JP5413098B2 - 調停優位性の切り替え方法、調停装置、及びプロセッサ - Google Patents
調停優位性の切り替え方法、調停装置、及びプロセッサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5413098B2 JP5413098B2 JP2009223965A JP2009223965A JP5413098B2 JP 5413098 B2 JP5413098 B2 JP 5413098B2 JP 2009223965 A JP2009223965 A JP 2009223965A JP 2009223965 A JP2009223965 A JP 2009223965A JP 5413098 B2 JP5413098 B2 JP 5413098B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- request
- arbitration
- type
- weighting
- superiority
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Bus Control (AREA)
Description
第1の課題は、調停の優位性について、稼動状況に応じて流動的かつ柔軟に切り替えができないという問題がある。例えば、ハードウェアモードにより初期設定を調整する方法では、固定的な切り替えにしかならない。
第2の課題は、調停の優位性について、細かい精度で切り替えることができないという問題がある。調停で勝利した回数をカウントする方法や、特定のリクエストを検出した場合に優位性を切り替える方法では、精度が粗くなってしまう。
第3の課題は、調停の優位性を切り替える操作が、性能に影響するという問題がある。仮に、優位性を切り替えるためのリクエストを専用に発行した場合には、スループットが低下して性能に影響してしまう。
本発明に係る調停方法、調停装置、及びプロセッサは、各論理ユニットから発行されるリクエストを調停する調停技術に関する。そして、リクエストの調停を経由する論理構成において、リクエストの種別に応じて、所望のリクエスト群を優先的かつ流動的に通過させることを可能とする。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態1について説明する。まず、図1乃至図5を参照して、本実施の形態1に係る調停方法、調停装置、及びプロセッサの構成について説明する。
まず、所望のリクエストに与える調停優位性を、リクエストの種別に応じて、柔軟に切り替えることができる点である。その理由は、リクエストの種別・連続性・発生履歴を入力情報として、調停の重み付けを決定するためである。
また、所望のリクエストに与える調停優位性を、流動的に切り替えることができる点である。その理由は、調停の重み付けを切り替える制御を、装置自身(ハードウェア自身)が動的に行うからである。
また、所望のリクエストに与える調停優位性を、細かい精度で切り替えることができる点である。その理由は、リクエスト単位で調停の重み付け値を可変としているからである。
また、調停優位性を切り替える操作において、性能の低下をもたらさない点である。その理由は、調停優位性を切り替えるための専用のリクエストを必要としないからである。
従って、本発明に係る調停方法、調停装置、及びプロセッサによれば、リクエストの種別に応じて、流動的かつ動的に調停の優先度を細かく切替えることができる。
上述した実施の形態においては、調停に参加する系が2つである場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されない。すなわち、その基本的構成は上述した実施の形態と同様であるが、リクエスト調停部5に対して、3つ以上の系から入力される構成としてもよい。
2、7 リクエスト監視部、
3、8 リクエスト緩衝バッファ、
4、9 リクエスト読み出し部、
5 リクエスト調停部、
6 調停優位性ポインタ、
21、22、23、24、25 レジスタ、
201 デコード部、
202 比較部、
203 インクリメント部、
204 判定部、
205 インクリメント部、
206 判定部、
207 論理積部、
41、42 レジスタ、
401 比較部、
402 重み付けテーブル索引部、
51、52 レジスタ、
101 プロセッサ、
103、104 リクエスト緩衝バッファ、
105 リクエスト調停部、
106 調停優位性ポインタ、
Claims (7)
- 複数のユニットから入力されるリクエスト間の調停における調停優位性の切り替え方法であって、
入力されるリクエストの種別を監視するステップと、
前記監視するリクエストの種別と同一の種別のリクエストが連続した連続回数を監視するステップと、
前記監視する連続回数が規定連続回数を超えた発生回数を監視するステップと、
前記監視する発生回数が規定発生回数を超えた場合に、リクエスト調停において優先して選択させるリクエストの種別として前記リクエストの種別を指示するステップと、
前記入力されるリクエストをリクエスト緩衝バッファに格納するステップと、
前記リクエスト緩衝バッファから読み出すリクエストが、前記指示されたリクエストの種別と一致するか判定するステップと、
前記判定の結果、一致した場合には、前記リクエストの種別毎に定めた値であって、前記リクエスト調停において優先的に連続して選択される回数を示す重み付け値を定めた重み付けテーブルを索引して、該当リクエストの重み付け値を決定するステップと、
前記リクエスト調停において勝利させるリクエストを示す調停優位性ポインタと、前記決定した重み付けの値と、に応じて、入力されるリクエスト間の調停を行うステップと、
を備える調停優位性の切り替え方法。 - 前記連続回数をカウントして、連続回数保持レジスタに保持するステップと、
前記発生回数をカウントして、発生回数保持レジスタに保持するステップと、
と、を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の調停優位性の切り替え方法。 - 前記重み付けテーブルは、
前記リクエストの種別毎に定めた重み付け値についての優先度が定められており、
前記重み付け値を決定するステップは、
前記重み付け値を連続して決定する場合に、前記定められた重み付け値の優先度に応じて、決定する重み付け値を選択する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の調停優位性の切り替え方法。
- 入力されるリクエストについて、前記リクエストの種別と、前記リクエストと同一の種別のリクエストが連続した連続回数と、前記連続回数が規定連続回数を超えた発生回数と、を監視し、前記発生回数が規定発生回数を超えた場合に、リクエスト調停において優先して選択させるリクエストの種別として前記リクエストの種別を指示するリクエスト監視部と、
前記入力されるリクエストを格納するリクエスト緩衝バッファと、
前記リクエスト調停において優先的に連続して選択される回数を示す重み付け値を、前記リクエストの種別毎に定めた重み付けテーブルと、
前記リクエスト緩衝バッファから読み出したリクエストが、前記リクエスト監視部から指示されたリクエストの種別と一致した場合に、前記重み付けテーブルを索引して該当リクエストの重み付け値を決定するリクエスト読み出し部と、
前記リクエスト調停において勝利させるリクエストを示す調停優位性ポインタと、前記決定した重み付けの値と、に応じて、複数のユニットから入力されるリクエスト間の調停を行うリクエスト調停部と、
を備える調停装置。 - 前記リクエスト監視部は、
前記連続回数を保持する連続回数保持レジスタと、
前記発生回数を保持する発生回数保持レジスタと、を備える
ことを特徴とする請求項4に記載の調停装置。 - 前記重み付けテーブルは、
前記リクエストの種別毎に定めた重み付け値についての優先度が定められており、
前記リクエスト読み出し部は、
前記重み付け値を連続して決定する場合には、前記定められた重み付け値の優先度に応じて、決定する重み付け値を選択する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の調停装置。 - 入力されるリクエストの種別を保持する種別レジスタと、
前記リクエストと同一の種別のリクエストが連続した連続回数を保持する連続回数レジスタと、
前記連続回数が規定連続回数を超えた発生回数を保持する発生回数レジスタと、を有し、
前記発生回数が規定発生回数を超えた場合に、リクエスト調停において優先して選択させるリクエストの種別として前記リクエストの種別を指示するリクエスト監視部と、
前記入力されるリクエストを格納するリクエスト緩衝バッファと、
前記リクエスト調停において優先的に連続して選択される回数を示す重み付け値を、前記リクエストの種別毎に定めた重み付けテーブルと、
前記リクエスト緩衝バッファから読み出したリクエストが、前記リクエスト監視部から指示されたリクエストの種別と一致した場合に、前記重み付けテーブルを索引して該当リクエストの重み付け値を決定するリクエスト読み出し部と、
前記リクエスト調停において勝利させるリクエストを示す調停優位性ポインタと、前記決定した重み付けの値と、に応じて、複数のユニットから入力されるリクエスト間の調停を行うリクエスト調停部と、
を備えるプロセッサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009223965A JP5413098B2 (ja) | 2009-09-29 | 2009-09-29 | 調停優位性の切り替え方法、調停装置、及びプロセッサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009223965A JP5413098B2 (ja) | 2009-09-29 | 2009-09-29 | 調停優位性の切り替え方法、調停装置、及びプロセッサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011076160A JP2011076160A (ja) | 2011-04-14 |
JP5413098B2 true JP5413098B2 (ja) | 2014-02-12 |
Family
ID=44020118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009223965A Expired - Fee Related JP5413098B2 (ja) | 2009-09-29 | 2009-09-29 | 調停優位性の切り替え方法、調停装置、及びプロセッサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5413098B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114911727A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-16 | 上海美仁半导体有限公司 | 总线仲裁方法和装置、计算机可读存储介质及主控芯片 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3483312B2 (ja) * | 1994-09-21 | 2004-01-06 | 松下電器産業株式会社 | バス調停装置 |
JP3481445B2 (ja) * | 1998-01-22 | 2003-12-22 | エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 | 競合調停方法 |
JP4847036B2 (ja) * | 2005-03-30 | 2011-12-28 | キヤノン株式会社 | バスアクセスを調停する制御装置およびデータ処理装置の制御方法 |
WO2007099613A1 (ja) * | 2006-02-28 | 2007-09-07 | Fujitsu Limited | コマンド選択方法、装置、コマンド投入方法、及び装置 |
JP5270077B2 (ja) * | 2006-08-18 | 2013-08-21 | 富士通株式会社 | 調停回路、クロスバ、リクエスト選択方法、及び情報処理装置 |
-
2009
- 2009-09-29 JP JP2009223965A patent/JP5413098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011076160A (ja) | 2011-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8065447B2 (en) | Method and apparatus for determining priorities in direct memory access device having multiple direct memory access request blocks | |
JP4801725B2 (ja) | 演算処理装置及び演算処理装置の制御方法 | |
US8554962B2 (en) | Data transfer control device and data transfer control method | |
US20180365179A1 (en) | Handling queued interrupts in a data processing system based on a saturate value | |
JP5413098B2 (ja) | 調停優位性の切り替え方法、調停装置、及びプロセッサ | |
JP4659008B2 (ja) | ホスト負荷調整機能付周辺回路 | |
JP5304888B2 (ja) | 調停方法、調停回路、及び調停回路を備えた装置 | |
JP2011234114A (ja) | フレーム処理装置及びフレーム処理方法 | |
JP2009251652A (ja) | マルチコアシステム | |
US10459841B2 (en) | Information processing apparatus, information processing system, and method of controlling information processing apparatus, configured to form ring-shaped bus | |
JP4567586B2 (ja) | 処理装置 | |
JP6127872B2 (ja) | 演算処理装置及び演算処理装置の制御方法 | |
JP5287975B2 (ja) | 情報処理装置 | |
US20200257471A1 (en) | Control apparatus and control method | |
US11588742B2 (en) | Multipath traffic switch damping | |
JP2017090963A (ja) | 伝送装置及び故障診断方法 | |
JP5407491B2 (ja) | 調停回路、オーバーフロー制御方法及びオーバーフロー制御プログラム | |
JP2015186233A (ja) | パケット処理装置、及びパケット処理方法 | |
US9282045B2 (en) | Information processing method, information processing circuit, and information processing apparatus | |
US20070283065A1 (en) | Resource use management device, resource use management system, and control method for a resource use management device | |
JP5494925B2 (ja) | 半導体集積回路、情報処理装置およびプロセッサ性能保証方法 | |
JP2007026284A (ja) | データ処理装置 | |
JP2004208181A (ja) | 通信制御装置 | |
JP5022330B2 (ja) | リクエスト発行ノード、リクエスト受信ノード、システム、及び制御方法 | |
JP5263970B2 (ja) | パケット受信装置、パケットバッファの輻輳状態復旧方法及びプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120809 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130719 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130723 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130917 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131015 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131028 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5413098 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |