JP5344542B2 - 通信デバイス - Google Patents

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本発明は、第1の規格に従う通信と第2の規格に従う通信を行うことができる通信デバイスに関する。
近年、デジタルテレビ(DTV)等の映像機器のための通信インタフェース(I/F)として、デジタルハイビジョン伝送が可能なHigh−Definition Multimedia Interface(HDMI)が一般的になりつつある。HDMIは、主として映像伝送のために使用され、映像信号に加えて音声信号を1本のケーブルで伝送することが可能である。HDMIはまた、High−bandwidth Digital Content Protection(HDCP)と呼ばれる著作権保護の仕組みも備える。
HDMI規格のver1.3では、デジタルカメラ等の機器への接続を想定し、typeCと呼ばれる小型コネクタも規定されており、今後はより多くの映像機器への実装が予想される。
一方、ファイル単位等でのデータ送受信用の通信I/Fとしては、Universal Serial Bus(USB)が用いられることが多い。パーソナルコンピュータ(PC)は、通常、USB端子を備えており、また、USB端子を備えるDTVも増えてきている。
しかしながら、映像伝送のためにはHDMIを利用し、ファイル単位等でのデータ送受信のためにはUSBを利用するように、用途によって通信I/Fを使い分けるのはユーザにとって煩雑である。また、一般的なDTVは多くの入出力端子を持つため、HDMIケーブルやUSBケーブルを使い分けて接続することはユーザの混乱を招く要因ともなっている。更に、HDMI及びUSBの双方を実装するとコネクタ実装面積が増大するが、これは、デジタルカメラのような小型で高密度な実装が求められる機器にとっては好ましくない。
従来、複数のI/Fを利用可能な例として、複数のI/Fを持つメモリカードの提案が複数なされている。例えば、特許文献1では、USB及びSecure Digital(SD)等の複数のI/Fに同時に対応可能とし、接続先に応じていずれかの規格に対応して信号線を切り替えて使用可能なメモリカードが提案されている。
特開2004−288141号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、複数のI/Fを同時に使用することはできない。そのため、HDMI規格で映像を伝送しながら同時にUSB規格でファイルを転送するようなことはできない。HDMI規格は映像伝送のために用いられ、例えば、DTVで映画を鑑賞するために用いられる。そのため、HDMI規格とUSB規格とを同時に使用できない場合、例えばUSB規格でファイルを転送することが原因で、鑑賞中の映画の映像が途絶えてしまうという問題が発生する。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、1つのコネクタを第1の規格に従う通信と第2の規格に従う通信とに使用できるようにすることを目的とする。
発明に係る通信デバイスの一つは、第1の信号線と第2の信号線とを含む複数の信号線を有するコネクタと、第1規格に従通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第1通信手段と、第2規格に従通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第2通信手段と、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1通信手段に使用させるか、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2通信手段に使用させるかのいずれか一方を選択するための制御手段と有し、前記複数の信号線は、CECに準拠したコマンドを送信するための第3の信号線を含み、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させるようにするためのコマンドである第1のコマンドを前記第3の信号線を介して外部装置に送信し、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させるようにするためのコマンドである第2のコマンドを前記第3の信号線を介して前記外部装置に送信することを特徴とする。
発明に係る通信デバイスの一つは、第1の信号線と第2の信号線とを含む複数の信号線を有するコネクタと、第1の規格に従う通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第1の通信手段と、第2の規格に従う通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第2の通信手段と、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させるか、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させるかのいずれか一方を選択するための制御手段とを有し、前記複数の信号線は、第3の信号線を含み、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させるようにするために前記第3の信号線をアサートし、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させるようにするために前記第3の信号線をネゲートすることを特徴とする
発明によれば、1つのコネクタを第1の規格に従う通信と第2の規格に従う通信とに使用することが可能となる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念から下位概念までの種々の概念を理解するために役立つであろう。
なお、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせすべてが、本発明に必須とは限らない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る通信デバイスとしての、デジタルカメラ101及びテレビ(TV)110の構成を示すブロック図である。本実施形態において、デジタルカメラ101は、HDMI規格のソースとして動作し、また、USB規格のデバイス(ペリフェラル)として動作する。また、TV110は、HDMI規格のシンクとして動作し、USB規格のホストとして動作する。
なお、本実施形態では、HDMI規格(第1規格)とUSB規格(第2規格)との、2つの規格に従う通信を行う通信デバイスについて説明するが、HDMI規格及びUSB規格は一例であり、これら以外の規格に本実施形態を適用してもよい。
デジタルカメラ101は、撮影を行うカメラ部102と、音声の取得を行うマイクロフォン部103と、撮影した画像データの記録や再生を行う記録再生部104とを備える。デジタルカメラ101はまた、映像及び音声をTMDS通信チャネルを介して送信するHDMIトランスミッタ108と、記録された映像及び音声をHDMIトランスミッタ108から伝送可能な形態へと変換処理する映像音声処理部105とを備える。デジタルカメラ101は更に、各種制御を行うCPU106と、USBデバイス制御部107とを備える。
デジタルカメラ101は、HDMI規格に従う通信I/Fを備えるので、TMDS通信チャネルのための信号線、CEC通信チャネルのための信号線、及びDDC通信チャネルのための信号線を備える。デジタルカメラ101は、DDC通信チャネルのための信号線を、必要に応じてUSB規格に従うデータ通信のために使用することにより、TMDS通信チャネルを介した映像及び音声の伝送(HDMI規格の通信)と、USB規格の通信とを同時に実現する。そこで、デジタルカメラ101は、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格のデータ信号線(D+,D−)として使用するか、HDMI規格のDDC制御線(SCL,SDA)として使用するかを切り替える、セレクタ109を備える。
本願では、デジタルカメラ101において、HDMI規格に従う通信を行う要素を第1通信部と呼び、USB規格に従う通信を行う要素を第2通信部と呼ぶ(TV110においても同様)。
TV110は、映像を表示する表示部116と、音声を出力するスピーカ部117と、映像及び音声をTMDS通信チャネルを介して受信するHDMIレシーバ111と、USBホスト制御部115とを備える。TV110はまた、HDMIレシーバを介して受信した映像及び音声を処理する映像音声処理部113と、各種制御を行うCPU118と、TV110の構成や出力可能な解像度等の情報が格納されているメモリであるEDID ROM114とを備える。
TV110はまた、デジタルカメラ101と同様、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格のデータ信号線(D+,D−)として使用するか、HDMI規格のDDC制御線(SCL,SDA)として使用するかを切り替える、セレクタ112を備える。
デジタルカメラ101とTV110とは複合HDMIケーブル119で接続されている。複合HDMIケーブル119のピンの割り当て(ピンアサイン)を、図2乃至図4を参照して説明する。
図2は、HDMI規格のtypeAコネクタに基づく複合HDMIケーブル119のピンアサインを示す図である。図2に示すように、本実施形態では、SCL信号線のためのピン15をUSB規格のデータ信号線D+、SDA信号線のためのピン16をUSB規格のデータ信号線D−として共用する。また、DDCとCECのGround線であるピン17をUSB規格のGround線(GND)として共用する。また、USB規格の電力線であるVBUSは信号線としては設けず、後述するHDMI規格のCEC制御線で代用する。
ピン13に割り当てられるCEC制御線は、Consumer Electronics Controlと呼ばれる制御線であり、コマンドを送ることでHDMI接続を通して他の機器を操作するような用途で用いられる。具体的には、例えば、TVとHDDレコーダとをHDMIケーブルで接続し、TVのリモコンでHDDレコーダを操作するような場合に、CEC制御線を介してTVからHDDレコーダへ制御コマンドが送信される。また、HDMI規格によれば、CEC制御線による制御のために複数の制御コマンドが規定されているが、機器ベンダによる拡張が可能である。そこで、DDC通信チャネルのための信号線(ピン15及びピン16)を、USB規格のデータ信号線(D+,D−)として使用するか、HDMI規格のDDC制御線(SCL,SDA)として使用するかを切り替えるために、CEC制御線を使用する。
具体的には、「USB利用要求コマンド(第1切替指示)」と「USB停止要求コマンド(第2切替指示)」とを、CEC制御規格の拡張として定義し、切り替えの制御に使用する。「USB利用要求コマンド」および「USB停止要求コマンド」はCECの規格に違反しない限り、どのように定義してもよい。
また、図3に示すように、HDMI規格のtypeBコネクタに基づく複合HDMIケーブル119を使用してもよい。この場合、ピン25をD+、ピン26をD−、ピン27をGNDとし、ピン22のCECで切り替え制御を行う。更に、図4に示すように、HDMI規格のtypeCコネクタに基づく複合HDMIケーブル119を使用してもよい。この場合、ピン15をD+、ピン16をD−、ピン13をGNDとし、ピン14のCECで切り替え制御を行う。
図5は、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、USBホストであるTV110が、ユーザなどからUSBの利用要求を受け付けると、開始する。
S11で、TV110のCPU118は、DDC通信チャネルを介した通信が行われているか(通信を実行中か)否かを判定する。通信中の場合、通信が終了するまで待つ。DDC制御は、デジタルカメラ101がTV110の解像度等の情報をEDID ROM114から得るために主として使用され、通常は機器の接続時や解像度の変更時にのみ使用されるため、使用頻度は低い。そのため、USBの利用要求が長時間待たされる可能性は低い。DDC通信チャネルを介した通信が行われていなければ、S12に進む。
S12で、CPU118は、拡張CECコマンドとして「USB利用要求コマンド」をデジタルカメラ101へCEC制御線を通して送信する。
「USB利用要求コマンド」の送信後、S13で、CPU118はセレクタ112を制御し、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える。この段階で、TV110は、USB規格に従う通信を実行可能な状態となる。
一方、デジタルカメラ101のCPU106は、S14で、S12で送信された「USB利用要求コマンド」を受信するまで待つ。
「USB利用要求コマンド」を受信すると、S15で、CPU106はセレクタ109を制御し、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える。この段階で、デジタルカメラ101も、USB規格に従う通信を実行可能な状態となる。
以降は通常のUSB規格に従って、TV110とデジタルカメラ101とは相互に通信を行うことができる。
図6は、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。即ち、図6は、図5とは逆の処理を示す。
S21で、TV110のCPU118は、USB規格に従う通信が完全に終了するまで待ち、通信の終了後、S22へ進む。
S22で、CPU118は、「USB停止要求コマンド」をデジタルカメラ101へCEC制御線を通して送信する。
「USB停止要求コマンド」の送信後、S23で、CPU118はセレクタ112を制御し、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える。この段階で、TV110は、USB規格に従う通信が実行不可能になり、HDMI規格に従うDDC通信チャネルを介した通信が可能になる。
一方、デジタルカメラ101のCPU106は、S24で、S22で送信された「USB停止要求コマンド」を受信まで待つ。
「USB停止要求コマンド」を受信すると、CPU106はセレクタ109を制御し、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える。この段階で、デジタルカメラ101も、USB規格に従う通信が実行不可能になり、HDMI規格に従うDDC通信チャネルを介した通信が可能になる。
このように、TV110及びデジタルカメラ101は、CEC制御線をUSBの利用要求及び停止要求のために利用する。即ち、CEC制御線の制御コマンドを、USBのVBUS信号のON/OFFとして代用し、「USB利用要求コマンド」発行後、「USB停止要求コマンド」が発行されるまで、VBUSがONであるものと見なす。
なお、TV110とデジタルカメラ101とのいずれかの電源投入直後、もしくは複合HDMIケーブル119による接続直後は、セレクタ109及び112はHDMI規格のための通信部を選択した状態であるとする。これにより、複合HDMIケーブル119に対応していない機器は、従来通り、HDMI規格に従う通信が可能である。
上述の構成により、HDMIのTMDS通信チャネルで映像及び音声を送受信しながら同時にUSB規格でデータを送受信することが可能となる。HDMIの規格上、映像及び音声の送受信にはTMDS通信チャネルを3チャネル使用するが、上述の拡張CECコマンドは、TMDS通信チャネルによる映像及び音声の送信や制御を妨げない。
更に、上述の構成によれば、HDMI規格で使用しているDDC制御線のためのピンをUSB規格と共用し、切り替えるため、従来のHDMIコネクタをそのまま使用することが可能である。
また、PC(USBホスト)にUSBデバイスを接続することを考えると、映像はUSB機器からPCへ転送され、USBデバイスの制御はPCが行うことが多い。これを本実施形態に適用すると、映像はデジタルカメラ101からTV110へ転送され、デジタルカメラ101の制御はTV110が行う。従って、一方の通信デバイスをHDMIソース且つUSBデバイスとし、他方の通信デバイスをHDMIシンク且つUSBホストとすることで、従来のPCを用いたUSBデバイスの制御と互換性を保つことが可能となる。しかしながら、もちろん、一方の通信デバイスをHDMIソース且つUSBホストとし、他方の通信デバイスをHDMIシンク且つUSBデバイスとしても構わない。
なお、USBの規格上はデータ線であるD+、D−は2本の線をよりあわせたツイストペアケーブルである必要がある。また、USBの規格としては12Mbps以上の通信速度に対応する場合はシールド付きのツイストペアケーブルSTP(Shielded Twisted Pair)とする必要がある。そのため、図2のピン15とピン16、図3のピン25とピン26、図4のピン15とピン16は、シールド付きのツイストペアとする。HDMI規格のSCL信号線及びSDA信号線は低速の通信線であり、シールド付きのツイストペアである必要はないが、そうであっても通信機能に問題を生じることはない。
また、デジタルカメラ101やTV110がUSBの機能を具備していない場合にも複合HDMIケーブル119は使用可能であり、通常通りHDMI規格の通信を実行可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信デバイスとしてのデジタルカメラ101(及びTV110)は、DDC通信チャネルを介した通信を行う第1通信部と、DDC通信チャネルのための信号線を介した通信を行う第2通信部とを備える。そして、CPU及びセレクタが、DDC通信チャネルのための信号線を使用させる通信部として、第1通信部と第2通信部とのうちのいずれか一方を選択する。
これにより、通信デバイスにおいて、通信I/Fのためのコネクタの肥大化を抑制しつつ、2つの規格に従う通信を同時に実行することが可能となる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では、CEC制御線の制御コマンドを、USBのVBUS信号のON/OFFとして代用したが、第2の実施形態では、HDMI規格の予約された信号線(Reservedピン)をVBUS信号線として使用する。これにより、後述する複合HDMIケーブル208は、Reservedピンにもケーブルを接続する必要があるが、USBバスパワーを利用することが可能になる。
図7は、第2の実施形態に係る通信デバイスとしての、デジタルカメラ201及びTV207の構成を示すブロック図である。図7において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
デジタルカメラ201は、Reservedピンの状態を検知可能なUSBデバイス制御部202とセレクタ203とを備える。
TV207は、CPU206の制御に従って状態が切り替わり、Reservedピンをアサート又はネゲートすることができるセレクタ205を備える。TV207はまた、セレクタ205の状態に応じて、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格のデータ信号線(D+,D−)として使用するか、HDMI規格のDDC制御線(SCL,SDA)として使用するかを切り替える、セレクタ204を備える。
デジタルカメラ201とTV207とは複合HDMIケーブル208で接続されている。複合HDMIケーブル208のピンの割り当て(ピンアサイン)を、図8乃至図10を参照して説明する。
図8は、HDMI規格のtypeAコネクタに基づく複合HDMIケーブル208のピンアサインを示す図である。本実施形態では、ピン15をD+、ピン16をD−、ピン17をGNDとして、HDMI規格のピンとUSB規格のピンとを共用する。また、HDMI規格ではReservedとされているピン14を、USB規格の電源であるVBUSとして使用する。また、HDMI規格ではReservedピンは定義されているがデバイスに接続されないため、前述の通り、ピン14によりデジタルカメラ201とTV207とが接続されるように複合HDMIケーブル208を構成する。
USB使用時には、CPU206はセレクタ205を制御し、Reservedピンに5ボルト(5V)の電圧を印加する(即ち、Reservedピンをアサートする)。セレクタ203及びセレクタ204は、Reservedピンがアサートされると、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える。USBホスト制御部115及びUSBデバイス制御部202は、Reservedピンがアサートされた状態を、擬似的にUSBケーブルが挿入された状態と見なす。
また、図9に示すように、HDMI規格のtypeBコネクタに基づく複合HDMIケーブル208を使用してもよい。この場合、ピン25をD+、ピン26をD−、ピン27をGNDとし、ピン24のReservedピンをVBUSとして利用することで切り替え制御を行う。なお、typeBの場合、ピン23もReservedピンとして規定されているため、ピン23を切り替え制御のために使用してもよい。更に、図10に示すように、HDMI規格のtypeCコネクタに基づく複合HDMIケーブル208を使用してもよい。この場合、ピン15をD+、ピン16をD−、ピン13をGNDとし、ピン17のReservedピンをVBUSとして利用することで切り替え制御を行う。
図11は、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートの処理は、USBホストであるTV207が、ユーザなどからUSBの利用要求を受け付けると、開始する。なお、図11において、図5と同様の処理を行うステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
S32で、TV207のCPU206はセレクタ205を制御し、Reservedピンをアサートする。
S33で、セレクタ204はReservedピンのアサートを検知すると、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える。この段階で、TV207は、USB規格に従う通信を実行可能な状態となる。
一方、デジタルカメラ201のセレクタ203は、S34で、複合HDMIケーブル208を介してReservedピンがアサートされるまで待つ。
Reservedピンがアサートされると、S35で、セレクタ203は、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える。この段階で、デジタルカメラ201も、USB規格に従う通信を実行可能な状態となる。
以降は通常のUSB規格に従って、TV207とデジタルカメラ201とは相互に通信を行うことができる。
逆の切り替え手順として、図12にUSBデータ線からDDC制御線への切り替え制御フローチャートを示す。
図12は、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。即ち、図12は、図11とは逆の処理を示す。なお、図12において、図6と同様の処理を行うステップには同一の符号を付し、説明を省略する。
S42で、TV207のCPU206はセレクタ205を制御し、Reservedピンをネゲートする。
S43で、セレクタ204はReservedピンのネゲートを検知すると、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える。この段階で、TV207は、USB規格に従う通信が実行不可能になり、HDMI規格に従うDDC通信チャネルを介した通信が可能になる。
一方、デジタルカメラ201のセレクタ203は、S44で、複合HDMIケーブル208を介してReservedピンがネゲートされるまで待つ。
Reservedピンがネゲートされると、S45で、セレクタ203は、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える。この段階で、デジタルカメラ101も、USB規格に従う通信が実行不可能になり、HDMI規格に従うDDC通信チャネルを介した通信が可能になる。
このようにReservedピンを利用する場合には、擬似的なUSBケーブルの挿抜を実現し、Reservedピンを介した電力の供給が可能となるため、USBバスパワーの利用が可能となる。
また、第1の実施形態とは異なり、HDMIのCEC信号線を利用しないため、CEC通信を妨げることなく、またCEC命令の拡張を行うことなく、USB規格の利用が可能となる。
また、デジタルカメラ201やTV207がUSBの機能を具備していない場合にも複合HDMIケーブル208は使用可能であり、通常通りHDMI規格の通信を実行可能である。
なお、TV207とデジタルカメラ201いずれかの電源投入直後、もしくは複合HDMIケーブル208による接続直後は、セレクタ205はReservedピンをネゲートした状態であるものとする。これにより、複合HDMIケーブル208に対応していない機器は、従来通り、HDMI規格に従う通信が可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、通信デバイスとしてのデジタルカメラ201(及びTV207)は、HDMI規格の予約された信号線(Reservedピン)をVBUS信号線として使用する。
これにより、USBバスパワーを利用することが可能になる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態、及び第2の実施形態では、通信デバイスとしての、デジタルカメラ及びTVについて説明した。ところで、デジタルカメラ及びTVのうちの一方が、本発明に係る通信デバイスでなく、HDMI規格の通信I/FとUSB規格の通信I/Fとを独立して備える場合、第1の実施形態、及び第2の実施形態で説明した複合HDMIケーブルを利用できない。
そこで、第3の実施形態では、複合HDMIケーブルを、独立したHDMIケーブルとUSBケーブルとに変換する、変換アダプタについて説明する。
図13は、複合HDMIケーブル119(第1の実施形態に対応)を独立したHDMIケーブルとUSBケーブルとに変換する、変換アダプタ303の構成を示すブロック図である。図13において、図1と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
TV306は、HDMI規格の通信機能とUSB規格の通信機能とを備え、それぞれの規格のために独立したコネクタを備える。
変換アダプタ303は、複合ケーブルコネクタ301(第1コネクタ)と、HDMIコネクタ305(第2コネクタ)と、USBコネクタ307(第3コネクタ)とを備える。複合ケーブルコネクタ301は、デジタルカメラ101を第1通信デバイスとして接続する。また、HDMIコネクタ305は、HDMI規格に従うTV306の通信デバイス(第2通信デバイス)を接続し、USBコネクタ307は、USB規格に従うTV306の通信デバイス(第3通信デバイス)と接続する。
変換アダプタ303はまた、第1の実施形態で説明した、CECの拡張コマンドである「USB利用要求コマンド」及び「USB停止要求コマンド」を解釈するCEC解釈部302を備える。また、複合ケーブルコネクタ301のDDC通信チャネルのための信号線を、HDMIコネクタ305のDDC通信チャネルのための信号線とUSBコネクタ307のデータ通信のための信号線とのうちのいずれか一方と接続する、セレクタ304を備える。
変換アダプタ303のCEC解釈部302は、デジタルカメラ101からCEC通信チャネルを介して受信した指示(CECコマンド)に従い、セレクタ304による接続先の切り替えを行う。具体的には、CEC解釈部302が「USB利用要求コマンド」を受信すると、セレクタ304は、DDC通信チャネルのための信号線を介してUSB規格の通信を行うように切り替わる。また、CEC解釈部302が「USB利用停止コマンド」を受信すると、セレクタ304は、HDMI規格のDDC通信チャネルを介した通信を行うように切り替わる。
図14は、複合HDMIケーブル208(第2の実施形態に対応)を独立したHDMIケーブルとUSBケーブルとに変換する、変換アダプタ402の構成を示すブロック図である。図14において、図7又は図13と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
変換アダプタ402は、デジタルカメラ201を第1通信デバイスとして接続する、複合ケーブルコネクタ401を備える。また、複合ケーブルコネクタ401のDDC通信チャネルのための信号線を、HDMIコネクタ305のDDC通信チャネルのための信号線とUSBコネクタ307のデータ通信のための信号線とのうちのいずれか一方と接続する、セレクタ403を備える。
セレクタ403は、複合HDMIケーブル208のReservedピンのための信号線の状態に基づいて、接続を切り替える。具体的には、Reservedピンがアサートされると、セレクタ403は、DDC通信チャネルのための信号線を介してUSB規格の通信を行うように切り替わる。また、Reservedピンがネゲートされると、セレクタ403は、HDMI規格のDDC通信チャネルを介した通信を行うように切り替わる。
以上説明したように、本実施形態によれば、変換アダプタは、第1又は第2の実施形態に係る複合HDMIケーブルを、独立したHDMIケーブルとUSBケーブルとに変換する。
これにより、第1又は第2の実施形態に係る通信デバイスを、複合HDMIケーブルを用いて、2つの通信規格それぞれに独立した通信I/Fを備える通信デバイスに接続することが可能となる。
なお、上記3つの実施形態において接続される機器は、デジタルカメラとTVに限定されず、HDMI及びUSBの双方、或いは一方が使用可能な機器全てを利用できる。具体的には、HDDレコーダ、DVDレコーダ、PC、セットトップボックス、デジタルビデオカメラ、携帯電話等が挙げられる。
更に、第3の実施形態においては、HDMIコネクタ305とUSBコネクタ307には別々の機器を接続し、HDMI規格の通信とUSB規格の通信とを同時に行うことも可能である。
[その他の実施形態]
上述した各実施形態の機能を実現するためには、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体をシステム或は装置に提供してもよい。そして、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、上述した各実施形態の機能が実現される。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した各実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、上述した各実施形態の機能を実現するための構成は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することだけには限られない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施形態の機能が実現される場合も含まれている。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した各実施形態の機能が実現される場合も含むものである。
第1の実施形態に係る通信デバイスとしての、デジタルカメラ及びテレビ(TV)の構成を示すブロック図である。 HDMI規格のtypeAコネクタに基づく、第1の実施形態に係る複合HDMIケーブルのピンアサインを示す図である。 HDMI規格のtypeBコネクタに基づく、第1の実施形態に係る複合HDMIケーブルのピンアサインを示す図である。 HDMI規格のtypeCコネクタに基づく、第1の実施形態に係る複合HDMIケーブルのピンアサインを示す図である。 第1の実施形態に係る、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信デバイスとしての、デジタルカメラ及びTVの構成を示すブロック図である。 HDMI規格のtypeAコネクタに基づく、第2の実施形態に係る複合HDMIケーブルのピンアサインを示す図である。 HDMI規格のtypeBコネクタに基づく、第2の実施形態に係る複合HDMIケーブルのピンアサインを示す図である。 HDMI規格のtypeCコネクタに基づく、第2の実施形態に係る複合HDMIケーブルのピンアサインを示す図である。 第2の実施形態に係る、DDC通信チャネルのための信号線を、HDMI規格による使用からUSB規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る、DDC通信チャネルのための信号線を、USB規格による使用からHDMI規格による使用へ切り替える処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る複合HDMIケーブルを独立したHDMIケーブルとUSBケーブルとに変換する変換アダプタを示すブロック図である。 第2の実施形態に係る複合HDMIケーブルを独立したHDMIケーブルとUSBケーブルとに変換する変換アダプタを示すブロック図である。

Claims (21)

  1. 第1の信号線と第2の信号線とを含む複数の信号線を有するコネクタと、
    第1規格に従通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第1通信手段と
    第2規格に従通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第2通信手段と、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1通信手段に使用させるか、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2通信手段に使用させるかのいずれか一方を選択するための制御手段と
    有し、
    前記複数の信号線は、CECに準拠したコマンドを送信するための第3の信号線を含み、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させるようにするためのコマンドである第1のコマンドを前記第3の信号線を介して外部装置に送信し、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させるようにするためのコマンドである第2のコマンドを前記第3の信号線を介して前記外部装置に送信する
    ことを特徴とする通信デバイス。
  2. 前記第1の信号線と前記第2の信号線とは、前記第1の規格におけるDDC通信に用いられる信号線に対応することを特徴とする請求項1に記載の通信デバイス。
  3. 前記第1の信号線は、前記第1の規格におけるSCL信号線に対応し、前記第2の規格におけるD+信号線に対応することを特徴とする請求項1または2に記載の通信デバイス。
  4. 前記第2の信号線は、前記第1の規格におけるSDA信号線に対応し、前記第2の規格におけるD−信号線に対応することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  5. 前記複数の信号線は、第4の信号線を含み、
    前記第4の信号線は、前記第1の規格におけるグランド線に対応し、前記第2の規格におけるグランド線に対応することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  6. 前記第1のコマンドを前記外部装置から受信した場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2通信手段に使用させるようにすることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  7. 前記第2のコマンドを前記外部装置から受信した場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1通信手段に使用させるようにすることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  8. 前記第1規格はHDMI規格に対応し、前記第2規格はUSB規格に対応することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  9. 前記通信デバイスHDMI規格におけるシンクとして動作しUSB規格におけるホストとして動作することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  10. 前記通信デバイスHDMI規格におけるソースとして動作しUSB規格におけるデバイスとして動作することを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  11. 第1の信号線と第2の信号線とを含む複数の信号線を有するコネクタと、
    第1の規格に従う通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第1の通信手段と、
    第2の規格に従う通信を前記第1の信号線と前記第2の信号線とを介して行うための第2の通信手段と、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させるか、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させるかのいずれか一方を選択するための制御手段と
    を有し、
    前記複数の信号線は、第3の信号線を含み、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させるようにするために前記第3の信号線アサートし、
    前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させることが選択された場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させるようにするために前記第3の信号線をネゲートする
    ことを特徴とする通信デバイス。
  12. 前記第1の信号線と前記第2の信号線とは、前記第1の規格におけるDDC通信に用いられる信号線に対応することを特徴とする請求項11に記載の通信デバイス。
  13. 前記第1の信号線は、前記第1の規格におけるSCL信号線に対応し、前記第2の規格におけるD+信号線に対応することを特徴とする請求項11または12に記載の通信デバイス。
  14. 前記第2の信号線は、前記第1の規格におけるSDA信号線に対応し、前記第2の規格におけるD−信号線に対応することを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  15. 前記複数の信号線は、第4の信号線を含み、
    前記第4の信号線は、前記第1の規格におけるグランド線に対応し、前記第2の規格におけるグランド線に対応することを特徴とする請求項11から14のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  16. 前記第3の信号線が外部装置によってアサートされた場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第2の通信手段に使用させるようにすることを特徴とする請求項11から15のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  17. 前記第3の信号線が外部装置によってネゲートされた場合、前記制御手段は、前記第1の信号線と前記第2の信号線とを前記第1の通信手段に使用させるようにすることを特徴とする請求項11から15のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  18. 前記複数の信号線は、第5の信号線を含み、
    前記第5の信号線は、前記第2の規格における電力供給線に対応することを特徴とする請求項11から17のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  19. 前記第1の規格はHDMI規格に対応し、前記第2の規格はUSB規格に対応することを特徴とする請求項11から18のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  20. 前記通信デバイスは、HDMI規格におけるシンクとして動作し、USB規格におけるホストとして動作することを特徴とする請求項11から19のいずれか1項に記載の通信デバイス。
  21. 前記通信デバイスは、HDMI規格におけるソースとして動作し、USB規格におけるデバイスとして動作することを特徴とする請求項11から20のいずれか1項に記載の通信デバイス。
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