JP5391625B2 - 移動無線端末装置 - Google Patents

移動無線端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5391625B2
JP5391625B2 JP2008255151A JP2008255151A JP5391625B2 JP 5391625 B2 JP5391625 B2 JP 5391625B2 JP 2008255151 A JP2008255151 A JP 2008255151A JP 2008255151 A JP2008255151 A JP 2008255151A JP 5391625 B2 JP5391625 B2 JP 5391625B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base station
signal processing
lte
processing unit
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008255151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010087869A (ja
Inventor
成利 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Mobile Communications Ltd
Original Assignee
Fujitsu Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Mobile Communications Ltd filed Critical Fujitsu Mobile Communications Ltd
Priority to JP2008255151A priority Critical patent/JP5391625B2/ja
Publication of JP2010087869A publication Critical patent/JP2010087869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5391625B2 publication Critical patent/JP5391625B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

この発明は、複数の無線接続方式を提供する無線通信システムで用いられる移動無線端末装置に関する。
例えば、CDMA2000 1x方式(例えば、非特許文献1参照)、EV-DO方式(例えば、非特許文献2参照)およびLTE(Long Term Evolution)方式(例えば、非特許文献3参照)の各無線接続方式に対応する移動無線端末装置およびこの移動無線端末装置に対応する無線通信システムの開発が進められている。この例の場合、CDMA2000 1xおよびEV-DOについては、そのサービスエリアの人口カバー率が約95%に達している。これに対して、新規に開発されるLTEについては、運用当初は、人口密度の高い都市部から順にサービス展開することが予想される。
しかしながら、上述したようなマルチモードに対応する移動無線端末装置にあっては、新規のサービスのエリアは狭いことより、そのサービスエリア(基地局)を探索するために無駄に電力を消費してしまうという問題が生じうる。
しかしながら、上述したようなマルチモードに対応する移動無線端末装置にあっては、新規のサービスのエリアは狭いことより、そのサービスエリア(基地局)を探索するために無駄に電力を消費してしまうという問題が生じうる。
Agilent Technologies社 2001 3G Workshop Part2、2001年1月16日、p2−35。 Agilent Technologies社 2001 3G Workshop Part2、2001年1月16日、p36−50。 Erik Dahlman著 Academic Press, 2007年、p.277−369。
複数の無線接続方式に対応するマルチモードの移動無線端末装置にあっては、新規のサービスのエリアは狭いことより、そのサービスエリア(基地局)を探索するために無駄に電力を消費する虞があるという問題があった。
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、複数の通信方式でサービスが提供され、サービスエリアが狭い通信方式が含まれる場合でも、そのサービスエリア(基地局)についての探索効率を改善して、消費電力を節約することが可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は、CDMA2000 1x方式と、EV-DO方式と、LTE方式のそれぞれ方式で、ネットワークに収容される無線基地局と無線通信可能な移動無線端末装置であって、EV-DO方式で無線基地局から受信した信号の電力レベルを測定する測定手段と、この測定手段が測定した電力レベルが予め設定した閾値未満の場合に、LTE方式で無線基地局を探索する探索手段とを具備し、測定手段は、EV-DO方式で無線基地局からページング信号を受信する周期が到来した場合に、又は、予め設定した時間が経過した場合に、前記測定を行い、前記予め設定した時間を前記無線基地局を通じて取得する取得手段を備える

以上述べたように、この発明では、CDMA2000 1x方式、EV-DO方式およびLTE方式に対応し、EV-DO方式で無線基地局から受信した信号の電力レベルや信号品質が予め設定した閾値未満の場合に、LTE方式で無線基地局を探索するようにしている。
したがって、この発明によれば、LTE方式に無線基地局の探索は、EV-DO方式の無線基地局から受信した信号の電力レベルや信号品質が劣化した場合にのみ行われるので、一般にEV-DO方式よりも狭いサービスエリアで提供されるLTE方式の探索を不必要に実施することを抑制でき、これによりその探索効率を改善して消費電力を節約することが可能な移動無線端末装置を提供できる。
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
この発明の一実施形態に係わる無線通信システムは、CDMA2000 1x方式(以下、1x方式と称する)、EV-DO方式およびLTE方式の3つの無線アクセス方式に対応する場合を例に挙げて説明する。
1x方式は、回線交換接続により、音声通信サービスや100kbps以下の低速パケット通信サービスを提供できる。EV-DO方式は、パケット交換接続により、100kbps以上で最高2.4Mbps程度の高速パケットサービスを提供できる。LTE方式は、パケット交換接続により、2Mbps〜20Mbps程度の高速パケットサービスを提供するもので、VoIP(Voice over Internet Protocol)により音声通話サービスも提供できる。
各方式は、互いに異なる利用周波数が定められている。ここでは以下のように定義する。すなわち、1x方式は、基地局から移動無線端末装置に向けた下り回線として周波数f1dが割り当てられ、反対に上り回線の周波数としてf1uが割り当てられる。また、EV-DO方式は、基地局から移動無線端末装置に向けた下り回線として周波数f2dが割り当てられ、反対に上り回線の周波数としてf2uが割り当てられる。そして、LTE方式は、基地局から移動無線端末装置に向けた下り回線として周波数f3dが割り当てられ、反対に上り回線の周波数としてf3uが割り当てられる。
そして、図1に示すように、この無線通信システムは、1x方式とEV-DO方式のサービスを提供するサービスエリアE1と、LTE方式のサービスを提供するサービスエリアE2を形成している。サービスエリアE1内では、1x方式をアクセス方式とする基地局1x BSと、EV-DO方式をアクセス方式とする基地局EV-DO BSがそれぞれセルと呼ばれる無線ゾーンを形成している。そして、この無線ゾーンを多数配置することによって、サービスエリアE1を形成している。
同様に、サービスエリアE2内では、LTE方式をアクセス方式とする基地局LTE BSがセルと呼ばれる無線ゾーンを形成している。そして、この無線ゾーンを多数配置することによって、サービスエリアE2を形成している。そして、この図に示すように、サービスエリアE1は、その内部にサービスエリアE2を内包している。
この図では、サービスエリアE1とサービスエリアE2で別々に示しているが、サービスエリアE2が図示される位置においても、1x方式とEV-DO方式の各サービスを提供するための基地局1x BS、EV-DO BSが存在している。すなわち、Aで示すセルには、基地局1x BS、EV-DO BSおよびLTE BSが配置されており、Bで示すセルには、基地局1x BSおよびEV-DO BSが配置されている。
基地局1x BSは、例えば3GPP2 A.S0001-AおよびA.S0008-Cに準拠した1xRTTアクセス網に収容される。そして、基地局EV-DO BSは、例えば3GPP2 A.S0007-AおよびA.S0008-Cに準拠したEVDOアクセス網に収容される。また基地局LTE BSは、例えば3GPP TS 23.401 v8.2.0および3GPP TS23.402 v8.2.0に準拠したE-UTRANアクセス網に収容される。図2にその一例を示す。
次に、図3を参照して、移動無線端末装置の構成について説明する。この図に示すように、移動無線端末装置は、送受信用アンテナ101と、受信用アンテナ102と、端末制御部100と、受信部110と、受信信号処理部120と、送信信号処理部130と、送信部140とを備える。その他、文字や映像を表示する表示部150や、ユーザからの要求や番号入力を受け付ける入力部160を備え、駆動電力を供給するバッテリや電源部、送話音声を入力するためのマイクロホン、受話音声を拡声出力するスピーカなどを備える。
基地局1x BS、EV-DO BS、LTE BSから送信された無線信号(周波数f1d、f2d、f3d)は、送受信用アンテナ101および受信用アンテナ102で受信される。受信された無線信号は、受信部110で、ベースバンド受信信号にダウンコンバートされる。このダウンコンバートに用いられるローカル信号は、受信信号処理部120から指示された通信方式に応じた周波数で発振され、これにより、受信対象となる無線信号(周波数f1d、f2d、f3dのいずれか)が選択される。また受信部110は、受信信号処理部120から指示された通信方式に応じた周波数の受信信号の受信電力レベルを測定し、この測定結果を受信信号処理部120を通じて、端末制御部100に通知する。
受信信号処理部120は、1x方式に対応し基地局1x BSから受信した信号を処理する1x受信信号処理部120aと、EV-DO方式に対応し基地局EV-DO BSから受信した信号を処理するEV-DO受信信号処理部120bと、LTE方式に対応し基地局LTE BSから受信した信号を処理するLTE受信信号処理部120cとを備える。
そして、受信信号処理部120は、端末制御部100から指示された通信方式を受信部110に通知するとともに、1x受信信号処理部120a、EV-DO受信信号処理部120bおよびLTE受信信号処理部120cのうち、上記通信方式に対応する処理部を起動する。
1x受信信号処理部120a、EV-DO受信信号処理部120bおよびLTE受信信号処理部120cは、それぞれ対応する通信方式に応じた信号処理を行うものであって、起動されると、その信号処理により、ベースバンド受信信号を復調および復号し、受信データを得る。
送信信号処理部130は、1x方式に対応し基地局1x BSに送信する信号を生成する1x送信信号処理部130aと、EV-DO方式に対応し基地局EV-DO BSに送信する信号を生成するEV-DO送信信号処理部130bと、LTE方式に対応し基地局LTE BSに送信する信号を生成するLTE送信信号処理部130cとを備える。
そして、送信信号処理部130は、端末制御部100から指示された通信方式を送信部140に通知するとともに、1x送信信号処理部130a、EV-DO送信信号処理部130bおよびLTE送信信号処理部130cのうち、上記通信方式に対応する処理部を起動する。
1x送信信号処理部130a、EV-DO送信信号処理部130bおよびLTE送信信号処理部130cは、それぞれ対応する通信方式に応じた信号処理を行うものであって、起動されると、その信号処理により、送信データを符号化し、その後、変調して、ベースバンド送信信号を生成する。
送信部140は、送信信号処理部130から通知された通信方式に対応する周波数のローカル信号を発振し、このローカル信号で上記ベースバンド送信信号を無線周波数にアップコンバートする。これにより、送信対象となる無線信号(周波数f1u、f2u、f3uのいずれか)が選択される。無線信号は、送受信用アンテナ101を通じて空間に放射される。
端末制御部100は、当該移動無線端末装置の各部を統括して制御するものであって、入力部160を通じたユーザからの要求に応じた通信方式で通信を行うために各部を制御したり、あるいは後述する通信方式選択処理にしたがって、通信方式を選択し、位置登録や着信の待ち受けを行う。そして、LTE方式を用いる場合には、その対応エリアが他の方式に比べて狭いことより、効率的なセルサーチ(基地局LTE BSの探索)を行う。
次に、上記構成の移動無線端末装置の動作について説明する。まず、移動無線端末装置の電源を投入した場合に、その直後に、1x方式とEV-DO方式について、初期捕捉を行って、待ち受け状態に至るまでの処理について説明する。図4は、その処理のフローチャートである。
まず電源が投入されると、ステップ4aにおいて端末制御部100は、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、通信方式として1x方式を選択するように指示する。これにより、受信信号処理部120は、1x受信信号処理部120aを起動するとともに、受信部110に対して、通信方式として1x方式を通知する。
これに対して、受信部110は、1x方式の無線信号を受信するためのローカル信号を発振して、周波数f1uの信号をベースバンドにダウンコンバートする。送信信号処理部130も同様に、1x送信信号処理部130aを起動するとともに、送信部140に通信方式として1x方式を通知する。
その後、端末制御部100は、受信信号処理部120(1x受信信号処理部120a)から出力される受信データを監視して、基地局1x BSから送信されるパイロット信号を受信して初期捕捉が完了できたか否かを判定する。ここで、1x方式の初期捕捉が完了できた場合には、ステップ4cに移行し、一方、1x方式の初期捕捉が完了できない場合には、ステップ4bに移行して圏外処理を行う。この圏外処理では、表示部150に、1x方式のサービス圏外(サービスエリアE1の外)に居る旨を示す映像をユーザに映示する。
ステップ4cにおいて端末制御部100は、ステップ4aで起動された1x送信信号処理部130aを制御して、基地局1x BSを通じて位置登録を要求する信号を送信させる。そして、このようにして位置登録を行った後、基地局1x BSから送られる着信信号を待ち受ける処理を開始し(1x Idle State)、ステップ4dに移行する。
ステップ4dにおいて端末制御部100は、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、通信方式としてEV-DO方式を選択するように指示する。これにより、受信信号処理部120は、既に1x受信信号処理部120aが起動された状態に加えて、EV-DO受信信号処理部120bを起動するとともに、受信部110に対して、通信方式としてEV-DO方式を通知する。
これに対して、受信部110は、既に通信方式として1x方式を使用する旨の通知を受けているので、1x方式の無線信号を受信するためのローカル信号と、EV-DO方式の無線信号を受信するためのローカル信号を、各方式のページング信号の受信周期に合わせて交互に発振して、周波数f1uの信号および周波数f2uの信号を時分割でベースバンドにダウンコンバートする。送信信号処理部130も同様に、既に1x送信信号処理部130aが起動された状態に加えて、EV-DO送信信号処理部130bを起動するとともに、送信部140に通信方式としてEV-DO方式を通知する。
その後、端末制御部100は、受信信号処理部120(EV-DO受信信号処理部120b)から出力される受信データを監視して、基地局EV-DO BSから送信されるパイロット信号を受信して初期捕捉が完了できたか否かを判定する。ここで、EV-DO方式の初期捕捉が完了できた場合には、ステップ4fに移行し、一方、EV-DO方式の初期捕捉が完了できない場合には、ステップ4eに移行して圏外処理を行う。この圏外処理では、表示部150に、EV-DO方式のサービス圏外(サービスエリアE1の外)に居る旨を示す映像をユーザに映示する。
ステップ4fにおいて端末制御部100は、ステップ4dで起動されたEV-DO送信信号処理部130bを制御して、基地局EV-DO BSを通じて位置登録を要求する信号を送信させる。そして、このようにして位置登録を行った後、基地局EV-DO BSから送られる着信信号を待ち受ける処理を開始し(EV-DO Idle State)、当該処理を終了する。
これにより、移動無線端末装置は、1x方式とEV-DO方式の両方で、着信の発生を待機する。この時、図5に示すように、1x方式とEV-DO方式の両方が、重ならないタイミングでページング信号を間欠受信して、着信の発生を待機する。このような重ならないそれぞれのタイミングは、ネットワークより報知される。
また図6に示すように、1x方式に比して、EV-DO方式のページング周期を長く設定することも可能である。これは例えば、セッションレイヤ(Session Layer)が確立し、PPP(Point-Point Protocol)接続が確立した状態で、例えば15分間パケットのやり取りが行われない場合に、ページング周期を延長したDormant状態となる。通常時が5.12秒に対して、例えば4倍の20.48秒が設定される。
なお、ここで、LTE受信信号処理部120cおよびLTE送信信号処理部130cは起動されておらず、受信部110と送信部140においても、LTE方式については、送受信は行っていない。
図7乃至図9を参照して、1x方式やEV-DO方式で行う初期捕捉について説明する。
図7は、1x方式やEV-DO方式で初期捕捉で行うPN符号サーチの概念図を示したものである。基地局PNオフセットは、1x方式やEV-DO方式では、PN符号長215を64チップずつ離して設定し、その結果、64×n (n=0〜511)で基地局に512通りのPNオフセットを割当てることが可能である。なお、詳細については、3GPP2規格IS-2000(1X)およびIS-856(EV-DO)に記載されている。
1x方式の初期同期では、パイロット信号強度をモニタし、一番強い基地局1x BSと同期をとり、その後、1xのSync情報や基地局毎に与えられたPNオフセット情報に基づいて、システムタイミングに同期する。ここで、上記PNオフセットが分かっている場合には、図8に示すように、PNオフセットを中心にサーチ窓長だけ、パイロットをサーチすればよい。この例では、窓長は128チップである。
また、EV-DO方式では、図9(a)に示すように、同一周波数のチャネルにおいて、データとパイロットが伝送されるが、1x方式では、図9(b)に示すように、異なる周波数のチャネルに、TCH、ページング、パイロットがそれぞれ割り当てられている。このようにパイロットのチャネル割当が両者で異なるが、サーチャが持つ積分器の積分開始タイミングと終了タイミングを制御することで対応できる。すなわち、EV-DO方式では、予想したパイロットの存在位置に開始タイミングと終了タイミングを設定する。また1x方式では、例えば128チップ毎に、積分を行う。
次に、EV-DO方式による通信が行えなくなるような場合に、LTE方式による着信待ち受けを開始する動作について説明する。図10は、この動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、図4に示した処理によってEV-DO方式による着信の発生を待機するアイドル状態で、図5もしくは図6に示したように、5.12秒周期もしくは20.48秒周期で、EV-DO方式がスリープ状態から起き上がった場合に実行される。
ステップ10aにおいて端末制御部100は、受信信号処理部120を通じて受信部110を制御して、着信待ち受けに用いるサービングセルの基地局EV-DO BSから受信した信号の受信電力レベルを測定するように指示し、ステップ10bに移行する。これに対して、受信部110は、上記サービングセルの基地局から受信した信号の電力レベルを測定し、この測定結果を受信信号処理部120を通じて、端末制御部100に通知する。
ステップ10bにおいて端末制御部100は、EVDO受信信号処理部120bを起動して、サービングセルの基地局EV-DO BSからページング信号を受信するように指示し、ステップ10cに移行する。これによりEVDO受信信号処理部120bは、受信部110が受信した信号から上記ページング信号を検出する。
ステップ10cにおいて端末制御部100は、受信信号処理部120を通じて受信部110を制御して、上記サービングセルの近隣に位置するネイバセルの基地局EV-DO BSから受信した信号の受信電力レベルを測定するように指示し、ステップ10dに移行する。これに対して、受信部110は、上記ネイバセルの基地局から受信した信号の電力レベルを測定し、この測定結果を受信信号処理部120を通じて、端末制御部100に通知する。
ステップ10dにおいて端末制御部100は、ステップ10aで通知された受信電力レベルと、ステップ10cで通知された受信電力レベルを比較して、ネイバセルにハンドオーバすべきと判断した場合に、EVDO送信信号処理部130bおよびEVDO受信信号処理部120bを制御して、上記ネイバセルと通信して、このネイバセルにハンドオーバし、このセルをサービングセルに切り替え、ステップ10eに移行する。なお、ネイバセルにハンドオーバすべきでないと判断した場合に、サービングセルを切り替えることなく、そのままステップ10eに移行する。
ステップ10eにおいて端末制御部100は、この時点でのサービングセルとなったセルについての受信電力レベルが、予め設定した閾値未満であるか否かを判定する。ここで、上記受信電力レベルが、予め設定した閾値未満である場合には、ステップ10fに移行し、一方、閾値未満でない場合には、再びEVDO送信信号処理部130bおよびEVDO受信信号処理部120bを停止させて、EV-DO方式についてスリープ状態に移行する。
ステップ10fにおいて端末制御部100は、図11に示すような処理を実行し、基地局LTE BSの探索とLTE方式による待ち受けを開始する。
なお、図10に示したフローチャートでは、ステップ10eにて受信電力レベルに基づいて、サービングセルを切り替えたり、ステップ10fの処理を行う必要性を判定するようにしたが、受信電力レベルに代わって、端末制御部100の指示により受信部110がSNR(Signal to Noise Ratio)を測定して、同様の処理を行うようにしてもよい。
またステップ10fの処理は、受信レベル(あるいはSNR)に応じて行うものとしたが、これに代わって、もしくはこれに加えて例えば、端末制御部100が所定時間が経過したことを検出する度に、ステップ10fの処理を実行するようにしてもよい。
次に、図11を参照して、LTE方式による着信待ち受けを開始するための処理について説明する。図11は、この処理を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、図10に示したステップ10fに相当するものである。すなわち、図12に示すように、EV-DOページング信号を受信して、サービングセルからの受信電力レベルが低い場合に、実行される。
ステップ11aにおいて端末制御部100は、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、通信方式としてLTE方式を選択するように指示する。これにより、受信信号処理部120は、LTE受信信号処理部120cを起動するとともに、受信部110に対して、通信方式としてLTE方式を通知する。
これに対して、受信部110は、LTE方式の無線信号を受信するためのローカル信号を発振して、周波数f3uの信号をベースバンドにダウンコンバートする。送信信号処理部130も同様に、LTE送信信号処理部130cを起動するとともに、送信部140に通信方式としてLTE方式を通知する。
そしてLTE受信信号処理部120cは、基地局LTE BSから受信した信号の各サブフレームに含まれるプライマリ(Primary)同期信号を参照してフレーム候補を抽出する。ここでフレーム候補が抽出できた場合には、ステップ11bに移行し、一方、フレーム候補が抽出できなかった場合には、ステップ11cに移行する。
ステップ11bにおいて端末制御部100は、ステップ11aで抽出した各フレーム候補に含まれるセカンダリ(Secondary)同期信号を参照して、同期すべきフレームを抽出し、グループ同定を行う。ここでフレーム抽出とグループ同定ができた場合には、ステップ11dに移行し、一方、フレーム抽出あるいはグループ同定ができなかった場合には、ステップ11cに移行する。
ここで、ステップ11aおよびステップ11bで基地局LTE BSから受信を試みた同期信号について説明する。LTE方式の同期信号は、例えば3GPP(3rd Generation Partnership Project)規格TS36.211に定義された図13に示すようなものである。すなわち、この例では、10msの無線フレームのうち、Subframe#0とSubframe#5のシンボル5にそれぞれ上記セカンダリ同期信号が設定され、同様に、Subframe#0とSubframe#5のシンボル6にそれぞれ上記プライマリ同期信号が設定されている。
この場合、ステップ11aにおいて、プライマリ同期信号(シンボル6)を参照することで、Subframe#0〜#9からSubframe#0とSubframe#5をフレーム候補として抽出し、その後、ステップ11bにおいて、Subframe#0とSubframe#5のセカンダリ同期信号(シンボル5)を参照することで、いずれか一方のフレームを同期すべきフレームとして抽出して、グループ同定を行う。
ステップ11cにおいて端末制御部100は、近隣に通信可能な基地局LTE BSが存在しない、もしくは基地局LTE BSからの受信電力レベルが低いと見なして、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、LTE方式による通信の終了を指示する。
これにより、受信信号処理部120は、LTE受信信号処理部120cを停止するとともに、受信部110に対して、LTE方式による受信停止を通知する。同様に、送信信号処理部130は、LTE受信信号処理部130cを停止するとともに、送信部140に対して、LTE方式による送信停止を通知する。
そして端末制御部100は、再びEV-DO方式について、スリープ状態に移行する。その後、5.12秒周期もしくは20.48秒周期で、EV-DO方式がスリープ状態から起き上がった場合には、図10の処理が再び実行される。
ステップ11dにおいて端末制御部100は、受信部110およびLTE受信信号処理部120cを制御して、基地局LTE BSから送信されるBCHを受信してシステム同期を取り、ステップ11eに移行する。
ステップ11eにおいて端末制御部100は、受信部110およびLTE受信信号処理部120cを制御して、基地局LTE BSから送信されるページング信号を、所定の周期で受信する処理を開始し、ステップ11fに移行する。これにより、移動無線端末装置は、LTEアイドル状態(LTE Idle State)となり、LTE方式での待ち受け状態となる。
ステップ11fにおいて端末制御部100は、近隣に通信可能な基地局LTE BSが存在することより、EV-DO方式による通信は不要と見なし、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、EV-DO方式による通信の終了を指示し、ステップ11gに移行する。
これにより、受信信号処理部120は、EVDO受信信号処理部120bを停止するとともに、受信部110に対して、EV-DO方式による受信停止を通知する。同様に、送信信号処理部130は、EV-DO受信信号処理部130bを停止するとともに、送信部140に対して、LTE方式による送信停止を通知する。
EVDO受信信号処理部120bおよびEVDO送信信号処理部130bを停止させ
ステップ11gにおいて端末制御部100は、LTE方式によればVoIP(Voice over Internet Protocol)による音声通信が可能であることより、1x方式による通信は不要と見なし、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、EV-DO方式による通信の終了を指示し、当該処理を終了する。
これにより、受信信号処理部120は、1x受信信号処理部120aを停止するとともに、受信部110に対して、1x方式による受信停止を通知する。同様に、送信信号処理部130は、1x送信信号処理部130aを停止するとともに、送信部140に対して、1x方式による送信停止を通知する。以後、LTEアイドル状態(LTE Idle State)となり、LTE方式による着信待ち受けが行われる。
次に、図10および図11の処理によってLTEアイドル状態になってから、予め設定した時間が経過した場合の動作について説明する。この動作を図14を参照して説明する。この図に示す処理は、LTEアイドル状態の場合に、予め設定した時間が経過する毎に、くり返し実行される。
ステップ14aにおいて端末制御部100は、受信部110およびLTE受信信号処理部120cを制御して、基地局LTE BSから送信されるページング信号を受信し、ステップ11fに移行する。
ステップ14bにおいて端末制御部100は、LTE受信信号処理部120cの受信結果を参照し、上記ページング信号の受信が成功したか否かを判定する。ここで、上記ページング信号が受信できた場合には、ステップ14cに移行し、一方、上記ページング信号が受信できなかった場合には、ステップ14dに移行する。
ステップ14cにおいて端末制御部100は、ステップ14aで受信したページング信号を分析して、着信の有無を判定する。そして、着信がない場合には、再びLTEアイドル状態となる。その後、予め設定した時間が経過すると、端末制御部100は、再び図14に示す処理を実行する。
ステップ14dにおいて端末制御部100は、近隣に通信可能な基地局LTE BSが存在しない、もしくは基地局LTE BSからの受信電力レベルが低いと見なして、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、LTE方式による通信の終了を指示する。
これにより、受信信号処理部120は、LTE受信信号処理部120cを停止するとともに、受信部110に対して、LTE方式による受信停止を通知する。同様に、送信信号処理部130は、LTE受信信号処理部130cを停止するとともに、送信部140に対して、LTE方式による送信停止を通知する。
ステップ14eにおいて端末制御部100は、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、通信方式として1x方式を選択するように指示する。これにより、受信信号処理部120は、1x受信信号処理部120aを起動するとともに、受信部110に対して、通信方式として1x方式を通知する。
これに対して、受信部110は、1x方式の無線信号を受信するためのローカル信号を発振して、周波数f1uの信号をベースバンドにダウンコンバートする。送信信号処理部130も同様に、1x送信信号処理部130aを起動するとともに、送信部140に通信方式として1x方式を通知する。
その後、端末制御部100は、受信信号処理部120(1x受信信号処理部120a)から出力される受信データを監視して、基地局1x BSから送信されるパイロット信号を受信して初期捕捉が完了できたか否かを判定する。ここで、1x方式の初期捕捉が完了できた場合には、ステップ14gに移行し、一方、1x方式の初期捕捉が完了できない場合には、ステップ14fに移行して圏外処理を行う。この圏外処理では、表示部150に、1x方式のサービス圏外(サービスエリアE1の外)に居る旨を示す映像をユーザに映示する。
ステップ14gにおいて端末制御部100は、ステップ14eで起動された1x送信信号処理部130aを制御して、基地局1x BSを通じて位置登録を要求する信号を送信させる。そして、このようにして位置登録を行った後、基地局1x BSから送られる着信信号を待ち受ける処理を開始し(1x Idle State)、ステップ14hに移行する。
ステップ14hにおいて端末制御部100は、受信信号処理部120および送信信号処理部130に対して、通信方式としてEV-DO方式を選択するように指示する。これにより、受信信号処理部120は、EV-DO受信信号処理部120bを起動するとともに、受信部110に対して、通信方式としてEV-DO方式を通知する。
これに対して、受信部110は、EV-DO方式の無線信号を受信するためのローカル信号を発振して、周波数f2uの信号をベースバンドにダウンコンバートする。送信信号処理部130も同様に、EV-DO送信信号処理部130bを起動するとともに、送信部140に通信方式としてEV-DO方式を通知する。
その後、端末制御部100は、受信信号処理部120(EV-DO受信信号処理部120b)から出力される受信データを監視して、基地局EV-DO BSから送信されるパイロット信号を受信して初期捕捉が完了できたか否かを判定する。ここで、EV-DO方式の初期捕捉が完了できた場合には、ステップ14jに移行し、一方、EV-DO方式の初期捕捉が完了できない場合には、ステップ14iに移行して圏外処理を行う。この圏外処理では、表示部150に、EV-DO方式のサービス圏外(サービスエリアE1の外)に居る旨を示す映像をユーザに映示する。
ステップ14jにおいて端末制御部100は、ステップ14hで起動されたEV-DO送信信号処理部130bを制御して、基地局EV-DO BSを通じて位置登録を要求する信号を送信させる。そして、このようにして位置登録を行った後、基地局EV-DO BSから送られる着信信号を待ち受ける処理を開始し(EV-DO Idle State)、当該処理を終了する。
これにより、移動無線端末装置は、1x方式とEV-DO方式の両方で、着信の発生を待機する。この時、図5に示すように、1x方式とEV-DO方式の両方が、重ならないタイミングでページング信号を間欠受信して、着信の発生を待機する。このような重ならないそれぞれのタイミングは、ネットワークより報知される。
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、図12に示したように、EV-DOページング信号を受信するタイミングが到来した場合に、基地局EV-DO BS(サービングセル)から受信した信号の受信電力レベルを測定し、このレベルが閾値未満の場合に、基地局LTE BSを探索して、LTE方式による着信待ち受けを行うようにしている。
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、サービスエリアが狭いLTE方式については、サービスエリアが広いEV-DO方式による通信が安定しない場合にのみ探索が行われるので、サービスエリアが狭いLTE方式のサービスエリア(基地局)の探索を不必要に実施することを抑制でき、これによりその探索効率が改善できて消費電力を節約することができる。
また上記実施の形態では、LTE方式がサービス圏外となった場合には、図14に示すように、1x方式をEV-DO方式よりも優先するようにしている。このため、パケット通信よりも音声通話を優先して、初期捕捉を行うことができる。
なお、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また上記実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって種々の発明を形成できる。また例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除した構成も考えられる。さらに、異なる実施形態に記載した構成要素を適宜組み合わせてもよい。
その一例として例えば、上記実施の形態では、図10に示したように、EV-DOページング信号の受信時に、受信電力レベルもしくはSNRが閾値を下回ったか否かを判定するようにしたが、これに代わって例えば、図10に示した処理を、予め設定した時間が経過する毎に実行するようにしてもよい。またこの時間は、ネットワークを通じて、システムが移動無線端末装置に通知し、移動無線端末装置は、この通知された時間が経過する毎に、図10に示す処理を実行するようにしてもよい。
また上記実施の形態では、ステップ10eで用いる閾値は、予め設定されるものとして説明したが、これに代わって例えば、システムが基地局1x BS、EV-DO BSもしくはLTE BSを通じて、移動無線端末装置に上記閾値を通知し、これに対して、移動無線端末装置は、受信部110および受信信号処理部120を用いて受信した上記閾値を用いて、ステップ10eの判定を行うようにしてもよい。
その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
この発明に係わる無線通信システムのサービスエリアとセルの関係を説明するための図。 この発明に係わる無線通信システムのネットワーク側の概略構成を示す図。 この発明に係わる移動無線端末装置の一実施形態の構成を示す回路ブロック図。 図3に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 1x方式とEV-DO方式の各ページング信号の送信周期を示すタイミングチャート。 1x方式とEV-DO方式の各ページング信号の送信周期を示すタイミングチャート。 1x方式やEV-DO方式で初期捕捉で行うPN符号サーチの概念を説明するための図。 1x方式やEV-DO方式で初期捕捉で行うPN符号サーチの概念を説明するための図。 EV-DO方式と1x方式のチャネル割当を説明するための図。 図3に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 図3に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。 LTE方式の基地局を探索するタイミングを説明するためのタイミングチャート。 LTE方式の同期信号を説明する図。 図3に示した移動無線端末装置の動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
100…端末制御部、101…送受信用アンテナ、102…受信用アンテナ、110…受信部、120…受信信号処理部、120a…1x受信信号処理部、120b…EVDO受信信号処理部、120c…LTE受信信号処理部、130…送信信号処理部、130a…1x送信信号処理部、130b…EVDO送信信号処理部、130c…LTE送信信号処理部、140…送信部、150…表示部、160…入力部、E1…サービスエリア、E2…サービスエリア。

Claims (5)

  1. CDMA2000 1x方式と、EV-DO方式と、LTE方式のそれぞれ方式で、ネットワークに収容される無線基地局と無線通信可能な移動無線端末装置であって、
    前記EV-DO方式で無線基地局から受信した信号の電力レベルを測定する測定手段と、
    この測定手段が測定した電力レベルが予め設定した閾値未満の場合に、LTE方式で無線基地局を探索する探索手段とを具備し、
    前記測定手段は、EV-DO方式で無線基地局からページング信号を受信する周期が到来した場合に、又は、予め設定した時間が経過した場合に、前記測定を行い、
    前記予め設定した時間を前記無線基地局を通じて取得する取得手段を備えることを特徴とする移動無線端末装置。
  2. CDMA2000 1x方式と、EV-DO方式と、LTE方式のそれぞれ方式で、ネットワークに収容される無線基地局と無線通信可能な移動無線端末装置であって、
    EV-DO方式で無線基地局から受信した信号の信号品質を測定する測定手段と、
    この測定手段が測定した信号品質が予め設定した閾値未満の場合に、LTE方式で無線基地局を探索する探索手段とを具備し、
    前記測定手段は、EV-DO方式で無線基地局からページング信号を受信する周期が到来した場合に、又は、予め設定した時間が経過した場合に、前記測定を行い、
    前記予め設定した時間を前記無線基地局を通じて取得する取得手段を備えることを特徴とする移動無線端末装置。
  3. さらに、前記閾値を前記無線基地局を通じて取得する取得手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動無線端末装置。
  4. さらに、前記探索手段がLTE方式で無線基地局を探索して、この無線基地局を検出できなかった場合に、LTE方式で受信した信号を処理する手段を停止させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動無線端末装置。
  5. さらに、前記探索手段がLTE方式で無線基地局を探索して、この無線基地局を検出できた場合に、EV-DO方式で受信した信号を処理する手段を停止させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の移動無線端末装置。
JP2008255151A 2008-09-30 2008-09-30 移動無線端末装置 Expired - Fee Related JP5391625B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255151A JP5391625B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 移動無線端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008255151A JP5391625B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 移動無線端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010087869A JP2010087869A (ja) 2010-04-15
JP5391625B2 true JP5391625B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=42251363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008255151A Expired - Fee Related JP5391625B2 (ja) 2008-09-30 2008-09-30 移動無線端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5391625B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6102324B2 (ja) 2013-02-20 2017-03-29 株式会社デンソー 通信システム
KR101638741B1 (ko) * 2015-06-05 2016-07-11 에스케이텔레시스 주식회사 이동통신 신호의 특성을 활용한 대역 자동 절체 장치 및 방법

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003153325A (ja) * 2001-11-08 2003-05-23 Toshiba Corp 移動通信端末装置とそのシステム捕捉方法
JP3795496B2 (ja) * 2004-03-10 2006-07-12 株式会社東芝 デュアル無線端末装置およびデュアル無線システム
JP4407330B2 (ja) * 2004-03-18 2010-02-03 日本電気株式会社 携帯移動端末
EP1983775A1 (en) * 2006-02-08 2008-10-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Radio communication base station device, radio communication terminal device, and radio communication system
US8798619B2 (en) * 2007-03-20 2014-08-05 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for performing inter-system searches in idle mode

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010087869A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107113726B (zh) 具有第二接收机的低功率不连续接收
US8675554B2 (en) Wireless communication device and method for performing neighbor cell analysis during continuous packet connectivity mode
US8817681B2 (en) Wireless communication apparatus and wireless communication method using a gap pattern
US8160001B2 (en) Multi-function wireless terminal
RU2414067C2 (ru) Способ для перехода между множественными уровнями приема
US20180070327A1 (en) System and Methods for Performing an Early Radio Link Recovery Procedure on a Multi-Subscriber Identity Module Wireless Communication Device
EP2086281A1 (en) Control signal management system and method
JP5397114B2 (ja) 無線端末、無線基地局及び無線通信システムにおける通信方法
US20150156717A1 (en) Apparatus and method for wireless mobile device power savings
KR101042502B1 (ko) 간헐 통신 시스템, 기지국 장치 및 이동국 장치
US8248978B2 (en) Detection of stations for wireless communication
JP2008118204A (ja) ユーザ装置及びユーザ装置で使用される方法
EP3297391A1 (en) Requesting connection via a relay capable wireless terminal
CN101296426A (zh) 一种双模终端实现方法
EP3874803A1 (en) Event-based adaption of ue measurements
WO2017053229A1 (en) Aligning measurement gap with drx wakeup period
JP5391625B2 (ja) 移動無線端末装置
CN113938994B (zh) 一种通信方法及装置
JP2010166532A (ja) 移動無線端末装置および基地局探索方法
JP5028653B2 (ja) 無線通信システムおよび移動無線端末装置
KR100879664B1 (ko) 비동기 방식 이동 통신망에서 동기 방식 이동 통신망으로의트래픽 핸드오버 방법 및 이를 수행하기 위한 이동 통신단말기
CN117460011A (zh) 用于移动通信中网络节能的小区重选方法及其装置
CN116636279A (zh) 侧行链路通信方法、设备及存储介质
JP2008167035A (ja) 無線通信端末および無線通信方法
EP1986460A1 (en) System for speeding up synchronization in a call connection

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20101028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110531

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130930

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees