JP5426190B2 - センサノード、センタノード、マルチホップ無線センサネットワークシステム、及びセンサ情報収集方法 - Google Patents
センサノード、センタノード、マルチホップ無線センサネットワークシステム、及びセンサ情報収集方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5426190B2 JP5426190B2 JP2009038548A JP2009038548A JP5426190B2 JP 5426190 B2 JP5426190 B2 JP 5426190B2 JP 2009038548 A JP2009038548 A JP 2009038548A JP 2009038548 A JP2009038548 A JP 2009038548A JP 5426190 B2 JP5426190 B2 JP 5426190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- sensor
- node
- information
- during
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
図9に、センタノード及びセンサノードのそれぞれの無線通信部の起動時間と停止時間とのタイミングチャートを示す。ネットワークの構成は、センタノードを起点としたツリー構造のトポロジである。
センタノードは、センサノードのセンサ情報を受信する際に、第1のセンサノードへセンサ情報送信要求801を送信する。センサ情報送信要求801を受信した第1のセンサノードは、センサ情報をセンサ情報送信返答802として送信する。同様に、センタノードは、センサ情報送信要求803を第2のセンサノードへ送信し、センサ情報送信要求803を受信した第2のセンサノードは、センサ情報をセンサ情報送信返答804として送信する。
図10に、センタノード及びセンサノードのそれぞれの無線通信部の起動時間と停止時間、各ノードに割り当てられたノード時間t1、ノード時間t2についてのタイミングチャートを示す。動作は周期Tを1サイクルとして実施され、起動開始から時間Aが経過した後に停止する。さらに起動時間Aは、ノード時間t1とノード時間t2とに分けられており、ノード時間t1は起動開始からt1時間後まで、ノード時間t2は、起動開始後t1時間が経過した時点からt2時間後までである。これらの周期T、起動時間A、ノード時間t1、t2は各ノードに初期設定されている。ネットワークの構成は、センタノードを起点としたツリー構造のトポロジである。
マルチホップ転送は、他のノードから受信した情報を別のノードに送信することで、直接通信可能な環境に無いノード間で情報を伝達する方式である。例えば、図2に示すように、センサノード102とセンサノード108とが直接無線通信できない場合は、センサノード108がセンシングした情報は、センサノード101へ情報を伝達するために上位のノードであるセンサノード105へ送信される。送信された情報は上位のノードであるセンサノード105に受信され、マルチホップ転送によって送信される。センサノード105から送信された情報は上位のノードであるセンサノード102で受信される。
このように、マルチホップ転送を実施することで、直接無線通信できないノード間で情報を伝達することができる。なお、無線通信においては、他のノードが情報を送信中に情報を送信した場合、情報の衝突が発生し、情報を正常に受信できない場合がある。この場合は、情報を即時に送信するのではなく、ランダム時間経過後に送信するなどして情報の衝突を防ぐことが一般的である。
図3(a)に示すように、センタノード101は、情報記憶部1012、制御部1013、時刻管理部1014及び無線通信部1015を有する。
情報記憶部1012は、ノード固有のIDやセンサがセンシングした情報を記憶する。情報記憶部1012は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(random access memory)のような記憶媒体を適用可能である。制御部1013は、情報送受信部1016、無線通信制御部1017、スケジュール部1018を有する。情報送受信部1016は、無線通信部1015を介して受信するセンサノードからの情報を情報記憶部1012へ格納する機能と、センサノードへ送る情報を無線通信部1015へ出力する機能とを有する。無線通信制御部1017は、スケジュール部1018からの命令に応じて無線通信部1015の起動と停止とを行う。スケジュール部1018は、時刻管理部1014から得られる時刻を基に起動時間、停止時間、マージン、上り時間、下り時間が初期設定時に設定されており、決められた時刻に無線通信制御部1017へ起動命令や停止命令を出力する。
情報記憶部1022は、ノード固有のIDやセンサがセンシングした情報を記憶する。情報記憶部302は、ハードディスクやフラッシュメモリ、RAM(random access memory)のような記憶媒体を適用可能である。制御部1023は、情報送受信部1026、無線通信制御部1027、スケジュール部1028を有する。情報送受信部1026は、センシングした情報を無線通信部1025へ出力する機能と、無線通信部1025から受信するセンタノードからの時刻同期通知に含まれる再送要求に応じて、センシングした情報を再送信するためにセンサ情報を無線通信部1025へ出力する機能を有する。また、情報送受信部1026は、他のセンサノードが送信したセンサ情報を受信した際には、上位のノードへマルチホップ転送すべく送信する。無線通信制御部1027は、スケジュール部1028からの命令に応じて無線通信部1025を起動・停止する。スケジュール部1028は、起動時間、停止時間、マージン、上り時間、下り時間が初期設定にて設定されており、時刻管理部1024から得られる時刻を基に、決められた時刻に無線通信制御部1027へ起動命令や停止命令を出力する。
図5に、センタノード101及びセンサノード102〜110の無線通信部1015、1025〜1105の周期と起動時間、停止時間、マージン、上り時間、下り時間を示す。動作は、周期Tを1サイクルとして実施され、起動開始から起動時間Aが経過した後で停止する。起動時間Aは、第1のマージン、上り時間tu、下り時間td、第2のマージンに分けられる。第1のマージンは起動開始直後から第1のマージン時間経過後までの期間である。上り時間は、第1のマージン終了後から上り時間tu経過後までの期間である。下り時間tdは、上り時間tu終了後から下り時間td経過後までの期間である。第2のマージンは、下り時間td終了後から第2のマージン時間経過後までの期間である。これらの周期T、起動時間A、第1のマージン、上り時間tu、下り時間td及び第2のマージンは、各ノードに初期設定として設定されている。また、センタノード101の情報記憶部1012においてはセンサノードの固有IDも初期設定時に設定されており、ネットワークトポロジをセンタノードにおいて認識可能となっている。
また、第1のマージンと第2のマージンとは異なる長さであっても良い。さらに、第1のマージン及び第2のマージンは長さがゼロであっても良い。換言すると、第1のマージン及び第2のマージンが必ず設けられていなければならない訳ではない。
図6において、センタノード101及びセンサノード102、105、108の無線通信部1015、1025、1055、1085の周期、起動時間、停止時間、マージン、上り時間、下り時間を示す。動作は周期Tを1サイクルとして実施され、起動開始から起動時間A経過後に停止する。さらに、起動時間Aは第1のマージン、上り時間tu、下り時間td、第2のマージンに分けられる。第1のマージンは起動開始直後から第1のマージン時間経過後までの期間である。上り時間は、第1のマージン終了後から上り時間tu経過後までの期間である。下り時間tdは、上り時間tu終了後から下り時間td経過後までの期間である。第2のマージンは、下り時間td終了後から第2のマージン時間経過後までの期間である。これらの周期T、起動時間A、第1のマージン、上り時間tu、下り時間td及び第2のマージンは、各ノードに初期設定として設定されている。また、センタノード101の情報記憶部1012においてはセンサノードの固有IDを管理している。
センサノード105がセンシングによって得たセンサ情報502も同様にマルチホップ転送によってセンタノード101へ送信される。センサノード102はセンタノードと直接通信可能な環境にあるため、センシングによって得たセンサ情報503はマルチホップ転送ではなく、通常の無線通信によってセンタ端末101へと送信される。
最終的にセンタノード101はセンサ情報501〜503を受信するが、センタノード101においてはマルチホップ転送を実施しない。
センタノード101は、起動時間Aに無線通信部1015を起動し、上り時間tu経過後に全センサノード102、105、108宛てに時刻同期通知504を送信する。センタノード101は全センサノード102、105、108からの情報が取得できていれば、全センサノード102、105、108宛てに下り時間キャンセルを含む時刻同期通知504を下り時間tdの期間内に送信する。時刻同期通知504を受信したセンサノード102は、時刻同期通知504を受信した際に、自ノードの時刻を設定し、時刻をセンタノード101と同期させる。さらに、マルチホップ転送すべく送信を実施する。この際、センタノード101でも時刻同期通知504を受信できるが、センタノード101自身が送信した送信データは受信後に破棄する。センサノード102からマルチホップ転送された時刻同期通知504は、センサノード105に受信され、さらにマルチホップ転送されてセンサノード108に受信される。このようなマルチホップ転送を繰り返すことで、各センサノード102、105、108に対して時刻同期通知504を送信できる。
時刻同期通知504を受信した各センサノード102、105、108は、時刻同期通知504内に下り時間キャンセルが含まれている場合には、時刻同期通知504の転送を実施後に無線通信部1025、1055、1085を停止し、下り時間を短縮する。
時刻同期通知504を受信した各センサノード102、105、108は、時刻同期通知504内に自ノードが要求先として指定された再送要求が含まれている場合には、センシングによって得た情報を即時に送信する。
最終的に、センタノード101は、センサノード102からマルチホップ転送されたセンサ情報502を受信することで、全てのセンサノード102、105、108からセンサ情報を受信する。なお、図においては、センサノード105が下り時間tdにセンサ情報502を再送信しているが、次回の上り時間tuにおいて送信するセンサ情報に、センタノード101から再送要求されたセンサ情報を加えて送信することも可能である。後者の場合には、下り時間中に上り通信が発生しないため、通信の衝突による輻輳を防ぐことができる。
センタノードは、第1〜第3のセンサノードのセンサ情報の受信確率を逐次計算しており、受信確率が100%となるよう周期T1、起動時間、マージン、上り時間、下り時間の設定を行う。具体的には、各ノードに対して時刻同期通知を使用し、周期Tを短く(停止時間を短く)したり、起動時間Aを長くしたりすることにより、1周期中に起動時間が占める割合を増やすように指示を送る。また、受信確率が100%であるならば、各ノードに対して時刻同期通知を使用し、周期Tを長く(停止時間を長く)したり、起動時間Aを短くしたりすることにより、1周期中に起動時間が占める割合を減らすように指示を送る。
センタノードは、第1周期、第2周期においては、上り時間にセンサノードからセンサ情報を受信し、下り時間に時刻同期通知601、602をセンサノードへ送信する。第3周期の上り時間において全てのセンサノードからセンサ情報を受信した時点で、3回続けて全てのセンサノードからセンサ情報を取得できたため、センタノードは第3周期の下り時間では、起動時間Aを短く変更して起動時間Bとしたスケジュールを含む時刻同期通知603を送信する。これを受信したセンサノードは、それ以降は起動時間Bとしたスケジュールにて周期的に実行されることとなり、第4周期以降は図示するように起動時間が短くなって省電力化が図られる。起動時間が短くなった第4周期以降も、上り時間にはセンサノードからセンタノードへセンサ情報が送られ、下り時間にはセンタノードからセンサノードへ時刻同期通知604、605が送られる。
センタノードと第1のセンサノードとは、周期T1にて間欠動作している。一方、第2のセンサノードは、周期T1の2倍の長さの周期T2にて間欠動作している。
第2のセンサノードは、変化する頻度の低い物性値をセンシングするノードであり、周期T1ほど頻繁にセンサ情報の取得が必要ないものとする。このようなセンサノードに対しては、基本周期(センタノードの動作周期T1)の整数倍となるように周期T2を決定し、スケジュール化することで、更なる省電力化が可能である。
なお、上記に示すスケジュールの変更は、初期設定やセンタノードからの指示だけではなく、センサノード自身がセンサ情報の変動を監視し、変動状況によりスケジュールを変更してもよい。
例えば、上記実施形態においては、無線通信部で使用する無線規格を無線LANやZigBee、特定小電力無線としているが、無線通信を行えれば良く、Bluetoothといった他の無線通信規格を使用しても良い。
また、無線通信部のデータ衝突を回避する機能については、ランダム時間経過後に送信することで送信データの衝突を防いでいるが、ノード固有IDを種としてランダム時間を生成し、送信時間をずらして送信データの衝突を回避しても良い。
さらに、センサ部においてセンシングする情報として、温度や湿度、電力を例としてあげたが、これら以外の情報をセンシングしても良い。
さらに、センタノードにもセンサ部を設けることも可能である。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
102〜110 センサノード
401、501、502、503 センサ情報
402、504、601〜606 時刻同期通知
1012、1022 情報記憶部
1013、1023 制御部
1014、1024 時刻管理部
1015、1025 無線通信部
1016、1026 情報送受信部
1017、1027 無線通信制御部
1018、1028 スケジュール部
1019 センサ部
Claims (29)
- センシングによって取得したセンサ情報をネットワークトポロジの最上位に位置するセンタノード宛てに送信するセンサノードであって、
時刻情報を管理する時刻管理手段と、
他ノード宛てに送信する情報を無線信号に変換して出力するとともに、他のノードから無線信号として情報を受信する無線通信手段と、
前記時刻管理手段によって管理されている前記時刻情報に基づいて、前記無線通信手段を周期的に起動する制御手段とを有し、
前記無線通信手段の起動時間は、上り通信時間と、下り通信時間とに分割されており、
前記上り通信時間中には、自ノードにおいてセンシングして取得した前記センサ情報及び他のノードから受信した前記センサ情報を、上位のノードへ送信し、
前記下り通信時間中には、前記センタノードから発せられた情報を下位のノードに送信し、
前記起動時間の最初及び最後の少なくとも一方にマージン時間が設けられ、
前記マージン時間の長さを前記センタノードからの指示に応じて変更することを特徴とするセンサノード。 - 前記起動時間の周期並びに前記上り通信時間及び前記下り通信時間の長さを前記センタノードからの指示に応じて変更することを特徴とする請求項1項記載のセンサノード。
- 前記起動時間の周期並びに前記上り通信時間及び前記下り通信時間の長さを前記センサ情報の変動に応じて変更することを特徴とする請求項1記載のセンサノード。
- 前記マージン時間は、自ノード及び前記センタノードのそれぞれにおいて1周期内で見込まれる時刻のずれの最大値の合計以上の長さであることを特徴とする請求項1記載のセンサノード。
- 前記マージン時間の長さを前記センサ情報の変動に応じて変更することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のセンサノード。
