JP5392010B2 - ネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法 - Google Patents

ネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5392010B2
JP5392010B2 JP2009251810A JP2009251810A JP5392010B2 JP 5392010 B2 JP5392010 B2 JP 5392010B2 JP 2009251810 A JP2009251810 A JP 2009251810A JP 2009251810 A JP2009251810 A JP 2009251810A JP 5392010 B2 JP5392010 B2 JP 5392010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edge
edge routers
hierarchy
routers
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009251810A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011097507A (ja
Inventor
敏彦 栗田
秀樹 光延
正利 塩内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2009251810A priority Critical patent/JP5392010B2/ja
Publication of JP2011097507A publication Critical patent/JP2011097507A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5392010B2 publication Critical patent/JP5392010B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Description

本発明は、省電力の通信ネットワークに関する。
近年、情報通信ネットワークを流れるトラフィック量が大きく増加しており、それに伴いネットワーク全体の消費電力も増加している。特に、ルータの消費電力が著しく増加し、ルータにおけるパケットバッファリングおよびルーティングテーブル検索処理による消費電力は全体の3割以上を占めている。
図14は、省電力の通信ネットワーク例を示した図である。図14に示すように、通信ネットワークは、エッジルータ201〜204、中継ルータ211〜214、および管理サーバ221を有している。
図14の上部には、各タイムスロット(以下、スロット)#1〜#nにおけるエッジルータ201〜204間のパケットの疎通ルートが示してある。スロット#1〜#nのそれぞれに示す丸は、エッジルータ201〜204に対応し、スロット#1では、エッジルータ201,203間でパケットが疎通し、また、エッジルータ202,204間でパケットが疎通することが示してある。スロット#nでは、エッジルータ201,204間でパケットが疎通することが示してある。
中継ルータ211〜214は、各スロット#1〜#nにおける経路情報を有している。中継ルータ211〜214は、経路情報に基づいて、受信したパケットの出力インタフェースを各スロット#1〜#nで切り替える。これにより、中継ルータ211〜214は、パケットを保持するバッファや高速のルーティングメモリを具備しなくて済み、通信ネットワークの省電力化を図ることができる。
エッジルータ201〜204は、図示していない外部ネットワークと接続されている。エッジルータ201〜204は、外部ネットワークから受信したパケットを保持するバッファとパケットをルーティングするためのメモリとを有している。
エッジルータ201〜204は、外部ネットワークから受信したパケットを宛先エッジルータごとに分類し、バッファに記憶する。エッジルータ201〜204は、保持したパケットを宛先のエッジルータ201〜204に送信するためのスロット#1〜#nがすでに割り当てられているか判断する。
エッジルータ201〜204は、スロット#1〜#nがすでに割り当てられていれば、そのスロット#1〜#nにて、受信したパケットを中継ルータ211〜214に送出する。中継ルータ211〜214は、スロット#1〜#nにおける経路情報に基づいて、受信したパケットを所定の出力インタフェースへと送出する。
エッジルータ201〜204は、スロット#1〜#nが割り当てられていなければ、管理サーバ221に対し、スロット割り当て要求を行う。管理サーバ221は、エッジルータ201〜204からスロット割り当て要求を受けると、スロットの割り当て(予約)を行う。また、管理サーバ221は、スロット割り当て要求を行ったエッジルータ201〜204のパケットが宛先のエッジルータ201〜204に到達するための経路情報を生成する。管理サーバ221は、予約スロットIDと経路情報とをスロット割り当て要求を行ったエッジルータ201〜204に送信する。
例えば、エッジルータ201は、図14の矢印A201に示すように、管理サーバ221にスロット割り当て要求を行ったとする。管理サーバ221は、エッジルータ201のパケットが宛先のエッジルータ202〜204に到達するための経路情報を生成し、スロット#iを予約したとする。管理サーバ221は、予約スロットID#iと生成した経路情報とを図14の矢印A202に示すように、エッジルータ201へ送信する。
エッジルータ201〜204は、管理サーバ221から予約スロットIDと経路情報とを受信すると、受信した予約スロットIDのスロット#1〜#nにて、受信した経路情報を中継ルータ211〜214に送出する。
例えば、上記例の場合、エッジルータ201は、スロット#iにて受信した経路情報を送出する。これにより、中継ルータ211〜214は、新たにスロット#iにおける経路情報を取得することができる。
エッジルータ201は、経路情報を送信した次のフレーム(1フレームはスロット#1〜#nで形成される)のスロット#iにて、スロット割り当て要求前のスロット割り当てされていないかったデータパケットを中継ルータ211に送出する。中継ルータ211〜214は、スロット#iで受信したデータパケットを、前フレームで受信した経路情報に基づいて所定の出力インタフェースに送出する。これにより、エッジルータ201は、スロット割り当てされていないかったパケットを、所定のエッジルータ202〜204へ送信することができる。
なお、ルータ負荷およびネットワーク負荷を軽くし、リアルタイムに通信品質の確保を図り、大規模なネットワークに適応できるようにしたリアルタイム通信品質管理システムおよび方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−258855号公報
しかし、従来の通信ネットワークでは、制御ネットワークをデータネットワークとは別に構築していたという問題点があった。
例えば、図14において、エッジルータ201〜204が管理サーバ221に対してスロット割り当て要求(矢印A201)を行い、その応答(矢印A202)を受信する制御ネットワークは、エッジルータ201〜204と中継ルータ211〜214のデータネットワークとは別に構築していた。
本件はこのような点に鑑みてなされたものであり、制御ネットワークとデータネットワークを同一のネットワークで構築できるネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法を提供することを目的とする。
分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行う複数のエッジルータを備えたネットワークの管理を行うネットワーク管理装置が提供される。このネットワーク管理装置は、前記複数のエッジルータに関する階層構造情報を生成する生成部と、生成された該階層構造情報を前記複数のエッジルータに通知する通知部と、を備え、前記階層構造情報において、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信し、前記生成部は、各階層の前記複数のエッジルータの数が階層数に逆比例するように前記階層構造情報を生成する。
制御ネットワークとデータネットワークを同一のネットワークで構築できる。
第1の実施の形態に係るネットワーク管理装置を示した図である。 第2の実施の形態に係る通信ネットワークを示した図である。 フレームとスロットの関係を示した図である。 中継ルータの有するスロットテーブルの一例を示した図である。 制御スロットと制御パケットを説明する図である。 スロットにおいて送出されるパケットを示した図である。 管理サーバの階層の生成を説明する図である。 管理サーバの階層の生成動作を示したフローチャートである。 管理サーバのブロック図である。 エッジルータのブロック図である。 管理サーバがエッジルータの階層を生成しない場合の制御スロットの通信を示した図である。 第3の実施の形態に係るエッジルータの階層の生成を説明する図である。 エッジルータの階層の生成動作を示したフローチャートである。 省電力の通信ネットワーク例を示した図である。
以下、第1の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態に係るネットワーク管理装置を示した図である。図1には、ネットワーク管理装置1の他にエッジルータ2a〜2dおよび中継ルータ3a〜3dが示してある。エッジルータ2a〜2dは、パケットを保持するバッファを有し、中継ルータ3a〜3dは、パケットを保持するバッファを有していない。
また、図1には、ネットワーク管理装置1が生成するエッジルータ2a〜2dの階層構造が示してある。図1の階層構造に示すMは、ネットワーク管理装置1に対応し、ER1〜ER4は、それぞれエッジルータ2a〜2dに対応している。
また、図1には、スロットが示してある。ネットワーク管理装置1、エッジルータ2a〜2d、および中継ルータ3a〜3dによって形成されているネットワークは、時分割された複数のスロットによってパケットの疎通ルートが決定されている。
ネットワーク管理装置1は、生成部1aおよび通信部1bを有している。生成部1aは、複数のエッジルータ2a〜2dに関する階層構造情報を生成する。階層構造情報は、下位の階層に対応するエッジルータ2a〜2dが、より上位の階層に属するエッジルータ2a〜2dに対して複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータ2a〜2dが、複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信するように生成される。
通信部1bは、生成部1aの生成したエッジルータ2a〜2dの階層の階層構造情報をエッジルータ2a〜2dに通知する。通信部1bは、例えば、ネットワーク管理装置1、エッジルータ2a〜2d、および中継ルータ3a〜3dのネットワークを運用する前に、階層情報をエッジルータ2a〜2dに通知する。これにより、エッジルータ2a〜2dは、自分の上位の階層にどのエッジルータが存在し、下位の階層にどのエッジルータが存在するか認識することができる。
例えば、生成部1aは、図1の階層構造に示すように、ER1,ER2を第1階層、ER3,ER4を第2階層として階層構造情報を生成する。この場合、下位の階層のエッジルータ2c,2dは、図1に示す制御パケットB,Cをネットワーク管理装置1に送信するのに、ネットワーク管理装置1から受信した階層構成情報に基づき、スロットのデータスロットを用いて上位の階層のエッジルータ2a,2bに送信する。
エッジルータ2a,2bは、バッファを有しており、下位階層のエッジルータ2c,2dの制御パケットを保持することができる。第1階層のエッジルータ2a,2bは、制御スロットを用いて、自分の制御パケットおよび下位の階層の第2階層のエッジルータ2c,2dの制御パケットをネットワーク管理装置1に送信する。
このように、生成部1aは、エッジルータ2a〜2dの階層を生成し、下位の階層のエッジルータ2c,2dが上位階層のエッジルータ2a,2bに制御パケットを送信し、第1階層のエッジルータ2a,2bが制御スロットを用いて、自分または下位の階層のエッジルータ2c,2dの制御パケットをネットワーク管理装置1に送信するようにした。これにより、制御ネットワークとデータネットワークを同一のネットワークで構築できる。また、制御ネットワークとデータネットワークを同一のネットワークで構築できるので、コストを低減することができる。
次に、第2の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図2は、第2の実施の形態に係る通信ネットワークを示した図である。図2に示すように、通信ネットワークは、エッジルータ11〜14、中継ルータ21〜24、および管理サーバ31を有している。なお、管理サーバ31は、例えば、図1のネットワーク管理装置に対応する。
エッジルータ11〜14は、図示していない外部ネットワークと接続されている。エッジルータ11〜14は、外部ネットワークから受信したパケットを保持するバッファとパケットをルーティングするためのメモリとを有している。
中継ルータ21〜24は、各スロット#1〜#nにおける経路情報を有している。中継ルータ21〜24は、各スロット#1〜#nにおける経路情報に基づいて、受信したパケットを所定の出力インタフェースに出力する。これにより、中継ルータ21〜24は、パケットを保持するバッファや高速のルーティングメモリを具備しなくて済み、通信ネットワークの省電力化を図ることができる。
管理サーバ31は、エッジルータ11〜14と中継ルータ21〜24とによって形成されている通信ネットワークに接続されている。図2の例の場合、管理サーバ31は、中継ルータ21に接続されている。すなわち、管理サーバ31は、エッジルータ11〜14と中継ルータ21〜24とによって形成されている通信ネットワークとは別のネットワークを構築することなく、エッジルータ11〜14および中継ルータ21〜24とデータの送受信を行うことができる。
図3は、フレームとスロットの関係を示した図である。図3に示すように、フレーム#kには、スロット#1〜#nが含まれる。
それぞれのスロット#1〜#nの前後には、中継ルータ21〜24にスロットの開始と終了のタイミングを知らせるための制御パケットが含まれる。例えば、図3に示すように、スロット#2には、スロット#2の開始を示す制御パケット41とスロット#2の終了を示す制御パケット42とが含まれる。制御パケット41,42の間に、エッジルータ11〜14で送受信されるデータパケットが含まれる。
図4は、中継ルータの有するスロットテーブルの一例を示した図である。図4に示すように、中継ルータ21のスロットテーブル51には、入力(IN)の列と、出力インタフェース(OUT(IF))の列とが含まれる。また、入力の列は、入力インタフェース(IF)と、スロットIDの列とに分かれている。入力インタフェースの列と、出力インタフェースの列とには、スロット#1,#2におけるパケット通信で用いられる入力インタフェースの識別子と出力インタフェースの識別子の例が示してある。例えば、中継ルータ21は、スロット#1のスロットタイミングでは、入力インタフェース‘eth0’から入力されるデータを、出力インタフェース‘eth1’に出力することになる。
エッジルータ11〜14は、外部ネットワークから受信したパケット(データパケット)を宛先のエッジルータ11〜14ごとに分類し、分類したパケットを宛先のエッジルータ11〜14に送信するためのスロット#1〜#nがすでに割り当てられているか判断する。
エッジルータ11〜14は、スロット#1〜#nがすでに割り当てられていれば、そのスロット#1〜#nにて、受信したパケットを中継ルータ21〜24に送出する。中継ルータ21〜24は、スロットテーブル51に基づいて、受信したパケットをスロット#1〜#nに対応する所定の出力インタフェースへと送出する。
エッジルータ11〜14は、スロット#1〜#nが割り当てられていなければなければ、管理サーバ31に対し、スロット割り当て要求を行う。管理サーバ31は、エッジルータ11〜14からのスロット割り当て要求を受けると、スロットの予約を行う。また、管理サーバ31は、スロット割り当て要求を行ったエッジルータ11〜14のパケットが宛先のエッジルータ11〜14に到達するための経路情報を生成する。経路情報には、例えば、パケットを中継する中継ルータ21〜24のIPアドレスが含まれる。管理サーバ31は、スロット割り当て要求を行ったエッジルータ11〜14に、予約スロットIDと経路情報とを送信する。
なお、エッジルータ11〜14も図4のスロットテーブル51と同様に、外部ネットワークから受信したパケットを出力する出力インタフェースとスロットIDとを対応付けたスロット予約テーブルを有している。
ここで、管理サーバ31とエッジルータ11〜14が通信するための制御パケットと制御スロットについて説明する。
図5は、制御スロットと制御パケットを説明する図である。図5において、図2と同じものには同じ符号を付し、その説明を省略する。
図5には、エッジルータ11,13,14が外部ネットワークから受信したパケット(データパケット)x1〜x4,y1〜y4,z1〜z4が示してある。エッジルータ11,13,14は、外部ネットワークから受信したパケットx1〜x4,y1〜y4,z1〜z4を宛先エッジルータごとに分類し、バッファに保持する。エッジルータ11,13,14は、バッファに保持したパケットを所定のスロット#1〜#nにて送信する。
例えば、エッジルータ11は、図5に示すフレーム#k,#(k+1)のスロットXにて、バッファに保持したパケットx1〜x4を送信し、エッジルータ13は、図5に示すフレーム#k,#(k+1)のスロットYにて、バッファに保持したパケットy1〜y4を送信する。
図5には、エッジルータ11〜14が管理サーバ31に送信する制御パケットA〜Dが示してある。図5の制御パケットA〜Dは、管理サーバ31と通信を行うパケットであり、図3に示した制御パケットとは種別が異なる。
制御パケットA〜Dは、例えば、上記のスロット割り当て要求である。制御パケットA〜Dは、管理サーバ31と通信するためのパケットであり、スロット割り当て要求に限定されるものではない。
ここで、後述するが、管理サーバ31は、通信ネットワークを運用する前(データパケットの通信を開始する前)に、エッジルータ11〜14が制御パケットを用いて、管理サーバ31と通信するためのエッジルータ11〜14の階層を生成する。
例えば、管理サーバ31は、所定の制約条件と自分を頂点としたホップ数に基づき、エッジルータ11〜14の階層を生成する。管理サーバ31は、所定の制約条件を満たすように、ホップ数の小さいエッジルータ11,12を第1階層のエッジルータとし、エッジルータ11,12のホップ数より大きいホップ数のエッジルータ13,14を第2階層のエッジルータとして階層を生成する。管理サーバ31は、生成したエッジルータの階層構造の情報を、通信ネットワークを運用する前に、エッジルータ11〜14に通知する。これにより、例えば、エッジルータ13は、自分の上の階層にエッジルータ11が存在していることを認識できる。また、エッジルータ13は、仮にエッジルータ13の下の階層にエッジルータが存在すれば、そのエッジルータを認識することができる。
管理サーバ31の直下にある第1階層のエッジルータ11は、スロット#1〜#nのうち、予め決められている制御スロットを用いて、自分の制御パケットAと、自分の下層にあるエッジルータ13の制御パケットBを管理サーバ31に送信する。同様に、管理サーバ31の直下にある第1階層のエッジルータ12は、スロット#1〜#nのうち、予め決められている制御スロットを用いて、自分の制御パケットDと、自分の下層にあるエッジルータ14の制御パケットCを管理サーバ31に送信する。
図5の例では、例えば、フレーム#kの先頭から1番目と2番目の2つのスロット(制御スロット)が制御パケットの通信に割り当てられ、残りのスロット(データスロット)がデータパケットの通信に割り当てられている。そして、1番目の制御スロットは、エッジルータ11,12の制御パケットA,Dを送信するために割り当てられ、2番目の制御スロットは、エッジルータ13,14の制御パケットB,Cを送信するために割り当てられている。なお、制御スロットの割り当ては、例えば、通信ネットワークを運用する前に管理サーバ31によって決められ、エッジルータ11,12に通知される。また、エッジルータ11,12が制御パケットA,Dを用いて、管理サーバ31に対し、制御スロットの割り当て要求を行うようにしてもよい。
第2階層のエッジルータ13は、自分の制御パケットBを管理サーバ31に送信するには、自分の上の階層にあるエッジルータ11に制御パケットBを送信する。エッジルータ13は、エッジルータ13からエッジルータ11にデータパケットを送信するデータスロットにて、制御パケットBをエッジルータ11に送信する。なお、図5のフレーム#k,#(k+1)では、エッジルータ13からエッジルータ11にパケットを送信するスロットを示してないがそのスロットはフレーム#k,#(k+1)に存在しているものとする。また、第2階層のエッジルータ14も自分の制御パケットCを管理サーバ31に送信するには、上記と同様に自分の上の階層にあるエッジルータ12に制御パケットCを送信する。
エッジルータ11〜14は、制御パケットを保持するバッファを有している。エッジルータ11,12は、エッジルータ13,14から受信した制御パケットB,Cをバッファに保持し、自分に割り当てられた制御スロットのタイミングで、自分の制御パケットA,Dまたはバッファに保持したエッジルータ13,14の制御パケットB,Cを管理サーバ31に送信する。また、エッジルータ11,12は、自分の制御パケットA,Dおよびエッジルータ13,14の制御パケットB,Cを管理サーバ31に送信する。
管理サーバ31は、エッジルータ11〜14から制御パケットを受信すると、応答の制御パケットを、制御スロットを用いてエッジルータ11〜14に返す。もちろん、管理サーバ31は、制御パケットの内容によっては、応答の制御パケットをエッジルータ11〜14に返さない場合もある。
例えば、制御パケットが上記のスロット割り当て要求の場合、管理サーバ31は、スロット予約を行う。また、管理サーバ31は、スロット割り当て要求を行ったエッジルータ11〜14のパケットが宛先のエッジルータ11〜14に到達するための経路情報を生成する。管理サーバ31は、予約スロットIDと経路情報とを含む制御パケットを生成し、制御スロットを用いてエッジルータ11,12に送信する。なお、スロットは、全二重通信である。
第1階層のエッジルータ11,12は、管理サーバ31から自分宛の制御パケットを受信する。また、第1階層のエッジルータ11,12は、第2階層のエッジルータ13,14宛の制御パケットを管理サーバ31から受信した場合、バッファに保持し、エッジルータ13,14にデータパケットを送信するスロットにて、制御パケットをエッジルータ13,14へ送信する。
ここで、エッジルータ13が予約スロットIDと経路情報を含む制御パケットを受信した場合について説明する。
図6は、スロットにおいて送出されるパケットを示した図である。例えば、エッジルータ13は、制御パケットを用いて管理サーバ31にスロット割り当て要求を行い、時間t1において、予約スロットIDと経路情報を含む制御パケットを受信したとする。割り当てられた予約スロットIDは、#iとする。エッジルータ13は、受信した予約スロットIDと経路情報とに基づいて、スロット予約テーブルのレコードを更新する。
エッジルータ13は、スロット予約テーブルのレコードを更新すると、受信した予約スロットID#iにて、経路情報を送出する。図6の例では、エッジルータ13は、時間t1に予約スロットIDと経路情報とを受信し、その受信から最初のフレーム#kのスロット#iにて経路情報を送出している。経路情報は、制御種別が‘予約’を示す制御パケットにて送出される。
経路情報は、中継ルータ21〜24を経由して宛先のエッジルータ11〜14へ到達する。中継ルータ21〜24と宛先のエッジルータ11〜14は、送信された経路情報に基づいて、スロットテーブル51のレコードを更新する。
フレーム#(k+1)以降の各フレーム内のスロット#iでは、複数のデータパケットが送信される。複数のデータパケットの前後には、スロット#iの開始と終了を示す制御種別が‘開始’と‘終了’の制御パケットが送信される。
次に、管理サーバ31の階層の生成について説明する。
図7は、管理サーバの階層の生成を説明する図である。管理サーバ31は、次の制約条件を満たすようにエッジルータの階層を生成する。
制約条件1:第1階層のエッジルータの数が許容制御スロット数N以下
制約条件2:第1階層のエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が許容制御パケット集約数M以下
制約条件3:エッジルータの階層数が許容階層数L以下
ここで、許容制御スロット数Nは、1フレームに含まれる制御スロットの数である。許容制御パケット集約数Mは、1制御スロットに格納できる制御パケットの数である。Mは、例えば、M≒制御スロット幅÷(制御パケット幅+δ))を満たすように設定する。δはガードタイム(微細量)である。許容階層数Lは、エッジルータの許容される階層数である。Lは、管理サーバ31へ到達する制御パケットの最大遅延を考慮して設定する。
(1)管理サーバ31は、管理サーバ31から最小ホップ数で到達するエッジルータを探索する。管理サーバ31は、同一の最小ホップ数で到達するエッジルータが複数存在する場合は、エッジルータの総数が許容制御スロット数Nを超えない範囲でエッジルータを探索する。なお、ホップ数とは、例えば、管理サーバ31、エッジルータ、および中継ルータを結ぶリンク数である。
(2)管理サーバ31は、探索したエッジルータ数が許容制御スロット数N未満なら、最小ホップ数に1を加算したホップ数でエッジルータを探索する。管理サーバ31は、(1)と同様に同一のホップ数で到達するエッジルータが複数存在する場合は、(1)の探索も含めたエッジルータの総数が許容制御スロット数Nを超えない範囲で探索する。
(3)管理サーバ31は、この時点までのエッジルータ(第1階層)が許容制御スロット数N未満なら、さらにホップ数に1を加算して(2)の手順を繰り返し、エッジルータの数が許容制御スロット数Nになるまで、または、通信ネットワークの全てのエッジルータを収容するまで行う。なお、ここまでが第1階層の生成手順である。
(4)管理サーバ31は、以上で探索した第1階層のエッジルータを起点に、最小ホップ数または第1階層の探索処理で増加したホップ数で到達するまだ探索されていないエッジルータを第2階層として探索する。
(5)管理サーバ31は、第1階層のエッジルータにつながるエッジルータ数が各階層で設定された所定数(各階層の所定数は、その合計値がM−1を満たす数)に達したら探索を停止して、次の第1階層のエッジルータにおける第2階層のエッジルータの探索を行う。なお、ここまでが第2階層の生成手順である。
(6)管理サーバ31は、許容階層数L以下でホップ数を漸増させながらエッジルータの探索を繰り返す。
(7)管理サーバ31は、収容できなかったエッジルータが存在する場合は、制約条件を見直して処理をやり直す。
すなわち、管理サーバ31は、第1階層のエッジルータ数がNとなるように第1階層を生成する。そして、管理サーバ31は、第1階層のエッジルータをルートするその配下のエッジルータの総数がM−1以下で、階層数がL階層以下となるように第2階層から第L階層を生成する。なお、図7の各点線枠内に示すエッジルータの総数は、許容制御パケット集約数M以下である。
管理サーバ31は、生成したエッジルータの階層の階層情報を、通信ネットワークを運用する前に全エッジルータに通知する。これにより、全エッジルータは、自分の1つ上および1つ下の階層のエッジルータを認識することができる。そして、例えば、第L階層のエッジルータは、制御パケットを管理サーバ31に送信するには、1つ上の第(L−1)階層のエッジルータにデータスロットを用いて送信することを認識できる。第(L−1)階層のエッジルータは、第L階層の制御パケットをさらに上位のエッジルータに送信することを認識できる。そして、第1階層のエッジルータは、受信した制御パケットを制御スロットにて管理サーバ31に送信することを認識できる。
また、第1階層のエッジルータは、例えば、管理サーバ31から第L階層のエッジルータ宛に送信される制御パケットを、制御スロットを用いて受信することを認識できる。制御パケットを受信した第1階層のエッジルータは、データスロットを用いて第2階層のエッジルータに制御パケットを送信することを認識できる。以下同様に、下位のエッジルータは、データスロットを用いて順次下位のエッジルータへ制御パケットを送信し、第L階層のエッジルータに送信することを認識できる。
図8は、管理サーバの階層の生成動作を示したフローチャートである。管理サーバ31は、通信ネットワークを運用する前に、エッジルータ11〜14と管理サーバ31とが制御パケットを用いて通信するためのエッジルータ11〜14の階層を生成する。
〔ステップS1〕管理サーバ31は、最初、最小のホップ数hop(変数)のエッジルータ(ER)を探索し、自分の配下に配置する。
〔ステップS2〕管理サーバ31は、エッジルータの総数がNより小さく、かつ、残りのエッジルータが存在するか判断する。管理サーバ31は、エッジルータの総数がNより小さく、かつ、残りのエッジルータが存在すれば、ステップS3へ進む。管理サーバ31は、エッジルータの総数がN以上になった場合、または、残りのエッジルータが存在しない場合、ステップS4へ進む。
〔ステップS3〕管理サーバ31は、ホップ数hopに1を加算する。なお、上記のステップS1〜S3までの処理は、第1階層を生成する処理である。
〔ステップS4〕管理サーバ31は、階層l(変数)に‘2’を格納する。
〔ステップS5〕管理サーバ31は、i(変数)に‘1’を格納する。
〔ステップS6〕管理サーバ31は、第l−1階層の第‘i’番目のエッジルータから、ホップ数hopのエッジルータを所定数探索し、配下に配置する。各階層の所定数は、その合計値が第1階層のエッジルータをルートするその配下のエッジルータの総数M−1を満たすように決められる。
〔ステップS7〕管理サーバ31は、第l−1階層の全エッジルータの探索が終了したか判断する。管理サーバ31は、全エッジルータの探索が終了していない場合、ステップS8へ進む。管理サーバ31は、全エッジルータの探索が終了した場合、ステップS9へ進む。
〔ステップS8〕管理サーバ31は、iに1を加算し、ステップS6へ進む。
〔ステップS9〕管理サーバ31は、階層lが許容階層数Lであるか判断する。管理サーバ31は、階層lが許容階層数Lでない場合、ステップS10へ進む。管理サーバ31は、階層lが許容階層数Lである場合、処理を終了する。
〔ステップS10〕管理サーバ31は、階層lに1を加算し、ホップ数hopに1を加算して、ステップS5へ進む。
図9は、管理サーバのブロック図である。図9に示すように、管理サーバ31は、階層生成部61、階層情報記憶部62、および通信部63を有している。
階層生成部61は、通信ネットワークを運用する前に、制約条件に基づき、図7に示したような管理サーバ31を頂点するエッジルータの階層を生成する。階層生成部61は、例えば、第n階層のあるエッジルータは、第n−1階層のどのエッジルータと接続され、第n+1階層のどのエッジルータと接続されているという階層情報を階層情報記憶部62に記憶する。また、階層生成部61は、第1階層のエッジルータがどの制御スロットで制御パケットを送信するかの制御スロット割り当て情報を生成する。
階層情報記憶部62は、階層生成部61によって生成された階層情報を記憶する。例えば、階層情報記憶部62は、第1階層〜第L階層のそれぞれにおけるエッジルータの識別子で階層情報を記憶する。また、階層情報記憶部62は、階層生成部61によって生成された、制御スロット割り当て情報を記憶する。
通信部63は、エッジルータおよび中継ルータと通信を行う。通信部63は、通信ネットワークを運用する前に、階層生成部61によって生成された階層情報と制御スロット割り当て情報を隣接するエッジルータまたは中継ルータに送信する。なお、エッジルータまたは中継ルータは、受信した階層情報を隣接するエッジルータまたは中継ルータに送信する。これにより、通信ネットワークの全エッジルータは、階層情報を取得することができる。制御スロット割り当て情報は、第1階層のエッジルータが受信すればよく、他の階層のエッジルータは、受信しなくてもよい。
また、通信部63は、エッジルータの制御パケットに対する応答パケットを送信するとき、階層情報記憶部62を参照して、応答パケットを所定の制御スロットに格納して送信する。
図10は、エッジルータのブロック図である。図10に示すように、エッジルータ11は、通信部71、階層情報記憶部72、およびバッファ73を有している。
通信部71は、管理サーバ31および中継ルータと通信を行う。通信部71は、通信ネットワークを運用する前に受信する階層情報と制御スロット割り当て情報を受信する。通信部71は、受信した階層情報を階層情報記憶部72に記憶する。制御スロット割り当て情報は、エッジルータ11が第1階層のエッジルータの場合、階層情報記憶部72に記憶する。
階層情報記憶部72には、当該エッジルータの上の階層および下の階層のエッジルータの識別子が格納される。なお、エッジルータ11が第1階層のエッジルータである場合、上の階層のエッジルータは存在しない。また、第L階層のエッジルータである場合、下の階層のエッジルータは存在しない。バッファ73は、制御パケットを保持するバッファである。
通信部71は、管理サーバ31に制御パケットを送信する場合、階層情報記憶部72を参照して、管理サーバ31に送信する。例えば、エッジルータ11が第1階層の場合、階層情報記憶部72に記憶されている制御スロット割り当て情報に基づいて、自分の制御パケットまたはバッファ73に保持されている下の階層の制御パケットを制御スロットに格納して管理サーバ31に送信する。
また、通信部71は、エッジルータ11が第2階層または第L階層のエッジルータの場合、下の階層から送信される制御パケットをバッファ73に保持し、また、上の階層から送信される制御パケットをバッファ73に保持する。通信部71は、バッファ73に保持した制御パケットを階層情報記憶部72に基づいて、データスロットを用いて上の階層または下の階層のエッジルータに送信する。
図11は、管理サーバがエッジルータの階層を生成しない場合の制御スロットの通信を示した図である。図11には、エッジルータ81〜84、中継ルータ91〜94、および管理サーバ101が示してある。
管理サーバ101は、エッジルータ81〜84の階層を生成しない場合、中継ルータ91〜94はパケットを保持するバッファを有さないので、1つの制御スロットに1つのエッジルータを割り当てることになる。例えば、図11に示すように、エッジルータ81〜84が制御パケットA〜Dを送信する場合、管理サーバ101に制御パケットA〜Dを送信するための制御スロットを4つ用意する。この場合、図5に比べ、制御スロット数が‘2’増加し、データスロットの数が制御スロットによって圧迫される。
一方、図5では、管理サーバ31は、エッジルータの階層を生成する。そして、第1のエッジルータ11,12が制御スロットに自分の制御パケットを格納しまたは下位のエッジルータ13,14の制御パケットを格納して管理サーバ31に送信する。これにより、図5の通信ネットワークでは、制御スロットの数を抑制することができ、データトラフィックの低下を抑制することができる。
このように、管理サーバ31は、バッファを有するエッジルータの階層を生成する。これにより、制御パケット用の専用のネットワークを生成しなくて済む。また、データトラフィックの低下を抑制することができる。
なお、通信部71は、自分の制御パケットを管理サーバ31または上位のエッジルータに送信する場合において、バッファに保持している下位のエッジルータの制御パケットを優先して管理サーバ31または上位のエッジルータに送信する。この場合、下位のエッジルータほど、制御パケットの管理サーバ31への送信順位を有利とすることができる。
また、通信部71は、自分の制御パケットを優先して管理サーバ31または上位のエッジサーバに送信するようにしてもよい。この場合、上位のエッジルータほど、制御パケットの管理サーバ31への送信順位を有利とすることができる。
また、通信部71は、バッファに保持している制御パケットと、自分の制御パケットとを交互に管理サーバ31または上位のエッジサーバに送信するようにしてもよい。この場合、全エッジルータの送信順位を同様にすることができる。
また、通信部71は、バッファに保持している制御パケットの数に応じて、バッファに保持している制御パケットまたは自分の制御パケットを管理サーバ31または上位のエッジサーバに送信するようにしてもよい。例えば、制御パケットのバッファに保持されている数が所定の閾値より大きければ、バッファに保持されている制御パケットを管理サーバ31または上位のエッジサーバに送信する。この場合、閾値の設定によって、制御パケットの管理サーバ31への送信順位を調整することができる。
次に、第3の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。第3の実施の形態では、各階層のエッジルータの数が階層数の増加に伴って(下位の階層に向かうに従って)逆比例するように階層を生成する。
図12は、第3の実施の形態に係るエッジルータの階層の生成を説明する図である。管理サーバ111は、次の制約条件を基に、エッジルータの階層を生成する。
制約条件1:第1階層のエッジルータの数が許容制御スロット数N以下
制約条件2:第1階層のエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が許容制御パケット集約数M以下
制約条件3:エッジルータの階層数が許容階層数L以下
管理サーバ111は、図7の説明と同様に、エッジルータの階層を生成する。ただし、管理サーバ111は、第1階層以下におけるエッジルータの数が次の式(1)で示される値となるように生成する。
M(n)=k/n …(1)
なお、kは正の整数、nは階層の段数である。
例えば、図12に示すように、第1階層の最も左側にあるエッジルータをルートとする第2階層のエッジルータ数は、次の式(2)に示すようになる。
M(2)=k/2 …(2)
また、第1階層の最も左側にあるエッジルータをルートとする第L階層のエッジルータ数は、次の式(3)に示すようになる。
M(L)=k/L …(3)
このように、管理サーバ111は、第1階層のエッジルータをルートとするその配下のエッジルータの数を、式(1)を満たすように生成する。ただし、管理サーバ111は、図7の各点線枠内に示すエッジルータの総数を、許容制御パケット集約数M以下となるように生成する。すなわち、管理サーバ111は、1+M(2)+…+M(L)≦Mとなるようにエッジルータの階層を生成する。
図13は、エッジルータの階層の生成動作を示したフローチャートである。管理サーバ111は、通信ネットワークを運用する前に、エッジルータと管理サーバ111とが制御パケットを用いて通信するためのエッジルータの階層を生成する。
〔ステップS21〕管理サーバ111は、最初、最小のホップ数hop(変数)のエッジルータ(ER)を探索し、自分の配下に配置する。
〔ステップS22〕管理サーバ111は、エッジルータの総数がNより小さく、かつ、残りのエッジルータが存在するか判断する。管理サーバ111は、エッジルータの総数がNより小さく、かつ、残りのエッジルータが存在すれば、ステップS23へ進む。管理サーバ111は、エッジルータの総数がN以上になった場合、または、残りのエッジルータが存在しなくなれば、ステップS24へ進む。
〔ステップS23〕管理サーバ111は、ホップ数hopに1を加算する。なお、上記のステップS21〜S23までの処理は、第1階層のエッジルータを生成する処理である。
〔ステップS24〕管理サーバ111は、階層n(変数)に‘2’を格納する。
〔ステップS25〕管理サーバ111は、i(変数)に‘1’を格納する。
〔ステップS26〕管理サーバ111は、第n−1階層の第‘i’番目のエッジルータからホップ数hopのエッジルータをM(n)個探索し、配下に配置する。
〔ステップS27〕管理サーバ111は、エッジルータの接続数がM(n)より小さく、かつ、残りのエッジルータが存在するか判断する。管理サーバ111は、エッジルータの総数がM(n)より小さく、かつ、残りのエッジルータが存在すれば、ステップS28へ進む。管理サーバ111は、エッジルータの総数がM(n)以上になった場合、または、残りのエッジルータが存在しなくなれば、ステップS29へ進む。
〔ステップS28〕管理サーバ111は、ホップ数hopに1を加算する。
〔ステップS29〕管理サーバ111は、第n−1階層の全エッジルータの探索が終了したか判断する。管理サーバ111は、全エッジルータの探索が終了していない場合、ステップS30へ進む。管理サーバ111は、全エッジルータの探索が終了した場合、ステップS31へ進む。
〔ステップS30〕管理サーバ111は、iに1を加算し、ステップS26へ進む。
〔ステップS31〕管理サーバ111は、階層nが許容階層数Lであるか判断する。管理サーバ111は、階層nが許容階層数Lでない場合、ステップS32へ進む。管理サーバ111は、階層nが許容階層数Lである場合、処理を終了する。なお、管理サーバ31は、生成した階層構造が制約条件を満たさない場合、制約条件を変更し、上記の処理を再度行う。
〔ステップS32〕管理サーバ111は、nに1を加算し、ステップS25へ進む。
このように、管理サーバ111は、各階層のエッジルータの数を、階層数が増えるに従って逆比例するように、階層を生成する。これにより、管理サーバ111に近いところのエッジルータの制御パケットをまとめて制御スロットにて送信することになり、各制御パケット間のギャップを小さくでき、多くの制御パケットを1つのスロットに収容することが可能となる。
なお、管理サーバ111の階層生成部は、ダイクストラ法を用いて、エッジルータの階層構造を生成することもできる。ただし、管理サーバ111は、第2の実施の形態および第3の実施の形態と同様に、許容制御スロット数N、許容制御パケット集約数M、および許容階層数Lの制約条件を満たすように階層を生成する。
例えば、管理サーバ111は、管理サーバ111およびエッジルータをノードとして、各ノード間のホップ数を定義する。管理サーバ111は、定義したホップ数をメトリックとして、ダイクストラ法により管理サーバ111を基点とした各ノードのコストを計算する。そして、管理サーバ111は、コストの小さい方から、N個のエッジルータを選択し、第1階層のエッジルータとする。なお、第1階層(管理サーバ111の直下)のエッジルータは、N個存在しない場合もあるが、許容制御スロット数Nの制約条件を満たせばよいので、その場合はN個の範囲内で第1階層のエッジルータを選択する。
管理サーバ111は、階層構造に含まれていないエッジルータが通信ネットワークに存在すれば、第1階層のエッジルータからダイクストラ法の基点となるエッジルータを1つ選択する。管理サーバ111は、ダイクストラ法の基点として選択した第1階層のエッジルータ以外の第1階層のエッジルータおよび管理サーバ111を通信ネットワークから除き、その通信ネットワークにおいて、ダイクストラ法により各ノードのコストを計算する。管理サーバ111は、コストの小さい方から、例えば、p個のエッジルータを選択し、第2階層のエッジルータとする。管理サーバ111は、選択した第2階層のエッジルータをさらに通信ネットワークから除き、別の第1階層のエッジルータを基点としてダイクストラ法を走らせ、別の第1階層のエッジルータにおける第2階層のエッジルータを選択する。以下、管理サーバ111は、第1階層の他のエッジルータにおいて同様の処理を行い、第2階層のエッジルータを選択する。
管理サーバ111は、まだ、階層構造に含まれていないエッジルータが通信ネットワークに存在すれば、第2階層のエッジルータを基点として、上記と同様にダイクストラ法を走らせ、第3階層のエッジルータを選択する。管理サーバ111は、通信ネットワークの全てのエッジルータを階層構造に含めることができると、処理を終了する。もちろん、管理サーバ111は、制約条件を満たすように階層を生成する。管理サーバ111は、制約条件を満たさなければ、上記のp値や制約条件を変更し、エッジルータの階層を生成する。
上記では、管理サーバ111は、ホップ数をメトリックとしてダイクストラ法を用いて階層構造を生成したが、エッジルータ間の遅延を定義してこれをメトリックとし、ダイクストラ法を用いて階層構造を生成することもできる。
(付記1) 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行う複数のエッジルータを備えたネットワークの管理を行うネットワーク管理装置において、
前記複数のエッジルータに関する階層構造情報を生成する生成部と、
生成された該階層構造情報を前記複数のエッジルータに通知する通知部と、
を備え、
前記階層構造情報において、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信する、
ことを特徴とするネットワーク管理装置。
(付記2) 前記生成部は、前記最上位の階層に属するエッジルータの数が前記制御スロットの数以下であり、前記最上位の階層に属するエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が前記制御スロットに格納される前記制御パケットの数以下であり、前記複数のエッジルータの階層数が所定の階層数以下であるように、当該ネットワーク管理装置を頂点としたホップ数に基づき、前記階層構造情報を生成することを特徴とする付記1記載のネットワーク管理装置。
(付記3) 前記生成部は、各階層の前記複数のエッジルータの数が階層数に逆比例するように前記階層構造情報を生成することを特徴とする付記2記載のネットワーク管理装置。
(付記4) 前記生成部は、前記最上位の階層に属するエッジルータの数が前記制御スロットの数以下であり、前記最上位の階層に属するエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が前記制御スロットに格納される前記制御パケットの数以下であり、前記複数のエッジルータの階層数が所定の階層数以下であるように、前記複数のエッジルータ間のホップ数をメトリックとしたダイクストラ法によって前記階層構造情報を生成することを特徴とする付記1記載のネットワーク管理装置。
(付記5) 前記生成部は、前記最上位の階層に属するエッジルータの数が前記制御スロットの数以下であり、前記最上位の階層に属するエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が前記制御スロットに格納される前記制御パケットの数以下であり、前記複数のエッジルータの階層数が所定の階層数以下であるように、前記複数のエッジルータ間の遅延をメトリックとしたダイクストラ法によって前記階層構造情報を生成することを特徴とする付記1記載のネットワーク管理装置。
(付記6) 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行うエッジルータにおいて、
ネットワーク管理装置によって生成された、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信する階層構造情報を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記階層構造情報に基づいて前記制御パケットを送受信する通信部と、
を有することを特徴とするエッジルータ。
(付記7) 前記通信部は、自分の前記制御パケットよりバッファに保持している前記下位の階層に対応するエッジルータの前記制御パケットを優先して前記上位の階層に属するエッジルータまたは前記ネットワーク管理装置に送信することを特徴とする付記6記載のエッジルータ。
(付記8) 前記通信部は、バッファに保持している前記下位の階層に属するエッジルータの前記制御パケットより自分の前記制御パケットを優先して前記上位の階層に属するエッジルータまたは前記ネットワーク管理装置に送信することを特徴とする付記6記載のエッジルータ。
(付記9) 前記通信部は、バッファに保持している前記下位の階層に属するエッジルータの前記制御パケットと自分の前記制御パケットとを交互に前記上位の階層に属するエッジルータまたは前記ネットワーク管理装置に送信することを特徴とする付記6記載のエッジルータ。
(付記10) 前記通信部は、バッファに保持している前記下位の階層に属するエッジルータの前記制御パケットの数に応じて、前記バッファに保持している前記制御パケットまたは自分の前記制御パケットを前記上位の階層に属するエッジルータまたは前記ネットワーク管理装置に送信することを特徴とする付記6記載のエッジルータ。
(付記11) 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行う複数のエッジルータを備えたネットワークの管理を行うネットワーク管理装置の階層生成方法において、
前記複数のエッジルータに関する階層構造情報を生成し、
生成された該階層構造情報を前記複数のエッジルータに通知し、
前記階層構造情報において、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信する、
ことを特徴とする階層生成方法。
(付記12) 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行うエッジルータの制御パケット通信方法において、
ネットワーク管理装置によって生成された、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信する階層構造情報を記憶し、
前記記憶部に記憶された前記階層構造情報に基づいて前記制御パケットを送受信する、
ことを特徴とする制御パケット通信方法。
1 ネットワーク管理装置
1a 生成部
1b 通信部
2a〜2d エッジルータ
3a〜3d 中継ルータ

Claims (7)

  1. 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行う複数のエッジルータを備えたネットワークの管理を行うネットワーク管理装置において、
    前記複数のエッジルータに関する階層構造情報を生成する生成部と、
    生成された該階層構造情報を前記複数のエッジルータに通知する通知部と、
    を備え、
    前記階層構造情報において、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信
    前記生成部は、各階層の前記複数のエッジルータの数が階層数に逆比例するように前記階層構造情報を生成する、
    ことを特徴とするネットワーク管理装置。
  2. 前記生成部は、前記最上位の階層に属するエッジルータの数が前記制御スロットの数以下であり、前記最上位の階層に属するエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が前記制御スロットに格納される前記制御パケットの数以下であり、前記複数のエッジルータの階層数が所定の階層数以下であるように、当該ネットワーク管理装置を頂点としたホップ数に基づき、前記階層構造情報を生成することを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理装置。
  3. 前記生成部は、前記最上位の階層に属するエッジルータの数が前記制御スロットの数以下であり、前記最上位の階層に属するエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が前記制御スロットに格納される前記制御パケットの数以下であり、前記複数のエッジルータの階層数が所定の階層数以下であるように、前記複数のエッジルータ間のホップ数をメトリックとしたダイクストラ法によって前記階層構造情報を生成することを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理装置。
  4. 前記生成部は、前記最上位の階層に属するエッジルータの数が前記制御スロットの数以下であり、前記最上位の階層に属するエッジルータとそれをルートとする配下のエッジルータとの数が前記制御スロットに格納される前記制御パケットの数以下であり、前記複数のエッジルータの階層数が所定の階層数以下であるように、前記複数のエッジルータ間の遅延をメトリックとしたダイクストラ法によって前記階層構造情報を生成することを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理装置。
  5. 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行うエッジルータにおいて、
    ネットワーク管理装置によって生成された、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信する階層構造情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記階層構造情報に基づいて前記制御パケットを送受信する通信部と、
    を備え、前記階層構造情報は、各階層の複数のエッジルータの数が階層数に逆比例するように生成されている、
    ことを特徴とするエッジルータ。
  6. 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行う複数のエッジルータを備えたネットワークの管理を行うネットワーク管理装置の階層生成方法において、
    前記複数のエッジルータに関する階層構造情報を生成し、
    生成された該階層構造情報を前記複数のエッジルータに通知し、
    前記階層構造情報において、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信し、
    各階層の前記複数のエッジルータの数が階層数に逆比例するように前記階層構造情報を生成する、
    ことを特徴とする階層生成方法。
  7. 時分割された複数のスロットを用いてパケット通信を行うエッジルータの制御パケット通信方法において、
    ネットワーク管理装置によって生成された、下位の階層に対応するエッジルータは、より上位の階層に属するエッジルータに対して前記複数のスロットのうちデータスロットを用いて制御パケットを送信し、最上位の階層に属するエッジルータは、前記複数のスロットのうち制御スロットを用いて下位の階層から受信した制御パケットを送信する階層構造情報を記憶し、
    記憶部に記憶された前記階層構造情報に基づいて前記制御パケットを送受信し、
    前記階層構造情報は、各階層の複数のエッジルータの数が階層数に逆比例するように生成されている、
    ことを特徴とする制御パケット通信方法。
JP2009251810A 2009-11-02 2009-11-02 ネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法 Expired - Fee Related JP5392010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009251810A JP5392010B2 (ja) 2009-11-02 2009-11-02 ネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009251810A JP5392010B2 (ja) 2009-11-02 2009-11-02 ネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011097507A JP2011097507A (ja) 2011-05-12
JP5392010B2 true JP5392010B2 (ja) 2014-01-22

Family

ID=44113918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009251810A Expired - Fee Related JP5392010B2 (ja) 2009-11-02 2009-11-02 ネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5392010B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6357256B1 (ja) * 2017-03-16 2018-07-11 ソフトバンク株式会社 中継装置及びプログラム
WO2018169083A1 (ja) * 2017-03-16 2018-09-20 ソフトバンク株式会社 中継装置及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000287282A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Ando Electric Co Ltd ネットワークの遠隔制御システム
JP3858980B2 (ja) * 2001-11-06 2006-12-20 横河電機株式会社 遠隔制御・監視方法及び遠隔制御・監視システム
JP2009171476A (ja) * 2008-01-21 2009-07-30 Hitachi Ltd サーバ管理システム及びその構築方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011097507A (ja) 2011-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3949293B1 (en) Slice-based routing
EP2911348B1 (en) Control device discovery in networks having separate control and forwarding devices
KR100973695B1 (ko) 노드 장치 및 스패닝 트리를 이용한 최단 경로 결정 방법
US20070242607A1 (en) Method and system for controlling distribution of network topology information
CN100505692C (zh) 高性能路由器bgp路由协议分布并行实现方法
CN102387078B (zh) 一种trill网络中维护邻居关系的方法和路由桥
US9794129B2 (en) Building topology in communications networks
KR102342723B1 (ko) 프로그래머블 네트워크 기술 기반의 멀티 홈드 네트워크 라우팅 및 포워딩 방법
CN107294852B (zh) 一种使用拓扑分散短路径集的网络路由方法
CN101155131A (zh) 最小化路径抢占代价的标签交换路径建立方法
CN103986663A (zh) 数据中心及其实现数据处理的方法和网络控制器
CN114024969B (zh) 一种负载均衡方法、装置和系统
JP2018029326A (ja) 産業応用のためのコンテンツ中心クロスレイヤスケジューリング
CN108173766B (zh) 一种基于差异化QoS的多业务分层拓扑路由方法
EP1506640B1 (en) Distribution scheme for distributing network parameters among network nodes
CN103326943A (zh) 数据流重路由方法和控制器
US9118592B2 (en) Switch and/or router node advertising
JP5375661B2 (ja) 経路割当装置および経路割当方法
US20150295654A1 (en) System architecture for global optimization of flexible grid optical network and global optimization method therefor
US20160072701A1 (en) Method, apparatus and system for controlling routing information advertising
JP5392010B2 (ja) ネットワーク管理装置、エッジルータ、階層生成方法、および制御パケット通信方法
CN102355418B (zh) 一种路由器的报文转发方法
JP5589808B2 (ja) 通信装置および経路割当方法
CN114650255A (zh) 报文处理方法及网络设备
EP3725044B1 (en) Actn virtual network augmentation for resource sharing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees