JP5391300B2 - 移動通信システム、基地局装置、移動局装置、および、通信方法 - Google Patents

移動通信システム、基地局装置、移動局装置、および、通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、受信品質情報を測定、送信する移動通信システム、基地局装置、移動局装置および通信方法に関する。
3GPP (3rd Generation Partnership Project)は、W-CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)とGSM(Global System for Mobile Communications)を発展させたネットワークを基本した携帯電話システムの仕様を検討・作成を行うプロジェクトである。3GPPではW-CDMA方式が第3世代セルラー移動通信方式として標準化され、順次サービスが開始されている。また、通信速度を更に上げたHSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)も標準化され、サービスが開始されている。3GPPでは、第3世代無線アクセス技術の進化(Evolved Universal Terrestrial Radio Access: 以下、E-UTRAと称する)が検討されている。
E-UTRAにおけるダウンリンク通信方式として、互いに直交するサブキャリアを用いてユーザ多重化を行うOFDMA(Orthogonal Frequency Multiple Access)方式が提案されている。また、OFDMA方式において、チャネル符号化等の適応無線リンク制御(リンクアダプテーション:Link Adaptation)に基づく適応変復調・誤り訂正方式(AMCS:Adaptive Modulation and Coding Scheme)といった技術が適用されている。AMCSとは、高速パケットデータ伝送を効率的に行うために、各移動局装置の伝播路状況に応じて、誤り訂正方式、誤り訂正の符号化率、データ変調多値数などの無線伝送パラメータ(以下、AMCモードと称する。)を切り替える方式である。例えば、データ変調については、伝播路状況が良好になるに従って、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調から、16QAM(QuadratureAmplitude Modulation)変調、64QAM変調など、より高い変調効率の多値変調方式に切り替えることで、移動通信システムの最大スループットを増大させることができる。
OFDMAにおいて、通信可能な領域を物理的にサブキャリアに対応する周波数領域と時間領域において分割することができる。この分割領域をいくつかにまとめたものはリソースブロックと呼ばれ、ひとつ、または、いくつかのリソースブロックを各移動局装置へ割り振り、複数の移動局装置を多重化した通信が行われる。基地局装置と各移動局装置とが、その要求に応じた最適な品質・速度での通信を行うためには、各移動局装置における各サブキャリアに対応する周波数帯の受信品質や移動局装置における通信速度の要求を考慮したリソースブロック割り当ておよび伝送方式の決定が必要である。伝送方式やスケジューリングは基地局装置が行うため、この要求を実現するために、基地局装置は各移動局装置から受信品質のフィードバックを受信することが必要となる。
また、E-UTRAにおいては通信路容量を増大するために、MIMO(Multiple Input Multiple Output)を利用したSDM(Space Division Multiplexing:空間多重技術)もしくはSFBC(Space-Frequency Block Diversity)、CDD(Cyclic Delay Diversity)といった送信ダイバーシティの利用が提案されている。MIMOは多入力・多出力システムまたは技術の総称であり、送信側、受信側に複数のアンテナを用いて、電波の入出力の分岐数を複数にして伝送することを特徴とする。MIMOを利用すると、マルチパスの影響で空間として複数の伝播路を形成し複数の情報を多重化して送信すること、複数の送信アンテナの電力を受信側で合成し、受信利得を得ることが可能となる。E-UTRAでは、MIMOによるSDMおよび送信ダイバーシティの利用が想定されており、どの方式によって通信を行うかは基地局装置における受信品質を考慮し、基地局装置が決定しなければならない。また、ダウンリンクにおけるSDMの利用時については、各アンテナから送信される複数ストリームの情報を正しく分離ために、予め送信信号系列を前処理する(これをプレコーディングと称する)ことが検討されている。プレコーディングの情報は、移動局装置が推定した伝播路情報を元に算出されるものであり、移動局装置から基地局装置にプレコーディング情報をフィードバックしなければならない。
このように、最適な品質での通信を実現するために、各移動局装置から基地局装置通信路へ、様々な情報をフィードバックすることが必要とされている。この受信品質情報のビット数やフォーマットは、情報の粒度や質により様々でなる。一例として、前述のリソースブロックの割り当てにおける最適化のための各サブキャリアにおける下り回線状態の受信品質を示す情報について、最適な周波数領域を割り当てるためには各サブキャリアにおけるチャネル状態(周波数特性、すなわち、周波数に依存する伝送損失等の特性)を計測し、各チャネル状態を量子化した基地局装置にフィードバックする必要がある(下記特許文献1)。このチャネル情報を表現するには多くの情報量が要求され、チャネル状況の変化に応じ、頻度を変えて受信品質情報を基地局装置に送信しなければならない。
一方で、AMCモードを基地局装置にフィードバックする場合においては、変調方式(64QAM, 16QAM, QPSK)と符号化率(R=1/3,P=1/4など)を表現する少ない情報量のみでよい。
この受信品質情報を行うアップリンクのチャネルとして、E-UTRAでは、PUCCH(Physical Uplink Control Channel:物理上りリンク制御チャネル)を使用することが検討されてきた。PUCCHは、E-UTRAのリンクを維持する為のチャネルであって、ACK/NACKと呼ばれる信号と、受信品質情報を表す信号の2種類の信号を多重化して伝送するための物理チャネルである。
これらの信号のうちACK/NACK信号は下りリンクで伝送されたデータチャネルが正しく受信できたか否かを移動局装置から基地局装置通知する為の信号であり、受信品質情報は、下りリンクの伝送方式を制御する為に基地局装置に提供される下りリンクのチャネル状況を報告する信号である。
上述してきたように、移動局装置から基地局装置に送信される受信品質情報には様々な種類があり、送信される情報量のサイズ、移動局装置から基地局装置への送信頻度などの要求がそれぞれ異なっている。
この点に関し、下記非特許文献1では、移動局装置から基地局装置へ受信品質情報を送信する際に、異なる受信品質情報の要求を持つサービスの種類によって、受信品質情報をPUCCH、もしくは、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel:物理上りリンク共用チャネル)を使用して受信品質情報を送信しようとする提案がなされている。PUSCHは、通常のデータを送信するために使用されるチャネルであり、PUCCHよりも多くの情報量を送信することができるチャネルである。
特開2005−130491号公報
"CQI handling during DRX"、3GPP、TSG RAN WG2 Meeting #58、R2-071901、2007年5月
しかしながら、上記のような従来の技術では、移動局装置から基地局装置に対して受信品質情報をPUCCH、もしくは、PUSCHで送信する際に、基地局装置がどのような制御情報を用いて移動局装置の制御を行い、さらに、基地局装置と移動局装置との間でどのようなやり取りが行われて受信品質情報の送信が行われるに関する具体的な記載はない。
送信される情報量のサイズ、送信頻度の異なる受信品質情報送信の制御は、基地局装置が制御しなければならない。各移動局装置が、それぞれの判断で情報量の大きな受信品質情報を高頻度に送信しては、セル内の上りリンクリソースが不足してしまい、また、情報量の小さな受信品質情報を低頻度に送信しては、上りリンクリソースに無駄が生じてしまうためである。
すなわち、移動局装置から基地局装置に対する受信品質情報の送信において、基地局装置からどのような制御情報を用いて移動局装置の制御を行い、基地局装置と移動局装置の間でどのようなやり取りを行って受信品質情報の送信を行うかが重要な課題であり、受信品質情報の情報量、送信頻度を考慮した、効率的な送信制御方法が必要とされる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、受信品質情報の情報量、送信頻度に柔軟に対応した、効率的な送信制御を実現する移動通信システム、基地局装置、移動局装置、および通信方法を提供することにある。
本発明の一観点によれば、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動局装置であって、前記物理上りリンク共用チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記基地局装置から受信する手段と、前記無線資源制御信号に含まれる前記情報に従って、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信する手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明は、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動局装置であって、前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記基地局装置から受信する手段と、前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記基地局装置から受信する手段と、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信する手段と、前記チャネル状態情報を送信するサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースが割り当てられている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記基地局装置へ送信する手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明は、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを移動局装置から受信する基地局装置であって、前記物理上りリンク共用チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信する手段と、前記無線資源制御信号に含まれる前記情報に従って、チャネル状態情報を周期的に前記移動局装置から受信する手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明は、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを移動局装置から受信する基地局装置であって、前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信する手段と、前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記移動局装置へ送信する手段と、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を前記移動局装置から受信する手段と、前記チャネル状態情報が送信されるサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを割り当てている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記移動局装置から受信する手段と、を備えることを特徴としている。
また、本発明は、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動局装置の通信方法であって、前記物理上りリンク共用チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記基地局装置から受信し、前記無線資源制御信号に含まれる前記情報に従って、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信することを特徴としている。
また、本発明は、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動局装置の通信方法であって、前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記基地局装置から受信し、前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記基地局装置から受信し、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信し、前記チャネル状態情報を送信するサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースが割り当てられている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記基地局装置へ送信することを特徴としている。
また、本発明は、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、前記物理上りリンク共用チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信し、前記無線資源制御信号に含まれる前記情報に従って、チャネル状態情報を周期的に前記移動局装置から受信することを特徴としている。
また、本発明は、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信し、前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記移動局装置へ送信し、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を前記移動局装置から受信し、前記チャネル状態情報が送信されるサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを割り当てている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記移動局装置から受信することを特徴としている。
また、本発明は、移動局装置が、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動通信システムであって、前記基地局装置は、前記物理上りリンク共用チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信し、前記移動局装置は、前記無線資源制御信号に含まれる前記情報に従って、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信することを特徴としている。
また、本発明は、移動局装置が、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動通信システムであって、前記基地局装置は、前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信し、前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記移動局装置へ送信し、前記移動局装置は、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信し、前記チャネル状態情報を送信するサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースが割り当てられている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記基地局装置へ送信することを特徴としている。
本発明の移動通信技術によれば、受信品質情報の情報量、送信頻度に柔軟に対応した、効率的な送信制御を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態による移動通信システムにおける基地局装置の一構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による移動通信システムにおける移動局装置の一構成例を示す概略ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態による処理フローを説明する図である。 本発明の第2の実施の形態による処理フローを説明する図である。 本発明の第3の実施の形態による処理フローを説明する図である。 受信品質情報パラメータリストの一例を示した図である。 本発明の第4の実施の形態による処理フローを説明する図である。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施の形態による移動通信システムについて説明する。この移動通信システムは、基地局装置と移動局装置とを備えている。図1A、図1Bは、本実施の形態による移動局装置、基地局装置の一構成例を示す概略ブロック図である。図1Aに示すように、基地局装置Aは、データ制御部1、変調符号化部3、マッピング部5、逆高速フーリエ変換(IFFT)部7、無線送信部11、無線受信部15、高速フーリエ変換(FFT)部17、復調復号化部21、データ抽出部23、スケジューラ部25、送信情報制御部27、アンテナ35を備えている。送信情報制御部27は、変調符号制御部31、周波数選択スケジューラ部33を含んでいる。
データ制御部1には、各移動局装置Bに送信される送信データと、制御データとが入力され、スケジューラ部25からの指示に従って、それぞれのデータが逐次、移動局装置Bに送信される。
変調符号化部3は、変調符号制御部31が決定した変調方式および符号化率に基づいて、データ制御部1から出力される信号に対して、変調処理や誤り訂正符号化処理を施し、各データをマッピング部5に出力する。
マッピング部5は、周波数選択スケジューラ部33から出力される周波数選択スケジューリング情報に基づいて、変調符号化部3から出力されるデータを、各サブキャリア上にマッピングし、逆高速フーリエ変換部7に出力する。
逆高速フーリエ変換部7は、マッピング部5から出力されるデータに、逆高速フーリエ変換の処理を施し、時系列のベースバンドデジタル信号に変換し、無線送信部11に出力する。逆高速フーリエ変換部7からの出力信号は、無線送信部11においてデジタル/アナログ変換され、送信に適した周波数にアップコンバートされた後に、アンテナ35を介して、各移動局装置Bに送信される。
スケジューラ部25は、各移動局装置が使用することのできるリソース領域、間欠送受信サイクル、送信データチャネルのフォーマット、バッファ状況などの制御情報に基づき、下りリンクのスケジューリング、上りリンクのスケジューリングを行う。
変調符号制御部31は、移動局装置Bから送信される受信品質情報に基づいて、各データに施す変調方式、符号化率を決定し、変調符号化部3に出力する。
周波数選択スケジューラ部33は、移動局装置Bから送信される受信品質情報に基づいて、各データに施す周波数選択スケジューリングの処理を行い、その結果をマッピング部5に出力する。
移動局装置Bは、データ制御部41、変調符号化部43、マッピング部45、逆高速フーリエ変換(IFFT)部47、無線送信部51、無線受信部53、高速フーリエ変換(FFT)部55、復調復号化部57、データ抽出部61、受信品質情報制御部65、アンテナ63を備えている。受信品質情報制御部65は、受信品質情報生成部67、受信品質測定部71を備えている。
データ制御部41には、基地局装置Aに送信される送信データと、制御データとが入力され、それぞれのデータが逐次、基地局装置Aに送信される。
変調符号化部43は、データ制御部41から出力される信号に変調処理や誤り訂正符号化処理を施し、各データをマッピング部45に出力する。
マッピング部45は、変調符号化部43から出力されるデータを、各サブキャリア上にマッピングし、逆高速フーリエ変換部47に出力する。
逆高速フーリエ変換部47は、マッピング部45から出力されるシンボル系列に逆高速フーリエ変換の処理を施し、時系列のベースバンドデジタル信号に変換し、無線送信部51に出力する。逆高速フーリエ変換部47からの出力信号は、無線送信部51においてデジタル/アナログ変換され、送信に適した周波数にアップコンバートされた後に、アンテナを介して、基地局装置Aに送信される。
受信品質測定部71は、基地局装置Aから受信する信号の受信品質を測定する。受信品質情報生成部67は、受信品質測定部71によって測定された情報に基づいて、基地局装置Aに送信する受信品質情報を生成する。
図2は、本実施の形態による移動通信システムを説明するための基地局装置Aから移動局装置Bに送信される制御信号、移動局装置Bから基地局装置Aに送信される受信品質情報、上りリンクデータ、受信品質情報送信形態、および、その処理フローを示した図である。図2では、例として、#slot1〜#slot20までの動作を示している。左の図と右の図とは、スロット軸(縦軸)方向に対応している。右図では、符号101から119までのやり取りが基地局装置Aと移動局装置Bとの間で行われる。まず基地局装置Aは、受信品質情報を送信する際に使用する受信品質パラメータ情報と長期的な資源割り当てとを、RRCシグナリング(Radio Resource Control signaling:無線資源制御信号)に含めて移動局装置Bに対して送信する(101)。
受信品質情報を送信する際に使用するパラメータとは、受信品質情報を送信する際に使用されるPUCCHやPUSCHなどの上りリンクのチャネル、受信品質情報を測定する測定間隔、移動局装置Bが受信品質情報を測定する際の周波数分解能(周波数粒度)、MIMO通信時における移動局装置Bが受信できるストリームの数(RANK)、closed loopかopen loopか、MIMO通信時におけるモード(SU-MIMO、MU-MIMOなど)の情報を示している。また、後述する、上りリンクデータと事前に割り当てられたPUSCHのリソースで送信しようとしていた受信品質情報の割合(OFDMシンボル数)、上りリンクデータと事前に割り当てられたPUCCHのリソースで送信しようとしていた受信品質情報の割合(OFDMシンボル数)の情報も示している。長期的な資源割り当てとは、受信品質情報を送信する時間リソース(送信スロット)、受信品質情報を送信する周波数リソースの情報を示している。
基地局装置Aから、受信品質送信パラメータ情報と長期的な資源割り当てを含んだRRCシグナリングが送信され(101)、その信号を受信した移動局装置Bは、その情報に基づいて、基地局装置Aに対して受信品質情報を送信する(102)。
図2では、例として、基地局装置AからのRRCシグナリングによって、移動局装置Bが設定された時間リソース(送信間隔:5slots)で、設定されたチャネル(例えば、斜線で示すPUSCH)を使用して受信品質情報を送信していることを示している(102)。また、基地局装置AからRRCシグナリングが再度送信されて(111)、再設定された送信間隔(送信間隔:3slots)で、再設定された送信チャネル(例えば、網線で示すPUCCH)を使用して受信品質情報を送信していることを示している(112)。
一般的に、PUSCHのリソース領域は、PUCCHのリソース領域よりも大きいため、送信する情報量のサイズも大きくなる。すなわち、基地局装置Aは、移動局装置Bに対して大きな情報量の受信品質情報を要求する際には、使用するチャネルとしてPUSCHを、小さな情報量の受信品質情報を要求する際には、使用するチャネルとしてPUCCHを設定する。
ここで、#slot8、#slot16の動作について説明する。#slot8、#slot16は、基地局装置AからRRCシグナリングによって、受信品質情報を送信するように設定されたスロットである。
移動局装置Bは、基地局装置Aに対して受信品質情報以外にも、下りリンク制御チャネル(以下、PDCCH(Physical Downlink Control Channel))によって指示されたリソース割当てに応じて、PUSCHを使用して上りリンクデータを送信する。この下りリンク制御チャネル(PDCCH)は、上りリンクに対するデータ送信を許可する信号(L1/L2グラント)である。
以後、本実施の形態において、L1/L2グラントとは、上りリンクデータに対するグラントのためのL1/L2グラントを示している。
#slot8、#slot16で、L1/L2グラントを受信した移動局装置Bは(107、115)、L1/L2グラントで割り当てられたPUSCHのリソースを使用して、上りリンクデータと受信品質情報とを、同時に基地局装置Aに対して送信する(108、116)。
図2では、基地局装置Aから、#slot8、#slot16を制御するタイミングでPDCCHを使用して、L1/L2グラントが移動局装置Bに送信され、その信号を受信した移動局装置Bが、上りリンクデータと受信品質情報を、PUSCHを使用して同時に基地局装置Aに対して送信していることを示している。
ここで、上りリンクデータと受信品質情報とが同時に送信される際の送信形態について説明する。基地局装置は、移動局装置Bが、上りリンクデータと受信品質情報とを同時に送信する際の物理フォーマットを、受信情報パラメータとして変更することができる。
例えば、移動局装置Bから基地局装置Aに対して送信されるデータを14OFDMシンボルで表し、その14OFDMシンボル内に、データの復調を行うための伝搬路推定に用いる既知のリファレンスシンボル(パイロット信号)が4OFDM含まれていた場合、残りの10OFDMシンボル内での上りリンクデータと受信品質情報との割合を、受信品質情報パラメータとして変更することができる。一例としては、10OFDMシンボルに対して、受信品質情報が4OFDMシンボル(すなわち、上りリンクデータが6OFDMシンボル)のようなOFDMシンボル数を使用して表すことができるが、上りリンクデータと受信品質情報の物理フォーマットを規定するものであれば、どのように表されてもよい。
この例においては、#slot8で、上りリンクデータと事前に割り当てられたPUSCHのリソースで送信しようとしていた受信品質情報の割合(例えば、OFDMシンボル数)の変更、#slot16で、上りリンクデータと事前に割り当てられたPUCCHのリソースで送信しようとしていた受信品質情報の割合(例えば、OFDMシンボル数)の変更を行うことができ、その割合は、受信情報パラメータとして示される。
さらに、#slot8、#slot16における基地局装置Aの動作について説明する。移動局装置Bが、L1/L2グラントで割り当てられたPUSCHのリソースを使用して、上りリンクデータと受信品質情報とを同時に送信する際に、事前にRRCシグナリングで割り当てられたリソース(PUSCH、PUCCHのリソース)では、何も送信しない。
基地局装置Aは、L1/L2グラントを送信することにより(107)、事前にRRCシグナリング(101)で割り当てたリソースで送信する情報がなくなることが事前に分かるため、他の移動局装置が、このリソースを使用して、上りリンクデータや制御データ(例えば、ACK/NACK信号)を送信することができるようにスケジューリングを行う。
このスケジューリングを行うことにより、受信品質情報を送信するために事前に確保していたリソースを、他の移動局装置に対して使用することができ、上りリンクリソースをより効率的に使用することができる。
図2においては、基地局装置Aから移動局装置Bに対して、上りリンクデータ送信許可信号(L1/L2グラント)が、#slot4、#slot5、#slot8、#slot9、#slot15、#slot16、#slot18で送信されていることを示している。また、基地局装置AからのRRCシグナリングによって、#slot3、#slot8、#slot13、#slot16、#slot19が、受信品質情報を送信するスロットとして割り当てられ、移動局装置Bから受信品質情報が送信されていることを示している。また、基地局装置Aからの上りリンクデータ送信許可信号(L1/L2グラント)に対応したスロット(#slot4、#slot5、#slot8、#slot9、#slot15、#slot16、#slot18)で、移動局装置Bから基地局装置Aに対して、上りリンクデータが送信されていることを示している。さらに、移動局装置Bから基地局装置Aに、上りリンクデータ、受信品質情報が送信される際の送信形態が示され、後述するように、#slot8、#slot16では、上りリンクデータ(白抜きで示される矩形)と受信品質情報(斜線、および、網線で示される矩形)が同時に基地局装置に対して送信されていることが、白抜きで示される矩形と、斜線、および、網線で示される矩形が半分ずつ合わさって描くことで概念的に示されている(符号A1、B1参照)。さらに、各スロットでの動作について説明する。
#slot1で、基地局装置Aは、受信品質送信パラメータ情報と長期的な資源の割り当てとを含むRRCシグナリングを移動局装置Bに対して送信する(101)。ここでは、例として、受信品質情報を送信する際に使用するチャネルとしてPUSCHが割り当てられ、時間リソース(送信間隔)は5slots間隔(オフセット3slots)が設定されたものとする。また、この際に、基地局装置Aは、受信品質情報を送信するための上りリンクのチャネル資源(この場合PUSCHのリソースブロック)を、長期間にわたって確保し、移動局装置Bに割り当て(グラント)ておく(パーシステントスケジューリングと呼ぶ)。 #slot3で、移動局装置Bは設定されたチャネル(PUSCH)を使用して受信品質情報を基地局装置Aに対して送信する(102)。#slot4で、基地局装置AはL1/L2グラントを送信し(103)、その信号を受信した移動局装置Bは上りリンクデータを送信する(104)。#slot5(105、106)、#slot9、#slot15(109、110、113、114)、#slot18(117、118)でも同様の処理が行われる。#slot8で、基地局装置はL1/L2グラントを送信し(107)、その信号を受信した移動局装置は、上りリンクデータと受信品質情報をL1/L2グラントによって割り当てられたPUSCHのリソースを使用して同時に送信する(108)。
この例においては、#slot4、5、8、9でのデータへの資源割り当て(グラント)はワンショットで行われる(ダイナミックスケジューリング)事を想定している。#slot8では、受信品質情報を送信するためのPUSCHのパーシステントなグラントとデータを送信するためのPUSCHのダイナミックなグラントとが送信形態に示すように混在することになるが、このような場合には、ダイナミックなグラントが優先され、受信品質情報は上りリンクデータと結合された上で、上りリンクデータの為に割り当てられた資源を用いて送信される。またこの場合に、受信品質情報送信の為に事前に確保されていた資源は、他の移動局装置が上りリンクデータや制御データ(例えば、ACK/NACK信号)送信を行う為に解放される。
#slot12で、基地局装置Aは、受信品質送信パラメータ情報を含むRRCシグナリングを移動局装置Bに対して再度送信し(111)、受信品質情報の内容や送信方法を再設定する。ここでは、受信品質情報を送信する際に使用するチャネルとしてPUCCHが割り当てられ、時間リソース(送信間隔)は、3slots間隔(オフセット1slot)が設定されたものとする。
#slot13で、移動局装置Bは設定されたチャネル(PUCCH)を使用して受信品質情報を基地局装置Aに対して送信する(112)。#slot19でも同様の処理が行われる(119)。#slot16で、基地局装置AはL1/L2グラントを送信し(115)、その信号を受信した移動局装置Bは上りリンクデータと受信品質情報を、L1/L2グラントによって割り当てられたPUSCHのリソースを使用して同時に送信する(116)。すなわち、RRCシグナリングによって指定され、PUCCHの資源を使用して送信しようとしていた受信品質情報を、上りリンクデータと同時にPUSCHを使用して送信することになる。
ここで、基地局装置から移動局装置に送信される受信品質送信パラメータ情報は、下りリンクのL1/L2シグナリングに含まれて送信されてもよい。受信品質送信パラメータ情報を、L1/L2シグナリングに含めて送信することにより、迅速に移動局装置へ送信することができる。
本発明の第1の実施の形態によれば、基地局装置が、受信品質情報を送信する際に使用する受信品質送信パラメータ情報と長期的な資源割り当てとを、RRCシグナリングに含めて移動局装置Bに対して送信することにより、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータが基地局装置Aによって制御される。これにより、受信品質情報の情報量の変化、送信頻度の変化に柔軟に対応した受信品質情報送信のパラメータ設定を行えることができ、効率的な送信制御を実現することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施の形態による移動通信システムについて図面を参照しながら説明を行う。図3は、本発明の第2の実施の形態による移動通信システムにおける処理フローである。図3においては、基地局装置から移動局装置に送信される制御信号、移動局装置から基地局装置に送信される受信品質情報、上りリンクデータ、受信品質情報送信形態、および、その処理フローを示している。例として、#slot1〜#slot20までの動作を示している。
本実施の形態と第1の実施の形態との相違点は、#slot8において、移動局装置Bが送信フォーマット変更要求を含む受信品質情報を、基地局装置Aに対して送信している点である(128)。それ以外のスロットで行われる動作(121から137)については第1の実施の形態と同様である。
図3においては、後述するように、#slot8において、移動局装置Bから基地局装置Aに対して送信される受信品質情報の送信形態として、送信フォーマット変更要求を含む受信品質情報が送信されていることを示している(C1)。それ以外のL1/L2グラント、受信品質情報、上りリンクデータ、送信形態についても、実施例1で説明したように概念的に示されている。
各スロットでの動作について説明する。
#slot8において、移動局装置Bは、送信フォーマット変更要求を含む受信品質情報を基地局装置Aに送信する。この送信フォーマット変更要求とは、移動局装置Bが、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータを変更したいと判断したときに付与される情報である。この判断は、例えば、端末の移動速度の変化や受信状況の変化によって生じる下りリンクデータのチャネル状況の変化が起きたときなどに発生する。
移動局装置Bから、送信フォーマット変更要求を含む受信品質情報を受信した基地局装置Aは、自らが制御するセル内の上りリンクリソースを考慮して、受信品質パラメータ情報をRRCシグナリングに含めて送信し(129)、パラメータの再設定を行う。
上記までで説明してきたように、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータは、基地局装置Aによって制御されるべきである。したがって、例えば、移動局装置Bから、大きな情報量の受信品質情報を、高頻度に送信したい送信フォーマット変更要求が受信品質情報に含まれて送信されたとしても、基地局装置Aが、自らが制御するセル内の上りリンクリソースが不足すると判断した場合には、その送信フォーマット変更要求を受け付けなくてもよい。基地局装置Aが、送信フォーマット変更要求を受け付けない場合には、何も送信しない、もしくは、前回と同じ受信品質送信パラメータ情報を含んだRRCシグナリングが移動局装置Bに対して送信される。
処理フローについて詳細について説明する。尚、#slot8以外の各スロットに関しては、第1の実施の形態で説明した処理と同様の処理を行えば良い。
#slot8で、下りリンクデータのチャネル状況の変化などによって、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータを変更したいと判断した移動局装置Bは、送信フォーマット変更要求を含む受信品質情報を、基地局装置Aに対して送信する(128)。その信号を受信した基地局装置Aは、自らが制御するセル内の上りリンクリソースを考慮して、受信品質パラメータ情報をRRCシグナリングに含めて送信し(129)、パラメータの再設定を行う。この際に、自らが制御するセル内の上りリンクリソースが不足すると判断した場合には、移動局装置Bからの送信フォーマット要求を受け付けない。
ここで(128)、この送信フォーマット変更要求は受信品質情報に含める代わりに、移動局装置から基地局装置への上りリンクのL1/L2シグナリング、もしくは、RRCシグナリングに含めて送信してもよい。L1/L2シグナリングに含めて送信することにより、送信フォーマット変更要求を、迅速に基地局装置に対して送信することができる。また、RRCシグナリングに含めて送信することにより、送信フォーマット変更要求を、より確実性を持って基地局装置に対して送信することができる。
また第1の実施の形態でも説明した通り、基地局装置から移動局装置に送信される受信品質送信パラメータ情報は(121、129)、下りリンクのL1/L2シグナリングに含めて送信してもよい。受信品質送信パラメータ情報を、L1/L2シグナリングに含んで送信することにより、迅速に移動局装置へ送信することができる。さらに、基地局装置から移動局への受信品質送信パラメータ情報が変更されたことを、明示的にシグナリングを使用して送信する必要はなく、下りリンクデータの制御信号に含まれるスケジューリング情報(例えば、下りリンクデータの制御信号に含まれるMIMO情報など)によって認識することも出来る。
以上に説明したように、本発明の第2の実施の形態によれば、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータを変更したいと判断した移動局装置が、送信フォーマット変更要求を含む受信品質情報を、基地局装置に対して送信することにより、移動局装置の状況の変化などによる受信品質情報の情報量の変化、送信頻度の変化に対応した効率的な送信制御を実現することができるという利点がある。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照しながら説明を行う。図4は、本発明の第3の実施の形態による移動通信システムにおける基地局装置から移動局装置に送信される制御信号、移動局装置から基地局装置に送信される受信品質情報、上りリンクデータ、受信品質情報送信形態、および、処理フローを示した図である。
図2に示す処理フローとの大きな違いは、#slot1において、基地局装置Aが、受信品質情報パラメータリストと長期的な資源割り当てとを含むRRCシグナリングを、移動局装置Bに送信している点である(141)。また、#slot2、#slot11で、基地局装置Aがインデックス指定情報を含むL1/L2シグナリングを、移動局装置に対して送信している点である(142、150)。一般的に、基地局装置Aと移動局装置Bとの間でやり取りされる信号のうち、L1/L2シグナリングの送信は、RRCシグナリングの送信よりも迅速に行うことができる。すなわち、基地局装置Aが、L1/L2シグナリングを使用して移動局装置Bを制御することにより、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータを細かな頻度で設定することができる。
図4においては、後述するように、#slot2、#slot11において、基地局装置Aから移動局装置Bに対してインデックス指定情報を含むL1/L2グラントが送信されていることを示している(符号D1、E1参照)。それ以外のL1/L2グラント、受信品質情報、上りリンクデータ、送信形態についても、実施例1で説明したように概念的に示されている。
各スロットでの動作について説明する。
まず、#slot1における基地局装置Aの動作について説明する。#slot1で、基地局装置Aは、受信品質情報パラメータリストと長期的な資源割り当てを含むRRCシグナリングとを、移動局装置Bに対して送信する。ここで、受信品質情報パラメータリストとは、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータの組み合わせを複数個記載したリストである。
図5は、受信品質情報パラメータリストの一構成例を示す図である。図5に示すように、受信品質情報パラメータリストには、受信品質情報を送信する際に使用する送信チャネル(例えば、PUCCH、PUSCH)、上りリンクデータとPUSCHのリソースで送信しようとしていた受信品質情報を同時に送信する際の割合(OFDMシンボル数)、上りリンクデータとPUCCHのリソースで送信しようとしていた受信品質情報を同時に送信する際の割合(OFDMシンボル数)、受信品質情報を測定する測定間隔(例えば、測定間隔:3、5、10、20、50、100 slots)、移動局装置が受信品質情報を測定する周波数分解能(例えば、周波数粒度:25リソースブロック、50リソースブロック、Full(全周波数帯域)、5リソースブロック、10リソースブロック、20リソースブロック)、MIMO通信時における移動局装置Bが受信できるストリームの数(例えば、RANK1、2、4のうちのいずれか)、open loopかclosed loopかの情報、MIMOのモード(例えば、Tx Diversity、SU-MIMO、MU-MIMOなど)の情報が含まれる。受信品質情報パラメータリストは、これらのパラメータの組み合わせに対応して、それぞれインデックス(図5では1から6まで)が付与されている。
図4に戻り、#slot2における基地局装置の動作について説明する。#slot2で、基地局装置Aは、インデックス指定情報を含むL1/L2シグナリングを、移動局装置Bに対して送信する(142)。ここで、インデックス指定情報とは、受信品質情報パラメータリストに記載されている複数個の受信品質パラメータ情報の組み合わせの中から、1つのパラメータの組み合わせを指定する情報を示している。
#slot2で、インデックス指定情報を含むL1/L2シグナリングを受信した移動局装置Bは、指定されたインデックス(例えば、インデックス1)に対応するパラメータで受信品質情報を送信する(144)。#slot11においても、基地局装置Aから、インデックス指定情報を含むL1/L2シグナリングが送信され(150)、この信号を受信した移動局装置Bは、設定されたインデックス(例えば、インデックス5)に対応するパラメータで受信品質情報を送信する(151)。
ここで、このインデックス指定情報は、#slot1で送信されるRRCシグナリングに含まれていてもよい。#slot1で送信されるRRCシグナリングにインデックス指定情報を含むことで、最初にL1/L2シグナリングで行うインデックスの指定(この例では、#slot2で行われる)を省略することができ、RRCシグナリングだけで、受信品質情報パラメータリストの送信、および、インデックスの指定を行うことができる。
また、図5に示す受信品質情報パラメータリストは事前に仕様等で定義されても良い。受信品質情報パラメータリストを事前に定義し、基地局装置、移動局装置の間で既知としておくことにより、RRCシグナリングに含めて送信する必要がなくなり、インデックス指定を含んだL1/L2シグナリングを送信するだけで、インデックスの指定を行うことができる。尚、“事前に定義される”の意味は、“仕様によって定義される”こと、すなわち、パラメータリストの中身が定義され、全ての基地局、移動局装置の間で既知となることを意味する。パラメータリストが仕様によって定義され、定義された内容が、基地局装置、移動局装置のメモリなどに予め保持される”ことを意味する。
以上に示すように、本実施の形態によれば、基地局装置Aが、受信品質情報パラメータリストを含むRRCシグナリングを送信し、さらに、受信品質情報パラメータリストのインデックスを指定するインデックス指定情報を含むL1/L2シグナリングを送信し、その信号を受信した移動局装置Bは指定されたインデックスに対応したパラメータで受信品質情報を基地局装置Aに対して送信することにより、細かな頻度で迅速に受信品質情報を送信する際のパラメータを変更することができる。
これにより、受信品質情報の情報量の変化、送信頻度の変化に柔軟に対応した受信品質情報送信のパラメータ設定を行えることができ、効率的な送信制御を実現することができるという利点がある。
(第4の実施の形態)
図6は、本発明の第4の実施の形態による移動局通信システムにおける、基地局装置から移動局装置に送信される制御信号、移動局装置から基地局装置に送信される受信品質情報、上りリンクデータ、受信品質情報送信形態、および、処理フローを示したものである。
第3の実施の形態における図4との大きな相違点は、#slot8において、移動局装置Bがインデックス変更要求を含む受信品質情報を、基地局装置Aに対して送信している点(169)である。それ以外のスロットで行われる動作については第3の実施の形態で示した通りである。
図6においては、後述するように、#slot8において、移動局装置Bから基地局装置Aに対して送信される受信品質情報の送信形態として、インデックス変更要求を含む受信品質情報が送信されていることを示している(符号F1参照)。それ以外のL1/L2グラント、受信品質情報、上りリンクデータ、送信形態についても、実施例1、実施例3で説明したように概念的に示されている。
各スロットについて、詳細に説明する。
#slot8において、移動局装置Bは、インデックス変更要求を含む受信品質情報を基地局装置Aに送信する。このインデックス変更要求とは、移動局装置Bが、インデックス指定情報で指定されているパラメータを変更したいと判断したときに付与される情報である。この判断は、例えば、端末の移動速度の変化や受信状況の変化によって生じる下りリンクデータのチャネル状況の変化が起きたときなどに行われる。
移動局装置Bから、インデックス変更要求を含む受信品質情報を受信した基地局装置Aは、自らが制御するセル内の上りリンクリソースなどを考慮して、インデックス指定情報をL1/L2シグナリングに含めて送信し(170)、インデックスの再設定を行う。
上記第2の実施の形態でも説明したように、受信品質情報を送信する際に使用するパラメータは、基地局装置Aによって制御されるべきである。したがって、例えば、移動局装置Bから、大きな情報量の受信品質情報を高頻度に送信したいインデックス変更要求が受信品質情報に含まれて送信されたとしても、基地局装置Aが、自らが制御するセル内の上りリンクリソースが不足すると判断した場合には、そのインデックス変更要求を受け付けなくてもよい。基地局装置Aが、インデックス変更要求を受け付けない場合には、何も送信しない、もしくは、前回と同じインデックス情報を含んだL1/L2シグナリングが移動局装置Bに対して送信される。
図6において、#slot8以外の各スロットに関しては、図4で説明した処理と同様の処理を行う。#slot8で、下りリンクデータのチャネル状況の変化などによって、設定されているインデックスを変更したいと判断した移動局装置Bは、インデックス変更要求を含む受信品質情報を、基地局装置Aに対して送信する(169)。その信号を受信した基地局装置Aは、自らが制御するセル内の上りリンクリソースを考慮して、インデックス指定情報をL1/L2シグナリングに含めて送信し(170)、使用するパラメータの再設定を行う。この際に、自らが制御するセル内の上りリンクリソースが不足すると判断した場合には、移動局装置Bからのインデックス変更要求を受け付けない。
ここで、このインデックス変更要求169は受信品質情報に含めることなく、移動局装置から基地局装置への上りリンクのL1/L2シグナリング、もしくは、RRCシグナリングに含めて送信してもよい。L1/L2シグナリングに含めて送信することにより、インデックス変更要求を、迅速に基地局装置に対して送信することができる。また、RRCシグナリングに含めて送信することにより、インデックス変更要求を、より確実性を持って基地局装置に対して送信することができる。
本実施の形態によれば、受信品質情報を送信する際に使用する受信情報パラメータリストのインデックスを変更したいと判断した移動局装置が、インデックス変更要求を含む受信品質情報を、基地局装置に対して送信することにより、移動局装置の状況の変化などによる受信品質情報の情報量の変化、送信頻度の変化に対応した効率的な送信制御を実現することができる。
以上、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も請求の範囲に含まれる。
本発明は、移動通信システムに利用可能である。

Claims (5)

  1. 物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動局装置であって、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記基地局装置から受信し、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記基地局装置から受信する受信部と、
    前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信し、
    前記チャネル状態情報を送信するサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースが割り当てられている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記基地局装置へ送信する送信部と、
    を備えることを特徴とする移動局装置。
  2. 物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを移動局装置から受信する基地局装置であって、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信し、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記移動局装置へ送信する送信部と、
    前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を前記移動局装置から受信し、
    前記チャネル状態情報が送信されるサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを割り当てている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記移動局装置から受信する受信部と、
    を備えることを特徴とする基地局装置。
  3. 物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動局装置の通信方法であって、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記基地局装置から受信し、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記基地局装置から受信し、
    前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信し、
    前記チャネル状態情報を送信するサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースが割り当てられている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記基地局装置へ送信する
    ことを特徴とする通信方法。
  4. 物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを移動局装置から受信する基地局装置の通信方法であって、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信し、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記移動局装置へ送信し、
    前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を前記移動局装置から受信し、
    前記チャネル状態情報が送信されるサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを割り当てている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記移動局装置から受信する
    ことを特徴とする通信方法。
  5. 移動局装置が、物理上りリンク共用チャネルのリソースを使用して上りリンクデータを基地局装置へ送信する移動通信システムであって、
    前記基地局装置は、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第1のリソースの設定に関する情報および物理上りリンク制御チャネルのリソースの設定に関する情報を、無線資源制御信号を使用して前記移動局装置へ送信し、
    前記物理上りリンク共用チャネルの第2のリソースを割り当てるために使用される上りリンクデータ送信許可信号を前記移動局装置へ送信し、
    前記移動局装置は、
    前記物理上りリンク共用チャネルの前記第1のリソースまたは前記物理上りリンク制御チャネルのリソースを使用して、チャネル状態情報を周期的に前記基地局装置へ送信し、
    前記チャネル状態情報を送信するサブフレームにおいて、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースが割り当てられている場合には、前記物理上りリンク共用チャネルの前記第2のリソースを使用して、前記チャネル状態情報を前記基地局装置へ送信する
    ことを特徴とする移動通信システム。
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