- 前記センタノードから発せられる時刻同期情報を前記下り通信時間中に受信し、該時刻同期情報に基づいて前記時刻情報を更新することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のセンサノード。
- 自ノードにおいてセンシングして取得した前記センサ情報を、前記センタノードからの要求に応じて再送信することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のセンサノード。
- 前記センタノードから発せられた下りキャンセル情報を前記下り通信時間中に受信した場合に、前記制御手段は前記起動時間の満了を待たずに前記無線通信手段を停止させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載のセンサノード。
- ネットワークトポロジの最上位に設置され、センサノードがセンシングによって取得したセンサ情報を収集するセンタノードであって、
時刻情報を管理する時刻管理手段と、
他ノード宛てに送信する情報を無線信号に変換して出力するとともに、他のノードから無線信号として情報を受信する無線通信手段と、
前記時刻管理手段によって管理されている前記時刻情報に基づいて、前記無線通信手段を周期的に起動する制御手段とを有し、
前記無線通信手段の起動時間は、上り通信時間と、下り通信時間とに分割されており、
前記上り通信時間中に、前記センサノードからの前記センサ情報を受信するとともに、前記下り通信時間中に、時刻同期情報を前記センサノードへ送信し、
所定回数連続して前記上り通信時間中に全てのセンサノードから前記センサ情報を受信できた場合には、前記無線通信手段の起動の周期に占める前記起動時間の割合を減らし、前記下り通信時間中に前記センサノードに前記起動時間の周期並びに前記上り通信時間及び前記下り通信時間の長さの変更を指示することを特徴とするセンタノード。 - 前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在する場合には、前記無線通信手段の起動の周期に占める前記起動時間の割合を増やし、前記下り通信時間中に前記センサノードに前記起動時間の周期並びに前記上り通信時間及び前記下り通信時間の長さの変更を指示することを特徴とする請求項9記載のセンタノード。
- 前記起動時間の最初及び最後の少なくとも一方にマージン時間が設けられたことを特徴とする請求項9または10記載のセンタノード。
- 前記マージン時間は、自ノード及び前記センサノードのそれぞれにおいて1周期内で見込まれる時刻のずれの最大値の合計以上の長さであることを特徴とする請求項11項記載のセンタノード。
- 前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在する場合には、前記無線通信手段の起動の周期に占める前記起動時間の割合を増やし、前記マージン時間の長さの変更を指示することを特徴とする請求項11又は12記載のセンタノード。
- 所定回数連続して前記上り通信時間中に全てのセンサノードから前記センサ情報を受信できた場合には、前記無線通信手段の起動の周期に占める前記起動時間の割合を減らし、前記マージン時間の長さの変更を指示することを特徴とする請求項11から13のいずれか1項記載のセンタノード。
- 前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在する場合には、そのセンサノードに対して、前記下り通信時間中に前記センサ情報の再送信を要求することを特徴とする請求項9から14のいずれか1項記載のセンタノード。
- 前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在しない場合には、前記起動時間の終了を指示する下りキャンセル情報を、前記下り通信時間中に前記センサノードへ送信することを特徴とする請求項9から15のいずれか1項記載のセンタノード。
- 任意の前記センサノードに対して、その無線通信手段を、起動時間を自ノードと同じとして間欠的な周期で起動させるように指示することを特徴とする請求項9から16のいずれか1項記載のセンタノード。
- センシングによってセンサ情報を取得する複数のセンサノードと、ネットワークトポロジの最上位に設置され、前記センサノードがセンシングによって取得したセンサ情報を収集するセンタノードとを有するマルチホップ無線センサネットワークシステムであって、
前記センタノード及び前記センサノードのそれぞれは、
時刻情報を管理する時刻管理手段と、
他ノード宛てに送信する情報を無線信号に変換して出力するとともに、他のノードから無線信号として情報を受信し、起動時間が、上り通信時間と、下り通信時間とに分割されている無線通信手段と、
前記時刻管理手段によって管理されている前記時刻情報に基づいて、前記無線通信手段を周期的に起動する制御手段とを有し、
前記センタノードは、前記上り通信時間中に、前記センサノードからの前記センサ情報を受信するとともに、前記下り通信時間中に、時刻同期情報を前記センサノードへ送信し、
前記センサノードは、前記上り通信時間中には、自ノードにおいてセンシングして取得した前記センサ情報及び他のノードから受信した前記センサ情報を、上位のノードへ送信し、前記下り通信時間中には、前記センタノードから発せられた前記時刻同期情報を下位のノードに送信し、
前記センタノードは、所定回数連続して前記上り通信時間中に全てのセンサノードから前記センサ情報を受信できた場合には、前記無線通信手段の起動の周期に占める前記起動時間の割合を減らし、前記下り通信時間中に前記センサノードに前記起動時間の周期並びに前記上り通信時間及び前記下り通信時間の長さの変更を指示することを特徴とするマルチホップ無線センサネットワークシステム。 - 前記起動時間の最初及び最後の少なくとも一方にマージン時間が設けられたことを特徴とする請求項18記載のマルチホップ無線センサネットワークシステム。
- 前記マージン時間は、前記センサノード及び前記センタノードのそれぞれにおいて1周期内で見込まれる時刻のずれの最大値の合計以上の長さであることを特徴とする請求項19記載のマルチホップ無線センサネットワークシステム。
- 前記センサノードは、前記時刻同期情報に基づいて前記時刻情報を更新することを特徴とする請求項18から20のいずれか1項記載のマルチホップ無線センサネットワークシステム。
- 前記センタノードは、前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在する場合には、そのセンサノードに対して、前記下り通信時間中に前記センサ情報の再送信を要求し、
前記センサノードは、自ノードにおいてセンシングして取得した前記センサ情報を、前記センタノードからの要求に応じて再送信することを特徴とする請求項18から21のいずれか1項記載のマルチホップ無線センサネットワークシステム。 - 前記センタノードは、前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在しない場合には、前記起動時間の終了を指示する下りキャンセル情報を、前記下り通信時間中に前記センサノードへ送信し、
前記センサノードは、前記下りキャンセル情報を前記下り通信時間中に受信した場合に、前記起動時間の満了を待たずに前記制御手段が前記無線通信手段を停止させることを特徴とする請求項18から22のいずれか1項記載のマルチホップ無線センサネットワークシステム。 - センシングによってセンサ情報を取得する複数のセンサノードと、ネットワークトポロジの最上位に設置され、前記センサノードがセンシングによって取得したセンサ情報を収集するセンタノードとを有するマルチホップ無線センサネットワークシステムにおけるセンサ情報収集方法であって、
前記センタノード及び前記センサノードのそれぞれにおいて、
他ノード宛てに送信する情報を無線信号に変換して出力するとともに、他のノードから無線信号として情報を受信する無線通信手段の起動時間を、上り通信時間と、下り通信時間とに分割し、
時刻管理手段によって管理されている時刻情報に基づいて、前記無線通信手段を周期的に起動し、
前記センタノードは、前記上り通信時間中に、前記センサノードからの前記センサ情報を受信するとともに、前記下り通信時間中に、時刻同期情報を前記センサノードへ送信し、
前記センサノードは、前記上り通信時間中には、自ノードにおいてセンシングして取得した前記センサ情報及び他のノードから受信した前記センサ情報を、上位のノードへ送信し、前記下り通信時間中には、前記センタノードから発せられた前記時刻同期情報を下位のノードに送信し、
前記センタノードは、所定回数連続して前記上り通信時間中に全てのセンサノードから前記センサ情報を受信できた場合には、前記無線通信手段の起動の周期に占める前記起動時間の割合を減らし、前記下り通信時間中に前記センサノードに前記起動時間の周期並びに前記上り通信時間及び前記下り通信時間の長さの変更を指示することを特徴とするセンサ情報収集方法。 - 前記起動時間の最初及び最後の少なくとも一方にマージン時間を設けることを特徴とする請求項24記載のセンサ情報収集方法。
- 前記マージン時間は、前記センサノード及び前記センタノードのそれぞれにおいて1周期内で見込まれる時刻のずれの最大値の合計以上の長さであることを特徴とする請求項25記載のセンサ情報収集方法。
- 前記センサノードは、前記時刻同期情報に基づいて前記時刻情報を更新することを特徴とする請求項24から26のいずれか1項記載のセンサ情報収集方法。
- 前記センタノードは、前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在する場合には、そのセンサノードに対して、前記下り通信時間中に前記センサ情報の再送信を要求し、
前記センサノードは、自ノードにおいてセンシングして取得した前記センサ情報を、前記センタノードからの要求に応じて再送信することを特徴とする請求項24から27のいずれか1項記載のセンサ情報収集方法。 - 前記センタノードは、前記上り通信時間中に前記センサ情報を受信できなかったセンサノードが存在しない場合には、前記起動時間の終了を指示する下りキャンセル情報を、前記下り通信時間中に前記センサノードへ送信し、
前記センサノードは、前記下りキャンセル情報を前記下り通信時間中に受信した場合に、前記起動時間の満了を待たずに前記制御手段が前記無線通信手段を停止させることを特徴とする請求項24から28のいずれか1項記載のセンサ情報収集方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038548A JP5426190B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | センサノード、センタノード、マルチホップ無線センサネットワークシステム、及びセンサ情報収集方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009038548A JP5426190B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | センサノード、センタノード、マルチホップ無線センサネットワークシステム、及びセンサ情報収集方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010193413A JP2010193413A (ja) | 2010-09-02 |
JP5426190B2 true JP5426190B2 (ja) | 2014-02-26 |
Family
ID=42818937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009038548A Active JP5426190B2 (ja) | 2009-02-20 | 2009-02-20 | センサノード、センタノード、マルチホップ無線センサネットワークシステム、及びセンサ情報収集方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5426190B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017139629A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社モバイルテクノ | 無線通信システム,無線通信システムの経路構築方法 |
CN109644394A (zh) * | 2016-08-29 | 2019-04-16 | 三菱电机株式会社 | 通信装置、通信方法以及通信程序 |
KR20210125224A (ko) | 2020-04-08 | 2021-10-18 | 주식회사 글로우웨일 | N-치환 숙신이미드의 제조방법 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5605096B2 (ja) * | 2010-09-03 | 2014-10-15 | 富士通株式会社 | ノード装置、時間同期システムおよび時間同期方法 |
JP5382011B2 (ja) * | 2011-02-01 | 2014-01-08 | オムロン株式会社 | 情報処理装置、センサシステム、設定方法、プログラムおよび記録媒体 |
JP5766503B2 (ja) * | 2011-05-13 | 2015-08-19 | 富士通テレコムネットワークス株式会社 | 無線管理システム、無線端末装置および伝送管理方法 |
JP5814132B2 (ja) * | 2012-01-05 | 2015-11-17 | 株式会社日立製作所 | 自動検針システム |
US9439188B2 (en) * | 2013-03-01 | 2016-09-06 | Qualcomm Incorporated | Scheduling for signaling and information transfer |
JP6282840B2 (ja) * | 2013-10-29 | 2018-02-21 | シャープ株式会社 | 無線通信装置及び無線情報収集システム |
JP6330502B2 (ja) * | 2014-06-16 | 2018-05-30 | 三菱電機株式会社 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
US9794873B2 (en) * | 2014-11-14 | 2017-10-17 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Power saving in wireless transceiver device |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4131890B2 (ja) * | 1999-07-19 | 2008-08-13 | 大阪瓦斯株式会社 | 情報送信要求装置およびプログラム記録媒体 |
JP4770436B2 (ja) * | 2005-12-07 | 2011-09-14 | 株式会社ケンウッド | 電子タグ通信システム、無線通信装置、及び電子タグ情報収集方法 |
JP2008028499A (ja) * | 2006-07-19 | 2008-02-07 | Hitachi Ltd | 遠隔監視通信システム |
JP4341672B2 (ja) * | 2006-12-11 | 2009-10-07 | 沖電気工業株式会社 | 通信タイミング制御システム及び通信タイミング制御方法 |
JP2008228180A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Japan Radio Co Ltd | 無線装置 |
-
2009
- 2009-02-20 JP JP2009038548A patent/JP5426190B2/ja active Active
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017139629A (ja) * | 2016-02-04 | 2017-08-10 | 株式会社モバイルテクノ | 無線通信システム,無線通信システムの経路構築方法 |
CN109644394A (zh) * | 2016-08-29 | 2019-04-16 | 三菱电机株式会社 | 通信装置、通信方法以及通信程序 |
US10805880B2 (en) | 2016-08-29 | 2020-10-13 | Mitsubishi Electric Corporation | Communication device, communication method, and computer readable medium |
CN109644394B (zh) * | 2016-08-29 | 2021-08-06 | 三菱电机株式会社 | 通信装置、通信方法以及计算机能读取的存储介质 |
KR20210125224A (ko) | 2020-04-08 | 2021-10-18 | 주식회사 글로우웨일 | N-치환 숙신이미드의 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010193413A (ja) | 2010-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5426190B2 (ja) | センサノード、センタノード、マルチホップ無線センサネットワークシステム、及びセンサ情報収集方法 | |
US11902923B2 (en) | Node synchronization for networks | |
JP2008537871A (ja) | 衝突回避プロトコルを有する無線通信システム | |
US20160212729A1 (en) | Position-based broadcast protocol and time slot schedule for a wireless mesh network | |
JP2009094896A (ja) | 無線装置 | |
US8625544B2 (en) | Multiple appearance protocol for timely organized ad hoc network | |
CN111836332A (zh) | 一种Lora链形网络通信方法、Lora网关及Lora链形网络通信系统 | |
CN114340006A (zh) | 传感器的无线自组网的方法、系统及设备 | |
JP6338370B2 (ja) | ノード装置、無線マルチホップネットワークおよび時刻同期方法 | |
JP2013110677A (ja) | 通信システムおよび通信装置 | |
JP2018535565A (ja) | ランダムアクセス中継器、中継システム及びその中継方法 | |
JP6871318B2 (ja) | ワイヤレスメッシュネットワークおよびデータ送信方法 | |
JP6807113B2 (ja) | 通信システム、通信方法及び通信装置 | |
JP2018535565A5 (ja) | ||
KR100999686B1 (ko) | 하이브리드 네트워크를 위한 실시간 동기화 방법 | |
US20140192787A1 (en) | Multiple appearance protocol for timely organized ad hoc network | |
Qin et al. | DIPS: Dual-interface dual-pipeline scheduling for energy-efficient multihop communications in IoT | |
CN102067712B (zh) | 通信信号传送方法 | |
JP5868506B2 (ja) | 無線ネットワークシステムにおける時刻同期方法 | |
KR101046991B1 (ko) | 슈퍼프레임 구조의 시간동기화 성능향상 방법 | |
KR101862619B1 (ko) | 무선 센서 네트워크를 구성하는 노드 장치의 통신 방법 및 그 노드 장치 | |
KR100904130B1 (ko) | Usn 환경에서의 노드간 동기화 및 네트워크 자동 재구성방법 | |
JP5605096B2 (ja) | ノード装置、時間同期システムおよび時間同期方法 | |
JP4880212B2 (ja) | 無線通信システム | |
JP2008099074A (ja) | データ送信スケジューリング方法およびそれを用いたセンサネットワークシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20110920 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120123 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130813 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131128 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5426190 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313114 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313121 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |