JP5384455B2 - 燃料集合体の結合燃料棒のナット回転防止ワッシャ及びそれを使用した燃料集合体 - Google Patents

燃料集合体の結合燃料棒のナット回転防止ワッシャ及びそれを使用した燃料集合体 Download PDF

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Description

本発明は、燃料集合体の結合燃料棒のナット回転防止ワッシャおよび該ナット回転防止ワッシャを使用した燃料集合体に係り、特に、燃料取扱い治具やチャンネルボックス取り外し用の治具等の治具との干渉によってナットの回転防止用の爪が変形してナットが回転可能になることを防止することができ、かつ、燃料棒の有効長あるいは燃料棒のプレナム部の体積を増大させることができる結合燃料棒のナット回転防止ワッシャ及びそれを使用した燃料集合体に関する。
沸騰水型原子炉用の一般的な燃料集合体は、金属製被覆管内部に核燃料物質を充填した燃料棒を多数本、および、必要に応じてウォーターロッドを単数あるいは複数本、互いに垂直に束ねて構成されている。
前記燃料棒は、例えば正方格子状に配置され、上部タイプレートと、スペーサと、下部タイプレートとにより固定され燃料集合体を構成している。
燃料集合体の外側は、チャンネルボックスによって囲まれている。
上記燃料棒のうち一部は「結合燃料棒」と呼ばれ、燃料集合体の上部タイプレートと下部タイプレートとを結合している。
結合燃料棒は、上部端栓と下部端栓にネジ部が設けられている。下部端栓のネジ部は、下部タイプレートのネジ孔にねじ止めされる。また、結合燃料棒の上部端栓のネジ部は、上部タイプレートの格子部の燃料棒取り付け孔を貫通して、上部タイプレートの上面に突出している。
上部タイプレートの上面に突出した結合燃料棒の上部端栓のネジ部は、ナット回転防止ワッシャを装着され、ナットが螺着されている。
上記ナットは、上部タイプレートと一体になっているハンドル部を把持して燃料集合体を持ち上げたときに、上部タイプレートと係合し、それによって結合燃料棒を介して下部タイプレートに力を伝達し、燃料集合体全体を持ち上げることができるようにする機能を有している。
ナットは結合燃料棒の伸び(使用期間中の中性子照射等による結合燃料棒の伸び)により、上部タイプレートから上方に平行移動することがあるが、上部タイプレートのハンドル部を把持して燃料集合体を持ち上げたときに、上部タイプレートと係合しなければならないため、使用期間を通して上記ナットの回転を防止する必要がある。
従来の一般的な技術では、ナットの回転防止のために、ナット回転防止ワッシャに複数の爪部を設けて、これらの爪部を垂直上方に折り曲げて、ナットを回転させないようにしていた。
図12は従来の一般的なナット回転防止ワッシャの平面図を示している。図13は該ナット回転防止ワッシャを取り付けた状態を示している。
図12に示すように、ナット回転防止ワッシャ20は、2本の結合燃料棒21の上部端栓22を挿通させ、結合燃料棒21を上部タイプレート(図示せず)と係合させるためのナット23と上部タイプレートの間に挟着されるリング部20aと、リング部20aを連結する連結部20bを有している。
連結部20bは、結合燃料棒21の間の標準燃料棒の上部端栓を貫通させる複数のリングに形成されている。
結合燃料棒21のリング部20aの半径方向外方には、使用時に垂直上方に折り曲げられ、ナット23の外周部と係合してナット23の回転を防止する爪部24が設けられている。
爪部24の先端には、湾曲部が設けられ、この湾曲部はナット23が上方に平行移動したときにナット23と係合し、ナット23を爪部24の内側に保持することができるようになっている。
図12に示すように、リング部20aには結合燃料棒21の回り止めキー20cが設けられている。
図13に示すように、従来のナット回転防止ワッシャ20は、結合燃料棒21の上部端栓22を図示しない上部タイプレートの取り付け孔に挿通させ、上部タイプレートの上方に突出した上部端栓22のネジ部にナット回転防止ワッシャ20を装着し、ナット23を螺着し、しかる後に爪部24をそれぞれ上方に垂直に折り曲げるようにする。
