JP5356366B2 - 無線データ送信システムで送信を分配するための方法及びシステム - Google Patents

無線データ送信システムで送信を分配するための方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明による方法及び装置は複数のトランシーバを有する移動体装置による通信に関し、特に無線データ送信システムで電力を保存する方法及びシステムに関する。
本出願は、2007年3月27日出願の米国暫定特許出願第60/908,289号明細書に関連する2007年4月20日出願の米国暫定特許出願第60/913,153号明細書に基づいており、その出願日の特典を得ており、これらの内容はそれぞれここで参考とされている。
衛星スポットビームにおけるチャンネル割当てを示す図である。 本発明の1実施形態による衛星スポットビームにおけるチャンネル割当てを示す図である。 本発明の別の実施形態による衛星スポットビームにおけるチャンネル割当てを示す図である。 本発明による移動体衛星システム(MSS)モードと地球モード補助地球コンポーネント(ATC)または地球モードATC(TMA)、地球モード強化(TME)、地球電力節約(TPC)モード間のハンドオフ境界を示す図である。 本発明の1実施形態による種々のモード間のハンドオフプロセスにおけるチャンネルの割当てを示す図である。 本発明の1実施形態による種々のモード間のハンドオフプロセスにおけるチャンネルの割当てを示す図である。 本発明の1実施形態による種々のモード間のハンドオフプロセスにおけるチャンネルの割当てを示す図である。 本発明の1実施形態による移動体装置と衛星トランシーバと基地局間の通信構造を示す図である。 本発明の1実施形態による移動体装置、衛星トランシーバのような第1のトランシーバ、基地局のような第2のトランシーバ間で通信するための方法を示すフローチャートである。
図1Aは衛星スポットビームにおけるチャンネルの割当てを示している。多数のスポットビームで動作する衛星システムは周波数の再使用を行うことができる。多数のスポットビームの各スポットビームは衛星システムで利用可能な総スペクトルのうちの僅かな割合しか配備されることができない。例えば全体の有効なスペクトルが10MHz(地球対衛星セグメントで5MHz、空対地セグメントで5MHz)であるならば、および衛星が10スポットビーム再使用パターンを使用するならば、任意の所定のビームは0.5MHz(即ち5MHz/10)を使用できる。衛星が多数の(例えば200を超える)スポットビームを使用するならば、衛星は無線スペクトルを使い果たす前に電力が制約される可能性がある。
衛星スポットビームトランシーバは多数のチャンネルにわたってデータを送信できる。各チャンネルは割当てられた周波数を有することができる。本発明の1実施形態によれば、トランシーバは図1Aに示されているように、A、B、C、Dとそれぞれラベル付けされた任意の4つのチャンネルにわたって送信できる。勿論、任意の数のチャンネルが与えられることができる。ダウンリンク状態では、衛星トランシーバから移動体装置(MD)への通信は例えばチャンネルAのようなこれらのチャンネルのうちの1つによって行われる。
アップリンクの地上から衛星への通信リンクでは、移動体装置(MD)はデータを衛星トランシーバへ送信する。このデータ送信では、図1Aに示されている実施形態では、A1、B1、C1、D1とそれぞれラベル付けされた4つの可能なチャンネル12が存在する。チャンネルA1は前述のチャンネルAに対応する。即ちチャンネルAとA1はチャンネル対を形成する。換言すると、チャンネルAは衛星から地上の地球装置へ(即ちダウンリンク)データを送信するために使用されるチャンネルの半分を指している。他方でチャンネルA1は地球装置から衛星へ(即ちアップリンク)データを送信するためのチャンネルの他方の半分を指している。同様に、このことは残りのチャンネル対B/B1、C/C1およびD/D1でも同じである。
衛星から地上への通信リンクでは、衛星トランシーバは信号を移動体装置(MD)へ送信できる。衛星から地上への通信は移動体衛星システム(MSM)の一部であってもよい。衛星から地上への通信リンクは移動体衛星システム通信ダウンリンクと呼ばれることができる。地上から衛星への通信リンクでは、移動体装置は信号を衛星トランシーバへ送信できる。地上から衛星のリンクは移動体衛星システム通信アップリンクと呼ばれることができる。基地局から移動体装置の通信リンクでは、基地局は信号を移動体装置へ送信できる。移動体装置から基地局の通信リンクでは、移動体局は信号を基地局へ送信できる。
図1Bは本発明の1実施形態による衛星スポットビームにおけるチャンネルの割当てを示している。この実施形態では、複数のチャンネル34の1以上のチャンネルはダウンリンク送信において衛星(S)チャンネルおよび/または地球(T)チャンネルのいずれかとして使用されることができる。複数のチャンネル34は衛星トランシーバと基地局の両者が複数のチャンネル34の1以上のチャンネルで移動体装置へ通信することを可能にすることができる2ダウンリンクS/Tチャンネルである。さらに、同一チャンネルの再使用により、データ送信アップリンク36は複数のアップリンク衛星チャンネルを含むことができる。
複数の地球OOB(T OOB)アップリンクチャンネル38は図1Bに示されているようにデータ送信リンク36に付加されることができる。各T OOBアップリンクチャンネル38は衛星トランシーバによる受信に干渉せずに移動体装置が基地局と通信することを可能にする。T OOBスペクトルは衛星スポットビームダウンリンク同一チャンネルが同一チャンネルスポットビーム下で動作する地球局によって使用されることを可能にすることにより、スペクトル効率を高めるように構成されることができる。複数の2重S/Tチャンネル34の複数のダウンリンクTチャンネルのそれぞれと共に複数のアップリンクT OOBチャンネルの地球T OOBチャンネルは基地局と移動体装置との間の通信を許容する地球チャンネル対を形成する。図1Bに示されている実施形態では、OOBスペクトル部分38は4つのT OOBアップリンクチャンネルからなり、各4つのT OOBアップリンクチャンネルは2ダウンリンクS/Tチャンネルの4つのダウンリンクTチャンネルのそれぞれのチャンネルと対にされる。4つのチャンネルを有する構造が示されているが、任意の数のチャンネルが構成されることができることを認識すべきである。アップリンクT OOBチャンネルは衛星トランシーバにより見られないので干渉は軽減される。アップリンクT OOBチャンネル38は衛星トランシーバの通過帯域外である。この構成がなければ、同一チャンネルの衛星スポットビームと同じチャンネルの地球使用は対にされたアップリンク同一チャンネルと衛星との間の干渉につながりかねない。このような方法及びシステムの詳細な説明は代理人明細書第028780-P0003による“Method and System for improving the Spectral Efficiency of a Data Communication Link”と題する関連同時継続出願の特許出願で与えられており、これは本出願で参考文献とされている。
複数の電力OOBダウンリンクチャンネル40もまた付加されることができる。地球−衛星通信では衛星の大部分の電力は空対地セグメント送信に使用されるので、電力OOBダウンリンクの付加は衛星の電力を節約できる。地球−衛星セグメント送信は衛星に割当てられたチャンネル36を使用できる。使用電力OOBはダウンリンクパスをアドレスする。1以上の電力OOBチャンネル42を有する電力OOBスペクトル40は基地局から移動体装置の送信に使用される。一連の戦略的に位置される基地局はある区域の衛星の送信専用置換を行うために構成されることができる。1以上の電力OOBチャンネル40の各電力OOBチャンネル42は2重S/Tチャンネル34の複数のダウンリンクSチャンネルのダウンリンク衛星Sチャンネルに対して置換を行うことができる。4つの電力OOBチャンネルが図1Bで使用されているように示されているが、任意の数の電力OOBチャンネルが使用されることができる。電力OOBチャンネルの数はスポットビーム再使用パターンのスポットビームの数または2重S/Tダウンリンクチャンネル34のダウンリンクSチャンネルの数に一致する必要はない。例えば最小の構成では、同じ電力OOBチャンネル、即ち1つの電力OOBチャンネルがあらゆるスポットビーム(スポットビーム1、スポットビーム2等)で使用されることができる。さらに、1構成では、同じ電力OOBチャンネルが例えば2重S/Tチャンネルの各複数のSチャンネルで使用されることができる。任意のスポットビームの一部または総ダウンリンクトラフィックは衛星ダウンリンクから「アンロード」されることができ、代わりに地球基地局送信機により処理されることができる。これらの基地局は所望であるように、衛星のスポットビームフットプリント内の任意の場所に位置されることができる。これによって衛星トランシーバは電力を節約できる。衛星の電力はその後他の通信チャンネルをサポートするために使用されることができ、したがって通信ネットワークの総容量を増加する。
移動体装置を携帯するユーザは地球ベースのダウンリンクパス(複数の電力OOBチャンネル40中の電力OOBチャンネル42)と衛星ベースのアップリンクパス(複数のSチャンネル36中のSアップリンクチャンネル)によりサポートされることができる。地球ダウンリンク、即ち電力OOBチャンネルは適切な遅延を送信された信号へ挿入するために衛星に対して時間同期されることができ、それによってさらに長い衛星のサポートされたアップリンクパスに関連される距離にわたって伝播遅延に関連される時間遅延を考慮するために適切に時間シフトされる。
通常の移動体衛星システム(MSS)/補助地球コンポーネント(ATC)標準方式は、衛星トランシーバにより使用されていないチャンネルが衛星トランシーバの1つのスポットビーム内の基地局対移動体装置の通信に使用されることができること規定している(ATCはTMAとも呼ばれることに注意すべきである)。したがって、幾つかのチャンネル、例えばチャンネルB、C、DはMSS/ATC標準方式にしたがって、地球チャンネルとして、例えば基地局と移動体装置の通信用のATC/TMAチャンネルとして使用されることができる。
図1Cは本発明の別の実施形態によるMSS/ATCシステムの衛星スポットビームのチャンネル割当てを示している。MSS/ATC標準方式にしたがって、1以上の複数のチャンネルはMSSチャンネルまたは地球ダウンリンクチャンネル(例えばATCチャンネル)としてダウンリンク送信14で使用されることができる。例えば1つのチャンネル16は2重MSS/ATCチャンネルとして使用されることができる。残りのチャンネル18は地球チャンネル(例えばATCチャンネル)で使用されることができる。さらに同一チャンネルの再使用にしたがって、変更されたデータ送信のアップリンク20は地球チャンネル(例えばATCチャンネル)24に加えてMSSチャンネル22を含むことができる。
図1Bに示されている実施形態に類似して、衛星電力の使用を減少または最小にするため、帯域外(OOB)スペクトルは相補型地球システム(例えばATC/TMAまたはTME)のMSSの衛星対地球部分(MSSのダウンリンク部分)の代わりに使用されることができる。OOBスペクトルはMSS/ATC使用のために割当てられたスペクトル外である。OOBスペクトルはデータ送信リンクで送信された任意のチャンネルのスペクトル割当てに等しい可能性があるスペクトル部分である。同じOOBスペクトルは衛星トランシーバからの任意のスポットビームで使用されることができる。例えばOOBスペクトルは移動体または携帯可能な使用のための適切な伝播特徴を有する任意のスペクトルを含むことができる。
図1Cに示されているように、ATC OOBアップリンクチャンネル26はデータ送信リンク20に付加される。ATC OOBアップリンクチャンネル26は衛星トランシーバによる受信に干渉せずに移動体装置が基地局と通信することを可能にする。ATC OOBスペクトルは衛星スポットビームダウンリンク同一チャンネルが同一チャンネルスポットビーム下で動作する地球局により使用されることを可能にすることによってスペクトル効率を高めるように構成されることができる。この構造がなければ、同一チャンネル衛星のスポットビームおよび同じチャンネルの地球使用は対にされたアップリンク同一チャンネルと衛星との間の干渉が生じかねない。
図1Cに示されているように、地球−衛星通信では、衛星のほとんどの電力は空−地セグメント送信に使用されるので、電力OOBダウンリンクチャンネル28も付加される。地球対衛星セグメント送信は衛星に割当てられたスペクトルを使用することができる。電力OOBの使用はダウンリンクパスをアドレスする。電力OOBスペクトル28は基地局対移動装置送信に使用される。前述したように、設計上の制約により、衛星は通信に割当てられる総電力量を限定されており、消費される電力の大部分はダウンリンク通信をサポートする送信機の動作に関連される送信電力へ帰属される。ある区域の衛星の送信専用置換を行う一連の戦略的に位置される基地局を構成することにより、任意のスポットビームの総ダウンリンクトラフィックの一部は衛星ダウンリンクから「アンロード」されることができ、代わりに地球送信機により処理されることができる。これらの基地局は所望により、衛星のスポットビームフットプリント内の任意の場所に位置されることができる。これらの基地局は例えばACT/TMAまたはTME基地局が位置される位置のACT/TMAまたはTME区域に位置されることができる。基地局はTPC/TMA区域を包囲する区域のカバー範囲を増加するために高い地点に独立して位置されることもできる。その代わりに、又はさらに、送信機はさらに高い電力で動作できる。カバー範囲の増加は衛星電力を節約する。これらの基地局は電力OOBスペクトル28で送信する。このことにより電力を節約された衛星トランシーバが電力を保存することを可能にする。衛星の電力はその後、他の通信チャンネルをサポートするために使用されることができ、したがって通信ネットワークの総容量を増加する。しかしながら、ある区域の衛星の送信専用の置換を行うために電力OOBスペクトル28を使用する代わりに、ATCチャンネルは干渉なしに使用可能であるならば使用されることもできる。しかしながら、ATCスペクトルは主に地球容量の強化に使用される。OOBスペクトルの使用は地球カバー区域を増加できる比較的高い電力を有する狭いチャンネルに細分割されることができる。受信に関連される衛星には付加的な電力ドレインが存在しないので、衛星は通信チャンネルのアップリンク部分をサポートし続ける。それ故、ユーザが携帯する移動体装置は地球ベースのダウンリンクパスと衛星ベースのアップリンクパスによりサポートされている。地球ダウンリンクは適切な遅延を送信された信号に挿入するために衛星に時間同期されることができ、それによって長い衛星のサポートされるアップリンクパスに関連された距離にわたって伝播遅延に関連された時間遅延を適合するように適切に時間シフトされる。
図2は本発明の1実施形態によるMSSモード、TPCモード、ATC/TMAモード、TMEモード間のハンドオフ境界を示している。図2に示されているように、スポットビーム116は移動体装置106を囲む区域を照射する。この区域内では、衛星トランシーバ102が移動体装置106と双方向に通信できる4つの通信モード(MSS、TPC、ATC、TME)が存在する。同様に、この区域のうちの幾つかの区域では、基地局104は移動体装置106と双方向に通信することもできる。
MSSモード区域302は移動体装置106が衛星トランシーバ102と双方向に通信できる区域である。MSSモード区域302では、移動体装置106は基地局104の範囲外である。ATCモード区域306とTMEモード区域304は移動体装置106が基地局104または衛星トランシーバ102と通信できる区域である。さらに図2は移動体装置106が種々のモード間でハンドオフされる種々の境界も示している。
MSSモードは通常のMSS標準方式にしたがって衛星トランシーバ102通信(即ちMSS通信ダウンリンクおよびアップリンク)に割当てられた無線スペクトルの一部で衛星トランシーバ102を介して通信している。例えば基地局104との地球局通信が可能ではない可能性がある場合、MSSモードが使用されることができる。衛星スポットビーム116に隣接するスポットビームで使用されるチャンネルは隣接するスポットビーム干渉を防止するため通常の規則により支配されることができる。
(TMAとも呼ばれる)ATCモードは移動体装置106が衛星トランシーバ102のスポットビーム116内で地球基地局104を介して通信しているモードを指している。スペクトルは通常のMSS/ATC標準方式を使用して、地球基地局から移動体装置の通信リンクおよび/または移動体装置から地球基地局の通信リンクの両者に割当てられている。例えばチャンネルは衛星通信に割当てられることができ、残りのチャンネルは地球通信で使用されることができる。
TMEモードは、移動体装置106が通常のMSS/ATC標準方式を使用して割当てられたスペクトルと、付加的な地球基地局から移動体装置の通信リンクのためのMSS通信リンクに割当てられたスペクトルと、付加的な移動体装置から基地局通信リンクのためのMSS通信リンクに割当てられたスペクトル部分の一部ではない帯域外(OBB)スペクトルを使用して、地球基地局104を介して通信するモードを指している。
TMEモード区域304とMSSモード区域302との間のATC/TMAモード区域306はTMEモード区域304の衛星トランシーバからのダウンリンクと共有されるチャンネルを使用して基地局104から通信を受信している移動体装置106に、移動体装置106がMSSモード区域302に入る前にMSS/ATC標準方式にしたがって衛星通信に使用されないチャンネルへ切り換えさせる。ここで、ATC/TMAモードのカバー範囲はTMEモードのカバー範囲よりも大きいと仮定される。即ち、TMEモードはより多くのチャンネルの利用を可能にする。この場合、ATCはTMEによりカバーされる任意の所定の地理的区域をカバーする。
地球電力節約(TPC)モード区域308は、移動体装置がMSSモードで送信できるスペクトルと同じスペクトルで(移動体装置から衛星アップリンクへ)送信することができるモードを指している。(移動装置のダウンリンクへの基地局の)地球基地局が電力のために割当てられたOOBを使用することができる。移動体装置106がTPCカバー区域108のカバー境界に到達するとき、MSSモードからTPCモードへハンドオフされる。ハンドオフが生じると、MSSモードとTPCモードの間には干渉はない。さらにハンドオフの前にも、移動体装置106はMSSモード区域302で送信/受信しているので干渉は存在しない。
さらに、スペクトルの地球対衛星リンク部のほんの一部分が周波数再使用のために任意の所定のスポットビーム116で使用される。
図3A−3Cは本発明の1実施形態により、MSSとTPCの間のハンドオフ概念をさらに詳細に示している。図3Aに示されているように、アップリンクMSSモードでは、チャンネル1はスペクトルの一部(例えばアップリンクチャンネル1)を使用でき、チャンネル2はスペクトルの別の部分(例えばアップリンクチャンネル2)を使用できる。ダウンリンクMSSモードでは、チャンネル1はスペクトルの一部(例えばダウンリンクチャンネル1)を使用でき、チャンネル2はスペクトルの別の部分(例えばダウンリンクチャンネル2)を使用できる。先の段落で説明したように、電力OOBダウンリンクチャンネルは衛星の電力を節約するためにダウンリンクMSSに付加される。したがって、TPCモードでは、電力OOBチャンネルスペクトルはダウンリンク通信をサポートするために使用される。OOBチャンネルスペクトルは各チャンネルのサイズと総スペクトルによってのみ限定される任意の数のチャンネル1,2,...,Kを有することができる。
例えばMSSとTPCの間のハンドオフの前に、図3Bに示されているように、移動体装置がMSS区域で移動しているとき、アップリンクチャンネル1はアップリンク方向における移動体装置と衛星トランシーバとの間の通信に使用されることができる。同様にMSSモードでは、MSSとTPCとの間のハンドオフの前に、ダウンリンクチャンネル1はダウンリンク方向での衛星トランシーバと移動体装置の間の通信に使用されることができる。MSSからTPCモードへのハンドオフは同じアップリンクチャンネル、例えば図3Bではアップリンクチャンネル1上にアップリンクを維持し、ダウンリンクだけがTPC地球局へハンドオフされる。しかしながら衛星へのダウンリンク接続がハンドオフ後に維持されるならば、以下の段落でさらに説明するように通信の重複による容量の損失を犠牲にして通信パスにさらに頑強性を与えることができる。
ハンドオフ後、図3Cに示されているように、衛星から移動体装置へのダウンリンクはTPCモードで電力OOBスペクトル(例えばOOBチャンネル1)へハンドオフされ、MSSスペクトルとのオーバーラップは存在しない。また、電力OOBチャンネル1,2,...,Kはスポットビーム再使用パターンのスポットビーム数に一致する必要はないことに注意する。実際に、最小の構成では、同じ電力OOBチャンネルはスポットビームの地理的エッジにおける幾つかの干渉のケースを有して、あらゆるスポットビーム(スポットビーム1、スポットビーム2等)で使用されることができる。他の方向(即ちTPCからMSSのハンドオフモード)では、逆が生じる。
TPC送信機はさらに高い電力で動作でき、それ故ATCおよび/またはTMEを使用する同じ基地局で配備されるときにさらに良好なカバーフットプリントを有することができ、TPCシステムがアップリンクサポートを行うために衛星を使用しているので、移動体アップリンクパスの同じ地球カバー限定に遭遇しないことに注意すべきである。通常のATCまたはTMEシステムでは、基地局の電力カバー区域は、電力を限定されたアップリンク装置により実現可能な距離に等しいカバー区域のフットプリントを与えるカバー区域のみに限定される。
このシステム使用の例では、同じパラメータ(モジュールチャンネルプロトコル、コード化等)が使用される。しかしながらこれらのパラメータは同じである必要はない。これらのパラメータはシステム設計者により所望されるように選択されることができる。
MSS−TPCハンドオフが行われると、衛星電力が節約される。同じことがATCとTMEによって実現されることができる。しかしながら、(図2の例で示されているように)TPCの拡張された地理的フットプリントのために衛星電力を節約する大きな機会が存在する。さらに、これはTME、ATC/TMA、MSSモード間の干渉の可能性を非常に減少させることもできる。地球送信がダウンリンク方向で電力OOBにシフトされ、アップリンク方向で同じMSSチャンネルが送信のために維持されるので、TME、ATC/TMA、MSSモード間の干渉の可能性は減少される。ハンドオフプロセスはMSS−TPC−ATC−TMEのシーケンスであることができる。しかしながらハンドオフプロセスは任意の順序のシーケンスであることができ、この順序である必要はない。
他の方向では、移動体装置が地球カバー区域から離れるように動いている間、ハンドオフは反対方向(即ちTME−ATC−TCP−MSS)である傾向がある。
前述の実施形態は衛星トランシーバを使用しているが、電力OOBスペクトルのチャンネルにダウンリンク送信をシフトする方法は地球トランシーバのような任意のトランシーバが使用されるネットワーク構造に適用されることができる。このようなトランシーバは幾らかの電力制約、即ち電力制約されたトランシーバを有することができる。電力節約は衛星トランシーバと違って地球基地局では大きな問題ではないが、例えば衛星のような高い位置または最小の容量と電力制約を有するオーバーレイカバー区域からの干渉を防止し、地理的バッファを与えるために同じ概念を使用することができる。
図4は本発明の1実施形態により、移動体装置と衛星トランシーバと基地局との間の通信構造を示している。図4に示されているように、移動体装置MDは衛星受信機SRと双方向で通信できる。アップリンク方向では、移動体装置MDは(例えばアップリンクチャンネル1のようなスペクトルの任意のチャンネルを使用してMDDモードで)アップリンク衛星チャンネルを使用して衛星トランシーバSRと通信できる。同様に、ダウンリンク方向では、衛星トランシーバは(例えばダウンリンクチャンネル1のようなスペクトルの任意のチャンネルを使用してMDDモードで)ダウンリンク衛星チャンネルを使用して移動体装置MDと通信できる。さらに、移動体装置MDは基地局BSとも通信できる。アップリンク方向では、移動体装置MDは地球チャンネルを使用して(例えばMSS/ATCモードでは移動体装置と衛星トランシーバとの間の通信に使用されないスペクトルの任意の他のチャンネルを使用して、即ちチャンネル2,3,...,Nを使用して通信する)基地局BSと通信できる。ダウンリンク方向では、基地局は任意の利用可能なOOBチャンネルを使用してTPCモードで移動体装置MDと通信できる。しかしながら、OOBチャンネルの代わりに、ATCチャンネルが使用可能であるならば、または他の使用のためにOOBチャンネルを節約することが望ましいならば通常のATCチャンネルが使用されることができる。この例では、移動体装置MDが衛星トランシーバのビームスポット1によりカバーされる区域に位置されていることが仮定される。しかしながら移動体装置が衛星の任意の他のビームスポットによりカバーされるとき同じ解析が行われることができる。
この実施形態では、移動体装置MDは多モード(MSS、ATC、TPC)でデータを受信及び送信するように構成される。移動体装置MDはMSSアップリンク及びダウンリンクチャンネルを介して衛星トランシーバSRからデータを受信し、そこへデータを送信し、MSSアップリンクおよびOOBチャンネルを介して基地局BSへデータを送信し、そこからデータを受信するように構成されている。結果として、移動体装置MDはMSSダウンリンクチャンネル(例えばMSSダウンリンクチャンネル1)を介して衛星トランシーバSRから冗長データを受信し、OOBチャンネルを介して基地局BSから受信することができる。同様に移動体装置はMSSアップリンクチャンネル(例えばMSSアップリンクチャンネル1)を介してデータの同じデータセットを衛星トランシーバSRへ送信し、MSSアップリンクチャンネル(例えばMSSアップリンクチャンネル2)を介して基地局BSへ同じデータセットを送信できる。このようにして、ネットワーク冗長及び周波数ダイバーシティが実現されることができ、さらに頑強な総ネットワークを与える。
さらに、この実施形態の別の特徴はデータセットを2以上のサブデータセットに分割することによりさらにデータセキュリティを提供し、2以上のサブデータセットはMSSモードおよびTPCモードによって送信されることである。例えば第1のサブデータセットはMSSモードにわたって送信されることができ。第2のサブデータセットはTPCモードによって送信されることができる。前述のネットワーク構造は例えば冗長を必要とする戦略または緊急サービス通信で、またはデータのセキュリティを必要とする敏感なデータ通信で使用されることができる。
TPCモードでは、MSSアップリンクスペクトルは近傍スポットビームから共有されることができる(さらに前述し図1Aに示されているように規則的なATC OOBを使用できる)。同様に図1Bを参照すると、アップリンクSチャンネルは近傍スポットビームから共有されることができ、或いは1又は複数のT OOBチャンネルも使用されることができる。
図5は本発明の1実施形態により、移動体装置と、第1のトランシーバと、第2のトランシーバとの間で通信する方法を示したフローチャートを示している。第2のトランシーバは第1のトランシーバからスポットビームによりカバーされた区域に位置されている。第1のトランシーバから移動体装置により受信された第1の信号は第2のトランシーバから移動体装置により受信された第2の信号よりも低いエネルギを有する。この方法ではステップS202において複数のチャンネルの少なくとも1つにおいて第1のトランシーバから移動体装置へ送信される。方法ではさらにステップS204において複数のチャンネルの外側のチャンネルで第2のトランシーバから移動体装置へ送信する。本発明の1実施形態では、方法はさらにステップS206において第1のトランシーバが移動体装置へ送信している少なくとも1つのチャンネルで移動体装置から第1のトランシーバへ送信するステップを含んでいる。1実施形態では、第1のトランシーバは衛星トランシーバのような電力を制約されるトランシーバであり、第2のトランシーバは基地局である。
本発明の種々の実施形態を前述したが、これらは発明を限定するものではなく例示として提示されていることを理解すべきである。関連技術の当業者には携帯及び詳細の種々の変化が本発明の技術的範囲を逸脱せずに行われることができることが明白であろう。実際に先の説明を読んだ後、当業者には代わりの実施形態で本発明を実行する方法が明白であろう。したがって本発明は任意の前述の例示的な実施形態によって限定されるべきではない。
さらに本発明の方法およびシステムは、電気通信技術で使用される関連されるシステム及び方法のように、本質的に複雑であり、しばしば動作パラメータの適切な値を経験的に決定するか所定の応用のための最良の設計に到達するようにコンピュータシミュレーションを行うことによってしばしば最良に実施される。したがって全ての適切な変形、組合せ、等価物は本発明の技術的範囲内に入るとして考えられなければならない。
さらに、図面は例示のみを目的として提示されていることを理解すべきである。本発明のアーキテクチャは十分にフレキシブルであり構成可能であり、それによって添付図面で示されている以外の方法で使用されることができる。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]移動体装置と第1のトランシーバおよび第2のトランシーバとの間で通信する方法において、第2のトランシーバは第1のトランシーバによりカバーされた区域内に位置されており、第1のトランシーバと移動体装置は複数のチャンネルの少なくとも1つにおいてデータを交換でき、
第1の信号を複数のチャンネルの少なくとも1つにおいて移動体装置から第1のトランシーバへ送信し、
第2の信号を複数のチャンネル外のチャンネルで第2のトランシーバから移動体装置へ送信するステップを含んでいる方法。
[2]第1のトランシーバから移動体装置により受信された第1の信号は第2のトランシーバから移動体装置により受信された第2の信号よりも低いエネルギを有している前記[1]記載の方法。
[3]複数のチャンネル外のチャンネルは電力帯域外(OOB)チャンネルである前記[1]記載の方法。
[4]第1のトランシーバは衛星にあり、第2のトランシーバは基地局にある前記[1]記載の方法。
[5]複数のチャンネルの少なくとも1つは衛星トランシーバから移動体装置への通信用の衛星チャンネルと、基地局から移動体装置への通信用の地球チャンネルの両者であるように構成されている前記[4]記載の方法。
[6]少なくとも1つのチャンネルは移動体衛星システム(MSS)チャンネルと補助地球コンポーネント(ATC)チャンネルの両者であるように構成されている前記[5]記載の方法。
[7]さらに、第1のトランシーバから移動体装置または複数のチャンネルの少なくとも1つへ第3の信号を送信するステップを含んでいる前記[1]記載の方法。
[8]第2の信号と第3の信号は実質的に同じデータを含んでいる前記[7]記載の方法。
[9]第2の信号はデータの一部分を含み、第3の信号はデータの残りの部分を含んでいる前記[7]記載の方法。
[10]移動体装置と、基地局と、電力を制約されたトランシーバとの間で通信する方法において、基地局は電力を制約されたトランシーバによりカバーされた区域内に位置されており、電力を制約されたトランシーバと移動体装置は任意の複数のチャンネルにおいてデータを交換可能であり、
第1の信号を複数のチャンネルの少なくとも1つにおいて電力を制約されたトランシーバから移動体装置へ送信し、
第2の信号を複数のチャンネル外のチャンネルで基地局から移動体装置へ送信するステップを含んでいる方法。
[11]電力を制約されたトランシーバから移動体装置により受信された第1の信号は基地局から移動体装置により受信された第2の信号よりも低いエネルギを有している前記[10]記載の方法。
[12]さらに、電力を制約されたトランシーバが移動体装置へ送信している少なくとも1つのチャンネルにおいて移動体装置から電力を制約されたトランシーバへ送信するステップを含んでいる前記[10]記載の方法。
[13]電力を制約されたトランシーバは衛星トランシーバである前記[10]記載の方法。
[14]複数のチャンネル外のチャンネルは電力帯域外(OOB)チャンネルである前記[10]記載の方法。
[15]複数のチャンネルの少なくとも1つは移動体衛星システム(MSS)チャンネルである前記[10]記載の方法。
[16]第1の信号と第2の信号は実質的に同じデータを含んでいる前記[10]記載の方法。
[17]第1の信号はデータの一部分を含み、第2の信号はデータの残りの部分を含んでいる前記[10]記載の方法。
[18]複数のチャンネルの少なくとも1つにおいて移動体装置から第1の信号を受信するように構成された第1のトランシーバと、
複数のチャンネル外のチャンネルで移動体装置へ第2の信号を送信するように構成された第2のトランシーバとを具備し、
第2のトランシーバは第1のトランシーバによりカバーされた区域内に位置されている移動体装置と通信するための装置。
[19]複数のチャンネル外のチャンネルは電力帯域外(OOB)チャンネルである前記[18]記載の装置。
[20]第1のトランシーバは衛星にあり、第2のトランシーバは基地局にある前記[18]記載の装置。
[21]複数のチャンネルの少なくとも1つは衛星トランシーバから移動体装置へ通信するための衛星チャンネルと、基地局から移動体装置へ通信するための地球チャンネルの両者であるように構成されている前記[20]記載の装置。
[22]複数のチャンネルの少なくとも1つは、移動体衛星システム(MSS)と補助地球コンポーネント(ATC)チャンネルの両者であるように構成されている前記[21]記載の装置。
[23]第1のトランシーバはさらに複数のチャンネルの少なくとも1つにおいて第3の信号を移動体装置へ送信するように構成されている前記[18]記載の装置。
[24]第2の信号と第3の信号は実質的に同じデータを含んでいる前記[23]記載の装置。
[25]第2の信号はデータの一部分を含み、第3の信号はデータの残りの部分を含んでいる前記[23]記載の方法。
[26]移動体装置と通信する装置において、
複数のチャンネルの少なくとも1つにおいて第1の信号を移動体装置へ送信するように構成された電力を制約されたトランシーバと、
複数のチャンネル外のチャンネルで第2の信号を移動体装置へ送信するように構成された基地局とを具備し、
基地局は電力を制約されたトランシーバによりカバーされる区域内に位置されている装置。
[27]電力を制約されたトランシーバから移動体装置により受信された第1の信号は基地局から移動体装置により受信された第2の信号よりも低いエネルギを有している前記[26]記載の装置。
[28]さらに、電力を制約されたトランシーバが移動体装置へ送信している少なくとも1つのチャンネルにおいて電力を制約されたトランシーバへ送信するように構成されている移動体装置を具備している前記[26]記載の装置。
[29]電力を制約されたトランシーバは衛星トランシーバである前記[26]記載の装置。
[30]複数のチャンネル外のチャンネルは帯域外(OOB)チャンネルである前記[26]記載の装置。
[31]複数のチャンネルの少なくとも1つは移動体衛星システム(MSS)チャンネルである前記[26]記載の装置。
[32]第1の信号と第2の信号は実質的に同じデータを含んでいる前記[26]記載の装置。
[33]第1の信号はデータの一部分を含み、第2の信号はデータの残りの部分を含んでいる前記[26]記載の装置。

Claims (31)

  1. 移動体装置と第1のトランシーバおよび第2のトランシーバとの間で通信する方法であって、
    前記第1のトランシーバは、衛星であり、
    前記第2のトランシーバは、前記第1のトランシーバによりカバーされた区域内に配置されており、
    前記第1のトランシーバと前記移動体装置は複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルにおいてデータを交換でき、
    前記方法は、
    数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルにおいて、前記移動体装置から前記第1のトランシーバへ第1の信号を送信するステップと、
    数のチャンネル外のチャンネルにおいて、前記第2のトランシーバから前記移動体装置へ第2の信号を送信するステップと、
    を含み、
    前記複数のチャンネル外のチャンネルは、地球チャンネルであり、
    前記第1のトランシーバは、前記複数のチャンネル外のチャンネルにおいて、データを通信することができない、方法。
  2. 前記複数のチャンネル外のチャンネルは電力帯域外(OOB)チャンネルである請求項1記載の方法。
  3. 前記第2のトランシーバは基地局である請求項1記載の方法。
  4. 前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネル
    衛星トランシーバから前記移動体装置通信するための衛星チャンネルと、
    前記基地局から前記移動体装置通信するための地球ャンネルと、
    の両者であるように構成されている請求項記載の方法。
  5. 前記少なくとも1つのチャンネルは
    移動体衛星システム(MSS)チャンネルと
    補助地球コンポーネント(ATC)チャンネルと、
    の両者であるように構成されている請求項記載の方法。
  6. 前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルにおいて、前記第1のトランシーバから前記移動体装置へ第3の信号を送信するステップをさらに含んでいる請求項1記載の方法。
  7. 前記第1のトランシーバから前記移動体装置により受信された前記第3の信号は、前記第2のトランシーバから前記移動体装置により受信された前記第2の信号よりも低いエネルギを有している請求項6記載の方法。
  8. 前記第2の信号と前記第3の信号は実質的に同じデータを含んでいる請求項記載の方法。
  9. 前記第2の信号はデータの一部分を含み、
    前記第3の信号は、前記データの残りの部分を含んでいる請求項記載の方法。
  10. 移動体装置と、基地局と、電力を制約されたトランシーバとの間で通信する方法であって、
    前記電力を制約されたトランシーバは、衛星であり、
    前記基地局は、前記電力を制約されたトランシーバによりカバーされた区域内に配置されており、
    前記電力を制約されたトランシーバと前記移動体装置は、複数のチャンネルのうちの何れかのチャンネルにおいてデータを交換することができ、
    前記方法は、
    数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルにおいて、前記電力を制約されたトランシーバから前記移動体装置へ第1の信号を送信するステップと、
    数のチャンネル外のチャンネルにおいて、前記基地局から前記移動体装置へ第2の信号を送信するステップと、
    を含み、
    前記複数のチャンネル外のチャンネルは、地球チャンネルであり、
    前記電力を制約されたトランシーバは、前記複数のチャンネル外のチャンネルにおいて、データを通信することができない、方法。
  11. 前記電力を制約されたトランシーバから前記移動体装置により受信された前記第1の信号は、前記基地局から前記移動体装置により受信された前記第2の信号よりも低いエネルギを有している請求項10記載の方法。
  12. 前記電力を制約されたトランシーバが前記移動体装置へ送信している前記少なくとも1つのチャンネルにおいて、前記移動体装置から前記電力を制約されたトランシーバへ送信するステップをさらに含んでいる請求項10記載の方法。
  13. 前記複数のチャンネル外のチャンネルは電力帯域外(OOB)チャンネルである請求項10記載の方法。
  14. 前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネル移動体衛星システム(MSS)チャンネルである請求項10記載の方法。
  15. 前記第1の信号と前記第2の信号は実質的に同じデータを含んでいる請求項10記載の方法。
  16. 前記第1の信号はデータの一部分を含み、
    前記第2の信号は、前記データの残りの部分を含んでいる請求項10記載の方法。
  17. 移動体装置と通信するための装置であって、
    前記装置は、
    複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルにおいて、前記移動体装置から第1の信号を受信するように構成された第1のトランシーバと、
    複数のチャンネル外のチャンネルにおいて、前記移動体装置へ第2の信号を送信するように構成された第2のトランシーバと
    を具備し、
    前記第1のトランシーバは、衛星であり、
    前記複数のチャンネル外のチャンネルは、地球チャンネルであり、
    前記第1のトランシーバは、前記複数のチャンネル外のチャンネルにおいて、データを通信することができず、
    前記第2のトランシーバは、前記第1のトランシーバによりカバーされた区域内に配置されている、装置。
  18. 前記複数のチャンネル外のチャンネルは電力帯域外(OOB)チャンネルである請求項17記載の装置。
  19. 前記第2のトランシーバは基地局である請求項17記載の装置。
  20. 前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネル
    衛星トランシーバから前記移動体装置へ通信するための衛星チャンネルと、
    前記基地局から前記移動体装置へ通信するための地球チャンネルと、
    の両者であるように構成されている請求項19記載の装置。
  21. 前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルは、
    移動体衛星システム(MSS)チャンネル
    補助地球コンポーネント(ATC)チャンネルと、
    の両者であるように構成されている請求項20記載の装置。
  22. 前記第1のトランシーバは、前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルにおいて第3の信号を前記移動体装置へ送信するように構成されている請求項17記載の装置。
  23. 前記第2の信号と前記第3の信号は実質的に同じデータを含んでいる請求項22記載の装置。
  24. 前記第2の信号はデータの一部分を含み、
    前記第3の信号は、前記データの残りの部分を含んでいる請求項22記載の装置
  25. 移動体装置と通信する装置であって、
    前記装置は、
    複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネルにおいて第1の信号を前記移動体装置へ送信するように構成された電力を制約されたトランシーバと、
    複数のチャンネル外のチャンネルにおいて、第2の信号を前記移動体装置へ送信するように構成された基地局と
    を具備し、
    前記電力を制約されたトランシーバは、衛星であり、
    前記複数のチャンネル外のチャンネルは、地球チャンネルであり、
    前記電力を制約されたトランシーバは、前記複数のチャンネル外のチャンネルにおいて、データを通信することができず、
    前記基地局は、前記電力を制約されたトランシーバによりカバーされる区域内に配置されている装置。
  26. 前記電力を制約されたトランシーバから前記移動体装置により受信された前記第1の信号は、前記基地局から前記移動体装置により受信された前記第2の信号よりも低いエネルギを有している請求項25記載の装置。
  27. 前記移動体装置をさらに具備し
    前記電力を制約されたトランシーバが前記移動体装置へ送信している前記少なくとも1つのチャンネルにおいて、前記移動体装置は、前記電力を制約されたトランシーバへ送信するように構成されている請求項25記載の装置。
  28. 前記複数のチャンネル外のチャンネルは帯域外(OOB)チャンネルである請求項25記載の装置。
  29. 前記複数のチャンネルのうちの少なくとも1つのチャンネル移動体衛星システム(MSS)チャンネルである請求項25記載の装置。
  30. 前記第1の信号と前記第2の信号は実質的に同じデータを含んでいる請求項25記載の装置。
  31. 前記第1の信号はデータの一部分を含み、
    前記第2の信号は、前記データの残りの部分を含んでいる請求項25記載の装置。
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