JP5414186B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は表示装置に関し、特に、光学センサ内臓のタッチパネル機能を有した表示装置に関する。
従来より、タッチパネル機能を有した表示装置の開発がなされている。この種の従来の装置として、例えば、感圧式のものや、発光素子を備えた入力ペンにより入力が行われるものがある。
感圧式の表示装置は、透明電極材料からなる透明導電膜(ITO)が表面に設けられた2枚の透明基板(上側がプラスチック基板、下側がガラス基板)を所定間隔の空気層を介在させて対向させて配置した構成を有している。このとき、上側のプラスチック基板を指またはペン等で押すと、押された部分のプラスチック基板が曲がり、下側のガラス基板と接触するようになる。これにより、この上下の透明基板に設けられた透明導電膜が接触してショートしたことになり、そのショート箇所の導電膜抵抗を測ることによって、パネル上の座標を知ることができる。
また、発光素子を備えた入力ペンにより入力を行うタイプの表示装置は、フォトダイオードを備えた多数のセンサ部が表示パネルの一面に配設され、入力ペンからの光を受けたフォトダイオードの起電力もしくは抵抗変化によって、位置座標の入力が検出される。
しかしながら、上述した従来のタッチパネル機能付きの表示装置は、いずれも小型化が困難であり、また、重量も重いものが多かった。また、感圧式のものは、経年劣化によってプラスチック基板が変形したり、様々なノイズ等により、座標位置を誤認識してしまうという問題点があった。また、発光素子を備えた入力ペンを用いるタイプのものは、専用の入力ペンが必ず必要となり、入力ペンを紛失してしまうと入力できず、不便であるという問題点があった。
そのため、近年においては、フォトセンサ回路を内蔵した表示装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照。)。当該表示装置においては、フォトセンサにより入射光の光強度を検出して、それにより指が置かれたか否かを判定して、位置座標を特定する。
特開2007−94606号公報
上記のフォトセンサ回路を内蔵した表示装置においては、周囲光等の使用環境や、経年劣化による特性変化等により、センサ出力にばらつきが生じ、その結果、指等の物体が何も置かれていないのに置かれているように誤認識してしまったり、正しい座標位置を認識することができない場合があるという問題点があった。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、周囲光等の使用環境や経年劣化による特性変化の影響を受けずに、指等が置かれた位置の座標を常に正しく認識することができる表示装置を得ることを目的とする。
この発明は、表示画面の任意の位置を手指または指示部材にて指定したことを検知可能な表示装置であって、複数の画素がマトリクス状に配置された表示画面を有する液晶パネルと、前記液晶パネルにマトリクス状に配置され、入射光の光強度を測定して、当該入射光の光強度に応じたセンサ出力値を出力する複数の光検出手段と、前記光検出手段のうちの一部の光検出手段を光遮蔽部材で覆うことにより形成されて、前記光遮蔽部材で覆われた状態で入射光の光強度を測定して、当該入射光の光強度に応じたセンサ出力を基準値として出力するセンサ補正手段と、前記光検出手段により得られた前記センサ出力値と前記センサ補正手段による前記基準値との差分を演算して出力する差分演算手段と、前記差分に基づいて、前記表示画面上の前記手指または前記指示部材にて指定された前記位置の位置座標を検出する位置検出手段とを備え、前記光検出手段は所定の個数ずつのブロックに分割されており、前記センサ補正手段の前記光遮蔽部材は、前記ブロック内の所定の位置に配置された光検出手段を覆うように配置され、前記センサ補正手段は、各ブロックごとに、前記光遮蔽部材により覆われた前記光検出手段により得られるセンサ出力を前記基準値として出力し、前記表示画面内に配置された前記センサ補正手段は、前記表示画面内に均一に分布され、前記各ブロックは、N×N個(Nは3以上の定数)の前記光検出手段から構成され、前記N×N個の前記光検出手段中で、1個の前記光検出手段から前記センサ補正手段を構成し、前記センサ補正手段の前記センサ出力を前記基準値として、残りN×N−1個の前記光検出手段のセンサ出力値それぞれと前記基準値との差分を前記差分演算手段が演算して出力することを特徴とする表示装置である。
この発明は、表示画面の任意の位置を手指または指示部材にて指定したことを検知可能な表示装置であって、複数の画素がマトリクス状に配置された表示画面を有する液晶パネルと、前記液晶パネルにマトリクス状に配置され、入射光の光強度を測定して、当該入射光の光強度に応じたセンサ出力値を出力する複数の光検出手段と、前記光検出手段のうちの一部の光検出手段を光遮蔽部材で覆うことにより形成されて、前記光遮蔽部材で覆われた状態で入射光の光強度を測定して、当該入射光の光強度に応じたセンサ出力を基準値として出力するセンサ補正手段と、前記光検出手段により得られた前記センサ出力値と前記センサ補正手段による前記基準値との差分を演算して出力する差分演算手段と、前記差分に基づいて、前記表示画面上の前記手指または前記指示部材にて指定された前記位置の位置座標を検出する位置検出手段とを備え、前記光検出手段は所定の個数ずつのブロックに分割されており、前記センサ補正手段の前記光遮蔽部材は、前記ブロック内の所定の位置に配置された光検出手段を覆うように配置され、前記センサ補正手段は、各ブロックごとに、前記光遮蔽部材により覆われた前記光検出手段により得られるセンサ出力を前記基準値として出力し、前記表示画面内に配置された前記センサ補正手段は、前記表示画面内に均一に分布され、前記各ブロックは、N×N個(Nは3以上の定数)の前記光検出手段から構成され、前記N×N個の前記光検出手段中で、1個の前記光検出手段から前記センサ補正手段を構成し、前記センサ補正手段の前記センサ出力を前記基準値として、残りN×N−1個の前記光検出手段のセンサ出力値それぞれと前記基準値との差分を前記差分演算手段が演算して出力することを特徴とする表示装置であるので、周囲光等の使用環境や、経年劣化による特性変化の影響を受けずに、指等が置かれた位置の座標を常に正しく認識することができる。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1に係る表示装置はタッチパネル機能付きの液晶表示装置である。当該液晶表示装置は、図1に示したように、画素2がマトリクス状に配置された画素マトリクスから構成された表示画面を有する液晶パネル1と、液晶パネル1のゲートライン4を駆動するためのゲートドライバ6と、液晶パネル1のデータライン5を駆動するためのデータドライバ7と、ゲートドライバ6とデータドライバ7とを制御するためのタイミングコントローラ(図示省略)とを備える。
液晶パネル1は、ゲートライン4とデータライン5との交差で定義される各画素2の画素領域に形成された液晶セルで構成された液晶セルマトリックスを備える。また、各画素2は、それぞれ、3原色に対応した3つのサブピクセル(図示省略)から構成されている。液晶セルは、映像データ信号によって光透過量を調節する液晶セルClc、及び、液晶キャパシタClcを駆動するための薄膜トランジスタTFTを備える。薄膜トランジスタTFTは、ゲートライン4のスキャン信号に応答して、データライン5のデータ信号が液晶セルClcに充電されて維持されるようにする。液晶セルClcは、データ信号によって液晶の配列状態を可変させて光透過率を調節することによって階調を具現する。
ゲートドライバ6は、タイミングコントローラからの制御信号に応答して、ゲートライン4に順次にスキャン信号を供給する。データドライバ7は、タイミングコントローラからのデジタル映像データ8をアナログデータ信号に変換して、データライン5に供給する。タイミングコントローラは、ゲートドライバ6及びデータドライバ7を制御する制御信号を供給すると共に、データドライバ7にデジタル映像データ8を供給する。
また、液晶パネル1には、フォトセンサ等から構成された光検出素子3が、マトリクス状に配置されている。光検出素子3は、入射光の光強度を検出して、当該光強度に応じたセンサ出力値を出力する。光検出素子3には、垂直方向にX出力線12が接続され、水平方向にY出力線11が接続されている。X出力線12およびY出力線11の一端は共通に高電圧電源端子10に接続されている。また、X出力線12の他端はX出力スキャン回路14に接続され、Y出力線11の他端はY出力スキャン回路13に接続されている。光検出素子3は、入射光を当該入射光の光強度に応じた光電流に変換する変換手段と、変換手段で変換された光電流を積分する積分手段と、当該積分の結果得られる積分値をセンサ出力値として出力する出力手段とを備えている。なお、ここで、入射光とは、液晶パネル1が設置されている周囲からの光である周囲光と、液晶パネル1の下部に設けられたバックライト18(図2参照)からの光の両方またはいずれか一方を含むものとする。
このとき、図2に示すように、指20等が液晶パネル1上に置かれると、指20が存在する位置にある光検出素子3のセンサ出力値だけが変化する(すなわち、小さくなる)。X出力スキャン回路14およびY出力スキャン回路13は、それぞれ、X出力線12およびY出力線11を介して、光検出素子3によるセンサ出力値を得て、当該センサ出力値をX信号出力線15およびY信号出力線16を介して位置検出回路(図示せず)に出力する。
なお、ここまでの構成は一般的なタッチパネル機能を備えた表示装置の構成であり、従って、本発明の構成は上述した構成に限定されるものではなく、任意の構成に適宜変更してもよいものとする。
以下に、本発明の特徴について説明する。
本実施の形態においては、図2に示すように、一部の光検出素子3をブラックマトリクス等からなる光遮蔽手段17(光遮蔽部材)で覆い隠すなどして遮光する。この光遮蔽手段17で覆い隠された光検出素子3および当該光遮蔽手段17をまとめてセンサ補正部30と呼ぶこととする。本実施の形態においては、図3に示すように、液晶パネル1の外周に沿って設けられた最も外側の光検出素子3に対して略々矩形の光遮蔽手段17を施して、センサ補正部30を形成している。従って、光遮蔽手段17が設けられていないセンサ部分の各光検出素子3は全て略々矩形の光遮蔽手段17の内側に存在している。
一般に、光検出素子3は、使用環境および使用状況、あるいは、経年変化による特性劣化等により、センサ出力値が変化する。そのため、センサ出力値と予め設定された固定値の所定の設定値との比較により、指20等が置かれたか否かを判定すると、誤検出してしまう恐れがある。そのため、本実施の形態においては、センサ補正部30として、常に暗データを観測する部位を設けるようにして、当該部位のセンサ出力値との差分により、指20等が置かれたか否かを判定するようにして、誤検出を防止するようにした。センサ補正部30も同一の液晶パネル1の一部分であるため、センサ補正部30における光検出素子3は、センサ補正部30以外の他の光検出素子3と全く同じ条件で、使用環境および使用状況、あるいは、経年変化による特性劣化等の影響を受ける。従って、センサ補正部30以外の他の光検出素子3のセンサ出力の変化と、センサ補正部30における光検出素子3のセンサ出力の変化とは、同じ傾向を示して共に同様に変化することが予想される。
ここで、上記予想を証明するために行った実験について説明する。当該実験においては、図4に示すように、黒ビニールテープを光遮蔽手段17として用いて、一部の光検出素子3を覆って、センサ補正部30を形成した。センサ補正部30の観測地点のセンサ出力値をavg4とし、その左側の光遮蔽手段17で覆っていない光検出素子3の観測地点のセンサ出力値をavg3、その右側の同じく光遮蔽手段17で覆っていない光検出素子3の観測地点のセンサ出力値をavg5とした。図5に、その実験結果を示す。なお、図5(a)は、周囲光として室内の照明を一定にし、バックライトの駆動電流を120mAとした場合の電源ONからのセンサ出力値の時間変化を示したものであり、図5(b)は、周囲光として室内の照明を一定にし、バックライトの駆動電流および輝度を変化させた場合のセンサ出力値の変化を示したものである。本実験においては、指などの障害物は一切置かない状態で、各観測地点におけるセンサ出力値の測定を行った。
例えば、図5(a)のavg3のセンサ出力値の変化を見ると、電源をONにした時点では698degitで、10分後は704degit、60分後は718degitとなっており、単一項における変化は大きい。また、センサ補正部30でのセンサ出力値avg4も、同様に、時間とともにその値が大きくなる変化を示している。一方、センサ補正部30の観測地点のセンサ出力値のavg4との差分(=avg3−avg4)の値を見ると、常にほぼ一定である。このことから、センサ補正部30におけるセンサ出力値と他の観測地点におけるセンサ出力値との差分は、周囲環境や経過時間によらず、常にほぼ一定であることがわかる。
また、図5(b)のavg3のセンサ出力値の変化を見ると、駆動電流60mA、輝度195cd/m2のときは663degitで、駆動電流180mA、輝度515cd/m2のときは749degit、駆動電流300mA、輝度760cd/m2は768degitとなっており、単一項における変化は大きい。また、センサ補正部30でのセンサ出力値avg4も、同様に、駆動電流および輝度の値の増加とともにその値が大きくなる変化を示している。一方、センサ補正部30の観測地点のセンサ出力値のavg4との差分(=avg3−avg4)の値を見ると、常にほぼ一定である。このことから、センサ補正部30におけるセンサ出力値と他の観測地点におけるセンサ出力値との差分は、周囲環境や使用状況によらず、常にほぼ一定であることがわかる。
当該実験の結果から、センサ補正部30におけるセンサ出力値と他の観測地点におけるセンサ出力値との差分は、周囲環境、経過時間および使用状況等によらず、常にほぼ一定であることがわかり、上記予想は正しいことが判明した。これにより、本実施の形態においては、センサ補正部30のセンサ出力値の値を基準にし、それとの差分Δの値を用いて、指20等の位置座標の検出を行う構成とした。
本実施の形態の動作について説明する。図6は、本実施の形態における指20が置かれた位置の位置座標を求めるための処理の流れを示したフローチャートである。なお、本実施の形態においては、上述の通り、図3に示すように、略々矩形に、液晶パネル1の外周の内側に、センサ補正部30が設けられている。本実施の形態においては、図6に示すように、まず、各光検出素子3により入射光の値を測定しセンサ出力値を取得する(ステップS1)。次に、図7に示すセンサ補正部データ取得演算部9により、ステップS1で取得したセンサ出力値の中から、センサ補正部30以外のセンサ部分の各光検出素子3ごとに、それのX座標とX座標が同じ上下のセンサ補正部30のセンサ出力値を読み出すとともに、Y座標についても、Y座標が同じ左右のセンサ補正部30のセンサ出力値を読み出して、各光検出素子3ごとに上下左右4点のセンサ補正部30のセンサ出力値を取得し、上下左右の4点のセンサ補正部30のセンサ出力値の平均値を最適基準値として求める(ステップS2)。次に、図7に示す差分演算器19により、各光検出素子3ごとに、光検出素子3によるセンサ出力値とステップS2で求めた最適基準値との差分Δを求める(ステップS3)。次に、当該差分Δの値に基づいて、指20等が液晶パネル1上に置かれたか否かを判定する(ステップS4)。判定の結果、指20等が置かれていた場合には(ステップS5)、ステップS6に進み、一方、指20等が置かれていなかった場合には、ステップS1の処理に戻る。ステップS6では、指20等が置かれたと判定された光検出素子3が設置されている位置のX座標およびY座標をX出力スキャン回路14およびY出力スキャン回路13によりそれぞれ取得して、それらの値から位置検出回路(図示省略)が指20等が置かれた位置の位置座標を特定する(ステップS6)。なお、これらの一連の処理は、所定の周期(タイミング)で繰り返し行われる。
以上のように、本実施の形態においては、ブラックマトリクス等の光遮蔽手段17で光検出素子3を覆ったセンサ補正部30を設けて、常に暗データを観測する部位を設けておき、当該部位と光遮蔽手段17を設けていないセンサ部の各光検出素子3とのセンサ出力値の差分を求め、当該差分は使用環境や経年変化等の影響を受けずに常に一定であることから、差分を基に指20等が液晶パネル1上に置かれたか否かの判定を行うようにしたので、周囲環境や使用状況および経年変化等の影響を受けずに、常に、正確に判定を行うこことができ、正しい位置座標を得ることができるという効果が得られる。
なお、上記の説明においては、液晶パネル1の任意の位置を指20にて指定する例について説明したが、その場合に限らず、タッチペンや他の任意の指示部材あるいは任意の物体にて指定するようにしてもよく、その場合にも同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図8は実施の形態2の構成を示した図である。上述の実施の形態1においては、図3に示すように、センサ補正部30が液晶パネル1の外周の内側に略々矩形に設けられている例を示したが、本実施の形態においては、図8に示すように、所定の長さのセンサ補正部30が略々平行に複数本設けられている。センサ補正部30は、液晶パネル1の左端から右端までのほぼ全体に亘るように設けることが望ましい。少なくとも、最左端の光検出素子3が設けられている位置から最右端の光検出素子3が設けられている位置までの長さを有していることが望ましい。他の構成については、上述の実施の形態1と同じであるため、ここではその説明を省略する。
本実施の形態における動作は基本的に実施の形態1と同じであるが、異なる点は、実施の形態1では、図6のステップS2で上下左右4点の平均値をとって最適基準値を求めていたのに対し、本実施の形態においては、各光検出素子3ごとに、それの直近の上下のセンサ補正部30のセンサ出力値の平均を求めて補間するか、あるいは、直線補間等の方式により補間するかなどして、上下2点間での補間を行って最適基準値を求めるようにした点が実施の形態1と異なる。他の動作は実施の形態と同じであるため、ここでは説明を省略する。
以上のように、本実施の形態においても、ブラックマトリクス等の光遮蔽手段17で光検出素子3を覆ったセンサ補正部30を設けて、常に暗データを観測する部位を設けておき、当該部位と光遮蔽手段17を設けていないセンサ部の各光検出素子3とのセンサ出力値の差分を求め、当該差分は使用環境や経年変化等の影響を受けずに常に一定であることから、差分を基に指20等が液晶パネル1上に置かれたか否かの判定を行うようにしたので、周囲環境や使用状況および経年変化等の影響を受けずに、常に、正確に判定を行うこことができ、正しい位置座標を得ることができるという効果が得られる。また、本実施の形態においては、センサ補正部30を図8に示すように平行に複数本設けるようにしたので、最適基準値がより精度の高い値となり、その結果、誤検出をさらに防止でき、より正確に指20等の検出を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、のべ4本のセンサ補正部30を設ける例について説明したが、この場合に限らず、液晶パネル1の大きさやコスト等を基にして、センサ補正部30の本数を適宜決定するようにしてよいものとする。
実施の形態3.
図9は実施の形態3の構成を示した図である。本実施の形態においては、図9に示すように、液晶パネル1の全体にマトリックス状に配置された各光検出素子3を、よこ3×たて3の、のべ9個ずつのブロック(以下、センサブロックとする。)に分割し、各センサブロックごとに、各センサブロックの左上の1個の光検出素子3にのみ光遮蔽手段17を施して、それをセンサ補正部30とする。他の構成については、上述の実施の形態1および2と同じであるため、ここではその説明を省略する。
本実施の形態における動作は基本的に実施の形態1と同じであるが、異なる点は、実施の形態1では、図6のステップS2で上下左右4点の平均値をとって最適基準値を求めていたのに対し、本実施の形態においては、各光検出素子3ごとに、当該光検出素子3が含まれているセンサブロックにおけるセンサ補正部30のセンサ出力値を最適基準値とする点が実施の形態1と異なる。他の動作は実施の形態と同じであるため、ここでは説明を省略する。
以上のように、本実施の形態においても、ブラックマトリクス等の光遮蔽手段17で光検出素子3を覆ったセンサ補正部30を設けて、常に暗データを観測する部位を設けておき、当該部位と光遮蔽手段17を設けていないセンサ部の各光検出素子3とのセンサ出力値との差分を求め、当該差分は使用環境や経年変化等の影響を受けずに常に一定であることから、差分を基に指20等が液晶パネル1上に置かれたか否かの判定を行うようにしたので、周囲環境や使用状況および経年変化等の影響を受けずに、常に、正確に判定を行うこことができ、正しい位置座標を得ることができるという効果が得られる。また、本実施の形態においては、センサ補正部30を図9に示すように各センサブロックごとに設けるようにしたので、最適基準値がより精度の高い値となり、その結果、誤検出をさらに防止でき、より正確に指20等の検出を行うことができる。
なお、本実施の形態においては、センサブロックを3×3のブロックとしたが、その場合に限らず、任意の個数ずつのブロックに分割してもよいものとする。
本発明の実施の形態1に係る表示装置の構成を示した構成図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の構成を示した断面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の構成を示した平面図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の効果を示すための実験を説明した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の効果を示すための実験結果を表で示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の動作を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る表示装置の構成を示した部分構成図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置の構成を示した平面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置の構成を示した平面図である。
符号の説明
1 液晶パネル、2 画素、3 光検出素子、4 ゲートライン、5 データライン、6 ゲートドライバ、7 データドライバ、8 デジタル映像データ、9 センサ補正部データ取得演算部、10 高電圧電源端子、11 Y出力線、12 X出力線、13 Y出力スキャン回路、14 X出力スキャン回路、15 X信号出力線、16 Y信号出力線、17 光遮蔽手段、18 バックライト、19 差分演算器、20 指、30 センサ補正部。

Claims (1)

  1. 表示画面の任意の位置を手指または指示部材にて指定したことを検知可能な表示装置であって、
    複数の画素がマトリクス状に配置された表示画面を有する液晶パネルと、
    前記液晶パネルにマトリクス状に配置され、入射光の光強度を測定して、当該入射光の光強度に応じたセンサ出力値を出力する複数の光検出手段と、
    前記光検出手段のうちの一部の光検出手段を光遮蔽部材で覆うことにより形成されて、前記光遮蔽部材で覆われた状態で入射光の光強度を測定して、当該入射光の光強度に応じたセンサ出力を基準値として出力するセンサ補正手段と、
    前記光検出手段により得られた前記センサ出力値と前記センサ補正手段による前記基準値との差分を演算して出力する差分演算手段と、
    前記差分に基づいて、前記表示画面上の前記手指または前記指示部材にて指定された前記位置の位置座標を検出する位置検出手段と
    を備え、
    前記光検出手段は所定の個数ずつのブロックに分割されており、
    前記センサ補正手段の前記光遮蔽部材は、前記ブロック内の所定の位置に配置された光検出手段を覆うように配置され、
    前記センサ補正手段は、各ブロックごとに、前記光遮蔽部材により覆われた前記光検出手段により得られるセンサ出力を前記基準値として出力し、
    前記表示画面内に配置された前記センサ補正手段は、前記表示画面内に均一に分布され
    前記各ブロックは、N×N個(Nは3以上の定数)の前記光検出手段から構成され、
    前記N×N個の前記光検出手段中で、1個の前記光検出手段から前記センサ補正手段を構成し、前記センサ補正手段の前記センサ出力を前記基準値として、残りN×N−1個の前記光検出手段のセンサ出力値それぞれと前記基準値との差分を前記差分演算手段が演算して出力することを特徴とする表示装置。
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