JP5395644B2 - 超音速ノズル設計装置、プログラム、超音速ノズル製造方法及び超音速ノズル - Google Patents
超音速ノズル設計装置、プログラム、超音速ノズル製造方法及び超音速ノズル Download PDFInfo
- Publication number
- JP5395644B2 JP5395644B2 JP2009274735A JP2009274735A JP5395644B2 JP 5395644 B2 JP5395644 B2 JP 5395644B2 JP 2009274735 A JP2009274735 A JP 2009274735A JP 2009274735 A JP2009274735 A JP 2009274735A JP 5395644 B2 JP5395644 B2 JP 5395644B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- supersonic nozzle
- nozzle
- minimum diameter
- supersonic
- minimum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 56
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims description 47
- 238000009826 distribution Methods 0.000 claims description 16
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 22
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 19
- 230000006870 function Effects 0.000 description 15
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 10
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- 238000005240 physical vapour deposition Methods 0.000 description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 6
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 6
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 239000002105 nanoparticle Substances 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000012938 design process Methods 0.000 description 1
- 230000004069 differentiation Effects 0.000 description 1
- 238000010891 electric arc Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 239000003870 refractory metal Substances 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Physical Vapour Deposition (AREA)
Description
しかし、数10〜数100μm程度の膜厚の高密度なコーティング膜を低温で実行することが可能なコーティング法は知られていなかった。
SFJ−PVD装置は、例えば特許文献1に開示されている。
このSFJ−PVD装置は、蒸発チャンバーと成膜チャンバーを備える。
蒸発チャンバー内には、水冷されたハース上に設置した蒸発源材料と、高融点金属(具体的にはタングステン)製の電極が備えられており、一度蒸発チャンバー内を所定の圧力に減圧した後、所定のガス雰囲気に置換して、蒸発源をアノード(陽極)とし、アノードと一定間隔離れた位置にある高電導性金属製電極をカソード(陰極)とし、それぞれ負電圧と正電圧を印加して両極間にアーク放電を生起させる移行式アークプラズマによって、蒸発源材料が加熱されて蒸発する。所定のガス雰囲気とした蒸発チャンバー内では、蒸発源の加熱により蒸発した原子は互いに凝集しナノメートルオーダーの直径の微粒子(以下ナノ粒子と称する)が得られる。
差圧によるガス流は、蒸発チャンバーから成膜チャンバーへと接続する移送管の先端に取り付けられた、特別に設計された超音速ノズル(ラバルノズル)によりマッハ数4.2程度の超音速にまで加速され、ナノ粒子は超音速フリージェットの気流に乗って高速に加速されて成膜チャンバー中に噴出し、基板上に堆積する。
SFJ−SVD装置においては、生成したい膜の素材やガス雰囲気の種類などに応じて、超音速ノズルにより加速されるべきマッハ数が決定される。超音速ノズルは、一般にその形状によって得られるマッハ数が変化する。
