JP5361050B2 - 充電装置および電池駆動装置 - Google Patents
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Description
充電時に温度制御をしない充電装置は、温度センサなどが不要であるので、充電時に温度制御をする充電装置に比べて簡易な回路構成および簡易なプログラムにより制御することができる。
そのため、二次電池がリチウムイオン電池である場合など、充電時に温度による制御をしなくとも充電が可能である場合には、充電時に温度制御をしない充電装置を用いることが多い。
そのため、従来の製品において使用していた充電時に温度制御をしない充電装置の回路およびプログラムをそのまま、新しい製品において使用する充電時に温度制御をする充電装置の回路およびプログラムとして利用することができない。
しかも、充電装置を新規に設計した場合、製品化のためにその充電装置を試験しなければならない。このため、充電装置の設計期間が長期化する。
特に、充電装置では、一般的な装置と同様に温度試験などを実施することに加えて、充電装置に特有の試験を実施しなければならない。たとえば、二次電池の寿命(繰り返し使用可能回数)などを確保するための試験などが含まれる。このため、充電装置の試験期間が長期化する。
また、設計期間の長期化および試験期間の長期化は、充電装置のコストアップの一因になる。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る充電装置1の回路構成を示す回路図である。
図1の充電装置1は、携帯電話機6に用いられるものであり、ACアダプター用コネクタ(以下、ACADPコネクタという)11、直流コネクタ12、充電IC(Integrated Circuit)13、二次電池14を有する。
また、二次電池14の充電電圧VBが閾値電圧以上である場合、充電IC13は、急速充電状態になる。急速充電状態では、充電IC13は、所定の電圧Vc1および所定の電流Ic2により充電を行う。
また、二次電池14の充電電圧VBが所定の満充電電圧Vc1以上になると、充電IC13は、満充電状態になる。満充電状態では、充電IC13は、充電を停止する。
また、充電IC13は、予備充電または急速充電を開始してから、図示外の内部タイマにより充電期間を計測し、所定のタイムアウト時間が経過すると、タイムアウト状態になる。タイムアウト状態では、充電IC13は、充電を停止する。なお、充電IC13は、制御入力端子CINがたとえばハイレベルからローレベルに制御されることで、内部タイマをリセットし、充電を開始する。
そして、第2状態通知制御信号線L7の電圧レベル(CPU15の第1検出入力端子SI1の入力電圧レベル)はハイレベルとなり、第3状態通知制御信号線L8の電圧レベル(CPU15の第2検出入力端子SI2の入力電圧レベル)はローレベルとなり、第2制御信号線L10の電圧レベル(充電IC13の制御入力端子CINの入力電圧レベル)はハイレベルとなる。
その結果、CPU15の第1検出入力端子SI1および第2検出入力端子SI2の電圧レベルは、充電IC13が満充電状態の状態通知制御信号を出力した場合と同じ電圧レベルとされる。また、充電IC13はディスエーブル状態になる。
そして、第2状態通知制御信号線L7の電圧レベル(CPU15の第1検出入力端子SI1の入力電圧レベル)はハイレベルとなり、第3状態通知制御信号線L8の電圧レベル(CPU15の第2検出入力端子SI2の入力電圧レベル)はローレベルとなり、第2制御信号線L10の電圧レベル(充電IC13の制御入力端子CINの入力電圧レベル)はハイレベルとなる。
その結果、CPU15の第1検出入力端子SI1および第2検出入力端子SI2の電圧レベルは、充電IC13が満充電状態の状態通知制御信号を出力した場合と同じ電圧レベルとされる。また、充電IC13はディスエーブル状態になる。
そして、第2状態通知制御信号線L7の電圧レベル(CPU15の第1検出入力端子SI1の入力電圧レベル)はハイレベルとなり、第3状態通知制御信号線L8の電圧レベル(CPU15の第2検出入力端子SI2の入力電圧レベル)はローレベルとなり、第2制御信号線L10の電圧レベル(充電IC13の制御入力端子CINの入力電圧レベル)はハイレベルとなる。
その結果、CPU15の第1検出入力端子SI1および第2検出入力端子SI2の電圧レベルは、充電IC13が満充電状態の状態通知制御信号を出力した場合と同じ電圧レベルとされる。また、充電IC13はディスエーブル状態になる。
そのため、第2状態通知制御信号線L7の電圧レベル(CPU15の第1検出入力端子SI1の入力電圧レベル)は、充電IC13が第1状態通知制御信号線L6に出力した電圧レベルになる。また、第3状態通知制御信号線L8の電圧レベル(CPU15の第2検出入力端子SI2の入力電圧レベル)は、充電IC13が第3状態通知制御信号線L8に出力した電圧レベルになる。
また、第2制御信号線L10の電圧レベル(充電IC13の制御入力端子CINの入力電圧レベル)は、CPU15が第1制御信号線L9に出力した電圧レベルになる。
そのため、第2状態通知制御信号線L7の電圧レベル(CPU15の第1検出入力端子SI1の入力電圧レベル)は、充電IC13が第1状態通知制御信号線L6に出力した電圧レベルになる。また、第3状態通知制御信号線L8の電圧レベル(CPU15の第2検出入力端子SI2の入力電圧レベル)は、充電IC13が第3状態通知制御信号線L8に出力した電圧レベルになる。
また、第2制御信号線L10の電圧レベル(充電IC13の制御入力端子CINの入力電圧レベル)は、CPU15が第1制御信号線L9に出力した電圧レベルになる。
図5は、図1中のCPU15が実行する充電制御の流れを示すフローチャートである。CPU15は、たとえば携帯電話機6の図示外の電源ボタンが操作されてCPU15が起動されることにより、図5の処理を実行する。
なお、CPU15は、図示外の充電制御プログラムを実行することで図5の処理を実行する。充電制御プログラムは、たとえばCD−ROM(Compact Disk - Read Only Memory)などの記録媒体にコンピュータ読取可能に記録されていたものをCPU15の内部メモリにインストールしたものであっても、インターネットなどの伝送媒体によりダウンロードしたものをCPU15の内部メモリにインストールしたものであってもよい。
なお、電源投入時には、充電IC13は、制御入力端子CINがローレベルに制御されていてもよい。この場合、抵抗素子45により第1状態出力端子SO1がローレベルになる。そのため、図2に示すように、CPU15は、充電IC13の動作状態を予備充電状態または急速充電状態と判断する。満充電状態と判断することはない。
これにより、制御出力端子COUTから、ローレベルの制御信号が出力される。この制御信号により第2制御信号線L10の電圧レベルがローレベルになると、充電IC13は起動し、二次電池14の充電状態に応じた充電制御を実行する。
また、図2に示すように、充電IC13は、予備充電中に、第1状態出力端子SO1および第2状態出力端子SO2をローレベルに制御する。また、急速充電中に、充電IC13は、第1状態出力端子SO1をローレベルに制御し、第2状態出力端子SO2をハイレベルに制御する。
二次電池14が満充電状態になると、すなわち二次電池14の充電電圧VBが電圧Vc1になると、充電IC13は、二次電池14の充電を終了する。また、充電IC13は、第1状態出力端子SO1をハイレベルに制御し、第2状態出力端子SO2をローレベルに制御する。
そして、二次電池14が満充電状態にない場合、CPU15は、制御信号(COUT)をローレベルに制御して充電IC13に充電を指示する。これにより、充電動作中の充電IC13は、充電を継続する。また、タイムアウト状態の充電IC13は、充電を再開する。
また、二次電池14が満充電状態にある場合、CPU15は、制御信号(COUT)をハイレベルに制御して充電IC13に充電停止を指示する。これにより、充電動作中の充電IC13は、充電を終了する。また、満充電を検出して充電を終了した充電IC13は、停止する。
CPU15が図5の充電制御処理を実行することで、充電装置1の状態は、充電器を装着した状態(A)から電開始または再充電開始の状態(B)となる。また、電開始または再充電開始の状態(B)と、満充電の状態(C)と、充電待機の状態(D)との間で状態が遷移することで、二次電池を満充電状態に維持する。また、状態(B)〜(D)のいずれかの状態において充電器が外されると、充電器を外した状態(E)となり、充電終了の状態(F)になる。
その結果、第2状態通知制御信号線L7はハイレベルとなり、CPU15の第1検出入力端子SI1にはハイレベルが入力される。また、検出用NPNトランジスタ42がオン状態になり、第3状態通知制御信号線L8がローレベルになり、CPU15の第2検出入力端子SI2にはローレベルが入力される。
図2に示すように、第1検出入力端子SI1にハイレベルが入力され、第2検出入力端子SI2にローレベルが入力されると、CPU15は、図5のST2の充電状態の判断において、満充電状態であると判断する。そのため、図2に示すように、CPU15は、ST4の充電待機において、充電IC13への制御信号(COUT)をハイレベルに制御する。その結果、充電IC13は、停止し、二次電池14の充電中である場合には充電を停止する。
なお、図1の回路では、論理合成信号線L5は、第2制御用ダイオード43を介して、第2制御信号線L10に接続されている。よって、論理合成信号線L5がハイレベルとなることにより、第2制御信号線L10もハイレベルになる。そのため、充電IC13は、事前に、論理合成信号線L5がハイレベルに制御された時点で停止し、二次電池14の充電中である場合には充電を停止している。
その結果、第2状態通知制御信号線L7はハイレベルとなり、CPU15の第1検出入力端子SI1にはハイレベルが入力される。また、検出用NPNトランジスタ42がオン状態になり、第3状態通知制御信号線L8がローレベルになり、CPU15の第2検出入力端子SI2にはローレベルが入力される。
そして、CPU15は、図5のST2の充電状態の判断において満充電状態であると判断し、ST4の充電待機において充電IC13への制御信号をハイレベルに制御する。その結果、充電IC13は、停止し、二次電池14の充電中である場合には充電を停止する。
その結果、第2状態通知制御信号線L7および第3状態通知制御信号線L8は、充電IC13の第1状態出力端子SO1および第2状態出力端子SO2から出力される状態通知制御信号に応じた電圧レベルになる。CPU15の第1検出入力端子SI1および第2検出入力端子SI2には、充電IC13の状態通知制御信号[SO1、SO2]が入力される。そのため、CPU15は、図5の充電制御処理において、充電IC13の状態通知制御信号[SO1、SO2]に応じた制御を実行する。
そして、二次電池14の温度TBが第3温度T3と第4温度T4との間にあるので、第2温度検出IC18は、第3温度検出端子SD3をハイレベルに制御する。これにより、信号線L3および論理合成信号線L5がハイレベルとなる。
その結果、第2状態通知制御信号線L7はハイレベルとなり、CPU15の第1検出入力端子SI1にはハイレベルが入力される。また、検出用NPNトランジスタ42がオン状態になり、第3状態通知制御信号線L8がローレベルになり、CPU15の第2検出入力端子SI2にはローレベルが入力される。
そして、CPU15は、図5のST2の充電状態の判断において満充電状態であると判断し、ST4の充電待機において充電IC13への制御信号をハイレベルに制御する。その結果、充電IC13は、停止し、二次電池14の充電中である場合には充電を停止する。
同様に、図8のケース17〜32番は、第2温度検出IC18が温度異常(第3温度T3と第4温度T4の間の温度)などを検出している場合での温度制御状態を示す。この場合、第2温度検出IC18に接続された信号線L3がハイレベルとなり、充電IC13の出力に関係なくCPU15には[1,0]が入力され、CPU15は満充電状態と判断し、充電IC13の制御入力端子CINがハイレベルに制御され、充電IC13は非充電状態になる。
これにより、充電IC13の状態通知制御信号がCPU15に入力され、CPU15の制御信号が充電IC13に入力されるようになる。そして、CPU15および充電IC13は、二次電池14の充電を再開する。その結果、二次電池14は最終的には第1充電電圧Vc1まで充電され、満充電状態になる。
また、図1の充電装置1の回路は、充電中に温度制御をしない充電装置の回路と基本構成が同じである。図9に、充電中に温度制御をしない充電装置の回路構成例を示す。図9の構成要素には、図1と同じ符号を付す。図1と図9とを比較すれば明らかなように、図1の点線枠中の、温度検出に応じて満充電信号を擬似的に生成する状態通知制御回路46を除けば、図1の回路と図9の回路とは同じである。よって、充電IC13などの回路は、充電中に温度制御をしない充電装置の充電IC13などをそのまま流用することが可能である。
このように、図1〜図8に示す充電装置1は、充電中に温度制御をしない充電装置の充電ソフトウェアプログラムおよび充電用の回路を利用して、充電中の温度制御を実現できる。ハードウェアの大幅な変更が不要になる。そのため、新たに最初から充電中に温度制御する充電装置1を設計開発する場合に比べて、充電装置1の設計期間および検証期間(試験および評価の期間)を短縮し、充電装置1のコストアップを抑えることができる。また、従来から使用しているプログラムおよび回路の信頼性を取り込んで、充電装置1の信頼性を得ることができる。
図10(A)に示すように、CIAJ勧告では、二次電池14の検出温度が第1温度T1より低い場合には二次電池14の充電を禁止し、第1温度T1から第2温度T2では第1充電電圧Vc1および第2充電電流Ic2で充電し、第2温度T2から第3温度T3では第1充電電圧Vc1および第1充電電流Ic1で充電し、第3温度T3から第4温度T4では第2充電電圧Vc2および第1充電電流Ic1で充電し、第4温度T4より高い場合には二次電池14の充電を禁止する。
図10(B)は、図10(A)のCIAJ勧告を図式化したものである。横軸は、二次電池14の検出温度TB、左側縦軸は充電電圧Vc、左縦軸は充電電流Icである。図10(B)に示すように、第1充電電圧Vc1は、二次電池14に充電可能な電圧であり、第2充電電圧Vc2は、第1充電電圧Vc1より低い電圧である。また、第1充電電流Ic1は、二次電池14に流してもよい充電電流であり、第2充電電流Ic2は、第1充電電流Ic1より低い電流である。図10(B)において、左下がりのハッチング範囲A1が、CIAJで勧告された二次電池14に充電電圧を印加してもよい範囲である。また、右下がりのハッチング範囲A2が、CIAJで勧告された二次電池14に充電電流を流してもよい範囲になる。
よって、第1の実施の形態の充電装置1の充電方式は、CIAJ勧告を満たしている。
図11は、本発明の第2の実施の形態に係る充電装置1の回路構成を示す回路図である。
図11の充電装置1は、第3温度検出IC51、第1電流調整トランジスタ52、第2電流調整トランジスタ53、第1電流調整抵抗素子54、第2電流調整抵抗素子55を備える点で、図1の充電装置1と相違する。また、充電IC13は、充電電流Icを調整する充電電流調整回路56を有する。
また、第3温度検出IC51は、第2温度検出端子SD2を有する。第2温度検出端子SD2は、通常はローレベルとされる。そして、第3温度検出IC51は、検出した温度TBが所定の第2温度T2以下である場合、第2温度検出端子SD2をハイレベルに制御する。ここで、第2温度T2は、第1温度T1より高く、第3温度T3より低い温度である。
図12に、第2の実施の形態での温度制御の説明図を示す。なお、図12において左から1列目、4列目および5列目の動作は、図4の左から1列目、3列目および4列目の動作と同じであり、説明を省略する。
また、第2の実施の形態の充電装置1は、CIAJ勧告を満たしている。
Claims (10)
- 二次電池に接続され、前記二次電池を充電し、前記二次電池の充電状態を示す状態通知制御信号として、前記二次電池の満充電状態と満充電状態以外の状態とを区別することができる状態通知制御信号を出力する充電回路と、
前記状態通知制御信号が入力される入力端子を有し、前記二次電池の満充電状態を示す前記状態通知制御信号が入力された場合には前記充電回路を停止させる制御信号を出力し、前記満充電状態以外の状態を示す前記状態通知制御信号が入力された場合には前記充電回路を動作させる制御信号を出力する制御部と、
前記二次電池の温度を検出し、前記検出温度が所定の温度である場合、前記制御部の前記入力端子を、前記二次電池の満充電状態を示す前記状態通知制御信号が入力されたときと同じ入力状態にする状態通知制御回路と
を有する充電装置。 - 前記充電回路が出力する前記状態通知制御信号は、
前記二次電池を充電する前記充電回路の動作状態を示す信号であり、
前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した停止状態と停止状態以外の動作状態とを区別することができる信号である
請求項1記載の充電装置。 - 前記充電回路と前記制御部とを接続し、前記充電回路が出力した前記状態通知制御信号を前記制御部へ入力する状態通知制御信号線を有し、
前記充電回路は、
前記状態通知制御信号として、前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した停止状態と停止状態以外の動作状態とで電圧レベルが異なる信号を出力し、
前記制御部は、
前記状態通知制御信号の電圧レベルが、前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した停止状態での電圧レベルである場合には前記充電回路を停止させる制御信号を出力し、
前記状態通知制御信号の電圧レベルが、前記停止状態以外の動作状態での電圧レベルである場合には前記充電回路を動作させる制御信号を出力し、
前記状態通知制御回路は、
前記二次電池の温度を検出する温度検出回路と、
前記温度検出回路の検出温度が所定の温度である場合、前記制御部の前記入力端子を、前記二次電池の満充電状態を示す前記状態通知制御信号が入力されたときと同じ入力状態にする温度制御回路と
を含み、
前記温度制御回路は、
前記状態通知制御信号線に接続され、
前記温度検出回路の検出温度が所定の温度である場合、前記充電回路が出力する前記状態通知制御信号の電圧レベルに関係なく、前記状態通知制御信号線の電圧レベルを、前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した停止状態での前記状態通知制御信号と論理的に同じになる電圧レベルに制御し、当該電圧レベルを前記制御部の前記入力端子に入力する
請求項2記載の充電装置。 - 前記温度検出回路は、
前記二次電池の検出温度と低基準温度とを比較し、前記検出温度が前記低基準温度より低い場合に所定の論理レベルの電圧を出力する低温センサを含み、
前記温度制御回路は、
前記低温センサが前記論理レベルを出力した場合に前記状態通知制御信号線の電圧レベルを、前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した停止状態での前記状態通知制御信号と論理的に同じになる電圧レベルに制御する
請求項3記載の充電装置。 - 前記温度検出回路は、
前記二次電池の検出温度と、前記低基準温度より高い高基準温度とを比較し、前記検出温度が前記高基準温度より高い場合に所定の論理レベルの電圧を出力する高温センサを含み、
前記温度制御回路は、
前記高温センサが前記論理レベルを出力した場合に前記状態通知制御信号線の電圧レベルを、前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した停止状態での前記状態通知制御信号と論理的に同じになる電圧レベルに制御する
請求項4記載の充電装置。 - 前記温度検出回路は、
前記二次電池の検出温度と、前記低基準温度と前記高基準温度との間の中基準温度とを比較し、前記検出温度が前記中基準温度より高い場合に所定の論理レベルの電圧を出力する中温センサと、
前記充電回路に接続され、前記二次電池の充電電圧と所定の基準電圧とを比較し、前記二次電池の充電電圧が前記所定の基準電圧以上である場合に前記中温センサを動作させて温度を検出させる充電電圧検出回路とを含み、
前記温度制御回路は、
前記中温センサが前記論理レベルを出力した場合に前記状態通知制御信号線の電圧レベルを、前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した停止状態での前記状態通知制御信号と論理的に同じになる電圧レベルに制御する
請求項5記載の充電装置。 - 前記温度制御回路は、
前記低温センサにアノードが接続された低温用ダイオードと、
前記高温センサにアノードが接続された高温用ダイオードと、
前記中温センサにアノードが接続された中温用ダイオードと、
前記低温用ダイオードのカソード、前記高温用ダイオードのカソードおよび前記中温用ダイオードのカソードに接続された論理合成信号線と、
前記論理合成信号線に接続され、前記低温用ダイオードのアノード、前記高温用ダイオードのアノードおよび前記中温用ダイオードのアノードのいずれか一つが所定の論理レベルである場合に、前記論理合成信号線を所定の論理レベルにする抵抗素子と、
前記論理合成信号線と前記状態通知制御信号線との間に接続されたダイオードまたはトランジスタを含み、前記論理合成信号線が前記論理レベルである場合に前記状態通知制御信号線の電圧レベルを、前記二次電池が満充電状態にあって充電を停止した状態での前記状態通知制御信号と論理的に同じになる電圧レベルにする検出用能動素子とを含む
請求項6記載の充電装置。 - 前記制御部と前記充電回路とを接続し、前記制御部が出力した前記制御信号を前記充電回路へ入力する制御信号線を有し、
前記温度制御回路は、
前記論理合成信号線と前記状態通知制御信号線との間に接続されたダイオードまたはトランジスタを含み、前記論理合成信号線が前記論理レベルである場合に前記制御信号線の電圧レベルを、前記充電回路を停止させる場合の前記制御信号と論理的に同じになる電圧レベルにする制御用能動素子を含む
請求項7記載の充電装置。 - 前記温度検出回路は、
前記二次電池の検出温度と、前記低基準温度と前記中基準温度との間の電流切替基準温度とを比較し、前記検出温度が前記電流切替基準温度より低い場合に所定の論理レベルの電圧を出力する充電電流制御用温度センサを含み、
前記充電回路は、
前記充電電流制御用温度センサの出力が前記論理レベルになった場合に、充電電流を制限する
請求項8記載の充電装置。 - 二次電池と、
前記二次電池に接続され、前記二次電池を充電し、前記二次電池の充電状態を示す状態通知制御信号として、前記二次電池の満充電状態と満充電状態以外の状態とを区別することができる状態通知制御信号を出力する充電回路と、
前記状態通知制御信号が入力される入力端子を有し、前記二次電池の満充電状態を示す前記状態通知制御信号が入力された場合には前記充電回路を停止させる制御信号を出力し、前記満充電状態以外の状態を示す前記状態通知制御信号が入力された場合には前記充電回路を動作させる制御信号を出力する制御部と、
前記二次電池の温度を検出し、前記検出温度が所定の温度である場合、前記制御部の前記入力端子を、前記二次電池の満充電状態を示す前記状態通知制御信号が入力されたときと同じ入力状態にする状態通知制御回路と
を有する電池駆動装置。
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