JP5396395B2 - 熱焼灼システム - Google Patents

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Description

(優先権主張)
本出願は、2007年11月14日に出願された”THERMAL ABLATION SYSTEM”というタイトルの米国仮出願第60/987,913号の優先権を主張する。上記で識別される出願の明細書は本明細書に参考として援用される。
(背景)
月経過多症、すなわち、長期に及ぶ月経期の過剰子宮出血は、子宮内膜の疾患に起因する。子宮摘出術は、月経過多症の最終的治療法を提供するが、医師および患者は、副作用、長期入院、ならびに手技上および術後の不快感を低減するために、低侵襲性手技を選択する場合がある。
概して、低侵襲性手技は、電気エネルギー(例えば、RFエネルギー)、熱(例えば、レーザ)、または極低温処理を採用する。しかしながら、これらの手技は、通常は、子宮の直接的視覚化と、エネルギー、熱等を子宮内膜の選択された部分に印加するオペレータの経験とに依存する。あるいは、子宮内膜全体が、伝導子宮焼灼、すなわち、子宮を通る加熱流体の循環によって、治療されてもよい。他の類似手技では、加熱流体は、子宮を通して循環する間、バルーン内に含有されてもよい。
(本発明の概要)
本発明は、第1の圧力で流体源から流体を受容する流体処理ユニットであって、所望の温度に流体を加熱する加熱装置とポンプとを含む流体処理ユニットと、作動位置にある時、中空器官内に受容されるシースであって、加熱装置によって加熱された流体を中空器官へと導入する送達内腔と、中空器官から流体を回収し、戻り内腔を通して、制御装置へと回収された流体を戻す、戻り内腔とを含む、シースを含み、ポンプは、流体源と導入器の送達内腔との間の流体の圧力を上昇させる、導入器とを備える、熱焼灼システムに関する。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
熱焼灼システムであって、
第1の圧力で流体源から流体を受容する流体処理ユニットであって、該流体処理ユニットは、流体を所望の温度に加熱する加熱装置とポンプとを含む、流体処理ユニットと、
作動位置にある時、中空器官内に受容されるシースを含む導入器であって、該シースは、該加熱装置によって加熱される流体を該中空器官へと導入する送達内腔と、該中空器官から流体を回収し、戻り内腔を通して、制御装置へと該回収された流体を戻す戻り内腔とを含み、該ポンプは、該流体源と該導入器の該送達内腔との間の該流体の圧力を上昇させる、導入器と
を備える、システム。
(項目2)
上記流体処理ユニットは、再使用可能制御装置と、使い捨てカートリッジとを含む、項目1に記載のシステム。
(項目3)
上記ポンプは、実質的に一定量だけ、上記流体の圧力を上昇させる、項目1に記載のシステム。
(項目4)
上記ポンプのモータは、上記制御装置内に配置され、該ポンプの羽根車は、上記カートリッジ内に配置される、項目2に記載のシステム。
(項目5)
上記モータは、磁気連結を介して、上記羽根車を駆動する、項目4に記載のシステム。
(項目6)
いかなる流体も、上記制御装置を通過しない、項目2に記載のシステム。
(項目7)
上記流体処理ユニットは、高さ可変基部上に搭載される、項目1に記載のシステム。
(項目8)
上記制御装置は、上記流体処理ユニットの流体入口の上方に所定の高さで上記流体源を搭載する流体バッグ搭載ポールを含み、上記中空器官内の所望の実質的に一定の流体圧力を達成する、項目3に記載のシステム。
(項目9)
上記流体処理ユニットは、ディスプレイ画面、タッチスクリーン、キーパッド、およびスピーカのうちの少なくとも1つを含む、ユーザインターフェースを含む、項目1に記載のシステム。
(項目10)
上記流体処理ユニットは、上記流体源と上記中空器官との間の所望の高さ差を保証する高さ決定機構を含む、項目1に記載のシステム。
(項目11)
上記高さ決定機構は、上記中空器官に対する参照高さの視覚的指示を提供する、項目10に記載のシステム。
(項目12)
上記高さ決定機構は、実質的に水平に光線を投影する光線ポートを含む、項目11に記載のシステム。
(項目13)
上記制御装置は、上記カートリッジ内の流体循環内腔を選択的に開閉する弁配列を含む、項目2に記載のシステム。
(項目14)
上記弁配列は、少なくとも1つのピンチ弁を含む、項目14に記載のシステム。
(項目15)
上記カートリッジは、上記戻り内腔からの流体を濾過するフィルタ配列を含む、項目2に記載のシステム。
(項目16)
上記カセットは、上記流体を保存するリザーバと、該リザーバ内の流体のレベルに対応する信号を出力するレベルセンサとを含む、項目2に記載のシステム。
(項目17)
上記制御装置は、上記信号に応じて、流体量を決定するコントローラを含む、項目16に記載のシステム。
(項目18)
上記カートリッジは、上記戻り内腔から排液バッグ内に流体を空ける排液内腔を含む、項目2に記載のシステム。
(項目19)
上記導入器は、そこから遠位に延在するシースと、そこから近位に延在するスコープコネクタとを有するグリップを含む、項目1に記載のシステム。
(項目20)
上記グリップは、片手使用のために定寸および成形される、項目19に記載のシステム。
(項目21)
上記スコープコネクタは、上記導入器に視覚化デバイスを取外し可能に連結するロックと、該導入器の長さを調節するスコープアダプタとを含む、項目19に記載のシステム。
(項目22)
上記シースは、該シースの遠位端から近位に配置されるシールを含む、項目19に記載のシステム。
(項目23)
上記シールは、上記シースから放射状に拡張可能である、項目22に記載のシステム。
(項目24)
