JP5388079B2 - バックアップラベルスイッチパスを確立する方法、デバイス、およびシステム - Google Patents

バックアップラベルスイッチパスを確立する方法、デバイス、およびシステム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、モバイル通信技術の分野に関し、特に、バックアップラベルスイッチパス(LSP)を確立する方法、装置、およびシステムに関する。
マルチプロトコルラベルスイッチング(MPLS)プロトコルは、マルチレイヤラベルをサポートすることができ、接続指向であり、優れた拡張性を有し、それによって統合されたMPLS/IPベースのネットワークアーキテクチャでクライアントにさまざまなタイプのサービスを提供することが可能である。MPLSは次第に、大規模ネットワークの基本技術になっている。MPLSのプロトコルとして、ラベル配布のために既定されたラベル配布プロトコル(LDP)もまた広く注目される。
LDPは、MPLSの制御プロトコルであり、従来のネットワークにおけるシグナリングプロトコルに相当する。LDPは、同一転送クラス(FEC)を分類すること、ラベルを配布すること、およびLSPを確立し維持することに関与する。LDPプロトコルを使用して確立されるLSPは、LDP LSPおよび擬似ワイヤ(PW)を含む。
LSPを確立するとき、LDPは、IPルーティングプロトコルにしたがって生成される最適パスおよび非最適パスを使用することによって、または手動で指定パスを構成し、それによって対応するLSPを確立することによって、ラベルを配布することができる。LDPプロトコルのループ検出機構は、LDPがラベルを配布するときに対応するパス情報を運ぶことを指示し、パス情報を受信するときにパスを検出して、生成されたLSPがループなしであることを確実にする。
高速リルート(Fast Re-Route、FRR)は、リンクまたはノードを保護することができる、ネットワーク耐故障性ポリシである。リンクまたはノードが故障したとき、切替えが速やかに実行されてパケット損失を最小限にする。IP FRRは、IPルーティングレベルからIPトラフィックを保護する。即ち、IPルーティングプロトコルは、最適パスが故障したときにIPトラフィックがバックアップパスに切替え可能なように、最適パスおよび対応するバックアップパスを生成する。
本発明の一実装過程で、本発明者は、先行技術がある種の欠陥をもつことを見つけた。バックアップLSPは、以下の2つの形で確立されうる:1つは指定バックアップパスを手動で構成すること、そしてもう1つはIP FRRアルゴリズムにしたがって生成されるバックアップIPルーティングを使用することである。前者は、大きな構成作業負荷および面倒な保守作業を伴い、一方後者は、複雑なアルゴリズムを伴い、その解決法はまだ成熟していない。
本発明の実施形態は、ネットワーの自己交渉を介するバックアップLSPの生成を単純且つ簡単に実装するように、バックアップLSPを確立する方法、装置、およびシステムを提供する。
本発明の一実施形態は、以下を含む、バックアップLSPを確立する方法を提供する:
パス情報を取得するステップと、
そのパス情報にしたがって、バックアップLSPを選択するステップと、
ループパスのない非最適パスが選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取るステップ。
本発明の一実施形態は、以下を含む、バックアップLSPを確立する装置を提供する:
パス情報を取得するように構成された、取得モジュールと、
そのパス情報にしたがってバックアップLSPを選択するように構成された、選択モジュールと、
ループパスのない非最適パスが選択モジュールによって選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取るように構成された、決定モジュール。
本発明の一実施形態はさらに、以下を含む、バックアップLSPを確立するシステムを提供する:パス情報を取得し、そのパス情報にしたがってバックアップLSPを選択し、そして、ループパスのない非最適パスが選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取るように構成された、ラベルスイッチルータ。
本発明の実施形態において、ループ検出情報がループ検出プロセスで取得され、そのループ検出情報に含まれるパス情報にしたがって、ループパスのない非最適パスがバックアップLSPとして選択されうることが、前記の技術的解決法から、知られうる。この方法で、1次のLSPおよびバックアップLSPは、結び付けられ、それによってネットワークの自己交渉を介するバックアップLSPの生成を単純且つ簡単に実装することができる。
さらに本発明の実施形態におけるまたは先行技術における技術的解決法を明確に説明するために、実施形態または先行技術を説明するのに必要な添付の図面が、以下に簡潔に紹介される。明らかに、以下の説明にある添付の図面は本発明の一部の実施形態のみであり、当業者は、創造的努力なしで、これらの添付の図面にしたがって、他の図面を導き出すこともできる。
本発明の第1の実施形態による、バックアップLSPを確立する方法の概略流れ図である。 本発明の第2の実施形態にしたがってバックアップLSPを確立する方法が適用可能な、複数のダウンストリームLSRの概略シナリオ図である。 本発明の第2の実施形態によるバックアップLSPを確立する方法の概略流れ図である。 本発明の第3の実施形態にしたがってバックアップLSPを確立する方法が適用可能な、負荷分散の概略シナリオ図である。 本発明の第3の実施形態によるバックアップLSPを確立する方法の概略流れ図である。 本発明の第4の実施形態によるバックアップLSPを確立する装置の概略構造図である。 本発明の第5の実施形態によるバックアップLSPを確立する装置の概略構造図である。 本発明の第6の実施形態によるバックアップLSPを確立するシステムの概略構造図である。
本発明の実施形態における技術的解決法が、本発明の実施形態で、添付の図面を参照して、以下に明確且つ十分に説明される。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなくて、一部のみである。本発明の実施形態に基づいて、当業者によって創造的努力なしで取得される他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲内にある。
本発明の実施形態において、LDP FRRは、LDP LSPレベルからMPLSトラフィックを保護するために採用される。即ち、1次のLSPが故障したときにMPLSトラフィックがバックアップLSPに切り替え可能なように、1次のLSPおよび対応するバックアップLSPが、LDPプロトコルにしたがって生成される。
図1は、本発明の第1の実施形態によるバックアップLSPを確立する方法の概略流れ図である。図1に示すように、この実施形態におけるバックアップLSPを確立する方法は、以下のステップを含みうる。
ステップ101:パス情報を取得する。
ステップ102:そのパス情報にしたがって、バックアップLSPを選択する。
ステップ103:ループパスのない非最適パスが選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取る。
この実施形態で取得されるパス情報は、ループ検出情報に由来しうる。ループ検出情報は、パス情報を含みうる。パス情報は、たとえばLSR識別子(LSR ID)など、ラベルスイッチルータ(LSR)に関する識別情報を含む。パス情報に含まれるLSR IDは、対応するパス上のLSRの識別子である。たとえば、パスLSR1→LSR2→LSR3に対応するパス情報は、(LSR1, LSR2, LSR3)として表されうる。
この実施形態では、ダウンストリームLSRによって送信されるパス情報を取得した後に、アップストリームLSRは、そのパス情報にしたがって、バックアップLSPとしてループパスのない非最適パスを選択することができる。このようにして1次のLSPおよびバックアップLSPは結び付けられ、それによって、ネットワークの自己交渉を介するバックアップLSPの生成を単純且つ簡単に実装することができる。
図2Aは、バックアップLSPを確立する方法が本発明の第2の実施形態にしたがって適用可能な、複数のダウンストリームLSRの概略シナリオ図である。このシナリオでは、LSRBのアップストリームLSRはLSRAである。LSRBは、2つのダウンストリームLSR、即ちLSRCおよびLSRD、をもつ。LSRCのダウンストリームLSRはまた、LSRDである。したがって、2つのパスは、LSRBからLSRDに存在する。1つはLSRB→LSRC→LSRDであり、もう1つはLSRB→LSRDである。前記の2つのパスにおいて、LSRB→LSRDは、IPルーティングプロトコルにしたがって、最適パスとして決定されうる。
図2Bは、本発明の第2の実施形態によるバックアップLSPを確立する方法の概略流れ図である。図2Bに示すように、この実施形態におけるバックアップLSPを確立する方法は、以下を含みうる:
201:LSRBがそれぞれ、2つのダウンストリームLSR、即ちLSRCおよびLSRD、によって送信されるループ検出情報を取得する。そのLSRCによって送信されるループ検出情報は対応するパス情報(LSRC, LSRD)を含み、LSRDによって送信されるループ検出情報は対応するパス情報(LSRD)を含む。
このステップで、ラベル配布プロトコル(LDP)シグナリングのループ検出機能が、ラベルマッピングメッセージを介してループ検出情報を取得するために使用可能であり、宛先はLSRDである。
202:LSRBが、取得された2つのパス情報にしたがって、バックアップLSPを選択する。
203:ループパスのない、そのパス情報が(LSRC, LSRD)である、非最適パスLSRB→LSRC→LSRDが選択される場合、LSRBは、そのループパスのない非最適パスLSRB→LSRC→LSRDをバックアップLSPとして取る。
このステップでは、そのパス情報が(LSRD)である最適パスLSRB→LSRDもそのパス情報が(LSRC, LSRD)である非最適パスLSRB→LSRC→LSRDもループパスをもたない。そのパス情報が(LSRD)である最適パスLSRB→LSRDが、1次のLSPである。したがって、LSRBは、そのパス情報(LSRC, LSRD)および(LSRD)にしたがって、ループパスのない、そのパス情報が(LSRC, LSRD)である非最適パスLSRB→LSRC→LSRDをバックアップLSPとして選択する。
204:LSRBが、1次のLSPおよびバックアップLSPを結び付ける。
この実施形態では、ダウンストリームLSRCおよびダウンストリームLSRDによって送信され、ループ検出プロセスで取得されるループ検出情報に含まれるパス情報にしたがって、アップストリームLSRBがループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして選択しうる。LSRBは、LDP FRRを実装するために、そのパス情報が(LSRD)である1次のLSPおよびそのパス情報が(LSRC, LSRD)であるバックアップLSP、即ちLSRB→LSRDおよびLSRB→LSRC→LSRD、を結び付ける。1次のLSPが故障したとき、LSRBは時間内にトラフィックをバックアップLSPに切り替えることができ、それによって、ネットワークの自己交渉を介するバックアップLSPの生成を単純且つ簡単に実装する。
さらに、この実施形態におけるLSRBはさらに、アップストリームLSR、即ちLSRA、に取得されたパス情報を送信することができ、具体的には以下のとおりでもよい。
205A:LSRBが、最適パスに関するパス情報(LSRB, LSRD)をアップストリームLSRAに送信する、または、
205B:LSRBが、非最適パスに関するパス情報(LSRB, LSRC, LSRD)をアップストリームLSRAに送信する、または、
205C:LSRBが、最適パスに関するパス情報(LSRB, LSRD)および対応する最適識別情報と、非最適パスに関するパス情報(LSRB, LSRC, LSRD)および対応する非最適識別情報とをアップストリームLSRAに送信する。
この実施形態では、LSRCがパス情報をLSRBに送信するとき、LSRCもまた他のダウンストリームLSRをもつ状況は考慮されないことに留意されたい。LSRCもまた他のダウンストリームLSRをもつ状況が考慮される場合、LSRCによって送信されるループ検出情報はさらに、対応する複数パスに関する情報を含みうる。さらに詳しくは、本明細書で再び説明されない、LSRAにLSRBによって送信される取得されたパス情報への参照が行われうる。
図3Aは、本発明の第3の実施形態にしたがってバックアップLSPを確立する方法が適用可能な、負荷分散の概略シナリオ図である。このシナリオでは、LSREは、2つのダウンストリームLSR、即ちLSRHおよびLSRF、をもつ。LSRFのダウンストリームLSRはLSRGである。LSRGのダウンストリームLSRはLSRHである。したがって、2つのパスは、LSREからLSRHに存在する。一方はLSRE→LSRF→LSRG→LSRHであり、他方は、LSRE→LSRHである。前記の2つのパスで、LSRE→LSRHは、IPルーティングプロトコルにしたがって、最適パスとして決定されうる。
図3Bは、本発明の第3の実施形態によるバックアップLSPを確立する方法の概略流れ図である。図3Bに示すように、この実施形態におけるバックアップLSPを確立する方法は、以下を含みうる:
301:LSREがそれぞれ、2つのダウンストリームLSR、即ちLSRHおよびLSRF、によって送信されるループ検出情報を取得する。LSRHによって送信されるループ検出情報は対応するパス情報(LSRH)を含み、LSRFによって送信されるループ検出情報は対応する2つのパス情報(LSRF, LSRE, LSRH)および(LSRF, LSRG, LSRH)を含む。
このステップでは、LDPシグナリングのループ検出機能が、ラベルマッピングメッセージを介してループ検出情報を取得するために使用可能であり、宛先はLSRHである。
302:LSREが、取得された3つのパス情報にしたがって、バックアップLSPを選択する。
303:ループパスなしの、そのパス情報が(LSRF, LSRG, LSRH)である非最適パスLSRE→LSRF→LSRG→LSRHが選択される場合、LSREは、バックアップLSPとしてループパスのない非最適パスLSRE→LSRF→LSRG→LSRHを取る。
このステップでは、そのパス情報が(LSRF, LSRE, LSRH)である非最適パスLSRE→LSRF→LSRE→LSRHはループパスをもち、そのパス情報が(LSRH)である最適パスLSRE→LSRHおよびそのパス情報が(LSRF, LSRG, LSRH)である非最適パスLSRE→LSRF→LSRG→LSRHは、ループパスをもたず、そのパス情報が(LSRH)である最適パスLSRE→LSRHは、1次のLSPである。したがって、そのパス情報(LSRH)、(LSRF, LSRE, LSRH)、および(LSRF, LSRG, LSRH)にしたがって、LSREは、ループパスのない、そのパス情報が(LSRF, LSRG, LSRH)である非最適パスLSRE→LSRF→LSRG→LSRHをバックアップLSPとして選択する。
304:LSREは、1次のLSPおよびバックアップLSPを結び付ける。
この実施形態では、ダウンストリームLSRFおよびダウンストリームLSRHによって送信され、ループ検出プロセスで取得されるループ検出情報に含まれるパス情報にしたがって、アップストリームLSREはループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして選択することができる。LSREは、LDP FRRを実装するために、ダウンストリームLSRHによって送信される、そのパス情報が(LSRH)である1次のLSPおよびそのパス情報が(LSRF, LSRG, LSRH)であるバックアップLSP、即ちLSRE→LSRHおよびLSRE→LSRF→LSRG→LSRH、を結び付ける。1次のLSPが故障したとき、LSREは、時間内にトラフィックをバックアップLSPに切り替えることができ、それによって、ネットワークの自己交渉を介するバックアップLSPの生成を単純且つ簡単に実装する。
この実施形態では、LSRFがパス情報をLSREに送信するとき、LSRFもまた他のダウンストリームLSRをもつ状況は考慮されない。LSRFもまた他のダウンストリームLSRをもつ状況が考慮される場合、LSRFによって送信されるループ検出情報はさらに、対応する複数パスに関する情報を含みうる。詳しくは、本明細書に再び説明されない、前記の実施形態における、LSRBによってLSRAに送信される取得されたパス情報が参照可能である。
さらには、ループが存在するという問題を回避するために、この実施形態におけるLSREはさらに、LSREが1次のLSPおよびバックアップLSPの間の結合関係を決定した後に、バックアップLSP上でLSRに1次/バックアップ関係、即ち結合関係、を通知することができる。たとえば、LSREは、LSRFがLSREから受信されたパケットをLSREに送り返すことができないように、ならびにLSRGがLSRFから受信されたパケットをLSRFに送り返すことができないように、バックアップLSPに関するパス情報(LSRF, LSRG, LSRH)をLSRFおよびLSRGに送信することができる。このようにして、ループパスは回避され、ネットワーク性能が改善される。
説明を容易にするために、前述の方法の実施形態はすべて、一連の動作の組合せとして表されるが、本発明が記載された動作順序に限定されず、本発明にしたがって、いくつかのステップが他の順序でまたは同時に実行されうることを当業者は理解するはずであることに留意されたい。次に、本明細書に記載の実施形態はすべて例示的な実施形態であり、関連動作およびモジュールは本発明に必ずしも必要とされないこともまた、当業者に理解されよう。
前述の実施形態において、各実施形態の説明はそれ自体を強調し、特定の実施形態で詳述されていない部分については、他の実施形態での関連説明が参照可能である。
図4は、本発明の第4の実施形態によるバックアップLSPを確立する装置の概略構造図である。図4に示すように、この実施形態においてバックアップLSPを確立する装置は、取得モジュール41、選択モジュール42、および決定モジュール43を含みうる。取得モジュール41は、パス情報を取得する。選択モジュール42は、そのパス情報にしたがって、バックアップLSPを選択する。決定モジュール43は、ループパスのない非最適パスが選択モジュール42によって選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取る。
本発明の第1の実施形態で説明された本方法、本発明の第2の実施形態におけるLSRBの機能、および本発明の第3の実施形態におけるLSREの機能は、この実施形態で提供されるバックアップLSPを確立する装置によって、すべて実施可能である。
この実施形態で取得モジュール41によって取得されるパス情報は、ループ検出情報に由来しうる。そのループ検出情報は、パス情報を含みうる。そのパス情報は、LSRに関する識別情報、たとえばLSR識別子(LSR ID)を含みうる。パス情報に含まれるLSR IDは、対応するパスのLSRの識別子である。たとえば、パスLSR1→LSR2→LSR3に対応するパス情報は、(LSR1, LSR2, LSR3)として表すことができる。
この実施形態では、取得モジュールがパス情報を取得した後に、決定モジュールは、取得モジュールによって取得されたパス情報にしたがってループパスのない非最適パスが選択モジュールによって選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取る。最後に、結合モジュールはさらに、1次のLSPおよびバックアップLSPを結び付けることができ、それによってネットワークの自己交渉を介するバックアップLSPの生成を単純且つ簡単に実装する。
図5は、第5の実施形態によるバックアップLSPを確立する装置の概略構造図である。図5に示すように、前述の実施形態と比較して、この実施形態におけるバックアップLSPを確立する装置はさらに、具体的に以下を行うように構成された送信モジュール51を含みうる:
最適パスに関するパス情報をアップストリームLSRに送信すること、または、
非最適パスに関するパス情報をアップストリームLSRに送信すること、または、
最適パスに関するパス情報および対応する最適識別情報と、非最適パスに関するパス情報および対応する非最適識別情報とをアップストリームLSRに送信すること。
さらに、ループが存在するという問題を回避するために、本発明の第4のまたは第5の実施形態におけるバックアップLSPを確立する装置はさらに、1次/バックアップ関係のバックアップLSPをすべてのLSRに通知するように構成された、通知モジュール(図示せず)を含みうる。このようにして、ループパスが回避され、ネットワーク性能が改善される。
図6は、本発明の第6の実施形態によるバックアップLSPを確立するシステムの概略構造図である。図6に示すように、この実施形態におけるバックアップLSPを確立するシステムは、パス情報を取得し、そのパス情報にしたがってバックアップLSPを選択し、ループパスのない非最適パスが選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取るように構成された、LSR61を含みうる。
本発明の第1の実施形態で説明された本方法、本発明の第2の実施形態におけるLSRBの機能、および本発明の第3の実施形態におけるLSREの機能は、この実施形態で提供されるバックアップLSPを確立するシステム内でLSR61によってすべて実装されうる。LSR61は、本発明の第4のまたは第5の実施形態で提供されるバックアップLSPを確立する装置でもよい。
この実施形態においてLSR61によって取得されるパス情報は、ループ検出情報に由来しうる。そのループ検出情報はパス情報を含みうる。そのパス情報は、LSRに関する識別情報、たとえばLSR識別子(LSR ID)、を含みうる。パス情報に含まれるLSR IDは、対応するパス上のLSRの識別子である。たとえば、パスLSR1→LSR2→LSR3に対応するパス情報は、(LSR1, LSR2, LSR3)として表すことができる。
この実施形態では、パス情報を取得した後に、LSRは、その取得されたパス情報にしたがってループパスのない非最適パスが選択される場合に、そのループパスのない非最適パスをバックアップパスとして取る。最後に、1次のLSPおよびバックアップLSPはさらに結合可能であり、それによってネットワークの自己交渉を介するバックアップLSPの生成を単純且つ簡単に実装する。
本発明の前述の実施形態におけるLSPは、LDP LSPおよびPWを含みうるが、これらに限定されないことに留意されたい。
前述の方法の実施形態のステップのすべてまたは一部が、関連ハードウェアに指示するプログラムによって実装されうることが、当業者には理解されうる。そのプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に格納されうる。そのプログラムが走るとき、前述の方法の実施形態のステップが実行される。その記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、またはコンパクトディスクなどのプログラムコードを格納する能力のある任意の媒体を含みうる。
最後に、前述の実施形態は単に、本発明の技術的解決法を説明するために使用され、本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明は前述の実施形態を参照して詳述されているが、前述の実施形態で記載された技術的解決法への修正が可能であり、同等の置換えが本技術的解決法のいくつかの技術的特徴に行われうることが、当業者には理解されよう。しかし、これらの修正または置換えは、本発明の実施形態における技術的解決法の趣旨および範囲を逸脱する対応する技術的解決法の本質を成さない。
41 取得モジュール
42 選択モジュール
43 決定モジュール
51 送信モジュール
61 ラベルスイッチルータ(LSR)

Claims (5)

  1. バックアップラベルスイッチパス(LSP)を確立する方法であって、
    パス情報を取得するステップと、
    前記パス情報にしたがって、バックアップLSPを選択するステップと、
    ループパスのない非最適パスが選択される場合に、前記ループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取るステップと
    有し
    前記パス情報を取得するステップは、ラベルマッピングメッセージを介してラベル配布プロトコル(LDP)のループ検出機能を使用することによってループ検出情報を取得するステップを含み、
    前記ループ検出情報は、対応するパス情報を含み、
    前記ループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取るステップの後に、前記バックアップLSP上のすべてのラベルスイッチルータ(LSR)に前記バックアップLSPに関するパス情報を送信するステップをさらに有する、方法。
  2. 前記パス情報が、
    ダウンストリームLSRによって送信される最適パスに関するパス情報、または、
    ダウンストリームLSRによって送信される非最適パスに関するパス情報、または、
    ダウンストリームLSRによって送信される最適パスに関するパス情報および対応する最適識別情報と、ダウンストリームLSRによって送信される非最適パスに関するパス情報および対応する非最適識別情報
    含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記最適パスに関するパス情報をアップストリームLSRに送信するステップ、または、
    前記非最適パスに関するパス情報をアップストリームLSRに送信するステップ、または、
    前記最適パスに関するパス情報および対応する最適識別情報と、前記非最適パスに関するパス情報および対応する非最適識別情報とをアップストリームLSRに送信するステップ
    をさらに有する、請求項2に記載の方法。
  4. バックアップラベルスイッチパス(LSP)を確立する装置であって、
    パス情報を取得するように構成された、取得モジュールと、
    前記パス情報にしたがってバックアップLSPを選択するように構成された、選択モジュールと、
    ループパスのない非最適パスが前記選択モジュールによって選択される場合に、前記ループパスのない非最適パスをバックアップLSPとして取るように構成された、決定モジュールと
    を備え、
    前記取得モジュールは、ラベルマッピングメッセージを介してラベル配布プロトコル(LDP)のループ検出機能を使用することによってループ検出情報を取得するようにさらに構成され、
    前記ループ検出情報は、対応するパス情報を含み、
    前記バックアップLSP上のすべてのラベルスイッチルータ(LSR)に前記バックアップLSPに関するパス情報を送信するように構成された、通知モジュールをさらに備える、装置。
  5. 最適パスに関するパス情報をアップストリームLSRに送信すること、または、
    非最適パスに関するパス情報をアップストリームLSRに送信すること、または、
    前記最適パスに関するパス情報および対応する最適識別情報と、前記非最適パスに関するパス情報および対応する非最適識別情報とをアップストリームLSRに送信すること
    を行うように構成された、送信モジュールをさらに備える、請求項4に記載の装置。
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