JP5393894B2 - 通信ネットワークにおけるシステムのシミュレーションのための方法及び装置 - Google Patents

通信ネットワークにおけるシステムのシミュレーションのための方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は通信ネットワークの分野、具体的には通信ネットワークにおけるノードの規模決定に関する。
通信ネットワークは、多数の相互接続した各種の形式のノードからなる、高度に複雑な構造体であり、そこでは、数多くの異なる送信経路に、大量のシグナリングとユーザ・データを経路指定することができる。装置コストを合理的な水準で保ちながら、通信ネットワークの容量がそのユーザの送信期待に応えることができることを保証するため、特定のトラヒック挙動またはあるエリア内の特定のトラヒック負荷をサポートするために必要なノード数を推定する方法が望まれる。新しい通信システムの規模を決定する場合には、既存の通信ネットワークの容量を変化する需要に適合させるプロセスにおいてと同様、そのような推定を役立てることができる。
通信ネットワークの規模決定のための既存の方法は、典型的には、希望のネットワーク特性を数値的に計算するために数値モデルを使用し、それによって設計プロセスの間のネットワーク計画技術者を支援する。そのような方法の例は、非特許文献1の第8章に、同様に非特許文献2に与えられている。
そのような数値的な規模決定モデルは、典型的には非常に複雑であり、しばしば、規模決定される予定のシステムの物理特性、ネットワークのユーザの挙動、および、具体的には無線基地の通信ネットワークの場合では、ネットワークの地理的環境からなる仮定に基づいている。数値モデルの品質は、実世界のネットワークの規模決定に対する、得られた結果の無矛盾性および適応性を決定するので、そのような数値モデルはできるだけ正確である必要がある。しかしながら、これらのシステムの複雑性のため、希望の正確さを獲得することは非常に困難である。計画および最適化の方法がどれだけ正確であっても、もし不正確なモデルを使用するなら、結果は実用にならないであろう。
H.HolmaおよびA.Toskala編、"UMTSのためのWCDMA(WCDMA for UMTS)"、John Wiley&Sons、Ltd、2004年 Upaso等、"WiMAXネットワークのための無線ネットワークの規模決定及び計画(Radio Network Dimensioning and Planning for WiMAX Networks)"、Fujitsu Sci. Tech.J、Vol.42、4、P.435−450 M.J.Atallah編、"計算のアルゴリズムと理論ハンドブック(Algorithms and Theory of Computation Handbook)"、CRC Press 1999年、31章 V.ChandraおよびM.R.Rao、"線形計画法(Linear Programming)"
本発明が関する問題は、通信ネットワークにおける負荷を予測する、より効率的な方法をいかに獲得するかにある。
この問題については、システムにおけるリソースの負荷の予測値を獲得するため、通信ネットワークのシステムをシミュレーションする方法によって対処する。負荷を予測する予定のリソースは、例えば、処理リソースまたはデータ記憶リソースであってよい。本方法は、負荷予測装置の入力で、m個の異なるときti{i=1...m}に参照システムにおいて発生するn個のイベントに対する強度値{aij、i=1...m、j=1...n}を受信するステップであって、イベントjの発生によりリソース量xjが必要となるステップと、前記負荷予測装置の入力で、m個の異なるときtiに参照システムにおける総負荷Liの値を受信するステップ(210)と、前記負荷予測装置の入力で、負荷が予測されるシステムのシナリオにおけるn個のイベントの各々に対する強度値{bpi}を受信するステップとを有する。本方法には、負荷予測装置において、次式で記述される目的関数Sを最適化することを更に含む。
S=ΣJ=1 n(bpjxj),
この式は下記の式(3)によって記述される線形不等式制約の条件化にあり、yおよびzは参照システムの測定された総負荷Lの関数であり、本最適化は、目的関数Sの少なくとも一つの最適化結果をもたらし、システムにおける総負荷の予測値Lを獲得できる。
本問題については、システムにおけるリソースの負荷の予測値を獲得するため、通信ネットワークにおけるシステムをシミュレーションするためのシミュレーション装置によって更に対処する。このシミュレーション装置は、m個の異なるときtに参照システムにおいて発生するn個のイベントに対する強度値{aij、i=1...m、j=1...n}を受信するよう配置した入力部であって、イベントjの発生によりリソース量xjが必要とされる入力部と、m個の異なるときtiに参照システムにおける総負荷Liの値を受信するよう配置した入力部と、負荷が予測されるシステムのシナリオにおける、n個のイベントの各々に対する強度値{bpj}を受信するよう配置した入力部とを有する。前記シミュレーション装置には、前記入力部に接続した最適化メカニズムを更に備える。最適化装置は、参照システムにおける総負荷Liの受信した値から上限境界ziおよび下限境界yiを決定し、
S=ΣJ=1 n(bpjxj),
で記述される目的関数Sを最適化し、この式は、本最適化が目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果をもたらし、それによって、システムにおける総負荷の予測値Lpを獲得できるような方法で、そして目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果を表わす信号を分配するため、下記の式(3)によって記述される線形不等式制約の条件化にある。
また本問題については、システムにおけるリソースの負荷の予測値を獲得するため、通信ネットワークにおけるシステムをシミュレーションするコンピュータ・プログラムによって、および、コンピュータ・プログラムを記憶するコンピュータ読取可能手段を備えるコンピュータ・プログラム製品によって更に対処する。
シミュレーション方法、装置およびコンピュータ・プログラムにより、一定のシナリオで、通信ネットワークにおけるシステムの負荷のより正確な予測値をより簡単な手段により獲得することができる、ということが実現される。本シミュレーション・モデルは、装置の物理特性についてだけでなく、負荷を予測する予定のシステムの地理的環境についても、いかなる仮定または推定を必要としない。更に、異なるユーザ挙動シナリオに対して、予測値は容易にかつ素早く獲得できるが、その理由は、ユーザ挙動はシステム・モデルの一部を構成するのではなく、むしろ最適化モデルを形成するための入力として使用されるからである。
目的関数の最適化は、線形計画法により効率的に実行可能である。
一つの実施形態では、不等式制約のための境界は、参照システムの測定した総負荷Lの各々の値から抽出される。例えば、下限境界はyi=Li(1−ρ)によって与えられてもよく、上限境界はzi=Li(1+δ)によって与えられてもよい。これらは不等式制約のための上限および下限境界の十分な定義であることが判明したが、それにより総負荷の正確な予測値が獲得できる。
本発明の一つの実施形態では、目的関数Sの最小結果Sminおよび最大結果Smaxに到達するよう、目的関数Sを最適化し、負荷予測値Lpは、目的関数Sの最小結果Sminおよび最大結果Smaxの関数として獲得される。負荷予測値は、例えば、最小結果と最大結果の平均値として獲得されてもよい。この実施形態は高い精度の負荷予測値を与えることが判明した。
一つの応用では、通信ネットワークにおけるシステムの負荷を監視するために、本技術を使用することができる。この応用では、参照システムと、負荷予測値を決定する予定のシステムとは同じであり、負荷を予測する予定のシナリオを表わす受信強度値{bpj}は、時間tcにおける特定のポイントでのシステムのn個のイベントの強度の測定値から獲得されている。この応用では、本方法には更に、目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果を使用して、総負荷の予測値Lpを生成するステップと、予測される総負荷の、時間tcにおける特定のポイントで獲得した測定値Lmを受信するステップと、時間tcで予測した総負荷Lpを、時間tcで測定した総負荷Lmと比較するステップと、測定した総負荷Lmが予測した総負荷Lpから所定の値以上に逸脱しているなら、測定した総負荷Lmが予測した総負荷Lpから逸脱しているとの表示を生成するステップとを輸数る。
この応用では、負荷監視装置が提供されてもよく、本負荷監視装置には、上記で説明したシミュレーション装置を備え、シミュレーション装置の最適化メカニズムからの出力を受信するよう配置した予測生成メカニズムを更に備える。予測生成メカニズムは、目的関数Sの少なくとも一つの最適化結果を使用して、総負荷の予測値Lpを生成するよう、そしてシミュレーション装置の出力(420)で前記予測値を表わす信号を配信するよう配置される。負荷監視装置には、予測する予定の総負荷の測定値Lmを受信するよう配置した入力と、前記入力に接続し、シミュレーション装置から、予測した総負荷を表わす出力信号を受信するよう更に構成した性能検査メカニズムとを更に備える。性能検査メカニズムは、予測した総負荷Lpを測定した総負荷Lmと比較し、もし測定した総負荷Lmが、それが比較される予測した総負荷Lpから所定の値以上逸脱しているなら、その表示を生成するよう、更に構成される。
この応用は、もしシステムの性能がリソース問題により悪化するなら、早期の警報の発行を容易にしている。
もう一つの応用では、本技術は、通信ネットワークにおけるシステムの規模決定で使用可能である。この応用では、予測されるシステムの総負荷の予測値Lpを生成するため、目的関数Sの少なくとも一つの最適化結果を使用する。本方法は、目的関数Sの少なくとも一つの最適化結果を使用して、総負荷の予測値Lpを生成するステップと、システムにおける総負荷の予測値Lpから、シミュレーションされたシステムの適当な規模の値を抽出するステップと、適当な規模の前記値を表わす信号を生成するステップとを有する。
この応用では、通信ネットワークにおけるシステムの規模決定のための規模決定装置が提供される。規模決定装置には、上記で説明したシミュレーション装置を備えるが、シミュレーション装置には最適化メカニズムから出力を受信するよう構成した予測生成メカニズムを備えており、予測生成メカニズムは、目的関数Sの少なくとも一つの最適化結果を使用して総負荷の予測値Lpを生成するよう、そしてシミュレーション装置の出力で前記予測値を表わす信号を配信するよう構成される。規模決定装置には、シミュレーション装置から前記予測値を表わす出力信号を受信するよう配置し、そして、システムにおける総負荷の予測値Lpから、シミュレーションされるシステムの適当な規模の値を抽出して、適当な規模の前記の値を表わす信号を生成するよう配置した、規模抽出メカニズムを更に備える。
この応用により、新規および既存のシステムの効率的な規模決定が可能となる。
本発明の更なる側面は、以下の詳細な説明および添付の特許請求の範囲において示される。
WCDMA標準により動作する通信システムの概略図である。 特定のシナリオにおけるシステムの負荷を予測する方法の実施形態を示すフローチャートである。 図2の負荷予測方法を使用した規模決定方法の実施形態を示すフローチャートである。 図2の負荷予測方法を使用した規模決定方法の実施形態を示すもう一つのフローチャートである。 図2の負荷予測方法を使用した負荷監視方法の実施形態を示すフローチャートである。 負荷予測装置の実施形態の概略図である。 図4の負荷予測装置を備える規模決定装置の実施形態の概略図である。 図4の負荷予測装置を備える負荷監視装置の実施形態の概略図である。 図6aの負荷監視装置を備える通信ノードの概略図である。 図4の負荷予測装置の代替的表現である。 RNCの専用処理ボードのための時間で異なるポイントにおけるキー・イベント強度と総処理負荷の測定値を示す表である。 RNCの専用処理ボードのための時間の関数として、総処理負荷の測定値、同じく総処理負荷の予測値を示すグラフである。
略語
BSC 基地局制御装置
BTS 基地局
CPU 中央処理ユニット
CS 回線交換
FIFO 先入れ先出し
GGSN ゲートウエイGPRSサポート・ノード
GSM グローバル移動通信システム
HLR ホーム・ロケーション・レジスタ
HS 高速
KBPS キロビット/秒
LTE ロング・ターム・エボリューション
MGW メディア・ゲートウエイ
MP 主プロセッサ
MSC 移動サービス交換局
O&M 運用と保守
PS パケット交換
RNC 無線ネットワーク制御装置
SGSN サービングGPRSサポート・ノード
WCDMA 広帯域符号分割多元接続
UP ユーザ・プレーン
PM 性能測定
RANAP 無線アクセス・ネットワーク・アプリケーション部。
図1は、WCDMA標準により動作する移動無線ネットワークの形式で、通信ネットワーク100、または略してネットワーク100を概略的に示す。図1のネットワーク100には、MSC110を含むコア・ネットワーク105、HLR115、SGSN120およびGGSN125を備える。コア・ネットワーク105は、インターネット130に、同様に、更なるノード(図示せず)を備えるその他のネットワーク133に接続される。ネットワーク100には、RNC135を備える無線アクセス・ネットワークと無線基地局140を更に備え、無線アクセス・ネットワークはコア・ネットワーク100に接続されている。加えて、図1のネットワーク100には、RNC135とコア・ネットワーク105のノードに接続されるO&Mノード145を備える。ネットワーク100では、通信デバイス150はお互いと、およびその他のネットワークの通信デバイスと通信してもよい。ネットワーク100は、典型的にはまた、図1に示すもの以外の多数のノードを含む。
図1のネットワーク100は例としてのみ与えられたものであり、ここで議論する技術は、WCDMA標準により動作するネットワーク100に限定されないばかりでなく、移動無線ネットワークにも限定されないが、以下で更に議論するように、異なるイベントの大部分のリソース要求条件が線形特性である、任意の通信ネットワーク100のノードに適応可能である。
上記に述べたように、通信ネットワーク100は非常に複雑な構造であり、その正確なモデル化は困難である。それ故に、ユーザ挙動、ネットワークを形成するエンティティの物理特性等が仮定された数値計算に基づく規模決定方法は複雑であり、しばしば十分な正確さを提供していない。
しかしながら、電気通信ネットワーク、同じくその他の通信ネットワーク100は基本的には線形システムであり、ネットワーク・ノードからの出力は、通常ノードに与えられる入力に比例する。例えば、通信ネットワーク100内のノードの処理負荷は、通常、ノードへの入力に対して線形であり、RNC135内のプロセッサのCPU負荷は、RNCプロセッサが処理する制御プレーンのシグナリングおよびユーザ・プレーンのトラヒックに対して線形であり、HLR115のCPU負荷は、HLRプロセッサ等が処理する制御プレーンのシグナリングに対して線形である。
ネットワーク100またはネットワーク100の一部で発生する多くの異なるキーイベントにより生じる負荷の和として、ネットワーク100またはネットワーク100の一部の負荷を調べる線形システムとしてネットワーク100またはネットワーク100の一部をモデル化することにより、異なるキー・イベントの強度の特定の集合について、ネットワーク100またはネットワーク100の一部の総負荷の正確な推定値を獲得することができる。以下においては、負荷が推定されるシステムは、予測予定システム、または略してシステムと呼ぶ。例えば、予測予定システムは、通信システム100における物理ノード、またはコア・ネットワーク105におけるMSC機能のようなネットワーク100またはネットワーク100の一部における論理ノードの集合、または完全な通信ネットワーク100、またはその負荷がシステムへの入力に基本的に線形的に依存する様な任意のシステムであり得る。ここで、システムで発生する可能性のあるイベントを称するために用語イベントを使用するが、その発生には、負荷を予測する予定であるリソースの量を必要とする。キー・イベントとは、シミュレーション・モデルで考慮するイベントである。
処理能力、データ記憶容量および周波数帯域幅は、以下で説明するシミュレーション技術が効率的に負荷を予測できるリソース形式の例である。
本技術の負荷予測は、多くの要素に線形に依存するとして行う予測予定システムの要素モデル化に基づいており、要素とは、予測予定システムで発生する可能性のある特定のトラヒック・イベントが生成する負荷として定義される。時間の特定のポイントで線形のイベントが生成する負荷は、次式のように定義される。
event=xevent×aevent (1)、
ここでxeventは、本イベントを一度実行するためのリソースの必要量を示し、イベント・コストとも称され、aeventは予測予定システムにおける特定のイベントの強度を示す。例えば、イベントとは、例えば通話または(シグナリング・データを含む)データの送信のような、データ送信関連のイベントであることができ、その場合にはイベント強度aeventは、データのスループットとして定義することが可能であり、データのスループットは単位時間毎の送信データの量の尺度である。また、イベントは、例えばハンドオーバ、位置更新、接続設定、接続解放、データ・パケットの経路指定等の性能のような制御プレーン関連のイベントであってもよい。そのような場合では、aeventはイベントの発生の頻度として定義することができる。総処理負荷を予測するシミュレーション技術の実装においては、xeventはイベントを実行するという処理要求を示す可能性があり、総データ記憶容量を予測する実装では、xeventはイベントのデータ記憶要求を示すことができる可能性があり、一方総帯域幅要求を予測する実装では、xeventはイベントを実行するために必要な帯域幅の量を示してもよい。幾つかの環境では、システムが実行する背景活動に関連するイベントを含むことと、この背景活動関連イベントのためのイベント強度を一定の値、例えばaevent=1に設定することとは、有利であり得る。例えば、システムの処理負荷を予測する場合、これは有用でありうる。例えば、ユーザ活動またはトラヒックが全くない場合でも、セル関連活動が生成する、RNC135における汎用ボード・プロセッサへのいくらかの負荷が通常は存在するであろう。一定の強度の背景活動イベントを導入することにより、負荷シミュレーションにおいて、これらの背景活動の処理要求を考慮することができる。
予測予定システムの総負荷Lは
L=ΣLevent (2)、
により記述できる。ここで、合計は予測予定システムで発生する全てのイベントに対して行われる。
式(1)および(2)で記述した要素方法の精度は、異なるxeventに使用される値の精度、即ちイベントを実行するために必要なリソースの要求量の推定に依存する。更に、要素方法の精度は、各イベントの推定強度aeventの精度に依存する。もし予測予定システムで発生する各イベントのリソース要求xeventと、同様に各イベントの強度とが既知であるなら、式(1)および(2)を使用することにより、システムLの総負荷を容易に決定できる。通常、既存のネットワーク100でイベント強度aeventの有益な予測を測定できるか、または良好な精度で推定できる。しかしながら、個々のイベントのリソース要求xeventは、典型的には未知である。個々のイベントのリソース要求は、例えば、実験用環境で実験的に推定できる。しかしながら、リソース要求xeventは、ネットワークを形成する装置の異なるハードウエアおよびソフトウエアのリリース間でしばしば著しく異なり、多くのイベントのリソース要求を決定するために必要な実験的作業量は、通常、非常に大きい可能性がある。
或いは、システムを線形システムとしてシミュレーションすることから、システムの総負荷を決定できるが、本シミュレーションは参照システム(予測予定システムと同じであってもよく、同じでなくてもよい)から獲得した測定値に基づいている。参照システムが予測予定システムと異なる場合、ユーザ挙動に関して、タイマのような各種のパラメータの設定に関して、予測予定システムが移動無線ネットワーク100等である場合にはトポロジー的環境に関して、予測予定システムに類似な特性を持つよう、参照システムを都合よく選択できる。
参照システムで発生するキー・イベントの数nに対するイベント強度aeventの、時間におけるm個の異なるポイントで獲得される測定値、並びに時間でm個の異なるポイントにおける参照システムの総負荷Lの測定値は、キー・イベントの線形挙動を仮定するシミュレーション・モデルを形成するために使用できる。最適化問題は、シミュレーション・モデルおよびシミュレーション予定のシナリオにおける予測予定システムのイベント強度の集合の使用によって定義され、シミュレーションが行われるシナリオでのシステムの総負荷の予測値を獲得するために解決し得る。この新しいシミュレーション・モデルでは、キー・イベントの正確なリソース要求は定義される必要はないが、代わりに、異なるキー・イベントのリソース要求間のm個の異なる関係をモデル定義で使用する。
強度が測定されるキー・イベントは、例えば、積xevent×aeventが最大であると推定されるn個のイベントとして、または、参照システムにおいて使用済みの規模決定予定のリソースの過半数(例えば、70%、80%または90%...)の使用を占めるよう処理が推定されるイベントとして、または任意のその他の適当な方法で、選択できる。また、参照システムの総負荷Lは、時間でm個の異なるポイントで測定される。
n個の異なるイベントのイベント強度のm個の測定値から、下記のようなm個の不等式の集合が決定されてもよい。
1≦a111+...+a1jj+...+a1nn≦z1



i≦ai11+...+aijj+...+ainn≦zi



m≦am11+...+amjj+...+amnn≦zm (3)
ここで、xjは、j番目のキー・イベントを実行するためのリソースの要求量を示し;aijは、時間におけるi番目のポイントでのj番目のキー・イベントの強度を示し、そして境界yiおよびziは、時間におけるi番目のポイントで測定したシステム負荷Liの依存において決定される。これは、代わりに、次の行列形式で書くことができる。
Y≦A・X≦Z (3)、
ここでAはm*nの定数行列であり、Xはn*lの変数列ベクトルであり、YおよびZはm*lの定数列ベクトルである。
上限ziはzi≧Liのように設定され、または下限yiはyi≦Liのように設定され、またはその両方である。式の集合(3)中で等式ではなく不等式を使用することにより、キ−・イベントの集合に含まれたイベントのリソース要求xの非線形挙動のみならず、n個のイベントの集合の一部として選択されていないイベントが説明されてもよい。非線形挙動を示す可能性のあるイベントの例は探索であり、非線形処理負荷を生成できる。
不等式の集合(3)は、キー・イベントの強度の集合によって定義された任意のシナリオにおいて、キー・イベントの集合が生成する総負荷Lを予測することに使用されてもよい。強度の参照測定値が取得された時間上のポイントからこのシナリオを区別するため、このシナリオにおけるイベント強度はbpjと示され、総負荷を予測するシナリオにおけるn個の異なるキー・イベントのn個の強度は、{bpj、j=1...n}で示されるであろう。例えば、以下で更に議論されるように、線形計画法により総負荷を予測することができる。
多くの方法でシステムの負荷の予測を使用することができる。以下では、予測予定システムの処理負荷の予測に関して負荷予測を議論する。説明のために、本技術により予測できる負荷の形式の例として処理負荷を与える。しかしながら、説明する技術は、その他のリソースの負荷予測にも等しく応用できるが、リソースの負荷は線形挙動によって説明できるものである。
新しいシステム、例えば新しい通信ノードまたはネットワーク100の規模決定において、処理負荷の予測を使用してもよい。この場合、強度aijおよび総負荷Liが測定されたシステムは、予測予定システムと異なる参照システムであり、一方、予測が実行されるシナリオにおける強度{bpj=1...n}は、新しいシステム、即ち予測予定システムに対して推定される。このようにしてこのシナリオに対して獲得された予測総処理能力Lpは、予測予定システムの作業を実行するために、要求される物理ノードの数、および各物理ノードに要求される処理能力を決定する場合に使用することができる。
処理負荷が予測されるシナリオは、推定された強度{bpj、j=1...n}によって定義されるが、例えば、処理負荷予測のこの応用においては、高い負荷シナリオ、例えばピーク負荷シナリオのようなシナリオを反映するように選択できる。システムの実際の処理能力が、予期されるピーク負荷処理負荷をあるマージン、例えば20%または30%を超えるように、多くにシステムは設計される。その結果、予測ピーク負荷の要求を満足させるであろう物理ノードの処理能力は、都合よく選択することができる。
更に、すでに存在するシステムの再規模決定、例えば拡大において、特定のシナリオにおける総処理能力の予測値Lpを使用できる。負荷予測のこの応用では、強度aijおよび総負荷Liの値の測定は、参照システムと予測予定システムとが同じであるように、予測予定システムで有利に実行されている。負荷予測が実行されるシナリオを反映することで、強度{bpj、j=1...n}は、将来のピーク負荷シナリオ、または負荷に関する情報が必要とされる他のシナリオを有利に反映することができる。
加えて、ノード、またはネットワーク100のその他の部分のようなシステムが、規模不足であるか、規模不足になるリスクにさらされていることを通信ネットワーク100の運用者に示すために、総処理能力の予測を使用することができる。負荷予測のこの応用では、強度aijと総負荷Liの測定値を予測予定システムで実行した。更に、負荷予測が実行されるシナリオを反映する強度{bpj、j=1...n}は、予測予定システムの強度の現在の測定値を有利に反映する可能性がある。もし結果の予測総負荷Lpが所定の負荷を超えているなら、またはもし時間の異なるポイントで獲得した予測負荷の傾向が、受け入れ可能な値より高い負荷増加速度を指し示すなら、予測予定システムの負荷が許容レベルを超過しようとしているというリスクを表示するため、表示信号を生成できる。
負荷予測方法の実施形態を図2のフローチャートに示す。図2の方法では、目的関数Sは式(3)の集合が示す制約のもとで最適化されるが、ここで目的関数は、
S=ΣJ=1 n(bpjxj) (4)、
または、ベクトル形式では、
S=Bp・X (4)
のように表現される。
図2の負荷予測ステップ200は、ステップ205−230を含むよう示されている。ステップ205では、参照システム(予測予定システムと同じシステムであっても同じでなくてもよい)のキー・イベントの強度である測定値{aij}の集合を受信する。強度測定値{aij}の集合には、時間的にm個の異なるポイントで、n個の異なるキー・イベントに関して実行された測定の値を含む。ステップ210では、時間的にm個の異なるポイントでの参照システムの総処理負荷{Li}の測定値の集合を受信する。強度測定値{aij}および負荷測定値{Li}は、例えば、O&Mノード145が実行する測定から、または、参照システムの通常動作の間に、参照システム自身が実行する測定から生じ得る。ステップ215で、上限{zi}の集合および下限{yi}の集合が総負荷測定値の集合から決定され、ここで、例えば境界は、
i=Li(1−ρ) (5a)
i=Li(1+δ) (5b)、
のように決定されてもよい。ここで、パラメータρおよびδはゼロより大きく(または等しく)、1より小さい(または等しい)。パラメータρおよびδは同じ値を取ってもよく、または取らなくてもよい。更に、異なるシナリオをシミュレーションする場合、即ち、予測予定システムのキー・イベント強度{bpj}の異なる集合に対して、異なるρおよびδの値を使用してもよい。例えば、特定のシミュレーション・シナリオで使用する予定のρおよびδの値として、式(3)が定義する制約のもとで、式(4)の最適化に解をもたらす可能性のある、ρおよびδの最小値を選択できる。加えて、例えばδi≠δkなどのように、モデル中において時間的に異なるポイントのために、異なるρおよびδの値を使用することができる。
或いは、境界{yi}および{zi}の値を獲得するため、その他の式を使用する可能性もある。式(5a)および(5b)を使用する場合、n個のキー・イベントが、参照システムが処理するイベント全てをいかによく反映しているか、および、参照システムが処理するイベントの線形モデルが、イベントの実際の処理要求にいかによく適合しているかということに依存して、ρおよびδの適当な値は、例えば、5−10%の範囲内である可能性がある。いくつかの環境では、目的関数Sの最適な値を見い出すため、10%以上高いρおよびδまたはそのいずれか一方の値を仮定することが必要である可能性があり、その他のシナリオでは5%より小さな値がふさわしい可能性がある。簡単化のため、ρ=δと設定することがしばしば都合がよい。しかしながら、通常の予測シナリオでは、δより小さな値にρを設定できるが、その理由は、発生するイベントの全てがキー・イベントとして選択される訳ではないという事実が、しばしば、測定した総負荷とキー・イベントが生成した負荷との間の相違の大きな原因となっているためである。
ステップ220で、総負荷を予測する予定のシナリオpにおける予測予定システムのキー・イベント強度{bpj}の推定値を受信する。負荷予測方法の応用に応じて、イベント強度は、例えば、設計予定のシステムの高負荷シナリオの推定値、または現存するシステムの将来の高負荷シナリオの推定値、または現存するシステムのキー・イベントの現在の強度の測定値および/または外挿値である得る。
図2のステップ225で、式(3)および(5a−b)が与える制約のもとで、式(4)の目的関数Sを最適化する。これは、例えば、線形計画法で実行される可能性がある。線形計画法は、線形等式および不等式制約条件のもとでの線形目的関数の最適化にとって、周知の技術である。いくつかの異なるアルゴリズムが、シンプレックス法、内点法等のような線形計画問題を解くために開発されてきたが、これらのアルゴリズムのいずれも本技術で使用できる。線形計画法の説明は、例えば、[非特許文献3]、[非特許文献4]で見い出すことができ、これを参照することにより、本明細書に含まれる。或いは、式(3)および(5a−b)の制約のもとで(4)が与える目的関数Sの最適化は、線形計画法以外のもう一つの最適化方法を使用して実行できる。
式(3)の集合においては、強度測定が実行された時間mのポイント数は、次の(最適化)ステップで適当な予測を達成するため、各式に含まれるキー・イベント数nに有利に等しいか、またはそれに近い可能性がある。もしnより著しく少ない測定ポイントを使用するなら、負荷予測の精度は低いであろうし、もしnより著しく高い数を使用するなら、パラメータρおよびδの不必要に高い値を使用しなければならない可能性があり、これはまた、予測精度を悪化させる可能性がある。
最適化ステップ225で、目的関数の最小値Sminおよび最大値Smaxまたはそのいずれかを獲得するように、目的関数Sは最小化されるか、または最大化されるか、またはその両方の可能性がある。
図2のステップ230で、シナリオpにおける予測予定システムの総負荷Lpの予測値は、ステップ225において獲得した最適値SminおよびSmaxまたはそのいずれかから決定される。システムの予測した処理負荷Lpとシステムの実際の総処理負荷の測定値との間の比較は、総負荷Lpの予測を決定する場合に目的関数Sの最大値および最小値の両方を使用することがしばしば有利であるということを示した。例えば、以下の式から予測した総負荷Lpを獲得できる。
p=(Smax+Smin)/2 (6)
予測した総負荷Lpを決定するため、例えば、Lp=Smax、またはLp=Sminのようなその他の式を使用してもよい。
ステップ205−220を実行する順序は図2に示すものに限定されないが、しかしながら、ステップ215はステップ210の後で最もよく実行される。
或いは、図2の方法には、上記で議論した方法において、参照システムで発生するイベントの大きな集合からn個のキー・イベントを選択するという、更なるステップを含んでもよい。例えば、そのようなステップで選択する予定のキー・イベントの数nを決定できるか、または、例えば、時間でのm個のポイントの各々で、測定値を提供したキー・イベントが総負荷Lのある割合を生成するような方法で、ケース・バイ・ケースの基準により選択する予定のキー・イベントの数nを決定できる。
更に、図2の方法には、時間的なポイントの大きな集合から、キー・イベント強度および総処理負荷の測定を実行する時間的なm個のポイントを選択するというステップを含んでもよい。例えば、値の大きな範囲にわたって、または任意のその他の適当な方法で、時間的なm個の異なるポイントにおける総処理負荷Lの測定値が分散するように、この選択を実行することができる。数mは、例えば、予め決定できるか、ケース・バイ・ケース基準で決定できる。m≒nの関係が保たれるように、数mおよびnを好ましく選択すべきである。
図3a−図3cは、図2に示す負荷予測方法の三つの異なる応用を概略的に示すフローチャートである。図3aは、図2に示す方法により新しいネットワーク100の規模決定を実行するアプリケーションを示す。予測予定システムはネットワーク100から、またはネットワーク100の一部から形成される。ステップ200で、予測予定システムの総処理負荷予測値Lpを生成する。図2に見るように、ステップ200にはステップ205−230を含む。図3aに示すアプリケーションでは、{aij}および{Li}の受信した測定値が、予測予定システムとは異なる他のシステムで実行されたというようにステップ205および210を実行するが、この参照システムは規模決定システムのものと同じような特性を持つことが望ましい。それ故に、ステップ215では、このその他の参照システムでの総負荷測定値から境界{yi}および{zi}を決定する。しかしながら、{bp}の受信した値は、予測予定システムにおける予測シナリオでのキー・イベントの強度の推定値である。例えば、そのような推定値はピーク負荷シナリオを反映する可能性がある。
ステップ300で、予測予定システムのために適当な規模の値を抽出するために、ステップ200で獲得した予測負荷Lpを使用する。例えば、予測予定システムを形成する物理ノードの全ての数Nnode、および物理ノードの規模またはそのいずれかが抽出される可能性がある。例えば、もし異なるモジュールから物理ノードを構築することができるなら、物理ノードを形成するのに要求されるモジュール数Nmoduleとして、物理ノードの規模を定義できる可能性がある。もし単一の物理ノードまたはモジュールの受入れ可能な最大負荷Lmax singleが既知であるなら、例えば、次式から予測予定システムを形成するノード/モジュールの数の適当な値を獲得できる:
N=roundup(Lp/Lsingle max) (7)
予測予定システムの適当な規模を決定する場合、任意の希望の規模のマージンを有利に説明すべきである。
図3aのステップ305で、抽出した規模の表示を生成する。例えば、その様な表示は更なるシステム、ユーザ・インタフェースの出力等に送信される信号であってよい。ステップ310で、図3aの方法を終了する。
図3bは、図2の負荷予測方法のアプリケーションを概略的に示すフローチャートであり、予測予定システムを形成する現在のネットワーク100の一つ以上のノードの規模に関して、既存のネットワーク100の適当な規模を決定する。このアプリケーションでは、図3bに示すように、予測予定システムから、ステップ200のステップ205および210で受信した測定値を有利に獲得できる。ステップ200のステップ220では、{bpj}の受信した値は同様に、拡大(または縮小)予定のネットワーク100の予測予定システムにおける予測シナリオでのキー・イベントの強度の推定値である。例えば、そのような推定値は、期待するピーク負荷シナリオを反映することができる。図3bのステップ300−310は図3aのステップ300−310に対応する。
図3cは、図2の負荷予測方法の応用を概略的に示すフローチャートであり、特定の時間でのシステムの総負荷が、その時間でのシステムの期待する総負荷に対応するかどうかがチェックされる。この応用では、負荷対応チェックが行われるシステムは予測予定システムである。更に、予測予定システムと参照システムは同じである。それ故に、ステップ205および210で受信した測定値は、予測予定システムから獲得した{aij}および{Li}の測定値である。{bpj}の推定値は、時間tcでの予測予定システムにおけるキー・イベントの強度の測定値である。それ故に、ステップ200で獲得した予測総負荷Lpは、時間tcでの予期される総負荷の測定値であろう。ステップ315で、時間tcでの総負荷の測定値Lmを受信する。ステップ320で、Lm(tc)がLp(tc)から著しく逸脱しているかどうかがチェックされる。もし負荷予測モデルが良好なら、即ち、もしモデルを生成するために使用したn個のキー・イベントと時間的なm個のポイントとを注意深く選択したなら、そのような逸脱は、システムが正しく動作していないということの表示であろう。例えば、多くの通信試行がリソース不足のためシステムにより拒否されるなら、通常、測定した処理負荷は予測した処理負荷より大きいであろうが、それは、システムがリソースを探すことと、拒否された通信試行の処理とに処理能力を使っており、それ故に、システムは、本モデルが基づいた通常の方法ではもはや動作しないからである。
例えば、ステップ320における検査には、Lp(tc)に対するLm(tc)の比が或る閾値を超えているかどうかに関するチェックを含み、本閾値は通常1より大きい(例えば1.5)。もしステップ320で著しい逸脱を検出したなら、ステップ325に入り、逸脱表示を生成する。例えば、逸脱表示はユーザ・インタフェースに送信する信号、または更なる解析のためにO&Mノード145に送信する信号であってよい。もし望むなら、本逸脱表示には、逸脱の大きさに関する情報を含むことができる。ステップ330で、プロセスは終了する。もしステップ330で重大な逸脱を全く検出しないなら、最初の入力ステップ325無しにステップ330に入る。
総処理負荷の予測および測定の両方を行う時間tcは、例えば、時間における現在のポイントであってよい。そのため、例えば規則的基準で、なんらかの性能劣化の早期の表示を提供するため、時々負荷予測を実行することができる。また、時間tcは時間において履歴的なポイントである可能性がある。例えば、もしシステムの性能問題を検出するなら、図3cによる時間tcにおける履歴的ポイントの解析は、時間のどのポイントで性能劣化が始まったかを明らかにでき、それ故、トラブルシューティング・プロセスを容易にする。図3cの方法のこの後者のアプリケーションでは、ステップ320を省略でき、もし望むなら、逸脱量にかかわらず、ステップ325で逸脱の大きさを表わす逸脱表示を生成することができる。
図4は、予測予定システムの総負荷を予測するよう配置した負荷予測装置の形式における、シミュレーション装置400の概略図である。負荷予測装置400には、制約の所定の集合、例えば、式(3)で与えた形式の不等式制約のもとで、式(3)で定義される目的関数のような目的関数Sを最適化するよう配置した、最適化メカニズム405を備える。負荷予測装置400には、参照システムの異なるイベントの強度の測定値{aij}の集合を表わす信号を受信するよう構成した入力410aと、参照システムの総負荷{Li}の測定値の集合を表わす信号を受信するよう構成した入力410bと、総負荷を予測する予定のシナリオにおいて、予測予定システムにおける多くの異なるイベントの強度の推定値{bpj}の集合を表わす信号を受信するよう構成した入力410cとを更に備える。入力410a、bおよびcは同じか、異なる物理入力である。
図4の最適化メカニズムは、入力410a、410bおよび410cに、応答可能なように接続され、最適化メカニズム405は、目的関数S(図2を参照)の最適化で使用するため、これらの入力で受信した信号から、{aij}、{Li}および{bpj}の値を抽出するよう構成される。図4の最適化メカニズム405は、ステップ200のステップ210および225を実行するように、目的関数の最大値Smaxおよび目的関数の最小値Sminまたはそのいずれかを生成するように、そしてこの(これらの)値を表わす信号を出力するように、プログラム的に更に構成される。例えば、線形計画法により、または任意のその他の適当な最適化手順によりSの最適化を実行するよう、最適化メカニズム405を構成できる。
最適化メカニズム405の出力に応答可能なように接続し、最適化メカニズム405から出力信号を受信するよう配置した、予測生成メカニズム415を更に備えるため、図4の負荷予測装置400を示す。また、予測生成メカニズム415は負荷予測装置400の出力420に接続される。図4の予測生成メカニズム415は、例えば、式(6)を使用して、SminおよびSmaxまたはその両方の値に基づき、予測予定システムの総負荷の予測値Lpをプログラム的に生成するためである。予測生成メカニズム415は、出力420にこの予測した値を表わす信号を分配するよう更に構成される。もし負荷予測装置400が、LpをSminまたはSmaxに等しくなるよう構成されるなら、予測生成メカニズム415は最適化メカニズム405の一部として見られる可能性があり、その出力は負荷予測装置400の出力420に直接接続し得る。
図5は、イベント強度{bpj}の集合が定義するあるシナリオにおいて、予測予定システムの適当な規模を表わす信号を提供するよう構成した規模決定装置500の例の概略図である。規模決定装置500には、負荷予測装置400と規模抽出メカニズム505とを備える。図5の規模抽出メカニズム505は負荷予測装置400の出力420に応答するように接続され、負荷予測装置400の出力420から予測予定システムの総負荷の予測値Lpを受信するよう構成される。図5の規模抽出メカニズム505は、例えば、式(7)の使用により、予測予定システムのために適当な規模を抽出する(図3aおよび3bのステップ300を参照)よう、プログラムで制御できるように更に構成される。規模抽出メカニズム505には、予測予定システムのノードまたはモジュールの最大負荷(式(7)のLsingle maxを参照)に関連する情報を記憶するためのコンピュータ記憶装置/メモリ(図示せず)を更に備えてもよい。規模抽出メカニズム505は、抽出した適当な規模を表わす信号を生成し、規模決定装置500の出力508でこの信号を提供するよう構成される。出力508は、例えば、ユーザ・インタフェースに、または解析装置に接続されてもよい。
入力510cで、規模決定装置500は、予測予定システムが規模決定される予定のシナリオ(典型的にはピーク負荷シナリオ)を表わして、イベント強度{bpj}の集合を表わす信号を受信するよう配置される。入力510cは、例えば、ユーザ・インタフェースから、または他のシステムからデータを受信するため接続されてもよい。システム・モデルを表わすデータ、即ち測定したイベント強度{aij}の集合と時間的に同じポイントで獲得した対応する総負荷{Li}の集合とは、入力510aおよび510bそれぞれを経由して受信され得る。図5の規模決定装置500は、システム・モデルを表わすそのようなデータを記憶するため、メモリ520を備えるよう更に示されており、メモリ520は、そのようなデータを受信するための入力510aおよび510bに接続され、負荷予測装置400にそのようなデータを分配するため、負荷予測装置の入力410aおよび410bに接続される。一つの実装では、メモリ520に記憶したデータは、予測予定システムが動作する現在の環境を反映するため、入力510a/510bを経由して時々更新され得る。他の実装では、メモリ520に記憶したデータは静的であってよく、そのような場合では、入力510aおよび510bを省略することができる。
図5の規模決定装置500は、データがメモリ520に記憶されるか、または入力510aおよび510bを経由して受信されるかに依存して、図3aおよび3bに示す方法のうちのいずれか一つを実行するよう、プログラムで制御できるよう構成される。
図6aに、負荷監視装置600の例の概略図を示す。図6aの負荷監視装置600には、性能検査メカニズム605が接続される出力420を持つ負荷予測装置400を備える。性能検査メカニズム605は入力607に更に接続され、予測予定システムの総処理負荷の測定値Lmを受信するよう構成される。図6の性能検査メカニズム605は、例えばLpに対するLmの比が閾値を超えているかどうか(図3cのステップ320を参照)を検査することにより、入力607で受信したLmの値が、負荷予測装置420から受信した予測負荷Lpから著しく逸脱しているかどうかを検査するよう、プログラムで制御できるよう構成することができる。性能検査メカニズム605には、閾値を記憶するためにメモリ(図示せず)を含んでもよい。もし性能検査メカニズム605がLpからのLmの著しい逸脱を検出したなら、負荷監視装置の出力608で逸脱表示を生成するよう、図6aの性能検査メカニズム605を更に構成することがでいる。出力608は、例えば、ユーザ・インタフェースに、または解析のため更なるシステムに接続してもよい。
図6aの負荷監視装置には、入力610a−cとメモリ620とを更に備える。入力610a−bおよびメモリ620は図5に関連して説明した入力510a−bおよびメモリ520に対応し、従って更に説明はしない。しかしながら負荷監視装置600の入力610は、予測予定システムのキー・イベント強度{bpj}の測定値を受信するために使用され、キー・イベント強度の集合は、同じ時間で実行し、入力607で受信したLm測定値に対応する。特定の時間tcで獲得した測定値Lmを、同じ時間tで獲得した強度測定値{bpj}に関して生成した予測値Lpと比較することを保証するため、調整メカニズム、例えば、それぞれで入力610cおよび607で{bpj}およびLの測定値の提供をトリガするトリガ・メカニズムが、負荷監視装置600においてか、またはそのような測定値を負荷監視装置600に提供する外部デバイスにおいてか、どちらかで提供されてもよい。或いは、入力607および610cは同じ入力であってもよく、キー・イベント強度{bpj}の集合および対応する総負荷測定値Lmは一緒に受信されてもよい。
{bpj}およびLの履歴的測定値を解析する負荷監視装置600の実装において、性能検査メカニズム605は、著しい逸脱がLmとLpとの間に存在すかどうかについて検査を実行する必要が無い(しかし実行できる)可能性がある。しかしながら、もし時間的に異なる履歴的ポイントの集合で獲得したLm測定値の集合、同じく時間的に対応するポイントで獲得した強度測定値{bpj}の集合を受信するなら、性能検査メカニズム605には、例えば、Lm測定値の集合を記憶するためのバッファ、同じく負荷予測装置400が生成する予測値Lpの対応する集合を記憶するためのバッファ、そして時間で同じポイントで実行した測定値から獲得したLm値が、正しいLp値と関係があるということを保証するメカニズムを含んでもよい。バッファは、例えば、FIFOバッファであってよい。或いは、入力607および610cは、上記で説明した様に同じものであってよい。履歴的測定値を解析する実装では、出力608で提供される信号は、対応する(Lm、Lp)ペアの集合を表わしていてよく、それは、例えばユーザ・インタフェースで更に解析し得る。或いは、性能検査メカニズム605は、例えば時間の関数としてLpからのLmの逸脱の大きさの解析のような、(Lm、Lp)ペアの解析を実行するよう構成されてもよく、その場合には、性能検査メカニズム605からの出力は、逸脱があるスレッショウルド値を超える時間のポイントを表わす信号であり得る。
図6bに、ネットワーク100の通信ノード625における負荷監視装置600の実装を示す。通信ノード625は、例えば、図1のRNC135、MSC110、HLR115、SGSN120またはGGSN125、ルータ、交換機等、またはユーザ・データ・トラヒックを処理するノードの動作を監視するO&Mノード145のようなノードである可能性がある。図6bの通信ノード625は、負荷監視装置600に加えて、少なくとも負荷監視装置の入力607および610cに接続されている測定処理メカニズム630を含むよう示されている。もし通信ノード625が、負荷監視装置600が監視する予測予定システムであるなら、測定処理メカニズム630は、現在のキー・イベント強度{bpj}および現在の負荷Lmの測定を有利に実行し、負荷監視装置にそのような測定の結果を表わす信号を提供できる。もし通信ノード625がO&Mノードであり、予測予定システムが異なるノードであるなら、測定処理メカニズム630は、測定結果を抽出できる予測予定システムからの信号を受信し、負荷監視装置600にそのような結果を提供するよう構成できる(もしO&Mノードの負荷が監視される予定なら、O&Mノード145が予測予定システムであり得る)。通信ノード625は典型的には、更なる部分を備えるが、図6bには示されていない。
図7には、図4の負荷予測装置400を概略的に示す別の方法を示す。図7は、メモリの形式でコンピュータ・プログラム・プロダクト705に接続されるプロセッサ700を備える負荷予測装置400を示す。図7のプロセッサ700は、(インタフェース410a−410cを表わす)インタフェース410に応答するように接続され、インタフェース420に更に接続される。本メモリには、プロセッサ700が実行する場合、図2に示す方法を負荷予測装置400に実行させる、コンピュータ・プログラム710を記憶する、コンピュータ読取可能な手段を備える。言い換えれば、負荷予測装置400およびそのメカニズム405と415は、この実施形態では、コンピュータ・プログラム710の対応するプログラム・モジュールの助けと一緒に実装されてもよい。
或いは、図7の図は、規模決定装置500または負荷監視装置600を示す別の方法を表わすことができ、メモリ705は、プロセッサ700が実行する場合、規模決定装置500または負荷監視装置600に、規模決定装置の場合では図3aまたは図3bが示す方法を、または負荷監視装置の場合では図3cの方法を実行させるコンピュータ・プログラム710を記憶する。
プロセッサ700は一つ以上の物理的なプロセッサであってよく、例えば、プロセッサ700の一つのプロセッサは、最適化メカニズム405に関するコードを実行するために配置でき、もう一つのプロセッサは、インタフェース410と420等に関連するコードを実行するために配置でき、または同じプロセッサを異なるメカニズムのために使用できる。メモリ705は、ハード・ドライブ、フラッシュ・メモリ、CD、DVD、EEPROM等のような、任意の形式の非揮発性のコンピュータ読取可能手段であり得る。メモリ705は、規模決定装置または負荷監視装置それぞれの場合ではメモリ520または620と同じ物理的なメモリ、または異なる物理的なメモリであり得る。
負荷予測装置400、規模決定装置500および負荷監視装置600は、代わりに、ハードウエアのみとして実装できる。
上記で説明した負荷予測技術は、広く変化するシナリオにおける通信システムの負荷の正確な予測を提供するために示された。生きた予測予定システムの処理負荷の負荷予測は、図8および9に示されるであろう。
図8には、強度{aij}の集合および予測予定システムで測定した総処理負荷を含む表を示す。図8の表には、時間で異なる15個のポイント(m=15)での14個の異なるキー・イベント(n=14)の強度測定値と、同じく時間的に異なる15個のポイントで獲得した、測定した総処理負荷Liの集合とを含む。これらの測定値に基づき、予測予定システムの処理負荷の挙動のためのモデルが、上記で説明したように抽出できる。図8の予測予定システムは、RNC135の専用ボードであり、RNC135の専用ボードの処理挙動をモデル化するために使用するキー・イベントの例は、通話アクセス、CSデータ・アクセス、PSアクセス、HSアクセス、セル更新、位置更新&SMS、ソフト・ハンドオーバ、音声データ送信、CSデータ送信、等である。
図9は、図8のデータを収集した専用ボードが受けた負荷のシミュレーションの結果を示すグラフである。図8のデータは、図9に示す負荷予測を獲得するために使用するシミュレーション・モデルで使用された。7日の期間の間、時間的な異なるポイントに対して負荷予測Lpを作成し、総負荷の測定値Lmを取得した。図9のグラフで、シミュレーションで獲得した負荷Lpの予測値は、時間の関数として測定した負荷Lmと比較される。図9の値は、図3cのステップ200に示された方法を使用して獲得された、即ち、負荷を予測する予定であったシナリオを表わす強度{bpj}を形成するため、キー・イベントの実際の強度の測定値を使用した。グラフで見ることができるように、予測した負荷および測定した負荷はお互いに近接して追随しており、それ故、負荷予測の精度は非常に良好である。また、グラフには、予測した負荷と測定した負荷との間の相対的差分を表わす曲線が含まれており、この曲線はグラフでは"負荷差分"と呼称されている。図9に示すシミュレーションでは、式(3)の不等式の境界は、式(5a)と(5b)を使用して定義され、パラメータρおよびδは両方とも2%に設定された。本技術が獲得した負荷予測と実際の負荷の測定値との間の同様な比較は、多くの異なる形式のプロセッサで実行されたが、極めて良好な結果を示している。
上記で説明した負荷予測方法の大きな利点は、その単純さとあいまってその正確さである。更に、通信システムのユーザの挙動、または通信システムが一部を形成するネットワーク100の挙動は、負荷予測が生成されるモデルに固有のものではない。その代わりに、ユーザの挙動は、多くのキー・イベントの強度{bpj}の推定の形式で、入力としてモデルに提供される。システムに対する異なるユーザ挙動の影響は、シミュレーションの間に生成されるシステム・モデルにより保証される。それ故に、多くのユーザ挙動シナリオに関係する負荷予測を容易に獲得できる。
加えて、予測予定システムが参照システムと類似であるという仮定以外の予測予定システムの物理的特性の仮定は、モデル・システムの設計において全く行われる必要がない。むしろ、予測予定システムの仮定した特性は、シミュレーション・モデルが基づく参照システムでの強度測定値{aij}および負荷測定値{Li}の測定に反映されている。それ故に、本シミュレーション方法は、バージョンまたはリリース間で変化するシステム特性について新しい値を決定する必要がなく、それ故以前の負荷予測技術に比較して、多くの時間と努力を節約して、予測予定システムのハードウエアおよびソフトウエアまたはそのいずれかの異なるバージョンまたはリリースで、等しく良好に機能する。本技術は、ハードウエアおよびソフトウエアの任意の組み合わせで等しく良好に機能する。負荷予測の高い精度の値を獲得するため、予測予定システムのハードウエアおよび/またはソフトウエアの新しいリリース間で、シミュレーション・モデルの強度測定値{aij}および負荷測定値{Li}を有利に更新できる。
上記では、システムの処理負荷に関点で、負荷予測方法と装置について説明したが、本システムは、例えば、通信ノード625;ネットワーク100の一部;ネットワーク100における通信ノード形式;またはネットワーク100である。
しかしながら、説明した本技術はまた、データ記憶容量、または帯域幅のような、ネットワーク100の性能を制限する可能性のある通信ネットワーク100のその他の側面にも応用可能である。それ故に、図2の方法により、例えばデータ記憶容量または帯域幅の異なるシナリオにおける負荷を予測してもよい。データ記憶容量、または帯域幅を説明するために、式(1)の要素方法を使用できる可能性があり、その場合、要素xeventは、例えば、あるイベントが要求するデータ記憶容量、または特定のイベントに必要な帯域幅の量をそれぞれ意味する可能性がある。
本発明は、WCDMAネットワークに関して上記に説明した。しかしながら、本発明は、以下に示すような、任意の形式の通信ネットワーク100の全ての種類のシステムに応用可能である。
・GSM/WCDMA/LTE無線アクセス・ネットワーク・ノード、例えばBTS、BSC、ノードB、RNC、eノードB等
・コア・ネットワーク、例えばSGSN、GGSN、MGW等
・一般的にコンピュータ・ネットワークにおけるネットワーク・ノード、例えばゲートウエイ、ルータ、ブリッジ、交換機等。
更に、本発明はまた、大部分のイベントが線形挙動を示すその他のプロセッサに基づくシステムにも応用可能である。
本発明の各種の側面は添付の個別の特許請求範囲で明確に述べられているが、本発明のその他の側面には、上記の説明および/または添付の特許請求範囲で提示した全ての特徴の組み合わせを含むが、それは、添付の特許請求範囲で明確に提示した組み合わせだけではない。
当業者には明らかなことであるが、本申請書で提示した技術は、添付の図面および前述の詳細な説明で開示した実施形態に限定されず、これらは説明の目的のみに提示したものであるが、それは多くの異なる方法で実装可能であり、以下の特許請求範囲で定められる。

Claims (14)

  1. システムにおけるリソースの負荷の予測を獲得するため、通信ネットワーク(100;130;133)のシステム(100;105;110;115;120;125;130;133;135;140;145)をシミュレーションする方法であって、
    負荷予測装置の入力で、m個の異なる時tiで参照システムで発生するn個のイベントの強度値{aij、i=1...m、j=1...n}を受信するステップ(205)であって、前記イベントjの発生はリソース量xjを要求するステップと、
    前記負荷予測装置の入力で、m個の異なる時tiで参照システムにおける総負荷Lの値を受信するステップ(210)と、
    前記負荷予測装置の入力で、負荷が予測されるシステムにおける、あるシナリオでのn個のイベントの各々の強度値{bpj}を受信するステップ(220)と、
    前記負荷予測装置で、
    S=ΣJ=1 n(bpjxj)
    の式で記述される目的関数Sを、以下の式で記述される線形不等式
    1≦a111+...+a1jj+...+a1nn≦z1



    i≦ai11+...+aijj+...+ainn≦zi



    m≦am11+...+amj+...+amnn≦zm
    に従って最適化するステップとを有し、
    iおよびziは参照システムの測定した総負荷Liの関数であり、前記最適化は前記目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果をもたらし、それによりシステムにおける総負荷の予測値Lpが獲得されることを特徴とする方法。
  2. i=Li(1−ρ)かつzi=Li(1+δ)またはそのいずれかであり、ここで0<ρ<0.5かつ0<δ<0.5であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記目的関数Sが該目的関数Sの最小結果Sminおよび最大結果Smaxに達するよう最適化され、
