JP5428243B2 - 画像処理装置および電子カメラ並びに画像振り分けプログラム - Google Patents

画像処理装置および電子カメラ並びに画像振り分けプログラム Download PDF

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Description

本発明は、入力する画像を撮影対象毎に振り分ける画像処理技術に関する。
近年、大容量のメモリを搭載した電子カメラが広く普及している。一般に、このような電子カメラは、画像を撮影順に所定の番号を付けてメモリに記憶するようになっている。このため、様々な撮影対象の画像が同じ記憶領域に一緒に記憶されていた。
一方、電子カメラで撮影される人物の顔を認識し、その人物に応じた撮影条件を設定する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−150603号公報
従来技術では、撮影対象が異なる撮影画像が電子カメラのメモリの同じ記憶領域に一緒に記憶されるため、撮影した画像を撮影対象に応じてそれぞれ別々のフォルダに分類して記憶したい場合は、撮影者が撮影後に画像を1枚ずつ見ながら分類する必要があった。特に、スポーツ撮影など同じ被写体を大量に撮影する場合や、大容量メモリに数年間に亘る大量の撮影画像が保存されている場合など、膨大な数の撮影画像を撮影対象毎に分類する作業は煩雑で手間が掛かるという問題があった。また、撮影される人物の顔を認識して撮影条件を変える従来技術は、人物の顔に限定されるため顔の認識が難しいアングルや風景などの被写体には適用することが難しいという問題があった。
本発明の目的は、予め登録された撮影対象に応じて自動的に撮影画像を振り分けることが可能な画像処理装置および電子カメラ並びに画像振り分けプログラムを提供することである。
本発明に係る画像処理装置は、撮影時の焦点検出領域情報を含む画像を入力する画像入力部と、画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを事前に登録する画像パターン登録部と、前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶部と、前記画像入力部から入力した画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記焦点検出領域情報が示す焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、前記画像認識部が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記画像入力部から入力する画像を記憶する制御部とを有することを特徴とする。
或いは、本発明に係る画像処理装置は、撮影時の焦点検出領域情報を含む撮影済みの画像を再生する画像再生部と、前記画像再生部で再生中の画像から画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを登録する画像パターン登録部と、前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶部と、前記画像再生部が再生する画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記焦点検出領域情報が示す焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、前記画像認識部が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記画像再生部から入力する画像を記憶する制御部とを有することを特徴とする。
本発明に係る電子カメラは、撮像部と前記撮像部で画像を撮影する際の焦点検出領域を設定するAF部とを有する電子カメラであって、画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを撮影前に登録する画像パターン登録部と、前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶部と、前記撮像部で撮影した画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記AF部で設定された前記焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、前記画像認識部が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記撮像部から入力する画像を記憶する制御部とを有することを特徴とする。
或いは、本発明に係る電子カメラは、撮像部と前記撮像部で画像を撮影する際の焦点検出領域を設定するAF部とを有する電子カメラであって、画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを撮影前に登録する画像パターン登録部と、前記撮像部で撮影した画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記AF部で設定された前記焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、前記画像認識部が検出した前記画像パターンを示す画像パターン情報を前記撮像部で撮影した画像に付加して記憶する制御部とを有することを特徴とする。
本発明に係る画像振り分けプログラムは、撮影時の焦点検出領域情報を含む画像を入力する画像入力手順と、画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを事前に登録する画像パターン登録手順と、前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶手順と、前記画像入力手順で入力した画像において、前記画像パターン登録手順で登録された前記画像パターンの検出を前記焦点検出領域情報が示す焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識手順と、前記画像認識手順が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記画像入力手順で入力する画像を記憶する制御手順とを有することを特徴とする。
本発明によれば、入力する画像の撮影対象を認識し、自動的に撮影対象に応じた記憶場所に振り分けて記憶することができるので、撮影対象毎に分類する煩雑な作業が不要になる。
以下、本発明に係る画像処理装置および電子カメラ並びに画像振り分けプログラムに関する各実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る電子カメラ101の構成を示すブロック図である。尚、第1の実施形態に係る電子カメラ101は、本発明に係る画像処理装置および画像振り分けプログラムの機能を含んでいる。
[電子カメラ101の構成]
図1において、電子カメラ101は、光学レンズ系102と、撮像部103と、AFE(アナログフロントエンド)104と、A/D変換部105と、画像メモリ106と、画像処理部107と、表示処理部108と、表示モニタ109と、カードI/F110と、メモリカード111と、CPU(中央演算ユニット)112と、メモリ113と、操作部114と、AFセンサ115と、レンズ駆動部116と、閃光発光部117とで構成される。
光学レンズ系102を通して入射する被写体光は、撮像部103の受光面に結像される。撮像部103の受光面には、二次元状に光電変換部が配置され、受光した光量に応じて電気信号に変換する。AFE104は、撮像部103から出力される電気信号のノイズ除去やゲイン調整などを行う。A/D変換部105は、AFE104から出力されるアナログの電気信号をデジタルの画像データに変換し、撮影画像として画像メモリ106に一時的に記憶する。
画像処理部107は、画像メモリ106に一時的に記憶された画像のホワイトバランス処理や色補間処理、或いは画像圧縮処理などの画像処理を行う。特に、本実施形態では、画像処理部107は画像パターン認識処理も行う。尚、画像パターン認識処理については、後で詳しく説明する。
画像処理部107で画像処理された撮影画像は、画像メモリ106やカードI/F110を介して接続されているメモリカード111に記憶される。特に、本実施形態では、撮影する画像の撮影対象に応じてメモリカード111の中に予め登録された記憶フォルダ(記憶先)に自動的に振り分けて記憶する。例えば、図1に示すように、記憶フォルダ151には「人物A−背番号8」,記憶フォルダ152には「人物B−背番号4」,記憶フォルダ153には「風景A−富士山」,記憶フォルダ154には「風景B−自動車」がそれぞれ登録されている。画像処理部107は、画像パターン認識処理によって撮影対象を判別し、撮影対象に対応する記憶フォルダに撮影画像を記憶する。例えば、スポーツシーンで撮影した画像において、背番号8を付けた人物Aを画像パターン認識した場合、その撮影画像は「人物A−背番号8」用に登録された記憶フォルダ151に記憶される。ここで、該当する撮影対象が登録されていない場合は、「その他」用の記憶フォルダ155に記憶する。尚、画像パターンの登録処理(以降、サンプル登録処理と称す)や撮影時の画像振り分け処理などについては、後で詳しく説明する。
表示処理部108は、画像メモリ106に記憶されている画像やカードI/F110を介して接続されているメモリカード111に記憶されている画像を読み出して、表示モニタ109に表示する。また、表示処理部108は、CPU112から出力される文字情報も表示モニタ109に表示する。
CPU112は、予め内部に記憶されたプログラムによって動作し、操作部114から入力する撮影者の操作情報に応じて、電子カメラ101の各部を制御する。例えば、操作部114でレリーズ釦201(後述)が押されると、撮像部103,AFE104,A/D変換部105,画像メモリ106の各部に画像取り込みのタイミングを与え、必要に応じて閃光発光部117を発光させて画像を撮影し、画像メモリ106に取り込む。或いは、操作部114のズーム釦202(後述)が押されると、レンズ駆動部116に指令して、光学レンズ系102のズーム位置を可変する。また、AFセンサ115からフォーカス情報を入力して合焦位置を求め、レンズ駆動部116に指令してフォーカスレンズ位置を可変し、焦点を合わせる。
ここで、本実施形態では、CPU112は予め撮影者が操作部114を操作して設定したAFエリア(オートフォーカスする画面上の領域)で合焦位置を求めて、フォーカス制御するものとし、AFエリア情報は、撮影画像のデータに付加されてメモリカード111に記憶される。例えば、図2に示すように、メモリカード111内に記憶される画像は、その画像が撮影された時のAFエリア情報(焦点検出領域情報)が付加されて記憶される。例えば、A1.jpgの画像ファイルには撮影時のAFエリアの位置A1と範囲A1とが付加される。同様に、A2.jpgの画像ファイルには撮影時のAFエリアの位置A2と範囲A2とが付加され、A3.jpgの画像ファイルには撮影時のAFエリアの位置A3と範囲A3とが付加される。尚、AFエリア情報の付加は、例えば、Exif規格の画像ファイルの場合、ユーザエリアに記憶される。
尚、メモリ113は、CPU112や画像処理部107などの処理に必要なパラメータやテーブルなどを記憶しておくためのメモリである。
[電子カメラ101の撮影モード]
次に、本実施形態に係る電子カメラ101の撮影モードについて説明する。本実施形態に係る電子カメラ101は、図3に示すように、撮影モード選択メニューにおいて、「通常撮影モード」251と「振り分け撮影モード」252とを選択することができる。図3は、電子カメラ101の表示モニタ110側の様子を描いた説明図である。図3において、操作部114に含まれる操作ボタンの一部として、レリーズ釦201と、ズーム釦202と、振り分け釦203と、カーソル釦204と、OK釦205とを有する。
「通常撮影モード」251と「振り分け撮影モード」252との選択は、カーソル釦204とOK釦205とを用いて行う。例えば、カーソル釦204で「振り分け撮影モード」252を選択し、OK釦205を押すと選択が確定する。図3では、「振り分け撮影モード」252を選択した状態(太枠で囲まれている)を示している。
一方、「通常撮影モード」251が選択された場合は、撮影画像の自動振り分けを行わず、一般的な電子カメラと同様に撮影された画像はメモリカード112の中の同じフォルダに順番に記憶される。
次に、「振り分け撮影モード」252が選択された場合について説明する。「振り分け撮影モード」252が選択された場合は、先ず、サンプル登録処理を行う。サンプル登録処理は、撮影された画像を撮影対象別に自動的に振り分けて記憶するための記憶フォルダを登録する処理である。
[サンプル登録処理]
ここで、サンプル登録処理について、図4のフローチャートを用いて説明する。尚、図4の処理は、図1の画像処理部107とCPU112とが連携し、CPU112に予め記憶されたプログラムによって処理される。以下、サンプル登録処理を順に説明する。
(ステップS101)サンプル登録処理を開始する。例えば、図3で説明したように、「振り分け撮影モード」252が選択されるとサンプル登録処理が開始される。
(ステップS102)既にサンプル登録されている登録フォルダの一覧を表示する。図5(a)は登録フォルダ名の一覧表示の例である。例えば、表示モニタ109の画面には、図1の記憶フォルダ151のフォルダ名「人物A−背番号8」301と,記憶フォルダ152のフォルダ名「人物B−背番号4」302と,記憶フォルダ153のフォルダ名「風景A−富士山」303とが表示されている。
例えば、図5(a)において、新規にサンプル登録を行う場合は、表示モニタ109の画面に表示されている「新規作成」304を選択する。尚、「新規作成」304の選択方法は、カーソル釦204でカーソル305を動かして「新規作成」304に合わせ、OK釦205を押下して選択する。選択されると「新規作成」304が太線枠で表示される。
また、既存フォルダを選択する場合は、例えば、図5(b)に示すように、カーソル釦204でカーソル305を動かしてフォルダ名「人物A−背番号8」301に合わせ、OK釦205を押下して選択する。選択されるとフォルダ名「人物A−背番号8」301が太線枠で表示される。
また、複数の既存フォルダを選択する場合は、例えば、図5(c)に示すように、カーソル釦204でカーソル305を動かしてフォルダ名「人物A−背番号8」301に合わせ、OK釦205を押下して選択し、さらに、カーソル釦204でカーソル305を動かしてフォルダ名「人物B−背番号4」302に合わせ、OK釦205を押下して選択する。選択されるとフォルダ名「人物A−背番号8」301とフォルダ名「人物B−背番号4」302とが太線枠で表示される。
このようにして、既存のフォルダを使用するか新規作成を行うかを選択した後、「終了」306にカーソル釦204でカーソル305を合わせてOK釦205を押下し、フォルダ選択メニューを終了する。
(ステップS103)ステップS102で選択した内容に応じて、新規にサンプル登録するか否かを判別する。例えば、ステップS102で「新規作成」304が選択されていた場合はステップS104に進み、既存のフォルダ名が選択されていた場合はステップS107に進む。
(ステップS104)新規にサンプル登録するために、電子カメラ101でサンプル登録したい画像を捉えてレリーズ釦201を押下する。この時、画像パターン認識するための情報が分かり易いように、できるだけ撮影画面一杯にサンプル登録したい画像を捉えるのが好ましい。
(ステップS105)撮像部103から画像メモリ106に画像を取り込み、図6に示すように、画像パターン認識用の画像として表示モニタ109に表示する。
