JP5341115B2 - 多重サブキャリア協調プリコーディング技法 - Google Patents

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Description

本願は、2008年3月10日出願の米国特許仮出願第61/035,142号及び2009年3月4日出願の米国特許仮出願第61/157,230号からの利益を主張する。
本発明は、一般に、直交周波数多重化(OFDM)通信システムに関し、特に、このようなシステムによって実施されるプリコーディング技法に関する。
WiMedia標準は、直交周波数多重化(OFDM)送信に基づいて、メディアアクセス制御(MAC)層及び物理(PHY)層の仕様を規定する。WiMedia標準は、低消費電力により最高480Mbpsのレートで短距離マルチメディアファイル転送を可能にする。標準は、UWBスペクトルの3.1GHzから10.6GHzの間の周波数帯域において動作する。しかしながら、WiMedia標準レートの最高データレートは、例えばHDTVワイヤレス接続のような将来のワイヤレスマルチメディアアプリケーションに対処することができない。データレートを1Gpbs以上に増やすための努力がなされている。
このために、弱い(又は非チャネル)チャネルコーディング及びより高次のシンボルコンステレーション技法が、将来の高データレートワイヤレスシステムにおいて使用されることが考えられている。例えば、3/4畳込み符号が16QAM変調と共に使用される場合、WiMediaPHY転送レートは、960Mbpsに増大されることができる。しかしながら、送信されるOFDMシンボルのプリコーディングが、良好な性能を確実にするために必要とされる。
プリコーディング技法は、OFDM送信の特性に起因する周波数ダイバーシティ利得の損失を回避するために必要とされる。特に、弱いチャネルコードの場合、OFDMは、周波数ダイバーシティを効果的に利用することができない。従って、チャネル性能は、最低の信号雑音比(SNR)を有する最も悪いサブキャリアによってほぼ決定される。これは、通常のOFDMワイヤレスシステムによって遂行される高データレートアプリケーションの数を制限する。
この問題を解決するために、幾つかのプリコーディング技法が、関連分野において議論されている。一般に、プリコーディング技法は、送信シンボルを多重サブキャリアに協働的に変調することに基づく。これは、これらのサブキャリアの幾つかが深いフェージングを有する場合でも、受信機が送信シンボルを回復することを可能にする。プリコーディング技法の例は、Z. Wang、X. Ma及びG. B. Giannakisによる「OFDM or single-carrier block transmissions?」(IEEE Transactions on Communications, vol. 52, pp. 380-394, March 2004)及びZ. Wang及びG.B. Giannakisによる「Linearly Precoded or Coded OFDM against Wireless Channel Fades」(Third IEEE Signal Processing Workshop on Signal Processing Advances in Wireless Communications, Taoyuan, Taiwan, March 20-23, 2001)に見ることができる。
プリコーディングは、一般に、送信機のIFFT OFDM変調器の入力に結合されるプリコーダ回路によって、及び受信機のFFT OFDM復調器の出力に結合されるプリデコーダ回路によって、実施される。良好に設計される複雑なプリコーダは、マルチパスチャネルにより提供される周波数ダイバーシティを効果的に利用することができる。しかしながら、複雑なプリコーダをインプリメントすることは、それが一層高度な復号化及びシンボルマッピング技法を必要とするので、送信機及び受信機の複雑さを増大させる。例えば、プリコーダとしてのデュアルキャリア変調(DCM)の使用は、QPSKシンボルコンステレーションを16QAMシンボルコンステレーションと置き換えることを必要とする。
更に、高データレートモードの完全な周波数ダイバーシティ(すなわち、2のダイバーシティ次数)を確実にするために、より高いコンステレーション(例えば256QAM)が必要とされる。例えば、DCMが、16QAMコンステレーションを使用して形成された2つの情報シンボルs(i)及びs(i+50)を協働的に変調するために、使用される場合、2の周波数ダイバーシティ次数は、以下のように達成される:
Figure 0005341115
情報シンボルs(i)及びs(i+50)は、16QAMコンステレーションを使用して形成される。しかしながら、プリコーディング処理は、シンボルコンステレーションを256QAMに拡張し、すなわち、プリコードされたシンボルx(i)及びx(i+50)のコンステレーションは、256QAMである。
ダイバーシティ利得及びチャネルの全体の性能に影響を及ぼすことのなく、このような高いコンステレーションを用いて受信機及び送信機をインプリメントし、設計することは、可能でない。高いコンステレーションは、2のダイバーシティ次数を達成するために、2シンボルのみを協調的にプリコードする通常のプリコーディング技法の副産物である。
従って、コンステレーションのサイズを最小にしながら、2の周波数ダイバーシティ次数を達成するための効率的なプリコーディング技法を提供することが有利である。
本発明の特定の実施形態は、多重サブキャリア協調変調(multiple-subcarrier-joint-modulation、MSJM)プリコーディングを実施する方法を含む。方法は、入力情報ビットをビットブロックにグループ化するステップと、ビットブロックをビットベクトルに変換するステップと、ビットベクトルの各々をシンボルベクトルにマップするステップと、シンボルベクトルをデータサブキャリアに変調するステップと、を含む。
本発明の特定の実施形態は更に、多重サブキャリア協調変調(MSJM)プリコーディングを実施するためのコンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータ実行可能コードは、入力情報ビットをビットブロックにグループ化するプロセスと、ビットブロックをビットベクトルに変換するプロセスと、ビットベクトルの各々をシンボルベクトルにマップするプロセスと、シンボルベクトルをデータサブキャリアに変調するプロセスと、をコンピュータに実行させる。
本発明の特定の実施形態は更に、多重サブキャリア協調変調(MSJM)プリコーディングを実施するための直交周波数分割多重化(OFDM)送信機を有する。OFDM送信機は、ビットブロックをビットベクトルに変換する第1の直列並列(S/P)変換器と、ビットベクトルの各々をシンボルベクトルにマップするプリコーダと、シンボルベクトルをグループ化し、シンボルベクトルをデータサブキャリアにマップする第2のS/P変換器と、を有する。
本発明として考えられる主題は、本明細書の最後の請求項に具体的に示され、明確に記載される。本発明の前述の及び他の特徴及び利点は、添付の図面に関連して示される以下の詳細な説明から明らかである。
本発明の一実施形態によるOFDM通信システムのブロック図。 シンボルベクトルのプリコーディングを示す例示のルックアップテーブル。 多重サブキャリア協調変調(MSJM)プリコーディングのシミュレーション結果を示すグラフ。 本発明の一実施形態により実現されるMSJMプリコーディングを実施する例示の方法を記述するフローチャート。
本発明によって開示される実施形態は、本明細書における革新的な教示の多くの有利な使用の例にすぎないことに留意することが重要である。一般に、本明細書に示される記述は、さまざまな請求項に記載される本発明のいずれかを必ずしも制限するわけではない。更に、ある記述は、本発明のあるフィーチャに当てはまりうるが、他のフィーチャには当てはまらない。一般に、特に明記しない限り、単一の構成要素は、複数であってもよく、普遍性の喪失なくその逆もありえる。図面において、同様の数字は、いくつかの図において同様の部分をさす。
図1は、本発明の原理を記述するために使用されるOFDMベースのワイヤレスシステム100の非限定的な例示のブロック図を示す。システム100は、小さいコンステレーションサイズを維持しながら、2の周波数ダイバーシティ次数を達成するために、複数のm(m>2)のサブキャリアを協調的にプリコードする。システム100は、これに限らないが、WiMedia UWBバージョン1.0、1.5及び2.0、IEEE 802.11n、WiMax及びその他を含むワイヤレス通信標準に従うOFDMベースのワイヤレスシステムの任意のタイプでありえる。
システム100は、ワイヤレス媒体を通じて通信する送信機110及び受信機120を有する。送信機110は、直列並列(S/P)変換器111及び113、プリコーダ112及びOFDM変調器114を有する。受信機120は、OFDM復調器121、並列直列(P/S)変換器122及びプリデコーダ123を有する。システム100は更に、送信アンテナ130及び受信アンテナ140を有する。
本発明の原理によれば、入力情報ビットは、好適には符号化されインタリーブされた後に、ビットブロックに区分される。各ビットブロックは、n*gビットを含み、ここで、「n」は、複数の利用可能なデータサブキャリアであり、「g」は、1サブキャリア当たりの送信されるべきビット数である。S/P変換器111は、各々のビットブロックをkビットベクトルに変換する。例えば、q番目のビットブロックのi番目のビットベクトルは、以下のように表現されることができる:
Figure 0005341115
数「k」は、データサブキャリアの数を、協調的にプリコードされるサブキャリアの数で除算したもの、すなわちn/mである。各ビットベクトルは、複数のm*gビットを含む。
本発明の好適な実施形態において、プレコーダ112は、各ビットベクトルをシンボルベクトルにマップするために、ルックアップテーブルを利用する。シンボルベクトルはmシンボルを有し、q番目のビットブロックのi番目のビットベクトルに対応するシンボルベクトルは、以下のように表現されることができる:
Figure 0005341115
ルックアップテーブルを利用する場合、ビットベクトル、
Figure 0005341115
の値は、シンボルベクトルの値を取り出すためのテーブルインデックスとして使用される。ルックアップテーブルのサイズは、2m*g×mである。数2m*gは、任意の2つの異なるビットベクトルに関して2のダイバーシティ次数を達成するために必要とされ、それらの対応するシンボルベクトル、
Figure 0005341115
は、少なくとも2シンボルの差を有する。ルックアップテーブルを生成するためのさまざまな実施形態は、以下に詳細に記述される。
シンボルベクトルは、S/P変換器113によって、互いにグループ化され、「n」データサブキャリアにマップされる。シンボルsq,i(ie), e=1,...mは、q番目のOFDMシンボルのi番目のデータサブキャリアで送信される。OFDM変調器114は、時間ドメイン送信信号を生成するためにIFFT演算を実施し、その出力は、送信アンテナ130を通じて送信される。
時間ドメイン送信信号は、受信機120において受信され、OFDM復調器121によって実施されるFFT演算を通じて周波数ドメイン信号に変換される。次に、複数のmシンボルベクトル、
Figure 0005341115
が、P/S変換器122によって出力される。ここで、rq,i(ie)は、q番目のOFDMシンボルのi番目のデータサブキャリアの受信された信号であり、「T」は、行列転置演算を示す。プリデコーダ123は、以下の式を使用して情報ビットを生成する:
Figure 0005341115
ここで、
Figure 0005341115
は、sq,i(ie), e=1,...mに等しいe番目の対角要素を有するm×m対角行列であり、ベクトル、
Figure 0005341115
は、受信されたシンボルベクトルであり、
Figure 0005341115
は、チャネルパラメータベクトルである。ここで、h(ie), e=1,...mは、i番目のデータサブキャリアのチャネルパラメータを示し、
Figure 0005341115
は、付加のホワイトガウスノイズ(AWGN)ベクトルである。
本発明の好適な実施形態によれば、プリデコーディングは、簡略化されることができる。この実施形態において、受信機120は、最も高い信号対雑音比を有する(mサブキャリアからの)少なくともm−1サブキャリアを選択する。個々の選択されたサブキャリアのシンボルインデックスは、別々にプリデコードされる。プリコーディング技法は、2のダイバーシティ次数を有するので、プリデコードされたm−1インデックスは、ビットベクトルを回復するために十分である。これは、プリデコーディングプロセスの複雑さを大幅に低減する。
以下の非限定的な例が、本発明によって開示されるプリコーディング技法を説明する。以下の例において、協調的にプリコードされるサブキャリアの数「m」は、3であり、利用可能なデータサブキャリアの数「n」は、102であり、1サブキャリア当たりの送信されるべきビットの数「g」は、4である。入力情報ビットは、ビットブロックにグループ化され、各ブロックは、102*4=408ビットを有する。34(102/3=34)ビットベクトルが生成され、各ベクトルは、12(4*3=12)ビットを有する。ビットベクトルは、以下の通りである:
Figure 0005341115
入力ビットベクトル、
Figure 0005341115
が、12ビットを有するので、プリコーディングのために必要なコードワードの数は、212=642である。従って、2のダイバーシティ次数を達成するためのシンボルsq(i)の最小コンステレーションサイズは、64である。従って、本発明によるプリコーディング技法は、例えばコンステレーションサイズを少なくとも4乗分(例えば16QAMから256QAM)増やすDCMのような他の従来の技法と比較して、コンステレーションサイズを2乗分(例えば16QAMから64QAM)増やす。
プリコーダ112は、各々のビットベクトル、
Figure 0005341115
をシンボルベクトル、
Figure 0005341115
にマップし、ここで、すべての3つのシンボルは、64QAMコンステレーションからのものである。シンボルs(i),s(i+34)及びs(i+68)は、q番目のOFDMシンボルのi番目の、(i+34)番目の及び(i+68)番目のデータサブキャリアで送信される。上述したように、マッピングは、ルックアップテーブルを使用して実施される。この例において、テーブルは、212(又は64)行及び3列を有する。図2は、本発明の一実施形態により生成されるルックアップテーブルの例である。値c、c及びcは、シンボルベクトルのs(i)、s(i+34)及びs(i+68)のシンボルの値である。ルックアップテーブルを生成するために、c及びc列の値は、cに関する、
Figure 0005341115
の値及びcに関する、
Figure 0005341115
の値を使用して計算される。
本発明の一実施形態によれば、cに関するマッピング値は、次数64の任意のラテン2超方格(又は64×64ラテン方陣行列)を使用して、決定される。次数vのラテンz超方格は、各行がシンボル0,1,...,v-1の転置であるz次元アレイである。ラテン行列は、「l」の異なるシンボル(0から(l−1)を含むセルを有するl×l平方行列であり、どのシンボルも、任意の行又は列に2回以上あらわれない。具体的には、d-1=x*64+y, 0≦x,y≦63であるとして、c列のd番目の要素は、64×64ラテン方陣行列の(x+1,y+1)番目の要素である。一例として、下記のラテン行列が、cの値をマップするために使用されることができる:
Figure 0005341115
この行列は、非バイナリ演算を使用して、cの値を表現することができ、すなわちc3=mod(64-c2-c1, 64)である。図2に示されるc値は、このモジュロ64演算を使用して計算される。ルックアップテーブルの2つの異なる行が、少なくとも2シンボルの差を有するので、プリコーディングは、2のダイバーシティ次数を達成することができる。
任意のタイプの(特別な又は特別でない)ラテン行列が、シンボルの値を決定するために使用されることができることが留意されるべきである。更に、さまざまな異なるラテン行列及び異なるシンボルコンステレーションの標識化(すなわちシンボルインデックスとシンボルコンステレーション上のポイントとの間のマッピング)が、異なるプリコーディング技法によってなされることができ、それは異なる性能を有しうることが留意されるべきである。これは、システムの性能を最適化するために、コンステレーション標識化及びラテン方陣行列の選択を可能にする。
別の実施形態において、c値は、以下のように規定されるバイナリ演算に従って決定されることができる:
Figure 0005341115
ここで、Gは、
Figure 0005341115
に等しく、c列の値は、
Figure 0005341115
の値を使用して計算されることができる。
ビットベクトルからシンボルベクトルへのマッピングが完了されると、すべての34の出力シンボルベクトル、
Figure 0005341115
は、互いにグループ化され、102のデータサブキャリアにマップされる。
図3は、本発明の一実施形態により実現されるプリコーディング技法の性能を示すシミュレーション結果を示す。シミュレーションにおいて、102のデータサブキャリアが、使用されている。すべてのデータサブキャリアチャネルがi.i.dレイリーフェージングチャネルであるという前提の下、プリコーディング(「MSJMプリコーディング」)は、予め規定されたラテン行列及びグレイQAM標識化の組み合わせを使用して行われる。理解できるように、(MSJMプリコーディングに対する)MSJM復号化の利得(曲線310によって示される)は、16QAMによる通常のDCMプリコーディングの利得(曲線320によって示される)より良い。簡略化されたプリコーディング/プリデコーディング技法を使用することは、MSJMプリコーディングより低い利得性能(曲線330によって示される)をもたらす。しかしながら、プリデコーディングは、より低い複雑さをもつ。本発明の技法は、良好な性能及び複雑さのトレードオフを有することが理解されるであろう。
図4は、本発明の一実施形態により実現される多重サブキャリア協調変調(MSJM)プリコーディングを実施する方法を記述する非限定的なフローチャート400を示す。S410において、入力情報ビットは、ビットブロックにグループ化され、ブロックの各々は、複数のn*gビットを有する。パラメータ「n」は、利用可能なサブキャリアの数であり、「g」は、1キャリア当たりの送信されるべきビット数である。S420において、ビットブロックは、ビットベクトルに変換される。ビットベクトルの数は、データサブキャリアの数を、協調的にプリコードされるサブキャリアの数で除算したものに等しく、すなわちn/mである。S430において、各々のビットベクトルは、複数のmシンボルを含むシンボルベクトルにマップされる。好適な実施形態において、マッピングは、2g*m行及びm列を有するルックアップテーブルを使用して実施される。
ルックアップテーブルを構成するために、まず、Qm−1行及びm列を有するテーブルが、生成される。パラメータQは、コンステレーションサイズであり、以下の式を満たす最小の整数のサイズであるように決定される:
Figure 0005341115
第1の「m−1」列の値は、詳しく上述された技法の1つを使用してセットされる。次数Qのラテン(m−1)超方格が、最後の(m)列に(行ごとに)挿入される。ルックアップテーブルを構成する際の最終ステップは、2g*mの異なる行を有するようにQm−1×mテーブルから選択することを含む。
S440において、シンボルベクトルは、「n」データサブキャリアに変調され、送信される。MSJMプリコーディングは、改善された利得性能及び最小シンボルコンステレーション拡張とともに、送信のデータレートを増大することを可能にすることが理解される。
前述の詳細な説明は、本発明がとりうる多くの形態のうちの幾つかを示している。前述の詳細な説明は、本発明の規定に対する制限としてではなく、本発明がとりうる選択された形態の説明として理解されることが意図される。本発明の範囲を規定することが意図されるのは、請求項のみであり、請求項は、それと等価なものを含む。
最も好適には、本発明の原理は、ハードウェア、ファームウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現される。更に、ソフトウェアは、好適には、プログラム記憶ユニット又はコンピュータ可読媒体上に実体的に具体化されるアプリケーションプログラムとして実現される。アプリケーションプログラムは、任意の適切なアーキテクチャを有するマシンにアップロードされることができ、そのマシンによって実行されることができる。好適には、マシンは、例えば1又は複数の中央処理ユニット(「CPU」)、メモリ及び入力/出力インタフェースのようなハードウェアを有するコンピュータプラットフォーム上でインプリメントされる。コンピュータプラットフォームは更に、オペレーティングシステム及びマイクロ命令コードを含むことができる。本明細書に記述されるさまざまなプロセス及び機能は、そのようなコンピュータ又はプロセッサが明示的に示されているかどうかによらず、CPUによって実行されることができるマイクロ命令コードの一部又はアプリケーションプログラムの一部又はその任意の組み合わせのいずれかでありうる。更に、例えば付加のデータ記憶ユニット及び印刷ユニットのようなさまざまな他の周辺ユニットが、コンピュータプラットフォームに接続されることができる。

Claims (8)

  1. 多重サブキャリア協調変調プリコーディングを実施する方法であって、
    入力情報ビットをビットブロックにグループ化するステップと、
    前記ビットブロックをビットベクトルに変換するステップであって、各ビットベクトルが複数のm*gビットを含み、ここで、mは、協調的にプリコードされるサブキャリアの数に等しく、gは、1サブキャリア当たり送信されるべきビット数である、ステップと、
    ルックアップテーブルを使用して前記ビットベクトルの各々をシンボルベクトルにマップするステップであって、各シンボルベクトルが複数のmシンボルを含み、前記ルックアップテーブルの任意の2つの異なる行が少なくとも2シンボルの差を含む、ステップと、
    前記シンボルベクトルをデータサブキャリアに変調するステップと、
    を含み、前記ルックアップテーブルの列の値が、ラテン超方格、ラテン行列、ビットベクトルのビット値、バイナリ演算、非バイナリ演算及びコンステレーション標識化のうち少なくとも1つを使用して決定される、方法。
  2. 最小コンステレーションサイズは、前記シンボルの前記変調がビットベクトル内のビット数の関数であることを必要とする、請求項に記載の方法。
  3. 記ルックアップテーブルの行の数は、前記コンステレーションサイズの(m−1)乗に等しく、前記ルックアップテーブルの列の数は、シンボルベクトルのシンボルの数に等しい、請求項に記載の方法。
  4. テーブルを生成するステップであって、前記テーブルの行及び列の数が、前記ルックアップテーブルの行及び列の数に等しい、ステップと、
    前記テーブルの第1のm−1列に値をセットすることによって、前記シンボルベクトルの第1のm−1シンボルのマッピング値を決定するステップと、
    前記テーブルの最後の列にラテン(m−1)超方格を行ごとに挿入するステップと、
    前記ルックアップテーブルを構成するために異なる値を有する行を選択するステップであって、前記ルックアップテーブルの任意の2つの異なる行は少なくとも2シンボルの差を含む、ステップと、
    によって前記ルックアップテーブルを生成するステップを更に含む、請求項に記載の方法。
  5. 第1のm−1列の値は、ビットベクトルのビットの値、バイナリ演算、非バイナリ演算及びコンステレーション標識化のうちの少なくとも1つを使用して決定される、請求項に記載の方法。
  6. 多重サブキャリアジョイント変調プリコーディングを実施するためのコンピュータ実行可能コードを記憶したコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ実行可能コードは、
    入力情報ビットをビットブロックにグループ化するステップと、
    前記ビットブロックをビットベクトルに変換するステップであって、各ビットベクトルが複数のm*gビットを含み、ここで、mは、協調的にプリコードされるサブキャリアの数に等しく、gは、1サブキャリア当たり送信されるべきビット数である、ステップと、
    ルックアップテーブルを使用して前記ビットベクトルの各々をシンボルベクトルにマップするステップであって、各シンボルベクトルが複数のmシンボルを含み、前記ルックアップテーブルの任意の2つの異なる行が少なくとも2シンボルの差を含む、ステップと、
    前記シンボルベクトルをデータサブキャリアに変調するステップと、
    をコンピュータに実行させるものであり、前記ルックアップテーブルの列の値が、ラテン超方格、ラテン行列、ビットベクトルのビット値、バイナリ演算、非バイナリ演算及びコンステレーション標識化のうち少なくとも1つを使用して決定される、コンピュータ可読媒体。
  7. 多重サブキャリアジョイント変調プリコーディングを実施するためのOFDM送信機であって、
    ビットブロックをビットベクトルに変換する第1の直列並列変換器であって、各ビットベクトルが複数のm*gビットを含み、ここで、mは、協調的にプリコードされるサブキャリアの数に等しく、gは、1サブキャリア当たり送信されるべきビット数である、第1の直列並列変換器と、
    ルックアップテーブルを使用して前記ビットベクトルの各々をシンボルベクトルにマップするプリコーダであって、各シンボルベクトルが複数のmシンボルを含み、前記ルックアップテーブルの任意の2つの異なる行が少なくとも2シンボルの差を含む、プリコーダと、
    前記シンボルベクトルをグループ化し、前記シンボルベクトルをデータサブキャリアにマップする第2の直列並列変換器と、
    を有し、前記ルックアップテーブルの列の値が、ラテン超方格、ラテン行列、ビットベクトルのビット値、バイナリ演算、非バイナリ演算及びコンステレーション標識化のうち少なくとも1つを使用して決定される、OFDM送信機。
  8. ワイヤレス媒体を通じて送信されるべき時間ドメイン信号を生成するOFDM変調器を更に有する、請求項に記載のOFDM送信機。
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