JP5379705B2 - 能動型防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、防振対象部材に装着され、コイル部への通電によって可動要素を加振することにより能動的な防振効果を発揮することが可能な能動型防振装置に関する。
例えば、車両のボディ等のように振動低減が要請される防振対象部材において振動を低減するためには、一般的に、ショックアブソーバやゴム弾性体等の減衰効果を利用した振動減衰機構や、コイルスプリングやゴム弾性体等のばね効果を利用した振動絶縁機構が採用されている。これらの振動減衰機構及び振動絶縁機構は、何れも受動的な防振作用を発揮するものであるため、近年、より積極的且つ高度な防振効果を発揮するものが要求されている。
この種の能動型防振装置に関し、例えば、特許文献1には、出力部材と固定側支持部材の同心状の位置決めが高度に設定されることにより、コイルと永久磁石との間のクリアランスが高精度に設定され、出力部材を効率的に加振変位させることができるとする能動型防振装置が開示されている。
特開2008−208895号公報
ところで、特許文献1に開示された能動型防振装置において、可動側の出力部材としては、装置本体の中心部に軸方向に沿って加振変位可能に支持されたロッド状のコア金具と、前記コア金具に外嵌された内側ヨークと、前記内側ヨークの外径側に所定のクリアランスを介して連結される略円筒状の外側ヨークと、前記内側ヨークと前記外側ヨークとの周方向に沿った間であって内側ヨークの環状段部に装着される円筒状の永久磁石とによって構成され、これらのコア金具、内側ヨーク、外側ヨーク及び永久磁石が一体的に上下方向に沿って変位可能に設けられ、一方、固定側としては、前記永久磁石と前記外側ヨークとの間に配置されたコイルが装置本体によって支持される構成が採用されている。
この場合、内側ヨークに外嵌される円筒状の永久磁石は、その内径面と外径面との間で異なる磁極が形成された径方向の着磁がなされており、永久磁石によって発生する磁束とコイルへの通電により発生する磁束によって、永久磁石の内径側に配置された前記内側ヨークにおいて磁気飽和を招来し、磁路中の磁気損失が大きくなって磁気推力、すなわち、可動要素に対して付与される加振力を向上させることが困難となるおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みてなされたものであり、磁気飽和を防止して磁路中における磁気損失を抑制することにより、従来と比較して磁気推力(加振力)を向上させることが可能な能動型防振装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、防振対象部材の振動を能動的に抑制する能動型防振装置であって、本体部と、前記本体部内に弾性支持され前記本体部の軸方向に沿って変位可能に組み付けられる可動要素と、前記本体部内に設けられ前記本体部に固定されるコイル部とを備え、前記可動要素は、前記本体部の軸方向に沿って支持される可動軸体と、前記可動軸体に保持され前記可動軸体の軸方向に沿って連設される第1ヨーク、第2ヨーク及び永久磁石を有し、前記永久磁石は、前記可動軸体の軸方向に沿って着磁され前記第1ヨークと前記第2ヨークとの間に介装され、前記可動軸体の軸方向に沿った一方側には、軸方向に沿った他方側に向かって前記第1ヨーク及び前記永久磁石を押圧する弾性部材と、前記可動軸体の外周面に係止される係止部材とが設けられ、前記可動軸体の軸方向に沿った他方側には、他の部位と比較して拡径する係止部が設けられ、前記可動要素は、一方側の前記弾性部材から他方側の前記係止部に向って、前記第1ヨーク、前記永久磁石及び前記第2ヨークの順序で前記可動軸体の軸方向に沿って密接配置されることを特徴とする。
本発明によれば、本体部に固定されたコイル部への通電によって加振力(推進力)が発生し、この加振力によって可動軸体、第1ヨーク、第2ヨーク及び永久磁石を含む可動要素が可動軸体の軸方向に沿って変位せしめられる。この結果、可動要素の変位に基づく加振力が本体部を媒介して防振対象部材に伝達され、例えば、車両ボディ等において問題となる振動が能動的に又は相殺的に低減される。
本発明では、第1ヨークと第2ヨークとの間に永久磁石を介装し、しかも、第1ヨーク、永久磁石、及び、第2ヨークの順序で可動軸体の軸方向に沿って連設配置している。そこで、本発明では、永久磁石の内周側にヨークを配置しない構造を採用することが可能となり、永久磁石から第1ヨークへ受け渡される磁束の磁路面積を大きく設定することができ、永久磁石と第1ヨークとの間における磁気飽和の発生を好適に防止することができる。この結果、本発明では、磁気飽和を防止して磁路中における磁気損失を抑制することにより、磁気推力を向上させることができる。
また、本発明では、第1ヨークの外径側下部に環状の傾斜面からなるテーパ面を形成することにより、漏れ磁束の発生を防止することができる。従って、本発明では、第1ヨークの外径側上部から積極的にコイル部側へ磁束が受け渡されることとなって、磁気推力に寄与しない磁束(漏れ磁束)の発生を極力抑制することができる。この結果、本発明では、磁気飽和及び漏れ磁束の発生を防止して磁路中における磁気損失を抑制することにより、磁気推力をより一層向上させることができる。
さらに、本発明では、可動軸体の他方側に向かって第1ヨーク及び永久磁石を押圧する弾性部材を設けることにより、可動軸体の軸方向に沿って永久磁石と第1ヨークとを密接(密着)させることができ、可動軸体の他方側である係止部側に永久磁石及び第1ヨークを配置することができる。この場合、例えば、仮に、温度差が生じたとしても、弾性部材が永久磁石、第1ヨーク及び可動軸体等の各可動要素の線膨張係数の差を緩和するように作用するため、温度差があっても各可動要素を可動軸体の他方側に密接させることができる。このように本発明では、磁気効率を向上させることができると共に、弾性部材によって可動軸体の他方側に押圧されるため、永久磁石及び第1ヨークのガタツキを防止することができる。
さらにまた、本発明では、可動軸体の頭部に拡径した係止部を設け、前記可動軸体の係止部を第2ヨークの中央孔部に圧入固定することにより、可動軸体の軸方向に沿って第2ヨークと永久磁石とを密接(密着)して配置することができる。この結果、本発明では、可動軸体の軸方向に沿って、順に、第1ヨーク、永久磁石及び第2ヨークを密接配置した状態で保持(固定)することができ、サブアッシー化された可動要素を構成することができる。
またさらに、本発明では、第2ヨークを永久磁石と密接配置することにより、第2ヨークに向けて永久磁石及び第1ヨークが押圧されるため、より一層可動軸体の軸方向に沿って密着して磁気効率を向上させることができる。
本発明によれば、磁気飽和を防止して磁路中における磁気損失を抑制することにより、従来と比較して磁気推力(加振力)を向上させることが可能な能動型防振装置を得ることができる。
本発明の実施形態に係る能動型防振装置として機能する制振装置の概略分解斜視図である。 前記制振装置の軸方向に沿った縦断面図である。 図2の部分拡大縦断面図である。 可動機構の要部分解縦断面図である。 永久磁石を示したものであり、(a)は、その斜視図、(b)は、平面図、(c)は、着磁方向を示す断面図である。 (a)及び(b)は、組付体に対して、第2ヨークを圧入する状態を説明する縦断面図、(c)は、(b)のC部拡大断面図である。 (a)及び(b)は、前記制振装置の組付工程を示す縦断面図である。 (a)及び(b)は、前記制振装置の組付工程を示す縦断面図である。 (a)及び(b)は、前記制振装置の他の組付工程を示す縦断面図である。 (a)は、本実施形態において発生する磁束の流れを示した説明図、(b)は、比較例において発生する磁束の流れを示した説明図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る能動型防振装置として機能する制振装置の概略分解斜視図、図2は、前記制振装置の軸方向に沿った縦断面図である。
図1及び図2に示すように、この制振装置10は、下部側のベースボディ12と、上部側のハウジング14とを備え、前記ベースボディ12と前記ハウジング14とが一体的に結合して本体部が構成される。