従って、上記のSFJ−PVD装置において、様々な素材・ガス雰囲気において成膜を行う場合を考えると、そのたびに好適な超音速ノズルが設計され使用されることが好ましい。
図1は、超音速ノズル設計装置100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、超音速ノズル設計装置100は、入力部101、演算部102、表示部103、記憶部104を有する。
入力部101は、例えばキーボードやマウス等、超音速ノズル設計装置100に対して入力操作を行うための入力デバイスである。
演算部102は、例えばCPU(Central Processing Unit)等の演算装置であり、例えば後述する記憶部104に記憶されたプログラムを実行し、入力部101を介して入力された数値などを使用して、後述するような超音速ノズル設計処理を行う。
記憶部104は、例えば超音速ノズル設計プログラムや、その設計のために使用される各種パラメータ等を記憶する、例えばフラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶デバイスである。
超音速ノズルはその形状から中細ノズル(先細末広ノズルConvergent-Divergent Nozzle)、あるいは1884年に最初にこのノズルを使用したラバル(C.G.P. de Laval)の名からラバルノズル(Laval Nozzle)とも呼ばれる。
図2に示すように、超音速ノズル200は断面積最小の部分を有する縮小・拡大管である。
図2に示すように、超音速ノズル200は、コンバージェント部201(本発明のガス導入部に対応)、スロート部202(本発明の最少径部に対応)、ダイバージェント部203(本発明の末広部に対応)、ガス流入口204、ガス流出口205(本発明の出口部に対応)を有する。
超音速ノズル200の基本原理は、亜音速流れにおいて圧力エネルギを運動エネルギに変換し、流れを超音速に加速するというものである。
すなわち、図2に示す超音速ノズル200において、ガス流はガス流入口204から流入し、コンバージェント部201で加速され、スロート部202でほぼ音速となり、ダイバージェント部203でさらに加速されガス流出口205から超音速となって流出する。
スロート部202は、超音速ノズル200中で最も径(断面積)が小さくなる部位である。
ダイバージェント部203は、スロート部202からガス流出口205までの部位であり、ガス流の進行方向に向かって径が大きくなるよう形成される。
ダイバージェント部203の形状によって、超音速ノズル200内を流れるガス流に生じる波の様子が変化する。従って、超音速ノズル200の設計を行う際には、ダイバージェント部203の形状を決定することが最も重要である。そして、ダイバージェント部203の形状は、ノズル内の流れの捉え方によって設計方法が変化する。
以下では、超音速ノズル200内のガス流を2次元的に捉えた場合と、3次元的に捉えた場合それぞれの超音速ノズル設計方法について説明する。
まず、超音速ノズル200内のガス流を2次元的に捉えた場合の超音速ノズル200の形状設計を行うために理解するべき考え方について説明する。その後、本実施形態の超音速ノズル設計装置100において超音速ノズル200が設計される具体的手順について説明する。
なお、上述したように、超音速ノズル200の形状設計において、最も重要であるのはダイバージェント部203の形状設計である。従ってガス流入口204の径や、コンバージェント部201の形状については本実施形態の超音速ノズル設計装置100では設計を行わない。これらの要素に関しては、超音速ノズル設計装置100における設計完了後、実際に設計した超音速ノズル200を製造する際に、使用目的や使用される状況によって決定されればよい。
まず、図3に示すように、直線壁ABに沿うマッハ数M1の一様な2次元定常流れが、角Bで角θだけ曲げられ、再び直線壁BDに沿うマッハ数M2の一様な流れになる場合を考える。
図3は、凸面壁に沿うプラントルマイヤ流れを示した図である。
なお、マッハ角α1及びα2は以下の式(1)によって与えられる。
一般に、流体粒子が波を通過するとき、そのマッハ数や速度が増加し、圧力や密度が減少する波を膨張波、逆にマッハ数や速度が減少し、圧力や密度が増加する波を圧縮波と称する。すなわち、図3の角Bから発生する波は膨張波である。そして、このような角をまわる2次元定常超音速等エントロピ流れをプラントルマイヤ流れという。
図4は、凹面壁に沿うプラントルマイヤ流れを示した図である。
図4に示す凹面壁に沿う流れでは、θ>0であるから圧縮波が発生する。
壁BCから発生する角マッハ波は壁から離れたところで交わり、斜め衝撃波を形成する。圧縮波は等エントロピ的であるが、一度衝撃波が形成されると衝撃波を通る流れのエントロピは増大する。
図3及び4に示すように、マッハ波が左向きである場合について考える。
微少角Δθと速度の微少変化ΔVの間には、
ここでν=0(M=1)のときのθをθ*としてこの式を積分すると
図5において、マッハ数M1の一様な超音速流れが下壁の点AでΔθだけ曲げられると、点Aからの左向きの波は上壁の点Bに入射する。このとき、上壁を点Bで同じ角Δθだけ同じ方向に曲げると、入射波は点Bから発生する右向きの波によって相殺され、反射波は生じず、点Bの下流は平行な一様流れとなる。
このようにして、反射波を生じないようにすることを波の相殺という。
上述したようにして、超音速ノズル200の設計においては、ダイバージェント部203のガス流入口204に近い部位において発生する圧縮波を、ガス流出口205に近い部位において相殺するように設計されることにより、好適な超音速ノズル200を設計することができる。
図6は、ノズル内の流れを2次元的に捉えた場合の超音速ノズル200の設計の説明のための図である。図6は、超音速ノズル200のその中心軸に沿った断面を示している。
図6においては、ダイバージェント部203のスロート部に近い部位を初期膨張部31、初期膨張部31からガス流出口205までの部位を相殺部32と称している。
初期膨張部31において衝撃波が発生し、相殺部32においてその衝撃波が相殺されるように設計される。
図6に示す超音速ノズル200の断面図における初期膨張部31の上壁面abを微少角Δθずつ曲がったn−1個の折れ線(本発明の折れ線に対応)で構成する。下壁面a’b’も同様に構成する。
点aから点bにかけて折れ線ごとにΔθずつ曲がって行くとすると、曲がり点はn個あるため、点bにおけるノズル壁面の傾き角θmax=nΔθとなる。
図6では、n=4とした場合を示している。
上記説明したように、初期膨張部31の各曲がり点からは衝撃波(圧縮波)が発生する。これらの波はそれぞれ流れがΔθずつ転向している。各波の傾きは、その両側の流れのマッハ角の平均値とする。
次に、相殺部32の壁面cd間は下壁のa'b'からの波を相殺するように構成する。
すなわち、各入射点において壁面をそれぞれΔθずつ曲げることにより入射波を相殺し、dfd’より下流を中心軸に平行な一様流れとすることができる。
従って、相殺部32の壁面は、初期膨張部31における衝撃波が超音速ノズル200の壁面に入射する位置を、上流から下流へと逐一算出することにより設計することになる。
スロート部202の径は、超音速ノズルにおける断面積比と比熱比の式
図7は、ノズル内の流れを2次元的に捉えた場合に超音速ノズル設計装置100が超音速ノズル200を設計する際の動作例を説明するためのフローチャートである。
入力部101を介して、初期条件の入力を受け付ける。
初期条件は、初期膨張部31における曲がり点の数n(折れ線の数+1)、初期膨張部31の折れ線の傾き角Δθ、スロート部の径h*、各折れ線の長さΔx、ガス流の比熱比γ、ガス流入口204からスロート部202までの長さx1である。
これらの値は、設計したい超音速ノズルに合わせて容易に変更が可能である。
また、入力部101を介して入力されたこれらの値は、表示部103に表示され、確認が可能である。
なお、この時点で入力された値を用いると、初期膨張部31の形状が決定される。
すなわち、入力された曲がり点の数n、折れ線の傾き角Δθ、スロート部の径h*、各折れ線の長さΔxの各パラメータを用いると、初期膨張部31の形状は図形的に決定することが可能である。
以下のステップでは、このように決定された初期膨張部31の形状を基に、初期膨張部31から生じる衝撃波について演算を行うことになる。
演算部102は、ステップST1において入力された初期条件を基に、上記したプラントルマイヤ関数を含む式(7)を使用して、ノズル内部の各位置におけるマッハ数Mを算出する。
ノズル内部の各位置とは、初期膨張部31の折れ線によって生じる衝撃波上の各位置を意味する。
上述したように、式(7)におけるプラントルマイヤ関数ν(M)は、折れ線が曲がり点においてΔθだけ曲がる度に増加していく。これにより各位置のマッハ数を算出することができる。
演算部102は、ステップST2において算出されたノズル内部各位置のマッハM数を基に、ノズル内各位置のマッハ角αを算出する。そして、マッハ角αを基に初期膨張部31の曲がり点から生じる衝撃波の傾きを算出する。
そして、式(13)を用いて、各衝撃波の傾きを算出する。
演算部102は、ステップST3において算出された各衝撃波の傾きを基に、初期膨張部31において生成された各衝撃波が、超音速ノズル200の相殺部32の壁面に入射する位置を算出する。
本ステップは、例えば、ステップST1において決定された初期膨張部31の形状を基に、各衝撃波の軌跡を描くことにより、図形的に求めることが可能である。
上述したように、図6に示すように相殺部32も初期膨張部31を構成する折れ線と同数の折れ線によって構成される。相殺部32を構成する折れ線は、各衝撃波が入射する点毎に下流に向かってΔθずつ内側に傾くように配置される。
このようにして、相殺部32における、各衝撃波の入射する位置は、上流の方から順次算出される。
演算部102は、ステップST4迄に算出した結果を用いて、超音速ノズル200の形状を決定し、例えば各部のパラメータの具体的な数値や図形等の形式で出力する。
本実施形態の超音速ノズル設計装置100において設計されるべき要素は、上述したようにスロート部202から初期膨張部31迄の形状は初期条件の段階で決まってしまうため、相殺部32の壁面の形状のみである。
すなわち、ステップST5において、演算部102は、ステップST4において算出した各衝撃波の入射する位置を用いて相殺部32の壁面の断面形状を生成し、表示部103に表示すればよい。
2. 3次元的に捉えた場合
超音速ノズル200内のガス流を3次元的に捉える方法として、特性曲線法がある。
図8は、特性曲線について説明するための図である。
図8に示すように、ガス流内のある点Pにおいて、右向きマッハ線C+と左向きマッハ線C−を描くと、点Pにおける曲線C+の接線はx軸に対し、θ−αの傾きをもち、曲線C−の接線は、θ+αの傾きをもつ。ここで図8においてθは速度ベクトルの傾き、αはマッハ角である。これらの曲線C±は特性曲線と呼ばれる。この特性曲線を直線で近似することにより、ガス流の流れ場の状態を数値的に求める方法を特性曲線法という。
図9は、仮想音速線と、その曲率半径の算出について説明するための図である。
図9は、中心軸に並行なノズルの断面において、スロート部202近傍の仮想音速線を示した図である。
スロート部202近傍のマッハ数をM=1.1として、仮想音速線の曲率を式(18)及び(19)を用いて算出する。
図9において、超音速ノズル200の中心軸に沿った断面の2次元空間として(x,y)空間を考える。
そして、このようにして求めた音速線を任意の数で分割して各点(x,y)における速度分布(u,v)を決定する。
そして、(x,y)平面である物理面とともに速度(u,v)の分布であるホドグラフ面の座標について任意に決定する。
まず、算出した音速線の各点(x,y)における速度分布(u,v)から、物理面における傾き(dy/dx)I・IIを以下の式(20)によって求める。
図10は、物理面及びホドグラフ面上における特性曲線網の構築について説明するための図である。
図10に示すように、仮想音速線において、物理面上の上記分割した各点(x,y)から伸びる傾きdy/dxの交点の座標を算出する。そして、さらにその交点を(x,y)としてその次の交点を順次算出していく。
すなわち、例えば、図10(a)において、点2−1は点1−1の傾き(上方)と点1−2(下方)の傾きの交点である。
このようにして物理面における特性曲線網を構築する。
図10(b)に、ホドグラフ面上における仮想音速線と分割された各点、そして各点の傾きとその交点について示す。
例えば、点1−1、1−2及び2−1について考える。
ホドグラフ面上の点1−1に対応する物理面のy座標をy1、点1−1における速度を(u1,v1)、音速をa1とする。同様に、点1−2及び点2−1に関してもy2、u2、v2、a2及びy3、u3、v3、a3を定義する。
このとき、点1−1から点2−1への速度成分の傾きを(dv/du)II1、点1−2から点2−1への速度成分の傾きを(dv/du)I2とすると、これらは以下の式(21)及び(22)で与えられる。
u3’は未知数であり、本実施形態ではこれに適当な値を導入してホドグラフ面における次の交点を求め、得られたx方向の速度成分u3とu3’とを比較する。そして、これらの値が最も近しくなるようにu3’を設定し、u3を最終的に決定する。
図11は、物理面における特性曲線網の構築過程について説明するための図である。
図11(a)から図11(b)に示すように、スロート部202の仮想音速線の位置から、ノズル下流に向けて順次特性曲線網を構築していく。
この場合、この点から到達マッハ数Mdに対応するマッハ角αdと同じ角度で、式(17)を使用し到達マッハ数Mdとスロート断面積A*から求めたガス流出口205の断面積となる出口径になる点(図11(c)における点R)までの直線を引く。引かれた線をさらに任意の数に分割し、図11(b)までに求めた特性曲線網から、同じようにノズル壁面の出口に至るまでの特性曲線網を構築する。
そして、このようにして求めた物理面上の特性曲線網を基に、ノズル壁面の形状を決定する。
図11(b)に示すように、各交点におけるマッハ数が希望のマッハ数に到達するまで特性曲線網を構築したら、物理面における各交点のうち、もっとも上方に位置する点を直線で繋ぐ。そして、その終点(図11(b)及び(c)における点Q)から、ガス流出口205の断面積となる出口径になる点Pまでを内挿法により求めた放物線で繋ぐ。
この結果決定された曲線が、最終的なノズル壁面形状(超音速ノズルの中心軸に沿った断面における壁面形状)となる。
図12は、ノズル内の流れを3次元的に捉えた場合に超音速ノズル設計装置100が超音速ノズル200を設計する際の動作例を説明するためのフローチャートである。
ステップST11:
超音速ノズル設計装置100の演算部102は、スロート部202付近のマッハ数M=1.1、ガス流の比熱費γ、任意のノズル壁面の曲率Rωt、スロート部202における径Rtに基づき、スロート部付近の仮想音速線を算出する。
演算部102は、ノズル内の速度分布(u,v)を適当な値に決定する。
ステップST3:
演算部102は、ノズル内の速度分布を基に、ホドグラフ面における特性曲線網を、上述した式(21)−(24)を基に、スロート部付近の仮想音速線を任意の数に分割し、その各点からノズル下流に向けて順次算出する。
演算部102は、ステップST3において算出したホドグラフ面における特性曲線網を基に、式(20)を使用して、物理面における特性曲線網を算出する。同時に、各点におけるマッハ数も算出する。
ステップST5:
演算部102は、ステップST4において算出した物理面における特性曲線網と、ガス流出口205における希望のマッハ数を基に、超音速ノズル200の中心軸に沿った断面におけるノズル壁面の形状を決定する。
従って、初期条件を様々に変えることで、多様なニーズに応じた超音速ノズルを容易に設計することが可能となる。
図13は、超音波ノズル製造装置300の構成の一例を示した図である。
データ入力部301において設計データを入力する手段は様々である。例えば、設計データを記録した記録媒体(DVD、CD等)を読み込む、超音波ノズル設計装置100と通信可能に接続することにより設計データの転送を受ける、キーボード等の操作デバイスにより設計データの数値の入力を受け付ける、等の方法が考えられる。
加工部303は、例えば旋盤(NC旋盤)等の工作機械であり、中刳り等でノズルを製作する。
Claims (7)
- 2次元等エントロピガス流が流入される導入部に連続し、断面積が最小である最小径部と、当該最小径部に連続する初期膨張部と、当該最小径部に連続する相殺部と、を有する超音速ノズルの設計を行う超音速ノズル設計装置であるコンピュータが実行するプログラムであって、
前記初期膨張部の中心軸に沿った断面を、前記最小径部を起点として、前記中心軸に沿って径が大きくなる曲線と近似する折れ線によって近似するとき、
初期条件として、前記折れ線の数、前記折れ線における傾き角、前記最小径部における直径、前記各折れ線の長さ、前記ラバルノズル中を流れるガスの比熱比及び前記最小径部におけるマッハ数を入力する第1の手順と、
前記第1の手順において入力された前記比熱比を基に、前記超音速ノズル各部のマッハ数をプラントルマイヤ関数によって算出する第2の手順と、
前記第2の手順において算出された前記超音速ノズル各部のマッハ数を基に、マッハ角を算出し、前記初期膨張部の前記折れ線から発生する前記衝撃波の傾きを算出する第3の手順と、
前記第3の手順において算出された前記初期膨張部の前記折れ線から発生する前記衝撃波の傾きを基に、前記衝撃波が前記相殺部の壁面に入射する位置を算出する第4の手順と、
前記第4の手順において算出された前記衝撃波が前記相殺部の壁面に入射する位置を結ぶことにより、当該相殺部の形状を生成する第5の手順と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 2次元等エントロピガス流が流入される導入部に連続し、断面積が最小である最小径部と、当該最小径部に連続する初期膨張部と、当該最小径部に連続する相殺部と、を有する超音速ノズルの設計を行う超音速ノズル設計装置であって、
前記初期膨張部の中心軸に沿った断面を、前記最小径部を起点として、前記中心軸に沿って径が大きくなる曲線と近似する折れ線によって近似するとき、
前記超音速ノズル設計装置は、
初期条件として、前記折れ線の数、前記折れ線における傾き角、前記最小径部における直径、前記各折れ線の長さ、前記ラバルノズル中を流れるガスの比熱比及び前記最小径部におけるマッハ数の入力を受け付ける入力部と、
演算部と、
を有し、
前記演算部は、
前記入力部に入力された前記比熱比を基に、前記超音速ノズル各部のマッハ数をプラントルマイヤ関数によって算出し、
前記算出した前記超音速ノズル各部のマッハ数を基に、マッハ角を算出し、前記初期膨張部の前記折れ線から発生する前記衝撃波の傾きを算出し、
前記算出した前記初期膨張部の前記折れ線から発生する前記衝撃波の傾きを基に、前記衝撃波が前記相殺部の壁面に入射する位置を算出し、
前記算出した前記衝撃波が前記相殺部の壁面に入射する位置を結ぶことにより、当該相殺部の形状を生成する
超音速ノズル設計装置。 - 2次元等エントロピガス流が流入される導入部に連続し、断面積が最小である最小径部と、当該最小径部に連続する初期膨張部と、当該最小径部に連続する相殺部と、を有する超音速ノズルを製造する超音速ノズル製造方法であって、
前記初期膨張部の中心軸に沿った断面を、前記最小径部を起点として、前記中心軸に沿って径が大きくなる曲線と近似する折れ線によって近似するとき、
初期条件として、前記折れ線の数、前記折れ線における傾き角、前記最小径部における直径、前記各折れ線の長さ、前記ラバルノズル中を流れるガスの比熱比及び前記最小径部におけるマッハ数を入力する第1の工程と、
前記第1の工程において入力された前記比熱比を基に、前記超音速ノズル各部のマッハ数をプラントルマイヤ関数によって算出する第2の工程と、
前記第2の工程において算出された前記超音速ノズル各部のマッハ数を基に、マッハ角を算出し、前記初期膨張部の前記折れ線から発生する前記衝撃波の傾きを算出する第3の工程と、
前記第3の工程において算出された前記初期膨張部の前記折れ線から発生する前記衝撃波の傾きを基に、前記衝撃波が前記相殺部の壁面に入射する位置を算出する第4の工程と、
前記第4の工程において算出された前記衝撃波が前記相殺部の壁面に入射する位置を結ぶことにより、当該相殺部の形状を生成する第5の工程と、
前記第5の工程において生成された形状データを工作機械に入力する第6の工程と、
前記工作機械が、前記第5の工程において入力された形状データ通りに超音速ノズルを製造する第7の工程と、
を有する超音速ノズル製造方法。 - 2次元等エントロピガス流が流入される導入部に連続し、断面積が最小である最小径部と、当該最小径部に連続する初期膨張部と、当該最小径部に連続する相殺部と、を有する超音速ノズルであって、
前記初期膨張部の中心軸に沿った断面が、前記最小径部を起点として、前記中心軸に沿って径が大きくなる曲線と近似する折れ線によって近似される
前記請求項2の超音速ノズル設計装置によって設計される超音速ノズル。 - 超音速ノズルの形状を設計する超音速ノズル設計装置であるコンピュータが実行するプログラムであって、
前記超音速ノズルが、断面積が最小となる最少径部と、前記超音速ノズルの出口部までの部位である末広部と、を有する場合に、
前記末広部内の前記最小径部におけるマッハ数と、比熱比と、前記最少径部の断面積とで規定される関数に基づく仮想音速線の曲率半径を、任意のノズル壁面の半径比率と、最少径部半径と、前記比熱比とによって規定される関数に基づいて算出する第1の手順と、
前記第1の手順において算出された前記仮想音速線を任意の数で分割して分割した各点における速度分布を決定する第2の手順と、
前記第2の手順において決定された速度分布を基に、前記分割された音速線上の各点における2次元速度空間として規定されるホドグラフ面における特性曲線を、最少径部からノズル出口部に向けて逐次決定する第3の手順と、
前記第3の手順において決定された、前記ホドグラフ面における特性曲線を基に、前記超音速ノズル内の各位置での音速線の前記分割された各点上における物理面の特性曲線を決定する第4の手順と、
前記第4の手順において決定された前記物理面の特性曲線を基に、前記超音速ノズルの形状を決定する第5の手順と、
を前記コンピュータに実行させるプログラム。 - 超音速ノズルの形状を設計する超音速ノズル設計装置であって、
前記超音速ノズルが、断面積が最小となる最少径部と、前記超音速ノズルの出口部までの部位である末広部と、を有する場合に、
前記超音速ノズル設計装置は、
初期値となるノズル壁面の半径比率及びスロート部半径の入力を受け付ける入力部と、
演算部と、
を有し、
前記演算部は、
前記末広部内の前記最小径部におけるマッハ数と、比熱比と、前記最少径部の断面積とで規定される関数に基づく仮想音速線の曲率半径を、任意のノズル壁面の半径比率と、最少径部半径と、前記比熱比とによって規定される関数に基づいて算出し、
前記算出した前記仮想音速線を任意の数で分割して分割した各点における速度分布を決定し、
前記決定した速度分布を基に、前記分割された音速線上の各点における2次元速度空間として規定されるホドグラフ面における特性曲線を、最少径部からノズル出口部に向けて逐次決定し、
前記決定した、前記ホドグラフ面における特性曲線を基に、前記超音速ノズル内の各位置での音速線の前記分割された各点上における物理面の特性曲線を決定し、
前記決定した前記物理面の特性曲線を基に、前記超音速ノズルの形状を決定する
超音速ノズル設計装置。 - 超音速ノズルの形状を設計し、設計した超音速ノズルを製造する超音速ノズル製造方法であって、
前記超音速ノズルが、断面積が最小となる最少径部と、前記超音速ノズルの出口部までの部位である末広部と、を有する場合に、
前記末広部内の前記最小径部におけるマッハ数と、比熱比と、前記最少径部の断面積とで規定される関数に基づく仮想音速線の曲率半径を、任意のノズル壁面の半径比率と、最少径部半径と、前記比熱比とによって規定される関数に基づいて算出する第1の工程と、
前記第1の工程において算出された前記仮想音速線を任意の数で分割して分割した各点における速度分布を決定する第2の工程と、
前記第2の工程において決定された速度分布を基に、前記分割された音速線上の各点における2次元速度空間として規定されるホドグラフ面における特性曲線を、最少径部からノズル出口部に向けて逐次決定する第3の工程と、
前記第3の工程において決定された、前記ホドグラフ面における特性曲線を基に、前記超音速ノズル内の各位置での音速線の前記分割された各点上における物理面の特性曲線を決定する第4の工程と、
前記第4の工程において決定された前記物理面の特性曲線を基に、前記超音速ノズルの形状を決定する第5の工程と、
前記第5の工程において生成された形状データを工作機械に入力する第6の工程と、
前記工作機械が、前記第5の工程において入力された形状データ通りに超音速ノズルを製造する第7の工程と、
を有する超音速ノズル製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009274735A JP5395644B2 (ja) | 2009-12-02 | 2009-12-02 | 超音速ノズル設計装置、プログラム、超音速ノズル製造方法及び超音速ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009274735A JP5395644B2 (ja) | 2009-12-02 | 2009-12-02 | 超音速ノズル設計装置、プログラム、超音速ノズル製造方法及び超音速ノズル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011117033A JP2011117033A (ja) | 2011-06-16 |
JP5395644B2 true JP5395644B2 (ja) | 2014-01-22 |
Family
ID=44282688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009274735A Active JP5395644B2 (ja) | 2009-12-02 | 2009-12-02 | 超音速ノズル設計装置、プログラム、超音速ノズル製造方法及び超音速ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5395644B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR112014024696B1 (pt) | 2012-04-04 | 2021-12-14 | General Fusion Inc | Sistema e método para proteger um gerador de plasma com um dispositivo de controle de jato |
CN102606565B (zh) * | 2012-04-13 | 2013-10-30 | 中国人民解放军国防科学技术大学 | 超声速流道的实现方法及装置 |
US9009966B2 (en) * | 2013-03-15 | 2015-04-21 | Northrop Gurmman Systems Corporation | Internal/external single expansion ramp nozzle with integrated third stream |
CN111159814B (zh) * | 2019-12-19 | 2024-02-09 | 中国航天空气动力技术研究院 | 一种具有拐弯入口及高长细比的矩形超声速喷管的设计方法及构型 |
CN112417776B (zh) * | 2020-11-10 | 2024-10-01 | 西北工业大学 | 一种斜激波参数几何作图求解方法及装置 |
CN113484533B (zh) * | 2021-07-05 | 2024-02-27 | 中国人民解放军国防科技大学 | 基于图像处理的可见光-红外光耦合流场测量系统 |
KR102534023B1 (ko) * | 2021-11-25 | 2023-05-26 | 현대제철 주식회사 | 초음속 산소 노즐 |
CN115358101B (zh) * | 2022-10-21 | 2022-12-20 | 中国空气动力研究与发展中心设备设计与测试技术研究所 | 一种基于声速解和特征线逆推的喷管设计方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4947358B2 (ja) * | 2007-02-09 | 2012-06-06 | タマティーエルオー株式会社 | 物理蒸着装置および物理蒸着方法 |
JP5438892B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2014-03-12 | 田中貴金属工業株式会社 | 金属酸化膜の形成方法及び物理蒸着装置 |
-
2009
- 2009-12-02 JP JP2009274735A patent/JP5395644B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011117033A (ja) | 2011-06-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5395644B2 (ja) | 超音速ノズル設計装置、プログラム、超音速ノズル製造方法及び超音速ノズル | |
Schmid et al. | Supersonic gas jets for laser-plasma experiments | |
El Hassan et al. | Time-resolved stereoscopic particle image velocimetry investigation of the entrainment in the near field of circular and daisy-shaped orifice jets | |
Tabbara et al. | Study on process optimization of cold gas spraying | |
Yin et al. | Effect of injection pressure on particle acceleration, dispersion and deposition in cold spray | |
Li et al. | Mass, momentum, and energy transfer in supersonic aerosol deposition processes | |
JP6895162B2 (ja) | 超音速フリージェット物理蒸着装置で用いる超音速ノズル、超音速フリージェット物理蒸着装置で用いる超音速ノズルの製造方法、超音速フリージェット物理蒸着装置で用いる超音速ノズルの設計方法及びコンピュータプログラム | |
Narayana et al. | Simulation of convergent divergent rocket nozzle using CFD analysis | |
Chen et al. | Experiment and simulation research on abrasive water jet nozzle wear behavior and anti-wear structural improvement | |
Arun Kumar et al. | Empirical scaling analysis of supersonic jet control using steady fluidic injection | |
Mauer | Numerical study on particle–gas interaction close to the substrates in thermal spray processes with high-kinetic and low-pressure conditions | |
Yeganeh et al. | Numerical modeling of aerosol deposition process | |
Aravindh Kumar et al. | Nozzle aspect ratio effect on supersonic elliptic jet mixing | |
JP5620137B2 (ja) | 超音速ノズルおよび切削工具 | |
Bierschenk et al. | Gas and ceramic particle velocities for micro-cold spray | |
Chavan et al. | Influence of nozzle throat cross section on microstructure and properties of cold sprayed coatings | |
Gritskevich et al. | Numerical investigation of flow near a round exhaust channel screened by an annular swirled jet | |
Sanzone et al. | Impact of the gas dynamics on the cluster flux in a magnetron cluster-source: Influence of the chamber shape and gas-inlet position | |
Li et al. | Analysis of ground distance effect on hypervelocity jet flow and stability of projectile in half-space | |
Volkov et al. | Gas dynamics of a recessed nozzle in its displacement in the radial direction | |
Gabor et al. | Numerical studies on cold spray particle deposition using a rectangular nozzle | |
Long et al. | Characteristics of swirling and precessing flows generated by multiple confined jets | |
Patil et al. | Sonic elliptic jet control with corrugated limiting tab | |
Cheng et al. | Mathematical modeling of high velocity oxygen fuel thermal spraying: an overview | |
Thale et al. | Impact force of an air-in-liquid compound drop |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121203 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20130201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131018 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5395644 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |