JP5391260B2 - 情報処理装置およびデータ出力方法 - Google Patents

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Description

本発明は、内部メモリに記憶されたデータを外部記憶媒体に出力する情報処理装置およびデータ出力方法に関する。
2つの機器の間でデータを転送するための技術として、特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1には、一定のタイムスケジュールに応じて親機から子機にデータを転送する装置において、子機の電源電圧値が異常であると判断された場合にはデータの転送を中止することが記載されている。
特開2004−355444号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の技術によれば、次のような問題点がある。例えば、一定の時間間隔で繰り返しデータの転送を行うタイムスケジュールが設定されている状況において、子機の電源電圧値の異常などの機能障害が発生した場合、タイムスケジュールで定められた時刻に達する毎に、データの転送処理が開始されては機能障害によりデータの転送が中止されるという同じ処理が繰り返される。そのため、装置の処理能力や電力が無駄に消費される。
そこで、上記の問題点を解決するために、本発明は、無駄にデータ出力処理を繰り返すことのない情報処理装置およびデータ出力方法を提供することを目的とする。
上記の問題点を解決するために、本発明の情報処理装置は、外部記憶媒体と接続され、外部記憶媒体にデータを出力する情報処理装置であって、データを記憶する内部記憶手段と、内部記憶手段に記憶されたデータを外部記憶媒体に出力するタイミングを規定するスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段と、スケジュール記憶手段に記憶されたスケジュールに従って出力処理を行う出力処理手段と、出力処理手段が出力を行う出力時または出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合に、スケジュール記憶手段に記憶されたスケジュールを変更するスケジュール変更手段と、エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであるか否か、及びエラーが所定の時間内に解消しうる種別のものであるか否かを判定するエラー種別判定手段と、を備え、出力処理手段がデータの出力を行う出力時にエラーが発生した場合において、エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであるとエラー種別判定手段が判定した場合に、出力処理手段は、データの出力処理をスキップするとともに次のデータの出力処理を継続し、エラーが、データ出力処理の継続が不可能な種別であり且つエラーが所定の時間内に解消しない種別のものであるとエラー種別判定手段が判定した場合に、出力処理手段は、スケジュール記憶手段に記憶されたスケジュールを変更する。
また、本発明のデータ出力方法は、外部記憶媒体と接続される情報処理装置から外部記憶媒体に、情報処理装置に設けられた内部記憶手段に記憶されているデータを出力するデータ出力方法であって、内部記憶手段に記憶されたデータを外部記憶媒体に出力するタイミングを規定するスケジュールを記憶するスケジュール記憶ステップと、スケジュール記憶ステップにおいて記憶されたスケジュールに従って出力処理を行う出力処理ステップと、出力処理ステップにおいて出力を行う出力時または出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合に、スケジュール記憶ステップにおいて記憶されたスケジュールを変更するスケジュール変更ステップと、エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであるか否か、及びエラーが所定の時間内に解消しうる種別のものであるか否かを判定するエラー種別判定ステップと、を含み、出力処理ステップにおいてデータの出力を行う出力時にエラーが発生した場合において、エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであるとエラー種別判定ステップにおいて判定した場合に、出力処理ステップでは、データの出力処理をスキップするとともに次のデータの出力処理を継続し、エラーが、データ出力処理の継続が不可能な種別であり且つエラーが所定の時間内に解消しない種別のものであるとエラー種別判定ステップにおいて判定した場合に、出力処理ステップでは、スケジュール記憶ステップにおいて記憶されたスケジュールを変更する
この発明によれば、出力を行う出力時または出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合に、記憶されたスケジュールを変更する。したがって、データの出力処理が開始されてはエラーによりデータの出力処理が中止されるという同じ処理が繰り返されることがなくなる。そのため、情報処理装置の処理能力や電力が無駄に消費されることがなくなる。
また、本発明の情報処理装置は、外部記憶媒体を装着する装着手段をさらに備え、出力処理手段は、装着手段を介して外部記憶媒体にデータを出力することが好ましい。この発明によれば、情報処理装置に装着された外部記憶媒体にデータを出力する出力時または出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合、データ出力処理のスケジュールを変更することができる。したがって、情報処理装置に装着する態様で使用される外部記憶媒体にデータを出力する際に、無駄に出力処理を繰り返すことがなくなる。
また、本発明の情報処理装置は、外部記憶媒体を備えるサーバ装置との間でネットワークを介して通信する通信手段をさらに備え、出力手段は、通信手段を介して外部記憶媒体にデータを出力することが好ましい。この発明によれば、サーバ装置に設けられた外部記憶媒体にデータを出力する出力時または出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合、データ出力処理のスケジュールを変更することができる。したがって、ネットワークを介して情報処理装置と接続されるサーバ装置に設けられた外部記憶媒体にデータを出力する際に、無駄に出力処理を繰り返すことがなくなる。
また、本発明の情報処理装置において、スケジュール変更手段は、エラーが所定の時間内に解消しうる種別のものでないとエラー種別判定手段が判定した場合に、出力を行わないようにスケジュールを変更することが好ましい。
この発明によれば、エラーが所定の時間内に解消しうる種別のものでないと判定した場合に、出力を行わないようにスケジュールを変更する。したがって、データの出力処理が開始されるたびに、所定の時間内に解消しないエラーによりデータの出力処理が中止されるという同じ処理が繰り返されることがなくなる。そのため、情報処理装置の処理能力や電力が無駄に消費されることがなくなる。
本発明によれば、無駄にデータ出力処理を繰り返すことがなくなり、情報処理装置の処理能力や電力を無駄に消費することを防止できる。
第1実施形態に係る移動機の機能ブロック図である。 第1実施形態に係る移動機のハードブロック図である。 第1実施形態に係る移動機における待ち受け時の処理を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る移動機における定期エクスポート処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る移動機の機能ブロック図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置である移動機100の機能ブロック図である。移動機100は、内部記憶部101(内部記憶手段)、スケジュール記憶部103(スケジュール記憶手段)、装着部104(装着手段)、データ出力部105(出力処理手段)、エラー検出部106、エラー種別判定部107(エラー種別判定手段)、スケジュール変更部108(スケジュール変更手段)、スケジュール作成部109を備えて構成されている。また、移動機100は、装着部104を介して外部記憶媒体200と接続され、外部記憶媒体200にデータを出力する。
また、図2は移動機100のハードブロック図である。移動機100は、物理的には、図2に示すように、CPU11、主記憶装置であるRAM12およびROM13、入力デバイスである入力装置14、ディスプレイ等の出力装置15、無線通信網を介してデータの送受信を行うためのデバイスである通信モジュール16、フラッシュメモリ等の内部記憶装置17、外部記憶媒体を装着するためのカードスロット18を含むコンピュータシステムとして構成されている。図1に示した各機能は、図2に示すCPU11、RAM12等のハードウェア上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませることにより、CPU11の制御のもとで、通信モジュール16を動作させるとともに、RAM12や内部記憶装置17におけるデータの読み出しおよび書き込みを行うことで実現される。以下、図1に示す機能ブロックに基づいて、各機能ブロックを説明する。
内部記憶部101は、データを記憶する部分である。内部記憶部101が記憶するデータは、例えばメール、電話帳、画像、動画、音楽、動画や音楽を連続再生する際の再生の順番を規定するプレイリスト、本体設定情報、ブックマーク、アプリケーション、発着信履歴、予定表、メモ、ショートメッセージ、アラーム音を鳴らす日時を規定するアラーム設定情報、気象庁等が配信する緊急地震速報等や国・地方公共団体が配信する災害・避難情報等の緊急災害情報、待ち受け画面に表示する待ち受けキャラクター画像、ユーザの嗜好や地域に合わせて提供されるレコメンド情報などである。
データ出力部105は、内部記憶部101に記憶されているデータを読み出して、読み出されたデータを、装着部104を介して外部記憶媒体200に出力する部分である。データ出力部105は、スケジュール記憶部103に記憶されるスケジュールに従ってデータ出力を行う。
エラー検出部106は、待ち受け時と、データ出力時の両方においてエラー発生の検出処理を行う部分である。エラー検出部106は、待ち受け時には内部記憶部101および装着部104の状態を定期的にモニタし、エラーの検出を行う。また、エラー検出部106は、データ出力時には、内部記憶部101、装着部104およびデータ出力部105の状態をモニタし、エラーの検出を行う。エラー検出部106は、例えば、外部記憶媒体200が以下の状態にある場合にエラーを検出する。
(1)読み取り専用モードで動作している場合
(2)装着部104に装着されていない場合
(3)USBマスストレージモードで動作している場合
(4)アンマウント処理せずに装着部104から取り外された場合
(5)装着部104に装着された直後でメディアチェック中の場合
(6)未サポートのファイルシステムでフォーマットされている場合
(7)ファイルシステムが壊れていてマウントできない場合
(8)アンマウント処理された後の場合
なお、USBマスストレージモードとは、外部記憶媒体200を装着した移動機100がパーソナルコンピュータにUSB接続されて、外部記憶媒体200がパーソナルコンピュータの外部メモリとして機能するモードである。USBマスストレージモードでの動作中は、移動機100から外部記憶媒体200内のデータにアクセスすることはできない。また、アンマウント処理とは、移動機100内のデータの移動を終了させるなどして、外部記憶媒体200の取り外しをしても問題が生じないようにするための処理である。
エラー種別判定部107は、エラー検出部106で検出されたエラーが所定の時間内に解消しうる種別のものであるか否かを判定する。所定の時間内に解消しないエラーとしては、例えば、次のような場合に検出されるエラーがある。
(1)外部記憶媒体200を装着部104から取り外した場合
(2)外部記憶媒体200が読み取り専用モードで動作している場合
(3)外部記憶媒体200が未サポートのファイルシステムで動作中の場合
(4)外部記憶媒体200がマウントできない場合
一方、所定の時間内に解消しうるエラーとしては、例えば、次のような場合に検出されるエラーがある。
(1)外部記憶媒体200の空き記憶容量が不足している場合
(2)出力するデータと関連付けられたアプリケーションソフトウェアが移動機100にインストールされていない場合
(3)出力するデータが内部記憶部101に記憶されていない場合
(4)内部記憶部101が読み取り不可である場合
(5)外部記憶媒体200が読み出し中または書き込み中である場合
(6)出力するファイルの数の上限を超えた場合
(7)ユーザによって出力処理がキャンセルされた場合
(8)外部記憶媒体200からデータを内部記憶部101に取り込み中の場合
(9)内部記憶部101から外部記憶媒体200にデータを書き出し中の場合
(10)移動機100の電池の残量が不足している場合
(11)外部記憶媒体200がUSBマスストレージモードで動作中の場合
(12)外部記憶媒体200がメディアチェック中の場合
(13)外部記憶媒体200がマウントされていない場合
スケジュール変更部108は、内部記憶部101、装着部104またはデータ出力部105においてエラーが発生し、そのエラーが所定の時間内に解消しうる種別のものでないとエラー種別判定部107が判定した場合に、データ出力部105が外部記憶媒体200にデータを出力しないように、スケジュール記憶部103に記憶されたスケジュールを変更する部分である。より具体的には、スケジュール変更部108は、内部記憶部101から外部記憶媒体200にデータを定期的に出力する定期エクスポート処理をオフにする処理を行う。
スケジュール記憶部103は、内部記憶部101に記憶されたデータを外部記憶媒体200に出力するタイミングを規定するスケジュールを記憶する部分である。スケジュール記憶部103が記憶するスケジュールは、出力処理の対象とするデータの種類、データの出力処理を行う日時、それぞれの種類のデータについて自動的に出力処理を行うか否かなどの情報を含んで構成される。データの種類とは、例えば、メール、画像、動画、音楽などである。1つのスケジュールにおいて、1つまたは複数のデータの種類を指定することができる。データの出力処理を行う日時とは、例えば毎月1日の午前0時、毎週金曜日の午前8時、毎日午後9時などのように設定することができる。なお、全ての種類のデータについて一括して同じ日時に出力処理を行うように定めてもよいし、出力処理をする日時をデータの種類ごとに個別に定めてもよい。
装着部104は、外部記憶媒体200を装着するための部分である。具体的には、例えば外部記憶媒体200がカード型の記憶媒体であれば、装着部104は外部記憶媒体200を挿入するためのスロットである。移動機100は、装着部104を介して、データを外部記憶媒体200に出力する。
スケジュール作成部109は、ユーザの操作に従って、スケジュール記憶部103に記憶されるスケジュールの初期設定を行うための部分である。なお、スケジュール作成部109は、ユーザの操作に従って、スケジュール記憶部103に記憶されるスケジュールの変更を行えるようにしてもよい。
外部記憶媒体200は、移動機100に対して着脱可能な記憶媒体であり、例えばmicroSDカード(登録商標)などの記憶媒体である。
以上のように構成される移動機100におけるデータ出力方法について、図3および図4を用いて説明する。
図3は、移動機100における待ち受け時の処理を示すフローチャートである。まず、スケジュール作成部109が自動エクスポートをオンにする設定を行う(ステップS101)。このとき、スケジュール記憶部103は、内部記憶部101に記憶されたデータを外部記憶媒体200に出力するエクスポート処理を行うタイミングを規定するスケジュールを記憶する(スケジュール記憶ステップ)。
次に、エラー検出部106とエラー種別判定部107が、自動エクスポートをオフにするイベントが発生したか否かを検出する(ステップS102)。自動エクスポートをオフにするイベントが発生した場合は、スケジュール変更部108が自動エクスポートをオフにする設定を行い、データ出力を行わないように、スケジュール記憶部103に記憶されたスケジュールを変更する(ステップS103:スケジュール変更ステップ)。
一方、自動エクスポートをオフにするイベントが発生していない場合は、データ出力部105が、スケジュールされた時刻に達したかどうかを判定する(ステップS104)。スケジュールされた時刻に達している場合は、データ出力部105は後述の定期エクスポート処理を行い(ステップS105:出力処理ステップ)、再びステップS102に戻る。一方、スケジュールされた時刻に達していない場合は、定期エクスポート処理を行わずにステップS102に戻る。どちらの場合でも、ステップS102に戻った後、ステップS102〜S105の処理が繰り返される。
定期エクスポート処理について、図4を用いて詳しく説明する。図4は、移動機100における定期エクスポート処理を示すフローチャートである。まず、内部記憶部101が自動エクスポート処理を行う(ステップS201)。この自動エクスポート処理には、外部記憶媒体200にデータの書き込みが可能であるか否かを確認する処理と、エクスポートするデータを作成する処理と、作成したデータを出力する処理と、が含まれる。エクスポートするデータを作成する処理では、例えば、内部記憶部101から取得したデータを移動機100の作業用メモリであるヒープメモリ上にコピーする処理や、データの形式を変換する処理が行われる。次に、エラー検出部106が、エクスポート中にエラーが発生したか否かを判定する(ステップS202)。エラーが発生した場合には、エラー種別判定部107がエラーの要因を解析する(ステップS203)。そして、エラー種別判定部107が、エラーの種別がエクスポート継続可能なエラーか否かを判定する(ステップS204)。エラーの種別がエクスポート継続可能なエラーと判定された場合には、データ出力部105は、該当データのエクスポートをスキップし、次のデータのエクスポート処理を継続し、再びステップS202に戻る。
一方、ステップS204において、エクスポート継続可能なエラーでないと判定された場合には、データ出力部105は作成中のエクスポートデータを破棄する(ステップS206)。次に、エラー種別判定部107は、発生したエラーが自動エクスポートをオフにするエラーであるか否かを判定する(ステップS207)。自動エクスポートをオフにするエラーであると判定された場合には、スケジュール変更部108は、スケジュール記憶部103に記憶された全ての自動エクスポートスケジュールをオフに設定するようにスケジュールを変更し(ステップS208:スケジュール変更ステップ)、エクスポート処理を終了する(ステップS209)。
一方、ステップS207において自動エクスポートをオフにするエラーでないと判定された場合には、データ出力部105が、後続のエクスポート機能があるか否かを判定する(ステップS210)。後続のエクスポート機能がある場合は、ステップS202に戻り、データ出力部105は、他のデータのエクスポート処理を続ける。一方、後続のエクスポート機能がない場合は、データ出力部105は、エクスポート処理を終了する(ステップS209)。なお、ステップS202において、エクスポート中にエラーが発生しなかった場合には、データ出力部105は、エクスポートデータの出力処理を行い(ステップS211)、ステップS210に移行し、後続のエクスポート機能があるかの判定を行う。
以上のように、第1実施形態に係る移動機100においては、データ出力部105がスケジュール記憶部103に記憶されたスケジュールに従って外部記憶媒体200にデータを出力する出力時またはデータ出力部105がデータを出力していない待ち受け時にエラーが発生した場合に、スケジュール変更部108はスケジュール記憶部103に記憶されたスケジュールを変更する。したがって、データの出力処理が開始されてはエラーによりデータの出力処理が中止されるという同じ処理が繰り返されることがなくなる。そのため、移動機100の処理能力や電力が無駄に消費されることがなくなる。
また、移動機100は、装着部104を備え、内部記憶部101は、装着部104を介して外部記憶媒体200にデータを出力するため、移動機100に装着する態様で使用される外部記憶媒体200にデータを出力する際に、無駄に出力処理を繰り返すことがなくなる。
また、移動機100において、エラーが所定の時間内に解消しうる種別のものでないと判定した場合に、出力を行わないようにスケジュールを変更する。したがって、データの出力処理が開始されるたびに、所定の時間内に解消しないエラーによりデータの出力処理が中止されるという同じ処理が繰り返されることがなくなる。そのため、移動機100の処理能力や電力が無駄に消費されることがなくなる。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態に係る情報処理装置である移動機120の機能ブロック図である。移動機120は、第1実施形態に係る移動機120と同様に、内部記憶部101(内部記憶手段)、スケジュール記憶部103(スケジュール記憶手段)、データ出力部105(出力処理手段)、エラー検出部106、エラー種別判定部107(エラー種別判定手段)、スケジュール変更部108(スケジュール変更手段)、スケジュール作成部109を備えて構成されている。また、移動機120は、通信部121(通信手段)を備える点で、第1実施形態に係る移動機100と異なっている。移動機120は、通信部121を介して外部記憶媒体211を備えるサーバ装置210と接続され、外部記憶媒体211にデータを出力する。
通信部121は、外部記憶媒体211を備えるサーバ装置との間でネットワークを介して通信するための部分である。
サーバ装置210は、外部記憶媒体211を備えて構成されている。また、サーバ装置210は、ネットワークを介して移動機120と通信を行うことができる。
以上のように構成される移動機120においても、データ出力処理は、第1実施形態で説明した移動機100における場合と同様の方法で行われる。ただし、図3のステップS102および図4のステップS207で説明した、発生したエラーが自動エクスポートをオフにするエラーであるか否かの判定処理が、第1実施形態と異なる。
自動エクスポートをオフにするエラーとしては、例えば、次のような場合に検出されるエラーがある。
(1)移動機120の電源がオンの状態でUIM(User IdentityModule)カードが抜かれた場合
(2)移動機120の電源投入時にUIMカードが挿入されていない場合
(3)定期エクスポートを行う設定をしたUIMカードと異なるUIMカードが端末の電源投入時に挿入されている場合
(4)移動機120側またはサーバ装置210側に原因のあるエラーであって、かつ恒久的なエラーの発生を示すステータスコードを移動機120がサーバ装置210から受信した場合
(5)サービスが未契約というレスポンスをネットワークから受信した場合
(6)海外ローミングを行った場合
一方、自動エクスポートをオフにしないエラーとしては、例えば、次のような場合に検出されるエラーがある。
(1)出力するデータと関連付けられたアプリケーションソフトウェアが移動機120にインストールされていない場合
(2)出力するデータが内部記憶部101に記憶されていない場合
(3)ユーザによって出力処理がキャンセルされた場合
(4)移動機120側またはサーバ装置210側に原因のあるエラーであって、かつ一時的なエラーの発生を示すステータスコードを移動機120がサーバ装置210から受信した場合
(5)移動機120の電池の残量が不足している場合
(6)移動機120が通信可能圏外にある場合
(7)ネットワークが通信規制中である場合
(8)通信がタイムアウトした場合
(9)パケット通信を規定量以上に行ったなどの理由で移動機120からサーバ装置210への接続が規制されている場合
(10)外部記憶媒体211の空き記憶容量が不足している場合
(11)内部記憶部101が読み取り不可である場合
(12)出力するファイルの数の上限を超えた場合
以上説明したように、移動機120においても、データを出力する出力時または出力を行っていない待ち受け時においてエラーが発生した場合に、スケジュール変更部108に記憶されたスケジュールを変更するため、データの出力処理が開始されてはエラーにより出力処理が中止されるという同じ処理が繰り返されることがなくなる。
また、移動機120においては、サーバ装置210に設けられた外部記憶媒体211にデータを出力する出力時または出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合、データ出力のスケジュールを変更するため、ネットワークを介して移動機120と接続されるサーバ装置に設けられた外部記憶媒体211にデータを出力する際に無駄に出力処理を繰り返すことがなくなる。
なお、スケジュール変更部108は、エラー発生時にその後の自動エクスポート処理をオフにするようスケジュールを変更してもよいし、エクスポート処理を行う時刻を遅らせるようにスケジュールを変更してもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は移動機に限られるものではなく、例えば携帯情報端末やパーソナルコンピュータなどであってもよい。
100,120…移動機(情報処理装置)、101…内部記憶部(内部記憶手段)、103…スケジュール記憶部(スケジュール記憶手段)、104…装着部(装着手段)、105…データ出力部(出力処理手段)、106…データ検出部、107…エラー種別判定部(エラー種別判定手段)、108…スケジュール変更部(スケジュール変更手段)、109…スケジュール作成部、200,211…外部記憶媒体、210…サーバ装置。

Claims (5)

  1. 外部記憶媒体と接続され、前記外部記憶媒体にデータを出力する情報処理装置であって、
    前記データを記憶する内部記憶手段と、
    前記内部記憶手段に記憶されたデータを前記外部記憶媒体に出力するタイミングを規定するスケジュールを記憶するスケジュール記憶手段と、
    前記スケジュール記憶手段に記憶されたスケジュールに従って前記出力を行う出力処理手段と、
    前記出力処理手段が前記出力を行う出力時または前記出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合に、前記スケジュール記憶手段に記憶された前記スケジュールを変更するスケジュール変更手段と、
    前記エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであるか否か、及び前記エラーが所定の時間内に解消しうる種別のものであるか否かを判定するエラー種別判定手段と、を備え
    前記出力処理手段がデータの出力を行う出力時にエラーが発生した場合において、
    前記エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであると前記エラー種別判定手段が判定した場合に、前記出力処理手段は、前記データの出力処理をスキップするとともに次のデータの出力処理を継続し、
    前記エラーが、前記データ出力処理の継続が不可能な種別であり且つ所定の時間内に解消しない種別のものであると前記エラー種別判定手段が判定した場合に、前記出力処理手段は、前記スケジュール記憶手段に記憶されたスケジュールを変更する情報処理装置。
  2. 前記外部記憶媒体を装着する装着手段をさらに備え、
    前記出力処理手段は、前記装着手段を介して前記外部記憶媒体にデータを出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記外部記憶媒体を備えるサーバ装置との間でネットワークを介して通信する通信手段をさらに備え、
    前記出力処理手段は、前記通信手段を介して前記外部記憶媒体にデータを出力する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 記スケジュール変更手段は、前記エラーが所定の時間内に解消しうる種別のものでないと前記エラー種別判定手段が判定した場合に、前記出力を行わないように前記スケジュールを変更する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 外部記憶媒体と接続される情報処理装置から前記外部記憶媒体に、前記情報処理装置に設けられた内部記憶手段に記憶されているデータを出力するデータ出力方法であって、
    前記内部記憶手段に記憶されたデータを前記外部記憶媒体に出力するタイミングを規定するスケジュールを記憶するスケジュール記憶ステップと、
    前記スケジュール記憶ステップにおいて記憶されたスケジュールに従って前記出力を行う出力処理ステップと、
    前記出力処理ステップにおいて前記出力を行う出力時または前記出力を行っていない待ち受け時にエラーが発生した場合に、前記スケジュール記憶ステップにおいて記憶された前記スケジュールを変更するスケジュール変更ステップと、
    前記エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであるか否か、及び前記エラーが所定の時間内に解消しうる種別のものであるか否かを判定するエラー種別判定ステップと、を含み、
    前記出力処理ステップにおいてデータの出力を行う出力時にエラーが発生した場合において、
    前記エラーが、データ出力処理の継続が可能な種別のものであると前記エラー種別判定ステップにおいて判定した場合に、前記出力処理ステップでは、前記データの出力処理をスキップするとともに次のデータの出力処理を継続し、
    前記エラーが、前記データ出力処理の継続が不可能な種別であり且つ所定の時間内に解消しない種別のものであると前記エラー種別判定ステップにおいて判定した場合に、前記出力処理ステップでは、前記スケジュール記憶ステップにおいて記憶されたスケジュールを変更するデータ出力方法。
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