JP5391634B2 - 文書の段落分析によるその文書のタグの選択 - Google Patents

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Description

本発明は概してレキシグラフィカル分析(lexigraphical analysis)に関し、特に文書の段落分析によるその文書のタグ選択に関する。
データのコーパス(corpus)は大量の情報を保持し、関連する情報を見つけるのは困難である。文書にはタグを付けて関連情報の検索を容易にすることができる。しかし、場合によっては、いままでの文書タグ付け方法は情報を見つける際に効果的でないことがある。同様に、今までの検索方法は関連情報を見つける際に効果的でないことがある。
[関連出願]
本願は、デイビッド・マービットらにより2007年10月5日に出願された米国仮出願第60/977,877号、発明の名称「段落及びカテゴリー分析に基づくタグ付け」、代理人管理番号第073338.0553号の米国特許法第119条(e)項の利益を主張するものである。
発明の詳細な説明
概要
一実施形態では、文書へのタグの付与はその文書へのアクセスを含む。文書はワードを含むテキスト単位よりなる。各テキスト単位に対して次の段階を実行する。一テキスト単位のワードの一部をタグ候補として選択し、タグ候補間の関係性(relatedness)を求め、求めた関係性の程度に応じてタグ候補を選択し、そのテキスト単位のタグ候補集合を生成する。各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補の間の関係性(relatedness)を決定する。決定した関係性に応じて、少なくとも1つのタグ候補を文書に付与する。例えば、その文書に最も関係するある数のタグ候補を選択し、そのタグ候補をその文書に付与することにより、一組のタグを付与する。
実施形態
図1は、文書のタグを選択するシステム10の一実施形態を示す図である。ある実施形態では、システム10は文書のテキスト単位(段落など)を分析することによりタグを選択する。この実施形態では、システム10はテキスト単位のワードから各テキストの一組のタグ候補を特定する。システム10は、相異なるタグ候補集合のタグ候補の関係性を比較して、その関係性によりその文書のタグを選択する。
ある実施形態では、ワードのサブセット(subset)と辞書Dとが与えられた時に、その逆インデックスIIから有向類似性を計算することができる。ここで、インデックスIIは例えばワードwとwのエントリーI(w)とI(w)を含む。一般的に、逆インデックス(inverted index)は、ターム(term)からその位置へのマッピング、すなわちそのタームが現れる共起コンテキスト(co-occurrence contexts)へのマッピングを格納したインデックスデータ構造である。D中のワードwとwの各ペアに対して、II中のエントリーI(w)、I(w)の結合部分中の値を、I(w)中の値の数で割った値としてDA(i,j)を定義する。一般的に、DA(i,j)はDA(j,i)と必ずしも等しくはない。その結果は任意の適切な方法で格納する。例えば、行ごとに、すなわちD(1,i)を格納し、次にD(2,j)を格納し、以下同様に格納する。各行iに対して、|I(w)|を格納し、その後にwとの結合部分(conjunction)の濃度を格納する。
ある実施形態では、有向類似性を3段階で計算する。上記の実施形態では、各辞書タームには一意的な整数の識別子を付与する。逆インデックスのエントリーはその整数識別子に対応する。段階0では、Dに対応するIIのエントリーを読み出す。パラメータ(s,o)に対して、ks+oの形である要素識別子を保存する。値ks+oにより、逆インデックスII中の調べるべきエントリーのサブセットが決まる。このようにして、有向類似性を並行して計算できる。一例として、パラメータs,o(1,0)から得られる結果は、パラメータ(3,0)、(3,1)、(3,2)の計算を合わせたものから得られる結果と同じである。この段階により非常に大きな逆インデックスに対してDAテーブルを計算することができる。
段階1では、DA(i,j)のみに対して行ごとに結合を計算する。段階2では、計算された上部三角領域のUT DA配列を読み出す。下部三角領域は、上記三角領域からその転置として求められる。ある実施形態では、同じ次元の複数のDA配列をひとつの配列に結合してもよい。大きな逆インデックスIIのDA配列を、パラメータを(s,i)としてi=0..(s−1)にわたるDAの和として計算できる。有向類似性(directional affinities)を算出できるように、計算した結合(conjunctions)とともに付加的な情報を格納してもよい。ある実施形態では、IIエントリーの濃度を格納してもよい。
ある実施形態では、DAを行ごとに格納し、DAエントリーの計算と並行してAAエントリーの計算を進めることができる。具体的に、DAの行をディスクから読み出しつつ加算し、最後に辞書エントリーの数で規格化することによってAAを生成する。
図示した実施形態において、システム10はクライアント20、サーバ22、及びメモリ24を含む。ユーザは、クライアント20によりサーバ22と通信して、言語のオントロジを生成する。クライアント20は、ユーザ入力をサーバ22に送信し、サーバ出力をユーザに提供(例えば、表示や印刷)する。サーバシステム24は言語のオントロジを生成するアプリケーションを管理する。メモリ24はサーバシステム24が使うデータを記憶する。
図示した実施形態において、メモリ24はページ50とレコード54とを記憶している。ページ50(すなわち文書または共起コンテキスト)はワード(word)の集まりである。ページ50の例としては、文書のページや、文書や、ブックや、ウェブページや、通信(例えば電子メールやインスタントメッセージ)その他がある。ページ50はページ識別子により識別できる。ページ50は有体のコンピュータ読み取り可能媒体に電子的に記憶されていてもよい。ページ50には任意の適切なコンテンツが含まれる。例えば、テキスト(文字、ワード、数字等)、画像(グラフィックス、写真、ビデオ等)、オーディオ(録音、コンピュータ生成サウンド等)、ソフトウェアプログラムが含まれる。ある実施形態では、一組のページ50がコーパス(corpus)に属している。コーパスは特定の主題、コミュニティ、組織、エンティティ(entity)に関連している。
レコード54はページ50を記述する。本実施形態では、レコード54は、インデックス58、逆インデックス62、オントロジ66、クラスタ67を含む。インデックス58はインデックスリストを含み、ページ50のインデックスリストはページ50のワードを示す。逆インデックス62は逆インデックスリストを含み、あるワード(または一組のワード)の逆インデックスリストはそのワード(または一組のワード)を含むページ50を示す。一実施例では、リストWはワードwを含むページ50のページ識別子を含む。リストW&Wはワードwとwの両方を含む連言ページ(conjunction pages)50のページ識別子を含む。リストW+Wはワードwまたはwのいずれかを含む選言ページ(disjunction pages)50のページ識別子を含む。P(W)はWのページ50の数、すなわちワードwを含むページ50の数である。
一実施形態では、リスト(インデックスリスト、逆インデックスリスト等)はバイナリ・ディシジョン・ダイアグラム(BDD)として記憶される。一実施例では、集合Wのバイナリ・ディシジョン・ダイアグラムBDD(W)はワードwを有するページ50を表す。BDD(W)の充分割当カウント(satisfying assignment count)Satisf(BDD(W))によりワードwを有するページ50の数P(W)が求まる。
Figure 0005391634
したがって、
Figure 0005391634
オントロジ66は言語のワードとそのワード間の関係を表すものである。一実施形態では、オントロジ66はワード間の類似性(affinities)を表す。図示した実施例では、オントロジ66は類似性マトリックスと類似性グラフを含む。類似性マトリックスの例を図3乃至図5を参照して説明する。類似性グラフの例を図6を参照して説明する。クラスタ67は互いに関係するワードのクラスタを記録している。クラスタは図7を参照してより詳細に説明する。
図示した実施形態では、サーバ22は類似性モジュール30、クラスタリングモジュール31、及びオントロジ特性モジュール32、及びタギングモジュールを含む。類似性モジュール30はワードのペアの類似性を計算し、その類似性を類似性マトリックスに記録し、及び/または類似性マトリックスをレポートする。類似性モジュール30は類似性グラフも生成できる。類似性モジュール30は図2を参照してより詳細に説明する。
実施形態では、クラスタリングモジュール31は、データセット中の関係する要素のクラスタを特定することにより、そのデータセット中のパターンを発見する。実施形態では、クラスタリングモジュール31は一組のワード(例えば、言語や一組のページ50等)のクラスタを特定できる。一般的に、クラスタのワードは互いに強く関係しているが、クラスタ外のワードとは関係していない。ワードのクラスタはその一組のワードのテーマ(すなわちトピック)を指定する。ある実施形態では、クラスタリングモジュール31は、関係するワード間の類似性によりそのクラスタを特定する。その実施形態では、クラスタのワードは互いに強く類似しているが、クラスタ外のワードとは類似していない。クラスタリングモジュール31は図7を参照してより詳細に説明する。
実施形態では、オントロジ特性モジュール32は一組のワード(例えば、ワードやそのワードを含む文書)のオントロジ特性(ontology features)を決定し、そのオントロジ特性を様々な場合に適用する。オントロジ特性はワードセットの特徴であり、言語のオントロジ空間にそのワードセットを配置するものである。オントロジ特性の例としては深さ(depth)と具体性(specificity)がある。実施形態では、深さ(depth)はワードセットのテキストとしての精巧さ(textual sophistication)を示す。深さがより大きい(深い)ワードセットは、より技術的かつ専門的であり、深さがより小さい(浅い)ワードセットは、より一般的なものである。実施形態では、ワードセットの具体性はそのワードセットのテーマの数に関係する。具体性が高いワードセットが有するテーマはより少なく、具体性が低いワードセットが有するテーマはより多い。
オントロジ特性モジュール32はオントロジ特性を任意の適切な場合に適用する。適切な場合とは、例えば、オントロジ特性による文書の検索、ソート、選択や、文書のオントロジ特性のレポートや、ユーザの文書のオントロジ特性の決定などである。オントロジ特性モジュール32は図8を参照してより詳細に説明する。
ある実施形態では、タギングモジュール(tagging module)35は、文書にタグ付けするタグを選択する。タグは任意の適切な方法で選択することができる。ある実施形態では、タギングモジュール35はトピックスをそれに関係するワードの統計的分布としてモデル化する。タギングモジュール35は統計的分布を用いて、文書から選択されたワードが出現する確率が最も高いトピックスを特定し、そのトピックスに応じてその文書のタグを選択する。他の実施形態では、タギングモジュール35は文書のパラグラフのタグ候補を特定する。タギングモジュール35はタグ候補の、その文書の他のタグ候補との関係性を決定して、その決定に応じてその文書のタグを選択する。さらに別の実施形態では、タギングモジュール35は文書のタグを推奨する。タグは、ユーザまたはコンピュータが入力または選択した目標タグ(target tags)との類似性(例えば、有向類似性や差分類似性)に基づいて推奨する。タグ部314は、最終的にタグを選択すると、選択したタグを文書に付与する。タギングモジュール35は図9を参照してより詳細に説明する。
システム10の構成要素は、インターフェース、ロジック、メモリ、その他の適切な要素を含む。インターフェースは入力を受信し、出力を送信し、入力や出力を処理し、その他の適当な動作を行う。インターフェースはハードウェア及び/またはソフトウェアを含む。
ロジックは、これらの構成要素の動作を行い、例えば、入力から出力を生成する命令を実行する。ロジックはハードウェア、ソフトウェア及び/またはその他のロジックを含む。ロジックは有体媒体にエンコードされ、コンピュータにより実行された時に動作するものであってもよい。プロセッサ等のある種のロジックが構成要素の動作を管理してもよい。プロセッサの例としては、例えば、コンピュータ、マイクロプロセッサ、アプリケーションその他のロジックがある。
メモリは情報を記憶する。メモリは有体の、コンピュータ読み取り可能な、及び/またはコンピュータ実行可能な記憶媒体である。メモリの例には、コンピュータのメモリ(RAM、ROM等)、大規模記憶媒体(ハードディスク等)、リムーバブル記憶媒体(CD、DVD等)、データベースやネットワーク記憶装置(サーバ等)、その他のコンピュータ読み取り可能な媒体が含まれる。
本発明の範囲から逸脱することなく、システム10に修正、追加、または削除をすることができる。システム10の構成要素は一体であっても分かれていてもよい。さらに、システム10の動作を実行する構成要素は、これより多くても少なくてもよいし、他の構成要素であってもよい。例えば、生成器42、46の動作を1つの構成要素により行ってもよいし、類似性計算器34の動作を2つ以上の構成要素で行ってもよい。また、システム10の動作の実行は、ソフトウェア、ハードウェア、及び/またはその他のロジックを含む任意の適切なロジックを用いて行ってもよい。本明細書では、「各」とは、集合の各要素、または集合の部分集合の各要素を指す。
本発明の範囲から逸脱することなく、マトリックスの例に修正、追加、または削除をすることができる。マトリックスに含まれる値はこれより多くても少なくてもよく、他の値が含まれてもよい。また、マトリックスの値を任意の適切な順序で構成してもよい。
図2は、図1のシステム10で使用できる類似性モジュール30の一実施形態を示す図である。類似性モジュール30はワードのペアの類似性を計算し、その類似性を類似性マトリックスに記録し、及び/またはその類似性マトリックスをレポートする。類似性モジュール30は類似性グラフも生成できる。
図示した実施形態では、類似性モジュール30は類似性計算器34、オントロジ生成器38、及びワード推奨器48を含む。類似性計算器34は、ワードwの、または第1のワードwと第2のワードwを含むワードペアの任意の適切なタイプの類似性を計算する。類似性の例には基本類似性、有向類似性、平均類似性、差分類似性、その他の類似性が含まれる。
一実施形態では、ワード推奨器48は、シード・ワード(seed word)を受け取り、そのシード・ワードとの類似性が閾値より高いワードを特定する。類似性閾値は任意の適切な値であり、0.25、0.5、0.75、0.95やこれらより大きな値であってもよい。類似性閾値は予めプログラムしても、ユーザが指定してもよい。
基本類似性はワードw及び/またはwを含むページ50の量(例えば数)に基づき計算できる。連言ページ量(conjunction page amount)はワードwとwを両方とも含むページ50の量を表し、選言ページ量(disjunction page amount)はワードwまたはwのいずれか一方を含むページ50の量を表す。基本類似性は連言ページ量を選言ページ量で割って求められる。一実施例では、連言ページ数はワードwとワードwを含むページ数を示し、選言ページ数はワードwまたはワードwのいずれかを含むページ数を示す。基本類似性は連言(conjunction)ページ数を選言(disjunction)ページ数で割って求めることができる。
Figure 0005391634
図3は、基本類似性を記録した類似性マトリックス110の一例を示す図である。図示した例では、類似性マトリックス110はワードw,...,wのペアごとの類似性を記録している。類似性マトリックス110によると、ワードwとwの間の類似性は0.003であり、ワードwとwの間の類似性は0.005であり、以下同様である。
図1に戻り、類似性グループは相互に類似性が高いワードのペアを含み、この類似性グループを用いてページのコンテンツに対するワードw、w間の関係を捉える。類似性が類似性グループ閾値よりも高いことを、類似性が高いという。閾値は任意の適切な値であり、0.50、0.60、0.75、0.90、0.95より大きな値であってもよい。1つのワードは2つ以上の類似性グループに属してもよい。一実施形態では、類似性グループはBDDとして表すことができる。逆インデックス62に、BDDのポインタをそのグループの各ワードとともに格納してもよい。
有向類似性を用いてワードwに対するワードwの重要性を測ることができる。類似性計算器34は、ワードwが与えられたときのワードwの有向類似性を、ワードwとwを含むページ50の量(例えば数)から計算する。ワードwページ量は、ワードwを含むページ50の量を表す。ワードwが与えられたときのワードwの有向類似性は、連言ページ量をワードwページ量で割ったものである。例えば、ワードwページの数はワードwを含むページ50の数を示す。ワードwが与えられたときのワードwの有向類似性は、結合ページ50の数をワードwページ50の数で割ったものである。
Figure 0005391634
DAffinity(w,w)はDAffinity(w,w)と同じではない。ワードwとwの間の有向類似性DAffinity(w,w)が高いということは、ページ50がワードwを含むときにそのページ50がワードwを含む確率が高いということを示す。一例では、ページ[1 2 3 4 5 6]がワードwを含み、ページ[4 2]がワードwを含む。ワードwを含むページがワードwも含むということは、ワードwの観点からは、ワードwの重要性が高いということである。ワードwを含むページの1/3のみがワードwを含むということは、ワードwの観点からは、ワードwの重要性が低いということである。
図4は、ワードw,...wの基本類似性を記録した類似性マトリックス120の一例を示す図である。上記の例では、ワード124はAワード、ワード128はBワードである。マトリックス120の行はAワードが与えられたときのBワードの類似性を記録し、類似性マトリックス120の列はBワードが与えられたときの類似性を記録する。
図1に戻り、他のワードwに対するワードwの平均類似性を計算する。一実施形態では、平均類似性は、ワードwとその他のすべてのワードwとの間の類似性の平均である。N個のワードに対するワードwの平均類似性は次式で表される。
Figure 0005391634
図5は、平均類似性を記録した類似性マトリックス140の一例を示す図である。行142はワード1乃至ワード50,000の基本類似性を記録している。行144はワード1乃至ワード50,000の平均類似性を記録している。
図1に戻り、ワードの平均類似性はそのワードの深さを示す。平均類似性が低いワードは深いワードであると考えられ、平均類似性が高いワードは浅いワードであると考えられる。深いワードは技術的であり、具体的であり、精密であるという傾向がある。深いワードの割合が高いページ50は深いページであると考えられ、深いワードの割合が低いページ50は浅いページであると考えられる。一実施形態では、ユーザは検索するワード及び/またはページ50の深さを指定することができる。
ページ50の深いワードは関係性が高いワードのクラスタを形成する。クラスタは共通のアイデアやテーマを表す。ページ50のテーマ数はそのページ50の具体性(specificity)を示す。テーマが少ないページ50はより具体的であると考えられ、テーマが多いページ50はあまり具体的でないと考えられる。
ワードwに対するワードwの差分類似性は、ワードwとwの間の有向類似性からワードwのその他すべてのワードとの平均類似性を引いたものである。差分類似性は次式で表せる:
Figure 0005391634
差分類似性は、ページ50にワードwが出現する一般的な傾向によるバイアスを除去したものである。場合によっては、差分類似性は、ページがワードwを含むときにそのページがワードwを含む確率をより正確に示すものである。
差分類似性は様々な応用ができる。一例では、人の名前の間の差分類似性を用いて社会的ネットワークを研究できる。他の例では、言語要素間の差分類似性を用いて自然言語処理を研究できる。他の例では、製品間の差分類似性を用いてマーケティングを研究できる。
類似性計算器34は、任意の適切な方法を用いて逆インデックスリストを検索し類似性を計算する。例えば、ワードwとワードwを両方とも含むページを特定するため、類似性計算器34は、ワードwのリストWとワードwのリストWを検索して共通の要素(すなわち共通のページ識別子)を探す。
実施形態では、オントロジ生成器38は、類似性マトリックスや類似性グラフなどの、言語のオントロジ66を生成する。オントロジは、基本類似性、有向類似性、平均類似性、差分類似性その他の任意の適切な類似性から生成できる。オントロジ66は、任意の適切な方法で、言語から選択されたワードから生成できる。例えば、その言語の一般的に使用されている部分のワードや、主題領域に関係するワードを選択する。
図示した実施例では、オントロジ生成器38は類似性マトリックス生成器42と類似性グラフ生成器46を含む。類似性マトリックス生成器42は、ワード間の類似性を記録する類似性マトリックスを生成する。類似性グラフ生成器46は、ワード間の類似性を表す類似性グラフを生成する。類似性グラフでは、ノードはワードを表し、ノード間の有向エッジの重みはそのノードが表すワード間の類似性を表す。類似性グラフは任意の適切な次元数を有する。
図6は、類似性グラフ150の一例を示す図である。類似性グラフ150はノード154とリンク158を含む。ノード154はワードを表す。この例では、ノード154aはワード「バイナリ(binary)」を表している。ノード154間の有向エッジの重みは、ノード154が表すワード間の類似性を表す。例えば、重みが大きければ類似性が大きい。ノード間のリンク158は、そのノード154が表すワード間の類似性がある類似性閾値より大きいことを示している。類似性閾値は任意の適切な値であり、例えば、0.25、0.5、0.75、0.95であっても、これらより大きな値であってもよい。
図7は、図1のシステム10で使用できるクラスタリングモジュール31の一実施形態を示す図である。実施形態では、クラスタリングモジュール31は、データセット中の関係のある要素のクラスタを特定することにより、そのデータセット中のパターンを発見する。実施形態では、クラスタリングモジュール31は一組のワード(例えば、言語や一組のページ50等)のクラスタを特定できる。一般的に、クラスタのワードは互いに強く関係しているが、クラスタ外のワードとは関係していない。ワードのクラスタはその一組のワードのテーマ(すなわちトピック)を指定する。
ある実施形態では、クラスタリングモジュール31は、関係するワード間の類似性によりそのクラスタを特定する。その実施形態では、クラスタのワードは互いに強く類似しているが、クラスタ外のワードとは類似していない。一実施形態では、ワードは、かなり類似(sufficiently affine)していれば類似性が高い(highly affine)と考える。ワードは、類似性規準(例えば閾値)を満たせば十分類似している。以下に類似性規準の例を示す。
任意の適切な類似性を用いてクラスタを特定できる。実施形態では、クラスタリングモジュール31は有向類似性を用いる。あるワードの他のワードに対する有向類似性はそのワードの共起性(co-occurrence)を特徴づける。クラスタは同様の共起性を有するワードを含んでいる。実施形態では、クラスタリングモジュール31は差分類似性を用いる。 差分類似性は、ページ50にあるワードが出現する一般的な傾向によるバイアスを除去する傾向がある。
図示した実施形態では、クラスタリングモジュール31はクラスタリングエンジン210とクラスタリング分析器214とを含む。クラスタリングエンジン210は類似性によりワードのクラスタを特定し、クラスタリング分析器214は類似性によるクラスタリングを用いて様々な分析を行う。
クラスタリングエンジン210は任意の適切な方法で、類似性によるワードのクラスタを特定する。クラスタの特定方法の3つの例を説明する。一組のワードからのクラスタの構成と、ワードのクラスタへのソーティングと、ワードの類似性ベクトルの比較である。一実施形態では、クラスタリングエンジン210は一組のワードからクラスタを構成する。一例では、クラスタリングエンジン210は、類似性*Aff(w,w)を有するワード{w}の集合WからクラスタSを構成する。類似性値*Aff(w,w)はワードwのワードwに対する、有向類似性DAffinity(w,w)や差分類似性DiffAff(w,w)等の任意の適切な類似性を表す。ここで挙げる類似性値の例は規格化した値であってもよい。上記の例では、Afffor(w,w)は前方類似性を表し、Affback(w,w)は後方類似性を表す。
上記の例では、クラスタSはシード・ワードwで始まる。カレント・ワード(current word)wは、カレント・アイテレーション(current iteration)において集合Wのワードと比較される、クラスタSのワードを表す。カレント・ワードは、最初にシード・ワードwに設定される。
1回の繰り返しにおいて、カレント・ワードwはクラスタSのワードに設定される。集合Wのワードwは、カレント・ワードwxとの前方類似性Afffor(w,w)に応じてソートされる。ソートされた集合Wの始めから開始して、類似性規準を満たす候補ワードwを特定する。類似性規準はカレント・ワードwとの前方類似性規準(a forward affinity with the current word wx criterion)を含む:
Figure 0005391634
及び、シード・ワードwとの後方類似性規準(a backward affinity with the seed word wq criterion):
Figure 0005391634
ここで、Thcfは候補ワードの前方閾値を表し、Thcbは後方ワードの後方閾値を表す。候補ワード{w}の順序付き集合の最初のワードをクラスタSに加える。加えたワードの数はパラメータSizeで与えられる。閾値ThcfとThcbは、最小値と最大値の間にある任意の適切な値を有する浮動小数点パラメータである。例としては、ThcfとThcbの適切な値は実際の類似性の序列リスト(rank-ordered list)から決定される。例えば、リストの200番目の値を使用する。パラメータSizeは任意の適切な値を有する整数パラメータである。適切な値の例として、デフォルト値を1,2,3または4にしてもよい。実施形態では、上記のパラメータは繰り返しによって変化してもよい。
繰り返し回数は任意の適切なものであればよい。一例では、繰り返し回数をこの方法の開始前に指定できる。他の例では、回数をこの方法の実行中に計算できる。例えば、その回数をクラスタSの大きさの増大率から計算できる。
他の実施形態では、クラスタリングエンジン210は、一組のワードをクラスタにソーティングすることにより、クラスタを特定する。一例では、集合Wのワード{w}を、差分類似性や有向類似性などの類似性*Aff(w,w)に応じてソートする。他の例では、ワード{w}を、別のワード集合Qの各メンバーに対するワードwiの類似性の累積関数(合計等)によりソートする。集合Wは任意の適切な方法で選択することができる。例えば、集合Wはクエリに最も関係するX個のワードである。Xは任意の適切な値である。例えば、10乃至100、100乃至200、または200以上の値である。
上記の例ではクラスタは最初、空である。集合Wの最初のワードwをクラスタに入れる。各繰り返しにおいて、集合Wからカレント・ワードwを選択する。*Aff(w,w)が類似性閾値Thにより与えられる類似性規準を満たせば、カレント・ワードwxをクラスタに入れる。ここで、wはそのクラスタに入れられた最初のワードを表す。閾値Thの値は任意の適切なものである。例えば、最小値が0.0で最大値が1.0のとき、0.1乃至0.5の範囲にある値である。*Aff(w,w)が閾値Thを満たさないとき、カレント・ワードwは空のクラスタに入れられる。集合Wの各ワードに対して繰り返す。
集合Wのワードを処理してから、小さいクラスタを削除してもよい。例えば、ワード数がYに満たないクラスタを削除してもよい。Yは任意の適切な値であり、例えば、3乃至5、5乃至10、10乃至25、25乃至50、または50以上の範囲の値である。
クラスタ数が満足のいく範囲になければ、閾値Thを変えて上記プロセスを繰り返す。閾値Thを変えることによりクラスタに入れる規準が厳しくなったりゆるくなったりする。上記の満足のいく範囲は、任意の適切な値であるクラスタ数の最小値と最大値により決めてもよい。適切な値の例としては、最小値については1乃至5、5乃至10、または10以上の範囲の値であり、最大値については10乃至15、15乃至20、または20以上の範囲の値である。閾値Thを大きくしてクラスタ数を大きくしてもよいし、小さくしてクラスタ数を小さくしてもよい。
他の実施形態では、クラスタリングエンジン210は、ワードの類似性ベクトルを比較することによりクラスタを特定する。実施形態では、類似性マトリックスの行と列により類似性ベクトル<w,*Aff(w,w),...,*Aff(w,w),...,*Aff(w,w)>ができる。これはワードwのワードw(j=1,...,n)に対する類似性を表す。類似性値*Aff(w,w)はワードwのワードwに対する、有向類似性や差分類似性等の任意の適切な類似性を表す。
実施形態では、類似性値が同様である類似性ベクトルはクラスタを示す。説明のためだけに、類似性ベクトルを類似性空間におけるワードの類似性の座標とみなしてもよい。すなわち、各類似性値*Aff(w,w)をある次元の座標とみなす。類似性値が近い(similar)類似性ベクトルは、そのベクトルが付随するワードが類似性空間において互いに近いことを示している。すなわち、そのベクトルは、そのワードが他のワードと有する類似性関係が近いことを示し、同じクラスタに含めることが適当であることを示す。
類似性ベクトルは、適切な距離関数により、1つの類似性ベクトルが他の類似性ベクトルの近傍にあるとき、類似性ベクトルは近い。距離関数は、類似性ベクトルに対して、その大きさのベクトルの標準的なユークリッド距離として、またはその大きさのベクトルの余弦として定義することができる。距離関数は、クラスタリングエンジン210やユーザによって指定することもできる。
実施形態では、クラスタリングエンジン210はクラスタリング・アルゴリズムを用いて、互いに近い値を有する類似性ベクトルを特定する。クラスタリング・アルゴリズムの例には、ダイレクト(direct)・アルゴリズム、反復二分(repeated bisection)・アルゴリズム、集積(agglomerative)・アルゴリズム、バイアス集積(biased agglomerative)・アルゴリズムその他の適切なアルゴリズムなどがある。一例では、クラスタリングエンジン210は「CLUTO」などのクラスタリングソフトウェアを含む。
クラスタリング分析器214は、任意の適切なアプリケーションにおいて分析のために類似性クラスタリングを用いる。一実施形態では、クラスタリング分析器214は類似性クラスタリングを用いてページをカテゴリー分けする。カテゴリーはクラスタ識別子またはクラスタのメンバーと関連する。一例では、ページ50のクラスタを特定し、そのページ50をそのクラスタに応じてカテゴリー分けする。他の例では、ページ50の重要なワードを選択し、そのワードを含むクラスタを見つける。ページ50を見つけたクラスタに応じてカテゴリー分けしてもよい。
一実施形態では、クラスタリング分析器214は類似性クラスタリングを用いてページ50のコーパスを分析する。コーパスは特定の主題、個人のコミュニティ、組織、その他のエンティティ(entity)に関連している。一例では、クラスタリング分析器214はコーパスのクラスタを特定し、そのクラスタからそのコーパスのコーパスキャラクタ(corpus character)を決定する。コーパスキャラクタはそのコーパスに付随するエンティティ(entity)に関連するワードを示す。ページ50は、コーパスキャラクタのクラスタを有するとき、そのエンティティに関連している。
一実施形態では、クラスタリング分析器214は類似性クラスタリングを用いて、検索クエリの曖昧性を除去し拡張する(query disambiguation and expansion)。上記の実施形態では、クラスタリング分析器214は、検索クエリの検索タームを含むクラスタを特定する。クラスタにより、与えられた検索クエリに関連する代替的なワードやカテゴリーが提供される。一例では、クラスタからのワードを検索者にレポートして、次の検索クエリを支援する。他の例では、クラスタリング分析器214は、クラスタからワードを選択して、新しい検索クエリを自動的に形成する。クラスタリング分析器214はその新しいクエリを順番に、または並行して実行する。
一実施形態では、クラスタリング分析器214は類似性クラスタリングを用いてソーシャルネットワークを調査(study)する。一例では、ページ50はソーシャルネットワークに関する情報(insight)を提供する。かかるページの例としては、通信(手紙、電子メール、インスタントメッセージなど)、メモ、記事、議事録などがある。こうしたページ50は、ソーシャルネットワークを形成する人々のユーザ識別子(名前など)であるワードを含む。名前のクラスタを特定して、そのネットワークを形成する人々の間の関係を分析する。一例では、別の類似性クラスタリングを用いて、システム管理者の名前など、情報を提供しないがほとんどのページ50に現れる名前をフィルタ除去する。
実施形態では、クラスタリング分析器214は、データセットのクラスタを結合及び/または比較することにより、そのデータセットを分析する。一実施形態では、オーバーラップするデータセットのクラスタを比較する。1つのデータセットのクラスタを他のデータセットのクラスタにマッピングすると、そのデータセット間の関係についての情報(insight)が得られる。例えば、データセットは、職場のグループの文書の分析や、そのグループのソーシャルネットワークの調査(study)によるものである。ソーシャルネットワークのクラスタを文書の主題のクラスタにマッピングして、ソーシャルネットワークと主題の間の関係を分析する。
図8はオントロジ特性モジュール32の一実施形態を示す図である。オントロジ特性モジュール32は、一組のワード(例えば、ワードそのものやワードを含む文書)のオントロジ特性(ontology features)を決定し、そのオントロジ特性を様々な場合に適用する。その一組のワードには文書の基本的ターム(essential terms)が含まれているかも知れない。タームtは、それに類似したk個のタームの少なくとも1つも文書に現れる場合、基本的タームである。そうでなければ、そのタームtはその文書にとっては基本的ではない。
オントロジ特性は、ある分野においてある文書を他の文書から意味的に区別する特性(feature)軸に沿って、その文書を特徴づける数量化可能な尺度である。例えば、文書の深さは理解可能性に関してその文書を区別し、文書の具体性はフォーカスに関してその文書を区別し、文書のテーマは記載されたトピックスの範囲(addressed range of topics)に関してその文書を区別する。オントロジ特性は任意の適切な方法で定義することができる。例えば、計算言語学における独立したアルゴリズムを用いて文書の可読性(readability)または深さ(depth)を特徴づけることができる。
図示した実施形態では、オントロジ特性モジュール32は、深さエンジン230、テーマエンジン240、具体性エンジン244、オントロジ特性(OF)アプリケーションエンジン250を含む。深さエンジン230はワード(例えばワードそのものやワードを含む文書)の深さ(depth)を決定する。一般的に、深さはワードのテキスト的な精巧さ(textual sophistication)を示す。深さがより大きい(深い)ワードは、より技術的かつ専門的であり、深さがより小さい(浅い)ワードは、より一般的なものである。実施形態では、深さモジュール32は文書のワードの深さを計算し、そのワードの深さに基づきその文書の深さを計算する。実施形態では、深さエンジン230は深さ値及び/または深さランキングを文書及び/またはワードに割り当てる。より深い文書またはワードにはより高い深さ値または深さランキングが割り当てられ、より浅い文書またはワードにはより低い深さ値または深さランキングが割り当てられる。
深さエンジン230はワードの深さを任意の適切な方法で計算する。実施形態では、深さエンジン230は平均類似性によりワードの深さを計算する。上記の実施形態では、ワードの深さはそのワードの平均類似性の関数である。より深いワードはより低い平均類似性を有し、より浅いワードはより高い平均類似性を有する。具体例では、深さエンジン230はワードをその平均類似性によりランキングすることによりそのワードの深さを計算する。平均類似性が低いワードには高い深さランキングが与えられ、平均類似性が高いワードには低い深さランキングが与えられる。
実施形態では、深さエンジン230はクラスタリング分析を用いてワードの深さを計算する。上記の実施形態では、クラスタ内のワードは互いに強く類似しているが、クラスタ外のワードとはそれほど類似していない。クラスタ空間における距離を類似性により測るが、これは深さのインジケータである。実施形態では、属するクラスタ数が少ないワード、小さいクラスタに属するワード、及び/または他のクラスタから遠いクラスタに属するワードは深いものとみなされる。一方、属するクラスタ数が多いワード、大きいクラスタに属するワード、及び/または他のクラスタに近いクラスタに属するワードは浅いものとみなされる。
他の実施形態では、深さエンジン230は類似性グラフ150のリンク分析をしてワードの深さを計算する。リンク分析は、PAGERANKなどの任意の適切なリンク分析アルゴリズムで行うことができる。便宜的に、図6の類似性グラフ150を利用してワードの深さを計算することもできる。類似性グラフ150はノード154とリンク158を含む。ノード154はワードを表す。ノード154間のリンク158は、そのノード154が表すワード間の類似性が、ある類似性閾値より大きいこと、すなわちそのワードが十分類似していることを示している。
実施形態では、深さエンジン230はノード154の人気度(popularity)を計算する。人気のあるノード154は浅いワードを表し、人気のないノード154は深いワードを表す。第1のノード154から第2のノード154へのリンク136は、第1のノード154による第2のノード154への人気度投票であると考えられる。また、人気のあるノード154からの投票(vote)は人気のないノード154からの投票よりも重みが大きい。さらに、第1のノード154の第2のノード154に対する類似性はその投票に重みづけする。深さエンジン230はノード154への重みつき投票から、そのノード154の人気度を計算する。人気のないワードは深いものと考えられ、人気のあるワードは浅いものと考えられる。
深さエンジン230は文書の深さを任意の適切な方法で計算する。実施形態では、深さエンジン230は文書の少なくとも1つのワード、一部のワード、またはすべてのワードの深さにより、その文書の深さを計算する。実施形態では、ワードの深さは平均類似性で与えられ、文書の深さをその文書のワードの平均類似性から計算してもよい。例えば、文書の浅さ(shallowness)はその文書のワードの平均類似性の平均、すなわち、その文書中の各ワードの平均類似性の合計をその文書中のワードの総数で割ったものである。文書の深さは、その文書の浅さの逆数として計算できる。
実施形態では、深さは文書中の選択された一組のワードの平均的深さから計算できる。選択された一組のワードには、その文書の基本的ワードが含まれる。例えば、(深さが)トップX%のワードが含まれる。ここで、Xは10より小さくても、10乃至20でも、20乃至30でも、30乃至40でも、40乃至50でも、50乃至60でも、60乃至70で、70より大きくてもよい。選択された一組のワードには、P%の標準的な文法ワードや、Q%のストップワードが含まれない。ここで、PとQは任意の適切な値であり、10より小さくても、10乃至20でも、20乃至30でも、30乃至40でも、40乃至50でも、50乃至60でも、60乃至70で、70より大きくてもよい。
実施形態では、深さエンジン230は文書におけるワードの深さの分布により、その文書の深さを計算する。実施形態では、深い文書は、深いワードを有する割合が高い。
ある実施形態では、深さエンジン230は文書の類似性(affinity)によりその文書の深さを計算する。文書間の類似性はその文書間の関係を示す。実施形態では、ワードの平均類似性がそのワードの深さを示すのと同様に、文書の平均類似性はその文書の深さを示す。文書の類似性は任意の適切な方法で定義することができる。一例では、共通ワード数P(D&D)は文書DとDの両方にあるワードの数を示し、個別ワード数P(D+D)は文書DまたはDのいずれかにあるワードの数を示す。文書DとDの間の文書類似性DocAffは次式で定義できる:
Figure 0005391634
深さエンジン230は、平均ワード類似性の計算と同様に平均文書類似性を計算する。平均類似性が低い文書は深いものであると考えられ、平均類似性が高い文書は浅いものであると考えられる。
実施形態では、深さエンジン230は、文書類似性グラフのリンク分析をして文書の深さを計算する。文書類似性グラフは類似性グラフ150と同様だが、文書類似性グラフのノードはワードではなく文書を表す。深さエンジン230は第1の文書を表す第1のノードから第2の文書を表す第2のノードへのリンクを、第1の文書が与えられたときの第2の文書の文書類似性で重み付けする。出て行くリンクの重みを規格化してもよい。
実施形態では、深さグラフをユーザインターフェースに表示して文書の深さを表示する。深さレベルを選択できる深さスライダを併せて表示してもよい。実施形態では、文書がより大きな文書のセクションであるとき、深さグラフはそのセクションを示す。
実施形態では、深さエンジン230は文書深さを任意の適切な方法で計算できる。例えば、文書の類似性のヒストグラムを処理し、及び/または深さに基づき異なるワードの割合をトランケート(truncate)してからヒストグラムを処理することができる。他の方法には、Gunning−Fog法、Flesch法、またはFry法がある。
実施形態では、深さエンジン230は深さ値をある深さレベルにマッピングして、深さを較正してもよい。実施形態では、範囲Rの深さ値をレベルLにマッピングする。例えば、R={r:r<c}をレベルLにマッピングし、R={r:c<r<c}をレベルLにマッピングし、...,R={r:c<r}をレベルLにマッピングする。これらの範囲は任意の適切な深さ値を含み、同じ大きさである必要はない。レベルの数は任意の適切なものであればよく、5より少なくても、5から7であっても、7または8であっても、8から10であっても、10から20であっても、20から50であっても、50から100であっても、100より多くてもよい。
テーマエンジン240は文書のテーマ(すなわちトピックス)を決定する。実施形態では、クラスタリングモジュール31が特定した文書中のワードのクラスタから、テーマエンジン240がテーマを決定する。上記の通り、ワードのクラスタはその一組のワードのテーマ(すなわちトピック)を指定する。文書のテーマはその文書の内容に関して有用な情報を提供する。例えば、クラスタ{腎臓、肝臓、タンパク質、問題}を含む文書は、おそらく腎臓の機能低下による肝臓からのタンパク質のもれに関するものであり、インゲン豆のタンパク質成分に関するものではない。
実施形態では、テーマエンジン240はテーママップからテーマを決定する。上記の実施形態では、例えば、ターム頻度−逆文書頻度(TF−IDF)(term frequency-inverse document frequency)法など任意の適切な方法を用いて文書からキーワードを抽出する。キーワードを用いてテーママップからテーマの候補を選択する。テーマ候補を文書と比較して、そのテーマがその文書に合致するか決定する。例として、テーマ候補のヒストグラムを文書のヒストグラムと比較する。テーマ候補が文書と合致したら、そのテーマにより、その文書のテーマのタイプや数を推定する。
具体性エンジン244は文書の具体性(specificity)を計算する。実施形態では、具体性エンジン244は、具体性値及び/または具体性ランキングを文書に割り当てる。より具体的な文書にはより高い具体性値または具体性ランキングが割り当てられ、より具体的でない文書にはより低い具体性値または具体性ランキングが割り当てられる。
実施形態では、具体性エンジン240は文書のテーマの数から具体性を計算する。例として、具体的な文書のテーマは少なく、具体的でない文書のテーマは多い。実施形態では、具体性エンジン240は文書のテーマの数と、そのテーマ間の類似性から具体性を計算する。例として、具体的な文書のテーマは、テーマ間の類似性が高くて少ない。一方、具体的でない文書のテーマは、テーマ間の類似性が低くて多い。
実施形態では、テーマの数は深さ(すなわちレベル)に依存する。例えば、深さが小さい1つのテーマは深さが大きい複数のテーマを表す。実施形態では、深さはユーザが深さスライダを用いて選択するか、予め決まっている。実施形態では、レベルはユーザが選択するか、予め決まっている。例えば、任意の適切な数のレベルを決めて、そのレベルに対して深さを計算する。例えば、レベルは、ドメインベース(例えば、エンジニアリング、医療、ニュース、スポーツ、金融などのドメイン)、専門ベース(例えば、心臓科、眼科、腎臓科などの専門)、トピックベース(例えば、高血圧、コレステロール、バイパス手術、動脈硬化などのトピックス)、詳細ベース(例えば、立ちくらみ、慢性高血圧、急性高血圧などの詳細)、解決策ベース(例えば、老人性病因、医薬、遺伝子などの解決策)、人ベース(例えば、ユーザクエリレベルなど)などがある。
オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、(深さ、テーマ、具体性などの)オントロジ特性を用いて、任意の適切な状況でオントロジ特性分析を行う。適切な場合とは、例えば、オントロジ特性による文書の検索、ソート、推奨、選択や、文書のオントロジ特性のレポートや、ユーザの文書(または複数組みの文書)のオントロジ特性の決定などである。実施形態では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250はオントロジ特性に関する情報を含むインデックスを使用する。一例では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、深さランキングにより生成及び/または維持された文書深さ(DD)逆インデックス62を使用する。DD逆インデックス62は、DD逆インデックスリストを含む。ワードのDD逆インデックスリストは、そのワードを含む文書(またはページ50)の文書識別子をリストする。文書の文書識別子はその文書の深さを示す。例えば、文書識別子のエンコードに用いるバイナリエンコーディングは、深さを示す。場合によっては、DD逆インデックスリストは十分な深さを有する文書のみをリストしたものである。他の例では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、逆インデックス62に加えてランキングテーブルと深さテーブルを利用する。深さテーブルは文書の深さを示すものである。
実施形態では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、指定された文書深さや具体性の値などの指定されたオントロジ特性値を有する文書を検索する。指定地は予め決められていても、計算してもユーザが選択してもよい。実施形態では、深さスライダや具体性スライダを用いて値を選択してもよい。
実施形態では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、文書をソートするソート規準としてオントロジ特性を利用する。例えば、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、ソート規準だけでなく、テーマに関して文書深さ及び/または具体性により文書をソートする。例として、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、DD逆インデックス62を検索して、文書深さによりソートされた文書を求める。例として、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、非DD逆インデックス62を用いて文書を検索して、深さにより文書をソートする。
実施形態では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250は、オントロジ特性の値をクライアント20にグラフィカルに表示する。例えば、検索結果のトップX%の文書など、文書の一部または全部をグラフィカルに表示してもよい。オントロジ特性値を任意の適切な方法で表示できる。例として、数字、言葉、アイコンなどのグラフィカルインジケータにより値を示すことができる。例えば、検索結果のリスト中のアイテムや、オンラインニュースペーパーのヘッドラインや、文書アイコンなどの隣にグラフィカルインジケータを配置してもよい。例として、既存の図象(iconography)を修正して値を表示できる。例えば、テキストのサイズ、フォント、スタイル、カラーやグラフィカルインジケータにより値を示すことができる。他の例では、グラフにより値を示すことができる。オントロジ特性ヒストグラムは、文書量軸とオントロジ特性軸を含み、あるオントロジ特性値を有する文書の量を示す。例えば、文書量軸と文書深さ軸とを含む文書深さヒストグラムは、文書深さごとの文書量を示している。
実施形態では、ユーザは、オントロジ特性アプリケーションエンジン250により、特定のオントロジ特性値を有する文書の検索をすることができる。ユーザは、クエリで用いる複数のワードのそれぞれにオントロジ特性値を指定することができる。例として、ユーザは、オントロジ特性アプリケーションエンジン250により深さを選択するオプションを提供され、深さを選択して入力することができる。そのオプションは任意の適切な方法で提供することができる。例えば:(i)絶対的ターム(深さを表す数字や数字の範囲など);(ii)相対的ターム(深さに関する検索結果の一部で、例えば「最も深いX%」など);(iii)意味的ターム(「入門的」、「浅い」、「深い」、「極めて深い」、「非常に技術的」など);(iv)グラフィカルターム(スライダ、ボタン、その他のグラフィカル要素など);(v)任意の適切なタームの組み合わせ(意味的ラベルを伴うスライダなど)である。場合によっては、スライダの端は「浅い」と「深い」である。ユーザはスライダを一端または他端に向けて動かして深さを選択できる。検索結果が求まると、スライダの横に文書深さヒストグラムが表示され、スライダを文書深さの軸として使用できる。
実施形態では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250はユーザのオントロジ特性キャラクタを計算できる。オントロジ特性キャラクタには、テーマとの関連でユーザ深さとユーザ具体性が含まれる。オントロジ特性キャラクタはそのユーザの文書のオントロジ特性を記述する。例えば、科学者は、第三者である評価者(third grader)が使う文書より深い文書を使う。オントロジ特性キャラクタはテーマに対して与えられる。例えば、遺伝学者は、詩の分野で使うものよりも深い文書を遺伝学の分野では使う。オントロジ特性キャラクタを用いてユーザの専門を決定し、その人の経歴を構成しても、ソーシャルネットワークを分析してもよい。
ユーザの通信(電子メールやインスタントメッセージなど)や、ウェブページや、検索履歴(検索クエリや選択したページなど)などの任意の適切な文書を分析してオントロジ特性キャラクタを推定する。実施形態では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250はオントロジ特性キャラクタ(ontology feature character)を時間的に追跡して、過去のキャラクタを使って将来のキャラクタを予測できる。例として、オントロジ特性アプリケーションエンジン250では、一般的にユーザ深さ及び/または具体性は時間及び/またはある分野における活動とともに増大することを仮定してもよい。
実施形態では、オントロジ特性アプリケーションエンジン250では複数の動作を組み合わせてもよい。例えば、オントロジ特性アプリケーションエンジン250はユーザの深さをモニターし、そのユーザ深さに応じた文書を検索する。一例では、ユーザ深さをモニターし、ニュースをその深さに応じて提供する。将来のユーザ深さを予測して、予測されたユーザ深さに合ったニュースを提供する。
図9は、文書に付与するタグを選択するタギングモジュール35の一実施形態を示す図である。タグは任意の適切な方法で選択することができる。ある実施形態では、タギングモジュール35はトピックス(またはテーマ)をそれに関係するワードの統計的分布としてモデル化する。タギングモジュール35は統計的分布を用いて、文書のランキングが高いワードが出現する確率が最も高いトピックスを特定し、そのトピックスに応じてその文書のタグを選択する。図示した実施形態では、タギングモジュール35はトピックモデル部310と文書タグ部314とを含む。ある実施形態では、トピックモデル部310はトピックスをモデル化する統計的分布を生成し、文書タグ部314はその統計的分布に基づきタグを選択する。トピックモデル部310と文書タグ部314は任意の適切な方法を用いてトピックのモデル化とタグの選択を行う。図10を参照して方法の例を説明する。
他の実施形態では、タギングモジュール35は文書のパラグラフを分析してタグを付与する。上記の実施形態では、タギングモジュール35は文書のパラグラフのタグ候補を特定する。タギングモジュール35はタグ候補の、その文書の他のタグ候補との関係性を決定して、その関係性に応じてその文書のタグを選択する。文書のパラグラフを分析してタグを付与する方法の一例を、図1を参照してより詳しく説明する。
さらに別の実施形態では、タギングモジュール35はユーザまたはコンピュータが選択した推奨タグに基づきタグを付与する。上記の実施形態では、タギングモジュール35は文書に対してタグを推奨する。推奨される複数のタグは、目標タグとの類似性(affinity)が高いが、文書のオントロジ空間を減縮するために、推奨される他のタグとの類似性は低い。タギングモジュール35はタグの選択に応じてタグの推奨を継続できる。タギングモジュール35は、タグを選択し終わると、選択したタグを文書に付与する。タグの付与方法の一例を、図12を参照して詳しく説明する。
図10は、トピックスの統計的分布に応じてタグを付与する方法の一例を示す図である。統計的分布はワードの母集団(universe)から生成されてもよい。任意の適切なワードの集合(universe)、例えばある言語またはコーパスのワードを用いる。あるトピックスに適したワードはその他のワードよりも相対的出現確率が高い。例えば、「自転車」というトピックについては、「タイヤ」、「チェーン」、「乗る」などのワードが、「レンガ」、「バケツ」、「ピザ」などのワードよりも相対的出現確率が高い。
上記方法はステップ410で開始し、コーパスの文書のタームを任意の適切なランキング方法を用いてランク付けする。ランキング方法の一例では、タームを頻度(例えば、TF(term frequency)またはTF−IDF(term frequency-inverse document frequency))によりランク付けする。頻度が高いとランキングが高くなる。ランキング方法の別の例では、タームの他のタームとの共起(co-occurrence)がランダムな場合より高い標準偏差によりタームをランク付けする。標準偏差が高いとランキングが高くなる。
ステップ414において、ランキングの高いタームをその文書のキーワードとして選択する。例としては、ランキングがトップN個のタームを用いる。Nは1乃至5、5乃至10、または10以上でもよい。他の例では、文書の平均ランキングより所定量(例えば標準偏差)上のタームを用いる。
ステップ418において、キーワードに応じて文書をクラスタ化する。クラスタはそのキーワードに関連付けられる。クラスタと関連するキーワードはそのクラスタのトピックである。文書がN個のキーワードを有するとき、その文書はN個のクラスタで表される。ステップ422において小さいクラスタを削除する。小さいクラスタは大きさの閾値を満たさない、例えば文書がM個未満のクラスタである。ここで、Mは0乃至50、50乃至100、または200以上であってもよい。ある例では、Mはコーパスの大きさから計算する。例えば、Mは0%乃至3%、3%乃至5%、または5%以上の範囲の値である。
ステップ426においてクラスタの統計を集め、ステップ428においてその統計からクラスタの統計分布を作成する。任意の適切な統計を集めて任意の適切な統計分布(周波数分布や確率分布)を生成することができる。ある例では、クラスタ中の各ワードについて、その頻度を示すTF(term frequency)を計算する。クラスタ中のワードの出現数から、またはそのワードを含むクラスタ中の文書数からTFを計算する。TFからターム分布を作成する。他の例では、クラスタのトピックの他のクラスタのトピックスとの共起(co-occurrence)を示す共起値を他のクラスタのそれぞれに対して計算する。その共起値から共起分布を作成する。ステップ430において次のクラスタがあれば、ステップ426に戻り、次のクラスタの統計を収集する。ステップ430において次のクラスタが無ければ、ステップ434に進む。
ステップ434において、統計的分布が類似するクラスタをまとめる。統計的分布を比較して、類似するものは1つの頻度分布に統合する。例えば、「車」がトピックのクラスタと「自動車」がトピックのクラスタは統計分布が類似していれば、1つのクラスタに統合する。分布の差が閾値より小さいとき、統計的分布は類似するとみなす。差の閾値は任意の適切な値を有し、例えば、1%以下、5%乃至10%、または10%以上の範囲の値である。大きなクラスタのトピックを統合クラスタのトピックとして選択してもよい。
ステップ438において、文書に、クラスタに基づきタグとしてトピックスを付与する。複数のクラスタを統合し、他のクラスタを削除するので、文書に付与するトピックスは変わっている可能性もある。トピックスを付与し直すことにより、その文書の情報をより表すが重複が少ないタグとなる。そして、本方法は終了する。コーパスの文書が更新された時に上記の方法を実行してもよい。
ステップ442において文書にタグを付与する。文書タグ部314は任意の適切な方法で統計分布に応じて文書にタグを付与する。ある例では、ステップ438において、文書タグ部314はトピックスの再付与に応じてコーパス中の文書にタグを付与する。
他の例では、文書タグ部314は必ずしもコーパス中にない文書にタグを付与してもよい。統計分布を用いて文書の選択されたワードが高い出現確率を有するトピックスを特定し、特定したトピックスをタグとして選択する。上記の例では、文書タグ部314は、上で説明したように、任意の適切なランキング方法により文書のワードをランク付けする。ランキングが最も高いワードから始めて、文書タグ部314は各トピックスのワードの頻度をそのトピックスの統計分布から決定する。文書タグ部314は、そのワードが最も頻出率の高いトピックから、最も頻出率が低いトピックスまで、トピックスをランク付けする。トピックスに関するワードの統計的分布を作成する。
上記の例では、文書タグ部314は、同様に、文書のその他のランキングが高いワードの統計的分布を作成する。ある例では、ワードの統計的分布を、例えば一様に、またはワードのランキングに応じて重み付けしてもよい。例えば、ランキングが高いワードの統計的分布は重みを大きくする。統計的分布を統合して統合した統計的分布を作成してもよい。ある実施形態では重み付けした統計的分布を合計する。例えば、トピックに関連する値を合計して、文書のランキングが高いワードが与えられたときにそのトピックの尤度(likelihood)を示す値を求める。文書タグ部314は文書のタグとして尤度の高い(likely)トピックスを付与する。
図11は、文書のパラグラフを分析してその文書にタグを付与する方法の一例を示す図である。この方法はマイクロ・アイデア、アイデア、及び仮説を含む文書に利用できる。ある実施形態では、マイクロ・アイデアは独立した自己完結的な表現単位である。1つまたは複数のマイクロ・アイデアによりアイデアが形成される。関係する1つまたは複数のアイデアにより仮説が形成される。ある例では、文がマイクロ・アイデアを表し、段落がアイデアを表し、一連の関連する段落が仮説を表す。この例では、複数の段落が関連しており、その段落のコア・タームの有向類似性は比較的高い。コア・タームの共通集合をタグとして利用する。
ステップ506でこの方法は始まり、分析するテキスト単位として文書の段落Piを特定する。段落は、任意の適切な一組の文字、ワード、または文である。文は、一定数または可変数のワード、段落マーク、またはクラスタ化など任意の適切な方法で指定されたものである。段落は、大変複雑な多数のワードを含めて画成してもよい。
ステップ510において段落Piを選択する。ステップ514において、段落Pに対してタグtのタグ候補集合S=<t,t,...,t>を決定(establish)する。ある実施形態では、ランキングが高いワードをタグ候補として選択する。(ワードは任意の適切なランキング方法でランク付けできる。)ある実施形態では、結果として望ましいタグ候補数に応じて、最初のタグ候補数を選択する。例えば、結果として望ましい数をkとすると、最初の数はc*k(c>1)である。パラメータcはc=2,3,4または5など任意の適切な値でよい。ランキングが高いタグ候補を選択し、集合Sのルートrとする。
ステップ518において、タグ候補同士の関係性(relatedness)を任意の適切な関係性決定法により決定する。一般的に、関係性は任意の適切な方法で測定でき、例えば任意の適切な類似性を用いて測定してもよい。例えば、目標タグとの類似性が高い(more affine)タグは関係性が高い(more related)とし、目標タグとの類似性が低いタグは関係性が低いとする。ある実施形態では、タグを(例えば、有向類似性及び/または差分類似性を用いて)クラスタ化し、クラスタとなったタグを関係性がある(related)とみなす。
ステップ520において、タグ候補に優先重み(preference weights)を付与する。優先重みは任意の適切なランキング方法により付与できる。例えば、段落中で頻度が高いタグ候補、及び/または文書中の平均類似性の逆数が大きいタグ候補に大きな優先重みをつける。ステップ524において、他のタグ候補との関係性が大きくないタグ候補をタグ候補集合から削除する。任意の適切な関係性閾値により、タグの他のタグとの関係性が大きいかどうかを指定できる。ステップ530において次の段落があるか判断する。次の段落があれば、ステップ510に戻って次の段落を選択する。次の段落が無ければ、ステップ534に進む。
ステップ534において、別の段落のタグ候補集合の関係性を決定する。関係性(relatedness)は任意の適切な関係性決定法により決定できる。段落内分析の場合と同様に、ある実施形態では、タグ候補をクラスタ化して、クラスタを形成するタグ候補は関係性が高い(sufficiently related)と考える。他の実施形態では、各タグ候補に対して相関プロファイルを生成する。相関プロファイルはタグ候補の他のタグ候補(例えば、他のタグ候補集合のタグ)に対する相関性を示す。相関性が高いことは、関係性が高いことを表す。
相関プロファイルは任意の適切な方法で算出することができる。ある例では、タグ候補の相関プロファイルをタグ候補を含むタグ候補集合の数から生成し、そのタグ候補集合におけるそのタグ候補の頻度を考慮に入れる。頻度が高く多くのタグ候補集合に出現するタグ候補の相関性は高い。
他の例では、(ルートrを有する)他の集合Sに対する(ルートrを有する)集合Sのタグ候補の相関性プロファイルは、ルートrとrの有向類似性から決定できる。これらの例では、集合Sと集合Sのタグ候補の相関性の値は、そのタグ候補の優先重みに、集合Sにおけるルートr→rの有向類似性を乗ずることにより計算できる。タグ候補集合Sの相関性(co-relatedness)は、その集合の相関性値を結合(例えば、合計)することにより計算できる。
さらに他の例では、(タグtを有する)他の集合Sに対する集合Sのタグ候補tの相関性プロファイルは、タグtとtの有向類似性から決定できる。これらの例では、集合Sと集合Sのタグ候補の相関性値は、集合Sについてタグt→tの有向類似性を決定して、その有向類似性を合計することにより計算される。タグ候補と集合Sの相関性(co-relatedness)は、その集合の相関性値を結合することにより計算できる。
ステップ538において、タグ候補からタグを選択する。ある実施形態では、他のタグ候補と関連性が最も高いタグ候補を選択する。ある例では、クラスタのランキングが最も高いタグ候補を選択する。他の例では、相関性プロファイル(co-relation profiles)により相関性が最も高いタグ候補を選択する。選択したタグ数kは所定の定数でもよく、クエリタームの深さにより決まる値であってもよい。例えば、タームが深いクエリでは、タグ数kを大きく、または小さくする。そして、本方法は終了する。
図12は、タグの選択に応じてタグを付与する方法の一例を示す図である。この方法はステップ450において最初の段階で開始する。最初の段階において、文書タグ部314は文書の目標タグとして最初のタグを受け取る。最初のタグは任意の適切なソース(source)から得られる。例えば、最初のタグはユーザまたはロジック(コンピュータなど)により入力される。ロジックは、その文書、ユーザに関連するその他の文書、その文書に対して選択されたその他のタグの分析結果から得られたタグを入力する。文書タグ部314はタグのソースを記録する。
ある実施形態では、クライアント20にグラフィカルユーザインターフェースを表示する。これにより、ユーザはその文書タグ部314とインターラクト(interact)できる。ある例では、ユーザはインターフェースによりタグの追加または削除を要求できる。他の例では、そのインターフェースは、タグが特定のタームを有すべき望ましい関係性の程度をユーザが示すことができるグラフィカル要素を含む。例えば、そのインターフェースはスライダを含み、程度が高いことを示すためにそのスライダをタームに近づけたり、程度が低いことを示すためにそのスライダをそのタームから遠ざけたりできる。
ステップ454の候補段階において、文書タグ部314はタグの入力に応じてタームを推奨する。推奨されるタームは、文書をオントロジ空間の最小値に関連づけるように選択される。例えば、推奨される複数のタームは、入力されたタグとの類似性は高いが、互いの類似性は低い。例えば、入力されたタグが「木」であれば、推奨されるタグは「植物」、「家族」、または「コンピュータサイエンス」である。
推奨されるタームはオーバースペック(over specification)やアンダースペック(under specification)とならないものである。オーバースペックは、追加的な情報をあまり提供しないオントロジ的に冗長なタグを提供した結果である。例えば、文書のタグが「tree」と「woods」であるとき、「forest」を加えても追加的な情報をあまり提供できない。アンダースペックは文書を明確にしないタグを提供する結果生じる。例えば、文書のタグ「bank」では、その文書が金融機関を扱っているのか、川を扱っているのか、それともビルボードテーブルの列を扱っているのか分からない。
ステップ458のテスト段階において、文書タグ部314は(例えばユーザによって)選択された推奨タームや選択または拒絶されていないタームをモニターする。例えば、文書タグ部314は「fluid」を受け取り、「adaptable」、「flexible」、「liquid」、「solution」及び「melted」を推奨する。文書タグ部314は「liquid」と「melted」が拒絶されたことを記録(note)するので、「solution」は推奨しない。選択されたタームを目標タグの集合に追加する。
ある実施形態では、文書タグ部314は、ユーザやロジック(コンピュータ等)などであるタグのソースを記録する。ソースは任意の適切なアプリケーションを有する。例えば、ソースは検索結果のランク付けに用いられる。一例では、ユーザが選択したタグを含む検索結果はロジックが生成したタグを含む結果よりも高くランク付けされる。
ステップ462における発展段階では、文書タグ部314は推奨されたタームと選択されたタームとの差を評価して、新しいタームを推奨する。文書タグ部314は、選択されたタームとの類似性(例えば有向類似性や差分類似性)が高いターム、または拒絶されたタームとの類似性が低いタームを推奨し、拒絶されたタームとの類似性が高いタームや選択されたタームとの類似性が低いタームは推奨しない。ある実施形態では、文書タグ部314はオントロジ的に冗長なタグは削除する。タグは、任意の適切な繰り返し回数(例えば、1回乃至5回、6回乃至10回、10回以上)で推奨及び選択される。
ステップ466の付与段階で、文書タグ部314は文書にタグを付与する。ある実施形態では、文書タグ部314はテスト段階に応じて、またはテスト段階とは関わりなく最初のタグに応じて、タグを付与する。そして、本方法は終了する。
本発明の範囲から逸脱することなく、本方法に修正、追加、または削除をすることができる。本方法に含まれるステップはこれより多くても少なくてもよく、他のステップが含まれてもよい。また、ステップを好適な任意の順序で実行してもよい。
ある実施形態では、上記の方法を実行して、タグではなく検索タームを選択してもよい。この明細書に含まれる説明、特にタグの付与方法の説明において、「タグ」を「検索ターム」で置き換えて上記の実施形態を説明することもできる。
例えば、一方法は最初の段階で開始する。その最初の段階では、最初の検索タームを受け取り、検索の目標検索タームとする。この最初の検索タームはユーザまたはロジック(コンピュータなど)である任意の適切なソースから入力される。候補段階において、入力された検索タームに応じてタームを推奨する。推奨されるタームは、検索をオントロジ空間の最小値に関連づけるように選択される。テスト段階において、(例えばユーザによって)選択された推奨タームや選択または拒絶されていないタームをモニターする。発展段階において、推奨タームと、新しいタームを推奨するために選択されたタームとの間の差異を評価する。検索タームは、任意の適切な繰り返し回数(例えば、1回乃至5回、6回乃至10回、10回以上)で推奨及び選択される。検索タームを、選択された検索タームに応じて選択してもよい。
本発明の範囲から逸脱することなく、本方法に修正、追加、または削除をすることができる。本方法に含まれるステップはこれより多くても少なくてもよく、他のステップが含まれてもよい。また、ステップを好適な任意の順序で実行してもよい。
本発明の実施形態により以下の技術的有利性がもたらされる。一実施形態の技術的優位性は、文書に対して、その文書の段落の分析によりタグを選択することである。各段落に対して一組のタグ候補を特定し、相異なるタグ候補集合のタグ候補の関係性を求める(established)。関係性が高いタグ候補を効率的に特定し、タグとして選択する。
本開示を実施形態に関して説明したが、これらの実施形態の変形や置き換えは当業者には明らかであろう。従って、上記の実施形態の説明は本開示を限定するものではない。特許請求の範囲に記載した本開示の精神と範囲から逸脱せずに、その他の変更、置き換え、改変も可能である。
上記の実施形態について以下の付記を記載する。
(付記1) 有体媒体に格納された文書にアクセスする段階であって、前記文書は複数のテキスト単位よりなり、前記テキスト単位は複数のワードを含み、前記複数のワードは複数のキーワードを含む段階と、
各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階と、
各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階と、
決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する段階とを含む
方法。
(付記2) 一ランキング法により各テキスト単位の前記複数のワードをランキングする段階と、
各テキスト単位の前記キーワードとしてランキングが高いワードを選択する段階とをさらに含む、
付記1に記載の方法。
(付記3) 関係性により各テキスト単位のキーワードを選択する段階は、
前記キーワードをクラスタ化して複数のクラスタを生成する段階と、
クラスタのキーワードの関係性が高いと示す段階とを含む、
付記1に記載の方法。
(付記4) 各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階は、
一ランキング法により前記キーワードをランキングする段階と、
ランキングが最も高いキーワードをルートタグとして選択する段階とを含む、
付記1に記載の方法。
(付記5) 各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階は、他のタグ候補との関係性が十分高くないタグ候補を削除する段階を含む、
付記1に記載の方法。
(付記6) 各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階は、各タグ候補集合のタグ候補のプロファイルであって、前記タグ候補と、他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を示すプロファイルを生成する段階を含む、
付記1に記載の方法。
(付記7) 各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階は、
タグ候補を含むタグ候補集合の数を決定し、
前記数から前記プロファイルを生成する
ことにより各タグ候補集合の候補タグのプロファイルを生成する、
付記1に記載の方法。
(付記8) 各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階は、
第2のルートタグを有する前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、第1のルートタグが与えられたときの前記第2のルートタグの類似性を決定し、前記重みと前記類似性を乗算して関係性値を計算し、複数の関係性値を求め、
前記複数の関係性値から前記プロファイルを生成することにより、
前記第1のルートタグを有する各タグ候補集合の、重みを付与された候補タグのプロファイルを生成する段階をさらに含む、
付記1に記載の方法。
(付記9) 各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階は、
前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、前記他のタグ候補集合の第2のタグ候補に対して、前記第1のタグ候補を与えられたときに、前記第2のタグ候補の類似性を決定して複数の類似性を求め、前記類似性を結合し、
前記結合した類似性から前記プロファイルを生成することにより
各タグ候補集合の第1の候補タグのプロファイルを生成する段階を含む、
付記1に記載の方法。
(付記10) 決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する段階は、前記他のタグ候補との関係性が最も高い少なくとも1つのタグ候補を付与する段階をさらに含む、
付記1に記載の方法。
(付記11) 実行したとき、
有体媒体に格納された文書にアクセスする段階であって、前記文書は複数のテキスト単位よりなり、前記テキスト単位は複数のワードを含み、前記複数のワードは複数のキーワードを含む段階と、
各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階と、
各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階と、
決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する段階と
を実行するソフトウェアをエンコードしたコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記12) 一ランキング法により各テキスト単位の前記複数のワードをランキングする段階と、
各テキスト単位の前記キーワードとしてランキングが高いワードを選択する段階とをさらに実行させる、
付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記13) 前記キーワードをクラスタ化して複数のクラスタを生成し、
クラスタのキーワードの関係性が高いと示すことにより、
関係性により各テキスト単位のキーワードを選択する、
付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記14) 一ランキング法により前記キーワードをランキングし、
ランキングが最も高いキーワードをルートタグとして選択することにより、
各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する、付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記15) 他のタグ候補との関係性が十分高くないタグ候補を削除することにより、各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する、
付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記16) 各タグ候補集合のタグ候補のプロファイルであって、前記タグ候補と、他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を示すプロファイルを生成することにより、各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する、付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記17) タグ候補を含むタグ候補集合の数を決定し、
前記数から前記プロファイルを生成することにより、
各タグ候補集合のタグ候補のプロファイルを生成することにより、前記タグ候補集合のタグ候補と、前記他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する、
付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記18) 第2のルートタグを有する前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、前記第1のルートタグが与えられたときの前記第2のルートタグの類似性を決定し、前記重みと前記類似性を乗算して関係性値を計算して複数の関係性値を求め、
前記複数の関係性値から前記プロファイルを生成することにより
第1のルートタグを有する各タグ候補集合の、重みを付与された候補タグのプロファイルを生成することにより、各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する、
付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記19) 前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、前記他のタグ候補集合の第2のタグ候補に対して、前記第1のタグ候補を与えられたときに、前記第2のタグ候補の類似性を決定して複数の類似性を求め、前記類似性を結合し、
前記結合した類似性から前記プロファイルを生成することにより、
各タグ候補集合の候補タグのプロファイルを生成することにより、各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する、
付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記20) 前記他のタグ候補との関係性が最も高い少なくとも1つのタグ候補を付与することにより、決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する、
付記11に記載のコンピュータ読み取り可能有体媒体。
(付記21) 有体媒体に格納された文書にアクセスする手段であって、前記文書は複数のテキスト単位よりなり、前記テキスト単位は複数のワードを含み、前記複数のワードは複数のキーワードを含む手段と、
各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する手段と、
各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する手段と、
決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する手段と
を含むシステム。
文書に対してタグを選択するシステムの一実施形態を示す図である。 図1のシステムで利用できる類似性モジュールの一実施形態を示すブロック図である。 基本類似性を記録する類似性マトリックスの一例を示す図である。 基本類似性を記録する類似性マトリックスの一例を示す図である。 平均類似性を記録する類似性マトリックスの一例を示す図である。 類似性グラフの一例を示す図である。 図1のシステムで使用できるクラスタリングモジュールの一実施形態を示す図である。 図1のシステムで利用できるオントロジ特性モジュールの一実施形態を示すブロック図である。 図1のシステムで使用できるタギングモジュールの一実施形態を示す図である。 トピックの統計的分布の決定方法の一例を示す図である。 文書のパラグラフを分析してその文書にタグを割り当てる方法の一例を示す図である。 タグの選択に応じてタグを付与する方法の一例を示す図である。
符号の説明
10 システム
20 クライアント
22 サーバ
24 メモリ
30 類似性モジュール
31 クラスタリングモジュール
32 オントロジ特性モジュール
34 類似性計算器
35 タギングモジュール
38 オントロジ生成器
42 類似性マトリクス生成器
46 類似性グラフ生成器
48 ワード推奨器
50 ページ
54 レコード
58 インデックス
62 逆インデックス
66 オントロジ
67 クラスタ
210 クラスタリングエンジン
214 クラスタ分析器
230 深さエンジン
240 テーマエンジン
244 具体性エンジン
250 オントロジ特性アプリケーションエンジン
310 トピックモデル部
314 タグ部

Claims (8)

  1. コンピュータが、
    有体媒体に格納された文書にアクセスする段階であって、前記文書は複数のテキスト単位よりなり、前記テキスト単位は複数のワードを含み、前記複数のワードは複数のキーワードを含む段階と、
    各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階と、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階と、
    決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する段階とを実行する方法であって、
    各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階は、
    一ランキング法により前記キーワードをランキングする段階と、
    ランキングが最も高いキーワードをルートタグとして選択する段階とを含み、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階は、
    第2のルートタグを有する前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、第1のルートタグが与えられたときの前記第2のルートタグの類似性を決定し、重みと前記類似性を乗算して関係性値を計算し、複数の関係性値を求め、
    前記複数の関係性値からプロファイルを生成することにより、
    前記第1のルートタグを有する各タグ候補集合の、重みを付与された候補タグのプロファイルを生成する段階をさらに含む、
    方法。
  2. 各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階は、
    一ランキング法により各テキスト単位の前記複数のワードをランキングする段階と、
    各テキスト単位の前記キーワードとしてランキングが高いワードを選択する段階とを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 関係性により各テキスト単位のキーワードを選択する段階は、
    前記キーワードをクラスタ化して複数のクラスタを生成する段階と、
    クラスタを形成するキーワードは関係性が高いと示す段階とを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階は、他のタグ候補との関係性が十分高くないタグ候補を削除する段階を含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. コンピュータが、
    有体媒体に格納された文書にアクセスする段階であって、前記文書は複数のテキスト単位よりなり、前記テキスト単位は複数のワードを含み、前記複数のワードは複数のキーワードを含む段階と、
    各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階と、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階と、
    決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する段階とを実行する方法であって、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階は、
    前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、前記他のタグ候補集合の第2のタグ候補に対して、前記第1のタグ候補を与えられたときに、前記第2のタグ候補の類似性を決定して複数の類似性を求め、前記類似性を結合し、
    前記結合した類似性からプロファイルを生成することにより
    各タグ候補集合の第1の候補タグのプロファイルを生成する段階を含む、
    法。
  6. 決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する段階は、前記他のタグ候補との関係性が最も高い少なくとも1つのタグ候補を付与する段階をさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  7. 実行したとき、
    有体媒体に格納された文書にアクセスする段階であって、前記文書は複数のテキスト単位よりなり、前記テキスト単位は複数のワードを含み、前記複数のワードは複数のキーワードを含む段階と、
    各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階と、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階と、
    決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する段階と
    をコンピュータに実行させるソフトウェアを記録したコンピュータ読み取り可能記録媒体であって、
    各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する段階は、
    一ランキング法により前記キーワードをランキングする段階と、
    ランキングが最も高いキーワードをルートタグとして選択する段階とを含み、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する段階は、
    第2のルートタグを有する前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、第1のルートタグが与えられたときの前記第2のルートタグの類似性を決定し、重みと前記類似性を乗算して関係性値を計算し、複数の関係性値を求め、
    前記複数の関係性値からプロファイルを生成することにより、
    前記第1のルートタグを有する各タグ候補集合の、重みを付与された候補タグのプロファイルを生成する段階をさらに含む、
    コンピュータ読み取り可能記録媒体
  8. 有体媒体に格納された文書にアクセスする手段であって、前記文書は複数のテキスト単位よりなり、前記テキスト単位は複数のワードを含み、前記複数のワードは複数のキーワードを含む手段と、
    各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する手段と、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する手段と、
    決定した関係性により前記文書に少なくとも1つのタグ候補を付与する手段と
    を含むシステムであって、
    各テキスト単位に対して、各テキスト単位のキーワード間の関係性を求め、求めた関係性によりタグ候補としてキーワードを選択し、各テキスト単位のタグ候補集合を生成する手段は、
    一ランキング法により前記キーワードをランキングする手段と、
    ランキングが最も高いキーワードをルートタグとして選択する手段とを含み、
    各タグ候補集合のタグ候補と他のタグ候補集合のタグ候補との間の関係性を決定する手段は、
    第2のルートタグを有する前記他のタグ候補集合のそれぞれについて、第1のルートタグが与えられたときの前記第2のルートタグの類似性を決定し、重みと前記類似性を乗算して関係性値を計算し、複数の関係性値を求め、
    前記複数の関係性値からプロファイルを生成することにより、
    前記第1のルートタグを有する各タグ候補集合の、重みを付与された候補タグのプロファイルを生成する手段をさらに含む、
    システム。
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