JP5345702B2 - ベアラ選択制御技術 - Google Patents

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Description

本発明は、一般的には、ビデオデータ、オーディオデータ、マルチメディアデータあるいはテキストデータのようなコンテンツデータを、ネットワーク内の複数の移動クライアントにトランスポートするための技術に関するものである。特に、本開示は、ハイブリッドネットワーク内の様々なトランスポートメカニズムの有効使用に向けられている。
モバイルTV、マルチメディアチャネル群、オーディオプログラム群及びニュース広告(newsticker)サービスのようなコンテンツサービス群は、移動ブロードキャスト技術によって提供することができる。既存のブロードキャスト技術は、いわゆる、マルチメディアブロードキャスト/マルチキャストサービス(MBMS)規格を含んでいる。MBMS規格は、セルラーネットワーク群を拡張するものであり、このセルラーネットワーク群は、移動通信用グローバルシステム(GSM)、ユニバーサル移動通信システム(UMTS)、あるいはGSM−UMTSネットワークアーキテクチャの組み合わせに基づいている。他のブロードキャスト技術には、携帯受信機向けのデジタルビデオブロードキャスティング(DVB−H)とデジタルマルチメディアブロードキャスティング(DMB)を含んでいて、これは、各ブロードキャスティングプログラムに対する固有の周波数帯域を介してデジタルデータストリームを提供する。
ブロードキャスティングは、ネットワーク内のすべての端末あるいはユーザ機器にコンテンツデータを送信することを意味し、これらの端末あるいはユーザ機器は集約してクライアント群あるいは特定のクライアント群のグループとも呼ばれる。後者に向けたブロードキャスティングはマルチキャスティングとも呼ばれる。本明細書全体を通して、ブロードキャスト送信は、1対多(あるいはポイントツーマルチポイントであるPTM)送信に対する総称として理解されるべきであり、これは、マルチキャスト送信も包含する。あるコンテンツサービスのブロードキャスト送信によって包囲される地理的エリアは、ブロードキャストエリアあるいはPTMエリアと呼ばれる。
ブロードキャスティングが送信元から複数のクライアントへコンテンツデータを配信する一方、これに対応するものはポイントツーポイント(PTP)送信であり、これは、ユニキャスティングとも呼ばれる。ユニキャスト送信を用いると、コンテンツデータは送信元から単一の宛先へ送信される。例によれば、ユニキャスト送信は、UMTSベースのネットワークに対して定義される、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)規格によって実現される。配下にある送信技術とは独立して、あるコンテンツデータのプロビジョンは、本明細書では、コンテンツサービスとして総称される。
ブロードキャスト送信を使用して、同一のコンテンツを複数のクライアントへ同時に配信することは、個別のユニキャスト送信よりも著しくリソース効率が良い。ブロードキャストトランポートメカニズムの一般的な概念は、ネットワークに一度だけコンテンツを伝搬させることであり、リンクが複数の宛先へ分離される場合にのみコピーを作成する。ブロードキャスト送信は、コアネットワーク(CN)と無線アクセスネットワーク(RAN)の両方で相当数のリソースを節約し、後者は、CNを用いてクライアントと接続する。RAN群の標準化された実装は、GSM EDGE RAN(GERAN)とUMTS地上RAN(UTRAN)を含んでいる。
コンテンツのユニキャスト送信は、クライアントの数に依存してリソース群を要求する。一方、ブロードキャスト送信では、クライアントの数には依存しないが、要求されるリソースを決定するコンテンツサービスの数に依存する。その結果、大量のコンテンツサービスに対しては、特に、モバイルTVのような、高帯域幅要件を備える特定のコンテンツサービスに対しては、ブロードキャスト送信は、一般的には、ユニキャスト送信を介することが好ましい。
移動体ユーザは、空間的な通信範囲において広範囲となるコンテンツサービスを期待する一方で、移動ブロードキャスト技術全体に基づく広範囲のサービス通信範囲を提供することは合理的でない。人口が集中していないエリアでは、例えば、サービスリクエストがまれな地方のエリアでは、ユニキャスト送信がより効果的である。これは、その柔軟なリソース割当に起因する。ユニキャスト送信の割当は、送信側でのクライアントの登録あるいは、ハイブリッドネットワークのサービスセンターノードでのクライアントの登録を要求する。ここで、このサービスセンターノードには、例えば、MBMS技術のブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM−SC)がある。
一方、ブロードキャストコンテンツの受信は、多くの場合、従来の技術の制限を招く可能性があるクライアントの登録を要求することはない。例によれば、プッシュ−ブロードキャストサービス(PBS)によるファイル配信は、送信を更に別々の送信セッション群に細分化する。それゆえ、PBSのブロードキャストベアラは、送信セッション間でアイドル状態となる。PBSのブロードキャストエリアから離脱する登録解除されたクライアントは、ハイブリッドネットワークによって警告することができない。これは、ハイブリッドネットワークは、登録が存在しない状態ではクライアントのブロードキャストコンテンツ受信に気付かないからである。逆に、クライアントも、ブロードキャストエリアの離脱を検出することができない。これは、クライアントは、ブロードキャストエリア内であるのか、ブロードキャストベアラがアイドル状態にあるのか、あるいはブロードキャストエリア外であるのかを完全に見分けることを区別することができないからである。このことは、ブロードキャストエリア外のクライアントがユニキャストベアラへの切替可能性があるとしても、ブロードキャストエリアを離脱しているクライアントは、PBSのすべての後続の送信セッションを見失うことになる。つまり、従来の技術は、特に、移動クライアント群と小ブロードキャストエリア群に対して、送信セッションを見失う高いリスクの影響を被る。
すべての送信セッションを、安全にブロードキャストコンテンツ受信することを制御するためのソリューションは、PBSの開始時点でPBSを受信するすべてのクライアントの登録を強要することになり、また、各送信セッションに対して、受信が成功する場合を引き継ぐためのレポートを要求することになる。しかしながら、ブロードキャスト送信は、定期的に、大量数のクライアントを取り扱うことになる。各送信セッションに対する受信レポートのすべてをチェックすることは、長い遅延と大量のシグナリングデータを引き起こすことになる。
従って、ハイブリッドネットワークによって提供されるコンテンツサービスに対するトランスポートメカニズムの最適使用を可能にする技術が必要とされている。
この必要性は、複数のアクセスエリアとして、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラ(PTMタイプベアラ)とポイントツーポイントタイプベアラ(PTPタイプベアラ)との少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリアを有するネットワークにおける移動クライアントによるベアラ選択を制御する方法による第1の態様に従って達成される。この方法は、移動クライアントのアクセスエリアを含む少なくとも2つの近隣アクセスエリアを備えるローカルベアラトポロジー(LBT)に関する情報を受信するステップを有し、LBTに関する情報(LBT情報)は、LBTのそれぞれのアクセスエリアに対して少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示している。この方法は、更に、LBT情報に基づいてベアラ選択を実行するステップを有する。
LBT情報は、1つ以上のアクセスエリア(例えば、アクセスエリア識別子による)を示す可用性リストと、そのリストされている各アクセスエリアに対して少なくとも1つの利用可能なベアラあるいはベアラタイプを備えることができる。LBT情報は、ネットワークの通信エリアあるいは特定のベアラタイプの通信エリアにおける「ブランクスポット(blank spots:空白地点)」に関する情報も提供することができる。加えて、あるいは代替として、LBT情報は、1つ以上のアクセスエリア(例えば、アクセスエリア識別子による)を示す不可用性リストと、そのリストされている各アクセスエリアに対して少なくとも1つの利用不可能なベアラあるいはベアラタイプを備えることができる。この指示されているベアラタイプの不可用性は、利用不可能なベアラあるいはベアラタイプでアクセスすることを移動クライアントが継続的に試行することを防止することができ、それにより、移動クライアントの電力消費を削減する。
少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの指示は、更に、少なくとも2つの異なるPTMタイプベアラあるいは少なくとも2つの異なるPTPタイプベアラの指示を及ばせることができる。例えば、LBT情報は、いくつかのあるいはすべてのLBTのアクセスエリアに対して、2つのPTMタイプのベアラ、例えば、DVB−HベアラとMBMSベアラの可用性あるいは不可用性を示すことができる。このLBT情報は、PTM間の切換を実行することを特定のアクセスエリア内の移動クライアントに誘導することができる。
この方法は、コンテンツ送信を別々の送信セッション群に再分割するコンテンツサービス(例えば、PBS)に対して実行されても良い。例えば、移動クライアントがコンテンツ送信のアイドル期間中にスイッチオンされる場合、移動クライアントは、受信したLBT情報に基づいて、移動クライアントの(現在の)アクセスエリアで利用可能として示されるベアラを選択することができ、かつその選択されたベアラ上で後続の送信セッションを安全に受信することができる。
LBT情報に基づいて、移動クライアントは、LBTによって包囲される地理的領域内で移動することができ、また、追加のシグナリングを更に必要とすることなく指定のベアラを選択することができ、これによって、ネットワークリソースを節約する。また、受信したLBT情報を用いると、移動クライアントは、送信のアイドル期間中でさえも、移動クライアントの(現在)のアクセスエリアで利用可能なベアラを自律的に選択することができる。
LBT情報の受信とベアラ選択は、移動クライアントのアクセスエリアの変更に依存することができる。方法のステップ群の少なくとも1つは、移動クライアントによるアクセスエリアの変更の後に繰り返され得る、あるいはその変更によってトリガーされ得る。移動クライアントが移動クライアントの第1のアクセスエリアでコンテンツデータを受信しながら、第2のアクセスエリアに移動する場合、移動クライアントは、ベアラ選択を実行するステップを繰り返すことができる。利点として、これは、移動クライアントに途切れなく別のベアラタイプに切り換えることを可能にする。例えば、第1のアクセスエリアはPTMタイプベアラを提供し、かつ第2のアクセスエリアはPTPタイプベアラだけを提供する場合、移動クライアントは、LBT情報に基づいて、繰り返されるベアラ選択の結果として、PTMタイプベアラからPTPタイプベアラへ切り換えることができ、その逆もできる。
別の例では、移動クライアントの第1のアクセスエリアは、PTPタイプベアラだけを提供することができ、一方で、移動クライアントの第2のアクセスエリアは、PTMタイプベアラとPTPタイプベアラとを提供する。この場合、第1のアクセスエリアから第2のアクセスエリアへ移動する移動クライアントは、LBT情報に基づいて指定のベアラを選択することができる。例えば、移動クライアントは、LBT情報で利用可能として示されるときはいつでも、PTMタイプベアラを選択することができる。このような方法で、ネットワークのリソースがより効率的に使用される。
この方法は、更に、LBT情報に対するLBTリクエストをネットワークのノードへ送信するステップを有する。例えば、移動クライアントが任意のコンテンツデータを受信しない場合、LBT情報は必要とされないので、移動クライアントはLBTリクエストの送信を控えることができる。一方で、移動クライアントがスイッチオンされると、移動クライアントは、LBTリクエストを送信し、かつベアラ選択を実行するためのLBT情報を受信することができる。従って、LBT情報によって生じるネットワークトラフィックは、移動クライアントの実際の要求に適合することができ、こうして、ネットワークトラフィックを更に最小化する。
LBTリクエストは、更に、ネットワークによって提供されるコンテンツサービスに関するサービス識別子を含むことができ、リクエストされたLBT情報で利用可能として示されるベアラは、識別されたコンテンツサービスのコンテンツデータを提供することができる。これは、LBT情報を、移動クライアントに特に関心のあるコンテンツサービス群に合わせることを可能にする。例えば、移動クライアントのアクセスエリアは、一般的には、PTMタイプベアラとPTPタイプベアラに対して提供することができ、一方で、関心のあるコンテンツサービスはPTP送信を介して提供することができる。この場合、LBT情報は、利用可能とするPTPタイプベアラ(のみ)を示すことによって、コンテンツサービスに合わせられる。
また、LBT情報は、LBTの少なくとも1つのアクセスエリアに対して、それがLBTの境界アクセスエリアである場合を示すことができる。換言すれば、LBTは、1つ以上の境界アクセスエリアを備えることができる。LBTは、また、境界アクセスエリアでない1つ以上のアクセスエリアを備えることができる。一実装では、LBTは、移動クライアントの現在のアクセスエリアが境界アクセスエリアとならないように生成される。
例示の第1の定義に従えば、LBTの境界アクセスエリアは、LBTの1つ以上の他のアクセスエリアによって囲まれていない、LBTのアクセスアクセスエリアである。第2の定義に従えば、LBTの境界アクセスエリアは、LBTの境界線から所定の境界距離内に部分的にあるいは完全に入る、LBTの任意のアクセスエリアにすることができる。第3の定義に従えば、境界アクセスエリアは、LBT内の所定のスポットエリアに部分的にあるいは完全に入る、LBTの任意のアクセスエリアにすることができる。第4の定義に従えば、境界アクセスエリアは、LBT内に含まれない少なくとも1つの近隣アクセスエリアを有している場合もある。
移動クライアントは、例えば、移動クライアントの(現在の)アクセスエリアと、LBTの境界アクセスエリアとして示されるLBTのアクセスエリアとを比較することができる。これは、移動クライアントに、新規に定義されるLBTに対する新規のLBT情報をリクエストさせることを可能とし、この新規に定義されるLBTでは、境界アクセスエリアはこれ以上、境界アクセスエリアではない(但し、例えば、新規のLBTにも含まれるアクセスエリアによって完全に囲まれる)、あるいは移動クライアントに、そのLBTから離脱する前の時点より十分に先立って、任意の従来のコンテンツ受信技術に切り換えさせることを可能とする。
LBTの境界アクセスエリアは、境界アクセスエリアの位置情報なしに、アクセスエリア識別子によってLBT情報で示すことができ、このことは、シグナリングデータの量を削減する。また、移動クライアントは、境界アクセスエリア群を識別するために、受信したLBT情報のトポロジー的な解析を実行せずに済み、これは、移動クライアントで要求されるコンピュータ能力を緩和する。但し、この方法は、選択的には、(例えば、LBT情報で境界アクセスエリアが明確に示されていない場合)境界アクセスエリア群自身を判定するために、このようなトポロジー的解析を実行するステップ(移動クライアントによって実行される)を有することができる。
LBTリクエスト及びLBT情報の少なくとも一方を送信することは、移動クライアントが境界アクセスエリアに存在するあるいは進入する場合にトリガーされ得る。これは、移動クライアントに、従前のLBTによって包囲されるエリアを離脱する前に、自身のLBT情報を更新することを可能にする。更新されたLBT情報に基づいて、移動クライアントは、LBTによって包囲されるサイズが制限されているにも関わらず、途切れなくベアラ選択の実行を継続することができる。LBTのサイズの変更は、LBT更新の頻度に適合することが可能である。
ネットワークは、複数のコンテンツサービスを提供することができ、ここで、各コンテンツサービスはコンテンツデータを提供する。例えば、コンテンツサービスは、複数の移動クライアントのコンテンツデータを提供することができる。この方法は、更に、サービス情報に対するサービスリクエストをネットワークのノードへ送信するステップを有し、ここで、サービス情報は、移動クライアントのアクセスエリアに現存にあるいは将来に提供される少なくとも1つのコンテンツサービスを示している。加えて、サービス情報は、指定されている各コンテンツサービスに対して、どのベアラあるいはベアラタイプを選択するかを示すことができる。更にまた、この方法は、指定されている各コンテンツサービスに対して、どのベアラあるいはベアラタイプが選択するかを示す、リクエストされたサービス情報をネットワークのノードから受信するステップを有することができる。受信したサービス情報に基づいて、移動クライアントは、移動クライアントのユーザに、どのサービスが、移動クライアントのアクセスエリアで実際に利用可能であるかを表示することができる。サービス情報は、また、提供される少なくとも1つのサービスの開始時間を含むことができる。
この方法は、更に、指定されているコンテンツサービスに関するサービス加入情報をネットワークのノードへ送信するステップを更に有することができる。これは、また、PTMタイプベアラを介するコンテンツ受信の場合に、ネットワークに、加入している移動クライアントのLBT情報を自動的に更新させることを可能にする。加えて、LBT情報は、コンテンツサービスに合わせることができる(即ち、LBT内のコンテンツサービスの可用性に基づいて生成される)。
上記の必要性は、複数のアクセスエリアとして、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラ(PTMタイプベアラ)とポイントツーポイントタイプベアラ(PTPタイプベアラ)との少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリアを有するネットワークにおける移動クライアントによるベアラ選択を制御する方法による更なる態様に従って達成される。この方法は、移動クライアントのアクセスエリアを含む少なくとも2つの近隣アクセスエリアを備えるローカルベアラトポロジー(LBT)に関する情報を判定するステップを有し、このLBT情報はLBTのそれぞれのアクセスエリアに対して少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示している。この方法は、更に、LBT情報を移動クライアントへ送信するステップを有する。
ネットワークが一定のあるいは任意のベアラあるいはベアラタイプをあるアクセスエリア内で提供することができない場合に、このアクセスエリアを包囲するLBT情報は、このベアラあるいはベアラタイプの不可用性を示すことができる。この指示は、少なくとも2つの異なるPTMタイプベアラあるいは少なくとも2つの異なるPTPタイプベアラの表示を包含する。
ネットワークによって移動クライアントへ提供されるLBT情報に基づいて、移動クライアントは、追加のシグナリングを更に必要とすることなく、LBTによって包囲されるエリアを移動しながら、指定のベアラあるいはベアラタイプを自律的に選択することができる。ネットワークは、更に、異なるベアラタイプにわたるコンテンツトラフィック負荷を釣り合わせるための手段としてLBT情報を適用することができる。
この方法は、また、LBT情報に対するLBTリクエストを移動クライアントから受信するステップを有することができる。LBT情報に対するLBTリクエストの受信は、有益的に、LBT情報を移動クライアントへ送信する頻度を削減することができる。例えば、ネットワークは、LBT情報を判定するステップと、LBTリクエストの受信によってLBT情報を送信するステップをトリガーすることができる。
LBT情報は、また、LBTの少なくとも1つのアクセスエリアに対して、そのアクセスエリアがLBTの境界アクセスエリアである場合を示すことができる。これは、移動クライアントに、LBTによって包囲されるエリアの境界を検出させることを可能にする。LBT情報を送信するステップは、移動クライアントが、現在のあるいは従前のLBTの境界アクセスエリアに位置しているあるいは進入する場合にトリガーされ得る。例えば、ネットワークは、移動クライアントのアクセスエリアを追跡することができ、また、移動クライアントの追跡されたアクセスエリアが従前のLBTの境界アクセスエリアである場合には、新規のLBT情報を判定するステップとその新規のLBT情報を移動クライアントへ送信するステップの少なくとも一方をトリガーすることができる。従って、移動クライアントは、LBT情報の更新を自動的に受信することができる。
ネットワークは、複数のコンテンツサービスを提供することができ、ここで、各コンテンツサービスはコンテンツデータを提供する。この方法は、更に、サービス情報に対するサービスリクエストを移動クライアントから受信するステップを有し、ここで、サービス情報は、ネットワークによって提供される複数のコンテンツサービス以外の、選択されたベアラタイプあるいはベアラにおいて、移動クライアントのアクセスエリア内で現在にあるいは将来に提供される少なくとも1つのコンテンツサービスを示している。また、更に、この方法は、指示された各コンテンツサービスに対して、どのベアラあるいはベアラタイプを選択するかを示す、リクエストされたサービス情報を移動クライアントへ送信するステップを有することができる。このサービス情報は、指示されたコンテンツサービスの開始時間を含むことができる。
サービス情報で指示されるコンテンツサービスは、また、サービス情報をリクエストする移動クライアントに依存することができる。例えば、サービス情報は、移動クライアントあるいは移動クライアントのユーザに割り当てられている関心プロファイルに従って、少なくとも1つのコンテンツサービスを選択することができる。
この方法は、更に、コンテンツサービスに関するサービス加入情報を移動クライアントから受信するステップを有することができる。ネットワークは、LBT情報とサービス情報との少なくとも一方を加入している移動クライアントに自動的に提供することができる。また、ネットワークは、コンテンツサービスを提供するために有効なベアラタイプを選択するために、複数の移動クライアントに対する、少なくとも1つのコンテンツサービスに関する加入情報を解析することができる。
ネットワークは、PTMエリア定義(ネットワークの第1のデータベースから取得することができる)に基づいてLBT情報を生成することによってLBT情報を判定することができる。LBT情報の生成は、更に、アクセスエリアステータス(ネットワークの第1のテータベースあるいは第2のデータベースから取得することができる)に基づくことができる。例えば、ネットワークは、あるアクセスエリアにおいてあるベアラあるいはベアラタイプの可用性あるいは不可用性に関する現在のステータスを取得することができる。
LBTの形状は、クライアントの移動情報を考慮に入れることができる。移動情報は、移動クライアントのアクセスエリア、移動クライアントのロケーション、移動クライアントのロケーション履歴、移動クライアントの移動方向、及び移動クライアントの移動速度の少なくとも1つを含むことができる。例えば、ロケーション履歴あるいは移動方向は、道路に沿うクライアントの動きを線形にあるいは略線形に示すことができ、これは、LBTの形状が移動方向に伸長することができる場合である。また、ネットワークは、クライアントの移動情報とネットワークに記憶される道路地図とを照合することができ、そうすることで、道路に照合する移動クライアントのロケーションによって、LBTの形状を道路に沿って伸長することができる。適合されたLBTの形状は、無関係なシグナリング情報を回避する。
選択的には、あるいはこれに加えて、LBT情報は、クライアントの移動情報に依存するネットワークの第3のデータベースから取得することができる。例えば、ネットワークは、異なるロケーションあるいは、アクセスエリア群あるいはアクセスエリア群のグループ群に対する特定のLBT情報を記憶することができる。これは、LBT情報を判定するステップをスピードアップすることができ、また、ネットワークのノードに対するコンピュータ的な要件を緩和する。
LBT情報は、PTMベアラアクセスエリアを示すための第1のリスト、PTPベアラアクセスエリアを示すための第2のリスト、LBTの境界アクセスエリアを示すための第3のリストの少なくとも1つを備えることができる。異なるベアラタイプを示すための第1のリストと第2のリストは、更に、異なるPTMベアラタイプあるいは異なるPTPベアラタイプを示すことができる。また、第1のリストと第2のリストは、アクセスエリアで指示されるベアラあるいはベアラタイプの可用性あるいは不可用性を示すことができる。アクセスエリアは、アクセスエリア識別子によってリストングの1つで示すことができる。選択的には、あるいはこれに加えて、アクセスエリアは、位置情報によって示すことができる。アクセスエリア識別子による指示は、有益的にシグナリングデータの量を削減するために有益でる。位置情報の指示は、ベアラ選択の空間分解能を改善するために有益である。
この必要性は、コンピュータプログラムによる更なる別の態様に従って達成される。コンピュータプログラムは、そのコンピュータプログラムが1つ以上のコンピュータデバイスで実行される場合に、本明細書で記載される1つ以上の方法のステップ群の1つ以上を実行するためのプログラムコード部分を備えている。コンピュータプログラムは、コンピュータ可読記録媒体に記憶することができる。このコンピュータ可読記録媒体には、例えば、固定あるいは書き換え可能メモリ、CD−ROM、あるいはDVDがある。コンピュータプログラムは、1つ以上のコンピュータネットワークを介してダウンロードのために提供することもできる。このコンピュータネットワークには、インターネット、セルラー通信ネットワーク、あるいは無線あるいは有線ローカルエリアネットワーク(LAN)がある。
上記の必要性は、複数のアクセスエリアとして、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラ(PTMタイプベアラ)とポイントツーポイントタイプベアラ(PTPタイプベアラ)との少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリアを有するネットワークに接続されている移動クライアントに対するベアラセレクタによる別の態様に従って達成される。ベアラセレクタは、受信機とプロセッサを備える。受信機は、移動クライアントのアクセスエリアを含む少なくとも2つの近隣アクセスエリアを備えるローカルベアラトポロジー(LBT)に関する情報を受信するように構成されていて、ここで、LBTに関する情報は、LBTの各アクセスエリアに対し、少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示している。プロセッサは、LBT情報に基づいてベアラ選択を実行するように構成されている。
上記の必要性は、複数のアクセスエリアとして、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラ(PTMタイプベアラ)とポイントツーポイントタイプベアラ(PTPタイプベアラ)との少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリアを有するネットワークのノードに対するベアラトポロジージェネレータによる別の態様に従って達成される。ベアラトポロジージェネレータは、プロセッサと送信機とを備える。プロセッサは、移動クライアントのアクセスエリアを含む少なくとも2つの近隣アクセスエリアを備えるローカルベアラトポロジー(LBT)に関する情報を判定するように構成されていて、LBTに関する情報は、LBTの各アクセスエリアに対して、少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示している。送信機は、LBT情報を移動クライアントへ送信するように構成されている。
本明細書で提示される技術を実施することができるPTP実現可能ネットワークの概要を示す図である。 本明細書で提示される技術を実施することができるPTM実現可能ネットワークの概要を示す図である。 ベアラセレクタの実施形態とベアラトポロジージェネレータの実施形態を備えるシステムの機能構成要素を示す図である。 ローカルベアラトポロジーの例を示す図である。 方法の実施形態を示すシグナリング図である。
以下の説明では、説明のためであって、限定することを目的とするものではなく、本明細書で提示される技術の完全なる理解を提供するために、特定の詳細が説明される。これには、特定のネットワークノード群、通信規格等を含む特定のネットワークシステムがある。この技術は、これらの特定の詳細から離れて、他の実施形態で実施することができることが当業者には明らかであろう。例えば、当業者は、以下で説明するMBMSサービスを実現するUMTSネットワークとは異なる無線通信ネットワーク群に関係して、この技術を実施することができることを理解するであろう。この技術は、また、有線通信システム、例えば、IPネットワークで実施することもできる。基本的には、本開示は、いくつかの種類のデータコンテンツが1つ以上の移動クライアントへ提供される、任意のPTM/PTM実現可能データ送信システム内で実施することができる。
当業者は、更に、以下で説明されるステップ群や機能群が、個別のハードウェア回路を使用して、あるいは、プログラム化マイクロプロセッサあるいは汎用コンピュータと協働して機能するソフトウエアを使用して、特定用途集積回路(ASIC)を使用して、あるいは1つ以上のデジタル信号プロセッサ(DSP)を使用して実現されても良いことを理解するであろう。この技術が方法として記載される一方で、コンピュータプロセッサと、そのコンピュータプロセッサに接続されるメモリで実現されても良いことも理解されるであろう。ここで、このメモリは、プロセッサによって実行される場合に、本明細書で開示される方法を実行する1つ以上のプログラム群で符号化されている。
図1は、(第3世代)PTP実現可能ネットワークの実施形態として、UMTSネットワーク100を示している。コンテンツプロバイダ110は、コンテンツデータを、UMTSネットワーク100のコアネットワーク120に接続されるあるいは含まれるブロードキャスト−マルチキャストサービスセンター(不図示)に提供する。コアネットワーク120は、回線交換ドメイン(不図示)とパケット交換ドメインに分割されている。コアネットワーク120のパケット交換要素群は、サービング(在圏)GPRSサポートノード(SGSN)122とゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)124を備えている。
UMTSネットワーク100は、更に、無線アクセスネットワーク130を備えている。無線アクセスネットワーク130は、無線ネットワークコントローラ(RNC、不図示)と、そのRNCに接続されるいくつかの基地トランシーバ(送受信機)局(あるいはノードB)132を備えている。各ノードB132は、1つ以上のセルエリア134を包囲し、ここには、1つ以上の移動クライアント136がノードB132に接続されている。
図1は、コアネットワーク120を通じてコンテンツプロバイダ110から、複数のPTPタイプのトランスポートベアラを介して無線アクセスネットワーク130の個々の移動クライアント136への、コンテンツデータ(あるコンテンツサービスに対応する)のPTP送信を矢印で示している。図1に示されるように、コンテンツプロバイダ110と各移動クライアント136との間には1つのPTP接続が存在する。
図1に示される個々のコンテンツデータの多くの個々のPTP送信に対して、PTM実現可能UMTSネットワーク100におけるMBMS規格に基づくPTM送信が図2の同様の配置に対して矢印で示されている。同様の参照番号は同様の構成要素を参照している。コンテンツプロバイダ110は、GGSN124におけるコアネットワーク120に進入する単一のコンテンツデータのストリームを提供し、そこで、1つ以上のSGSN122に分けられ、かつ更に、いくつかのノードB132に配信される。コンテンツデータは、各ノードB132によって、単一のPRMタイプのトランスポートベアラを介してPTM送信で複数の移動クライアント136に提供される。
例示の実施形態の以下の説明は、図1と図2で示されるPTPとPTM配信技術の両方をサポートするハイブリッドネットワークの例を使用する。MBMS規格とDVB−H規格は、PTPベアラに加えて使用されるPTM配信技術の例であり、これは、インタラクティブベアラであることが好ましい。
ハイブリッドネットワーク100を介して配信される各コンテンツサービスは、サービス識別子を有し、かつ1つ以上のPTMエリア内に配信される。各PTMエリアは、PTMエリア識別子を有している。MBMS規格の場合、PTMエリアは、MBMSサービスエリア(MSA)と呼ばれ、また、PTMエリア識別子は、MBMSサービスエリア識別子(MSAI)と呼ばれる。
各PTMエリアは、1つ以上のアクセスリアを備える。各アクセスエリアは、アクセスエリア識別子によって識別される。セルラーネットワークの場合、例えば、図1及び図2で示されるUMTSベースのハイブリッドネットワークの場合、各セルエリア134は、アクセスエリアの例であるが、各セルエリアは、複数の個別のアクセスエリアに分割されても良い。以下では、用語「アクセスエリア」は、セルアリア、ロケーションエリア、ルーティングエリア、あるいはトラッキングエリアの総称として使用する。本開示の概念は、ハイブリッドネットワーク100のこれらのすべてと他の空間的なセグメンテーションにも同様に適用する。本実施形態では、アクセスエリアセグメンテーションは、地理的粒度を定義し、ここでは、ベアラ可用性(及び不可用性)情報が定義され、かつ移動クライアント136へ提供される。
図3は、図1及び図2のUMTSネットワーク100の構成要素であっても良い、移動クライアント136の実施形態とネットワーク140の実施形態とを備えるシステム300を示している。ネットワークノード140は、コアネットワーク120と無線アクセスネットワーク130とを介して移動クライアント136に接続されている。この接続を介して、ローカルベアラトポロジー(LBT)情報150は、移動クライアント136へ送信される。
移動クライアント136は、受信機162とプロセッサ164に接続されるベアラセレクタ160を備える。移動クライアント136は、更に、プロセッサ164によって実行され、かつコンテンツデータを処理する受信機アプリケーション170を備える。受信機アプリケーション170は、例えば、モバイルTVアプリケーションであっても良い。移動クライアント136では、ベアラセレクタ160が、受信機162と受信機アプリケーション170の間で機能的に配置される。従って、ベアラセレクタ160は、コンテンツサービスの受信中には、ミドルウェアエージェントとして動作する。
固定ネットワーク側では、ネットワークノード140は、ブロードキャスト/マルチキャストサービスセンター(BM−SC)180と、ベアラトポロジージェネレータ(BTG)190とを備える。BM−SC180は、図1及び図2で示されるコンテンツプロバイダ110のようなコンテンツプロバイダ群(即ち、サードパーティコンテンツプロバイダ群)に対するエントリポイントとして動作することができる。また、BM−SC180は、コンテンツサービスに関するサービスアナウンスメント(告知)を提供するように構成されている。
移動クライアント136の受信機162は、ノード140からのサービスアナウンスメントを受信するように構成されている。移動クライアント136は、更に、PTP受信に対するPTP登録を送信するように構成されている。BM−SC180は、移動クライアント136からPTP登録を受信して解析するように構成されている。
ノード140のBTG190は、LBT情報を生成するように構成されている。本実施形態では、BTG190は、PTMエリア群から、各PTMエリアの1つ以上のアクセスエリアへのマッピングを提供するデータベース192を備える。MBMSコンテキストでは、このマッピングは、MBMSサービスエリア識別子(MSAI)からセルエリア識別子へのマッピングを含んでいる。また、データベース192は、無線アクセスネットワーク130内の構成要素の動作とメンテナンスに関する情報をステータスレジスタに記憶する。選択的には、このマッピングとステータスレジスタは、異なるデータベースに記憶することができる。更に選択的には、また、これに加えて、無線アクセスネットワーク130の構成要素の動作とメインテナンスに関するステータス情報は、無線アクセスネットワーク130から、動作及びメインテナンスインタフェース194を介して、BTG190によって直接リクエストすることができる。
図3に示されるノード140は、コアネットワーク120の外部にあるBM−SC180と一緒に配置されているBTG190を有し、そうすることで、これらの構成要素間の情報交換を容易にする。別の実施形態では、BTG190は、コアネットワーク120内、特に、SGSN122内あるいは、移動管理エンティティ(MME、不図示)に配置される。別の更なる実施形態では、BTG190は、無線アクセスネットワーク130内で完全に実現される。
図4を参照すると、BTG190によって定義されるあるいは生成される例示のLBT400がより詳細に示される。LBT400の生成においては、BTG190は、データベース192から取得可能なあるいはインタフェース194を介して取得可能なネットワークステータス情報と、特定のコンテンツサービスに対して定義されかつデータベース192に記憶されるPTMエリアを考慮に入れることができる。LBT400に関する情報、例えば、図3に示されるLBT情報150は、アクセスエリア識別子の1つ以上のリストを備える。一般的に言えば、これらのリストは、移動クライアント136の現在のロケーション(位置)あるいはアクセスエリアの周辺の直近のアクセスエリア群を示し、また、リストされている各アクセスエリアに対して、特定のエリア内でハイブリッドネットワーク100によって提供される少なくとも1つのベアラタイプ(及び/あるいはベアラ識別子)を更に示している。
第1の実施形態では、LBT400を表すLBT情報150は、各PTMエリア134a内にPTMタイプベアラを提供する、LBT400のアクセスエリアを含む第1のリストを備える。第2のリストは、各PTMアクセスエリア134b外のアクセスエリアのアクセスエリア識別子を含み、これは、PTPタイプベアラのみを提供する。LBT400のアクセスエリアの第3のリストは、境界アクセスエリア134cを示している。LBT400の境界アクセスエリア134cは、LBT400によって包囲されるアクセスエリア群のセットの周辺を囲む「リング」を記述する。境界アクセスエリア134cは、第1のリストと第2のリストのいずれか1つあるいは両方に含まれても良いし、あるいは第1のリストと第2のリストのいずれか1つあるいは両方から除外されていても良い。境界アクセスエリア群を含む場合、LBT情報150の代替の実施形態は、境界アクセスエリア群を示す追加の属性(第1のリスト及び第2のリストの少なくとも一方)を備える。
図4に示されるLBT400の実施形態は、ハイブリッドネットワーク100のハイブリッド基準として内部/外部PTM特性を使用する。LBT400の別実施形態では、LBT情報150は、対応するアクセスエリアがPTMタイプベアラ(PTMタイプベアラの平行プロビジョンとは独立して)を提供するかどうかを示すLBT400内のアクセスエリア群の代替の第2のリストを含んでいる。LBT400の後者の実施形態は、ハイブリッドネットワーク100のハイブリッド基準を記述するPTM/PTP特性に対する例である。LBT400の更なる実施形態では、LBT400のアクセスエリア群の第4のリストは、DVB−H PTM−タイプベアラを提供するアクセスエリア群を含んでいる(上述のMBMS PTMタイプベアラに代えて、あるいはそれに加えて)。LBT400の更なる実施形態では、ハイブリッドネットワーク100全体の不可用性を示す、あるいはLBT400に属するアクセスエリア群の特定のタイプのベアラの不可用性を示す、追加のリスト群が提供される。
LBT情報150(及びLBT400)は、移動クライアント136に対して(移動クライアント136の各リクエストに対して)個別に生成される、あるいはLBT情報150とLBT400とはデフォルトのパラメータ群とすることができる。個別化されているLBT400の場合では、LBT400の形状は、オプションとして、移動クライアント136の移動性に依存する。クライアントの移動性は、移動履歴あるいは移動予測(移動クライアントの方向及び速度)から導出することができる。移動クライアントの位置に依存して、LBT400は、常駐エリア群に対して円状に個別に形作ることができ、あるいは道路あるいは軌跡の場合にはより楕円状に個別に形作ることができる。移動クライアント136は、移動クライアント136の現在のアクセスエリア134dを識別すること及び監視することの一方を実行することができ、これは、エリア識別子によって(特に、セル識別子によって)識別される。クライアント移動性に依存してLBT400の形状を適合することは、高速道路に沿って移動する移動クライアントのLBT情報150に対する更新リクエスト数を削減する。
移動クライアント136に関して、ベアラセレクタ160のメインタスクは、現在のアクセスエリア134dに対する情報を取得するために、LBT情報150を評価することである。ベアラセレクタ160は、受信したLBT情報150に依存するコンテンツサービスの受信用の、好適なあるいは適切なベアラあるいはベアラタイプを選択し、かつ現在のアクセスエリア134dが境界アクセスエリア134cであるあるいは現在のアクセスエリア134dが境界アクセスエリア134cになる場合に、新規のLBT情報150に対するリクエスト群を送信する。LBT情報150に対するリクエストには、現在のアクセスエリア識別子、特に、現在のセル識別子あるいは他のロケーション情報を含めることができる。オプションとして、LBT情報150に対するリクエストは、更に、移動履歴あるいは移動予測を含んでいる。
移動クライアント136における受信機アプリケーション170に関しては、従来の電子プログラムガイド(EPG)あるいは電子サービスガイド(ESG)の機能を以下のように拡張することができる。モバイルTVサービスに対する既存のソリューションでは、移動クライアント136はEPGを受信する。このEPGは、移動クライアント136に、特定のコンテンツサービスが、PTM送信に対して特定のPTMベアラを介して提供される、あるいは提供されることになることを通知する。従来のEPGは、コンテンツサービス、例えば、「全国的な」モバイルTVサービスのストリーミングに対して良好に機能し、これは、EPGによってアナウンスされる時点で継続的に提供される。しかしながら、従来の技術は、地域的に適合したコンテンツサービスに対しては機能しない。これは、EPGによって提供される情報は、移動クライアント136の現在の位置とは独立しているからである。
拡張されたESGは、移動クライアント136の現在のアクセスエリア134dに適合していて、あるコンテンツサービスに対して、そのコンテンツサービスを提供するベアラあるいはベアラタイプを指示する。その結果、受信機アプリケーション170によって、利用可能なコンテンツサービスのリストを生成して、移動クライアント136のユーザに表示することができる。例えば、PTMタイプの通信範囲に及ばない地方のアクセスエリアでは、モバイルTVサービスは、PTPタイプベアラ上で利用可能なものであるとして示される。地域的に適合されているコンテンツサービスには、移動クライアント136の現在の位置に従ってそのリストに含まれる。従って、移動クライアント135の現在のアクセスエリアに提供されないコンテンツサービスは、拡張されたESGから削除される場合がある。
LBT400に加えて、拡張されたESGから得られる別の利点は、電力消費の削減とスタートアップ時間の削減である。従来の移動クライアント136は、移動クライアント136が現在接続しているアクセスエリア134がPTMベアラを提供しているかを検出することができない。つまり、従来の移動クライアント136は、無駄にバッテリ電力を消費する監視をしながら、PTMベアラをまったく提供しないアクセスエリアに停滞する継続的なベアラをループする。この問題は、特に、従来のハイブリッドモバイルTVクライアントに対して発生する。ここで、従来のハイブリッドモバイルTVクライアントは、好適なPTM送信への切換の機会を検出するために、コンテンツサービスが提供されるかどうかをPTMタイプベアラ上でチェックすることが要求される。例えば、PTMタイプベアラが永続的に利用不可能となっている地方のアクセスエリアに存在している従来のモバイルTVクライアント136(例えば、地方のアクセスエリア内に「ホームゾーン」を備えるクライアント)は、不必要にバッテリを浪費し、また、不必要にブロードキャストベアラをチェックするスタートアップ時間を浪費する。この問題は、正しいベアラタイプを提供する、LBT400及び拡張されたESGの少なくとも一方によって解決される。拡張されたESGは、有益的に、LBT400を組み合わせる。これは、受信されたLBT情報150がベアラタイプの変更を示す場合に、ベアラセレクタ160によってトリガーされるESG更新をリクエストすることができるからである。
ハイブリッドネットワーク100におけるノード140に関して、BTG190は、データベース192を保持する、あるいは少なくともデータベース192へのアクセスを有する(BTG190の限定的な実施形態)。データベース192は、更に、LBT400の形状に適合し、かつ境界アクセスエリア群を示すために、アクセスエリア134の地理的データを含んでいる。
ハイブリッドネットワーク100の、移動クライアント136とノード140との間のシグナリングのやり取りにおける方法のステップ群の概要が図5に示される。図3の実施形態のシステム300に対して既に示されるように、ノード140は、BM−SC180とBTG190を備える。ノード140は、コアネットワーク(CN)120と無線アクセスネットワーク(RAN)130によって移動クライアント136と接続され、この移動クライアント136は、ベアラセレクタ160と受信機アプリケーション170とを備える。
シグナリングステップ501において、BM−SC180は、サービス識別子(ID)とMBMSサービスエリア(MSA)とを提供する新規のサービスをBTG190に登録する。後者の情報は、BTG190によってデータベース192に記憶される。シグナリングステップ502において、BM−SC180は、他の情報の中で、特に、サービス識別子を提供するコンテンツサービスを公にアナウンスする。シグナリングステップ503で示されるように、BTG190に最近に登録されたサービスは、BTG190に、最近に登録されたコンテンツサービスのMSA識別子(MSA−ID)に対応するセル識別子をリクエストさせる。応答では、シグナリングステップ504において、無線アクセスネットワーク130は、BTG190に、自身のステータス情報を含む、MSAに対応するリクエストされたセル情報を提供する。提供されたセル識別子群と提供されたセルロケーション群は、BTG190によってデータベース192に記憶される。ステップ505において、このような情報に基づいて、BTG190は(徐々に)完全なネットワークトポロジー(LBT群を生成するための基礎を形成する)を生成する。
ステップ506で示されるように、コンテンツサービスの受信は、移動クライアント136のユーザ195によって開始される。受信機アプリケーション170(また、オプションでは、ESGあるいはEPG)と対話するユーザ195は、リクエスト対象のコンテンツサービスを判定する。ステップ507において、対応するサービス識別子が受信機アプリケーション170からベアラセレクタ160へ渡される。ベアラセレクタ160は、移動クライアント136の現在のアクセスエリア134d(特に、セル識別子)を判定し、また、オプションとして、移動クライアント136の移動履歴あるいは移動予測を判定する。シグナリングステップ508で示されるように、ベアラセレクタ160は、現在のセル識別子とサービス識別子を含み、また、オプションとして移動情報を含む、LBT情報に対するリクエストをノード140へ送信する。
このリクエストはBM−SC180(ハイブリッドネットワーク100によって提供されるマルチメディアサービスの少なくともサブセットを管理する)によって受信され、これは、シグナリングステップ509において、MSA識別子リストを使用してサービス識別子に解決し、その情報をBTG190へ転送する。ステップ510において、BTG190は、そのリクエストされたLBT情報を判定する。
デフォルトLBT情報(即ち、デフォルトのLBT群の内)の場合、LBT情報150は、アクセスエリア134dに依存する(特に、ステップ508におけるLBTリクエストで受信されるセル識別子に依存する)データベース(不図示)から取得される。個別に生成されたLBT情報(即ち、クライアントの個別のLBT群の内)の場合、BTG190は、クライアントの位置及び移動情報の少なくとも一方に依存してLBT情報を生成する。
LBTリクエストが移動情報(例えば、移動予測)を含んでいる場合、BTG190は、予測された軌跡に沿って伸張するようにLBT400の形状を適合する。移動情報が移動履歴を含んでいる場合、BTG190は、移動履歴に基づいて移動クライアント136の期待される将来の位置を計算する。例えば、移動クライアント136が移動履歴に従ってたまにしか移動していない場合、LBT400の形状はその移動クライアント136の位置周辺の小円エリアに設定される。オプションの移動情報がない場合、LBTの形状はデフォルト形状に設定される。オプションでは、BTG190は、受信したセル識別子とロケーション(位置)コンテキスト情報とを比較して、そのロケーションコンテキスト情報に従ってLBT400の形状を適合する。ロケーションコンテキスト情報は、移動クライアント136の現在位置の特定の地理的あるいは基礎的特徴の表示であっても良い。例えば、対応するセルが高速道路を包含する場合、LBTの形状は高速道路の方向に伸張される。
BTG190は、先に判定された、サービス識別子に対応するMSAのアクセスエリア群(特に、これらのセルエリア群)を、LBT400内のデータベース192からリクエストする。これらのアクセスエリア群に基づいて、BTG190は、PTMタイプベアラを介して、コンテンツサービスの可用性を示すLBT情報150に対する第1のリストを生成する。次に、BTG190は、LBT内のデータベース192からすべての他のアクセスエリア群(特に、セルエリア群)をリクエストする。これらのアクセスエリアに対して、BTG190は、PTPタイプベアラを介してコンテンツサービスの可用性を示す第2のリストを生成する。最終的には、LBT内のアクセスエリアに対するデータベース322内の地理的情報に基づいて、BTG190は、LBTの境界アクセスエリア群を識別する。これらの境界アクセスエリア群に基づいて、BTG190は第3のリストを生成する。
ステップ511において、BTGは、これらの3つのリストを備えるLBT情報150をBM−SC180に渡し、そこから、それは、CN120とRAN130を介して移動クライアント136へ送信される。ステップ512において、移動クライアント136では、LBT情報150は、ベアラセレクタ160へ渡される。ステップ513で示されるように、ベアラセレクタ160は、継続的に、移動クライアント136の現在のアクセスエリアの識別子を監視する。ベアラセレクタ160によって現在のアクセスエリア識別子を監視することは、従来の移動管理(MM)手順と組み合わせることができる。受信したLBT情報150(即ち、1つ以上のリストからの)から、ベアラセレクタ160は、どのベアラタイプが現在利用可能であるかを判定する。現在のベアラの可用性の変更の場合、あるいは移動予測が現在利用可能なベアラの更なる変更を示している場合、ステップ514において、ベアラセレクタ160は、ステップ515における受信機アプリケーション170への変更のシグナリングによって、ベアラ選択を実行する。ベアラセレクタ160がLBTの境界セルとして示される現在のセルを検出する場合、ベアラセレクタ160はシグナリングステップ508を繰り返して、新規のLBT情報をリクエストする。
上述の実施形態から明らかなように、本明細書で提示される技術は、様々な効果を提供する。まず、第一に、この技術は、図1から図3を参照して示されるような、既に存在し、かつ広く浸透している技術群に組み込むことができる。どのような場合でも、移動クライアント136は、ローカルベアラトポロジー400に関する情報を取得する。これは、特に、ハイブリッドプッシュブロードキャストサービスのすべての送信セッションを受信するために有益である。ベアラ選択に基づいて、移動クライアントは途切れなくかつ遅延することなくコンテンツサービスのコンテンツデータを受信する。移動クライアントは、更に、地域的に利用可能なベアラタイプに関する情報を得ることができ、これは、地域的なコンテンツサービスを示す拡張されたESGを効果的に組み合わせる。
移動クライアント136は自律的にLBTによって包囲されるエリアを移動することができるので、シグナリングデータの量が最少化される。また、大量のコンテンツサービスを受信する典型的にかなり大規模なグループの移動クライアント136に対する受信レポート群を評価する必要はない。総じて、シグナリングデータの量は削減され、また、LBT情報に対する更新の頻度はクライアントの移動に適合される。
最終的に、移動クライアントのエネルギー消費は削減される。これは、PTMタイプベアラの不可用性がLBT情報の現在のアクセスエリアに対して示される場合にはPTMベアラ群の受信を無効にすることができるからである。
上記では、本明細書で開示される技術を実現する原理、好適な実施形態及び様々なモードが例示的に記載されている。しかしながら、本発明は、上述の特定の原理、実施形態及びモードに制限されるものと解釈されるべきでない。むしろ、添付の請求項によって定義される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者によって様々な変形及び修正がなされても良いことが理解されるべきである。

Claims (19)

  1. 複数のアクセスエリア(134)として、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラであるPTMタイプベアラとポイントツーポイントタイプベアラであるPTPタイプベアラとの少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリア(134)を有するネットワーク(100)における移動クライアント(136)によるベアラ選択を制御する方法であって、
    ローカルベアラトポロジー(400)であるLBTに関するLBT情報(150)を受信するステップであって、前記LBT(400)が前記移動クライアント(136)のアクセスエリア(134)を含む少なくとも2つの近隣アクセスエリア(134)を備え、前記LBT情報(150)が前記LBT(400)のそれぞれのアクセスエリア(134)に対して少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示し、更に、前記LBT(400)の少なくとも1つのアクセスエリア(134)に対し、該アクセスエリアが前記LBT(400)の境界アクセスエリア(134c)であるかどうかを示している、前記LBT情報(150)を受信するステップと、
    前記LBT情報(150)に基づいてベアラ選択を実行するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記LBT情報(150)の受信と前記ベアラ選択の少なくとも一方は、前記移動クライアント(136)の前記アクセスエリア(134)の変更後に繰り返される、あるいは前記移動クライアント(136)の前記アクセスエリア(134)の変更によってトリガーされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記LBT情報(150)に対するLBTリクエストを、前記ネットワーク(100)のノード(140)へ送信するステップを更に備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記LBTリクエストは、前記ネットワーク(100)によって提供されるコンテンツサービスに関するサービス識別子を含み、
    前記LBT情報(150)で利用可能であると示される前記少なくとも1つのベアラは、前記コンテンツサービスを提供する
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記LBTリクエストと前記LBT情報(150)の少なくとも一方の送信は、前記移動クライアント(136)が前記少なくとも1つの境界アクセスエリア(134c)に存在する場合あるいは進入する場合にトリガーされる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ネットワーク(100)は、それぞれがコンテンツデータを提供する複数のコンテンツサービスを提供し、
    更に、サービス情報に対するサービスリクエストを前記ネットワーク(100)のノード(140)へ送信するステップであって、前記サービス情報が、前記複数のコンテンツサービス以外の、前記移動クライアント(136)の前記アクセスエリア(134)内で現在にあるいは将来に提供される少なくとも1つのコンテンツサービスを示し、かつ更に、前記少なくとも1つのコンテンツサービスに対して、どのベアラを選択するかを示している、送信するステップと、
    前記リクエストされたサービス情報を、前記ネットワーク(100)の前記ノード(140)から受信するステップと
    を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 複数のアクセスエリア(134)として、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラであるPTMタイプベアラとポイントツーポイントタイプベアラであるPTPタイプベアラとの少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリア(134)を有するネットワーク(100)における移動クライアント(136)によるベアラ選択を制御する方法であって、
    ローカルベアラトポロジー(400)であるLBTに関するLBT情報(150)を判定するステップであって、前記LBT(400)が前記移動クライアント(136)のアクセスエリア(134)を含む少なくとも2つの近隣アクセスエリア(134)を備え、前記LBT情報(150)が前記LBT(400)のそれぞれのアクセスエリア(134)に対して少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示し、更に、前記LBT(400)の少なくとも1つのアクセスエリア(134)に対し、該アクセスエリアが前記LBT(400)の境界アクセスエリア(134c)であるかどうかを示している、前記LBT情報(150)を判定するステップと、
    前記LBT情報(150)を前記移動クライアント(136)へ送信するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  8. 前記移動クライアント(136)から、前記LBT情報(150)に対するLBTリクエストを受信するステップを更に備える
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記LBT情報(150)を送信するステップは、前記移動クライアント(136)が現在のあるいは従前のLBT(400)の境界アクセスエリア(134c)に存在する場合あるいは進入する場合にトリガーされる
    ことを特徴とする請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記ネットワーク(100)は、それぞれがコンテンツデータを提供する複数のコンテンツサービスを提供し、
    更に、サービス情報に対するサービスリクエストを前記移動クライアント(136)から受信するステップであって、前記サービス情報が、前記複数のコンテンツサービス以外の、前記移動クライアント(136)の前記アクセスエリア(134)内で現在にあるいは将来に提供される少なくとも1つのコンテンツサービスを示し、かつ更に、前記少なくとも1つのコンテンツサービスに対して、どのベアラを選択するかを示している、受信するステップと、
    前記サービス情報を、前記移動クライアント(136)へ送信するステップと
    を備えることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記LBTリクエストは、前記ネットワーク(100)によって提供されるコンテンツサービスに関するサービス識別子を含み、
    前記LBT情報(150)で示される前記少なくとも1つのベアラは、前記コンテンツサービスを提供する
    ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記LBT情報(150)を判定するステップは、PTMエリア定義及びアクセスエリアステータスの少なくとも1つに基づいて、前記LBT情報(150)を生成することを含む
    ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記LBT情報(150)を判定するステップは、クライアントの移動情報に依存して、前記ネットワーク(100)のデータベースから前記LBT情報(150)を取得することを含む
    ことを特徴とする請求項7乃至12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記LBT(400)の形状は、前記移動クライアント(136)の前記アクセスエリア、ロケーション、ロケーション履歴、移動方向及び移動速度の少なくとも1つに関するクライアントの移動情報を考慮に入れている
    ことを特徴とする請求項7乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記LBT情報(150)は、PTMベアラアクセスエリア(134a)を示すための第1のリスト、PTPベアラアクセスエリア(134b)を示すための第2のリスト、及び境界アクセスエリア(134c)を示すための第3のリストの少なくとも1つを含む
    ことを特徴とする請求項7乃至14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 1つ以上のコンピュータデバイスによって実行される場合に、請求項1乃至15のいずれか1項に記載の方法を実行するためのプログラムコード部分を含むコンピュータプログラム。
  17. コンピュータ可読記録媒体に記憶されている
    ことを特徴とする請求項16に記載のコンピュータプログラム。
  18. 複数のアクセスエリア(134)として、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラであるPTMタイプベアラとポイントツーポイントタイプベアラであるPTPタイプベアラとの少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリア(134)を有するネットワーク(100)に接続されている移動クライアント(136)に対するベアラセレクタ(160)であって、
    ローカルベアラトポロジー(400)であるLBTに関するLBT情報(150)を受信するように構成されている受信機であって、前記LBT(400)が前記移動クライアント(136)のアクセスエリア(134)を含む少なくとも2つの近隣アクセスエリア(134)を備え、前記LBT情報(150)が前記LBT(400)のそれぞれのアクセスエリア(134)に対して少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示し、更に、前記LBT(400)の少なくとも1つのアクセスエリア(134)に対し、該アクセスエリアが前記LBT(400)の境界アクセスエリア(134c)であるかどうかを示している、前記LBT情報(150)を受信するように構成されている受信機と、
    前記LBT情報(150)に基づいてベアラ選択を実行するように構成されているプロセッサと
    を備えることを特徴とするベアラセレクタ(160)。
  19. 複数のアクセスエリア(134)として、それぞれがポイントツーマルチポイントタイプベアラであるPTMタイプベアラとポイントツーポイントタイプベアラであるPTPタイプベアラとの少なくとも一方をコンテンツデータの送信のために提供する複数のアクセスエリア(134)を有するネットワーク(100)におけるノード(140)に対するベアラトポロジージェネレータ(190)であって、
    ローカルベアラトポロジー(400)であるLBTに関するLBT情報(150)を判定するように構成されているプロセッサであって、前記LBT(400)が前記移動クライアント(136)のアクセスエリア(134)を含む少なくとも2つの近隣アクセスエリア(134)を備え、前記LBT情報(150)が前記LBT(400)のそれぞれのアクセスエリア(134)に対して少なくとも1つのベアラタイプの少なくとも1つのベアラの可用性あるいは不可用性を示し、更に、前記LBT(400)の少なくとも1つのアクセスエリア(134)に対し、該アクセスエリアが前記LBT(400)の境界アクセスエリア(134c)であるかどうかを示している、前記LBT情報(150)を判定するように構成されているプロセッサと、
    前記LBT情報(150)を前記移動クライアント(136)へ送信するように構成されている送信機と
    を備えることを特徴とするベアラトポロジージェネレータ(190)。
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