(ステップS106)図6の入力枠401に示すように、新たにサンプル登録する画像パターン認識用の画像に対応する記憶フォルダ名を入力する。尚、フォルダ名の入力は、例えば、カーソル釦204を用いて入力枠401にひらがなや変換後の漢字などをスクロール表示してOK釦205で選択して入力する。これにより、入力されたフォルダ名に対応する記憶フォルダがメモリカード111内に作成される。この時、作成された記憶フォルダのフォルダ名(記憶先情報)と、ステップS105で作成した画像パターン認識用の画像とが対応するテーブルをメモリ113に記憶する。例えば、図7に示すように、フォルダ名「人物A−背番号8」に対応させて画像パターン認識用の画像を認識パターンAとしてメモリ113に記憶する。このように、メモリ113には、図7に示すような認識パターンテーブルが記憶されており、CPU112はフォルダ名と認識パターンとの対応を知ることができる。ここで、ステップS107で指定したフォルダまたは新たにサンプル登録したフォルダは、例えば、図7の認識パターンテーブルのように、指定されたフォルダ(画像パターン認識して振り分けるフォルダ)が分かるようになっている。尚、画像パターン認識用の画像もメモリ113に記憶される。
ここで、画像パターン認識用の画像は、図6に示すような画像そのものでも構わないが、エッジ抽出した輪郭画像であっても構わない。或いは、文字認識や色認識を行っても構わない。例えば図6の場合は、背番号「8」と、ユニフォームの色など認識情報として記憶しても構わない。
(ステップS107)ステップS102で選択されていた既存のフォルダ名に対応する記憶フォルダを撮影画像の記憶場所に指定する。例えば、図5(b)の場合は、図1のメモリカード111内の記憶フォルダ151を指定し、図5(c)の場合は、図1のメモリカード111内の記憶フォルダ151と記憶フォルダ152とを指定する。尚、どのフォルダが指定されているかは、後述する認識パターンテーブルに記憶される。
(ステップS108)既存のフォルダが指定された場合、その既存のフォルダに登録済みの画像パターン認識用の画像を使用するのか、指定された既存のフォルダに新たに画像パターン認識用の画像をサンプル登録するのかを選択します。新たにサンプル登録する場合はステップS109に進み、既存のフォルダに登録済みの画像パターン認識用の画像を使用する場合はステップS111に進んでサンプル登録処理を終了する。尚、本処理ステップによって、同一人物が異なるユニフォームを着用する場合などに対応することができる。例えば、サッカーや野球などにおいては、同一選手であってもホーム球場での試合と、アウェー球場(対戦相手のホーム球場)での試合とでユニフォームの色が変わる場合が有り、このような場合に既存のフォルダに異なるユニフォームの選手を新たにサンプル登録することができる。
(ステップS109)ステップS104と同じ処理を行う。つまり、新規にサンプル登録するために、電子カメラ101でサンプル登録したい画像を捉えてレリーズ釦201を押下する。
(ステップS110)ステップS105と同じ処理を行う。つまり、撮像部103から画像メモリ106に画像を取り込み、図6に示すように、画像パターン認識用の画像として表示モニタ109に表示する。
(ステップS111)サンプル登録処理を終了する。
このようにして、事前にサンプル登録処理を行い、電子カメラ101で撮影する際に分類する画像の撮影対象毎(認識パターン毎)に対応する記憶フォルダを準備しておく。
[自動振り分け処理]
次に、撮影された画像を撮影対象別に自動的に振り分ける処理について説明する。本実施形態では、撮影対象毎に予め登録した画像認識パターンと撮影画像のパターンとが一致するか否かを画像パターン認識によって判断する。図8は、電子カメラ101で撮影を行う際の自動振り分け処理を示したフローチャートである。尚、図8の処理は、図1の画像処理部107とCPU112とが連携し、CPU112に予め記憶されたプログラムによって処理される。以下、レリーズ釦押下時の画像振り分け処理を順に説明する。
(ステップS201)レリーズ釦押下時の画像振り分け処理を開始する。
(ステップS202)撮像部103から画像メモリ106に画像を取り込む。
(ステップS203)取り込んだ撮影画像において画像パターン認識を行う。CPU112は、事前のサンプル登録処理で登録または指定した認識パターンを用いて画像パターン認識処理を行うよう画像処理部107に指令する。この時、画像処理部107は、AFセンサ115から入力した撮影時のAFエリアの位置から順に周辺領域へ拡大しながら撮影画像全体に亘って画像パターン認識処理を行う。例えば、図7の場合は、認識パターンAが指定されているので、画像処理部107は、ステップS202で画像メモリ106に画像を取り込んだ時のAFエリア位置から順に、認識パターンAに相当する部分があるか否かを画像パターン認識する。この時、画像パターン認識した時点で認識パターンAについての検出処理を終了する。
例えば、図6の認識パターンの場合、背番号「8」の画像パターン認識を行うことによって識別する。尚、この時、ユニフォームの色情報、例えば「黄色」などの情報を利用するようにすれば、より一層、被写体の認識精度を向上することができる。
(ステップS204)認識結果を判別する。認識パターンAに相当する部分があった場合はステップS205に進み、認識パターンAに相当する部分がなかった場合はステップS206に進む。
(ステップS205)認識パターンに対応するメモリカード111内の記憶フォルダに、画像メモリ106に一時的に記憶されている撮影画像を保存する。
(ステップS206)認識できなかった場合は、メモリカード111内の所定の記憶フォルダ(例えば、図1の「その他」の記憶フォルダ155)に、画像メモリ106に一時的に記憶されている撮影画像を保存する。
(ステップS207)レリーズ釦押下時の画像振り分け処理を終了する。尚、連続撮影の場合は、ステップS201からステップS207までの一連の処理を繰り返す。また、複数の認識パターンが登録または指定されている場合は、ステップS203において、複数の認識パターンについて画像認識処理を行うか、或いはステップS203からステップS206の処理を繰り返す。
このように、本実施形態では、撮影したその場で撮影対象に応じて自動的に振り分けて撮影対象毎に設けた記憶フォルダに分類して記憶するので、撮影後に分類する必要がない。
特に、撮影対象の判別は、AFエリア位置から開始するので撮影対象を速く検出しやすい。これは、撮影者がAFエリアに設定している領域は撮影したい被写体がある場合が多いからである。この結果、撮影画像全体を端から順にサーチして画像パターン認識を行う場合に比べて大幅な時間短縮が可能となり、連写などにも対応することができる。尚、ステップS203において、画像処理部107は、AFセンサ115から入力した撮影時のAFエリアの位置から順に周辺領域へ拡大しながら撮影画像全体に亘って画像パターン認識処理を行うようにしたが、AFエリアの位置近傍のみに限定して画像パターン認識処理を行っても構わない。この場合は、さらに処理を高速化することができる。
また、本実施形態では、撮影画像を撮影対象毎の認識パターンに対応するメモリカード111内の記憶フォルダに記憶するようにしたが、撮影対象毎に記憶フォルダを設けずに、撮影画像に撮影対象を示す認識パターン情報を付加して撮影画像をメモリカード111に保存するようにしても構わない。この場合は、ステップS205およびステップS206の処理は、撮影対象毎に記憶フォルダに分けて保存するのではなく、撮影対象を示す認識パターン情報を付加して撮影画像をメモリカード111に保存する。尚、撮影対象を示す認識パターン情報は、例えば、Exif規格の画像ファイルの場合、撮影画像のユーザエリアに記憶される。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る電子カメラ101について説明する。尚、第2の実施形態に係る電子カメラ101は、本発明に係る画像処理装置および画像振り分けプログラムの機能を含んでいる。また、本実施形態に係る電子カメラ101の構成は、第1の実施形態の図1と同じである。
第1の実施形態に係る電子カメラ101は、撮影時にその場で撮影画像を撮影対象毎に分類して記憶フォルダに記憶するようにしたが、本実施形態に係る電子カメラ101は、撮影後に画像を振り分ける。従って、電子カメラ101である必要はなく、例えば、電子カメラ101で撮影した画像をメモリカード111に入れて、パソコンなどに装着して画像振り分け処理を行っても構わない。この場合、パソコンは、本発明に係る画像処理装置に相当し、パソコンで走らせるプログラムは、本発明に係る画像処理プログラムに相当する。
図9は、本実施形態に係る電子カメラ101において、撮影後に画像振り分け処理を行う際のフローチャートである。尚、図9の処理は、図1の画像処理部107とCPU112とが連携し、CPU112に予め記憶されたプログラムによって処理される。以下、撮影後の画像振り分け処理について順に説明する。尚、第1の実施形態で説明したように、振り分けたい画像の認識パターンは、事前にサンプル登録処理がなされているものとする。
(ステップS301)撮影後の画像振り分け処理を開始する。
(ステップS302)メモリカード111に記憶されている撮影済みの画像を順に画像メモリ106に一時的に読み出す。尚、処理対象となる撮影済みの画像は、任意のフォルダやファイルを指定しても構わないし、ルートディレクトリなど所定のフォルダをデフォルトとして、その中に記憶されている撮影画像を処理対象としても構わない。
(ステップS303)画像パターン認識を行う。CPU112は、第1の実施形態の図2で説明したように、画像メモリ106から読み出した画像に付加されているAFエリア情報を取り出す。そして、画像処理部107に指令し、そのAFエリア位置から順に周辺領域へ拡大しながら撮影画像全体に亘って画像パターン認識処理を行う。尚、画像パターン認識処理は、第1の実施形態で説明したように、サンプル登録処理で指定した認識パターンに合致するか否かを画像パターン認識する。以降の画像パターン認識処理は、第1の実施形態で説明した図8のステップS203の処理と同じである。
(ステップS304)ステップS204と同様に、認識結果を判別する。認識パターンに相当する部分があった場合はステップS305に進み、認識パターンに相当する部分がなかった場合はステップS306に進む。
(ステップS305)ステップS205と同様に、認識結果に対応するメモリカード111内の記憶フォルダに、画像メモリ106に一時的に記憶されている撮影画像を保存する。
(ステップS306)ステップS206と同様に、認識パターンに相当する部分がなかった場合や認識できなかった場合は、メモリカード111内の所定の記憶フォルダに画像メモリ106に一時的に記憶されている撮影画像を保存する。
(ステップS307)メモリカード111に記憶されている処理対象の画像を全て読み出したか否かを判別する。全て終了した場合は、ステップS308に進み、未処理の画像がある場合は、ステップS302に戻って、同様の処理を繰り返す。尚、複数の認識パターンが登録または指定されている場合は、ステップS303において、複数の認識パターンについて画像認識処理を行うか、或いはステップS303からステップS306の処理を繰り返す。
(ステップS308)撮影後の画像振り分け処理を終了する。
このようにして、本実施形態に係る電子カメラ101は、撮影後に、撮影対象の画像を撮影対象に応じて振り分けることができる。特に、画像に付加して記憶されている撮影時のAFエリア情報を用いて、AFエリア位置から開始するので撮影対象を速く検出しやすく、高速に処理することができる。尚、ステップS303において、画像処理部107は、AFセンサ115から入力した撮影時のAFエリアの位置から順に周辺領域へ拡大しながら撮影画像全体に亘って画像パターン認識処理を行うようにしたが、AFエリアの位置近傍のみに限定して画像パターン認識処理を行っても構わない。この場合は、さらに処理を高速化することができる。
また、本実施形態では、メモリカード111をパソコンなどに装着して、撮影中に振り分けなかった画像を追加で振り分けることができるので、後日、特定の撮影対象の画像が必要になった場合でも容易に分類することができる。
尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、撮影画像を撮影対象毎の認識パターンに対応するメモリカード111内の記憶フォルダに記憶するようにしたが、撮影対象毎に記憶フォルダを設けずに、撮影画像に撮影対象を示す認識パターン情報を付加して撮影画像をメモリカード111に保存するようにしても構わない。この場合は、ステップS305およびステップS306の処理は、撮影対象毎に記憶フォルダに分けて保存するのではなく、撮影対象を示す認識パターン情報を付加して撮影画像をメモリカード111に保存する。尚、撮影対象を示す認識パターン情報は、例えば、Exif規格の画像ファイルの場合、撮影画像のユーザエリアに記憶される。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る電子カメラ101について説明する。尚、第3の実施形態に係る電子カメラ101は、本発明に係る画像処理装置および画像振り分けプログラムの機能を含んでいる。また、本実施形態に係る電子カメラ101の構成は、第1の実施形態の図1と同じである。
第1の実施形態に係る電子カメラ101は、撮影時に画像を記憶フォルダに振り分けて記憶するようにしたが、本実施形態に係る電子カメラ101は、既に撮影された画像を再生中に新たに分類したい画像が生じた場合に、新たにサンプル登録して画像振り分け処理を行う。従って、電子カメラ101である必要はなく、例えば、電子カメラ101で撮影した画像をメモリカード111に入れて、パソコンなどに装着して画像振り分け処理を行っても構わない。この場合、パソコンは、本発明に係る画像処理装置に相当し、パソコンで走らせるプログラムは、本発明に係る画像処理プログラムに相当する。
図10は、本実施形態に係る電子カメラ101において、再生中の画像振り分け処理を行う際のフローチャートである。尚、図10の処理は、図1の画像処理部107とCPU112とが連携し、CPU112に予め記憶されたプログラムによって処理される。以下、再生中の画像振り分け処理を順に説明する。
(ステップS401)再生中の画像振り分け処理を開始する。
(ステップS402)メモリカード111に記憶されている撮影済みの画像を再生して表示モニタ109に表示する。例えば、メモリカード111の中のユーザが選択したフォルダ内の画像を順に再生する。
(ステップS403)表示モニタ109に表示している再生画像を見て、新規にサンプル登録するか否かを選択する。例えば、再生されて表示モニタ109に表示されている画像を新規にサンプル登録したい場合はステップS404に進み、サンプル登録しない場合はステップS402に戻って画像の再生を続ける。尚、新規にサンプル登録したい場合は、例えば、図5で説明したように、再生画像に重畳して「新規作成」304を表示するようにして、カーソル釦204でカーソル305を動かして「新規作成」304に合わせ、OK釦205を押下して選択する。
(ステップS404)新規登録処理(画像パターン認識用の画像の指定とフォルダ作成)を行う。画像パターン認識用の画像は、図11に示すように、再生画像501全体を画像パターン認識用の画像として用いても構わないが、画像パターン認識用の画像エリア502をカーソル釦204などを用いて指定するようにしても構わない。これにより、分類したい撮影対象が画面一杯に写っていない場合でも、分類したい撮影対象を明確にすることができるので、認識精度を向上することができる。
一方、新規にフォルダを作成するために、新たにサンプル登録する画像パターン認識用の画像に対応する記憶フォルダ名を入力する。ステップS106と同様に、作成された記憶フォルダのフォルダ名と画像パターン認識用の画像とが対応するテーブルおよび画像パターン認識用の画像がメモリ113に記憶される。
(ステップS405)画像の振り分け登録を開始するか否かを判断する。尚、振り分け登録の開始は、例えば、図3の振り分け釦203を押下することにより開始される。或いは、表示モニタ109上に「振り分け登録開始」釦を表示して、カーソル釦204とOK釦205とで選択するようにしても構わない。
画像の振り分け登録を開始する場合はステップS406に進み、画像の振り分け登録を開始せずに引き続き画像再生を行う場合はステップS402に戻る。
ここまでの処理は、再生画像の中から新たに分類したい撮影対象をサンプル登録する処理である。以降の処理は、新たにサンプル登録した画像を一括して撮影対象毎に分類する処理である。
(ステップS406)撮影済みの画像を順に画像メモリ106に読み出す。尚、処理対象となる撮影済みの画像は、任意のフォルダやファイルを指定しても構わないし、ルートディレクトリなど所定のフォルダをデフォルトとして、その中に記憶されている撮影画像を処理対象としても構わない。
(ステップS407)画像パターン認識を行う。CPU112は、第1の実施形態の図2で説明したように、画像メモリ106から読み出した画像に付加されているAFエリア情報を取り出す。そして、画像処理部107に指令し、そのAFエリア位置から順に周辺領域へ拡大しながら撮影画像全体に亘って画像パターン認識処理を行う。以降の画像パターン認識処理は、第1の実施形態で説明した図8のステップS203の処理と同じである。
(ステップS408)ステップS204と同様に、認識結果を判別する。認識パターンに相当する部分があった場合はステップS409に進み、認識パターンに相当する部分がなかった場合はステップS410に進む。
(ステップS409)ステップS205と同様に、認識パターンに対応するメモリカード111内の記憶フォルダに、画像メモリ106に一時的に記憶されている撮影画像を保存する。尚、この時、図12に示すように、表示モニタ109に分類する画像とフォルダ名を所定時間だけ表示するようにしても構わない。
(ステップS410)ステップS206と同様に、認識できなかった場合は、メモリカード111内の所定の記憶フォルダに画像メモリ106に一時的に記憶されている撮影画像を保存する。
(ステップS411)処理対象の画像を全て読み出したか否かを判別する。全て終了した場合は、ステップS412に進み、未処理の画像がある場合は、ステップS406に戻って、同様の処理を繰り返す。尚、複数の認識パターンが登録または指定されている場合は、ステップS407において、複数の認識パターンについて画像認識処理を行うか、或いはステップS407からステップS410の処理を繰り返す。
(ステップS412)再生中の画像振り分け処理を終了する。
このようにして、本実施形態に係る電子カメラ101は、撮影された画像を再生中に新たに分類したい撮影対象を見つけた場合でも、その画像を新たにサンプル登録することができ、サンプル登録後に一括して撮影画像を新たにサンプル登録した撮影対象毎に分類することができる。特に、画像に付加して記憶されている撮影時のAFエリア情報を用いて、AFエリア位置から開始するので撮影対象を速く検出しやすく、高速に処理することができる。尚、ステップS407において、画像処理部107は、AFセンサ115から入力した撮影時のAFエリアの位置から順に周辺領域へ拡大しながら撮影画像全体に亘って画像パターン認識処理を行うようにしたが、AFエリアの位置近傍のみに限定して画像パターン認識処理を行っても構わない。この場合は、さらに処理を高速化することができる。
また、本実施形態では、メモリカード111をパソコンなどに装着して、再生中に新たにサンプル登録できるので、撮影中に振り分けなかった画像を追加で振り分けることができ、後日、特定の撮影対象の画像が必要になった場合でも容易に分類することができる。
尚、本実施形態では、第1の実施形態と同様に、撮影画像を撮影対象毎の認識パターンに対応するメモリカード111内の記憶フォルダに記憶するようにしたが、撮影対象毎に記憶フォルダを設けずに、撮影画像に撮影対象を示す認識パターン情報を付加して撮影画像をメモリカード111に保存するようにしても構わない。この場合は、ステップS409およびステップS410の処理は、撮影対象毎に記憶フォルダに分けて保存するのではなく、撮影対象を示す認識パターン情報を付加して撮影画像をメモリカード111に保存する。尚、撮影対象を示す認識パターン情報は、例えば、Exif規格の画像ファイルの場合、撮影画像のユーザエリアに記憶される。
以上、各実施形態において説明してきたように、本発明に係る画像処理装置および電子カメラ並びに画像振り分けプログラムは、入力する画像の撮影対象を認識し、自動的に撮影対象に応じた記憶場所に振り分けて記憶することができるので、撮影対象毎に分類する煩雑な作業が不要になる。
第1の実施形態に係る電子カメラ101のブロック図である。 記憶される画像データの一例を示す説明図である。 撮影モード選択画面の一例を示す説明図である。 サンプル登録処理を示すフローチャートである。 フォルダ選択画面の一例を示す説明図である。 フォルダ名入力画面の一例を示す説明図である。 認識パターンテーブルの一例を示す説明図である。 撮影時の処理を示すフローチャートである。 撮影後の振り分け処理を示すフローチャートである。 再生中の振り分け処理を示すフローチャートである。 画像パターン認識の一例を示す説明図である。 振り分け中の再生画像の一例を示す説明図である。