上記シースの遠位端と上記シールの遠位端との間の距離は、該シースの遠位端が上記中空器官内の所望の位置にある時、内腔であって、それを通して該シースが該中空器官内に導入される、内腔内に、該シールが配置されるように選択される、項目22に記載のシステム。
(項目25)
上記中空器官は子宮であり、上記距離は0cm乃至1.5cmであり、それにより、上記シースの遠位端が該子宮内の所望の位置にある時、上記シールが頚部内に配置される、項目24に記載のシステム。
(項目26)
上記導入器は、支持鉤安定装置を含む、項目1に記載のシステム。
(項目27)
方法であって、
熱焼灼システムの流体処理ユニットを、治療される中空器官に対する所望の高さに整列することと、
該流体処理ユニット内の流体を所定の温度に加熱することと、
該流体処理ユニットから、流体送達内腔を通して、中空器官内に挿入される導入器内へと該流体を送出することと、
該流体が該中空器官を通して循環された後、組織構造から、該導入器内の流体戻り内腔を通して、該流体処理ユニットへと該流体を回収することと
を備える、方法
(項目28)
上記流体戻り内腔から受容される流体を濾過することと、
上記流体送達内腔を通して、上記導入器内に該流体を送り戻すことと
をさらに備える、項目27に記載の方法。
(項目29)
上記中空器官を通して循環する上記流体の量を監視することと、
該量が所定の範囲外である時、安全手技を実行することと
をさらに備える、項目27に記載の方法。
図1は、本発明による、熱焼灼システムの例示的実施形態を示す。 図2は、本発明による、熱焼灼システムの制御装置の例示的実施形態の正面図を示す。 図3は、本発明による、熱焼灼システムの制御装置の例示的実施形態の分解図を示す。 図4は、本発明による、熱焼灼システムの制御装置の右側面構成要素の例示的実施形態の分解図を示す。 図5は、本発明による、熱焼灼システムの制御装置のための弁アセンブリの例示的実施形態の分解図を示す。 図6は、本発明による、熱焼灼システムの制御装置の前側面構成要素の例示的実施形態の分解図を示す。 図7は、本発明による、熱焼灼システムの制御装置のシャーシの例示的実施形態の分解図を示す。 図8は、本発明による、熱焼灼システムのカセットの例示的実施形態の外側図を示す。 図9は、本発明による、熱焼灼システムのカセットの例示的実施形態の内側図を示す。 図10は、本発明による、熱焼灼システムの導入器の例示的実施形態を示す。 図11は、本発明による、熱焼灼システムの開ループ流体流路の例示的実施形態を示す。 図12は、本発明による、熱焼灼システムの閉ループ流体流路の例示的実施形態を示す。 図13は、本発明による、カセット内の加熱チャンバを通して流動する流体の例示的実施形態を示す。 図14は、本発明による、熱焼灼システムの羽根車の例示的実施形態を示す。 図15は、本発明による、熱焼灼システムの羽根車の例示的実施形態を示す。 図16は、本発明による、熱焼灼システムの頸部シールの例示的実施形態を示す。
(詳細な説明)
本発明は、以下の説明および添付の図面(類似要素は、同一参照番号によって参照される)を参照することによって、さらに理解されるであろう。本発明は、組織、例えば、組織内膜(中空器官の内表面)を熱的に焼灼するシステム、方法、および装置に関する。特に、本発明は、子宮内膜を焼灼するデバイスに関する。しかしながら、当業者は、本発明またはその構成要素が、前立腺の治療(マイクロ波または冷凍アブレーション)システム、清浄システム、または患者内への流体の注入を必要とする他の手技において利用され得ることを理解するであろう。
図1は、本発明による、熱焼灼システム2の例示的実施形態を示す。概して、システム2は、その上部から延在するポール6と、その下部に連結されるスタンド8とを有する、制御装置4を含む。ポール6は、好ましくは、そこから吊設される点滴(IV)バッグ(図示せず)が、所望の圧力で制御装置4に流体を供給するように、制御装置4から所定の高さまで延在する。IVバッグは、加熱され、子宮を通して循環され、子宮内膜を焼灼する、生理食塩水等の流体を含有する。焼灼手技の際、オペレータ(例えば、医師、看護士等)は、焼灼手技の段階に応じて、IVバッグを他の流体を伴うIVバッグと交換することが必要とされてもよい。例えば、手技に先立って、麻酔流体が、子宮を通して循環され、手術部位を麻痺させてもよい。加えて、子宮内膜が焼灼された後、鎮痛剤および/または感染防止剤が、子宮を通して循環されてもよい。別の例示的実施形態では、手技の際に必要とされる任意の流体のためのIVバッグは、これらの流体が制御装置4に供給される圧力を決定するポール6の高さを伴って、ポール6に同時に取付けられてもよい。
後述のように、流体供給バッグが吊設されるスタンド8の高さは、好ましくは、高さ調節機構を使用して可変であって、治療部位に到達する流体の圧力を制御する。高さ調節機構は、空気圧リフト、摩擦ロック等であって、オペレータにスタンド8の高さを手動で調節可能にしてもよい。別の例示的実施形態では、高さ調節機構は、ユーザ作動によって、またはセンサデータ等に基づいて、制御装置4内の電子回路によって自動的に制御される、自動高さ調節機構を備えてもよい。
例示的実施形態では、スタンド8は、システム2が容易に移動および操縦可能なように、可動基部10(例えば、ロック車輪)を備える。しかしながら、当業者は、基部10が固定的であってもよく、また、システム2の電子制御および移動が実装されてもよいことを理解するであろう。
