JP5389457B2 - 回転球体の風洞試験装置 - Google Patents
回転球体の風洞試験装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5389457B2 JP5389457B2 JP2009008321A JP2009008321A JP5389457B2 JP 5389457 B2 JP5389457 B2 JP 5389457B2 JP 2009008321 A JP2009008321 A JP 2009008321A JP 2009008321 A JP2009008321 A JP 2009008321A JP 5389457 B2 JP5389457 B2 JP 5389457B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sphere
- magnetic field
- rotating
- wind tunnel
- generating means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Aerodynamic Tests, Hydrodynamic Tests, Wind Tunnels, And Water Tanks (AREA)
Description
回転していない球体の流体中の振る舞いは、容易に論理的に計算できるが、球体が回転している場合は、論理計算が難しい。そのため、ゴルフボールの開発に際しては、風洞試験によりゴルフボールの空力特性が測定される。
この装置では、ゴルフボール106に挿通されたピアノ線105が、フレーム101の上下で回転可能に保持され、このピアノ線105がモータ102で回転される。フレーム101は、風洞装置112から吹き出る風がゴルフボール106に当たるように、風洞口の前に配置される。また、フレーム101は、回転可能に回転式空気軸受116で軸支され、さらに、空気力の作用する方向にスライドできるようにスライド式空気軸受114で支持されている。
この装置では、回転するゴルフボール106に風が当たり、フレーム101を含むゴルフボール回転装置がスライドしたときの変位量をレーザ変位計115で計測して抗力及び揚力を求めている。
また、フレーム101が回転式空気軸受116の周りを回転した回転量をレーザ変位計115で計測して回転トルク(実際にゴルフボールが高速回転しながら飛翔しているときに回転を減ずるように働く力)を求めている。
この風洞試験装置では、磁気浮上した球体が回転磁場によって回転する。回転する球体は気流中で非接触支持されるため、空気力が球体にのみ作用する。また、浮上磁界発生手段が、回転磁界発生手段を兼ねることで磁界発生手段の構成を簡素化できる。
そのため、空力特性を求めるための機械的検出機構を別に設ける必要がない。
この風洞試験装置では、第1の平面内の回転磁界と第2の平面内の回転磁界とを組み合わせることにより、球体の回転の回転軸の方向を自由に変えることができる。
永久磁石を併用することで、電磁石の消費電力が節約できる。
この装置では、永久磁石を使って磁界の強さを制御することが可能である。
この磁力調節機構を電磁石に代えて用いることで、消費電力が大幅に節約できる。
そのため、この球体は、磁気浮上し、回転磁界によって回転する。
この変位検出手段では、球体が発光体に近付くと、球体で遮られる光の量が多くなるため、受光体の受光量が減少し、逆に、球体が発光体から遠ざかると、球体で遮られる光の量が減るため、受光体の受光量が増加する。また、球体が光路に対して直角方向に移動すると、移動した方向の受光体の受光量が減少し、反対方向の受光体の受光量が増加する。そのため、受光体の受光量の変化から、球体の位置の変位が検出できる。
また、この空力特性は、電磁石に加える電流値などから算出することができ、空力特性を求めるための機械的検出機構を必要としない。
本発明の第1の実施形態に係る回転球体支持装置20は、図2、図3に示すように、強磁性体が含まれた球体60を磁気浮上させ、且つ、回転させるための磁界を発生する電磁石と、球体60の位置の変位を検出する変位検出手段50(51、52)とを備えている。
この電磁石は、特許請求の範囲で言う“浮上磁界発生手段”と“回転磁界発生手段”とを兼ねたものであり、ロ字状の2つのヨーク81、82と、一方のヨーク81に巻回されたコイル31、33、35、37と、他方のヨーク82に巻回されたコイル32、34、36、38と、電磁石の磁極41、42、43(図3では隠れて見えない)、44、45、46とから成る。
ヨーク81及びヨーク82は、上方から見たとき、十字になるように互いに組合されている。
磁極41、42、43、44は、球体60の側方を四方から取り囲む位置に設けられており、磁極45、46は、ヨーク81及びヨーク82が球体60の下方または上方で交差する位置に設けられている。そのため、磁極は、球体60の位置を中心として、ヨーク81に沿って90°置きに存在し、そのヨーク81と直交するヨーク82に沿って90°置きに存在し、また、球体60の側方に90°置きに存在している。
各コイル31〜38には、球体60を磁気浮上させるための一定のバイアス電流と、球体60の位置を調整するための制御電流と、球体60を回転させる回転磁場を生成するための交流電流とが重畳されて供給される。
コイル31と35、コイル32と36、コイル33と37、また、コイル34と38にそれぞれ同位相の交流電流を供給するとともに、コイル31・35とコイル32・36との位相差をπ/2に、コイル31・35とコイル33・37との位相差をπに、また、コイル31・35とコイル34・38との位相差を3π/2に設定すると、磁極45、46の磁力は、周期的変動を示さないが、磁極41、42、43、44の各磁力は、異なる位相で周期的に変動し、そのため、磁極41〜46で囲まれた空間に、磁極45、46を結ぶ線を回転軸とする回転磁界が発生する。
このように、コイル31〜38に供給する交流電流の位相及び振幅を調節することにより、任意の方向に回転軸を持つ回転磁界を生成することが可能である。
従って、受光体521の出力をL11、受光体522の出力をL12とするとき、受光体521及び受光体522の出力の差(L11−L12)から、球体60のz方向の変位を知ることができる。同様に、球体60のy方向の変位は、y方向に間隔を空けて並ぶ二つの受光体の出力の差から知ることができる。
変位検出手段50が、この変位を検出すると、制御手段(不図示)は、PID制御(入力値の制御を出力値と目標値との偏差、その積分、及び微分の3要素により行う方式)を実行し、電磁石のコイル31〜38に供給する制御電流を制御して変位を解消する。
図9は、プロトタイプの風洞試験装置を用いて、磁気浮上させた球体60に風を当てたときの球体60の変位(A)と、その変位の解消を図る制御電流の変化から求めた流体抗力(B)とを測定した結果を示している。
なお、球体60が元の位置に戻るまでの時間は、電磁石の電流をもっと流せるようにすれば、短縮することが可能である。
また、この空力特性は、電磁石のコイル31〜38に加える制御電流の増分から求めることができ、機械的検出機構を必要とせずに、簡単に空力特性を測定することができる。
また、この回転球体支持装置20は、測定しようとする球体に任意の回転(方向及び速度)を与えることができる。
本発明の第2の実施形態に係る回転球体支持装置は、特許請求の範囲で言う“浮上磁界発生手段”と“回転磁界発生手段”とを別々に備えている。
この装置は、図11に示すように、上方から見てY字状になるように120°の角度で組合された3つのコ字状ヨーク230、231、232と、ヨーク230に固定されたコイル201、204及び磁極222と、ヨーク231に固定されたコイル203、205及び磁極224と、ヨーク232に固定されたコイル202、206及び磁極223と、ヨーク230、231、232のY字状の交点に固定された上下方向の磁極221、225と、回転用の電磁石211、212、213、214、215、216とから成る。この内、ヨーク230〜232、コイル201〜206及び磁極221〜225が浮上磁界発生手段を構成し、電磁石211〜216が回転磁界発生手段を構成している。
コイル201〜206には、球体60を磁気浮上させるための一定のバイアス電流と、球体60の位置を調整するための制御電流とが重畳されて供給される。
電磁石211、212及び213のコイルに3相交流を印加すると、これらの電磁石を含む第1の平面内で回転する磁界が発生する。また、電磁石214、215及び216のコイルに3相交流を印加すると、これらの電磁石を含む第2の平面内で回転する磁界が発生する。
この第1の平面内の回転磁界と第2の平面内の回転磁界とを組み合わせることにより、球体60の回転の回転軸の方向を自由に変えることができる。
第1の実施形態と同様に、変位検出手段50が、この変位を検出し、制御手段がPID制御を実行して、コイル201〜206に供給する制御電流を制御して変位を解消する。
このように、回転球体支持装置には、“浮上磁界発生手段”と“回転磁界発生手段”とを別々に設けることも可能である。この場合、“浮上磁界発生手段”に対する制御と“回転磁界発生手段”に対する制御とを個別に実施できるため、それらの制御が容易である。
永久磁石の磁力は、通常、調節することができないが、第3の実施形態に係る回転球体支持装置は、永久磁石の磁力の調整が可能な磁力調節機構を有し、これを“浮上磁界発生手段”として用いている。
この磁力調節機構は、図12(a)に示すように、永久磁石70と、永久磁石70の磁気回路を構成する強磁性体71、72、73とを有しており、この強磁性体の内の対を成す強磁性板71、72が移動手段(不図示)により相対移動できるように構成されている。
電磁石は、長方形の枠体の長辺部分を一部切除した形状の2つのヨーク83、84と、一方のヨーク83に巻回されたコイル131、132(図13では隠れて見えない)と、他方のヨーク84に巻回されたコイル133、134と、磁極141、142、143、144(図13では隠れて見えない)、145(図13では隠れて見えない)とから成る。磁極141は、ヨーク83及びヨーク84が上方から見て十字になるように組合された交点に設けられており、球体60の下方に位置している。また、磁極142、143、144、145は、ヨーク83、84の切除された長辺の端部が磁極として機能するものであり、球体60の側方を四方から取り囲む位置に在る。
磁力調節機構90は、永久磁石70と、遮蔽板71及び72と、各遮蔽板71、72の移動手段であるアクチュエータ171及び172とを備えている。
制御手段(不図示)は、コイル131〜134への給電を制御するとともに、磁力調節機構90のアクチュエータ171、172の動作を制御する。
また、磁力調節機構90のアクチュエータ171、172は、永久磁石70から遮蔽板71、72の間隙を通って球体60に到達する磁束が、球体60を磁極142〜145で囲まれた位置に磁気浮上させる吸引力を生むように駆動される。
ここでは、球体60の上方にだけ磁力調節機構90を配置しているが、球体60の側方を取り囲むように複数の磁力調節機構90を配置して、磁力調節機構90だけで“浮上磁界発生手段”を構成することもできる。
12 吸込み口を有する風洞装置
20 回転球体支持装置
21 回転球体支持装置
31〜38 電磁石のコイル
41〜46 電磁石の磁極
48 永久磁石
50 変位検出手段
51 発光側
52 受光側
60 球体
61 球状の強磁性体
62 球殻状の強磁性体
63 球殻状の樹脂
64 球状の強磁性体
65 球殻状の強磁性体
70 永久磁石
71 遮蔽板
72 遮蔽板
73 強磁性体
81 ヨーク
82 ヨーク
83 ヨーク
84 ヨーク
90 磁力調節機構
101 フレーム
102 モータ
105 ピアノ線
106 ゴルフボール
112 風洞装置
114 スライド式空気軸受
115 レーザ変位計
116 回転式空気軸受
131〜134 コイル
141〜144 磁極
171 アクチュエータ
172 アクチュエータ
230〜232 コ字状ヨーク
201〜205 コイル
211〜216 電磁石
221〜225 磁極
511 発光体
512 レンズ
521 受光体
522 受光体
Claims (9)
- 回転する球体の風洞試験を行う風洞試験装置であって、
少なくとも一部が強磁性体から成る前記球体と、
前記球体を風洞装置から吹き出る気流の中で磁気浮上させるための磁界を発生する浮上磁界発生手段と、
前記球体の気流中での位置の変位を検出する変位検出手段と、
前記変位検出手段の出力に基づいて前記浮上磁界発生手段を制御し、前記球体を所定の位置に保つように、当該浮上磁界発生手段から発生される磁界の強さを変える制御手段と、
前記球体を回転させるための回転磁界を発生する回転磁界発生手段と、
を備え、
前記浮上磁界発生手段が、前記回転磁界発生手段を兼ねており、
前記回転磁界発生手段を兼ねる浮上磁界発生手段が電磁石を具備し、前記電磁石に、前記球体を磁気浮上させるための一定のバイアス電流と、磁気浮上した前記球体の位置を制御するための制御電流と、前記球体を回転させる回転磁場を生成するための交流電流とが供給され、前記制御手段は、前記制御電流の量を変えて前記球体を所定の位置に保つための磁界の強さを制御する
ことを特徴とする回転球体の風洞試験装置。 - 回転する球体の風洞試験を行う風洞試験装置であって、
少なくとも一部が強磁性体から成る前記球体と、
前記球体を風洞装置から吹き出る気流の中で磁気浮上させるための磁界を発生する浮上磁界発生手段と、
前記球体の気流中での位置の変位を検出する変位検出手段と、
前記変位検出手段の出力に基づいて前記浮上磁界発生手段を制御し、前記球体を所定の位置に保つように、当該浮上磁界発生手段から発生される磁界の強さを変える制御手段と、
前記球体を回転させるための回転磁界を発生する回転磁界発生手段と、
を備え、
前記回転磁界発生手段が、第1の平面内で前記球体を中心に配置された複数の電磁石と、前記第1の平面とは異なる第2の平面内で前記球体を中心に配置された複数の電磁石と、を具備し、前記電磁石に回転磁場を生成するための交流電流が供給される
ことを特徴とする回転球体の風洞試験装置。 - 請求項2に記載の風洞試験装置であって、前記浮上磁界発生手段が電磁石を具備し、該電磁石に、前記球体を磁気浮上させるための一定のバイアス電流と、磁気浮上した前記球体の位置を制御するための制御電流とが供給され、前記制御手段は、前記制御電流の量を変えて前記球体を所定の位置に保つための磁界の強さを制御する
ことを特徴とする回転球体の風洞試験装置。 - 請求項1または3に記載の風洞試験装置であって、前記球体の空力特性が、前記制御電流の変化量に基づいて算出されることを特徴とする回転球体の風洞試験装置。
- 請求項1または3に記載の風洞試験装置であって、前記浮上磁界発生手段が、さらに永久磁石を具備することを特徴とする回転球体の風洞試験装置。
- 回転する球体の風洞試験を行う風洞試験装置であって、
少なくとも一部が強磁性体から成る前記球体と、
前記球体を風洞装置から吹き出る気流の中で磁気浮上させるための磁界を発生する浮上磁界発生手段と、
前記球体の気流中での位置の変位を検出する変位検出手段と、
前記変位検出手段の出力に基づいて前記浮上磁界発生手段を制御し、前記球体を所定の位置に保つように、当該浮上磁界発生手段から発生される磁界の強さを変える制御手段と、
前記球体を回転させるための回転磁界を発生する回転磁界発生手段と、
を備え、
前記回転磁界発生手段が電磁石を具備し、前記電磁石に回転磁場を生成するための交流電流が供給され、
前記浮上磁界発生手段が、前記球体に作用する永久磁石の磁力を調節する磁力調節機構を具備し、
前記磁力調節機構は、永久磁石と、当該永久磁石より発生された磁束の磁気回路から漏れ出す量を制限する少なくとも一対の強磁性体と、前記強磁性体を移動する移動手段とを有し、
前記制御手段は、対を成す前記強磁性体の間隙距離または間隙位置を変えて、前記浮上磁界発生手段から発生される磁界の強さを制御することを特徴とする回転球体の風洞試験装置。 - 請求項1から6のいずれかに記載の風洞試験装置であって、前記球体が、強磁性体で構成されていることを特徴とする回転球体の風洞試験装置。
- 請求項1から6のいずれかに記載の風洞試験装置であって、前記球体が、中心に強磁性体を内包していることを特徴とする回転球体の風洞試験装置。
- 請求項1から8のいずれかに記載の風洞試験装置であって、前記変位検出手段は、光の拡散範囲が制限された発光体と、前記拡散範囲の中に位置する前記球体の後方で前記発光体の光を受光する複数の受光体とを有し、離間して配置された複数の前記受光体の受光量の変化に基づいて前記球体の位置の変位を検出することを特徴とする回転球体の風洞試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008321A JP5389457B2 (ja) | 2009-01-17 | 2009-01-17 | 回転球体の風洞試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009008321A JP5389457B2 (ja) | 2009-01-17 | 2009-01-17 | 回転球体の風洞試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010164494A JP2010164494A (ja) | 2010-07-29 |
JP5389457B2 true JP5389457B2 (ja) | 2014-01-15 |
Family
ID=42580772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009008321A Expired - Fee Related JP5389457B2 (ja) | 2009-01-17 | 2009-01-17 | 回転球体の風洞試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5389457B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5670231B2 (ja) * | 2011-03-16 | 2015-02-18 | 国立大学法人埼玉大学 | 磁気浮上制御装置 |
CN113044244A (zh) * | 2021-03-12 | 2021-06-29 | 中航西飞民用飞机有限责任公司 | 一种强度试验加载装置及加载方法 |
CN116499698B (zh) * | 2023-06-29 | 2023-08-29 | 中国空气动力研究与发展中心设备设计与测试技术研究所 | 一种磁浮飞行风洞磁浮平台气动与运动力学耦合分析方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002323403A (ja) * | 2001-04-26 | 2002-11-08 | Mizuno Corp | ゴルフボール回転装置およびゴルフボール空気力測定装置 |
JP4157393B2 (ja) * | 2003-02-18 | 2008-10-01 | 毅 水野 | 除振装置 |
JP2005003621A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Fukuoka Institute Of Technology | 空間支持方法および装置 |
JP4300970B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2009-07-22 | 株式会社Ihi | 浮遊模型回転機構 |
JP4362593B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2009-11-11 | 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構 | 磁力支持天秤装置を用いた衝撃力および力積の非接触計測 |
-
2009
- 2009-01-17 JP JP2009008321A patent/JP5389457B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010164494A (ja) | 2010-07-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8169114B2 (en) | Large gap horizontal field magnetic levitator | |
US9707859B2 (en) | Magnetically lifted vehicles using hover engines | |
KR101666271B1 (ko) | 이동 단말기의 부상 시스템 | |
JP2016514448A (ja) | 定常または移動物体の磁気浮上 | |
US10458502B2 (en) | Relating to electromechanical actuators | |
JP5389457B2 (ja) | 回転球体の風洞試験装置 | |
US9862288B2 (en) | Magnetically lifted vehicles using hover engines | |
US9975448B2 (en) | Control of translating hover engines to obtain zero drag | |
US20150054389A1 (en) | Homopolar permanent-magnet-biased action magnetic bearing with an integrated rotational speed sensor | |
CN1822487B (zh) | 磁斥型悬浮装置 | |
TW201226734A (en) | Axial hybrid magnetic bearing, method for operation thereof, and structure for rotor thereof | |
JP2014217125A (ja) | 磁気浮揚装置 | |
KR101237933B1 (ko) | 공중 부양 전시 장치 | |
JP5670231B2 (ja) | 磁気浮上制御装置 | |
JP2014528230A (ja) | 磁気装置 | |
JP2013123297A (ja) | 磁気浮揚装置 | |
KR102352503B1 (ko) | Xy-테이블, 및 이를 위한 드라이브 | |
JP2008253081A (ja) | 偏重心回転体及びその駆動装置 | |
CN210093131U (zh) | 可控旋转的磁吸型悬浮装置 | |
KR100878619B1 (ko) | 전자석을 이용한 공중 부양 회전 장치 및 그 회전 방법 | |
Sun et al. | Noncontact spinning mechanism using rotary permanent magnets | |
US20140210578A1 (en) | Solid elastic sphere levitation device | |
Sun et al. | Magnetic suspension system by flux path control using rotary actuator | |
CN210093130U (zh) | 可控旋转的磁斥型悬浮装置 | |
JP2004242447A (ja) | 磁気浮上装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111209 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130319 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130520 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130716 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131009 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5389457 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |