関連リクエストURL302
を生成する。
かの計算により算出した結果をパラメータとして利用しても良い。その場合、グルーピン
グテーブル内にパラメータ間の関係を定義しておく。例えば、以下のように、2つのパラ
メータ%1%、%2%を用いて、リクエスト及び関連リクエストではそれぞれ異なった値が定義
される。
%+%2%生成したURLに対応する処理結果が、サーバ通信キャッシュ126に存在するかどうかを調べる(605)。
そのままサーバ処理装置へ送出する(606)。
このとき、<リクエストURL>及び<関連リクエストURL>は、リクエストのパラメータにパラ
メータとして利用できない文字も利用可能とするためにエンコード済みのURLを用いる。
クライアント仲介機能144のURLに変換したらサーバ処理装置へリクエストを送出する(610)。
に分割する(612)。
力したリクエストの処理結果をアプリに返す(614)。
関連リクエストURLへのリクエストが発生したらリクエスト中URLを参照し、
リクエスト中URLに関連リクエストが存在していればサーバ処理装置130にリクエストを出さずにリクエスト中のURLに含まれている関連リクエストの処理結果が返るのを待つ方法が考えられる。
する(702)。
理結果を取得する(705)。
能を呼び出す(703)。
、例えばZIPによる圧縮を行う方法が考えられる。
実施例1では、各提供機能141が一つのサーバ処理装置130で稼動する場合の例を示した。
実施例2では、各提供機能141及び通信仲介機能144が各々一つのサーバ処理装置130-1〜130-3で稼動する場合の例を示す。
ストURL302はそれぞれ別のサーバ通信処理装置130のURLとなる。
広告配信機能143は各々別のサーバ処理装置130で稼動する。
処理装置:仲介130-1とサーバ処理装置:地図配信130-2及び、サーバ処理装置:仲介130-1とサーバ処理装置:広告配信130-3の間の通信速度が速い場合や、クライアント処理装置110に比べてサーバ処理装置:仲介130-1の処理速度が速い場合に有効である。このような場合でも、上記のように、リクエストURLと関連リクエストURLがクライアント処理装置110からサーバ処理装置130-1へ一括して送出され、かつ、それぞれのリクエストに対する処理結果も同様に、サーバ処理装置130-1からクライアント処理装置110に一括して送出されるため、リクエストや処理結果の送出の時間が短縮される。
実施例1において、通信グルーピングテーブル126を自動生成する実施例を示す。
生することが多い2つのリクエストを見つけ、それら2つのリクエストの間に関連性があ
れば通信グルーピングテーブル126にリクエストURL301及び関連リクエストURL302を登録する。通信グルーピングテーブル更新処理のフローチャートを図9に示す。
時刻と時刻の差が5秒以内のログを集め、一つのリクエスト群とする。
タの関連性を抽出する(902)。例えば、以下の二つのリクエストが特定時間内に発生した
場合、パラメータを比較すると、lat及びlng(緯度及び経度)に設定している値が同一で
あるため、関連性があると言える。
http://advserver.com/getadv?lat=35.584653&lng=139.524095
あったリクエストの組み合わせをカウントする(904)。例えば、上記の二つのURLの場合、
http://mapserver.com/getmapとhttp://advserver.com/getadvの組み合わせに対して関連があった回数に1を足す。
トする(905)。
から繰り返す。
信グルーピングテーブルに登録する(907)。関連性の高さの判定方法として、例えば、特
定のリクエストの組み合わせについて関連性はあったが、関連性のなかった回数がゼロだ
った場合、あるいは、特定のリクエストの組み合わせについて関連性のあった回数が、関
連性のあった回数と関連性のなかった回数の合計に対して50%以上であった場合、関連性
があると判断する、等が考えられる。
に含まれるパラメータの値は%1%、%2%のように変数化する。
エスト及びその関連リクエストとして、通信グルーピングテーブルに登録し終えたら、終
了する(908)。
リ121の組み合わせの特性に合わせて更新できる。
最初にユーザによって入力されたリクエストに関連する関連リクエストが複数ある場
合を説明する。例えば、入力されたリクエストAに関連するリクエストB又はCのいずれ
かがユーザによって選択される場合、あるいは、入力されたリクエストAの後に関連する
リクエストB、続けてリクエストCが選択される場合などがある。
合成して送信したり、合成された処理結果を受け取ったりするための送受信制御テーブル
を図10に示す。図10では、入力されたリクエストに対してn個の関連リクエストがあ
る場合を示す。図10は、関連リクエストがない場合でも適用できる。図10の送受信制
御テーブルには、リクエスト、複数の関連リクエストのそれぞれについて、サーバ通信キ
ャッシュ127内に処理結果が存在するかどうかを示すフラグX、及びサーバ処理装置130にリクエストを送信するかどうかを示すフラグY(Y=1−x)が設けられている。フラグYの定義から明らかなように、フラグYは実質的にフラグXと等価である、即ち、フラグXの値に連動してフラグYの値が決まる。
拡張したものを図11に示す。図11に示すテーブルには、実施例3で示したように、通
信のログに基づいて予めリクエスト間の関連が定義されているものとする。
以下に示す。以下に示す手順は、関連リクエストがない、リクエスト単体の場合でもその
まま適用できる。
ングテーブルを参照して、図10の送受信制御テーブルに入力リクエスト及び関連リクエ
ストのURLを設定する。
ーブルのフラグXに、処理結果の存在の有無に応じて1(有)又は0(無)を設定する。
定する。即ち、フラグXが0ならば、フラグYに1を設定し、フラグXが1ならば、フラ
グYに0を設定する。(サーバ通信キャッシュ127内に処理結果が存在すれば、サーバ処
理装置130にリクエストを送信せず、処理結果が存在すれば、リクエストを送信する。)
信キャッシュ127から取り出して、それぞれのアプリに返す。
ーバ処理装置130に送信し、サーバ処理装置130から合成された処理結果をまとめて受け取ったら分割してサーバ通信キャッシュに保存する。
110 クライアント処理装置
111 クライアント処理装置の通信部
112 クライアント処理装置のCPU
113 クライアント処理装置の表示部
114 クライアント処理装置のGPS
115 クライアント処理装置の入力部
120 クライアント処理装置のメモリ
121 アプリ群
122 ナビアプリ
123 広告アプリ
124 サーバ通信仲介機能
125 GPS管理機能
126 通信グルーピングテーブル
127 サーバ通信キャッシュ
130 サーバ処理装置
131 サーバ処理装置の通信部
132 サーバ処理装置のCPU
133 サーバ処理装置の表示部
134 サーバ処理装置のHDD
135 サーバ処理装置の入力部
140 サーバ処理装置のメモリ
141 提供機能群
142 地図配信機能
143 広告配信機能
144 クライアント通信仲介機能
145 サーバ機能
Claims (7)
- 複数のプログラムが連携して動作するクライアント処理装置と、
前記クライアント処理装置に接続され、前記プログラムからのリクエストに対応した処理を実行するサーバ処理装置と、を有し、
前記クライアント処理装置は、
第一のプログラムが前記サーバ処理装置の第一のURLへ送出する第一のリクエストと、前記第一のプログラムから呼び出される第二のプログラムが第二のURLへ送出する第二のリクエストがあったとき、
前記クライアント処理装置内の通信グルーピング情報に定義された、前記第一のリクエストと前記第二のリクエストとの関連に基づいて、
前記第一のプログラムから前記第一のリクエストが送出されたとき、前記通信グルーピング情報から前記第二のリクエストを抽出し、前記第一のリクエストと前記第二のリクエストを合成したリクエストを前記サーバ処理装置の仲介機能の第三のURLへ送信し、
前記サーバ処理装置は、
前記仲介機能によって、前記第一のURLに対して、前記第一のリクエストを処理する第一の提供機能を呼び出して第一の処理結果を取得し、前記第二のURLに対して、前記第二のリクエストを処理する第二の提供機能を呼び出して第二の処理結果を取得し、
前記第一及び第二の処理結果を合成して前記クライアント処理装置に返し、
前記クライアント処理装置は、
前記合成された処理結果を分割し、前記第一の処理結果を前記第一のプログラムに返し、
前記第二の処理結果はキャッシュに保存し、
前記第二のリクエストが発生したとき、前記キャッシュから前記第二の処理結果を取得して前記第二のプログラムに返す
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1に記載の通信システムにおいて、
前記クライアント処理装置は、
前記サーバ処理装置へ前記第一のリクエストを送出した後、前記合成された処理結果を受信する前に前記第二のリクエストが発生した場合は、前記第二のリクエストを前記サーバ処理装置へ送信せず、
前記サーバ処理装置から、前記合成された処理結果が返されるのを待つ
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1または2に記載の通信システムにおいて、
前記サーバ処理装置で動作する仲介機能、前記第一の提供機能、前記第二の提供機能を、別のサーバ処理装置で動作するように構成し、前記仲介機能は、リクエストに応じて前記別のサーバ処理装置にある提供機能を呼び出す
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1から3のいずれか一に記載の通信システムにおいて、
前記第一のリクエストと前記第二のリクエストが各々、パラメータを持っているときに、前記第一のリクエストのパラメータと、前記第二のリクエストのパラメータの間の関係を前記通信グルーピングテーブル内に定義しておき、
前記第一のリクエスト発生時に、前記通信グルーピングテーブル内に定義した関係を利用し、前記第一のリクエストに含まれるパラメータから、前記第二のリクエストに含まれるパラメータを生成する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項1から4のいずれか一に記載の通信システムにおいて、
前記クライアント処理装置から前記サーバ処理装置へのリクエストの送信履歴から前記通信グルーピングテーブルを生成する際に、
前記クライアント処理装置から前記サーバ処理装置へのリクエスト送信時に、前記クライアント処理装置ではログを記録しておき、
前記クライアント処理装置で動作する通信グルーピングテーブル更新機能は、溜まったログを解析し、
リクエストが発生した時刻の差が特定時間内であるリクエストを抽出し、
前記ログ内で前記第三のリクエストと前記第四のリクエストが同時に発生した回数を評価し、評価の結果、同タイミングで発生することが多いことが分かったらそれらを前記通信グルーピングテーブルに格納する
ことを特徴とする通信システム。 - 請求項5に記載の通信システムにおいて、
前記第三のリクエストと前記第四のリクエストのパラメータ値を比較し、パラメータ値の間に関係があるときに、前記第三のリクエストと前記第四のリクエストを対応付けて前記通信グルーピングテーブルに格納する
ことを特徴とする通信システム。 - 複数のプログラムが連携して動作するクライアント処理装置と、
前記クライアント処理装置に接続され、前記プログラムからのリクエストに対応した処理を実行するサーバ処理装置とを有し、
前記クライアント処理装置は、
第一のプログラムが前記サーバ処理装置の第一のURLへ送出する第一のリクエストと、前記第一のプログラムから呼び出される第二のプログラムが一連の操作の中で第二のURLへ送出する第二のリクエストがあったとき、
前記クライアント処理装置内の通信グルーピング情報に定義された、前記第一のリクエストと前記少なくとも一つの第二のリクエストとの関連に基づいて、
前記第一のプログラムから前記第一のリクエストが送出されたとき、前記リクエストの送受信を制御するための制御情報に、前記第一のリクエストと前記少なくとも一つの第二のリクエストを設定し、
キャッシュ内に、前記第一のURLに対する前記第一のリクエスト及び前記第二のURLに対する前記少なくとも一つの第二のリクエストのそれぞれに対応した処理結果が既に存在するかどうかを調べて、存在の有無に応じたオン又はオフの第1のフラグを、前記第一のリクエスト及び前記少なくとも一つの第二のリクエストのそれぞれに対応して、前記制御情報に設定し、
前記第1のフラグの値の補数である第2のフラグを、前記第一のリクエスト及び前記少なくとも一つの第二のリクエストのそれぞれに対応して、前記制御情報に設定し、
前記第1のフラグがオンである少なくとも一つの前記リクエストのそれぞれの処理結果を、前記プログラムのそれぞれに返し、
前記第2のフラグがオンである少なくとも一つの前記リクエストを合成して前記サーバ処理装置に送信し、前記サーバ処理装置から合成された処理結果をまとめて受け取ったら分割してキャッシュに保存する
ことを特徴とする通信システム。
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