爪部24を上方垂直に折り曲げることにより、爪部24の腕の部分がナット23の外周部と干渉し、ナット23の回転が防止される。
しかし、上記従来技術の問題点として、折り曲げられることによってナット23の上部に伸びるようになった爪部24が、燃料検査時やチャンネルボックス着脱時等に、燃料取扱い治具等と干渉することがあげられる。
燃料取扱い治具等と干渉した場合は、爪部24が変形し、たとえば爪部24が開き、これによってナットの回り止めの機能が失われる可能性があった。
この課題を解決するために、ナット23の外側面に溝を追加して加工し、固定ワッシャの回り止めの爪部24が前記溝に嵌合する技術が提案されている。
また、上部端栓のネジ部に挿通される燃料棒回り止め用としての第1ワッシャと、この第1ワッシャと上部タイプレートとの間に位置し、ナットの回り止め用としての第2ワッシャの2つのワッシャを使用するものが提案されている。
さらにまた、結合燃料棒の上部端栓のネジ部と逆巻きのコイル状スプリングをナットと上部タイプレートの間に追加し、それと係合するようにナットやタイプレート上面に対応する形状を追加して加工したものも提案されている。
特開平6−123790号公報 特開2007−155604号公報 特開昭62−148886号公報
しかし、ナットの外側面に溝を追加して加工し、固定ワッシャの回り止めの爪部が前記溝に嵌合する技術や、ナットやタイプレート上面に逆巻きのコイル状スプリングと係合する形状を追加して加工する技術は、いずれも追加の加工や、複雑な構造を必要としていた。
また、第1ワッシャと第2ワッシャの2つのワッシャを使用する技術や、逆巻きのコイル状スプリングを使用する技術では、部品数が増加し、構造が複雑化する問題があった。
また、いずれの従来技術でも、外形寸法がきわめて小さいワッシャを使用しているのにもかかわらず、複数の爪部を折り曲げたり、戻したりする作業を、水中遠隔操作で行うため、作業効率が悪いという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする一つの課題は、構造が簡単であり、かつ、取り付けあるいは取り外しが簡単な結合燃料棒のナット回転防止ワッシャを提供することにある。
また、従来の技術では、原子炉運転中の中性子照射によって、燃料棒に伸びが生じてナットが燃料体上方に押し出され、ナットの外側面の溝から回り止めの爪部が離脱したり、あるいは燃料取扱い治具等による干渉によって、ナット回転防止ワッシャの爪部が開いてしまったりして、ナットの回り止め機能が損なわれる可能性があった。
そこで、本発明が解決しようとするもう一つの課題は、燃料棒に中性子照射による伸びが生じても、ナット回転防止ワッシャの一部がナットと係合して燃料棒の伸びに追随し、燃料取扱い治具等による干渉があっても、係合部が変形しにくく、ナットの回り止め機能が維持される結合燃料棒のナット回転防止ワッシャを提供することにある。
また、従来の沸騰水型原子炉用燃料の高燃焼度化および燃料経済性を向上させるために、燃料棒内のプレナム部体積の増加および燃料の有効長の増加が求められていた。
燃料の燃焼が進行すると、燃料棒被覆管内に封入されたウランやモックス(プルトニウムをウランに混ぜ合わせた混合酸化物)のペレットが、燃焼に伴い核反応生成物(以下、FP)を生成し、気体状態のFPガスを放出する。FPガスが燃料棒内に蓄積されると、燃料棒の内圧が上昇することが知られている。燃料棒の内圧の上昇には制限があり、燃料設計及び原子炉運転を制限するひとつの指標となっている。特に、モックス燃料集合体においては、FPガスの放出がウラン燃料のそれより多いため、モックス燃料棒の燃料有効長をウラン燃料棒よりも短くして、その分プレナム部体積を大きく取る設計がされている。このように燃料棒プレナム部体積の増加を可能とすることは大きな意味を有している。
燃料経済性の観点からは、燃料の有効長の増加を増加させることによって、燃料集合体1体当たりのウラン装荷量を増加することが可能となるため、1サイクルあたりの取替燃料体数を減らすことによる燃料経済性が期待されている。
ところが、従来のナット回転防止ワッシャでは、爪部が長く上方に伸びており、使用状態のナット回転防止ワッシャの高さが大きいため、この爪部が燃料取扱い治具と干渉しないようにある程度下方位置に設定しなければならなかった。このため、燃料棒の有効長やプレナム部体積の増大には制限があった。
そこで、本発明が解決しようとするもう一つの課題は、使用状態の高さが小さいナット回転防止ワッシャを提供し、該ナット回転防止ワッシャを使用することにより、燃料棒の有効長が長い燃料集合体、あるいは、燃料棒のプレナム部体積が大きい燃料集合体を提供することにある。
本発明による結合燃料棒のナット回転防止ワッシャは、
結合燃料棒を上部タイプレートに係合させるナットの緩みを防止する結合燃料棒のナット回転防止ワッシャにおいて、
少なくとも2本の結合燃料棒の上部端栓を挿通させ、前記結合燃料棒を上部タイプレートに係合させるナットと上部タイプレートの間に挟着されるリング部と、前記リング部を連結する連結部とを有し、
前記リング部には、その半径方向外方に延在し、使用時に垂直上方に折り曲げられることにより、前記ナットの外周部と係合しナットの回転を防止するナット回転防止部が設けられ、
前記ナット回転防止部の先端部には、使用状態で前記ナット回転防止部の先端部から前記結合燃料棒の上部端栓に向かって水平に延び、前記ナットが上方に平行移動したときにナットと係合する係合部が設けられ
前記ナット回転防止部は、使用時に垂直上方に折り曲げられる板部材からなり、
前記係合部を形成する部材は、前記ナット回転防止部の先端部から前記結合燃料棒の上部端栓に向かって水平に折り曲げられた、対向する一対の垂直の板部材からなる、
ことを特徴とする。
なお、係合部はナットと係合する部分をいうが、以下ではナットと係合する部分を提供する部材も含めて係合部ということがある。
前記対向する一対の垂直の板部材は、前記結合燃料棒の上部端栓に弾発的に係合するようにすることができる。
前記対向する一対の垂直の板部材は、前記結合燃料棒の上部端栓を挟むようにすることができる。
前記係合部の部材先端部に、前記結合燃料棒の上部端栓と係合するフック部が設けられているようにすることができる。
本発明による燃料集合体は、
上記ナット回転防止ワッシャを使用することにより、使用状態のナット回転防止ワッシャの高さを短縮した分、燃料棒有効長を長くした燃料棒を有することを特徴とする。
また、本発明による燃料集合体は、
上記ナット回転防止ワッシャを使用することにより、使用状態のナット回転防止ワッシャの高さを短縮した分、プレナム部体積を増大させた燃料棒を有することを特徴とする。
本発明のナット回転防止ワッシャは、結合燃料棒を挿通させるリング部の半径方向外方に延在するナット回転防止部を有している。このナット回転防止部は、使用時に垂直上方に折り曲げられ、結合燃料棒を上部タイプレートに係合させるナットの外周部と係合し、ナットの回転を防止する。
さらに前記ナット回転防止部の先端部には、使用状態でナット回転防止部の先端部から結合燃料棒の上部端栓に向かって水平に延び、前記ナットが上方に平行移動したときにナットと係合する係合部が設けられている。
上記構造により、本発明のナット回転防止ワッシャは、従来のナット回転防止ワッシャに比してきわめて構造が簡単であり、かつ、取り付け時には一つのナット回転防止部(従来は複数の爪部)を折り曲げれば取り付けることができ、取り外し時には該ナット回転防止部を戻せば取り外すことができる。
これにより、従来技術に比して大幅に作業を効率化され、特に遠隔操作による水中の作業においてはその効果が大きい。
このように、本発明によれば、構造が簡単であり、作業が簡単な結合燃料棒のナット回転防止ワッシャを得ることができる。
また、本発明のナット回転防止部の係合部はナット回転防止部の先端部からほぼ直角に返されているため、燃料棒の伸びによりナットが上方に平行移動したときも、ナットとしっかり係合し、ナットによって押し広げられることなくナットとともに上方移動し、ナットの回転防止の機能を維持することができる。
また、本発明のナット回転防止ワッシャは、係合部が使用状態では水平に延びており、上方に向かって突出していない。このため、従来技術のように燃料取扱い治具等がナット回転防止ワッシャの爪部に引っ掛かって曲げてしまう可能性が低く、ナットの回転防止の機能が損なわれる可能性が低い。
また、前記係合部の先端部にクリップ部あるいはフック部が設けられている場合は、クリップ部あるいはフック部が結合燃料棒の上部端栓に係合し、さらにナットを保持する機能を高めることができる。
また、本発明のナット回転防止ワッシャは、係合部が使用状態で水平(横向き)に延びているため、使用状態におけるナット回転防止ワッシャの高さが低い。このため、ナット回転防止ワッシャの高さを短縮できた分、上部タイプレートを相対的に上方に設定することができ、燃料棒の有効長を長くした燃料集合体を提供することができる。有効長を長くした燃料棒を有する燃料集合体によれば、ウラン装荷量を増加することができ、取替燃料体数を少なくすることができる。
また、本発明のナット回転防止ワッシャによれば、使用状態で高さを短縮できた分、上部タイプレートを相対的に上方に設定することができる。これにより、燃料棒のプレナム部体積を増大させることができ、燃料棒のプレナム部体積が大きい燃料集合体を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について以下に説明する。
最初に、本発明による結合燃料棒のナット回転防止ワッシャが使用される燃料集合体の全体について概略説明する。
図1は、燃料集合体の全体の縦断面図を示している。
図1においては、燃料集合体1は、細長い被覆管内に多数の核燃料ペレットが装填されて形成された燃料棒2を8本×8本、9本×9本、10本×10本の列で有している。図1に示した例では、9本×9本の列で配列された燃料棒2が下部タイプレート3と上部タイプレート4との間に支持されている。燃料棒2を高さ方向の数カ所で支持するスペーサ5が設けられている。燃料棒2の配列に中央には、7本の燃料棒2に置き換えて太径のウォーターロッド6が2本設けられている。燃料棒2とウォーターロッド6から構成される燃料集合体の外側には、角筒状のチャンネルボックス7が設けられている。
燃料棒2は、結合燃料棒2aと標準燃料棒の2種類があり、結合燃料棒2aは格子最外周に一辺当り各2本配置されている。
結合燃料棒2aは、下部タイプレート3と上部タイプレート4を連結する役割を持っている。結合燃料棒2aの下部端栓8は下部タイプレート3にねじ込む構造になっている。一方、結合燃料棒2aの上部端栓9は上部タイプレート4の燃料棒取り付け孔を貫通し、上部端栓9の上部に設けたネジ部が、上部タイプレート4の上方に突出している。上部端栓9のネジ部には、ナットがねじ込まれており、ナットと上部タイプレート4との間に、本発明に係る結合燃料棒のナット回転防止ワッシャが装着される。
図2は、本発明の一実施形態による結合燃料棒のナット回転防止ワッシャの使用状態の斜視図を示している。
結合燃料棒2aの上部端栓9の上部には、ネジ部9aが設けられている。該ネジ部9aは上部タイプレート4の上方に突出しており、そこに固定用のナット10がねじ込まれている。ナット10と上部タイプレート4(図2においては省略する)との間には、ナット回転防止ワッシャ11が装着されている。
図3に、ナット回転防止ワッシャ11の正面図、平面図、側面図を示す。
図3および図2に示すように、本発明の固定ワッシャ11は、少なくとも2本の結合燃料棒2aの上部端栓9を挿通させ、結合燃料棒2aを上部タイプレートと係合させるナット10と上部タイプレートの間に挟着されるリング部11aと、リング部11aを連結する連結部11bを有している。
連結部11bは、結合燃料棒2aの間の標準燃料棒の上部端栓を貫通させ、リング部11aを連結するものであればよく、図3に示すように複数のリングを有していても良いし、標準燃料棒の上部端栓を貫通させる開口部を有する板材であっても良い。
リング部11aの半径方向外方には、半径方向外方に延在し、使用時に垂直上方に折り曲げられ、ナット10の外周部と係合することによりナット10の回転を防止するナット回転防止部11cが設けられている。
なお、図3のナット回転防止部11cは、完全に垂直上方に折り曲げられておらず、図2のナット回転防止部11cは完全には垂直上方に折り曲げられている状態を示している。
ナット回転防止部11cの先端には、使用状態でナット回転防止部11cの先端部から結合燃料棒の上部端栓9に向かって水平に延び、ナット10が上方に平行移動したときにナット10と係合する係合部11dが設けられている。
係合部11dの先端部には、結合燃料棒の上部端栓9に弾発的に係合するクリップ部11eが設けられている。
なお、本実施形態の係合部11dは、クリップ部11eの基端部を兼ねており、対向する一対の垂直の板部材からなる。厳密に言えば、係合部11dはナット10と係合する部分をいうが、本明細書ではナット10と係合する部分を提供する部材も含めて係合部ということがある。ナット10と係合するためには、係合部11dの形状は一対の垂直の板部材に限られず、ナット回転防止部11cの先端部から結合燃料棒の上部端栓9に向かって水平に延びており、ナット10が上方に平行移動したときにナット10と係合する部分があればよい。
また、クリップ部11eに代え、結合燃料棒の上部端栓9と係合するフック状のフック部からなるようにしてもよい。
図3のナット回転防止ワッシャ11は、両端のリング部11aが結合燃料棒2a用のリング部になっており、結合燃料棒2aの回り止めキー11fを付帯して設けられている。
この回り止めキー11fは、結合燃料棒2aの上部端栓9に加工されたキー溝を通るように結合燃料棒2aの回転角度を調整して、嵌着される。
また、図3のナット回転防止ワッシャ11は、クリップ部11eの角がナット締結時にナット外形と接触しないように、面取り11gが施してある。
次に上記ナット回転防止ワッシャ11を装着する方法を図4と図5を用いて説明する。図4は、ナット回転防止部11cを折り曲げる途中を示しており、図5は、完全にナット回転防止部11cを折り曲げナット回転防止ワッシャ11を装着した状態を示している。
本発明によるナット回転防止ワッシャ11は、まず結合燃料棒2aの上部端栓9を上部タイプレート4に挿通させ、上部端栓9に加工されたキー溝を通るように結合燃料棒2aの回転角度を調整して、ナット回転防止ワッシャ11を嵌着させる。
次にナット10を上部端栓9のネジ部9aに螺着させる。
図4は、この状態を示している。
次に、ナット回転防止ワッシャ11のナット回転防止部11cを垂直になるように上方に折り曲げる。ナット回転防止部11cを垂直上方に折り曲げることにより、ナット回転防止ワッシャ11の係合部11dは結合燃料棒の上部端栓9に向かって水平に延びるようになり、ナット10の上方に位置し、ナット10が上方に平行移動したときにナットと係合するようになる。
本実施形態のように、係合部11dの先端部にクリップ部11eが設けられている場合は、ナット回転防止部11cを垂直上方に折り曲げることにより、クリップ部11eが結合燃料棒の上部端栓9に弾発的に係合する。
図5は、この状態を示している。
なお、係合部11dの先端部にフック部を設けている場合は、ナット回転防止部11cを折り曲げた後に、フック部の先端部をさらに結合燃料棒の上部端栓9を取り囲むように折り曲げることにより図5と同様の状態になる。
図5のように装着された本発明のナット回転防止ワッシャ11は、ナット回転防止部11cがナット10の外周部と係合することにより、ナットの回転を防止することができる。
燃料使用期間中に水中遠隔操作で燃料を解体する際には、上述した逆の操作で、係合部11dを掴んで回転防止部11cを外側に倒し、結合燃料棒上部端栓9に結合しているナット10を外すことで、上部タイプレート4を取り外すことができる。
従来は、結合燃料棒の一本当たり2箇所以上の爪部を倒すことが必要であったが、本発明によれば1箇所のみの作業となり、作業効率の向上を図ることができる。このことは、遠隔操作による水中の作業において効果が大きい。
次に本発明によるナット回転防止ワッシャ11の作用効果を従来のナット回転防止ワッシャと比較して説明する。
図6に従来のナット回転防止ワッシャと本発明によるナット回転防止ワッシャ11の爪部形状を比較して示す。図6中左側が従来のナット回転防止ワッシャを示し、右側が本発明によるナット回転防止ワッシャを示している。
図6の左側に示すように、従来のナット回転防止ワッシャの爪部12は、ナットの上部に伸び、燃料体の軸方向に長くなり、しかも、上端部が拡開しており、上方から見た場合に、爪部の先端がナットの外周よりも外側に突出している。このため、燃料検査時やチャンネルボックス着脱時等に、爪部12が燃料取扱い治具等と干渉し、固定用ワッシャの爪部12を変形させる可能性が高い。爪部12が開くように変形した場合には、ナットの回り止めの機能が失われる可能性があった。
これに対して、図6の右側に示すように、本発明のナット回転防止ワッシャ11は、係合部11dの部材がナット回転防止部11cの先端部から水平内側に延び、従来技術より高さ的に低い構造となっている。
また、係合部11dやクリップ部11eの先端部分をナットの外周から突出しないようにすることができ、やむを得ず突出する場合でも最小限の突出になるようにすることができる。
これにより、係合部11dやクリップ部11eの先端部分が燃料取扱い治具等と干渉して変形する可能性が低減される。また、仮に燃料取扱い治具等と干渉した場合でも、従来の固定ワッシャと比較して変形しにくいという利点を有する。
また、図6から明らかなように、従来のワッシャは、爪部12ナットに湾曲部があってナットを回転防止に有効な爪部12の内部に保持するようになっているが、ナットを爪部12内部に保持する力が弱い。
治具と爪部12の干渉による場合のほかに、複数本の結合燃料棒間で、照射時の伸びに差が生じる可能性があり、従来のワッシャでは伸びが大きい結合燃料棒において、特に燃料取扱い治具等との干渉により固定用ワッシャの爪部12が開くように変形した場合には、ナットが爪部12の湾曲部を押し広げて回転防止に有効な部分から離脱する可能性があった。
これに対して、本発明によるナット回転防止ワッシャ11は、係合部11dはナット回転防止部11cの先端部からほぼ直角に返されているため、複数本の結合燃料棒間で照射による伸びの差が生じて所定のナットが上方に平行移動したときも、ナットと係合し、ナットによって押し広げられることなく、ナットとナット回転防止部の相対的な位置関係を維持することができ、これによってナットの回転防止の機能を維持することができる。
次に本発明によるナット回転防止ワッシャ11による燃料棒の有効長増大あるいは燃料棒のプレナム部体積増大の効果を説明する。
図7は、従来のナット回転防止ワッシャと本発明のナット回転防止ワッシャを比較して示している。図7中左側は従来のナット回転防止ワッシャ13を示し、右側は本発明によるナット回転防止ワッシャ11を示している。
図7の左右の結合燃料棒は、上部端栓9の上端の高さを同一の高さh、燃料取扱い治具等が挿入される可能性がある高さをhとして示している。比較のために従来のものと本発明のものの上部端栓9の上端は高さhに揃えられている。また、燃料取扱い治具等との干渉を避けるため、従来のナット回転防止ワッシャ13の爪部12の先端、および、本発明によるナット回転防止ワッシャ11の係合部11dの部材の上端は、同じ高さhに揃えられている。
従来のナット回転防止ワッシャ13は、その爪部12が軸方向(上下方向)に長いのに対して、本発明によるナット回転防止ワッシャ11は、係合部11dの部材上面までのナット回転防止部11cの長さを短くすることができる。すなわち、使用状態におけるナット回転防止ワッシャの高さを小さくすることができる。
つまり、本発明によるナット回転防止ワッシャ11によれば、上部タイプレートのハンドル部と燃料棒の上部端栓の間の治具のためのスペースを確保しつつ、図7中の距離Dの分、上部タイプレート4を燃料棒の軸方向上方に移動させることができる。
上部タイプレート4を燃料棒の軸方向上方に距離D移動させることができることにより、図7に示すように、燃料棒2の長さを長さDの分だけ長くすることができる。
燃料棒長さの増加は、プレナム部体積の増加や燃料の有効長の増加に活用することが出来るため、燃料の高燃焼度化および燃料経済性の向上に極めて有効である。
燃料棒2の有効長を長くする代わりに、すなわち核燃料ペレットを充填する代わりに、核燃料ペレットの上部の空間であるプレナム部の体積を増大させることができる。この場合には、FPガスが燃料棒内に蓄積されて燃料棒の内圧が上昇することを緩和することができる。
このように、本発明のナット回転防止ワッシャ11を使用することにより、燃料集合体の全長を変えずに、上部タイプレート4の位置を上方に移動させることができ、燃料棒の長さを増加させることができ、これによって燃料の高燃焼度化への対応や燃料経済性の向上やFPガス発生に対する信頼性向上に寄与する燃料集合体を提供することができる。
図8,9は本発明による他の実施形態のナット回転防止ワッシャを示している。図8はこの実施形態によるナット回転防止ワッシャの正面図、平面図、側面図を示し、図9はこの実施形態によるナット回転防止ワッシャの使用状態を示している。理解容易のため、図8,9において図2,3と共通する部分については図2,3と同一の符号を示す。
本実施形態は、クリップ部がストレートクリップ部11hになっている点以外は図2,3に示したナット回転防止ワッシャと同様になっている。ストレートクリップ部11hとは、2枚の対向する板材を有し、燃料棒の上部端栓9に弾発的に係合するのではなく、燃料棒の上部端栓9を両側から挟むようになっているものである。
本実施形態の係合部11dの部材は、対向する一対の垂直の板部材からなり、ストレートクリップ部11hと一体的に連続的に形成されている。機能的には、係合部11dの部材はストレートクリップ部11hの基端部分をなし、ストレートクリップ部11hはナットと係合する部分において係合部11dとして機能するようになっている。
本実施形態のストレートクリップ部11hは弾発的に燃料棒の上部端栓9と係合しないが、長さ方向と直交する方向の外力を受けた場合に変形しにくく、かつ、容易に取り付けたり、取り外したりすることができる。
治具との干渉が起こりにくい難い点、治具と干渉した場合でも変形し難い点、取り付けや取り外しがしやすい点、高さが低く燃料棒の有効長を長くできる点、燃料棒のプレナム部体積を大きくできる点などについては図2,3に示された実施形態と同様である。
図10,11は本発明によるさらに他の実施形態のナット回転防止ワッシャを示している。図10はこの実施形態によるナット回転防止ワッシャの正面図、平面図、側面図を示し、図11はこの実施形態によるナット回転防止ワッシャの使用状態を示している。理解容易のため、図2,3と共通する部分については図2,3と同一の符号を示す。
本実施形態は、係合部11dを形成する部材が単一の板部材からなり、かつ、係合部11dの先端部にクリップ部11eが設けられていない点を除いて、図2,3の実施形態のナット回転防止ワッシャと同じである。
本実施形態のナット回転防止ワッシャ11の係合部11dの部材は、ナット回転防止部11cの先端部から使用状態において結合燃料棒の上部端栓9に向かって水平に折り曲げられた板部材からなる。
本実施形態によるナット回転防止ワッシャ11は、図2,3の実施形態によるナット回転防止ワッシャと同様に、まず結合燃料棒の上部端栓9を上部タイプレートの格子部の燃料棒取り付け孔に挿通させ、ナット回転防止ワッシャ11を嵌着させる。
次にナット10を上部端栓9のネジ部9aに螺着させ、ナット回転防止ワッシャ11のナット回転防止部11cを垂直上方に折り曲げる。ナット回転防止部11cを垂直上方に折り曲げることにより、予めナット回転防止部11cに対して直角に折り曲げられた係合部11dはナット10の上方で、結合燃料棒の上部端栓9に向かって水平に延びる位置にフック状に配置される。これにより、ナット回転防止部11cはナット10の側面と係合し、ナット10の回転を防止する。係合部11dはナット10が上方に平行移動したときにナット10と係合し、ナット回転防止部11cとナット10の側面の相対位置を維持し、ナットの回転防止の機能を維持することができる。
本実施形態のナット回転防止ワッシャ11によっても、図2,3の実施形態によるナット回転防止ワッシャの作用効果を奏することができる。
燃料集合体の全体の縦断面図。 本発明の一実施形態による結合燃料棒のナット回転防止ワッシャの使用状態の斜視図。 ナット回転防止ワッシャの正面図、平面図、側面図。 本発明によるナット回転防止ワッシャを装着する方法を示す説明図。 本発明によるナット回転防止ワッシャを装着する方法を示す説明図。 従来のナット回転防止ワッシャと本発明によるナット回転防止ワッシャの爪部形状を比較した図。 従来のナット回転防止ワッシャと本発明のナット回転防止ワッシャの高さ関係を比較して示した説明図。 本発明の他の実施形態によるナット回転防止ワッシャの正面図、平面図、側面図。 本発明の他の実施形態によるナット回転防止ワッシャの使用状態の側面図。 本発明の他の実施形態によるナット回転防止ワッシャの正面図、平面図、側面図。 本発明の他の実施形態によるナット回転防止ワッシャの使用状態の側面図。 従来の一般的なナット回転防止ワッシャの平面図。 従来の一般的なナット回転防止ワッシャを取り付けた状態を示した図。
1 燃料集合体
2 燃料棒
2a 結合燃料棒
3 下部タイプレート
4 上部タイプレート
5 スペーサ
6 ウォーターロッド
7 チャンネルボックス
8 下部端栓
9 上部端栓
9a ネジ部
10 ナット
11 ナット回転防止ワッシャ
11a リング部
11b 連結部
11c ナット回転防止部
11d 係合部
11e クリップ部
11f 回り止めキー
11h ストレートクリップ部
11g 面取り
12 従来のナット回転防止ワッシャの爪部
13 従来のナット回転防止ワッシャ
20 従来のナット回転防止ワッシャ
20a リング部
20b 連結部
21 結合燃料棒
22 上部端栓
23 ナット
24 爪部

Claims (5)

  1. 結合燃料棒を上部タイプレートに係合させるナットの緩みを防止する結合燃料棒のナット回転防止ワッシャにおいて、
    少なくとも2本の結合燃料棒の上部端栓を挿通させ、前記結合燃料棒を上部タイプレートに係合させるナットと上部タイプレートの間に挟着されるリング部と、前記リング部を連結する連結部とを有し、
    前記リング部には、その半径方向外方に延在し、使用時に垂直上方に折り曲げられることにより、前記ナットの外周部と係合しナットの回転を防止するナット回転防止部が設けられ、
    前記ナット回転防止部の先端部には、使用状態で前記ナット回転防止部の先端部から前記結合燃料棒の上部端栓に向かって水平に延び、前記ナットが上方に平行移動したときにナットと係合する係合部が設けられ
    前記ナット回転防止部は、使用時に垂直上方に折り曲げられる板部材からなり、
    前記係合部を形成する部材は、前記ナット回転防止部の先端部から前記結合燃料棒の上部端栓に向かって水平に折り曲げられた、対向する一対の垂直の板部材からなる、
    ことを特徴とする結合燃料棒のナット回転防止ワッシャ。
  2. 前記対向する一対の垂直の板部材は、前記結合燃料棒の上部端栓に弾発的に係合することを特徴とする請求項1記載の結合燃料棒のナット回転防止ワッシャ。
  3. 前記対向する一対の垂直の板部材は、前記結合燃料棒の上部端栓を挟むことを特徴とする請求項1記載の結合燃料棒のナット回転防止ワッシャ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のナット回転防止ワッシャを使用することにより、使用状態のナット回転防止ワッシャの高さを短縮した分、燃料棒有効長を長くした燃料棒を有することを特徴とする燃料集合体。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載のナット回転防止ワッシャを使用することにより、使用状態のナット回転防止ワッシャの高さを短縮した分、プレナム部体積を増大させた燃料棒を有することを特徴とする燃料集合体。
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