符号の説明
101・・・電子カメラ 102・・・光学レンズ系
103・・・撮像部 104・・・AFE
105・・・A/D変換部 106・・・画像メモリ
107・・・画像処理部 108・・・メモリ
109・・・表示処理部 110・・・表示モニタ
111・・・カードI/F 112・・・メモリカード
113・・・CPU 114・・・操作部
115・・・AFセンサ
201・・・レリーズ釦 203・・・振り分け釦
204・・・カーソル釦 205・・・OK釦

Claims (5)

  1. 撮影時の焦点検出領域情報を含む画像を入力する画像入力部と、
    画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを事前に登録する画像パターン登録部と、
    前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶部と、
    前記画像入力部から入力した画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記焦点検出領域情報が示す焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、
    前記画像認識部が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記画像入力部から入力する画像を記憶する制御部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 撮影時の焦点検出領域情報を含む撮影済みの画像を再生する画像再生部と、
    前記画像再生部で再生中の画像から画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを登録する画像パターン登録部と、
    前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶部と、
    前記画像再生部が再生する画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記焦点検出領域情報が示す焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、
    前記画像認識部が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記画像再生部から入力する画像を記憶する制御部と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  3. 撮像部と前記撮像部で画像を撮影する際の焦点検出領域を設定するAF部とを有する電子カメラであって、
    画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを撮影前に登録する画像パターン登録部と、
    前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶部と、
    前記撮像部で撮影した画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記AF部で設定された前記焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、
    前記画像認識部が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記撮像部から入力する画像を記憶する制御部と
    を有することを特徴とする電子カメラ。
  4. 撮像部と前記撮像部で画像を撮影する際の焦点検出領域を設定するAF部とを有する電子カメラであって、
    画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを撮影前に登録する画像パターン登録部と、
    前記撮像部で撮影した画像において、前記画像パターン登録部で登録された前記画像パターンの検出を前記AF部で設定された前記焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識部と、
    前記画像認識部が検出した前記画像パターンを示す画像パターン情報を前記撮像部で撮影した画像に付加して記憶する制御部と
    を有することを特徴とする電子カメラ。
  5. 撮影時の焦点検出領域情報を含む画像を入力する画像入力手順と、
    画像認識用の少なくとも1つの画像パターンを事前に登録する画像パターン登録手順と、
    前記画像パターン毎に異なる記憶先情報を記憶する記憶手順と、
    前記画像入力手順で入力した画像において、前記画像パターン登録手順で登録された前記画像パターンの検出を前記焦点検出領域情報が示す焦点検出領域から開始して順に周辺領域に拡大しながら検出する画像認識手順と、
    前記画像認識手順が検出した前記画像パターン毎に前記記憶先情報が示す記憶先に、前記画像入力手順で入力する画像を記憶する制御手順と
    を有することを特徴とする画像振り分けプログラム。
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