JP5366788B2 - 無線システム - Google Patents
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Description
ここで、業務用無線における通信プロトコルは、Q.931bをベースとしており、例えば、ARIB STD−T79のようなものがある。
つまり、業務用無線の分野では、Q.931b準拠の通信プロトコルが使用されている。
特許文献1には、無線基地局装置において、呼制御API(Application Program Interface)が変更されてマクロが変更される場合でも、マクロの変更に伴うパラメータやメモリサイズの変更の影響を受けないようにするための構成が示されている。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る無線システムは、グループ通話を実現する無線システムであって、通信プロトコルを基地局でIPパケットに変換し、回線制御装置でIPパケット化されたQ.931b準拠プロトコル(以下、Q.931b+overIP)の呼制御に関するメッセージをSIPに変換し、また、送信権のやり取りに関しては、OMA(Open Mobile Alliance)のPoC(Push to Talk over Cellular)に規定されているTBCPに変換し、音声/データに関してはRTP(Real-time Transport Protocol) UDP/IP(User Datagram Protocol/Internet Protocol)を用いて送受信するものであり、回線制御装置で汎用のSIP又はTBCPメッセージを用いた呼制御のメッセージ管理が可能となるため、従来の移動局、基地局等の無線設備を継続して使用可能となり、他システムへの応用が可能となって、汎用のハードウェアで回線制御装置を実現できるため、安価なシステムにすることができる。
本発明の実施の形態に係る無線システムについて図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る無線システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る無線システム(本システム)は、図1に示すように、移動局1,2と、基地局101と、回線制御装置(LCU:Line Control Unit)201とを基本的に有している。
尚、図1では、紙面の都合上、2台の移動局を示したが、実際は複数台の移動局が基地局101に無線接続可能となっている。
本システムの各部について具体的に説明する。
[移動局1,2]
移動局1,2は、グループ内の移動局に対して通話を行うための無線機となるプレストーク端末又は電話端末であり、通話を開始又は停止するためのプレストークボタン301,302を備えている。
また、移動局1,2は、表示部を備え、グループ内のどの移動局が送信権を保有しているのかを表示する。
基地局(BS)101は、メッセージのIP化を行うI/F基板1011を備えている。
I/F基板1011は、送信権確認要求等のメッセージをQ.931b+overIPメッセージに変換して回線制御装置201のANCF2011に送信する。
また、I/F基板1011は、ANCF2011から受信したQ.931b+overIPメッセージをQ.931b+メッセージに変換し、移動局に送信する。
回線制御装置201は、アクセスネットワーク制御機能手段(ANCF:Access Network Controlling Function)2011と、プライベート・ネットワーク・クライアント・プロキシー手段(PNP:Private Network Client Proxy)2012と、呼の制御を行う呼制御エンジン2013とを備えている。
ANCF2011は、基地局101からの要求、PNP2012からの要求に応じて、基地局101が収容する移動局とPNP2012との間のアクセスリンクの確立、解放を行う。
具体的には、ANCF2011は、基地局101から受信したQ.931b+overIPメッセージに対して送受信パラメータをPNP2012に送信する。
ANCF2011の処理動作の詳細は、後述する。
PNP2012は、移動局1,2及び基地局101に対するメディアフローの制御(帯域割り当て、フィルタリング、QoS(Quality of Service)マーキング等)を行う。
具体的には、PNP2012は、ANCF2011から受信した送受信パラメータをSIPのメッセージフォーマットに挿入する変換を行い、呼制御エンジン2013のprCSCF(Private Call Session Control Function)に送信する。
また、PNP2012は、ANCF2011から受信した送受信パラメータをTBCPのメッセージフォーマットに挿入する変換を行い、呼制御エンジン2013のPTCFに送信する。
PNP2012における処理動作の詳細は、後述する。
呼制御エンジン2013は、prCSCF(private Call Session Control Function:プライベート・コール・セッション制御手段)とPTCF(Press-Talk Server Controlling Function:プレストーク・サーバ制御手段)とを備えている。
prCSCFは、SIPセッションの基本制御を行うものであり、移動局からの通信要求メッセージがアプリケーションの起動条件に合致した場合、適切なアプリケーションサーバにメッセージを転送する。
PTCFは、プレストークサービス用のアプリケーションサーバにより実現され、グループメンバの呼び出し、送信権の管理、PT(Press-Talk)音声パケットの複製と転送を行う。
具体的なprCSCFとPTCFの処理動作は、後述する。
次ぎに、本システムにおいて、業務用無線機の移動局1が移動局2と通信を行うためのシーケンスについて図2〜8を参照しながら説明する。
図2は、本システムのシーケンスを示す図であり、図3は、位置登録要求ANCF−PNP送受信パラメータを示す図であり、図4は、送信権獲得要求ANCF−PNP送受信パラメータを示す図であり、図5は、送信権表示要求ANCF−PNP送受信パラメータを示す図であり、図6は、送信権受付ANCF−PNP送受信パラメータを示す図であり、図7は、送信権解放要求ANCF−PNP送受信パラメータを示す図であり、図8は、送信権解放通知ANCF−PNP送受信パラメータを示す図である。
図2に示すように、本システムにおいて、まず、移動局1が電源投入されると(電源ON)、基地局101では、移動局1から受け取った情報から回線制御装置201に位置登録要求メッセージを送信する(ステップ1、図2では単純に「1.」で表示、以下同様)。
位置登録要求ANCF−PNP送受信パラメータは、図3に示すように、メッセージ名が「位置登録要求」、パラメータには「移動局番号」を含んでいる。
これにより、位置登録シーケンス処理が終了する。
次ぎに、位置登録が終了した移動局1で通話を開始するためのプレストークボタン301が押下されると、移動局1から基地局101にプレストークボタン押下の情報(プレスオン)が送信され、基地局101は、他の移動局が通話をしていないか確認するために、送信権確認要求メッセージをI/F基板1011においてQ.931b+overIPメッセージに変換し、回線制御装置201へ送信する(ステップ5)。
送信権獲得要求ANCF−PNP送受信パラメータは、図4に示すように、メッセージ名が「送信権確認要求」、パラメータには「グループ番号」「発信者ID」を含んでいる。
呼制御エンジン2013のPTCFは、Talk Burst Request メッセージを受信すると、他に通話を行っている移動局がいるかいないかを判定する。
そして、呼制御エンジン2013のPTCFは、判定により、他に通話を行っている移動局がいない場合には、Talk Burst Taken メッセージをPNP2012に送信する(ステップ8)。
送信権表示要求ANCF−PNP送受信パラメータは、図5に示すように、メッセージ名が「送信権表示」、パラメータには「グループ番号」「送信権獲得者ID」を含んでいる。
送信権を獲得した移動局1に対して、呼制御エンジン2013のPTCFがTalk Burst Granted メッセージをPNP2012に送信する(ステップ11)。
そして、PNP2012は、PTCFからのTalk Burst Granted メッセージを受信すると、Q.931b+overIPメッセージに変換し、当該メッセージに対して図6に示す送信権受付ANCF−PNP送受信パラメータをANCF2011に送信する(ステップ12)。
送信権受付ANCF−PNP送受信パラメータは、図6に示すように、メッセージ名が「送信権受付」、パラメータには「グループ番号」を含んでいる。
上記手順を踏むことにより、移動局1と移動局2との間が通信可能(通話確立)状態となり、移動局2において、移動局1の音声をスピーカから聞くことができる。
移動局1の通話が終了し、移動局1のプレスボタン301を離す(プレスオフ)と、基地局101のI/F基板1011において送信権解放要求のQ.931b+overIPメッセージに変換し、回線制御装置201に送信する(ステップ14)。
送信権解放要求ANCF−PNP送受信パラメータは、図7に示すように、メッセージ名が「送信権解放要求」、パラメータには「グループ番号」「発信者ID」を含んでいる。
呼制御エンジン2013のPTCFは、Talk Burst Release メッセージをPNP2012から受信すると、その応答として、Talk Burst Idle メッセージをPNP2012に送信する(ステップ17)。
送信権解放通知ANCF−PNP送受信パラメータは、図8に示すように、メッセージ名が「送信権解放通知」、パラメータには「グループ番号」を含んでいる。
尚、本発明の実施の形態は、個別通話を実現する無線システムにも適用可能である。
従来の業務用無線システムでは、専用の回線制御装置で専用の呼の管理を行っていたが、本システムによれば、汎用のSIP又はTBCPメッセージを用いて呼制御に関するメッセージを管理することにより、他システムへの応用が容易になり、更に汎用のハードウェアで回線制御装置を実現することができるため、安価なシステムを構築できる効果がある。
次に、個別通話へ適用した別の実施形態の無線システムについて説明する。
別の実施の形態に係る無線システムは、単一チャネルの無線通信を前提とした本システムを、複数チャネルを使って個別通話を実現するシステムに適用したものであり、本システムの回線制御装置201をアクセスゲートウェイ、PT(Press-Talk)エンジン、prCSCFに分離して、複数チャネルに対応可能としたものである。
個別通話へ適用した別の実施形態の無線システムについて図9を参照しながら説明する。図9は、別の実施形態に係る無線システムの構成ブロック図である。
本発明の別の実施形態に係る無線システム(別のシステム)は、図9に示すように、移動局1,2と、基地局101と、アクセスゲートウェイ(AGW:Access Gateway)211と、PTエンジン401と、prCSCF402とを基本的に備えている。
別のシステムにおいては、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)を前提に時分割されたチャネルを用いて無線通信を行うものとなっている。
移動局1,2は、プレストークボタン301,302を備えている。
基地局101は、メッセージのIP化を行うI/F基板1011を備えている。
尚、移動局1,2と、基地局101は、図1で説明した本システムのものと同様である。
AGW211は、ANCF2111とPNP2112とを備えている。ANCF2111は、図1のANCF2011と同様であり、PNP2112は図1のPNP2012とほぼ同様である。
つまり、ANCF2111は、基地局から通信プロトコルをIPパケットに変換されたメッセージを受信し、当該メッセージに対するパラメータをPNP2112に送信する。
PNP2112は、ANCF2112からパラメータを受信し、当該パラメータに対応するメッセージがIPパケット化されたプロトコルの呼制御に関するものであれば、当該パラメータをSIPのメッセージフォーマット変換してprCSCF402に送信し、当該パラメータに対応するメッセージが送信権の制御に関するものであれば、当該パラメータをTBCPのメッセージフォーマット変換してPTエンジン401に送信する。
PT(Press-Talk)エンジン401は、プレストークサービス用のアプリケーションサーバにより実現され、送信権の管理制御、PT(Press-Talk)音声パケットの複製と転送(音声データの送受信)を行う。
prCSCF402は、図1のprCSCFと同様に、SIPセッションの基本制御、つまり、呼制御を行うものであり、移動局からの通信要求メッセージがアプリケーションの起動条件に合致した場合、適切なアプリケーションサーバにメッセージを転送する。
また、prCSCF402は、AGW211のPNP2112からのINVITEメッセージに対して空きチャネルの確保を行い、チャネル確保をAGW211に送信する。
別のシステムにおいて、業務用無線において基地局101の配下に属する移動局1,2と通信をするための下記の「立ち上げ」「位置登録」「個別通話接続」「位置登録削除」「個別通話切断」「個別通話切断」「個別通話 通話制限時間タイマ満了」の処理シーケンスについて説明する。
立ち上げ処理シーケンスについて図10を参照しながら説明する。図10は、立ち上げ処理シーケンスを示す図である。
まず、移動局1,2が通信を始める前に、基地局101の立ち上げを行う必要がある。
AGW211は、seq1−2.TCP接続応答メッセージ(シグナリング制御用)を基地局101に送信する。
基地局安否要求メッセージと基地局安否応答メッセージには、基地局番号と呼(登録番号)情報数等のパラメータが含まれている。
また、基地局アップロード情報メッセージには、基地局が立ち上がるための情報のパラメータが含まれ、制御チャネル起動要求メッセージには、チャネル番号、起動/停止の情報等のパラメータが含まれ、報知情報メッセージには、コマンド+通信タイプ、通信情報、発呼端末番号等のパラメータが含まれる。
位置登録シーケンスについて図11を参照しながら説明する。図11は、位置登録シーケンスを示す図である。
立ち上げの終わった基地局101に対して、移動局1,2が電源を入れると位置登録を開始する。
AGW211のANCF2111とPNP2112によりSIPに変換を行い、prCSCF402に端末の位置を登録するためのseq2−2.REGISTERメッセージをprCSCF402に送信する。
AGW211は、200OKメッセージを解析し、位置登録が為されたことを示すseq2−4.応答メッセージに変換して基地局101に送信して、位置登録を完了する。応答メッセージには、コマンド、通信タイプ、通信情報、発呼端末番号、要求端末番号、応答内容、基地局番号等のパラメータが含まれている。
個別通信接続シーケンスについて図12を参照しながら説明する。図12は、個別通信接続シーケンスを示す図である。
位置登録が終わった移動局は、個別通信が可能となる。次に、移動局1がプレストークボタン301を押し、個別通信が可能となり、移動局2で音声を受信するまでの処理シーケンスを説明する。
AGW211内のANCF2111とPNP2112で、SIPに変換を行い、通話で利用するチャネルの割り当てを要求するseq3−2.INVITEメッセージをprCSCF402に送信する。
別のシステムでは、TDMA方式で時分割の複数チャネルを前提としているため、このINVITEメッセージに関する処理が本システムにはない特徴的な処理である。
AGW211内部では、TBCPに変換を行い、送信権を要求するseq3−8.Talk Burst Request メッセージとしてPTエンジン401に送信する。
それぞれのメッセージを受信したAGW211は、メッセージを解析し、seq3−9.Talk Burst Taken メッセージをseq3−10.送信権表示メッセージに変換し、立ち上げ処理が終わって、かつ個別通話接続要求を出している移動局が属する基地局以外の基地局に対して送信し、seq3−11.Talk Burst Granted メッセージをseq3−12.送信権受付メッセージとして基地局101に送信する。送信権表示メッセージと送信権受付メッセージには、動作プリミティブ、基地局番号、チャネル番号、登録番号、呼出符号等のパラメータが含まれている。
AGW211の内部で、TBCPに変換を行い、送信権の解放を要求するseq3−16. Talk Burst Release メッセージをPTエンジン401に送信する。
PTエンジン401で送信権解放の処理が正常に為されると、送信権がアイドル状態であることを示すseq3−16.Talk Burst Idle メッセージをAGW211に送信し、AGW211の配下の基地局全てに送信権の解放を表示するseq3−18.送信権解放表示メッセージ、seq3−19.送信権解放表示メッセージが送信され、移動局1からの個別通話が終了したことを示すものである。送信権解放表示メッセージには、動作プリミティブ、基地局番号、チャネル番号、登録番号等のパラメータが含まれている。
位置登録削除シーケンスについて図13を参照しながら説明する。図13は、位置登録削除シーケンスを示す図である。
移動局が電源を切ると位置登録削除処理が行われる。
移動局の電源がオフになると、基地局にseq4−1.端末状態登録メッセージが送信される。
AGW211は、内部でSIPに変換を行い、seq4−2.REGISTERメッセージをprCSCF402に送信する。
REGISTERメッセージを受信したprCSCF402で、位置登録削除が正常に為されると、seq4−3.200OKメッセージをAGW211に送信する。
