JP5343801B2 - 遺伝子処理装置用伝熱装置及び遺伝子処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対象物に伝熱させるための伝熱装置及び伝熱機構を備えた装置に関するものであり、特に遺伝子検査等に用いる反応容器の伝熱装置及び伝熱機構を備えた遺伝子処理装置に関する。
遺伝子検査は、一塩基多型(SNP:single nucleotide polymorphisms)のように薬剤代謝などで個人ごとに違いが起きる原因となる遺伝子の差異を検出することで、副作用を避け患者個人に最適な医療(薬剤)を提供することが可能となるテーラーメイド(オーダーメイド)医療に利用が可能な技術として近年着目されている技術である。
遺伝子検査技術は、検体から精製した核酸(DNA)を用いて検査を行う機種が検査機器会社などから種々市場に投入されている。これらの機器では、遺伝子増幅反応のための温度調節装置が必要であり、一般的にはプレートやチューブ等の反応容器をそれぞれの先端形状と一致した伝熱ブロックにセットし、上から蓋で押さえつけることによって伝熱を行い、遺伝子増幅反応を実施している。
しかし、これら反応容器の先端形状と伝熱ブロックの形状を完全に一致させることは困難であり、遺伝子増幅反応が効率的に実施できていないという課題があった。特に、特許文献1のように反応部が樹脂ではなく金属で形成した場合、樹脂で形成されたプレートやチューブのように遺伝子増幅反応中での内圧の上昇による膨張で伝熱ブロックとの密着性が向上するようなことは期待できず、いかに金属で形成した反応容器と伝熱ブロックとの密着性を向上させるか、という点が大きな課題であった。
一方、電子モジュールの放熱や熱伝導用に用いられる伝熱装置には、伝熱装置の対象物との接触部分に低融点金属が配置され、熱によって低融点金属を溶融することにより伝熱性を向上させたものがある。特許文献2は、マイクロブロセッサおよびチップとヒートシンク間で適用したものである。特許文献3は、熱電発電モジュールとヒートシンク間で適用したものである。これらの組み合わせでは、一度セットすれば継続して接触が保たれた状態で使用される。また、特許文献2及び3のいずれも対象物と伝熱装置の接触面が平面同士の接触である。
上記のような従来の低融点金属を用いた伝熱装置において、対象物との接触と開放を繰り返して実施するような使用様態のものはなかった。さらに、遺伝子検査等に用いられる、温度調節部分が非平面状の容器に対して密着性の良い伝熱装置が求められていた。
国際公開番号WO2009/054473 特開2007−173825号公報 特開2007−116086号公報
以上のような背景から、本発明では、遺伝子検査等に用いるような温度調節部が非平面状の容器に対して密着性、熱伝導性の良い伝熱装置を提供することを目的とする。また、遺伝子解析チップの加工寸法のバラツキに依存することなく、凹凸面を持つ遺伝子解析チップに対して、遺伝子増幅反応を行う伝熱部に隙間なく密着させて温調を行い、遺伝子増幅反応させることで、遺伝子増幅反応の反応性向上させた遺伝子処理装置を提供する。
この課題に対して、本発明は金属で形成した反応ウェルが伝熱ブロックと接触する箇所に融点が99℃以下の低融点金属を配置することにより、遺伝子増幅反応中に低融点金属が溶融し、金属で形成した反応ウェルと低融点金属の密着性を向上させることによって解決したものである。具体的には、
第1の発明として、対象物の突出した部位と熱伝導する遺伝子処理装置用伝熱装置であって、前記対象物が基板とカバー材から構成される解析チップであり、前記突出した部位に対応して設けられた凹部を有する伝熱ブロックと、前記凹部に形成された低融点金属層と、を備え、前記低融点金属層の低融点金属の融点が、25℃よりも大きく99℃以下である遺伝子処理装置用伝熱装置としたものである。
さらに第2の発明として、第1の発明において、前記伝熱ブロックが、銀、銅、アルミのいずれかである遺伝子処理装置用伝熱装置としたものである。
さらに第3の発明として、第1又は第2の発明において、前記低融点金属層の低融点金属の融点が、遺伝子増幅反応の温度サイクル範囲外の遺伝子処理装置用伝熱装置としたものである。
さらに第4の発明として、第1〜3の発明において、前記低融点金属層の材料が、鉛、錫、カドミウム、ビスマス、あるいはインジウムを含む合金である遺伝子処理装置用伝熱装置としたものである。
さらに第5の発明として、第1〜4の発明において、対象物はプレート状であって、プレート面に複数の突出した部位を持ち、これに対応する複数の前記凹部が形成されている遺伝子処理装置用伝熱装置としたものである。
さらに第6の発明として、第1〜5の発明において、伝熱ブロックに熱的に接続されたサーモモジュールを有する遺伝子処理装置用伝熱装置としたものである。
さらに第7の発明として、第1〜6の発明の遺伝子処理装置用伝熱装置を備えたことを特徴とする遺伝子処理装置としたものである。
本発明によれば、熱処理時に低融点金属の融点以上になると、低融点金属が溶融するため対象物と伝熱部間の隙間にも接触することが可能となり、熱伝導性を向上させることができる。また、対象物の突出した部位(凸部)に対応する伝熱ブロックの凹部と、凸部の間に低融点金属層が存在するため、凸部の寸法に依存することなく密着させることが可能になる。
このような伝熱装置を遺伝子処理装置に用いることにより、遺伝子解析チップの伝熱部に接触する面全体が密着することが可能になるため、遺伝子増幅反応の高速化が可能となる。
本発明の伝熱装置を説明するための実施例の断面模式図である。 本発明の伝熱装置を説明するための比較例の断面模式図である。 遺伝子解析チップの斜視図である。 PCR法による遺伝子増幅反応における実施例及び比較例の温度変化を表す比較図である。 実施例及び比較例の遺伝子処理装置を用いたインベーダー反応におけるFAM蛍光強度の比較図である。 実施例及び比較例の遺伝子処理装置を用いたインベーダー反応におけるRED蛍光強度の比較図である。
図1は、本発明の伝熱装置を用いた遺伝子処理装置の一様態の概略断面図である。本発明の伝熱装置は、対象物に接する伝熱ブロックを備えた対象物の所定位置に加熱や冷却等の熱処理を行うための伝熱機構である。図1の伝熱装置100の例では、遺伝子解析チップ1に形成された反応容器2が熱処理の対象であり、突出した反応容器の底部(基板凸部8)が熱伝導させる部位である。本発明の伝熱装置は、伝熱ブロックの対象物と接する面に当該突出した部位に対応する凹部6を有し、さらにこの凹部に低融点金属層14が形成されている。本発明の伝熱装置によれば、熱処理時に低融点金属層に用いた低融点金属の融点よりも高温にすることにより、凹部に配置された対象物の突出部位と、伝熱ブロックの隙間を液体金属で埋めることが可能になる。このため、熱伝導率を向上し、温度制御の精度を上げることができる。
図2は、比較例として示した従来の伝熱装置を用いた遺伝子処理装置の一様態の概略断面図である。図1と同じ部位については一部符号を省略している。比較例の伝熱装置200では、熱伝導させる部位に伝熱ブロック9に直接接触させて伝熱を実施している。しかしこの方法では、対象物の伝熱装置との接触側凸部8の加工寸法のバラツキや、対象物凸部と伝熱ブロック凹部6との位置合わせマージンを確保する必要があるため、基板側凸部(ここでは半球状)とそれに対応した伝熱ブロックの凹部を隙間なく接触させることは困難であり、僅かな隙間が生じ、熱伝導の効率が低下してしまうという問題が生じる。
図1で示すように、本発明の伝熱装置では、伝熱ブロックの凹部6は対応する対象物凸部8の形状よりも一回り大きく取ることができることから、位置合わせマージンを大きく取ることができる。また凹部の形状も、正確に凸部の形状に一致させる必要がないことから、例えば断面が弧状の6aや、矩形状の凹部6b等を適宜選択することができる。伝熱ブロックの材料としては、ヒートスプレッダとして一般的に用いられている熱伝導率の高い材料を用いることができ、具体的にはアルミニウム、銀、銅等の金属を好適に使用することができる。
伝熱ブロックの凹部6に形成する低融点金属層14の材料としては、鉛、錫、カドミウム、ビスマス、あるいはインジウムを含む合金を好適に用いることができる。低融点金属の特性としては、室温(25℃)で固体であり、熱処理時の温度において液状となれば良い。
低融点金属層の形状としては、凹部に沿って形成されていても良く、あるいは凹部の底に堆積させて配置しても良い。少なくとも低融点金属層を溶融し、液状化して対象物を伝熱ブロックに設置した際に、対象物の突出した凹部に接触して凹部内で広がる量の低融点金属を堆積させる。
本発明の伝熱装置は、伝熱部ブロック9と対象物との接触面の反対面にサーモモジュール16を配置し、伝熱ブロックに熱的に接続することで、対象物(反応容器2)を温度制御することができる。またさらに、放熱器17をサーモモジュールの伝熱ブロックが配置した部位以外の領域(例えば反対面)に配置し、サーモモジュールに熱的に接続することで効率的に冷却させることができる。なお熱的に接続されているとは、両者の熱交換によって少なくとも一方に温度変化を与えることが可能である状態を意味する。
次に本発明の伝熱装置を遺伝子処理装置に用いる場合について説明する。本発明における遺伝子処理装置は、背景技術で説明したように、遺伝子検査等で熱処理を行なう際に用いる装置であって、例えば遺伝子増幅反応による核酸増幅のための熱サイクルを実現するために用いることができる。遺伝子増幅反応としては、PCR法、NASBA法、SMAP法、LCR法等がある。PCR法の場合、95℃前後の変性温度と、60〜70℃のアニーリング温度を交互に繰り返すサイクルを遺伝子処理装置で行なう。
遺伝子処理装置に用いる場合には、低融点金属層14を溶融させるための加熱の温度が、反応を阻害しない温度である必要がある。例えば酵素を失活させない温度であり、PCR法の場合、99℃以下であることが好ましい。すなわち用いる低融点金属が25℃以上99℃以下の融点であることが好ましい。さらに、PCR法のようにある一定の温度範囲での温度サイクルを持つような温度制御を行なう場合には、低融点金属の融点としては温度サイクルの範囲外であることがより望ましい。低融点金属の融点が温度サイクルの範囲にある場合、低融点金属の固体と液体と相変化に伴う潜熱の影響を受けてしまい、温度サイクルの高速化が阻害されてしまうからである。例えば、後述の実施例におけるPCR法による遺伝子増幅反応の温度サイクル(図4参照)の場合、68℃〜95℃の範囲で温度制御を行なっている。この場合、68℃以下、あるいは95℃以上の融点であることが好ましい。
本発明の遺伝子処理装置に使用する遺伝子解析チップ1の斜視図を図3に示した。図1の遺伝子解析チップ1の断面図は、図3のA−A’線での断面図である。図3の遺伝子解析チップでは、プレート状の基板に複数の反応容器2が設けられ、反応容器内の反応試薬13と、固定試薬11が封止材12の熱溶融により混合して反応させることにより各反応容器で検出を行うことができる。図3の遺伝子解析チップでは、各反応容器は基材7の凸部8と、カバー材5の凹部を一致させるように基材とカバー材を貼り合わせることによって形成されている。このときカバー材には各凹部にあらかじめ固定試薬と固定試薬を覆う封止材が形成されている。また基材には各凸部を連通する流路15が形成され、試料注入口3から反応試薬を注入し、各反応容器に反応試薬を配液することができる。
本発明の遺伝子処理装置によれば、遺伝子解析チップの伝熱部に接触する面(基材7の裏面)全体が密着することが可能になるため、遺伝子増幅反応の高速化が可能になる。また、遺伝子増幅反応中に低融点金属以上の温度まで上昇するため、解析チップの凸部の寸法に依存することなく解析チップと伝熱部が密着することが可能になる。
以下、図1に示した本発明の遺伝子処理装置(実施例)と、図2に示した比較例の遺伝子処理装置を用いて遺伝子検査の実験結果を示す。
まずカバー材5の凹部6に、固定試薬11を配置した。固定試薬11としては、インベーダー反応(登録商標)に使用するアレルプローブ1、アレルプローブ2、インベーダープローブおよびFRETプローブ1、FRETプローブ2、Cleavase(登録商標)を配置して加熱乾燥させた。アレルプローブ1、アレルプローブ2はそれぞれFAM蛍光、RED蛍光で標識されている。
次に、カバー材5の全ての凹部6に、封止剤12として日本精鑞株式会社製のEMW−0003を投入した。なお、一箇所の凹部6に対する封止剤12の投入量は3.5μLである。この封止剤12を80〜100℃に加熱し、溶融させた状態で凹部6に分注し、プレート用遠心機で遠心操作を行った後、室温で再び凝固させた。これにより、図1の反応容器2は固定試薬11を封止剤12で覆われる。
次に、上記で作製したカバー材5と基板7とを、テスター産業社製のヒートシールテスターを用いて、220℃、0.5MPa、2.2秒、基板7側からの片側加熱の条件で、ヒートシールにより貼り合せた。
次に、反応試薬として精製ゲノムDNA、インベーダーバッファー、それを希釈するための水、の混合液を供給した。反応試薬13は、カバー材5の試料注入口3より、流路15を通じて全ての反応容器2に行き渡らせた。なお、一つの反応容器2に対する反応試薬13の供給量は12〜15μLである。以上の工程により遺伝子解析チップ1を作製した。
その後、本発明の実施例である遺伝子処理装置及び比較例の遺伝子処理装置にそれぞれ遺伝子解析チップ1をセットした。装置内でまず各反応容器2間で反応中の反応液の行き来が生じないように、流路15の一部を外力により押しつぶし、反応容器2間の封止を行った。その際、外力と同時に熱を加え、カバー材5と基板7のシーラント層を熱溶着させて、より強力に封止を行った。封止は、170℃、240kgf、1.8秒という条件で行った。
次に、装置内で遺伝子解析チップ1を基板7側とカバー材5側から加熱し、PCR法による核酸増幅を行った。本実施例では、低融点金属の融点としては95℃のものを使用した。まず、初期変性条件である95℃、2分の条件で加熱することにより封止剤12を溶融させ、固定試薬11と反応試薬13とを接触させた。また、このとき基板7側と接触している低融点金属も溶融し、これにより基板凸部8とアルミブロック9間の隙間が埋まる。この状態で遺伝子増幅反応を実施させた。遺伝子増幅反応の設定条件としては、1サイクルは95℃、25秒保持および68℃、35秒保持を30サイクル実施し、その後99℃、2分間Cleavaseの失活を実施した。その後、60℃に降温して、インベーダー反応を行いながら、30秒に1回の周期で反応容器2内の蛍光物質の検出を行い、時間毎の反応の様子を観察した。
図4は、上記PCR反応の工程におけるサーモモジュール16の設定温度と、実施例、比較例における反応容器内の温度変化の比較である。矢印で示したように、実施例の装置を用いた場合、比較例の場合よりも設定の温度変化に近くなっている。つまり、熱伝導の効率が改善していることが分かる。
図5と図6は蛍光検出の結果である。図5は実施例と比較例の装置でそれぞれ反応を行ったときのFAM蛍光強度の時間変化を示す。比較例と比較して、本発明の伝熱装置を備えた遺伝子処理装置で反応を行うことにより、反応性(蛍光強度の立ち上がり)が改善されたことが分かる。図6は、実施例と比較例の装置でそれぞれ反応を行ったときのRED蛍光強度の時間変化を示す。RED蛍光強度においても比較例と比較して、反応性が改善されたことが分かる。
1…遺伝子解析チップ
2…反応容器
3…試料注入口
4…蓋
5…カバー材
6…凹部
7…基板
8…基板凸部
9…伝熱ブロック
10…隙間
11…固定試薬
12…封止剤
13…反応試薬
14…低融点金属
15…流路
16…サーモモジュール
17…放熱器(ヒートシンク)
100…伝熱装置
200…伝熱装置(比較例)

Claims (7)

  1. 対象物の突出した部位と熱伝導する遺伝子処理装置用伝熱装置であって、
    前記対象物が基板とカバー材から構成される解析チップであり、
    前記突出した部位に対応して設けられた凹部を有する伝熱ブロックと、
    前記凹部に形成された低融点金属層と、
    を備え
    前記低融点金属層の低融点金属の融点が、25℃よりも大きく99℃以下である
    ことを特徴とする遺伝子処理装置用伝熱装置。
  2. 前記伝熱ブロックが、銀、銅、アルミのいずれかであることを特徴とする請求項1に記載遺伝子処理装置用伝熱装置。
  3. 前記低融点金属層の低融点金属の融点が、遺伝子増幅反応の温度サイクル範囲外であることを特徴とする請求項1または2に記載の遺伝子処理装置用伝熱装置。
  4. 前記低融点金属層の材料が、鉛、錫、カドミウム、ビスマス、あるいはインジウムを含む合金であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の遺伝子処理装置用伝熱装置。
  5. 前記対象物はプレート状であって、プレート面に複数の突出した部位を持ち、これに対応する複数の前記凹部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の遺伝子処理装置用伝熱装置。
  6. 伝熱ブロックに熱的に接続されたサーモモジュールを有する請求項1乃至のいずれか記載の遺伝子処理装置用伝熱装置。
  7. 請求項1乃至のいずれかに記載の遺伝子処理装置用伝熱装置を備えたことを特徴とする遺伝子処理装置。
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