JP5421991B2 - 吻合器具及び凝固電極 - Google Patents

吻合器具及び凝固電極 Download PDF

Info

Publication number
JP5421991B2
JP5421991B2 JP2011523321A JP2011523321A JP5421991B2 JP 5421991 B2 JP5421991 B2 JP 5421991B2 JP 2011523321 A JP2011523321 A JP 2011523321A JP 2011523321 A JP2011523321 A JP 2011523321A JP 5421991 B2 JP5421991 B2 JP 5421991B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
instrument
plate
layer
closed state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011523321A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012500068A (ja
Inventor
アキム・ブロドベック
ローター・ミッツラフ
Original Assignee
エルベ・エレクトロメディティン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルベ・エレクトロメディティン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical エルベ・エレクトロメディティン・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2012500068A publication Critical patent/JP2012500068A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5421991B2 publication Critical patent/JP5421991B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1402Probes for open surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B18/04Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating
    • A61B18/12Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body by heating by passing a current through the tissue to be heated, e.g. high-frequency current
    • A61B18/14Probes or electrodes therefor
    • A61B18/1442Probes having pivoting end effectors, e.g. forceps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • A61B2017/1103Approximator
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/11Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis
    • A61B2017/1107Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for performing anastomosis; Buttons for anastomosis for blood vessels
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00053Mechanical features of the instrument of device
    • A61B2018/00184Moving parts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00571Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for achieving a particular surgical effect
    • A61B2018/00589Coagulation
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B18/00Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body
    • A61B2018/00571Surgical instruments, devices or methods for transferring non-mechanical forms of energy to or from the body for achieving a particular surgical effect
    • A61B2018/00619Welding

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Description

本発明は請求項1の前提部に係る吻合器具、及び請求項11に係る凝固電極に関する。
吻合は2つの解剖学的構造間の結合である。例えば、臓器移植術中に切断された血管は、吻合術により相互に結合できる。
外科手術では、かかる吻合を形成する種々の方法は公知である。例えば、結合は縫合術を用いて行うことができる。接着術により器官の結合を可能にする挿入物も存在する。この関係ではフィブリン接着剤がよく用いられ、器官、特に管腔器官の非常に便利な結合を可能にしている。しかしながら、血栓形成性や毒性の特性を有する虞があるため、かかる接着剤の耐容性については疑問がある。
クランピング術も、適当な部位で結合を形成するために用いられる。吻合の形成を補助するために、例えばリング、カフスまたはステントなどの種々の補助部材が用いられる。これらの補助部材は、通常は結合されている管腔器官内に残存し、そこで拒絶反応を生じさせたり、あるいは血栓症のリスクを増したりするという点で不利である。
特許文献1は、適当な高周波(HF)電流を適用して管腔器官を結合することを開示している。高周波電流が印加されると、組織構造の生物学的融着が起こる。細胞物質が凝固する結果としてタンパク質構造が接着し、その結果、制御された確実かつ迅速な結合が形成できる。特許文献1は、高周波電流印加用の器具を提供し、その器具は内側スリーブ及び外側スリーブを備える。これらのスリーブは、それぞれ、環状に形成され高周波電流がそれに対して供給される電極を備えている。この器具は双極性の高周波器具である。血管の端部同士を結合するために、第一端部は内側スリーブを通して案内され、そして組織が内側スリーブの外側に当接するに至るように折り返される。血管の第二端部は、内側スリーブ及びこの上に位置する血管の端部に被せて引っ張られる。外側スリーブは開放可能とされ、かつ内側スリーブ及びこの上に位置する組織を覆って配置可能とされている。血管の第一及び第二端部が電極間で圧締めされるように、各スリーブ上には電極が配列されている。高周波電流を印加すると、組織を通って電流が流れ、端部同士を融着させる。
国際公開第03/061487号パンフレット
特許文献1における問題は、異なる直径を有する管腔器官を融着または凝固させるためには異なる構成を有する複数の器具が必要である、という点にある。特に、電極とスリーブ間の隙間は各壁の厚さと適合するようにその寸法が決められなければならない。
組織構造の好ましい融着は、電極が組織構造に最適に配置されたときにだけ起こる。凝固術においては、凝固過程全体にわたり組織構造または血管端部への連続的な加圧力が必要とされる。
特許文献1に開示される器具を用いて最終的に達成される結果は、適切な器具の選択、つまり、手術医師の判断に強く依存するものであり、従って、文書化や再現が困難である。
この従来技術に起因して、本発明は、第一及び第二の管腔器官間に吻合を形成するための器具であって、操作が簡単で高品質な吻合形成に適し、かつ前述した不利な点を回避した器具を提供することを目的とする。また、この目的のために適切な凝固電極を提供することも意図している。
本発明は、請求項1に係る器具により、また請求項11に係る凝固電極により、この課題を解決する。
特に、この課題は、それぞれ内表面と外表面とを有する第一及び第二の管腔器官間に吻合を形成するための器具により解決され、前記器具は、
内側電極配列を有するスリーブであって、当該スリーブを覆うように、第一の管腔器官がその内表面を最も外側に向けられて配置されるスリーブと、
内側電極配列に、特に、放射状に対向して位置する外側電極配列であって、各電極配列が管腔器官の外表面と接触するように、第一の管腔器官に被さって押し付けられる第二の管腔器官との電気的接触が可能となるようにされた外側電極配列と、を備え、
該外側電極配列は、少なくとも一つの案内部材によって互いに対して移動可能な複数の層板を備え、該層板は、閉鎖状態においては、当該層板の内側縁部が通し孔を形成し、第二の管腔器官に当接して位置するとともに、開放状態においては、外側から通し孔まで通じる隙間が当該層板間に形成され、相互に結合された管腔器官が該隙間を通して通し孔の外へ案内可能とされるように移動可能に構成されて配列されている。
すなわち、本発明の一つの基本的概念は、外側電極が互いに対して移動可能な複数の層板によって形成される点にある。層板は、少なくとも2つの状態、具体的には、閉鎖状態及び開放状態、をとることができるように配列されている。開放状態においては、少なくとも、その中に管腔器官の関連部位を配置可能とされる通し孔が、好ましくは主に組織との当接または径方向の加力がない状態で形成されるように、層板は、内側電極配列を有するスリーブから離間させられている。閉鎖状態においては、層板の内側縁部は、少なくとも部分的に管腔器官上に位置し、高周波電流の直接適用が可能とされている。層板を有する外側電極配列は分離可能とされている。開放状態においては、層板を分割して隙間が形成できる。この隙間により、未結合の管腔器官または血管を導入でき、結合された器官または血管を器具から取り外しできる。
好ましくは、層板は管腔器官に機械的圧力を付加可能とされている。閉鎖及び凝固の条件を比較的正確に決定できる。この手段により、高耐力能を有する吻合の形成が確実に行える。管腔器官の結合後には、開放状態において器具を容易に取り外しできる。器官の損傷または形成された結合への過剰な負荷は回避される。
層板は、閉鎖状態において、処置される管腔器官に適合する孔が形成されるように調節可能とされている。従って、本発明に係る器具により、異なる寸法の管腔器官を処置できる。例えば、異なる径の血管が処置できる。一つの器具で静脈間及び動脈間の結合に適合できる。
層板は、虹彩絞りのように構成及び/または配列可能とされている。これにより、通し孔は実質的に円形に形成される。この点は、例えば血管の結合のような多くのアプリケーションに好都合である。また、虹彩絞りは、層板の事実上連続した接触面を提供するのに特に適している。これにより、高周波電流の連続した印加が起こる。付加される機械的圧力は、第二の管腔器官の、外表面等の表面にわたって均一な分布とできる。
スリーブは、ホルダまたはマウンティング内の外側電極に対して固定して配列可能とされている。従って、スリーブは、外側電極に対して所定位置に配列される。これにより、外側電極に対するスリーブの位置決めは不要となる。また、ホルダ内に固定することにより、本発明に係る器具を実質的に一層コンパクトに構成することができる。固定または可変の位置決めにより取り扱いが単純化される。
マウンティングは、スリーブの単独の操作のために取り外し可能とされている。これは、マウンティングが器具から開放されてそれとは別に使用できることを意味する。これにより、準備段階において、第一の管腔器官及び/または第二の管腔器官をスリーブ内またはこの上に配列できる。また、スリーブが外側電極に対して好都合な位置となるように、スリーブと器具を連結することができる。凝固術の後に、結合された管腔器官を必要以上に歪ませないためには、再びマウンティングを器具から解放するのが望ましい。
閉鎖状態において、各層板の内側縁部は、実質的に同じ距離だけスリーブから離間可能とされている。これにより、閉鎖状態において、内側縁部は第二の管腔器官、特にその外表面、に当接して位置する。高周波電流は組織に直接印加される。達成される結合は、これに相当してより優れた質のものである。
通し孔の直径は、層板の移動により調節可能とされている。これにより、層板を移動させることにより器具の開閉を行うことができる。
開放状態において、隙間は外側電極を二つ割り(2つの半分)に分割可能とされ、それぞれ相互に離間して移動可能とされている。このようにして、例えば、二つの半円に分割可能な虹彩が形成できる。これにより、凝固術に続く器具の安全な取り外しが容易になる。
スリーブは、作動器具上に保持可能かつ2つの部分に解体可能とされ、該2つの部分は、閉鎖管状部を形成する閉鎖状態から管腔器官からの取り外しのための開放状態へと至らしめ得るように構成できる。これにより、スリーブは2部分構成とでき、その結果、高周波電流の印加の後または前に前記スリーブを分解することができる。例えば、器官の取り扱いをより好ましい確かなものとするため、スリーブの個々の部分を拡げることができる。スリーブの拡張により、スリーブに被せて配置される管腔器官の滑落を防止することもできる。
閉鎖状態において、作動器具は予め張力を付与可能とされている。これによって、自動的に閉鎖状態が確立される。
層板は、張力調整装置により所定の力で予め張力が付与されて、閉鎖状態とされているようにできる。好ましくは、閉鎖状態において、層板が管腔器官に対して所定の力で押し付けられるように、予張力調整装置を調整可能とされている。この力は、信頼性の高い組織の凝固を可能にするだけでなく、管腔器官が損傷を受けないように必要な大きさとされている。張力調整装置を設定することにより、処置結果の再現性は確実なものとなる。
前記で明らかにした課題は、凝固電極によっても解決され、該凝固電極は、
マウンティングリングと、
マウンティングリング上に取り付けられる複数の層板であって、電極部を形成するために、虹彩絞りのように開放状態から閉鎖状態まで回動可能な層板と、
マウンティングリングに対して回動可能に配列され、マウンティングリングに対する回動時に、層板が閉鎖状態から開放状態及びその逆方向に回動するように層板上の案内部材と噛み合う連係リングとを備え、
マウンティングリング及び連係リングは、マウンティングリング上に取り付けられかつ連係リングと噛み合う層板と共に互いに離間すべく移動可能なように、それぞれ2部分に構成された、ものである。
この種の凝固電極は、前述の器具に類似の利点を有する。特に、該凝固電極は分離可能で、これにより、高周波電流の印加後に容易に取り外される。つまり、結合された管腔器官から凝固電極を容易に取り外しできることを意味する。
連係リングも、層板とすることが可能であり、かつその機能を遂行できる。
連係リングは、特に、ガイドロットにより、互いに別々に移動可能とされた連係リング部を具備可能である。
連係リングは、連係リングを形成するちょうど2個の連係リング部を具備可能である。該連係リング部は、層板を作動させる役目を果すことができる。特に、層板はマウンティングリング(好ましくは、2個のマウンティングリング部を備えている)に対して回動できる。層板は開放状態または閉鎖状態にされる。
本発明の吻合形成電気外科手術用器具(アーム開放時)を示す図である。 図1に示す器具のアーム閉鎖時(かつ虹彩絞り開放時)を示す図である。 図1,2に示す器具のアーム閉鎖時(かつ虹彩絞り閉鎖時)を示す図である。 図1〜3に示す器具用の閉鎖力調整装置を示す図である。 位置決め装置を有する図1に示す虹彩絞りの一部詳細図である。 図5に示す虹彩絞りの分解組立図である。 本発明の他の実施形態に係る虹彩絞り用層板を示す図である。 図1に示す虹彩絞り(虹彩絞り閉鎖時)の詳細図である。 図1に示す虹彩絞り(虹彩絞り開放時)の詳細図である。 本発明の他の実施形態に係る虹彩絞り(虹彩絞り閉鎖時)の詳細図である。 図10に示す虹彩絞り(虹彩絞り開放時)を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る虹彩絞りの分解組立図である。 図12に示す虹彩絞りの詳細図である。 図12に示す虹彩絞りの詳細図である。
以下、図面に例示される本発明の典型的な実施形態により、本発明を更に詳細に説明する。以下の説明では、類似で同様に作動する部分に対して同じ引用符号を使用する。
図1は、吻合形成電気外科手術用器具10を示す。器具10はベースプレート13を備え、その上にアーム12,12’が回動可能に取り付けられている。
閉鎖装置20は、アーム12,12’を作動させる役目をする。前記閉鎖装置は、連係ガイドを介してアーム12,12’に連結される閉鎖作動要素24を備えている。閉鎖作動要素24は基本的に2つの位置、具体的には、電気外科手術用器具10が開いている第一位置と、電気外科手術用器具10が閉じている第二位置とを有する。好ましくは、閉鎖装置20は、電気外科手術用器具10の意図されない開放が不可能なように、アーム12,12’が第二位置に固定されるように構成されている(図2参照)。
アーム12,12’の末端に半隔板51,51’が位置しており、これらは、電気外科手術用器具10の閉鎖状態において虹彩絞り50を形成する(図2,3参照)。
電気外科手術用器具10はまた、虹彩絞り50を作動させるための張力調整装置40を有する。前記張力調整装置40は、ともに回動可能にベースプレート13上に取り付けられている張力調整装置作動要素42及び力転向装置44と、張力付与ばね41と、2つの作動要素52,52’と、を備える。作動要素52,52’は、それぞれ、第一アーム12及び第二アーム12’に沿って延び、張力調整装置40が及ぼす力を虹彩絞り50の機構に伝達する。電気外科手術用器具10の開放位置においては、張力調整装置40も開放位置にある(図1参照)。電気外科手術用器具10の第二の、閉鎖位置においては、張力調整装置作動要素42を作動させることにより張力調整装置40に張力を付与可能とされている。図3は、張力が付与された状態の張力調整装置作動要素42を示す。張力調整装置作動要素42の作動時には、力転向装置44に連結されている張力付与ばね41は引っ張られている。その結果として、力転向装置44がアーム12,12’の間に位置する回動軸のまわりに回動することになる。前記回動軸のまわりに事実上対称に力転向装置44に取り付けられたロッドまたは作動要素52,52’は、基部(作動要素52’)方向または末端(作動要素52)方向の変換運動を行う。この運動は、以下に詳述するように、虹彩絞り50の閉鎖及び開放になる。
張力が付与された状態においては、張力付与ばね41は、作動要素52,52’を介して、虹彩絞り50の機構に連続的に力を及ぼす点に注意する必要がある。この力の値は、閉鎖力調整装置45により調整できる(図3参照)。力転向装置44の実施形態は、図3に示すように、力転向装置44の回動軸からの距離が異なる複数の穿孔を備えている。張力付与ばね41は、前記ばねが個々の穿孔に固定可能なように構成されている。張力付与ばね41のばね力は、これによって、穿孔の位置に応じて異なるてこ作用により力転向装置44に作用する。図1〜3に示すように、力転向装置44は、当該力転向装置44が手動で作動可能なようにベースプレート13の外まで延びている。虹彩絞り50は、また、張力付与のない状態においても、作動要素の役目をする力転向装置44を介して、開閉可能である。
図4は、張力調整装置40の他の実施形態を示す。この場合、閉鎖力調整装置45は、調整ねじ46及び角ブラケット47を備えている。角ブラケット47は、調整ねじ46の作動により縦軸に沿って変位可能なように力転向装置44に留められている。図4に示す典型的な実施形態においては、張力付与ばね41は角ブラケット47に作用する。調整ねじ46を作動させることにより、張力付与ばね41がそれによって力転向装置44に力を及ぼすレバーは無段に調整可能とされている。
電気外科手術用器具10の他の必須要素は位置決め装置30である(図5参照)。前記位置決め装置は、管腔器官を収容するためのスリーブ32と、2つのスリーブ作動アーム35,35’とを備える。位置決め装置30は、基本的に管腔器官を虹彩絞り50の中心に配置する役目を果す。また、それはスリーブ電極36を提供する。スリーブ32は、基本的には円筒状に構成され、第一のスリーブ部33及び第二のスリーブ部33’を備えている。断面において、スリーブ32の縦軸に直角に、スリーブ部33,33’は各々半円を形成する。スリーブ部33,33’は、それぞれスリーブ作動アーム35,35’に連結されている。前記作動アームは、スリーブ部33,33’が開閉可能なように、ベースプレート13の着脱可能部13’に回動可能に留められている。閉鎖状態において、スリーブ部33,33’は互いに当接して位置し、スリーブ32を形成する。位置決め装置30は、このようにしてスリーブ作動アーム35,35’を介して開閉可能とされている。好ましくは、スリーブ部33,33’を閉鎖状態に維持するばね力がスリーブ作動アーム35,35’に作用させられている。スリーブ作動アーム35,35’が回動可能にその上に取り付けられている着脱可能部13’は、プラグイン連結を介してベースプレート13に連結されている。管腔器官を収容するために、位置決め装置30は、電気外科手術用器具10の他の構成要素から分離可能とされ、個々に操作可能とされている。
スリーブ32の可分離性は、器具10を管腔器官上に配置し、そして器具を管腔器官から取り外す際に、特に好都合である。この手順を更に容易にするために、スリーブ32は、スリーブ部33,33’上にスリーブ32の縦軸に対して放射状に配列される少なくとも2個のスパイク28を備えている。管腔器官またはその部位がスリーブ32に被さって押されると、スパイク28は、その上に配置された管腔器官または血管を固定する。スリーブ作動アーム35,35’は前記器官の前進を制限する。
管腔器官を収容した後に、着脱可能部13’をベースプレート13に再び連結し、管腔器官の部位の結合に適した位置に配設することができる。
本発明の一つの本質的特徴は、電気外科手術用器具10の器具ヘッドを分離可能な虹彩絞りの形で構成する、という点にある。図1に示すように、虹彩絞り50は、閉鎖状態において協働して1つの虹彩絞り50となる2個の半隔板51,51’を備えている。半隔板、具体的には半隔板51の構成が図6に例示される。前記半隔板は、事実上半円形に構成され、第一アーム12に堅固に連結された留め板56を備えている。同様に半円形の外殻57は、前記留め板56の外縁に沿って延びている。外殻57は開口60を有し、該開口を貫通して鎌状の作動板54が半隔板51の内部へと延びている。作動板54は、作動要素52により、虹彩絞り50の中心まわりに円形運動を行なうように作動可能とされている。作動板54と留め板56との間には、部分的に回動可能に留め板56に連結された複数の層板53,53’,53”が配列されている。層板53,53’,53”上の爪59,59’は、作動板54の対応する層状連係板58内に係合している。層板53,53’,53”は、その向きが、作動板54の移動により変えられるように構成され、配列されている。図8,9に示すように、層板は少なくとも2つの位置をとることができる。層板53,53’,53”は、電極としての役割を果たす内壁66を有する。第一位置(図9)において、層板53,53’は、作動板54より外に突き出すことがないように配置されている。円形の通し孔が形成され、その中へとスリーブ32が延びている。スリーブ32と層板53,53’の内側縁部66との間には、管腔器官の部位の収容に適した隙間が存在している。
閉鎖位置において、通し孔は、層板53,53’,53”の内側縁部66がスリーブ32に当接するほどに減少している(図8参照)。管腔器官の組織部位は、層板53,53’,53”の内側縁部とスリーブ32との間に位置する限り、互い同士に対して、かつスリーブ32に対して、所定の力で押し付けられる。この力は、閉鎖力調整装置45により調整可能とされ、作動要素52,52’を介して層板53,53’,53”に伝達される。
カバー55,55aは、交互に半隔板51,51’上に配置され、これらの機構を保護する。
図7は、層板53,53’の他の実施形態を示す。前記層板は、第一の層板53が第二の層板53’上を摺動するのみならず当該第二の層板53’と係合するように、段付きで近接して構成されている。
層板53,53’の他の実施形態が図10,11に示されている。図10,11は、本発明に係る虹彩絞り50を示す平面図であり、図10では虹彩絞りが閉じ、図11では開いている。虹彩絞り50の機構がより見やすいように、図10ではカバー55’が取り外されている。明らかに、層板53,53’は、Tアンカー59a,59a’を介して、作動板54の層状連係板58内に係合していることが認められる。Tアンカー59a,59a’は、爪59,59’の機能を担っている。半隔板51,51’の作動板54上に配列され、カバー55,55’と係合するピンは、作動板54のための連係ガイドを形成している。前記ピンは、作動板54が回転運動するあいだ、作動板54を虹彩絞り50の中心まわりに案内し、こうして層板の閉鎖範囲を増加させている。
図12〜14は、より単純な構造を有する本発明に係る虹彩絞り50の機構の、他の典型的な実施形態を示す。その機械的プロセスを説明するために、ここで座標系を導入する。この座標系のX軸は、事実上1本のアーム12に沿って延びている。Y軸は、X軸に対して直角に延び、虹彩絞り50の通し孔の中心を指している。
図12は、例として、第一の半隔板51の分解組立図を示す。図6と比較して図12〜14に係る典型的な実施形態の根本的な相違は、作動板54の機能が、図12〜14の典型的な実施形態においては層板53〜53”、特に53’によって実現される、という点にある。図12の留め板56も、第一アーム12に堅固に連結されている。前記留め板は、3つの切欠き61,61’,61”を有し、該切欠きは虹彩絞り50の通し孔の中心方向に放射状に開放している。層板ピン63,63’,63”は、前記切欠き61,61’,61”内に置かれている。前記ピンは、層板53,53’,53”上の事実上中央部に配列されている。切欠き61,61’,61”は、連係ガイドを形成し、個々の層板53,53’,53”は、当該連係ガイドに沿って通し孔の中心に向かって移動可能とされている。層板ピン63,63’,63”は、層板53,53’,53”の両側に設けられている。これらは、一方側では留め板56の切欠き61,61’,61”と係合するとともに、層板53,53’,53”の他方側ではカバー55の切欠き65,65’,65”と係合している。カバー55の切欠き65,65’,65”も、事実上虹彩絞り50の通し孔の中心に向かって延びている。層板53’は、作動要素52に堅固に連結され、この目的のために、対応する突起を有する。作動要素52はY軸に沿って作動させられる。これによって、第二の層板53’は、作動要素52により、通し孔の中心に向かう方向に移動できる。半円形の層板53〜53”は、各々その端部に切欠き64,64’,64”,64'''を有し、当該切欠きは他の層板53〜53”のピン63,63’,63”と噛み合う。これによって、第一の層板53と第二の層板53’(切欠き64,64’)との間に機械的結合が形成され、次に、該第二の層板53’は第三の層板53”(切欠き64,64’)に連結される。第二の層板53’のY軸に沿った移動により、第一及び第三の層板53,53”の作動と変位が生じる。連係ガイドは、第二の層板53’がY軸に沿って変位させられたときに、各々の層板53〜53”を通し孔の中心に向かって動かすように構成される。第二の層板53’の逆方向の移動は、この移動を逆転させる。そして虹彩絞り50は開く。
第二の半隔板は、同様に対称に構成される。図13,14は半隔板51,51’を示す。明らかに、電気外科手術用器具10の閉鎖状態においては、第一の半隔板51の第一の層板53は、これに対向する層板53''''と機械的結合に入ることが認められる。ここでもまた、層板ピン63,63’,63”と切欠き64,64’,64”との間の連結が存在している。同じことが第三の層板53”に当てはまる。
第一の半隔板51の層板53〜53”の、第二の半隔板51’の層板への連結は、解除可能とされている。器具10の開放状態において、虹彩絞り50は隙間を有し、該隙間により、結合された管腔器官を器具10から取り外せる。これにより、電気外科手術用器具10の閉鎖状態において、図12〜14の典型的な実施形態にかかる6つの層板を備えた、層板53〜53''''の環が形成される。個々の層板53〜53'''は、隣接する層板53〜53'''と各々動作可能に連結されている。全体として、連係ガイドが形成され、これにより、通し孔の中心に向かう方向への個々の層板53〜53'''の変換運動が可能とされている。
作動要素52,52’の作動は、これによって、個々の層板53〜53'''まで機械的に伝達される。
本発明によれば、虹彩絞り50は第一の外側電極配列または外側電極を備え、スリーブ32は内側電極配列、具体的にはスリーブ電極36を備えている。図5に示すように、これらの電極は相互に近接して配列されている。虹彩絞り50とスリーブ32との間で圧締される管腔器官の部位を、これらの電極により相互に結合できる。この目的のために、電極間に相応の高周波電流が印加される。高周波電流により、電極間に位置する組織部位の凝固が生じる。高周波電流を印加するために、電気外科手術用器具10は、適切な導体路及び端子部を有する。例えば、スリーブ電極36は、スリーブ作動アーム35,35’内の導体路を介して供給可能とされている。虹彩絞り用の適切な導体路が、アーム12,12’内に配設可能とされている。
あるいは、適切な導体路を提供するために、アーム12,12’及び/またはスリーブ作動アーム35,35’を、完全にまたは部分的に電気伝導性材料から構成することができる。
個々の層板53〜53'''は、高周波電流印加用の電極を具備可能とされ、また電気伝導性材料製とすることもできる。
好ましくは、ベースプレート13及びベースプレート13の着脱可能部13’は電気絶縁体である。このように、スリーブ電極36の導体路は、少なくとも虹彩絞り50の導体路から電気的に絶縁されている。
他の典型的な実施形態においては、電極を供給するために、ベースプレート13及びまたは着脱可能部13’は、端子部及び導体路を具備可能とされる。
4個及び8個の層板53〜53''''を有する典型的な実施形態について説明した。他の数の層板53〜53''''を有する他の実施形態も考えられる(例えば、少なくとも4個の層板53〜53'''')。
10 電気外科手術用器具
12,12’ アーム
13 ベースプレート
13’ ベースプレートの着脱可能部
20 閉鎖装置
24 閉鎖作動要素
28 スパイクまたは固定要素
30 位置決め装置
32 スリーブ
33,33’ スリーブ部
35,35’ スリーブ作動アーム
36 スリーブ電極
40 張力調整装置
41 張力付与ばね
42 張力調整装置作動要素
44 力転向装置
45 閉鎖力調整装置
46 調整ねじ
47 角ブラケット
50 虹彩絞り
51,51’ 半隔板
52,52’ 作動要素
53〜53''' 層板
54 作動板
55,55’,55a カバー
56 留め板
57 外殻
58 作動板の層状連係板
59,59’ 爪
59a,59a’ Tアンカー
60 開口
61,61’,61” 留め板の切欠き
63,63’,63” 層板ピン
64,64’,64” 層板の切欠き
65,65’,65” カバーの切欠き
66 内側縁部

Claims (12)

  1. それぞれ内表面と外表面とを有する第一及び第二の管腔器官間に吻合を形成するための器具であって、
    内側電極配列(36)を有するスリーブ(32)であって、当該スリーブ(32)を覆うように、第一の管腔器官がその内表面を最も外側に向けられて配置されるスリーブ(32)と、
    内側電極配列(36)に対向して放射状に位置する外側電極配列(50)であって、各電極配列が管腔器官の外表面と接触するように、第一の管腔器官に被さって押し付けられる第二の管腔器官との電気的接触が可能となるようにされた外側電極配列と、を備え、
    外側電極配列(50)は、少なくとも一つの案内部材(52, 52')により互いに対して移動可能な複数の層板(53-53''')を備え、
    該層板(53-53''')は、
    層板(53−53''')の閉鎖位置においては、当該層板(53−53''')の内側縁部(66)が通し孔を形成し、第二の管腔器官に当接して位置するとともに、
    層板(53−53''')の開放位置においては、当該層板(53−53''')とスリーブ(32)の間に隙間が形成され、
    開放位置において、器具が開放状態に至ることが可能で、該隙間が外側から通し孔まで通じ、相互に結合された管腔器官が該隙間を通して通し孔の外へ案内可能とされるように、
    移動可能に構成されて配列されていることを特徴とする器具。
  2. 層板(53 - 53''')は虹彩絞り(50)のように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の器具。
  3. スリーブ(32)はホルダ(13'内に外側電極配列(50)に対して固定されて配列されていることを特徴とする請求項1または2に記載の器具。
  4. ホルダ(13')はスリーブ(32)の単独の操作のために取り外し可能とされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか、特に請求項3、に記載の器具。
  5. 閉鎖状態において、層板(53 - 53''')のすべての内側縁部(66)はスリーブ(32)から等距離にあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の器具。
  6. 通し孔は、層板(53)を移動させることによりその直径が調節可能とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の器具。
  7. 開放状態において、隙間は外側電極配列(50)を、相互に離間して移動可能な2つの部分または半分(51, 51')に分割することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の器具。
  8. スリーブ(32)は、作動器具(35, 35')上に保持され、かつ2つの部分に解体可能に構成され、該2つの部分は閉鎖管状部を形成する閉鎖状態から管腔器官からの取り外しのための開放状態へと至らしめ得るようにされていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の器具。
  9. 閉鎖状態において、作動器具(35, 35')は予め張力が付与されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか、特に請求項8、に記載の器具。
  10. 層板(53 - 53''')が所定の力で予め張力付与されて閉鎖位置をとるように、器具の閉鎖状態において張力が付与され得る張力調整装置(40)によって特徴づけられる請求項1〜9のいずれかに記載の器具。
  11. 凝固電極であって、
    マウンティングリング(56)と、
    マウンティングリング(56)上に取り付けられた複数の層板(53 - 53''') であって、電極部を形成するために、虹彩絞りのように開放状態から閉鎖状態まで回動可能な層板と、
    マウンティングリング(56)に対して回動可能に配列され、マウンティングリングに対する連係リング(54)の回動時に、層板(53 - 53''')が閉鎖状態から開放状態へ及びその逆方向に回動するように、層板(53)上の案内部材(52, 52')と噛み合う連係リング(54)と、を備え、
    マウンティングリング(56)及び連係リング(54)は、マウンティングリング(56)上に取り付けられて連係リング(54)と噛み合う層板(53-53''')と共に互いに離間すべく移動可能なように、それぞれ2部分に構成された、
    ことを特徴とする凝固電極。
  12. 連係リング(54)は、特にガイドロット(52, 52')により、互いに別々に移動可能な第一および第二の連係リング部を備えるように、2つの部分に分割して構成されることを特徴とする請求項11に記載の凝固電極。
JP2011523321A 2008-08-19 2009-07-23 吻合器具及び凝固電極 Expired - Fee Related JP5421991B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102008038313 2008-08-19
DE102008038313.9 2008-08-19
DE102008048293.5 2008-09-22
DE102008048293A DE102008048293B3 (de) 2008-08-19 2008-09-22 Vorrichtung zur Herstellung von Anastomosen sowie Koagulationselektrode
PCT/EP2009/005365 WO2010020328A1 (de) 2008-08-19 2009-07-23 Vorrichtung zur herstellung von anastomosen sowie koagulationselektrode

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012500068A JP2012500068A (ja) 2012-01-05
JP5421991B2 true JP5421991B2 (ja) 2014-02-19

Family

ID=41112141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011523321A Expired - Fee Related JP5421991B2 (ja) 2008-08-19 2009-07-23 吻合器具及び凝固電極

Country Status (7)

Country Link
US (2) US9011469B2 (ja)
EP (2) EP2341861B1 (ja)
JP (1) JP5421991B2 (ja)
CN (1) CN102123676B (ja)
DE (1) DE102008048293B3 (ja)
PL (2) PL2341861T3 (ja)
WO (1) WO2010020328A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8348128B2 (en) * 2009-11-11 2013-01-08 Biorep Technologies, Inc. Anastomosis system and method
IT1399861B1 (it) * 2010-04-30 2013-05-09 I & S Idee & Sviluppo S R L Applicatore di griffe per giunti vascolari termino - terminali
DE102010035470B4 (de) 2010-08-26 2015-08-13 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung zum Durchführen einer Seit-zu-Seit- Anastomose
DE102012107919A1 (de) 2012-08-28 2014-05-15 Aesculap Ag Elektrochirurgisches Instrument zur Herstellung einer End-zu-End-Anastomose
KR101809389B1 (ko) 2013-10-10 2017-12-14 슈나이더 일렉트릭 인더스트리스 에스에이에스 회로 차단기 장치

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH525668A (de) * 1970-01-14 1972-07-31 Ceskoslovenska Akademie Ved Vorrichtung zur nahtlosen Verbindung der Enden eines unterbrochenen, schlauchförmigen Organs bei chirurgischen Operationen
US3774615A (en) 1971-02-08 1973-11-27 Ceskoslovenska Akademie Ved Device for connecting or joining the ends of interrupted tubular organs in surgical operations without stitching
US4892098A (en) * 1985-06-26 1990-01-09 Sauer Jude S Tubular tissue welding device without moving parts
US5188638A (en) * 1992-02-06 1993-02-23 Tzakis Andreas G Apparatus and method for preforming anastomosis fastener securement of hollow organs
US6626901B1 (en) * 1997-03-05 2003-09-30 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Electrothermal instrument for sealing and joining or cutting tissue
JP3766520B2 (ja) * 1997-10-06 2006-04-12 オリンパス株式会社 血管吻合装置
US20070276363A1 (en) * 1998-02-12 2007-11-29 Boris E. Paton Instrument and method for the end-to-end reconnection of intestinal tissues
US6562037B2 (en) * 1998-02-12 2003-05-13 Boris E. Paton Bonding of soft biological tissues by passing high frequency electric current therethrough
US6527767B2 (en) * 1998-05-20 2003-03-04 New England Medical Center Cardiac ablation system and method for treatment of cardiac arrhythmias and transmyocardial revascularization
US6599302B2 (en) * 1998-06-10 2003-07-29 Converge Medical, Inc. Aortic aneurysm treatment systems
JP2001037770A (ja) * 1999-07-28 2001-02-13 Olympus Optical Co Ltd 超音波処置具
JP2003061973A (ja) * 2001-08-27 2003-03-04 Olympus Optical Co Ltd 超音波組織溶着装置
AT411216B (de) * 2002-01-25 2003-11-25 Schubert Heinrich Dr Vorrichtung zur herstellung von anastomosen zwischen hohlorganen
WO2003096918A1 (en) * 2002-05-15 2003-11-27 Kevin Marchitto Method and device for anastomoses
DE10350709A1 (de) * 2003-10-30 2005-08-18 Erbe Elektromedizin Gmbh Vorrichtung zur Koagulation von Gewebe
ITBO20030782A1 (it) * 2003-12-23 2005-06-24 New Age Const And Engineeri Ng S P A Dispositivo e metodo per anastomosi.
ATE516762T1 (de) * 2004-06-02 2011-08-15 Medtronic Inc Ablations- und klammerinstrument
DE102009032972A1 (de) * 2009-07-14 2011-01-20 Erbe Elektromedizin Gmbh Vorrichtung zur Herstellung von Anastomosen
DE102009027813A1 (de) * 2009-07-17 2011-01-27 Celon Ag Medical Instruments Anastomosering und Anastomoseringanordnung
DE102009059195A1 (de) * 2009-12-17 2011-06-22 Aesculap AG, 78532 Chirurgisches System zum Verbinden von Körpergewebe und Verfahren zum Abtrennen überstehenden Gewebes

Also Published As

Publication number Publication date
EP2341861A1 (de) 2011-07-13
US9186147B2 (en) 2015-11-17
PL2341861T3 (pl) 2014-07-31
JP2012500068A (ja) 2012-01-05
US20150257812A1 (en) 2015-09-17
CN102123676B (zh) 2013-07-03
US20110152862A1 (en) 2011-06-23
EP2710973B1 (de) 2015-01-14
EP2710973A1 (de) 2014-03-26
WO2010020328A1 (de) 2010-02-25
US9011469B2 (en) 2015-04-21
CN102123676A (zh) 2011-07-13
DE102008048293B3 (de) 2009-10-29
EP2341861B1 (de) 2014-02-26
PL2710973T3 (pl) 2015-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9186147B2 (en) Device for producing anastomoses and coagulation electrode
US7094247B2 (en) Intussusception and anastomosis apparatus
US4703887A (en) Collapsible purse string aid for use with intraluminal stapling device
JP4242290B2 (ja) 中空器官同士の吻合を形成するための装置
US9763663B2 (en) Electrosurgical instrument for making an and end-to-end anastomosis
US6905504B1 (en) Tool for performing end-to-end anastomosis
AU2011270654B2 (en) Endoscopic suturing device, system and method
US20040015178A1 (en) Intratubular anastomosis apparatus
US20140371743A1 (en) Electrosurgical instrument and jaw part therefor
US20100049223A1 (en) Prosthesis for anastomosis
JPH0579336B2 (ja)
EP0923345A1 (en) A flexible annular stapler for closed surgery of hollow organs
US9554795B2 (en) Anvil cap of a multiple umbrella type for circular staplers
WO2012127888A1 (ja) 吻合器
EP1551313B1 (en) Improved intussusception and anastomosis apparatus
CA2544698A1 (en) Articulating anastomotic ring applier
AU2003245013B2 (en) Anastomosis ring applier
US11666337B2 (en) Purse string suture instrument
US20240032928A1 (en) Laparoscopic anastomosis devices and methods of use thereof
WO2024064899A2 (en) Laparoscopic anastomosis devices and methods of use thereof
GB2094212A (en) Stapler for vascular anastomoses
MXPA06004949A (en) Anastomotic ring applier device utilizing an electroactive polymer

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130718

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131007

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131112

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131122

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees