JP5361777B2 - 画素パッケージファイル再生装置および画素パッケージファイル再生プログラム - Google Patents
画素パッケージファイル再生装置および画素パッケージファイル再生プログラム Download PDFInfo
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Description
表示する対象画像の画素毎に生成された画素単位データであって画素値と対象画像の表示を制限する所定の条件を示す制限情報とを含んだ画素単位データを有する画素パッケージファイルを記憶する対象画像記憶部と、
前記画素パッケージファイル内の画素単位データに含まれる制限情報に基づいて前記対象画像の表示を許可するか否かを画素単位データ毎に判定する表示許可判定部と、
前記表示許可判定部が全ての画素単位データに対して対象画像の表示を許可した場合、前記画素パッケージファイル内の全ての画素単位データそれぞれに含まれる画素値に基づいて前記対象画像を表示装置に表示する画像表示部とを備える。
前記画素パッケージファイル再生装置は、さらに、
前記対象画像を表示するユーザを識別する表示ユーザ識別データを入力するユーザ識別データ入力部を備え、
前記表示許可判定部は、前記対象画像の表示を許可する否かを判定する表示許可判定として前記表示ユーザ識別データと前記許可ユーザ識別データとが一致するか否かを画素単位データ毎に判定し、
前記画像表示部は、全ての画素単位データで前記表示ユーザ識別データと前記許可ユーザ識別データとが一致した場合に前記対象画像を表示する。
前記表示許可判定部は、さらに、前記コピー許可情報に基づいて前記対象画像のコピーを許可するか否かを画素単位データ毎に判定し、
前記画像表示部は、全ての画素単位データで前記対象画像のコピーが許可され前記表示ユーザ識別データと前記許可ユーザ識別データとが一致した場合に前記対象画像を表示する。
表示する対象画像の画素毎に生成された画素単位データであって画素値と対象画像の表示を制限する所定の条件を示す制限情報とを含んだ画素単位データを有する画素パッケージファイルを記憶する対象画像記憶部を備える画素パッケージファイル再生装置の画素パッケージファイル再生プログラムであって、
前記画素パッケージファイル内の画素単位データに含まれる制限情報に基づいて前記対象画像の表示を許可するか否かを画素単位データ毎に判定する表示許可判定処理と、
前記表示許可判定処理で全ての画素単位データに対して対象画像の表示が許可された場合、前記画素パッケージファイル内の全ての画素単位データそれぞれに含まれる画素値に基づいて前記対象画像を表示装置に表示する画像表示処理とをコンピュータに実行させる。
画像を構成する複数画素それぞれの画素情報をパッケージングしてパッケージファイルを生成する装置と、パッケージファイルを配信する装置と、パッケージファイルに基づいて画像を再生する装置とを有する画像配信システムについて説明する。
実施の形態1における画像配信システム100の構成について、図1に基づいて以下に説明する。
画素パッケージング装置200、画素パッケージファイル配信サーバ300および画素パッケージファイル再生端末400はネットワーク101を介して通信を行う。
画素パッケージファイル配信サーバ300は、画素パッケージング装置200から提供された画素パッケージファイル110を登録する。
画素パッケージファイル再生端末400は、画素パッケージファイル110を再生するユーザと画素パッケージファイル110をダウンロードしたユーザとが一致する場合に画素パッケージファイル110に含まれる画像データを再生する。
実施の形態1における画素パッケージング装置200の機能構成について、図2に基づいて以下に説明する。
例えば、パッケージ処理部215は、画素単位データと画素基本データ作成部213により生成された画素一覧データとを含んだ画素パッケージファイル110を生成する。
後述する「画像ファイル」は対象画像データの一例である。
後述する「画素基本データ111」は画素一覧データの一例である。
後述する「基本情報データ112A」は画素単位データの一例である。
例えば、DRM情報は、ユーザの認証に用いるユーザ認証情報と、パッケージファイルのコピーを許可するか否かを示すコピー許可情報とを含む。
ユーザ認証情報は、ユーザ認証の要否を示す認証要否情報と、ユーザ認証を行うユーザ認証装置を指定する認証装置情報と、ユーザ認証の方法を示す認証方法情報とを含む。
後述する「閲覧許可の有無」「許可確認先」「許可確認方法」は認証要否情報、認証装置情報、認証方法情報の一例である。
後述する「複製許可データ」はコピー許可情報の一例である。
実施の形態1における画素パッケージファイル配信サーバ300の機能構成について、図3に基づいて以下に説明する。
アクセス処理部320は、受信したサーバログインデータとログイン情報記憶部391に記憶されている登録ユーザデータとに基づいてユーザのログインを許可するか否かを判定する。
ログイン照会部331は、配信要求ファイル内の画素単位データに含まれるユーザ認証情報とアクセス処理部320が受信したサーバログインデータとに基づいて、配信要求ファイルの配信を許可するか否かを判定する。
例えば、ログイン照会部331は、配信要求ファイル内の画素単位データに含まれるユーザ認証情報を参照し、認証要否情報がユーザ認証を要することを示す場合に認証装置情報に指定されたユーザ認証装置へサーバログインデータと認証方法情報とを送信する。ログイン照会部331は、ユーザ認証装置からユーザを認証許可するか否かを示す認証結果を受信し、受信した認証結果に基づいて配信ファイルの配信を許可するか否かを判定する。
パッケージファイル配信部332は、生成した配信ファイルを画素パッケージファイル再生端末400へ配信する。
実施の形態1における画素パッケージファイル再生端末400の機能構成について、図4に基づいて以下に説明する。
パッケージファイル配信サーバアクセス部410は、入力したサーバログインデータを画素パッケージファイル配信サーバ300へ送信する。
パッケージファイル再生部430は、再生する配信ファイルを再生要求ファイルとして指定する配信ファイル再生要求を入力する。
パッケージファイル再生部430(画像表示部の一例)は、DRM情報確認部431が全ての画素単位データに対して対象画像の表示を許可した場合、画素パッケージファイル110内の全ての画素単位データそれぞれに含まれる画素情報に基づいて対象画像を表示装置に表示する。
例えば、パッケージファイル再生部430は、全ての画素単位データでサーバログインデータと端末ログインデータとが一致した場合に対象画像を表示する。
また、パッケージファイル再生部430は、全ての画素単位データで対象画像のコピーが許可された場合に前記対象画像を表示する。
例えば、DRM情報確認部431は、対象画像の表示を許可する否かを判定する表示許可判定として端末ログインデータとサーバログインデータ(制限情報の一例)とが一致するか否かを画素単位データ毎に判定する。
また、DRM情報確認部431は、コピー許可情報(制限情報の一例)に基づいて対象画像のコピーを許可するか否かを画素単位データ毎に判定する。
実施の形態1におけるパッケージファイル登録処理について、図5に基づいて以下に説明する。
画像ファイルは、画像を構成する複数の画素それぞれのデータ(画素データ)を含み、特定の画像を表す。
画素データは、色(例えば、RGB値)、輝度、画像内の座標値などの画素値を示す。
DRM情報とインベントリ情報とについては後述する。
座標値(0,0)の画素の画素番号は「1」、座標値(639,0)の画素の画素番号は「640」、座標値(0,1)の画素の画素番号は「641」となる。
S113の後、S114に進む。
図6に示すように、画素基本データ111は「画像ファイル番号」と「画素番号」とにより画素を一覧にしたデータである。
「画像ファイル番号」と「画素番号」との組み合わせによって一つの画素が特定される。
S114の後、S115に進む。
基本情報データ112Aは、画像ファイル番号、画素番号、画素データ(輝度、色など)、インベントリ情報、DRM情報を含んだデータである。画像ファイル番号とインベントリ情報とDRM情報とは全ての画素の基本情報データ112Aで共通し、画素番号と画素データとは基本情報データ112Aに対応する画素によって異なる。
DRM情報は、許可認証データや複製許可データを含む。
閲覧許可の有無は、画像の閲覧許可が必要か否かを示す情報である。
許可確認先は、閲覧許可を確認する装置(例えば、ユーザ認証装置)を示す情報である。
許可確認方法は、年齢や権限などユーザを確認する項目を示す情報である。
S115の後、S120に進む。
画素パッケージファイル配信サーバ300のファイル受信・保存部310は、画素パッケージファイル110を受信し、受信した画素パッケージファイル110をパッケージファイル記憶部390に登録する。
S120により、パッケージファイル登録処理は終了する。
実施の形態1におけるパッケージファイル配信処理について、図7に基づいて以下に説明する。
以下、S210で受信した画像配信サービス用のログインデータを「配信ログインデータ」という。
パッケージファイル配信サーバアクセス部410は、ログイン画面に入力されたユーザIDとパスワードとを配信ログインデータとして画素パッケージファイル配信サーバ300へ送信する。画素パッケージファイル配信サーバ300のアクセス処理部320は、配信ログインデータを受信する。
アクセス処理部320は、ログイン情報記憶部391に登録されている複数の登録ユーザデータを検索する。登録ユーザデータは、画像配信サービスに登録されたユーザのユーザIDやパスワードなどを示す。
アクセス処理部320は、配信ログインデータに含まれるユーザIDおよびパスワードがいずれかの登録ユーザデータと一致した場合、画像配信サービスへのログインを許可し、配信要求画面を返信する。パッケージファイル配信サーバアクセス部410は配信要求画面を表示する。
アクセス処理部320は、配信ログインデータに含まれるユーザIDおよびパスワードがいずれの登録ユーザデータとも一致しない場合、画像配信サービスへのログインを却下し、ログインエラー画面を返信する。パッケージファイル配信サーバアクセス部410はログインエラー画面を表示する。この場合、ユーザは、ログイン画面に戻ってユーザIDおよびパスワードを入力し直し、画像配信サービスへのログインを再度試みる。
パッケージファイル配信要求とは、ユーザがダウンロードしたい画素パッケージファイル110(以下、「配信要求ファイル」という)を指定したデータである。
パッケージファイル配信要求部420は選択された画素パッケージファイル110を配信要求ファイルとして指定したパッケージファイル配信要求を送信し、アクセス処理部320はパッケージファイル配信要求を受信する。
ログイン照会部331は、配信要求ファイル内の基本情報データ112Aを参照し、基本情報データ112A内のDRM情報に含まれる許可認証データに基づいて、配信許可するか否かを判定する。DRM情報は配信要求ファイルに含まれる全ての基本情報データ112Aで共通しているため、いずれの基本情報データ112Aを参照しても構わない。
また、ログイン照会部331は、許可認証データが「閲覧許可有り」を示す場合、配信ログインデータのユーザIDと許可認証データに含まれる「許可確認方法」とを含んだユーザ認証要求をユーザ認証装置へ送信する。ユーザ認証装置は許可認証データに「許可確認先」として指定される。
ユーザ認証装置は、登録ユーザ毎にユーザIDに対応付けて年齢や種別(無料ユーザ、有料ユーザ)などの属性情報を記憶している。
ユーザ認証装置は、ユーザ認証要求に含まれるユーザIDに対応する登録ユーザの属性情報と「許可確認方法」とに基づいて配信許可するか否かを判定する。例えば、登録ユーザの年齢が20歳であり、「許可確認方法」が“18歳以上”で年齢制限していれば配信を許可する。また、登録ユーザの種別が“無料ユーザ”であり、「許可確認方法」が無料ユーザを制限していれば配信を却下する。
ユーザ認証装置は判定結果を返信し、ログイン照会部331はユーザ認証装置の判定結果を使用する。
S230で認証許可されなかった場合、パッケージファイル配信部332は配信エラー画面を返信し、画素パッケージファイル再生端末400のパッケージファイル配信要求部420は配信エラー画面を表示する。この場合、ユーザは配信要求画面に戻り、画素パッケージファイル110を指定し直す。
パッケージファイル配信部332は配信ログインIDを追加した配信要求ファイルを配信ファイルとして画素パッケージファイル再生端末400へ送信する。
画素パッケージファイル再生端末400のパッケージファイル受信部421は配信ファイルを受信し、受信した配信ファイル(画素パッケージファイル110)を端末記憶部490に記憶する。
S240により、パッケージファイル配信処理は終了する。
実施の形態1におけるパッケージファイル再生処理について、図8に基づいて以下に説明する。
パッケージファイル再生部430はユーザIDを入力するログイン画面を表示し、ユーザはログイン画面に画像配信サービス用のユーザIDを入力する。
パッケージファイル再生部430は端末記憶部490に記憶されている画素パッケージファイル110を一覧にして表示し、ユーザは一覧の中から画素パッケージファイル110(パッケージID)を選択する。
また、S310で指定された画素パッケージファイル110を「再生要求ファイル」という。
全ての基本情報データ112Aの配信ログインIDが再生ログインIDと一致する場合、DRM情報確認部431は再生要求ファイルの再生を許可する。
少なくともいずれかの基本情報データ112Aの配信ログインIDが再生ログインIDと一致しない場合、DRM情報確認部431は再生要求ファイル内の基本情報データ112A毎に基本情報データ112A内のDRM情報に含まれる複製許可データを参照する。
全ての基本情報データ112Aの複製許可データが“複製許可”を示す場合、DRM情報確認部431は再生要求ファイルの再生を許可する。
少なくともいずれかの基本情報データ112Aの複製許可データが“複製許可”を示さない場合、DRM情報確認部431は再生要求ファイルの再生を許可しない。“複製許可”を示さない場合とは、複製許可データが“複製不許可”を示す場合、DRM情報に複製許可データが含まれない場合、複製許可データが“複製許可”と“複製不許可”とのいずれでもない規定外の値を示す場合などである。DRM情報が改ざんされ、DRM情報に複製許可データが含まれない場合や複製許可データが規定外の値を示す場合が考えられるためである。
S321において再生不許可の場合(NO)、パッケージファイル再生部430が再生エラー画面を表示し、パッケージファイル再生処理は終了する。このとき、再生要求ファイルを破壊して画素パッケージファイル110を再生できなくしても構わない。
パッケージファイル再生部430は、基本情報データ112Aに示される画素番号に基づいて画像内の座標を特定し、特定した座標に対応する表示装置内のドットを特定する。
パッケージファイル再生部430は、特定した表示装置内のドットに特定した色や輝度で画素を表示して画像を表示装置に表示させる。
S330により、パッケージファイル再生処理は終了する。
画素パッケージファイル110のDRM情報に許可認証方法として“18歳以上”を設定し、複製許可データとして“複製不許可”を設定すれば、18歳以上のユーザに配信した画素パッケージファイル110が18歳未満のユーザによって再生されることを防ぐことができる。
画素パッケージファイル110のDRM情報に複製許可データとして“複製許可”を設定すれば、画素パッケージファイル再生端末400を使用する複数のユーザが画素パッケージファイル110を再生することができる。
図9において、画素パッケージング装置200、画素パッケージファイル配信サーバ300および画素パッケージファイル再生端末400は、CPU911(Central・Processing・Unit)(マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、ドライブ装置904、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。ドライブ装置904は、FD(Flexible・Disk・Drive)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital・Versatile・Disc)などの記憶媒体を読み書きする装置である。
パッケージファイルが配信先の端末装置から別の端末装置にコピーされ、コピー先の端末装置で画像データが再生される場合について説明する。
実施の形態2における画像配信システム100について、図10に基づいて以下に説明する。
画素パッケージング装置200と画素パッケージファイル配信サーバ300との機能構成は、実施の形態1(図2、図3参照)と同じである。
但し、画素パッケージファイル110のコピー先である画素パッケージファイル再生端末400Bは、パッケージファイル配信サーバアクセス部410、パッケージファイル配信要求部420およびパッケージファイル受信部421を備えなくても構わない。
パッケージファイル破壊部432については後述する。
配信先装置IDとは、配信先の画素パッケージファイル再生端末400Aを識別する装置ID(例えば、MACアドレス)である。例えば、画素パッケージファイル再生端末400Aの装置IDは、ユーザが画像配信サービスにログインするときに配信ログインデータと共に画素パッケージファイル配信サーバ300へ通知される。
例えば、画素パッケージファイル110はネットワーク101を介した通信により又は記憶媒体(例えば、CD−ROM)を用いて画素パッケージファイル再生端末400A・B間でコピーされる。
画素パッケージファイル110の破壊(破棄)とは、画素パッケージファイル110の消去(削除)、画素パッケージファイル110内の基本情報データ112Aの削除や書き換えなど、画素パッケージファイル110によって画像を表示できなくすることである。
実施の形態2における画素パッケージファイル110の再生条件について、図11に基づいて以下に説明する。
全ての基本情報データ112Aの配信ログインIDが再生ログインIDと一致する場合、DRM情報確認部431は画素パッケージファイル110の再生を許可する(項番1〜4)。
全ての基本情報データ112Aの複製許可データが“複製許可”を示す場合、DRM情報確認部431は画素パッケージファイル110の再生を許可する(項番5,6)。
少なくともいずれかの基本情報データ112Aの複製許可データが“複製許可”を示さない場合、DRM情報確認部431は画素パッケージファイル110の再生を許可しない(項番7)。
少なくともいずれかの基本情報データ112Aの複製許可データが“複製許可”を示さず、少なくともいずれかの基本情報データ112Aの配信先装置IDと自再生端末装置の端末IDとが一致しない場合、パッケージファイル破壊部432は画素パッケージファイル110を破壊する(項番8)。
項番7の再生条件において、自再生端末装置と配信先装置とが一致することを理由に画素パッケージファイル110の再生を許可しても構わない。
画素パッケージファイル110のDRM情報に許可確認方法として“有料ユーザ”を設定し、複製許可データとして“複製不許可”を設定すれば、有料で配信した画素パッケージファイル110が端末装置間で不正にコピーされても、画素パッケージファイル110のコピーは破壊され利用できない。
パッケージファイル再生部430は、画素パッケージファイル110に含まれる基本情報データ112Aのうち再生を許可された基本情報データ112Aを用いて画像を表示させる(図8、S330)。例えば、パッケージファイル再生部430は再生を許可されなかった基本情報データ112Aに対応する画素をモザイクで表示する。つまり、再生を許可された画素は表示され再生を許可されなかった画素はモザイクされる。
これにより、例えば、有料ユーザに対して画像内の全画素を表示し、無料ユーザに対して一部の画素をモザイク処理して画像を表示させることができる。
この場合、パッケージファイル提供者は画素毎にDRM情報を定義し、画素パッケージング装置200は画素パッケージファイル110内の基本情報データ112A毎に基本情報データ112Aに対応する画素のDRM情報を設定する(図5、S114)。
また、画素パッケージファイル配信サーバ300は配信要求ファイル内の基本情報データ112A毎に基本情報データ112Aに含まれるDRM情報に基づいて配信許可を判定する(図7、S230)。画素パッケージファイル配信サーバ300は配信許可した基本情報データ112AのDRM情報だけに配信ログインIDを追加して配信要求ファイルを配信する(図7、S240)。
基本情報ファイル112がなければ、各画素の基本データ(色、輝度など)を取得できないので、画像を再生できない。基本情報ファイル112がある場合でも、DRM情報に基づく再生権限がなければ、画像の再生が制限される。
Claims (4)
- 表示する対象画像の画素毎に生成された画素単位データであって画素値と前記対象画像の表示が許可されるユーザを識別する許可ユーザ識別データを含む制限情報とを含んだ画素単位データを有する画素パッケージファイルを記憶する対象画像記憶部と、
前記対象画像を表示するユーザを識別する表示ユーザ識別データを入力するユーザ識別データ入力部と、
前記画素パッケージファイル内の画素単位データ毎に、画素単位データに含まれる制限情報に基づいて、前記制限情報に含まれる前記許可ユーザ識別データと前記ユーザ識別データ入力部が入力した前記表示ユーザ識別データとが一致するか否かを判定する表示許可判定部と、
前記表示許可判定部が全ての画素単位データに対して前記許可ユーザ識別データと前記表示ユーザ識別データとが一致すると判定した場合、前記画素パッケージファイル内の全ての画素単位データそれぞれに含まれる画素値に基づいて前記対象画像を表示装置に表示する画像表示部と
を備えたことを特徴とする画素パッケージファイル再生装置。 - 前記制限情報は、前記対象画像のコピーを許可するか否かを示すコピー許可情報を含み、
前記表示許可判定部は、さらに、前記コピー許可情報に基づいて前記対象画像のコピーを許可するか否かを画素単位データ毎に判定し、
前記画像表示部は、全ての画素単位データで前記対象画像のコピーが許可され前記表示ユーザ識別データと前記許可ユーザ識別データとが一致した場合に前記対象画像を表示する
ことを特徴とする請求項1記載の画素パッケージファイル再生装置。 - 前記制限情報は、前記対象画像のコピーを許可するか否かを示すコピー許可情報を含み、
前記表示許可判定部は、さらに、前記コピー許可情報に基づいて前記対象画像のコピーを許可するか否かを画素単位データ毎に判定し、
前記画像表示部は、少なくともいずれかの画素単位データ内の前記許可ユーザ識別データが前記表示ユーザ識別データと一致しなかった場合であっても、全ての画素単位データで前記対象画像のコピーが許可された場合に前記対象画像を表示する
ことを特徴とする請求項1記載の画素パッケージファイル再生装置。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の画素パッケージファイル再生装置としてコンピュータを機能させるための画素パッケージファイル再生プログラム。
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