JP5412153B2 - 円筒部材押出装置 - Google Patents

円筒部材押出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5412153B2
JP5412153B2 JP2009072244A JP2009072244A JP5412153B2 JP 5412153 B2 JP5412153 B2 JP 5412153B2 JP 2009072244 A JP2009072244 A JP 2009072244A JP 2009072244 A JP2009072244 A JP 2009072244A JP 5412153 B2 JP5412153 B2 JP 5412153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical member
holding shaft
holding
cylinder
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009072244A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010179362A (ja
Inventor
俊仁 竹内
大介 今西
靖 向山
健 和氣
裕二 大原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009072244A priority Critical patent/JP5412153B2/ja
Priority to US12/419,709 priority patent/US8371008B2/en
Publication of JP2010179362A publication Critical patent/JP2010179362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5412153B2 publication Critical patent/JP5412153B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D19/00Casting in, on, or around objects which form part of the product
    • B22D19/0009Cylinders, pistons
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D17/00Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
    • B22D17/20Accessories: Details
    • B22D17/22Dies; Die plates; Die supports; Cooling equipment for dies; Accessories for loosening and ejecting castings from dies
    • B22D17/24Accessories for locating and holding cores or inserts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T29/00Metal working
    • Y10T29/53Means to assemble or disassemble
    • Y10T29/53987Tube, sleeve or ferrule

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

本発明は、保持した円筒部材を所定位置に押し出すための円筒部材押出装置に関する。
シリンダブロックは、周知の通り、自動車を走行させる駆動源である内燃機関を構成する部材であり、多くの場合、そのボア内にシリンダスリーブが挿入される。この場合、前記ボア内で往復動作するピストンの側周壁部は、このシリンダスリーブの内周壁に摺接する。
シリンダスリーブは、いわゆる鋳ぐるみによってボアに挿入される。すなわち、シリンダスリーブを鋳造用金型の所定の位置に配置した後、前記鋳造用金型に溶湯を注湯して冷却固化すれば(すなわち、鋳造を行えば)、シリンダスリーブが鋳ぐるまれたシリンダブロックが設けられる。
ここで、シリンダスリーブを金型の所定位置に挿入するためのインサート装置としては、例えば、特許文献1に記載されるものが知られている。この特許文献1記載の従来技術は、2個のボアがV字状となるように配設されたいわゆるV型形式の内燃機関に対してシリンダスリーブを挿入するための第1インサート機構と、全ボアが直列に並べられた直列形式の内燃機関に対して対してシリンダスリーブを挿入するための第2インサート機構とを有する。この中の第1インサート機構は、下側インサートユニット及び上側インサートユニットを具備しており、例えば、3気筒ずつボアが並列される6気筒のV型形式の内燃機関に対しては、一方の3気筒に対して前記下側インサートユニットがシリンダスリーブを挿入するとともに、他方の3気筒に対して前記上側インサートユニットがシリンダスリーブを挿入する。
特開2000−197954号公報
特許文献1に記載されたようにインサート装置を構成する場合、気筒数が増加すると、下側インサート機構及び上側インサート機構に保持させるシリンダスリーブの個数を増加させる必要がある。しかしながら、この場合、インサート装置の構成が複雑化するとともに重量増加を招く。しかも、これに伴ってメンテナンス作業も煩雑となる。
その上、特許文献1記載のインサート装置では、第1インサート機構及び第2インサート機構の各々にシリンダスリーブを供給するべく、供給機構を2つ設ける必要がある。このことも、システム全体の構成の複雑化を招く一因となる。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、構成が簡素で、しかも、インサート作業等を容易に行うことが可能な円筒部材押出装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、複数個の円筒部材を保持する一方、前記円筒部材を押し出して離脱させることが可能な円筒部材押出装置であって、
前記複数個の円筒部材を縦列状態で保持可能な保持軸と、
前記保持軸の側周壁から突出し、最前端に位置する前記円筒部材の内周壁のみに当接する把持部材と、
前記保持軸の内部に配置されて前記把持部材を進退動作させるためのカムと、
最後端に位置する前記円筒部材の端面を押圧して全ての前記円筒部材を前進させることにより、最前端に位置する前記円筒部材のみを前記保持軸から離脱させるとともに、最前端の次に位置していた前記円筒部材を最前端に位置させる押圧手段と、
前記保持軸を回動動作させる回動手段と、
を有することを特徴とする。なお、「縦列状態」とは、円筒部材の開口底面同士が対向して並べられた状態を指称するものとする。
すなわち、本発明に係る円筒部材押出装置を構成する保持軸は、少なくとも2個の円筒部材を保持することが可能であり、しかも、各円筒部材を個別に離脱させることが可能である。このため、円筒部材の総個数に合わせて保持軸を設ける必要がない。従って、装置構成が簡素化するので重量増加を回避することもできる。しかも、装置構成が簡素となるので、メンテナンス作業が容易になる。
その上、保持軸が複数個の円筒部材を保持し得るので、上記したインサート作業をはじめとする押出作業が円滑に進行する。
ここで、前記回動手段は、例えば、前記押圧手段の作用下に最前端に位置する前記第1円筒部材のみを前記保持軸から離脱させるとともに最前端の次に位置していた前記円筒部材を最前端に位置させた後、前記回動手段が前記保持軸を回動動作させる。その後、前記押圧手段が最後端に位置する前記円筒部材をさらに押圧して、新たに最前端に位置した前記円筒部材のみを前記保持軸から離脱させるようにすれば、それぞれの円筒部材を別々の箇所に配置させることができるようになる。
さらに、前記保持軸を複数個設けるようにしてもよい。この場合、さらに多くの円筒部材を同時に保持・押し出しすることが可能となる。
なお、前記円筒部材の好適な例としては、シリンダブロックに鋳ぐるまれるシリンダスリーブを挙げることができる。
本発明によれば、保持軸に複数個の円筒部材を縦列状態で保持するとともに、該円筒部材の各々を個別に離脱させるようにしている。このため、円筒部材の総個数に合わせて保持軸を設ける必要がないので、装置構成を容易に簡素化することができる。
また、回動手段を設けているので、例えば、1列目の円筒部材を離脱させた後に保持軸を回動させて2列目の円筒部材を離脱させることにより、1列目の円筒部材と2列目の円筒部材とを互いに別の箇所に配置することも可能である。
本実施の形態に係る円筒部材押出装置の一部断面要部側面図である。 図1の円筒部材押出装置の一部切欠平面図である。 第3保持軸の縦断面概略構成図である。 第1保持軸〜第3保持軸の各々がシリンダスリーブを保持する前に待機している状態を示すフロー説明図である。 第1保持軸〜第3保持軸の各々が1列目のシリンダスリーブを保持した状態を示すフロー説明図である。 第1保持軸〜第3保持軸の各々が1列目のシリンダスリーブを保持して後退した状態を示すフロー説明図である。 第1保持軸〜第3保持軸の各々が2列目のシリンダスリーブを保持した状態を示すフロー説明図である。 第1保持軸〜第3保持軸の各々が2列目のシリンダスリーブを保持して後退した状態を示すフロー説明図である。 第1保持軸〜第3保持軸の各々が、後から保持したシリンダスリーブの移送先である保持ピンに対向した状態を示すフロー説明図である。 後から保持されたシリンダスリーブが第1保持軸〜第3保持軸の各々から個別に保持ピンに移送される状態を示すフロー説明図である。 第1保持軸〜第3保持軸の各々が、先に保持したシリンダスリーブの移送先である保持ピンに対向した状態を示すフロー説明図である。 先に保持されたシリンダスリーブが第1保持軸〜第3保持軸の各々から個別に保持ピンに移送される状態を示すフロー説明図である。
以下、本発明に係る円筒部材押出装置につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。なお、本実施の形態においては、円筒部材としてシリンダスリーブを例示することとする。
図1は、本実施の形態に係る円筒部材押出装置10の一部断面要部側面図であり、図2は、その一部切欠平面図である。なお、図1は、後述する第1保持軸12a〜第3保持軸12cが回動方向略中央に位置した状態を示し、図2は、第1保持軸12a〜第3保持軸12cが最大限回動した状態を示している。
この円筒部材押出装置10において、前記第1保持軸12a〜第3保持軸12cの各々は、2個のシリンダスリーブ14a、14bを縦列状態で保持することが可能である。これら第1保持軸12a〜第3保持軸12cは、取付治具16を介して支持本体18に下方から並列状態で取り付けられている。
ここで、シリンダスリーブ14a、14bは、同一形状のものではあるが、説明の便宜上、第1保持軸12a〜第3保持軸12cの基端部側に保持されて最後端に位置するものの参照符号を14aとし、先端側に保持されて最前端に位置するものの参照符号を14bとする。
第3保持軸12cを例示して図3に示すように、第3保持軸12cは、先端側から小径部20、テーパー状拡径部22及び大径部24を有し、この中の大径部24が、前記取付治具16を介して支持本体18に連結されている。すなわち、第1保持軸12a〜第3保持軸12cの支持本体18への取り付けは、いわゆるフローティング構造である。
小径部20の先端面には、円柱形状の位置決め用突出部26が設けられている。また、第3保持軸12cは中空体であり、その内部には、棒状軸28が挿入されている。この棒状軸28における小径部20の内部に位置する部位には、押圧カム30が取り付けられている。これら押圧カム30には、所定角度で傾斜したテーパー面32が形成されている。
一方、小径部20には、側周壁から突出するように把持用ピン34(把持部材)が突出しており、これら把持用ピン34における小径部20の内部に挿入された部位には、押圧カム30のテーパー面32に摺接するテーパー面36が形成されている。把持用ピン34は、180°離間した位置にも対をなすように設けられ、さらに、これら一対の把持用ピン34、34からテーパー状拡径部22側に離間した位置に別の一対が設けられる。
さらに、棒状軸28における大径部24の内部に位置する部位には、図示しない受皿が取り付けられており、この受皿には、図示しないコイルスプリングの一端が着座している。このコイルスプリングによって、棒状軸28は、位置決め用突出部26側に常時弾発付勢されている。
小径部20の先端面から、テーパー状拡径部22と大径部24との境界部に至るまでの距離は、シリンダスリーブ14bの高さ方向寸法に略等しく設定される。同様に、テーパー状拡径部22と大径部24との境界部から取付治具16に至るまでの距離も、シリンダスリーブ14aの高さ方向寸法と略同等である。
取付治具16には、センサ37が設置されている。このセンサ37は、シリンダスリーブ14aが第3保持軸12cに保持されているか否かを検出する。
勿論、残余の第1保持軸12a及び第2保持軸12bも第3保持軸12cと同様に構成されており、従って、その詳細な説明は省略する。
図1に示すように、支持本体18は、第1水平部38と、該第1水平部38から垂直に立ち上がった立ち上がり部40と、該立ち上がり部40の上端部を起点として前記第1水平部38と平行に延在する第2水平部42とを有し、このため、概略逆コ字状をなす。そして、第1水平部38と第2水平部42との間に、前記第1保持軸12a〜第3保持軸12cを支持本体18ごと回動させるための回動用シリンダ44が配設される。
図2から諒解されるように、回動用シリンダ44はケーシング46に囲繞され、連結軸47を介してケーシング46に支持されている。本実施の形態では、回動用シリンダ44は、ケーシング46の長手方向に沿う中心軸線から若干オフセットされた位置に設けられる。
回動用シリンダ44のロッド48には、第1リンク49及び第2リンク50が順次連結されている。図1及び図2に示すように、第1リンク49には第1バー52が通されており、この第1バー52は、第1リンク49と第2リンク50の連結箇所を回動自在に支持している。
第2リンク50は、その一端部が第1リンク49の先端に連結されるとともに、他端部が前記ロッド48の延在方向から離間するように配置されている。この他端部に形成された貫通孔には第2バー54が通されており、この第2バー54は、第1水平部38の上端面からケーシング46を通って第2水平部42の下端面に至るまで橋架されている。これにより、ケーシング46が支持本体18に支持される。なお、図1における参照符号55は、ベアリングを示す。
第2水平部42を例示して図1に示すように、第1水平部38及び第2水平部42には、それぞれ、押圧手段である第1押出用シリンダ56、第2押出用シリンダ58が収容される。第1押出用シリンダ56のロッド60には、第1保持軸12aの取付治具16と第2保持軸12bの取付治具16とを覆う第1押出用ガイド62が取り付けられ、一方、第2押出用シリンダ58のロッド64には、その断面が逆L字型の押出用治具66が外嵌されている。
第3保持軸12cの取付治具16には、円筒形状の第2押出用ガイド68が外嵌される。この第2押出用ガイド68の略中腹部にはフランジ部70が設けられており、このフランジ部70が前記第1押出用ガイド62に連結されるとともに、該第1押出用ガイド62との連結箇所から180°離間した箇所が押出用治具66に連結される。
本実施の形態に係る円筒部材押出装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
図4に示すように、円筒部材押出装置10が待避した状態でシリンダスリーブ14aが供給機構80に供給されると、図5に示すように、円筒部材押出装置10が供給機構80側に前進される。シリンダスリーブ14aが第1保持軸12a〜第3保持軸12cの各小径部20に挿入されると、該シリンダスリーブ14aの内径部が把持用ピン34を押圧する。これにより把持用ピン34が小径部20に陥没する方向に後退し、そのテーパー面36が押圧カム30のテーパー面32に摺接する。その結果、押圧カム30が取り付けられた棒状軸28が後退し、受皿がコイルスプリングを圧縮する。
その後、図6に示すように、円筒部材押出装置10が後退して供給機構80から離間する。同時に、供給機構80に新たなシリンダスリーブ14bが供給される。
そして、円筒部材押出装置10が再度前進し、これにより、図7に示すように、シリンダスリーブ14bが第1保持軸12a〜第3保持軸12cの各小径部20に挿入される。新たに挿入されたシリンダスリーブ14bは、前回挿入されたシリンダスリーブ14aを大径部24まで押し込み、これにより、第1保持軸12a〜第3保持軸12cの各々に2個、すなわち、合計6個のシリンダスリーブ14a、14bが保持される。
次に、円筒部材押出装置10は、図8に示すように供給機構80から離間した後、図9に示すように、鋳造用金型装置82に向かう。この鋳造用金型装置82は、シリンダスリーブ14a、14bを保持するための6個の保持ピン84a〜84fを備える。なお、保持ピン84a〜84fは、保持ピン84a〜84cが3個ずつ並列されるとともに、これら保持ピン84a〜84cとは別部位に保持ピン84d〜84fが3個ずつ並列される。
円筒部材押出装置10の第1保持軸12a〜第3保持軸12cは、先ず、保持ピン84a〜84cに対向する。この状態においては、回動用シリンダ44のロッド48は、最大に前進動作している。
保持ピン84a〜84cを構成する保持用小径部86の端面に形成された陥没88に対し、第1保持軸12a〜第3保持軸12cの位置決め用突出部26が進入すると、図10に示すように、第1押出用シリンダ56及び第2押出用シリンダ58の各ロッド60、64が同期して前進動作する。第1押出用シリンダ56のロッド60が第1押出用ガイド62を介して、同時に、第2押出用シリンダ58のロッド64が押出用治具66及び第2押出用ガイド68を介して、先に保持されたシリンダスリーブ14aを押圧する。これにより後に保持された合計3個のシリンダスリーブ14bが押し出され、最終的に、第1保持軸12a〜第3保持軸12cの各々から離脱して保持用小径部86に外嵌される。
次に、円筒部材押出装置10が所定位置に変位されるとともに、回動用シリンダ44のロッド48が後退される。上記したように、第1リンク49が第1バー52を介して第2リンク50の一端部に連結され、且つ該第2リンク50の他端部が第2バー54を介してケーシング46及び支持本体18に連結されているため、支持本体18は、第2バー54を中心として回動する。その結果、図11に示すように、第1保持軸12a〜第3保持軸12cが保持ピン84d〜84fに対向する。
以降、上記と同様に第1押出用シリンダ56及び第2押出用シリンダ58の各ロッド60、64が同期して前進動作する。これにより、図12に示すように、先に保持されたシリンダスリーブ14aが押圧されて第1保持軸12a〜第3保持軸12cから離脱し、保持ピン84a〜84fの保持用小径部86に外嵌される。
同時に、前記コイルスプリングが前記受皿を弾発付勢し、これにより棒状軸28が前進する。その結果、押圧カム30のテーパー面32が把持用ピン34のテーパー面36に摺接し、最終的に、把持用ピン34が第1保持軸12a〜第3保持軸12cから突出するように前進する。
このように、本実施の形態によれば、第1保持軸12a〜第3保持軸12cの各々が2個のシリンダスリーブ14a、14bを縦列状態で保持することが可能であり、しかも、これらシリンダスリーブ14a、14bを個別に第1保持軸12a〜第3保持軸12cから離脱させることが可能である。このため、シリンダスリーブ14a、14bの総個数に合わせて保持軸を設ける必要がないので、装置構成が簡素化される。勿論、重量増加を招くことがなく、設備投資を高騰させることもない。しかも、構成が簡素であるので、メンテナンス作業も容易である。
なお、上記した実施の形態においては、3個の保持軸を設けるようにしているが、保持軸の個数は特にこれに限定されるものではなく、1個ないし2個でもよいし、3個を超えていてもよい。
また、この実施の形態では、円筒部材としてシリンダスリーブ14a、14bを例示して説明したが、円筒部材は特にこれに限定されるものではなく、また、円筒部材押出装置10も鋳造用金型装置82に付設されて使用されるものに限定されるものではない。
さらに、この実施の形態では、把持用ピン34を小径部20の円周方向に1対配置するとともに長手方向に2列配置することで合計4個を設けるようにしているが、この配置・個数に限定されるものではない。例えば、円周方向に3個以上の把持用ピン34を設けるようにしてもよいし、長手方向に3列以上を配置するようにしてもよい。
さらにまた、第1保持軸12a〜第3保持軸12cの軸線方向の長さを延長して3個以上のシリンダスリーブ(円筒部材)を保持するようにしてもよい。この場合においても上記と同様に、最後端に位置するシリンダスリーブ(円筒部材)が押圧される。これに追従して全てのシリンダスリーブ(円筒部材)が前進し、最前端に位置する1列目のシリンダスリーブ(円筒部材)のみが第1保持軸12a〜第3保持軸12cから離脱する。同時に、最前端の次に位置していた2列目のシリンダスリーブ(円筒部材)が最前端、すなわち、1列目に位置するようになる。
そして、次回の押圧では、上記と同様に、最後端に位置するシリンダスリーブ(円筒部材)が押圧されることによって全てのシリンダスリーブ(円筒部材)が前進し、これに伴い、新たに1列目に位置したシリンダスリーブ(円筒部材)のみが第1保持軸12a〜第3保持軸12cから離脱する。
以降はこの動作が繰り返され、当初は最後端に位置していたシリンダスリーブ(円筒部材)が最終的に1列目に位置する。その後、このシリンダスリーブ(円筒部材)が上記と同様に押圧によって第1保持軸12a〜第3保持軸12cから離脱する。これにより全てのシリンダスリーブ(円筒部材)が第1保持軸12a〜第3保持軸12cから離脱し、押出作業が終了するに至る。
10…円筒部材押出装置 12a〜12c…保持軸
14a、14b…シリンダスリーブ 26…位置決め用突出部
30…押圧カム 34…把持用ピン
44…回動用シリンダ 49、50…リンク
56、58…押出用シリンダ 62、68…押出用ガイド
66…押出用治具 80…供給機構
82…鋳造用金型装置 84a〜84f…保持ピン
86…保持用小径部

Claims (4)

  1. 複数個の円筒部材を保持する一方、前記円筒部材を押し出して離脱させることが可能な円筒部材押出装置であって、
    前記複数個の円筒部材を縦列状態で保持可能な保持軸と、
    前記保持軸の側周壁から突出し、最前端に位置する前記円筒部材の内周壁のみに当接する把持部材と、
    前記保持軸の内部に配置されて前記把持部材を進退動作させるためのカムと、
    最後端に位置する前記円筒部材の端面を押圧して全ての前記円筒部材を前進させることにより、最前端に位置する前記円筒部材のみを前記保持軸から離脱させるとともに、最前端の次に位置していた前記円筒部材を最前端に位置させる押圧手段と、
    前記保持軸を回動動作させる回動手段と、
    を有することを特徴とする円筒部材押出装置。
  2. 請求項1記載の装置において、前記押圧手段の作用下に最前端に位置する前記第1円筒部材のみを前記保持軸から離脱させるとともに最前端の次に位置していた前記円筒部材を最前端に位置させた後、前記回動手段が前記保持軸を回動動作させ、前記押圧手段が最後端に位置する前記円筒部材をさらに押圧して、新たに最前端に位置した前記円筒部材のみを前記保持軸から離脱させることを特徴とする円筒部材押出装置。
  3. 請求項1又は2記載の装置において、前記保持軸を複数個具備することを特徴とする円筒部材押出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置において、前記円筒部材として、シリンダブロックに鋳ぐるまれるシリンダスリーブを保持及び押し出すことを特徴とする円筒部材押出装置。
JP2009072244A 2008-04-16 2009-03-24 円筒部材押出装置 Expired - Fee Related JP5412153B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009072244A JP5412153B2 (ja) 2008-04-16 2009-03-24 円筒部材押出装置
US12/419,709 US8371008B2 (en) 2008-04-16 2009-04-07 Apparatus for pushing hollow cylindrical member

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008106863 2008-04-16
JP2008106863 2008-04-16
JP2009002763 2009-01-08
JP2009002763 2009-01-08
JP2009072244A JP5412153B2 (ja) 2008-04-16 2009-03-24 円筒部材押出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010179362A JP2010179362A (ja) 2010-08-19
JP5412153B2 true JP5412153B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=41199885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009072244A Expired - Fee Related JP5412153B2 (ja) 2008-04-16 2009-03-24 円筒部材押出装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8371008B2 (ja)
JP (1) JP5412153B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2601504B1 (en) * 2010-08-06 2020-12-30 Siemens Healthcare Diagnostics Inc. Methods and systems adapted to handle sticky sample containers
AT511644A1 (de) * 2011-07-11 2013-01-15 Ifw Manfred Otte Gmbh Formwerkzeug mit verstellbarem formkern

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510388A (en) * 1978-09-21 1980-01-24 Ube Ind Ltd Inserter for insert
FR2489721B1 (fr) * 1979-09-07 1985-07-26 Cross Mfg Co Procede de chemisage d'alesages cylindriques et alesages obtenus par ce procede
US4552397A (en) * 1982-06-11 1985-11-12 Celanese Corporation Apparatus for gripping an article
US4776078A (en) * 1987-07-06 1988-10-11 Howard Robert S Sleeve mounting and removal tool
US5471738A (en) * 1993-10-04 1995-12-05 Ford Motor Company Robotic system for inserting cylinder liners into internal combustion engine cylinder blocks
JPH0929418A (ja) * 1995-07-24 1997-02-04 Toyota Motor Corp 成形型における被鋳包み体の装着方法
JP3486122B2 (ja) * 1998-12-25 2004-01-13 本田技研工業株式会社 スリーブ投入装置
US6386103B1 (en) * 1999-10-22 2002-05-14 Heidelberger Druckmaschinen Ag Blanket tube removal device
JP2004141950A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Honda Motor Co Ltd 鋳造体引抜機構
JP4429025B2 (ja) * 2004-01-09 2010-03-10 トヨタ自動車株式会社 鋳包み用シリンダライナ
DE102004021491B3 (de) * 2004-04-30 2005-10-27 Man Roland Druckmaschinen Ag Vorrichtung zur Herstellung eines Druckbildes mittels eines Lasers

Also Published As

Publication number Publication date
US20090260208A1 (en) 2009-10-22
JP2010179362A (ja) 2010-08-19
US8371008B2 (en) 2013-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5412153B2 (ja) 円筒部材押出装置
JP3668209B2 (ja) エンジンブロックの鋳造法
JP2012225508A (ja) 熱可塑性支持具用の挿入具および支持具へ挿入具を取り付ける方法
BRPI0601817A (pt) sistema de ferramentas para a substituição de uma vela incandescente de um motor a diesel
JP2014018833A (ja) 軸部品の製造方法
JP2019089075A (ja) ダイカスト鋳造装置
US8720528B2 (en) Method and device for casting a piston for an internal combustion engine
JP2008155266A (ja) 金型構造
KR20100064910A (ko) 실린더 헤드 주조용 금형장치
KR101284782B1 (ko) 커넥팅 로드 분할 장치
JP5883054B2 (ja) ダイカスト金型及びダイカスト法
CN201597014U (zh) 一种气缸体凸轮轴衬套压装工具
JP2018062307A (ja) スタッドピンの打込み装置およびスタッドタイヤの製造方法
JP2008155265A (ja) 成形用金型
KR101474751B1 (ko) 엔진 밸브의 단조 시스템
TWI339240B (en) Cylinder body of engine and method of manufacturing the same
JP2003049822A (ja) 内燃機関のコンロッド
PL380407A1 (pl) Kokila
JP3348602B2 (ja) シリンダブロックの製造方法およびダイカスト金型
JP2010137233A (ja) 成型用金型および成型用金型の組立方法
CN206153501U (zh) 一种模具快速固定锁紧装置
CN105196303B (zh) 易拆分锭座的夹紧装置
CN111448013A (zh) 发动机的气缸体的铸造装置、其铸造模具及其铸造方法
JP2800979B2 (ja) シリンダブロックの鋳造装置
JP2561740B2 (ja) 中子圧入装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120517

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130625

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131111

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees