JP5425022B2 - ネットワークシステム - Google Patents

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本発明は、複数の局がリング状の伝送路を介して互いに通信可能に接続されたトークン巡回型のネットワークシステムに関し、特に、各局が有する分散共有メモリ内の同一アドレスへの重複書き込みが可能なネットワークシステムに関する。
近年、複数の局で構成されるトークン巡回型のネットワークシステムでは、各局がそれぞれ共通の情報を記憶させるための分散共有メモリを有するネットワークシステムが広く採用されている。このようなネットワークシステムにおける分散共有メモリでは、一般的に、各局が書込み可能なアドレスが局毎に分かれている。すなわち、ある局(自局)が書込み可能なアドレス範囲に対しては、その他の局(他局)は書込むことができず読み出すことしかできない。各局では、収集したデータを分散共有メモリ内の自局が書込み可能なアドレスに書込むとともに、書込んだ内容を含む伝送信号を他局に伝送することによって、自局および他局のそれぞれが有する分散共有メモリの内容の同一性を確保している。
また、分散共有メモリを効率的に使用するために、分散共有メモリ内に各局から重複書込みが可能な重複書込領域を設けた分散共有メモリが考えられている。例えば、分散共有メモリ内における各局が書込み可能な領域(アドレス)に設けられた権利フラグおよび判別フラグの状態によって重複書込領域への書込みの可否を判定した上で、重複書込領域への書込みを行っているネットワークシステムが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−84155号公報
特許文献1では、1つの重複書込領域に対する書込み可否の判定のために、ネットワークシステムを構成する局数分の権利フラグおよび判別フラグが必要となる。すなわち、局数×2の数のフラグが必要となる。従って、局数や重複書込領域が増加した場合において、書込み可否の判定に要する時間が長くなるという問題がある。
また、権利フラグおよび判別フラグが分散共有メモリに含まれているため、局数が増加した場合において、ネットワーク内の転送速度が遅くなるという問題がある。
このように、重複書込領域への書込み可否の判定は、より少ないフラグ数で行われることが要求されている。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、重複書込領域への書込み可否の判定に要する時間を短縮し、かつネットワーク内の転送速度を速くすることが可能なネットワークシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明によるネットワークシステムは、複数の局がリング状の伝送路を介して互いにデータの通信が可能に接続され、伝送路をトークンが巡回するトークン巡回型のネットワークシステムであって、複数の局の各々は、自局を含む複数の局の各々からデータの書込みが可能な重複書込領域と、自局を含む複数の局のいずれかの局で重複書込領域へのデータの書込みが行われているか否かを示す判別フラグとを有する分散共有メモリと、分散共有メモリ外に保持され、トークンが自局に前回到着した際に、自局が重複書込領域へのデータの書込みを行ったか否かを示す権利フラグと、分散共有メモリ外に保持され、トークンが自局に今回到着した際に、自局が重複書込領域へのデータの書込みを要求しているか否かを示す要求フラグと、判別フラグ、権利フラグ、および要求フラグのオン・オフ状態に基づいて、重複書込領域へのデータの書込可否を判定するフラグ判定部とを備える。
本発明によると、複数の局の各々は、自局を含む複数の局の各々からデータの書込みが可能な重複書込領域と、自局を含む複数の局のいずれかの局で重複書込領域へのデータの書込みが行われているか否かを示す判別フラグとを有する分散共有メモリと、分散共有メモリ外に保持され、トークンが自局に前回到着した際に、自局が重複書込領域へのデータの書込みを行ったか否かを示す権利フラグと、分散共有メモリ外に保持され、トークンが自局に今回到着した際に、自局が重複書込領域へのデータの書込みを要求しているか否かを示す要求フラグと、判別フラグ、権利フラグ、および要求フラグのオン・オフ状態に基づいて、重複書込領域へのデータの書込可否を判定するフラグ判定部とを備えるため、重複書込領域への書込み可否の判定に要する時間を短縮し、かつネットワーク内の転送速度を速くすることが可能となる。
本発明の実施形態1によるネットワークシステムの構成を示す模式図である。 本発明の実施形態1によるトークン処理部の機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態1によるフラグ判定部における判定テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施形態2によるネットワークシステムの構成を示す模式図である。 本発明の実施形態2による論理名変換部における論理名変換テーブルの一例を示す図である。
本発明の実施形態について、図面に基づいて以下に説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1によるネットワークシステムの構成を示す模式図である。図1に示すネットワークシステムは、A局1a,B局1b,C局1cがリング状の伝送路2を介して互いにデータの通信が可能に接続され、伝送路2をトークン50が巡回するトークン巡回型のネットワークシステムである。トークン50は、A局1a,B局1b,C局1cの各々が有する分散共有メモリCMの内容を含んでおり、A局1a,B局1b,C局1c,A局1a,・・・の順で巡回している。
図1に示すように、A局1a,B局1b,C局1c(複数の局)の各々は、重複書込領域LWと判別フラグLBとを有する分散共有メモリCMを備えており、分散共有メモリCM外に権利フラグBdおよび要求フラグBkを備えている。また、A局1a,B局1b,C局1cの各々は、トークン処理部10a,10b,10cを備えている。
重複書込領域LWは、A局1a,B局1b,C局1cのいずれの局からも同じアドレスを指定することによって値(データ)を書込むことができる領域である。すなわち、自局を含む複数の局の各々からデータの書込みが可能な領域である。
判別フラグLBは、トークン50が自局に前回到着してから、伝送路2を経由(一巡)して自局に今回到着するまでの間に、いずれかの局で重複書込領域LWへの書込みが行われているか否かを示すフラグである。すなわち、自局を含む複数の局のいずれかの局で重複書込領域LWへのデータの書込みが行われているか否かを示すフラグである。なお、判別フラグLBは、各局から書込み可能である。
権利フラグBdは、トークン50が自局に前回到着したときに、自局が重複書込領域LWへのデータの書込みを行ったか否かを示すフラグである。
要求フラグBkは、トークン50が自局に今回到着したときに、自局が重複書込領域LWへのデータの書込みを要求しているか否かを示すフラグである。要求フラグBkがオフの状態である場合は、重複書込領域LWへの書込みは行われない。また、要求フラグBkがオンの状態である場合は、判別フラグLBおよび権利フラグBdの状態によって、重複書込領域LWへの書込みが行われるか否かが決まる。
本実施形態1では、図1に示すように、各符号に添字されているアルファベットは、A局1a,B局1b,C局1cの各々に対応しており各々に属していることを示している。また、A局1a,B局1b,C局1cは同一の構成であり、説明の重複を避けるために以下ではA局1aを例に挙げて説明する。
図2は、本発明の実施形態1によるトークン処理部10aの機能を示すブロック図である。図2に示すように、トークン処理部10aは、トークン受信部11a、フラグ判定部12a、フラグ更新部13a、重複書込領域更新部14a、トークン送信部15aを備えている。
トークン受信部11aは、伝送路2を巡回しているトークン50を受信する機能を有している。
フラグ判定部12aは、トークン受信部11aにて受信されたトークン50に含まれる分散共有メモリCMが有する判別フラグLBと、A局1a(自局)が保持する権利フラグBdおよび要求フラグBkとの3つのフラグの状態を判定し、判定結果に基づいてフラグ更新部13aおよび重複書込領域更新部14aに対してデータ更新の指示を行う機能を有している。
フラグ更新部13aは、フラグ判定部12aからの指示に基づいて、分散共有メモリCMが有する判別フラグLBと、A局1aが保持する権利フラグBdのオン・オフ状態を更新する機能を有している。
重複書込領域更新部14aは、フラグ判定部12aからの指示に基づいて、分散共有メモリCMが有する重複書込領域LWの値(データ)を更新する機能を有している。
トークン送信部15aは、フラグ更新部13aおよび重複書込領域更新部14aでの更新が完了した後に、分散共有メモリCMを含むトークン50を伝送路2を介して次の局(図1ではB局1b)に送信する機能を有している。
次に、トークン処理部10aを構成する機能のうちの、フラグ判定部12a、フラグ更新部13a、重複書込領域更新部14aにおける動作について詳細に説明する。
図3は、本発明の実施形態1によるフラグ判定部12aにおける判定テーブル20の一例を示す図である。フラグ判定部12aは、図3の判定テーブル20に示されるような判別フラグLB、権利フラグBd、要求フラグBkの3つのフラグのオン・オフ状態に基づいて、重複書込領域LWへの値(データ)の書込可否を判定する。このように、3つのフラグの状態から書込可否の判定を行うため、合計8通り(2×2×2=8)の判定が存在する。以下、8通りの判定結果(図3の(1)〜(8))についてそれぞれ説明する。なお、図3において、白丸はフラグがオフの状態を示し、黒丸はフラグがオンの状態を示している。
図3の(1)では、判別フラグLBがオフ、権利フラグBdがオフ、および要求フラグBkがオフの状態である場合を示している。この状態は、トークン50が前回到着したときの自局(A局1a)を含めたいずれの局(A局1a,B局1b,C局1c)も重複書込領域LWへの書込みを行っておらず、かつ、トークン50が今回到着した自局において重複書込領域LWへの書込みを要求していない状態である。従って、判別フラグLBおよび権利フラグBdはオフのままでよく、フラグ判定部12aは、フラグ更新部13aに対して判別フラグLBおよび権利フラグBdを更新しないよう指示するとともに、重複書込領域更新部14aに対して重複書込領域LWを更新しないよう指示する。その結果、フラグ更新部13aおよび重複書込領域更新部14aでは何も更新されない。
図3の(2)では、判別フラグLBがオフ、権利フラグBdがオフ、および要求フラグBkがオンの状態である場合を示している。この状態は、トークン50が前回到着したときの自局(A局1a)を含めたいずれの局(A局1a,B局1b,C局1c)も重複書込領域LWへの書込みを行っておらず、かつ、トークン50が今回到着した自局において重複書込領域LWへの書込みを要求している状態である。従って、判別フラグLBおよび権利フラグBdをそれぞれオンにする必要があり、フラグ判定部12aは、フラグ更新部13aに対して判別フラグLBおよび権利フラグBdをそれぞれオンにするよう指示するとともに、重複書込領域更新部14aに対して重複書込領域LWを更新するよう指示する。すなわち、フラグ判定部12aは、判別フラグLBがオフ、権利フラグBdがオフ、および要求フラグBkがオンの状態である場合において、重複書込領域LWへの値(データ)の書込みが有効であると判定する。その結果、フラグ更新部13aでは判別フラグLBおよび権利フラグBdがオンに更新され、重複書込領域更新部14aでは重複書込領域LWへの値(データ)が書込まれて更新される(上書きされる)。
図3の(3)では、判別フラグLBがオフ、権利フラグBdがオン、および要求フラグBkがオフの状態である場合を示している。判別フラグLBがオフかつ権利フラグBdがオンの状態は、「トークン50が前回到着したときの自局(A局1a)を含めたいずれの局(A局1a,B局1b,C局1c)も重複書込領域LWへの書込みを行っていない」かつ「トークン50が今回到着した自局において重複書込領域LWへの書込みを行った」という矛盾した状態となる。従って、判別フラグLBがオフかつ権利フラグBdがオンの状態は動作上ありえないため、システムエラーとする。その結果、フラグ更新部13aおよび重複書込領域更新部14aでは何も更新されない。
図3の(4)では、判別フラグLBがオフ、権利フラグBdがオン、および要求フラグBkがオンの状態である場合を示している。判別フラグLBがオフかつ権利フラグBdがオンの状態は、図3の(3)と同様に動作上ありえないため、システムエラーとする。その結果、フラグ更新部13aおよび重複書込領域更新部14aでは何も更新されない。
図3の(5)では、判別フラグLBがオン、権利フラグBdがオフ、および要求フラグBkがオフの状態である場合を示している。この状態は、トークン50が前回到着したときの自局(A局1a)以外のいずれかの局(B局1b,C局1c)で重複書込領域LWへの書込みが行われており、かつ、トークン50が今回到着した自局において重複書込領域LWへの書込みを要求していない状態である。従って、判別フラグLBはオン、権利フラグBdはオフのままでよく、フラグ判定部12aは、フラグ更新部13aに対して判別フラグLBおよび権利フラグBdを更新しないよう指示するとともに、重複書込領域更新部14aに対して重複書込領域LWを更新しないよう指示する。その結果、フラグ更新部13aおよび重複書込領域更新部14aでは何も更新されない。
図3の(6)では、判別フラグLBがオン、権利フラグBdがオフ、および要求フラグBkがオンの状態である場合を示している。この状態は、トークン50が前回到着したときの自局(A局1a)以外のいずれかの局(B局1b,C局1c)で重複書込領域LWへの書込みが行われており、かつ、トークン50が今回到着した自局において重複書込領域LWへの書込みを要求している状態である。この状態で自局が重複書込領域LWへの書込みを行うと、各局間における重複書込領域LWの内容の整合性が取れなくなるため、自局が重複書込領域LWへの書込みを要求しても実際には書込みを無効とする。従って、フラグ判定部12aは、フラグ更新部13aに対して判別フラグLBおよび権利フラグBdを更新しないよう指示するとともに、重複書込領域更新部14aに対して重複書込領域LWを更新しないよう指示する。すなわち、フラグ判定部12aは、判別フラグLBがオン、権利フラグBdがオフ、および要求フラグBkがオンの状態である場合において、重複書込領域LWへの値(データ)の書込みが無効であると判定する。その結果、フラグ更新部13aおよび重複書込領域更新部14aでは何も更新されない。
図3の(7)では、判別フラグLBがオン、権利フラグBdがオン、および要求フラグBkがオフの状態である場合を示している。この状態は、トークン50が前回到着したときの自局(A局1a)が重複書込領域LWへの書込みを行っており、かつ、トークン50が今回到着した自局において重複書込領域LWへの書込みを要求していない状態である。従って、判別フラグLBおよび権利フラグBdをそれぞれオフにする必要があり、フラグ判定部12aは、フラグ更新部13aに対して判別フラグLBおよび権利フラグBdをそれぞれオフにするよう指示するとともに、重複書込領域更新部14aに対して重複書込領域LWを更新しないよう指示する。その結果、フラグ更新部13aでは判別フラグLBおよび権利フラグBdがオフに更新され、重複書込領域更新部14aでは何も更新されない。
図3の(8)では、判別フラグLBがオン、権利フラグBdがオン、および要求フラグBkがオンの状態である場合を示している。この状態は、トークン50が前回到着したときの自局(A局1a)が重複書込領域LWへの書込みを行っており、かつ、トークン50が今回到着した自局において重複書込領域LWへの書込みを要求している状態である。従って、判別フラグLBおよび権利フラグBdはオンのままでよく、フラグ判定部12aは、フラグ更新部13aに対して判別フラグLBおよび権利フラグBdを更新しないよう指示するとともに、重複書込領域更新部14aに対して重複書込領域LWを更新するよう指示する。すなわち、フラグ判定部12aは、判別フラグLBがオン、権利フラグBdがオン、および要求フラグBkがオンの状態である場合において、重複書込領域LWへの値(データ)の書込みが有効であると判定する。その結果、フラグ更新部13aでは何も更新されず、重複書込領域更新部14aでは重複書込領域LWへの値(データ)が書込まれて更新される(上書きされる)。
上記のようにフラグ判定部12a、フラグ更新部13a、重複書込領域更新部14aが動作することによって、重複書込領域LWは正常に更新される。
以上のことから、本実施形態1では、重複書込領域LWへの書込み可否の判定を、判別フラグLB、権利フラグBd、要求フラグBkの3つのフラグ(3ビット)で実現できるため、重複書込領域LWへの書込み可否の判定に要する時間を短縮することが可能となる。また、分散共有メモリCMに含まれるフラグは判別フラグLB(1ビット)のみであるため、ネットワーク内の転送速度を早くすることが可能となる。
なお、本実施形態1では、1つの分散共有メモリCMが1つの重複書込領域LWを有する場合について説明したが、重複書込領域LWは1つに限らず複数あってもよい。その場合は、重複書込領域LWの数と同数の判別フラグLB、権利フラグBd、要求フラグBkを設けることによって、各々の重複書込領域LWへの書込み可否の判定を行うことができる。
また、本実施形態1では、ネットワークシステムを構成する局を3つ(A局1a,B局1b,C局1c)として説明したが、3つに限らず少なくとも2つ以上の複数の局であってもよい。
〈実施形態2〉
実施形態1では、重複書込領域LWへのデータの書込みをする際に、重複書込領域LWのアドレスを直接指定してアクセスする方式を想定しているが、本実施形態2では、重複書込領域LWのアドレスに対応する論理名でアクセスすることを特徴としている。
図4は、本発明の実施形態2によるネットワークシステムの構成を示す模式図である。図4に示すように、本実施形態2では、各局(A局1a,B局1b,C局1c)に論理名変換部30a〜30cを備えていることを特徴としている。その他の構成および動作は実施形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。以下、A局1aを例に挙げて説明する。
図5は、本実施形態2による論理名変換部30aにおける論理名変換テーブル31の一例を示す図である。図5に示される論理名変換テーブル31では、アドレス「重複書込領域LW00」に対応して論理名「カウンタ」が設定され、アドレス「重複書込領域LW02」に対応して論理名「正常停止回数」が設定され、アドレス「重複書込領域LW03」に対応して論理名「異常停止回数」が設定されている。論理名変換部30aは、論理名変換テーブル31に基づいて、論理名から重複書込領域LWのアドレスへの変換を行う。
なお、各局間の不整合を避けるために、各局の論理名変換部30a〜30cが保持する論理名変換テーブル31は、エンジニアリングツールなどを利用して同一の内容としておく。
以上のことから、本実施形態2では、重複書込領域LWのアドレスに対応する論理名を用いることによって、重複書込領域LWを容易に指定することが可能となる。
なお、上記の論理名は、重複書込領域LWだけでなく、判別フラグLBに対しても設定してもよい。
1a A局、1b B局、1c C局、2 伝送路、10a〜10c トークン処理部、11a トークン受信部、12a フラグ判定部、13a フラグ更新部、14a 重複書込領域更新部、15a トークン送信部、20 判定テーブル、30a〜30c 論理名変換部、31 論理名変換テーブル、MC 分散共有メモリ、LW 重複書込領域、LB 判別フラグ、Bd 権利フラグ、Bk 要求フラグ。

Claims (6)

  1. 複数の局がリング状の伝送路を介して互いにデータの通信が可能に接続され、前記伝送路をトークンが巡回するトークン巡回型のネットワークシステムであって、
    前記複数の局の各々は、
    自局を含む前記複数の局の各々から前記データの書込みが可能な重複書込領域と、前記自局を含む前記複数の局のいずれかの局で前記重複書込領域への前記データの書込みが行われているか否かを示す判別フラグとを有する分散共有メモリと、
    前記分散共有メモリ外に保持され、前記トークンが前記自局に前回到着した際に、前記自局が前記重複書込領域への前記データの書込みを行ったか否かを示す権利フラグと、
    前記分散共有メモリ外に保持され、前記トークンが前記自局に今回到着した際に、前記自局が前記重複書込領域への前記データの書込みを要求しているか否かを示す要求フラグと、
    前記判別フラグ、前記権利フラグ、および前記要求フラグのオン・オフ状態に基づいて、前記重複書込領域への前記データの書込可否を判定するフラグ判定部と、
    を備えることを特徴とする、ネットワークシステム。
  2. 前記フラグ判定部は、前記判別フラグがオフ、前記権利フラグがオフ、および前記要求フラグがオンの状態である場合において、前記重複書込領域への前記データの書込みが有効であると判定し、かつ、前記判別フラグおよび前記権利フラグをオンにするよう判定することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記フラグ判定部は、前記判別フラグがオン、前記権利フラグがオフ、および前記要求フラグがオンの状態である場合において、前記重複書込領域への前記データの書込みが無効であると判定することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークシステム。
  4. 前記フラグ判定部は、前記判別フラグがオン、前記権利フラグがオン、および前記要求フラグがオンの状態である場合において、前記重複書込領域への前記データの書込みが有効であると判定することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークシステム。
  5. 前記フラグ判定部は、前記判別フラグがオン、前記権利フラグがオン、および前記要求フラグがオフの状態である場合において、前記判別フラグおよび前記権利フラグをオフにするよう判定することを特徴とする、請求項1に記載のネットワークシステム。
  6. 前記複数の局の各々は、前記重複書込領域のアドレスと、当該アドレスに対応する論理名との変換を行う論理名変換部をさらに備えることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載のネットワークシステム。
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