JP5349671B1 - 画像処理装置、画像表示装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画データに対して違和感のない安定した鮮鋭化処理を実現すること。
【解決手段】実施形態の画像処理装置は、構図推定部と、シーン判定部と、強度算出部と、鮮鋭化処理部とを備える。構図推定部は、時系列で入力される画像データごとに、画像データの構図を推定するとともに、推定した構図の確からしさを示す信頼度を算出する。シーン判定部は、推定された構図が前回入力された画像データに対して使用対象の構図である前回使用対象の構図と異なるか否か、及び、信頼度が所定の第1閾値以上であるか否かを判定し、前回使用対象の構図と異なり、かつ、信頼度が第1閾値以上である構図が所定の第1回数以上連続した場合に、使用対象の構図を、推定された構図で更新する。強度算出部は、使用対象の構図に基づいて、画像データに対する鮮鋭化処理の強度を算出する。鮮鋭化処理部は、強度で画像データに対して鮮鋭化処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、画像処理装置、画像表示装置および方法に関する。
従来から、入力された画像全体の構図を推定し、構図を構成する領域に応じて異なる画像処理を行って、撮影者の意図する構図に合わせた画像処理を実現する技術が知られている。このような従来技術では、構図を構成する領域ごとに、鮮鋭度の調整を行うことも可能である。
特開2010−147937号公報
しかしながら、動画のように逐次画像フレームが入力される場合には、画像全体の構図は次第に変化していくため、動画に対して違和感のない安定した鮮鋭化処理を行わせることが困難であるという問題がある。
実施形態の画像処理装置は、構図推定部と、シーン判定部と、強度算出部と、鮮鋭化処理部とを備える。構図推定部は、時系列で入力される画像データごとに、前記画像データの構図を推定するとともに、推定した構図の確からしさを示す信頼度を算出する。シーン判定部は、推定された構図が、前回入力された画像データに対して使用対象の構図である前回使用対象の構図と異なるか否か、及び、前記信頼度が所定の第1閾値以上であるか否かを判定し、前記前回使用対象の構図と異なり、かつ、前記信頼度が前記第1閾値以上である構図が所定の第1回数以上連続した場合に、今回の使用対象の構図を、前記推定された構図で更新する。強度算出部は、前記今回の使用対象の構図に基づいて、前記画像データに対する鮮鋭化処理の強度を算出する。鮮鋭化処理部は、前記強度で前記画像データに対して前記鮮鋭化処理を行う。
図1は、実施の形態1にかかる画像表示装置の機能的構成を示すブロック図である。 図2は、実施の形態1の鮮鋭化強度算出部の機能的構成を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1のシーン判定部による今回使用対象の構図の更新について説明するための図である。 図4は、実施の形態1の平滑化処理を説明するための図である。 図5は、実施の形態1の鮮鋭化強度算出処理の手順を示すフローチャートである。 図6は、実施の形態1の鮮鋭化強度算出処理の手順を示すフローチャートである。 図7は、実施の形態2の鮮鋭化強度算出部の機能的構成を示すブロック図である。 図8は、実施の形態2のシーン判定部による今回使用対象の構図の更新について説明するための図である。 図9は、実施の形態2の鮮鋭化強度算出処理の手順を示すフローチャートである。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1にかかる画像表示装置の機能的構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の画像表示装置100は、入力部170と、画像処理部110と、表示部120とを主に備えている。
入力部170は、動画データを入力し、動画データを構成するフレームの画像データを、フレームごとに画像処理部110に送出する。ここで、入力部170は、例えば、デジタル放送で送信された動画データや、ネットワーク経由で受信した動画データを入力する他、DVD(Digital Versatile Disk)やハードディスクドライブ装置(HDD)等に記録された動画データを入力したり、撮像カメラからリアルタイムに撮像された動画データを入力したりする。
画像処理部110は、入力された動画データの各フレームの画像データを時系列に入力して、時系列に入力される各フレームの画像データに対して、鮮鋭化処理等の画像処理を行う。ここで、画像処理部110は、画像処理装置として機能する。
画像処理部110は、図1に示すように、鮮鋭化処理部140と、鮮鋭化強度算出部150と、記憶部160とを備えている。
記憶部160は、各種データを記憶するHDDやメモリ等の記憶媒体である。鮮鋭化強度算出部150は、鮮鋭化処理の度合い、すなわち強度を示す鮮鋭化強度を算出する。鮮鋭化強度算出部150の詳細については後述する。
鮮鋭化処理部140は、入力されるフレーム単位の画像データに対して、鮮鋭化強度算出部150で算出された鮮鋭化強度で鮮鋭化処理を施す。鮮鋭化強度が高い程、画像データの中のオブジェクトがシャープになる。また、鮮鋭化処理部140は、画像データの中の領域ごとに鮮鋭化処理を実行することができ、このため、領域ごとに異なる鮮鋭化強度で鮮鋭化処理を行うことが可能となっている。
表示部120は、画像処理部110で画像処理がなされた画像データを表示するものである。表示部120は、表示装置122と、表示制御部121とを備えている。表示装置122は、ディスプレイ装置等の表示デバイスである。表示制御部121は、表示装置122に対する画像データの表示制御を行う。
次に、鮮鋭化強度算出部150の詳細について説明する。図2は、実施の形態1の鮮鋭化強度算出部150の機能的構成を示すブロック図である。図2には、記憶部160に格納されるデータも示している。
記憶部160には、図2に示すように、構図パターン、所定の第1閾値と、所定の第1回数とが予め記憶されている。
鮮鋭化強度算出部150は、図2に示すように、構図推定部151と、シーンチェンジ判定部152と、空検出部153と、シーン判定部154と、強度算出部155とを備えている。
構図推定部151は、現在のフレームとして入力された画像データの構図を、記憶部160に保存された構図パターンの中から推定する。構図パターンは、画像データに対して推定する構図のパターンであり、予め記憶部160に記憶されている。構図パターンには、水平線や地平線を含む風景構図や、左側が近景で右側にいくほど遠景となる風景構図、風景以外の2次元的な構図である2次元構図等がある。
構図推定部151は、例えば、特開2012−15744号公報に記載された手法により、画像データの構図を推定し、かつ評価値を求めている。構図推定部151は、推定した構図とともに求めた評価値を、推定した構図の確からしさを示す信頼度として出力する。そして、構図推定部151は、信頼度が最大の構図を最新構図として、その信頼度とともに、シーン判定部154に出力する。
なお、構図の推定手法は、これに限定されるものではなく、任意の手法により、画像データの構図を推定して信頼度を求めることができる。
シーンチェンジ判定部152は、入力された画像データにおいて、前回入力された画像データ、すなわち、前のフレームの画像データからのシーンの変化の有無(シーンチェンジ)を判定する。
具体的には、シーンチェンジ判定部152は、画像データに対して平均輝度値,輝度値の分散などの統計量を計算し、2つの連続するフレームの画像データ間の統計量間の距離を計算する。そして、シーンチェンジ判定部152は、求めた2フレーム間の距離が予め設定した閾値を超えた場合に、シーンチェンジが発生したと判定する。
例えば、第1フレームの画像データの平均輝度値がY1、分散がs1、第2フレームの画像データの平均輝度値がY2、分散がs2、閾値がθとする。このとき、シーンチェンジ判定部152は、次の(1)式が成立した場合に、第2フレームでシーンチェンジが発生したと判定することができる。
(Y1−Y22+(s1−s22>θ ・・・(1)
他の手法としては、シーンチェンジ判定部152は、2つの連続するフレームの画像データ間の統計量として、予め設定した特定の複数の座標の画素値をそのまま用いて、シーンチェンジの判定を行うことができる。
シーンチェンジ判定部152は、このような画素値として、カラー画像の場合は、画素値(輝度Y,色差(U,V))を3次元の値として計算することもできる。また、シーンチェンジ判定部152は、画素値から色ヒストグラムを算出し、色ヒストグラム間の距離を統計量として用いて、シーンチェンジを判定することもできる。
なお、シーンチェンジ判定の手法は、これに限定されるものではなく、任意の手法により、シーンチェンジの判定を行うことができる。
空検出部153は、入力された画像データに空が映り込んでいるか否か、すなわち画像データにおける空検出の有無を判定する。具体的には、空検出部153は、例えば、画像データの平均画素値を用いて、空が映り込んでいるか否か判定することができる。すなわち、空検出部153は、輝度Y、色差(U、V)の3成分からなるカラー画像における予め典型的な空の画素値を求めておき、当該空の画素値をYS,US,VSとする。そして、空検出部153は、画像データの上部領域(例えば上部1/3部分の領域)の平均画素値を算出し、上部領域の平均画素値をYM,UM,VMとする。このとき、空検出部153は、閾値θSを用いて、次の(2)式 が成立するときに、画像データに空が検出されたと判定することができる。
(YM−YS)2+(UM−US)2+(VM−VS)2<θS ・・・(2)
なお、空検出の手法は、これに限定されるものではなく、任意の手法により、空検出を行うことができる。
シーン判定部154は、構図推定部151により、現在のフレームの画像データから推定された最新構図が、前回入力された前フレームの画像データに対して使用対象とされた構図である前回使用対象の構図と異なるか否か、及び、信頼度が記憶部160に予め記憶されている第1閾値以上であるか否かを判定する。ここで、前回使用対象の構図は、シーン判定部154が使用対象の構図を設定した際に、メモリ等の記憶媒体に逐次保存しておく。
シーン判定部154は、現在のフレームの画像データから推定された最新構図が、前回使用対象の構図と異なり、かつ、信頼度が第1閾値以上である最新構図が出力される連続回数が、記憶部160に記憶されている第1回数以上である場合に、鮮鋭化処理での今回使用対象の構図を、現在のフレームの画像データから推定された最新構図に更新する。
また、シーン判定部154は、現在処理中のフレームの画像データから推定された最新構図が、前回使用対象の構図と同じか、または、信頼度が第1閾値以上である最新構図が出力される連続回数が第1回数未満である場合に、鮮鋭化処理での今回使用対象の構図を、現在のフレームの画像データから推定された最新構図で更新せずに、今回使用対象の構図を、前回使用対象の構図に設定したままとする。
ただし、シーン判定部154は、空検出部153により、前回入力された前フレームの画像データに空が検出されず、現在のフレームの画像データに空が検出されたと判定された場合に、鮮鋭化処理での今回使用対象の構図を、現在のフレームの画像データから推定された最新構図で更新する。
図3は、実施の形態1のシーン判定部154による今回使用対象の構図の更新について説明するための図である。図3に示す例では、前回入力された前フレームの画像データに対して使用対象とされた前回使用対象の構図が2次元構図であったとする。そして、図3では、現在のフレームの画像に対して構図推定部151による構図の推定結果をフレーム1から順に時系列で示している。
構図推定部151による構図推定結果において、図3の例では、2次元構図と風景構図1が推定され、それぞれの信頼度が算出される。そして、構図推定部151は、信頼度が高い方の構図を最新構図として出力しており、図3の構図推定結果において、下線を引いた構図が最新構図であることを示している。ここで、図3の例では、第1閾値を0.6とし、第1回数をm回と定めている。
図3に示すように、フレーム1では、信頼度が0.8の2次元構図が最新構図とされるが、フレーム2では信頼度が0.8の風景構図1が最新構図とされる。フレーム2では、最新構図が風景構図と推定されて、前回使用対象の構図である2次元構図と異なる構図であり、かつ信頼度が第1閾値以上であるが、次のフレーム3で最新構図は信頼度が0.8の2次元構図に戻るため、この時点で、風景構図1は今回使用対象の構図に更新されない。
また、フレーム4およびフレーム5では、最新構図として風景構図1が出力されているが、信頼度0.5が第1閾値0.6未満であるため、この時点でも、風景構図1は今回使用対象の構図に更新されない。
しかし、フレーム6以降では、最新構図として出力された風景構図1は、前回使用対象の構図である2次元構図と異なり、かつ信頼度0.8は第1閾値0.6以上であって、しかも、信頼度が第1閾値0.6以上で連続する回数m回が第1回数であるため、フレームnの出力の時点で、シーン判定部154により、風景構図1が今回使用対象の構図と判定されることになる。
図2に戻り、強度算出部155は、シーン判定部154で決定された今回使用対象の構図に基づいて、画像データに対する鮮鋭化処理の強度を算出する。具体的には、強度算出部155は、構図推定部151により特開2012−15744号公報に記載された手法で画像データの構図を推定して求めた奥行きデータを、鮮鋭化強度に代入して利用している。この場合、強度算出部155は、画像データの構図の領域のうち遠景の領域(奥行きが奥の領域)に対して鮮鋭化強度を低く算出し、近景の領域(奥行きが手前の領域)に対して鮮鋭化強度を高く算出する。このように求めた鮮鋭化強度により、奥行き感のある鮮鋭化処理を行わせることができる。
強度算出部155は、算出された鮮鋭化強度に対して、算出された鮮鋭化強度と、前回入力された前フレームの画像データに対して算出された鮮鋭化強度である前回鮮鋭化強度とに基づいて平滑化処理を行う。
具体的には、強度算出部155は、前回使用対象の構図から今回使用対象の構図への変化に基づいて重み係数を算出し、算出した鮮鋭化強度と前回鮮鋭化強度とを、重み係数を用いて重み付け加算することにより、鮮鋭化強度に対して平滑化処理を行う。
例えば、強度算出部155は、以下のように鮮鋭化強度の平滑化処理を行う。ここで、現在のフレームの画像データに対して算出された鮮鋭化強度を、今回鮮鋭化強度(初期値)と呼ぶ。そして、平滑化処理を施した後の今回鮮鋭化強度を、現在のフレームの画像データの鮮鋭化処理で使用する。
強度算出部155は、今回鮮鋭化強度(初期値)をxN0、前回鮮鋭化強度をxP、今回鮮鋭化強度に対する重み係数をmN、前回鮮鋭化強度に対する重み係数をmPとして、以下の(3)式で平滑化処理を行い、平滑化処理後の今回鮮鋭化強度xNを算出する。
N=mN*xN0+mP*xP ・・・(3)
ここで、「*」は乗算を示す。強度算出部155は、この(3)式による算出を、画像データの各画素に対して行って、画像データを構成する全画素の鮮鋭化強度を示す鮮鋭化強度マップを算出する。強度算出部155は、この(3)式の算出後であって、次のフレームの処理前に、前回鮮鋭化強度xPに、平滑化処理後の今回鮮鋭化強度xNを、次の(4)式のように代入しておく。
P=xN ・・・(4)
図4は、平滑化処理を説明するための図である。図4に示すように、強度算出部155は、推定された構図が風景構図である場合には、重み係数として、例えば、mN=0.1,mP=0.9と設定しておく。これにより、鮮鋭化処理部140に、比較的滑らかに鮮鋭化強度が変化する処理を行わせることができる。そして、画像データの構図が、風景構図から風景以外の構図に変化した場合に、強度算出部155は、重み係数をmN=1.0、mP=0.0に変更して設定し、前回鮮鋭化強度を用いず、今回鮮鋭化強度(初期値)をそのまま用い、これにより良好な処理を行わせることができる。
強度算出部155は、このように平滑化処理後の今回鮮鋭化強度を、鮮鋭化処理部140に対して出力する。
次に、以上のように構成された本実施の形態の鮮鋭化強度算出部150による鮮鋭化強度算出処理について説明する。図5、図6は、実施の形態1の鮮鋭化強度算出処理の手順を示すフローチャートである。
まず、構図推定部151、シーンチェンジ判定部152および空検出部153は、それぞれフレームごとに画像データを入力する(ステップS11)。そして、構図推定部151は、上述のように、入力された現在のフレームの画像データの構図を推定する(ステップS12)。これにより、最新構図と信頼度が出力される。
次に、シーンチェンジ判定部152は、上述のように、入力された現在のフレームの画像データでシーンチェンジが検出されたか否かを判定する(ステップS13)。そして、シーンチェンジが検出された場合には(ステップS13:Yes)、最新構図で、現在のフレームの画像データの鮮鋭化処理における今回使用対象の構図を更新する(ステップS18)。
一方、ステップS13で、シーンチェンジが検出されなかった場合には(ステップS13:No)、シーン判定部154は、ステップS12で構図推定部151により出力された最新構図とその信頼度により、最新構図が前回入力された前フレームの画像データに対する鮮鋭化処理で使用された前回使用対象の構図と異なる構図であって、かつ第1閾値以上の信頼度の構図が第1回数以上連続したか否かを判定する(ステップS14)。
そして、最新構図が、前回使用対象の構図と異なる構図であって、かつ第1閾値以上の信頼度の構図が第1回数以上連続した場合には(ステップS14:Yes)、最新構図で、今回使用対象の構図を更新する(ステップS18)。
一方、ステップS14で、最新構図が前回使用対象の構図と同じ構図であるか、あるいは第1閾値以上の信頼度の構図が第1回数以上連続していない場合には(ステップS14:No)、空検出部153は、上述のように、入力された現在のフレームの画像データで空検出を行う(ステップS15)。そして、シーン判定部154は、前フレームの画像データで空検出無しの検出結果から、現フレームの画像データで空検出有りの結果に変化したか否かを判断する(ステップS16)。
そして、前フレームの画像データで空検出無しの検出結果から、現フレームの画像データで空検出有りの結果に変化した場合には(ステップS16:Yes)、最新構図で、今回使用対象の構図を更新する(ステップS18)。
このように、空検出を行って、その検出結果により、最新構図で今回使用対象の構図を更新しているのは、構図推定の結果を補完して、精度を向上させるためである。
一方、ステップS16で、前フレームの画像データで空検出無しの検出結果から、現フレームの画像データで空検出有りの結果に変化していない場合には(ステップS16:No)、前回使用対象の構図を、今回使用対象の構図に設定した状態のままとする(ステップS17)。
そして、強度算出部155は、画像データを構成するすべての画素に対して、構図に基づいて鮮鋭化強度を算出して鮮鋭化強度マップを求め、求めた鮮鋭化強度マップを今回鮮鋭化強度に設定する(ステップS19)。
次に、強度算出部155は、今回鮮鋭化強度に対して、上述のとおり、平滑化処理を行う(ステップS20)。そして、強度算出部155は、平滑化処理が行われた今回鮮鋭化強度を、鮮鋭化処理部140に出力する(ステップS21)。
次に、鮮鋭化強度算出部150は、今回使用対象の構図を前回使用対象の構図に設定し、さらに、平滑化処理後の今回鮮鋭化強度を前回鮮鋭化強度に設定する(ステップS22)。そして、鮮鋭化強度算出部150は、所定の終了指示があったか否かを判断し(ステップS23)、終了指示がなければ(ステップS23:No)、ステップS11に戻り、次のフレームの画像データを入力して、ステップS12からS22までの処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS23で終了指示があった場合には(ステップS23:No)、処理を終了する。以上により、鮮鋭化処理部140では、強度算出部155で算出された、今回使用対象の鮮鋭化強度を用いて、画像データに対して鮮鋭化処理を行う。そして、表示制御部121は、鮮鋭化処理が行われた画像データを表示装置122に表示する。
このように本実施の形態では、入力された画像データでシーンチェンジが検出されなかった場合でも、シーン判定部154は、構図推定部151により推定された最新構図が前回使用対象の構図と異なる構図であって、かつ第1閾値以上の信頼度の構図が第1回数以上連続した場合に、今回使用対象の構図を最新構図で更新して、最新構図に基づいて鮮鋭化強度を算出して、鮮鋭化処理を行っているので、動画データに対して違和感のない安定した鮮鋭化処理を実現することができる。
また、本実施の形態では、算出した鮮鋭化強度に対して、算出した鮮鋭化強度と、前回入力された前フレームの画像データに対する鮮鋭化強度である前回鮮鋭化強度とを用いて、構図の変化に基づいて平滑化処理を行って、鮮鋭化処理を行っているので、動画データに対してより違和感のない安定した鮮鋭化処理を実現することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、最新構図が前回使用対象の構図と異なる構図であって、かつ第1閾値以上の信頼度の構図が第1回数以上連続した場合に、今回使用対象の構図を最新構図で更新していたが、この実施の形態2では、現在のフレームの画像データに対する前回使用対象の構図の信頼度である使用構図信頼度が第2閾値未満である画像データが第2回数以上連続した場合に、今回使用対象の構図を最新構図で更新している。
本実施の形態の画像表示装置の機能的構成は実施の形態1と同様である。本実施の形態では、鮮鋭化強度算出部の構成、機能が実施の形態1と異なっている。
図7は、実施の形態2の鮮鋭化強度算出部550の機能的構成を示すブロック図である。図7には、記憶部160に格納されるデータも示している。
記憶部160には、図2に示すように、実施の形態1と同様に、構図パターン、所定の第1閾値と、所定の第1回数とが予め記憶されている他、所定の第2閾値と、所定の第2回数が予め記憶されている。ここで、第2閾値は、第1閾値より小さい値である。
本実施の形態の鮮鋭化強度算出部550は、図7に示すように、構図推定部551と、シーンチェンジ判定部152と、空検出部153と、シーン判定部554と、強度算出部155とを備えている。ここで、シーンチェンジ判定部152、空検出部153、強度算出部155の機能は実施の形態1と同様である。
本実施の形態の構図推定部551は、実施の形態1と同様に、現在のフレームとして入力された画像データの構図を推定して信頼度を求め、信頼度が最大の構図を最新構図とする。さらに、構図推定部551は、現在のフレームの画像データに対する前回使用対象の構図の信頼度である使用構図信頼度を算出する。
本実施の形態のシーン判定部554は、実施の形態1と同様に、構図推定部551により、現在のフレームの画像データから推定された最新構図が、前回使用対象の構図と異なるか否か、及び、信頼度が記憶部160に予め記憶されている第1閾値以上であるか否かを判定する。そして、シーン判定部554は、最新構図が、前回使用対象の構図と異なり、かつ、信頼度が第1閾値以上である最新構図が出力される連続回数が、記憶部160に記憶されている第1回数以上である場合に、鮮鋭化処理での今回使用対象の構図を、現在のフレームの画像データから推定された最新構図で更新する。
さらに、本実施の形態では、シーン判定部554は、使用構図信頼度が、記憶部160に記憶された第2閾値未満であるか否かを判定し、使用構図信頼度が第2閾値未満である画像データが、記憶部160に記憶されている第2回数以上連続した場合に、今回使用対象の構図を、最新構図に更新する。
図8は、実施の形態2のシーン判定部554による今回使用対象の構図の更新について説明するための図である。図8に示す例では、前回入力された前フレームの画像データに対して使用対象とされた前回使用対象の構図が風景構図1であったとする。そして、図8では、現在のフレームの画像に対して構図推定部551による構図の推定結果をフレーム1から順に時系列で示している。
構図推定部551による構図推定結果において、図8の例では、2次元構図と風景構図1それぞれの信頼度が算出される。そして、構図推定部551は、信頼度が高い方の構図を最新構図として出力しており、図8の構図推定結果において、下線を引いた構図が最新構図であることを示している。ここで、図8の例では、第1閾値を0.6、第1回数をm回、第2閾値を0.3、第2回数をm’回と定めている。
図8に示すように、フレーム1では、信頼度が0.8の風景構図1が最新構図とされるが、フレーム2では信頼度が0.8の2次元構図が最新構図とされる。フレーム2では、最新構図が2次元構図と推定されて、前回使用対象の構図である風景構図1と異なる構図であり、かつ信頼度が第1閾値以上であるが、次のフレーム3で最新構図は信頼度が0.8の風景構図1に戻るため、この時点で、2次元構図は今回使用対象の構図に更新されない。
また、フレーム4およびフレーム5では、最新構図として2次元構図が出力されているが、信頼度0.5が第1閾値0.6未満であるため、この時点でも、2次元構図は今回使用対象の構図に更新されない。
しかし、フレーム6以降では、前回使用対象の構図である風景構図1の信頼度(使用構図信頼度)が0.2であり第2閾値0.3未満であって、しかも、連続する回数m’回が第2回数であるため、フレームn’の出力の時点で、シーン判定部154により、最新構図である2次元構図が今回使用対象の構図と判定されることになる。
次に、以上のように構成された本実施の形態の鮮鋭化強度算出部550による鮮鋭化強度算出処理について説明する。図9は、実施の形態2の鮮鋭化強度算出処理の手順を示すフローチャートである。
構図推定部551、シーンチェンジ判定部152および空検出部153それぞれへのフレームごとの画像データの入力から、最新構図が前回入力された前フレームの画像データでの前回使用対象の構図と異なる構図であって、かつ第1閾値以上の信頼度の最新構図が第1回数以上連続したか否かの判断までの処理(ステップS11〜S14)は、実施の形態1と同様に行われる。
ステップS14で、最新構図が前回使用対象の構図と同じ構図であるか、あるいは第1閾値以上の信頼度の構図が第1回数以上連続していない場合には(ステップS14:No)、シーン判定部554は、使用構図信頼度が第2閾値未満である画像データが第2回数以上連続したか否かを判定する(ステップS31)。そして、使用構図信頼度が第2閾値未満である画像データが第2回数以上連続した場合に(ステップS31:Yes)、今回使用対象の構図を、最新構図に更新する(ステップS18)。
一方、ステップS31で、使用構図信頼度が第2閾値未満である画像データが第2回数以上連続していない場合には(ステップS31:No)、空検出部153は、入力された現在のフレームの画像データで空検出を行う(ステップS15)。これ以降の処理は、実施の形態1と同様である。
このように本実施の形態では、シーン判定部554が、最新構図が前回使用対象の構図と異なり、信頼度が第1閾値以上であることが第1回数以上連続するということが、起こらなかった場合であって、使用構図信頼度が第2閾値未満である画像データが第2回数以上連続した場合に、今回使用対象の構図を、最新構図で更新するので、動画データに対してより違和感のない安定した鮮鋭化処理をより正確に実現することができる。
なお、上記実施の形態の画像表示装置100で実行される画像処理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
上記実施の形態の画像表示装置100で実行される画像処理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、上記実施の形態の画像表示装置100で実行される画像処理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、上記実施の形態の画像表示装置100で実行される画像処理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
上記実施の形態の画像表示装置100で実行される画像処理プログラムは、上述した各部(構図推定部151、551、シーンチェンジ判定部152、空検出部153、シーン判定部154、554、強度算出部155、鮮鋭化処理部140等)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像処理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、構図推定部151、551と、シーンチェンジ判定部152と、空検出部153と、シーン判定部154、554と、強度算出部155、鮮鋭化処理部140等が主記憶装置上に生成されるようになっている。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 画像表示装置
110 画像処理部
120 表示部
121 表示制御部
122 表示装置
140 鮮鋭化処理部
150,550 鮮鋭化強度算出部
151,551 構図推定部
152 シーンチェンジ判定部
153 空検出部
154,554 シーン判定部
155 強度算出部
160 記憶部
170 入力部

Claims (8)

  1. 時系列で入力される画像データごとに、前記画像データの構図を推定するとともに、推定した構図の確からしさを示す信頼度を算出する構図推定部と、
    推定された構図が、前回入力された画像データに対して使用対象の構図である前回使用対象の構図と異なるか否か、及び、前記信頼度が所定の第1閾値以上であるか否かを判定し、前記前回使用対象の構図と異なり、かつ、前記信頼度が前記第1閾値以上である構図が所定の第1回数以上連続した場合に、今回の使用対象の構図を、前記推定された構図で更新するシーン判定部と、
    前記今回の使用対象の構図に基づいて、前記画像データに対する鮮鋭化処理の強度を算出する強度算出部と、
    前記強度で前記画像データに対して前記鮮鋭化処理を行う鮮鋭化処理部と、
    を備えた画像処理装置。
  2. 前記推定された構図が前記前回使用対象の構図と同じ、または、前記信頼度が所定の第1閾値以上である構図が前記第1回数以上連続しなかった場合に、前記画像データに空の画像が含まれるか否かを判定する空判定部、をさらに備え、
    前記シーン判定部は、前記前回入力された画像データに空の画像が含まれないと判定された場合であって、前記画像データに空の画像が含まれると判定された場合に、前記今回の使用対象の構図を、前記推定された構図で更新する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記構図推定部は、さらに、今回入力された画像データに対する前記前回使用対象の構図の信頼度である使用構図信頼度を算出し、
    前記シーン判定部は、前記推定された構図が前記前回使用対象の構図と同じ、または、前記推定された構図の前記信頼度が所定の第1閾値以上である構図が所定の第1回数以上連続しなかった場合に、さらに、前記使用構図信頼度が所定の第2閾値未満であるか否かを判定し、前記使用構図信頼度が前記第2閾値未満である画像データが所定の第2回数以上連続した場合に、前記今回の使用対象の構図を、前記推定された構図で更新する、
    請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記強度算出部は、算出された強度に対して、前記算出された強度と、前記前回入力された画像データに対して算出された強度である前回強度とに基づいて平滑化処理を行い、
    前記鮮鋭化処理部は、平滑化処理を行った強度で前記画像データに対して前記鮮鋭化処理を行う、
    請求項1〜3のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  5. 前記強度算出部は、前記前回使用対象の構図から前記今回の使用対象の構図への変化に基づいて重み係数を算出し、前記強度と前記前回強度とを、算出された重み係数を用いて重み付け加算することにより、前記強度に対して平滑化処理を行う、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記強度算出部は、前記構図のうち遠景の領域に対して前記強度を低く算出し、前記構図のうち近影の領域に対して前記強度を高く算出する、
    請求項1〜5のいずれか一つに記載の画像処理装置。
  7. 時系列で入力される画像データごとに、前記画像データの構図を推定するとともに、推定した構図の確からしさを示す信頼度を算出する構図推定部と、
    推定された構図が、前回入力された画像データに対して使用対象の構図である前回使用対象の構図と異なるか否か、及び、前記信頼度が所定の第1閾値以上であるか否かを判定し、前記前回使用対象の構図と異なり、かつ、前記信頼度が前記第1閾値以上である構図が所定の第1回数以上連続した場合に、今回の使用対象の構図を、前記推定された構図で更新するシーン判定部と、
    前記今回の使用対象の構図に基づいて、前記画像データに対する鮮鋭化処理の強度を算出する強度算出部と、
    前記強度で前記画像データに対して前記鮮鋭化処理を行う鮮鋭化処理部と、
    前記鮮鋭化処理を行った前記画像データを表示する表示部と、
    を備えた画像表示装置。
  8. 時系列で入力される画像データごとに、前記画像データの構図を推定するとともに、推定した構図の確からしさを示す信頼度を算出し、
    推定された構図が、前回入力された画像データに対して使用対象の構図である前回使用対象の構図と異なるか否か、及び、前記信頼度が所定の第1閾値以上であるか否かを判定し、
    前記前回使用対象の構図と異なり、かつ、前記信頼度が前記第1閾値以上である構図が所定の第1回数以上連続した場合に、今回の使用対象の構図を、前記推定された構図で更新し、
    前記今回の使用対象の構図に基づいて、前記画像データに対する鮮鋭化処理の強度を算出し、
    前記強度で前記画像データに対して前記鮮鋭化処理を行う、
    画像処理方法。
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