JP5427669B2 - サーバ装置、情報管理システムおよびプログラム - Google Patents

サーバ装置、情報管理システムおよびプログラム Download PDF

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本発明は、文章情報の作成を支援するための技術に関する。
最近では、例えばインターネット上のソーシャルネットワーキングサービス(social networking service)、ブログ(Blog)、電子掲示板などの双方向のコミュニケーションサービスにおいて文章情報の交換が行われている。また、この文章情報の交換に伴い、文章情報の作成を支援すること目的とした技術がある。
例えば特許文献1には、返事作成用コンピュータ装置が、ユーザから送られてきた電子メールの内容を解析して自動的に返事を書くAIプログラムを備えており、異なる人格を有する複数のキャラクタに対応する返事を作成する技術が開示されている。また、特許文献2には、電子メール等の電子文章や通話相手の音声情報の感情解析の結果に応じた文章を作成する技術が開示されている。
これらの技術によれば、例えばある人物の書いた文章に対して自動的に返事の文章を作成して送ることも可能である。
特開2002−073478号公報 特開2009−110056号公報
ところで、上述した技術の場合、文章の作成に使用される文言は、予め登録されている文言が使用される。このため、ある分野の話題についての文章に対して自動的に返事の文章を作成する場合、この分野に特有の文言が登録されていなければ、その分野にふさわしい返事の文章を作成することができない。
登録されていない文言を含んだ文章を作成できるようにするには、新たに文言を登録する必要があるが、新たに文言を登録するのは手間がかかる。また、新たな文言が登録されるタイミングによって、すぐに新たな文言を使用できない場合がある。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、話題に対応した文言を含む文章を提供できるようにすることにある。
上述した課題を解決するため、本発明に係るサーバ装置は、日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、文章を示す投稿情報と、該投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報とを端末装置から受信する投稿情報受信手段と、前記投稿情報に対するコメントであるコメント情報を端末装置から受信するコメント情報受信手段と、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報投稿者情報、当該投稿情報が受信された日時および当該投稿情報をコメント先とするコメント情報とを対応付けて記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段において、前記日時情報取得手段で取得した日時情報が示す日時から定められた期間内の日時に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報が表す文章と、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章とを比較し、前記情報記憶手段に記憶されている投稿情報から、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する投稿情報特定手段と、前記期間を変更する期間変更手段と、前記情報記憶手段において、前記投稿情報特定手段で特定された投稿情報に対するコメント情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句に基づいて、コメント情報である自動コメント情報を生成する生成手段と、該生成手段で生成された自動コメント情報を、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報に対応付けて前記端末装置からアクセス可能な状態で前記情報記憶手段に記憶させる書込手段とを有することを特徴とする。
別の好ましい態様において、投稿者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段を有し、前記情報記憶手段は、前記投稿情報を投稿した投稿者の属性情報を該投稿情報に対応付けて記憶し、前記投稿情報特定手段は、前記情報記憶手段において、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報において、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する。
さらに別の好ましい態様において、記閾値を変更する閾値変更手段を有する。
さらに別の好ましい態様において、記生成手段は、前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句を類義語に変換し、変換後の語句を含む前記自動コメント情報を生成する。
本発明の別の態様に係る情報管理システムは、章を示す投稿情報と、該投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報とを送信する投稿情報送信手段と、投稿情報に対するコメントであるコメント情報を送信するコメント情報送信手段と、を有する端末装置と、前記投稿情報送信手段で送信された投稿情報および投稿者情報を受信する投稿情報受信手段と、前記コメント情報送信手段で送信されたコメント情報を受信するコメント情報受信手段と、日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報投稿者情報、当該投稿情報が受信された日時および当該投稿情報をコメント先とするコメント情報とを対応付けて記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段において、前記日時情報取得手段で取得した日時情報が示す日時から定められた期間内の日時に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報が表す文章と、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章とを比較し、前記情報記憶手段に記憶されている投稿情報から、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する投稿情報特定手段と、前記期間を変更する期間変更手段と、前記情報記憶手段において、前記投稿情報特定手段で特定された投稿情報に対するコメント情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句に基づいて、コメント情報である自動コメント情報を生成する生成手段と、該生成手段で生成された自動コメント情報を、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報に対応付けて前記端末装置からアクセス可能な状態で前記情報記憶手段に記憶させる書込手段とを有するサーバ装置とを有することを特徴とする。
本発明のさらに別の態様に係るプログラムは、ンピュータを、日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、文章を示す投稿情報と、該投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報とを端末装置から受信する投稿情報受信手段と、前記投稿情報に対するコメントであるコメント情報を端末装置から受信するコメント情報受信手段と、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報投稿者情報、当該投稿情報が受信された日時および当該投稿情報をコメント先とするコメント情報とを対応付けて記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段において、前記日時情報取得手段で取得した日時情報が示す日時から定められた期間内の日時に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報が表す文章と、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章とを比較し、前記情報記憶手段に記憶されている投稿情報から、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する投稿情報特定手段と、前記期間を変更する期間変更手段と、前記情報記憶手段において、前記投稿情報特定手段で特定された投稿情報に対するコメント情報を抽出する抽出手段と、前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句に基づいて、コメント情報である自動コメント情報を生成する生成手段と、該生成手段で生成された自動コメント情報を、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報に対応付けて前記端末装置からアクセス可能な状態で前記情報記憶手段に記憶させる書込手段として機能させるためのものである。
本発明によれば、文言の登録の手間をかけることなく、話題に対応した文章を提供できるようにすることが可能となる。
情報管理システム1の全体構成を示す図である。 端末装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。 サーバ装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。 利用者情報テーブルTB1の一例を示す図である。 投稿管理テーブルTB2の一例を示す図である。 特定条件テーブルTB3の一例を示す図である。 サーバ装置20と端末装置30の動作を示すシーケンス図である。 サーバ装置20が行う自動コメント処理の流れを示すフローチャート図である。 投稿管理テーブルTB2に記述されるレコードの内容を示す図である。 投稿管理テーブルTB2に記述されるレコードの内容を示す図である。
以下、本発明に係る情報管理システムを、ソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNSと称する)を提供するシステムに適用した実施形態について説明する。
(1)構成
図1は、情報管理システム1の全体構成を示す図である。
情報管理システム1は、通信回線10と、サーバ装置20と、複数の端末装置30とを備える。端末装置30は、実際には図示したよりも多く存在し得る。端末装置30は、通信回線10を介してサーバ装置20に接続する。
通信回線10は、図示せぬサーバやルータ等を有するネットワークであり、サーバ装置20や端末装置30を相互に接続する。通信回線10は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)や、そのTCP/IP上で実現されるHTTP(HyperText Transfer Protocol)、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)などに準拠した手順でデータを伝送する。
図2は、端末装置30のハードウェア構成を示すブロック図である。
端末装置30は、制御部31と、記憶部32と、表示部33と、操作部34と、通信部35と、音声入出力部36とを備えている。端末装置30は、例えば携帯電話機、スマートフォン、無線LAN(Local Area Network)端末、PDA(Personal Digital Assistants)またはパーソナルコンピュータのような、通信回線10を介して情報の送受信を行う装置であればどのようなものでもよい。
制御部31は、CPU等の演算処理装置や、ROMやRAM等の各種メモリを備えている。制御部31のCPUは、ROMや記憶部32に記憶されているコンピュータプログラムを読み出しRAMにロードして実行することにより端末装置30の各部を制御する。制御部31のRAMは、CPUが処理を行う際のワークエリアとして機能する。記憶部32は、例えばフラッシュメモリなどの情報を記憶する不揮発性の記憶手段である。通信部35は、アンテナや通信回路を備え、通信回線10を介して情報の送信及び受信を行う。操作部34は、利用者の操作を受け付ける複数の操作子を備え、その操作に応じた操作信号を制御部31に供給する。制御部31は、この操作信号に基づいて操作の内容を判断し、その操作の内容に応じた処理を行う。利用者は、操作部34の操作子を操作することによって、例えば通話の指示、文字の入力、メニューの選択、或いは各種の設定などの様々な処理を端末装置30に対して指示することができる。表示部33は、画面を備えており、制御部31から供給される画像データに応じた画像を表示する。音声入出力部36は、マイクロフォンなどの収音手段、スピーカなどの放音手段、およびDSP(Digital Signal Processor)などの音声処理回路を備えている。
サーバ装置20は、端末装置30の利用者に対して会員制のSNSを提供することで、利用者同士における各種情報の交換を支援するために設けられている。なお、このSNSは、所定の契約を結んだ利用者のみが、情報を投稿したり、他の利用者の投稿した情報を閲覧したりすることが出来るものとする。例えば、サーバ装置20は、SNSとしていわゆる電子日記帳を提供する。電子日記帳とは、利用者から時系列に投稿された情報を所定の順番で閲覧可能とすると共に、利用者の投稿した情報に沿った情報を他の利用者からも投稿することが出来るサービスのことをいう。なお、サーバ装置20は、1人の利用者に対して1つの電子日記帳を提供するものとする。つまり、電子日記帳と利用者とは一意に定められている。例えば、利用者は、自身の個人的な体験や、関心のある情報を時系列に自身の電子日記帳に投稿する。また、利用者は、他の利用者の電子日記帳に対して、既に投稿された情報に沿った情報を投稿する。以下の説明において、利用者が、自身の電子日記帳に投稿した情報を「日記情報」と称する。すなわち、日記情報は、文章を示す投稿情報に相当する。また、利用者が、他者の電子日記帳に投稿された「日記情報」の内容に対して投稿した情報を「コメント情報」と称する。また、自身の電子日記帳に「日記情報」を投稿する利用者を「日記投稿者」とし、他者の電子日記帳に「コメント情報」を投稿する利用者を「コメント投稿者」と称する。また、サーバ装置20は、SNSの管理者が行った設定により、コメント情報を自動で投稿することが出来るものとする。以降、サーバ装置20が自動で投稿したコメント情報を「自動コメント情報」と称する。
図3は、サーバ装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ装置20は、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、操作部24と、通信部25とを備える。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびタイマ等を備える。制御部21のCPUは、ROMや記憶部22に記憶されたプログラムを実行することで、サーバ装置20の各部の動作を制御する。制御部21のタイマは、所定のタイミングで出力される信号に基づいて現在日時を示す情報を算出する。すなわち、制御部21のタイマは、日時を示す情報を取得する日時情報取得手段に相当する。表示部23は、図示せぬ液晶パネルや液晶駆動回路を備えた表示装置である。また、表示部23は、制御部21から供給される画像信号に応じた情報を表示する。操作部24は、ボタン等の操作子を備え、管理者の操作に応じた操作信号を制御部21に供給する。通信部25は、通信回線10を介して端末装置30と通信を行うためのインタフェース装置である。通信部25は、例えば、端末装置30から日記情報、コメント情報、および利用者IDなどの情報を受信する。すなわち、通信部25は、文章を示す投稿情報と投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報とを端末装置30から受信する投稿情報受信手段と、前記投稿情報に対するコメントであるコメント情報を端末装置30から受信するコメント情報受信手段に相当する。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を備え、利用者情報テーブルTB1と、投稿管理テーブルTB2と、特定条件テーブルTB3と、投稿プログラムPG1とを記憶している。
記憶部22に記憶される利用者情報テーブルTB1について説明する。図4は、利用者情報テーブルTB1の一例を示す図である。利用者情報テーブルTB1には、「利用者ID」および「パスワード」がそれぞれ対応づけて記述されている。「利用者ID」のフィールドには、SNSの利用者に対して一意に割り当てられた識別情報が記述される。「パスワード」のフィールドには、識別情報に対応する正当な利用者であることを示すための情報が記述される。
記憶部22に記憶される投稿管理テーブルTB2について説明する。図5は、投稿管理テーブルTB2の一例を示す図である。投稿管理テーブルTB2には、電子日記帳に投稿された情報と、その情報を管理するための情報とが記述されている。投稿管理テーブルTB2には、「利用者ID(日記投稿者)」と、「日記投稿日時」と、「日記情報本文」と、「利用者ID(コメント投稿者)」と、「コメント投稿日時」と、「コメント情報本文」とがそれぞれ対応づけて記述されている。「利用者ID(日記投稿者)」のフィールドには、日記情報を投稿した日記投稿者の利用者IDが記述されている。すなわち、日記投稿者の利用者IDは、投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報に相当する。「日記投稿日時」のフィールドには、日記情報が投稿された日時が記述される。この日時とは、例えば、日付(年月日)と時刻(時分秒)とを表す値である。また、「日記情報本文」のフィールドには、日記情報の内容が記述されている。また、「利用者ID(コメント投稿者)」のフィールドには、コメント情報を投稿したコメント投稿者の利用者ID、または、自動コメント情報の投稿の指示を設定したSNSの管理者の利用者IDが記述されている。なお、SNSの管理者の利用者IDを「USER99」とする。また、「コメント投稿日時」のフィールドには、コメント情報、または、自動コメント情報の何れかが投稿された日時が記述される。また、「コメント情報本文」のフィールドには、コメント情報、または、自動コメント情報の何れかの内容が記述されている。すなわち、記憶部22は、投稿情報受信手段で受信された投稿情報および投稿者情報と、コメント情報受信手段で受信されたコメントのうち、投稿情報をコメント先とするコメント情報とを対応付けて記憶する情報記憶手段に相当する。なお、日記情報が投稿された場合において、「利用者ID(コメント投稿者)、「コメント投稿日時」、および、「コメント情報本文」の各フィールドには、何の情報も記述されない。以降の説明において、この何の情報も記述されない状態のことを、「NULL」と称する。
記憶部22に記憶される投稿プログラムPG1について説明する。投稿プログラムPG1には、ある日記情報に対して自動コメント情報を作成および投稿するための処理(以降、自動コメント処理と称する)の手順が記述されている。より具体的には、制御部21は、投稿プログラムPG1を実行することにより、自動コメント処理のサービスを受ける利用者の日記情報に対して類似度が所定の値以上であると特定された日記情報を類似日記情報として特定する機能と、特定された複数の類似日記情報に対して投稿されたコメント情報に含まれる回数の多い語句を特定する機能と、この特定した語句を含んだコメント情報を生成する機能と、生成したコメント情報を自動コメント情報として投稿する機能とを実現する。なお、投稿プログラムPG1は、SNSの管理者が定めた所定のタイミングで実行される。本実施形態における所定のタイミングは、自動コメント処理のサービスを受ける利用者の日記情報が投稿された直後とする。また、投稿プログラムPG1の実行により実現される機能は、特定条件テーブルTB3に記述された情報によって制御されているものとする。
記憶部22に記憶される特定条件テーブルTB3について説明する。図6は、特定条件テーブルTB3の一例を示す図である。特定条件テーブルTB3には、類似日記情報を特定するための条件(以降、特定条件と称する)が記述されている。同図に示すように、特定条件テーブルTB3には、「特定条件」のフィールドに記述された特定条件に応じた、「特定対象」と、「特定対象期間」と、「類似度」とがそれぞれ対応づけて記述されている。なお、SNSの管理者は、操作部24の操作により制御部21に対して、特定条件テーブルTB3に記述された情報の変更、および、投稿プログラムPG1の実行時に適用される特定条件の変更を指示することが出来るものとする。すなわち、制御部21は、特定条件として記述された期間を変更する期間変更手段、および、類似度の閾値を変更する閾値変更手段に相当する。
特定条件テーブルTB3において、「特定対象」のフィールドには、例えば「電子日記帳」、「SNS」など、特定条件に応じた特定対象が記述されている。この特定対象とは、類似日記情報か否かを判断される日記情報のことをいう。「特定対象」のフィールドに「電子日記帳」と記述されている場合、制御部21は、自動コメント処理のサービスを受ける利用者の利用者IDが対応付けられた日記情報に対して、類似日記情報として特定するか否かを判別する。また、「特定対象」のフィールドに「SNS」と記述されている場合、制御部21は、サーバ装置20がSNSとして提供する全ての電子日記帳に含まれる日記情報に対して、類似日記情報として特定するか否かを判別する。
このように特定対象を可変とするのは、日記情報とコメント情報に含まれる表現が、それぞれの情報を投稿した日記投稿者とコメント投稿者の関係によって異なる場合がある、という理由に基づく。例えば、図5の投稿管理テーブルTB2に示すように、日記投稿者が「ヤバイ」という語句を肯定的な表現および否定的な表現として日記情報に用いるような場合である。
例えば、「特定対象」のフィールドに「電子日記帳」が記述されている場合、類似日記情報として特定された日記情報に対するコメント情報は、自動コメント処理のサービスを受ける利用者が投稿した日記情報の話題に興味を持つ者や、日記情報の投稿者の知人により投稿されることが多く、日記情報の話題に関係する語句や、知人間で使用される語句など、一般的ではない語句が含まれる可能性が高くなる。
また、例えば、「特定対象」のフィールドに「SNS」が記述されている場合、自動コメント処理のサービスを受ける利用者の日記情報だけでなく、他の利用者の日記情報も、類似日記情報として特定される情報の中に含まれる。つまり、類似日記情報として特定される日記情報の中には、自動コメント処理のサービスを受ける利用者の日記情報の話題に近いものだけでなく、他の話題の情報も含まれることとなる。従って、類似日記情報においては、日記情報の話題に関係する語句や知人間で使用される語句など、一般的ではない語句が含まれる可能性が低くなる。
次に、特定条件テーブルTB3において、「特定対象期間」のフィールドには、例えば「1ヶ月」、「10年」など、特定条件に応じた特定対象期間が記述されている。この特定対象期間は、類似日記情報を特定する際に自動コメント処理のサービスを受ける利用者が投稿した最新の話題に近い日記情報を特定するためのものである。
制御部21は、この「特定対象期間」のフィールドに記述された特定対象期間に投稿された日記情報に対して、類似日記情報として特定するか否かを判別する。例えば、「特定対象期間」のフィールドに「1ヶ月」と記述されている場合、制御部21は、現在日時より1ヶ月前から現在までに投稿された日記情報について、類似日記情報として特定するか否かを判別する。
このように特定対象期間を指定するのは、日記情報に含まれる語句において、長期的には標準語の使用率が高いものの、最新の日記情報の話題において、短期的には最近の話題に使用される語句や、最近の言葉使いで使用される語句の使用率が高くなる、という理由に基づく。
したがって、「特定対象期間」のフィールドに1ヶ月などの比較的短い期間を設定しておけば、10年間などの比較的長い期間を設定した場合に比べて、最近の話題に使用される語句や、最近の言葉使いで使用される語句が含まれる日記情報を類似日記情報として特定する可能性が高くなる。
また、「特定対象期間」のフィールドに10年などの比較的長い期間を設定しておけば、類似日記情報として特定される情報において、最近の話題に使用される語句や最近の言葉使いで使用される語句が含まれる日記情報の割合が低くなる。
次に、特定条件テーブルTB3において、「類似度」のフィールドには、日記情報が類似日記情報であるか否かの判定に使用する類似度の閾値が記述されている。
まず、類似度は、2つの文章を比較する際に、周知の形態素解析の技術により文章を形態素に分割し、一方の文章と他方の文章とで、文章に含まれている形態素がどれだけ似ているかを定量化した値である。このため、2つの文章で同じ形態素が多いほど、類似度は大きく高くなり、2つの文章で同じ形態素が少ないほど、類似度は低くなる。
類似度のフィールドに「a」が記述されている場合(aは予め定められた類似度の値)、制御部21は、自動コメント処理のサービスの利用者が投稿した日記情報と、「特定対象」のフィールドに記述されている情報で特定される日記情報との類似度を求め、「特定対象」のフィールドに記述されている情報で特定される日記情報のうち、類似度が「a」よりも高い日記情報について、類似日記情報として特定する。
また、類似度のフィールドに「b」が記述されている場合(b>a)、制御部21は、自動コメント処理のサービスの利用者が投稿した日記情報と、「特定対象」のフィールドに記述されている情報で特定される日記情報との類似度を求め、「特定対象」のフィールドに記述されている情報で特定される日記情報のうち、類似度が「b」よりも高い日記情報について、類似日記情報として特定する。
つまり、制御部21は、「類似度」のフィールドに「a」と記述されている場合の方が、「類似度」のフィールドに「b」と記述されている場合よりも、類似日記情報として特定される情報の数が多くなる。
このように類似度を設定するのは、ある話題に使用される語句や表現が1つに定まらず、文法など考慮しない、いわゆるゆらぎを含むことが多いという理由に基づく。したがって、「類似度」のフィールドに低い値を設定すれば、高い値を設定した場合に比べて、特定した類似日記情報の中には、ある話題について様々な語句や表現が含まれる可能性が高くなる。また、「類似度」のフィールドに高い値を設定すれば、低い値を設定した場合に比べて、特定した類似日記情報の中には、自動コメント処理のサービスを受ける利用者が投稿した日記情報に含まれる語句や表現に近い語句や表現が含まれる可能性が高くなる。
したがって、サーバ装置20の管理者が、特定条件テーブルTB3に目的に応じた特定条件を記述することで、サーバ装置20が所望の語句の表現を含んだ類似日記情報を特定することが可能となる。
(2)動作
本実施形態においては、日記投稿者が自身の所持する端末装置30を用いてSNSを利用する形態について説明する。まず、利用者は、情報管理システム1の提供するSNSを利用するにあたり、SNSの管理者との間において所定の契約を結ぶ。この際にSNSの管理者は、利用者を一意に特定する利用者IDとパスワードとを発行する。そして、SNSの管理者は、操作部24を操作することで、利用者ID、パスワードなどの情報の記憶を指示する。サーバ装置20の制御部21は、入力された指示に応じて、これらの利用者ID、パスワードを記憶部22の利用者情報テーブルTB1にそれぞれ対応づけて記述させる。例えば、利用者情報テーブルTB1には、図3の1行目に示されるように、「利用者ID」のフィールドに「USER01」、「パスワード」のフィールドに「PASS01」が記述される。この利用者IDがUSER01の利用者が、端末装置30を使用して日記情報を投稿する。つまり、利用者IDがUSER01の利用者は、日記投稿者として日記情報を投稿する。
図7は、サーバ装置20と端末装置30の動作を示すシーケンス図である。
端末装置30の制御部31は、SNSへのアクセス要求を受け付けている(ステップS71)。そして、制御部31は、SNSへのアクセス要求を検知するまで待機し続ける(ステップS71;NO)。制御部31は、SNSへのアクセス要求を検知すると(ステップS71;YES)、ログインを要求するメッセージをサーバ装置20に対して送信する(ステップS72)。このログインを要求するメッセージには、日記投稿者の利用者IDおよびパスワードが含まれている。なお、制御部31は、ログインの認証に失敗、もしくは、SNSからログオフするまで利用者IDをRAMに記憶させておく。
サーバ装置20の制御部21は、ログインを要求するメッセージを受信すると、メッセージから利用者IDとパスワードとを抽出してRAMに記憶させる。そして、制御部21は、ログインの認証として、該当する利用者IDとパスワードを含むレコードが利用者情報テーブルTB1に記述されているか否かを判断する(ステップS73)。制御部21は、該当する利用者IDとパスワードが利用者情報テーブルTB1に記述されていないと判断すると(ステップS73;NO)、ログインの認証に失敗したものとする。これに応じて、制御部21は、端末装置30に対してログインの認証に失敗した旨の情報を送信する。そして、端末装置30の制御部31は、ログインの認証に失敗し、SNSを利用できない旨の情報を表示部33に表示させる(ステップS74)。一方、サーバ装置20の制御部21は、該当する利用者IDとパスワードを含むレコードが利用者情報テーブルTB1に記述されていると判断すると(ステップS73;YES)、ログインの認証に成功したものとする。これに応じて、制御部21は、端末装置30に対してログインの認証に成功した旨の情報を送信し、SNSの利用を許可する(ステップS75)。
端末装置30の制御部31は、表示部33を制御してSNSで提供される各種サービスの一覧を表示させる。ここで、日記投稿者は、操作部34の操作子を操作して、日記情報を投稿するサービスを選択する。制御部31は、この選択に応じて、サーバ装置20に対して日記情報を投稿するサービスの要求を送信する。サーバ装置20の制御部21は、この要求に応じて、日記情報を投稿するための画面情報を端末装置30に送信する。端末装置30の制御部31は、表示部33を制御して、画面情報に応じた画面を表示させる。この画面情報に応じた画面には、例えば、投稿管理テーブルTB2の「本文」に相当する日記情報を入力するための入力欄が設けられている。ここで、日記投稿者は、自身の所持する端末装置30に対して、所定の操作を行うことにより、「食堂でヤバイラーメンを食べた。」と入力したとする。制御部31は、入力を検知すると、日記情報、および、RAMに記憶された日記投稿者の利用者IDとを含むメッセージをサーバ装置20に対して投稿する(ステップS76)。なお、サービスの一覧を表示してから入力の完了を検知するまでの処理についてはSNSにおける周知の処理であるため、図7への記載を省略している。
サーバ装置20の制御部21は、受け取ったメッセージから、日記情報と利用者IDとを抽出してRAMに記憶させる。また、制御部21は、タイマから算出した現在日時、例えば「2010.10.10 10:50:00」をRAMに記憶させる。そして、制御部21は、日記情報、利用者ID、および、現在日時を含んだ新たなレコードを投稿管理テーブルTB2に記述する(ステップS77)。より具体的には、制御部21は、「利用者ID(日記投稿者)」のフィールドに「USER01」、「日記投稿日時」のフィールドに「2010.10.10 10:50:00」、「日記情報本文」のフィールドに「食堂でヤバイラーメンを食べた。」、「利用者ID(コメント投稿者)」のフィールドに「NULL」、「コメント投稿日時」のフィールドに「NULL」、「コメント情報本文」のフィールドに「NULL」という情報を含む新たなレコードを投稿管理テーブルTB2に記述する。この処理に応じて、図5に示された投稿管理テーブルTB2には、行番号1のレコードが記述される。
以上の処理により、サーバ装置20の制御部21は、日記投稿者の操作する端末装置30から投稿された日記情報を他の端末装置30、例えばコメント投稿者の操作する端末装置30から閲覧可能な状態とする。また、制御部21は、所定のタイミングに応じて、投稿プログラムPG1を実行することで、自動コメント処理を実施する(ステップS78)。次に、制御部21が、特定条件1と特定条件2のそれぞれに応じた自動コメント処理を実施する場合の動作について説明する。
<特定条件1に応じた自動コメント処理の場合>
図8は、サーバ装置20が行う自動コメント処理の流れを示すフローチャートである。サーバ装置20の制御部21は、自動コメント処理のサービスを受ける利用者(利用者IDが「USER01」の利用者)の日記情報が投稿されると、記憶部22に記憶されている投稿プログラムPG1を読み出しRAMにロードして実行することで自動コメント処理を開始する。まず、制御部21は、特定条件テーブルTB3からSNSの管理者によって予め定められた特定条件に応じた「特定対象」、「特定対象期間」、および「類似度」を抽出する(ステップS81)。ここで、例えば、SNSの管理者が、予め定められた特定条件として「特定条件1」を指定していたものとする。制御部21は、特定条件テーブルTB3の「特定条件」のフィールドに「特定条件1」が記述されたレコードを抽出する。そして、制御部21は、抽出したレコードの「特定対象」、「特定対象期間」、および「類似度」の夫々のフィールドに記述された情報を、自身のRAMに記憶させる。ここで、「特定条件1」に応じたレコードには、「特定対象」として「電子日記帳」、「特定対象期間」として「1ヶ月」、「類似度」として「a」とがそれぞれ対応づけて記述されているので、これらの情報がRAMに記憶される。
次に、制御部21は、RAMに記憶された特定条件に応じた日記情報を抽出して類似日記情報として特定する(ステップS82)。ここで、「特定対象」が「電子日記帳」であるので、制御部21は、自動コメント処理のサービスを受ける利用者の利用者ID「USER01」を取得する。この利用者IDは、電子日記帳と一意の関係である。つまり、投稿管理テーブルTB2に含まれるレコードのうち、「利用者ID(日記投稿者)」のフィールドに「USER01」を含むレコードが、「特定対象」としての「電子日記帳」を満たすレコードとなる。
そして、制御部21は、タイマから算出した現在日時、例えば「2010.10.10 10:50:05」をRAMに記憶させる。そして、制御部21は、算出した現在日時から1ヶ月前の日時をRAMに記憶させ、投稿管理テーブルTB2に含まれるレコードのうち、「日記投稿日時」のフィールドに、現在より1ヶ月前の日時から現在までの間の日時を含むレコードを抽出する。例えば、制御部21は、図5に示された投稿管理テーブルTB2の行番号2〜6のレコードを抽出して自身のRAMに記憶させる。
次に、制御部21は、自動コメント処理の対象である行番号1のレコードに含まれる日記情報と、抽出された行番号2〜6のレコードに含まれる日記情報のそれぞれとの類似度を算出する。そして、制御部21は、算出した類似度が類似度「a」よりも高いか否かを判断する。ここで、制御部21は、算出した類似度が「a」以下であると判断した場合には、行番号1のレコードに含まれる日記情報と比較した日記情報を、類似日記情報として特定しない。一方、制御部21は、算出した類似度が「a」よりも高いと判断した場合には、比較した日記情報を類似日記情報であると特定する。すなわち、制御部21は、情報記憶手段に記憶されている投稿情報が表す文章と、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章とを比較し、前記情報記憶手段に記憶されている投稿情報から、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する投稿情報特定手段に相当する。
ここで、制御部21は、類似日記情報と特定した日記情報の件数が0件である場合には(ステップS83;NO)、自動コメント情報を投稿せずに自動コメント処理を終了する。一方、制御部21は、類似日記情報と特定した日記情報の件数が1件以上である場合には(ステップS83;YES)、類似日記情報として特定された日記情報に対して投稿されたコメント情報を抽出する(ステップS84)。ここで、制御部21は、行番号3〜6のレコードに含まれる日記情報を類似日記情報であるとして特定し、さらに、行番号3〜6のレコードの「コメント情報本文」のフィールドに記述されたコメント情報を抽出したものとする。すなわち、制御部21は、情報記憶手段において、投稿情報特定手段で特定された投稿情報に対するコメント情報を抽出する抽出手段に相当する。
次に、制御部21は、ステップS84の処理で抽出したコメント情報を分類する(ステップS85)。例えば、制御部21は、周知の技術である形態素解析によって算出された類似度に基づいてコメント情報を分類すればよい。ここでは、制御部21は、行番号6にレコードに含まれる「まずいよね」と、行番号3〜5のレコードに含まれる「やばいよね」に分類したものとする。また、制御部21は、この分類したコメント情報の件数をカウントして、件数の最も多かった分類に属するコメント情報を自動コメント情報として生成する(ステップS86)。つまり、制御部21は、「まずいよね」を1件、「やばいよね」を3件とカウントして、最も多いカウント件数である「やばいよね」を自動コメント情報として特定する。そして、制御部21は、生成した自動コメント情報を図示せぬシソーラスに基づいて類義語へと変換する(ステップS87)。制御部21は、この変換を所定のアルゴリズムに従って変換してもよいし、ランダムに変換してもよい。ここでは、制御部21は、「やばいよね」を「すごいよね」に変換したものとする。すなわち、制御部21は、抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句を類義語に変換し、変換後の語句を含む自動コメント情報を生成する生成手段に相当する。
次に、制御部21は、ステップS81〜ステップS87の処理によって生成された自動コメント情報、SNSの管理者ID、および、現在日時を投稿管理テーブルTB2に記述する(ステップS88)。より具体的には、制御部21は、「利用者ID(コメント投稿者)」に「USER99」、コメント投稿日時に「2010.10.10 10:50:05」、本文に「すごいよね」といった情報を投稿管理テーブルTB2の自動コメント対象の日記情報が含まれるレコードに記述する。つまり、図5に示された投稿管理テーブルTB2の行番号1のレコードには、図9に示されたレコードに含まれる内容が記述されることになる。
以上の処理により、サーバ装置20の制御部21は、投稿プログラムPG1を実行することで、自動コメント情報を他の端末装置30、例えば日記投稿者の操作する端末装置30から閲覧可能な状態とする。つまり、制御部21は、日記投稿者によって投稿された日記情報の話題に対応した文言を含むコメント情報を自動で投稿することが可能となる。すなわち、制御部21は、生成手段で生成された自動コメント情報を、投稿情報受信手段で受信された投稿情報に対応付けて端末装置からアクセス可能な状態で情報記憶手段に記憶させる書込手段に相当する。
<特定条件2に応じた自動コメント処理の場合>
次に、制御部21が実施する特定条件2に応じた自動コメント処理について説明する。なお、制御部21は、特定条件1に応じた自動コメント処理と実質的に同じ処理を実施するから、図8のサーバ装置20が行う自動コメント処理の流れを示すフローチャートを用いて説明をする、
サーバ装置20の制御部21は、自動コメント処理のサービスを受ける利用者(利用者IDが「USER01」の利用者)の日記情報が投稿されると、記憶部22に記憶されている投稿プログラムPG1を読み出しRAMにロードして実行することで自動コメント処理を開始する。まず、制御部21は、特定条件テーブルTB3からSNSの管理者によって予め定められた特定条件に応じた「特定対象」、「特定対象期間」、および「類似度」を抽出する(ステップS81)。ここで、例えば、SNSの管理者が、予め定められた特定条件として「特定条件2」を指定していたものとする。制御部21は、特定条件テーブルTB3の「特定条件」のフィールドに「特定条件2」が記述されたレコードを抽出する。そして、制御部21は、抽出したレコードの「特定対象」、「特定対象期間」、および「類似度」の夫々のフィールドに記述された情報を、自身のRAMに記憶させる。ここで、「特定条件2」に応じたレコードには、「特定対象」として「SNS」、「特定対象期間」として「10年」、「類似度」として「b」とがそれぞれ対応づけて記述されているので、これらの情報がRAMに記憶される。
次に、制御部21は、RAMに記憶された特定条件に応じた日記情報を抽出して類似日記情報として特定する(ステップS82)。ここで、「特定対象」が「SNS」であるので、制御部21は、投稿管理テーブルTB2に含まれる全てのレコードが「特定対象」としての「SNS」を満たすレコードとなる。そして、制御部21は、タイマから算出した現在日時、例えば「2010.10.10 10:50:05」をRAMに記憶させる。そして、制御部21は、算出した現在日時から10年前の日時をRAMに記憶させ、投稿管理テーブルTB2に含まれるレコードのうち、「日記投稿日時」のフィールドに、現在より10年前の日時から現在までの間の日時を含むレコードを抽出する。例えば、制御部21は、図5に示された投稿管理テーブルTB2の行番号2〜10のレコードを抽出して自身のRAMに記憶させる。
次に、制御部21は、自動コメント処理の対象である行番号1のレコードに含まれる日記情報と、抽出された行番号2〜10のレコードに含まれる日記情報のそれぞれとの類似度を算出する。そして、制御部21は、算出した類似度が類似度「b」よりも高いか否かを判断する。ここで、制御部21は、算出した類似度が「b」以下であると判断した場合には、行番号1のレコードに含まれる日記情報と比較した日記情報を、類似日記情報として特定しない。一方、制御部21は、算出した類似度が閾値「b」よりも高いと判断した場合には、比較した日記情報を類似日記情報であると特定する。
ここで、制御部21は、類似日記情報と特定した日記情報の件数が0件である場合には(ステップS83;NO)、自動コメント情報を投稿せずに自動コメント処理を終了する。一方、制御部21は、類似日記情報と特定した日記情報の件数が1件以上である場合には(ステップS83;YES)、類似日記情報として特定された日記情報に対して投稿されたコメント情報を抽出する(ステップS84)。ここでは、制御部21は、行番号6〜10のレコードに含まれる日記情報を類似日記情報であるとして特定し、さらに、行番号6〜10のレコードの「コメント情報本文」のフィールドに記述されたコメント情報を抽出したものとする。
次に、制御部21は、ステップS84の処理で抽出したコメント情報を分類する(ステップS85)。例えば、制御部21は、周知の技術である形態素解析によって算出された類似度に基づいてコメント情報を分類すればよい。ここでは、制御部21は、行番号6〜9のレコードに含まれる「まずいよね」と、行番号10のレコードに含まれる「おいしいよね」に分類したものとする。また、制御部21は、この分類したコメント情報の件数をカウントして、件数の最も多かった分類に属するコメント情報を自動コメント情報として生成する(ステップS86)。つまり、制御部21は、「まずいよね」を4件、「おいしいよね」を1件とカウントして、最も多いカウント件数である「まずいよね」を自動コメント情報として特定する。そして、制御部21は、生成した自動コメント情報を図示せぬシソーラスに基づいて類義語へと変換する(ステップS87)。制御部21は、この変換を所定のアルゴリズムに従って変換してもよいし、ランダムに変換してもよい。ここでは、制御部21は、「まずいよね」を「おいしくないよね」に変換したものとする。
次に、制御部21は、ステップS81〜ステップS87の処理によって生成された自動コメント情報、SNSの管理者ID、および、現在日時を投稿管理テーブルTB2に記述する(ステップS88)。より具体的には、制御部21は、「利用者ID(コメント投稿者)」に「USER99」、コメント投稿日時に「2010.10.10 10:50:05」、本文に「おいしくないよね」といった情報を投稿管理テーブルTB2の自動コメント対象の日記情報が含まれるレコードに記述する。つまり、図5に示された投稿管理テーブルTB2の行番号1のレコードには、図10に示されたレコードに含まれる内容が記述されることになる。
以上の処理により、サーバ装置20の制御部21は、投稿プログラムPG1を実行することで、自動コメント情報を他の端末装置30、例えば日記投稿者の操作する端末装置30から閲覧可能な状態とする。つまり、制御部21は、日記投稿者によって投稿された日記情報の話題に対応した文言を含むコメント情報を自動で投稿することが可能となる。
(3)変形例
上述した実施形態の内容を次のように変形して実施することも可能である。また、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(3−1)変形例1
上述した実施形態において、端末装置30とサーバ装置20によって実現される各種の機能を実現するプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光 磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記録した状態で提供し得る。また、インターネットのようなネットワーク経由で各種の 装置にダウンロードさせることも可能である。
(3−2)変形例2
特定条件テーブルTB3において、「特定対象」のフィールドには、サーバ装置20が提供するサービス以外である「Web」が特定対象として記述されていてもよい。例えば、「特定対象」のフィールドに「Web」と記述されている場合、制御部21は、Web上に公開された情報に対して、類似日記情報として特定するか否かを判別する。このようにすれば、サーバ装置20の提供するSNSの利用者の日記情報だけでなく、Web上に公開された情報も、類似日記情報として特定される情報の中に含まれる。従って、類似日記情報においては、日記情報の話題に関係する語句や知人間で使用される語句など、一般的ではない語句が含まれる可能性が低くなる。
(3−3)変形例3
特定条件テーブルTB3に記述された特定条件は、「特定対象」、「特定対象期間」、「類似度」など日記情報に応じた情報に限らず、日記情報を投稿した日記投稿者の属性に応じた情報でもよい。日記投稿者の属性は、例えば、性別・年齢・居住地・出身・血液型・趣味などである。この日記投稿者の属性は、SNSの管理者との間において所定の契約を結ぶ際に取得され、利用者情報テーブルTB1、および、特定条件テーブルTB3に記述される。ここで、特定条件テーブルTB3には、特定条件として、日記投稿者の属性である「趣味」が記述されているものとする。この場合、サーバ装置20の制御部21は、自動コメント処理時において、日記投稿者と同じ趣味である他の日記投稿者の日記情報を類似日記情報として特定することになる。したがって、類似日記情報として特定された日記情報に対するコメント情報は、自動コメント処理のサービスを受ける利用者と同じ趣味の者により投稿されることが多く、日記情報の話題に関係する語句や、同じ趣味の者同士で使用される語句など、一般的ではない語句が含まれる可能性が高くすることができる。
(3−4)変形例4
上述した実施形態においては、類似日記情報として特定する日記情報が投稿された期間を「特定対象期間」で限定しているが、特定対象期間を設けなくてもよい。
(3−5)変形例5
上述した実施形態においては、ステップS86で特定した自動コメント情報を、ステップS87で図示せぬシソーラスに基づいて類義語へと変換しているが、ステップS87の処理を行わずに、ステップS86で生成した自動コメント情報を投稿管理テーブルTB2に記述してもよい。
1…情報管理システム、10…通信回線、20…サーバ装置、21…制御部、22…記憶部、23…表示部、24…操作部、25…通信部、TB1…利用者情報テーブル、TB2…投稿管理テーブル、TB3…特定条件テーブル、PG1…投稿プログラム、30…端末装置、31…制御部、32…記憶部、33…表示部、34…操作部、35…通信部、36…音声入出力部。

Claims (6)

  1. 日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、
    文章を示す投稿情報と、該投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報とを端末装置から受信する投稿情報受信手段と、
    前記投稿情報に対するコメントであるコメント情報を端末装置から受信するコメント情報受信手段と、
    前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報投稿者情報、当該投稿情報が受信された日時および当該投稿情報をコメント先とするコメント情報とを対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段において、前記日時情報取得手段で取得した日時情報が示す日時から定められた期間内の日時に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報が表す文章と、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章とを比較し、前記情報記憶手段に記憶されている投稿情報から、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する投稿情報特定手段と、
    前記期間を変更する期間変更手段と、
    前記情報記憶手段において、前記投稿情報特定手段で特定された投稿情報に対するコメント情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句に基づいて、コメント情報である自動コメント情報を生成する生成手段と、
    該生成手段で生成された自動コメント情報を、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報に対応付けて前記端末装置からアクセス可能な状態で前記情報記憶手段に記憶させる書込手段とを有するサーバ装置。
  2. 投稿者の属性を示す属性情報を取得する属性情報取得手段を有し、
    前記情報記憶手段は、前記投稿情報を投稿した投稿者の属性情報を該投稿情報に対応付けて記憶し、
    前記投稿情報特定手段は、前記情報記憶手段において、前記属性情報取得手段で取得した属性情報に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報において、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報との類似度が閾値以上の投稿情報を特定すること
    を特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. 記閾値を変更する閾値変更手段を有すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のサーバ装置。
  4. 記生成手段は、前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句を類義語に変換し、変換後の語句を含む前記自動コメント情報を生成すること
    を特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載のサーバ装置。
  5. 章を示す投稿情報と、該投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報とを送信する投稿情報送信手段と、
    投稿情報に対するコメントであるコメント情報を送信するコメント情報送信手段と、
    を有する端末装置と、
    前記投稿情報送信手段で送信された投稿情報および投稿者情報を受信する投稿情報受信手段と、
    前記コメント情報送信手段で送信されたコメント情報を受信するコメント情報受信手段と、
    日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、
    前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報投稿者情報、当該投稿情報が受信された日時および当該投稿情報をコメント先とするコメント情報とを対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段において、前記日時情報取得手段で取得した日時情報が示す日時から定められた期間内の日時に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報が表す文章と、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章とを比較し、前記情報記憶手段に記憶されている投稿情報から、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する投稿情報特定手段と、
    前記期間を変更する期間変更手段と、
    前記情報記憶手段において、前記投稿情報特定手段で特定された投稿情報に対するコメント情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句に基づいて、コメント情報である自動コメント情報を生成する生成手段と、
    該生成手段で生成された自動コメント情報を、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報に対応付けて前記端末装置からアクセス可能な状態で前記情報記憶手段に記憶させる書込手段と
    を有するサーバ装置と
    を有する情報管理システム。
  6. ンピュータを、
    日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段と、
    文章を示す投稿情報と、該投稿情報の投稿者を特定する投稿者情報とを端末装置から受信する投稿情報受信手段と、
    前記投稿情報に対するコメントであるコメント情報を端末装置から受信するコメント情報受信手段と、
    前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報投稿者情報、当該投稿情報が受信された日時および当該投稿情報をコメント先とするコメント情報とを対応付けて記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段において、前記日時情報取得手段で取得した日時情報が示す日時から定められた期間内の日時に対応付けられた投稿情報を抽出し、抽出した投稿情報が表す文章と、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章とを比較し、前記情報記憶手段に記憶されている投稿情報から、コメント情報の生成対象となる投稿情報が表す文章との類似度が閾値以上の投稿情報を特定する投稿情報特定手段と、
    前記期間を変更する期間変更手段と、
    前記情報記憶手段において、前記投稿情報特定手段で特定された投稿情報に対するコメント情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段で抽出されたコメント情報に含まれる語句に基づいて、コメント情報である自動コメント情報を生成する生成手段と、
    該生成手段で生成された自動コメント情報を、前記投稿情報受信手段で受信された投稿情報に対応付けて前記端末装置からアクセス可能な状態で前記情報記憶手段に記憶させる書込手段
    として機能させるためのプログラム。
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