JP5383422B2 - 車両検知集約伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両検知器からの信号を取り込みIP伝送等で交通量計測中央処理装置に伝送する交通量計測設備における信号処理ならびに伝送機能をもつ車両検知集約伝送装置に関するものである。
従来、高速道路本線上等に設置されている車両検知器(トラカン)を用いた車両交通量計測システムは、図2の「従来システム構成」に示されているように、現地に設置された車両検知器5により進行車両を検知し、FS変調された車両検知信号を管轄の管理事務所に設置している一次処理装置9へ送信する。一次処理装置では車両検知器5からの計測パルス信号を集め、この計測パルスを元に車両検知器単位毎、またはこれらを組み合わせ処理することで交通量や速度等を算出し、HDLC伝送により交通量計測中央処理装置7に送信する。交通量計測中央処理装置7では、一次処理装置9からの交通量データ等を元に集計することで管理エリア全体の渋滞判定、所要時間等を情報提供系中央処理装置へ配信し、情報板などにおいてお客様へ情報提供を行っていることが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
財団法人 高速道路技術センター「速度検出用画像処理型車両検知器の開発」 43−EXTEC、2001年3月発行、11−18頁 2−1 役割と情報の流れ 第1行から第12行
この従来型車両交通量計測システムにおいては次のような問題点がある。
ループコイル式車両検知器の信号を処理し、交通量計測情報を得るために一般的に使われているアルゴリズムにおいて、特に車両走行速度や車種判別は2つのループコイルの検出信号の時間関係の比較で求めており、実時間処理を必要としているために車両検知器と処理装置の信号伝達で実時間処理に必要とする各車両検知信号の間の時刻的関係がそのまま保持されている伝送を必要としている。これにより多数の車両検知器の計測情報をそのまま中央に集中的に集めようとする時、車両検知器毎に個別処理するのに必要な情報収集系の伝送路及びその制御は複雑となり、特に全てについての情報処理、伝達で統一した同期と時刻の照合を必要としている。
また、既存の交通量計測システムはアナログ的技術を基に構築されているものであって、情報の伝送や処理にディジタル化が主体である他設備との融合性に多くの問題を含んでいるが、既設車両検知器と交通量計測中央処理装置間を介する一次処理装置に代わる装置の伝送回線等は、実時間でリアルタイム伝送には適さないが効率的な伝送が可能なIP伝送等を適用する必要があり、これに対応する特別な処理が求められている。
また、既に広範に多くの車両検知器を設置し運用されている現状では、これらを全て新しいシステムに置き換えていくことはそのコスト的な問題も大きい。本発明はこうした問題を解決すべく、ディジタル化に対応した信号の生成変換、復元、伝送方式をもった装置を新たにし、さらに交通量計測での情報処理における実時間処理の制約を解消した処理方式の可能性を実現した。合わせて、既存設備との互換性を保ち、信頼性の向上、コスト的な軽減を実現しようとするものである。
(請求項1) 本発明にかかる第一の車両検知集約伝送装置は受信口、モデム、制御部及び伝送部を包含している。該受信口と該モデムはそれぞれ車両検知器及び該制御部とメタル線で並列に接続され、該受信口はベーシック伝送方式による直流パルス信号を直接に取り込む。該モデムは、トーンチャンネルの周波数多重方式で、FSK/FDM方式で伝送されてくる計測パルス信号を取り込んでチャンネルごとに分離復調して多重化前のチャンネルごとの車両検知パルスに戻す。該制御部は、該受信口に直接受信された車両検知の直流パルス信号又は該モデムにより分離生成された車両検知信号パルスを受信し、パルス幅やパルス間隔が一定でない各チャンネルの車両検知信号パルスを各チャンネル並列にパルス信号より短い同一の時間でのタイミングタイムでサンプリングし、基準時間からの各状態に応じたサンプリング数をそれぞれカウントし、計測信号パルスの継続時間及び次のパルスとの間の時間間隔をサンプリングパルス数として表し、これらのパルス数、チャンネル番号およびその基準時間情報とからなるパケット信号を生成する。そして、該伝送部は該制御部からのパケット信号をIP伝送で伝送設備を介して交通量計測中央装置へ送信する。
前述の各々のパケット信号はテキスト文として扱うことができ、サンプリングにおけるサンプリングの時間間隔は伝送の手段に関係することのない予め定めた一なものであり、これにより計測パルスをIP伝送等で伝送するときに生じる計測パルスの時間的誤差や伝送遅延時間の変動などへの伝送に要求されるQoSが確保され、受信側で元の各計測パルス信号に相似の信号への復元や処理での時間的伸縮を可能とする信号処理手段と伝送機能を持てる。
(請求項2)該伝送部は一時記憶装置を備え、該交通量計測中央装置からの予め定めた呼び出し時間毎の呼出しに応じて各計測パルス信号の発生及び終息時間並びに継続時間の伝送をできるようにしてもよい。
この予め定めた呼び出し時間ごととしては、例えば10秒や60秒ごとがある。
(請求項3)該伝送部は2つ以上の独立した送信機能を有し、2台以上の該交通量計測中央処理装置からの同時呼び出しに応じて各計測パルス信号の発生および終息時間並びに継続時間の伝送ができるようにしてもよい。
(請求項4)該車両検知器と該交通量計測中央処理装置の間に自身を配置することにより、通信線1回線を最小単位とし分散設置を可能としてもよい。
(請求項5)該車両検知器はループコイルを用いた既設の交通量計測設備に包含されており、該交通量計測設備を現状のまま利用してその検知信号を取込むようになっていてもよい。
(請求項6)該既設の交通量計測設備の該車両検知器と一次処理装置との間の伝送回線を分岐して該車両検知器を該一次処理装置と自身とに選択的に導結し、該既設交通量計測設備を運用しながらの設備切替を可能としてもよい。
(請求項7)本発明に係る第二の車両検知集約伝送装置は、請求項1の第一の車両検知集約伝送装置の構成の一部に変更が加えられている。即ち、サンプリングパルス数の代わりに、各チャンネルをあるキャラクタコードを構成する各ビット桁に割り当てる。各チャンネルを並列でサンプリングする都度そのチャンネルごとの信号の状態に応じた0と1とのビットの配列から定義されるキャラクタコードを生成する。該キャラクタコードの列又は生成キャラクタコードとそのコードの連続する数をパケット信号として生成する。
例えば、4ビット、8ビットで構成定義されたキャラクタコードまたは複数のこれらのキャラクタコードを組み合わせによりキャラクタコード列を定義し、そのキャラクタを構成する各ビット桁に各チャンネルをそれぞれ割り当てる。そして、各チャンネルを並列に同時に行われるサンプリングごとに各チャンネルのその処理による状態をキャラクタコードのビット桁1又は0に対応させてキャラクタコードを生成し、そのキャラクタコード列またはキャラクタコード別にカウントしたキャラクタコードとそのカウント数を、基準となる時刻情報とからなるパケット信号として生成することでもよい。
キャラクタコードを生成した伝送が行われているときは、元の車両検知信号パルスに復元することなく、その同じ位置にある前後のキャラクタの比較によりその変化や継続数と基準時刻情報から得る基準時刻を基にした時間位置とで、同様に交通量、車両走行速度、車種判別、車両占有率等の計測集計処理を行ってもよい。
また、パケットにして伝送されてきた信号から、交通量、車両走行速度、車種判別、車両占有率等の計測集計処理を行うと同様な処理を車両検知集約伝送装置にもたせ、その集計結果を交通量計測中処理装置に一定時間ごとに伝送するような構成にすることも妨げるものではなく、この場合でもその一次処理機能を含めて本発明での車両検知集約伝送装置とする。
(請求項8)前記の車両検知集約伝送装置で、該交通量計測中央処理装置は、該キャラクタコードに生成された信号の信号処理で前後のキャラクタコードを比較し、該前後のキャラクタコードの変化により該各ビット桁に割り当てられているチャンネルのビットの変化、即ち元の信号の状態変化の判別や比較を行い、または同じものが連続する時間を基準となる時刻信号を基に計測することにより、交通量、車種判別、走行速度、占有率等を求める処理を行うようにしてもよい。
本発明に係る第一の車両検知集約伝送装置によれば、交通量計測設備で既設車両検知器からの信号を取り込んで車両検知信号からの計測パルスをIP伝送等で伝送する時に生じる計測パルスの継続時間やパルス間の時間間隔に時間的誤差や伝送遅延時間の変動を、伝送でのパケット生成の過程で吸収し、受信側である交通量計測中央処理装置で元の各計測パルス信号の発生及び終息時刻並びに継続時間の再現を可能とするものであり、従来の一次処理装置を設けた場合に比べて、省スペースで分散配置可能となりシステムの信頼性が高くコストの増大を招かないものが得られる効果がある。
また、交通量計測での情報処理の過程で、元の信号のサンプリングの際に実際に使用したサンプリングの時間間隔によらず異なった時間間隔で処理することで、情報処理の実時間処理に加え高速処理も可能であり、かつ、既設設備との互換性が確保できることにより部分的な置き換えが可能で、交通量計測設備システムの増設や更新におけるコストの軽減が実現できる。
請求項2によれば、該伝送部は一時記憶装置を備え、該交通量計測中央装置からの予め定めた呼び出し時間毎の呼出しに応じて各計測パルス信号の発生及び終息時間並びに継続時間の伝送ができるようになっているので、該交通量計測中央装置における処理が効率的になる。
請求項3によれば、該伝送部は2つ以上の独立した送信機能を有し、2台以上の該交通量計測中央処理装置からの同時呼び出しに応じて各計測パルス信号の発生及び終息時間並びに継続時間の伝送ができるようにしたので、道路に沿って点在する複数の交通量計測中央処理装置が各自に該伝送部から情報を取得できる。
請求項4によれば、該車両検知器と該交通量計測中央処理装置の間に自身を配置することにより、通信線1回線を最小単位とし分散設置を可能としたので、通信回線の輻輳をなくせる。
請求項5によれば、該車両検知器はループコイルを用いたもので、既設の交通量計測設備に包含されており、該車両検知器を現状のまま利用してその検知信号を取込むようにしたので、コストを最小限に抑えることができる。
請求項6によれば、該既設の交通量計測設備の該車両検知器と一次処理装置との間の伝送回線を分岐して該車両検知器を該一次処理装置と自身とに選択的に導結し、該既設交通量計測設備を運用しながらの設備切替を可能としたので、既設交通量計測設備を稼働させながら、必要な時に切り替えることができ、新たな投資も省ける。
請求項7の本発明に係る第二の車両検知集約伝送装置よれば、請求項1の第一の車両検知集約伝送装置で、制御部の構成を、サンプリングパルス数の代わりに、各チャンネルをあるキャラクタコードを構成する各ビット桁に割り当て、各チャンネルを並列でサンプリングする都度そのチャンネルごとの信号の状態に応じた0と1とのビットの配列から定義されるキャラクタコードを生成し、該キャラクタコードの列又は生成キャラクタコードとそのコードの連続する数をパケット信号として生成するようにしたので、キャラクタコードを生成した伝送が行われているときは、元の車両検知信号パルスに復元することなく、その同じ位置にある前後のキャラクタの比較によりその変化や継続数と基準時刻情報から得る基準時刻を基にした時間位置とで、同様に交通量、車両走行速度、車種判別、車両占有率等の計測集計処理を行うことができる。また、パケットにして伝送されてきた信号から、交通量、車両走行速度、車種判別、車両占有率等の計測集計処理を行うと同様な処理を車両検知集約伝送装置に持たせ、その集計結果を交通量計測中処理装置に一定時間ごとに伝送するような構成にすることも妨げるものではなく、この場合も、その一次処理機能を含めて本発明での車両検知集約伝送装置に包含される。
請求項8によれば、前記の車両検知集約伝送装置で、該交通量計測中央処理装置は、該キャラクタコードに生成された信号の信号処理で前後のキャラクタコードを比較し、該前後のキャラクタコードの変化により該各ビット桁に割り当てられているチャンネルのビットの変化、即ち元の信号の状態変化の判別や比較を行い、または同じものが連続する時間を基準となる時刻信号を基に計測することにより、交通量、車種判別、走行速度、占有率等を求める処理を行うので、正確な車両検知を行える。
本発明のブロック構成図である。 従来と本発明のシステム構成比較図である。 交通量計測設備の新旧システムの切替方法のステップ1の説明図である。 同ステップ2の説明図である。 同ステップ3の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(請求項1)図1で、本発明に係る車両検知集約伝送装置Dは、受信口1、モデム2、制御部3及び伝送部4を包含している。この受信口1とモデム2はそれぞれ車両検知器5および制御部3とメタル線6で並列に接続される。受信口1はベーシック伝送方式による直流パルス信号を直接に取り込む。
モデム2は、トーンチャンネルの周波数多重方式で、FSK/FDM方式で伝送されてくる計測パルス信号を取り込んでチャンネルごとに分離復調して多重化前のチャンネルごとの車両検知パルスに戻す。
制御部3は、受信口1に直接受信された車両検知の直流パルス信号又はモデム2により分離生成された車両検知信号パルスを受信し、パルス幅やパルス間隔が一定でない各チャンネルの車両検知信号パルスを各チャンネル並列にパルス信号より短い同一の時間でのタイミングタイムでサンプリングし、基準時間からの各状態に応じたサンプリング数をそれぞれカウントし、計測信号パルスの継続時間および次のパルスとの間の時間間隔をサンプリングパルス数として表し、これらのパルス数、チャンネル番号及びその基準時間情報とからなるパケット信号を生成する。
伝送部4は制御部3からのパケット信号をIP伝送で伝送設備(図示省略)を介して交通量計測中央装置7へ送信する。
この場合、計測パルスをIP伝送等で伝送するときに生じる計測パルスの時間的誤差や伝送遅延時間の変動などへの伝送に要求されるQoSが確保され、受信側で元の各計測パルス信号に相似の信号への復元や処理での時間的伸縮を可能とする信号処理手段と伝送機能を持てる。また、従来の一次処理装置9を設けた場合に比べ、省スペースで分散配置可能となり、システムの信頼性が高く、コストの増大を招かないものが得られる。更に、交通量計測での情報処理の過程で、元の信号のサンプリングの際に実際に使用したサンプリングの時間間隔によらず異なった時間間隔で処理することで、情報処理の実時間処理に加え高速処理も可能である。
図2は従来システム(左側)と本発明システム(右側)を比較したもので、上下方向の区画では、上段から下段に順次、中央局、管理事務所、IC(インターチェンジ)通信機械室、現地となっている。なお、5’はIP車両検知器を示す。
(請求項2)伝送部4は一時記憶装置41を備え、交通量計測中央処理装置7からの予め定めた呼び出し時間毎の呼出しに応じて各計測パルス信号の発生及び終息時間並びに継続時間の伝送をする。
この場合、交通量計測中央処理装置7における処理が効率的になる。
(請求項3)伝送部4は2つ以上の独立した送信機能を有し、2台以上の交通量計測中央処理装置7からの同時呼び出しに応じて各計測パルス信号の発生及び終息時間並びに継続時間の伝送をする。
この場合、道路に沿って点在する複数の交通量計測中央処理装置7が各自に伝送部4から情報を取得できる。
(請求項4)車両検知器5と交通量計測中央処理装置7の間に自身、即ち車両検知集約伝送装置D、を配置することにより、通信線1回線を最小単位とし分散設置を可能としてある。
この場合、通信回線の輻輳をなくせる。
(請求項5)車両検知器5はループコイルを用いたもので、既設の交通量計測設備8に包含されており、この車両検知器5を現状のまま利用してその検知信号を取込むようになっている。
この場合、コストを最小限に抑えることができる。
(請求項6)既設の交通量計測設備8の車両検知器5と一次処理装置9との間の伝送回線10を分岐して車両検知器5を一次処理装置9と自身(車両検知集約伝送装置)Dとに選択的に導結し、既設の交通量計測設備8を運用しながらの設備切替が可能となっている。
図3(a)−図3(c)は交通量計測設備8の新旧システムの切り替え方法をステップ1−3に分けて示したものである。図は3分割されているが、本来は1図面である。なお、同図中、「構成」の欄で、上から下に順次、「中央局」、「管理事務所」、「IC(インターチェンジ)」、「現場(車両検知部)」に管轄を画定している。また、各図のほぼ中央の二点縦鎖線の左側は「既設側」で右側は「新設側」を示している。なお、管理事務所管轄でVDFと車両検知集約伝送装置D間の回線で、破線は非接続、実線は接続状態を示す。
ステップ1では既設の交通量計測設備8の運用を行いながら、既設の交通量計測中央装置7’局から新設の交通量計測中央装置7と局への移行を行うため、両中央局を並行稼働しながら移行作業を行う。
ステップ2では、第1に既設一次処理装置9が設置されている通信機械室のVDFから車両検知信号(FS信号)を並列接続で新設の車両検知集約伝送装置Dと接続する。第2に新中央局側のイベント処理装置11は二重系のうち、待機系を試験系に切り替えて新設の交通量計測中央処理装置7と接続する。第3に車両検知信号は既設一次処理装置9と新設の車両検知集約伝送装置Dに並列入力され、新旧中央局の並行運用が可能となる。
ステップ3では第1に新中央局の交通量計測中央処理装置7に取込み完了(試験完了)した端末から、VDF接続の車両検知信号を既設一次処理装置9から新設の車両検知集約伝送装置Dに接続替えする。第2に新中央局は試験系を待機系に戻し、新中央局での運用を可能とする。
この場合、既設設備との互換性が確保できることにより、既設の交通量計測設備8を稼働させながら必要な時に切り替えることができ、かつ、既設の交通量計測設備8との互換性が確保できることにより部分的な置き換えが可能で、交通量計測設備システムの増設や更新におけるコストの軽減が実現できる。
(請求項7)本発明に係る第二の車両検知集約伝送装置は、受信口1、モデム2、制御部3及び伝送部4を包含している。この受信口1とモデム2はそれぞれ車両検知器5及び制御部3とメタル線6で並列に接続されている。受信口1はベーシック伝送方式による直流パルス信号を直接に取り込む。モデム2は、トーンチャンネルの周波数多重方式で、FSK/FDM方式で伝送されてくる計測パルス信号を取り込んでチャンネルごとに分離復調して多重化前のチャンネルごとの車両検知パルスに戻す。
制御部3は、受信口1に直接受信された車両検知の直流パルス信号又はモデム2により分離生成された車両検知信号パルスを受信し、パルス幅やパルス間隔が一定でない各チャンネルの車両検知信号パルスを各チャンネル並列にパルス信号より短い同一の時間でのタイミングタイムでサンプリングし、サンプリングパルス数の代わりに、各チャンネルをあるキャラクタコードを構成する各ビット桁に割り当て、各チャンネルを並列でサンプリングする都度そのチャンネルごとの信号の状態に応じた0と1とのビットの配列から定義されるキャラクタコードを生成し、該キャラクタコードの列又は生成キャラクタコードとそのコードの連続する数をパケット信号として生成する。
そして、伝送部4は制御部3からのパケット信号をIP伝送で伝送設備を介して交通量計測中央処理装置7へ送信する。
この場合、キャラクタコードを生成した伝送が行われているときは、元の車両検知信号パルスに復元することなく、その同じ位置にある前後のキャラクタの比較によりその変化や継続数と基準時刻情報から得る基準時刻を基にした時間位置とで、同様に交通量、車両走行速度、車種判別、車両占有率等の計測集計処理を行うことができる。
(請求項8)この車両検知集約伝送装置において、交通量計測中央処理装置7は、キャラクタコードに生成された信号の信号処理で前後のキャラクタコードを比較し、この前後のキャラクタコードの変化により各ビット桁に割り当てられているチャンネルネルのビットの変化、即ち元の信号の状態変化の判別や比較を行い、または同じものが連続する時間を基準となる時刻信号を基に計測することにより、交通量、車種判別、走行速度、占有率等を求める処理を行うようになっている。
この場合、正確な車両検知を行える。
1 受信口
2 モデム
3 制御部
4 伝送部
41 一時記憶装置
5 車両検知器
6 メタル線
7 交通量計測中央処理装置
8 交通量計測設備
9 一次処理装置
10 伝送回線
11 イベント処理装置
D 車両検知集約伝送装置

Claims (8)

  1. 受信口(1)、モデム(2)、制御部(3)及び伝送部(4)を包含し、
    該受信口(1)と該モデム(2)はそれぞれ車両検知器(5)および該制御部(3)とメタル線(6)で並列に接続され、
    該受信口(1)はベーシック伝送方式による直流パルス信号を直接に取り込み、
    該モデム(2)は、トーンチャンネルの周波数多重方式で、FSK/FDM方式で伝送されてくる計測パルス信号を取り込んでチャンネルごとに分離復調して多重化前のチャンネルごとの車両検知パルスに戻し、
    該制御部(3)は、該受信口(1)に直接受信された車両検知の直流パルス信号又は該モデム(2)により分離生成された車両検知信号パルスを受信し、パルス幅やパルス間隔が一定でない各チャンネルの車両検知信号パルスを各チャンネル並列にパルス信号より短い同一の時間でのタイミングタイムでサンプリングし、基準時間からの各状態に応じたサンプリング数をそれぞれカウントし、計測信号パルスの継続時間及び次のパルスとの間の時間間隔をサンプリングパルス数として表し、これらのパルス数、チャンネル番号およびその基準時間情報とからなるパケット信号を生成し、
    該伝送部(4)は該制御部(3)からのパケット信号をIP伝送で伝送設備を介して交通量計測中央処理装置(7)へ送信する
    ことを特徴とする車両検知集約伝送装置(D)。
  2. 該伝送部は(4)一時記憶装置(41)を備え、該交通量計測中央処理装置(7)からの予め定めた呼び出し時間毎の呼出しに応じて各計測パルス信号の発生及び終息時間並びに継続時間の伝送ができるようになっている請求項1に記載の車両検知集約伝送装置(D)。
  3. 該伝送部(4)は2つ以上の独立した送信機能を有し、2台以上の該交通量計測中央処理装置(7)からの同時呼び出しに応じて各計測パルス信号の発生及び終息時間並びに継続時間の伝送ができるようになっている請求項1又は2に記載の車両検知集約伝送装置(D)。
  4. 該車両検知器(5)と該交通量計測中央処理装置(7)の間に自身(D)を配置することにより、通信線1回線を最小単位とし分散設置を可能とした請求項1、2又は3に記載の車両検知集約伝送装置(D)。
  5. 該車両検知器(5)はループコイルを用いた既設の交通量計測設備(8)に包含されており、該交通量計測設備(8)を現状のまま利用してその検知信号を取込むようになっている請求項1、2、3又は4に記載の車両検知集約伝送装置(D)。
  6. 該既設の交通量計測設備(8)の該車両検知器(5)と一次処理装置(9)との間の伝送回線(10)を分岐して該車両検知器(5)を該一次処理装置(9)と自身(D)とに選択的に導結し、該既設の交通量計測設備(8)を運用しながらの設備切替を可能とした請求項5に記載の車両検知集約伝送装置(D)。
  7. 受信口(1)、モデム(2)、制御部(3)及び伝送部(4)を包含し、
    該受信口(1)と該モデム(2)はそれぞれ車両検知器(5)及び該制御部(3)とメタル線(6)で並列に接続され、
    該受信口(1)はベーシック伝送方式による直流パルス信号を直接に取り込み、
    該モデム(2)は、トーンチャンネルの周波数多重方式で、FSK/FDM方式で伝送されてくる計測パルス信号を取り込んでチャンネルごとに分離復調して多重化前のチャンネルごとの車両検知パルスに戻し、
    該制御部(3)は、該受信口(1)に直接受信された車両検知の直流パルス信号又は該モデム(2)により分離生成された車両検知信号パルスを受信し、パルス幅やパルス間隔が一定でない各チャンネルの車両検知信号パルスを各チャンネル並列にパルス信号より短い同一の時間でのタイミングタイムでサンプリングし、サンプリングパルス数の代わりに、各チャンネルをあるキャラクタコードを構成する各ビット桁に割り当て、各チャンネルを並列でサンプリングする都度そのチャンネルごとの信号の状態に応じた0と1とのビットの配列から定義されるキャラクタコードを生成し、該キャラクタコードの列又は生成キャラクタコードとそのコードの連続する数をパケット信号として生成し、
    該伝送部(4)は該制御部(3)からのパケット信号をIP伝送で伝送設備を介して交通量計測中央処理装置(7)へ送信する
    ことを特徴とする車両検知集約伝送装置(D)。
  8. 請求項7に記載の車両検知集約伝送装置において、該交通量計測中央処理装置(7)は、該キャラクタコードに生成された信号の信号処理で前後のキャラクタコードを比較し、該前後のキャラクタコードの変化により該各ビット桁に割り当てられているチャンネルのビットの変化すなわち元の信号の状態変化の判別や比較を行い、または同じものが連続する時間を基準となる時刻信号を基に計測することにより、交通量、車種判別、走行速度、占有率等を求める処理を行う車両検知集約伝送装置(D)。
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