図2に示されるように、本発明による、制御装置4は、電子回路を封入し、コンテンツ(例えば、命令、手技データ、警告等)を表示し、ユーザ入力を受信するユーザインターフェース12を提供する、筐体10を備える。ユーザインターフェース12は、ディスプレイ画面14(例えば、LCD)と、制御装置4に入力を提示するキーパッド16とを備えてもよい。当業者は、キーパッド16が、ダイヤル、スイッチ、タッチスクリーン(または、画面14は、触覚入力に応答するように成されてもよい)、あるいはシステム2のオペレータによって操作可能な任意の他の制御によって、置換もしくは拡張されてもよいことを理解するであろう。一例示的実施形態では、使い捨て上張り(図示せず)が、ユーザインターフェース12上に適用されてもよい。例えば、ディスプレイ画面14が、タッチスクリーンであって、オペレータが、ディスプレイ画面14に触れることによって、ユーザインターフェース12に入力を断続的に提供する場合、上張りを使用して、ディスプレイ画面14が流体によって損傷されまたは不明瞭にされないように防止してもよい。
筐体10は、システム5を操縦するハンドル18と、後述される、カセット28を受容するスロット26とをさらに含んでもよい。例示的実施形態では、ハンドル18は、押下されると、光線(例えば、レーザ光)が、制御装置4上の光線放出ポート24から放射される、アライメント光線アクチベータ20を含む。当業者によって理解されるように、光線は、好ましくは、制御装置4の高さが、光線が患者の生体構造の所望の部分に位置付けられるまで、スタンド8上の高さ調節機構を使用して調節されるのに伴って、オペレータが、制御装置4が子宮に対する所望の位置にあることが分かるように、水平に配向されてもよい。制御装置4を子宮に対して床から所望の高さ(例えば、同一高さ)にすることによって、流体が子宮内を循環する圧力が所定の値を超えないように保証する。当業者は、アクチベータ20が、ユーザインターフェース12および/またはキーパッド16に隣接して配置されてもよく、またはハンドル18上に位置付けられてもよいことを理解するであろう。また、筐体10は、好ましくは、制御装置4から排液バッグ(図示せず)を吊設するフック22を含む。子宮内膜を焼灼後、流体は、排液バッグ内に放出される。
図3は、本発明による、例示的制御装置4の内部構成要素を示す。制御装置4の筐体10は、前側面30と、後側面32と、左側面34と、右側面36とを含む。当業者は、筐体10が、互いに対して任意の数の幾何学的関係において、任意の数の構成要素から成ってもよいことを理解するであろう(用語「前」、「後」、「左」、および「右」は、制御装置4の例示的実施形態を記載するためだけに使用される関係を示す用語である)。筐体10内のシャーシ38は、側面30、32、34、36の取付点として作用し、制御装置4の種々の電気構成要素を支持する。本実施形態では、前側面30は、ユーザインターフェース12および光線アクチベータ20に電力供給する回路を含む一方、後側面32は、電源のための入力(例えば、線間電圧)を提供する。しかしながら、他の例示的実施形態では、システム2は、内蔵バッテリによって電力供給されてもよい。左側面34は、概して、制御装置4の電気構成要素の操作の際に加熱された空気をそこから排出させる通気壁を備える一方、右側面36は、カセット28とインターフェースをとる構成要素を含む。
図4は、制御装置4の右側面36の例示的実施形態を示し、カセット28とインターフェースをとるための構成要素を含む。カセットインターフェースは、概して、弁配列40と、モータ配列42とを含む。弁配列40は、そこを通って流動する流体に接触することなく、チューブを選択的に開閉するその剛性のある筐体内の開口部を通って、カセット28内の可撓性チューブの外側表面に係合する、1つ以上の弁46(例えば、ピンチ弁)を含む。図5に示されるように、例示的弁アセンブリ50は、ピンチ弁である。しかしながら、当業者は、弁46の機能が、チューブ内の流体に接触することなく、カセット28内のチューブを選択的に開閉するように構成される任意のデバイスによって行なわれてもよいことを理解するであろう。
図5に示されるように、弁アセンブリ50は、ラック56と歯合するピニオン54の回転を駆動する、モータ52を含む。ピニオン54の回転は、ラック56の遠位端に連結されるピンチャ60を有する搭載ブロック58に対して、遠位(内腔閉鎖)および近位(内腔開放)方向へのラック56の軸方向移動に変換される。ラック56が、ピニオン54の回転によって、遠位に駆動されると、ピンチャ60は、カセット28の壁に対して、カセット28内のそれぞれの内腔を圧接する。位置センサ62(例えば、光学センサ、ホール効果センサ等)は、弁アセンブリ50内に含まれ、それぞれの内腔に対するピンチャ60の位置を決定してもよい。このように、それぞれの内腔の閉鎖量および/または閉鎖量においてそれぞれの内腔を通過可能な流体流量が、決定されてもよい。さらに後述されるように、システム2は、閉鎖情報を利用して、子宮を通して循環される流体の量および/または圧力を調節してもよい。
図4を再び参照すると、弁46は、類似ラックおよびピニオンアセンブリと、ピンチャの組み合わせ、または選択的に開閉されるカセット28内のいくつかの内腔に対応する他の機構とを含む、いくつかの弁アセンブリ50を含んでもよい。弁配列40は、内腔内の圧力が所定の最大圧力を超える、または不安全状態が検出されると閉鎖する、安全弁64をさらに含んでもよい。
モータ配列42は、モータ66(例えば、DCブラシレスモータ)と、速度センサ68と、羽根車継手70とを含む。モータ66に供給される電流は、その電機子を回転させ、順に、羽根車継手70を回転させる。一例示的実施形態では、羽根車継手70は、カセット28が制御装置4内に挿入されると、羽根車継手70の回転によって、羽根車を回転させ、カセット28内の流体とカセット28外の制御装置4の構成要素との間の接触を伴わずに、カセット28を通して、患者内に流体を強制するように、カセット28内の羽根車上の1つ以上の磁石に磁気的に連結される、1つ以上の磁石を含む。当業者は、羽根車継手70および羽根車が、カセット28から流体を出力するために使用され得る任意のポンプ配列の例示的実施形態であってもよいことを理解するであろう。速度センサ68は、モータ66に連結され、その電機子の回転速度を検出し、例えば、流体がカセット28および/または子宮を通して循環される速度(および/または圧力)を決定してもよい。
図6に示されるように、制御装置4の前側面30の例示的実施形態は、ユーザインターフェース12と、ディスプレイ画面14と、キーパッド16とを含み、キーパッド16を介して入力されるユーザ入力を解釈し、ディスプレイ画面14上にコンテンツを表示するユーザインターフェースプリント基板(PCB)70によって制御されてもよい。画面カバー72は、ディスプレイ画面14上に被せ、その保護および清浄を可能にしてもよい。上述の使い捨て上張りは、好ましくは、画面カバー72上に被せられる。制御装置4内に配置されるスピーカ74を利用して、例えば、ディスプレイ画面14上に提示される視覚コンテンツと併用される場合、システム2の操作を容易にする、音声命令、警告信号等の可聴信号をオペレータに提供してもよい。加えて、可聴出力は、例えば、2人が協働して、焼灼手技を行なう際、有用である場合がある。すなわち、オペレータは、システム2の動作を監視する一方、医師および/または看護士は、子宮を通る流体循環を監視してもよい。可聴出力は、彼らの視野に関わらず、焼灼手技の進度を両者に認知させる。
図7に示されるように、例示的実施形態による、制御装置4内のシャーシ38は、筐体10の右側面30、左側面32、前側面34、および後側面36によって封入される。シャーシ38上に搭載される動力装置76は、電力PCB78と、環状コイル80と、線形フィルタ82と、例えば、線間電圧を受容するポートに連結される電力供給装置84とを含む。例えば、電力供給装置84は、そこから延在し、壁コンセントに差し込まれる電源コードを有してもよく、またはポートは、延長コードの一部として、プラグを受容してもよい。線形フィルタ82は、電力を処理し、例えば、制御装置4に送達される電流内の電圧変化、高調波過渡電流、スパイク等を排除する。次いで、フィルタリングされた電流は、システム2の作動構成要素に電力を分配する電力PCB78に伝達される。環状コイル80は、変圧器として作動し、制御装置4内の回路間の電気絶縁を提供する。
また、シャーシ38上に搭載されるモータコントローラ86は、コントローラ44からの命令を受信し、モータ66の動作を制御する。図4に示されるコントローラ44は、焼灼手技の際のシステム2の動作を調整する中央処理装置であってもよい。すなわち、コントローラ44は、焼灼手技の際、ユーザインターフェース12、モータ66、弁46、安全弁64等を制御するために、メモリ内に保存される命令集合を処理してもよい。焼灼手技を行なうためのシステム2の例示的使用は、以下により詳細に説明される。
図8および9は、本発明による、カセット28の例示的実施形態を示す。上述のように、カセット28は、制御装置4上のスロット26内に嵌合するように定寸および成形される筐体88内において具現化されてもよい。例えば、筐体88は、スロット26の側壁上のガイドによって受容されるその側壁に沿って、レールを含み、その中でカセット28を摺動させてもよい。一旦、スロット26内に入ると、カセット28は、例えば、定位置に機械的にロックされても(例えば、ラッチ、フック等)、スロット26内に重力的に保持されても、制御装置4に磁気的に連結されてもよい。一例示的実施形態では、ユーザインターフェース12上に提供される命令は、カセット28の挿入および離脱方法ならびにタイミングについて、オペレータに命令してもよい。制御装置4は、焼灼手技の際、スロット26内にカセット28をロックし、離脱を防止してもよい。
IVバッグからの流体は、リザーバ92で終端する流体供給内腔90を通って、カセット28に流入する。本実施形態では、レベル感知基板94は、その中の流体の量を監視するために、リザーバ92内に配置される。焼灼手技の際、コントローラ44は、その量を所定の量(またはその範囲)と比較し、流体の損失/漏出を決定する。比較の結果に基づいて、システム2は、停止または所定の安全手技を実行してもよい。例示的実施形態では、レベル感知基板94は、基板94の高さに沿って配列される複数のレベルセンサ(例えば、コンデンサ)を備える。レベルセンサから受信した信号を分析することによって、コントローラ44は、リザーバ92内の流体の量を決定してもよい。
安全手技は、余剰の安全ネットを生成するために、1つ以上の場所に保存される1つ以上の命令集合であってもよい。例えば、主要安全システムは、コントローラ44がいくつかの所定の故障のうちのいずれかに対し警告を受けると、コントローラが、安全手技を開始し、システムを安全状態にするように、コントローラ44による実行のための命令集合として保存されてもよい。加えて、補助安全システムは、例えば、そこからの監視信号を監視するために、コントローラ44に連結される結合プログラム可能論理回路(CPLD)の別個の不揮発性メモリの形態で含まれてもよい。コントローラ44の完全性を損なう問題が生じる場合、監視信号も同様に損なわれ、CPLDが、システムを安全状態にする。安全手技は、例えば、コントローラ44が、システム2の構成要素が、無反応または別様に故障していることを示す場合、実行されてもよい一方、補助システム(すなわち、CPLD)は、コントローラ44が故障の時、システムを安全状態にする。
リザーバ92内の流体は、上述のように、制御装置4内の羽根車継手70によって回転される羽根車98によって、加熱チャンバ96内に指向される。図14および15に示されるように、羽根車98の例示的実施形態は、第1の表面上に配置される複数の縞160と、第2の表面上には配置される複数の磁石162とを含む。縞160の各々は、第1の表面上の凹形突出として形成され、隣接縞に対して、所定の空間および角度を有してもよい。本構成では、羽根車98とインターフェースをとる流体は、その回転中心から、加熱チャンバ96内へと強制される。磁石162は、羽根車継手70上の磁石に磁気的に連結する、第2の表面と同一表面の露出表面を有する羽根車98内に埋め込まれてもよい。羽根車98と羽根車継手70との間のインターフェースは、羽根車98の第1の表面のみ、流体と接触する一方、第2の表面が、カセット28の外部表面上に露出される(および/またはその一部を形成する)ように構成されてもよい。あるいは、羽根車98は、カセット28内に完全に封入されてもよい。
加熱チャンバ96は、その中の流体を加熱する、加熱要素100を含む。加熱要素100の動作は、加熱チャンバ96内の温度センサ(例えば、サーミスタ)によって得られる流体の温度測定値に基づいてもよい。温度測定値を監視することによって、コントローラ44は、流体温度が所定の範囲内にあることを保証する(例えば、組織を焼灼するために十分な熱さの温度)。当業者は、加熱要素100が、冷却要素をさらに含み、あるいは、例えば、焼灼手技が完了し、子宮内の残留表面組織が冷却されると、解除されてもよいことを理解するであろう。
図13に示されるように、本実施形態では、加熱チャンバ96は、その下端に流体入口150を伴う、実質的に円筒形である。羽根車98から送出される流体を受容する入口150は、シリンダ上部の出口まで上昇すると、流体が加熱チャンバ96の周囲を旋回し、加熱要素100によって加熱されるように、シリンダに対して実質的に接線に指向される。加熱要素100は、加熱チャンバ96内で上昇すると、流体が加熱要素100の周囲を実質的に螺旋状に進行し、流体へのエネルギー伝達を最大限にするように、実質的に、シリンダの長手方向 軸に沿って延在する。
流体が加熱チャンバ96から流出すると、所望の温度に到達し、送達内腔102を通って、カセット28から出て、子宮内に挿入される導入器内へと通過する。次いで、流体は、子宮を通して循環され、戻り内腔104を通って、カセット28へと戻る。次いで、戻された流体は、フィルタ106を通過し、凝固血漿等の任意の組織残物を除去し、羽根車98を通して、加熱チャンバ96内へと返される。戻された流体を継続的に循環させる一方、システム2に添加/システム2から除去される任意の量の流体を監視することによって、コントローラ44は、上述の初期流体量からの任意の変化を検出し、体内に吸収された流体の量を決定する。焼灼手技が完了すると、流体は、排液内腔110を通って、排液バッグ内に排出される。
加熱チャンバ96内の温度センサと、リザーバ12内のレベルセンサとによって発生される電気信号は、通信回路基板108を介して、コントローラ44に伝達され、デジタル化される。次いで、デジタル化された信号は、コントローラ44によって分析され、焼灼手技の進度を監視する手技データ(例えば、温度データおよび容量データ)に変換される。
焼灼手技の進行の際、コントローラ44は、弁46の動作を選択的に制御し、その中の流体流動内腔を開閉することによって、カセット28を通る代替流体流路を構成する。図11は、焼灼手技の呼び水充填および/または冷却段階の際に使用される開ループ流路を示す。例えば、システムは、供給弁140を開放することによって、呼び水を充填し、IVバッグから、カセット28を通して、リザーバ92へと、羽根車98を通して、本時点では停止状態である加熱チャンバ96へと、安全弁64を通して、導入器112の送達内腔(図示せず)内へと流体を流動させる。流体は、子宮内への送達内腔から流出し、子宮から、安全弁64を通して流体を戻し、排液弁142を介して、排液バッグへと通過させる、導入器112の戻り内腔(図示せず)内へ回収される。システムに呼び水が充填されると、カセット28の弁は、流体の加熱および焼灼のために、図12の閉ループ構成に再構成される。具体的には、排液弁142は、流体が、リザーバ92から、羽根車98および加熱チャンバ96を通して、安全弁64および導入器112を介して、子宮内へと循環するように閉鎖される。子宮から、導入器112の戻り内腔104を通って戻る流体は、安全弁64およびフィルタ106を通過し、中間弁144を介して、リザーバ92に戻り、焼灼手技の際、本経路を通して循環を継続する。本構成では、加熱チャンバ96は、流体の温度を焼灼のための所望のレベルまで上昇させるように作動される。加えて、本構成では、加熱チャンバ96からの出力の過剰流を抜き取るために必要な場合、バイパス弁146が開放され、子宮を通過させずに、リザーバ92に抜き取られた流体を戻す。手技が完了すると、排液弁142は開放され、バイパス弁146および中間弁144は閉鎖され、システム100を図11の開ループ構成に戻す。加熱チャンバ96は、カセット28内を現在循環している流体が、さらに加熱せずに、子宮を通して流動し、排液弁142を通して、排液バッグへと通過するように、本時点では、解除される。本流体が排出された後、IVバッグからの未使用流体は、所望の冷却量が達成されるまで、実質的に室温で、カセット28を通して、子宮内に通過し、排液バッグ内へと流動する。
図10に示されるように、本発明の例示的実施形態による、導入器112は、チューブ103および105を介して、カセット28に連結され、流体を子宮に送達し、子宮からカセット28に流体を戻す。チューブ103、105は、それぞれ、カセット28の送達および戻り内腔102、104と、導入器112のシース113内の流体送達および戻り内腔(図示せず)とに連結される。流体送達および戻り内腔は、シース113の遠位端118のそれぞれの開口部で終端し、導入器112が作動位置にある時、子宮内に配置される。導入器112は、任意に、視覚システムを含み、作業領域の視覚化を可能にしてもよい。当業者は、視覚システムが、従来の内視鏡(例えば、光ファイバまたはCCD系システム)内のシステムに実質的に類似してもよいことを理解するであろう。あるいは、ユーザは、後述のように、導入器112を通して挿入される、内視鏡または他の器具の視覚システムに依存してもよい。
導入器112は、シース113に連結されるグリップ114(例えば、人間工学的ハンドル)と、内視鏡等の視覚化デバイスを受容するスコープコネクタ116とを含む。グリップ114は、オペレータが自由である方の手を使用して、制御装置4とインターフェースをとり、視覚化デバイスを調節し、患者の生体構造等を操作する間、片手での導入器112の保持および操作を容易にする。本実施形態による、スコープコネクタ116は、導入器112の近位端上に配置され、視覚化デバイスが、導入器112内の視覚化内腔を通して、遠位に通過され、遠位端118から延在し得るように、視覚化デバイス(例えば、子宮鏡、内視鏡)の取付点を提供する。したがって、オペレータは、子宮内への導入器112の挿入を視覚的に監視してもよい。
スコープコネクタ116は、任意のロックリング117と、導入器112を可変長の視覚化デバイスを収容するように調節可能なスコープアダプタ120とを備えてもよい。視覚化デバイスは、スコープコネクタ116を通して、導入器112の近位端内に挿入され、ロックリング117を使用して、そこにロックされる。次いで、ユーザは、スコープアダプタ120を押圧し、現在のロック開口121から、スコープアダプタ120を解放する。これによって、スコープコネクタ116は、視覚化デバイスが、シース113を通して、子宮内の所望の位置へと挿入されると、スコープコネクタ116が、導入器から延在する視覚化デバイスの部分(例えば、制御ハンドルの直遠位の内視鏡の近位端)を支持するように、導入器112から近位に、またはその中へと遠位に摺動可能となる。当業者は、スコープコネクタ116が、導入器112の長さを調節し、新しい長さに維持可能である、任意の機構として実装されてもよいことを理解するであろう。例えば、図10に示されるように、スコープアダプタ120は、グリップ114上に形成されるいくつかのロック開口121のうちの1つ内に受容され、その間を可動なスコープコネクタ116の遠位部分の外側表面上の突出として形成される。部分的障壁が、ロック開口121の各々の間に形成され、ロック開口121の選択された1つ内にスコープアダプタ120を保定し、導入器112の近位端から突出するスコープコネクタ116の一部の選択された長さを維持してもよい。別の実施形態では、ギアの回転によって、スコープコネクタ116が、グリップ114に対して、延長および待避するように、ラックが、グリップ114内のギアと嵌合するスコープコネクタ116の遠位部分に形成されてもよい。ラチェットが提供され、ラックに対して、ギアを固定位置に維持し、それによって、グリップ114に対して、スコープコネクタ116の所望の位置を維持してもよい。
グリップ114は、任意の支持鉤安定装置122をさらに含んでもよい。例えば、焼灼手技の際、支持鉤が、頸部の周囲で採用され、導入器112のシース113の周囲の頸部のシールを向上させてもよい。次いで、頸部の周囲に留められた支持鉤は、導入器112に連結され、導入器112が、子宮内の所望の位置に残留し、そこから不注意に待避されないことを保証してもよい。すなわち、シース113の遠位端が、手技の際、子宮から近位に待避されない、または非標的組織が、焼灼流体に曝露されないことを確実にすることが重要である。したがって、支持鉤の一部は、支持鉤安定装置122の上を通り越え、支持鉤に対して近位に、シース113が移動することを防止する。すなわち、支持鉤が組織上の定位置にロックされると、支持鉤は、支持鉤安定装置122上を滑動可能である。支持鉤安定装置122は、支持鉤によって許容される最近位位置まで移動する。具体的には、例示的実施形態では、支持鉤安定装置122は、グリップ114上に形成されるレール124上に摺動可能に搭載されるフィンを含む。フィンは、当業者によって理解されるように、支持鉤のつまみまたは横木を受容し得る、フックを含む。支持鉤が支持鉤安定装置122に連結されると、オペレータは、レール124に沿って、フィンを移動させることによって、支持鉤と導入器112との間に適用される張力を選択する。当業者によって理解されるように、位置決め機構(例えば、ラチェット、ラッチ、クリップ等)を使用して、レール124に対して、フィンの位置を維持してもよい。そのような支持鉤安定装置デバイスは、発明者Christopher Oskin、Brian MacLean、Stephen Keaney、Jozef Slanda、およびJeffrey Zerfasの下、2007年9月11日に出願された米国特許出願第60/971,409号「TENACULUM STABILIZER DEVICE」に記載されている。その開示全体が本明細書に参考として援用される。
導入器112は、シース113の遠位端が、子宮内の所望の位置に来ると、シール126が、頸管口Cに近位の頸部内に配置されることを保証するように選択される距離だけ、シース113の遠位端から分離される任意の頸部シール126をさらに含んでもよい。導入器112の遠位端118が子宮内に導入されると、頸部の弾性が、シース113の周囲に実質的に流体気密シールを提供する。しかしながら、焼灼流体が、頸部から漏出し、非標的組織を損傷する危険性を最小限にするために、流体気密シールは、頸部シール126を使用して、向上/維持されてもよい。例示的実施形態では、頸部シール126は、ワイヤメッシュ129上に被せる可撓性膜127として形成され、その近位端は、拡張部材130の遠位端に当接する。頸部シール126の遠位端は、シース113に固定される一方、近位端は、シース113に沿って摺動可能である。
シール作動装置128は、シース113上に回転可能に搭載されかつ拡張部材130に連結されるリングを備え、本実施形態では、シース113上に伸縮自在に搭載されるオーバーシースとして形成される。リングは、リングの回転によって、シース113上でオーバーシースを近位および遠位に移動させるように、オーバーシースに連結されてもよい。例えば、オーバーシースの近位端の外側部分は、リングが第1の方向に回転すると、拡張部材130が、シース113に沿って、遠位に摺動し、メッシュ129の近位端を遠位に押動し、頸部シール126をシース113から遠位に拡張させるために、シール作動装置128のリングの内側部分上のネジ山と嵌合するように螺設され得る。
図16に示されるように、頸部シール126の拡張は、標的組織のいずれも、シール126によって被覆されないように、頸管口Cの近位の頸部内にある時、実行されることが好ましい。例示的実施形態では、シース113は、その遠位端118が子宮内来るまで、遠位に移動する。次いで、シース113は、近位に待避され、子宮内へのシース113の突出を最小限にし、視覚システムの視野を最大限にする。本位置にある間、頸部シール126は、頸管口Cの近位のシール126の遠位端によって、頸部内に全体的に位置付けられる。拡張部材130は、頸部シール126の近位端に係合し、シース113に沿って、近位端を図16に示される拡張位置へと近位に押動する。拡張位置では、膜127は、頸部の内壁に実質的に係合し、頸部の壁の自然弾性によって提供されるシールを向上させる。遠位端118と頸部シール126の遠位端との間の距離は、好ましくは、シールが作動される0乃至1.5cmである。本発明の例示的実施形態による、シール126は、遠位端118から約5cmまで近位端から延在してもよく、シール126の最大直径は、遠位端118から1.5cmの距離に対応する。
第2の方向へのリングの回転は、拡張部材130を待避させ、非拡張状態に向かう傾向にあるメッシュ128の偏向を通して、頸部シール126をその非拡張状態へと戻す。あるいは、拡張部材130が近位に移動すると、メッシュ129が、シール126を拡張させる傾向にあるメッシュ128の偏向に対抗して、非拡張状態へと引き戻されるように、メッシュ129の近位端は、拡張部材130の遠位端に連結されてもよい。
例示的使用では、本発明による、システム2を使用して、子宮内膜を焼灼してもよい。制御装置4が作動されると、ディスプレイ画面14は、術前命令集合を示してもよい(加えて、スピーカ74がそれを提供してもよい)。例えば、命令集合は、IVバッグおよび排液バッグを吊設するようにオペレータに指示してもよい。次いで、コントローラ44は、カセット28がスロット26内に挿入されたかどうかを検出し、カセット28をIVバッグ、排液バッグ、および導入器112に接続する手技に関する命令を提供してもよい。加えて、コントローラ44は、カセット28の存在の検出に応じて、カセット28が、以前に使用されたかどうかを決定し、操作を阻止する、または以前の使用が検出される場合、他の前もって定められたステップをとってもよい。
また、術前命令集合は、制御装置4の高さを子宮の高さと実質的に等しくなるように調節する、または制御装置4の高さと子宮の高さとのある他の所望の関係を達成するようにオペレータに命令してもよい。例示的実施形態では、制御装置4の高さは、光線放出ポート24から照射される光線(例えば、レーザ)を使用して、スタンド8を調節することによって変更され、制御装置4が子宮と同じ高さとなることを保証する。制御装置4が子宮と同じ高さになると、オペレータは、頸部を介して、導入器112を子宮内に挿入し、頸部内で頸部シール126を拡張することによって、焼灼手技を開始してもよい。次いで、コントローラ44は、流体供給および排液弁140、142を開放することによって、カセット28を開ループ流路に構成し、子宮を通して術前流体を循環させ、焼灼のために、子宮内膜に呼び水を充填してもよい。
焼灼手技の加熱段階の際、IVバッグからの流体は、カセット28に流入し、加熱チャンバ96内の温度センサによって発生させられ、通信基板108を介して制御装置4内のコントローラ44に伝達される信号によって指示されるように、所定の温度(例えば、約85−90℃)まで加熱される。信号は、デジタル化および分析され、流体が所定の温度に到達した時を決定してもよい。流体の加熱に先立って、上述のように、コントローラ44は、子宮から戻る流体がリザーバ92内に返されるように、流体供給および排液弁140、142を閉鎖し、中間弁144を開放することによって、カセット28を閉ループ流路に構成する。
流体が所定の温度に到達すると、図12に関して上述のように、制御装置4は、治療段階を開始し、導入器112を通して子宮内へ加熱流体を循環させ、子宮内膜を焼灼する。加熱流体は、シース113内の送達内腔を通って子宮へと送達され、シース113内の除去内腔を通って、子宮から除去され、制御装置4に戻され、そこで、フィルタ106によって濾過され、子宮内膜を焼灼するために、所定の持続時間(例えば、約10分)の間、子宮を通して循環するように戻される。治療段階は、加熱流体が冷却され、次いで、子宮を通して循環され、露出組織から熱を吸収し、治癒過程を補助する、冷却サイクルをさらに含んでもよい。治療段階が完了すると、制御装置4は、排出サイクルを採用し、システム内の流体を排液バッグ内に空ける。
当業者は、種々のハードウェアおよびソフトウェアベースの変形例が、本発明による、システム5内に実装されてもよいことを理解するであろう。例えば、スタンド8上の高さ調節機構は、導入器112上の位置センサによって生成される位置データによって制御されてもよい。導入器112が子宮内に挿入された後、位置データが分析され、床からの導入器の高さを決定してもよい。制御装置4の高さが、導入器112の高さと適切に整列されない場合、アラームが起動されてもよく、または自動高さ調節機構が、制御装置4の高さを所望のレベルに調節してもよい。加えて、圧力変換器が、導入器112の遠位端118に連結され、子宮内の流体圧力を感知してもよい。圧力変換器は、コントローラ44に圧力データを提供してもよく、圧力が所定の動作範囲内にあるかどうか決定し、圧力が範囲外である場合、コントローラ44は、安全手技を実行してもよい。
本発明は、特定の例示的実施形態を参照して記載された。当業者は、詳細において、特に、部品の形状、サイズ、材料、および配列に関して、変更が成されてもよいことを理解するであろう。例えば、本発明は、子宮内膜の熱焼灼のための方法およびデバイスに限定されない。故に、種々の修正および変更が、実施形態に成され得る。したがって、本明細書および図面は、限定ではなく、例示としてみなされるべきである。

Claims (15)

  1. 熱焼灼システムであって、
    第1の圧力で流体源から流体を受容する流体処理ユニットであって、該流体処理ユニットは、流体を所望の温度に加熱する加熱装置とポンプとを含む、流体処理ユニットと、
    作動位置にあるときに中空器官内に受容されるシースを含む導入器であって、該シースは、該加熱装置によって加熱される流体を該中空器官へと導入する送達内腔と、該中空器官から流体を回収し、戻り内腔を通して、該流体処理ユニットへと該回収された流体を戻す戻り内腔とを含み、該ポンプは、該流体源と該導入器の該送達内腔との間の該流体の圧力を上昇させる、導入器と
    を備える、システム。
  2. 前記流体処理ユニットは、再使用可能制御装置と、使い捨てカートリッジとを含み、いかなる流体も、該制御装置を通過しない、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記ポンプは、実質的に一定量だけ、前記流体の圧力を上昇させ、該ポンプのモータは、前記制御装置内に配置され、該ポンプの羽根車は、前記カートリッジ内に配置され、該モータは、磁気連結を介して、該羽根車を駆動する、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記流体処理ユニットは、高さ可変基部上に搭載される、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記制御装置は、前記流体処理ユニットの流体入口の上方に所定の高さで前記流体源を搭載する流体バッグ搭載ポールを含み、前記中空器官内の所望の実質的に一定の流体圧力を達成する、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記流体処理ユニットは、ディスプレイ画面、タッチスクリーン、キーパッド、およびスピーカのうちの少なくとも1つを含む、ユーザインターフェースを含む、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記流体処理ユニットは、前記流体源と前記中空器官との間の所望の高さ差を保証する高さ決定機構を含み、該高さ決定機構は、該中空器官に対する参照高さの視覚的指示を提供し、該高さ決定機構は、実質的に水平に光線を投影する光線ポートを含む、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記制御装置は、前記カートリッジ内の流体循環内腔を選択的に開閉する弁配列を含み、該弁配列は、少なくとも1つのピンチ弁を含む、請求項2に記載のシステム。
  9. 前記カートリッジは、前記戻り内腔からの流体を濾過するフィルタ配列を含む、請求項2に記載のシステム。
  10. 前記カセットは、前記流体を保存するリザーバと、該リザーバ内の流体のレベルに対応する信号を出力するレベルセンサとを含み、前記制御装置は、該信号に応じて、流体量を決定するコントローラを含む、請求項2に記載のシステム。
  11. 前記カートリッジは、前記戻り内腔から排液バッグ内に流体を空ける排液内腔を含む、請求項2に記載のシステム。
  12. 前記導入器は、そこから遠位に延在する前記シースと、そこから近位に延在するスコープコネクタとを有するグリップを含み、該グリップは、片手使用のために定寸および成形され、該スコープコネクタは、該導入器に視覚化デバイスを取外し可能に連結するロックと、該導入器の長さを調節するスコープアダプタとを含む、請求項1に記載のシステム。
  13. 前記シースは、該シースの遠位端から近位に配置されるシールを含み、該シールは、該シースから放射状に拡張可能であり、該シースの遠位端と該シールの遠位端との間の距離は、該シースの遠位端が前記中空器官内の所望の位置にあるとき、それを通して該シースが該中空器官内に導入される内腔内に、該シールが配置されるように選択される、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記中空器官は子宮であり、前記距離は0cm〜1.5cmであり、それにより、前記シースの遠位端が該子宮内の所望の位置にあるとき、前記シールが頚部内に配置される、請求項13に記載のシステム。
  15. 前記導入器は、支持鉤安定装置を含む、請求項1に記載のシステム。
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