JP5358058B2 - 防水層保護材及び防水材並びにそれらの製造方法、並びに防水工法 - Google Patents

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本発明は、防水層の保護に有用な防水層保護材、防水層の最上層に設ける防水材、前記防水層保護材及び前記防水材の製造方法、並びに、防水工法(防水のための施工方法)に関する。
従来、太陽光から防水層を保護したり、耐久性を向上したりする目的で、アスファルトを含浸または被覆した基紙や基布などのアスファルトルーフィング(防水材)表面に、砂、スレートチップ、微粉砕スラグ、鉱物質粉粒等の無機質粒子を付着させたり、N型半導体を付着させたり(特許文献1参照)、水分散型遮熱塗料からなる遮熱層を設けたり(特許文献2参照)、長石、粘土、陶石、遮熱顔料からなるセラミックの周囲に直径が40ミクロン乃至100ミクロンの真空球体セラミックパウダーを焼成により付着させた骨材を均一に散布したりする技術が開発されている(特許文献3参照)。
特開2006−57359号公報 特許第3729152号公報 特開2006−144369号公報
本発明は、防水層の保護に有用な防水層保護材、防水層の最上層に設ける防水材、前記防水層保護材及び前記防水材の製造方法、並びに、防水工法(防水のための施工方法)等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る防水層保護材は、Biおよび/またはYの酸化物とMnの酸化物とを含む複合金属酸化物顔料を無機質粒子に焼き付けて製造されたものであることを特徴とする。本発明に係る防水層保護材は、さらに着色顔料が焼き付けられていてもよい。また、本発明に係る防水層保護材は、さらに、光触媒が焼き付けられていてもよいし、光触媒塗料が塗布されていてもよい。
本発明に係る防水材は、アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布上に、上述の防水層保護材を有する。
本発明に係る防水層保護材の製造方法は、Biおよび/またはYの酸化物とMnの酸化物とを含む複合金属酸化物顔料を無機質粒子に焼き付ける工程を含む。
本発明に係る防水材の製造方法は、アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布上に、上述の防水層保護材を付着させる工程を含む。
本発明に係る防水工法は、上述の防水層保護材または防水材を用いることを特徴とする。
本発明によれば、防水層の保護に有用な防水層保護材、防水層の最上層に設ける防水材、前記防水層保護材及び前記防水材の製造方法、並びに、防水工法(防水のための施工方法)等を提供することができる。
以下、本発明を実施するための形態を、実施例を挙げながら詳細に説明する。
==本発明に係る防水層保護材及び防水材==
実施例に示すように、Biおよび/またはYの酸化物とMnの酸化物とを含む複合金属酸化物顔料(以下「複合顔料」という。)は、太陽光などの熱線を効率よく反射できるので高い遮熱性を有し、クロムを含有していないので環境性に優れる。
従って、複合顔料を焼き付けた無機質粒子(例えば、砂、スレートチップ、砂利、微粉砕スラグ、鉱物質粉粒等)、及び、複合顔料と樹脂とを含有する塗料組成物(以下、単に「塗料組成物A」という。)の層を含む塗膜を有する無機質粒子などは、環境性に優れた防水層の保護材として有用であり、これらの無機質粒子のうちいずれか1方あるいは両方を、アスファルト(ポリマー等で改質されたアスファルトを用いても構わない。)を含浸または被覆した基紙または基布上に設けた材料、及び、無機質粒子を付着した、アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布上に、複合顔料と顔料バインダーとを含有する塗料組成物(以下、単に「塗料組成物B」という。)の層を含む塗膜を設けた材料などは、例えば、環境性に優れた、防水層の最上層に設けてアスファルト露出防水層を仕上げるためのアスファルト露出防水材(例えば、露出アスファルトルーフィング、改質アスファルトシートなど)として有用である。従って、これらの防水層保護材は、太陽光による防水層の熱劣化を防止して防水層の耐久性を向上させることができ、太陽光によって防水層の表面温度が高温になるのを防ぐことができるため、ヒートアイランド現象の緩和に寄与することができる。
なお、本発明に係る防水層保護材は、用途や目的に応じて色調を調整するために、複合顔料の他に着色顔料を焼き付けたものであってもかまわない。また、本発明に係る防水層保護材は、複合顔料M、あるいは、複合顔料M及び着色顔料に光触媒粒子を混合した混合物を無機質粒子に焼き付けたものであってもよいし、複合顔料M、あるいは、複合顔料M及び着色顔料を無機質粒子に焼き付けた後、さらに、光触媒粒子を焼き付けたものであってもよいし、複合顔料Mを焼き付けた無機質粒子上に光触媒塗膜を有するものであってもかまわない。これにより、防水層保護材の親水性を向上させ、セルフクリーニング効果によって汚れを防止することができ、意匠性の向上や美観性の維持、複合顔料による熱線反射性能の低下防止などを図ることができるようになる。
前記光触媒塗料としては、例えば、水、アルコ−ル、アセトン、n−ヘキサン、トルエン等の溶液に光触媒粒子を分散させた光触媒粒子分散型水溶液、その水溶液とバインダー(例えば、シリカ系バインダー、アルミナ系バインダーなど)とを含む混合液、光触媒を含む樹脂(例えば、フッ素樹脂、シリコーン樹脂、シロキサン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等のクリア樹脂やエナメル樹脂などの塗料に使用される既存の樹脂)などを用いることができる。なお、前記光触媒としては、例えば、酸化チタン、あるいは、その含有物(例えば、酸化チタンと、チタン以外の金属若しくは金属酸化物又はシリカゲルとを含むもの)など既存のものを用いることができる。
以下に、顔料、塗料組成物A、及び塗料組成物Bの各構成成分について説明する。
(顔料)
複合顔料Mは、Biおよび/またはYの酸化物とMnの酸化物とを含有する。複合顔料M中のマンガンの含有量は、5〜65質量%であることが好ましく、10〜50質量%であることがより好ましい。マンガンの含有量が5%より少ないと、熱線反射効果が充分得られない恐れがある。
複合顔料Mは、Biおよび/またはYと、Mnとの混合物を、700℃以上の焼成温度で焼成したものを使用するのが好ましい。複合顔料Mの平均粒子径としては、0.1μm〜30μmであることが好ましい。平均粒子径が30μmより大きいと、光沢が低下する恐れがある。これらの好ましい条件を満たす市販品としては、アサヒ化成工業社製 ブラック6303、ブラック6301等が挙げられる。
(塗料組成物A)
塗料組成物Aは、樹脂中に複合顔料Mを分散して配合するものであれば特に制限されるものではないが、複合顔料Mの樹脂固形分に対する含有量は、塗料組成物A中の顔料として複合顔料Mのみを使用する場合、0.02質量%以上であることが好ましい。複合顔料Mの含有量が0.02質量%より少ないと、熱線反射効果が充分に得られない。
前記樹脂としては、対象物に複合顔料Mを定着できるものであれば特に制限されるものではないが、アスファルト防水工法及び改質アスファルトシート防水工法(トーチ工法)の塗装仕上げとして、通常は、アクリル樹脂系、アクリルウレタン樹脂系などを使用するが、高耐候性が要求される場合には、フッ素樹脂やアクリルシリコーン樹脂を使用してもよい。フッ素樹脂としては、フルオロオレフィン系共重合体が好ましい。フルオロオレフィン系共重合体は、フルオロオレフィンと、フルオロオレフィンと共重合可能な他の共重合性単量体との共重合体である。
フルオロオレフィン系共重合体を構成するフルオロオレフィンとしては、テトラフルオロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、ヘキサフルオロプロピレン、フッ化ビニリデン、フッ化ビニルなどの炭素数2〜3のフルオロオレフィンが挙げられる。
フルオロオレフィン系共重合体中のフルオロオレフィンに基づく重合単位の割合は、塗膜に充分な耐候性を与えるために、20〜70モル%であることが好ましい。
フルオロオレフィン系共重合体を構成する他の共重合性単量体としては、ビニル系モノマー、すなわち、炭素−炭素二重結合を有する化合物が好ましい。ビニル系モノマーとしては、例えばビニルエーテル、アリルエーテル、カルボン酸ビニルエステル、カルボン酸アリルエステル、オレフィンが例示される。
ビニルエーテルとしては、シクロヘキシルビニルエーテルなどのシクロアルキルビニルエーテル、ノニルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、ヘキシルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、t−ブチルビニルエーテルなどのアルキルビニルエーテルが例示される。アリルエーテルとしてはエチルアリルエーテル、ヘキシルアリルエーテルなどのアルキルアリルエーテルが例示される。
カルボン酸ビニルエステルまたはカルボン酸アリルエステルとしては酢酸、酪酸、ピバリン酸、安息香酸、プロピオン酸などのカルボン酸のビニルエステルまたはアリルエステルなどが例示される。また、分枝状アルキル基を有するカルボン酸のビニルエステルとして、市販されているベオバ−9、ベオバ−10(いずれもシェル化学社製、商品名)などを使用してもよい。オレフィン類としてはエチレン、プロピレン、イソブチレンなどが例示される。
他の共重合性単量体は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、フルオロオレフィン系共重合体は、後述の硬化剤と反応して架橋結合を形成できる官能基を有することが好ましい。官能基の種類は、硬化剤との組み合わせにより適宜選択できる。代表的な例としては、水酸基、カルボキシル基、加水分解性シリル基、エポキシ基、アミノ基などが例示される。
このような官能基の導入方法としては、予め官能基を有するモノマーを共重合させる方法が挙げられる。官能基を有するモノマーとしては、以下のものが例示される。2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、4−ヒドロキシブチルビニルエーテル、シクロヘキサンジオールモノビニルエーテルなどのヒドロキシアルキルビニルエーテル、2−ヒドロキシエチルアリルエーテルなどのヒドロキシアルキルアリルエーテル、ヒドロキシアルキルクロトン酸ビニルなどの水酸基含有カルボン酸のビニルエステルまたはアリルエステルなどの水酸基を有するモノマー。クロトン酸、ウンデセン酸などのカルボキシル基を有するモノマー。トリエトキシビニルシランなどの加水分解性シリル基を有するモノマー。グリシジルビニルエーテル、グリシジルアリルエーテルなどのエポキシ基を有するモノマー。アミノプロピルビニルエーテル、アミノプロピルビニルエーテルなどのアミノ基を有するモノマー。
また、モノマーの重合後に官能基を導入してもよい。この方法としては、カルボン酸ビニルエステルを共重合した重合体をケン化することにより水酸基を導入する方法、水酸基を有する重合体に多価カルボン酸またはその無水物を反応させてカルボキシル基を導入する方法、水酸基を有する重合体にイソシアネートアルキルアルコキシシランを反応させて加水分解性シリル基を導入する方法、水酸基を有する重合体に多価イソシアネート化合物を反応させてイソシアネート基を導入する方法などが例示される。
フルオロオレフィン系共重合体の好適な具体例としては、例えばクロロトリフルオロエチレン、シクロヘキシルビニルエーテル、アルキルビニルエーテルおよびヒドロキシアルキルビニルエーテルの共重合体、クロロトリフルオロエチレン、アルキルビニルエーテルおよびアリルアルコールの共重合体、クロロトリフルオロエチレン、脂肪族カルボン酸ビニルエステルおよびヒドロキシアルキルビニルエーテルの共重合体またはこれらの共重合体におけるクロロトリフルオロエチレンの代わりにテトラフルオロエチレンを用いた共重合体などがある。またこれらは、ルミフロン(旭硝子)、セフラルコート(セントラル硝子)などの商品名で市販されている。
フルオロオレフィン系共重合体は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。フルオロオレフィン系共重合体の数平均分子量は2,000〜100,000が好ましく、6,000〜30,000がより好ましい。
なお、塗料組成物Aの樹脂としては、フルオロオレフィン系共重合体の他に、他のフッ素樹脂を単独で、またはフルオロオレフィン系共重合体と共に用いてもよい。また、フッ素樹脂の他に、アルキッド樹脂、アミノアルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、エポキシポリエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、フェノール樹脂、シリコーン変性ポリエステル樹脂、アクリルシリコーン樹脂、シリコーン樹脂等を単独で、またはフッ素樹脂と共に用いてもよい。
(塗料組成物B)
塗料組成物Bは、複合顔料Mと顔料バインダーとを含有するものであれば特に制限されるものではないが、複合顔料Mの顔料バインダー(塗料の固形成分)に対する含有量としては、0.02質量%以上であることが好ましい。複合顔料Mの含有量が0.02質量%より少ないと、熱線反射効果が充分に得られない。
顔料バインダーとしては、アスファルト防水工法及び改質アスファルトシート防水工法(トーチ工法)の塗装仕上げとして、通常は、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、アクリルウレタン樹脂系などを使用するが、高耐候性が要求される場合には、フッ素樹脂やアクリルシリコーン樹脂を使用してもよい。
なお、塗料組成物A及び塗料組成物Bは、用途や目的に応じて色調を調整するために、他の着色顔料をさらに含有してもよい。
上述の着色顔料としては、既存のものであれば特に制限されるものではないが、例えば酸化チタン、べんがら、黄土、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ホワイトカーボン、微粉ケイ酸等の無機系顔料、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、キナクリドン、イソインドリノン、ベンズイミダゾロン、ジオキサジン等の有機系顔料を使用できる。
また、塗料組成物A及び塗料組成物Bは、複合顔料Mの熱線反射性能を安定して維持するために、一般式Si(OR)(式中、Rは互いに同一でも異なってもよく、水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。)で表される化合物またはその部分縮合物(以下「化合物A」という。)をさらに含有してもよい。
一般式中のRの炭素数が5を超えると、塗料組成物の層が熱線反射性能を維持する効果が低下する。特に、塗料組成物の層が優れた熱線反射性能を維持できることから、Rは、炭素数1または2のアルキル基であることが好ましい。特に好ましい化合物Aは、テトラメトキシシラン、若しくはテトラエトキシシラン、またはそれらの部分縮合物である。
化合物Aに含まれるシリカ分は、20〜60重量%であることが好ましい。シリカ分が20重量%より少ないと熱線反射性能を維持する効果が低下し、60重量%より多いと貯蔵安定性を損なうため好ましくない。
なお、化合物Aに含まれるシリカ分とは、化合物Aに対して、化合物Aが100%加水分解縮合した場合に得られるシリカ(SiO)が占める割合(重量%)である。
塗料組成物Aや塗料組成物Bにおける化合物Aの固形分に対する含有量は、0.5〜60質量%であることが好ましく、2〜30質量%であることがより好ましい。化合物Aの含有量が0.5質量%より少ないと塗料組成物Aや塗料組成物Bが熱線反射性能を維持する効果が低下し、60質量%より多いと、塗料組成物Aや塗料組成物Bを塗装した場合に泡、タレ、レベリング等が発生して塗装性が劣る結果となる。
さらに、塗料組成物Aや塗料組成物Bは、化合物Aの脱アルコキシ基反応ならびに分子の網状化を進めるための促進剤をさらに含有してもよい。促進剤としては、従来から知られている塩酸、p−トルエンスルホン酸などの酸性触媒またはアルミニウムキレートなどの金属キレート化合物を用いることができる。
なお、塗料組成物Aや塗料組成物Bにおいて化合物Aにより熱線反射性能を維持する効果が得られるのは、複合顔料Mを用いた塗膜においても、塗膜の汚れが熱線の反射性能を低下させる原因となっているためであると考えられる。
すなわち、濃色系の塗膜の熱線反射性能は、高い明度に基づくものではないので、従来、汚れと熱線反射性能の低下との関係は考慮されてこなかった。しかし、検討の結果、黒色系の顔料である複合顔料Mの熱線反射性能も、汚れにより阻害されることが明らかになった。従って、塗膜に親水性を付与することにより塗膜の耐汚染性を向上させる化合物Aは、複合顔料Mの熱線反射性能の低下を防止できるものと考えられる。
また、塗料組成物Aや塗料組成物Bは、硬化剤をさらに含有してもよい。硬化剤としては、塗料用硬化剤として知られた種々の硬化剤が使用できる。硬化剤の具体例としては、アミノプラスト、尿素樹脂などのアミノ系硬化剤、多価イソシアネート系硬化剤、ブロック多価イソシアネート系硬化剤などが例示される。
硬化剤は、1種単独で用いてもよく、2種以上を組み合わせて用いてもよい。なお、自己硬化性の樹脂や顔料バインダーを用いる場合、硬化剤は必須ではない。
なお、塗料組成物Aや塗料組成物Bの硬化の方式に限定はなく、熱硬化型、熱可塑型、常温乾燥型、常温硬化型等種々の硬化方式の塗料組成物とすることができる。
さらに、塗料組成物Aや塗料組成物Bは、必要に応じて、微粒子状の充填剤、添加剤、溶剤等を含んでいてもよい。
微粒子状の充填剤としては、断熱性を付与できる中空球状体が一般に使用されている。中空球状体は、その材質により、無機質バルーン、樹脂バルーンなどが知られている。具体的には、ガラスバルーン、シラスバルーン、アルミナバルーン、ジルコニアバルーン、アルミノシリケートバルーンなどが挙げられる。
添加剤としては特に限定されず、例えば、シリカ、アルミナ等の艶消し剤、消泡剤、レベリング剤、たれ防止剤、表面調整剤、粘性調整剤、分散剤、紫外線吸収剤、光安定剤、硬化触媒等の慣用の添加剤等を挙げることができる。
塗料組成物Aや塗料組成物Bは、非水溶剤型塗料、水性塗料、非水エマルジョン型塗料等のいずれであってもかまわない。
したがって、溶剤としては、一般に塗料用として使用されているものであれば特に限定されず、例えば、トルエン、キシレン、エクソンモービル社製ソルベッソ100、エクソンモービル社製ソルベッソ150等の石油系混合溶剤、ミネラルスピリット等の芳香族炭化水素類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類および水を挙げることができる。これらは、単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
溶剤を用いる場合、樹脂や顔料バインダーを溶剤に溶解または分散させて樹脂溶液あるいは顔料バインダー溶液として用いることが好ましい。
(塗料組成物Aや塗料組成物Bの製造方法)
塗料組成物Aや塗料組成物Bは、樹脂溶液あるいは顔料バインダー溶液に顔料を混合したり、必要に応じて、化合物A、促進剤、硬化剤、微粒子状の充填剤、添加剤、溶剤等をさらに混合したりすることにより得ることができる。なお、各成分の混合の順番には特に限定はないが、樹脂溶液あるいは顔料バインダー溶液に顔料を混合した後、化合物A、促進剤、硬化剤、微粒子状の充填剤等を混合することが好ましい。
なお、促進剤は、化合物Aと予め混合しておくことが好ましい。ただし、樹脂溶液あるいは顔料バインダー溶液、顔料、及び化合物Aの塗料組成物を塗装に使用するまでに長時間経過する場合には、前記塗料組成物を塗装する直前に促進剤を配合することが好ましい。
また、艶消し剤、消泡剤、レベリング剤、たれ防止剤、表面調整剤、粘性調整剤、分散剤、紫外線吸収剤、光安定剤、硬化触媒等の添加剤は、顔料と共に、樹脂溶液に混合することが好ましい。
本発明に係る防水層保護材や防水材は、塗料組成物Aあるいは塗料組成物Bからなる塗膜を有するものであってもよいが、塗料組成物Aあるいは塗料組成物Bの層を含む塗膜を有するものであってもよい。
前記塗料組成物Aあるいは塗料組成物Bからなる塗膜は、例えば、上述の光触媒を混合した塗料組成物AあるいはBで形成した塗膜などであってもよい。また、前記塗料組成物Aあるいは塗料組成物Bの層を含む塗膜は、例えば、塗料組成物Aあるいは塗料組成物Bからなる層上に上述の光触媒塗料からなる層を形成した塗膜などであってもよい。これらのように、塗膜に光触媒を含ませることにより、親水性を向上させ、セルフクリーニング効果によって汚れを防止することができ、意匠性の向上や美観性の維持、複合顔料Mによる熱線反射性能の低下防止などを図ることができるようになる。
==本発明に係る防水層保護材及び防水材の製造方法==
本発明に係る防水層保護材は、複合顔料Mを無機質粒子に焼き付けたり、塗料組成物Aの塗膜を無機質粒子に形成したりすることにより製造することができる。
なお、本発明に係る防水層保護材の製造方法においては、着色顔料や光触媒粒子を複合顔料Mと一緒にあるいは別々に焼き付けてもよいし、複合顔料M、または、複合顔料M及び着色顔料を焼き付けた無機質粒子上に、あるいは、塗料組成物Aからなる層上に光触媒塗料からなる層を形成してもよい。
また、本発明に係る防水材は、アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布上に上述の防水層保護材を付着させたり、アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布上に無機質粒子を付着させた後、塗料組成物Bの塗膜をさらに形成したりすることにより製造することができる。なお、このようにして得られた防水材は、例えば、巻き取ることによりシート状の巻き物としてもよい。また、防水材が改質アスファルトシートである場合には、少なくとも裏面にポリマー改質アスファルトを塗布してもよい。
ここで、塗料組成物Aまたは塗料組成物Bの塗膜、塗料組成物A、塗料組成物B、または光触媒塗料からなる層の形成は、対象物に塗料組成物A、塗料組成物B、または光触媒塗料を塗装することにより行うことができる。前記塗装は、例えば、刷毛塗り、スプレー塗装、浸漬法による塗装、ロールコーターやフローコーターによる塗装などの種々の方法で行うことができる。
==本発明に係る防水工法==
本発明に係る防水工法は、上述の防水層保護材を用いた防水のための施工方法、あるいは、上述の防水材を用いた防水のための施工方法であれば特に制限されるものではなく、例えば、上述の防水層保護材を防水層表面に付着させる工程、あるいは、上述の防水材を防水層の最上層に貼り付ける工程を含んでもよい。
以上のように、本発明に係る防水材を防水工法で用いることにより、現場において遮熱性塗料を塗装するという煩雑な工程が不要となるので、低コストで迅速な施工が可能となる。また、本発明に係る防水層保護材を防水工法で用いることにより、砂を付着させた後、遮熱性塗料を塗装するという煩雑な工程が1工程で可能となるので、低コストで迅速な施工が可能となる。
なお、本発明に係る防水工法は、防水層の最上層に、アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布を貼り付ける工程と、前記基紙または基布上に無機質粒子を付着する工程と、前記無機質粒子を付着した前記基紙または基布上に、塗料組成物Bの塗膜を形成する工程とを含む方法であってもよい。
上記防水層保護材の防水層表面への付着には、例えば、防水層表面にタック(粘着性)がある場合には、それを利用して防水層保護材を付着する方法、防水層表面にタックがない場合には、防水層表面に防水層保護材を圧着したり、吹付けたり、若しくは、コーティングしたり、あるいは、防水層表面に硬化性樹脂を塗装した後、当該樹脂が硬化しないうちに防水層保護材を散布したりする方法などの公知の方法を適用することができる。
また、上述の基紙または基布上への無機質粒子の付着には、例えば、基紙または基布の表面にタックがある場合には、それを利用して無機質粒子を付着する方法、基紙または基布の表面にタックがない場合には、基紙または基布の表面に無機質粒子を圧着したり、吹き付けたりする方法などの公知の方法を適用することができる。
なお、本発明に係る防水工法は、例えば、防水しようとする下地(例えば、バルコニー、屋上等の床面など)の下地上にプライマーを塗布する工程、絶縁用アスファルトルーフィング、ストレッチルーフィングなどの既存のアスファルトルーフィングを1又は複数貼り付ける工程などの公知の工程をさらに含んでもよい。
上述の防水材、基紙・基布、アスファルトルーフィングなどの貼り付けには、例えば、熱工法、自着工法、トーチ工法、接着工法などの公知の方法を適用することができる。
以下に本発明を実施例によって具体的に説明する。なお、これらの実施例は本発明を説明するためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
本実施例において用いた基材、主剤、及び硬化剤組成物は、下記のとおりである。
(基材)
基材としては、140mm×240mm×0.5mmのクロメート処理されたアルミ板に、下塗り剤と中塗り剤とを順次塗布したものを用いた。
下塗り剤としては、ボンエポコート55MP−S、グレー色(旭硝子コートアンドレジン社製、エポキシ塗料)を用いた。中塗り剤としては、ボンフロン#1000白色(旭硝子コートアンドレジン社製、フッ素塗料)を用いた。
(主剤1)
クロロトリフルオロエチレン、シクロヘキシルビニルエーテル、エチルビニルエーテルおよびヒドロキシアルキルビニルエーテルの共重合体であるフッ素樹脂ルミフロンLF−200[旭硝子社製、水酸基含有フルオロオレフィン系共重合体(水酸基価:52mgKOH/g)60質量%を含む有機溶剤溶液]63.0gにキシレン15.0gを加えた。次に、ブラック6301(アサヒ化成工業社製 Mn、Bi複合酸化物顔料)を22.0g加えてサンドミルで分散させ、さらにジブチル錫ジラウリレートの0.0005gを加えて撹拌したものを主剤1とした。
(主剤2)
フッ素樹脂ルミフロンLF−200の63.0gにキシレン16.0gを加えた。次に、ブラック6303(アサヒ化成工業社製、Mn、Y複合酸化物顔料)を21.0g加えてサンドミルで分散させ、さらにジブチル錫ジラウリレートの0.0005gを加えて撹拌したものを主剤2とした。
(主剤3)
フッ素樹脂ルミフロンLF−200の63.0gにキシレン34.0gを加えた。次に、三菱カーボンブラックMA−11(三菱化学社製)を3.0g加えてサンドミルで分散させ、さらにジブチル錫ジラウリレートの0.0005gを加えて撹拌したものを主剤3とした。
(主剤4)
主剤3の83.4g(固形分として34.03g)に、フッ素樹脂ルミフロンLF−200の10.0gとキシレン3.0gを加えた。次に、光触媒作用が起こりにくいように処理を施した酸化チタン(石原産業製、商品名CR−90)を3.6g加えてサンドミルで分散させ、さらにジブチル錫ジラウリレートの0.000083gを加えて撹拌したものを主剤4とした。
(硬化剤組成物1)
コロネートHX(日本ポリウレタン製、無黄変タイプイソシアネート系硬化剤)の30.0gにアルミキレートD(川研ファインケミカル社製、アルミニウムキレート化合物)を1.7g加え混合し、さらに、化合物AとしてMKCシリケートMS56S〔三菱化学社製、シリカ分56重量%のメチルシリケート縮合物〕を17.0g加えて混合したものを硬化剤組成物1とした。
(硬化剤組成物2)
コロネートHXの30.0gにキシレン18.7gを加え混合したものを硬化剤組成物2とした。
(実施例1)
主剤1の100g(固形分として59.8g)に、硬化剤1を12g混合して得た塗料組成物を、基材の上にバーコーターにて、膜厚30μmとなるように塗布した。その後、気温23℃相対湿度60%下にて7日間養生を行い、実施例1の試験体を得た。
(実施例2)
主剤2の100g(固形分として59.8g)に、硬化剤1を12g混合して得た塗料組成物を、基材の上にバーコーターにて、膜厚30μmとなるように塗布した。その後、気温23℃相対湿度60%下にて7日間養生を行い、実施例2の試験体を得た。
(実施例3)
主剤1の100g(固形分として59.8g)に、硬化剤2を12g混合して得た塗料組成物を、基材の上にバーコーターにて、膜厚30μmとなるように塗布した。その後、気温23℃相対湿度60%下にて7日間養生を行い、実施例3の試験体を得た。
(実施例4)
主剤2の100g(固形分として59.8g)に、硬化剤2を12g混合して得た塗料組成物を、基材の上にバーコーターにて、膜厚30μmとなるように塗布した。その後、気温23℃相対湿度60%下にて7日間養生を行い、実施例4の試験体を得た。
(比較例1)
主剤3の100g(固形分として40.8g)に、硬化剤2を12g混合して得た塗料組成物を、基材の上にバーコーターにて、膜厚30μmとなるように塗布した。その後、気温23℃相対湿度60%下にて7日間養生を行い、比較例1の試験体を得た。
(比較例2)
主剤4の100g(固形分として43.3g)に、硬化剤1を12g混合して得た塗料組成物を、基材の上にバーコーターにて、膜厚30μmとなるように塗布した。その後、気温23℃相対湿度60%下にて7日間養生を行い、比較例2の試験体を得た。
(明度の測定)
各試験体の表面について、分光測色計CM−2002型(ミノルタ社製)を使用して、JIS Z 8729に規定された明度Lを測定した。結果を表1に示す。
(水接触角の測定)
FACE接触角計CA−A型(協和界面化学社製)を使用して、0.005ミリリットルのイオン交換水の液滴について、接触角を測定した。結果を表1に示す。
(初期温度Tの測定)
各試験体について、以下の手順にて、赤外線ランプを10分間照射したときの塗膜の温度を測定した。
まず、試験体表面の中央部に熱電対を設置した。また、試験体表面から60cmのところに赤外線ランプを設置した。この赤外線ランプを10分間点灯した後、消灯した。
赤外線ランプの点灯開始から消灯の5分後までの15分間、熱電対にて、試験体表面の温度を連続的に測定した。この15分間の間に得られた最も高い温度を初期温度Tとした。結果を表1に示す。
(汚染後温度Tの測定)
各試験体について、以下に手順を示すように、(財)土木研究センター法(防汚材料評価促進試験方法I)の防汚試験に準じて促進汚れ付着を行った後、汚染後温度Tを測定した。結果を表1に示す。
(1)汚れ物質として、顔料用カーボンブラック(デッグサ社製、粒径0.002〜0.028μm)5質量%に脱イオン水95質量%をよく混ぜ、懸濁液を作製した。
(2)懸濁液に、ガラスビーズ(2mmφ)を懸濁液の容積の1/3程度加え撹拌機を用いて2500rpmの回転数で撹拌した。その後、ガラスビーズを取り除いてカーボンブラック懸濁液を分離した。
(3)上記カーボンブラック懸濁液の約200g/mを試験体表面に吹き付けた。吹き付け後、60℃の乾燥機で1時間焼き付け乾燥した。
(4)室温まで冷却した後、水道水流水下、ガーゼを試験体表面にて縦、横、縦の順で移動させ、汚れ物質を軽く洗い落とした。
(5)その後、室温にて乾燥し、汚れ試験体を得た。
(6)試験体を、汚れ試験体に代えた他は、初期温度Tの測定と同様にして、15分間の間に得られた最も高い温度を求め、汚染後温度Tとした。
Figure 0005358058
表1に示すように、塗料組成物が複合顔料M(Mnと、BiまたはYの酸化物を含有)を含有する実施例1〜4の試験体では、比較例1や2に比べて、初期温度Tが低く、太陽光などの熱線に対して良好な反射性能を有することがわかった。
試験体が複合顔料M以外に化合物Aを含有する実施例1及び2においては、実施例3や4に比べて試験体の汚染が目立ちにくいことがわかった。また、実施例1及び2の試験体においては、初期温度Tと汚染後の温度Tとの差がほとんどないことから、化合物Aを含有する塗料組成物の層は熱線反射性能を安定して維持できることがわかった。
以上のことから、Biおよび/またはYの酸化物とMnの酸化物とを含む複合金属酸化物顔料が優れた熱線反射性能を有すること、及び前記複合金属酸化物と、一般式Si(OR)(式中、Rは互いに同一でも異なってもよく、水素原子または炭素数1〜5のアルキル基を示す。)で表される化合物またはその部分縮合物と、樹脂とを含有する塗料組成物の層は、汚染が目立ちにくく、熱線反射性能を安定して維持できることがわかった。

Claims (8)

  1. Biおよび/またはYの酸化物とMnの酸化物とを含む複合金属酸化物顔料を無機質粒子に焼き付けて製造された防水層保護材。
  2. さらに、着色顔料が焼き付けられることを特徴とする請求項1に記載の防水層保護材。
  3. さらに、光触媒が焼き付けられること、あるいは、光触媒塗料が塗布されることを特徴とする請求項1または2に記載の防水層保護材。
  4. アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布上に、請求項1〜のいずれかに記載の防水層保護材を有することを特徴とする防水材。
  5. Biおよび/またはYの酸化物とMnの酸化物とを含む複合金属酸化物顔料を無機質粒子に焼き付ける工程を含むことを特徴とする防水層保護材の製造方法。
  6. アスファルトを含浸または被覆した基紙または基布上に、請求項1〜のいずれかに記載の防水層保護材を付着させる工程を含むことを特徴とする防水材の製造方法。
  7. 請求項1〜のいずれかに記載の防水層保護材を用いることを特徴とする防水工法。
  8. 請求項に記載の防水材を用いることを特徴とする防水工法。
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