JP5357365B1 - データ処理装置、データ送信装置、データ処理システム、データ処理方法、及び、データ送信方法 - Google Patents
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Abstract
メッセージおよびメッセージに関する閾値時間を取得する取得部(1711)と、メッセージを表示する表示部(1712)と、表示されたメッセージを選択する旨の指示を受付けるユーザーインターフェース(1713)と、メッセージが表示部(1712)に表示されてから閾値時間が経過すると、ユーザーインターフェース(1713)が選択指示を受付けているか否かに関わらず、メッセージを既読メッセージとして管理する管理部(1714)とを備える。
Description
本開示は、データ処理装置、データ送信装置、データ処理システム、データ処理方法、及び、データ送信方法に関する。
特許文献1は、ユーザがデータを読み終えたか否か(データが既読状態となったか否か)を手動で設定し、データを見る可能性があるユーザ全員が読み終えた状態になると、データを消去する技術を開示する。この技術によれば、読み終えたデータが再表示される煩わしさを解消することができる。
本開示は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定するデータ処理装置を開示する。
上記課題を解決するために本開示に係るデータ処理装置は、メッセージおよび前記メッセージに関する閾値時間を取得する取得部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記表示されたメッセージを選択する旨の指示を受付けるユーザーインターフェースと、前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記ユーザーインターフェースが前記選択指示を受付けているか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部とを備える。
また、本開示に係るデータ処理装置は、メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、前記属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記受付部が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、前記選択時間に基づいて、前記設定部が設定する前記閾値時間の長短を調整する調整部とを備える。
また、本開示に係るデータ処理装置は、メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、前記属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記受付部が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、前記選択時間に基づいて、前記設定部が設定する前記閾値時間の長短を調整する調整部とを備える。
本開示に係るデータ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
まず、本開示により解決される課題について詳細に説明する。
近年、デジタル機器の普及に伴い、ユーザ所有のデジタル機器に様々な情報が届けられている。情報を届ける場合に、情報提供者がデジタル機器にお知らせメッセージを送りつける形態がある。その場合、デジタル機器に送りつけられたメッセージは、デジタル機器に強制的に表示される。さらに、情報提供者は、お知らせメッセージを送るだけでなく、送ったお知らせメッセージを情報提供者のサーバに保持しておいて、ユーザが後からそのメッセージを閲覧することも可能である。ただし、このようなメッセージは大量に送信されることがある。その場合、ユーザがメッセージを後で再び見る際には、一度見たメッセージの表示の優先度を下げることにより、読む煩わしさを低減することができる。
特許文献1は、ユーザがデータを読み終えたか否か(データが既読状態となったか否か)を手動で設定し、データを見る可能性があるユーザ全員が読み終えた状態になると、データを消去する技術を開示する。この技術によれば、読み終えたデータが再表示される煩わしさを解消することができる。
しかしながら、特許文献1に示される方法では、既読判定は、ユーザが手動で設定するため、その動作自体が煩わしくなる。また、既読を自動で判定する方法もあるが、メッセージを一定時間、表示したら既読と判定するのが一般的である。ただ、メッセージには様々な種類があり、また、ユーザによって既読するまでの時間は異なるので有効な判定方法になっていない。
本開示は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定するデータ処理装置を開示する。
上記課題を解決するために本開示の一態様に係るデータ処理装置は、メッセージおよび前記メッセージに関する閾値時間を取得する取得部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記表示されたメッセージを選択する旨の指示を受付けるユーザーインターフェースと、前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記ユーザーインターフェースが前記選択指示を受付けているか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部とを備える。
これによれば、データ処理装置は、メッセージを表示してから、メッセージとともに取得した閾値時間が経過したメッセージを既読メッセージとして管理することができる。よって、データ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
また、例えば、メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、前記取得した属性に基づいて、前記メッセージに関する閾値時間を設定する設定部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記表示されたメッセージを選択する旨の指示を受付けるユーザーインターフェースと、前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記ユーザーインターフェースが前記選択指示を受付けているか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部とを備える。
これによれば、データ処理装置は、メッセージを表示してから、メッセージに関する閾値時間が経過したメッセージを既読メッセージとして管理することができる。ここで、閾値時間とは、メッセージとともに取得した当該メッセージの属性から算出される値である。よって、データ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
また、例えば、属性が同じ複数のメッセージがそれぞれ前記表示部で表示されてから前記ユーザーインターフェースで選択されるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、前記計時された時間に関する情報を送信する送信部とを備える。
これによれば、メッセージが表示されてから、ユーザがユーザーインターフェースを介してメッセージを選択するまでの選択時間に基づいて、取得部が取得する閾値時間を設定することができる。つまり、メッセージの属性ごとの選択時間に基づいて、閾値時間を設定することができる。
また、例えば、属性が同じ複数のメッセージがそれぞれ前記表示部で表示されてから前記ユーザーインターフェースで選択されるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、前記計時された時間に基づいて、前記設定部で設定する閾値時間の長短を調整する調整部とを備える。
これによれば、メッセージが表示されてから、ユーザがユーザーインターフェースを介してメッセージを選択するまでの選択時間に基づいて、取得部が取得する閾値時間を設定することができる。さらに、メッセージの属性に応じて、選択時間の長短を調整することができる。
また、例えば、前記表示部は、前記管理部が既読メッセージとして管理している前記メッセージを、前記既読メッセージ以外のメッセージの表示態様とは異なる表示態様で表示する。
これによれば、ユーザは、データ処理装置により既読状態と判定されたメッセージを、データ処理装置におけるメッセージの表示態様に基づいて直感的に知ることができる。
また、例えば、前記表示部は、さらに、前記表示部が前記メッセージを表示してからの経過時間を表示する。
これによれば、ユーザは、メッセージがデータ処理装置により既読状態と判定されるまでの時間を、その表示から知ることができる。
また、例えば、第一メッセージの複雑さに基づいて、前記第一メッセージが表示されてから既読状態にされるまでの推定時間を既読推定時間として算出する既読推定時間算出部と、前記既読推定時間算出部が算出した前記既読判定時間と、前記第一メッセージとを送信する送信部とを備える。
これによれば、データ処理装置は、選択時間と複雑さとの対応関係を複数用いることにより、新たなメッセージ(第二メッセージ)が、それまでに受信したことのない複雑さのメッセージである場合であっても、より正確に既読推定時間を得ることができる。しかも、選択時間と複雑さとの対応関係から新たなメッセージに対する既読推定時間の算出処理をサーバで行うので、データ処理装置の処理負荷を低減することができる。
また、本開示の一態様に係るデータ送信装置は、前記データ送信装置は、さらに、ユーザの識別情報と、第二メッセージの識別情報と、前記第二メッセージが表示されてから前記ユーザにより前記第二メッセージが選択されるまでの時間である選択時間とを受信する受信部を備え、前記既読推定時間算出部は、さらに、前記受信部が受信した前記選択時間と、前記第二メッセージの識別情報に基づいて算出される複雑さとの対応関係を示す既読推定情報をユーザごとに算出し、算出した前記既読推定情報と前記第一メッセージの複雑さとに基づいてユーザごとに前記既読推定時間を算出し、前記送信部は、さらに、前記既読推定時間算出部がユーザごとに算出した前記既読推定時間と、前記第一メッセージとを送信する。
これによれば、データ送信装置は端末に対して、メッセージとともに、当該メッセージの既読推定時間を送信する。これらを用いて、端末は、受信したメッセージを表示し、表示してから既読推定時間が経過したら、当該メッセージを既読状態にすることができる。よって、データ送信装置は、端末に、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定させることができる。
また、本開示の一態様に係るデータ処理システムは、上記のデータ送信装置と、端末とを備えるデータ処理システムであって、前記端末は、前記データ送信装置から前記既読推定時間と、前記第一メッセージとを受信する受信部と、前記第一メッセージを表示する表示部と、前記表示部が前記第一メッセージを表示することで前記第一メッセージが選択可能になってからの時間を計測する計時部と、前記表示部が前記第一メッセージを表示してからの経過時間が、前記取得部が取得した前記既読推定時間を超えたか否かに基づいて、前記第一メッセージが既読状態であるか否かを判定する既読判定部とを備える。
これによれば、データ送信装置は、選択時間と複雑さとの対応関係を複数用いることにより、新たなメッセージが、それまでに受信したことのない複雑さのメッセージである場合であっても、より正確に既読推定時間を得ることができる。データ送信装置は、この既読推定時間を端末に送信することにより、端末に、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定させることができる。
また、本開示の一態様に係るデータ処理システムは、メッセージおよび前記メッセージに関する閾値時間を取得する取得ステップと、前記メッセージを表示する表示ステップと、前記表示されたメッセージを選択する旨の指示を受付ける受付ステップと、前記メッセージを前記表示ステップで表示してから前記閾値時間が経過すると、前記受付ステップで前記選択指示を受付けているか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理ステップとを含む。
これによれば、上記データ送信装置と同様の効果を奏する。
また、本開示の一態様に係るデータ送信方法は、第一メッセージの複雑さに基づいて、前記第一メッセージが表示されてから既読状態にされるまでの推定時間を既読推定時間として算出する既読推定時間算出ステップと、前記既読推定時間算出ステップで算出した前記既読判定時間と、前記第一メッセージとを送信する送信ステップとを含む。
これによれば、上記データ送信装置と同様の効果を奏する。
また、本開示の一態様に係るプログラムは、上記のデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これによれば、上記データ処理装置と同様の効果を奏する。
また、本開示の一態様に係るプログラムは、上記のデータ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
これによれば、上記データ送信装置と同様の効果を奏する。
また、本開示に係るデータ処理装置は、メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、前記属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記受付部が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、前記選択時間に基づいて、前記設定部が設定する前記閾値時間の長短を調整する調整部とを備える。
これによれば、上記データ処理装置と同様の効果を奏する。
また、本開示に係るデータ処理装置は、メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、前記属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定部と、前記メッセージを表示する表示部と、前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記受付部が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、前記選択時間に基づいて、前記設定部が設定する前記閾値時間の長短を調整する調整部とを備える。
これによれば、上記データ処理装置と同様の効果を奏する。
以下本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
以下、本開示に係るデータ処理装置について説明する。
以下、本開示に係るデータ処理装置について説明する。
[1―1.構成]
図1Aは、データ処理システム100の構成の第一例を示す図である。また、図1Bは、データ処理システム100の第一例におけるサーバとデータ処理装置との処理の説明図である。
図1Aは、データ処理システム100の構成の第一例を示す図である。また、図1Bは、データ処理システム100の第一例におけるサーバとデータ処理装置との処理の説明図である。
データ処理装置101は、サーバ102に対してメッセージ取得要求111を行う。このとき、メッセージ取得要求111とともに、データ処理装置自身を識別できる情報である端末IDを送信する。なお、データ処理装置101は、メッセージ取得要求を行う際に端末IDを送信するので、セキュアな通信方式を採用することにより、成りすまし等を防ぐようにしてもよい。
サーバ102は、データ処理装置101からメッセージ取得要求111を受け取ると、データ処理装置101に対応するメッセージ151をデータ処理装置101に送信する。サーバ102は、メッセージ151を送信するとともに、既読フラグと既読判定時間(既読推定時間ともいう)とを送信する。なお、既読判定時間は必ずしも含まれていなくてもよい。また、メッセージ151は複数送信してもよい。さらに、サーバ102は、メッセージ151を送信するとともに、メッセージ151を画面にどう表示するかについての情報であるメッセージ表示情報152を送信する。
また、データ処理装置101は、サーバ102から送信されたメッセージ151を受け取り、メッセージ表示情報152に従って画面に表示する。データ処理装置101は、メッセージ151にリモコン操作によるフォーカスが当たっていた時間であるメッセージフォーカス時間112を、サーバ102に送信する。データ処理装置101は、メッセージフォーカス時間112を送信するとともに、データ処理装置101自身を識別できる情報である端末IDを送信する。なお、データ処理装置101は、メッセージフォーカス時間112を送信する際に端末IDを送信するので、セキュアな通信方式を採用することにより、成りすまし等を防ぐようにしてもよい。なお、メッセージにフォーカスが当たる動作については後述する。
さらに、データ処理装置101は、メッセージ151を読み終えた(メッセージ151が既読状態である)か否かの判定情報である既読判定113を送信する。データ処理装置101は、既読判定113を送信するとともに、リモコン操作によってメッセージ151を選択するまでに要したメッセージ選択時間を送信してもよい。また、データ処理装置101は、既読判定113を送信するとともに、データ処理装置101自身を識別できる情報である端末IDを送信する。なお、データ処理装置101は、既読判定113を送信する際に端末IDを送信するので、セキュアな通信方式を採用することにより、成りすまし等を防ぐようにしてもよい。なお、メッセージ151を既読判定する動作、及び、メッセージ151を選択する動作については後述する。
図2は、データ処理装置101のハードウエア構成の例を示すハードウエアブロック図である。
データ処理装置101は、CPU(Central processing unit)201と、ROM(Read only memory)202と、RAM(Random access memory)203と、通信部204と、入力部205と、出力部206と、バスライン250とを備える。
CPU201は、バスライン250と接続している。CPU201は、ROM202又はRAM203に記憶されているプログラムを実行することで、ROM202、RAM203、通信部204、入力部205及び出力部206を制御することで、様々な機能を実現する。例えば、CPU201は、通信ネットワーク260から取得した通信メッセージを復号し、復号したメッセージを表示部208に出力する機能等を実現する。
ROM202は、バスライン250と接続している。ROM202は、CPU201の動作を規定するプログラムと、CPU201が利用するデータとを記憶している。
RAM203は、バスライン250と接続している。RAM203は、CPU201がプログラムを実行することに伴って発生するデータを一時的に記憶する。また、RAM203は、通信部204が受信したデータや送信するデータ等を一時的に記憶する。
出力部206は、バスライン250と、表示部208とに接続している。出力部206は、CPU201によって制御され、テキストや画像を表示部208に表示させるためのデータを出力する。
入力部205は、バスライン250と接続している。入力部205は、CPU201によって制御され、リモコン207から無線で送信されるユーザからの操作コマンドを受け付け、受け付けた操作コマンドをCPU201に送信する機能を有する。なお、リモコン207に限らず、ユーザの指(ユーザにより操作される物体を含む)によるタップ動作、又は、マウスなどによる操作コマンドを受け付けてもよい。
通信部204は、バスライン250と、通信ネットワーク260とに接続している。通信部204は、CPU201によって制御され、通信ネットワーク260を介して、外部通信機器とデータの送受信を行う機能を有する。
ここで、通信ネットワーク260とは、光通信回線、電話回線、無線回線等によって実現されており、外部通信機器や、インターネット等と接続している。
以上のようなハードウエアで実現されるデータ処理装置101は、CPU201が、ROM202又はRAM203に記憶されているプログラムを実行し、ROM202、RAM203、通信部204、入力部205及び出力部206を制御することで様々な機能を実現する。
以下、図面を用いて、データ処理装置101の機能構成を説明する。
<データ処理装置の機能構成>
図3、図4及び図5は、データ処理装置が表示するメッセージ一覧画面の一例であり、図6は、データ処理装置が表示するメッセージ画面の一例である。メッセージはメッセージを提供するサービス事業者毎にまとめられる。
図3、図4及び図5は、データ処理装置が表示するメッセージ一覧画面の一例であり、図6は、データ処理装置が表示するメッセージ画面の一例である。メッセージはメッセージを提供するサービス事業者毎にまとめられる。
図3は、データ処理装置が表示するメッセージ一覧画面の第一例を示す図である。
図3は、メッセージ一覧画面の初期表示の一例である。画像305は、サービス事業者を表すための画像であり、サービス事業者毎に異なる画像である。画像305の直下には、そのサービス事業者のメッセージ301が表示される。なお、画像305の直下でなくとも、サービス事業者とそのメッセージとの対応がわかるレイアウトであればよい。本実施の形態では、サービス事業者を表す画像は複数表示され、メッセージは一つだけ表示される。このような表示によってユーザが現在見ているメッセージを特定することができるし、たくさんのメッセージが表示される煩わしさを解消できる。ユーザがまだ見ていないメッセージである未読メッセージが、メッセージ301のように表示されれば、さらに煩わしさを解消することができる。そして、メッセージ301にはリモコン操作を受け付けるフォーカス302が当たっている。ユーザは、フォーカス302が当たっているメッセージ301を起点として、リモコン操作によってメッセージの切り替え等を行うことができる。
図4は、データ処理装置が表示するメッセージ一覧画面の第二例を示す図である。
図4は、リモコン操作によるメッセージ切り替えの一例である。ユーザがリモコンの左右いずれかのキーを押すと、同一サービス事業者の別のメッセージ401に表示が切り替わる。表示の切り替えに合わせて、フォーカス402は、別のメッセージ401に当たる。なお、メッセージの切り替えは、リモコンの左右いずれかのキーに限らず、他のキーの押下により行われてもよい。リモコン操作によって一つずつメッセージを切り替えていくことにより、未読メッセージが優先的に表示されると、ユーザの煩わしさが解消される。
図5は、データ処理装置が表示するメッセージ一覧画面の第三例を示す図である。
図5は、リモコン操作によるサービス事業者切り替えの一例である。ユーザがリモコンの上下いずれかのキーを押すと、別のサービス事業者のメッセージ501に表示が切り替わる。表示が別のサービス事業者のメッセージに変わったことがわかるように、メッセージ501は別のサービス事業者の画像510の直下に表示される。表示の切り替えに合わせて、フォーカス502は、メッセージ501に当たる。なお、サービス事業者の切り替えには、リモコンの上下いずれかのキーに限らず、他のキーの押下により行われてもよい。
図6は、データ処理装置が表示するメッセージ画面の例を示す図である。
図6は、リモコン操作によってメッセージを選択した場合のメッセージ画面の一例である。メッセージにフォーカスが当たっている状態で、リモコンの決定キーを押すと、メッセージに対応したサービスを示すメッセージ画面601に遷移する。例えば、選択したメッセージがテレビの広告メッセージであった場合、そのテレビの詳細販売情報を示すメッセージ画面に遷移するといった例が考えられる。なお、メッセージの選択には、リモコンの決定キーに限らず、他のキーの押下により行われてもよい。
図7は、データ処理装置101が表示するメッセージ一覧画面のメッセージ表示切り替えを論理的に示した図である。ユーザは、最初に表示される、サービス事業者1を表す画像710のメッセージ701を起点に、リモコンの上下左右のいずれかのキーによって、表示されるメッセージを切り替える。メッセージ702、703、704、705、706、707、708及び709は、最初は表示されていないが、リモコン操作によって表示されるメッセージである。サービス事業者が切り替わった場合には、データ処理装置101は、表示されるメッセージが、切り替わった後のサービス事業者のメッセージであることがわかるように表示する。例えば、データ処理装置101は、メッセージ704を、切り替わった後のサービス事業者2を表す画像711の直下に表示する。
図8は、データ処理システムにおけるサーバ102の機能ブロックの構成を示す機能ブロック図である。
図8に示されるように、サーバ102は、メッセージ取得要求受信部800と、既読判定受信部801と、既読フラグ設定部802と、メッセージ複雑さ決定部(1)803と、既読判定時間学習部804と、既読判定時間予測パラメータ保持部805と、既読判定時間算出部806と、既読判定時間通知部807と、メッセージ複雑さ決定部(2)808と、メッセージ決定部809と、メッセージ表示情報通知部810と、メッセージフォーカス時間受信部811とを備える。
メッセージ取得要求受信部800は、データ処理装置101から送信される、メッセージ取得要求111と端末IDとを受信し、後述する手段により、データ処理装置101に送信するメッセージデータ作成を行う。
なお、端末IDは機器を識別するためのIDであって、機器ごとに固有のIDである。また、端末IDの代わりに、ユーザを識別するためのIDであるユーザIDを用いることもできる。ユーザIDを取得するには、例えば、ユーザに対してログイン画面を提示し、そのログイン画面にユーザがユーザIDとして入力した文字列などから取得する方法がある。
既読判定受信部801は、データ処理装置101から送信される、既読判定113とメッセージ選択時間と端末IDとを受信し、既読判定113がなされたメッセージと端末IDとを、既読フラグ設定部802とメッセージ複雑さ決定部(1)803とに渡す。なお、既読判定受信部801は、メッセージの代わりに、メッセージを識別するメッセージIDを渡してもよい。以降の処理においても同様である。また、メッセージ選択時間が送信されていない場合には、メッセージ複雑さ決定部(1)803に情報を渡さなくてもよい。
既読フラグ設定部802は、当該端末IDの当該メッセージに対して既読フラグを1に設定する。既読フラグが1に設定されるということは、ユーザが当該メッセージを読み終えたこと(当該メッセージが既読状態であること)を表す。なお、既読フラグの初期値は0である。
メッセージ複雑さ決定部(1)803は、当該メッセージの複雑さを計算し、当該メッセージと当該メッセージの複雑さとメッセージ選択時間と端末IDとを既読判定時間学習部804に渡す。複雑さの計算アルゴリズムは、図11に示される。
既読判定時間学習部804は、メッセージの複雑さに対してメッセージ選択時間がどう関係するか(メッセージの複雑さに対するメッセージ選択時間の変化傾向)を端末IDごとに学習し、学習結果を既読判定時間予測パラメータとして、メッセージとその複雑さと端末IDと共に、既読判定時間予測パラメータ保持部805に渡す。学習は、例えば、従来技術による統計手法等を用いればよく、回帰分析の線形回帰等を利用することができる。既読判定時間学習部804は、既読判定時間予測パラメータを用いることで、メッセージの複雑さから、ユーザ(端末ID)ごとにメッセージを読むのにかかる時間の予測値(既読判定時間(既読推定時間ともいう))を算出することができるようになる。例えば、既読判定時間学習部804は、メッセージの複雑さと既読判定時間予測パラメータとの積を、既読判定時間として算出する。
メッセージ決定部809は、データ処理装置101から送信されるメッセージ取得要求111と、端末IDに対して送信するメッセージとを決定し(不図示)、メッセージ複雑さ決定部(2)808と、メッセージ表示情報通知部810とに渡す。メッセージ複雑さ決定部(2)808におけるメッセージの複雑さを計算するアルゴリズムは、メッセージ複雑さ決定部(1)803におけるものと同じである。
メッセージ複雑さ決定部(2)808は、メッセージの複雑さを計算し、メッセージとそのメッセージの複雑さと端末IDとを既読判定時間算出部806に渡す。
既読判定時間算出部806は、メッセージ複雑さ決定部(2)808から受け取ったメッセージの複雑さと既読判定時間予測パラメータ保持部805に保持されている既読判定時間予測パラメータとからメッセージの既読判定時間を算出し、メッセージと既読判定時間と端末IDとをメッセージおよび既読フラグおよび既読判定時間通知部807に渡す。
メッセージおよび既読フラグおよび既読判定時間通知部807は、既読フラグ設定部802によって当該メッセージの既読フラグが1に設定されていれば既読フラグを1とし、そうでなければ既読フラグを0にして、メッセージと既読フラグと既読判定時間とを端末IDによって識別されるデータ処理装置101へ送信する。
メッセージ表示情報通知部810は、メッセージ決定部809が決定したメッセージの表示情報をデータ処理装置101へ通知する。なお、メッセージ表示情報通知部810の機能を、メッセージおよび既読フラグおよび既読判定時間通知部807が兼ねてもよい。
図9は、データ処理装置101の機能ブロックの構成を示す機能ブロック図である。
データ処理装置101が、メッセージとメッセージ表示情報とを受信してメッセージを表示する機能については、従来技術であるので、本実施の形態では図示を省略する。
既読判定時間受信部901は、サーバ102からメッセージの既読判定時間を受信し、既読判定部905へ渡す。
フォーカス検知部902は、メッセージにフォーカスが当たったことを検知し、その旨をフォーカス時間カウント部903へ通知する。
フォーカス時間カウント部903は、フォーカス検知部902から通知を受け取ると、フォーカスが当たってからの経過時間をフォーカス時間としてカウントする。
フォーカス外れ検知部904は、フォーカスがメッセージから外れたことを検知し、その時のフォーカス時間をフォーカス時間カウント部903から取得し、既読判定部905へ渡す。なお、フォーカス時間は、サーバ102へメッセージと端末IDとともに渡してもよい。
既読判定部905は、既読判定時間受信部901から受け取ったメッセージの既読判定時間と、フォーカス外れ検知部904から受け取ったフォーカス時間とからメッセージの既読判定を行い、既読状態と判定された場合に当該メッセージを既読判定通知部906へ渡す。既読判定のアルゴリズムは、図13に示される。
メッセージ選択検知部907は、メッセージが選択されたかどうかを検知し、選択された場合、メッセージにフォーカスが当たってから選択されるまでの時間をメッセージ選択時間としてメッセージとともに既読判定通知部906へ渡す。なお、メッセージ選択時間の算出方法はフォーカス時間カウント部903と同様であるので詳細な説明を省略する。
既読判定通知部906は、既読判定部905からメッセージを受け取った場合は、当該メッセージの既読判定113と端末IDとをサーバ102へ送信する。また、メッセージ選択検知部907からメッセージを受け取った場合は、既読判定通知部906は、当該メッセージの既読判定113とメッセージ選択時間と端末IDとをサーバ102へ送信する。なお、既読判定通知部906は、メッセージの複雑さを同時に送信してもよい。
なお、本実施の形態では、既読判定部905は、データ処理装置101において実現しているが、その代わりに、サーバ102において既読判定部905が実現されてもよい。つまり、フォーカス外れ検知部904がフォーカス時間をサーバ102へ渡し、サーバ102内の既読判定部905を実行することによって、サーバ102にてメッセージの既読判定を行ってもよい。
[1―2.動作]
図10、図11及び図12は、データ処理装置101にメッセージを送信するサーバ102のアルゴリズム(処理)を示すフロー図である。
図10、図11及び図12は、データ処理装置101にメッセージを送信するサーバ102のアルゴリズム(処理)を示すフロー図である。
図10は、既読判定受信部801、既読フラグ設定部802、メッセージ複雑さ決定部(1)803、既読判定時間学習部804、及び、既読判定時間予測パラメータ保持部805が実行するサーバ動作のアルゴリズムのフローである。
ステップS1002にて、既読判定受信部801は、データ処理装置101から送信される端末ID(=D10)と、メッセージ(=M10)に対する既読判定と、メッセージ選択時間(=F10)とを受け取る。
ステップS1003にて、既読フラグ設定部802は、D10で識別されるデータ処理装置101のM10の既読フラグを1にする。この動作によって、M10は、データ処理装置101のユーザによって既に読まれたメッセージであると認識される。ユーザに既に読まれたと認識されたメッセージは、例えば、再表示時に表示優先度を下げるようにしてもよい。
ステップS1004にて、メッセージ複雑さ決定部(1)803は、M10の複雑さを計算する。本アルゴリズムの詳細は、図11に示される。
ステップS1005にて、既読判定時間学習部804は、メッセージ選択時間を予想するためのパラメータ(=P10)を、M10の複雑さとF10とで学習する。学習は従来技術による統計手法等を用いればよく、回帰分析の線形回帰等を利用することができる。例えば、既読判定時間学習部804は、メッセージ選択時間=a×(メッセージの複雑さ)+bという式によって、メッセージ選択時間をメッセージの複雑さを用いて予想することができる。この場合、メッセージ選択時間とメッセージの複雑さとの組を複数取得し、最小二乗法によって上記式のaとbとを求め、パラメータ(=P10)として決定する。
ステップS1006にて、既読判定時間予測パラメータ保持部805は、学習から得られたP10を保存する。P10は、端末ID毎に異なる領域に保存される。
以上の処理を行った後、当該アルゴリズムは終了する。
なお、学習はサービス事業者別に分けて行ってもよい。その場合、サーバ102が、メッセージがどのサービス事業者のものかを識別することができる情報を保持しておく。学習したパラメータは、端末ID毎に、かつ、サービス事業者毎に生成される。
図11は、メッセージ複雑さ決定部(1)803及びメッセージ複雑さ決定部(2)804が実行するメッセージの複雑さを計算するアルゴリズムのフローである。
ステップS1102にて、メッセージ複雑さ決定部(1)803及びメッセージ複雑さ決定部(2)804は、メッセージが定型文か否かを判定する。定型文とは、例えば、メールが届いたことを示すメッセージであり、「○○さんからのメッセージが届いています」のようなものである。この場合、「○○」以外の部分は常に変化しないもの(=定型箇所)であり、ユーザは、その部分をほとんど読まなくなる。そのため「○○」の部分が、当該メッセージ内で比較的重要な情報である。
ステップS1102でYESの場合、ステップS1103にて、メッセージ複雑さ決定部(1)803及びメッセージ複雑さ決定部(2)804は、メッセージの定型箇所以外の文字数をカウントする。
ステップS1102でNOの場合、ステップS1104にて、メッセージ複雑さ決定部(1)803及びメッセージ複雑さ決定部(2)804は、メッセージの全文字数をカウントする。
ステップS1105にて、メッセージ複雑さ決定部(1)803及びメッセージ複雑さ決定部(2)804は、メッセージに画像が含まれているか否かを判定する。
ステップS1105がYESの場合、メッセージ複雑さ決定部(1)803及びメッセージ複雑さ決定部(2)804は、ステップS1106にて、1画像を1文字としてカウントする。ステップS1107にて、カウントした文字数をメッセージの複雑さとする。画像は文字よりも認識することが容易であると予想できるので、最小の文字数である1文字としてカウントする。なお、ここで画像を、文字数1としてカウントするとしたが、その代わりに、メッセージ全体の文字数と比較して小さい数(例えば、2又は3)にカウントしてもよい。
ステップS1105がNOの場合、ステップS1107にて、メッセージ複雑さ決定部(1)803及びメッセージ複雑さ決定部(2)804は、カウントした文字数をメッセージの複雑さとする。
以上の処理を行った後、当該アルゴリズムは終了する。
なお、メッセージの複雑さは文字数カウントによって計算したが、文字数でなく、単語数でカウントしてもよい。これは、ユーザは文字単位でなく、単語単位で文章を認識するためである。また、画像数は、画像が複数ある場合には、複数の画像をまとめて1つとカウントしてもよい。また、画像が含まれているか、又は、含まれていないかという情報だけをカウント(考慮)して複雑さの定義をしてもよい。
図12にて、既読判定時間算出部806、既読判定時間通知部807、メッセージ複雑さ決定部(2)808、メッセージ決定部809及びメッセージ表示情報通知部810が実行するサーバ動作のアルゴリズムのフローが示される。
ステップS1202にて、メッセージ決定部809は、データ処理装置101に送信するメッセージ(=M12)を決定する。
ステップS1203にて、メッセージ複雑さ決定部(2)808は、M12の複雑さを決定する。複雑さの決定方法は、図11に示したアルゴリズムと同様である。
ステップS1204にて、既読判定時間算出部806は、M12の複雑さに対して、学習パラメータP10を用いて、既読判定時間(=T12)を算出する。本実施の形態では、図10のアルゴリズムにて学習されたパラメータを用いて、既読判定時間=a×(メッセージの複雑さ)+bと算出することができる。
ステップS1205にて、既読判定時間通知部807は、M12の既読フラグ(=R12)を確認する。
ステップS1206にて、既読判定時間通知部807は、M12とT12とR12とをメッセージ表示情報と共にデータ処理装置101に送信する。
以上で、当該アルゴリズムは終了する。
なお、学習は行わなくてもよい。その場合、既読判定時間は、例えば、メッセージの複雑さ×1秒のように、メッセージの複雑さと固定の値との積として算出される。
図13は、データ処理装置101がメッセージの自動既読判定を行うアルゴリズムを示すフロー図である。
ステップS1302にて、既読判定時間受信部901は、メッセージ(=M13)とその既読判定時間(=T13)とを受け取る。
ステップS1303にて、フォーカス検知部902は、M13にフォーカスが当たったか否かを判定する。
ステップS1303でNOの場合、フォーカス検知部902は、フォーカスが当たるまでS1303を行う。
ステップS1303でYESの場合、ステップS1304にて、フォーカス時間カウント部903は、フォーカスが当たっている時間(=F13)をカウントする。
ステップS1305にて、フォーカス外れ検知部904は、M13のフォーカスが外れたか否かを判定する。
ステップS1305でYESの場合、ステップS1306にて、既読判定部905は、F13がT13以上か否かを判定する。つまり、フォーカスが当たっている時間が、既読判定時間以上となったか否かを判定する。
ステップS1306でYESの場合、ステップS1307にて、既読判定通知部906は、M13の既読判定をサーバ102へ通知する。
ステップS1306でNOの場合、当該アルゴリズムは終了する。
ステップS1305でNOの場合、ステップS1308にて、M13が選択されたか否かを判定する。
ステップS1308でNOの場合、M13のフォーカスが外れるまでS1305を行う。
ステップS1308でYESの場合、ステップS1309にて、既読判定通知部906は、M13の既読判定と、メッセージ選択時間としてF13を、サーバ102へ通知する。
以上の処理を行った後、当該アルゴリズムは終了する。
なお、学習を行わない場合、F13の通知は必要ない。また、既読判定時間が送られてこない場合、S1306とS1307との処理は行わなくてよい。また、S1305にてフォーカスが外れたか否かを判定しているが、画面遷移等で当該画面が切り替わった場合にもフォーカスが外れたと判定してもよい。
図14は、データ処理装置101がメッセージと既読フラグとを受け取った場合の動作のアルゴリズムを示すフロー図である。
ステップS1402にて、データ処理装置101は、メッセージ(=M14)とその既読フラグ(=R14)とを受け取る。
ステップS1403にて、データ処理装置101は、R14が1であるか否かを判定する。
ステップS1403でYESの場合、ステップS1404にて、データ処理装置101は、M14の表示優先度を下げる。表示優先度は、例えば、メッセージが表示される順番に対応しており、表示優先度が高いものほど表示されやすくなるような順番でメッセージが表示される。すなわち、表示優先度が高いメッセージほど、少ないリモコン操作で表示される。表示優先度は、上記のほか、表示されるメッセージの文字の大きさ又は色などに対応させることもできる。具体的には、表示優先度が高いメッセージほど大きな文字で表示すること、又は、表示優先度が高いメッセージを当該メッセージより表示優先度が低いメッセージと異なる色(例えば、赤色)の文字で表示することもできる。
ステップS1403でNOの場合、ステップS1405にて、データ処理装置101は、M14の表示優先度を上げる。
以上の処理を行った後、当該アルゴリズムは終了する。
図15は、データ処理装置101によるメッセージの表示の一例を示す図である。
領域1501、領域1511及び領域1521のそれぞれは、1つのメッセージを表示する領域を表す。
領域1501内には、メッセージ本文1503と、メッセージが既読かどうかを表す「既読マーク」1502と、フォーカスが当たっている時間を表す「フォーカスバー」1504とが表示される。領域1501は、フォーカスが一度も当たっていない状態を示しており、既読マーク1502が無色であり、フォーカスバー1504が無色である。
領域1511は、メッセージにフォーカスが当たった後の状態を示している。領域1511のように、フォーカスが当たると、既読判定時間に対してフォーカス時間の割合を表すようにフォーカスバー1514の一部が色づけされる。この色づけは、フォーカス時間に合わせて連続的に変化させてもよい。なお、このようなグラフ形式ではなく、数字を表示してもよく、既読判定時間に対するフォーカス時間の割合がわかる形式であればよい。
領域1521は、メッセージにフォーカスが当たった後にフォーカス時間が既読判定時間を越えた場合を示しており、既読マーク1522が色づけされている。これにより、ユーザは、当該メッセージが既読状態であるか否かを、直感的に理解することができる。また、フォーカスバー1524は、全体が色づけされる。
なお、既読マークを新たに設けるのではなく、メッセージの文字の色を変える等、メッセージが既読状態であるか、未読状態であるかの区別がつく方法であればどのような形式であってもよい。また、フォーカスが当たっている時間は、一度フォーカスが外れて、再度当たった場合に、フォーカスが当たっている時間を合計してもよい。
図16Aは、データ処理システムの構成の第二例(データ処理システム100A)を示す図である。また、図16Bは、データ処理システムの第二例におけるサーバ102Aとデータ処理装置101Aとモバイル端末1601との処理の説明図である。
送受信情報111、112、113、151及び152は図1Bにおけるものと同一である。モバイル端末1601は、携行性に優れたモバイル端末である。データ処理装置101AがTVのような大きくて移動に適さないものである場合に、ユーザは、データ処理装置101Aに関する情報を手元のモバイル端末1601上で閲覧したり、モバイル端末1601上での操作によって、データ処理装置101Aを操作したりすることができる。また、1611及び1612は、それぞれ、151及び152と同じ情報である。データ処理装置101Aがモバイル端末1601にメッセージに関する情報を送ることにより、モバイル端末1601においても、メッセージの閲覧すること、又は、データ処理装置101Aを操作することを可能とする。
さらに、モバイル端末1601は、メッセージフォーカス時間と、既読判定と、メッセージ選択時間とを、データ処理装置101A経由でサーバ102へ送ってもよいし、直接送ってもよい。データ処理装置101Aは、データ処理装置101Aの端末ID1613をモバイル端末1601に送ることにより、モバイル端末1601で操作した内容がどのデータ処理装置101Aに対するものかを特定することが可能となる。つまり、モバイル端末1601は、モバイル端末1601上で操作したメッセージに関する情報であるメッセージフォーカス時間1651と、既読判定と、メッセージ選択時間1652とを、データ処理装置101Aに送信する。データ処理装置101Aは、受け取った情報を112及び113としてサーバ102Aへ送信することによって、モバイル端末1601でメッセージを操作しても、その内容をサーバ102Aにて反映させることができる。また、メッセージフォーカス時間と、既読判定と、メッセージ選択時間とは、データ処理装置101Aから受け取った端末ID1613と共に、1653及び1654のようにモバイル端末1601から直接サーバ102Aへ送信してもよい。端末IDを送信することによって、データ処理装置101Aをサーバ102Aの方で特定することができる。
なお、モバイル端末1601が独自の端末IDを生成して、モバイル端末1601単独でメッセージの既読判定を行ってもよい。
本実施の形態のデータ処理装置によって、ユーザが手動で既読指示を行うことなく、自動でメッセージの既読判定を行うことができる。
なお、本開示に必須の構成要素について、図17Bを参照して説明する。
図17Bは、データ処理装置の構成の他の例(データ処理装置101C)を示す機能ブロック図である。
図17Bに示されるように、データ処理装置101Cは、取得部1711と、表示部1712と、ユーザーインターフェース1713と、管理部1714とを備える。
取得部1711は、メッセージおよびメッセージに関する閾値時間を取得する。
表示部1712は、メッセージを表示する。
ユーザーインターフェース1713は、表示されたメッセージを選択する旨の指示を受付ける。
管理部1714は、メッセージが表示部1712に表示されてから閾値時間が経過すると、ユーザーインターフェース1713が選択指示を受付けているか否かに関わらず、メッセージを既読メッセージとして管理する。
[1―3.効果]
以上のように、本実施の形態に係るデータ処理装置によれば、データ処理装置は、メッセージを表示してから、メッセージとともに取得した閾値時間が経過したメッセージを既読メッセージとして管理することができる。よって、データ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
以上のように、本実施の形態に係るデータ処理装置によれば、データ処理装置は、メッセージを表示してから、メッセージとともに取得した閾値時間が経過したメッセージを既読メッセージとして管理することができる。よって、データ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
また、データ処理装置は、メッセージを表示してから、メッセージに関する閾値時間が経過したメッセージを既読メッセージとして管理することができる。ここで、閾値時間とは、メッセージとともに取得した当該メッセージの属性から算出される値である。よって、データ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
メッセージが表示されてから、ユーザがユーザーインターフェースを介してメッセージを選択するまでの選択時間に基づいて、取得部が取得する閾値時間を設定することができる。つまり、メッセージの属性ごとの選択時間に基づいて、閾値時間を設定することができる。
これによれば、メッセージが表示されてから、ユーザがユーザーインターフェースを介してメッセージを選択するまでの選択時間に基づいて、取得部が取得する閾値時間を設定することができる。さらに、メッセージの属性に応じて、選択時間の長短を調整することができる。
また、ユーザは、データ処理装置により既読状態と判定されたメッセージを、データ処理装置におけるメッセージの表示態様に基づいて直感的に知ることができる。
また、ユーザは、メッセージがデータ処理装置により既読状態と判定されるまでの時間を、その表示から知ることができる。
また、データ処理装置は、選択時間と複雑さとの対応関係を複数用いることにより、新たなメッセージ(第二メッセージ)が、それまでに受信したことのない複雑さのメッセージである場合であっても、より正確に既読推定時間を得ることができる。しかも、選択時間と複雑さとの対応関係から新たなメッセージに対する既読推定時間の算出処理をサーバで行うので、データ処理装置の処理負荷を低減することができる。
また、本実施の形態に係るデータ送信装置によれば、データ送信装置は端末に対して、メッセージとともに、当該メッセージの既読推定時間を送信する。これらを用いて、端末は、受信したメッセージを表示し、表示してから既読推定時間が経過したら、当該メッセージを既読状態にすることができる。よって、データ送信装置は、端末に、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定させることができる。
また、データ送信装置は、選択時間と複雑さとの対応関係を複数用いることにより、新たなメッセージが、それまでに受信したことのない複雑さのメッセージである場合であっても、より正確に既読推定時間を得ることができる。データ送信装置は、この既読推定時間を端末に送信することにより、端末に、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定させることができる。
<補足>
以上、本発明に係るデータ処理装置の一実施形態について、説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態に示した通りのデータ処理装置に限られないことはもちろんである。
以上、本発明に係るデータ処理装置の一実施形態について、説明したが、以下のように変形することも可能であり、本発明は上述した実施の形態に示した通りのデータ処理装置に限られないことはもちろんである。
(1)実施の形態において、リモコンではなく、例えば指によるタップ操作でアプリを直接指定してメッセージを表示しても構わない。
(2)実施の形態において、リモコンではなく、指によるスライド操作でメッセージを切り替えても構わない。
(3)実施の形態において、メッセージはサーバからデータ処理装置に強制的に送信するものであるが、例えばデータ処理装置がサーバにアクセスすることによって、サーバがデータ処理装置にメッセージを送信する前にメッセージを既読判定した場合、そのメッセージはもう送信しなくても構わない。
なお、本開示は以下のようにも記載されうるが、以下の記載に限定されない。
(1)少なくとも1つのメッセージを表示する表示部と、前記表示部が表示した前記少なくとも1つのメッセージのうちの第一メッセージを選択する選択部と、前記表示部が前記第一メッセージを表示することで前記第一メッセージが選択可能になってから、前記第一メッセージを前記選択部が選択するまでの時間である選択時間を計測する計時部と、前記計時部が計測した前記第一メッセージの前記選択時間に基づいて算出される既読推定時間を取得する取得部と、前記取得部が取得した前記既読推定時間に対応するメッセージである第二メッセージを受信した場合に、前記表示部が前記第二メッセージを表示してからの経過時間が、前記既読推定時間を超えた場合に、前記第二メッセージが既読状態であると判定する既読判定部とを備えるデータ処理装置(図17A)。
(2)前記データ処理装置は、さらに、前記計時部が計測した前記第一メッセージの選択時間と、前記第一メッセージの識別情報とを記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶している前記第一メッセージの選択時間と、前記第一メッセージの識別情報に基づいて算出される複雑さとの対応関係を示す既読推定情報を算出する既読推定情報算出部とを備え、前記取得部は、前記既読推定情報算出部が算出した前記既読推定情報を用いて前記既読推定時間を取得する(1)に記載のデータ処理装置。
(1)に記載のデータ処理装置によれば、データ処理装置は、以前に表示したメッセージ(第一メッセージ)をユーザが閲覧してから選択するまでの時間(選択時間)に基づいて、当該ユーザが新たなメッセージ(第二メッセージ)を閲覧してから選択するまでの時間(既読推定時間)を得ることができる。よって、データ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
そして、表示されてから既読推定時間が経過した第二メッセージを、既読状態と分かる表示態様で表示したり、低い表示優先度で表示したりすることにより、ユーザが未読状態のメッセージを容易に閲覧することができるようにすることができる。
また、(2)に記載のデータ処理装置によれば、以前に表示したメッセージをユーザが閲覧してから選択するまでの時間(選択時間)と、当該メッセージ内で重要性の高い部分の量(複雑さ)とを用いて、当該ユーザが新たなメッセージ(第二メッセージ)を閲覧してから選択するまでの時間(既読推定時間)を得ることができる。選択時間と複雑さとの対応関係を複数用いることにより、新たなメッセージが、それまでに受信したことのない複雑さのメッセージである場合であっても、より正確に既読推定時間を得ることができる。よって、データ処理装置は、メッセージが既読状態であるか否かを適切に判定することができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記実装を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示に係るデータ処理装置は、データ受信、および、閲覧機能を有する機器に広く適用することができる。
100、100A データ処理システム
101、101A、101B、101C データ処理装置
102、102A サーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 通信部
205 入力部
206 出力部
207 リモコン
208 表示部
250 バスライン
260 通信ネットワーク
301、401、501 メッセージ
302、402、502 フォーカス
305、510、710、711、712 画像
601 メッセージ画面
701、702、703、704、705、706、707、708、709 メッセージ
1501、1511、1521 領域
1502、1512、1522 既読マーク
1503、1513、1523 メッセージ本文
1504、1514、1524 フォーカスバー
1601 モバイル端末
1701、1712 表示部
1702 選択部
1703 計時部
1704、1711 取得部
1705 既読判定部
1713 ユーザーインターフェース
1714 管理部
101、101A、101B、101C データ処理装置
102、102A サーバ
201 CPU
202 ROM
203 RAM
204 通信部
205 入力部
206 出力部
207 リモコン
208 表示部
250 バスライン
260 通信ネットワーク
301、401、501 メッセージ
302、402、502 フォーカス
305、510、710、711、712 画像
601 メッセージ画面
701、702、703、704、705、706、707、708、709 メッセージ
1501、1511、1521 領域
1502、1512、1522 既読マーク
1503、1513、1523 メッセージ本文
1504、1514、1524 フォーカスバー
1601 モバイル端末
1701、1712 表示部
1702 選択部
1703 計時部
1704、1711 取得部
1705 既読判定部
1713 ユーザーインターフェース
1714 管理部
Claims (16)
- メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、
前記属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定部と、
前記メッセージを表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、
前記メッセージが前記表示部に表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記受付部が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、
前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、
前記選択時間に基づいて、前記設定部が設定する前記閾値時間の長短を調整する調整部とを備える
データ処理装置。 - 前記表示部は、
前記管理部が既読メッセージとして管理している前記メッセージを、前記既読メッセージ以外のメッセージの表示態様とは異なる表示態様で表示する
請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記表示部は、さらに、
前記表示部が前記メッセージを表示してからの経過時間を表示する
請求項1又は2に記載のデータ処理装置。 - メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得ステップと、
前記属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定ステップと、
前記メッセージを表示する表示ステップと、
前記表示ステップで表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付ステップと、
前記メッセージが前記表示ステップで表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記受付ステップで前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理ステップと、
前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示ステップで表示されてから前記受付ステップで前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時ステップと、
前記選択時間に基づいて、前記設定ステップで設定する前記閾値時間の長短を調整する調整ステップとを含む
データ処理方法。 - 請求項4に記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、
前記メッセージを表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、
前記メッセージが前記表示部に表示されてから、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間が経過すると、前記受付部が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、
前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、
前記選択時間に基づいて、前記閾値時間の長短を調整する調整部とを備える
データ処理装置。 - メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得ステップと、
前記メッセージを表示する表示ステップと、
前記表示ステップで表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付ステップと、
前記メッセージが前記表示ステップで表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記受付ステップで前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理ステップと、
前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示ステップで表示されてから前記受付ステップで前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時ステップと、
前記選択時間に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間の長短を調整する調整ステップとを含む
データ処理方法。 - 請求項7に記載のデータ処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- メッセージの属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定部と、
前記メッセージを表示する表示部に前記メッセージが表示されてから、前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を、データ処理装置から受信し、受信した前記選択時間に基づいて、前記設定部が設定する前記閾値時間の長短を調整する調整部と、
前記メッセージと、前記調整部が調整した後の前記閾値時間とを前記データ処理装置に送信する送信部とを備える
データ送信装置。 - メッセージの属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定ステップと、
前記メッセージを表示する表示部に前記メッセージが表示されてから前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を、データ処理装置から受信し、受信した前記選択時間に基づいて、前記設定ステップで設定する前記閾値時間の長短を調整する調整ステップと、
前記メッセージと、前記調整ステップで調整した後の前記閾値時間とを前記データ処理装置に送信する送信ステップとを含む
データ送信方法。 - 請求項10に記載のデータ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- データ処理装置と、
請求項9に記載のデータ送信装置とを備え、
前記データ処理装置は、
メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、
前記メッセージを表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、
前記メッセージが前記表示部に表示されてから、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間が経過すると、前記受付部が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、
前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、
前記選択時間をデータ送信装置に送信する送信部とを備え、
前記データ送信装置は、
前記データ処理装置から前記選択時間を受信し、前記メッセージと前記閾値時間とを前記データ処理装置に送信する
データ処理システム。 - メッセージの属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定部と、
前記メッセージを表示する表示部に前記メッセージが表示されてから前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を、データ処理装置から受信し、受信した前記選択時間に基づいて、前記設定部が設定する前記閾値時間の長短を調整する調整部と、
前記メッセージが前記データ処理装置で表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記データ処理装置が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理部と、
前記メッセージと、前記調整部が調整した後の前記閾値時間とを前記データ処理装置に送信する送信部とを備える
データ送信装置。 - メッセージの属性に基づいて、前記メッセージの既読管理に用いる閾値時間を設定する設定ステップと、
前記メッセージを表示する表示部に前記メッセージが表示されてから前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を、データ処理装置から受信し、受信した前記選択時間に基づいて、前記設定ステップで設定する前記閾値時間の長短を調整する調整ステップと、
前記メッセージが前記データ処理装置で表示されてから前記閾値時間が経過すると、前記データ処理装置が前記選択指示を受け付けたか否かに関わらず、前記メッセージを既読メッセージとして管理する管理ステップと、
前記メッセージと、前記調整ステップで調整した後の前記閾値時間とを前記データ処理装置に送信する送信ステップとを含む
データ送信方法。 - 請求項14に記載のデータ送信方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
- データ処理装置と、
請求項13に記載のデータ送信装置とを備え、
前記データ処理装置は、
メッセージおよび前記メッセージの属性を取得する取得部と、
前記メッセージを表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記メッセージを選択する旨の選択指示を受け付ける受付部と、
前記属性が同じ複数の前記メッセージがそれぞれ前記表示部に表示されてから前記受付部が前記選択指示を受け付けるまでの時間である選択時間を計時する計時部と、
前記選択時間をデータ送信装置に送信する送信部とを備え、
前記データ送信装置は、
前記データ処理装置から前記選択時間を受信し、前記メッセージと前記閾値時間とを前記データ処理装置に送信する
データ処理システム。
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