JP5342219B2 - アンテナ測定システム及び方法 - Google Patents

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Description

この発明は、アンテナの性能を評価するための技術に関する。特に、角度広がりを有する到来波を模擬して、その到来波の下でのアンテナの性能を評価するための技術に関する。
角度広がりを有する到来波等の多重波環境を模擬するアンテナ測定システムとして例えば特許文献1に記載されたアンテナ測定システムがある(例えば、特許文献1参照。)。
このアンテナ測定装置は、円周上に等間隔に配置した7本のアンテナから中心に向かってそれぞれ放射される電波の振幅と位相を複数の減衰器及び複数の位相器を用いて制御することにより、円の中心付近に多重波環境を模擬するものである。円の中心部付近にダイバーシチアンテナ等の被測定アンテナを配置することによって、被測定アンテナの多重波環境における性能評価が可能となる。
特開2005−227213号公報
特許文献1のアンテナ評価装置においては、アンテナと同数の減衰器及び位相器を設けており、これらの減衰器及び位相器を用いて、各アンテナごとに振幅及び位相を制御していた。この点、特許文献1のアンテナ評価装置はその構成が簡易であるとは言えない。
この発明は、より簡易な構成で角度広がりを有する到来波等の多重波環境を模擬することが可能なアンテナ測定システム及び方法を提供することを目的とする。
この発明によるアンテナ測定システムは、被測定機器を中心とする円周上に位置し、その中心を通る直線に対して略線対称に位置する少なくとも4つの送信アンテナと、互いに無相関な2つの信号を含む送信アンテナの数より少ない数の信号を生成する信号生成器と、円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が印加されるように、生成された信号を送信アンテナに分配する分配器とを含む。
この発明によるアンテナ測定方法は、被測定機器を中心とする円周上に位置し、その中心を通る直線に対して略線対称に位置する少なくとも4つの送信アンテナの数よりも少ない数の信号であって、互いに無相関な2つの信号を含む信号を生成する信号生成ステップと、円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が出力されるように、生成された信号を送信アンテナに分配する分配ステップとを含む。
円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が出力されるように、生成された信号を送信アンテナに分配することにより、振幅及び位相を制御する必要がある信号の数を、送信アンテナの数よりも少なくすることができる。したがって、より簡易な構成で角度広がりを有する到来波等の多重波環境を模擬することができる。
図1を参照して、この発明によるアンテナ測定システム及び方法の例を説明する。
この発明によるアンテナ測定システム及び方法による測定の対象となる機器である被測定機器1は、例えば2つ以上のアンテナ素子を備える携帯電話等の携帯端末である。この例では、被測定機器1は、回転台2の中央部に配置される。
回転台2は、予め定められた回転軸を有し、載せられたものを回転軸周りに回転させることが可能である。回転台2を用いることにより、様々な角度におけるアンテナの測定を容易にすることができる。
少なくとも4つの送信アンテナが、被測定機器1を中心とする円周上に、送信アンテナの指向方向が中心に向くように配置されている。この例では、4つの送信アンテナ31,32,33,34が、被測定機器1を中心とする円周上であって、その中心を通る直線L1に対して略線対称となる位置に配置されている。具体的には、図3に例示するように、送信アンテナ31(図3では♯1と表現している。)は−15°の位置、送信アンテナ32(♯2)は+15°の位置、送信アンテナ33(♯3)は−45°の位置、送信アンテナ34(♯4)は+45°の位置に配置されている。図3は、模擬しようとする到来波の角度広がりASを30°とする場合の例であり、図1をz軸方向から見た図である。このように、直線L1に最も近い2つの送信アンテナ31,32が成す角度と、模擬しようとする到来波の角度広がりASとが一致するように、送信アンテナを位置させると、所望の角度広がりASを有する到来波を精度良く模擬することができる。
各送信アンテナ31,32,33,34は、垂直偏波を放射可能な素子と、水平偏波を放射可能な素子との少なくとも一方を有しているとする。これにより、いわゆる交差偏波電力比を考慮した多重波環境を模擬することが可能となる。例えば、交差偏波電力比は、垂直偏波の電力/水平偏波の電力と定義される。もちろん、各送信アンテナ31,32,33,34は、1つの放射素子のみを備えていてもよい。
図1,図3では、直線L1の延伸方向がx軸方向、被測定機器1のアンテナ素子の配列方向がy軸方向、高さ方向がz軸方向となり、各軸が他の軸に対して垂直になるようにxyz座標系を取っている。
携帯電話をはじめとする陸上移動通信システムでは、図2に例示するように、基地局から端末に向かう電波は、端末周辺に存在する建物や樹木等の構造物によって反射、散乱、回折し、端末に対して空間的な角度広がりを伴って到来する。また、複数のアンテナ素子を備えるマルチアンテナは、各々のアンテナ素子で受信した信号の相関の特性が最終的な受信信号の特性に影響を与える。したがって、マルチアンテナの性能を評価するためには、角度広がりを有する到来波を模擬する必要がある。このために、図1,図3に例示するように、送信アンテナ31,32,33,34を互いに離して配置しているのである。
円の半径、すなわち送信アンテナと被測定機器1との距離は、模擬しようとする多重波環境に応じて適宜定める。例えば、被測定機器1と各送信アンテナ31,32,33,34との距離は、送信アンテナ31,32,33,34と被測定機器1が用いる通信帯域の周波数の約5波長以上とされる。送信アンテナ31,32,33,34は、被測定機器1とほぼ同じ高さに、すなわち水平面に対して垂直方向において被測定機器1とほぼ同じ位置に配置される。もちろん、模擬しようとする多重波環境に応じて、送信アンテナ31,32,33,34の高さと被測定機器1の高さとを異ならせてもよい。
信号生成器4は、互いに無相関な2つの信号を含む送信アンテナの数より少ない数の信号を生成する(ステップS1)。生成された信号は、分配器51,52に送られる。この例では、信号生成器4は、互いに無相関な信号a及び信号bの2つの信号を生成する。ここで、2つの信号が無相関であるとは、2つの信号の相関係数が十分0に近いことを意味する。
分配器51,52は、円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が出力されるように、上記生成された信号を上記送信アンテナに分配する(ステップS2)。この例では、分配器51は送信アンテナ31,34に信号aを送信し、分配器52は送信アンテナ32,33に信号bを送信する。信号生成器4が生成した信号が互いに異なる2つの信号a,bである場合には、分配器は、この例のように、円周上に配置された送信アンテナに対して一つおきに2つの信号a,bの一方の信号a(b)を出力し、一方の信号が出力されてない送信アンテナに上記2つの信号a,bの他方の信号b(a)を出力する。
各送信アンテナ31,32,33,34は、印加された信号を電波として空間に放射する。このように、4つの送信アンテナ31,32,33,34で角度広がりASを有する到来波を模擬しようとすることを4波モデルと呼ぶ。同様に、nを2以上の整数として、n個の送信アンテナ31,…,3nで角度広がりASを有する到来波を模擬しようとすることをn波モデルと呼ぶ。
ところで、角度広がりASを有する到来波は、実際の多重波環境においては素波の集まりであるクラスタとして取り扱うことができ、下記式で表されるラプラス分布Pでモデル化することができる。この発明で模擬しようとする角度広がりASを有する到来波は、このラプラス分布に基づく角度広がりASを有する到来波である。下記式において、Nは予め定められた任意の実数の係数、φ(−90°<φ<+90°)は直線L1(図3参照)の延伸方向から反時計回り方向への角度、AoAは被測定機器1の正面方向に対する到来波の到来方向、すなわち直線L1の延伸方向と被測定機器1の正面方向とが成す角度である。
Figure 0005342219
この発明により角度広がりASを有する到来波を模擬できているかどうかは、上記式でモデル化されるラプラス分布に基づく角度広がりASを有する到来波を被測定機器1に照射した場合の被測定機器1が備える2つのアンテナ素子のそれぞれが受信した信号の相関係数と、この発明で模擬しようとする角度広がりASを有する到来波を被測定機器1に照射した場合の被測定機器1が備える2つのアンテナ素子のそれぞれが受信した信号の相関係数とが一致しているかどうかを調べることにより検証することができる。両相関係数が十分近い場合には、この発明により角度広がりASを有する到来波を模擬できていることがわかるのである。両相関係数が十分近いかどうかは、ここでは両相関係数の誤差の二乗平均平方根(RMS誤差とする。)が0.1以下となるかどうかを基準とする。
4波モデル及びラプラス分布Pは図4のように表すことができる。図4は、4波モデルに基づく角度広がりASを有する到来波を模擬するために各送信アンテナ31,32,33,34が放射する電波の相対電力と、ラプラス分布に基づく角度広がりASを有する到来波の相対電力とを示す。横軸は直線L1(図3参照)の延伸方向から反時計回り方向への角度であり、縦軸は各到来波の電力の最大値を基準とした相対電力である。♯1は送信アンテナ31、♯2は送信アンテナ32、♯3は送信アンテナ33、♯4は送信アンテナ34にそれぞれ対応している。
4波モデルに基づく角度広がりASを有する到来波を模擬するためには、各送信アンテナ31,32,33,34が放射する電波の相対電力を、各送信アンテナ31,32,33,34が位置する角度φにおける、ラプラス分布に基づく角度広がりASを有する到来波の相対電力と同じにすればよい。すなわち、各送信アンテナ31,32,33,34が放射する電波の相対電力Pを、上記(1)式を書き直した次の式(2)に基づいて定めればよい。Nは予め定められた任意の実数の係数、φ(−90°<φ<+90°)は送信アンテナiと円の中心とを結ぶ線分L2と直線L1(図3参照)とがなす角度(反時計回り方向を正とする。)、AoAは被測定機器1の正面方向に対する到来波の到来方向、すなわち直線L1の延伸方向と被測定機器1の正面方向とが成す角度(反時計回り方向を正とする。)である。
Figure 0005342219
同様に、各n(n=2,3,5)波モデルは、それぞれ図5から図7のように表すことができる。4波モデルと同様に、各n(n=2,3,5)波モデルに基づく角度広がりASを有する到来波を模擬するためには、各送信アンテナが放射する電波の相対電力を、各送信アンテナが位置する角度φにおける、ラプラス分布に基づく角度広がりASを有する到来波の相対電力と同じにすればよい。これは、nが6以上の場合も同様である。
以下、ラプラス分布に基づく角度広がりASを有する到来波についての相関係数、及び、n(n=2,3,4,5)波モデルに基づく角度広がりASを有する到来波についての相関係数についてのコンピュータシミュレーションの結果を示す。
このシミュレーションでは、各n(n=2,3,4,5)波モデルにおいて、各送信アンテナ♯i(i=1,…,5)には図8(a)に示す信号が割り当てられ、各送信アンテナ♯iは図8(b)に示す相対電力の電波を放射するとする。また、被測定機器1は、図9(a)に示す互いにd(=0.5)波長離れて垂直に配置された2つの半波長ダイポールアンテナ、又は、互いにd(=0.5)波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナを有するとする。
図10は、ラプラス分布及び各n(n=2,3,4,5)波モデルに基づく角度広がりASを有する到来波を被測定機器1に照射した場合の被測定機器1が備える互いに0.5波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナのそれぞれが受信した信号の相関係数を示す。横軸は到来波の到来方向AoAであり、縦軸は相関係数である。図10より、4波モデル、5波モデルの相関係数はラプラス分布の相関係数と比較的近いが、2波モデル、3波モデルの相関係数はラプラス分布の相関係数と比較的離れていることがわかる。
図11(a)は、送信アンテナ♯1,♯2の位置を変えた場合の、2波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を示す。図11(b)は、送信アンテナ♯2,♯3の位置を変えた場合の、3波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を示す。図12(a)は、送信アンテナ♯3,♯4の位置を変えた場合の、4波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を示す。図12(b)は、送信アンテナ♯4,♯5の位置を変えた場合の、5波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を示す。これらの図において、横軸は送信アンテナの位置を角度広がりASの角度の何倍の角度であるかによって示し、縦軸はRMS誤差を示す。図12(a)(b)において、送信アンテナ♯1,送信アンテナ♯2の位置は、それぞれ±(角度広がりAS/2)であるとする。また、被測定機器1は、互いに0.5波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信するものとする。
2波モデル、3波モデルの場合にはRMS誤差を0.1以下にすることは難しいが、4波モデル、5波モデルの場合には送信アンテナ♯3,♯4(5波モデルの場合には送信アンテナ♯4,♯5)の位置を適切に選ぶことによりRMS誤差を0.1以下にすることができることがわかる。
図13は、4波モデルにおいて、各角度広がりASにおいてRMS誤差を0.1以下とする送信アンテナ♯3,♯4の位置を示している。●が付いた線は被測定機器1が互いに0.5波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合の送信アンテナ♯3,♯4の位置の上限であり、■が付いた線は同場合の送信アンテナ♯3,♯4の位置の下限である。○が付いた線は被測定機器1が互いに0.5波長離れて垂直に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合の送信アンテナ♯3,♯4の位置の上限であり、□が付いた線は同場合の送信アンテナ♯3,♯4の位置の下限である。
この図から4波モデルにおいては、送信アンテナ♯3,♯4が図の斜線で示した位置にあれば、被測定機器1のアンテナが水平ダイポールアレーであっても垂直ダイポールアレーであってもRMS誤差を0.1以下とすることができることがわかる。
図14に例示するように、信号生成器4が生成した信号の利得を調整する利得調整器を設けてもよい。利得調整器とは例えば可変減衰器である。この例では、信号aの利得を調整する利得調整器71を信号生成器4と分配器51との間に設けて、信号bの利得を調整する利得調整器72を信号生成器4と分配器52との間に設けている。
実際の伝搬環境では、端末は周辺の信号強度が高い領域から低い領域まで様々な条件の下で使用される。利得調整器を設けることにより、所望の信号強度の下で被測定機器1の性能を測定することができる。
図15に例示するように、信号生成器4が生成した信号に干渉信号を付加する干渉信号生成器を設けてもよい。この例では、信号aに干渉信号を付加する干渉信号生成器81を信号生成器4と分配器51との間に設けて、信号bに干渉信号を付加する干渉信号生成器82を信号生成器4と分配器52との間に設けている。
実際の伝搬環境では、通信対象ではない基地局からの電波や、他の端末からの電波等が存在しており、干渉量が大きい領域から小さい領域まで様々な条件の下で使用される。干渉信号生成器を設けることにより、所望の干渉量の下で被測定機器1の性能を測定することができる。
図16に例示するように、被測定機器1に代えて被測定機器1の位置に配置させた基準アンテナ10を被測定機器1の受信アンテナとして用いてもよい。基準アンテナ10として、最も基本的なアンテナである半波長ダイポールアンテナ、スリーブアンテナ等の任意のアンテナを用いることができる。基準アンテナ10と被測定機器1は接続ケーブル9により接続され、被測定機器1は自身が有するアンテナ素子に代えて基準アンテナ10を受信アンテナとして用いる。基準アンテナ10を中心とする円周上に送信アンテナ31,32,33,34を配置する。換言すれば、基準アンテナ10は、送信アンテナ31,32,33,34の位置が作る円の中心に配置される。
基準アンテナ10の利得及び接続ケーブル9の損失を予め測定しておく。この基準アンテナ10を用いたアンテナ測定システムを用いて得られた測定結果から、基準アンテナ10の利得及び接続ケーブル9の損失を補正することにより、被測定機器1の、自身が有するアンテナ素子を除く無線性能を測定することができる。
また、基準アンテナ10を用いたアンテナ測定システムを用いて得られた測定結果と、基準アンテナ10を用いずにアンテナ測定システムを用いずに得られた測定結果とを比較する。両測定結果の差異は、受信アンテナとして基準アンテナ10を用いたか、被測定機器1自身が有するアンテナ素子を用いたかに起因する。したがって、両測定結果を比較することにより、基準アンテナ10と被測定機器1自身が有するアンテナ素子との性能の差を抽出することができる。これにより、被測定機器1自身が有するアンテナ素子について独立した性能の測定が可能となる。
図17に例示するように、被測定機器1が使用される実際の環境をできる限り忠実に模擬するために、被測定機器1と通信可能な擬似基地局装置11を設けてもよい。この例では、被測定機器1は携帯電話等の携帯無線機器である。
擬似基地局装置11は、信号生成器4、分配器51,52及び送信アンテナ31,32,33,34から成る下り回線、及び、被測定機器1が送信した電波を受信するリンクアンテナ6から成る上り回線を通じて記被測定機器1と通信可能である。
擬似基地局装置11は、音声、音楽、文字、画像及び動画等のデータを信号生成器4に送る。信号生成器4は受け取ったデータを上記実施例で述べたのと同様に互いに無相関な2つの信号を含む送信アンテナの数より少ない数の信号に変換する。その信号は上記実施例で述べたように、送信アンテナ31,32,33,34から電波として被測定機器1に向けて放射される。
被測定機器1は電波を受信すると、被測定機器1内の図示していない受信信号品質情報生成部はその電波についての受信信号品質情報を生成する。被測定機器1は、生成された受信信号品質情報を、その上り無線回線を介して、擬似基地局装置11に送信する。その上り無線回線とは、被測定機器1が実際に使われるときに用いられる上り回線である。この例では、被測定機器1のアンテナ素子から受信信号品質情報が電波として放射され、リンクアンテナ6がその電波を受信し、受け取った受信信号品質情報を擬似基地局装置11に送る。
受信信号品質情報は受信信号の品質を表す情報である。受信信号品質情報としては、受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)、受信電力(RSCP:Received Signal Code Power)、信号対雑音電力比(SNR:Signal to Noise Ratio)、信号対干渉電力比(SIR:Signal to Interference Signal)、信号対干渉雑音電力比(SINR:Signal to Interference and Noise Ratio)、搬送波対雑音電力比(CNR:Carrier to Noise Ratio)、搬送波対干渉電力比(CIR:Carrier to Interference Ratio)、搬送波対干渉雑音電力比(CINR:Carrier to Interference and Noise Ratio)、相関係数等を少なくとも1つを含む情報を用いることができる。
被測定機器1の上り無線回線を介して受信信号品質情報を取得することにより、被測定機器1に受信信号品質情報を取得するための改造を施す必要がなく、動作状態にある実際の被測定機器1についての特性を、受信アンテナの特性を含めて評価することができる。また、被測定機器1の上り無線回線を介して受信信号品質情報を取得することにより、受信信号品質情報を容易に取得することができる。
ここで、擬似基地局装置11において取得される受信信号品質情報にはアンテナの特性に関連する受信電力や相関係数の影響が反映される。また、実際に動作する携帯端末を用いることにより、受信信号品質情報には被測定機器1に搭載される無線部の特性を示す受信感度や信号処理性能の影響も反映される。したがって、この受信信号品質情報を用いることにより、アンテナを含む携帯端末の総合無線性能評価が実現されるとともに、擬似基地局装置11と被測定機器1との間での伝送特性を評価も可能となる。
なお、擬似基地局装置11が適応変調部111を備えていてもよい。適応変調部111は、送信アンテナから被測定機器1までの伝搬環境、又は、受け取った受信信号品質情報に応じて最適な変調方式及び符号化率を選択する。この場合、被測定機器1は、擬似基地局装置11の適応変調手段に対応する適応復調部(図示せず)を備える必要がある。これにより、いわゆる適応変復調機能を有する実際の擬似基地局装置11及び被測定機器1が生み出す通信状態をより忠実に模擬することができる。より現実に近い状況での被測定機器1及びその受信アンテナの性能を測定することができる。
例えば、適応変調部111は、被測定機器1から取得した受信信号品質情報が示す受信信号品質が良い場合には多値数の大きい変調方式を用い、さらに符号化率を高い値に設定し、同情報が示す受信信号品質が悪い場合には多値数の小さい変調方式を用い、さらに符号化率を低い値に設定する。なお、受信信号品質の良悪を判断するために、擬似基地局装置11又は被測定機器1が、擬似基地局装置11から被測定機器1に至るまでの経路における通信速度を測定する通信速度測定手段を備えていてもよい。
被測定機器1として、携帯端末以外の機器又はマルチアンテナ以外のアンテナ等の電波を受信する装置を用いてもよい。
送信アンテナの数は6以上でも良い。もっとも、送信アンテナの数が4又は5のときに、より簡易な構成で角度広がりを有する到来波等の多重波環境を模擬することができるというこの発明の効果が大きくなる。
信号生成器4が生成する信号の数は3以上であってもよい。もっとも、生成される信号の数が2のときに、より簡易な構成で角度広がりを有する到来波等の多重波環境を模擬することができるというこの発明の効果が大きくなる。
利得調整器、干渉信号生成器、基準アンテナ又は擬似基地局装置を用いた上記の変形例は適宜組み合わせることが可能である。例えば、利得調整器と干渉信号生成器の両方を設けてもよい。
その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもない。
アンテナ測定システムの例の機能ブロック図。 角度広がりを有する到来波を模式的に表した図。 4波モデルにおける各送信アンテナの位置の例を説明するための図。 4波モデル及びラプラス分布を例示する図。 2波モデル及びラプラス分布を例示する図。 3波モデル及びラプラス分布を例示する図。 5波モデル及びラプラス分布を例示する図。 (a)は各n(n=1,…,5)波モデルにおいて各送信アンテナが出力する信号を例示する図。(b)は各n(n=1,…,5)波モデルにおいて各送信アンテナが放射する電波の相対電力を例示する図。 被測定機器1が有するアンテナ素子を例示する図。(a)は垂直配置ダイポールアレーを例示する図。(b)は水平配置ダイポールアレーを例示する図。 ラプラス分布及び各n(n=2,3,4,5)波モデルに基づく角度広がりASを有する到来波を被測定機器に照射した場合の被測定機器が備える2つのアンテナのそれぞれが受信した信号の相関係数を示す図。 (a)は2波モデルにおいて送信アンテナ♯1,♯2の位置を変えた場合のRMS誤差の変化を示す図。(b)は3波モデルにおいて送信アンテナ♯2,♯3の位置を変えた場合のRMS誤差の変化を示す図。 (a)は4波モデルにおいて送信アンテナ♯3,♯4の位置を変えた場合のRMS誤差の変化を示す図。(b)は5波モデルにおいて送信アンテナ♯4,♯5の位置を変えた場合のRMS誤差の変化を示す図。 4波モデルにおいて、各角度広がりASにおいてRMS誤差を0.1以下とする送信アンテナ♯3,♯4の位置を示す図。 利得調整器を備えるアンテナ測定システムの例の機能ブロック図。 干渉信号生成器を備えるアンテナ測定システムの例の機能ブロック図。 基準アンテナを備えるアンテナ測定システムの例の機能ブロック図。 擬似基地局装置を備えるアンテナ測定システムの例の機能ブロック図。
符号の説明
1 被測定機器
2 回転台
31,32,33,34 送信アンテナ
4 信号生成器
51,52 分配器
6 リンクアンテナ
71,72 利得調整器
81,82 干渉信号生成器
9 接続ケーブル
10 基準アンテナ
11 擬似基地局装置

Claims (9)

  1. 被測定機器を中心とする円周上に位置し、その中心を通る直線に対して第1、第2の送信アンテナが対となり、第3、第4の送信アンテナが対となるように線対称に位置する第1、第2、第3、第4の送信アンテナと、
    互いに無相関な2つの信号を含む上記送信アンテナの数より少ない数の信号を生成する信号生成器と、
    上記円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が印加されるように、上記生成された信号を上記送信アンテナに分配する分配器とを含み、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第1、第2の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角が到来波の角度広がりASと一致するように前記第1、第2の送信アンテナを配置し、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第3、第4の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角を、前記被測定機器が互いに0.5波長離れて垂直に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に4波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を0.1以下とする上限値以下であって、
    前記被測定機器が互いに0.5波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に、前記RMS誤差を0.1以下とする下限値以上となるように、
    前記第3、第4の送信アンテナを配置した
    アンテナ測定システム。
  2. 被測定機器を中心とする円周上に位置し、その中心を通る直線に対して第2、第3の送信アンテナが対となり、第4、第5の送信アンテナが対となるように線対称に位置する第1、第2、第3、第4、第5の送信アンテナと、
    互いに無相関な2つの信号を含む上記送信アンテナの数より少ない数の信号を生成する信号生成器と、
    上記円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が印加されるように、上記生成された信号を上記送信アンテナに分配する分配器とを含み、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第2、第3の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角が到来波の角度広がりASと一致するように前記第2、第3の送信アンテナを配置し、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第4、第5の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角を、前記被測定機器が互いに0.5波長離れて垂直に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に5波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を0.1以下とする上限値以下であって、
    前記被測定機器が互いに0.5波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に、前記RMS誤差を0.1以下とする下限値以上となるように、
    前記第4、第5の送信アンテナを配置した
    アンテナ測定システム。
  3. 請求項1、または2に記載されたアンテナ測定システムにおいて、
    各上記送信アンテナを送信アンテナi(i=1,…,I(Iは上記送信アンテナの数))と表記し、送信アンテナiと上記中心とを結ぶ線分と、上記直線とがなす角度をφとし(−90°<φ<+90°)、Nを予め定められた実数の係数とし、上記被測定機器の正面方向と上記直線とがなす角度をAoAとし、模擬しようとする到来波の角度広がりをASとして、
    各送信アンテナiが出力する信号の相対電力Pは、次式の関係を有するPであることを特徴とするアンテナ測定システム。
    Figure 0005342219
  4. 請求項1から3の何れかに記載されたアンテナ測定システムにおいて、
    上記信号生成器は、互いに無相関な2つ信号を生成し、
    上記分配器は、上記送信アンテナに対して一つおきに上記2つの信号の一方の信号を出力し、上記一方の信号が出力されてない送信アンテナに上記2つの信号の他方の信号を出力する、
    ことを特徴とするアンテナ測定システム。
  5. 請求項1から4の何れかに記載されたアンテナ測定システムにおいて、
    上記信号生成器が生成した信号の利得を調整する利得調整器と、上記信号生成器が生成した信号に干渉信号を付加する干渉信号生成器との少なくとも一方を含む、
    ことを特徴とするアンテナ測定システム。
  6. 請求項1から5の何れかに記載されたアンテナ測定システムにおいて、
    上記被測定機器に代えて上記中心に位置された基準アンテナを更に含み、
    上記被測定機器の正面方向は上記基準アンテナの正面方向であり、
    上記被測定機器は、接続ケーブルで上記基準アンテナに接続され、受信アンテナとして上記基準アンテナを用いる、
    ことを特徴とするアンテナ測定システム。
  7. 請求項1から6の何れかに記載されたアンテナ測定システムにおいて、
    上記信号生成器、上記分配器及び上記送信アンテナから成る下り回線、及び、上記被測定機器が送信した電波を受信するリンクアンテナから成る上り回線を通じて上記被測定機器と通信可能な擬似基地局装置を更に含み、
    上記被測定機器は、受信信号の品質を表す情報である受信信号品質情報を生成する受信信号品質情報生成部を含み、上記上り回線を通じて上記受信信号品質情報を上記擬似基地局装置に送る、
    ことを特徴とするアンテナ測定システム。
  8. 被測定機器を中心とする円周上に位置し、その中心を通る直線に対して第1、第2の送信アンテナが対となり、第3、第4の送信アンテナが対となるように線対称に位置する第1、第2、第3、第4の送信アンテナを用いるアンテナ測定方法であって、
    送信アンテナの数よりも少ない数の信号であって、互いに無相関な2つの信号を含む信号を生成する信号生成ステップと、
    上記円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が出力されるように、上記生成された信号を上記送信アンテナに分配する分配ステップとを含み、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第1、第2の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角が到来波の角度広がりASと一致するように前記第1、第2の送信アンテナを配置し、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第3、第4の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角を、前記被測定機器が互いに0.5波長離れて垂直に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に4波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を0.1以下とする上限値以下であって、
    前記被測定機器が互いに0.5波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に、前記RMS誤差を0.1以下とする下限値以上となるように、
    前記第3、第4の送信アンテナを配置した
    アンテナ測定方法。
  9. 被測定機器を中心とする円周上に位置し、その中心を通る直線に対して第2、第3の送信アンテナが対となり、第4、第5の送信アンテナが対となるように線対称に位置する第1、第2、第3、第4、第5の送信アンテナを用いるアンテナ測定方法であって、
    送信アンテナの数よりも少ない数の信号であって、互いに無相関な2つの信号を含む信号を生成する信号生成ステップと、
    上記円周上において隣接する送信アンテナに互いに無相関な信号が出力されるように、上記生成された信号を上記送信アンテナに分配する分配ステップとを含み、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第2、第3の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角が到来波の角度広がりASと一致するように前記第2、第3の送信アンテナを配置し、
    前記被測定機器の位置を頂点とする前記第4、第5の送信アンテナの位置および前記被測定機器の位置がなす角を、前記被測定機器が互いに0.5波長離れて垂直に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に5波モデルの相関係数とラプラス分布の相関係数とのRMS誤差を0.1以下とする上限値以下であって、
    前記被測定機器が互いに0.5波長離れて水平に配置された2つの半波長ダイポールアンテナで到来波を受信する場合に、前記RMS誤差を0.1以下とする下限値以上となるように、
    前記第4、第5の送信アンテナを配置した
    アンテナ測定方法。
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