JP5362258B2 - 係合部材を備える胃バンド - Google Patents

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Description

開示の内容
〔発明の背景〕
〔発明の分野〕
本発明は、胃バンド、および、関連の付属品に関する。より詳細には、本発明は、胃の周りに胃バンドを使用し、胃の周りから胃バンドを取り除く間に、胃バンドの操作性能を高める係合部材を含む、胃バンドに関する。
〔関連技術の説明〕
病的肥満は、深刻な医学的症状である。実際に、病的肥満は、アメリカ合衆国や他の国において非常に広まっており、その傾向は、悪い方向に向かっているように思われる。病的肥満と関連した合併症としては、平均余命を著しく縮める、高血圧症、糖尿病、冠動脈疾患、発作、うっ血性心不全症、多くの整形外科的問題、および、肺機能不全が挙げられる。このことを念頭に置いた上で、かつ、当業者であれば確実に理解するであろうが、病的肥満と関連した金銭的および物理的なコストは、相当なものである。実際に、肥満と関連したコストは、アメリカ合衆国のみでも1000億ドルを超えると推定される。
肥満を治療するために様々な外科的処置が開発された。最も一般的に現在行われている処置は、ルーY胃バイパス術(Roux-en-Y gastric bypass)(RYGB)である。この処置は非常に複雑であり、一般的には病的肥満を示す人々を治療するために利用されている。他の形態の肥満症手術としては、フォビ嚢(Fobi pouch)、胆膵路転換手術(bilio-pancreatic diversion)、および、胃形成術(gastroplastic)、または「胃ステープル留め(stomach stapling)」が挙げられる。加えて、胃を通る食物の通過を制限し、満腹感に影響を与える植え込み可能な装置が知られている。
これら処置の多くは侵襲性が高いことを鑑みて、低外傷性および低侵襲性の処置を開発する努力がなされてきた。胃バンド法は、これら方法のうちの1つである。胃バンド法は、胃の大きさを減少させることにより食物摂取量を制限しようとする胃縮小手術の1種である。RYGBおよび他の胃縮小処置とは対照的に、胃バンド法は、十二指腸または空腸の中の消化管の解剖学的構造の変更を必要としない。
1980年代初頭から、胃バンドは、病的肥満に対する胃バイパスおよび他の不可逆的な外科的減量治療の有効な代替手段となっている。幾つかの代替の処置が、胃バンド法の下で実施されている。あるバンド技術は胃リングを用い、他のバンド技術ではバンドを用い、あるバンド技術では胃ステープルを用い、さらに他の処置では、リング、バンド、およびステープルの組み合わせを用いる。これらの処置の中で、最も一般的に行われているのは、垂直遮断胃形成術(vertical banded gastroplasty)(VBG)、シラスティックリング胃形成術(SRG)、および、調節可能なシラスティック胃バンド法(AGB)である。
一般に、胃バンドは、患者の胃の上方部分の周りに巻き付けられ、胃の通常の内径よりも小さな小孔を形成する。この小孔は、胃の上方部分から下方消化部分に流れる食物を制限する。小孔が適当な大きさである場合、胃の上方部分内に保持された食物は、過食を妨げる満腹感をもたらす。
より具体的には、そして実際には、胃バンドは胃の後ろに挿入され、胃バンドの端部が結合されて装置を胃の周りにラッチ留めする。しかしながら、使用中に胃バンドを操作することは困難な場合が多い。したがって、本発明の胃バンドは、これらの問題を軽減しようと努力して開発されてきた。
〔発明の概要〕
したがって、本発明の目的は、第一の端部および第二の端部を備える胃バンド本体を有する胃バンドを提供することである。第一の端部および第二の端部は、それぞれ、第一のラッチ部材および第二のラッチ部材を有する。第一の端部は、先端部、および、第一のラッチ部材の近位側の係合部材を含み、係合部材は、先端部とは反対側の、第一のラッチ部材の横にある。
本発明の別の目的は、胃バンド本体に形成された貫通孔としての係合部材を形成することであり、貫通孔は、胃バンド本体を側面方向に貫通している。さらに、貫通孔は、上面および底面を含み、上面は、その横の寸法が底面よりも狭い。
本発明のさらに別の目的は、胃バンド本体から突き出るシェル状部材としての係合部材を形成することである。シェル状部材は、第一のラッチ部材と隣接する第一の端部と、第一のラッチ部材とは別の方向を向いた第二の端部とを備える、凸状の外面を含む。シェル状部材の第二の端部は開いており、シェル状部材のキャビティに対してアクセス開口部を提供している。
本発明のさらに別の目的は、中に凹部が形成された厚化領域(thickened region)としての係合部材を形成することである。
本発明の別の目的は、把持ポケット(grasping pocket)としての係合部材を形成することである。把持ポケットは、胃バンド本体の中の厚化領域の中に形成されており、把持ポケットは、アクセス開口部を備える内部キャビティを含む。さらに、アクセス開口部は、第一のラッチ部材とは実質的に別の方向を向いている。
本発明のさらに別の目的は、隆起したネックイン領域(a raised, necked-in region)としての係合部材を形成することである。ネックイン領域は、一般的に幅狭部分(narrowed section)を含み、幅狭部分は、砂時計形(hourglass shape)を含む。
本発明のさらに別の目的は、側面方向の貫通孔(lateral thru-hole)であって、この側面方向の貫通孔の上面を通って延びる中心孔を備える、側面方向の貫通孔(lateral thru-hole)としての係合部材を形成することである。
本発明のさらなる目的は、ネックイン領域としての係合部材を形成することであり、胃バンド本体の側壁は、胃バンド本体の底面に沿った部分よりも、胃バンド本体の上面に沿ったネックイン領域において、互いに、より接近している。
本発明の目的はまた、胃バンド本体の上面の他の部分に対して、ネックイン領域を隆起させることである。
本発明の他の目的および利点は、本発明の特定の実施形態を示す添付の図面とともに以下の詳細な説明を読めば、明らかになるであろう。
〔好ましい実施形態の説明〕
本発明の詳細な実施形態が本明細書に開示される。しかしながら、開示される実施形態は本発明の単なる例示であり、様々な形態で実施することができるということが理解されるべきである。したがって、本明細書に開示される詳細は、限定するものとして解釈すべきではなく、単に、本発明の製造方法および/または利用方法を当業者に教示するための基として、解釈すべきである。
図1、図2、および図3を参照すると、本発明の好ましい実施形態に従った胃バンド10は、第一の端部14および反対側の第二の端部16を有する、バンド本体12を含む。シェルすなわち第一のラッチ部材30、および、カラーすなわち第二のラッチ部材32で構成されるラッチ機構20は、患者の胃の周りに胃バンド10を選択的に取り付けることができる要領で、バンド本体12のそれぞれの端部に固定されている。バンド本体12およびラッチ機構20は、シリコーンから製造されるのが好ましい。以下に、より詳細に記載されているように、胃バンド10はバルーン型胃バンドであり、本発明のラッチ機構20は、本発明の範囲から逸脱することなく、様々なバンド構造とともに使用することができる。
胃バンド10は、胃の大きさを縮小する所定の位置で、胃を取り囲むことができる形状および寸法となっている。胃バンド10は、ラッチ機構20を破壊したり、再ロックした後の保持能力を著しく低下させたりすることなく、ロックおよびロック解除が可能な可撓性ラッチ機構20を用いている。第1の端部14はシェル部材30を、第2の端部16はカラー部材32を、それぞれ含む。これらのシェル部材30およびカラー部材32は、移動の方向によって、および、本発明の胃バンド10のラッチ機構20をロックまたはロック解除する目的によって、雄部材および雌部材の両方として機能する。
次に、図1〜図3を参照すると、本発明の好ましい実施形態に従って、胃バンド10、特に、胃バンド本体12は、一般的に、細長いバルーン24が固定された補強ベルト22(reinforcing belt 22)で構成されている。ベルト22は、第一の端部26および第二の端部28を含み、これらは一般的に、ラッチ機構20のシェル部材30およびカラー部材32がそれぞれ取り付けられている、胃バンド本体12の第一の端部14および第二の端部16に相当する。好ましい実施形態に従って、ラッチ部材は、参照により本明細書に組み込まれるものとする、2005年7月15日出願の、共同所有された米国特許出願第11/182,072号明細書、(発明の名称:「胃バンド用ラッチ装置(Latching Device for Gastric Band)」)に開示されるものと同じである。
当業者であればはっきりと理解されるように、ベルト22は、内表面および外表面を含む。外表面は実質的になめらかであり、患者の胃の周りに固定される時に、胃バンドの外表面の実質的な部分を形成する。ベルト22の内表面は、バルーン24の外表面に取り付けることができる形状および寸法となっている。
バルーン24に関して、バルーン24はまた、第一の端部、第二の端部、内表面、および外表面を含む。内表面は実質的になめらかであり、胃バンドが患者の胃に固定される時に、患者の胃と係合することができる形状および寸法となっている。バルーン24の外表面は、ベルトの内表面と結合することができる形状および寸法となっている。
好ましい実施形態に従って、バルーンおよびベルトの基本的な構造は、参照により本明細書に組み込まれるものとする、2006年3月1日出願の、共同所有された米国特許出願第11/364,362号明細書、(発明の名称:「胃バンド(Gastric Band)」)、および、2006年3月1日出願の、米国特許出願第11/364,363号明細書、(発明の名称:「あらかじめ湾曲している胃バンド(Precurved Gastric Band)」)、において、実質的に開示されている。
簡潔に上述されたように、胃バンド10の第一の端部14は、シェル部材30を含む。シェル部材30は、一般的に、タブ34を備える中空の半月形シェルで構成されている。タブ34は、胃バンド10の第二の端部16上にある半円形の開口36で構成されているカラー部材32を通して、把持して引っ張るために用いる。シェル部材30の半月形シェルは、把持装置によってカラー部材32を通って引っ張られるまたは押される時に収縮する。カラー部材32は、タングを含み、ラッチ留めの際に、シェル部材30が半円形開口36を通過して、タング(不図示)の下側をスライドする。いったんシェル部材30がタングを通過すると、役割が変わる。胃バンド10の第1の端部14は、シェル部材30が再び拡張して元の形状に戻ると、雌コンポーネントとして機能し、第2の端部16(ここでは雄コンポーネント)においてタングの上をスライドして戻ることができる。したがって、シェル部材30は、ラッチ機構20の動作の際に雄コンポーネントおよび雌コンポーネントの両方として機能し、カラー部材32は、ラッチ機構20の動作の際に雄コンポーネントおよび雌コンポーネントの両方として機能する。すなわち、シェル部材30は、カラー部材32内に挿入する際には雄コンポーネントとして機能し、それに続いて、タングがシェル部材の内部に受容される際には雌コンポーネントとして機能する。ロック解除は、把持装置を用いて、第一の端部14を第二の端部16から前方へ引っ張り、タングをシェル部材30から取り除くことによって行うことができる。シェル部材30の形状のおかげで、シェル部材30は、圧縮して、タングの下をカラー部材32を通って移動することができる。
より具体的には、胃バンド10の第一の端部14におけるシェル部材30は一般的に、第一の端部14の先端部44に近接した幅狭端部42(narrow end 42)に向かって先細りになっている、開口幅広端部40(open, wide end 40)を備えた半月形のシェルである。シェル部材30は、実質的に中空であり、例えば、圧縮および拡張が可能なシリコーンなどの材料から形成されている。
次に、図2および図3を参照すると、シェル部材30は、幅広端部40から見た時に実質的に半円の外表面46で形成されている。幅広端部40と隣接する、シェル部材30の内表面48は同様に、実質的になめらかな半円の輪郭を有する。
シェル部材30は、上述のように、圧縮されて、カラー部材32を通ってスライドする。その後、幅広端部40の中心部50は元の形状に戻り、タングの上に嵌合する。胃バンド10がラッチ解除されると、シェル部材30はカラー部材32から前方に引っ張られて、シェル部材30は、タングの下をカラー部材32を通って移動することができる。シェル部材30の前もって形成された形状は、ロック解除の間にタングがシェル部材30の上をスライドするための案内特徴部(guiding feature)としての役割を果たすだけではなく、シェル部材30がカラー部材32の開口36を通って、もっと容易にスライドして戻ることも可能にする。
タブ34には、ロックおよびロック解除の間にタブ34を把持するのを助ける突出部54が形成されている。
カラー部材32とシェル部材30の確実な固定は、カラー部材32を通過する際にシェル部材30を圧縮した後、シェル部材30を元の形状に戻して、シェル部材30の幅広端部40をカラー部材32の第一の縁66に接触させることによって、なされる。
ラッチ留めは、第二の端部16の先端部から離れる方向にカラー部材32から延びたタングをカラー部材32に設けることで、さらに強化されている。このタングは、シェル部材30の幅広端部40内に受容される形状および寸法を有しており、シェル部材30がカラー部材32を通過し、第一の端部14と第二の端部16が互いの方向へ引かれる際に、胃バンド10が張力を帯び、シェル部材30がラッチ解除位置に向かってカラー部材32を通って反対方向に移動するように引っ張られた後に、タングは、シェル部材30の幅広端部40内に受容される。この点を考慮して、タングは、便利で信頼できる要領で、シェル部材30をスライドするように、下方に向いていてもよい。ラッチ機構20が適切にロックされたかどうかについて示すために、タングははっきりと識別するように色づけがされていてもよい。
第二の端部16の把持は、前方を向いた把持部材68、すなわち、第二の端部16の先端を向いた把持部材を設けることでさらに強化されている。前方を向いた把持部材68は、ラッチ機構20のロックおよびロックの解除のための二方向のアクセスを可能にする形状および寸法を有する。より具体的には、把持部材68は、その上面74および底面76に沿った突出部72を含む。これらの突出部72は、第一の方向に沿ったその把持を容易にしている。把持部材68はさらに、補強中心部78を有する「砂時計」型に形成されている。この補強中心部78により、第二の方向の把持が可能となっている。
把持部材68は、シェル部材30がカラー部材32を通過する時に、シェル部材30を受容し、シェル部材30を中央に位置させる形状および寸法となっている。把持部材68はまた、シェル部材30がカラー部材32を通過する時に、シェル部材30を圧縮するのを助ける。
本発明の胃バンドの目的のひとつは、胃バンドの使い易さの改良である。この点を考慮して、係合部材を含む様々な実施形態が開発されており、使用および取り除く間に把持するために、胃バンドの第一の端部への改良されたアクセスを容易にしている。
具体的に、図1、図2、および図3を参照すると、胃バンド10が開示されている。貫通孔80の形態をした係合部材が、胃バンド10の第一の端部14にあるシェル部材30のちょうど近位側のベルト22内に設けられており、具体的には、胃バンド10の第一の端部14の先端部44の反対側のシェル部材30の横にあるベルト22の第一の端部26に設けられている。貫通孔80は、第一の端部26に隣接するベルト22の側面方向を貫通している。したがって、貫通孔80は、実質的に平らな向きに広げられた時に、胃バンド10の長手方向軸に実質的に垂直である長手方向軸を含む。
貫通孔80は、外科医が把持装置を中にスライドさせ、横から胃バンド10を操作することができる形状および寸法となっている。加えて、貫通孔80の上のベルト22の領域は、内側が先細になっており、それにより、外科医は真っ直ぐ上から胃バンド10を把持することができる。より具体的には、貫通孔80は、上面82および底面84によって画定されており、上面82は、底面84よりも、横の寸法が(すなわち、ベルト22の第一の縁88から、ベルト22の第二の縁89に延びるに従って)狭くなっている。結果として、外科医が把持装置を用いてベルト22の貫通孔領域86に真っ直ぐやってくる場合に、把持装置は底面84でベルト22の底に達するであろうし、それによってバルーン24を保護する。
次に、図4および図5を参照すると、代替の実施形態が開示されている。この実施形態に従って、第二のシェル状部材180の形態をした係合部材が、ベルト122に沿ったシェル部材130のちょうど近位側で突き出ており、具体的には、胃バンド110の第一の端部114の先端部144とは反対側の、シェル部材130の横にあるベルト122の第一の端部126で、突き出ている。シェル状部材180は、ベルト122の上面182から突き出ており、そこへの外科医のアクセスを可能にしている。シェル状部材180は、シェル部材130と隣接する第一の端部188と、シェル部材130とは別の方向を向いた第二の端部190とを備える、凸状の外面186を含む。シェル状部材180の第一の端部188は好ましくは閉じており、他方で、シェル状部材130の第二の端部190は開いており、シェル状部材180によって画定されているキャビティ194に対してアクセス開口部192を提供している。実際には、シェル状部材180は、把持装置がシェル状部材180のアクセス開口部192の内部に嵌合することができる形状および寸法となっており、外科医の胃バンド110の操作性能を改良している。シェル状部材180はベルト122の上面182の上に載っているため、バルーン124は、操作の間の潜在的な損傷から再び保護される。
さらなる実施形態に従って、かつ、図6および図7を参照すると、胃バンド210のベルト222は厚化領域280の形態をした係合部材が提供されており、厚化領域とはすなわち、ベルト222の上面282からベルト222の底面284までの距離が、ベルト222の他の部分よりも大きい領域のことであり、シェル部材230の近位側にあり、具体的には、胃バンド210の第一の端部214の先端部244とは反対側の、シェル部材230の横にあるベルト222の第一の端部226にある。厚化領域280は、シェル部材230をカラー部材232からロック解除する時に外科医によって把持される領域を提供する。凹部286は、厚化領域280の中のベルト222の上面282に沿って提供されている。凹部286によって、凹部286の内壁290およびベルト222の外縁292によって画定されている、凹部286の両側にある薄い領域288(thin region 288)を、胃バンド210の操作のために外科医がつかむことが可能となる。凹部286は貫通孔ではないので、ベルト222の材料それ自体がバルーン224を保護する。
図8および図9に示されているように、さらなる実施形態を参照すると、胃バンド310のベルト322には、シェル部材330のちょうど近位側にある、具体的には、胃バンド310の第一の端部314の先端部344とは反対側の、シェル部材330の横にあるベルト322の第一の端部326にある、把持ポケット386の形態をした係合部材が設けられている。この実施形態に従って、シェル部材330のちょうど近位側の領域が、厚化領域380を画定するために、ベルト322の上面382と底面384の間を延びるにつれて、厚くなっている。厚化領域380内に、把持ポケット386が設けられている。把持ポケット386は、胃バンド310の操作のために、中に把持装置を配置する形状および寸法となっている。より具体的には、把持ポケット386は、シェル部材330から実質的に外側を向いているアクセス開口部390を備える内部キャビティ388を含む。内部キャビティ388は、底壁392および上壁394によって画定されており、従来の把持装置の対向する(opposed)グリッパーを用いて、内部キャビティ388の上壁394およびベルト322の上面382を同時に把持することによって、人々がベルト322の厚化領域380を把持することができるような形状および寸法となっている。把持ポケット380の底壁392の上にベルト材料322があるので、操作の間、バルーン324は保護される。加えて、外科医は、胃バンド310に真っ直ぐ来ることができ、胃バンド310を操作するために、把持ポケット380の両側面398上の薄い領域396を把持することができる。
図10および図11を参照すると、さらに別の実施形態が開示されている。この実施形態に従って、胃バンド410のベルト422に沿ったシェル部材430のちょうど近位側の領域には、隆起したネックイン領域480の形態をした係合部材が設けられており、具体的には、胃バンド410の第一の端部414の先端部444とは反対側の、シェル部材430の横にあるベルト422の第一の端部426の領域に、設けられている。ネックイン領域480は、一般的には、砂時計の形状と類似した幅狭部分を備える、ベルト422のセグメントであり、すなわち、ベルト422の側面の縁486、488が、ベルト422の隣接する部分よりも、ネックイン領域480において互いに、より接近している。この実施形態を利用する時に、外科医は把持および操作のために胃バンド410の上から直接やってくるであろう。ネックイン領域480の周りには、把持装置からバルーン424を保護するためのベルト材料がないため、ネックイン領域480のベルト422の上面482と底面484の間の距離を、ベルトの隣接する部分と比較して、増大させることによって追加の高さが設けられている。このことが、把持装置を高く持ち上げ、バルーン424の損傷への潜在的可能性を軽減することを助ける。
図12および図13を参照して、別の実施形態が開示されている。この実施形態は、図1、図2、および図3を参照して上記したものと類似の、貫通孔580の形態をした係合部材を用いている。貫通孔580は、シェル部材530のちょうど近位側の、胃バンド510のベルト522の側面を側面方向に貫通しており、具体的には、胃バンド510の第一の端部514の先端部544とは反対側の、シェル部材530の横にあるベルト522の第一の端部526を通って通過している。先の実施形態と同様に、貫通孔580は、外科医が把持装置を中にスライドさせて、胃バンド510を横から操作することを可能にする。側方の貫通孔580に加えて、中心孔586が、ベルト522の上面582に沿って、かつ、貫通孔580と整合して、設けられている。中心孔586は、胃バンド510の上からのアクセスを可能にするように配置されている。中心孔586の包含によって、外科医は、中心孔586の側壁589およびベルト522の縁590によって画定されている薄い部分588(thin sections 588)のいずれも把持することができ、その操作を補助する。貫通孔580および中心孔586はまた、外科医が全体の領域を把持した場合に圧縮する。貫通孔580の下に、すなわち、ベルト522の底面584に沿って、ベルト材料522があるので、バルーン524はこの概念に従って保護される。
最後に、図14および図15を参照すると、別の実施形態が開示されている。この実施形態に従って、胃バンド610のベルト622に沿ったネックイン領域680の形態をした係合部材が、シェル部材630のちょうど近位側に設けられており、具体的には、胃バンド610の第一の端部614の先端部644とは反対側の、シェル部材630の横にあるベルト622の第一の端部626に設けられている。しかしながら、図10および図11を参照にして開示される実施形態と比較して、ネックイン領域680、すなわち、ベルト622の側壁686、側壁688は、ベルト622の隣接する部分に沿った部分よりも、ネックイン領域680において互いに、より接近しており、シェル部材630に隣接するベルト622の上面682を単に形成している。結果として、ネックイン領域680の下にベルト材料622があるので、把持装置はベルト材料622にぶつかって止まり、それゆえに、バルーン624を損傷する潜在的可能性を軽減させる。この実施形態は、上述のような隆起したネックイン領域を組み込んでもよいし、または、組み込まなくてもよいが、好ましい実施形態に従って、ネックイン領域680はベルト622の残りの部分よりも厚く、すなわち、ネックイン領域680は、ベルト622の残りの上面682に比べ高くなっている。
本発明の胃バンドの患者の胃の周りへの改良された取り付けは、参照により本明細書に組み込まれるものとする、2006年3月1日出願の、共同所有された米国特許出願第11/364,361号明細書、(発明の名称:「胃バンド用縫合糸タブ伸展器(Gastric Band Suture Tab Extender)」)に開示される、縫合糸タブ伸展器の使用を通して実行される。
当業者であればはっきりと理解されるであろうが、胃バンド10のバルーン24の内部キャビティを、例えば速度ポート(velocity port)といった加圧流体源92と接続させるために、供給管90が使用される。離れた流体源92と共に供給管90を利用することによって、所定の要領でバルーン24の膨張および収縮の制御が可能になる。供給管90の正確な位置は重要であり、なぜならば、胃バンド10のロックおよび/または他の操作の間に供給管90が視覚的な障害になることを、外科医が望まないからである。加えて、いったん胃バンド10の配置が完了すると、供給管90は、周りの組織に、(例えば、肝臓または脾臓に直接突き刺さるといった)刺激を与えるべきではない。外科医はまた、組織が損傷を受けているかどうかを容易に見ることができないので、供給管90を胃の通過の後方(retro-gastric tunnel)に通らせて引っ張ることを望まない。供給管90は、胃バンド10の操作のために、安全な把持位置として機能することができるべきであり、供給管90は、胃バンド10との接合部でねじれたり、流体の流れを妨げたりしてはならず、供給管90の位置は、胃バンド10が小さいトロカールを通過することを容易にするべきである。
本明細書の様々な好ましい実施形態に従って、参照により本明細書に組み込まれるものとする、2006年3月1日出願の、共同所有された米国特許出願第11/364,362号明細書、(発明の名称:「胃バンド(Gastric Band)」)、および、2006年3月1日出願の、同第11/364,363号明細書、(発明の名称:「あらかじめ湾曲している胃バンド(Precurved Gastric Band)」)、に開示されているように、異なるチューブの配置(different tube placements)が用いられてもよい。
本発明は胃バンドと共に使用するように記載しているが、当業者であれば、本発明を他のタイプの移植用バンドに等しく適用できることを理解できよう。例えば、バンドは、大便失禁の治療に用いることができる。このようなバンドは、米国特許第6,461,292号明細書に開示されている。バンドは尿失禁の治療に用いることもできる。このようなバンドは、米国特許出願公開第2003/0105385号明細書に開示されている。バンドはまた、胸焼けおよび/または胃酸の逆流の治療に用いることもできる。このようなバンドは、米国特許第6,470,892号明細書に開示されている。バンドはまた、インポテンスの治療に用いることもできる。このようなバンドは、米国特許出願公開第2003/0114729号明細書に開示されている。
好適な実施形態を図示および説明してきたが、このような開示によって本発明を限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明の精神および範囲内に含まれる全ての変更形態および代替の構造を包含するものであることを理解されたい。
〔実施の態様〕
(1)胃バンドにおいて、
第一の端部および第二の端部を含む胃バンド本体であって、
前記第一の端部および前記第二の端部には、それぞれ第一のラッチ部材および第二のラッチ部材が設けられており、
前記第一の端部は、先端部、および、前記第一のラッチ部材の近位側の係合部材を含み、
前記係合部材は、前記先端部とは反対側の、前記第一のラッチ部材の横にある、
胃バンド本体、
を含む、胃バンド。
(2)実施態様1に記載の胃バンドにおいて、
前記係合部材は、前記胃バンド本体に形成された貫通孔である、
胃バンド。
(3)実施態様2に記載の胃バンドにおいて、
前記貫通孔は、前記胃バンド本体を側面方向に貫通している、
胃バンド。
(4)実施態様2に記載の胃バンドにおいて、
前記貫通孔は、上面および底面を含み、
前記上面は、その横の寸法が前記底面よりも狭い、
胃バンド。
(5)実施態様1に記載の胃バンドにおいて、
前記係合部材は、前記胃バンド本体から突き出るシェル状部材である、
胃バンド。
(6)実施態様5に記載の胃バンドにおいて、
前記シェル状部材は、前記第一のラッチ部材と隣接する第一の端部、および前記第一のラッチ部材とは別の方向を向いた第二の端部、を備える、凸状の外面を含み、
前記シェル状部材の前記第二の端部は開いており、前記シェル状部材のキャビティに対してアクセス開口部を提供している、
胃バンド。
(7)実施態様1に記載の胃バンドにおいて、
前記係合部材は、厚化領域であって、前記厚化領域の中に形成された凹部を備える、厚化領域である、
胃バンド。
(8)実施態様1に記載の胃バンドにおいて、
前記係合部材は、把持ポケットである、
胃バンド。
(9)実施態様8に記載の胃バンドにおいて、
前記把持ポケットは、前記胃バンド本体の中の厚化領域の中に形成されている、
胃バンド。
(10)実施態様8に記載の胃バンドにおいて、
前記把持ポケットは、アクセス開口部を備える内部キャビティを含む、
胃バンド。
(11)実施態様10に記載の胃バンドにおいて、
前記アクセス開口部は、前記第一のラッチ部材とは実質的に別の方向を向いている、
胃バンド。
(12)実施態様1に記載の胃バンドにおいて、
前記係合部材は、隆起したネックイン領域である、
胃バンド。
(13)実施態様12に記載の胃バンドにおいて、
前記ネックイン領域は、一般的に幅狭部分を含む、
胃バンド。
(14)実施態様13に記載の胃バンドにおいて、
前記幅狭部分は、砂時計形を含む、
胃バンド。
(15)実施態様1に記載の胃バンドにおいて、
前記係合部材は、側面方向の貫通孔であって、前記側面方向の貫通孔の上面を通って延びる中心孔を備える、側面方向の貫通孔である、
胃バンド。
(16)実施態様1に記載の胃バンドにおいて、
前記係合部材は、ネックイン領域であり、
前記胃バンド本体の側壁は、前記胃バンド本体の前記底面に沿った部分よりも、前記胃バンド本体の前記上面に沿った前記ネックイン領域において、互いに、より接近している、
胃バンド。
(17)実施態様16に記載の胃バンドにおいて、
前記ネックイン領域は、前記胃バンド本体の前記上面の他の部分に対して、隆起している、
胃バンド。
本発明の第一の実施形態に従った、胃の周りに配置されている胃バンドを示す。 図1に示された胃バンドの第一の端部の詳細な斜視図である。 図1に示された胃バンドの第一の端部の断面図である。 第2の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の斜視図である。 第2の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の断面図である。 第3の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の斜視図である。 第3の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の断面図である。 第4の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の斜視図である。 第4の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の断面図である。 第5の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の斜視図である。 第5の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の断面図である。 第6の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の斜視図である。 第6の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の断面図である。 第7の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の斜視図である。 第7の実施形態に従った、胃バンドの第一の端部の断面図である。

Claims (3)

  1. 胃バンドにおいて、
    第一の端部および第二の端部を含む胃バンド本体を含み
    前記第一の端部および前記第二の端部には、それぞれ第一のラッチ部材および第二のラッチ部材が設けられており、
    前記第一のラッチ部材および前記第二のラッチ部材は、前記胃バンドの前記第二の端部に前記胃バンドの前記第一の端部を選択的に取り付けるため、ロックおよびロック解除が可能であり、
    前記第一の端部は、先端部、および、前記第一のラッチ部材の近位側の係合部材を含み、
    前記係合部材は、前記胃バンドを取り付ける際に、または、前記胃バンドを取り除く際に、外科医の前記胃バンドの操作を容易にするため、把持装置によって係合可能であり、
    前記係合部材は、前記胃バンド本体中に形成された、前記胃バンドの長手方向軸と実質的に垂直である長手方向軸を有する側面方向の貫通孔である、胃バンド。
  2. 請求項に記載の胃バンドにおいて、
    前記貫通孔は、上面および底面を含み、
    前記上面は、その横の寸法が前記底面よりも狭い、
    胃バンド。
  3. 請求項1に記載の胃バンドにおいて、
    前記貫通孔は、上面および底面を含み、
    前記貫通孔は、前記上面を通って延びる中心孔を含む、
    胃バンド。
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