JP5427477B2 - 板状体の製造方法、ガスタービン燃焼器およびガスタービン - Google Patents

板状体の製造方法、ガスタービン燃焼器およびガスタービン Download PDF

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Description

本発明は、板状体の製造方法、ガスタービン燃焼器およびガスタービンに関する。
ガスタービン燃焼器や、ジェットエンジンや、宇宙関連機器などにおける高温環境に晒される領域の構成部材として、両表面の間に冷却流体が流れる流路を形成した板状体が使用されている。当該流路に冷却流体を流すことにより板状体が冷却されるため、上述のような高温環境に晒される領域にも板状体を用いることができる。
例えば、ガスタービン燃焼器における燃焼筒は、約1500℃という高温環境下で使用されるため、燃焼筒は冷却機能を有する上述の板状体を用いて形成されている。
具体的には、複数枚(例えば2枚)の板状体を接合して組み立てることにより、1本の円筒状の燃焼筒が形成されている。隣接する板状体の接合には、レーザ溶接などの公知の溶接方法が用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、上述のように隣接する板状体を接合する場合に、接合面に冷却流体が流れる流路が開口しているときには、当該開口は溶接により閉じられ、当該流路に冷却流体が流れなくなっていた。
このように、冷却流体が流れない流路が発生すると、板状体における冷却性能のムラが発生するとともに、冷却性能が低下するという問題があった。
そこで、隣接する板状体を溶接した後に、当該溶接部の一部を切削加工した溝を、溶接部に沿って形成し、閉じられた開口と溝とを繋ぐことにより、上述の流路に冷却流体が流れるようにする技術が提案されている。
なお、上述の溝は、蓋部によって覆われることにより閉じられている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3831638号公報
上述の特許文献1に記載の板状体における冷却機能は、上述の流路に冷却流体を流すことにより発揮されるものである。そのため、例えば二枚の板の一方に溝を形成し、一方および他方の板を、ロウ付けにより接合して板状体を形成し、当該板状体をプレス加工などにより所定の形状に形成する場合には、当該板状体の内部に割れがなく、かつ、流路に詰まり等が発生していないことを確認する検査を行う必要があった。
板状体の内部に割れがあるか否かの検査としては、当該板状体のX線写真をデジタル化し、画像処理を行うことにより検査する方法が用いられている。
その一方で、流路に詰まり等が発生しているか否かの検査としては、最初に上述のX線写真の画像処理による検査が行われ、当該検査により詰まりが発生している可能性があると判断されたものについては、さらに、超音波探傷試験による検査方法が用いられている。
上述の検査により流路に詰まりが発生していると判定された場合であって、詰まりの補修が可能なときには補修が行われ、補修が不可能なときには板状体が廃棄されていた。
しかしながら、上述のX線写真の画像処理による検査方法、および、超音波探傷試験による検査方法は、ともに二次元的な検査方法であるため、流路の詰まりなどの三次元的な形状を正確に検査することが難しいという問題があった。
そのため、従来では、流路に詰まりが発生しているか否かの判定基準を厳しくして、流路の詰まりが発生した板状体をより高い確率で発見できるようにしていた。
このようにすると、流路の詰まりが発生した板状体が、ガスタービン燃焼器に用いられることを高い確率で防止できていた。
しかしながら、詰まりが発生しているか否かの判定基準を厳しくすると、超音波探傷試験による検査が行われる板状体の数が増加するととともに、超音波探傷試験による検査によっても詰まりが発生していると判定される板状体の数が増加することとなる。
すると、詰まりの補修が行われる板状体の数も、超音波探傷試験による検査が行われる板状体の数と同様に増加していた。
このように、詰まりが発生しているか否かの判定基準を厳しくすると、超音波探傷試験による検査を受けるのを待つ板状体が滞留するとともに、詰まりが発生していると判定され補修を受けるのを待つ板状体が滞留し、板状体を安定して生産することが難しくなるという問題があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、検査や補修による板状体の滞留を削減し、安定した生産に寄与することができる板状体の製造方法、ガスタービン燃焼器およびガスタービンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、以下の手段を提供する。
本発明の板状体の製造方法は、複数の板を積層させるとともに、冷却媒体が流れる複数の流路が前記複数の板の間に並んで配置された板状体を形成する流路形成工程と、前記流路に検査流体を流して該検査流体の流量を計測し、前記流路における流量係数と流路断面積の積に基づいて前記流路の詰まりの有無を判定する流量検査工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、各流路における流量係数(Cd)と流路断面積(A)との積である有効面積(Cd・A)に基づくことにより、流路の詰まりの有無を容易に判定することができる。さらに有効面積という指標を用いることにより、流路の詰まりの有無を定量的に評価することができるとともに、流路に対する設計上の要求値とも対比することができる。
流路の詰まりの有無の判定が容易になることから、詰まりの有無の判定が困難とされる流路の数が減少する。そのため、詰まりの補修が行われる流路のうち、詰まりの有無の判定が困難とされた流路の数が減少することから、詰まりの補修が行われる流路の総数も減少する。
上記発明においては、前記流量検査工程の前に、前記板状体のX線撮影を行い、前記板状体のX線画像に基づいて前記流路の詰まりの有無を判定するX線検査工程を有し、該X線検査工程において、詰まりがないと判定された前記流路に対しては、前記流量検査工程を行わないことが望ましい。
本発明によれば、X線画像に基づいて詰まりがないと判定された流路に対して流量検査工程を行わない、言い換えると、詰まりがあると判定された流路、および、詰まりの有無の判定が困難な流路に対して流量検査工程を行うことにより、流路における詰まりの有無を確実に判定することができる。
具体的には、板状体のX線画像に基づいて当該板状体に設けられた複数の流路の形状を判別し、判別された形状から各流路における詰まりの有無が判定される。そのため、全ての流路の一つ一つに対して有効面積を計測する方法や、超音波探傷法を用いて複数の流路における詰まりの有無を判定する方法と比較して、一つのX線画像に基づいて複数の流路における詰まりの有無を判定することができるため、検査に要する期間が短縮される。
一方で、X線画像に基づく流路の詰まりの有無を判定する方法は、板状体がプレス加工等により所定の形状に曲げられた後であっても、超音波探傷法を用いた検査と比較して、流路における詰まりの有無が容易に判定される。
さらに、X線画像に基づく流路の詰まりの有無を判定する方法を用いることにより、流路の詰まりの有無の他に、板状体に発生した割れ等の不具合を発見することができる。
上記発明においては、前記流量検査工程の前に、超音波探傷法を用いて測定した前記流路の形状に基づいて前記流路の詰まりの有無を判定する超音波検査工程を有し、該超音波検査工程において、詰まりがないと判定された前記流路に対しては、前記流量検査工程を行わないことが望ましい。
本発明によれば、超音波検査工程において詰まりがないと判定された流路に対して流量検査工程を行わない、言い換えると、超音波検査工程において詰まりがあると判定された流路、および、詰まりの有無の判定が困難な流路に対して流量検査工程を行うことにより、流路における詰まりの有無を確実に判定することができる。
具体的には、超音波探傷法を用いて板状体に設けられた複数の流路の形状を判別し、判別された形状から各流路における詰まりの有無が判定される。そのため、全ての流路の一つ一つに対して有効面積を計測する方法と比較して、超音波探傷法を用いて測定された複数の流路の詰まりの有無を判定することができるため、検査に要する期間が短縮される。
さらに、超音波探傷法を用いて流路の詰まりの有無を判定する方法を用いることにより、流路の詰まりの有無の他に、板状体における複数の板の接合面が剥離している領域を検出することができる。
本発明のガスタービン燃焼器は、燃料を噴射するノズル部と、内部で空気と噴射された燃料とを混合して燃焼させる筒体と、が設けられ、前記燃焼筒が、上記本発明の板状体の製造方法により製造された板状体であることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明の板状体の製造方法により製造された板状体が設けられることにより、検査や補修による滞留が減少し、ガスタービン燃焼器の安定した生産に寄与することができる。
本発明のガスタービンは、空気を圧縮する圧縮機と、該圧縮機から供給された圧縮空気、および、外部から供給された燃料を混合して燃焼させ燃焼ガスを生成する上記本発明のガスタービン燃焼器と、前記燃焼ガスが有するエネルギの一部を、回転駆動力に変換するタービン部と、前記タービン部から前記回転駆動力を前記圧縮機に伝達する回転軸と、が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記本発明のガスタービン燃焼器が設けられることにより、検査や補修による滞留が減少し、ガスタービンの安定した生産に寄与することができる。
本発明の板状体の製造方法、ガスタービン燃焼器およびガスタービンによれば、各流路における流量係数(Cd)と流路断面積(A)とを測定し、これらの値の積である有効面積(Cd・A)に基づいて流路の詰まりの有無を判定することにより、検査や補修による板状体の滞留を削減し、安定した生産に寄与することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るガスタービンの構成を説明する模式図である。 図1の燃焼器、タービン部、および燃焼器の構成を説明する模式図である。 図2の燃焼筒の構成を説明する斜視図である。 図3の燃焼筒を構成するパネルの構成を説明する分解図である。 図3の上面パネル等の構成を説明する断面図である。 図3の上面パネル等の構成を説明する平面視図である。 外板および内板を接合した板状体における流路の検査を説明するフローチャートである。 超音波探傷検査装置の概略を説明する模式図である。 流量計測装置の概略を説明する模式図である。 詰まりのない流路における流路長と、有効断面積および流量係数との関係を説明するグラフである。 上面パネル等における流路の検査を説明するフローチャートである。
この発明の一実施形態に係るガスタービンについて、図1から図11を参照して説明する。
図1は、本実施形態のガスタービンの構成を説明する模式図である。
本実施形態では、図1に示すように、本発明のガスタービン1を、発電機Gを駆動するものに適用して説明するが、ガスタービン1により駆動される対象は、発電機Gに限定されるものではなく、他の機器であってもよく特に限定するものではない。
ガスタービン1には、図1に示すように、圧縮機2と、燃焼器(ガスタービン燃焼器)3と、タービン部4と、回転軸5と、が主に設けられている。
圧縮機2は、外部の空気である大気を吸入して圧縮し、圧縮された空気を燃焼器3に供給するものである。
圧縮機2には、図1に示すように、圧縮機2に流入する大気に流量を調節する入口案内翼や、流入した大気を圧縮する1段動翼、および1段静翼など、が設けられている。
図2は、図1の燃焼器、タービン部、および燃焼器の構成を説明する模式図である。
燃焼器3は、図1および図2に示すように、圧縮機2により圧縮された空気、および、外部から供給された燃料を混合させ、混合された混合気を燃焼させることにより、高温のガスを生成するものである。
燃焼器3は、図1および図2に示すように、圧縮機2により圧縮された空気、および、外部から供給された燃料を混合させ、燃焼させることにより、高温ガス(燃焼ガス)を生成するものである。
燃焼器3には、図2に示すように、空気入口31と、ノズル部32と、燃焼筒(筒体、板状体)33と、が主に設けられている。
空気入口31は、図2に示すように、圧縮機2により圧縮された空気を、燃焼筒33の内部に導くものであって、ノズル部32の周囲に環状に配置されたものである。さらに、空気入口31は、燃焼筒33の内部に流入する空気に、旋回方向の流速成分を与えるとともに、燃焼筒33の内部に循環流れを形成するものである。
なお、空気入口31としては、公知の形状を用いることができ、特に限定するものではない。
ノズル部32は、図2に示すように、外部から供給された燃料を燃焼筒33の内部に向けて噴霧するものである。ノズル部32から噴霧された燃料は、空気入口31により形成された空気の流れ等により攪拌されて、燃料と空気との混合気となる。
なお、ノズル部32としては、公知の形状を用いることができ、特に限定するものではない。
図3は、図2の燃焼筒の構成を説明する斜視図である。
燃焼筒33は、図2および図3に示すように、空気入口31およびノズル部32からタービン部4の流入部に向かって延びる流路を形成するものである。言い換えると、燃焼筒33は、その内部を、燃料と空気の混合気や、当該混合気の燃焼により生成される高温ガスが流れるものである。
燃焼筒33は、ノズル部32側の断面が円状に形成され、タービン部4側の断面が矩形状に形成され、ノズル部32からタービン部4に向かって断面形状が連続して変化する筒状の部材である。
図4は、図3の燃焼筒を構成するパネルの構成を説明する分解図である。
燃焼筒33は、図3および図4に示すように、上面パネル(板状体)33U、下面パネル(板状体)33D、右面パネル(板状体)33R、および、左面パネル(板状体)33Lから構成されているものである。
上面パネル33Uは、燃焼筒33を周方向に4分割した板状の部材であって、燃焼筒33の上側の側面、言い換えると、燃焼器3がガスタービン1に配置された場合における径方向外側の側面を構成するものである。
上面パネル33Uの中央には、バイパス弁(図示せず)に連通する貫通孔33Hが形成されている。
下面パネル33Dは、燃焼筒33を周方向に4分割した板状の部材であって、燃焼筒33の下側の側面、言い換えると、燃焼器3がガスタービン1に配置された場合における径方向内側の側面を構成するものである。
右面パネル33Rは、燃焼筒33を周方向に4分割した板状の部材であって、燃焼筒33の右側の側面、言い換えると、燃焼器3がガスタービン1に配置された場合に、圧縮機2からタービン部4に向かって右側の側面を構成するものである。
左面パネル33Lは、燃焼筒33を周方向に4分割した板状の部材であって、燃焼筒33の左側の側面、言い換えると、燃焼器3がガスタービン1に配置された場合に、圧縮機2からタービン部4に向かって左側の側面を構成するものである。
具体的には、ノズル部32側の断面が円状に形成され、タービン部4側の断面が矩形状に形成された燃焼筒33を構成するために、上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33R、および、左面パネル33Lにおけるノズル部32側の断面は円弧状に形成され、タービン部4側の断面は直線状に形成されている。
さらに、上述の上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33R、および、左面パネル33Lは、レーザ溶接により接続され、燃焼筒33を構成している。
具体的には、上面パネル33Uには、隣接する右面パネル33Rおよび左面パネル33Lがレーザ溶接され、下面パネル33Dには、隣接する右面パネル33Rおよび左面パネル33Lがレーザ溶接されている。
図5は、図3の上面パネル等の構成を説明する断面図である。図6は、図3の上面パネル等の構成を説明する平面視図である。
上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33R、および、左面パネル33Lの基本的構成は同じである。
そのため、ここでは上面パネル33Uについてのみ、図5および図6を参照しながら説明し、その他の下面パネル33D、右面パネル33R、および、左面パネル33Lについては説明を省略する。
上面パネル33Uには、図5および図6に示すように、外板(一の板)41と、内板(他の板)42と、が設けられている。
外板41は、燃焼筒33の外周面側に配置された板状の部材であり、耐熱性を有する金属や合金などから形成されたものである。本実施形態ではNi基合金から形成されている例に適用して説明する。
外板41における内板42と対向する面には、冷却空気などの冷却媒体が流れる流路51を構成する複数の溝61が並んで形成されているとともに、外板41には複数の溝61の一部と連通する外貫通孔65が設けられている。
溝61は、外板41に並んで形成された複数の溝のうち、両端以外の内側に配置された溝であり、言い換えると、当該溝の両側に溝61が配置された溝である。
溝61は、図5の断面視において、底部が円弧状に形成された溝である。このように、溝61の底部を円弧状にすることで、例えば、溝61の断面形状を矩形や台形とした場合と比較して、角部が形成されないため、応力集中が発生しにくくなる。
本実施形態では、溝61は溝幅に対応したボールエンドミルを用いた切削加工により形成された溝であり、ボールエンドミルを用いた1回の切削加工により形成されている。
なお、溝61の断面形状は、上述のように底部が円弧状に形成された形状に限られることなく、断面が矩形や台形に形成されていてもよく、特に限定するものではない。
溝61の断面形状が矩形や台形に形成されていると、底部が円弧状に形成された場合と比較して、溝61から形成される流路51の流路面積を増やすことが容易となる。
外貫通孔65は、外板41および内板42が接合された際に形成される流路51と、燃焼筒33の外周面側の空間とを繋ぐ貫通孔である。
内板42は、燃焼筒の内周面側に配置された板状の部材であり、耐熱性を有する金属や合金などから形成されたものである。本実施形態ではNi基合金から形成されている例に適用して説明する。
内板42は、外板41における溝61が形成された面と、ロウ付けにより拡散接合され、溝61を覆うことにより、流路51を形成するものである。
内板42には、外板41に設けられた複数の溝61の一部と対向する位置に内貫通孔66が設けられている。
内貫通孔66は、外板41および内板42が接合された際に形成される流路51と、燃焼筒33の内周面側の空間とを繋ぐ貫通孔である。
なお、本実施形態では、カン型の燃焼器3に適用して説明しているが、カン型の燃焼器3に限定されることなく、アニュラ型の燃焼器など、他の形式の燃焼器に適用してもよく、特に限定するものではない。
タービン部4は、図1および図2に示すように、燃焼器3により生成された高温ガスの供給を受けて回転駆動力を発生させ、発生した回転駆動力を回転軸5に伝達するものである。
回転軸5は、図1に示すように、タービン部4により発生された回転駆動力を圧縮機2および発電機Gに伝達するものである。
なお、回転軸5としては、公知の構成を用いることができ、特にその構成を限定するものではない。
次に、本実施形態の特徴である燃焼筒33の製造方法について説明する。
燃焼筒33を製造する場合には、最初に上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33Rおよび左面パネル33Lを構成する板状体を形成し、その後に、燃焼筒33が形成される。
具体的には、平板状の外板41に溝61が切削加工される。溝61は並んで配置されるように形成されるとともに、燃焼筒33を構成した際に、隣接する溝同士の間隔が等しくなるように形成される。
平板状の外板41に溝61が形成されると、外板41の溝61が形成された面に、内板42が接合されて上面パネル33U等を構成する板状体が形成される(流路形成工程)。
つまり、外板41における外板41の溝61が形成された面であって、内板42と接触する部分にロウ材を配置し、ロウ材を挟むように外板41および内板42を配置される。その後、外板41、内板42およびロウ材は加熱されながら、外板41および内板42が互いに接近する方向に、プレス機により押し付けられ拡散接合される。
このように、外板41に内板42を接合することにより、流路51が形成される。言い換えると、溝61および内板42により流路51が形成される。
なお、ロウ材としては外板41、内板42と同じ組成のものを用いることができ、特に限定するものではない。
図7は、外板および内板を接合した板状体における流路の検査を説明するフローチャートである。図8は、超音波探傷検査装置の概略を説明する模式図である。
板状体が形成されると、図7および図8に示すように、超音波探傷検査装置100を用いて流路51における詰まりの有無の検査(以下、「UTによる検査」と表記する。)が行われる(ステップS1(超音波検査工程))。
UTによる検査は、例えば、内板42側から上面パネル33U等を構成する板状体に対して超音波を照射し、板状体から反射された超音波や、透過した超音波を検出することにより、流路51の二次元的な形状を測定するものである。
具体的には、図8に示すように、上面パネル33U等を構成する板状体を水槽101の水の中に配置し、板状体に向って超音波センサ102から超音波が照射され、板状体から反射してきた超音波が超音波センサ102によって測定される。超音波センサ102による測定結果は、UT制御部103に入力される。
ここで、板状体における超音波の反射や透過について説明すると以下のようになる。
つまり、板状体の内板42側から照射された超音波のうち、外板41および内板42が接合された領域に照射されたものは、当該接合面および外板41を透過する。その一方で、流路51が形成されている領域に照射された超音波は、内板42における流路51の内周面を構成する面で反射される。外板41および内板42が接合されておらず剥離した領域に照射された超音波も、同様に、内板42における剥離領域と対向した面で反射される。
その一方で、超音波センサ102は、UT制御部103によって制御される駆動ステージ104によって板状体の全面を走査される。
その後UT制御部103は、超音波センサ102の位置および測定結果に基づいて板状体に形成された流路51の二次元的な形状を算出する。
UT制御部103は、図7に示すように、算出された流路51の二次元的な形状に基づいて、流路51の詰まりの有無を判定する(ステップS2(超音波検査工程))。
つまり、算出された流路51の二次元的な形状において、流路51の幅が所定の値よりも広いものは、流路51に詰まりが発生していないと判定される一方、流路51の幅が所定の値よりも狭くなったものや、流路51の形状が途切れているものについては、流路51に詰まりが発生いると判定される。
このとき、UT制御部103は、外板41および内板42が接合されていない領域である剥離領域の有無も、同時に判定することができる。
図9は、流量計測装置の概略を説明する模式図である。
上述のように、UTによる検査において詰まりが発生していないと判定された流路51以外の流路51について、図7および図9に示すように、流量計測装置200を用いて流路51における測定流体の流量等が測定され(ステップS3)、測定の結果に基づき、流路51における詰まりの有無の判定が行われる(ステップS4(流量検査工程))。
具体的には、図9に示すように、上面パネル33U等を構成する板状体における外貫通孔65または内貫通孔66にノズル部203を密着させ、流路51に測定流体である空気を流すことにより、測定流体の流量、差圧および温度が測定され、これらの測定値に基づいて流路51における流量係数(Cd)および流路断面積(A)の積である有効面積(Cd・A)が算出される。
流量計測装置200には、図9に示すように、供給部201と、測定部202と、ノズル部203と、演算部204と、が設けられている。
供給部201は、流路51に流される測定流体を供給するものである。
測定部202は、流路51に供給される測定流体の流量、圧力、および、温度を測定するものである。
ノズル部203は、測定流体を外貫通孔65または内貫通孔66から流路51に流入させるものである。ノズル部203における板状体と当接する部分には、ゴムなどの弾性体を用いてリング状に形成された当接部205が設けられている。
当接部205の内周径は、外貫通孔65または内貫通孔66の外周径よりも大きく形成されている。
演算部204は、測定部202により測定された流量、圧力、および、温度の値に基づいて、有効面積(Cd・A)を算出し、流路51における詰まりの有無を判定するものである。
具体的には、以下の計算式(1)に基づいて有効面積(Cd・A)を算出している。
Figure 0005427477
ここで、qは、質量流量であり、ρは、流体の密度であり、△Pは、流路51における測定流体が流入する部分での圧力(測定部202により測定された圧力)と、流出する部分での圧力(大気圧)との間の差圧である。
図10は、詰まりのない流路における流路長と、有効断面積および流量係数との関係を説明するグラフである。
演算部204には、予め測定された詰まりがない流路51における流路の長さと、流量係数(Cd)(図10における破線で示すグラフ)および有効面積(Cd・A)(図10における実線で示すグラフ)との関係が記憶されている。そのため、演算部204は有効面積(Cd・A)を算出すると、図10に示すように、詰まりがない場合における流路51に係る有効面積(Cd・A)と、算出された有効面積(Cd・A)とを比較して、測定を行った流路51における詰まりの有無を判定する。
流量計測装置200を用いた検査の結果、流路51に詰まりが発生していると判定されると、流路51の詰まりの補修が行われる(ステップS5)。
補修は、内板42における詰まりが発生している部分に対応する領域がグラインダなどの工具を用いて削り取り、詰まりを補修した後、削り取った領域を他の内板42などで埋めることにより行われる。
補修が終了すると板状体、特に流路51の検査が行われる(ステップS6)。この検査には、上述の流量計測装置200を用いた流路51における詰まりの有無の検査も含まれる。
この検査の結果が不合格の場合には、板状体に対して再び補修が行われる(ステップS5)。
UTによる検査、流量計測装置200を用いた検査、および、補修後の検査において流路51に詰まりがないと判定されると、次に、平板状の板状体をプレス成型することにより上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33Rおよび左面パネル33Lが形成される。
図11は、上面パネル等における流路の検査を説明するフローチャートである。
上面パネル33U等が形成されると、図11に示すように、X線画像に基づく流路51の詰まりの検査が行われる(ステップS11(X線検査工程))。
X線画像に基づく検査では、例えば、上面パネル33U等のX線撮影を行い、撮影されたX線画像に基づいて流路51の二次元的な形状の判別が行われる。
流路51の二次元的な形状が判別されると、判別された流路51の二次元的な形状に基づいて、流路51の詰まりの有無が判定される(ステップS12(X線検査工程))。
つまり、判別された流路51の二次元的な形状において、流路51の幅が所定の値よりも広いものは、流路51に詰まりが発生していないと判定される一方、流路51の幅が所定の値よりも狭くなったものや、流路51の形状が途切れているものについては、流路51に詰まりが発生いると判定される。
このとき、上面パネル33U等のプレス成型時等に、板状体に発生した割れの有無も、同時に判定することができる。
上述のように、X線画像に基づく検査において詰まりが発生していないと判定された流路51以外の流路51について、図9および図11に示すように、流量計測装置200を用いて流路51における測定流体の流量等が測定され(ステップS3)、測定の結果に基づき、流路51における詰まりの有無の判定が行われる(ステップS4)。
なお、ここで行われる流量計測装置200を用いた検査は、UTによる検査の後に行われる流量計測装置200を用いた検査と同様であるため、その説明を省略する。
X線画像に基づく検査、流量計測装置200を用いた検査、および、補修後の検査において流路51に詰まりがないと判定されると、次に、上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33Rおよび左面パネル33Lは、燃焼筒33を構成するように配置されて仮合わせされる。
仮合わせ後、上面パネル33Uおよび右面パネル33R、右面パネル33Rおよび下面パネル33D、下面パネル33Dおよび左面パネル33Lがレーザ溶接により接合され、燃焼筒33となる。
例えば、上面パネル33Uと、右面パネル33Rとをレーザ溶接することにより、溶接部64において上面パネル33Uと右面パネル33Rとが接合される。
レーザ溶接が行われて燃焼筒33が形成されると、再び、図11に示すように、X線画像に基づく流路51の詰まりの検査等が行われる(ステップS11)。
ここで行われる流路51の詰まりの検査等は、上面パネル33U等が形成された後に行われる詰まりの検査等と同じであるため、その説明を省略する。
X線画像に基づく検査、流量計測装置200を用いた検査、および、補修後の検査において流路51に詰まりがないと判定されると、次に、燃焼筒33に付属する部品が燃焼筒33に取り付けられ、遮熱コーティングが施されることにより、燃焼筒33が完成する。
次に、上記の構成からなるガスタービン1における一般的な運転について説明する。
ガスタービン1は、図1に示すように、圧縮機2が回転駆動されることにより大気(空気)を吸入する。吸入された大気は、圧縮機2により圧縮されるとともに、燃焼器3に向かって送り出される。
燃焼器3に流入された圧縮された空気は、燃焼筒33の内部において、燃焼器3において外部から供給された燃料と混合される。空気および燃料の混合気は燃焼器3において燃焼され、燃焼熱により高温ガスが生成される。
燃焼器3において生成された高温ガスは、燃焼筒33の内部を通過して、下流のタービン部4に供給される。タービン部4は高温ガスにより回転駆動され、その回転駆動力は回転軸5に伝達される。回転軸5は、タービン部4において抽出された回転駆動力を圧縮機2および発電機Gに伝達する。
次に、本実施形態に係る流路51による冷却について説明する。
燃焼筒33を構成する上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33Rおよび左面パネル33Lの流路51には、外部から冷却流体である冷却空気が供給される。
冷却空気は、流路51を流れることにより、燃焼筒33を構成する上面パネル33U、下面パネル33D、右面パネル33Rおよび左面パネル33Lを冷却し、燃焼熱や高温ガスの熱からこれらのパネルを保護する。
冷却に用いられた冷却空気は、流路51から回収されてもよいし、高温ガスとともにタービン部4に供給されてもよく、特に限定するものではない。
上記の構成によれば、各流路51における流量係数(Cd)と流路断面積(A)との積である有効面積(Cd・A)に基づくことにより、流路51の詰まりの有無を容易に判定することができる。そのため、上面パネル33U等を構成する板状体、上面パネル33U等、および、燃焼筒33の検査に要する時間が短縮されて、検査に係る滞留が減少することから、上面パネル33U等を構成する板状体、上面パネル33U等、燃焼筒33、および、ガスタービン1の安定した生産に寄与することができる。
さらに有効面積(Cd・A)という指標を用いることにより、流路51の詰まりの有無を定量的に評価することができるとともに、流路51に対する設計上の要求値とも対比することができ、流路51の詰まりの有無を容易に判定することができる。
流路51の詰まりの有無の判定が容易になることから、詰まりの有無の判定が困難とされる流路51の数が減少する。そのため、詰まりの補修が行われる流路51のうち、詰まりの有無の判定が困難とされた流路51の数が減少することから、詰まりの補修が行われる流路51の総数も減少する。その結果、上面パネル33U等を構成する板状体、上面パネル33U等、および、燃焼筒33の補修に係る滞留が減少ことから、上面パネル33U等を構成する板状体、上面パネル33U等、燃焼筒33、および、ガスタービン1の安定した生産に寄与することができる。
X線画像に基づいて詰まりがないと判定された流路51に対して流量計測装置200を用いた検査を行わない、言い換えると、詰まりがあると判定された流路51、および、詰まりの有無の判定が困難な流路51に対して流量計測装置200を用いた検査を行うことにより、流路51における詰まりの有無を確実に判定することができる。
具体的には、X線画像に基づく検査では、上面パネル33U等を構成する板状体、上面パネル33U等、および、燃焼筒33のX線画像に基づいて複数の流路51の形状を判別し、判別された形状から各流路51における詰まりの有無が判定される。そのため、全ての流路51の一つ一つに対して有効面積(Cd・A)を計測する方法や、UTによる検査と比較して、一つのX線画像に基づいて複数の流路51における詰まりの有無を判定することができるため、検査に要する期間が短縮される。
一方で、X線画像に基づく流路51の詰まりの有無を判定する方法は、プレス加工等により曲げられた上面パネル33U等、および、燃焼筒33であっても、超音波探傷法を用いた検査と比較して、流路51における詰まりの有無が容易に判定される。
さらに、X線画像に基づく流路51の詰まりの有無を判定する方法を用いることにより、流路51の詰まりの有無の他に、上面パネル33U等、および、燃焼筒33に発生した割れ等の不具合を発見することができる。
UTによる検査において詰まりがないと判定された流路51に対して流量計測装置200を用いた検査を行わない、言い換えると、UTによる検査において詰まりがあると判定された流路51、および、詰まりの有無の判定が困難な流路51に対して流量計測装置200を用いた検査を行うことにより、流路51における詰まりの有無を確実に判定することができる。
具体的には、UTによる検査により、上面パネル33U等を構成する板状体に設けられた複数の流路51の形状を判別し、判別された形状から各流路51における詰まりの有無が判定される。そのため、全ての流路51の一つ一つに対して有効面積(Cd・A)を計測する方法と比較して、UTによる検査により複数の流路51の詰まりの有無を判定することができるため、検査に要する期間が短縮される。
さらに、UTによる検査を用いて流路51の詰まりの有無を判定する方法を用いることにより、流路51の詰まりの有無の他に、上面パネル33U等を構成する板状体における外板41および内板42の接合面が剥離している領域を検出することができる。
なお、流路51に流される冷却媒体としては、上述の実施形態のように空気を用いてもよいし、蒸気を用いてもよく、特に限定するものではない。
流路51に流す冷却媒体として蒸気を用いる場合には、外貫通孔65や内貫通孔66などが設けられず、外部から流路51に供給された蒸気を燃焼器3の周囲の空間に放出することなく、回収する構成としてもよい。
1 ガスタービン
2 圧縮機
3 燃焼器(ガスタービン燃焼器)
4 タービン部
33 燃焼筒(筒体、板状体)
33U 上面パネル(板状体)
33D 下面パネル(板状体)
33R 右面パネル(板状体)
33L 左面パネル(板状体)
41 外板(一の板)
42 内板(他の板)
51 流路
61 溝
ステップS1 (超音波検査工程)
ステップS2 (超音波検査工程)
ステップS4 (流量検査工程)
ステップS11 (X線検査工程)
ステップS12 (X線検査工程)

Claims (4)

  1. 複数の板を積層させるとともに、冷却媒体が流れる複数の流路が前記複数の板の間に並んで配置された板状体を形成する流路形成工程と、
    前記板状体のX線撮影を行い、前記板状体のX線画像に基づいて前記複数の流路の詰まりの有無を判定するX線検査工程と、
    前記複数の流路のうちの前記X線検査工程において詰まりが有ると判定された流路に検査流体を流して該検査流体の流量を計測し、前記流路における流量係数と流路断面積の積に基づいて前記流路の詰まりの有無を判定する流量検査工程とを有し
    前記複数の流路のうちの前記X線検査工程において詰まりがないと判定された流路に対しては、前記流量検査工程を行わないことを特徴とする板状体の製造方法。
  2. 複数の板を積層させるとともに、冷却媒体が流れる複数の流路が前記複数の板の間に並んで配置された板状体を形成する流路形成工程と
    超音波探傷法を用いて測定した前記流路の形状に基づいて前記複数の流路の詰まりの有無を判定する超音波検査工程
    前記複数の流路のうちの前記超音波検査工程において詰まりが有ると判定された流路に検査流体を流して該検査流体の流量を計測し、前記流路における流量係数と流路断面積の積に基づいて前記流路の詰まりの有無を判定する流量検査工程とを有し、
    前記複数の流路のうちの前記超音波検査工程において詰まりがないと判定された流路に対しては、前記流量検査工程を行わないことを特徴とする板状体の製造方法。
  3. 燃料を噴射するノズル部と、
    内部で空気と噴射された燃料とを混合して燃焼させる筒体と、
    が設けられ、
    前記燃焼筒が、請求項1または請求項に記載の板状体の製造方法により製造された板状体であることを特徴とするガスタービン燃焼器。
  4. 空気を圧縮する圧縮機と、
    該圧縮機から供給された圧縮空気、および、外部から供給された燃料を混合して燃焼させ燃焼ガスを生成する請求項に記載のガスタービン燃焼器と、
    前記燃焼ガスが有するエネルギの一部を、回転駆動力に変換するタービン部と、
    前記タービン部から前記回転駆動力を前記圧縮機に伝達する回転軸と、
    が設けられていることを特徴とするガスタービン。
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