JP5377534B2 - Gui要素を識別する方法、装置およびシステム - Google Patents
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Description
しかしながら、いくつかのGUI要素は、アプリケーション自身の複雑さと技術的手段の遅れのために正確に識別することが困難であり、それにより、実際上多くの問題が引き起こされる。
移行の前と後の2つのアプリケーション間でGUI要素に関して整合性が保証されなければならない。そうでなければ、移行の前と後の2つのアプリケーション間で表示と機能に関する整合性を実現することができない。不整合は、移行の失敗とそれによる悲惨な結果を引き起こす可能性がある。
例えば、実際の操作においてXPathに基づいてGUI要素1002を識別するためには、まずGUI要素1002のXPath情報を取得する必要がある。
次に、その情報を分析し、GUI要素1002のXPath情報(例えば、図2のブロックで囲まれた内容)を取得する。その後、GUI要素1002についてのXPath情報が、
“/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘Form2’]/children/element[@text=‘Return’]”
のように記録される。
ここで、運用時に出現したGUIが、図1に示すようなGUI1000であると仮定する。同じGUI1000の例をあげて説明しているので、取得されたUI情報は、図2に図示した内容と同様となる。その後、UI情報内のあるGUI要素に対応する情報項目(例えば、図2に示すブロック内の情報項目)と一致する項目について、記録されたXPath情報が検索される。
ここで、上記のように記録されたGUI要素1002についてのXPath情報がブロック内の情報と一致することが検索によって分かる。これにより、ブロック内の情報に対応するGUI要素がGUI要素1002であることが判定される。
図3は他の典型的なアプリケーション例を示す。図3を参照すると、このアプリケーションにおいて、GUI要素3001中のチェックボックスをチェックすることなく「OK」キーがクリックされると(矢印1で示すように)、GUI要素3002がポップアップされる。
その後、GUI要素3002中の「Return」キーがクリックされると(矢印2で示すように)、チェックボックスがチェックされていないGUI要素3001へ戻ることになる。
一方、GUI要素3001中のチェックボックスがチェックされかつ「OK」キーがクリックされると(矢印3で示すように)、GUI要素3003がポップアップされる。
その後、GUI要素3003中の「Return」キーがクリックされると(矢印4で示すように)、チェックボックスがチェックされたGUI要素3001’へ戻ることになる。
“/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘Form2’]/children/element[@text=‘Return’]”
この識別方法と装置及びシステムによって、GUI要素の識別における正確さを著しく改善され、GUI要素を正確に識別することが可能となる。
図4に示すように、この方法はステップS401で開始する。続いて、ステップS402で、GUIが、ディスプレイ・モニタなどの表示装置によって表示される。このGUIはターゲットGUI要素を含む。その後、ターゲットGUI要素について識別情報が生成される。
次に、ステップS405において、ターゲットGUI要素について収集された属性情報と追加情報は、ターゲットGUI要素に対する拡張識別情報を生成するために処理される。ここで、例えば、属性情報と追加情報は、拡張識別情報を形成するために結合される。最後に、ステップS406においてこの方法が終了する。
具体的には、GUI要素5001において、チェックボックス(checkbox)をチェックすることなく、「OK」キーがクリックされると、GUI要素5002(ターゲットGUI要素1)がポップアップされる。
一方、GUI要素5001中において、チェックボックス(checkbox)をチェックして「OKい」キーがクリックされると、GUI要素5003(ターゲットGUI要素2)がポップアップされる。
図3の上記の説明を参照すると、これらの2つのGUI要素5002と5003は互いに同一ではない。
例えば、ステップS403においては、GUI(ターゲットGUI要素1または2を含む)に関するあらゆるUI要素についての情報(XMLフォーマットで形成されている情報)を取得するようにしてもよい。
最終的に、図2に示すように、XMLフォーマットのUI要素情報が形成される。
ここで、図3に関する説明で述べたように、GUI要素5002と5003は、互いに同じGUI情報、すなわち、“/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘Form2’]/children/element[@text=‘Return’]”
を有する。
例えば、この「追加情報」は、ターゲットGUI要素の出現を引き起こした履歴イベントに関する情報(例えば、キーボードとマウスなどの入力装置によるユーザの操作イベント)、及び/又は、ターゲットGUI要素に関するシステム状態情報(例えば、占有するハードウェアリソース(すなわち、メモリ、CPUなど)、あるいは、GUIオブジェクトの数などのソフトウェアリソース等)、並びにその他の情報を含む。
以下の説明では、履歴イベント情報を例にあげて説明する。しかしながら、本発明の「追加情報」がそのような履歴イベント情報に限定されないことに留意すべきである。
例えば、ターゲットGUI要素1(図5の5002)の出現を引き起こすイベントは、GUI要素5001の「OK」キーをクリックし、かつ、チェックボックスをチェックしない(あるいは、チェックボックスを偶数回チェックする)ことである。
ターゲットGUI要素2(図5の5003)の出現を引き起こすイベントは、GUI要素5001の「OK」キーのクリックし、かつ、チェックボックスをチェックする(あるいは、チェックボックスを奇数回クリックする)ことである。
そのような分析は、トレーニング段階中、手作業によって、あるいは自動トレーニングプログラムによって遂行される。
ここで、説明の都合上、それぞれのGUI要素の出現条件を、論理式で以下のように記述する。
条件1(チェックボックスが全くクリックされないことを示す):
("/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘CheckBox’]
ButtonClick") == False
OR 条件2(チェックボックスが複数回クリックされることを表す):
("/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘CheckBox’]
ButtonClick") % 2 == 0
条件1(チェックボックスがクリックされることを表す):
("/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘CheckBox’]
ButtonClick") == True
AND 条件2(チェックボックスが奇数回クリックされることを表す)
("/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘CheckBox’]
ButtonClick") % 2 == 1
実際の適用においては、ターゲットGUI要素の出現条件は、様々な方法(例えば、テーブル形式で)で記述することが可能である。
これらの出現条件は、ターゲットGUI要素の出現を引き起こす履歴イベント情報を表す。
例えば、図5に示す具体例において、ターゲットGUI要素1(5002)とターゲットGUI要素2(5003)の識別情報は、図6(a)と図6(b)にそれぞれ示される。図6に示す識別情報はあくまで例であり、その他の様々な形式の識別情報が存在することに留意すべきである。
図7に示すように、この方法はステップS701で開始する。
まず、ステップS702において、GUIがディスプレイ・モニタなどのディスプレイ装置に表示される。このGUIは識別すべきGUI要素を含む。
一致する項目が存在すれば、ステップS706において、識別すべきGUI要素が、一致する項目に対応するGUI要素として識別される。
一致する項目が存在しなければ、ステップS707において、エラー処理(例えば、ユーザへの報告)が実行される。最後に、ステップS708においてこの方法が終了する。
“/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘Form2’]/children/element[@text=‘Return’]”
“/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘OK’]
ButtonClick”
(「OK」キーがクリックされたことを表す)
GUI要素3002の出現を引き起こすイベントは「OK」キーがクリックされ、チェックボックスがクリックされないことであるので、すなわち
("/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘CheckBox’]
ButtonClick") == False
これにより、GUI要素3002がターゲットGUI要素1であると識別される。
GUI要素3003に対するXPath情報は次のように取得される。
“/element[@text=‘Form1’]/children/element[@text=‘Form2’]/children/element[@text=‘Return’]”
"/element[@text='Form1']/children/
element[@text='CheckBox'] ButtonClick"(チェックボックスがクリックされたことを表す)及び"/element[@text='Form1']/children/
element[@text='OK'] ButtonClick"(「OK」キーがクリックされたことを表す)
GUI要素3003の出現を引き起こすイベントは、チェックボックスが一度クリックされるということであるので、すなわち、次の通りである。
("/element[@text='Form1']/children/
element[@text='CheckBox'] ButtonClick") == True,
及び
("/element[@text='Form1']/children/
element[@text='CheckBox'] ButtonClick") % 2 == 1
図8に示すように、GUI要素識別情報を生成する装置800は、ターゲットGUI要素を含むGUIを表示するよう構成された表示装置805を備える。下記において、識別情報はターゲットGUI要素について生成される。
装置800は、さらに、表示されたGUIを分析して、ターゲットGUI要素についてXPath情報などの属性情報を取得するよう構成された属性情報取得ユニット801と、履歴イベント(例えば、キーボードやマウスなどの入力装置を通したユーザによる操作)および(または)システム状態等に基づいて、ターゲットGUI要素に関する追加情報を取得するよう構成された追加情報取得ユニット802と、属性情報取得ユニット801によって取得した属性情報と追加情報取得ユニット802によって取得した追加情報を処理し、ターゲットGUI要素についての識別情報を生成するよう構成された識別情報生成ユニット803とを備える。
記憶装置804は、識別情報を生成する装置800の内部のストレージであってもよいし、あるいは外部ストレージやネットワークストレージであってもよい。記憶装置804は、単一のストレージを含んでもよいし、複数のストレージを含んでもよい。
図9に示すように、属性情報取得ユニット801は、表示されたGUIから、XMLフォーマットで構成されるUI要素情報を取得するように構成されたUI抽出ユニット8011と、UI抽出ユニット8011によって取得されたUI要素情報を分析して、ターゲットGUI要素についてのXPath情報を取得するように構成された属性情報生成ユニット8012とを備える。
図10に示すように、追加情報取得ユニット802は、ターゲットGUI要素の出現を引き起こす履歴イベント、あるいはターゲットGUI要素に関するシステム状態等(ここで、これらを「イベント」と総称する、ユーザはシステムにおいてどのような種類のイベントを記録するかを指定することができる、例えば、履歴イベントを記録するか、それともシステム状態を記録するかを指定することができる)を記録するよう構成されたイベント記録ユニット8021と、表示されたGUI上にターゲットGUIが出現するかどうかを判定し、イベント記録ユニット8021に判定結果を送信するように構成されたターゲットGUI要素判定ユニット8022と、イベント記録ユニット8021によって記録されたターゲットGUI要素についてのイベントに基づいて追加情報を生成するよう構成された追加情報生成ユニット8023とを備える。
それは、識別情報が生成される時はまだトレーニング段階の状態であり、その場合、ターゲットGUI要素の出現をコンピューターに知れせる「人」(あるいは、自動トレーニング・プログラム)が存在していなければならないからである。
GUI要素の識別情報がトレーニング段階中に取得された後は、GUI要素は運用段階において自動的に識別される。
なお、属性情報取得ユニット801がターゲットGUI要素についての属性情報を正確に取得できるように、ターゲットGUI要素判定ユニット8022が、その結果を属性情報取得ユニット801(例えば、属性情報生成ユニット8012)に通知することも可能である。
図11に示すように、GUI要素を識別するための装置1100は、
GUI要素識別情報(例えば、レーニング段階において取得したGUI要素識別情報)を格納するように構成された記憶手段1104と、識別すべきGUI要素を含むGUIを表示するように構成された表示装置1105と、識別すべきGUI要素の属性情報を取得するように構成された属性情報取得ユニット1101と、識別すべきGUI要素に関する追加情報、例えば、履歴イベント(例えば、マウスやキーボードなどの入力装置によってユーザが打鍵しクリックする操作)やシステム状態などを取得するように構成された追加情報取得ユニット1102と、属性情報取得ユニット1101によって取得された属性情報及び追加情報取得ユニット1102によって取得された追加の情報と共に記憶手段1104に格納されたGUI要素識別情報に基づいて、識別すべきGUI要素を識別するよう構成された識別ユニット1103とを備えている。
この記憶手段1104は、GUI要素を識別する装置1100内部の記憶手段であってもよいし、あるいは、ネットワークストレージ等のGUI要素を識別する装置1100外部の記憶手段であってもよい。
また、GUI要素を識別する装置1100内に備えられる追加情報取得ユニット1102は、ターゲットGUI要素判定ユニット8022を必要としないことを除き、上記したGUI要素識別情報を生成する装置800内に備えられる追加情報取得ユニット802と類似する構成を有している。
このシステムによって、GUI要素識別情報の生成(トレーニング段階)とGUI要素の識別(動作する段階)が達成される。このシステムにおいて、GUI要素識別情報を生成する装置とGUI要素識別装置は、互いに分離した装置(例えば、ネットワークによって接続された2つの独立した装置)でもよい。
あるいは、GUI要素識別情報を生成する装置とGUI要素識別装置が、一体として構成されていてもよい。
特に、GUI要素識別情報を生成する装置とGUI要素識別装置のそれぞれの属性情報取得ユニット(801、1101)と追加情報取得ユニット(802、1102)は、1つの同じユニットで構成してもよいし、あるいは分離したユニットとして形成してもよい。GUI要素識別情報を生成する装置によって生成されたGUI要素識別情報は、GUI要素識別装置の記憶手段に格納される。
グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別情報を生成する方法であって、
ターゲットGUI要素を含むGUIを表示するステップと、
表示されたGUIを分析し、ターゲットGUI要素についての属性情報を取得するステップと、
前記属性情報以外の、ターゲットGUI要素に関する追加の情報を取得するステップと、
前記属性情報と前記追加情報を処理し、ターゲットGUI要素についての識別情報を生成するステップと
を有することを特徴とする方法。
前記属性情報がXPath情報を含み、
前記属性情報を取得するステップが、
GUI内の全ての要素について、XMLフォーマットの情報を取得するステップと、
前記XMLフォーマットの要素情報を分析し、前記ターゲットGUI要素についてのXPath情報を取得するステップとを含むことを特徴とする付記1に記載の方法。
前記追加情報が、前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントに関する情報を含み、
前記追加情報を取得するステップが、
前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントを記録するステップと、
前記履歴イベントを分析し、前記ターゲットGUI要素についての履歴イベントに関する情報となる出現条件を取得するステップを含むことを特徴とする付記1に記載の方法。
前記追加情報がシステム状態情報を含むことを特徴とする付記1に記載の方法。
グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別情報に基づいて、識別すべきGUI要素を識別する方法であって、
前記GUI要素識別情報が、各GUI要素についての属性情報と追加情報を含み、
識別すべきGUI要素を含むGUIを表示するステップと、
表示されたGUIを分析し、識別すべきGUI要素についての属性情報を取得するステップと、
前記属性情報以外の、識別すべきGUI要素に関する追加情報を取得するステップと、
識別すべきGUI要素についての取得した属性情報と一致する属性情報を含む情報項目及び識別すべきGUI要素に関する取得した追加情報と一致する追加情報を含む情報項目について、前記GUI要素識別情報を検索するステップと
を有することを特徴とする方法。
前記追加の情報が履歴イベント情報およびシステム状態情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする付記5に記載の方法。
グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別情報を生成する装置であって、
ターゲットGUI要素を含むGUIを表示する表示装置と、
表示されたGUIを分析し、ターゲットGUI要素についての属性情報を取得する属性情報取得ユニットと、
前記属性情報以外の、ターゲットGUI要素に関する追加の情報を取得する追加情報取得ユニットと、
前記属性情報取得ユニットによって取得された属性情報と追加情報取得ユニットによって取得された追加情報を処理し、前記ターゲットGUI要素についての識別情報を生成する識別情報生成ユニットと
を備えることを特徴とする装置。
前記属性情報がXPath情報を含み、
前記属性情報取得ユニットが、
GUI内の全ての要素について、XMLフォーマットの情報を取得するUI抽出ユニットと、
UI抽出ユニットによって取得された前記XMLフォーマットの要素情報を分析し、前記ターゲットGUI要素についてのXPath情報を取得する属性情報生成ユニットを含むことを特徴とする付記7に記載の装置。
前記追加情報が、前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントに関する情報を含み、
前記追加情報取得ユニットが、
前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントを記録するイベント記録ユニットと、
ターゲットGUIがGUI上に出現するかどうかを判定し、判定結果を前記イベント記録ユニットに送信するターゲットGUI要素判定ユニットと、
前記イベント記録ユニットによって記録されたターゲットGUI要素に対する履歴イベントに基づいて履歴イベントに関する情報を含む追加情報を生成する追加情報生成ユニットとを含むことを特徴とする付記7に記載の装置。
グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素を識別する装置であって、
各GUI要素についての属性情報と追加情報を含むGUI要素識別情報を格納する記憶手段と、
識別すべきGUI要素を含むGUIを表示する表示装置と、
表示されたGUIを分析し、識別すべきGUI要素についての属性情報を取得する属性情報取得ユニットと、
前記属性情報以外の、識別すべきGUI要素に関する追加情報を取得する追加情報取得ユニットと、
前記属性情報取得ユニットによって取得された属性情報と前記追加情報取得ユニットによって取得された追加情報に加えて、前記記憶手段に格納されたGUI要素識別情報に基づいて、識別すべきGUI要素を識別する識別ユニットと
を備えることを特徴とする装置。
グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別システムであって、
付記7のGUI要素識別情報を生成する装置と、付記10のGUI要素識別装置とを備え、
前記記憶手段が、GUI要素識別情報を生成する装置によって生成されたGUI要素識別情報を格納することを特徴とするシステム。
前記GUI要素識別情報を生成する装置に含まれる属性情報取得ユニットと、前記GUI要素識別装置に含まれる属性情報取得ユニットが、同一のユニットで構成され、前記GUI要素識別情報を生成する装置に含まれる追加情報取得ユニットと、前記GUI要素識別装置に含まれる追加情報取得ユニットが、同一のユニットで構成されることを特徴とする付記11に記載のシステム。
802:追加情報取得ユニット
803:識別情報生成ユニット
805:GUI
8011:UI抽出ユニット
8012:属性情報生成ユニット
8021:イベント記録ユニット
8022:ターゲットGUI要素判定ユニット
8023:追加情報生成ユニット
1101:属性情報取得ユニット
1102:追加情報取得ユニット
1103:識別ユニット
1105:GUI
Claims (10)
- グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別情報を生成する方法であって、
ターゲットGUI要素を含むGUIを表示するステップと、
表示されたGUIを分析し、ターゲットGUI要素についての属性情報を取得するステップと、
前記属性情報以外の、ターゲットGUI要素に関する追加の情報を取得するステップと、
前記属性情報と前記追加情報を処理し、ターゲットGUI要素についての識別情報を生成するステップとを有し、
前記追加情報が、前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントに関する情報を含み、
前記追加情報を取得するステップが、
前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントを記録するステップと、
前記履歴イベントを分析し、前記ターゲットGUI要素についての履歴イベントに関する情報となる出現条件を取得するステップを含む
ことを特徴とする方法。 - 前記属性情報がXPath情報を含み、
前記属性情報を取得するステップが、
GUI内の全ての要素について、XMLフォーマットの情報を取得するステップと、
前記XMLフォーマットの要素情報を分析し、前記ターゲットGUI要素についてのXPath情報を取得するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記追加情報がシステム状態情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別情報に基づいて、識別すべきGUI要素を識別する方法であって、
前記GUI要素識別情報が、各GUI要素についての属性情報と追加情報を含み、
識別すべきGUI要素を含むGUIを表示するステップと、
表示されたGUIを分析し、識別すべきGUI要素についての属性情報を取得するステップと、
前記属性情報以外の、識別すべきGUI要素に関する追加情報を取得するステップと、
識別すべきGUI要素についての取得した属性情報と一致する属性情報を含む情報項目及び識別すべきGUI要素に関する取得した追加情報と一致する追加情報を含む情報項目について、前記GUI要素識別情報を検索するステップとを有し、
前記追加情報が、前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントに関する情報を含み、
前記追加情報を取得するステップが、
前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントを記録するステップと、
前記履歴イベントを分析し、前記ターゲットGUI要素についての履歴イベントに関する情報となる出現条件を取得するステップを含む
ことを特徴とする方法。 - 前記追加の情報が履歴イベント情報およびシステム状態情報の少なくとも一方を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
- グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別情報を生成する装置であって、
ターゲットGUI要素を含むGUIを表示する表示装置と、
表示されたGUIを分析し、ターゲットGUI要素についての属性情報を取得する属性情報取得ユニットと、
前記属性情報以外の、ターゲットGUI要素に関する追加の情報を取得する追加情報取得ユニットと、
前記属性情報取得ユニットによって取得された属性情報と追加情報取得ユニットによって取得された追加情報を処理し、前記ターゲットGUI要素についての識別情報を生成する識別情報生成ユニットとを備え、
前記追加情報が、前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントに関する情報を含み、
前記追加情報取得ユニットが、
前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントを記録するイベント記録ユニットと、
ターゲットGUIがGUI上に出現するかどうかを判定し、判定結果を前記イベント記録ユニットに送信するターゲットGUI要素判定ユニットと、
前記イベント記録ユニットによって記録されたターゲットGUI要素に対する履歴イベントに基づいて履歴イベントに関する情報を含む追加情報を生成する追加情報生成ユニットとを含む
ことを特徴とする装置。 - 前記属性情報がXPath情報を含み、
前記属性情報取得ユニットが、
GUI内の全ての要素について、XMLフォーマットの情報を取得するUI抽出ユニットと、
UI抽出ユニットによって取得された前記XMLフォーマットの要素情報を分析し、前記ターゲットGUI要素についてのXPath情報を取得する属性情報生成ユニットを含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。 - グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素を識別する装置であって、
各GUI要素についての属性情報と追加情報を含むGUI要素識別情報を格納する記憶手段と、
識別すべきGUI要素を含むGUIを表示する表示装置と、
表示されたGUIを分析し、識別すべきGUI要素についての属性情報を取得する属性情報取得ユニットと、
前記属性情報以外の、識別すべきGUI要素に関する追加情報を取得する追加情報取得ユニットと、
前記属性情報取得ユニットによって取得された属性情報と前記追加情報取得ユニットによって取得された追加情報に加えて、前記記憶手段に格納されたGUI要素識別情報に基づいて、識別すべきGUI要素を識別する識別ユニットとを備え、
前記追加情報が、前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントに関する情報を含み、
前記追加情報取得ユニットが、
前記ターゲットGUI要素を出現させる履歴イベントを記録するイベント記録ユニットと、
ターゲットGUIがGUI上に出現するかどうかを判定し、判定結果を前記イベント記録ユニットに送信するターゲットGUI要素判定ユニットと、
前記イベント記録ユニットによって記録されたターゲットGUI要素に対する履歴イベントに基づいて履歴イベントに関する情報を含む追加情報を生成する追加情報生成ユニットとを含む
ことを特徴とする装置。 - グラフィカルユーザインターフェース(GUI)要素識別システムであって、
請求項6のGUI要素識別情報を生成する装置と、請求項8のGUI要素識別装置とを備え、
前記記憶手段が、GUI要素識別情報を生成する装置によって生成されたGUI要素識別情報を格納することを特徴とするシステム。 - 前記GUI要素識別情報を生成する装置に含まれる属性情報取得ユニットと、前記GUI要素識別装置に含まれる属性情報取得ユニットが、同一のユニットで構成され、前記GUI要素識別情報を生成する装置に含まれる追加情報取得ユニットと、前記GUI要素識別装置に含まれる追加情報取得ユニットが、同一のユニットで構成されることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
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