すなわち、有底円筒状に形成されたハウジング14底部の開口側端部に対して、円筒状に形成されたベースボディ12の上部側の一端部が嵌合配置されて一体的に結合される。なお、前記ベースボディ12と前記ハウジング14との結合部位には、環状溝を介してシール部材16aが設けられ、前記シール部材16aによってハウジング14及びベースボディ12の内部が好適にシールされる。また、ハウジング14には、後記するカプラ18の逃げとして機能する切り欠き部20が形成されている。
下部側のベースボディ12は、上下面にそれぞれ略円形状の開口を有する略円筒体からなり、外周面から半径外方向に突出する取付部12aの孔部12bに挿通される大径のボルト部材22aを介して、例えば、自動車のエンジンフレームや車体フレーム等の防振対象部材24に固定される。上部側のハウジング14は、天井面を形成する有底円筒体からなり、前記ハウジング14の中心部には、略円形状の開口部14aが形成される。
図2に示されるように、前記ハウジング14の開口部14aは、ねじ部に螺入される閉塞部材26によって閉塞され、また、開口部14aの近傍部位に形成された環状溝内にシール部材16bが装着され、閉塞部材26のフランジ26aとハウジング14の上面との間で好適にシールされる。前記閉塞部材26の中央底面部には、後記する第2固定部材48bの頭部が当接して上方位置を規制するストッパゴム27が装着される。なお、図1では、閉塞部材26及びシール部材16bを省略して、ハウジング14の開口部14aが露呈した状態を示している。
ハウジング14の下部側外周面には、径方向に沿って膨出形成された膨出部14bが複数個所(例えば、4個所)設けられ、前記膨出部14bに形成された一組の異径のねじ孔14c、14dには、異径の一組のボルト部材22b、22cがそれぞれ螺入される。この異径の一組のボルト部材22b、22cは、一組のねじ孔14c、14dの下方から上方に向ってそれぞれ取り付けられる。
下部側のベースボディ12と上部側のハウジング14によって閉塞された空間部内には、略水平方向に沿って延在する下部側の第1板ばね部材28a及び上部側の第2板ばね部材28bのばね力によって、可動機構(可動要素)30が上下方向に沿って加振変位可能に設けられる。
なお、第2板ばね部材28bは、ねじ部材32aによってハウジング14の天井面(内壁)に固定され、一方、第1板ばね部材28aは、ベースボディ12から内方に向かって突出する円板状支持部34(後記する)の下面にねじ部材32bによって固定される。また、ねじ部材32aによってハウジング14の天井面に固定される前記第2板ばね部材28bの固定位置(ねじ部材32aの軸線位置)は、後記する可動機構30の種々の構成要素の最大外径よりも内径側に設定されることにより、ハウジング14の外径の小型化を達成することができる。
図3は、図2の部分拡大縦断面図、図4は、可動機構の要部分解縦断面図である。
この可動機構30は、上下方向に沿って延在し下部側の第1板ばね部材28aと上部側の第2板ばね部材28bとの間に上下方向に沿って配設される円筒状の可動軸体36を備え、前記可動軸体36の軸方向には、下方から上方に向って、順に、第1ヨーク38、永久磁石40及び第2ヨーク42がそれぞれ連設して配置される。
この場合、可動軸体36の頭部(上部)が他の部位と比較して所定長だけ拡径して形成された係止部36aを有し、前記係止部36aによって第1ヨーク38及び永久磁石40の上方位置が規制される。また、前記第1ヨーク38の下部側で可動軸体36の外周面には、例えば、皿ばね等の弾性部材44が装着され、前記弾性部材44によって第1ヨーク38及び永久磁石40が可動軸体36の上方(係止部36a)に向って押圧(付勢)されるように設けられる。さらに、可動軸体36の外周面に形成された環状溝36bには、例えば、Cクリップ等からなる係止部材46が係止(装着)され、この係止部材46によって第1ヨーク38及び永久磁石40の下方への落下を阻止して可動軸体36に対して第1ヨーク38及び永久磁石40が一体的に保持される。