    負荷予測Lpが前記目的関数Sの最小結果Sminおよび最大結果Smaxの関数として獲得されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 負荷が予測される前記システムはまた、参照システムであることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記目的関数の少なくとも一つの最適化した結果を使用して総負荷の予測値Lを生成するステップ(230)と、
    システムの総負荷の予測値Lpから、シミュレーションしたシステムの適当な規模の値を抽出するステップ(300)と、
    適当な規模の前記値を表わす信号を生成するステップ(305)とを更に有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 負荷が予測されるシステムにおけるシナリオのn個のイベントの各々の受信した強度値{bpj}が、時間tにおける特定のポイントでの、前記予測されるシステムにおけるn個のイベントの強度の測定値から獲得されたものであり、
    前記目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果を使用して総負荷の予測値Lpを生成するステップ(230)と、
    予測される総負荷の、時間tcにおける特定のポイントで獲得した測定値Lmを受信するステップ(315)と、
    時間tcで予測した総負荷Lpを時間tcで測定した総負荷Lmと比較するステップ(320)と、
    測定した総負荷Lmが予測した総負荷Lpより所定の値以上逸脱しているなら、測定した総負荷Lmが予測した総負荷Lpから逸脱しているという表示を生成するステップ(325)とを更に有することを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記目的関数Sの最適化が線形計画法により実行されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 負荷の予測値が獲得されるリソースはシステムの処理リソースであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。
  9. システムにおけるリソースの負荷の予測を獲得するため、通信ネットワーク(100;130;133)のシステム(100;105;110;115;120;125;130;133;135;140;145)をシミュレーションするためのシミュレーション装置(400)であって、
    m個の異なる時tiで参照システムで発生するn個のイベントの強度値{aij、i=1...m、j=1...n}を受信するよう構成した入力(410a)であって、イベントjの発生はリソース量xjを要求する入力と、
    m個の異なる時tiで前記参照システムにおける総負荷Liの値を受信するよう構成した入力(410b)と、
    負荷が予測されるシステムにおけるシナリオでのn個のイベントの各々の強度値{bpj}を受信するよう構成した入力(410c)と、
    前記入力に接続され、
    前記参照システムにおける総負荷Liの受信した値から上限ziおよび下限yiとを決定し(215)、
    S=ΣJ=1 n(bpjxj)
    の式で記述される目的関数Sを、以下の式で記述される線形不等式
    1≦a111+...+a1jj+...+a1nn≦z1



    i≦ai11+...+aijj+...+ainn≦zi



    m≦am11+...+amj+...+amnn≦zm
    に従って、前記目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果をもたらす方法で最適化し(225)、それによりシステムにおける総負荷の予測値Lpが獲得でき、前記目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果を表わす信号を配信するよう構成した最適化機構(405)と
    を備えることを特徴とするシミュレーション装置。
  10. 通信ネットワーク(100)におけるシステムの規模決定を行うための規模決定装置(500)であって、
    最適化機構からの出力を受信するよう配置した予測生成機構(415)を更に備える請求項9に記載のシミュレーション装置であって、前記予測生成機構は、前記目的関数Sの少なくとも一つの結果を使用して、総負荷の予測値Lpを生成し、前記シミュレーション装置の出力(420)で、前記予測値を表わす信号を配信するよう配置されているシミュレーション装置と、
    前記シミュレーション装置からの前記予測値を表わす出力信号を受信するよう構成され、システムにおける総負荷の予測値Lpから、シミュレーションしたシステムの適当な規模の値を抽出し、適当な規模の前記値を表わす信号を生成するよう構成された規模抽出機構(505)とを備えることを特徴とする規模決定装置。
  11. 通信ネットワーク(100)における負荷監視装置(600)であって、
    最適化機構からの出力を受信するよう構成された予測生成機構(415)を更に備える請求項9に記載のシミュレーション装置であって、前記予測生成機構は、前記目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果を使用して総負荷の予測値Lpを生成し、シミュレーション装置の出力(420)で前記予測値を表わす信号を配信するよう構成されているシミュレーション装置と、
    予測される総負荷の測定値Lmを受信するよう構成された入力(607)と、
    測定値を受信するよう構成された前記入力に接続した性能検査機構(605)とを備え、該性能検査機構は、予測した総負荷を表わす出力信号を前記シミュレーション装置から受信して比較するよう更に構成されており、前記性能検査機構は、予測した総負荷Lpを測定した総負荷Lmと比較し、測定した総負荷Lmが、それと比較される予測した総負荷Lpから所定の値以上逸脱しているなら、その表示を生成するよう更に構成されていることを特徴とする負荷監視装置。
  12. 通信ネットワーク(100)で使用するための通信ノード(625)であって、
    請求項11の負荷監視装置を備えることを特徴とする通信ノード。
  13. システムにおけるリソースの負荷の予測を獲得するため、通信ネットワーク(100;130;133)のシステム(100;105;110;115;120;125;130;133;135;140;145)をシミュレーションするためのコンピュータ・プログラムであって、
    シミュレーション装置(400)で実行することで、
    受信した信号から、m個の異なる時tiにおいて参照システムで発生するn個のイベントの強度測定値{aij、i=1...m、j=1...n}を抽出するステップ(205)であって、イベントjの発生はリソース量xを必要とするステップと、
    受信した信号から、m個の異なる時tiにおいて前記参照システムにおける総負荷Liの値を抽出するステップ(210)と、
    受信した信号から、負荷を予測されるシステムにおけるシナリオでのn個のイベントの各々の強度値{bpj}を抽出するステップ(220)と、
    S=ΣJ=1 n(bpjxj)、
    の式で記述される目的関数Sを以下の式で記述される線形不等式
    1≦a111+...+a1jj+...+a1nn≦z1



    i≦ai11+...+aijj+...+ainn≦zi



    m≦am11+...+amj+...+amnn≦zm
    に従って最適化するステップ(225)とをシミュレーション装置に実行させるためのコンピュータ・プログラムであって、
    iおよびziは前記参照システムの測定した総負荷Liの関数であり、前記最適化は目的関数Sの少なくとも一つの最適化した結果をもたらし、それによりシステムにおける総負荷の予測値Lpが獲得されることを特徴とするコンピュータ・プログラム。
  14. コンピュータ読取可能な手段(705)および該コンピュータ読取可能な手段に記憶された請求項13に記載のコンピュータプログラム(710)を含むコンピュータプログラム媒体。
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