JP5413794B2 - Keyboard instrument - Google Patents
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Description
この発明は、電子ピアノなどの鍵盤楽器に関し、更に詳しく鍵盤蓋を開閉自在に収納する鍵盤楽器に関する。 The present invention relates to a keyboard instrument such as an electronic piano, and more particularly to a keyboard instrument that houses a keyboard lid so as to be freely opened and closed.
従来、鍵盤楽器においては、特許文献1に記載されているように、楽器本体内に配置された鍵盤部を開閉可能に覆う鍵盤蓋を前蓋と後蓋とに分割し、この前蓋と後蓋とを蝶番で折れ曲がり可能に連結し、この鍵盤蓋をガイドレール部材に沿って移動させて楽器本体内の後部側に収納するように構成されたものが知られている。
すなわち、この鍵盤楽器は、鍵盤蓋を開いて鍵盤部を露出させる際、前蓋を持ち上げながら楽器本体の後方に向けて移動させると、後蓋がガイドレール部材に沿って後方に移動しながら蝶番を中心に前蓋に対して徐々に折れ曲がり、この折れ曲がった後蓋が鍵盤部の後方に位置する楽器本体内の後部側に斜めに傾斜した状態で起立するように収納されると共に、前蓋が楽器本体の天板の下側にこれとほぼ平行な状態で収納されるように構成されている。 That is, when the keyboard instrument is opened by opening the keyboard cover and exposing the keyboard part, when the front cover is lifted and moved toward the rear of the instrument body, the rear cover moves backward along the guide rail member and the hinge is moved. The front lid is folded so that it is gradually bent with respect to the front lid, and the bent rear lid is stood up in a slanted state toward the rear side in the instrument body located behind the keyboard portion. It is configured to be stored in a state substantially parallel to the lower side of the top plate of the instrument body.
しかしながら、このような従来の鍵盤楽器では、鍵盤蓋を開いて鍵盤部を露出させたときに、前蓋が天板の下側にほぼ平行に配置されると共に、後蓋が楽器本体内の後部側に斜めに傾斜した状態で起立して配置されるため、鍵盤部の後方に位置する楽器本体内に鍵盤蓋を収納する広いスペースを設けなければならない。さらに、この後方に位置する楽器本体に、操作スイッチやスピーカ、回路基板、譜面立てなどの部品を実装する場合、楽器本体が大型化するという問題がある。 However, in such a conventional keyboard instrument, when the keyboard lid is opened and the keyboard portion is exposed, the front lid is disposed substantially parallel to the lower side of the top plate, and the rear lid is arranged at the rear portion in the instrument body. Therefore, it is necessary to provide a large space for storing the keyboard lid in the instrument main body located behind the keyboard portion. Furthermore, when mounting components such as operation switches, speakers, circuit boards, music rests, etc. on the instrument body located behind this, there is a problem that the instrument body is enlarged.
この発明が解決しようとする課題は、鍵盤蓋を楽器本体の下部側に収納して楽器全体の小型化を図ることができる鍵盤楽器を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a keyboard instrument in which the keyboard lid is housed in the lower part of the instrument body so that the entire instrument can be miniaturized.
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、鍵盤部が内部に配置された楽器本体と、前記鍵盤部の前端側を覆う前蓋と前記鍵盤部の上部側を覆う後蓋とが屈曲連結部で屈曲自在に連結された鍵盤蓋と、この鍵盤蓋を前記楽器本体の下部側に移動可能に収納するための蓋開閉機構と、を有し、前記蓋開閉機構は、前記前蓋の前端下部を前記鍵盤部の前端下部に対応する前記楽器本体の前側下部に回動可能に支持する回動支持部を備え、前記鍵盤蓋を開いて前記鍵盤部を露出させる際に、前記回動支持部を中心に前記前蓋を回動させて前記楽器本体の前部下側に移動させると共に、前記屈曲連結部を中心に前記後蓋を前記前蓋に対して屈曲させながら前記楽器本体の後部下側に移動させることを特徴とする鍵盤楽器である。
In order to solve the above problems, the present invention includes the following components.
According to the first aspect of the present invention, the musical instrument main body in which the keyboard portion is disposed, the front lid that covers the front end side of the keyboard portion, and the rear lid that covers the upper side of the keyboard portion can be bent at the bending connecting portion. And a lid opening / closing mechanism for movably storing the keyboard lid on the lower side of the instrument body , wherein the lid opening / closing mechanism has a lower front end of the front lid at the keyboard. A pivot support part that pivotably supports the front lower part of the instrument body corresponding to the lower front end of the part, and when the keyboard cover is opened to expose the keyboard part, the pivot support part is the center. The front lid is rotated and moved to the lower front side of the musical instrument main body, and the rear lid is bent with respect to the front lid around the bent connecting portion and moved to the lower rear side of the musical instrument main body. It is a keyboard instrument characterized by this.
この発明によれば、鍵盤部の前端側を覆う前蓋と鍵盤部の上部側を覆う後蓋とを屈曲連結部で屈曲自在に連結した鍵盤蓋を、蓋開閉機構によって楽器本体の下部側に移動可能に収納することができる。このため、鍵盤部の後部側に位置する楽器本体内に鍵盤蓋を収納するスペースを設ける必要がないので、鍵盤部の後部側に操作スイッチやスピーカ、回路基板、譜面立てなどの部品を実装しても、楽器本体の奥行きが大きくならず、十分に楽器全体の小型化を図ることができる。 According to this invention, the keyboard lid in which the front lid that covers the front end side of the keyboard portion and the rear lid that covers the upper side of the keyboard portion are flexibly connected by the bending connecting portion is attached to the lower side of the instrument body by the lid opening / closing mechanism. It can be stored movably. For this reason, there is no need to provide a space for storing the keyboard lid in the instrument body located on the rear side of the keyboard, so components such as operation switches, speakers, circuit boards, and music rests are mounted on the rear side of the keyboard. However, the depth of the instrument body does not increase, and the entire instrument can be sufficiently downsized.
(実施形態1)
以下、図1〜図7を参照して、この発明を適用した鍵盤楽器の実施形態1について説明する。
この鍵盤楽器1は、図1および図2に示すように、楽器本体1を備えている。この楽器本体1は、その左右の両側部に一対の側板2(図2では片側のみを示す)が取り付けられ、この一対の側板2の上部側に支持され、その下側に広い空間を形成した構成になっている。
(Embodiment 1)
A first embodiment of a keyboard instrument to which the present invention is applied will be described below with reference to FIGS.
The keyboard
この楽器本体1内には、図2および図3に示すように、鍵盤シャーシ3と、この鍵盤シャーシ3上に配置された鍵盤部4とが設けられている。鍵盤部4は、白鍵および黒鍵からなる多数の鍵4aが鍵盤シャーシ3上に配列され、これらの鍵4aの後端部が鍵盤シャーシ3の後端部上に回動可能に取り付けられ、この状態で押鍵操作によって各鍵4aの前部側が上下方向に回動するように構成されている。
As shown in FIGS. 2 and 3, the instrument
また、この楽器本体1の後側上部には、図2および図3に示すように、カバーケース5が鍵盤部4の後部上側から鍵盤部4の後方下部に亘って設けられている。このカバーケース5の前側上部には、図1および図3に示すように、音量や音色などの各種機能を選択指定する複数のスイッチを有する操作スイッチ部6が設けられている。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, a
この操作スイッチ部6の下側には、図3に示すように、回路基板7、8が鍵盤部4の後側上部に位置して設けられている。また、鍵盤部4の後方に位置するカバーケース5の下側における両側の内部には、図1に示すように、スピーカ10がそれぞれ設けられている。さらに、カバーケース5の後側上部には、図2および図3に示すように、譜面立て11が斜め後側上方に向けて傾いた状態で起立して設けられている。
As shown in FIG. 3,
ところで、この楽器本体1には、図3に示すように、鍵盤部4を開閉可能に覆う鍵盤蓋12が設けられている。この鍵盤蓋12は、鍵盤部4の前端側を覆う前蓋13と、鍵盤部4の上部側を覆う後蓋14と、この前蓋13と後蓋14とを屈曲自在に連結する屈曲連結部15とを備えている。また、この鍵盤蓋12は、図3に示すように、前蓋13の下端部が回動支持部16によって鍵盤部4の前端下部に対応する楽器本体1の前側下部に位置する箇所の一対の側板2にそれぞれ回動可能に支持されている。
By the way, as shown in FIG. 3, the musical instrument
この回動支持部16は、図3および図7に示すように、鍵盤シャーシ3の下側に位置する楽器本体1の下部側に鍵盤蓋12を移動可能に収納するための蓋開閉機構であり、図3〜図5に示すように、前蓋13の下端部における両側の側面(図3〜図5では片側のみを示す)に、これに対向する側板2側に向けて突出して設けられた支持軸17と、鍵盤部4の前端下部に位置する楽器本体1の側板2に設けられて支持軸17を回転自在に支持する軸受部18とを備えている。
As shown in FIGS. 3 and 7, the
この場合、鍵盤部4の後部上側に位置する楽器本体1の側板2には、図3および図7に示すように、鍵盤蓋12を閉じて鍵盤部4を覆った際に、後蓋14に設けられたストッパ孔14aにその下側から係脱可能に係合する上部ストッパ部材19が設けられている。この上部ストッパ部材19は、図6に示すように、鍵盤部4の後部上側に位置する側板2に取り付けて鍵盤部4の上側に沿って楽器本体1内に向けて突出する取付板19aと、この取付板19aにその上方に向けて突出して取り付けられて後蓋14のストッパ孔14aにその下方から係脱可能に係合する係合ピン19bとを備えている。
In this case, the
また、鍵盤シャーシ3の後部下側に位置する楽器本体1の側板2には、図3および図7に示すように、鍵盤蓋12を開いて鍵盤部4を露出させた際に、後蓋14に設けられたストッパ孔14aにその上側から係脱可能に係合する下部ストッパ部材20が設けられている。この下部ストッパ部材20も、鍵盤シャーシ3の後部下側に位置する側板2に取り付けて鍵盤シャーシ3の下側に沿って楽器本体1内に向けて突出する取付板20aと、この取付板20aにその下方に向けて突出して取り付けられて後蓋14のストッパ孔14aにその上方から係脱可能に係合する係合ピン20bとを備えている(図6参照)。
Further, as shown in FIGS. 3 and 7, the
このような鍵盤楽器では、図3に示すように、鍵盤蓋12が鍵盤部4を覆って閉じた際に、前蓋13の下端部が回動支持部16によって鍵盤部4の前端下部に対応する楽器本体1の側板2の前端部に支持され、この状態で鍵盤蓋12を閉じて鍵盤部4を覆った際に、前蓋13が鍵盤部4の前端側に位置し、後蓋14が屈曲連結部15でほぼ直角に折れ曲がって鍵盤部4の上部側に位置する(図7のA状態)。このときには、後蓋14のストッパ孔14aに上部ストッパ部材19の係合ピン19bが係合して、鍵盤蓋12を楽器本体1に対して固定する。
In such a keyboard instrument, as shown in FIG. 3, when the
また、鍵盤蓋12を開いて鍵盤部4を露出させる際には、まず、上部ストッパ部材19の係合ピン19bを後蓋14のストッパ孔14aから相対的に離脱させて、鍵盤蓋12を開閉動作可能な状態する。この状態で、図7に示すように、回動支持部16を中心に前蓋13を手前側(図7では反時計回り)に回動させて楽器本体1の手前側(図7では左側)に移動させる(図7のB状態)。この状態では、前蓋13が斜め上側に前上がりに傾斜し、後蓋14が前蓋13に対して斜め後方に少し傾いた状態で起立する。
When the
この状態で、回動支持部16を中心に前蓋13を更に回動させて、前蓋13を斜め下側に前下がりに傾斜させる(図7のC状態)。このときには、図7のB状態からC状態に示すように、後蓋14を屈曲連結部15で上側から下側に向けてほぼ180°回動させて、後蓋14を前蓋13の下側に移動させる。この後、回動支持部16を中心に前蓋13を更に回動させて、前蓋13を回動支持部16の下側に垂下させて、後蓋14を前蓋13の下端部から楽器本体1の下側に向けて移動させる(図7のD状態)。
In this state, the
そして、回動支持部16を中心に前蓋13を更に回動させながら、後蓋14を鍵盤シャーシ3の下側に位置する楽器本体1の下部側にほぼ水平な状態に移動する(図7のE状態)。これにより、前蓋13が楽器本体1の前側下部に配置されると共に、後蓋14が楽器本体1の後側下部に配置される。この状態で、後蓋14のストッパ孔14aに下部ストッパ部材20の係合ピン20bを係合させる。これにより、鍵盤部12が楽器本体1の下部側に収納されて固定される。
Then, while further rotating the
このように、この鍵盤楽器によれば、楽器本体1内に配置された鍵盤部4の前端側を覆う前蓋13と鍵盤部4の上部側を覆う後蓋14とを屈曲連結部15で屈曲自在に連結した鍵盤蓋12を、蓋開閉機構である回動支持部16によって、鍵盤部4の下側に位置する楽器本体1の下部側に移動可能に収納することができる。このため、鍵盤部4の後部側に位置する楽器本体1内に鍵盤蓋12を収納するスペースを設ける必要がないので、鍵盤部4の後部側に操作スイッチ6やスピーカ10、回路基板7、8、譜面立て11などの部品を実装しても、楽器本体1の奥行きが大きくならず、十分に楽器全体の小型化を図ることができる。
Thus, according to this keyboard instrument, the
この場合、蓋開閉機構である回動支持部16は、前蓋13の前端下部を鍵盤部4の前端下部に対応する楽器本体1の側板2の前側下部に回動可能に支持しているので、この回動支持部16を中心に前蓋13を回動させて楽器本体1の前側下部に移動させて配置させると共に、屈曲連結部15を中心に後蓋14を前蓋13に対して屈曲させながら楽器本体1の後側下部に移動させて配置させることができる。このため、鍵盤蓋12の開閉操作が簡単で、容易に鍵盤蓋12を楽器本体1の下部側に収納することができる。
In this case, the
また、この回動支持部16は、前蓋13の下部両側にその側方に向けて突出して設けられた支持軸17と、鍵盤部4の前端下部に位置する楽器本体1の前側下部に設けられて支持軸17を回転自在に支持する軸受部18とを備えた構成であるから、構造が簡単であるばかりか、楽器本体1に設けられた軸受部18に、前蓋13に取り付けられた支持軸17を挿入するだけで、簡単に鍵盤蓋12を楽器本体1に対して取り付けることができる。このため、鍵盤蓋12の取付構造が簡単で、組立て作業も容易にでき、生産性が良いものを提供することができる。
Further, the
また、この鍵盤楽器では、鍵盤部4の後部上側に位置する箇所の楽器本体1の側板2に、後蓋14のストッパ孔14aを係脱可能に係止する上部ストッパ部材19が設けられているので、鍵盤蓋12を閉じて鍵盤部4を覆った際に、上部ストッパ部材19で後蓋14のストッパ孔14aを係止することにより、鍵盤蓋12を楽器本体1に対して確実に固定することができ、これにより鍵盤蓋12が勝手に開くことがないので、安全性の高いものを得ることができる。
Further, in this keyboard instrument, an
さらに、この鍵盤楽器では、鍵盤部4の後部下側に位置する箇所の楽器本体1の側板2に、後蓋14のストッパ孔14aを係脱可能に係止する下部ストッパ部材20が設けられているので、鍵盤蓋12を開いて楽器本体1の下部側に収納した際に、下部ストッパ部材20で後蓋14のストッパ孔14aを係止することにより、鍵盤蓋12を楽器本体1に対して確実に固定することができ、これにより鍵盤蓋12が勝手に楽器本体1の下部側から離脱することがないため、これによっても安全性の高いものを得ることができる。
Further, in this keyboard instrument, a
(実施形態2)
次に、図8〜図12を参照して、この発明を適用した鍵盤楽器の実施形態2について説明する。なお、図1〜図7に示された実施形態1と同一部分には、同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器は、図8に示すように、楽器本体1の下部側にガイドレール部材25を設け、このガイドレール部材25で鍵盤蓋26をガイドして楽器本体1の下部側に収納する構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
(Embodiment 2)
Next, a keyboard instrument according to a second embodiment to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. In addition, the same code | symbol is attached | subjected and demonstrated to the same part as
As shown in FIG. 8, the keyboard instrument has a configuration in which a
この場合、鍵盤蓋26は、図8に示すように、前蓋27と後蓋28とが同じ曲率で緩やかに湾曲した形状に形成され、実施形態1と同様、屈曲連結部15によって屈曲自在に連結した構成になっている。また、この前蓋27の前端下部には、図8および図9に示すように、ガイドレール部材25によってガイドされるガイド軸29が、前蓋27の側面からこれに対向する側板2側に向けて突出して設けられている。
In this case, as shown in FIG. 8, the
ガイドレール部材25は、図9に示すように、前蓋27の前端下部に設けられたガイド軸29をガイドするガイド溝25aと、図10に示すように、前蓋27の側縁部および後蓋28の側縁部を摺動可能に支持してガイドするガイド支持部25bとを備え、図8に示すように、楽器本体1の前側下部から後側下部に亘って、斜め下側に向けて後部下がり(図8では右下がり)に傾斜して設けられている。
As shown in FIG. 9, the
すなわち、このガイドレール部材25は、図8、図11、図12に示すように、その前端部(図8では左側の端部)が鍵盤シャーシ3の前端下部に位置し、後端部(図8では右側の端部)が鍵盤シャーシ3の後部下方に位置し、この後端部が前端部よりも低い位置に設けられていることにより、斜め下側に向けて後部下がりに傾斜している。
That is, as shown in FIGS. 8, 11, and 12, the
また、このガイドレール部材25は、図8、図11、図12に示すように、前蓋27および後蓋28の湾曲形状と同じ曲率で、前側から後側に向けて緩やかに湾曲し、この状態で後部下がりに傾斜して配置されている。また、このガイドレール部材25の後端部には、図8、図11、図12に示すように、ガイド軸27が当接するストッパ部25cが設けられた構成になっている。
Further, as shown in FIGS. 8, 11, and 12, the
この場合にも、鍵盤部4の後部上方に位置する楽器本体1の側板2には、図8および図11に示すように、鍵盤蓋26を閉じて鍵盤部4を覆った際に、後蓋28に設けられたストッパ孔28aをその下側から係脱可能に係止する上部ストッパ部材19が設けられている。この上部ストッパ部材19も、実施形態1と同様、鍵盤部4の後部上側に位置する側板2に取り付けて鍵盤部4の上側に沿って楽器本体1内に向けて突出する取付板19aと、この取付板19aにその上方に向けて突出して取り付けられて後蓋28のストッパ孔28aにその下方から係合する係合ピン19bとを備えている。
Also in this case, the
このような鍵盤楽器では、図8に示すように、鍵盤蓋26が鍵盤部4を覆って閉じた際に、前蓋27の下端部に設けられたガイド軸29がガイドレール部材25のガイド溝25aにおける前端部内に位置し、この状態で前蓋27が鍵盤部4の前端部を覆い、後蓋28が屈曲連結部15でほぼ直角に折れ曲がって鍵盤部4の上側を覆う。このときには、後蓋28のストッパ孔28aに上部ストッパ部材19の係合ピン19bが係合して、鍵盤蓋26を楽器本体1に対して固定する。
In such a keyboard musical instrument, as shown in FIG. 8, when the
また、鍵盤蓋26を開いて鍵盤部4を露出させる際には、図11のA状態に示すように、上部ストッパ部材19の係合ピン19bを後蓋28のストッパ孔28aから相対的に離脱させて、鍵盤蓋26を開閉動作可能な状態する。この状態で、前蓋27の下端部に設けられたガイド軸29をガイドレール部材25のガイド溝25aに沿って楽器本体1の下部後方に向けて移動させる。すると、図11のA状態に示すように、前蓋27が鍵盤部4の前方(同図では左方)に向けて傾斜すると共に、後蓋28が鍵盤部4の前側上方に向けて移動しながら後部上がりに傾斜する。
When the
そして、前蓋27の下端部に設けられたガイド軸29がガイドレール部材25のガイド溝25aに沿って楽器本体1の下部後方に向けて更に移動すると、図10に示すように、前蓋27の側縁部がガイドレール部材25のガイド支持部25b上に摺動可能に配置されるので、前蓋27が鍵盤部4の前方に傾いてガイドレール部材25の曲率延長上に位置する。このときには、屈曲連結部15を中心に後蓋28を上方に向けて回動させてほぼ垂直な状態に起立させる(図11のB状態)。
Then, when the
この状態で、前蓋27の下端部に設けられたガイド軸29が、ガイドレール部材25のガイド溝25aに沿って更に楽器本体1の下部後方に向けて移動すると共に、前蓋27の側縁部がガイドレール部材25のガイド支持部25b上を摺動すると、屈曲連結部15がガイドレール部材25のガイド溝25aに接近して対応し、図10に示すように、後蓋28の側縁部がガイドレール部材25のガイド支持部25b上に摺動可能に配置される。これにより、後蓋28がガイドレール部材25の曲率延長上に位置する。
In this state, the
この後、前蓋27の下端部に設けられたガイド軸29がガイドレール部材25のガイド溝25aの後端部に移動すると、図12に示すように、ガイド軸29がガイド溝25aのストッパ部25cに当接して、ガイド軸29の移動が停止される。このときには、前蓋27の側縁部と後蓋28の側縁部との両方がガイドレール部材25のガイド支持部25b上に配置されて支持されるので、鍵盤蓋26が楽器本体1の下部側に安定した状態で収納される。
Thereafter, when the
このように、この鍵盤楽器によれば、楽器本体1内に配置された鍵盤部4の前端側を覆う前蓋27と鍵盤部4の上部側を覆う後蓋28とを屈曲連結部15で屈曲自在に連結した鍵盤蓋26を、前蓋27の前端下部に設けられたガイド軸29と、これをガイドするガイドレール部材25とを有する蓋開閉機構によって、楽器本体1の下部側に移動可能に収納することができる。このため、実施形態1と同様、鍵盤部4の後部側に位置する楽器本体1内に鍵盤蓋26を収納するスペースを設ける必要がないので、鍵盤部4の後部側に操作スイッチ6やスピーカ10、回路基板7、8、譜面立て11などの部品を実装しても、楽器本体1の奥行きが大きくならず、十分に楽器全体の小型化を図ることができる。
Thus, according to this keyboard instrument, the
この場合、ガイドレール部材25は、楽器本体1の前側下部から後側下部に亘って設けられ、且つ前蓋27の前端下部に設けられたガイド軸29をガイドするガイド溝25aと、前蓋27の側縁部および後蓋28の側縁部を摺動可能に支持してガイドするガイド支持部25bとを有する構成であるから、鍵盤蓋26を開いて鍵盤部4を露出させる際、ガイド軸29をガイドレール部材25のガイド溝25aでガイドすることができると共に、前蓋27の側縁部と後蓋28の側縁部とをガイドレール部材25のガイド支持部25bで順次摺動可能に支持してガイドすることができ、これにより鍵盤蓋26を楽器本体1の下部側に安定させた状態で収納することができる。
In this case, the
また、このガイドレール部材25は、楽器本体1の前側から後側に向けて後部下がりに傾斜していることにより、鍵盤蓋26を楽器本体1の下部側に収納する際に、鍵盤蓋26の重量がガイドレール部材25の傾斜に沿って後側下部に向けて加わることになるので、鍵盤蓋26を軽い力で円滑に移動させることができ、これにより鍵盤蓋26の収納操作が容易にできると共に、楽器本体1の下部側に良好に収納させることができる。
Further, the
さらに、このガイドレール部材25は、楽器本体1の後部側に位置する箇所に、ガイド軸27が当接するストッパ部25cが設けられているので、鍵盤蓋26を楽器本体1の下部側に収納する際、ガイドレール部材25の傾斜によってガイド軸29が鍵盤蓋26の重量で加速されて移動しても、ストッパ部25cでガイド軸29を確実に所定位置に停止させることができ、これにより安全性を確保することができる。
Further, since the
なお、上記実施形態2では、ガイドレール部材25のガイド支持部25bが前蓋27の側縁部および後蓋28の側縁部を摺動可能に支持してガイドする構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば図13〜図15に示す変形例のように、前蓋27の側縁部および後蓋28の側縁部にそれぞれガイドローラ31を設け、このガイドローラ31がガイドレール部材25のガイド支持部25b上を転動するように構成しても良い。
In the second embodiment, the case where the
このように構成すれば、鍵盤蓋26を開いて鍵盤部4を露出させる際に、ガイド軸29がガイドレール部材25のガイド溝25aでガイドされながら、前蓋27の側縁部に設けられたガイドローラ31と後蓋28の側縁部に設けられたガイドローラ31とがガイドレール部材25のガイド支持部25b上を転動するので、鍵盤蓋26をガイドレール部材25に沿って円滑に移動させることができる。
With this configuration, when the
また、上記実施形態2では、前蓋27に設けられたガイド軸29をガイドレール部材25のガイド溝25aでガイドする構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば前蓋27のガイド軸29にピニオンギアを設け、ガイドレール部材にピニオンギアが噛み合って転動するラックギアを設けた構成であっても良い。
In the second embodiment, the case where the
なお、上記実施形態1、2では、鍵盤蓋12、26が、前蓋13、27と後蓋14、28とに分割されて屈曲連結部15によって屈曲自在に連結された構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば前蓋12、26を複数に分割して屈曲連結部で連結すると共に、後蓋14、28も複数に分割して屈曲連結部で連結した構成にしても良い。このように構成すれば、鍵盤蓋全体の屈曲性が向上し、収納性を更に高めることができる。
In the first and second embodiments, the case where the
(実施形態3)
次に、図16および図17を参照して、この発明を適用した鍵盤楽器の実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図7に示された実施形態1と同一部分に、同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器は、図16および図17に示すように、鍵盤部4の上側に位置する箇所から鍵盤部4の前側を経て楽器本体1の下部側に亘って、複数に分割された鍵盤蓋35をガイドレール部材36でガイドする構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
(Embodiment 3)
Next, a third embodiment of a keyboard instrument to which the present invention is applied will be described with reference to FIGS. Also in this case, the same portions as those in the first embodiment shown in FIGS.
As shown in FIGS. 16 and 17, the keyboard instrument is divided into a plurality of
この場合、鍵盤蓋35は、図16および図17に示すように、前蓋37と後蓋38とをそれぞれ複数の蓋部40に分割し、この分割された複数の蓋部40を複数の屈曲連結部41によって順次屈曲自在に連結された構成になっている。この複数の屈曲連結部41は、その各軸部41aが各蓋部40の各両側縁部からこれに対向する側板2側に向けてそれぞれ突出している。
In this case, as shown in FIGS. 16 and 17, the
ガイドレール部材36は、図16および図17に示すように、鍵盤部4の上側に位置する楽器本体1の後部上側から楽器本体1の前部側を経て楽器本体1の後部下側に亘って連続して設けられ、複数の屈曲連結部41の各軸部41aを移動可能にガイドするように構成されている。この場合、鍵盤部4の上側に位置する箇所のガイドレール部材36は、前側から後側中間部に向けて緩やかに上昇する後部上がり(図16では右上がり)の傾斜部36aに形成されていると共に、後側中間部から後端部に向けてほぼ水平な平坦部36bに形成されている。
As shown in FIGS. 16 and 17, the
これにより、ガイドレール部材36は、図16に示すように、鍵盤蓋35が鍵盤部4を覆って閉じた際に、後蓋38の後部側(図16では右側)に位置する複数の蓋部40が後部側の平坦部36bに配置されることにより、その複数の蓋部40の重量によって鍵盤蓋35を閉じた状態に保持するように構成されている。また、このガイドレール部材36は、図示しないが、ガイドレール部材36に沿って設けられたラックギアを備え、このラックギアに複数の屈曲連結部41の各軸部41aにそれぞれ設けられたピニオンギアが噛み合って転動するように構成されていることが望ましい。
Accordingly, as shown in FIG. 16, the
また、このガイドレール部材36の下側に位置する後端部、つまり楽器本体1の下部側に位置するガイドレール部材36の後端部には、図16および図17に示すように、前蓋37の下側(図17では右側の後部側)に位置する蓋部40の端部37a(図17では右側の後端部)が弾接するばね部材42が設けられている。
Further, as shown in FIGS. 16 and 17, the rear end portion located on the lower side of the
このばね部材42は、図17に示すように、鍵盤蓋35を楽器本体1の下部側に収納した際に、前蓋37の下側(図17では右側の後端側)に位置する蓋部40の端部37aによって押されて圧縮され、鍵盤蓋35が鍵盤部4を覆って閉じるときに、圧縮されたばね部材42のばね力によって鍵盤蓋35を押し出すように構成されている。
As shown in FIG. 17, the
このため、楽器本体1の前端部には、図17に示すように、鍵盤蓋35が楽器本体1の下部側に収納された際、ばね部材42のばね力で鍵盤蓋35が押し出されるのを阻止するロック部材43が設けられている。このロック部材43は、鍵盤蓋35が楽器本体1の下部側に収納された際に、楽器本体1の前部側に位置する後蓋38の最後部に位置する蓋部40の端部38aに当接して、鍵盤蓋35の全体をロックし、鍵盤蓋35が鍵盤部4を覆って閉じる際に、最後部の蓋部40に対するロックを解除するように構成されている。
Therefore, at the front end of the musical instrument
このような鍵盤楽器では、図16に示すように、鍵盤蓋35が鍵盤部4を覆って閉じた際に、前蓋37に対応する複数の屈曲連結部41の各軸部41aが鍵盤部4の前端部に位置するガイドレール部材36に支持されると共に、後蓋38に対応する複数の屈曲連結部41の各軸部41aが鍵盤部4の上側に位置するガイドレール部材36の傾斜部36aおよび平坦部36bで支持される。
In such a keyboard instrument, as shown in FIG. 16, when the
これにより、図16に示すように、前蓋27の各蓋部40が鍵盤部4の前側にほぼ垂直な状態で配置され、後蓋38の各蓋部40が鍵盤部4の上側に配置される。この状態では、後蓋38の後部側に位置する複数の蓋部40がガイドレール部材36の上側に位置する後部側の平坦部36bに配置されることにより、この平坦部36bに配置された複数の蓋部40の重量によって鍵盤蓋35全体が鍵盤部4を覆って閉じた状態に保持される。
As a result, as shown in FIG. 16, each
また、鍵盤蓋35を開いて鍵盤部4を露出させる際には、図16に示す状態で、前蓋37の各蓋部40を下側に移動させると、前蓋37と後蓋38とに対応する全ての屈曲連結部41の各軸部41aがガイドレール部材36でガイドされて、鍵盤部4の上側から鍵盤部4の前側を経て鍵盤シャーシ3の下側に向けて移動する。
Further, when the
これに伴って、前蓋37の各蓋部40が楽器本体1の下側に移動すると共に、後蓋38の各蓋部40のうち、後蓋38の前部側に位置する各蓋部40が鍵盤部4の上側から鍵盤部4の前側を経て楽器本体1の下部側に移動し、且つ後蓋38の後部側の各蓋部40が鍵盤部4の上側から鍵盤部4の前側に移動する。
Along with this, each
このとき、前蓋37の蓋部40の端部37aが楽器本体1の下側後部に移動してばね部材42に弾接すると、鍵盤蓋35全体の移動が停止される。この状態で、最後部の蓋部40をばね部材42のばね力に抗して移動させ、この後蓋38の最後部に位置する蓋部40が鍵盤部4の前部側に位置した際に、図17に示すように、ロック部材43で最後部の蓋部40の端部38aをロックする。このときには、ばね部材42が前蓋37の蓋部40の端部37aで押されて圧縮され、この状態で鍵盤蓋35が楽器本体1の下部側に配置されて収納される。
At this time, when the
このように、この鍵盤楽器によれば、楽器本体1内に配置された鍵盤部4の前端側を覆う前蓋37と鍵盤部4の上部側を覆う後蓋38とをそれぞれ複数の蓋部40に分割して複数の屈曲連結部41で順次屈曲自在に連結することにより、鍵盤蓋35を構成し、この鍵盤蓋35を、ガイドレール部材36である蓋開閉機構によって、楽器本体1の上部側から前側を経て楽器本体1の下部側に向けて移動させて、楽器本体1の前側から後部下側に亘って収納することができる。
As described above, according to this keyboard instrument, the
このため、実施形態1と同様、鍵盤部4の後部側に位置する楽器本体1内に鍵盤蓋35を収納するスペースを設ける必要がないので、鍵盤部4の後部側に操作スイッチやスピーカ、譜面立て、回路基板44などの部品を実装しても、楽器本体1の奥行きが大きくならず、十分に楽器全体の小型化を図ることができる。
Therefore, as in the first embodiment, there is no need to provide a space for storing the
この場合、ガイドレール部材36は、鍵盤部4の上側に位置する楽器本体1の後部上側から楽器本体1の前端側を経て楽器本体1の後部下側に亘って連続して設けられ、且つ複数の屈曲連結部41の各軸部41aを移動可能にガイドする構成であるから、鍵盤蓋35を開いて鍵盤部4を露出させる際、複数の屈曲連結部41の各軸部41aをガイドレール部材36でガイドして、鍵盤部35の各蓋部40を順次、楽器本体1の下部側に円滑に移動させることができると共に、鍵盤蓋35を楽器本体1の下部側に安定させた状態で収納することができる。
In this case, the
また、このガイドレール部材36の下側に位置する後端部には、ばね部材42が設けられているので、鍵盤蓋35を開いて鍵盤部4を露出させる際に、前蓋37の蓋部40の端部37aをばね部材42に弾接させることができ、これにより鍵盤蓋35による衝撃を吸収することができるほか、前蓋37の蓋部40の端部37aでばね部材42を押して圧縮させることができる。このため、鍵盤蓋35が鍵盤部4を覆って閉じる際には、圧縮されたばね部材42のばね力によって鍵盤蓋35を押し出すことができるので、鍵盤蓋35が重くても、軽い力で鍵盤蓋35を移動させることができる。
Further, since the
1 楽器本体
2 側板
4 鍵盤部
12、26、35 鍵盤蓋
13、27、37 前蓋
14、28、38 後蓋
15、41 屈曲連結部
16 回動支持軸
17 支持軸
18 軸受部
25、36 ガイドレール部材
25a ガイド溝
25b ガイド支持部
29 ガイド軸
31 ガイドローラ
40 蓋部
42 ばね部材
DESCRIPTION OF
Claims (1)
前記鍵盤部の前端側を覆う前蓋と前記鍵盤部の上部側を覆う後蓋とが屈曲連結部で屈曲自在に連結された鍵盤蓋と、
この鍵盤蓋を前記楽器本体の下部側に移動可能に収納するための蓋開閉機構と、
を有し、
前記蓋開閉機構は、前記前蓋の前端下部を前記鍵盤部の前端下部に対応する前記楽器本体の前側下部に回動可能に支持する回動支持部を備え、
前記鍵盤蓋を開いて前記鍵盤部を露出させる際に、前記回動支持部を中心に前記前蓋を回動させて前記楽器本体の前部下側に移動させると共に、前記屈曲連結部を中心に前記後蓋を前記前蓋に対して屈曲させながら前記楽器本体の後部下側に移動させることを特徴とする鍵盤楽器。 The instrument body with the keyboard inside,
A keyboard lid in which a front lid that covers the front end side of the keyboard portion and a rear lid that covers the upper side of the keyboard portion are flexibly connected by a bending connection portion;
A lid opening / closing mechanism for movably storing the keyboard lid on the lower side of the instrument body ;
Have
The lid opening / closing mechanism includes a rotation support portion that rotatably supports a lower front end portion of the front lid on a front lower portion of the instrument body corresponding to a lower front end portion of the keyboard portion,
When the keyboard cover is opened to expose the keyboard part, the front cover is rotated around the rotation support part and moved to the lower side of the front part of the instrument body, and the bent connection part is centered. A keyboard instrument, wherein the back cover is moved to the lower rear side of the instrument body while being bent with respect to the front cover .
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