円筒状に形成された可動軸体36の軸方向に沿った貫通孔36cの下部側及び上部側には、それぞれ、ねじ部が設けられる。可動軸体36の下部側のねじ部には、ボルト状の第1固定部材48aが螺入され、前記第1固定部材48aを介して後記する支持ゴム弾性体50、リング状のスペーサ52、第1板ばね部材28aが一体的に可動軸体36に対して固定(締結)される。また、可動軸体36の上部側のねじ部には、後記するように、ハウジング14の開口部14aを介して挿通されるボルト状の第2固定部材48bが螺入され、前記第2固定部材48bを介して第2板ばね部材28b及び第2ヨーク42が一体的に可動軸体36に対して固定(締結)される。
図4に示されるように、第1ヨーク38は、略円盤状からなり、中心部に可動軸体36が貫通する貫通孔38aを有すると共に、外径側下部には、後記する弾性部材44側に向かって徐々に縮径する環状の傾斜面からなり、漏れ磁束の発生を防止するテーパ面38bが形成されている。この点については、後記で詳細に説明する。
図5は、永久磁石を示したものであり、図5(a)は、その斜視図、図5(b)は、平面図、図5(c)は、着磁方向を示す断面図である。
永久磁石40は、図5(a)に示されるように、全体形状が略環状体からなり、中心部に可動軸体36が貫通する貫通孔40aを有すると共に、軸方向に沿った上面と下面との間で相反する磁極が着磁されている。
この永久磁石40は、図5(b)に示されるように、略半円状に二分割された半割り構造体からなり、この半割り構造体は、例えば、SUS(JIS)等の非磁性材料で形成された有底円筒状のホルダ54内に環状に収納配置される。前記ホルダ54の上部開口部には、例えば、鉄等の磁性材料で形成された円板状のカバー部材56が嵌入されることにより、永久磁石40の押さえとしている。永久磁石40の着磁方向(図5(c)の矢印参照)としては、例えば、軸方向に沿った上面をS極とし下面をN極にそれぞれ着磁することにより、半割り構造体における同極同士(上面同士、下面同士)が反発し合ってホルダ54の底部内周面に好適に収納される。
なお、永久磁石40は、前記のような分割構造体に限定されるものではなく、例えば、ホルダ54及びカバー部材56を省略して環状体の単体からなる永久磁石40を用いてもよい。また、全体形状として環状体からなる永久磁石40は、二分割に限定されるものではなく、任意に分割された複数の永久磁石を、ホルダ54内で環状に収納配置するようにしてもよい。さらに、永久磁石40の材料としては、例えば、合金系、フェライト系、希土類サマリウム・コバルト(Sm−Co)系、希土類ネオジウム(Nd−Fe−B)系のいずれであってもよい。
第2ヨーク42は、略有底円筒体からなり、可動軸体36の中心部から半径外方向に向かって拡径する傘部42aと、前記傘部42aに連続し可動軸体36の軸方向に沿って折曲し可動軸体36の軸線と略平行に延在する環状部42bとから構成される。前記傘部42aは、中心部から外径側に向かって肉厚が徐々に薄肉となるように形成される。また、環状部42bは、第1ヨーク38及び永久磁石40から径方向に沿って所定長だけ離間すると共に、後記するコイル部58をも含んで囲繞するように設けられる。
換言すると、可動軸体36の上部に拡径された係止部36aを形成すると共に、可動軸体36の下部側に係止部材46を装着し、前記係止部36aと前記係止部材46との間に、上部側の係止部36a側から順に永久磁石40、第1ヨーク38を可動軸体36の軸方向に沿って連設して配置し、第1ヨーク38と係止部材46との間に、第1ヨーク38を上方(永久磁石40側)に向って付勢(押圧)する弾性部材44を配設している。
なお、本実施形態では、可動軸体36の頭部に対し係止部36aを一体的に膨出形成しているが、前記係止部36aを可動軸体36と別体で形成し、可動軸体36の頭部に固定するようにしてもよい。さらに、例えば、皿ばね付クリップ等を用いることにより、弾性部材44と係止部材46とを一体的に構成するようにしてもよい。
第2ヨーク42の中心部には、後記する第2固定部材48bが挿入される孔部と、前記孔部に連続し、可動軸体36の係止部36aが圧入可能な中央孔部42cとが形成され、前記中央孔部42cを介して第2ヨーク42と永久磁石40とが可動軸体36の軸方向に沿って密接配置される。
ベースボディ12の軸方向に沿った略中央部の内壁には、内方に向かって所定長だけ突出する円板状支持部34が設けられ、前記円板状支持部34の下面(一面)には、ねじ部材32bを介して第1板ばね部材28aが取着されると共に、前記円板状支持部34の上面(他面)には、ねじ部材32cを介してコイル部58が取着される。
すなわち、ベースボディ12の内壁には、内径側に略水平方向に向かって所定長だけ突出する環状の円板状支持部34が設けられ、前記円板状支持部34のベースボディ12の内壁に近接する外径側には、下方側からねじ孔に螺入されるねじ部材32bを介して第1板ばね部材28aが固定される。一方、円板状支持部34の可動軸体36側に近接する内径側には、上方からねじ孔に螺入される他のねじ部材32cを介してコイル部58が取着される。
なお、本実施形態では、コイル部58を支持する円板状支持部34をベースボディ12と一体的に形成しているが、ベースボディ12と別体で形成された円板状支持部34を前記ベースボディ12にねじ部材等で固定するようにしてもよい。
このコイル部58は、例えば、樹脂製材料等の非導電性材料で形成されたコイルボビン60と、前記コイルボビン60に巻回されるコイル62と、前記コイルボビン60の上端面及び下端面を挟持してコイル62を保持する第1保持プレート64a及び第2保持プレート64bとを備える。前記第1保持プレート64a及び第2保持プレート64bは、例えば、SUS等の非磁性材料によって形成されるとよい。なお、コイルボビン60を省略してボビンレス構造のコイル62を用いてもよい。
また、前記コイル62は、リード線を介して外部に露呈するカプラ18の端子部と電気的に接続される。この場合、第2ヨーク42を構成する環状部42bの裾部には、コイルボビン60の厚肉部60aとの当接を回避するための逃げとして機能する切り欠き部42d(図1参照)が設けられる。
第1板ばね部材28aの下方側には、内径面が第1金具66aと一体的に加硫接着されると共に、外径面が第2金具66bと一体的に加硫接着され、可動機構30を支持する支持ゴム弾性体50が設けられる。前記第1金具66aは、略有底円筒体によって形成され、前記第2金具66bは、環状の帯体によって形成される。
この場合、支持ゴム弾性体50の内径側の第1金具66aがリング状のスペーサ52を介在させて可動軸体36の下端部に締結される第1固定部材48aによってねじ締結され、一方、支持ゴム弾性体50の外径側の第2金具66bが蓋部材68によってベースボディ12の内壁に固定される。なお、第1金具66aに近接する支持ゴム弾性体50の内径側下部には、蓋部材68に当接して下方位置を規制するストッパ部50aが設けられる。
また、蓋部材68は、下方側から螺入されるボルト部材22cによって前記ベースボディ12の底部に固定される。なお、蓋部材68とベースボディ12との結合部位には、環状段部を介してシール部材16cが装着され、前記シール部材16cによってベースボディ12及びハウジング14内への雨水等の浸入が好適に阻止される。
本実施形態に係る制振装置10は、基本的に以上のように構成されるものであり、次にその作用効果について説明する。
先ず、可動機構30の組付工程について説明する。
図4に示されるように、可動軸体36の係止部36aが形成されていない下方側の端部から、カバー部材56、永久磁石40、ホルダ54、第1ヨーク38及び弾性部材44をそれぞれ可動軸体36の軸方向に沿って順次挿通させた後、例えば、Cクリップからなる係止部材46を可動軸体36の外周面に形成された環状溝36bに装着(係止)することによって組付体が構成される。
この場合、可動軸体36の軸方向に沿って挿通されたカバー部材56や永久磁石40等は、可動軸体36の係止部36aに当接してその上限位置が規制されると共に、弾性部材44の押圧力(ばね力)によって第1ヨーク38が永久磁石40側に向かって密着する方向に付勢される。なお、可動軸体36の軸方向に沿って各要素が連設して組み付けられた状態において、永久磁石40の軸方向に沿って異なる磁極がそれぞれ着磁される。
図6(a)及び図6(b)は、このようにして組み付けられた組付体に対して、第2ヨークを圧入する状態を説明する縦断面図、図6(c)は、図6(b)のC部拡大断面図である。
図6(a)及び図6(b)に示されるように、組立体を構成する可動軸体36の係止部36aに対して、第2ヨーク42の中央孔部42cを可動軸体36の軸方向に沿って圧入する。この場合、中央孔部42cに形成された環状段差部に可動軸体36の端面が当接することにより、軸方向への圧入が規制される。第2ヨーク42を可動軸体36に圧入する際、永久磁石40が着磁されているが、カバー部材56は、可動軸体36の係止部36aによってその上方位置が規制されるため、第2ヨーク42側に貼り付くことが阻止される。このため、組付性を良好とすることができる。
なお、カバー部材56は、永久磁石40の押さえ部材としているが、磁性材料で形成されていることから、第2ヨーク42と永久磁石40との間における磁束の流れを極力妨げないようになっている。また、カバー部材56の外周部は、ホルダ54の上部開口部の内周に嵌合配置されていることから、第2ヨーク42が可動軸体36に圧入されて第2ヨーク42におけるカバー部材56の対向部位がカバー部材56に当接した後、前記した第2ヨーク42における圧入規制位置に到達すると、第2ヨーク42、カバー部材56、永久磁石40、ホルダ54及び第1ヨーク38が弾性部材44の押圧力(ばね力)によって各々密接配置されることになる。この結果、可動機構30を構成する前記各要素が可動軸体36の軸方向に沿って密接配置されるので、磁気効率を向上させることが可能となる。
図6(c)に示されるように、永久磁石40の外周縁部40bがR状に面取りされているが、ホルダ54の開口部に嵌入されるカバー部材56を設けることにより、可動軸体36に形成された僅かな環状段部36dで前記カバー部材56を係止することができる。この結果、後記するように、第2ヨーク42における磁束の流れる有効面積の減少を極力抑制することができる。なお、永久磁石40への着磁は、第2ヨーク42を可動軸体36に圧入した後に行ってもよい。
図7〜図9は、制振装置10の組付工程を示す縦断面図である。
先ず、図7(a)に示されるように、ベースボディ12の円板状支持部34に対し、下方から螺入されるねじ部材32bを介して第1板ばね部材28aを固定すると共に、上方から螺入される他のねじ部材32cを介してコイル部58を固定する。続いて、第2ヨーク42を含む可動機構30の組付体を上方から挿入し、可動機構30を構成する可動軸体36の軸方向に沿った下端部を第1板ばね部材28aの上面に当接させて支持する。
次に、図7(b)に示されるように、予め、ねじ部材32aによって天井面に固定された第2板ばね部材28bを備えたハウジング14をベースボディ12に対して嵌合させ、ボルト部材22bでハウジング14とベースボディ12とを一体的に締結する。
また、図7(b)に示されるように、ハウジング14の中央部に形成された開口部14aに沿って第2固定部材48bを挿通した後、図8(a)に示されるように、前記第2固定部材48bを可動軸体36の上部側のねじ部に螺入することによって、可動機構30の上端側が第2板ばね部材28b(のばね力)によって弾性的に支持される。さらに、図8(a)に示されるように、下方側から第1固定部材48aを可動軸体36の下部側のねじ部に螺入することにより、スペーサ52を介して支持ゴム弾性体50及び第1板ばね部材28aが同時に可動軸体36の下部側に締結される。
続いて、図8(b)に示されるように、ねじ部材22cを介して蓋部材68をベースボディ12の底部に取着すると共に、ハウジング14の開口部14aを閉塞部材26で閉塞することにより、制振装置10の組付作業が完了する。
なお、図9(a)及び図9(b)に示されるように、軸方向に沿った両端部にそれぞれねじ部70a、70bが設けられた十字ボルト70及びナット72を用い、前記十字ボルト70の一方のねじ部70aを可動軸体36の下部側のねじ部に螺入して第1板ばね部材28aを先に固定した後、次いで、前記十字ボルト70の他方のねじ部70bにナット72を締結して支持ゴム弾性体50を固定するようにしてもよい。
本実施形態では、カプラ18を介して図示しない給電装置からコイル62に通電されると、図10(a)に示されるように、永久磁石40と第1ヨーク38と第2ヨーク42とによって形成された磁路、すなわち、磁界の中に配置されたコイル62に電流が流れることになるので、固定されたコイル62に対してローレンツ力が作用し(フレミングの左手の法則)、その反力として可動機構30に加振力が発生する。
本実施形態では、前記コイル62への通電によって加振力(推進力)が発生し、この加振力によって可動軸体36、第1ヨーク38、第2ヨーク42及び永久磁石40等を含む可動機構30が前記可動軸体36の軸方向に沿って変位せしめられる。この結果、可動機構30の変位に基づく加振力がハウジング14及びベースボディ12を媒介して防振対象部材24に伝達され、例えば、車両ボディ等において問題となる振動が能動的に又は相殺的に低減される。
これに対し、図10(b)に示されるように、可動要素として、可動軸に外嵌された内側ヨーク及び外側ヨークと、前記内側ヨークの環状段部に装着される円筒状の永久磁石とを有し、一方、装置本体側に固定されるコイルを備えた比較例では、内側ヨークに外嵌される円筒状の永久磁石が、その内径面と外径面との間で異なる磁極が形成された径方向の着磁(着磁方向の矢印参照)がなされており、永久磁石によって発生する磁束とコイルへの通電により発生する磁束によって、永久磁石の内径側に配置された前記内側ヨークにおいて磁気飽和を招来し(磁気飽和部位参照)、磁路中の磁気損失が大きくなって磁気推力、すなわち、可動要素に対して付与される加振力を向上させることが困難となるおそれがある。
換言すると、図10(b)に示される比較例では、永久磁石の内径側に内側ヨークが配置されているため、発生する磁束が、永久磁石→内側ヨーク→外側ヨーク→コイルと流通し、永久磁石と内側ヨークとの間での磁路面積を大きく設定することが困難となり、磁気飽和を招来するおそれがある。
なお、コイル62に通電される電流(又は電圧)は、問題となる振動の周波数に対応して制御される交流や所定の周期でオン/オフ制御される直流が用いられるとよい。このように、本実施形態に係る制振装置10は、可動機構30が防振対象部材24に対して変位可能なマス部材として機能することにより、動的な吸振装置として作用するものである。
なお、本実施形態では、例えば、車両ボディ等の防振対象部材24に対して直接的に取り付けられて、前記防振対象部材24に付与される振動を直接的に低減する能動型の制振装置10に適用した場合を例示しているが、これに限定されるものではなく、例えば、特開2004−293602号公報の図1にも示されているように、振動伝達系の部材間に配置される能動型防振マウント(アクティブ・コントロール・マウント;ACM)に対して適用することも勿論可能である。
本実施形態では、第1ヨーク38と第2ヨーク42との間に永久磁石40を介装し、しかも、下方側の第1板ばね部材28aから上方側の第2板ばね部材28bに向って、第1ヨーク38、永久磁石40、及び、第2ヨーク42の順序で可動軸体36の軸方向に沿って連設配置している(図2及び図3参照)。そこで、図10(a)に示される本実施形態における磁束の流れと図10(b)に示される比較例における磁束の流れとを対比して了解されるように、本実施形態では、永久磁石の内周側にヨーク(内側ヨーク)を配置しない構造を採用することが可能となり、永久磁石40から第1ヨーク38へ受け渡される磁束の磁路面積を大きく設定することができ、第1ヨーク38における磁気飽和の発生を好適に防止することができる。
この結果、本実施形態では、磁気飽和を防止して磁路中における磁気損失を抑制することにより、磁気推力を向上させることができる。
また、本実施形態では、第1ヨーク38の外径側下部に環状の傾斜面からなるテーパ面38bを形成することにより、漏れ磁束の発生を防止することができる。従って、本実施形態では、図10(a)に示されるように、第1ヨーク38の外径側上部から積極的にコイル62側へ磁束が受け渡されることとなって、磁気推力に寄与しない磁束(漏れ磁束)の発生を極力抑制することができる。この結果、本実施形態では、磁気飽和及び漏れ磁束の発生を防止して磁路中における磁気損失を抑制することにより、磁気推力をより一層向上させることができる。
さらに、本実施形態では、可動軸体36の係止部36a側(他方側)に向かって第1ヨーク38及び永久磁石40を押圧する弾性部材44を設けることにより、可動軸体36の軸方向に沿って永久磁石40と第1ヨーク38とを密接(密着)させることができ、可動軸体36の他方側である係止部36a側に永久磁石40及び第1ヨーク38を配置することができる。
この場合、例えば、仮に、温度差が生じたとしても、弾性部材44が永久磁石40、第1ヨーク38及び可動軸体36等の各可動要素の線膨張係数の差を緩和するように作用するため、温度差があっても各可動要素を可動軸体36の他方側に密接させることができる。この結果、本実施形態では、磁気効率を向上させることができると共に、弾性部材44によって可動軸体36の他方側に押圧されるため、永久磁石40及び第1ヨーク38のガタツキを防止することができる利点がある。
さらにまた、本実施形態では、可動軸体36の頭部に拡径した係止部36aを設け、前記可動軸体36の係止部36aを第2ヨーク42の中央孔部42cに圧入固定することにより、可動軸体36の軸方向に沿って第2ヨーク42と永久磁石40とを密接(密着)して配置することができる。この結果、本実施形態では、可動軸体36の軸方向に沿って下から順に第1ヨーク38、永久磁石40及び第2ヨーク42を密接配置した状態で保持(固定)することができ、サブアッシー化された可動要素(可動機構30)を構成することができる。
またさらに、本実施形態では、第2ヨーク42を永久磁石40と密接配置することにより、第2ヨーク42に向けて永久磁石40及び第1ヨーク38が押圧されるため、より一層可動軸体36の軸方向に沿って密着して磁気効率を向上させることができる。
10 制振装置(能動型防振装置)
12 ベースボディ(本体部)
14 ハウジング(本体部)
24 防振対象部材
30 可動機構(可動要素)
36 可動軸体
36a 係止部
38 第1ヨーク
38b テーパ面
40 永久磁石
42 第2ヨーク
42c 中央孔部
44 弾性部材
58 コイル部

Claims (3)

  1. 防振対象部材の振動を能動的に抑制する能動型防振装置であって、
    本体部と、
    前記本体部内に弾性支持され前記本体部の軸方向に沿って変位可能に組み付けられる可動要素と、
    前記本体部内に設けられ前記本体部に固定されるコイル部と、
    を備え、
    前記可動要素は、前記本体部の軸方向に沿って支持される可動軸体と、前記可動軸体に保持され前記可動軸体の軸方向に沿って連設される第1ヨーク、第2ヨーク及び永久磁石を有し、
    前記永久磁石は、前記可動軸体の軸方向に沿って着磁され前記第1ヨークと前記第2ヨークとの間に介装され
    前記可動軸体の軸方向に沿った一方側には、軸方向に沿った他方側に向かって前記第1ヨーク及び前記永久磁石を押圧する弾性部材と、前記可動軸体の外周面に係止される係止部材とが設けられ、
    前記可動軸体の軸方向に沿った他方側には、他の部位と比較して拡径する係止部が設けられ、
    前記可動要素は、一方側の前記弾性部材から他方側の前記係止部に向って、前記第1ヨーク、前記永久磁石及び前記第2ヨークの順序で前記可動軸体の軸方向に沿って密接配置されることを特徴とする能動型防振装置。
  2. 請求項記載の能動型防振装置において、
    前記第1ヨークは、略円盤状に形成され、前記第1ヨークの外径側下部には、漏れ磁束を抑制するテーパ面が設けられることを特徴とする能動型防振装置。
  3. 請求項記載の能動型防振装置において、
    前記第2ヨークには、前記可動軸体の前記係止部が固定される中央孔部が設けられることを特徴とする能動型防振装置。
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