個別通話切断シーケンスについて図14を参照しながら説明する。図14は、個別通話切断シーケンスを示す図である。
図12で説明したように、PTT(Push to Talk)をオフにすると送信権の解放が行われ、個別通話は終了するが、無線リソースを解放するためには電源ボタンにより無線リソースを解放する処理を行う必要がある。ここで、個別通話が終了し、無線リソースを解放するための切断の処理を説明する。
個別通話接続シーケンスで、移動局1が無線リソースを獲得した場合は、個別通話切断シーケンスも移動局1から起動する必要がある。
移動局1が送信権を獲得していることを確認できたら、次に、基地局101から個別通話切断を要求するseq5−7.切断要求メッセージをAGW211に送信する。
AGW211は、内部でSIPに変換を行い、個別通話切断を要求するseq5−8.BYEメッセージをprCSCF402に送信する。
AGW211は、200OKメッセージを解析し、切断要求に応答するseq5−10.切断応答メッセージ、個別通話切断を行ったことを示すseq5−11.切断メッセージに変換して基地局101に送信し、個別通話切断を完了する。
個別通話 通話制限時間タイマ満了のシーケンスについて図15を参照しながら説明する。図15は、個別通話 通話制限時間タイマ満了のシーケンスを示す図である。
このシーケンスは、個別通話接続シーケンスで移動局1が無線リソースを獲得した場合であって、一定時間無通話の期間があったり、予め設定されている通話制限時間タイマが満了した場合に、適用されるものである。
AGW211は、BYEメッセージを解析し、個別通話切断を行ったことを示すseq6−2.切断メッセージに変換して基地局101に送信し、更にBYEメッセージへの応答となるseq6−3.200OKメッセージをprCSCF402に送信する。
これにより、通話制限時間によって無線リソースを解放するものである。
別のシステムについて、デジタル移動無線通信システムを用いて説明したが、有線系で構築されるシステムにも適用可能である。
また、別のシステムは、デジタル移動無線通信システム以外の他の移動通信システムに適用してもよい。
従来の業務用無線システムでは、専用の回線制御装置で専用の呼の管理を行っていたが、別のシステムによれば、アクセスゲートウェイで汎用のSIP又はTBCPメッセージを用いて呼制御に関するメッセージに変換し、管理することにより、他システムへの応用が容易になり、更に汎用のハードウェアでアクセスゲートウェイを実現することができるため、安価なシステムを構築できる効果がある。
Claims (2)
- 基地局を介して移動局間の通話の制御を行う回線制御装置を備える無線システムであって、
前記回線制御装置が、通話の呼の制御を行う呼制御エンジンと、
前記基地局から通信プロトコルをIPパケットに変換されたメッセージを受信し、当該メッセージに対するパラメータを送信するANCFと、
前記ANCFからパラメータを受信し、当該パラメータに対応するメッセージがIPパケット化されたプロトコルの呼制御に関するものであれば、当該パラメータをSIPのメッセージフォーマット変換して前記呼制御エンジンに送信し、当該パラメータに対応するメッセージが送信権の制御に関するものであれば、当該パラメータをTBCPのメッセージフォーマット変換して前記呼制御エンジンに送信するPNPとを有することを特徴とする無線システム。 - 基地局を介して移動局間の通話の制御を行うアクセスゲートウェイを備える無線システムであって、
前記アクセスゲートウェイに、通話の呼の制御を行うprCSCFと、送信権の制御、音声パケットの送受信を行うPTエンジンとが接続され、
前記アクセスゲートウェイが、前記基地局から通信プロトコルをIPパケットに変換されたメッセージを受信し、当該メッセージに対するパラメータを送信するANCFと、
前記ANCFからパラメータを受信し、当該パラメータに対応するメッセージがIPパケット化されたプロトコルの呼制御に関するものであれば、当該パラメータをSIPのメッセージフォーマット変換して前記prCSCFに送信し、当該パラメータに対応するメッセージが送信権の制御に関するものであれば、当該パラメータをTBCPのメッセージフォーマット変換して前記PTエンジンに送信するPNPとを有することを特徴とする無線システム。
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